カテゴリー: スクーデリア・フェラーリ

  • フェラーリF1代表 「シューマッハは少なくとも2年はハースで走る」

    フェラーリF1代表 「シューマッハは少なくとも2年はハースで走る」

    フェラーリF1のチーム代表を務めるマッティア・ビノットは、ミック・シューマッハは少なくともハースF1チームで2年間は走ることになると語る。

    7回のF1ワールドチャンピオンであるミハエル・シューマッハの息子ミック・シューマッハは、今年FIA-F2でチャンピオンを獲得。フェラーリ・ドライバー・アカデミーの一員であるミックは、フェラーリが技術提携を結んであるハースF1から2021年にF1デビューを果たす。

    マッティア・ビノットは「最初は彼にとって非常に難しくなると思う」とミック・シューマッハのF1昇格に言及。

    「F2とF3での彼の以前のパフォーマンスを見ると、彼は1年目ではなく、2年目に最高のシーズンを過ごしたことがわかる」

    同時にフェラーリはデザイナーであるシモーネ・レストをハースF1に送り込んでおり、両チームとの関係は明らかに近づいている。

    マッティア・ビノットは、21歳のミック・シューマッハが将来フェラーリで走ることを除外していない

    「ミックは1年目に学び、2年目に学んだことを応用すると思う。特に2年目後半の彼は非常に強い」

    「したがって、彼が2年間にそこにいることが重要となるい」

    将来フェラーリに昇格する可能性については「フェラーリ・アカデミーは、F1ドライバーをトレーニングするために作成されたのではなく、フェラーリのF1ドライバーをトレーニングするために作成された」と語った。

  • カルロス・サインツ、フェラーリのF1ドライバーとして仕事を開始

    カルロス・サインツ、フェラーリのF1ドライバーとして仕事を開始

    カルロス・サインツは、2021年の所属チームであるフェラーリのファクトリーを初めて訪れ、シートを合わせを含め、フェラーリドライバーとしての第一歩を踏み出した。

    カロス・サインツは、12月18日(金)にマラネロのファクトリーを初訪問。2021年のF1世界選手権で、フェラーリはシャルル・ルクレールとカルロス・サインツという1968年以来の最年少のペアで戦いに挑む。

    カルロス・サインツは、フェクトリーでこれから一緒に仕事をするエンジニアやメカニックを顔を合わせ、シャルル・ルクレールとともにミーティングに参加。その後、チーム代表のマッティア・ビノットとともにジャーナリスト向けのランチミーティングに参加した。

    シート合わせを行ったカルロス・サインツは、フェラーリの赤いレーシングスーツに身を包むことは“かなり特別”だったと表現し、「僕にとっては特別な日であり、決して忘れることのできない日だ」と語った。

    「僕として、完全に準備はできているし、やる気がある。この新しい挑戦に完全にリフレッシュしている。クリスマスと何日かの休暇を挟んで、できるだけ早くバッテリーを充電できるようにしたい

    「1月のかなり早い時期にここに来て、プッシュを続け、このチームがベストな方向にできるだけ早く前進する手助けをしていく」

    「正直、待ち切れない。すでに初めての打ち合わせやファクトリー見学をしたけど、今日のことは絶対に忘れないだろう。来年が本当に待ちきれません。」

    マッティア・ビノットは、カルロス・サインツの紹介プログラムは“非常に軽い”ものだったと語った。

    「観光客がそうするよなファクトリーツアーだが、少なくともマラネロがどこにあるか、オフィス、部門がどこにあるかを知ることは、彼にとって重要だった」とマッティア・ビノットは語った。

    「1月にスタートするときに、彼が場所を知っていて、ファクトリーを回れるようになることが重要だ。彼のファクトリー見学は、フェラーリの価値観、フェラーリの歴史を深く掘り下げるものになったと思う」

    技術会議はなかったが、マッティア・ビノットは、最初の紹介は「人々を知ること、組織を知るためにエンジニアと会うこと、将来一緒に働く技術者やエンジニアを知ることが重要だった」と付け加えた。

    カルロス・サインツがフェラーリのF1マシンに慣れるための時間は、3月2日から4日にバルセロナ開催される3日間のプレシーズンテストしかない。そのため、マッティア・ビノットはカルロス・サインツが1月に少なくとも1日は2018年F1マシンのステアリングを握ることになると明かした。

    「1月のテストは、フェラーリのマシンとの最初の接触となるだろう」とマッティア・ビノットは語った。

    「古いマシンだが、手順やエンジニアとのコミュニケーションの仕方、エンジニアやチーム自体など、我々の組織がどのようなものか感覚をつかむことが重要なテストになると思っている」

    カルロス・サインツ フェラーリ

    来年、カルロス・サインツは『SF21』と呼ばれる新車のステアリングを握る最初のグランプリで、フェラーリのためにレースをする3人目のスペイン人ドライバーとなる。2人目はフェルナンド・アロンソ(2010年から2014年まで96戦に出場)、1人目は1956年と1957年に5回のレースに出場したアルフォンソ・デ・ポルターゴとなる

    テストドライバーとしてはペドロ・デ・ラ・ロサとマルク・ジェネが在籍したことがあり、マルク・ジェネは今でもXXとF1クライアントプログラムのドライバーのための指導員として関りを持っている。

  • 「フェラーリがシューマッハのためにハースを選んだ理由はわからない」

    「フェラーリがシューマッハのためにハースを選んだ理由はわからない」

    アルファロメオF1のチーム代表を務めるフレデリック・バスールは、フェラーリが2021年にミック・シューマッハを同じフェラーリのF1エンジンを搭載するライバルであるハースF1に配置した理由がわからないと語る。

    7回のF1ワールドチャンピオンであるミハエル・シューマッハの息子ミック・シューマッハは、当初はアルファロメオがF1デビュー先になると考えられていた。しかし、フェラーリはアントニオ・ジョビナッツィをアルファロメオに残留させ、ミック・シューマッハはもうひとつのカスタマーであるハースF1から参戦させることを決定した。

    「まったく分からない」とフレデリック・バスールは Blick に語った。

    「フェラーリにとっては、ミックをハースに連れて行き、チームの安定のためにジョビナッツィを我々と続けさせた方が理にかなっているかもしれない。だが、私には分からない」

    この状況は、フェラーリがハースとの関係をより密接にしていく一方で、アルファロメオとの距離は離れていっている可能性を示している。

    例えば、フェラーリのデザイナーであるシモーネ・レストは、昨年の同じ時期にはアルファロメオにいたが、現在はミック・シューマッハを追ってハースへと出向している。

    「申し訳ないが、それは別の非常に難しい質問だ」とフレデリック・バスールは語った。

    「時々、人生には奇妙なことがある」

    フレデリック・バスールは、アルファロメオが近い将来フェラーリと完全に分裂する可能性があることさえ認めた。

    「我々は2021年の終わりまでフェラーリと契約を結んでいる」とフレデリック・バスールは明かした。

    「次の契約は2022年から2026年までの新車になるため、契約書を確認する必要がある」

    次の契約もフェラーリと結ぶことになるのかと質問されたフレデリック・バスールは「そうとは断言できない。結婚のようなものだ。同じ女性と永遠にとどまるという保証はない」

    「パートナーシップには、常に浮き沈みがあることを考慮する必要があり、我々は自分自身に最良の取引は何かを問いかけなければならない」

    「これまで、フェラーリは主に確固たるパートナーだった」

    しかし、2020年のフェラーリはF1エンジンのパフォーマンスに大いに苦戦した。

    フレデリック・バスールは「それはあなたの解釈だが、私としてはあなたにあまり反対することはできない」と語った。

    「信頼性は別として、我々は結果に満足することはできない。だが、今年はフェラーリにとって完全な惨事だったに違いない」

    最後に、フレデリック・バスールは、リザーブドライバーのロバート・クビアトとタイトルスポンサーのPKNオーレンが2021年も引き続き残ることを明らかにした。

    「彼らは最も困難な年の我々のすべての活動に満足している。それは素晴らしいニュースだ」とフレデリック・バスールは語った。

    「我々はすべてのエリアで改善しなければならないことを分かっている。そしてフェラーリから何かが来るのであれば、我々は目標をさらに高く設定することができる」

  • フェラーリF1、2021年F1マシン『SF21』はプレシーズンテストで公開

    フェラーリF1、2021年F1マシン『SF21』はプレシーズンテストで公開

    フェラーリF1は、2021年シーズンを戦うマシンは『SF21』という名前になり、プレシーズンテスト前に発表することを明らかにした。

    2021年F1マシンは、新型コロナウイルスへの対応として開発が制限され、シャシーはほぼ今季マシンと同じになる。フェラーリのF1チーム代表を務めるマッティア・ビノットは、金曜日に行った記者会見で新車は現在のSF1000の進化型になると述べた。

    「来年はすでにマシンの名前が決まっている。マシンはSF21と呼ばれる」とマッティア・ビノットは語った。

    「来年は2022年への移行だと考えているので、非常に単純な名前となった。なので、マシンの名前はSF21のままにしておこう。部分的に凍結されたマシンであることは確かであり、2020年と同じシャシーとなる」

    「来年のマシンの発表は異なる方法で行う。まず、チームとドライバーを、ファン、パートナー、ジャーナリストに紹介するイベントを開催する。だが、我々は2番目のイベントを開催する可能性がある。それは直接バルセロナの冬季テストで行われる可能性があり、そこでマシンを発表する。幾分、異なるやり方になるだろう」

    2020年はフェラーリにとって失望のシーズンとなった。2019年のパワーユニットがレギュレーションの抜け穴を悪用したと判断され、FIAは取締りを強化。その結果、パワーユニットのパフォーマンスは大幅に低下し、フェラーリはコンストラクターズ選手権を6位で終えた。

    マッティア・ビノットは、2021年はエンジンを大幅に改善する必要があると述べた。

    「エンジンはダイナモでうまく作動していることを確認できる」とマッティア・ビノットは明かした。

    「パフォーマンスの面では、順調に進んでいると思う。2020年に比べてかなり大幅に改善している」

    「パワーユニットとしての競争力を取り戻すと思う。我々がその分野でワーストになることはないと思っている。それは私がダイナモで見た数字から得た感覚だ。しかし、他の人が何をしているのか、どれだけ進歩しているかはわからない」

    シャシー自体に関しては、マッティア・ビノットは、開発制限が空力面の重要な進歩を妨げることはないと語る。

    「弱点に対処する際に、私はパワーユニットについて何度も言及してきた。しかし、2020年のマシンはドラッグが非常に高かった。2021年のマシンを見れば、ドラッグは何らかの形で確実に対処されていると思う。」

    同時に、マッティア・ビノットは、フェラーリが再びメルセデスに挑戦するのは時期尚早だと強調しつつも、マクラーレン、レーシングポイント、ルノーとの3位争いに参加できるようになることを期待していると語る。

    「ベストチームとのギャップは非常に大きく、来年それが埋めることはないだろう」とマッティア・ビノットは認める。

    「だが、3位は不可能ではないし、それが来シーズンの私たちの最低限の目標であるべきだ」

  • 「私ならフェラーリF1を修復できる」と元会長ルカ・ディ・モンテゼーモロ

    「私ならフェラーリF1を修復できる」と元会長ルカ・ディ・モンテゼーモロ

    2014年までフェラーリの会長を務めていたルカ・ルカ・ディ・モンテゼーモロは、自分なら現在苦境に陥っているフェラーリF1チームを“修復”することができると語った。

    今年、フェラーリF1は競争力がなく、コンストラクターズ選手権6位という過去数十年で最低の結果で終えた。また、最終戦アブダビGPの週末にはCEOを務めていたルイス・カミッレーリが突然の辞任を発表してパドックに衝撃を与えた。

    「フェラーリに戻ることは可能か? その質問は私にするべきではない」とルカ・ディ・モンテゼーモロは RAI に語った。

    「誰からも何も言われていない。だが、どういう問題があり、どうすればそれらを修復することができるのか、私なら分かっている。チームは非常に困難な時期を迎えているし、現在の状況を見ると心配になる」

    「私がいた時代とは非常に異なるフェラーリになっている。株式市場に多くの注意を払い、自動車の製造台数も増えてきている。F1を知らない者リーダーを務めているのも始めた」

    「カミッレーリの辞任を受けて、彼らがいいCEOを選ぶことを期待している。強化すべきチームがあるわけだからね」

    「私としてはフェラーリを率いるのに最も適しているのはステファノ・ドメニカリだと思っているが、彼はそれとは違う新たなポジションで非常にうまくやるはずだ」

    「私も前向きでいようとはしているが、フェラーリがシーズンを通じて一度もレースをリードすることができなかったのは心配だ」

    今年のフェラーリは何が間違っていたと思うかと質問されたルカ・ディ・モンテゼーモロは「まず第一にF1では横並びの組織はうまく機能しない」とコメント。

    「経験や知識、そして、恐らくどうすれば最高のチームが組織できるのかを考える謙虚さが足りない者たちの典型だ」

    「次に、勝利を得るためには新たな技術を持つ者を加える必要がある。私には非常に強いチームがあったが、それは常に経験のある人材を選ぶようにしていたからだ」

    また、現F1チーム代表のマッティア・ビノットについて「彼は非常に孤立しているように見える」とルカ・ディ・モンテゼーモロは語った。

  • フェラーリF1、カラム・アイロットを2021年のテストドライバーに起用

    フェラーリF1、カラム・アイロットを2021年のテストドライバーに起用

    フェラーリは、2021年のテストドライバーとしてアカデミードライバーのカラム・アイロットを起用することを発表した。

    カラム・アイロットは、今年のFIA-F2で3勝を含めた5回の表彰台を獲得し、最終戦までミック・シューマッハとタイトルを争いランキング2位で終えた。火曜日に開催されたF1ヤングドライバーテストにアルファロメオから参加し、8番手タイムを記録している。

    「来年からテストドライバーとしてスクーデリア・フェラーリに加わることができてとてもうれしい」とカラム・アイロットはテスト後に語った。

    「チームがコース内外で行う仕事に貢献すること、そして、このエキサイティングな新しい挑戦から学ぶことができるすべての新しいことにを楽しみにしている。ドライバーとして進歩を続けるために全力を尽くして良い仕事をして、できる限り多くの経験を積みたいと思っている」

    「この素晴らしい機会とサポートを提供してくれたフェラーリ・ドライバー・アカデミーとスクーデリア・フェラーリに感謝している。過去3年間、彼らのプログラムに参加できたことを光栄に思っているし、一緒に旅を続けられることをうれしく思う」

    カラム・アイロットは、ハースとアルファロメオが2021年のラインナップを確認するまでそれぞれのシートにリンクされていた。ニュルブルクリンクで開催されたF1アイフェルGPではFP1にハースから参加する予定だったが、悪天候によってキャンセルとなった。

    以前にフィオラノで2018年仕様のフェラーリのF1マシンをテストしているカラム・アイロット、2021年にレースドライバーのシャルル・ルクレールとカルロス・サインツをサポートするためにフェラーリF1でさらに責任を負うことになる。

  • セバスチャン・ベッテル 「フェラーリのみんなのことは忘れない」

    セバスチャン・ベッテル 「フェラーリのみんなのことは忘れない」

    フェラーリF1のセバスチャン・ベッテルは、チームとの最後のレースとなったF1アブダビGPを14位でフィニッシュ。ドライバーズランキングは13位とキャリア最低の成績でシーズンを終えることになった。

    4回のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルは、2015年にフェラーリに移籍したが、この6シーズンでマラネロにタイトルをもたらすという目標を達成することができず、2021年からはアストンマーティンへと移籍する。

    最後のレースとなったF1アブダビGPでも、スピード、戦略ともに噛み合わず、14位でフェラーリF1での最後のレースを終えることになった。

    「今日については言及するべきことは何もないと思う」とセバスチャン・ベッテルは Sky F1 のインタビューで語った。

    「私たちにとってはかなり貧弱なレースだった。でも、特に序盤は多くの戦いがあって楽しんだ。セーフティカーのタイミングは痛手だった。ハードタイヤで長くステイアウトしようとしていた僕たちは最も攻撃されやすかった」

    「僕たちはあらゆることを試した。メカニックにグリッドでさようならと手を振る感情的な日だった。だから、そこには別の活力と意図があると感じていたた」

    「みんなことを思うと。彼らのことを恋しく思うだろう、でも、新しい旅に出ることができてうれしい」

    レース後、フェラーリはセバスチャン・ベッテルにサッカーのチャンピオンズリーグのビッグイヤーに似た巨大なシルバーのトロフィーを贈呈。体調不良で帰国したチーム代表のマッティア・ビノットは不在だったが、全員で集合写真に納まった。ベッテルはスタッフにビールを配って回った。

    セバスチャン・ベッテルは、フェラーリのレース後のプレスリリースで以下のようにつけくわえた。

    「このレースを覚えていることはないだろう。でも、チームメンバー、メカニック、エンジニア、ケータリングの人たち全員の行為を忘れることはないだろう。今日は違ったエネルギーがあったと思う。それを感じることができたし、いつまでもそれを持ち歩こうと思う」

    「シャルルのことも絶対に忘れない。もちろん、彼はあちこちで僕に頭痛を与えたし、僕たちは人生とキャリアの非常に異なるステージにいる。でも、彼がいいヤツなのは確かだし、彼はな長い道のりを歩んでいくと思う。彼は将来を背負って立つ男になるだろう。彼がふさわしいマシンを得られることを願っている」

    「全体的に、来年はみんながもっと良いシーズンを過ごせることを願っている。明らかな理由でとても大変で疲れるシーズンだった。来年はすべてがマスクの後ろに隠されずに笑顔、怒り、悲しみを目にできることを願っている。それが僕が一番願っていることだ。新しい旅を始めるのを楽しみにしているけど、今は家に帰って充電できることを楽しみにしている」

    セバスチャン・ベッテル(フェラーリ / 2020年F1アブダビGPlセバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレール(フェラーリ / 2020年F1アブダビGP

  • セバスチャン・ベッテル、フェラーリ最後の予選でもマシンに馴染めず

    セバスチャン・ベッテル、フェラーリ最後の予選でもマシンに馴染めず

    セバスチャン・ベッテルは、フェラーリでの最後の予選となったF1アブダビGPでもマシンと馴染むことはできなかった。予選を終えて、フェラーリがグリッド上のドライバー間で最大のペースギャップがあることは“謎”だと語った。

    シーズン開幕前、セバスチャンは今シーズン限りでフェラーリを放出されることが発表された。それ以降、セバスチャン・ベッテルは多くのレースでシャルル・ルクレールに対して大きなタイム差をつけられた。

    セバスチャン・ベッテルが33ポイントしか獲得できていないのに対し、シャルル・ルクレールは98ポイントを獲得。ドライバーズ選手権のランキングでは6位と13位という差がついた。

    外部から見ても本当に同じマシンに乗っているのか疑わしいほどであり、数か月前にはセバスチャン・ベッテル自分も妨害行為を受けているのではないかと疑問を口にするほどだった。アブダビではそれについて言及しなかったが、フェラーリがグリッドの上のチームのなかで最大のデルタが開いているのは“謎”だと語った。

    アブダビでも、シャルル・ルクレールはQ3進出を果たして9番グリッドを獲得したが、セバスチャン・ベッテルはベストタイムでルクレールより0.7秒遅く、Q2敗退を喫して13番手で予選を終えた。

    「マシン間にこんなに大きなデルタがあるのは明らかに謎だ。ピットレーンのどこにもこんなに大きなデルタがあるとは思わない」とセバスチャン・ベッテルは語った。

    「でも、自分の予選、ラップには満足している。常にもう少しがあると感じるものだ。すべてを考慮に入れれば、0.1秒くらいかもしれないけど、明日何ができるか見てみよう」

    「もっと上位ならよかったけど、うまくいかなかった。良いセッションでした。自分自身には満足している。結果には満足していないけどね。今年は何度もこんな感じだった」

    明日のF1アブダビGPは、フェラーリとの6年間を終える最後のレースとなる。個人的には感情的になっているが、コース上ではチェッカーフラッグを受けて、SF1000に別れを告げることを楽しみにしていると語る。

    「明日は、特にメカニックやガレージのスタッフたちと感情的なものになるだろう」とセバスチャン・ベッテルは語った。

    「明らかに、結果に関しては、それほど高くはない。だから、チェッカーフラッグを見るのを楽しみにしている」

    4回のF1ワールドチャンピオンに別れを告げるという点では、フェラーリからそれほど多くのものはなかった。チームメイトのシャルル・ルクレールは、ベッテルのデザインを模したヘルメットで敬意を表している。

  • シャルル・ルクレール、ベッテルへの感謝を示したヘルメットを着用

    シャルル・ルクレール、ベッテルへの感謝を示したヘルメットを着用

    フェラーリF1のシャルル・ルクレールは、2020年のF1世界選手権 最終戦 F1アブダビGPの初日に、今シーズン限りでチームを去るセバスチャン・ベッテルに敬意を表したヘルメットを着用した。

    4回のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルは、2015年にフェラーリに移籍したが、この6シーズンでマラネロにタイトルをもたらすという目標を達成することができず、2021年からはアストンマーティンへと移籍する。

    フェラーリは、セバスチャン・ベッテルの後任としてカルロス・サインツと契約。マッティア・ビノットは、伝統に逆らいシャルル・ルクレールとカルロス・サインツという2人のヤングガンに目を向けた。

    F1アブダビGPにシャルル・ルクレールはスペシャルヘルメットを用意。セバスチャン・ベッテルが過去数年間で使用してきた象徴的な白のカラーリングをベースに、ベッテルがドイツ国旗のストライプを部分に自分の出身国であるモナコ国旗でストライプを入れ、ヘルメットの上部に『Danken SEB(ありがとう、セブ)』とドイツ語でメッセージを入れた。

    金曜日のフリー走行を終えて、セバスチャン・ベッテルはチームメイトの行為に感謝の意を表した。

    「僕に捧げるヘルメットで今日は知ってくれたシャルルの素晴らしい行為に感謝している。今週末、ファンに応援してもらえるなにかを提供できるとを願っている」とセバスチャン・ベッテルは語った。

    だが、フェラーリとの最後のレースとなるF1アブダビGPでセバスチャン・ベッテルは相変わらず苦戦を強いられている。FP2ではトップからほぼ2秒遅れの15番手。一方、チームメイトのシャルル・ルクレールはバルテリ・ボッタスから1.2秒遅れだったものの、ベッテルよりも0.7秒速いタイムで8番手で終えた。

    セバスチャン・ベッテルは「今日はかなり多くの作業を行ったけど、特にソフトに関して、タイヤを適切な操作ウィンドウに入れることができなかったため、まだやるべきことがある」とコメント。

    「予選では、多かれ少なかれ先週末と同じ立場にいると思う。非常に良いラップを刻むことができれば、Q3に到達できるかもしれない。そうなればチームとの最後のレースにとってポジティブだろうね」

    フェラーリ:シャルル・ルクレール 2020年 F1アブダビGP ヘルメットフェラーリ:シャルル・ルクレール 2020年 F1アブダビGP ヘルメットフェラーリ:シャルル・ルクレール 2020年 F1アブダビGP ヘルメットフェラーリ:シャルル・ルクレール 2020年 F1アブダビGP ヘルメット

  • フェラーリF1代表、体調不良でイタリアに帰国…新型コロナとは無関係

    フェラーリF1代表、体調不良でイタリアに帰国…新型コロナとは無関係

    フェラーリF1のチーム代表を務めるマッティア・ビノットは、体調不良によってイタリアに帰国。F1アブダビGPを欠席するが、新型コロナウイルスではないとしている。

    今年、マッティア・ビノットは、トルコとバーレーンの2つのレース週末を欠席し、ファクトリーで2021年F1マシンの開発を指揮した。その間、現場のリーダーシップはスピーティングディレクターのローラン・メキーズが引き継いでいた。

    マッティア・ビノットが木曜日に帰国したことで、今週末も再びローラン・メキーズがチームの指揮をとることになる。一方、マッティア・ビノットは軽度の病気から回復するために数日間の休養をとるとされている。

    したがって、セバスチャン・ベッテルのフェラーリF1との最後のレースの場にマッティア・ビノットは不在ということになる。

    4回のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルは、今シーズン限りでフェラーリを離れ、来年はアストンマーティンに移籍。フェラーリには後任としてマクラーレンからカルロス・サインツが加入する。

    現在、フェラーリは、コンストラクターズ選手権で131ポイントを獲得して6位につけており、5位のルノーから41ポイント、8位のアルファタウリ・ホンダからは28ポイント差となっている。