カテゴリー: FIA F2

  • コルトン・ハータ 2026年にF2に転向:キャデラックF1チームCEOが発表

    コルトン・ハータ 2026年にF2に転向:キャデラックF1チームCEOが発表

    コルトン・ハータは2026年にインディカーからフォーミュラ2へ衝撃的な転向を果たすと、キャデラックF1チームのCEOダン・タウリスが発表した。

    キャデラックはF1初参戦のシーズンに、ベテランのセルジオ・ペレスとバルテリ・ボッタスを起用する一方、水曜にはハータをテスト兼開発ドライバーに任命。アメリカブランドとして米国人ドライバーの育成を重視する姿勢を明確にした。

    しかし最大のニュースは、インディカーのトップドライバーがF2に転向するという前例のない決断だ。2024年インディカーのランキング2位だったハータは、2027年のF1デビューを視野に入れ、再びジュニア・シングルシーターへと身を投じる。

    タウリスは「我々は幸運にもアンドレッティのインディカーチームでコルトンを走らせることができたが、今彼はF1という夢を追いかけようとしている。そしてそのためにかなり大きなリスクを取ることになる」とポッドキャスト「Off Track with Hinch and Rossi」

    「インディカーを離れ、直接F1に行くのではなく、テスト兼開発ドライバーとして、F2に挑戦する。サーキットを覚えなければならないし、タイヤも学ばなければならない。タイヤはインディカーとまったく違うんだ。そのリスクを取って夢を追おうとするコルトンを、これ以上なく誇りに思う」

    ハータが2027年にキャデラックのF1シートを得る現実的な可能性はあるのかと問われ、タウリスはこう答えた。
    「私はコルトンがチャンスを得ると確信している。ただし彼はそれを勝ち取らなければならない。特権的に与えられるものではないし、保証されてもいない。F1にふさわしいと証明するために挑戦するんだ」

    「彼の決断で最も称賛すべきは、居心地の悪い環境に身を置くことを選んだ点だ。彼ができる最も楽な選択は、インディカーに残り、十分な報酬を得ながら次の目標を目指すことだった。でも彼はあえて常識外れの道を選んだ。多くの新しいことに直面しなければならない、とても居心地の悪い状況に飛び込んだんだ。彼は大きく成長するだろうし、目の前には大きなチャンスが広がっている」

    コルトン・ハータ F1 キャデラック

    25歳のハータは過去にもF1シートに接近したことがある。最初は2021年、アンドレッティがザウバー買収を試みたときだ。タウリスは振り返る。

    「彼はスイスに渡ってシミュレーターに乗り、1時間以内に当時のF1ドライバー2人より速く走った」

    当時チームにいたのは2007年のワールドチャンピオン、キミ・ライコネンとアントニオ・ジョビナッツィだった。しかし買収交渉は最終段階で「支配権を巡る問題」により破談したと、マイケル・アンドレッティが2021年11月に明かしている。

    その後もアンドレッティはF1参入を申請し続ける中、ハータは2022年7月にポルティマオでマクラーレンのテストを2日間実施。さらにレッドブルも、アルピーヌに移籍するピエール・ガスリーの後任候補としてハータに注目した。

    しかし、2020年と2021年にインディカーでランキング3位と5位を獲得した実績がありながらも、ハータはスーパーライセンスの資格を満たしていなかった。アルピーヌはガスリーの移籍を円滑にするため、ハータにプライベートテストの機会を設けようとしたが、FIAはスーパーライセンスの発給を拒否。結果、レッドブルはハータを諦めざるを得なかった。

    それでも若くして積み上げた豊富な経験は、キャデラックにとって最も魅力的な米国人ドライバーとなった。

    「彼はF1の世界ではあまり知られていないが、多くのテスト経験を積んでいる。レッドブルから関心を持たれたこともその証拠だ」とタウリスは強調。さらにアレクサンダー・ロッシから「なぜコルトンがキャデラックの将来を担う存在になれるのか」と問われると、こう答えた。

    「これまでの様々なテストで、コルトンはF1タイプのマシンで非常に高いポテンシャルを示してきた。高速コーナーに強く、ストリートやロードコースでも素晴らしい成績を収めてきた」

    事実、ハータのインディカー9勝すべてと表彰台11回のうち10回は、このタイプのコースで挙げられている。

    「コルトンは新しい情報への適応が非常に速いし、複雑な操作をこなす走り方に慣れている。これらすべてがF1で必要とされる能力なんだ」とタウリスは結んだ。

  • コルトン・ハータ F1スーパーライセンス取得のためにF2参戦報道

    コルトン・ハータ F1スーパーライセンス取得のためにF2参戦報道

    インディカーのスター、コルトン・ハータがレッドブルF1チームと以前に関連付けられていたが、F1に移籍するために必要なFIAスーパーライセンスを取得する目的でF2グリッドに加わるとの噂が広がっている。火曜日にメディア対応を行った際にハータ自身がこの噂を否定しなかったことで、憶測はさらに強まっている。

    2025年のインディカーシーズンはまもなく終了するが、グリッド上の複数ドライバーの将来をめぐる噂が渦巻いている。

    ハータがF1で走るためにはスーパーライセンスが必要であり、それを取得するためにF2シリーズへ送り込まれるのではないかと噂されている。

    トーリスは以前、キャデラックの2シートのうち1つにアメリカ人ドライバーを起用したいと語っており、アンドレッティとのつながりからハータの名前が取り沙汰されていた。しかし、25歳のハータはまだFIAスーパーライセンスを持っておらず、それがF1参戦を妨げる要因となった。これにより、2023年にレッドブルの姉妹チームであるレーシングブルズ(当時はアルファタウリ)と契約することもできなかった。

    ハータはF2移籍の可能性について質問を受けたが、噂を否定することはせずに答えをはぐらかした。

    「おやまあ、正直その件についてコメントすることは何もない」とハータはAP通信に語ったとされる。

    噂を否定しないことで憶測を生んでいると指摘されると、彼はこう付け加えた。

    「そうだね。でもそれによって人々が僕についてもっと話すようになる。もしかしたら僕の評価を少し上げるかもしれない」

    キャデラックはすでに2026年シーズンのドライバーラインアップとしてバルテリ・ボッタスとセルジオ・ペレスを発表したが、トーリスは将来的にハータを1シートに据えることに依然として関心を持っている可能性がある。

    コルトン・ハータ F1

    2026年にレッドブルが注目しているとされる別のインディカースター
    インディアナポリスを拠点とするニュース媒体「IndyStar」は8月25日(月)に、レッドブルが2026年シーズンに向けてインディカー王者アレックス・パロウの獲得に具体的な関心を持っていると報じた。もし実現すれば、スペイン人のパロウがオランダ人のマックス・フェルスタッペンと組むことになる。

    コルトン・ハータは以前レッドブル・グループにスカウトされていたが、スーパーライセンスを持たなかったために移籍は実現しなかった。これに対し、28歳のパロウは2021年にインディカー初タイトルを獲得した際にすでにスーパーライセンス資格を得ており、2022年にはマクラーレンでFP1デビューも果たしているため、その問題はない。

    しかし8月25日(火)に「F1-Insider」が前日の報道を否定し、噂の出どころはパロウの代理人ダニエレ・アウデットであり、レッドブルは4度のインディカー王者に関心を示していないと伝えた。

    ミルトンキーンズに拠点を置くチームが2026年にフェルスタッペンのチームメイトとして誰を起用するかは依然不明である。パロウは、レッドブルの「ナンバー2」候補リストに名を連ねた最新の人物に過ぎない。

  • レッドブルF1期待の星アービッド・リンドブラッド 18歳の誕生日を迎える

    レッドブルF1期待の星アービッド・リンドブラッド 18歳の誕生日を迎える

    レッドブル・ジュニアのアービッド・リンドブラッドが金曜日に18歳の誕生日を迎えた。しばしばマックス・フェルスタッペンと比較されるこのF2ドライバーは、インスタグラムでレッドブルへの感謝を込めたメッセージを投稿した。

    リンドブラッドは現在FIA F2選手権に参戦しており、今年3月のサウジアラビア・ジェッダでスプリントレースを制し、シリーズ史上最年少優勝記録を更新した。

    さらに7月には、F1公式セッションに初めて参加。イギリスGPのフリー走行1回目で角田裕毅の代役を務め、マックス・フェルスタッペンらと同じコースを走った。
    このとき彼はまだ17歳だったが、通常F1セッションへの参加資格が得られる18歳を待たず、レッドブルの特別要請によりFIAが特例でスーパーライセンスを発給した。

    そして金曜日、正式に18歳を迎えたリンドブラッドはインスタグラムでこう綴った。

    「今日で18歳!これまで本当にワイルドで楽しく、そしてチャレンジングな旅だったし、まだ始まったばかり。家族や、これまで支えてくれた皆さん──オリバー・ローランド、サム・ヴィレッジ、レッドブル、マルコ博士、ロッキー、本当にありがとう。最高の瞬間はこれからだ!」

    投稿には幼少期の写真も複数添えられ、小さな頃からレッドブル・レーシングのグッズを身に着けていた様子や、現在所属するドライバーアカデミーのチームウェア姿も収められていた。

    今季序盤、GPblogの取材でフェルスタッペンと比較されることについて問われたリンドブラッドは、「4度のワールドチャンピオンと比較されるのは嬉しいけれど、自分がやるべきことに集中している」と答えている。

  • ジャック・クロフォード キャデラックF1参戦でF2王座に意欲「僕を逃すな」

    ジャック・クロフォード キャデラックF1参戦でF2王座に意欲「僕を逃すな」

    ジャック・クロフォードは、もし今季F2でチャンピオンを獲得しても、2026年にF1参戦を控えるキャデラックからの起用がなければ「彼らにとっての機会損失だ」と語った。

    アメリカ・ノースカロライナ州シャーロット出身の20歳、現在F2選手権でランキング2位につけるクロフォードは、ESPNのポッドキャスト『Unlapped』に出演し、こう主張した。

    「彼らがどうしたいのかを判断するのは難しい。アメリカ人ドライバーをいつか起用したいという話は聞いてるけどね。僕から見れば、もしF2でチャンピオンになるか、かなり上位でシーズンを終えることができたら、アメリカ人を起用しないのは“逃したチャンス”だと思う」

    「もちろん、チームにとって最初から新人ドライバーを乗せるのが理想的とは限らない。でも僕自身としては、それが正当な見方だと思ってる」

    キャデラックは2026年のF1参戦に向けて準備を進めており、ドライバーラインアップはまだ未定。F1での優勝経験を持つセルジオ・ペレスやバルテリ・ボッタスが有力候補と報じられているが、両者ともアルピーヌからの関心もあるとされ、状況は流動的だ。

    「ドライバーは後回し」─ キャデラックの優先事項と“待ちのゲーム”

    チーム代表のグレアム・ロードンは、現在の最優先事項はチーム体制の構築であり、ドライバー決定は「優先順位の下位にある」と明言。クロフォード自身もこう語っている。

    「それは僕だけじゃなくて、シートを狙っている他のドライバーにも同じように言ってるみたい。だから今は完全に“待ちのゲーム”だよ。ドライバーにとってはつらいけど、今は何もできることがない。宙ぶらりんの状態さ」

    「キャデラックの人たちに自分をアピールしようとする段階ではない。僕のマネージャーが主にやり取りしているし、今のところ僕が頻繁に会話する必要はない。何より大事なのはF2で結果を出すこと。F1に近づくにはそれしかない」

    アンドレッティとの自然な接点「すでにファミリーの一員」
    クロフォードは2023年末からアンドレッティのフォーミュラEチームでリザーブドライバーを務めており、このつながりがキャデラックとの会話をスムーズにしていると語る。キャデラックF1チームは、当初アンドレッティ名義でF1参戦を目指していた経緯があり、現在もアンドレッティのフォーミュラE運営母体であるTWGモータースポーツがF1プロジェクトを担当している。

    「それは僕にとってかなり自然なリンクになってる。昨年の終わりにアンドレッティのフォーミュラEプロジェクトに加わってたから、話しやすい環境だったよ。もうファミリーの一員って感じがある」

    「今振り返ると、あのタイミングは完璧だった。10月にアンドレッティに加わって、その翌月の11月末にF1プロジェクトの話が(外部に)発表されたからね」

    なお、キャデラックのF1プロジェクトは現在、ディズニープラスでのドキュメンタリー作品としても制作が進行中で、ハリウッド俳優キアヌ・リーブスが出演することが明らかになっている。

    F2王者を目指すクロフォード、キャデラックF1昇格に意欲「乗れなければ機会損失」クロフォードがF1入りへアピール

    F2からF1への“直行ルート”を狙うクロフォード
    クロフォードは元レッドブル育成ドライバーで、現在はアストンマーティンの開発ドライバーでもある。F1を目指すうえでF2の成績が極めて重要であることは自覚しており、実際に今季はここまで3勝を挙げ、ランキング2位と結果でアピールを続けている。

    F1では近年、若手の登用が進んでおり、2025年シーズンでは5名のルーキードライバーがグリッドに並ぶ。新人×新チームという構図は一見ハードルが高いが、クロフォードのような実績ある若手なら十分に検討対象となり得る。

    「できることはF2で成績を残すことだけ。それがF1のシートを手に入れる最も重要な手段だし、僕が今集中しているのはそこだけなんだ」

    若きアメリカ人ドライバーが、母国ブランドとともにF1の舞台に立つ日は訪れるのか。その鍵は残りのF2シーズンにかかっている。

  • レッドブルF1育成リンドブラッド F2失格処分に「当然得るべきものを奪われた」

    レッドブルF1育成リンドブラッド F2失格処分に「当然得るべきものを奪われた」

    レッドブルF1のジュニアドライバーであるアービッド・リンドブラッドは、先週末のFIA F2ベルギーGP決勝で失格となった件について声明を発表し、「僕たちが当然得るべきものを奪われた」と語った。

    リンドブラッドは日曜のF2決勝(フィーチャーレース)で2位フィニッシュを果たしたが、レース後の車検でタイヤ圧が規定値を下回っていたことが判明し、失格処分を受けた。ピレリが設定したウェットコンディションでの最低空気圧は、フロント16.0 PSI、リア14.0 PSIだが、リンドブラッドのすべてのタイヤがこれを下回っていた。

    レースでは、マクラーレンF1ジュニアでロダン所属のアレックス・ダンがトップでフィニッシュしたものの、フォーメーションラップ中のスタート手順違反により10秒加算ペナルティが科されたことで、リンドブラッドが繰り上がり優勝となるはずだった。

    しかし、リンドブラッドの失格により、最終的にチェコ出身のロマン・スタネク(21歳)が今季初優勝を飾った。

    「全力を尽くしたが、他の要因が妨げた」と悔しさ滲むコメント
    リンドブラッドはSNSを通じて声明を発表し、次のように語った。

    「スパは僕たちが目指してきた結果にはならなかった。僕はすべてを出し切った。自分のコントロール下にあることはすべて最大限やったけど、ほかの要因によって、僕たちが当然得るべきものを奪われてしまった」

    「それでも僕は戦い続けるし、チームとともに前に進む。ハンガリーで必ず巻き返すよ」

    今回の失格は、F2タイトル争いを展開しているリンドブラッドにとって大きな痛手となった。過去3大会でわずか5ポイントしか加算できておらず、首位レオナルド・フォルナローリとのポイント差は41点に広がっている。シーズンは残り5ラウンド。

    なお、レーシングブルズF1ドライバーで昨年のF2ランキング2位のアイザック・ハジャーも、リンドブラッドの投稿に「いいね」で反応している。

    アービッド・リンドブラッド レッドブル F1タイヤ規定違反で失格、リンドブラッドの優勝は幻に

    リンドブラッドは今月、角田裕毅の代役でFP1デビュー

    リンドブラッドは今月のF1イギリスGPで、レッドブルから金曜FP1に出走。角田裕毅のマシンを借りて走行し、14番手タイムを記録。4度の世界王者マックス・フェルスタッペンから約0.5秒遅れのタイムだった。

    このFP1出走は、FIAから18歳未満のF1スーパーライセンス取得の特例承認を得た直後の出来事であり、彼は8月8日の誕生日前にF1出走が可能な状態となっている。

    当時のレッドブル・チーム代表であるクリスチャン・ホーナー(現・前代表)も、リンドブラッドについて「将来有望な逸材」と評価していた。

    「彼はよくやったと思う。レッドブル・ジュニア育成の産物として、17歳でここシルバーストンのような難しいサーキットに飛び込み、フェルスタッペンから0.5秒差というのは立派だ。フィードバックも明確で的確だった。将来が楽しみな存在だよ」

  • 宮田莉朋が予選2番手&レース2は2位でF2初表彰台獲得

    宮田莉朋が予選2番手&レース2は2位でF2初表彰台獲得

    7月25日(金)から27日(日)にかけて、ベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットでFIA-F2第9戦が開催された。TGRドライバー・チャレンジ・プログラム(TGR-DC)から参戦中の宮田莉朋は、予選で自己最高位となる2番グリッドを獲得。リバースグリッドのスプリントレース(レース1)では8位入賞を果たし、ポイントを獲得した。フィーチャーレース(レース2)では最前列からスタートし、自己最高位の2位でフィニッシュ。FIA-F2参戦2年目で初の表彰台に立った。

    スパ・フランコルシャン・サーキットで開催された第9戦で、ART Grand Prixに所属する宮田莉朋が初表彰台を獲得した。F1直下のカテゴリーであるFIA-F2に参戦している宮田莉朋は、今季よりARTグランプリに移籍。2年目のシーズンに挑んでいる。第7戦と第8戦の2連戦を終え、3週間のインターバルを経て臨んだのがこのスパ戦だ。1周7kmとシリーズ中最長を誇るスパは、数多くのドライバーに愛される伝統のコースで、宮田莉朋は昨年のフィーチャーレースで7位を記録しており、ヨーロピアン・ル・マン・シリーズでも経験のある馴染み深いサーキットだ。

    【予選】
    25日(金)の午後3時、予定より5分遅れで予選が始まった。午前中のフリー走行で6番手につけた宮田莉朋は、最初のアタックで9番手を記録。ピットイン後、タイヤ交換を経て挑んだラストアタックで素晴らしい走りを見せ、自己最高位となる2番グリッドを獲得した。

    【スプリントレース】
    26日(土)は曇り空の下、気温21度、路面温度38度というコンディションで午後1時45分から18周のスプリントレースが行われた。予選トップ10がリバースされるため、宮田莉朋は9番手からスタート。好スタートを決めて1つ順位を上げたが、1コーナーとオー・ルージュでのクラッシュにより1周目からセーフティカーが導入された。

    4周目に再スタートが切られた後、序盤はペースが上がらず、ライバルに先行を許して10位に後退。それでも差を保ちながら後半のチャンスをうかがった。12周目には接触によってグラベル上にストップした車両が出たため、この日2度目のセーフティカーが登場。宮田莉朋を含む中団勢は一斉にソフトタイヤへ交換すべくピットに向かい、宮田莉朋は9位でコースに復帰した。

    14周目の再スタートでは、タイヤを交換したドライバーたちが未交換車両に対して激しく攻める展開となり、宮田莉朋も1台をオーバーテイクして8位へ浮上。だが17周目にケメルストレートで1台がストップし、3度目のセーフティカーが入ったことで、そのままセーフティカー先導下でチェッカー。宮田莉朋は8位でフィニッシュし、今季4度目の入賞を果たした。

    宮田莉朋 フォーミュラ2(FIA-F2)

    【フィーチャーレース】
    27日(日)は天候が一転して雨模様となった。直前のFIA-F3レースは悪天候で不成立となったが、FIA-F2のフィーチャーレースが始まる頃には雨が止み、午前10時、気温16度、路面温度20度のコンディションでレースがスタート。ケメルストレートなどでは水煙が上がる状況のなか、セーフティカー先導による3周のフォーメーションラップの後、ローリングスタートが切られた。

    2番手スタートの宮田莉朋は、1コーナーで後続に抜かれるも、ケメルストレートのエンドで抜き返し、再び2位に復帰。序盤は首位のマシンに離されたが、タイヤが温まった3周目以降に差を詰め、7周目にはテール・トゥ・ノーズの接近戦を展開した。

    8周目以降、中団勢がタイヤ交換のためにピットイン。宮田莉朋は12周目終了時にピットに入り、6位でコースへ復帰。その後、他の車両も続々とピットに入り、13周目には3位に浮上した。

    その13周目の最終シケインでは、ピット戦略で先行していたライバルを見事にオーバーテイクし、再び2位へとポジションを上げた。しかし、16周目のプーオン(ターン11)でスピンを喫して4位に後退。それでも諦めることなく表彰台を目指して追い上げた。

    18周目にはスピン車両が発生し、セーフティカーが導入。雨も強まる中で前車とのマージンがリセットされ、宮田莉朋は再スタートでの逆転を狙ったが、セーフティカー先導中に1台がエンジントラブルでストップし、レースは赤旗中断。順位確定時点で宮田莉朋は暫定4位だったが、レース後に1位と2位の車両にペナルティが科され、正式結果で2位に繰り上がった。これにより、宮田莉朋はFIA-F2参戦2年目で自身初の表彰台を獲得した。

    宮田莉朋

    宮田莉朋:
    予選から良い走りができ、レースペースも改善できた結果、なんとか表彰台に上がることができました。ペナルティの繰り上がりで2位と、自分のミスもありましたが、それ以前に、今回はトラブルも起きずセッションに臨むことができました。まだトップスピードに悩まされている部分はありますが コーナー中のパフォーマンスは悪くなかったと思います。また、ドライとウェットの両方で良いスピードを保てたかなと感じています。今週末にはハンガロリンクがあるので、しっかり気持ちを切り替えて臨みたいと思います。今回得た手応えを自信につなげて、次戦も頑張ります。応援ありがとうございました。

  • フェルシュホー 「多くの新しいF1ファンはモータースポーツを理解していない」

    フェルシュホー 「多くの新しいF1ファンはモータースポーツを理解していない」

    トップレベルのフォーミュラレースに新しく加わった多くのファンは、「モータースポーツという競技がどのように成り立っているか」を理解していない。そう語るのは、FIAによるオンライン中傷対策の最新の事例の中心にいるF2ドライバー、リチャード・フェルシュホーだ。

    F1におけるジャック・ドゥーハンや角田裕毅への中傷騒動に続いて、2人のF2ドライバーが新たに激しいネット上の誹謗中傷の標的となっている。

    最近モナコで発生した1周目の多重クラッシュのあと、アレックス・ダンはスマートフォンからすべてのSNSアプリを削除するに至り、バルセロナでの記者会見ではこの問題に触れる際に目に見えて感情をあらわにしていた。

    さらにバルセロナでは、リチャード・フェルシュホーがアービッド・リンドブラッドとの接触の直後、「5分以内」に受け取ったという脅迫メッセージの一部を公開。その中には殺害予告も含まれていた。

    「“フェルシュホー、お前は逃げろ、ナイフ持って追いかけてやるからな”ってね」と、フェルシュホーはZiggo Sportのインタビューで、送られてきたメッセージの一例を読み上げた。

    「もちろん、こんなのは望ましいことじゃない」と彼は笑いながら言った。

    だが彼は、こうした新たなファン層がモータースポーツという競技を根本的に誤解していると、より真剣な口調で指摘した。

    「今の時代、誰かドライバーを応援するってことは、そのライバルを憎むことだと思われている。自分としては、それは間違っていると思う」と、オランダ出身でマックス・フェルスタッペンとも親しいフェルシュホーは語った。

    「モータースポーツが他のスポーツと違って素晴らしいのは、“ホームとアウェー”という構造がないことだと思う。スタンドにいる誰もが、レッドブルやマクラーレン、フェラーリのグッズを身に着けていて、それでも同じ空間に共存している」

    「だから、もっと良い雰囲気だって可能なはずなんだ」

    今回の中傷騒動を受けて、F1、F2、F3は合同で声明を発表し、「いかなる形であれ、虐待や嫌がらせを強く非難する」と表明した。

    「我々は、SNSプラットフォームに対してこうした問題を継続的に通報・報告し、行動し続けていく」と声明は続けた。「この競技の中心にいるのは、紛れもない“人間”だ」

    一方でフェルシュホーは、こうした中傷に対してドライバー側が自由に反論できない状況に不満を示した。

    「僕らが何か言おうとすると、すぐに止められてしまう。悪いことをしているのはこっちじゃないのに。こういうことに触れること自体が、さらなるヘイトを招く可能性があると言われてね」

    フェルシュホーは、多くのファンが中傷の“本当の影響”を理解していないと考えている。

    「たまたまF2で今ランキング1位のアレックス・ダンの隣に座っていたとき、記者会見でいくつかの厳しい質問が投げかけられて、彼は泣き出してしまった。モナコでのクラッシュの後、彼に届いたメッセージのことを思い出させられたんだろう」

    フェルシュホー自身は、他の一部ドライバーよりも中傷への耐性があると語る。

    「あいつ(ダン)はまだ19歳なんだ。こういう若いドライバーも多い。そんな彼らが受け取っているメッセージの内容は、正直、異常だし、度を超えている」

  • F1、FIA、F2、F3がSNS誹謗中傷に共同声明「断固として非難する」

    F1、FIA、F2、F3がSNS誹謗中傷に共同声明「断固として非難する」

    FIA公認の複数のオープンホイールシリーズが、SNS上の誹謗中傷を非難する共同声明を発表した。これは、F2選手権リーダーのアレックス・ダンがモナコGP後に誹謗中傷の嵐にさらされ、携帯からSNSアプリを削除せざるを得なかったと明かしたことを受けての対応となる。

    FIA(国際自動車連盟)は、F1をはじめとする国際モータースポーツおよびF1への登竜門となる各カテゴリーを統括する組織である。

    FIA、F1、F2、F3が連名でインスタグラムに投稿した声明では、次のように述べられている。

    「我々のチームおよびドライバーを代表して、F1、F2、F3、そしてFIAは『United Against Online Abuse(ネット上の誹謗中傷に反対する団結キャンペーン)』を通じて、あらゆる形の誹謗中傷とハラスメントを断固として非難する」

    「SNSプラットフォーム上での誹謗中傷に対して、今後も引き続き共同で通報・対処していく」

    「ファンであっても、モータースポーツ界の一員であっても、我々を突き動かしているのは『情熱』だ」

    「その中心にいるのは『人間』だということを忘れてはならない」

    「すべてのアスリートとそのチームに対して、敬意を持って接していただきたい」

    この「United Against Online Abuse(UAOA)」キャンペーンは、2022年にFIA会長モハメド・ビン・スライエムが、アメリカGPにおいてレーススチュワードがSNS上で大規模な誹謗中傷を受けたことを受けて設立したものである。

    UAOAの目的は、リサーチ、教育、政策開発といった手段を通じて「協力的かつ分野横断的な取り組み」により、誹謗中傷に対して具体的かつ測定可能な変化を生み出すことにある。

    アレックス・ダン フォーミュラ2

    今回の声明は、F2のポイントリーダーであるアレックス・ダンに対する誹謗中傷に対する明確な姿勢を示すものと見られる。

    モナコのスプリントレースでは、ダンがスタート直後にビクター・マルタンスと接触し、大規模な多重クラッシュの引き金を引いた。これにより、複数のドライバーが1周を終える前にリタイアする事態となった。

    ダンはスペインでメディアに対し、次のように語っている。

    「モナコのあと、本当にたくさんのコメントをもらった。普段はそういうのを読んでも気にしない方だけど、レースの1時間後にはもう、携帯からSNSを削除していた」

    「人生であれほど酷いメッセージを受け取ったことはない。本当にひどくて、正直とても傷ついた」

    残念ながら、2025年シーズンにSNS上で誹謗中傷の標的となっているのはダンだけではない。

    F1ドライバーの角田裕毅や、ルーキーのフランコ・コラピントもまたSNS上での標的となった。これを受けて、FIA会長モハメド・ビン・スライエムは自身のSNSを通じて両者への中傷を非難している。

    さらに、元アルピーヌF1ドライバーのジャック・ドゥーハンも、父親がインスタグラムに投稿したとされる偽のスクリーンショットが拡散されたことにより、「家族への嫌がらせをやめてほしい」と訴える事態に発展した。偽のスクリーンショットには、ドゥーハンの後任であるフランコ・コラピントがグラベルにスタックしている場面とともに、「very impressive(笑)」という皮肉なキャプションが添えられていたが、実際の投稿ではドゥーハンのGPパフォーマンスを紹介するグラフィックが表示されていただけだった。

    また、スペインGP週末にはテレビ司会者のリー・マッケンジーが容姿に関する中傷の的となり、その後、自身が抱えていた健康上の問題を公表するに至った。

    FIAはこれらの件についてもUAOAキャンペーンを通じて言及しており、今回のダンの件でも同様に毅然とした対応を取っている。

  • レッドブルF1育成リンドブラッド F2スペインで2フィーチャーレース初優勝

    レッドブルF1育成リンドブラッド F2スペインで2フィーチャーレース初優勝

    レッドブルF1育成のアーヴィッド・リンドブラッドがスペインでのFIA F2フィーチャーレースでポールポジションから完璧な走りを見せ、フィーチャーレース初優勝を飾った。

    カンポス・レーシング所属のリンドブラッドは、スタートからフィニッシュまでレースを支配。今季タイトル争いの有力候補としての地位をさらに固めた。2位にはセバスチャン・モントーヤが入り、3位には今週末2度目の表彰台となるリチャード・フェルシュホーが続いた。

    リンドブラッドは予選で素晴らしいパフォーマンスを見せてポールを獲得し、フロントロウにはプレマのドライバーが並んだ。

    土曜のスプリントレースで勝利を挙げたフェルシュホーは5番グリッドから、チャンピオンシップを争うルーク・ブラウニングとアレックス・ダンは4列目から決勝を迎えた。

    なおダンは、フリー走行中のビクター・マルタンスとのピットレーン接触により3グリッド降格のペナルティを受け、5番手から8番手へ降格していた。

    レッドブル・ジュニアが首位を守る
    インビクタ・レーシングのレオナルド・フォルナロリは、スタート手順違反でスチュワードの調査対象となった。

    レーススタートではリンドブラッドがモントーヤの攻撃を抑えてターン1に首位で進入。フェルシュホーが3番手に浮上し、地元スペインの人気ドライバー、ペペ・マルティは11番手から6番手にジャンプアップした。

    ハイテックのブラウニングは5番手にポジションを上げた一方で、ダンは9番手に後退。

    フォルナロリには10秒のタイムペナルティが科され、すでにポイント圏外に落ちていたイタリア人ドライバーに追い打ちをかける形となった。

    この隙を突いてARTの宮田莉朋がフォルナロリを抜いて10番手に浮上、その直後にダンもオーバーテイクし9番手まで順位を上げた。

    3番手からスタートしたクッシュ・マイニ(ダムス)はスタートで大きく出遅れ、序盤数周で10ポジションを失う厳しい展開となった。

    先頭のリンドブラッドは5周目までにモントーヤとの差を約2秒に広げ、序盤からレースを完全に掌握した。

    上位10人の中では、ダンとジェイク・クロフォードのみがハードタイヤを選択する異なる戦略を採っており、それ以外は全員ソフトタイヤスタートだった。

    ジョシュア・ダースケンは7周目に最初のピットインを敢行し、ハードタイヤへと交換した。

    リンドブラッド、ピット後も首位を堅持
    リンドブラッドはモントーヤとのギャップを約3秒に広げ、アンダーカットの可能性を封じた。

    9周目にはブラウニングとフェルシュホーがピットイン。次の周にはロマン・スタネクとモントーヤもピットへ向かい、リンドブラッドは1周多く走ってから12周目にピットインした。

    その間、ダースケンはブラウニングをストレートでパスしたが、その際にコース外へはみ出したため、AIXレーシングからポジション返還の指示が出された。

    ピットアウト後のリンドブラッドは、モントーヤとフェルシュホーの前に戻り、依然として実質トップを維持。レースコントロールはダースケンのコース外走行によるアドバンテージ獲得を確認し、5秒ペナルティを科した。

    ソフト勢のほとんどがピットを終えた中、ラファエル・ヴィジャゴメスとキアン・シールズだけがステイアウトを選択し、ハード勢が一時的に先頭を走行。

    しかしリンドブラッドはクロフォードの背後12秒の位置につけており、スペインでの代替戦略が効果を発揮しにくいことを示していた。

    マイニはハードタイヤで引っ張っていたが、そのスローなペースがリンドブラッドのチームメイトを助ける形になった。

    ブラウニング、接触で後退
    22周目、ブラウニングと宮田がターン4で接触。宮田はグラベルに押し出され、ブラウニングはフロントウイングを損傷してピットイン、ソフトタイヤに交換して最後尾に後退した。

    一方その直前にはクロフォードもピットインし、宮田の直後11番手で復帰。

    これによりリンドブラッドはダンに次ぐ2番手へ浮上。ダンはまだピットインしておらず、7秒差で逃げていた。

    26周目にダンがようやくピットインし、ベガノビッチが最後のピット未消化ドライバーとして首位を走った。

    クロフォードとダースケンはターン3で接触。ダムスのマシンからはパーツが飛び散ったものの、クロフォードは7番手に浮上。30周目にはフェルシュホーの4秒後方、4番手まで順位を上げた。

    フェルシュホーはモントーヤの0.5秒後方に迫り、両者ともリンドブラッドからは4秒遅れていた。

    リンドブラッド、スペインで2勝目を飾る
    ソフトタイヤを履いたダンとマルタンスがそれぞれ6番手と9番手まで浮上。

    35周目にベガノビッチがようやくピットインし、クロフォードはフェルシュホーにDRS圏内で接近。

    その直後、フォルナロリがターン3でストップし、セーフティカーが導入された。この処置によりレースはそのまま終了となった。

    リンドブラッドはそのままチェッカーフラッグを受け、今季2勝目を挙げた。これでポイントランキングでは6位から3位へ浮上し、ダンとフェルシュホーを追う展開に。

    2位にはモントーヤ、3位にはフェルシュホーが入り、クロフォードは惜しくも4位で表彰台を逃した。

    ダンは5位でフィニッシュし、チャンピオンシップ首位をキープ。地元のマルティが6位、スタートに苦しんだマイニが7位まで挽回。

    15番手スタートのマルタンスは8位まで順位を上げ、宮田が9位、ミニが10位でポイント圏内を締めくくった。

    アービッド・リンドブラッド レッドブル F1

    F2スペイン フィーチャーレース 決勝リザルト(暫定)

    1.アービッド・リンドブラッド(カンポス・レーシング)
    2.セバスチャン・モントーヤ(プレマ・レーシング)
    3.リチャード・フェルシュホー(MPモータースポーツ)
    4.ジャック・クロフォード(ダムス・ルーカスオイル)
    5.アレックス・ダン(ロダン・モータースポーツ)
    6.ペペ・マルティ(カンポス・レーシング)
    7.クシュ・マイニ(ダムス・ルーカスオイル)
    8.ビクター・マルタンス(ARTグランプリ)
    9.宮田莉朋(ARTグランプリ)
    10.ガブリエル・ミニ(プレマ・レーシング)
    11.ロマン・スタネク(インビクタ・レーシング)
    12.サミ・メゲトニフ(トライデント)
    13.アモーリー・コルディール(ロダン・モータースポーツ)
    14.マックス・エスタ―ソン(トライデント)
    15.ディノ・ベガノビッチ(ハイテックTGR)
    16.オリバー・ゲーテ(MPモータースポーツ)
    17.ジョシュア・ダウルクセン(AIXレーシング)
    18.ジョン・ベネット(ファン・アメルスフォールト・レーシング)
    19.キアン・シールズ(AIXレーシング)
    20.ルーク・ブラウニング(ハイテックTGR)
    リタイア.レオナルド・フォルナロリ(インビクタ・レーシング)
    リタイア.ラファエル・ヴィラゴメス(ファン・アメルスフォールト・レーシング)

  • セバスチャン・モントーヤ フェルナンド・アロンソのA14マネジメントと契約

    セバスチャン・モントーヤ フェルナンド・アロンソのA14マネジメントと契約

    FIA F2での初表彰台を達成して間もないコロンビア人ドライバー、セバスチャン・モントーヤが、さらなるキャリアの飛躍を目指して大きな一歩を踏み出した。スペイン人F1ドライバー、フェルナンド・アロンソが設立したマネジメント会社「A14マネジメント」との契約が正式に発表された。

    この発表はA14マネジメントのSNSを通じて公表され、公式写真にはセバスチャン本人と父フアン・パブロ・モントーヤ、そしてアロンソの3人が並んで写っている。

    現在アストンマーティンF1で現役を続けるアロンソは、モータースポーツ界の伝説的存在であり、彼が率いるこのプロジェクトは若手育成の最前線で知られている。


    今回の契約により、セバスチャン・モントーヤは父が21世紀初頭に築いた成功に続き、コロンビア自動車界の次なるスターとしての地位を固めつつある。F1の舞台に立つという目標に、また一歩近づいた形だ。

    A14マネジメントは2022年3月に設立され、カートからF1までの道のりを支援することを目的としたドライバー育成機関だ。フィジカル面での準備、戦略的アドバイス、経済・メディア管理、キャリアプランニングなど、包括的なサポートを提供している。

    所属ドライバーには、ガブリエル・ボルトレト(FIA F3 2023王者/F2 2024王者で2025年F1昇格)、ホセ・マリア・“ペペ”・マルティ(F2)、ニコラ・ツォロフ(F3)、クレマン・ノバラック、アレクサンダー・ジャコビー、ディエゴ・ルイロバ、ダニ・ジュンカデラ(WEC)、マキシミリアン・ギュンター(フォーミュラE)、ウィル・パワー(インディカー)、クロエ・チェンバース(F1アカデミー)など、多岐にわたるカテゴリから有望な才能が集っている。

    ガブリエル・ボルトレトは、昨年F2でタイトルを獲得し、2025年にはキック・ザウバーからF1デビュー。モナコGPでは経験豊富なランス・ストロールやニコ・ヒュルケンベルグ、さらにはアロンソ本人を上回る14位で完走した。

    一方のセバスチャン・モントーヤは、F2モナコラウンドでの初表彰台をきっかけに、F1チームの注目を集める存在になりつつある。今回の提携を通じ、A14マネジメントの強力な支援を受けながら、F1という“グラン・サーカス”への扉を目指して着実に歩を進めていくことになる。