カテゴリー: F1ドライバー

  • F1の“黄金世代”はどの年? 21世紀の歴代ルーキーイヤーを格付け

    F1の“黄金世代”はどの年? 21世紀の歴代ルーキーイヤーを格付け

    2025年のF1グリッドでは、シーズン開幕時点で4分の1以上のドライバーが初のフル参戦を迎えていた。その“ルーキー”には、完全なグランプリ未経験者であるキミ・アントネッリ、ガブリエル・ボルトレト、アイザック・ハジャーが含まれ、さらにジャック・ドゥーハン、オリー・ベアマン、リアム・ローソンといった「ルーキー扱いするには微妙な存在」まで含まれていた。彼らのF1参戦経験は1戦から最大11戦と幅があった。

    アントネッリはマイアミでスプリントポールを獲得し、その潜在能力を示し、ハースで走るベアマンも好印象を与え続けている。ハジャーやボルトレトにも注目すべき瞬間があり、ドゥーハンのルーキーシーズンは短命に終わったものの、その代わりに高く評価される“準ルーキー”フランコ・コラピントが起用されている。

    このように、注目株が揃った2025年は、F1新世代の飛躍の年として語り継がれる可能性がある。

    The Raceが21世紀の“ルーキーイヤー”をランキング化した。なお、対象とした「ルーキー年」の定義は、シーズン中に少なくとも3戦に出走し、前年以前の出走が3戦以下だった年とする。たとえばロバート・クビサは2006年を、セバスチャン・ベッテルは2007年をルーキー年と見なしている。また、このルールにより、リアム・ローソンは「ルーキーではない」と扱っている。

    10位:2023年
    ■ フル参戦:オスカー・ピアストリ、ローガン・サージェント
    ■ 部分参戦:リアム・ローソン、ニック・デ・フリース

    F1史上最高の“ルーキーイヤー”ランキング 10位 2023年

    サージェントとデ・フリースは短命なキャリアに終わったものの、ピアストリとローソンは2023年の注目株だった。

    マクラーレンのピアストリは、一部でルイス・ハミルトンのデビューイヤーにたとえられるほど印象的なルーキーシーズンを過ごした。ローソンはリカルドの負傷により5戦のみの出走だったが、見事にチャンスを掴み、昨年終盤の復帰へとつながった。

    ピアストリは今や2勝を挙げ、タイトル争いの筆頭候補にもなっており、“クールかつ非情な一面”を併せ持つ存在として頭角を現している。

    9位:2011年
    ■ フル参戦:ポール・ディ・レスタ、セルジオ・ペレス、パストール・マルドナード、ジェローム・ダンブロジオ
    ■ 部分参戦:ダニエル・リカルド

    F1史上最高の“ルーキーイヤー”ランキング 9位 2011年

    この年のルーキーからチャンピオンは生まれなかったが、3名のレースウィナーを輩出した点は評価に値する。

    中でもパストール・マルドナードの2012年スペインGP勝利は“幻だったのでは”と思えるほどに伝説的な一発屋となった。ポール・ディ・レスタも、評価の分かれるドライバーではあるが、もう少しチャンスが与えられていてもおかしくなかった。

    ちなみに現在もF1に“関与している”のは、フェラーリ副代表の座に就いたダンブロジオのみというのは何とも皮肉な話だ。

    8位:2018年
    ■ フル参戦:シャルル・ルクレール、セルゲイ・シロトキン
    ■ 部分参戦:なし

    F1史上最高の“ルーキーイヤー”ランキング 8位 2018年

    F2王者としてサウバーからF1入りしたルクレールは、アゼルバイジャンGPで6位に入りブレイク。その後もポイント獲得を重ね、最終的に「雨のインテルラゴスQ3進出」という伝説的なラップも記録した。

    ルクレールはその後、フェラーリのエース格に成長したが、チーム事情もあり継続的な成功には至っていない。2024年現在もタイトルへの扉は閉ざされておらず、“未完の大器”を抜け出す瞬間が待たれる。

    7位:2002年
    ■ フル参戦:フェリペ・マッサ、佐藤琢磨、マーク・ウェバー、アラン・マクニッシュ
    ■ 部分参戦:なし

    F1史上最高の“ルーキーイヤー”ランキング 7位 2002年

    前年(2001年)のインパクトに比べるとやや見劣りする年だが、原石の輝きは随所に見られた。

    マーク・ウェバーはデビュー戦の母国オーストラリアGPで、当時のミナルディに5位入賞という“奇跡”をもたらした。シーズン通してポイントはこれ1回だけだったが、将来性は十分に示した。

    フェリペ・マッサは非常に荒削りなルーキーで、ミスも多かったがスピードは非凡だった。シーズン中に10グリッド降格のペナルティを回避するため、一時的にサブに下げられたほどだったが、2004年に復帰し、最終的にはフェラーリでミハエル・シューマッハの“弟子”に。

    佐藤琢磨もまた“生の素材”だったが、鈴鹿での入賞(5位)は日本人ファンに強烈な印象を残した。アラン・マクニッシュはF1では正当に評価されなかったが、後のスポーツカーキャリアがその実力を証明している。

    6位:2000年
    ■ フル参戦:ジェンソン・バトン、ニック・ハイドフェルド、ガストン・マッツァカーネ
    ■ 部分参戦:なし

    F1史上最高の“ルーキーイヤー”ランキング 6位 2000年

    19歳のジェンソン・バトンをBMWとの提携が始まったばかりのウィリアムズが抜擢したのは、当時としては思い切った決断だった。

    デビュー戦の開幕戦オーストラリアGPでは21番グリッドからポイント目前まで迫ったが、惜しくもエンジントラブル。それでもすぐに6位入賞を果たし、スパでの3番グリッド、鈴鹿での5位予選など、随所に光る才能を見せた。

    一方、より“本命”と見られていたのはF3000を席巻していたニック・ハイドフェルド。しかしプロストのマシンが酷すぎて、その潜在能力を引き出せなかった。最終的には13回の表彰台を経験するものの、期待されたタイトルには届かなかった。

    ミナルディのガストン・マッツァカーネは期待通り……というべきか、特に印象を残さずF1を去っている。

    5位:2006年
    ■ フル参戦:ニコ・ロズベルグ、スコット・スピード
    ■ 部分参戦:ロバート・クビサ、井出有治、山本左近、フランク・モンタニー

    F1史上最高の“ルーキーイヤー”ランキング 5位 2006年

    この年のルーキーでワールドチャンピオンになったのは1人だけだが、最も才能に満ちていたのは別の男だったかもしれない。

    ニコ・ロズベルグはバーレーンでのデビュー戦で、1周目に最後尾に落ちながらも7位フィニッシュし、ファステストラップも記録。その後のキャリアはメルセデス移籍により開花し、2016年にはワールドチャンピオンとなった。

    だが、真に才能を感じさせたのはロバート・クビサ。フリー走行での速さを買われ、BMWザウバーが当時の王者ジャック・ヴィルヌーヴをシーズン途中で降ろしてまで起用。その判断は正解だった。3戦目で早くも表彰台を獲得し、将来のチャンピオン候補と見なされていたが、不運なラリー事故により道は閉ざされてしまった。

    スコット・スピードは“レッドブルのアメリカ人計画”の失敗例となり、スーパーアグリ勢のモンタニーや山本はF1という舞台では厳しかった。

    4位:2015年
    ■ フル参戦:マックス・フェルスタッペン、フェリペ・ナッセ、カルロス・サインツ、ウィル・スティーブンス
    ■ 部分参戦:ロベルト・メリ、アレクサンダー・ロッシ

    F1史上最高の“ルーキーイヤー”ランキング 4位 2015年

    この年は何と言ってもフェルスタッペンとサインツという主役2人が全てを持っていった。

    ナッセも注目株だったが、マーカス・エリクソンを相手に決定的な差をつけられず、F1での評価は伸び悩んだ。だが、その後IMSAでトップドライバーとなり才能を開花。

    ロッシは短期間ながら好印象を残し、その後インディ500初参戦初優勝という快挙でアメリカのレース界のスターに。

    マノーのスティーブンスとメリは、F1での足跡は薄く、1年限りで終了。スティーブンスはその後スポーツカーで成功を収めた。

    3位:2019年
    ■ フル参戦:アレックス・アルボン、ランド・ノリス、アントニオ・ジョビナッツィ、ジョージ・ラッセル
    ■ 部分参戦:なし

    F1史上最高の“ルーキーイヤー”ランキング 3位 2019年

    この年は、近年まれに見る「豊作年」だった。

    ノリスはデビュー直後からマクラーレンの再建の一翼を担い、現在は2度目の現実的なタイトル争いの最中。ラッセルはウィリアムズで苦しいマシンながらもチームをけん引し、ついにハミルトンを下してメルセデスの“顔”に。

    アルボンも序盤は好印象で、トロロッソからレッドブルへわずか半年で昇格。当時の評価は極めて高かった。現在はウィリアムズで再評価の声も。

    ジョビナッツィはF2やデビュー戦では輝いたが、F1でその才能を継続的に証明するには至らなかった。

    2位:2001年
    ■ フル参戦:フアン・パブロ・モントーヤ、キミ・ライコネン、エンリケ・ベルノルディ、フェルナンド・アロンソ
    ■ 部分参戦:ルチアーノ・ブルティ、トーマス・エンゲ、アレックス・ユーン

    F1史上最高の“ルーキーイヤー”ランキング 2位 2001年

    モントーヤとライコネンが大きな注目を集めたシーズン。モントーヤはシューマッハに真正面から挑み、イタリアGPでは初勝利。ライコネンは、ほぼ経験ゼロでのF1参戦ながらサウバーで華々しいデビューを飾った。

    しかし、真の“天才”は下位チームミナルディにいた。フェルナンド・アロンソは最下位常連チームに乗りながら、非凡な走りを連発。結果こそ出なかったが、その才能は明らかで、後に2度の世界王者に。

    ベルノルディ、ブルティ、エンゲらはF1では大成できなかったが、ドライバーとしての実力は十分あった。

    1位:2007年
    ■ フル参戦:ルイス・ハミルトン、ヘイキ・コバライネン、エイドリアン・スーティル、アンソニー・デビッドソン
    ■ 部分参戦:セバスチャン・ベッテル

    F1史上最高の“ルーキーイヤー”ランキング 1位 2007年

    ドライバーズタイトル11回分を抱えるこの年が1位に輝くのは当然だろう。

    ルイス・ハミルトンはF1史上最も衝撃的なデビューイヤーを過ごした。9戦連続表彰台、チャンピオン争い、チーム内抗争、そして伝説的な中国・ブラジルの“惜敗”――1年目から歴史に残る存在だった。

    ベッテルはハミルトンに次ぐインパクトで、トロロッソでの4位入賞(上海)は鮮烈だった。

    コバライネンは本来なら賞賛されるべき内容で、フィジケラを打ち負かしマクラーレン昇格。スーティルも当時は“将来のレースウィナー候補”と評されていた。

    アンソニー・デビッドソンは、スーパーアグリでの1年だけでは評価されるにはあまりにも材料が足りなかった。

  • 『F1 25』ゲームレーティング発表 各ドライバーが自身の評価にリアクション

    『F1 25』ゲームレーティング発表 各ドライバーが自身の評価にリアクション

    2025年5月30日に発売予定の『EA SPORTS F1 25』では、F1ドライバーたちのゲーム内レーティングが公開され、その評価に対するリアクションを収めた公式動画が話題となっている。

    EA Sportsの「チーフ・レーティング・オフィサー」であるアリアナ・ブラボが各ドライバーに評価を伝え、率直なコメントを引き出した。

    評価は以下の4要素で構成され、総合評価(OVR)に反映される:
    ・ 経験(Experience):キャリアの長さや実績
    ・ レースクラフト(Racecraft):レース中の判断力や戦略
    ・ アウェアネス(Awareness):他車との接触を避ける能力
    ・ ペース(Pace):純粋なスピードと一貫性

    以下に、主要ドライバーの評価と発言を紹介する。

    マックス・フェルスタッペン(総合評価:95)
    記者: 「総合95という最高評価になりました」
    フェルスタッペン: 「まぁ、当然の結果だと思うよ。特にレースクラフトとペースが高く評価されてるのはうれしい。でも、他のみんなの評価も気になるな」

    ルイス・ハミルトン(総合評価:89)
    記者: 「経験値は98で最高ですが、総合は89です」
    ハミルトン: 「経験が評価されているのはすごく光栄。でも他の項目がちょっと低めだよね。まぁ、まだ伸ばせるってことだと思う」

    カルロス・サインツ(総合評価:90)
    記者: 「レースクラフトが96という高評価を受けました」
    サインツ: 「それはうれしいね。自分の強みがちゃんと評価されてるって感じがするし、今後もこの調子を維持していきたいよ」

    ジョージ・ラッセル(総合評価:90)
    記者: 「ペース90、総合90という評価についてどう思いますか?」
    ラッセル: 「正直、ペース90ってのはちょっと意外だった。でもさ、ルイスが89っていうのは納得いかないよ。『ルイスが89?どういうこと?もっと高くあるべきだよ。かなり物議を醸す評価だね』って思ったくらいだからね」

    オスカー・ピアストリ(総合評価:87)
    記者: 「好調なシーズンに対して、87という評価です」
    ピアストリ: 「正直ちょっと低いかなって思った。でも、今後の走りでしっかり見せていきたい。まだまだ上げられるはずだしね」

    アンドレア・キミ・アントネッリ(総合評価:72)
    記者: 「デビュー年ながらの評価72です。感想を聞かせてください」
    アントネッリ: 「うーん、やっぱりちょっと低く感じるけど、経験が少ないから仕方ないか。これからどんどん積んでいくよ」

    角田裕毅(総合評価:82)
    記者: 「総合評価82となりました。ご自身ではどう受け止めていますか?」
    角田: 「評価していただけるのは嬉しいが、まだまだ改善の余地がある。今後も努力を重ね、さらに上を目指していきたい」

    『F1 25』は、PlayStation 5、Xbox Series X|S、PC向けに2025年5月30日に発売予定。各ドライバーの評価は、シーズン中のパフォーマンスに応じて随時アップデートされていく。

    動画の公開は終了しました

    『F1 25』 各F1ドライバーのゲームレーティング

    ドライバー チーム名 総合 EXP RAC AWA PAC
    マックス・フェルスタッペン レッドブル 95 87 96 85 96
    ランド・ノリス マクラーレン 91 81 89 80 94
    シャルル・ルクレール フェラーリ 91 81 95 93 90
    ジョージ・ラッセル メルセデス 90 81 92 84 90
    カルロス・サインツ ウィリアムズ 90 87 96 88 88
    ルイス・ハミルトン フェラーリ 89 98 90 90 87
    フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 88 99 90 81 87
    オスカー・ピアストリ マクラーレン 87 72 92 86 87
    ピエール・ガスリー アルピーヌ 86 82 88 79 86
    エステバン・オコン ハース 85 81 86 79 85
    ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 84 87 86 85 82
    アレックス・アルボン ウィリアムズ 83 81 82 78 85
    角田裕毅 レッドブル 82 77 78 77 85
    リアム・ローソン レーシングブルズ 80 54 76 75 85
    ランス・ストロール アストンマーティン 78 83 81 78 76
    オリバー・ベアマン ハース 74 52 84 65 73
    ガブリエル・ボルトレート アルピーヌ 74 50 76 68 77
    ジャック・ドゥーハン アルピーヌ 73 51 71 67 78
    アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 72 50 67 79 76
    アイザック・ハジャー レーシングブルズ 68 51 66 65 72
  • 2025年F1 マイアミGP 決勝:トップ10 ドライバーコメント

    2025年F1 マイアミGP 決勝:トップ10 ドライバーコメント

    2025年F1 マイアミGPの決勝でトップ10入りしたドライバーのコメント。5月4日(日)にマイアミ・インターナショナル・オートドロームで2025年のF1世界選手権 第6戦 マイアミグランプリの決勝レースが行われた。

    オスカー・ピアストリが優勝、ランド・ノリスが2位とマクラーレンが3位以下いに30以上の差をつける圧勝で幕を閉じたマイアミGP。角田裕毅(レッドブル)は10位でフィニッシュして貴重なポイントを加算した。

    1位:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    「今日は勝てて最高の気分だよ。本当に勝ちたかったレースだったからね。クルマは今日は信じられないくらい良かったし、そのペースの優位性をしっかり活かすことができた。それは、ここサーキットで働いてるみんなと、ファクトリーの全員が信じられないくらいの努力を重ねてくれたおかげだ。もちろん、今週末から学ぶべきことはまだあるけど、とにかくマイアミをトップで終えられてすごくうれしい」

    2位:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「チームにとって素晴らしい結果だったし、オスカーの勝利を祝福したい。今日の彼は本当に素晴らしい走りをしていた。スタートではマックス(フェルスタッペン)と激しい争いになって、それで僕は代償を払う形になったけど、それもレースではよくあること。チームは今週末ずっと素晴らしい仕事をしてくれて、クルマのペースも申し分なかった。ダブルシャッフルのピットストップも完璧だった。今はポジティブな点をすべて受け止めて、2週間後のイモラに向けてファクトリーで集中して準備したい。」

    3位:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    「今日はマイアミで3位を獲得できて本当にうれしい。今週末はいつもより少し苦戦していて、これまでのレースほどクルマに自信を持てていなかった。少し後手に回っていたけど、大事なところでは良いパフォーマンスを発揮できたし、力強い結果を残せたと思う。ピット後にフェルスタッペンがすぐ後ろにいたけど、ミディアムタイヤでのフィーリングは良く、ペースをコントロールして彼を抑えられる自信はあった。マクラーレンは他のチームよりも明らかにアドバンテージがあったので、彼らに祝福を送りたい。追いつくのは簡単じゃないけど、僕たちは改善に向けて努力を続けるし、イモラから始まるヨーロッパでの3連戦を楽しみにしている。」

    4位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    「昨日も言った通り、できる限りのことはやったけど、結果的には厳しいレースになった。最初は何とか抵抗してみたけど、結局抑えきるのは無理だった。VSCで少し運もなかったけど、それもレースの一部。全体として、ペースが本当に足りなかった。失うものはなかったから、少しでも楽しんで走ろうとしたけど、実際にはかなり大変だった。ブレーキにも苦しんだし、タイヤの管理もかなり難しかった。ちょっとプッシュするだけでタイヤがすぐにオーバーヒートした。今日のレースは完全にタイヤマネジメントにかかっていたけど、今の僕たちにはまだそれが得意じゃない。もっとパフォーマンスが必要だし、今日は差が大きすぎた」

    5位:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    「昨日は気持ちを切り替えるのが大事だったけど、今日はしっかりやり直せた。クルマの速さは本物で、今日は完全にペース勝負だった。ずっといいリズムで走れてたし、この結果にはすごく満足してる。トップチームとバトルしてるなんて、正直信じられないよ。1年前の自分たちから考えると、グローブでやってきた進歩の証だと思う。もちろん、毎回こうはいかないけど、今はこの結果を楽しみたい。」

    マイアミGP F1 角田裕毅

    6位:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    「今日は、これ以上のポジションを争えるほどのペースは正直なかった。スタートは良くて2番手を走っていたけど、マクラーレン勢のペースがかなり速くて、彼らに追い抜かれた。前半のミディアムタイヤでは感触も良かったけど、後半のハードでは少し苦しんだ。ペースが伸びなかったのが6位という結果に繋がった。なぜそうなったのか、チームと一緒にしっかり分析したい。とはいえ、週末全体としては満足している。予選では良い走りができたし、スプリントで初のポールポジションを獲れたのもよかった。レースマネジメントに関してはまだ経験を積んでいる最中で、今後も良くなっていくはず。次戦イモラは僕にとって初めての母国GPになるし、会場の雰囲気やファンの応援を考えるとすごく楽しみだ。」

    7位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「今週末はずっと苦しかった。直近3戦では良い進歩があったのに、今回はクルマの感触がまったく違った。なぜそうだったのかを理解する必要がある。今日は1スティント目のペースがなかったし、2スティント目の序盤はマネジメント、その後はずっと汚れた空気の中。最後にもう一度プッシュしたけど、全然足りなかった。自分はこれからも全力を出し続けるし、チームとしてもっと進歩できるように頑張らなければならない」

    8位:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    「全体的には、今週末でいい前進ができたと思う。もちろんP8は満足できる位置じゃないし、改善点はたくさんあるけど、スタート位置から考えると悪くないリカバリーだった。クルマとの一体感も少しずつ出てきてるし、これはポジティブな要素だね。ペースがもうちょっと必要なのは確かだけど、チームは本当に懸命に取り組んでくれてるし、これからもっと前に出ていけると信じてる。今はとにかく集中して努力を続けていくだけだ」

    9位:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    「フラストレーションの溜まるレースだった。昨日のオペレーションのミスで中古タイヤスタートになって、最初から不利だったし、1周目にランディを避けたときにアレックスと接触してフロアがダメになった。自分たちのガレージ内でも意思疎通に問題があったけど、正直、ダメージがあったからどのみちポジションは落としてたと思う。それでもなんとか持ちこたえようとしたけど、最終的に9位。とはいえ、今日のクルマのバランスはシーズンで一番良かったし、ポジティブな部分はちゃんと持ち帰って、チーム全体で振り返りたい。」

    10位:角田裕毅(レッドブル)
    「タイムペナルティを受けたことで、あの位置にいる必要がなかったのに、レースがずっと厳しい展開になってしまいました。元チームメイトとの最後の数周は、正直簡単ではありませんでした。アイザック(ハジャー)のペースがかなり上がってきて、私も全力で走っていましたが、彼が何度も迫ってきました。5秒差を保つのは本当に大変でしたが、やるべきことはやりました。ポイントが取れたのはうれしいですが、ペースには満足していません。チームとして全体的にレースペースで苦しんでいたのは私だけの問題ではなく、今後しっかり見直す必要があります。今回のレースでは自分にできることはすべて出し切りました。マシンの理想的な状態にはまだ届いていませんが、少しずつ手応えも感じており、今後に向けて改善していくつもりです。」

  • 2025年F1 マイアミGP 決勝:11位以下 ドライバーコメント

    2025年F1 マイアミGP 決勝:11位以下 ドライバーコメント

    2025年F1 マイアミGP 決勝:11位以下 ドライバーコメント2025年F1 マイアミGPの決勝で11位以下だったドライバーのコメント。5月4日(日)にマイアミ・インターナショナル・オートドロームで2025年のF1世界選手権 第6戦 マイアミグランプリの決勝レースが行われた。

    最後のポイントを賭けた戦いはチェッカーまで白熱した展開。アイザック・ハジャーは、5秒ペナルティを科された角田裕毅(レッドブル)を猛追したが、あと0.168秒という僅差で5秒以内に入ることができなかった。

    11位:アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    「正直、自分のドライビングには満足してない。いくつかミスもあったし、それでトップ10を逃したと思う。とはいえ、限界までプッシュしてた証拠でもある。ハードタイヤで何周も走ったし、全体的には角田との予選みたいなバトルで楽しかった。最後のラップでは5秒差の中にいるのは分かってて、ライブでギャップも見てた。全力は出し切ったけど、それでも足りなかった。たったのコンマ1.5秒でポイントを逃した。でも、イモラは得意なコースだし、F2でも勝った経験があるから自信はある。」

    12位:エステバン・オコン(ハース)
    「自分たちのレースは悪くなかったけど、前の速い連中と戦うにはちょっとペースが足りなかった。VSCのときにピットに入らなかったのがちょっと運がなかったし、いくつかバトルもしたけど、どれも結局同じ結末だった。ちょっともどかしかったね。それでも、今週末を通してチームとしてはいい内容だったし、クルマの性能をもう少し引き出せればもっと上を目指せると思う。この週末から得た学びも多かったし、次のレースに期待している」

    13位:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    「全体的には厳しい週末だったね。ただ、昨日のスプリントでポイントを取れたのは予想外だったし、それはよかった。今日のレースは、マシンにいくつか問題があって修復を試みたけど、完全ではなかった。ちょっとはマシになったけど、それでもペースが足りなかった。正直、雨でも降ってくれれば戦える余地があったけど、それもなかったし。ここでのパフォーマンスはよくなかったから、過去のレースと比べて何が違ったのかしっかり分析する必要がある。イモラまでにやることはたくさんある。」

    14位:ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    「今日はかなりクリーンなレースだったし、今シーズンの中でも良い方の内容だったと思う。ターン1でローソンとドゥーハンがぶつかったときも巻き込まれずに済んで、そこからは自分のペースを作っていけた。他の多くのマシンとは逆で、俺はハードタイヤでスタートして長めのスティントを狙ってた。最初のVSCのときにピットに入らなかったのは、あとでチームと一緒に振り返る必要があると思う。でも、全体として今週末は一歩前進できたと感じてる。パフォーマンスやバランスがもう少し良くなれば、ポイント争いに加われるはずだ。次のヨーロッパラウンドが楽しみだ。」

    15位:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    「厳しいレースだった。週末を通してペースがなかったし、正直今日の展開は予想できていた。今シーズンずっと抱えている問題が、また出ただけという感じだ。前で何かが起きても、それを活かせる状況じゃなかった。全体的にもっと良くなっていく必要がある。イモラでは少しでも前進できるようにしたい。」

    2025年のF1世界選手権 マイアミGP F1

    16位:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「今日は難しいレースだった。事前に予想していた通り、コンディションも厳しかったし、全体的に速さが足りなかった。シーズンを通してずっとそうだし、今日も例外じゃなかった。何か特別なことがあったわけでもなく、何も起きないままレースが終わった。でも、逆にそれが今の戦闘力を表していると思う。クルマのすべての面で改善が必要だ。」

    DNF:リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    「スタートはかなり良かった。ターン1に向かって大きなスペースが空いてて、前のクルマについていったんだけど、横から当てられて大きなダメージを負ってしまった。あとは雨待ちだったけど、降らなかった。チームは今週末いい仕事をしてくれたし、クルマも速かったから残念だね。次の3連戦に向けてリセットして、もっと良くしていくよ。」

    DNF:ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    「リタイアするまでは悪くない展開だった。13番手で走ってて、オコンの後ろでガスリーの前にいて、たぶんその位置を最後までキープできたと思う。ペースは想定通りで、ハースやRBのちょっと後ろくらい。でも十分に戦えていた。問題は、レース終盤に入ってからパワーが落ち始めたことだ。ストレートでスピードが乗らなくなって、2回くらいコーナーでも大きな失速があった。最後にはクルマが完全に止まってしまった。チームの話では燃料系のトラブルっぽいけど、まだ詳しくは確認できてない。キャリアの中でもDNFは少ないほうだから残念だ。でも、週末の予選やレース序盤のパフォーマンスにはポジティブな要素も多かった。しっかり振り返って、次に繋げていくつもりだ。」

    DNF:オリバー・ベアマン(ハース)
    「悪くない走りだったけど、DRSトレインの中に長くいたからタイヤには厳しかったね。ペースはあったと思うけど、ポイント圏内には届かなかった。何が起きたのかはこれから確認するけど、ドライブを失って、そのあとコーナーで二度ほど大きくスライドして、最終的には完全にクルマが止まってしまった。チームの話では燃料系のトラブルかもしれない。キャリアでもリタイアはそう多くないから残念だけど、こういうこともある。スプリントのパフォーマンスや週末通しての速さにはポジティブな面もあったし、それを次に繋げたい。」

    DNF:ジャック・ドゥーハン(アルピーヌ)
    「自分のガレージにとっては辛い週末の締めくくりだった。グリッドの中団スタートは最初の数コーナーが難しくなるもので、ターン1ではスペースがなくてローソンと接触。ダメージが大きすぎてピットに戻ることもできず、リタイアするしかなかった。スプリントではいい走りもできたし、コンディションが難しい中でも自信はあった。今は気持ちを切り替えて、次の3連戦に備えて準備していくよ」

  • 2025年F1 マイアミGP 予選:トップ10 ドライバーコメント

    2025年F1 マイアミGP 予選:トップ10 ドライバーコメント

    2025年F1 マイアミGPの予選でトップ10入りしたドライバーのコメント。5月3日(土)にマイアミ・インターナショナル・オートドロームで2025年のF1世界選手権 第6戦 マイアミグランプリの公式予選が行われた。

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が僅差の争いを制してポールポジションを獲得した。角田裕毅はチームメイトから0.739秒差の10番手だった。

    1番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    「今日ポールポジションを獲れたのは予想外だった。ラップをしっかりまとめられて、大きなミスもなかったから、非常にポジティブな内容だったと思う。一日の始まりは良くなかった。スプリントではうまくいかず、ペナルティもあって自分たちにできることは限られていた。だからこそ、気持ちを切り替えて予選で全力を尽くす必要があった。そして、同じ一日の中で最後尾からポールまで到達できたのは良かった。予選前にはマシンのセットアップを少し変えた。各セッションを通じて少しずつ詰めていくことができた。まだ低速コーナーでは改善の余地があるし、1周単位で見たときには僕たちが一番速いわけではないと思っている。でも、予選ではラップをうまくまとめることが何よりも重要で、それができたことが大きかった。サーキットに来た時点で自分はすでに“レースモード”に入っているし、ポールを獲れたことにはもちろん満足している。最終的にはチーム全員の努力の賜物だ。細かい部分まで見落とさずに詰めていくことが重要で、我々はマシンに対して常にベストを尽くしている。明日のレースについては、ドライだと今日と同じようなペースは出ないかもしれない。でもウェットなら何が起こるか分からないし、全力で臨んでいく。マシンにはまずまずのペースがあるから、できる限りすべてを最大化して、どんな展開でも対応できるようにしたい。明日何ができるか楽しみだ」

    2番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「今日はサーキットで良い一日だった。スプリントで重要な勝利を挙げることができたし、予選でもいい位置につけることができた。自分のパフォーマンスには満足しているし、今週末を通じてクルマと一緒に成長できていると感じている。マシンのフィーリングも良く、すべてのセッションで前向きな一歩を踏み出せている。今夜はチームと一緒に引き続き作業を続けていく。マイアミは予測不能な展開が多いサーキットだが、どんな状況にも対応する準備はできているし、明日のターン1で自分たちが何をできるか楽しみにしている」

    3番手:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    「今週末を通じてマシンに対する自信はずっと持てていたので、それを予選でも結果に結びつけられたのは良かった。Q1とQ2では、昨日のスプリント予選ほどスムーズな走りができず、少し苦戦したが、Q3での最後のラップは今日の中でベストな走りだった。ターン1では少し欲張ってしまったが、それ以外の区間は非常に良かったと思う。トップ争いは非常に僅差で、コンマ何秒かで大きく順位が変わる中で、今日のラップには満足している。グランプリで3番手からスタートできるのは良いポジションだ。スプリントでは、スタート直後のターン1で何台かに抜かれてしまい、その後のピットではフェルスタッペンとの接触という不運もあった。本来はもっと上位を狙えるだけのチャンスとペースがあっただけに悔しいが、午後にしっかり立て直せたのはポジティブだ。明日はよりクリーンなレースをして、持てる力を最大限に発揮したい」

    4番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    「少しフラストレーションの残る一日だったが、明日のレースに向けて前向きに捉えるべき点もある。スプリントでは勝つためにできることはすべてやったけれど、セーフティカーのタイミングが悪くて、勝利のチャンスがなくなってしまった。とはいえ、チームは難しいコンディションの中で素晴らしい仕事をしてくれたし、スプリント2位という結果はポジティブなものだった。ただ、午後の予選ではリズムを崩すタイミングが悪くて、Q3では良いラップを出すことができなかった。Q2のペースはとても良かったから、もう少し上の順位も狙えたと思う。でも、明日は新しい一日だし、クルマには良いペースがある。レースではポジションを取り戻せるように全力を尽くしたい」

    5番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    「今シーズン、予選は自分にとって強みのひとつだったけれど、昨日と今日はその強さが出しきれなかった。そういう意味では、グリッド5番手というのは十分に満足できる結果だと思う。全体のラップタイム差が非常に小さい中で、ポールから0.2秒未満という位置にいるのは驚きでもある。マシンの速さは確かにあるし、キミ(アントネッリ)はまたしても素晴らしい予選結果を残した。彼の安定したパフォーマンスは誇りに思っている。明日の決勝でもチームとして良いポイントを獲得するチャンスがある。スプリントはやや不満の残る内容だった。ペナルティの影響もあって、スタート位置から1つしか順位を上げられなかった。もっと早くスリックタイヤに切り替えていれば、もう少しポジションを上げられたかもしれない。とはいえ、本番のグランプリこそが本当の勝負どころだ。明日は再び天候が不安定になりそうだが、チャンスがあれば確実にものにしたい」

    角田裕毅 F1 マイアミGP

    6番手:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    「この予選結果には非常に満足している。FP1の段階からマシンの感触は良く、週末を通じて自分には良いペースがあると感じていた。その感覚通り、今日はクリーンなセッションを通じてマシンの持つパフォーマンスを最大限に引き出すことができた。ただ、週末はまだ終わっていない。良いポイントを獲得するためには、明日の決勝で完璧なレースをしなければならない。そのために、これからも集中を切らさず準備を続けていく」

    7番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    「今日は悔しさが残る日だった。スプリントではかなり良い内容だっただけに、その直後にペナルティを受けてしまったことで、気持ちを切り替えてすぐに予選に臨むのは簡単なことではなかった。それでもなんとか気持ちを立て直して、自分としてはチャレンジを受け止められたと思う。予選7番手という結果には満足しているし、チームとして両マシンをQ3に進出させられたのは非常に良い成果だ。今のマシンはとても良いペースを持っていて、これは明日のレースにおいて大きな助けになるだろう。あとはクリーンなレースをすれば、きっと良い結果につながるはずだ」

    8番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「ここまでの週末は非常に厳しいものになっている。スプリントレースは走る前に終わってしまったし、予選では流れを変えたいと思っていたが、それも叶わなかった。今のところ、僕たちのマシンには他のチームと比べて十分なペースもグリップも備わっていない。そしてこのサーキットでは、その弱点がよりはっきりと表れてしまっている。チームとして目指すべき位置には到底届いておらず、この状況を改善するためにはまだ多くの作業が必要だ」

    9番手:エステバン・オコン(ハース)
    「スプリントはかなりフラストレーションのたまるレースだった。序盤からずっと後方を警戒しながらの走行になってしまい、実際には前に出るだけのペースがなかった。アンダーステアやブレーキングの感触、そしてフロントタイヤの温度管理に苦しみ、5~6周目以降はタイヤの性能が急激に落ちた。そこからは戦う余地もなかった。ただ、予選では良い仕事ができたと思う。いくつかの課題を乗り越え、セッション中にうまく調整ができた部分もある。とはいえ、まだ解決すべきポイントは残っており、逆にそれはこのマシンにさらなるポテンシャルがあることを意味している。チームのみんなの努力には本当に誇りを感じている。誰も諦めず、トリッキーな予選セッションの中でもしっかりと結果を出してくれた。明日の決勝ではトップ10をキープし、しっかりポイントを獲得できるようにしたい」

    10番手:角田裕毅(レッドブル)
    「予選ではもう少し上を狙っていたので期待していたほどではなかったですが、スプリントでは良いリカバリーができたので、今日は気持ちとしては半々です。ポジティブだったのはスプリントでポイントを獲得できたことですし、ピットレーンスタートからP6まで行けたので、何だって可能だと感じました。予選では全力を出しました。以前の予選ではミスもありましたが、今回は比較的クリーンなラップができたので、P10に終わったのは少し残念です。ラップ自体は悪くなかったですが、もう少しタイムを詰められる余地はありました。ネガティブに考えすぎたくはないですし、上位5台にすぐ食い込めるとは思っていません。レースごとに少しずつ成長しているので、今日はもっと上を望んでいたとはいえ、我慢が必要です。FP1のロングランではペースが良くなかったですが、その後セットアップを適応させて今はクルマのフィーリングも違うので、明日のレースではもっと活かせると思いますし、自信もあります。スプリントでは雨で状況が大きく変わりましたし、日曜の天気もどうなるかわかりません。今日は14台抜いたので、明日はあと9台です!良いポイントを獲りたいですし、ポジティブな気持ちを保ってベストを尽くします」

  • 2025年F1 マイアミGP 予選:11番手以下 ドライバーコメント

    2025年F1 マイアミGP 予選:11番手以下 ドライバーコメント

    2025年F1 マイアミGPの予選で11番手以下だったドライバーのコメント。5月3日(土)にマイアミ・インターナショナル・オートドロームで2025年のF1世界選手権 第6戦 マイアミグランプリの公式予選が行われた。

    スプリントの時間が延長になった影響で予選は15分遅れで開始。レーシングブルズ勢は、アイザック・ハジャーが11番手、リアム・ローソンが15番手とQ2敗退を喫した。

    11番手:アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    「今朝はウェットコンディションの中で、F1で初めて本格的にレースを戦うことになった。すべてが初めての経験で、学ぶことの多いセッションだった。スプリントのスタートはうまくいかなかったので、明日の本戦までにしっかり振り返りたい。レース中のペースも正直それほど良くはなかったし、ピットストップもあと2周ほど早ければもっと展開が違ったかもしれない。もちろん、終わってみれば言えることではある。予選は悔しさが残った。Q3に進めるだけのマシンはあったと思うけれど、ほんのコンマ数秒足りず、届かなかった。もう少し前の位置からスタートできていれば、レースに向けて大きなアドバンテージになっただけに、惜しい気持ちもある。それでも、ラップには満足しているし、自分のベストは出せたと思う。
    シケインセクションでまだタイムを失っているのは明らかなので、その部分をどう改善するかをこれから検討していく。明日は雨、もしくは混合コンディションになりそうなので、P11スタートでもポイントを狙える展開になると信じている」

    12番手:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    「今日は本当にいろいろなことが起きた一日だった。スプリントでは、チャレンジングなコンディションと難しいスタート位置の中で、強い走りを見せることができた。ソフトタイヤへの交換は自分の提案で、それに対してチームが素早く完璧なピットストップを決めてくれたことが、あの順位に繋がった。一方で、午後の予選は難しかった。グリップも足りず、全体としてのペースも不足していた。12番手というのは明らかに望んでいた位置ではない。今夜はデータをしっかり見直して、明日の決勝で巻き返すために、戦略面を含めて最適化を図っていくつもりだ」

    13番手:ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    「最近の数戦では、自分たちの本来の力をなかなか出しきれないレースが続いていた。そんな中で、今日はQ2に進出できるパフォーマンスを見せられたことが素直に嬉しい。とはいえ、Q3進出のチャンスもあったと思うので、ほんの少し悔しさも残っている。今日は一日を通して前向きな進歩を感じられた。チームはマシンをとても良く仕上げてくれて、自分もそれに対してしっかりと信頼を持つことができた。予選では、走るたびに自信を積み重ねていくことができた。特にQ1での2本目のアタックは、今週末の中でも自分にとって最も良いラップだったと思う。マシンは完璧なウィンドウの中にあった。Q2の最後のアタックでは小さなミスが出てしまったが、ここでは誰も完全なラップを走れてはいないと思う。全体としては良い仕事ができたと思っているし、何よりも予選で全体をうまくまとめられて、自分たちが持っているペースをしっかりと示すことができたことが大きい。それは今シーズン、これまでなかなか一貫して達成できていなかったことであり、今日それができたというのは自分にとっても、チームにとっても大きな意味を持つ。明日の決勝に向けては13番手スタートとなるが、天候が荒れる可能性もあり、何が起こるか分からない状況だ。この位置からでもポイントを獲ったドライバーはこれまでにもいるし、自分も全力を尽くして、良い結果を持ち帰りたいと思っている」

    14番手:ジャック・ドゥーハン(アルピーヌ)
    「予選の終盤は悪くなかったと思う。もちろんQ3に進出したかったが、マシンのフィーリングは良く、セッション全体を通して最大限を引き出せたと思っている。Q1ではすぐにペースを見つけられて、第1セクターではかなり良いタイムを出せていた。グリッド全体が非常に接戦なので、ちょっとしたことが順位に大きく影響してしまう。今夜はチームと一緒にしっかりデブリーフィングを行い、明日に向けてさらに改善できる点を探っていきたい。明日はまた雨の可能性もあるし、何かチャンスが生まれる展開になるかもしれない。今の位置をキープしつつ、レース中の展開次第でさらに前を目指していきたい」

    15番手:リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    「スプリントではスタートがうまくいって、1周目でいくつかのオーバーテイクを決められた。全体的なペースも悪くなかったが、路面が乾きつつある状況では、誰もが難しい状況に置かれていた。アロンソは冷えたタイヤでコースに戻ってきた直後で、僕は彼の後ろにつけてDRSが使えるタイミングを待っていた。接触はまったく意図したものではなく、結果として非常に残念なものになってしまった。ペナルティを受けたのは正直かなり辛かった。あの場面以外では本当に良い走りができていたからだ。予選では明らかにバッテリーのトラブルが出てしまい、マシンがフルパワーを発揮できなかった。今日のマシンの仕上がりには手応えを感じていただけに、本当に悔しい。明日までに問題が解決できることを願っているし、天候によってレース展開が左右される可能性もある。また新たに気持ちを切り替えて、明日に向かいたい」

    2025年のF1世界選手権 マイアミGP F1

    16番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    「今日は期待していたような内容にはならなかった。昨日のスプリント予選では好感触を得られていただけに、スプリントも予選もその期待には応えられなかったと思う。スプリントではスタート直後にポジションを落としてしまい、その後の短いレースでは挽回するのが非常に難しかった。それでも、他車のペナルティにより最終的には9位で終えることができた。
    午後の予選ではQ2進出も十分に可能だったと思う。しかし、最後のラップでターン1の出口でリアが少し滑ってしまい、「コンマ2~3秒ほどタイムを失った。その後の長いストレートでもスピードを乗せきれず、最終セクターで取り返そうとしたが、うまくいかなかった。今は気持ちを切り替えて、明日のレースにしっかり備えたい」

    17番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    「今日は難しい一日だった。予選ではQ2に進出できるだけのペースがなく、この結果では明日のレースでポイントを獲得するのも簡単ではない。今の僕たちの問題点をしっかりと分析し、パフォーマンスを改善するための方法を見つけなければならない。スプリントでは、レース自体は非常に良い感触で走れていて、競争力もあったと思う。ドライタイヤへの交換はもっと早く判断すべきだったかもしれないが、それでもポイントは狙えていたはずだった。しかし、ローソンとの接触によりそれが叶わなかったのは非常に残念だ。それでも、予選に間に合うようにマシンを修復してくれたチームの努力には心から感謝している。現場のメカニックたちは本当に素晴らしい働きをしてくれた」

    18番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    「今日の予選は、期待していたような結果にはならなかった。予選前にいくつか変更を加えて、マシンの状態をより良くしようとしたが、最終的にはどの走行でも十分な速さを出すことができなかった。クルマのフィーリングも、週末の序盤と比べると明らかに違っていて、その点も分析が必要だ。最後のアタックでは、先頭でコースインしたこともあって第1セクターで他車に引っかかってしまい、少しタイムをロスした。それでも走り自体はクリーンだった。ただ、単純に十分なスピードがなかった。今朝のスプリントでは、他の車両のペナルティにより最終的に8位となってポイントを獲得できたのはポジティブだった。今夜はチームと一緒にしっかりと見直しを行い、明日の決勝に向けた準備を進めていきたい」

    19番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「今の自分たちのマシンには十分な速さがないことは分かっているし、今日の予選結果もその通りの内容だった。スプリント後にいくつかセットアップの変更を行ったことで、マシンのフィーリング自体は週末を通して最も良い状態になっていた。それでも、依然として求めているスピードには届いていない。そういった中でも、スプリントでまずまずの結果を出せたのは良かったと思っている。こうした小さな成果でも、うまく全体がかみ合ったからこそ得られた結果であり、いくつかの正しい判断が助けになった。とはいえ、現時点では自分たちのあるべき場所には程遠い。さらなるスピードを見つけ出すことが急務だ」

    20番手:オリバー・ベアマン(ハース)
    「今日はフィーリングが合わず、ラップをうまくまとめることができなかった。ラップ全体が散漫になってしまった。2セットのタイヤしか使わない作戦だったのが最適ではなかったと思う。2回目のアタックでユーズドタイヤを使い、そのあとで新品に変えるという流れは、感触が大きく違った。クルマのセットアップ自体は変更せず、自分としては満足していたので、今日の結果は少し堪える。レースペースは良いので、チームには申し訳ないが、明日は挽回したい」

  • 2025年F1 マイアミGP スプリント予選:トップ10 ドライバーコメント

    2025年F1 マイアミGP スプリント予選:トップ10 ドライバーコメント

    2025年F1 マイアミGPのスプリント予選でトップ10入りしたドライバーのコメント。5月2日(金)にマイアミ・インターナショナル・オートドロームで2025年のF1世界選手権 第6戦 マイアミグランプリのスプリント予選が行われた。

    メルセデスのキミ・アントネッリが劇的なラストアタックを決め、ポールポジションを獲得。F1史上最年少でグリッドの最前列からスタートするドライバーとなった。

    18歳のアントネッリは、波乱含みの予選セッションを通して安定した速さを披露。最終的には1分26秒482のタイムで、僅差でマクラーレン勢のオスカー・ピアストリとランド・ノリスをそれぞれ0.045秒、0.100秒差で退けてみせた。

    1番手:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    「まさか自分がポールを取れるなんて思ってなかったよ!初めてのポールポジションは本当に最高の気分だ。フィニッシュラインを越えた時、自分でもいいラップだったと思ったし、3つのセクターすべてをうまくまとめることができたことには満足している。もちろん、あと少しタイムを稼げる場所はあったかもしれないけどね。この瞬間を楽しみつつ、すぐに明日に集中するよ。スプリントで勝つことができたら、今日を再現する形になるからね」

    2番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    「まずまず満足している。ベストなラップだったとは言えないけどね。最後のコーナーでロックアップしてしまって、たぶんそれでポールを逃したと思う。キミ、初ポールおめでとう。P2は悪くない結果だし、まだマシンにはもう少し引き出せるポテンシャルがあると思っている。明日は1つポジションを上げられるよう前向きな気持ちで臨むよ」

    3番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「接戦だったスプリント予選で、まずまずの結果だね。メルセデスにわずかにやられたけど、キミのポールはおめでとうって感じ。自分にももう少しタイムを出せる余地はあったと思うけど、P3には満足してるし、明日レースをするのが楽しみだよ」

    4番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    「Q3ではいいラップができたし、タイヤの状態も悪くなかったんだけど、FP1の時点からずっとアンダーステアに悩まされていた。低速コーナーが多いこのコースでは、それが大きなタイムロスになる。第1セクターのような高速コーナーでは競争力があるんだけど、低速になるとグリップ不足が響いてくる。P4は悪くないけど、理想ではないね。今の状況を考えれば現実的な結果だと思う。ロングランのデータが少ないから、スプリントがどうなるかは読みにくいけど、車のバランスやフィーリングからすると、暑さの中で厳しいレースになるかもしれない。それでもベストは尽くすよ」

    5番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    「まずはキミに心からおめでとうを言いたい。彼が初めてのポールポジションを取ったことを本当に嬉しく思っている。FP1の最初の周から彼はとても速くて、それはとても印象的だった。彼にとってもチーム全体にとっても素晴らしい結果だし、明日のスプリントでも好結果に繋がることを願っている。自分自身としては、今日はあまりマシンにしっくり来る感覚がなかった。少し苦しんでいて、ペースもほんの少し足りていなかった。SQ3では終盤の混戦に巻き込まれたくなかったし、イエローフラッグのリスクも避けたかったから、早めにアタックすることを選んだ。でもP5というのは正直良い結果ではないし、明日の本予選で改善する必要がある。スプリント週末は難しいけど、今日はあまり良くなかった分、明日はいい日になるように全力を尽くすよ」

    マイアミグランプリ F1 マイアミGP

    6番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「この順位には満足していない。今日はあまり改善の余地がなくて、これが今の僕たちのベースラインだと思う。明日のスプリントではスタートを決めて、そこから状況をうまく作っていきたい。今のところ簡単な週末ではないし、取り組むべき課題はたくさんある。」

    7番手:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    「まだ理想の位置には届いていないけど、特にSQ1ではクルマのフィーリングが良くて、一体感があったことはポジティブな材料だ。やるべきことはまだあるけど、今あるパッケージで最大限を引き出すこと、そこからさらに前に進むことに集中している。」

    8番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    「金曜日は終了。全体的には非常にポジティブな1日だった。FP1の最初のラップからクルマの感触はとても良くて、その状態をうまく維持できた。満足してるけど、他のチームが午後にかけて少しパフォーマンスを上げてきた印象がある。僕たちは最初から最適化できていた分、SQ3では少し後れを取った。でもミッドフィールド最上位に立てたし、ポイント獲得のチャンスがあるポジションだから悪くない。明日の本予選に向けてまだやるべきことはあるけど、良いスタートを切れている」

    9番手:アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    「今日はすごく緊張したスプリント予選だった。SQ1の最初のランでは最後のコーナーでミスをしてしまって、それでプレッシャーがかかった。でもSQ2では満足できるラップができて、SQ3に進むことができた。時間がギリギリで、シャルル(ルクレール)のすぐ後ろでのラップスタートになってしまったのは理想的ではなかったけど、全力で行くしかなかった。明日はスタートが非常に重要になるから、しっかり決めて、ポイント争いに加わりたい」

    10番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    「この順位で予選を終えられたのはちょっと驚きだ。クルマはまだバランスが安定せず、一貫性も欠けているけど、全体としては良い1日だった。今シーズン初めてSQ3に進出できたのも収穫だ。この勢いを保ちたい。明日はポイントが入るのは8位以内だけど、全力で挑むよ」

  • 2025年F1 マイアミGP スプリント予選:11番手以下 ドライバーコメント

    2025年F1 マイアミGP スプリント予選:11番手以下 ドライバーコメント

    2025年F1 マイアミGPのスプリント予選で11番手以下だったドライバーのコメント。5月2日(金)にマイアミ・インターナショナル・オートドロームで2025年のF1世界選手権 第6戦 マイアミグランプリのスプリント予選が行われた。

    トラックエボリューションを考慮してできるだけ後半にタイムを出したいと考えるなか、全20台が出走するSQ1ではピットレーンから大渋滞が発生。角田裕毅(レッドブル)を含めた5名のドライバーが時間切れとなり2回目のアタックをすることができなかった。

    11番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    「スプリント予選では自分たちのポテンシャルを最大限に活かせたと思う。FP1が難しかっただけに、P11という結果はとても満足している。FP1でミディアムタイヤでフラットスポットを作ってしまって、その後の予選ではソフトしか残っていなかったのが厳しかったけど、4周使ってやりきった。チームとしては良いスタートを切れたので、この勢いをスプリントにもつなげていきたい」

    12番手:エステバン・オコン(ハース)
    「クルマにはもう少しタイムが残っていたと思う。特に最後のコーナーで少し深く突っ込みすぎてしまって、どれだけタイムを失ったのか確認する必要があるけど、それでもSQ3に進むには届かなかったかもしれない。全体的にはポジティブな内容だったと思う。マシンのフィーリングは良くて、戦える状態にはある。ただ、スプリントでポイントを取るには8位以内に入らなきゃいけないから、それにはまだ足りない。明日に向けてベストを尽くすよ。今日は本予選へのいい準備にもなったし、ジェッダの時よりも感触は確実にいい。シミュレーターでの作業や、今週ここでの走行を通じて、改善が見られたのは確かだ。でもまだやるべきことはあるね」

    13番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    「ここマイアミに戻ってこれてうれしいよ。ファンの熱気もすごいし、やっぱりF1は特別な舞台だね。今日はFP1が一回しかなかったから、その中でいかに準備するかが重要だった。朝のフリープラクティスはすごく難しかったけど、スプリント予選に向けていい方向に進めたと思う。SQ2の最後のランでは、タイヤが少し冷えたままで最初の区間でグリップを失ってしまって、コンマ2~3秒遅れてしまった。でもその後の区間ではしっかりグリップもあったし、内容は悪くなかった。今日は得られたデータをしっかり見直して、エンジニアたちと一緒にスプリントに向けて準備していくよ」

    14番手:リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    「かなり混乱したセッションだった。FP1とは全然違った感じだったね。午前中はクルマの調子が悪くなかっただけに残念。スプリント予選ではバランスに苦しんでしまった。チームとしていろいろと分析が必要だし、それを活かしてスプリントレースに向けてしっかり準備したい」

    15番手:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    「今思えば、SQ3進出をワンショットのアタックに賭けたのは間違いだった。ターン11でロックしてしまって、それで終わりだった。時間も残ってなかった。そこまでは良いラップだっただけに残念だ。今日は速さがあっただけに不満は大きい。明日のスプリントは厳しいものになると思うけど、全力で挽回する。そして午後の予選では、もう一度挑戦するよ。今週末はペースがあるから、また走れるのが楽しみだ」

    角田裕毅 F1 マイアミGP

    16番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「スプリント予選はうまくいかなかった。最後のプッシュラップでかなりの交通に巻き込まれたし、最終ストレートでは(フェルスタッペンと)タイミングが悪かったのもあって、コンマ数秒失ってしまった。そのせいでSQ2進出を逃した。明日のスプリントでチャンスがあればポジションを挽回したい」

    17番手:ジャック・ドゥーハン(アルピーヌ)
    「結果だけを見ると、思っていたようなスプリント予選の終わり方にはならなかった。セッション前のマシンのフィーリングはすごく良くて、自信を持って臨んでいたんだけど、最後のアタックに向けてピットレーンでの隊列に並ぶ際、他のクルマの影響で自分の位置を失ってしまい、メカニックたちが僕のマシンを後退させなきゃいけない場面もあった。それで適切なポジションでアウトラップを開始できず、結局時間切れになってしまった。特にラップタイムが改善していた段階だっただけに、本当に悔しい。何が起こったのかチームでしっかり振り返って、今後に活かしたい。明日のスプリントでは、できる限りポジションを上げることを目指すし、週末の本番である日曜に向けて、できるだけ多くの情報を集めておきたい。そして午後の本予選では、もっといいポジションを取りに行くつもりだ」

    18番手:角田裕毅(レッドブル)
    「今日は僕にとって残念な1日でした。最初のランでは多くのクルマに邪魔されてしまって、1周目はもうターン1の時点で台無しでした。その後のラップでも、最後のコーナーで大きくロックアップしてしまって、うまくタイムを出すことができませんでした。2回目のランもギリギリだったんですが、前にクルマがいたので、自分のアウトラップを思うように走ることができませんでした。ピット内でも引っかかってしまい、こういったことは時々起こりますが、やはりコミュニケーションの改善が必要だと感じました。スプリントではかなり後方からのスタートになりますが、もちろんベストを尽くしますし、このコースでは何が起こるかわかりません。前向きに頑張ります」

    19番手:ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    「SQ1の最後のラップには本当に満足していた。前のアタックよりも大きくタイムを縮めていて、SQ2に進出できる見込みは十分あったと思う。でもターン17でロックアップしてしまって、実質的にそのラップを失ってしまった。本当に残念だし、明日のスプリントは難しいものになる。ここはオーバーテイクが簡単じゃないからね。特に短いレースでは。でも、できる限りのことをしてポジションアップを狙いたいし、レースの中で学べることはしっかり学びたい。大事なのは、今日のパフォーマンスがしっかりしていて、ミッドフィールドで戦えることが見えてきたということ。明日の本予選では、もっといい結果を目指せると思う」

    20番手:オリバー・ベアマン(ハース)
    「今日は本当に厳しかった。ラップが1回しかできなかったんだ。チェッカーフラッグに間に合わなかったから、その理由を分析する必要がある」

  • F1マイアミGP:木曜記者会見 Part.1 – 角田裕毅、ガスリー、ノリス

    F1マイアミGP:木曜記者会見 Part.1 – 角田裕毅、ガスリー、ノリス

    2025年F1 マイアミGPの木曜ドライバー記者会見のPart.1。

    前半は司会者からの質問、後半はメディアからの質問へのドライバーの回答。

    参加ドライバー:角田裕毅(レッドブル・レーシング)、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、ランド・ノリス(マクラーレン)

    Q:ランド、お帰りなさい。F1初勝利を挙げたハードロックスタジアムに戻ってきて、気分はどうですか?

    ランド・ノリス(以下LN):特に足取りが軽くなるわけじゃないけど、良い思い出ではある。子供のころ夢見ていたこと、つまり勝利して表彰台の頂点に立つということをここで叶えることができた。本当にクールな瞬間だった。レースのこと、チェッカーフラッグを受けたとき、チームが祝っている様子を思い出すと、自然と笑顔になる。だから、もう一度あの瞬間を味わいたいね。

    Q:今週末、マクラーレンにとって最大の課題は?

    LN:いつも通り、ライバルとの戦いだね。自信を持って臨んではいるけど、他チームもすぐ後ろにいて、常にプレッシャーをかけてくる。ちょっとしたミスでも順位を落としかねない。あとは、とにかく良い週末にすること。クリーンな走りをして、安定した結果を出したい。

    Q:ここ数戦、予選では最高のパフォーマンスを見せていない印象です。アプローチを変える予定は?

    LN:今、自分に必要な改善点を洗い出しているところだ。スピードや実力が足りないわけではない。Q1、Q2ではうまくいっても、Q3で崩れてしまう。ドライビングやマシンの面で、噛み合っていない部分がある。そこを改善して、今週末にはうまくまとめたい。

    Q:ピエール、今週末はチーム投資家のパトリック・マホームズも来るそうですね。肩の調子は?(アメフトのスーパースターにちなんだ質問)

    ピエール・ガスリー(以下PG):今週末はビッグネームが集まるね。アメリカの支援や投資家がたくさんいて、この地に来るのはいつも特別だ。パトリックとはよく話すけど、彼の競技での成功には本当に敬意を払っている。彼と話すのはいつも刺激的だ。

    Q:今季、アルピーヌはバーレーンの7位以外は厳しい戦いが続いています。マシンのパフォーマンスにおける傾向は?

    PG:グリッド中団は非常に僅差で、0.3秒の差でQ3に進出するかQ1で敗退するかが決まる。だからこそ、常に完璧な仕事が求められる。ここ2戦はうまくまとめることができたけど、最初の3戦は運にも恵まれなかった。ただ、ウィリアムズ、VCARB、ハースとはしっかり戦えるポテンシャルはあると思っている。あらゆる細部にこだわってパフォーマンスを引き出す必要がある。

    Q:裕毅、先週のシルバーストーンテストについて聞かせてください。2年前のマシンに乗ったそうですが?

    角田裕毅:いかにもイギリスらしい天気で、最初は濡れていました。ウェットタイヤは用意していなかったので、乾くのをかなり待ちました。終盤にはマシントラブルも出てしまって、結局あまり走れませんでした。でも、経験としては面白かったです。ただ、過去のレースと比較しても条件が全然違ったので、フィードバックも変に混乱させたくなくて、自分の感じたことを素直に伝えました。走行距離は少なかったけれど、自分にとっては良いテストでした。

    Q:RB21に乗って3戦目となりましたが、今年のマシンに対する自信の度合いは?

    角田裕毅:まだ時間が必要だと思います。今のところは順調ですが、100%の限界までプッシュするのは予選だけなので、そこで初めてマシンの本当の挙動を感じます。FP1の段階ではまだ思うようなスタートが切れず、新しいサーキットでは特に感触を掴むのに時間がかかります。予選で新しい動きが出て、それに対応できないこともある。決して運転しづらい車ではないですが、限界の見極めにはもう少し時間が必要ですね。

    マイアミグランプリ

    メディアからの質問

    Q:ランドへ。アンドレア・ステラが、あなたにとって運転しやすくするためのアップグレードを計画していると言っていましたが、それが導入されるのはいつ頃ですか?また、それが必要だと思いますか?

    LN:確かに助けにはなると思う。ただ、具体的な時期についてはよく分からない。段階的に導入される予定ですが、個人的にはそれをあてにせず、自分でも改善しようと努力している。去年とのマシンの違いや、どこからタイムを引き出せるのかが明確になってきているので、チーム全体で取り組んでいます。多少の我慢は必要だね。

    Q:裕毅さん、マシンがそこまで複雑でないと言うなら、もっと快適に感じるために必要な部分はどこですか?

    角田裕毅:「運転が簡単」という意味ではないんです。ただ、VCARBの方がドライビングに対してもっと寛容で、方向性の幅も広かったです。レッドブルはパフォーマンスが出る「ウィンドウ」が狭くて、よりシビアなマシンです。最初に乗った時よりは扱いやすい印象でしたが、VCARBと比べて難しいですね。

    F1に入ってから4年間同じタイプのマシンに乗ってきて、どうセットアップすればいいか、どこが限界かは自然と分かっていました。でも今はそれを一から学ばないといけません。鈴鹿で試したセットアップも、感触は良くてもタイムにはつながらなかった。だから時には「変な感触でも、タイムが良ければそれに従う」ようなアプローチが必要です。今はとにかく学んでいるところです。チームも多くサポートしてくれています。

    ただ、まだ限界が見えていません。たとえばサウジアラビアのQ3では少しプッシュしたら予想外のスナップ(急激な挙動変化)が起きました。少しずつ慣れていくしかありません。エンジニアもスコットランド出身で、スコットランド英語と日本英語が入り交じったやり取りが面白いですね。そういう環境も、馴染むのに時間がかかります。

    Q:ランド、今はマイアミですが、多くのドライバーはバルセロナ以降で大きく状況が変わると言っています。マクラーレンもそう感じていますか?

    LN:いや、全然そんなことはない。みんなが言っていること、予想していることはよく見かけるけど、僕らは今のままでも十分やっていけると思っている。オスカーも言っていたけど、シーズン通して強さを維持できると確信している。もちろん改善すべきことはありますが、他の人が何を言おうと気にしていない。

    Q:ピエール、もしくは他の方でも。今回もタイヤがソフト寄りになっていて、ジェッダでは2ストップになりませんでした。今週末は影響が出そうですか?

    PG:そうだね、今年はスプリント週末ということもあり、タイヤの使い方が難しい。戦略に多少の妥協が必要になるかもしれない。日曜には戦略の違いがより出る可能性はあると思う。土曜のスプリントを経て、もっと明確になるだろうね。

    LN:うん、同意。

    Q:ランド、このマシンの性格は、あなたよりもオスカーのドライビングスタイルに合っていると思いますか?

    LN:それは一概に答えにくい質問だ。確かに僕が必要とする感触が得られていない部分があり、それが予選で最高のパフォーマンスを出すのを難しくしている。もちろんドライバーは与えられたマシンに適応する責任がある。でも、マシンとの相性や妥協も存在する。

    オスカーが自然にうまく適応しているのかもしれないし、彼のやり方がうまくいっているのかもしれない。でも、それに時間をかけて考えるより、自分のやるべきことに集中したい。昨年末の自分が最高の状態だったと思っていて、そこに戻れるよう努力している。

    Q:ランド、今季のマシンは昨年のマシンより運転が難しいと感じるのは予想していましたか?

    LN:いいや、特にそういう予想はしていなかった。シミュレーターではそれほど違いを感じなかったし、事前の情報からもそこまで明確な兆候はなかった。ただ、実際に走ってみないと分からないものだ。サーキットによっては良い感触を得られるところもあるけど、全体的に見ると昨年の方が快適だったかもしれない。

    Q:ランド、5戦中5週間でレースがあった過密日程の後、リセットはできましたか?また、工場に行ってマシンに関する理解は深まりましたか?

    LN:このブレイクは本当に必要だった。リフレッシュできたし、自分自身を見直す良い時間だった。もちろん、この週末にすぐ大きな改善があるというわけではないけど、感じていた問題について理解が進んだ。シミュレーターではその部分を重点的に取り組んだ。

    重要なのは、それをどうマシンに反映させるか、どこにリソースを注ぐかを見極めることだ。単純に「これが原因だ」と言えるものではない。だからこそ、理解を深められたことが一番の成果だ。あとはチームとして、それを実行に移していく必要がある。

    Q:皆さんに伺います。このマイアミGPというイベントについてどう思いますか?良い点、改善してほしい点などは?

    角田裕毅:サーキットについて?それともイベント全体?…食べ物は美味しいですね。全体的に満足しています。特に文句はないですが、交通がちょっと課題かな。

    PG:おいおい、君は警察のエスコートあるんだろ?何に文句を言ってるの(笑)!

    角田裕毅:いや、今年はそうだけど…去年までは違ったんだよ(笑)。でも、今のところ不満はないですね。いい感じです。

    PG:僕はすごく好きだね。マイアミはクールな街だし、エネルギーに満ちている。ヨーロッパとは全く違った雰囲気で、火曜や水曜にちょっと街を楽しめるのも良い。レース後の夜も盛り上がるから、良い結果を出して良い夜にしたい、というモチベーションにもなる。

    LN:うーん、正直、あんまり覚えてないんだよね(笑)。でも、マイアミはいい場所だよ。すごく楽しい。個人的には、友達がたくさん住んでるから、日曜に来て、数日ゆっくりできるのも嬉しいし。イベントとしても充実してるし、パトリック(マホームズ)みたいなスターやアスリート、セレブがたくさん来るのも面白い。自分はそういうの好きだからね。ひとつだけ言うなら…交通がひどい! メキシコよりひどいかも。メキシコは道がないけど(笑)、こっちは道がたくさんあるのに、なんであんなに渋滞するのか不思議だよ。だから変えるとしたらそれくらいかな。他は全部好きだよ。素敵な人が多いし、とても楽しんでる。

    Q:裕毅、TPCテストではあまり走れなかったようですが、レッドブルのマシンのコンセプトや特性に対する理解は深まりましたか?サウジで“半分も理解できていない”と言っていましたが、その理解度は上がっていますか?

    角田裕毅:少しずつですが、自然と頭や身体に染み込んできています。マイアミで走れば、何かしら変化を感じるかもしれません。ただ、セットアップに関しては、走行時間が限られていたのであまり進展はありませんでした。セットアップの変更も色々試したかったけど、最後までできませんでした。今回のテストは、どちらかというとエンジニア側が試したい内容が中心でした。だから、自分の理解という点ではそこまで変わっていません。ただ、車の動きは多く体感できたので、少し自信が持てたかなと思います。

    Q:ランド、スポーツでは勢い(モメンタム)が大事と言われます。オスカーはメルボルン以降3勝していますが、彼が勢いをつけていると感じますか?ここで勝つことの重要性は増していますか?

    LN:いや、特に心配していない。彼は素晴らしい仕事をしていて、それにふさわしい結果を出している。ただ、個人的にはモメンタムという考え方をあまり信じていない。僕は自分のベストを尽くしているし、確かにミスもして、今のところ去年の終盤ほどのパフォーマンスは出せていない。でも、それを取り戻すことはできると信じている。シーズンは24戦あるうちの6戦目だ。ずっとその言い訳は使えないけど、今は集中して改善に取り組んでいる。速さもあるし、レースペースもある。あとは細部を整えるだけ。それには少し時間がかかるけど、自信はある。

    Q:ランド、昨年マイアミで勝ったときは、ややアンダードッグ的な勝利でしたが、今ではマクラーレンが追われる立場になっています。チーム内の雰囲気や対応は変わりましたか?

    LN:基本的には自然な進化だと思う。チームの働き方も昨年より良くなっているし、マシンの性能も向上している。もちろん、トップに立てばプレッシャーも増えるし、外部の注目や意見も多くなる。でも、僕たちはそれに対してしっかり対応できている。重要なのは、なぜ自分たちが今強いのかを理解していること。それがあってこそ、継続的に結果を出せると思う。

    チームは冷静に状況を見極めていて、ザク(・ブラウン)やアンドレア(・ステラ)といったリーダーたちが、常にチームを前に進めるように導いてくれている。「まだすべてのレースに勝ったわけじゃない、満足してはいけない」といった意識を持たせてくれる。それが良い雰囲気を生んでいる。オスカーとの関係も良好で、お互いにプッシュし合っていて、それがチーム全体のレベルアップにつながっている。

    Q:裕毅さん、以前の上司フランツ・トストは、あなたがチームに馴染むためにファエンツァへ引っ越すように言いました。今はミルトン・キーンズに戻りましたか?イギリスの食事や天気は楽しんでいますか?

    角田裕毅:いいえ、まだ戻っていませんし、今のところ戻る予定もないです。イギリスにはもう十分滞在しました。イタリアに住む方がメリットが大きいです。ミルトン・キーンズに住んでいた頃はちょうどコロナ禍だったので、正直あまり良い思い出がありません。だから、今はオフの時間をリラックスして過ごせる場所として、イタリアの方が自分には合っていると感じています。シミュレーターなどで必要があればイギリスには行きますが、普段はイタリアがベースです。

    Q:裕毅さん、ジェッダのレース後、マルコ博士はあなたのチーム適応を評価していると話していましたが、Q3でのもう一段階のパフォーマンス向上を求めていました。これはあなた自身も同意しますか?また、それはマシンへの慣れの問題ですか?

    角田裕毅:はい、完全に同意します。正直なところ、ここ数戦Q3でうまくまとめることができていません。Q1とQ2ではいい流れを作れても、Q3ではもう一段上のプッシュが必要になります。そのとき、車がちょっとでも許容範囲を超えると、思いがけない反応をすることがあるんです。まだそれを予測できていません。こればかりはレッドブルでの経験を積まないと分からない。

    Q3で良い結果を出せれば、ポイントを取るチャンスも広がりますし、チームとの戦略の幅も増えます。なので、間違いなく重点的に取り組むべき部分ですね。

  • FIA会長 F1ドライバーの放送禁止用語に関する規則の見直しを検討

    FIA会長 F1ドライバーの放送禁止用語に関する規則の見直しを検討

    FIA(国際自動車連盟)のモハメド・ベン・スライエム会長は、物議を醸している侮辱語(いわゆる“放送禁止用語”)に関する規則について、改善の余地があるとして見直しを検討していることをSNSを通じて明らかにした。

    これは、2025年シーズンに向けて導入された新たな罰則規定に対して、FIAが統括する7つの世界選手権カテゴリーのドライバーたちから寄せられたフィードバックを受けての動きだ。

    現在、FIAの記者会見やテレビ放送中のインタビューなど、公の場で侮辱語を使用した場合、初回の違反には1万ユーロの罰金が科されることになっている。ただし、F1においてはより厳格で、初回違反で4万ユーロの罰金、複数回の違反にはさらなる罰金に加え、1ヶ月の出場停止処分が科される可能性がある。

    これらの規定は、FIA国際スポーティングコードの附則B(Appendix B)に基づいており、今回その内容の改善が検討されている。

    スライエム会長はInstagram上で次のように述べている。

    「我々が統括する7つの世界選手権より、建設的かつ誠意ある意見を多数受け取っており、これを受け、附則Bの改訂を真摯に検討している。私自身、かつてラリードライバーとして競技に身を置いた経験を有しており、ドライバーたちが日々直面する厳しい状況を、他の誰よりも理解しているつもりだ。附則Bは、国際スポーティングコードの中核を成すものであり、我々のモータースポーツ・ファミリー全体にとって、本競技を広く開かれたものとする上で極めて重要な役割を担っている」

    「規則とは人の手によって作られるものであり、また人の手によって改善されるべきものである。私はこの“不断の改善”という理念を揺るぎない信条として掲げており、それはFIAのあらゆる活動の根幹を成すものである」

    FIAは今後、ルールの透明性と公平性を保ちながら、競技者とファン双方の意見を踏まえた改定を進めていくとみられる。

    国際自動車連盟 F1