カテゴリー: F1ドライバー

  • F1イタリアGP 初日フリー走行:トップ10 ドライバーコメント

    F1イタリアGP 初日フリー走行:トップ10 ドライバーコメント

    2025年F1イタリアGPの初日のフリー走行でトップ10入りしたドライバーのコメント。9月5日(金)にモンツァ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第16戦 イタリアグランプリのフリープラクティスが行われた。

    マクラーレンのランド・ノリスが最速タイムを記録し、僅差でフェラーリのシャルル・ルクレールとウィリアムズのカルロス・サインツJr.が続いた。フェラーリ移籍後初めてFP1を制したルイス・ハミルトンはその後5番手にとどまったが、ティフォシの前で力強い走りを披露。

    レッドブル勢はマックス・フェルスタッペンが6番手、角田裕毅も9番手につけ、トップから僅差の位置に食い込んだ。上位10台はいずれも0.4秒以内に収まる接戦で、マクラーレン、フェラーリ、ウィリアムズ、レッドブル、メルセデスと複数のチームが拮抗した状況を示した。特に角田裕毅は難しいトラフィックとグラベルの影響を受けながらも安定した走りを見せ、週末に向けて期待を抱かせる内容となった。

    1番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「現状では僕の好みにしては少し接近しすぎているけど、悪い位置ではない。改善すべきことはいくつかあるけど、それでもタイムシートのトップに立てたのは良かった。セッションを通じてパフォーマンスを改善できたのも良かったけど、ライバルたちも依然として近い。我々は一晩でハードワークをして、FP3と予選に向けてもう一歩踏み出せるかどうか見てみる」

    2番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「今日の我々のマシンはローフューエルでもハイフューエルでも一貫性という点では最良ではなかったが、速さはあった。これは逆の状況よりは良い。我々はショートランでベストを引き出すために取り組む必要があるし、一貫性も改善する必要がある。予選は昨年同様に非常に接戦になると思う。今のところ順調に進んでいるし、明日はいい戦いができると思う」

    3番手:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    「今日はポジティブな一日だったし、いいペースがあるようだ。まだいくつか微調整したい部分があって、いくつかのコーナーではもう少し快適に走れるようにしたいけど、ロングランでもショートランでもまずまずのペースを持てている。今夜セットアップを詰めて、この良い流れを週末全体に繋げたい」

    4番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    「今日は1回のセッションだけの短い一日だったけど、すべて良い感触だったし、すぐに走り出せた気がする。FP1でサポートしてくれたアレックスに感謝したい。予選に向けてできるだけ強く臨めるように、いくつか微調整を行う必要があるけど、ソフトタイヤでの2回目の走行では良い感触を得られたので自信を持っている。明日が楽しみだ」

    5番手:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    「ティフォシの前で走るのは本当に特別だ。モンツァの情熱とエネルギーは本当に唯一無二だ。午後早くのセッションではマシンの感触がとても良く、FP1をトップで終えられたのは励みになった。セッション間でいくつか変更を加えたが、それが正しい方向だったかどうかはまだ分からない。だが調整する時間はある。1周のペースは強かったし、タイヤ全体で貴重な情報を得られた。課題はレースペースをどう改善するかだ。チームが一晩で良い進歩を遂げられると確信しているし、明日の予選に向けて準備していく」

    F1 イタリアGP 角田裕毅

    6番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    「今日はかなり良かった。昨年ここは僕たちにとって非常に厳しい週末だったけど、今日はかなり競争力があるように思える。マシンにもより満足している。セッションはなかなか難しく、数人がコースアウトしてグラベルをコース上に撒き散らした。予選では除去されるかもしれないが、レースではコントロールするのは簡単ではないだろう。今日の金曜日は悪くなかった。やるべきことはあるけど、良い状態だ」

    7番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    「正直、今日は大きなプログラムをこなす中でなかなか難しかったけど、すべてやり切れた。マシンは速く、今日のレースペースも良かったので悪くない位置にいる。明日に繋げられるようにしなければならない。我々にはスイートスポットがあって、今年は何度もそれを確認してきた。アウトラップやタイヤを適正ウィンドウに入れるのは難しいので、狙った通りに実行できるようにしなければならない。今週末はいいポイントを獲得できると思うし、ここでは伝統的に中団のトップに立てているので今回もそうできると思う」

    8番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    「今日は特に問題のないシンプルな金曜日だった。マシン、パッケージ、タイヤに関するデータ収集に集中した。FP1からFP2にかけて良い進歩ができたので、週末に向けてさらに積み上げていくつもりだ」

    9番手:角田裕毅(レッドブル)
    「今日は全体的に少し浮き沈みがありましたが、概ねポジティブでしたし、ペースも本当に良かったと思います。少しフレックスがあって、その理由を見つけなければならなかったですし、思った以上に多くのグラベルを拾ってしまい、その理由も分かりませんでした。トラフィックにも引っかかりながら、最終的にはかなり良いラップをまとめられました。ソフトに入ってからの連続性はなかったですが、ロングランではペースがあると感じましたし、足りない部分もありました。ショートランとロングランのバランスを取る必要があると思います」

    10番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    「今日はモンツァでトリッキーな一日だった。先週のザントフォールトではハイダウンフォースで走っていた一方、ここはローダウンフォースのサーキットに来ているので、マシンのフィーリングはかなり異なり、特にリアが先週ほど据わっていない。だから感触としてはスペクタキュラーではなかったが、ペース自体はそれほど悪くない。FP2はP10で終えたが、トップから0.4秒弱だった。週末を通して同じくらい競争的になると思うので、一晩での改善を目指す。少し自信を欠いていて何度かヒヤッとした場面もあった。特にターン7ではキミと同様に少し手こずった。だからまだラップタイムは見つけられるはずで、それを引き出せれば良い週末にできると確信している」

  • F1イタリアGP 初日フリー走行:11番手以下 ドライバーコメント

    F1イタリアGP 初日フリー走行:11番手以下 ドライバーコメント

    2025年F1イタリアGPの初日のフリー走行で11番手以下だったドライバーのコメント。9月5日(金)にモンツァ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第16戦 イタリアグランプリのフリープラクティスが行われた。

    中団以降では、レーシングブルズのアイザック・ハジャーが11番手につけ、ザウバーのガブリエル・ボルトレトが12番手と健闘。アストンマーティン勢はランス・ストロールとフェルナンド・アロンソが13番手と15番手に並び、ハース勢のオリバー・ベアマンとエステバン・オコンは14番手と16番手で拮抗した。

    リアム・ローソンは17番手にとどまったが、セットアップ変更の効果を探る一日となった。一方、アルピーヌは厳しい一日を過ごし、ピエール・ガスリーが18番手、地元イタリアで走ったアンドレア・キミ・アントネッリも19番手に沈んだ。フランコ・コラピントは最下位20番手に終わり、チームとして苦しい立ち上がりとなった。中団から後方にかけてもタイム差は小さく、明日の最終プラクティスと予選では順位が大きく入れ替わる可能性が高い。

    11番手:アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    「モンツァに来る前から中団はすごくタイトになると分かっていた。感触はその通りで、ウィリアムズに追いつくのは大変だけど不可能ではない。現時点ではスピードが足りないが、またQ3を狙って戦えるはずだ。難しいのは分かっているけど、それが望みだし、そうなれば日曜にポイントを狙える」

    12番手:ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    「モンツァで走るのはいつだって特別だし、今日は自分たちの仕事にかなり満足している。全体としてポジティブで生産的な一日だった。良い周回を重ね、マシンバランスの理解を進めて、細かなところをいくつか詰めた。明日はもう一度プラクティスをやってから予選に入る。今日はチーム全員に感謝したい。僕らは前進を続けている」

    13番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「モンツァでは良い思い出があるし、ここに戻ってくるのはいつも楽しい。コース、ファン、そしてエネルギーが本当に特別だ。今日はしっかり走行できたので、今はデータを見て一晩で何ができるかを考える。現実的な期待値を持ってここに来ているし、マシンには強みと弱みがある。最近のザントフォールトやブダペストのような結果を再現するにはチャレンジングな週末になると予想している」

    14番手:オリバー・ベアマン(ハース)
    「全体として良い一日で、FP1からFP2で大きく改善できた。FP1では特にロースピードコーナーでマシンに苦戦して、それはこのコースではすごく重要だ。FP2ではマシンのフィーリングと自信が大きく向上したのでポジティブだし、レースまでにもう少しステップを刻みたい。パラボリカではバランスに少し苦戦し、風向きも有利じゃなかったので、そこが一番のタイムロスだった。ストレートで少し足りないように感じているが、一晩で改善できることがないかを探っていく」

    15番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    「今日はグリップが高く、気温の条件の中で、僕らにとってはまずまずの金曜日だった。ハイフューエルとローフューエルを混ぜて走ったが、競争力はあまり感じなかったので、一晩でペースをもう少し見つける必要がある」

    イタリアGP F1

    16番手:エステバン・オコン(ハース)
    「モンツァに戻ってくるのは興味深い。とてもユニークな特徴を持つ特別なサーキットだ。FP1からFP2でクルマは改善したが、明日に向けてもう少し必要だ。現状の位置には満足していないが、接戦だ。バランスとフィーリングは良くなったし、進むべき方向性は分かっている。あとは僕ら次第だ」

    17番手:リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    「今日はタフで、差はとても小さい一日だったが、クルマからあらゆるパフォーマンスを引き出そうとしてプッシュしていた。今日は少し足りなかったが、学びを活かして明日は良くなる。FP1からFP2の間にセットアップを変えて、ある改善を見込んでいたが、思った通りにはいかなかった。予選に向けて最適化できるように、状況をしっかり掌握していく必要がある。まだやるべきことはあるが、Q3争いができるといいね」

    18番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    「モンツァで走るのはいつだって良いもので、特別な思い出と意味のある場所だ。特に僕は近くのミラノに住んでいて、レース週末は自宅から通うからね。ここは本当に特別な感覚で、メインストレートを駆け抜けるのは格別だし、最高速はいつも驚異的だ。今日は予定通りの忙しいプラクティスで、1日を通して300kmを優に超える周回を重ね、ローフューエルとハイフューエルの両方で多くの有益なデータを集められた。ここが厳しい週末になるのは分かっていた。FP2のアスカリでコースオフして小さなダメージを負ったが深刻ではない。持てるものを最大化するのが目標で、明日に向けて何ができるか見ていく。全力を尽くしてラップタイムを見つけ、予選でどの位置にいけるか確かめたい」

    19番手:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    「FP2の2周目でグリップに対して少しプッシュしすぎてしまい、グラベルに入ってしまった。エンジンは止めずにキープできたけど、不運にもスタックしてしまった。FP1が良かっただけに残念だし、ハードタイヤでの最初のラップも良かった。後退にはなるが、自信は依然として高い。クルマの感触は良いし、セットアップは良い方向に向かっていた。失った走行時間を取り戻すためにFP3のプログラムを少し調整するが、まだ週末を楽しみにできる。フィールドはとても拮抗している。FP2のトップ10は0.4秒弱の中にいたので、小さな改善が大きな違いを生むだろう。明日またコースに戻って、日曜に向けて良いグリッドポジションを確保したい。やってみよう」

    20番手:フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    「今日は少し普段と違って、FP1はポールが走った。FP2でクルマに戻れて良かったし、再びモンツァを走れた。ジュニア時代からよく知るコースだし、昨年はここでF1デビューもした。僕らにとって今日は厳しかったけど、ある程度それは想定内でもあった。やるべきことがいくつかあって、チームと一緒に改善点を見つけられると確信している。クルマはドライブが難しく、いくつかの制約に適応する必要がある。明日は予選なので、FP3でできることをやって、必要な変更を施して臨む」

  • F1イタリアGP 木曜会見 Part.2 – ハミルトン、角田裕毅、サインツ

    F1イタリアGP 木曜会見 Part.2 – ハミルトン、角田裕毅、サインツ

    2025年F1イタリアGP木曜会見「パート2」には、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)、角田裕毅(レッドブル)、カルロス・サインツ(ウィリアムズ)の3人が出席した。ハミルトンはミラノでのファンイベントの熱気やフェラーリ加入初年度の苦労を語り、角田裕毅はザントフォールトでのポイント獲得を振り返りながら今週末の意気込みを示した。サインツはウィリアムズの強みと課題を詳細に説明し、今季の戦い方について言及した。

    会見後半では、ハミルトンがニキ・ラウダとの思い出やペナルティへの不満を口にしつつ、ティフォシへの強い思いを強調。角田裕毅は夏休みにギリシャで過ごした様子も明かし、リラックスした表情を見せた。一方、サインツはザントフォールトでの裁定に改めて異議を唱え、固定スチュワード制の導入を主張した。

    Q: ルイス、あなたから始めましょう。昨日はミラノ中心部で素晴らしい光景がありました。これまでF1キャリアで多くを経験してきましたが、あの大勢の人々があなたを応援しているのを見て、どんな気持ちでしたか?

    ルイス・ハミルトン: みなさん、こんにちは。昨日はとてもユニークな体験だった。昨日の朝、マラネロに到着して、ファクトリーに入ってフェラーリのロゴを見ると、今でも自分をつねらなければならないくらいだ。本当に特別なことだ。工場の外にはいつも人がいる。これまでのキャリアで、工場の外にファンが集まっているなんて見たことがなかった。そしてそれは毎回なんだ。とてもポジティブなエネルギーがあって、このブランドへの愛情と、それが人々にとってどういう意味を持つのかがはっきりと伝わってくる。昨日ミラノの中心にいて、ファンがどれほど情熱的だったかを目の当たりにした……すごかった。強烈だったが、とてもポジティブだった。彼らが与えてくれた良いエネルギーをすべて受け止めようとした。

    Q: そして、このモンツァの特別な表彰台にフェラーリのドライバーとして立つことがどんなものか、立ち止まって考えたことはありますか?

    ハミルトン: 正直に言うと、考えたことはない。すでにここで何度も表彰台に立っているので、どんな感じかは知っている。他のフェラーリのドライバーがどう感じていたかも見てきたし、どんなに想像しても実際の気持ちとはかけ離れているだろう。ただ、どのチームのドライバーであっても、ここに来ること自体が素晴らしい体験だ。この公園に、この歴史的なサーキットに来て、ピットストレート全体に広がるティフォシを見る。そしてパレードラップをするとき、ファンがとても近くにいるので、まるで車の中に一緒にいるように感じられる。本当にクールだ。

    Q: パフォーマンスについて話そう。この週末、車はどのように戦えると思いますか?

    ハミルトン: 分からない。まだチームでの初年度だから、毎週末がこの車でそのサーキットを走る初めての機会だ。これまでの経験とはアプローチが異なる。サーキットごとにセットアップも違うので、毎回新鮮で、今はそれを楽しんでいる。ここ数年のフェラーリの歩みは順調だったと思う。去年もシャルルが素晴らしい戦略と走りでここで勝った。僕もこの車がここでどう機能するかを見るのが楽しみだ。週末ごとに確実に学びを得ているし、前回からも多くのポジティブな要素を得た。だからそれを積み重ねていくだけだ。

    Q: 裕毅、ポジティブな話で言えば、先週末のザントフォールトで再びポイントを獲得しました。RB21で本当に進歩を実感し始めていると感じていますか?

    角田裕毅: はい、こんにちは。最初からこの車で進歩を感じていました。最初の数戦では結果に表れていなかったかもしれませんが、自分の感触としてはそうでした。自分が正しい方向に進んでいると確信していて、ただ一歩一歩でした。シーズン途中に飛び込むのは簡単ではありませんし、レッドブルチーム内でも多くの変化がありました。だから毎戦全力を尽くしてきました。でも特に直近数戦では、確実に近づいてきていると感じています。全てをまとめることが大事で、フィールド全体が非常にタイトなので、Q1、Q2、Q3のすべてでコンマ数秒が大きな差になります。ザントフォールトでは全てをまとめることができました。週末を通じての進歩という点では、自分にとって最高の週末のひとつでした。セーフティカーなどもあって簡単ではなかったですが、ポイントを絞り出せたのはとても嬉しかったです。

    Q: モンツァはこれまであなたに優しくありませんでしたね。今年は新たな自信を持って臨めますか?

    角田: 毎年リセットしています。ただ、言われた通り、4回中3回はトラブルでリタイアしています。今年はそうならないことを願っています。このサーキットは今でもとても楽しいですし、自信があれば速いラップを出せます。レースも他と比べてオーバーテイクがしやすいトラックです。だから楽しみにしています。

    Q: 現時点での良い結果はどれほど重要ですか?チームや新代表のローラン・メキースにアピールする必要があると感じますか?

    角田: それを毎戦やろうとしています。できるだけ結果を出すことが必要です。期待を超えるように努めて、それを続けていきたいと思います。大きく変える必要はないと思っています。ローランが加わってからの自分の結果も悪くなかったです。もちろん、それで十分かどうかは自分が決めることではありません。でも全力を尽くします。

    Q: カルロス、次はあなただ。あなたはここで好成績を残してきた。数年前にはポールポジションもあった。ウィリアムズも歴史的にここでは良い結果を出している。モンツァはどのようなチャンスをもたらしてくれる?

    カルロス・サインツ: このサーキットは大好きだ。世界最高のサーキットのひとつだと思う。ティフォシがいることでさらに楽しめる。ここではなぜか結果が良いんだ。大きなブレーキングポイントがあることや、ローダウンフォースのパッケージで少し車が緩く感じられることが、自分に合っているのかもしれない。過去にウィリアムズもここで良い結果を出しているので、今回も良い結果を得られるといい。

    Q: ジェームス・ボウルズは夏休み明けに、次の3戦──ザントフォールト、モンツァ、バクー──はウィリアムズにとって大きなチャンスだと言っていた。3つの異なるサーキットでなぜ競争力を発揮できるのか説明してもらえる?

    サインツ: それはコーナーの種類に完全に依存する。我々の車は直線でのブレーキングや直角コーナーが得意だ。進入と立ち上がりが複合するような場面はあまり得意ではなく、長いコーナーではバランスの制約で大きく苦しむ。このサーキットでも良いはずだが、それでもパラボリカやレスモ1などではライバルに対して劣る。そこは非常に重要なコーナーだ。それでもストレートや短くタイトなコーナー(ターン1–2、ターン3–4など)では良いラップタイムを出せると思う。我々は良いライド性能、優れたブレーキング性能を持っている。だから面白い車だ。今年は多くの新しいことを発見していて、過去にはなかった制約に合わせてドライビングスタイルを大きく適応させる必要がある。それを楽しんでいるし、より完成されたドライバーにしてくれていると思う。ある部分では乗っていて楽しくない車かもしれないが、他の部分では非常に優れた特性を持っていて、それを最大限に活かす必要がある。

    F1 イタリアGP

    Q: ルイス、あなたがメルセデスに加入したとき、ニキ・ラウダが説得したと記憶しています。ちょうど今週日曜は、ニキがフェラーリで初タイトルを獲得してから50年です。フェラーリ加入を決めたとき、ニキの存在は頭の片隅にありましたか?

    ハミルトン: まず、僕はニキを本当に愛していた。ただ、メルセデスに加入したのを説得したのはニキではなかった。当時はむしろロスの方だった。母の家のキッチンで一緒に座って、チームがどこへ向かっていて何をしているのかを聞いた。もちろんニキもその一部だったけど、あの出会いが僕を引き込んだ。ニキとは素晴らしい関係を築いた。フェラーリに加入したとき、ニキがフェラーリで走っていたことなんて考えていなかった。子どもの頃、ミハエルを見て、フェラーリのファンだったからだ。フェラーリが表彰台に立つたびに観客がどう反応するかを見て、その情熱は他のどのチームにもないものだと感じた。その感覚を味わいたかった。今こうしてチームに加わり、歴史を学ぶと、この週末が特別だと思う。メルセデスではニキを祝ったし、彼と一緒にタイトルを獲得した。今はフェラーリで、彼を祝える。彼の遺産は生き続けている。今でも彼が僕に何を言うかは想像できるし、常に頭の片隅に彼がいる。うまくいかないとき、彼はこうやって「やつらに地獄を見せてやれ」と言った──でも彼は必ず「arseholes」と言った!最初は意味が分からなかった。「つまり地獄を見せろってこと?」と聞くと、彼は「いや、『arseholes』って言え」と。彼は本当に戦う人だった。

    Q: ルイス、日曜はニキの精神で全力で挑まなければなりません。初のフェラーリでの表彰台を目指す戦いですが、あなたには5グリッド降格があります。表彰台は現実的でしょうか?また、先週のザントフォールトでの違反がその場で処理されず、この週末に持ち越されたことについて不満はありますか?

    ハミルトン: もちろんだ。他のドライバーが前戦の裁定をどう感じたかは分からないが、帰宅して自分にペナルティが科されたと知ったときは本当にショックだった。でも仕方ない。報告書を見れば分かるが、僕はリフトオフしていた。ただ、彼らの基準には足りなかった。だからペナルティとペナルティポイントを科された。かなり厳しい。だが、学びにはなる。愚痴を言っても仕方ない。前に進むしかない。今週末は厳しいだろう。予選はすでに接戦だ。Q3に進むだけでも難しいし、トップ5に入るのも厳しい。そのうえで5グリッド降格だから、フェラーリで迎える初めてのモンツァでこれは痛い。でも戦う理由が増える。何としても挽回するつもりだ。

    Q: ルイス、ペナルティやレースの結末を除けば、多くのポジティブな要素もあったと思います。車に何か“しっくりきた”感覚はありましたか?努力が報われ始めているのでしょうか?あれはこれまでで最高のフィーリングでしたか?

    ハミルトン: レースでは間違いなくそうだった。週末を通して、僕らのアプローチは完璧に近かった。日曜までは最も強力でスムーズな週末のひとつだったと思う。日曜は残念で、不運な結果だった。僕は普段、あんなミスはあまりしない。だが素晴らしいのは、チームが常にポジティブで、毎週末信じられないほどサポートしてくれることだ。彼らは気持ちを持ち上げてくれる。その後、原因を徹底的に分析した。集中力不足ではなかった。いくつか要因が重なった。例えば、シフトアップでトラブルが起きて後輪がロックし、リアが弾かれた。さらに雨がパラついていて、前の周よりも10ミリか10センチ外側に出てしまった。複数の要素の組み合わせだった。良くはなかったが、学んで前進する。同じアプローチをこの週末以降も続ければ、進むべき方向はポジティブだと思う。

    Q: ルイスと裕毅に。お二人は夏休みに同じギリシャの島にいたそうですが、ご存じでしたか?

    ハミルトン: ああ。でも実際には違う島だったと思う。隣同士の島だったのかもしれない。知っていたら会えたのに。ギリシャは美しい。過去数年、夏は人が少ない場所を選んでいたが、今年はミコノスに行った。そこは人が多すぎた。だからもっと南の島々に行ってみたら、本当に息を呑むほど美しかった。今では一番好きな場所だ。旅の最後に新しい場所を発見して「最初からここに来ればよかった」と思った。まだ見たい場所がたくさんある。静かさが素晴らしいし、文化も美しい。建物や小さな町も魅力的で、食べ物も信じられないほど美味しい。来年の夏にまた行くのが待ちきれない。

    角田: 実は僕もルイスが反対側の島にいたことを知りませんでした。どの島も海がすごくきれいで、食べ物は特に新鮮で、美味しいシーフードをたくさん食べました。とても楽しめましたし、トレーニングにも最適でした。天候もいつも安定していて、暖かいですが、心地よい風が吹いていました。僕にとっては最高の場所でした。島はあまり大きくないので、自転車に乗れば一周できて、その島の大部分を見て回れます。本当に素晴らしい場所でした。

    Q: ルイス、フェラーリでの冒険ではティフォシからの愛と、これまで口にしてきた疑念の両方がありました。その入り混じった感情をどう乗り越えていますか?

    ハミルトン: 感情のジェットコースターだ。ここまで気持ちが揺れるとは予想していなかった。でもそれが人生だ。日曜は厳しかったが、今はトンネルの出口に向かっている。最近読んだ言葉に「明日のことを心配しても現在を曇らせるだけだ」とあった。だから明日のことは考えすぎず、今この瞬間を楽しむようにしている。このシーズン後半は本当にあっという間だった。フェラーリでの初めての半年で、まだ先は長い。どの瞬間も逃したくない。昨日もそうだった。フェラーリの赤で迎える初めてのモンツァだ。明日ガレージを出る瞬間は信じられないほど特別なものになる。子どもの頃、ミハエルがここで勝つのを見ていた。今度はティフォシの声援を直接受ける立場になれる。だから全力を尽くして最高の結果を彼らに届けたい。このチームが僕にくれた情熱とサポートは、これまでに見たことがないものだから。

    Q: ルイス、仮にQ3に進み、シャルルがスリップストリームを必要としたら、そういう作戦は話し合っていますか?

    ハミルトン: トウ?ポールを狙うために?いや。フェラーリが昔よくやっていたのは覚えている。僕がデビューした頃、キミやフェリペがよくやっていた。確かに効果はあるが、リスクも大きいし、誰かが犠牲になることが多かった。だからこの週末にそれをやるかは分からない。議論はされていない。でももしシャルルを前に出すためになるなら、僕は喜んでその役を引き受けるよ。

    Q: カルロス、フェラーリは最近そういう戦略をやっていましたか?

    サインツ: 最近はない。ただ列を作って普通にスリップを利用するだけで、特定のチームメイト戦略はなかった。

    Q: カルロス、ザントフォールトでの件について振り返っても、やはりあのペナルティには驚いていますか?リアム・ローソンは、スチュワードは規則通りに適用しただけだと言っています。今も驚きは変わらないですか?また、今後その規則について話し合うつもりですか?

    サインツ: レース後に彼らと話す機会を持てた。テレビペンで話せないと思っていたが、最終的に15分間座って分析できた。全ての証拠を正しく見たとき、彼らも判断が最良ではなかったと理解したように感じた。今は十分な証拠を集めて、ペナルティを覆せるかどうかを確認している。僕はあれが非常に不当なペナルティで、誤った判断だったと今でも確信している。間違いは起きるものだが、再検討する余地があるなら修正すべきだ。あの日はスチュワードにとっても非常に忙しい日曜で、多くの出来事が重なり過ぎていた。だが冷静になった今でも、あのペナルティは受け入れられないと思うし、それをはっきり伝えた。

    Q: カルロス、ドライバーとFIAの関係についてどう考えますか?論争が起きたときに、彼らは耳を傾け、改善に前向きだと思いますか?

    サインツ: とても難しい問題だ。レース後は特に感情を抑えるのが大変だ。だが常に言っているし、これからも支持するのは「固定されたスチュワードが必要」ということだ。規則はすでに複雑だから、毎回同じ人が判断するのが望ましい。その方が一貫性がある。GPDAを代表してではなく、僕個人の意見だが、それが正しい方向だと思う。彼らの仕事が難しいのは理解している。時間も限られている。ザントフォールトの件は、深く分析せず急いで決定した結果だったと思う。ルールブックを文字通りに適用すれば、ペナルティを科す理由は理解できる。でもオンボード映像を詳しく見れば、僕が罰せられるべきではなかったと明らかだ。逆にルイスの件では、判断が遅すぎた。だから彼はモンツァで罰を受ける羽目になっている。違反を犯したのは前戦で、その場で処理できたのに。これはプロセスの難しさを示している。だからこそ改善の余地が常にある。ドライバー、FIA、GPDAが協力して、より良い解決策を探る必要がある。ザントフォールトは、現状が十分でないことを露呈した。

    Q: ルイス、あなたはこれまで長いキャリアで多くの成功と困難を経験しました。今年のフェラーリ加入初年度は、キャリアで最も厳しいシーズンだと言えますか?それをどう乗り越えてきましたか?

    ハミルトン: 正直に言うと、全てのシーズンを細かく覚えているわけではないので比べたくはない。でも難しいと感じた年はたくさんあった。2009年もそうだし、2010年、2011年も良くなかった。2012年は自分にとって転機だった。2022年や2023年も大変だった。今年は夢を生きている。フェラーリで走るために移籍したんだ。去年のうちに心の準備はしたつもりだったが、予期しないことも多かった。僕にもチームにも多くの調整が必要だった。彼らは僕を迎えるために全力を尽くしてくれた。文化的な違いもあった。フレデリックも「彼を迎えることを甘く見ていた」と言った。車の問題も重なった。今年は本当に厳しいが、逆境が人を強くする。この6か月間でチーム全員が苦労を経験した。でもそれがこれからの成功につながる。強くなって前に進める。今は前向きな戦いにワクワクしているし、最高の仲間たちと共に挑んでいけると思う。

  • F1イタリアGP 木曜会見 Part.1  – アロンソ、アントネッリ、コラピント

    F1イタリアGP 木曜会見 Part.1 – アロンソ、アントネッリ、コラピント

    2025年F1イタリアGP木曜会見「パート1」には、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、キミ・アントネッリ(メルセデス)、フランコ・コラピント(アルピーヌ)が出席した。アロンソはシーズン序盤からのマシンの進化に手応えを語り、残り9戦を冷静に見据える姿勢を示した。アントネッリはホームレースとなるモンツァに向けて準備万端であることを強調し、成長の証を見せたいと意気込みを語った。コラピントはデビューの地に戻った心境を振り返りながら、ここ数戦で自信を取り戻しつつあることを明かした。

    会見後半では、アロンソがモンツァでの長年の経験やレース距離短縮案への考えを披露し、伝統的なF1の魅力を守るべきだと主張。アントネッリはイモラでの学びを糧にホームでの過ごし方を改善するとし、コラピントはチームとの連携強化によって着実に進歩していると強調した。3人はさらに、スプリント増加やスチュワード判定の一貫性など、F1が直面する課題についてもそれぞれの見解を示した。

    Q: フェルナンド、モンツァへようこそ。ここはあなたにとっても馴染み深い場所です。前戦ハンガリーやザントフォールトではマシンの調子が良かったですが、この高速サーキットでもその流れを活かせると思いますか?

    フェルナンド・アロンソ: どうだろうね。ここモンツァには少し慎重な気持ちで来ているよ。最後の効率重視のサーキットはスパだったけど、あそこで僕らは速くなかった。だから様子を見よう。スパの後にセットアップや週末のアプローチを少し変えたから、少しは良くなっていることを願うけど、紙の上ではモンツァは前の2戦とは違うサーキットなんだ。

    Q: シーズンの3分の2を終えました。序盤と比べて今のマシンはどのくらい良くなったと感じますか?

    アロンソ: かなり良くなったよ。僕の初ポイントは第8戦か第9戦でやっと取れたくらいだ。序盤は日曜にトップ10で戦えるマシンはなかった。今はミッドフィールドで戦ってポイントを取れるようになっている。直近9戦で7回Q3に進んでいるしね。空力面が大きく改善されて安定したし、走りやすくなった。メカニカルなセットアップは大きく変わっていないけど、ラップをまとめやすいクルマになった。

    Q: 残り9戦でチャンスがあるのはどのサーキットだと思いますか?

    アロンソ: ブダペストやザントフォールトに似た場所はいくつかある。シンガポールやブラジルはそうかもしれない。でもポジティブにもネガティブにもサプライズがあるから、特定の1〜2戦に期待をかけすぎることはしない。毎戦全力を尽くすし、アブダビでいくつポイントを獲得できたか、コンストラクターでどの順位にいるかを見てみよう。

    Q: キミ、昨年モンツァでメルセデスF1加入が発表されてから1年。この12カ月を振り返ってどうですか?

    キミ・アントネッリ: 本当に色々あった。良い思い出も悪い思い出もある。でも特別な場所だし、去年ここで発表があったから今週末はさらに特別だ。そこからずっとすごく濃密な日々が続いたけど、ここまでのところはまずまずだと思う。

    Q: 今週末のパフォーマンスについてはどう見ていますか?

    アントネッリ: 予測は難しい。マシン同士の差はすごく接近してきているからね。でも去年の予選結果を見ると僕らは上位にいた。今年は去年良かったところでまた良い傾向が出ている。だから同じようになればいいけど、分からない。

    Q: シミュレーターではモントリオールと似たところはありますか?

    アントネッリ: まずダウンフォースがすごく低い。でも最初の2つのシケインは強いブレーキングからスローコーナーに入る感じで、メルボルンに似ている。レズモやアスカリ、パラボリカのような高速コーナーもある。だからある意味ではモントリオールに似ているけど、後半は違うね。でも今回は古いサスペンションに戻して自信を持てているし、いいペースを出せればと思う。

    Q: 2つ目のホームレースでもあります。イモラでは多忙で思うように動けなかったと話していましたが、今回は違うアプローチですか?

    アントネッリ: 間違いなく準備はできている。何を期待すればいいかも分かっているし、週末をどう過ごせば常に100%でクルマに乗れるかも理解した。

    Q: フランコ、昨年のF1デビューの地に戻ってきました。2年目として感じ方は違いますか?

    フランコ・コラピント: ここは僕がF1で初めてレースをしたサーキットだから、残りの9戦はすべて経験済みということになる。それはすごく助けになる。1年前に急きょここで走ることになって夢が叶った。そこから多くのことが起きた。だから戻ってくるのは感慨深いし、モンツァはすごく好きな場所なんだ。情熱的なティフォシに囲まれて走れるのは特別なことだし、早く走りたい。

    Q: 先週末はポイントに迫りました。今は自信を持って臨めていますか?

    コラピント: そうだね。クルマのコントロールに自信がついてきた。去年の感覚を取り戻しつつある。今年序盤はその感覚がなかったけど、チームとエンジニアのおかげで改善できている。まだ理想には届いていないけど進歩している。直近2戦は競争力が高まり、ポイントに近づいた。モンツァはロングストレートが厳しいけど、チャンスを逃さなければいい週末にできると思う。

    Q: フェルナンド、シーズン序盤と比べてマシンが大きく進歩したと話していました。イモラやシルバーストンで投入した新しいフロアや、特にフロントウイングの成果も見られます。これは2026年に向けても楽観的になれる要素ですか?

    アロンソ: そうだね。ファクトリーにあるツールを信頼して、サーキットに持ち込んだものが期待通りに機能するのは非常に良いことだ。2023年や2024年にはそれがなかった。今年は正常なファクトリーとサーキットの相関関係に戻せている。だから来冬に2026年マシンを開発する時も、自信を持って取り組めるよ。

    Q: キミ、先週は「気持ちをリフレッシュする週末が必要」と話していました。ザントフォールトや昨年のモンツァのような悪い記憶をどうやって消し去るのですか?

    アントネッリ: 自分に集中することだよ。最終結果にこだわりすぎると簡単に見失ってしまう。大事なのは自分のすべきことに集中すること。しっかりドライブして、物事をまとめて、チームがベストなバランスを見つけられるように貢献すること。それが一番大切だと思う。

    Q: フェルナンド、モンツァを走るのは今回で22回目です。長年の変化について教えてください。

    アロンソ: ずいぶん変わったよ。僕はモンツァの違うレイアウトも走ったことがあるけど、クルマの進化で走り方も大きく変わった。昔はリアウイングがほとんどない状態で走って、ストレートでは浮いているような感覚だった。完全にコントロールできている感じがなかったね。今はそうじゃない。もちろん簡単ではないけど、常にコントロールできている。ハローやハンスなど安全デバイスも導入されていて、昔のような危険やスピードへの恐怖を感じにくくなった。2000年代は、誰もがF1に来る前にモンツァでローダウンフォースを試すなんて特権はなかったんだ。

    イタリアGP F1

    Q: F1のステファノ・ドメニカリCEOは「若いファンは集中力が短いかもしれない」として、スプリントの増加やグランプリの距離短縮を提案しています。どう思いますか?

    アントネッリ: 難しい問題だね。個人的にはスプリント週末は楽しい。すぐに集中して臨まなければならないし、走行が多いからね。でもレースを短くするのはあまり効果がないと思う。今でもほとんど1ストップ戦略だし、短くしたらピットストップのルールをもっと複雑にしなければならない。長いレースの方が自分のレースを築ける時間があると思うよ。はっきりとした答えはないけど、スプリントが増えるのは悪くない。

    コラピント: 彼らは素晴らしい仕事をしている。ステファノはF1をここまで成長させた偉大なリーダーだと思う。ファンのために色々な新しい取り組みをして、スポーツを大きくしてきた。だから僕はただ走るのを楽しむだけ。たくさん走れるならそれで嬉しい。セッションの種類はあまり気にしない。

    アロンソ: 僕は逆の立場になると思う。もし変わったら、テレビの前で観る側になるだろうね。問題はスポーツじゃなくて社会や子どもたちの集中力だと思う。サッカーだって90分間ずっと集中して観るわけじゃない。途中でキッチンに行ったりするし、それを短くしようなんて議論はない。だからスポーツを変える必要はないと思う。でもステファノが必要だと言うなら、彼を信じているよ。

    Q: フェルナンド、もしグランプリを短縮したら何を失うと思いますか?

    アロンソ: キミが言ったように、レースでは自分の位置を取り戻す時間がある。それが短いと、特にスプリントのように悪い予選から始まった場合、何もできずに終わってしまう。同じタイヤ年齢で走ればオーバーテイクも難しい。長いレースだからこそ戦略の自由度がある。僕は何度も言ってきたけど、理想は給油の復活だ。今の流れとは逆だけど、燃料搭載量を自由に選べれば戦略が全く変わって、すごく面白いレースになる。

    Q: キミ、ルーキーイヤーは学びの時期と言われます。イモラで得た教訓をどう活かしていますか?

    アントネッリ: 初めてのホームレースで色々と大変だった。特にエネルギーのマネジメントがうまくできなくて、集中力も落ちた。だから今回は週末を通してどう過ごすかを学んだよ。大事なのは日曜にできるだけエネルギーを残して臨むこと。イモラでは土曜の時点でかなり疲れていたからね。それは大きな教訓だったし、二度と繰り返したくない。

    Q: キミ、夏にサントリーニで過ごしている姿を多くの人が目撃していました。F1での急な人気の高まりをどう受け止めていますか? そしてギリシャの印象は?

    アントネッリ: ギリシャは大好きだよ。もう何度か行っているし、家族や友達、恋人と過ごすのに素晴らしい場所だ。リラックスできるし、切り替えもできる。人気についてはF1を戦っている以上、ある程度は覚悟していた。ファンのサポートはポジティブに受け止めているよ。もちろん時には断らなければならないこともあるけど、休暇のときは楽しめた。良いエネルギーをもらえるのは嬉しいことだ。

    Q: フェルナンド、これまで数々のタイトル争いを経験してきました。現在のノリスとピアストリのように、チーム内で直接戦う時に必要な心構えは?

    アロンソ: 外部の要因はコントロールできない。毎週末、自分の仕事をきっちりやるしかない。彼らはすごく強力なマシンを持ちながらも、困難な週末でも結果を残している。ノリスはザントフォールトで不運だったけど、まだレースはたくさん残っている。だから毎戦勝つことを目指して集中すればいい。時には2位や3位になることもあるけど、それを受け入れて次に備えることが大切だ。

    Q: フランコ、F1デビューから1年。どの点で慣れを感じ、どの点ではまだ努力が必要ですか?

    フランコ・コラピント: 1年前はすべてが新しくて慣れるのが大変だった。今は経験も時間も積んで、多くのことが分かってきた。特に大きな違いは、F2では1人のエンジニアとやり取りしていたのに対し、F1では20人、30人のエンジニアと、工場では1000人以上のスタッフが一丸となってクルマを速くしようとしていること。その中でチームとしっかり協力し、ベースから強くしていくことの大切さを学んだ。それがクルマを速くし、自分の求める走りを実現するために不可欠なんだ。

    Q: フェルナンド、先週あなたの会社は14歳のルネ・ラモスとマネジメント契約を結びました。彼に何を期待していますか? 将来F1に到達すると思いますか?

    アロンソ: その年齢では未来は誰にも分からない。僕らが若いドライバーを受け入れる時は、夢を追えるようにできる限りの支援をしている。でもまずは「プロのドライバーになること」が最初の目標だ。ジュニア時代は常にお金がかかり、次の年にどのプログラムに進めるかも予算次第になる。だからまずは報酬を得て走れるプロになってほしい。F1に上がるのはもちろん夢だけど、シートは22しかない。それが最大の関門だ。ただ、彼は才能がある。カートで非常に速く、多くのF4チームの注目を集めていて、シングルシーターでも好調だ。我々のアカデミーの中で最も有望なドライバーの1人だよ。

    Q: ザントフォールトでカルロスがリアムとの接触についてスチュワードを強く批判しました。ドライバーズのWhatsAppグループで話題になりましたか? ルールが不明確だと感じますか?

    アントネッリ: 僕は自分のことで忙しくて特に見ていなかった。

    コラピント: いや、分からない。彼がスチュワードとの会合を求めていたと聞いたけど、僕らはその場にいないから何とも言えない。

    アロンソ: 僕も同じだ。何も知らない。

    Q: フランコ、ザントフォールト後に「チームがポイント獲得のチャンスを最大化できなかった」と話しました。チームメイトとのポジション交換について納得できましたか?

    コラピント: 週末全体としてとても良かったし、満足している。パフォーマンスも見つかったし、戦略も良かった。チームも良い仕事をしたよ。ポジション交換も明確だったし問題なかった。単にポイントにあと少し届かなかっただけで残念だったけど、すぐに結果はついてくると思う。

    Q: キミ、ザントフォールトでの出来事を踏まえて、すぐ次のレースがあるのは良いことですか? ホームのモンツァというプレッシャーはありますが。

    アントネッリ: もちろんいいことだ。レースではいい流れがあった。ペースも強力で、特にハードタイヤでは前の集団を追い詰められていた。そこで接触が起きたのは残念だったけど、その瞬間が唯一のチャンスだと思ったんだ。だから残念だけど仕方ない。でも連戦のおかげで勢いを持ち越せる。ペースが改善しているのを確認できたから、この週末も前進して良い結果を出したい。

    Q: フランコとキミに。スプリントレースが増えると、ルーキーにとっては学習の時間が減って難しくなりませんか?

    アントネッリ: サーキットにもよるけど、新しいトラックだと難しいね。今年は中国やマイアミ、オースティンでスプリントがあって大変だった。でも自信を持って早くリズムに乗れれば問題ない。経験豊富なドライバーに比べると細かい部分での差はあるけど、それでも準備さえできていればいい結果を出せる。

    コラピント: 僕らは短い準備に慣れている。昨年もオースティンやカタールで初めてのトラックがスプリントだったけど、良い結果を出せた。今はシミュレーターもあるし、しっかり準備できれば大丈夫。だから確かに難しいけど、それほど悪くないと思う。

  • F1オランダGP 決勝:トップ10 ドライバーコメント

    F1オランダGP 決勝:トップ10 ドライバーコメント

    2025年F1オランダGPの決勝でトップ10入りしたドライバーのコメント。8月31日(日)にザントフォールト・サーキットで2025年のF1世界選手権 第15戦 オランダグランプリの決勝レースが行われた。

    ピアストリ(マクラーレン)がセーフティカーの混乱を制して優勝。フェルスタッペン(レッドブル)は2位、ハジャー(レーシングブルズ)がキャリア初の表彰台を獲得した。ラッセル(メルセデス)は接触で苦しみながらも4位、アルボン(ウィリアムズ)は好スタートを生かして5位に入った。

    中団ではハースがダブル入賞し、ベアマンが6位、オコンが10位。アストンマーティン勢はストロール7位、アロンソ8位でともにポイント獲得。角田裕毅(レッドブル)はマシントラブルを抱えながらも9位で踏みとどまった。

    1位:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    「優勝でここを去れるのは本当にうれしい。レース全体を通してコントロールできていたし、必要なところでプッシュし、必要なところで温存できた。ただ、チームメイトがDNFするのは誰だって見たくないし、そういう形でポイントを得るのも望むところではないので、ランドには本当に不運だった。僕たちがここで最大限を引き出せるように、あらゆる面を改善してきた仕事にとても満足している。チームのみんなに感謝する。まだやるべきことはたくさんある」

    2位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    「今日は前半、ポジションを狙ってオーバーテイクしていた時間帯がハイライトだった。最初はうまく前に出られたが、ランドに抜き返されてからは、タイヤとペースをマネジメントして後ろを抑える展開になった。1周目は砂が多くてターン2でマシンが少し跳ね、ドリフトしているように感じた。予選は大きく前進できたが、ロングランでは苦戦して、後ろからのプレッシャーの方が強かった。マクラーレンのペースには及ばず、低速でのグリップとタイヤの挙動に苦しんだので、P2は運にも助けられた結果だ。それでもアイザックが初表彰台を獲得して本当にうれしい。週末を通して素晴らしかったし、ルーキーとしてよくやった」

    3位:アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    「ずっと夢見てきたことが現実になって、信じられない気分だ。チームはここまで本当にハードワークをしてくれて、誇らしく思う。今日の結果は予想していなかったけど、夢の一つを達成できて特別な一日になった。ブレイク明けで肉体的にもタフなレースだった。スタートは少し難しかったけれど、純粋な速さで、実力でここまで来られた。最後のセーフティカーのリスタートは絶対に決めなきゃいけない場面で、全力で守り抜いて持ち帰った。序盤は他車のプレッシャーも強くてバトルが激しかったが、僕たちは崩れなかった。家族とレッドブルのファミリーをはじめ多くの人に感謝したい。来週に勢いをつなげて、ポイントを積み重ねていきたい」

    4位:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    「難しいレースだった。シャルルとの接触でフロアに大きなダメージを負った。シケインはラインが自然と縁石側に寄るからオーバーテイクが少ない場所で、かなり楽観的な仕掛けだったと思う。あの接触で表彰台争いは実質的に終わった。その後は1周あたり約0.5秒を失っていたので、P4で終われたのは想定より良かったと言える。とはいえ、今週末の僕たちは最強ではなかったし、どのみち表彰台は難しかっただろう。アイザックは素晴らしいレースだったし、完全にふさわしい結果だ。P4は望む位置ではないが、コンストラクターズでフェラーリにポイントで近づけたのは良かった。次のモンツァに向かう」

    5位:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    「今日は完璧なレースだった。スタートがとても良くて、その後は周りで起きた多くのインシデントにも助けられた。なぜこんなに混乱が多かったのか分からないけど、僕たちはクリーンに走りきって良いレースができた。雨を期待していたし、戦略的には楽しいレースにはならないはずだったけど、強力なスタートで自分たちの手でチャンスをつくれた。1周目にP10に上がれたことで、その後ずっと勝負圏内にいられた。コース上に留まり、起きたことを拾っていってP5を手にできた。良いポイントを獲れたのはうれしいし、アイザックがP3で終えたことを踏まえると、チャンピオンシップのためにも重要だ」

    F1 オランダGP 角田裕毅

    6位:オリバー・ベアマン(ハース)
    「正直、今日はここまでの結果を予想していなかった。運にも恵まれたのは確かだが、そういう日には正しい場所にいることが大事だ。戦略の判断は的確だったし、マシンは速く、チームは素晴らしい仕事をしてくれた。パワーユニット交換でピットレーンスタートになって不運だったけれど、ポイントに戻って来られて良かった。チームは信じられないくらいハードに働いている。一歩ずつ前進しているし、まだやるべきことはあるが、正しい方向に進んでいる」

    7位:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「とても波乱に満ちたレースでチャンスが多かったし、2台そろってポイントで終えられてうれしい。序盤の早い段階でピットに入る判断と、その後の戦略が功を奏して多くのポジションを取り戻せた。金曜と土曜にクルマを組み直してくれたチームの努力を考えると、P19からの週末でレースで巻き返せたのは最高だ。来週のモンツァでもう一度やってやる」

    8位:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    「今日はマシンのペースは良かったし、ポイントで終えられた。セーフティカーのタイミングには運がなかったので生かし切れなかったが、2回目のストップの後もいくつかバトルができたし、前の何台かより速いと感じる場面もあった。ファンにとっては見応えのあるレースだったはずだ。来週のモンツァで良い戦いができるといいね」

    9位:角田裕毅(レッドブル)
    「本当にクレイジーなレースでした。最後のスティントで大きな問題が出てパワーを失ってしまい、マネジメントが難しかったです。セーフティカーのタイミングも自分には最悪で、そのうえで問題も発生したので、すごくトリッキーな展開でした。それでも集中を切らさず、状況に合わせて走り方を変え、ポイント圏内に入ることだけを考えていました。最終的にP9で終えられてハッピーですし、またポイントに戻れたのは自信になります。ここ数戦でチームが自分のパフォーマンスを高めるために多くのことをしてくれていて、いい方向に進んでいます。そしてアイザックとチームに本当におめでとうと言いたいです。この結果が彼らにとってどれほど意味があるか、自分もよく分かっています」

    10位:エステバン・オコン(ハース)
    「チームとしてダブル入賞はとてもポジティブだ。2回目のセーフティカーでは少し運が悪くて3〜4つポジションを落としたと思うが、全体として満足できる内容だし、オリーは素晴らしい仕事をした。僕はDRSを渡してチームとして助け合いながら前進した。アイザックの初表彰台にもおめでとう。彼にとって忘れられない日になったはずだ」

  • F1オランダGP 決勝:11番手以下 ドライバーコメント

    F1オランダGP 決勝:11番手以下 ドライバーコメント

    2025年F1オランダGPの決勝で11位以下だったドライバーのコメント。8月31日(日)にザントフォールト・サーキットで2025年のF1世界選手権 第15戦 オランダグランプリの決勝レースが行われた。

    コラピント(アルピーヌ)は今季自己最高11位、ローソン(レーシングブルズ)は接触で12位に後退。サインツ(ウィリアムズ)は裁定で13位、ザウバーはヒュルケンベルグ14位、ボルトレト15位にとどまった。アントネッリ(メルセデス)はルクレールとの接触で16位、ガスリー(アルピーヌ)はタイヤに苦しみ17位だった。

    一方でリタイアはノリス(マクラーレン)、ルクレールとハミルトン(ともにフェラーリ)の3人。タイトル争いに影響を及ぼす波乱のオランダGPとなった。

    11位:フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    「今日はチームとしてポイントにとても近かった。チャンスを逃さないために常に警戒していなければならないレースで、走っていてとても楽しかったし、自分としても今季ベストのフィニッシュになった。いくつか見直すべき点はあるけれど、週末を通してポジティブな面が多かった。最後のセーフティカーでソフトに替えて前を攻める判断をしたけど、あと一歩届かなかった。予選のパフォーマンスも上がってきたし、自分の側でもかみ合ってきている。昨年F1デビューを果たした思い出の地、モンツァに戻るのが楽しみだ」

    12位:リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    「チームのために本当にうれしい。アイザックは見事なレースで、表彰台は特別だ。みんながハードワークしてきた結果で、よく報われたと思う。自分のレースに関しては、接触が起きてしまって本当に残念だ。スチュワードの決定はレギュレーションの解釈と一致していて、残念ながらカルロスはアペックスで僕の前にはいなかった。その接触で僕ら二人のレースは台無しになった。とはいえ、表彰台という結果が、次のモンツァに向けてクルマのポテンシャルが高いことを示しているのはポジティブだ」

    13位:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    「サマーブレイク明けにまたこういうレースになるのはきつい。週末を通して調子は良かったのに、接触でレースが壊れてチームのポイントを失ったのは本当にフラストレーションだ。外側から相手を外させようとしただけで、スペースは十分あったし、変なことはしていない。ペナルティに関しては、僕の見解では説明不能だ。どういう判断でそうなったのか、スチュワードと見直すつもりだ。モンツァはすぐそこだ。気持ちを切り替えて、集中して、プッシュを続ける」

    14位:ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    「今日は“逃した魚”という感覚が強い。詳細はしっかりレビューする必要があるが、いろいろなことが起きたし、2度のセーフティカーのタイミングが僕たちにはまったく合わなかった。相手に“フリーストップ”を与える形になって、もともと難しいレースがさらに厳しくなった。そこからは渋滞につかまってしまい、挽回はほぼ不可能だった。コンストラクターズが拮抗する中で、ライバルが引き出した結果を見ると余計に悔しい。望んだ結果ではないが、こういうのもレースの一部だ。すべてを分析して、リセットして、数日後のモンツァでやり直す」

    15位:ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    「かなりフラストレーションの残るレースだった。スタートでクラッチに問題が出て一気に最後尾へ――原因はしっかり分析する必要がある。そこからはタフだったし、いくつかのチャンスも逃したと思う。接触でマシンにダメージも負ったし、セーフティカーのタイミングにも恵まれなかった。アイザックの表彰台は本当にうれしい。全体としては厳しい週末だったが、これもレースだ。見直して、前を向いて、1週間後のモンツァに向けて進んでいく」

    オランダGP F1 2025年のF1世界選手権

    16位:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    「今日の結果は本当に残念だ。ペースはとても強かったし、クルマの感触も良かった。P11スタートからいくつもポジションを上げて、表彰台争いに食い込めるかどうか見ていたところだった。あの接触がなければ良い結果になっていたはずだ。ピットアウトでシャルルに並んだ時、アンダーカットが効いて時間を稼げた。彼が外から降りてくるのに合わせてターン3の内側でタイトに保とうとしたが、僕のオーバーステアはそれほど大きくなかったとはいえ、避けきれずに接触させてしまった。彼とフェラーリには申し訳ない。誰かのレースを終わらせるのは気分のいいものではない。次は“第2のホーム”のモンツァだ。優先課題はシングルラップの改善で、前からスタートできればずっと楽になる。今日のポジティブはペースが強かったこと。ハードワークを続ければ、結果はすぐに付いてくると信じている」

    17位:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    「最後はとても難しいレースになって、チームとしてポイントを逃した。終盤はトラックポジションを優先して、使い古したハードを履き続けるギャンブルに出たけれど、持ちこたえることはできなかった。全力で戦ったが、うまくいく時もあれば、いかない時もある。学びを次に生かし、こういう位置で常にポイントを狙えるようにしていく。バトル自体は多くて楽しかった。典型的に僕たちはまだ速さが足りないので、すべてを改善しようとしている。来週のモンツァは特別な思い出の場所だ」

    DNF:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「今日のような終わり方は残念だけど、自分ではどうしようもなかったし、違う走り方をしても結果は変わらなかった。そこまでは良いレースができていた。ザントフォールトで前のクルマにこれだけ接近し続けるのは簡単じゃないから、自分のパフォーマンスには満足している。気持ちはすぐにモンツァに切り替える。オスカーとチームの勝利、そしてアイザックの初表彰台におめでとうと言いたい」

    DNF:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「今日はつらい。週末を通して難しく、最悪の形で終わってしまった。ただ、ペースはかなり強くて、ポジティブな転換点でもあったし、ポジションも取り戻せていた。次は僕やチームにとって特別なモンツァだ。去年と同じ状況ではないと思うが、すべてを出し尽くして、ホームのティフォシに素晴らしい週末を届けたい」

    DNF:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    「クルマのフィーリングは良く、ペースも励みになるものだったが、ターン3へのブレーキングでリアを失ってしまった。スナップが突然来て、外側のペイントが湿っていたこともあって、壁を避けられなかった。失望は大きいが、週末を通して得られたポジティブはたくさんあるし、チームは本当にハードワークしてくれた。チームのみんなと、ここや家で応援してくれたティフォシに謝りたい。もっと多くのポイントを持ち帰りたかった」

  • F1オランダGP 予選:トップ10 ドライバーコメント

    F1オランダGP 予選:トップ10 ドライバーコメント

    2025年F1オランダGPの予選でトップ10入りしたドライバーのコメント。8月30日(土)にザントフォールト・サーキットで2025年のF1世界選手権 第15戦 オランダグランプリの公式予選が行われた。

    ザントフォールトでの予選は、マクラーレン勢が圧巻の速さを見せつけた。オスカー・ピアストリが最後のアタックでランド・ノリスをわずか0.012秒差で下し、ポールポジションを獲得。ノリスはフロントロウに並び、マクラーレンが前列を独占した。

    母国GPに挑むマックス・フェルスタッペンは3番手と、トップ2に割って入ることはできなかった。続く4番手には驚きのアイザック・ハジャーが入り、レーシングブルズにとってキャリアベストの結果を刻んだ。5位ジョージ・ラッセル、6位シャルル・ルクレール、7位ルイス・ハミルトンとメルセデスとフェラーリ勢が続き、8位にはリアム・ローソンが並んだ。9位カルロス・サインツ、10位フェルナンド・アロンソまでがトップ10を形成し、各チームが接戦を繰り広げた。

    1番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    「本当にうれしい。今週末ずっとクルマの感触は良かったので、こうして終えられてすごくハッピーだ。週末を通して着実に積み上げ、最後のラップで全部をまとめることができたので、ポールを獲れて興奮している。レースにはいくつか変数があるので、どうなるか見てみよう。楽しみにしている」

    2番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「フロントロウからスタートできるのはうれしいけど、ポールじゃないのは少し残念だ。接戦だった──週末を通してずっと接戦だったし、ラップも悪くなかったから、世界の終わりってわけじゃない。戦うのにいい位置だし、周回の多い長いレースだ。天気がどうなるか見てみよう。明日は楽しもう」

    3番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    「今日のパフォーマンスには満足しているし、予選に向けてすべてがかみ合った。今週末はバランスに少し苦しんでいたけれど、予選直前に最終的な調整をしてからはずっと普通に感じられるようになった。バランスがまとまって大きなプラスになり、このコースでクルマを限界まで攻めるのがより楽しくなった。風で少し難しくもなったが、それはみんな同じだ。明日は後ろを抑える戦いになるし、P3を守れるだけのペースがあることを願っている。勝つには少し運が必要だが、明日は表彰台を狙いたい」

    4番手:アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    「めちゃくちゃハッピーだ。チームにとって素晴らしい結果だ。Q3に行けるとは思っておらず、昨日はパフォーマンスが良くなかったけど、必要な時に本当に強いラップをまとめられた。リアムがしっかりプッシュしてきたし、クルマの感触も良く、走るたびに正しい方向に改善できた。明日に向けて自信がある。クルマはうまく機能しているし、レースペースが強くない理由はない。レースはシンプルになるはずだ。1コーナーの眺めもいいし、ポジション維持と大量得点が目標だ」

    5番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    「P5には少しがっかりしている。とはいえ週末の最初からフィールドは本当にタイトで、何も当たり前じゃなかった。Q3の最後にラップをまとめられず、2列目を争えたはずだが、結果は妥当だ。アイザック(ハジャー)は素晴らしかった。おめでとう。明日どうできるか見てみよう。FP3のロングランは良かったので、グリッド位置に関係なく表彰台争いができると期待している。我々の戦いはコンストラクターズの状況からフェラーリとマックス(フェルスタッペン)のレッドブルだ。いい日曜にして、しっかりポイントを加えたい」

    F1 オランダGP 2025年のF1世界選手権

    6番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「全体として難しい週末で、望む形でレースに向けて積み上げるのが難しい。クルマのバランスは扱いづらく、予選でもすべてをまとめきれなかった。こういう週末だが、明日は戦略で何かできるかもしれない。できることはすべてやって、前に出てチームにいい結果を持ち帰る」

    7番手:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    「今日はクルマを完全に適正ウインドウに入れるのが難しかった。FP3ではミディアムで有望なペースを見せられたが、それを予選に完全には反映できなかった。前のチームとの差を埋めるにはまだやることがある。それでも夏休み明けの最優先は積み上げを続けることで、今日は前進を確認できた。ここはオーバーテイクが難しいので、明日天気が混ざればチャンスが生まれるだろう。ファンにとってもエキサイティングなレースになるといい」

    8番手:リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    「Q3に入れたのは良いけど、当然もっと前からスタートしたい。予選を通してスピードはとても良かったが、Q3で遅くなってしまった。いくつか見直す点がある。ここザントフォールトはタイヤがとてもセンシティブで、風とのバランスを取るのが難しい。コースはとてもフィジカルだし、オーバーテイクが難しいのでスタートが重要になる。クルマには大きなポテンシャルがあるし、全体としてチームにとってポジティブな予選だ」

    9番手:カルロス・サインツ(ウィリアムズ)
    「路面温度が上がってから、FP3から予選にかけてパフォーマンスを失い、その影響をすぐに感じた。セッションを通して堅実なラップが必要で、もっと上位に行けなかったのは少し残念だが、やれることはやった。P9は明日戦うのに悪くない位置だ。天気を注視して、全力で臨む」

    10番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    「毎週末Q3に入るのが目標だから、それを達成できたのはうれしいけど、昨日に比べて少しペースが足りなかった。風が難しかったし、引っかかりやすかった。ここはオーバーテイクが難しいので、10番手からどこまでやれるか、ポイント争いをしたい」

  • F1オランダGP 予選:11番手以下 ドライバーコメント

    F1オランダGP 予選:11番手以下 ドライバーコメント

    2025年F1オランダGPの予選で11番手以下だったドライバーのコメント。8月30日(土)にザントフォールト・サーキットで2025年のF1世界選手権 第15戦 オランダグランプリの公式予選が行われた。

    中団以下はわずかな差に収まる大混戦となった。11位はキミ・アントネッリ、0.1秒差でQ3進出を逃した。角田裕毅は12位に留まり、ガブリエル・ボルトレトが13位、ピエール・ガスリーが14位で続いた。アレックス・アルボンはタイヤの不調に苦しみ15位にとどまり、フランコ・コラピントはトラフィックの影響で16位となった。

    さらに17位はニコ・ヒュルケンベルグ、18位にエステバン・オコン、19位にオリー・ベアマンと続き、最下位20位は再びクラッシュに見舞われたランス・ストロールだった。下位に沈んだドライバーも差はごく僅かで、日曜決勝では天候や戦略次第で大きな順位変動の可能性を残している。

    11番手:キミ・アントネッリ(メルセデス)
    「今日の予選にはがっかりしている。わずかの差でQ3を逃した。Q2最後のラップでシケインに小さなミスをしてしまい、それが突破できなかった原因になった。FP1で走行時間を失ったことも影響した。良い感触もあったので、明日のレースを楽しみにしている。P11からは簡単ではないけど、全力を尽くす」

    12番手:角田裕毅(レッドブル)
    「今日は正直ベストを尽くしたと思います。ラップには満足していましたし、クリーンでミスもなかったので、Q3に届かなかったのは不思議でした。クルマは良かったですし、ペースもあったのに、結果がその感触と一致しませんでした。結果にはがっかりしていて悔しいですが、明日に向けてパフォーマンスを見つけられるよう掘り下げ続けます。ポイント圏に近い位置で予選を終えられたので、得点の可能性はありますし、そこを目指します。クルマには自信があるので、何が起きてもおかしくない明日に期待します」

    13番手:ガブリエル・ボルトレト(キック・ザウバー)
    「今日の予選は少し厳しかった。Q1で数回底を打ってタイムを失い、全体的にコンディションも不安定だった。Q2でも最後のアタックで角田のダーティエアを拾ってしまい、少しタイムを失った。すべてが完璧ならQ3に行けたかもしれないが、そうはならなかった。昨日のレースペースは悪くなかったので、明日はチャンスを活かしてポジションを上げたい」

    14番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    「全体的に今日の予選結果には満足しているし、FP3からチームとして立て直せたのは良かった。Q3進出まではあとコンマ1.5秒で、さらに100分の1秒で2ポジション変わるほど接戦だった。もっと必要だが、現状のクルマを考えれば努力の成果には満足だ。オーバーテイクが簡単じゃないコースだが、雨が降るかもしれないし、何が起きてもおかしくない」

    15番手:アレックス・アルボン(ウィリアムズ)
    「今日はフラストレーションが残る午後だった。週末を通して速さはあり、Q3にも行ける自信があったけど、Q2の2回目のアタックでタイヤがうまく機能しなかった。ピット出口で渋滞に巻き込まれてアウトラップが台無しになり、ウインドウから外れてしまった。予期せぬことだったが、今の状況では全てが完璧でなければならない。明日は難しくなるが、天気次第でチャンスもある」

    角田裕毅 F1 オランダGP 2025年のF1世界選手権

    16番手:フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    「とてもタイトな予選だった。FP3では本当に苦しんだけど、予選ではクルマが良くなり手応えがあった。Q2に行ける可能性はあったが、最後のアタックでトラフィックに邪魔されてしまった。ターン11〜13で前の2台に引っかかってダウンフォースを失った。自分では良いラップをしていただけに、とても残念だ。昨日のロングランは悪くなかったので、明日は挽回を狙う」

    17番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(キック・ザウバー)
    「本当に接戦だった。トップ18が0.8秒以内で、自分は1割(0.1秒)差で逃した。結局のところ数コーナーで少し足りなかった。改善したい部分は常にあるけど、今あるものでベストを尽くすしかない。ここはオーバーテイクがさらに難しいので、ポジションが重要だ。戦略ですべての選択肢を検討して臨む」

    18番手:エステバン・オコン(ハース)
    「難しいセッションだったけど、最後のタイヤセットでは良くなっていた。Q2に行くペースはあったが、ターン11で少しワイドになってしまい、それで失った。あと1割(0.1秒)でQ2に行けた。僕もオリーも行けるペースはあったのに、残念だ。明日はレースペースが鍵になる」

    19番手:オリー・ベアマン(ハース)
    「最初の走行はすごく良くて感触も良かった。2回目はユーズドタイヤでも良かったけど、新品に替えた時にみんなが改善する中、自分は改善できなかった。違う感触になってしまい、原因が小さな変更なのかどうか調べる必要がある。レースペースは悪くないので、やれることをやる」

    20番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「残念ながらクルマのダメージが大きすぎて再び走るチャンスはなかった。チームが夜通し頑張ってFP3に間に合わせてくれただけに残念だ。これまでの週末はクルマの感触は良かったし、パッケージは強そうに見えた。明日は最後尾から何ができるかだ」

  • F1オランダGP 初日フリー走行:トップ10 ドライバーコメント

    F1オランダGP 初日フリー走行:トップ10 ドライバーコメント

    2025年F1オランダGP初日のフリー走行でトップ10入りしたドライバーのコメント。8月29日(金)にザントフォールト・サーキットで2025年のF1世界選手権 第15戦 オランダグランプリのプラクティスが行われた。

    フリー走行2回目は、マクラーレン勢が再び速さを示した。ランド・ノリスがトップタイムを記録し、僅差でフェルナンド・アロンソ、オスカー・ピアストリが続いた。

    ジョージ・ラッセルも4番手に入り、メルセデスの存在感をアピール。母国GPのマックス・フェルスタッペンは5番手と上位に留まり、混戦の先頭集団を形成した。その後方にはルイス・ハミルトンと角田裕毅が続き、フェラーリとレッドブルが中団寄りながらもトップ争いに食い下がる位置を確保。シャルル・ルクレールは8番手、アルピーヌ昇格のフランコ・コラピントが9番手に食い込み、ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグが10番手で初日のトップ10を締めた。先頭グループは1分10秒台に10人が並ぶ接戦となった。

    1番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
    FP1:1分10秒278、1番手/FP2:1分09秒890、1番手
    「またクルマに戻れてよかった。F1カーのポテンシャルをすぐに感じられるトラックだ。コンディションは少しトリッキーだったけど、週末のスタートとしては良かった。競争は僕らの望みよりも接近しているから、一晩でパフォーマンスを見つけられるように取り組む」

    2番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    FP1:1分10秒841、4番手/FP2:1分09秒977、2番手
    「今日は2回のセッションのどちらでも悪くないペースを示せた。週末の残りは天候が読みにくいけれど、この調子を維持して、上位チームとも戦えるといいね。明日どうなるか見てみよう」

    3番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    FP1:1分10秒570、2番手/FP2:1分09秒979、3番手
    「いい初日だった。クルマに戻れてよかったし、全体的にうまく進んだ。少し天候に振り回されたけど、日中にいくつか改善ができて、ペースも少し見つかった。明日に向けていい位置にいると思う」

    4番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    FP1:1分11秒386、7番手/FP2:1分10秒274、4番手
    「数週間ぶりのレース復帰は気分がいい。今日はポジティブで、走っていていい感触があった。風が強くてガストも多く、みんな手こずっていたね。シングルラップでは理想ほど先頭に近づけなかったから改善が必要だけど、ロングランのレースペースは良さそうだ。明日はさらに接近戦になるはず」

    5番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    FP1:1分11秒218、6番手/FP2:1分10秒478、5番手
    「今日は良くはなかったし、これまで苦労しているのと同じ点でまだ手こずっている。クルマで多くを試したが、問題は変わらないように感じた。大きな好転は期待していない。サーキットのレイアウトは今抱えている問題に合わず、とくにミドルセクターの長いコーナーが厳しい。トップで戦うのは難しいだろうが、明日どうなるかだ」

    角田裕毅 F1 オランダGP

    6番手:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    FP1:1分11秒960、15番手/FP2:1分10秒738、6番手
    「コースに戻れて気分はいい。FP1では理想のウインドウに入っていなかったが、セッション間で前進できた。シングルラップのバランスにはまだやることがあるが、ロングランはより一貫していた。ここは予選が決定的だから、今日の学びをFP3につなげて、今夜もしっかり積み上げる」

    7番手:角田裕毅(レッドブル)
    FP1:1分11秒126、16番手/FP2:1分10秒795、7番手
    「FP1はかなり良い形でスタートできたと思いました。終盤に少しパフォーマンスが落ちましたが、最大限を引き出そうとすると起こり得ることだと理解しています。FP2に向けて数点変更を加えたところ、ショートランは良くなりましたが、ロングランは少し離れている印象でした。2つのバランスの中間を見つける必要があります。休み明けにスムーズなセッションを過ごせたのは自信につながりますし、週末に向けて重要だと思います」

    8番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    FP1:1分11秒951、14番手/FP2:1分10秒834、8番手
    「難しい金曜日だった。FP2はFP1より少し良くなったが、目指す位置からはまだ遠い。状況を明日に向けて変えるため、できることはすべてやる。今日はマクラーレンとアストンマーティンがとても強かった。主なロスは2つのコーナーで出ているので、そこに対する解決策を探す」

    9番手:フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    FP1:1分12秒276、18番手/FP2:1分10秒957、9番手
    「悪くない一日で、クルマは良い方向に進んだ。ワンラップでは感触が良く、高燃料でもそこそこ一貫していた。新しいことを試し続けていて改善につながっている。赤旗やトラフィックで少し走りが妨げられたけれど、今夜しっかり詰めて、予選ではバランスのいいクルマで臨みたい。低燃料・ソフトでの一貫性と予測性をもう少し高める必要がある」

    10番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    FP1:1分11秒875、13番手/FP2:1分11秒080、10番手
    「典型的な金曜日という感じで、特別なことはなかった。全体的にまずまず満足している。雨の気配もあって条件は少しトリッキーだったので、両セッションともクリーンに走り切ることが重要で、それはできた。今回もフィールドは非常に僅差。細部がすべてだ。今は微調整とデータ解析で、明日に向けて最後のゲインを探す」

  • F1オランダGP 初日フリー走行:11番手以下 ドライバーコメント

    F1オランダGP 初日フリー走行:11番手以下 ドライバーコメント

    2025年F1オランダGP初日のフリー走行で11番手以下だったドライバーのコメント。8月29日(金)にザントフォールト・サーキットで2025年のF1世界選手権 第15戦 オランダグランプリのプラクティスが行われた。

    11番手以下の差は僅かで、オリバー・ベアマン(ハース)が11番手につけ、若手として存在感を見せた。アンドレア・キミ・アントネッリは12番手、ガブリエル・ボルトレトが13番手に入り、メルセデスとザウバーのルーキーが健闘。

    レーシングブルズのリアム・ローソンは14番手、エステバン・オコンは15番手で続いた。一方、ウィリアムズ勢はカルロス・サインツJr.が16番手、アレクサンダー・アルボンが17番手と後方に沈み、苦しい立ち上がり。アストンマーティンはランス・ストロールがクラッシュの影響で18番手に留まり、アルピーヌのピエール・ガスリーはリズムを掴めず19番手。レーシングブルズのアイザック・ハジャーはPUトラブルでタイムを残せず、最下位の20番手に終わった。

    11番手:オリバー・ベアマン(ハース)
    FP1:1分12秒564、19番手/FP2:1分11秒113、11番手
    「長いブレイク明けでみんなにとって少し難しかったし、ここは昔ながらで容赦ないサーキットだから簡単じゃない。FP1ではクリーンに走って、バランス面で何が足りないかを見極め、FP2に向けてダウンフォースレベルを変更した。それが良さそうで、FP2では自信がかなり上がった。雨を予想して早めにソフトを使ったから、他より少し早いタイミングでベストを出したけれど、立ち位置は悪くない」

    12番手:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    FP1:1分14秒275、20番手/FP2:1分11秒185、12番手
    「FP1の走行が短く終わってしまい残念だった。タイヤに温度を入れようとプッシュしてロックアップし、ターン9でスタックしてしまった。学習と走行時間を多く失ったのは理想的ではない。FP2は良くなって、ソフトでのシングルラップに集中して知識と自信を積み上げられた。まだいくつかミスはあったので修正が必要だ。何を見るべきかは分かっているし、やるべきことにしっかり取り組む。明日のFP3と予選に備える」

    13番手:ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    FP1:1分11秒509、9番手/FP2:1分11秒320、13番手
    「ポジティブでスムーズな一日だった。サマーブレイク明けでもすぐに良いフィーリングが戻ったし、周回を通してバランスに満足していた。2セッションの間に励みになるステップが踏めたし、明日はもう少し磨き上げて、予選にベストな状態で臨めるようにする」

    14番手:リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    FP1:1分11秒753、11番手/FP2:1分11秒339、14番手
    「ザントフォールトは本当に難しいコースで、それが表れていたと思う。それでもフィーリングは良く、クルマの状態も悪くない。天気は読めないけれど、今日は走行時間を最大限に使おうとした。チーム全体で一晩しっかり準備してすべてをまとめる。いつも通り非常に接戦だから、小さな差がすべてだ」

    15番手:エステバン・オコン(ハース)
    FP1:1分12秒144、17番手/FP2:1分11秒361、15番手
    「まずまずの一日で、とくにFP2でステップを踏めた。僕のセッションはかなり途切れ途切れで、かなり使い込んだタイヤでタイム計測をしたから完璧ではなかったけれど、クルマのパフォーマンスという点では良い改善ができたと思う。今日は雨が来るはずだったのに来なかったのは驚きだが、今後はより安定しそうなのでドライに集中する」

    オランダグランプリ

    16番手:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    FP1:1分11秒458、8番手/FP2:1分11秒682、16番手
    「FP2は少し寸断された。プッシュラップをまとめようとするたびにイエローや赤旗が出たからね。それでもペースは有望で、セッション間でいいステップが踏めたので満足している。明日はトップ10に入れる可能性があるから、週末を通して集中を切らさないことが大切だ」

    17番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    FP1:1分11秒171、5番手/FP2:1分11秒756、17番手
    「ここは風にやられやすいけど、幸いダメージはフロントウイングだけのようで、クルマ自体は大丈夫そうだ。FP1はいい立ち上がりで、FP2に向けていくつか変更を入れたが、周回数が足りず有効性を確認できなかった。明日に向けては雨でも構わないし、仮に降らなくても悪いクルマではない。今夜やれることに集中して、明日のQ3を目指す」

    18番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    FP1:1分10秒779、3番手/FP2:1分11秒975、18番手
    「ザントフォールトに戻れて最高だ。F1の中でもお気に入りのコースの一つで、この週末を楽しみにしている。今日は2台ともまずまず競争力があったと思うけれど、まだ序盤で他勢力と比べた位置は断言できない。残念ながらFP2のターン3でロックアップして壁に当たり、セッションを終えることになった。今夜やることはたくさんあるし、明日どこまで戻せるかだね」

    19番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    FP1:1分11秒613、10番手/FP2:1分12秒122、19番手
    「ザントフォールトでまたクルマに乗れてうれしい。今日は赤旗などでストップ&スタートが多かったけれど、クルマの挙動はそこそこ把握できた。FP2のソフトでの走りは、トラフィックでタイムは代表的ではないが、学びには満足している。いつものようにバランスを微調整する必要はあるが、良いベースはある。現状の順位は読みづらいけれど、クルマから最大を引き出すことに集中する」

    20番手:アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    FP1:1分11秒772、12番手/FP2:タイムなし、20番手
    「FP1でPUのセンサーに問題があって、FP2の前にバッテリーとPUを両方交換した。少し遅れて走り出したけれど、バッテリーの挙動にチームが満足できず、指示でクルマを止めた。明日までにすべて解決しているといい。今日はもっと走りたかったが、FP3があるので予選に向けて十分準備できるはずだ」