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  • F1特集:F1マシンのコピーにボーダーラインは存在するのか?

    F1特集:F1マシンのコピーにボーダーラインは存在するのか?

    レーシング・ポイントF1チームとアルファタウリ・ホンダのF1バルセロナテストでのラップタイムはライバルに脅威を与えており、FIA(国際自動車連盟)に対するメルセデスとレッドブルの“Bチーム”が元のマシンにどれだけ類似しているかを確認する声が大きくなっている。

    そもそのこの戦略はハースF1チームが開始した。ハースF1チームのマシンは、フェラーリの部品を70%以上搭載し、フェラーリの前年マシンと酷似していた。

    この技術提携なくしてハースF1チームは存在しないことは誰もが知っていたが、FIAはそれを許可した。

    ライバルチームは、そのような提携を許可すると大変なことになると警告したが、それは今年のレーシング・ポイントF1チーム RP20が2019年のメルセデスW01、アルファタウリAT01がレッドブル・ホンダRB15に酷似し、優れたパフォーマンスを発揮していることで現実となった。

    専門家はレーシング・ポイントF1チームが3強チームの一角であるフェラーリを倒すのではないかとさえ予想している。また、ミッドフィールドチームは戦々恐々としている。2チームがコピーマシンによって強烈なアドバンテージを得ることになれば、彼らは良くてコンストラクターズ選手権6位しか狙えなくなるからだ。

    ルノーはパリの取締役、マクラーレンは中東の投資家にどのように説明すべきか?

    だが、レーシング・ポイントF1チームのテクニカルディレクターを務めるアンディ・グリーンは、突然自分のチームが批判の対象になっているのかを驚いていると語る。

    「メルセデスから購入できるはずパーツの3分の1しか購入していない。ハースは、レギュレーションが許す全てをフェラーリから購入している」」とアンディ・グリーンは語る。

    「人々が我々について話していること、我々について不平を言っているのは励みになる。それは、我々が良いことをしているという良い兆候だからね。集団の一番下にれば、誰も我々がやったことに言及はしないだろうからね」

    現に競争力を発揮できていないハースF1チームへの批判の声は聞こえてこない。

    現在、ルノーとマクラーレンは、依然として公式の批判を抑えている。しかし、舞台裏ではFIAに3つのコピーマシンを詳しく調べるよう強い圧力がかかっている。

    FIAにとってこれは簡単な作業だ。遅くとも今週、チームは新車のすべての図面と個々のコンポーネントの電子スキャンして送信する必要がある。前年の車両のデータはアーカイブに保存されている。

    これにより、検査員は、部品がそのまま引き継がれたかどうかを比較的簡単に証明できる。報道にようると3台のコピーマシンのうちの1台はフロントウイングについてすでに疑いが持たれていたが、その疑いは根拠のないことが判明しているという。

    そこには、いわゆる“掲載部品”が関連している。各チームはノーズ、フロントウィングとリアウィング、バージボード、アンダーボディ、エンジンカバーなどを独自に開発および構築しなければならないが、第三者にアウトソーシングすることは許可されている。

    また、マシンの何%が別のマシンから移行させたものかは問題とはならない。フロントウイングが完全に一致していても、フロントウイングを交換するレば、残りは合法のままだ。

    ルノーのエグゼクティブディレクターをマルチン・ブコウスキーは、そこに危機感を抱いている。

    「“掲載パーツ”をオリジナルのままコピーして作成する愚か者はいないだろう。別のチームから何かを受け取った場合でも簡単に変更できる」

    レギュレーションには許可されるものと許可されないものが記載されているが、誰もそれを正確に確認することはできない。一つの例として風洞での作業がある。フェラーリとハース、メルセデスとレーシング・ポイント、レッドブルとアルファタウリはそれぞれ風洞を共有している。

    「風洞を運営している人々は、どのカスタマーがテストしていても常に同じだ。その後、セッションの最後にコーヒーマシンでオペレーターに会い、AチームまたはBチームが経験したことを単に交換する。または、エアロダイナミストは夕方に同じパブに行く」とあるエンジニアは語る。

    ルノーF1チームの代表を務めるシリル・アビテブールは「いくらでもごまかせる」と語る。

    「別の形から正確に再現できる。しかし、それは私には何ももたらさない。関連する情報がなければ、このエリアの流れのパターンとこの部分の弾力性については何もわからない。」

    データおよび図面の転送は、規制に従って禁止されている。しかし、マシン全体はどうだろう? レーシング・ポイントは、アルファタウリは目に見えるマテリアルもレッッドブルの前年のものを受け取っていると指摘する。パドックでは、このようなことを許可するかどうかについて意見が分かれている。

    アルファロメオのチームマネージャーを務めるベアト・ツェンダーは、付規6を守っていると語る。

    「我々の解釈によると、チームは、参加者である限り、現在のマシンまたは過去2年間のマシンを第三者に引き渡すことはできない」

    レーシング・ポイントやルノーは、これについてそれほど確信していない。年末にマシンをコレクターに売れば、コレクターがドアを開けてBチームがマシンをスキャンまたは測定することは可能だ。

    ルノー、マクラーレン、アルファロメオ、ウィリアムズは、FIAに迅速な修正を求めている。そうでなければ、2021年のマシン開発において後れを取ると恐れている。1つの提案は、エンジンとトランスミッションのみを固定価格で販売するというものだ。

    大規模購入の危険は、すべての詳細がわからないことにある。規制でカバーされていないものの、パフォーマンスが隠されている可能性がある。

    その背景にはAチーム側の思惑もある。メルセデスは、チャリティーでレーシング・ポイントを助けているわけではない。すでに共通の利益があるはずだ。2021年の大幅なルール変更は、ビッグチームが開発を共有して時間とお金を節約できるようにする可能性があると指摘されている。

    あるエンジニアが「2021年マシンは誰にとっても新しい領域だ。すべての方向で開発する必要がある。これについて議論する人は誰でも大きな利点がある」と例を挙げる。

    「たとえば、チームAは風洞内で高い位置にあるマシンを配置し、チームBは低い位置にあるマシンを配置する。2チームうちの1チームは、自分が間違った方向に進んでいることをすぐに認識する。この経路を進まないようにするには1枚のメモで十分だ。パートナーがいない場合は、面倒な小さな作業でこれらすべてを見つける必要がある」

    別のシナリオもある。

    「トップチームは、フロントウィングの開発で最大10個のバリエーションを試す。チームAは最高のバージョンを採用し、チームBが2番目に最高のバージョンで走ることができるようにする。彼らはすでに、他の人が長い開発プロセスで取り組む必要のある基盤を持っている」

    シリル・アビテブールにとって解決策は明らかだ。「ボールはFIAにある」

  • 高速化した2020年F1マシンではオーバーテイクがさらに困難に

    高速化した2020年F1マシンではオーバーテイクがさらに困難に

    ルノーF1チームのダニエル・リカルドは、高速化した2020年F1マシンではライバルに追従してオーバーテイクするのがさらに困難になると考えている。

    F1は2021年にレギュレーションを変更し、ドライバー同士がより容易にバトルができるように特別に設計されたマシンコンセプトを採用する。しかし、今年は昨年からレギュレーションにほぼ変更点はなく、2020年F1マシンは高速化している。

    ダニエル・リカルドはレギュレーションの安定性によってオーバーテイクの状況はさらに悪化したと考えている。

    「安定したレギュレーションによって乱気流はさらに悪化した」とダニエル・リカルドは Speed Week に語った。

    「今年、僕たちはマシンさらに多くのダウンフォースを備えている。速くなったことで、より多くの汚れた空気を作り出している。誰かの後ろにいるとき、それをはっきりと感ることができる」

    「スペインのようなトラックでは、追従するのは非常に難しいだろう。すべてが悪化している」

  • レッドブルF1 「DASはF1が規約の抜け穴を塞ぐ必要性を示した」

    レッドブルF1 「DASはF1が規約の抜け穴を塞ぐ必要性を示した」

    レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、メルセデスが導入したDASが、F1にはルールの抜け穴を悪用するのを阻止するための計画が必要であることを示したと語る。

    2021年の新しいF1レギュレーションでは、統治プロセスが変更され、F1は競技を損なう恐れのある技術革新を導入するチームに即座に対応することが可能となる。そして、メルセデスが示したDAS(デュアル・アクシス・ステアリング)は、変更の必要性を示したとクリスチャン・ホーナーは考えている。

    「私はそう思っている。なぜなら、DASを例に挙げると、革新的で巧妙なシステムだ。そこには議論の余地がある。おそらく両方の観点で議論できるものだと思う。その結果、必然的にこの種のテクノロジーを活用することを選択したチームのコストが増大することになる」

    いくつかのF1チームは、コストと複雑さのために独自のバージョンのDASの開発を既に除外している。

    クリスチャン・ホーナーは、2021年のF1レギュレーション変更がF1チームのマシン開発を妨げることはないと考えている。
    「責任を持って行われている限り、問題はないと思っている」とクリスチャン・ホーナーは語る。

    「我々が抱えている問題は、レギュレーションが非常に複雑であり、それらが書かれている方法ではあまり透明ではないということだ。もちろん、それはすべて解釈に帰着するが、しばしばそれは非常に難解だ」

    クリスチャン・ホーナーは、潜在的な利益が減少したとしても、必ずしもDASのような技術革新を開発するチームをストップさせることになるとは考えていないと語る。

    「どのようなパフォーマンスが得られるかにもよる。だから、利益が得られるのであれば、12か月間だけであっても何かを開発するかもしれません」

    「もしくは罰せられない期間がある。Fダクト、ダブルディフューザー、以前はマシンに搭載されていたサスペンションシステムなどと同じようにね」

    「イノベーションはF1の基本的な部分でなければならないと思う。つまり、私たちはここでDASシステムについて話をしている、それは非常に賢く、一部の優秀なエンジニアが思いついたものであり、イノベーションは絶対にF1の一部だと思う」

  • F1特集:レッドブルが採用する“ハイレーキ”は間違ったコンセプトなのか?

    F1特集:レッドブルが採用する“ハイレーキ”は間違ったコンセプトなのか?

    レッドブルF1は、いわゆる“ハイレーキ”コンセプトをF1界にもたらした。レッドブルのF1マシンはフロントよりも著しくリアが高い前傾姿勢をとっている。そして、誰もがエイドリアン・ニューウェイのそのアイデアをコピーした。メルセデスを除いては。そして、今では少なくとも3チームがハイレーキを避けている。

    エイドリアン・ニューウェイはハイレーキ・コンセプトの父だ。1990年代に彼はマシンをフロントからリアに焦点を移し、マシン全体がディフューザーになった。

    ただし、このコンセプトは、フロアの側面を密閉して空気の渦から遠ざけることができる場合にのみ機能した。

    2010年からエンジニアはマシンの下に渦巻く空気が流れるのを防ぐ新しい方法を見つけた。最初に排気ガスの助けを借り、次に意図的に作られた伴流渦を使った。そして、マシンは前傾姿勢をとるようになった。

    レッドブル・ホンダの2020年F1マシン『RB16』はこの極端な例だ。背面からは正面のTトレイまでのフロア全体を見ることができる。過去10年間で、ますます多くのエンジニアがエイドリアン・ニューウェイの道を歩んできた。

    一方、メルセデスだけが適度な仕事を続けた。対策として、ホイールベースを拡張して、ダウンフォースを生成するための空力スペースを増やした。メルセデスは過去6年間で最も多くのレースで優勝しているが、ライバルはレッドブルのコンセプトに従うことを好んだ。長い間、メルセデスの秘密は優れたF1エンジンだけにあると信じられていた。

    しかし、フェラーリのF1エンジンがメルセデスを追い越し、ルノーとホンダが追いついた。そして、メルセデスが非常に良いクルマを作っていることを多くの人々が知ることになった。その結果、メルセデスの保守的な空力アプローチの方が優れているかもしれないと考え出した。

    今シーズン、レーシング・ポイント、ルノー、マクラーレンは再びメルセデスのコンセプトを採用している。レーシング・ポイントが最も極端で、2019年のメルセデスW10をもとに設計されている。

    ルノーF1チームののエグゼクティブディレクターを務めるマルチン・ブコウスキーは「我々はロングコーナーのバランスの変化に関する問題を解決するために仕事に戻った」と語る。

    マクラーレンのF1チーム代表アンドレアス・ザイドルは「昨年のマクラーンはコーナーリング時に敏感に反応しすぎた」と語る。

    「あらゆる種類のコーナー、すべての動的状態でアウトプットが利用可能でなければならない。我々に関してはあまりに変動が多すぎた」

    レーシング・ポイントのテクニカルディレクターを務めるアンディ・グリーンは、現在のF1レギュレーションではハイレーキ時代を過ぎ去ったと考えている。それが2019年のメルセデスのコンセプトをコピーした理由のひとつでもある。

    ハイレーキ・コンセプトについてアンディ・グリーンは「単純にタイヤはダウンフォースに追いつくことができない。ピレリはダウンフォースに応じてタイヤを膨らませている」とコメント。

    「これにより、後方を高くしたときにタイヤの接触圧を一定に保つのがますます難しくなっている。ダウンフォースをわずかに少なくした方が、バランスの取れたマシンにできる」

    レッドブル・ホンダ RB16メルセデス W11

  • レッドブル・ホンダF1、RB16に革新的な排気システムを搭載?

    レッドブル・ホンダF1、RB16に革新的な排気システムを搭載?

    レッドブル・ホンダは、2020年F1マシン『RB16』に革新的な排気システムを搭載していると噂されている。

    F1バルセロナテストではメルセデスのDAS(デュアル・アクシス・ステアリング)が話題をさらったが、その裏で密かにレッドブル・ホンダが革新的なデバイスを搭載していたと報じられている。

    報道によると、レッドブルとホンダは、ブロウンディフューザーの効果を模倣することに成功したという。

    ブロウンディフューザーは、2010年にレッドブルが開発したシステム。エンジンのセッティングによってアクセルを踏んでいないときにも排気ガスを排出してディフューザーに吹き付けることでコーナーでダウンフォースを得ることに成功した。しかし、FIAは2020年にエキゾースト周りのレギュレーションを変更してブロウンディフューザーを禁止にしている。

    新しいレッドブル・ホンダのシステムが実際にその効果を持っているのか、それがどのように機能しているかは完全には明らかになっていないが、F1プレシーズンテストがされたカタロニア・サーキットの低速のターン10でマックス・フェルスタッペンとアレクサンダー・アルブンのドライブするRB16のホンダのF1エンジンサウンドは明らかに異なった響きをしていたという。

    他の全てのチームがスロットルをオフにしてエンジン音が消えているなか、ホンダのF1エンジンはいくつかのシリンダーが動作し続け、その結果、排気ガスが排出され続けていたという。

  • レーシング・ポイントF1論争:どの部品を自ら構築する必要があるのか

    レーシング・ポイントF1論争:どの部品を自ら構築する必要があるのか

    レーシング・ポイントF1チームは、2020年のF1バルセロナテストを通して話題となった。チームが発表した新車RP20は、昨年タイトルを獲得したメルセデスW10に酷似しているからだ。

    だが、レーシング・ポイントF1チームは、合法的な枠組みの中でRP20を生み出したことを強調している。では、F1チームはレギュレーションに従ってF1マシンのどの部分を自ら開発しなければならないのだろうか。

    F1チームの全てのデザイナーは、F1競技規則の6.3項に従って、部品一覧に掲載されたものを自ら設計して構築する必要がある。

    F1競技規則 6.3
    「コンストラクターとは、そのエンジンあるいはシャシーの知的所有権を有する付則6に掲載の部品を設計した者(法人および非法人を含む)をいう。エンジンもしくはシャシーの銘柄は、そのコンストラクターにより帰属される名称とする。これに掲載された部品の設計および使用についての義務は、コンストラクターが付則6の規定に従い、いずれの掲載部品の設計および/あるいは製造を第三者より調達することを妨げるものではない。シャシー銘柄がエンジン銘柄と異なる場合、選手権タイトルは前者に与えられるものとし、前者は車両の名称において常に後者の前に位置するものとする」

    それには、サバイバルセル(モノコック)、前部の衝撃吸収構造体、ロール構造体、技術規則1.4項で定義される“車体”が含まれる。

    F1技術規則 1.4 車体
    カメラ、カメラハウジング、第14条3に規定されるリアビューミラー、ERSステータス灯、第2ロール構造体および関連の固定具とフェアリング、エンジンおよびトランスミッションと走行装置の機械的機能に限定して関連する部分を除き、外気にさらされている車両のすべての完全な懸架部分をいう。エアボックス、ラジエーターおよびエンジン排気装置は車体の一部とみなされる。

    ここで述べられている“外気にさらされている車両のすべての完全な懸架部分”とは、簡単に言えば外部の全てのパーツだ。ノーズ、フロントウィングとリアウィング、バージボード、アンダーボディ、エンジンカバーなど。さらに、2020年以降にはエアシャフトが追加された。

    また、重要なポイントとしては、データや図面など、パーツについての全ての情報は他チームと共有することはできない。これは付則6の4.a)で規定されている。

    a) 部品一覧に掲載された部品についての情報(データ、設計あるいは図面を含むがそれに限られない)を、別の競技参加者に直接渡す、あるいは別の競技参加者から直接受け取る、または外部実体または第三者を経由して受け渡しすること。

    レーシング・ポイントF1チームは、メルセデス W10の独自の写真のみを使用して“再作成”されたことを強調している。それは合法だ。もし、メルセデスから直接情報を受け取っていたなら、それは違法となる。

    これには、禁止事項を回避するためにチームが人員を交代することができないことを付則6の6も含まれる。例えば、レッドブルはエイドリアン・ニューウェイをアルファタウリに1か月“レンタル”するようなことはできない。

    6. いかなる競技参加者も別の競技参加者との間で、直接であっても外部実体を通じてでも、本付則の要件を回避する目的で、人員(雇用者、コンサルタント、契約人、出向社員あるいはその他いかなるタイプの恒久的あるいは一時的要員であろうとそうでなくとも)の移動を利用することはできない。

    ただし、付則6の2によると“掲載部品”の設計および/あるいは製造を第三者にアウトソーシングすることは許可されている。例えば、ハースはこのモデルを選択し、イタリアのダラーラがシャシーを構築している。これはダラーラがF1にコンストラクターとして参加せず、他チームと連携しない限り許可される。

    2. 部品一覧に掲載された部品の設計義務およびその使用の義務は、以下を条件として、競技参加者が第三者(その競技参加者の提携者(Associate)を含む)に掲載部品の設計および/あるいは製造を外部調達するのを妨げるものではない:
    a) コンストラクターが、フォーミュラ1にて競技参加する限り、フォーミュラ1においてその掲載部品を使用する専有権を保持している。
    b) 製造について外部調達する場合、前述の第三者は競技参加者でないこと。
    c) 設計について外部調達する場合、前述の第三者は競技参加者でないこと、あるいは掲載部品を直接的にも間接的にも一切の競技参加者に対して設計担当をしている関係者でないこと。
    d) 外部調達手配の一部が第三者による空力テストに関連する場合、本競技規則付則8に従って実施され報告されなければならない。疑義を避けるため、一切の関連する制限を受ける風洞実験および制限を受けるCFDシミュレーションは付則8の1.5項に従って当該競技参加者が指定した風洞施設でなされるか、または付則8の2.6項に従って当該競技参加者が指定したCFDハードウエアを使用して実施されなければならない。そのようなテストあるいはシミュレーションは、付則8の3項の使用制限を競技参加者が遵守しているかどうかの査定に考慮される。

    “掲載部品”に該当しないすべての部品は、他チームから購入できる。これは付則6の3で明示的に述べられている。エンジンやトランスミッションなどの明確な部品に加えて、例えば、ハイドロリック、サスペンション、またはステアリングホイールが含まれる。

    3. a) 競技参加者は別の競技参加者により設計された、部品一覧に掲載の無い部品を使用することができるが、その場合、そのような部品の設計に関わる空力テストが、本競技規則付則8に従ってそれらを設計した競技参加者によってのみ実施され報告されなければならない。

    b) 競技参加者が部品一覧に掲載の無い部品の設計を競技参加者でない第三者に外部調達する場合、そしてそのような手配が空力テストに関連する場合、本競技規則付則8に従って実施され報告されなければならない。疑義を避けるため、一切の関連する制限を受ける風洞実験および/あるいは制限を受けるCFDシミュレーションは付則8の1.5項に従って当該競技参加者が指定した風洞施設でなされるか、または付則8の2.6項に従って当該競技参加者が指定したCFDハードウエアを使用して実施されなければならない。そのようなテストあるいはシミュレーションは、付則8の3項の使用制限を競技参加者が遵守しているかどうかの査定に考慮される。

    例えば、ハースのF1チーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは、彼のチームがフェラーリから大部分のパーツを購入していることを秘密にはしてない。

    「誰がフェラーリから多くの部品を購入するとする。そのマシンは我々のコピーか? いや、おそらくフェラーリだ。トロロッソまたはレッドブルをコピーした場合、我々はかなり愚かだろう」とギュンター・シュタイナーは語った。

    このようなプロセスは、ハースがフェラーリの“掲載部品”に関する特定の情報を受け取った場合にのみ禁止される。ちなみに、2021年から新しい規制が導入される。今後はマシンのすべての部品が5つの異なるカテゴリに分けられる。しかし、チームが自分でいくつかのパーツを開発する必要があることは何も変わらない。完全なカスタマーマシンはまだ許可されない。

  • F1チーム、新型コロナウイルスの流行で物流面に大きな課題

    F1チーム、新型コロナウイルスの流行で物流面に大きな課題

    F1チームは新型コロナウイルスの流行は、F1チームにとって3月15日にメルボルンで開幕予定のF1オーストラリアGPとそれ以降のフライアウェイレースに準備に頭痛の種となっている。

    4月19日に予定されていたF1中国GPは延期されたが、最初の3戦は2週間後のヨーロッパのメルボルン、バーレーン、そして、ベトナムの首都ハノイとF1チームは長距離の移動をすることになる。

    F1の最高経営責任者であるチェイス・キャリーは、水曜日に「すべてのシステムは動いている」としたが、状況は依然として流動的であると認識していると語った。

    大部分のF1チームはイギリスに拠点を置いているが、フェラーリとホンダをのF1エンジンを搭載するアルファタウリは新型コロナウイルスの感染が急増しているイタリアにある。それはタイヤサプライヤーであるピレリも同様だ。

    「時間ごとに変化している状況であり、我々のために働いてくれる人々を保護するために、それに応じて対応している」とウィリアムズの副チーム代表クレア・ウィリアムズはロイターに語った。

    「議論して回答する必要があるかもしれない多くの質問があります」

    F1の上級管理職、FIA(国際自動車連盟)、およびF1チームは、プレシーズンテストの最終日である金曜日にバルセロナのカタロニア・サーキットで会議を行ったが、新型コロナウイルスの状況が最重要課題として話し合われたとされている。

    ウィリアムズは、世界保健機関(WHO)のガイドラインに従って、F1が安全だと判断した場所であれば、どこでもチームが行くと語った。

    だが、チームは数ヶ月前に旅行の経路を変更する必要があり、シンガポール、バンコク、香港の中継ハブを中東のハブに切り替えた。

    しかし、このウイルスは現在も拡散しており、バーレーンでは33件の感染が報告されており、ドバイとの往復便を一時停止している。

    「のチームの多くはシンガポールを経由してメルボルンに行く経路を使ってきた。経路を見直さなければなりませんし、コストは相当なものです」とクレア・ウィリアムズは述べた。「これは大きな問題であり、現在取り組んでいるものです」

    アルファタウリ・ホンダのF1チーム代表を務めるフランツ・トストは「新型コロナウイルスはアルファタウリにとって本当に深刻な話だ」とコメント。

    「移動を劇的に減らしました。イタリアの危険区域から来ている人は家にいるべきだ」

    「彼らがファクトリーに来ることは望まない。サプライヤーもファクトリーに訪問しないでください。そして、メルボルンやバーレーンでのレースについてどうなるか見ていくつもりだ」

    フェラーリチームのボスであるマッティア・ビノットは、エンジニアの何人かは予防措置としてバルセロナのテストに参加しなかったことを明らかにし、F1および国際自動車連盟(FIA)からの“保証”がない限りは、オーストラリアへスタッフを派遣しない意向を明らかにしている。

    「我々が必要としているのは、出国前に保証を得ることだ」とマッティア・ビノットは語る。

    「もし、何らかの医学的検査を受ける可能性があるのであれば、あらかじめそのことを把握しておく必要があるし、問題が発生した場合にどのような結果になるのかを理解しておかなければならない」

    「我々には従業員を守る義務がある。集団に対しても個人に対しても責任を負っている。重要な事は、オーストラリアに向かう前に起こりうるシナリオを明確にすることだ」

    マッティア・ビノットは、フェラーリのエンジンカスタマーであるハースとアルファロメオに加えて、アルファタウリとタイヤサプライヤーのピレリも影響を受ける可能性があると指摘した。

    「少なくとも、4つのチームとピレリの状況を理解する必要があるだろう。最終的に4チームが出走できない場合、レースは行われるのだろうか? 決定権を持つのは私ではないがね」

    レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、ホンダF1の技術者に懸念を表明している。

    「彼らは日本に戻ることがでるのか? 彼らは今でもオーストラリアへの入国を許可されているのか?」とクリスチャン・ホーナーなSky F1のインタビュー中に質問した。

  • F1プレシーズンテスト最終日 | 3強チームが戦闘力について腹の探り合い

    F1プレシーズンテスト最終日 | 3強チームが戦闘力について腹の探り合い

    メルセデス、フェラーリ、レッドブル・ホンダの3強チームは、お互いの戦闘力について腹の内を探り合っている。

    DAS(デュアル・アクシス・ステアリング)と呼ぶ革新的なシステムを備えたメルセデスW11はバルセロナのパドックを驚かせたが、王者のアキレス腱はF1エンジンかもしれない。

    エンジンカスタマーであるウィリアムズは、テスト中に繰り返されるメルセデスの2020年型エンジンの問題にフラストレーションを表明している。

    木曜日にはルイス・ハミルトンが油圧問題によってコース上でストップ。メルセデスのF1エンジンにより深い問題が潜んでいる可能性があることを確認したように見えた。

    FIA(国際自動車連盟)はオイル消費のグレーゾーンを排除するために取り締まりを強化しているが、メルセデスがそのエリアに苦労しているのではないかと疑う者もいる。

    「今年はリアルなチャレンジだ」とメルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは Auto Motor und Sport に認める。

    フェラーリも2020年F1エンジンでオイル関連の問題も抱えていたが、マッティア・ビノットは「この問題はコントロール下にある」と主張している。

    しかし、フェラーリのカスタマーであるアルファロメオとハースはストレートに高速であるため、フェラーリがテスト中に意図的にローパワーモードで走行しているとの疑いの目もある。

    しかし、木曜日にタイムシートのトップに立ったセバスチャン・ベッテルは、「もう僕たちもパフォーマンスを上げている。でも、誰も見ていなかったラップでね」と語った。

    レッドブル・ホンダのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、「彼らは最後まで隠れているようだね」とコメント。

    「昨年、彼らは非常に高い期待を抱いていたので、今回はまったく逆のことをしているようだ」

    だが、フェラーリは実力を隠していることを否定する。「パフォーマンスを低下させているというのは事実ではない」ととマッティア・ビノットは語る。

    セバスチャン・ベッテルは「マシンが全体的に感触が良くなっているけど、あまりにも多くのドラッグを生成しているので、ストレートでは望んでいるほど速くはない」とコメント。

    「メルセデスはかなり快適な位置にいるように見えるけど、僕たちだって強力なチームだし、対応することができる」」
    トト・ヴォルフもそれには異論を唱えない。「レッドブルは燃料面で仕掛けてはいないので、彼らの方が分析は簡単だ」

    「我々は彼らがフェラーリより少し強いかもしれないと考えているが、メルボルンで見てみよう」

    メルセデスのルイス・ハミルトンのチームメイトであるバルテリ・ボッタスは、2020年の勢力図を読むのは非常に難しいことに同意する。

    「自分たちが何を隠し持っているかをわかっているのは、チーム自身だけだ」とバルテリ・ボッタスはコメント。

    「F1は奇妙なゲームになる可能性があるし、テストでの人々のコメントをあまり真剣に受けるべきではない」

    最後に、今年の冬はあまり目立っていないマックス・フェルスタッペンは、レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコ博士からスピンを止めるように釘をさされた。

    「もう5回で十分だと彼に伝えたよ」とヘルムート・マルコは Motorsport-Magazin.com に語った。

  • F1バルセロナテスト最終日 速報・実況ツイート(まとめ)

    F1バルセロナテスト最終日 速報・実況ツイート(まとめ)

    2020年 第2回 F1バルセロナテスト 最終日のライブ配信、関連したF1チーム、ドライバー、関係団体の・実況ツイートのまとめ。

    6日間にわたる2020年のF1プレシーズンテストもいよいよ最終日。2週間後に迫った開幕戦オーストラリアGPに向け、各チームが新車のコース上での最終仕上げを行う重要な一日となる。

    F1バルセロナテスト最終日は、現地時間9:00~13:00(日本時間17:00~21:00)の午前と、14:00~18:00(日本時間22:00~26:00)の午後の2回のセッションが予定されている。

  • アルファタウリ・ホンダAT01 “最も格好いい”マシンカラーリングに選出

    アルファタウリ・ホンダAT01 “最も格好いい”マシンカラーリングに選出

    アルファタウリ・ホンダの2020年F1マシン『AT01』が、F1.comが行ったファン投票で最も格好いい2020年マシンカラーリングに選ばれた。

    昨年までトロロッソとしてF1に参戦していたチームは、2020年からレッドブルの衣料ブランドである『アルファタウリ』を宣伝するために『スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ(Scuderia Alpha Tauri Honda)』として参戦する。

    注目のカラーリングは、ネイビー×ホワイトでカラーリングが艶消し塗装で処理された。赤で掲載されるHondaのロゴもワンポインとして目立っている。ピエール・ガスリーとダニール・クビアトが着用するレーシングスーツもマシンカラーに合わせてホワイトをベースにスポンサーロゴなどをネイビーで統一されている。

    50,000人の投票の結果、アルファタウリ・ホンダ AT01は40%の票を集めて1位に選出。2位はマクラーレンMCL35(10%)、3位にはオールブラックのルノーR.S.20のテストカラー(9%)が選ばれた。