カテゴリー: F1シュタイアーマルクGP

  • シャルル・ルクレール 「上位勢とのギャップにはかなり驚いている」

    シャルル・ルクレール 「上位勢とのギャップにはかなり驚いている」

    フェラーリF1のシャルル・ルクレールは、2020年のF1世界選手権 第2戦 F1シュタイアーマルクGPの予選でQ2敗退を喫して11番手で終了。だが、Q2でダニール・クビアト(アルファタウリ)の進路を妨害したとして3グリッド降格ペナルティを科せられ、決勝は14番グリッドからのスタートとなる。

    「今日の僕たちには十分な速さがなかった。上位勢とのギャップにはかなり驚いている」とシャルル・ルクレールはコメント。

    「やらなければならない作業が間違いなくある。バランス的にマシンはドライでは運転しやすいし、ウエットでもそれはとても似ていた。でも、僕たちはあちこちで解決する必要のある問題を抱えているし、僕自身もこのようなコンディションでのドライビングに取り組む必要がある。残念ながら、2セット目のエクストリーム・ウェットで出て行ったときに雨が強くなり、改善することができなかった。そこは残念だ」

    「昨日、アグレッシブなセットアップにしていたので、雨のなかでドライビングの予測がしにくくなったのかもしれない。今日はそれが代償となった。でも、明日にむけては正しいチョイスだと確信しているし、そこから利益を得られると思う」

  • セバスチャン・ベッテル 「最後のラップではあらゆるリスクを冒した」

    セバスチャン・ベッテル 「最後のラップではあらゆるリスクを冒した」

    フェラーリF1のセバスチャン・ベッテルは、2020年のF1世界選手権 第2戦 F1シュタイアーマルクGPの予選でQ3に進出したものの、10番手でセッションを終えた。

    先週末のF1オーストリアGPではQ2敗退を喫したセバスチャン・ベッテル。フェラーリF1は今週末に前倒しでアップデートを投入し、ベッテルも“違うクルマ”だと改善に手ごたえを感じていた。

    ウエットコンディションで行われた予選でセバスチャン・ベッテルはQ3進出を果たした10番手どまり。「まだ望んでいる場所にはいない」と語った。

    「予選が明日までに延期されなかったのは嬉しかったけど、もっと良い結果を期待していた」とセバスチャン・ベッテルは語る。

    「僕たちはできる限りのことを試みと思うけど、残念ながらタイヤ、特にフロントを稼働温度まで上げるのに時間がかかりすぎた。フロントがたくさんロックして、ストレートでアクアプレーニングになった」

    「Q3の最終ラップではあらゆるリスクを冒したけど、ターン8でマシンのコントロールを失ったしまい、改善することができなかった」

    「少なくともこのようなコンディションに直面したときのために教訓を学ぶことはできた。明日は予報が異なるし、ドライコンディションでは、レースペースは少し良くなるけど、僕たちはまだ望んでいる場所にはいない」

  • メルセデスF1、ハミルトンのラップを絶賛「この世のものとは思えない」

    メルセデスF1、ハミルトンのラップを絶賛「この世のものとは思えない」

    メルセデスF1のチーム代表トト・ヴォルフは、ルイス・ハミルトンが雨となったF1シュタイアーマルクGPの予選で見せたラップを“この世のものとは思えない”と絶賛した。

    ウエットコンディションとなった予選Q3の最終局面でルイス・ハミルトンは、レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンとの一騎打ちとなったが、ハミルトン自身が曰く“完璧なラップ”を決めて1.2秒もの差をつけてポールポジションを獲得した。

    「滅多に見られないこの世のものとは思えないようなパフォーマンスだった」とトト・ヴォルフは語った。

    「彼のラップのオンボードを見れば、彼がアクアプレーニグでギリギリでマシンのバランスを保っていたのがわかると思う。スロットルコントロールは信じられないほどだった」

    「覚えている限り、1番手と2番目の間に1.2秒差がついた目にしたことはない」

    「ドライバーとマシンが一体となっていたと思う。タイヤが正しいウインドウに入った完璧なマシン、パワーユニットの完璧なドライバリティと、レーシングドライバーのスキルと知性とが一緒になっていた」

    「このようなパフォーマンスを目にできるのはそういうときだけだ」

    危険なコンディション、タイミング、トラックポジション、可視性の観点から、トト・ヴォルフは、ルイス・ハミルトンと彼のレースエンジニアであるピーター・ボニントンとの間のセッションで行われたコミュニケーションの重要性を強調した。

    「このようなコンディションでは、ギャップがどこにあるか、天候がどっていくか、トラックを見て感じたものをドライバーにアドバイスするためには本当に研ぎ澄まされている必要がある」とトト・ヴォルフはコメント。

    「インターコムプロトコルは非常に正確である必要がある。エンジニアとドライバーが長い間一緒に作業していて、お互いを信頼している場合、明らかにそれは大きな助けになる」

    「コース上で正しい場所を見つけること、天気を分析すること、エンジンを充電モードにするタイミング、またはあまり長くはもたないパーティーモードを展開するタイミングを決めることが重要であり、今日行われたことを誇りに思うとともに、本当に感動した」

    「今日はそれが完璧に同期されていた」

    関連:【動画】 ルイス・ハミルトン、2番手に1.216秒の圧巻のポールラップ

  • マクラーレンF1のカルロス・サインツ、予選自己ベストの3番手

    マクラーレンF1のカルロス・サインツ、予選自己ベストの3番手

    マクラーレンF1のカルロス・サインツは、2020年のF1世界選手権 第2戦 F1シュタイアーマルクGPの予選でキャリアベストとなる3番手を達成。レースエンジニアのトム・スタラードを称えた。

    カルロス・サインツは、雨となったF1シュタイアーマルクGPの予選でQ3進出を果たし、ポールポジションのルイス・ハミルトン、2番手のマックス・フェルスタッペンに次ぐ、3番手タイムを記録して2列目グリッドを確保した。

    カルロス・サインツは、困難なコンディションに巧みな対応をみせたが、Q3セッションは“非常にストレスが多かった”と認め、可視性が悪かったため、レースエンジニアにトラックポジションの把握するために手伝ってもらうよう依頼した。

    「今日は本当に楽しかったけど、かなりストレスを感じたし、非常にストレスの多い予選セッションだったと言わなければならない」とカルロス・サインツは微笑んだ。

    「僕たちがQ3終盤にF1マシンが走ったようす様子を確認してみるとといいだろう。物凄い水たまりとアクアプレーニングの量があって、何も見えないと思うよ」

    「ベタ踏みでグリップしてくれることを信じるしかない。最後にラップをまとめることができたけど、すべてを危険にさらす可能性もある」

    「だから、とてもハッピーだけど、同時に非常にストレスを感じた」

    カルロス・サインツは、路面がリスキーで緊張状態になることはあらかじめわかっていたと語る。

    「セッション前にエンジニアのトムと話して、彼がシーズンで最もストレスを感じる予選のひとつになるだろうと伝えた。彼はウェット予選がレースエンジニアの観点から最も難しいことに同意していたし、彼は物凄い仕事をしたと思う」

    「前方や後方は何も見えないし、僕たちはマシンの中で完全に盲目だ。誰がプッシュしているのか、誰がプッシュしていないのかもわからない。誰かの邪魔をしたくはないけど、トラックポジションを保ちたい。だから、彼らはこのような状況における僕たちの目だ」

    カルロス・サインツは、決勝にむけて大胆な予測をすることは控えたが、金曜日のFP2セッションはマシンのレーストリムの微調整することに関して生産的なものだったと語る。

    「明日がどうなるかは分からない。FP2では長いコンパウンドがどのように振る舞うかを確認し、明日のために正しい決定を下そうとするためにロングランに多くのことを集中していた」

    「みんなが走っている燃料やエンジンのモードは分からないので、非常にトリッキーだ。先週末のレースでは特にそこまで離されてはいなかった。通常のポジション、もしきは本来のポジションに戻っただけだ」

    「でも、僕たちは予選で実力以上の結果を出したと思う。ランド(ノリス)は予選で信じられないほどのラップで実力以上の結果を出していたので、明日何ができるか見てみよう。でも、間違いなく興奮しているよ」

    関連:F1シュタイアーマルクGP 予選 結果:ハミルトンが圧倒的な差でポール

  • アルファタウリ・ホンダF1 「アップデートは期待通りの効果を届けている」

    アルファタウリ・ホンダF1 「アップデートは期待通りの効果を届けている」

    アルファタウリ・ホンダF1のテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、2020年のF1世界選手権 第2戦 F1シュタイアーマルクGPの予選を振り返った。

    ウエットコンディションとなった予選では、ピエール・ガスリーが新生アルファタウリ・ホンダF1に初のQ3進出をもたらした。チームメイトのダニール・クビアトは14番手でセッションを終えている。

    「今日はウエットコンディションでマシンについて学習する良い機会を与えてくれた。チャレンジングではあったが、我々は非常に競争力があり、多くの有益なデータを収集することができた」とジョディ・エギントンは語る。

    「Q1はインシデントなく通過することができたが、残念ながら、Q2ではダニー(クビアト)が適切なタイミングで十分なクリーンラップができず、この機会にQ3に進出することができなかった」

    「一方、ピエールは突破し、Q3を通して非常に競争力が明日のグリッドでの良いスターティングポジションを獲得した。今週末導入したアップデートは期待どおりの効果を届けているようであり、明日のレースを楽しみにしている」

    関連:F1シュタイアーマルクGP 予選 結果:ハミルトンが圧倒的な差でポール

  • ダニール・クビアト 「考えていたよりもよくない結果。満足していない」

    ダニール・クビアト 「考えていたよりもよくない結果。満足していない」

    アルファタウリ・ホンダF1のダニール・クビアトは、2020年のF1世界選手権 第2戦 F1シュタイアーマルクGPの予選を14番手で終えた。

    予選Q2では雨が激しさを増し、ラップタイムの更新が難しくなる。ダニール・クビアトは0.2秒以下の差でQ3進出を逃して14番手で予選を終了。シャルル・ルクレール(フェラーリ)にグリッド降格ペナルティが科せられたことにより、決勝は13番手からのスタートとなる。

    「考えていたよりもよくない結果だった」とダニール・クビアトは語る。

    「予選Q1までは問題なかったが、Q2では何回もスリップしてしまった。久しぶりのウエットの割にはしっかり走れたが、十分ではなかった。ベストは尽くしたが、結果には満足していない」

    「明日の決勝はどんな展開になるか分かりらないが、確実な走りで入賞を目指す。チャンスがあれば、ものにしたい」

    関連:F1シュタイアーマルクGP 予選 結果:ハミルトンが圧倒的な差でポール

  • ピエール・ガスリー 「Q3進出に満足。黄旗がなければ5番手も可能だった」

    ピエール・ガスリー 「Q3進出に満足。黄旗がなければ5番手も可能だった」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、2020年のF1世界選手権 第2戦 シュタイアーマルクGPの予選でQ3進出を果たし、8番手でセッションを終了。決勝は7番グリッドからスタートする。

    雨の強さが増したQ2でピエール・ガスリーは5番手タイムをマーク。新生アルファタウリ・ホンダF1として初のQ3進出を果たした。Q3ではアタック中にイエローフラッグが出て不運もあり、それがなければ5番手も可能だったかもしれにないとガスリーは語る。

    「今年2戦目にして今シーズン初の予選Q3を走ることができ、結果にとても満足している。ウエット・コンディションでの走行を楽しんだ」とピエール・ガスリーは語る。

    「タフな予選だったが、楽しく走れたし、最大限チャンスを活かした。最終ラップでイエロー・フラッグが出てしまったのは残念だった。それがなければ0.2~3秒速く走れていたはずだし、5番手あたりにポジジョンを上げることもできたと思う。でも、ノリス(マクラーレン)にペナルティーが科されているので、明日の決勝は7番手からスタートできることになった」

    「今日の結果にはとても満足している。明日は今日とは違うコンディションになりそうだけど、またポイントを獲得できるようにがんばる」

    関連:F1シュタイアーマルクGP 予選 結果:ハミルトンが圧倒的な差でポール

  • ウィリアムズF1、ジョージ・ラッセルがQ2初進出。チームでは610日ぶり

    ウィリアムズF1、ジョージ・ラッセルがQ2初進出。チームでは610日ぶり

    ウィリアムズF1は、2020年のF1世界選手権 第2戦 F1シュタイアーマルクGPの予選でジョージ・ラッセルがQ2初進出。チームとしては2018年のF1ブラジルGP以来の610日ぶりのQ1突破となった。

    ウェットコンディションとなったF1シュタイアーマルクGPの予選。ジョージ・ラッセルはQ1を10番手で突破。雨の予選は運の要素もあるが、Q2セッションでもQ3進出まで0.091秒という僅差で12番手タイムを記録し、ウェットでのドライビングテクニックが本物であることを示した。

    11番手のシャルル・ルクレール(フェラーリ)が3グリッド降格を科せられたため、ジョージ・ラッセルは明日の決勝を5列目11番グリッドという好ポジションからスタートする。

    「今週末はQ2が目標だったけど、誰かにQ3までコンマ1秒以来だと言われていたとしても信じなかっただろう」とジョージ・ラッセルはコメント。

    「信じられないくらいトリッキーだった。多くのポイントで見えなかったけど、やれる限りのことをやったし、それがうまくいった」

    「マシンのフィーリングは良かったし、とても楽しむことができた。毎週戦い来ている全てのスタッフのためにも本当にうれしく思う。僕たちのマシンの真のペースだとは言えないけど、チームのみんなにとって本当に後押しとなる結果だ。全体的に素晴らしい予選セッションだった。明日何ができるか見てみよう」

    チームメイトのニコラス・ラティフィは、Q1で敗退して18番グリッドからレースをスタートする。

    「トリッキーなコンディションだったけど、初めてのリアルなウエットセッションでこんなに快適に感じることができたのは驚きだったし、それはフルにプッシュするためのゴーサインを与えてくれた」とニコラス・ラティフィは語る。

    「Q2に容易に進出することができたかもしれないので残念ンだ。1セット目のタイヤでの僕のペースはトップ15に入っていたけど、2セット目ではクリアラップがとれなかった。すべてのラップでトラフィックかイエローフラッグに装具していたし、終いにはレッドフラッグも出た。もっと多くのポテンシャルはあたっと思うので、ちょっとフラストレーションを感じている」

    ウィリアムズF1の車両パフォーマンス責任者であるデイブ・ロブソンは、F1シュタイアーマルクGPの予選を次のように振り返る。

    「昨日の予報通り、今日は天候が悪く、午前中から雨が多かった。これによりFP3はキャンセルされ、しばらくの間は予選セッションも雨で屈することになりそうだ様子だった。しかし、最初の遅延の後、セッションは完全にウェットアなコンディションで実行された」

    「ピットウォールにいる人たちにとって、この種のセッションは起こり得ることの数が多いために非常に困難になる可能性があり、オーストリアの短い全長さはトラフィックは悪化させるだけだ。しかし、今回はプランを順守し、以前の経験をすべて生かして、2人のドライバーにマシンのパフォーマンスを超える良い機会を与えた」

    「どちらのドライバーもこのコンディションで並外れた走りを見せ、Q1を通してペースは非常に良かった。二人とも適切なウェットコンディションでマシンを運転した経験はあまりないが、どちらも今日は素晴らしいかった。ニコラスは非常に不運で、イエローフラッグと、後にレッドフラッグがQ2に出場するのに十分なほど快適なラップを台無しにした。今日は両方のマシンにトップ10に近づけるペースがあったので本当に残念だったが、これがウェット予選の性質であることを受け入れなければならない」

    「ジョージは少し遅れてセッションを開始することを選択しました、そして、彼の方がフラッグに関してより幸運だった。だが、彼のペースは全体的に強く、十分にQ2に値するものだった。Q2では、新しいタイヤが1セットしか残っておらず、セッションの開始時にそれを装着することを選択した。コンディションが着実に悪化したので、良い決定であることがわかった。彼自身の固有のペースに加えて、この決定は彼がストロールを打ち負かし、またルクレールに非常に近づくのに役立った」

    「明日はドライレースが予想されているが、そのような状況でもマシンはうまく機能すると思っている。ファクトリーの助けを借りて、先週末からマシンにいくつかの変更を加えた。強いトップ10フィニッシュを確保することを目指して、明日はハードにレースをすることを楽しみにしている」

    関連:F1シュタイアーマルクGP 予選 結果:ハミルトンが圧倒的な差でポール

  • レッドブル・ホンダF1 予選分析:先週よりは縮まったメルセデスF1との差

    レッドブル・ホンダF1 予選分析:先週よりは縮まったメルセデスF1との差

    レッドブル・ホンダF1は、2020年のF1世界選手権 第2戦 F1シュタイアーマルクGPの予選で、最終結果としては予選トップのメルセデスから1.216秒差をつけられた。ウェットコンディションという条件のため予選からギャップを紐解くのは難しいが、メルセデスF1とのギャップは着実に縮まっているようだ。

    先週末の開幕戦F1オーストリアGPでは、レッドブル・ホンダF1のリードドライバーとなったマックス・フェルスタッペンはメルセデス勢に約0.5秒の差をつけられていた。

    レッドブル・ホンダF1の首脳陣はセットアップにミスがあったと語っていたが、それでも0.2~0.3秒は負けているとの見方を示していた

    1週間のインタバール中にレッドブル・ホンダF1は、開幕戦のデータを元に修正。特に高速コーナーで見られていたリアのバランス不足を解消したことは、ドライで行われたフリー走行1回目からはっきりと示されていた。

    そして、フリー走行2回目でマックス・フェルスタッペンは、メルセデスF1のバルテリ・ボッタスを0.043秒差で上回った。プラクティスではあるが、今回のセッションは意味合いが違った。土曜日の天候不良が予報されていたため、予選が中止になるリスクがあった。仮に決勝までにセッションを行わなかった場合、フリー走行2回目のタイムがグリッドポジションに直結することになる。そのような暫定予選ともいえるセッションでフェルスタッペンはメルセデスを上回っている。

    予選は雨となった。レッドブル・ホンダF1は旧型のフロントノーズを選択。ウエットのためダウンフォースの善し悪しはある程度相殺され、フラットなマシン特性が露出することになる。

    マックス・フェルスタッペンは、ルイス・ハミルトンを上回ることはできなかったが、Q1とQ2では対等な戦いを演じる。フェルスタッペンはQ1では0.109秒差、Q2では0.113秒差とハミルトンに食らいついた。

    Q3ではルイス・ハミルトンが“完璧”と評したラップを決めた一方で、マックス・フェルスタッペンは、アウトラップのセバスチャン・ベッテルに出くわし、さらにスピンを喫するというミスもあって1.216秒の差がついた。仮にミスがなくても、ラップの完成度を考えれば、Q1やQ2よりも差はついていたかもしれない。

    それでも、ドライが予想される決勝は期待が持てる。“オオカミ少年”のルイス・ハミルトンの発言が嘘か誠かはわからないが、メルセデスF1はドライコンディションで先週末よりもパフォーマンスを落としていた。特にレッドブル・ホンダF1はロングランで優れたレースペースを発揮しており、決勝では互角の戦いが期待できそうだ。

    2020年 第2戦 F1シュタイアーマルクGP 予選 結果

    順位 No ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
    1 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分18秒188 1分17秒825 1分19秒273
    2 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル・ホンダ 1分18秒297 1分17秒938 1分20秒489
    3 55 カルロス・サインツ マクラーレン 1分18秒590 1分18秒836 1分20秒671
    4 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 1分18秒791 1分18秒657 1分20秒701
    5 31 エステバン・オコン ルノー 1分19秒687 1分18秒764 1分20秒922
    6 4 ランド・ノリス マクラーレン 1分18秒504 1分18秒448 1分20秒925
    7 23 アレクサンダー・アルボン レッドブル・ホンダ 1分20秒882 1分19秒014 1分21秒011
    8 10 ピエール・ガスリー アルファタウリ・ホンダ 1分20秒243 1分18秒744 1分21秒028
    9 3 ダニエル・リカルド ルノー 1分19秒662 1分19秒229 1分21秒192
    10 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分20秒382 1分19秒545 1分21秒651
    11 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分20秒781 1分19秒628  
    12 63 ジョージ・ラッセル ウィリアムズ 1分20秒192 1分19秒636  
    13 18 ランス・ストロール レーシングポイント 1分19秒697 1分19秒645  
    14 26 ダニール・クビアト アルファタウリ・ホンダ 1分19秒824 1分19秒717  
    15 20 ケビン・マグヌッセン ハース 1分21秒140 1分20秒211  
    16 7 キミ・ライコネン アルファロメオ 1分21秒372    
    17 11 セルジオ・ペレス レーシングポイント 1分21秒607    
    18 88 ニコラス・ラティフィ ウィリアムズ 1分21秒759    
    19 99 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ 1分21秒831    
    20 8 ロマン・グロージャン ハース No Time    
  • 2020年 第2戦 F1シュタイアーマルクGP 予選レポート

    2020年 第2戦 F1シュタイアーマルクGP 予選レポート

    2020年のF1世界選手権 第2戦 F1シュタイアーマルクGPの予選が7月11日(土)にオーストリアのレッドブル・リンクで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデスF1)がポールポジションを獲得した。

    事前に予報されていた通り、土曜日のレッドブル・リンクには雨が降り注いだ。コンディション不良によって正午からのフリー走行3回目は中止となった。F1ドライバーは2020年F1マシンをウエットで走らせた経験はほとんどないため、ほぼぶっつけ本番のウエット走行となった。

    フリー走行3回目の後に一旦雨は止んだが、現地時間15時の1時間前に再び降り始めた。そのため、レースコントロールはセッション開始時間を遅らせ、セーフティカーによるコースチェックを繰り返し実施。最終的に46分のディレイを経て、F1シュタイアーマルクGPの予選はスタートした。

    【Q1】
    全マシンばがウエットタイヤを装着して待機。路面コンディションがどのように変化するかは予測できないため、悪化する場合に備えて各マシンは燃料を多めに積み、基本的にタイヤ交換は行わずにコースに留まったタイムを出していく。また、雨天ではコースオフするドライバーが出てくるか可能性も高いため、タイミングも重要になる。

    天気図では雨脚が強まる見込みのため多くのマシンがピットレーン出口に並んですぐにタイムを出しに行く。セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が最初にコースインして1分24秒235をマークする。

    走行を重ねるたびに路面は改善し、燃料も軽くなることで最後までタイムシートが目まぐるしく変わる。アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)がコースオフしてウォールにヒットするもストップすることなく走行を継続。だが、残り13秒でコース脇にマシンを止めたことで赤旗が提示され、そこでQ1セッションは終了した。

    Q1をトップタイムで通過したのはルイス・ハミルトン(1分18秒188)。0.109秒差でマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が続く。

    ノックアウトとなった5台は、キミ・ライコネン(アルファロメオ)、セルジオ・ペレス(レーシング・ポイント)、ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)、アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)、ロマン・グロージャン(ハース)の5台。

    ロマン・グロージャンはセッション序盤にコースオフを喫してタイムを出すことができなかった。また初日にドライで競争力を見せていたセルジオ・ペレスはウエットコンディションで実力を発揮できなかった。

    【Q2】
    15台から10台に絞り込まれる15分間のQ2。気温14度、路面温度は19度。再びセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)を先頭にコースイン。全車ウェットタイヤを装着。

    Q2をトップで通過したのはルイス・ハミルトンで1分17秒825。再びマックス・フェルスタッペンが0.113秒差で追う。

    脱落となったのはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)、ランス・ストロール(レーシング・ポイント)、ダニール・クビアト(アルファタウリ)、ケビン・マグヌッセン(ハース)。

    ジョージ・ラッセルは初のQ2進出を12番手で終えた。Q3までの差は0.1秒以内と好パフォーマンスをみせた。11番手終えたシャルル・ルクレールはダニール・クビアトの進路を妨害したとして3グリッド降格ペナルティを科せられた。チームメイトのセバスチャン・ベッテルはQ3に進出しており、先週末とは逆の展開だ。

    【Q3】
    ポールポジションをかけた12分間のQ3は、ルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンのポールジション争いとなる。

    フェルスタッペンは2番手で最終ラップに突入すると、第1セクターをファステスト・タイム、第2セクターを自己ベストで走るが、前にマシンが走っていた影響もあり、最後から2番目のコーナーでスピン。タイムを更新できず、ルイス・ハミルトンが通算89回目のポールポジションを獲得。フェルスタッペンに1.216秒差という驚異的なタイムシートとなった。

    7番手で終えたピエール・ガスリーは新生アルファタウリ・ホンダとして初のQ3進出を果たした。

    2020年 第2戦 F1シュタイアーマルクGP 予選 結果

    順位 No ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
    1 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分18秒188 1分17秒825 1分19秒273
    2 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル・ホンダ 1分18秒297 1分17秒938 1分20秒489
    3 55 カルロス・サインツ マクラーレン 1分18秒590 1分18秒836 1分20秒671
    4 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 1分18秒791 1分18秒657 1分20秒701
    5 31 エステバン・オコン ルノー 1分19秒687 1分18秒764 1分20秒922
    6 4 ランド・ノリス マクラーレン 1分18秒504 1分18秒448 1分20秒925
    7 23 アレクサンダー・アルボン レッドブル・ホンダ 1分20秒882 1分19秒014 1分21秒011
    8 10 ピエール・ガスリー アルファタウリ・ホンダ 1分20秒243 1分18秒744 1分21秒028
    9 3 ダニエル・リカルド ルノー 1分19秒662 1分19秒229 1分21秒192
    10 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分20秒382 1分19秒545 1分21秒651
    11 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分20秒781 1分19秒628  
    12 63 ジョージ・ラッセル ウィリアムズ 1分20秒192 1分19秒636  
    13 18 ランス・ストロール レーシングポイント 1分19秒697 1分19秒645  
    14 26 ダニール・クビアト アルファタウリ・ホンダ 1分19秒824 1分19秒717  
    15 20 ケビン・マグヌッセン ハース 1分21秒140 1分20秒211  
    16 7 キミ・ライコネン アルファロメオ 1分21秒372    
    17 11 セルジオ・ペレス レーシングポイント 1分21秒607    
    18 88 ニコラス・ラティフィ ウィリアムズ 1分21秒759    
    19 99 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ 1分21秒831    
    20 8 ロマン・グロージャン ハース No Time