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  • F1メキシコGP 初日フリー走行:11番手以下ドライバーコメント

    F1メキシコGP 初日フリー走行:11番手以下ドライバーコメント

    2025年F1メキシコGP初日のフリー走行で11番手以下だったドライバーのコメント。10月24日(金)にエルマノス・ロドリゲス・サーキットで2025年のF1世界選手権 第20戦 メキシコグランプリのフリープラクティスが行われた。

    中団グループでは、リアム・ローソン(レーシングブルズ)が11番手につけ、チームメイトのアイザック・ハジャー(14番手)を上回った。マクラーレンのオスカー・ピアストリはセットアップに苦戦しながらも12番手を記録し、ハースのエステバン・オコンはアップデートの効果に手応えを語った。

    ザウバー勢は15番手と16番手に並び、両ドライバーがロングラン重視のプログラムを実施。アルピーヌのフランコ・コラピントとピエール・ガスリーは後方に沈み、ウィリアムズのアレクサンダー・アルボンは終盤に壁に接触しかける場面もあった。高地特有の難しいコンディションの中で、各チームは明日の予選に向けた改善に取り組んでいる。

    11番手:リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    「標高が高く、滑りやすくてグリップの低いサーキットなので本当に難しかった。でもマシンの状態は悪くない。FP1を走っていないドライバーが多かったから、FP3でしっかり仕上げる必要がある。路面はさらに良くなるはずだし、予選までに最適なパッケージを見つけたい。」

    12番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    「今日は悪くはなかったけど、FP2は少し乱れた。簡単に改善できる部分もあると思うので、明日に向けてしっかりまとめたい。いい予選にしたいね。」

    13番手:エステバン・オコン(ハース)
    「面白い一日だった。いろいろなことを試してクルマについて多くを学んだ。全体的には良い方向に進んでいる。戦略面で正しい判断を下し、予選で自信を持って臨みたい。アップデートは確実に正しい方向に進んでいると思う。」

    14番手:アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    「今日は厳しい金曜日だった。タイヤ選択の判断自体は正しかったと思う。新品のソフトを明日に残しているのが鍵になるはずだ。ミッドフィールドは非常に僅差で、ショートランではまだ少し足りない。今夜チームとしっかり分析して明日に備える。」

    15番手:ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    「メキシコで走るのは初めてだったけど、普段とは全く違うコンディションだった。特に序盤はグリップが低くて難しかったけど、挑戦としては楽しかった。FP2ではソフトでラップをまとめきれなかったけど、バランスに関する良い情報を得られた。マシンのポテンシャルはもっとある。ここからさらに積み上げていきたい。」

    メキシコグランプリ 2025年のF1世界選手権

    16番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    「普通の金曜日だった。FP1は順調だったけどFP2は少し荒れていた。まだパフォーマンスを引き出す余地がある。今夜しっかり分析して最適化を進める。全体としては悪くない1日だったし、予選ではトップ10を狙えると思う。」

    17番手:オリバー・ベアマン(ハース)
    「FP1を走っていなかった分リズムをつかむのが難しかったけど、FP2では悪くなかった。特にロングランでは前進できた。ショートランはまだ改善が必要だ。前回ここで走った2023年と比べてマシンは良くなっている。アップデートの効果をさらに引き出せるよう今夜作業する。」

    18番手:フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    「このユニークなサーキットで走るのは楽しかった。悪くない金曜日だったと思う。いくつかの縁石やバンプで不安定さを感じたが、全体的には良い方向に進んでいる。ロングランではいい感触を得たので、日曜に向けて役立つはずだ。」

    19番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    「今日はセットアップに少し苦戦した。路面がとても滑りやすくて、スピードを上げるまでに時間がかかった。ソフトでのアタックで壁に接触しかけたが、大事には至らなかった。今夜しっかり見直して、明日はもう少し良い位置に行きたい。」

    20番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    「今日はFP1をポールが走った。彼は良い仕事をしてくれたし、有益なデータを持ち帰ってくれた。FP2ではマシンの感触が普段と違って、かなり苦戦した。グリップがまったくなく、シーズンの中でも特に難しいセッションだった。理想的なスタートではないが、チームで改善して明日に備えたい。」

  • F1メキシコGP初日 ルーキー9名がFP1出走 各ドライバーが課題と手応え語る

    F1メキシコGP初日 ルーキー9名がFP1出走 各ドライバーが課題と手応え語る

    2025年F1メキシコGPのフリー走行1回目(FP1)では、9名のルーキードライバーが出走義務消化セッションとしてステアリングを握った。アービッド・リンドブラッド(レッドブル)が6番手と最上位につけ、母国で走行したパト・オワード(マクラーレン)やフレデリック・ベスティ(メルセデス)らが続いた。

    それぞれが短い1時間の走行で限られた時間の中、チームのテストプログラム消化とデータ収集を担当。初走行となるメキシコの高地コンディションに苦戦しながらも、今後のF1キャリアに向けた貴重な経験を得た1日となった。

    アービッド・リンドブラッド(レッドブル)
    アービッド・リンドブラッド(レッドブル) メキシコグランプリ
    1:18.997 / 6番手
    「今日はかなり良かったと思う。簡単ではなかったし、序盤はハードタイヤで走ったときにかなりダスティで氷の上を走っているような感じだった。できるだけミスを減らすようにして、マシンを無事に戻せて良かった。僕としてはいい走行だったと思うし、チームに良いフィードバックをすることを意識していた。いくつかセットアップを試していて、走行プランも裕毅のものとあまり変わらなかった。同じタイミングでソフトタイヤを履いたけど、僕は黄旗で少し乱れたからもう1回走った。今日は特に緊張していた。マックスがチャンピオン争いをしている状況だから、絶対にミスをしてはいけなかった。でも一度バイザーを下げて走り出したら大丈夫だった。マシンは速かったけど、もっと良くできたといつも思う。全体的に満足しているし、チームのためにデータを集めて正しい方向に導けるように努力した。それができたと思う。マックスのマシンを走らせることができて本当に光栄だったし、彼がいい週末を過ごせることを願っている。」

    パト・オワード(マクラーレン)
    パト・オワード(マクラーレン) メキシコグランプリ
    1:19.680 / 13番手
    「母国のメキシコで再び走ることができて本当に特別だった。ファンの情熱と熱気がすごくて、まるでホームに帰ってきたような気分だった。チームのみんなに感謝したい。今日予定していたプログラムをすべてこなせたし、ランドとオスカーのタイトル争いをサポートできてうれしかった。この経験を心から楽しんだ。週末をいい形で締めくくってくれると信じている。」

    フレデリック・ベスティ(メルセデス)
    フレデリック・ベスティ(メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ) メキシコグランプリ
    1:19.689 / 14番手
    「今日は再びW16のステアリングを握れて最高だった。ジョージ、キミ、バルテリと一緒にシミュレーターで何千時間も作業してきたので、こうして実車を走らせる機会は本当に貴重だった。バーレーンに続いて2度目のFP1走行を経験できて素晴らしかった。周回は安定していて、チームとして予定していたプログラムをすべて完了できた。もちろんもっと多くの周回を走ってタイムを出したかったけれど、自分の仕事にはとても満足している。今日得たものを使って、残りのシーズンでチームを支えていきたい。」

    ポール・アロン(アルピーヌ)
    ポール・アロン(アルピーヌF1チーム) メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ
    1:19.862 / 15番手
    「まず、FP1で走らせてもらったチームに心から感謝したい。メキシコシティは標高が高くて本当に難しいサーキットだけど、そうした環境でこのマシンを体験できて貴重だった。グリップが低く、周回を重ねるごとに自信をつけていく必要があった。交通量も多くてラップが影響を受けたけれど、それは予想通りだった。目的はチームを助け、いくつかのセットアップ項目を試し、良いフィードバックを提供することだった。その点では成功だったし、自分の成長にもつながるセッションになった。」

    平川亮(ハースF1チーム)
    平川亮(ハースF1チーム) メキシコグランプリ
    1:20.073 / 16番手
    「いつも通り、この機会をいただいたMoneyGram Haas F1 TeamとTOYOTA GAZOO Racingに感謝しています。ここメキシコは20台が走る短いサーキットで渋滞が多く、セッションはかなり忙しかったです。オートドロモ・エルマノス・ロドリゲスを走るのは初めてでしたが、計画していたプログラムを問題なく完了できて満足しています。チームが進もうとしている方向性は理解できていますし、私もそれに合わせられていると感じています。次にアブダビでまた走るのが今から楽しみです。」

    岩佐歩夢(レーシングブルズ)
    岩佐歩夢(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) メキシコグランプリ
    1:20.153 / 17番手
    「今日は良いプログラムとセットアップで臨めて、セッションを通して多くの周回を走ることができましたので、私にとってもチームにとっても良い走行だったと思います。このサーキットは交通が多くて難しいのですが、ここを走るのも今年のマシンを走らせるのも初めてで、新しい経験をたくさん得られました。チームやエンジニアの皆さんから多くのサポートをいただき、シミュレーターとの違いも実感できました。今日の経験は今後のシミュレーター作業にも必ず役立つはずです。次の機会があれば、さらに良い走りをお見せできるように頑張ります。」

    ルーク・ブラウニング(ウィリアムズ)
    ルーク・ブラウニング(ウィリアムズ・レーシング) メキシコグランプリ
    1:20.310 / 18番手
    「FW47を再び走らせることができて本当に楽しかった。このサーキットは初めてだったので、周回を重ねながら少しずつ学んでいった。ハードタイヤではルーキー勢の中で最も速かったので良かったと思う。ミディアムでは少し苦戦して、残念ながらソフトでは走れなかったけど、ロングランは良い感触だった。これが日曜のレースにもつながると思う。今は残り2戦のF2に集中して、アブダビでタイトルを決めたい。」

    ジャック・クロフォード(アストンマーティン)
    ジャック・クロフォード(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム) メキシコグランプリ
    1:20.371 / 19番手
    「初めての正式なF1セッションをすごく楽しめた。1時間の走行で予定していたプログラムをすべて完了できた。いくつかの新しいアイテムを試し、シミュレーターとの整合を確認するのが主な目的だった。多くの周回をこなしてすぐにスピードにも慣れたと思う。今はF2が2か月の休みに入っているので、このタイミングでF1マシンに戻れたのはとても良い経験になった。」

    アントニオ・フオコ(フェラーリ)
    アントニオ・フオコ(スクーデリア・フェラーリ) メキシコグランプリ
    1:20.854 / 20番手
    「今日は本当に特別な日だった。イタリア人として、フィジケラが最後にフェラーリを走らせてから16年後にこのステアリングを握ることができて、とても誇りに思う。チーム全員に心から感謝したい。1周1周、すべての瞬間を楽しんだ。ラップタイムを追うのではなく、できるだけ多くのデータを収集して、シミュレーター作業の良い基準点を得ることが目的だった。サポートと情熱を見せてくれたチームのみんなに心から感謝する。きっとこのメキシコでの一日は一生忘れない。」

  • F1メキシコGP:木曜会見 Part.2 – サインツ、アントネッリ、ヒュルケンベルグ

    F1メキシコGP:木曜会見 Part.2 – サインツ、アントネッリ、ヒュルケンベルグ

    メルセデスのキミ・アントネッリ、ウィリアムズのカルロス・サインツJr.、そしてキック・ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグが、2025年F1メキシコGP木曜会見の第2部に登場した。

    アメリカGPでのクラッシュを巡る議論から、中団勢のコンストラクターズ争い、そして来季に向けた抱負まで、3人が率直な言葉で語り合った。タイトル争いが白熱する中、経験豊富なヒュルケンベルグと若手アントネッリ、移籍後に好調を続けるサインツの見解が交錯した。

    Q:ヒュルケンベルグ、まずはアメリカGPについて伺います。スプリントでは不運もありましたが、全体的にとても強い週末でした。どのようにしてあのパフォーマンスを引き出したのか教えてください。

    ニコ・ヒュルケンベルグ: ああ、そういう週末ってあるんだよね。最初のフリー走行の1周目からマシンがすごくいい状態にあって、すべてがかみ合った感じだった。こういうことはたまに起きるけど、起きたときは気持ちいいよ。もちろんすごく満足しているし、日曜に結果を持ち帰れたのも嬉しい。土曜のターン1の連鎖的な接触は残念だったけど、全体的にはポイントを取れてハッピーだ。今週も同じようにうまくいけばいいけど、どうなるかはわからない。

    Q:その自信は今週にもつながりますか?高地メキシコでマシンはうまく機能すると思いますか?

    ヒュルケンベルグ: 正直、わからないね。先週の良い流れがあるのは確かだけど、それがここで保証になるわけじゃない。結局はもう一度マシンとリズムを合わせ、タイヤとセットアップの正しいウインドウを見つけなければならない。明日コースに出て、最初の数周を走ってからだね。

    Q:コンストラクターズ選手権でアストンマーティンとは10ポイント差です。残りのレースでその戦いをどう見ていますか?

    ヒュルケンベルグ: どちらが優位ということはないと思う。中団は本当に接戦で、週末やサーキットによって微妙に変わる。予選の1周やその日の調子で結果が決まることも多い。でもまだ十分チャンスはある。僕たちにも他のチームにもね。大事なのはクリーンでいい週末を過ごして、チャンスを最大限に生かすことだ。

    Q:ありがとうございます。カルロスとキミ、あなたたちもようこそ。まず、先週末の件はもう問題ないですか?

    カルロス・サインツJr.: ああ、もちろん。僕にとってはサーキットで起きたことはサーキットで終わりだ。ただ、スチュワードが僕に科した5グリッド降格のペナルティは、正直、出来事そのものに対して不釣り合いだと思う。ルールの不完全さを示しているようにも感じるね。でも仕方ない。受け入れるしかない。自分の責任の一部はあるし、2人ともレースを続けられたらよかった。でもデータやオンボードをすべて確認した後でも、ここで5グリッド降格という判断が下されたのは理解しがたい。まあ、仕方ないよ。受け止めるしかない。

    Q:キミは?

    キミ・アントネッリ: 残念だったよ。2人ともいいポジションにいたのに、接触で2人ともレースを終えることになった。僕とカルロスでは見方が違うけど、もう終わったことだ。次に進むだけだね。

    Q:結果としては悔しい週末でしたが、オースティンから得たポジティブな点はありますか?

    アントネッリ: 難しいトラックだったけど、思ったより早くスピードを上げられた。Q3は少し残念だった。1周目の段差でDRSボタンが反応してしまって開かなかったんだ。そのせいでいくつかポジションを失った。少しがっかりしたけど、レースのスタートは悪くなかったし、ペースも良かった。特に接触の後、フリーエアで走っていた時のラップはかなり強かった。ポジティブな面は多いよ。望んだ結果ではなかったけど、また今週末チャンスがある。

    Q:Q3のDRSの件について触れましたが、予選全体の重要性についてはどうですか?今年はマシンの差が非常に小さいですが、予選はこれまで以上に重要だと思いますか?

    アントネッリ: もちろんそうだ。今年はトラックポジションが本当にすべてだ。スタートの1周目でも、どこにいるかで結果が大きく変わる。スタートで何台か抜ければ、そのまま順位を維持できる確率が高い。クリーンエアは本当に強力で、走りやすさが全然違う。今年は差が非常に小さいから、予選でミスをすると大きく罰せられる。僕自身、まだQ3では伸びしろがあると思っている。特に最後の段階で全てをまとめきること。そこを理解してうまくやれれば、結果も違ってくるはずだ。

    Q:カルロス、5グリッド降格を受けましたが、今週末のアプローチにどんな影響がありますか?

    サインツ: 特に変わらない。できるだけ前で予選を終えることに変わりはない。ペナルティがあるなら、少しでも前からスタートして、ポイント圏に戻るチャンスを作るしかない。今シーズンは本当にいい流れに乗っている。すべてがようやく噛み合ってきた感覚だ。土曜も速く、日曜もとても速い。クリーンな週末を過ごしたいね。シンガポールでは19番手から追い上げたから、今回も上位からスタートできればまたポイントを狙えると思う。

    Q:今とてもいい流れに乗っていますが、残り5戦では毎戦ポイント争いができると考えていますか?

    サインツ: サーキット次第だね。メキシコはオースティンに近い感じで、少し強く出られると思っている。ラスベガスもポイントを稼ぎたいサーキットのひとつだ。オースティンの表彰台は、正直ボーナスのようなものだった。バクーの表彰台も嬉しかったけど、あのあと「残りは安定してポイントを取っていこう」と決めたんだ。そんな中で再び表彰台に立てて、しかもペースも良かった。それがすごく励みになった。残りはあと……4戦?5戦?まあ5戦だ。モチベーションは高いよ。

    メキシコグランプリ

    QUESTIONS FROM THE FLOOR

    Q:キミ、あなたのルーキーイヤーは本当に多彩なシーズンになりました。来季の契約も決まり、ここ数戦で明らかに調子が上がっています。中盤戦で結果が出なかった時期をどう乗り越えたのですか?メンタル面やトレーニングなど、どんな点を変えたのでしょう?

    アントネッリ: アプローチを大きく変えたんだ。ヨーロッパラウンドでは本当に長く暗い時期があって、結果が出ない状態が続いていたから、フラストレーションがどんどん溜まっていった。気づいたら、目標や基本、プロセスそのものに集中できていなかった。結果ばかり見ていて、結果が出ないとさらにイライラしてしまう悪循環だったんだ。モンツァのあとにチームと話し合って「何かを変えなきゃいけない」と決めた。それからはアプローチを一新した。今は、まず“しっかり走ること”、つまり自分の仕事を正しくやることに集中している。それができれば結果は自然に付いてくるとわかったんだ。

    Q:3人に伺います。ジョージ・ラッセルが「予選とターン1がすべて」と発言していました。今週末もオーバーテイクは難しいと考えていますか?

    ヒュルケンベルグ: 彼の言う通りだと思う。トラックポジション、クリーンエアがすべてなんだ。正直、昔のようなレースには戻ってきていない。むしろ2022年から年を追うごとに、前を追うのがどんどん難しくなってる。いまは本当に静的なレースになることも多い。だから予選が超重要で、まさにターン1までの戦いになる。でも同時に、ターン1と1周目を生き残らなきゃ意味がない。これが今のエアロマシンの副作用だよ。後ろを走るのは正直、全然楽しくない。

    サインツ: 同感だね。いくつかの要素が重なってる。2022年の初期は、後ろを走っても簡単に抜けた。DRSで前を捕まえやすく、ジェッダやバーレーンでは本当にバトルが多かった。でも今はマシンがどんどん発達して、また抜けないマシンになってきた。同時にタイヤが丈夫になりすぎてデグラデーションが減ってるから、差が生まれにくい。両方の傾向が重なると、結局はワンストップで退屈なレースになってしまう。F1としては、そうなる前に予測して対策を立てるべきだと思う。ピレリやチームと連携して、タイヤの差を生む方法を探すとか、ルール変更やDRSゾーンの延長を検討してもいい。正直、F1はいつも“起きた後に対処する”側になってる。もっと先手を打たないといけないね。

    アントネッリ: 過去の年はわからないけど、今はクリーンエアとダーティエアの差を本当に強く感じる。ピレリが改良したタイヤは耐久性が上がって、ロングランができる分、デグラデーションが少なくなった。だから前のマシンとの差を生むのがすごく難しい。仮に0.2〜0.3秒速くても、抜くのは大変なんだ。シンガポールではルクレールにトラブルがあって僕の方が速かったけど、40周以上後ろに詰まったままだった。あそこは抜きにくいけど、それでもあれだけ差があっても難しい。だからやっぱり予選と1周目がものすごく重要なんだ。

    Q:カルロス、あなたに質問です。ウィリアムズでの初シーズンも終盤に入っています。シーズン前の目標は“適応”だったと思いますが、今はどんな目標を持っていますか?

    サインツ: 今の目標は“勢いを維持すること”だね。バクー以降、結果が出てから調子が上がってきて、今はすごくいい流れを感じている。ペース自体はシーズンを通して悪くなかったけど、結果をまとめて出すのが課題だった。それがようやく噛み合ってきた。ときにはシンガポールのように10位が限界のときもあるし、他のレースではトップ3やトップ5を狙えるチャンスもある。そういうチャンスを確実にモノにして、リズムを保つことが大事だ。チームも来年に向けてマシンを改良しているし、僕もシミュレーターでできる限り準備している。2026年を見据えて、しっかり基盤を築きたい。

    Q:3人に質問です。マックスがオースティンで勝利してから、ザントフォールト時点で100ポイント以上あった差を消しました。彼が今季タイトルを獲る可能性はあると思いますか?

    アントネッリ: もし今の調子を維持できるなら、間違いなくチャンスはあると思う。彼らはクルマをどんどん改善してるし、マックス自身も違いを生み出してる。失うものがない立場だからこそ強い。そういう状況のマックスは本当に怖い存在だよ。僕なら絶対に「ない」とは言わない。十分可能性はあると思う。

    サインツ: そうだね。「失うものがない」という立場はすごく強い。プレッシャーがなくなるから、思い切って攻められる。マックスはいままさにそういう状態だ。メキシコはスタート直後のターン1がカオスになりやすいし、ラスベガスもオーバーテイクや1コーナーが鍵になる。タイトル争いはまだ開かれてると思う。ただし、1戦でも大きな失敗をするとすぐに水の泡になる。だから残り全部を完璧に走る必要があるね。

    ヒュルケンベルグ: 僕も同意見だ。彼を侮ることは絶対にできない。もちろんマクラーレンがどう走るかにもよるけど、理論的には十分可能だと思う。

    Q:カルロス、あなたにもう1つ。フェラーリ最後の勝利となったこのメキシコでの優勝を、今どう振り返りますか?

    サインツ: 僕にとっては特別な勝利だったよ。フェラーリにとって最後の勝利だったかどうかは関係ない。彼らはまた勝つチャンスがあるチームだしね。僕にとって大きかったのは、ウィリアムズに移籍する前に「勝てる最後のチャンスかもしれない」と思っていたことだ。あの週末に結果を出せたのは、自信と自己信頼を大きく高めてくれた。家族も友人もみんな現地にいて、みんなでその瞬間を共有できた。メキシコのファンもそれ以来ずっと僕を応援してくれている。それが本当に嬉しいんだ。

    Q:3人に伺います。先週のオースティンでは、レッドブルのスタッフがマクラーレンのグリッド位置に貼られたテープを取り除こうとして罰金を受けました。皆さんはスタート時の位置合わせをどうしていますか?

    ヒュルケンベルグ: クルマによって全然違う。サイドの構造や視界の位置で見え方が変わる。今のマシンはどれも視界が悪いから、僕はテープを使っていない。直前にラインを見て、自分の感覚で合わせてる。うまくいくときもあればそうでないときもある。でもまだオーバーしたことはないよ。確かに難しいね。

    サインツ: 僕のクルマにはちょうどいい基準線があって、それを頼りにしてる。でも以前はそんなラインがないクルマにも乗ってた。そういうときは壁に貼ったテープを基準にするしかなかった。つまり、クルマによって違うんだ。まあ、もし自分がレッドブルの立場なら……いや、これ以上は言わないけどね(笑)。

    アントネッリ: 僕はビジュアルで合わせてる。プラクティスのときに目印を覚えておいて、グリッドについたときにその感覚で位置を決める感じだね。

    Q:ランドの件は必要なことだと思いますか?それとも駆け引きの一種でしょうか?

    サインツ: 僕はランドに必要なことだったと思う。彼にとってはそのテープが基準だったんだろうし、それを外そうとした側には何かしらの意図があったんだと思う。でもこれ以上は言わないよ。スポーツの価値観の話になるからね。僕なら違う行動をとるけど、これ以上は言わない。

    Q:ニコ、あなたのチームはシーズン後半に入ってパッケージがより競争力を増しているように見えます。アウディ体制への移行を控える中で、来季に向けて準備や期待は変わりましたか?

    ヒュルケンベルグ: うーん、完全には同意しないね。今季はアップダウンが激しかったと思う。夏前まではすごくいい流れだったけど、夏の間はガビ(ボルトレト)が好調で、僕は少し苦戦していた。そして最近のオースティンではまた復調できた。だから結果は状況次第なんだ。要因もいくつもある。ただ、僕たちは他のチームと同じように短期的にも中長期的にも成長を続けていて、アウディに向けた体制づくりの途中にいる。プロジェクト全体としてはそのプロセスの中だね。

    Q:ニコ、最近の予選パフォーマンスについてですが、いまはマシンを完全に把握できていると感じますか?それとも単に全体のバランスが合ってきたのでしょうか?

    ヒュルケンベルグ: それは土曜になればわかるよ。

    Q:では感触としてはいかがですか?1周での感覚は変わりましたか?

    ヒュルケンベルグ: ここ数戦は確かに良くなってきているね。でもさっきも言ったけど、いいフィーリングは保証されてるわけじゃない。毎回努力して作り上げなきゃいけない。とはいえ今はマシンをしっかりコントロールできていると感じてる。この状態をシーズン最後まで維持したい。

    Q:カルロス、最初におっしゃっていたオースティンでのペナルティについてですが、“罪に対して罰が重すぎる”という考えを持っていますね。今後、ドライバーズブリーフィングなどで議題にする予定はありますか?また、あなたのクルマにある基準線についても教えてください。

    サインツ: まず基準線の方から答えると、サイドポッドの取り付け部の形状がちょうど黄線と一致してるんだ。それを目印に合わせてる。特別なエアロパーツじゃないし、もし他の人が知りたいなら教えるよ(笑)。競争上のアドバンテージなんてないし、これはただフェアにスタートするための基本的な要素だからね。

    ペナルティの件に関しては、ブリーフィングで話すようなことじゃない。そういう場で変えられるものじゃないから。ただ、次回のカタールで予定されている「ドライビングガイドライン」全体の議論の中で触れたいとは思ってる。“ガイドライン”はあくまで参考であって“ルール”ではないんだ。でも最近はそれがすべての判断基準みたいに使われていて、それが少しおかしいと感じてる。スチュワードが毎回の事例をどう判断するかに一貫性がなくなっているからね。

    Q:もうひとつ、カルロスに。来年でフェルナンドの最後のタイトルから20年になります。彼がその後もう一度タイトルを取れなかったことに驚きますか?

    サインツ: そうだね、20年前の5月、僕は10歳だった。初めてフェルナンドに会ったのは2005年のスペインGPで、彼を見てF1ドライバーを目指そうと思った。それから20年経った今でも、彼はまだF1にいて、毎週のようにトップレベルの走りをしてる。それを見ていると「時間はあっという間に過ぎる」って感じるし、与えられた機会を最大限に生かさなきゃいけないと思うよ。僕もエネルギーを保ち続けられる限り、長くF1で走りたいと思ってる。彼は本当に手本だね。

  • F1メキシコGP:木曜会見 Part.1 – 角田裕毅、ローソン、ピアストリ

    F1メキシコGP:木曜会見 Part.1 – 角田裕毅、ローソン、ピアストリ

    レッドブル・レーシングの角田裕毅、マクラーレンのオスカー・ピアストリ、そしてレーシングブルズのリアム・ローソンが、2025年F1メキシコGP開幕前の木曜会見に登壇。タイトル争い、チームメイトとの関係、そして来季の去就について率直に語った。

    角田裕毅はチームの改善を支える自信とマックス・フェルスタッペンへのサポート姿勢を示し、ピアストリは首位争いへの冷静なアプローチを強調。ローソンは自らの成長とレーシングブルズ残留への意欲を明かした。

    Q:オスカー、会えてうれしいです。あなたはいま首位に立っていますが、その差が縮まってきています。あなたたち3人はいま40ポイント以内に収まっています。ランドとマックスの存在が迫ってきていることは、あなたのアプローチにどんな影響を与えていますか?

    オスカー・ピアストリ: 正直に言えば、特に変わっていない。確かにここ数戦で差が少し縮まったけど、僕にとって大事なのは、常に全力で走って、毎週末から最大限を引き出すこと。それができた週末もあれば、間違いなくそうでなかった週末もあった。だから、僕の集中は常にそこにある。それを毎週確実にできれば、ポイント状況がどうであろうとあまり関係ないんだ。

    Q:追う側と追われる側、どちらの方が好きですか?

    ピアストリ: どちらにも良いところと悪いところがあるね。誰だってアンダードッグの物語は好きだし、追いかける立場のほうが楽に感じることもある。でも、僕はやっぱりチャンピオンシップのリードを持っている方がいい。そうであるということは、何かを正しくやっているという証だから。シーズンを通して多くのことをうまくやってきたし、まだ改善できる部分もある。

    Q:すべてのレースでポイントを獲ることが大事です。オースティンのようなスプリントの混乱はもう避けたいところですが、土曜に起きた出来事を振り返って、あなたやランドに影響はありましたか?

    ピアストリ: もう一度見直したよ。僕たちはどんな週末でも振り返りを行うけど、スプリントに関しては自分にも責任の一部があると思っている。今週末は僕たち2人とも白紙の状態でスタートする。だからただレースをして、どちらが上に行けるか見てみるだけさ。

    Q:2人の間に影響はなかったとのことですが、パフォーマンス面ではどうですか?レッドブルとあなたたちマクラーレンの差は僅かでしょうか?それとも、この高地ではマクラーレンの方が優位だと思いますか?

    ピアストリ: 予想するのは難しいね。ここ数戦を見ても、どのサーキットで自分たちが強いと思っていたか、あるいは他チームが強いと予想したか――その通りになるとは限らなかった。この世代のマシンではよくあることだ。でも明らかなのは、ここ数戦のレッドブルとマックスがとても安定していること。以前もそういう速さを見せた場面はあったけど、最近はそれが毎回続いている。だから、今週末も彼らは脅威になるだろう。僕たちは自分たちのクルマから最大限を引き出して、どこまでいけるか試すだけだ。

    Q:ありがとう、オスカー。後でもう少し質問があると思います。では、リアムに移りましょう。オースティンでは悔しい結果でしたね。2レースともポイント目前まで迫りましたが、どんなポジティブな要素を見出せますか?

    リアム・ローソン: 予選ではかなり速かったと思う。決勝では少し苦戦したけど、今年はずっと接戦だったし、最近はさらに近づいていると感じる。だから、すべてを引き出して、週末を通してすべてをまとめることが重要なんだ。オースティンではそれを少し欠いた。それが、両レースともほんのわずかにポイントを逃した理由だと思う。でも大きく変える必要はない。マシン自体は速いし、オースティンでの1、2のミスを反省して、ここでは同じことを繰り返さないようにするだけ。

    Q:メキシコは標高が高いですが、それはあなたたちに有利に働くと思いますか?

    ローソン: 正直なところ、わからない。去年もそう思っていて、実際かなり競争力があったけど、やっぱり難しい。オスカーも言っていたように、過去の経験から「このサーキットは合う」と思っても、実際には違うことがある。オースティンでは自信を持って臨んだけど、実際には厳しい週末だった。だから、そういう予想はもう意味がない。今は、自分たちが考える最強のパッケージで臨んで、そこから進めるだけだ。

    Q:あなたとチームにとって今後数週間は重要な時期ですね。F1での将来も、チームのコンストラクターズ選手権の順位もかかっています。あなた個人としては、どうこの数週間を過ごしていくつもりですか?

    ローソン: もちろん、頭の片隅ではこの時期が重要だということはわかっている。でも正直なところ、シーズン序盤と何も変わらない。アプローチの仕方は同じだ。毎週末ベストを尽くすこと、それだけだ。すべての準備を整えて、ここメキシコも楽しみにしている。ドライブしていてすごく好きなサーキットなんだ。だから特別なことはせず、これまで通り臨む。

    Q:あなたは来年もレーシングブルズに残れるだけの結果を出していると思いますか?

    ローソン: 振り返ると、いつだって「こうすればよかった」と思うことはある。完璧な人間はいないし、僕だってそうだ。シーズンを通して学ぶことが多かった。でも重要なのは、ミスから学び、それを繰り返さないようにすること。その意味では、やるべきことはやってきたと思うし、これからも同じように全力を尽くす。

    Q:ありがとう、リアム。では角田裕毅選手、同じ話題に移りましょう。将来、そしてチームのコンストラクターズ選手権争いに向けて、この数週間をどう過ごす予定ですか?

    角田裕毅: こんにちは、皆さん。僕も同じです。オースティンの週末はミックスな結果でしたけど、2つのレースでいい走りができてポイントも取れました。確実にいい方向に向かっていると思いますし、いろんな部分を改善できています。今やっていることに自信がありますし、ポイントを取り続けられるようにプッシュしていきます。まだチームとしてコンストラクターズ選手権で2位になる可能性がありますし、マックスにもワールドチャンピオンを獲る可能性があります。だから、この2人の前に出て、できる限りチームを助けたいと思っています。

    Q:おっしゃる通り、パフォーマンスの向上は確かに見られます。来年もレッドブル・レーシングに残れるだけの走りをしてきたと思いますか?

    角田: はい。さっきも言いましたけど、自分がやってきたこと、置かれている状況には自信を持っています。とにかく自分を少しでも早く成長させて、ポイントを取るために全力を尽くしています。あとはチームの判断次第です。どういうドライバーラインナップにしたいかは彼らが決めることですけど、自分は多くの部分を改善できたと思っていますし、これからも向上し続けて、同じチームにふさわしい存在になれるよう努力します。

    Q:「改善」という言葉を何度も使われていますね。実際にその改善はどこから来ているのでしょうか?どのようにして新しいレベルのパフォーマンスを引き出せるようになったのですか? セットアップが関係していますか?

    角田: いろいろな要素があります。僕はこの環境に入って5年になりますが、チームごとにプレッシャーのかかり方や物事の進み方が違います。セットアップだけの話ではありません。特にシーズン序盤はロングランで苦戦していましたが、そこを大きく改善できました。まだ週末を通してすべてをまとめる部分には課題が残っていますが、そこに集中しています。いちばん大事なのは、チームから多くのサポートをもらっているということです。ローラン、そしてエンジニアたち――彼らがいなければ、ここまで改善できなかったと思います。チームが提供してくれたツールのおかげで正しい方向に進めたと思います。

    角田裕毅 メキシコGP F1

    QUESTIONS FROM THE FLOOR

    Q:オスカー、あなたはいま“追われる立場”ですが、メキシコのターン1までの長い距離を考えると、スタート位置に関係なく混乱が起きそうです。事前にどのように対処するつもりですか?どんなプランで、どうやってクリーンに抜けようと考えていますか?

    ピアストリ: メキシコは本当にスタートが難しいサーキットだと思う。直線がこれだけ長いからね。それでも、僕はやっぱりポールポジションからスタートしたい。できるだけいいスタートを切って、1コーナーをトップで通過できるチャンスを高めたいんだ。でも最終的には、瞬間の判断と本能に頼るしかない。外側がうまくいく時もあれば、内側や真ん中がうまくいくこともある。だから、目の前の状況を見極めて、その時々で最善を尽くすしかない。魔法のような解決策はないよ。

    Q:もう一つオスカーに。今の状況は、あなたがF3でチャンピオンを獲った年と似ている部分がありますか?あの時は最終戦までにポイントリードを失いましたが、当時の経験を今に活かしている部分はありますか?

    ピアストリ: いくつか似ている部分はあるね。でも今の僕はあの時よりも強いと感じている。状況は多少違うけれど、フォーミュラ・ルノーのタイトル争いにも似ているところがあるんだ。怖いくらいにね(笑)。でも良いのは、過去にそういう状況を乗り越えてきたという証拠があること。実際に2つのシリーズでタイトルを獲っているしね。だからそれを思い出すのは心強い。ただ、過去にできたからといって、今回も自動的にうまくいくとは限らない。でも、これまでどう対処してきたか、その経験と落ち着きを今に生かすことができる。結局やるべきことは同じだ。できるだけ速く走り、できるだけ上位でフィニッシュすること。実行は簡単じゃないけど、考え方はシンプルだよ。

    Q:オスカー、マックスがここ数戦でチャンピオン争いに戻ってきたことについてはどう感じていますか?それを意識したり、気にしたりしますか?

    ピアストリ: 特に気にしてはいないよ。彼が最近の週末でとても安定していて強いのは事実だ。でも僕にとっては、それを心配しても何のメリットもない。僕がタイトルを勝ち取るために必要なのは、自分自身、マシン、チームの力を最大限に引き出すこと。だから他のドライバーのことを気にしている暇はない。もちろん彼も戦いの中にいるけど、それで僕のアプローチが変わるわけじゃない。

    Q:オスカー、残り5戦あります。あなたに有利なサーキットと、マックスに有利なサーキットはどこだと思いますか?

    ピアストリ: それを予想するのは本当に難しい。誰がどこで速いのかを読み切るのは簡単じゃない。結局のところ、その週末にマシンの力をどこまで引き出せるかの方が重要なんだ。オースティンでは僕たちに有利だと思っていた部分もあったけど、そうでもなかった部分もあった。だから、本当にどのレースも接戦になると思う。

    Q:リアムと角田選手に質問です。あなたたちは2人とも来季の契約を待っている状況です。レッドブル系のチームに残る可能性が高いですが、今のうちに自分の将来を知りたいですか?それともアブダビまで待つ方がいいと思いますか?

    ローソン: 正直なところ、まだあまり考えていない。もしすでに決まっているなら、それを早く知る方がいいのかもしれない。でも、現状では僕たちはまだ何も知らないし、それでアプローチが変わるわけでもない。毎週末、全力で臨むだけ。まだシーズンは続いているし、目の前のレースに集中している。

    角田: いやあ、すごい質問ですね(笑)。僕はこのレッドブル・ファミリーに入ってもう5年になりますけど、ここがどういうやり方をするかはよくわかっています。毎年のように同じような状況でしたしね。だから僕にできることは、自分の力を証明して、与えられたチャンスを最大限に生かすことだけです。僕にとって一番大事なのは、この機会をもらえていることへの感謝の気持ちです。そのチャンスを最大限に使うこと、それだけに集中しています。

    Q:オスカー、マックスが「ザントフォールトの時点で自分がタイトル争いしているなんて信じられない」と言っていました。あの時点では、あなたもタイトル争いは自分とランドの2人だけだと思っていましたか?

    ピアストリ: たぶんそう思ってたね。みんなそうだったと思う。モンツァ以降のマックスの流れは、正直少し驚きだった。シーズン序盤から速さの兆しはあったけど、波が大きかった。でも今はとても安定している。彼らはマシンにたくさんの改良を入れてきたし、そう考えれば驚きではないけど、それでも思ったより早くタイトル争いに戻ってきた印象がある。

    Q:リアムと角田選手に質問です。オースティンでは少し緊張感のある場面がありました。2人の間で話し合いはありましたか?今は関係はクリアですか?

    角田: 直接はまだ話していません。

    ローソン: 正直、オースティンで何が起きたのか、よくわかってないんだ。

    角田: チームには謝罪しました。特にメディアで言ったことは本当に不必要でした。あれは良くなかったと思っています。それで終わりです。

    ローソン: そうだね。シーズンも終盤で、とてもタフな時期だから、どの週末もすごく激しい戦いになる。特に予選ではすべてを出し切ろうとしているし、ちょっとした違いが結果に大きく影響するんだ。

    Q:オスカー、あなたはランドとの関係について「クリーンな状態」と言いましたが、シンガポール後にあった制裁はもうなくなったという意味ですか?そしてオースティンでの件では、あなたのカットバックの動きが行きすぎだったと判断されたのでしょうか?

    ピアストリ: そうだね。ランドへのペナルティは解除された。そしてオースティンの件については、最終的にそういう結論になった。いろいろな要素が絡んでいたけど、要するにそういう判断だったということ。

    Q:オスカー、ランドとの「レース時のルール」について以前話していましたが、それが3人によるタイトル争いにプレッシャーを加えることはありますか?

    ピアストリ: 特にないよ。僕たちの間ではルールは明確だ――お互いにぶつからないこと。それだけだ。チームメイト同士のレースでは当たり前のことだから、それでプレッシャーが増えることはない。

    Q:リアム、外から見ていると、あなたは来季も続投するのに十分な走りをしているように見えます。もしシーズン序盤のあの入れ替えを経験していなかったら、今より良くなっていたと思いますか?それともあの出来事がドライバーとしてあなたを強くしたと思いますか?

    ローソン: 正直、それはわからないね。でもシーズンを通して振り返れば、間違いなく多くの進歩があったし、改善につながる発見もたくさんあった。少なくとも今は、シーズン序盤に比べてずっと快適な状態にあると自信を持って言える。シーズン初期にスイッチした時は、正直キャッチアップに追われていた。でも時間が経つにつれてどんどん慣れてきたと思う。だから、結果的には成長できたと思う。数字的にも良くなっているし、個人的にも多くを学んだ。この経験を将来のレースにも生かしていきたい。

    Q:リアムと角田選手に質問です。報道では、来年マックスのチームメイトにアイザック・ハジャーが昇格し、アービッド・リンドブラッドがレーシングブルズに上がる可能性があるとされています。つまり、あなたたちのどちらか1人しか残れないということになります。ヘルムート、ローラン、アラン・パーメインたちは、今あなたたちにどんなことを求めていると思いますか?どんな要素が残留の決め手になると感じていますか?

    角田: そうですね、やっぱり結果だと思います。僕にとってはより明確です。チームとしても選手権の重要な局面にありますし、チームメイトを支えることも大切な役割です。コンストラクターズ選手権で2位を狙えるポテンシャルもあります。オースティンでポイントを取れたのは良い一歩でした。でも、まだもっとやらないといけません。毎レースで結果を出し続けること――ここ数年、レッドブル系のドライバーたちが苦戦してきた部分を改善する必要があります。僕はシーズン後半に入ってから良い流れをつかめていると思いますし、毎戦しっかりとパフォーマンスを見せられています。過去数年の中でも、自分が多くのことを証明できていると感じています。だから、やるべきことは明確です。

    ローソン: 僕はとにかく、マシンに乗るたびに全力で速く走るだけだと思ってる。やることはそれしかない。レッドブルの育成はずっと結果主義で、僕が16歳の時にプログラムに入ったときからずっとそうだった。結果を出せば昇格できるし、結果を出せなければ終わる。それだけなんだ。

    Q:オスカー、オースティンではスプリント中のクラッシュもありました。チームのアンドレア代表はマシンのチェックもすると言っていましたが、何か問題は見つかりましたか?それとも何も変える必要はなかった?

    ピアストリ: 何も変える必要はなかったよ。多少、理想的ではない部分もあったけど、マシン自体に重大な問題はなかった。週末全体の流れやレース展開の中で、予想と違う部分がいくつかあっただけさ。もしもう一度あの週末をやり直せるなら、多少違うやり方をしたかもしれないけど、大きく変えるようなことはないね。

    Q:角田選手とオスカーに質問です。オースティンでは、レッドブルがグリッド上で他チームの“テープ”を剥がそうとして話題になりました。これは駆け引き(ゲーム)だと思いますか?それともフェアじゃないと思いますか?

    ピアストリ: 僕から言えることはあまりないけど、ルールの範囲内ではあると思う。ただ、オースティンではタイミングが遅すぎた。それだけさ。ゲームの一種かもしれないけど、やるかどうかはそれぞれのチームの判断だね。

    角田: 今のマシン世代だと、あのオレンジラインが本当に見づらいんです。ほとんど見えないくらい。オスカーも同じだと思います。だからああいうことが起きたんだと思います。来年は視認性が改善されているといいですね。

    Q:オスカー、タイトル争いの上で、このメキシコGPはどれほど重要だと思いますか?そして、FP1ではメキシコ人ドライバーのパト・オワードが走りますが、彼の走りはあなたにとってどんな意味がありますか?

    ピアストリ: パトから学べることは間違いなくあると思う。彼の走りを通して、新しい視点を得られるからね。マシン開発にも役立つだろう。タイトル争いという意味では、メキシコは他の4戦と同じくらい重要だと思う。どのレースでもベストな週末にしたいけど、特別扱いするような一戦ではない。毎回全力で挑むだけだ。もちろん勝ちたいけど、やるべきことは同じ。最善を尽くすだけさ。

    Q:リアム、FP1で走らないことがパフォーマンスに影響すると思いますか?チームとその件について話しましたか?

    ローソン: 多くのチームがここメキシコで若手ドライバーを走らせるのは理にかなっていると思う。もちろん、ドライバーとしては自分のクルマに乗れないのは理想的ではないけど、このサーキットは週末を通して大きく路面が変化する。金曜の初めはとても滑りやすいし、グリップも低い。だから、もしどこかで交代しなければならないなら、ここが一番合理的だと思う。僕自身も去年このトラックで走っているし、フリー走行でも経験がある。だから完全に未知ではない。もちろん、僕としては毎回乗りたいけどね。ただ、歩夢(岩佐歩夢)はすでにこのクルマをよく理解しているし、チームにとっても有益なセッションになるはずだ。

    Q:角田選手、あなたは「マックスをサポートする」と何度か話していますが、実際にどんな形で助けられると考えていますか?戦略面でしょうか?それともセットアップなど開発的な部分でしょうか?

    角田: いろいろな面で助けられると思います。セットアップ面では、パッケージを最大限に引き出すために、異なる方向を試したり、新しいアプローチを見つけることができます。そういう情報をマックスやチームにフィードバックするのも役割のひとつです。それにポジション的にも、高い位置で走ることで戦略の幅が広がります。場合によってはスティントを延ばして、マックスが勝てる確率を高めたり、ライバルチームの戦略を崩すような動きもできます。僕はチャンピオン争いをしていませんが、チームメイトはしています。だから当然、できる限りサポートしたいと思っています。そのためにも、オースティンのスプリントのように、毎回安定して高いパフォーマンスを出すことが必要です。それをもっと増やしていきたいです。

  • F1アメリカGP 決勝:トップ10ドライバーコメント

    F1アメリカGP 決勝:トップ10ドライバーコメント

    2025年F1アメリカGPの決勝でトップ10入りしたドライバーのコメント。10月19日(日)にサーキット・オブ・ジ・アメリカズで2025年のF1世界選手権 第19戦 アメリカグランプリの決勝レースが行われた。

    レッドブルのマックス・フェルスタッペンがスタートを制して今季5勝目。ランド・ノリス(マクラーレン)との攻防を背に独走を築き、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がソフトスタートを活かして表彰台復帰の3位。フェラーリ移籍後のルイス・ハミルトンは4位で堅実にポイントを積み、オスカー・ピアストリは苦戦の中で5位完走にまとめた。

    メルセデス勢はジョージ・ラッセルが6位。角田裕毅(レッドブル)はスタートと1周目で躍進し、2レース連続ポイントの7位と上位争いへ弾み。中団ではニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)が8位、オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)が接触の影響を受けつつ9位、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)が10位でポイントを確保した。

    1位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    「完璧な週末だったし、今日はスタートが鍵だったと思う。ペースは“マジック”というほどではなかったけど、第1スティントで良いスタートを切れた。シャルルが僕とランドの間に入ってくれたのも助けになった。ランドがクリーンエアを得るととても速かったけど、僕たちはできる限りのことをやって、タイヤが少しオーバーヒートしても最善の方法でマネジメントしようとした。この結果こそ、シーズン終盤までタイトルを戦うために必要なパフォーマンスだ。チームは本当に素晴らしい仕事をしているし、僕は楽しんでいる。すべての人にとってエキサイティングな状況だよ。クルマのパフォーマンスも良くなっているし、この勢いを維持しなければならない。ポイントを最大化できたので、これからもこうした完璧な週末を続けたい。また勝てて本当にうれしい」

    2位:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「今日は面白いレースだったし、シャルルとのバトルも良かった。ただ、彼を抜くまでに少し時間がかかってしまって、その結果として2位に落ち着くことになった。厳しいレースだったけど、戦略は良かったし最終的にはうまくいったと思う。今は完全にメキシコに集中して、できる限りの仕事をするだけだ」

    3位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「今週末の結果には満足している。FP1で問題があって出遅れたところから、スプリント予選とスプリントで前進し、しっかりした予選をして、集中して取り組んだ結果として表彰台を得ることができた。今日はよりアグレッシブな戦略だったので、スタートでポジションを上げるのが目標だった。ソフトタイヤでグリッドに着いた唯一のクルマとしてリスクはあったけど、最終的には報われた。チームは良い仕事をしてくれたし、この勢いを維持してシーズン終盤までプッシュしていく」

    4位:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    「全体的に見て生産的な日曜だった。今日はチームとして強い結果を得られたし、良いポイントを稼げた。第1スティントでは手応えが良くて、3位争いにも加われていたけど、ピットストップの後は上位3台との差を詰めるのが難しくなった。週末全体としてポジティブだったと思う。チームとして進歩していることを確認できたし、SF-25にはまだ引き出せるポテンシャルがある。週末を通して素晴らしいエネルギーをくれたファンのみんなに感謝したい」

    5位:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    「少し難しいレースだった。昨日と同じようにペースに苦しんだ。1つポジションを上げられたのは良かったけど、そこからはなかなか前に進めなかった。望んでいた週末ではなかったけど、分析して来週には立て直したい」

    角田裕毅 F1 アメリカグランプリ

    6位:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    「レース前から、1コーナーを出た位置がそのまま最終結果になるだろうと思っていた。デグラデーションが少なく、上位勢のペースも似通っていたからね。まさにその通りの展開になってしまった。残念ながら僕たちは1コーナーでポジションを落とした。スタート自体は良かったけど、ランドの後ろで行き場を失い、その間にルイスとオスカーが外側から抜いていった。そこからは孤独なレースで6位だった。今はすぐにメキシコへ向かう。オースティンとは全く異なるサーキットで、標高も高く独特のチャレンジがある。今日より良いレースをして、コンストラクターズ2位争いで巻き返したい」

    7位:角田裕毅(レッドブル)
    「今日はスタートがすごく良くて、1周目もまた上手くまとめられました。最初の数周のペースも良くて、たくさんのクルマをオーバーテイクできたので楽しかったです。2レースともポイントを取れたので、全体的にポジティブな週末だったと思います。今日のペースも悪くはなかったですが、第2スティントではもう少しうまくできたかもしれません。これからの数戦でもポイントを取り続けること、そして特にショートランの改善に集中する必要があります。そこが今の課題なので、メキシコ以降に向けてしっかり取り組んでいきたいです」

    8位:ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    「ポイントでレースを終えられて本当にうれしい。週末を通してFP1からずっと良いペースを見せていた。スプリントでは不運な形で実力を示せなかったけど、今日はその分やり返すことができた。レースはクリーンで、全てがうまくまとまった。チーム全体がこの結果にふさわしい働きをしてくれた。次はメキシコだ!」

    9位:オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)
    「今週末の前に“スプリントで8位、決勝で9位”と聞かされていたら、間違いなく満足していたと思う。表面的には良い週末だったし、チームに良いポイントをもたらすことができた。ただ、もっと上を狙えたのも事実だ。角田との件については、とても危険でレギュレーションの精神に反していると感じた。クラッシュは避けられたけど、2つポジションを失ってしまった。今日の方が速さがあっただけに残念だし、悔しい」

    10位:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    「10番手スタートで10位フィニッシュだから、最終的には1ポイントだけ持ち帰る形になった。正直、それ以上を争うペースはなかった。予選のほうがレースよりも少し競争力があったように感じる。特に刺激的な一日ではなかったけど、いくつかの戦略を検討した結果、標準的な1ストップに落ち着いた。次のメキシコで再びポイントを狙う」

  • F1アメリカGP 決勝:11位以下ドライバーコメント

    F1アメリカGP 決勝:11位以下ドライバーコメント

    2025年F1アメリカGPの決勝で11位以下だったドライバーのコメント。10月19日(日)にサーキット・オブ・ジ・アメリカズで2025年のF1世界選手権 第19戦 アメリカグランプリの決勝レースが行われた。

    惜しくもポイントに届かなかったのはリアム・ローソン(レーシングブルズ)の11位。ランス・ストロール(アストンマーティン)は追い上げて12位、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)はサインツとの接触で後退し13位。

    アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)は難しいタイヤ選択に泣き14位、エステバン・オコン(ハースF1チーム)はハードで苦しみ15位に終わった。

    レーシングブルズのルーキー、アイザック・ハジャーはセットアップの課題を抱え16位。アルピーヌは終盤にチーム内で順位を巡る綱引きがあり、フランコ・コラピント17位、ピエール・ガスリー18位。ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)は19位完走、カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)は接触で無念のリタイアとなった。

    11位:リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    「持てる力はすべて出し切ったけど、スタートでターン1に詰まってしまって、それが最終的にポイントを逃す原因になったと思う。全体的に今日のペースは十分ではなかった。ここではオーバーテイクが非常に難しいし、アストンが前後を囲んで完全にコントロールしていた。悔しいね。週末を通してポイントを取れるチャンスはあったのに逃してしまった。学んだことを次のメキシコに生かすよ」

    12位:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「今日は楽しいレースだった。良いオーバーテイクを重ねながら順位を上げることができた。ポイント圏にもう少しで届くところまでいったけど、グリッドの位置を考えれば厳しい戦いだった。やれるだけのことはやったよ。今日のクルマのフィーリングは良かったし、風向きの変化でマシンが少し生き返った感じもあった。昨日のことを考えればポジティブな日曜だね。次のメキシコに向けて前を向いていく」

    13位:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    「今日はフラストレーションの溜まるレースだった。週末を通してクルマの感触は良かったし、スタートポジションから順位を上げられると思っていたけど、そうはならなかった。ターン15でカルロス(サインツ)が仕掛けてきたのを見てスペースを残したつもりだったけど、接触してしまい、現実的に良いポイントを取るチャンスはなくなった。残念な日だけど、すぐにメキシコがある。コンストラクターズ争いも接戦だし、ここから巻き返したい」

    14位:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    「フラストレーションの残る一日だった。ハードタイヤでスタートしたけど、路面がすごく熱くてグリップがまるでなく、序盤で実質的にもう1回ストップすることになってしまった。ペース自体は悪くなかったけど、全体的に少し雑な展開だったし、コーナーでうまく噛み合わなかった。このサーキットとは最後までリズムを合わせられなかった感じがする。とはいえ、スプリントではいくつかポイントを取れたし、次のメキシコではもっと整理された週末にしたい」

    15位:エステバン・オコン(ハースF1チーム)
    「本当に厳しい午後だった。1コーナーで3〜4台抜いたのに、最初の数周で全部失ってしまった。ハードタイヤではまったくグリップせずに滑りまくりだったんだ。そこからはペースも悪くなかったけど、最初の25〜30周で失ったものを取り戻すことはできなかった。なぜこんなに苦しかったのかは明確だから、しっかり見直す必要がある。高速セクションではすごく厳しくて、そこに合わせるためにエアロバランスを下げたら、別の部分で代償を払うことになった。今日は難しかったけど、チームが2ポイント取れたのは良かったと思う」

    2025年F1 アメリカグランプリ カルロス・サインツJr. vs アンドレア・キミ・アントネッリ

    16位:アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    「今日は予想通りのレースだった。後方スタートだったし、今週末は本当にペースが出ていなかった。戦略としてはロングスティントでセーフティカーを待つ形だったけど、今日はクリーンなレースで全然出なかった。とても退屈なレースだったよ。ただ終盤にピエールとのバトルを楽しめたのは良かった。今週末を通してクルマについて理解すべきことが多い。今年はどこでも強かったのに、今回はライドの問題がずっと続いた。原因を突き止めて二度と起こらないようにしないといけない」

    17位:フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    「チームとしても僕自身としても厳しい一日で、全体的にうまくいかなかった。セッションごとに学びはあったから、次に活かすしかない。終盤はピエールより少し新しいタイヤだったし、後ろからガブリエル(ボルトレト)が迫ってきていた。彼を2台とも後ろに留めたかったから仕掛けたんだ。その点はチームと話して今後に生かしていく」

    18位:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    「今日は本当にがっかりな午後だった。根本的にパフォーマンスが足りなかった。最初のスティントは悪くなかったし、リアム(ローソン)の後ろでうまくマネジメントしていたけど、ソフトに変えたあとスローピットストップがあって、そこからすべてが崩れた。最後は渋滞にも巻き込まれたし、全く競争力がなかった。日曜のレースが厳しいのはわかっているから、チーム全体で見直す必要がある。またメキシコで仕切り直しだ」

    19位:ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    「僕にとってはあまり起伏のないレースだった。バーチャルセーフティカーのときに何か違うことを試す手もあったかもしれないけど、後方スタートでは難しい。前を走るマシンに対して明確なアドバンテージもなかった。全体的に厳しい週末だったけど、セッションを通して僕のフィードバックを聞き入れてくれたチームに感謝している。次戦に向けて今回の学びを整理して、頭を上げて前に進むよ」

    DNF:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    「こんな形でレースを終えるのは残念だ。今日はクルマのペースがすごく良かった。何周か前にベアマンに対して同じような動きを成功させていたから、ターン15でアントネッリに対してもイン側を狙った。でも彼がラインを開けたあとで急に閉めてきたんだ。接触を避けようとブレーキを強く踏んだけど遅かった。僕が後ろだったから責任はあると思う。結局それで2人ともレースを失った。速さがあっただけにポイントにできなかったのは本当に痛い。でもメキシコでは取り返すつもりだ」

  • F1アメリカGP 予選:11番手以下ドライバーコメント

    F1アメリカGP 予選:11番手以下ドライバーコメント

    2025年F1アメリカGPの予選で11番手以下だったドライバーのコメント。10月18日(土)にサーキット・オブ・ジ・アメリカズで2025年のF1世界選手権 第19戦 アメリカグランプリの決勝グリッドを決める予選が行われた。

    後方勢では、ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)が11番手とポイント圏目前につけ、レーシングブルズのリアム・ローソンが続いた。角田裕毅は13番手に沈むも、スプリントで11台抜きを見せた勢いを持ち込めば上位進出も十分に可能だろう。

    ガスリーやコラピントのアルピーヌ勢は共にQ2止まりで、依然ペースに苦戦している。

    一方、ガブリエル・ボルトレトやエステバン・オコンら中下位勢はセットアップに悩まされ、ランス・ストロール(アストンマーティン)は前日のスプリント接触によりグリッド降格を受ける。最下位はクラッシュでQ1を走れなかったアイザック・ハジャー(レーシングブルズ)。決勝では混戦を利用し、どこまで順位を取り戻せるかが焦点となる。

    11番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    「スプリントはターン1の接触でほぼ終わってしまって残念だった。すぐに切り替えて予選に集中したけど、最後のラップは第3セクターで突風にやられて少しタイムを落とした。明日はP11からでポイント圏内は近い。ここはオーバーテイクも可能だし、やれることはやる」

    12番手:リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    「クルマは速かったのに、Q2の最終ラップの入りで強い逆風を食らってタイムを取り戻す展開になったのが痛かった。パッケージ自体は良いから、明日は何とかポイントに届くように作戦を練るよ」

    13番手:角田裕毅(レッドブル・レーシング)
    「スプリントはすごく良かったですし、リスクを取ってターン1でたくさんオーバーテイクできました。ただ、予選はQ2の最後のラップで前が詰まってしまって、すごく良い感触だっただけに残念でした。正直、最近は普通の予選ができていない感覚があってフラストレーションはありますが、クルマのパフォーマンスは感じられているので、明日はクリーンなレースで挽回したいです」

    14番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    「スプリントはターン1のカオスをうまく生き延びてP10まで持ち帰れたのは悪くない。予選も全体としてはよくやれたけど、最後のコーナーで少し苦しんで最終ラップを完璧にまとめきれなかった。Q3は厳しかったと思うけど、明日は前の混乱をうまく利用したい」

    15番手:フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    「週末を通してバランスに苦労していて、特に高速域でクルマが予測しづらかった。スプリントのターン1で後ろからヒットされて左リヤがパンクしてしまい、そこからは厳しい展開。予選に向けて大きくセットアップを変えて学びはあったし、Q2進出は前進だ。明日はスタートから攻めたい」

    角田裕毅(レッドブル・レーシング) F1 アメリカグランプリ

    16番手:ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    「ここでは第3セクターの自信が最後まで戻りきらず、ラップをまとめきれなかった。スプリントは混乱の中でクルマを無傷で持ち帰れたのは良かったし、予選前の変更で良い方向も見つかった。ただもう数周必要だった感覚だ。明日は学びを活かして少しでも前へ行く」

    17番手:エステバン・オコン(ハースF1チーム)
    「スプリントはいいスタートで何台か抜けたけど、ポイントには届かなかった。予選は一日を通して一貫性に苦しみ、特に高速でリアが落ち着かず、マージンを持って走らざるを得なかった。昨日よりはマシだけど、まだ十分じゃない。決勝で巻き返したい」

    18番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「スプリント終盤のオーバーテイクで自分の判断ミスがあった。ダイブは近すぎたしフロントをロックさせてしまった。エステバンには謝ったよ。予選はトラックリミットでラップが削除されてP18。グリッド降格もあるから最後尾スタートだけど、暑さとデグラデーションのマネジメントで何とか上がっていきたい」

    19番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    「スプリントは混乱を避けてP6は悪くない成果。予選はデフの問題を解消したことでバランスが大きく変わり、時間不足で合わせ切れなかった。最終ラップはトラックリミットで削除、Q2には行けたはずだから悔しい。決勝用のベースは悪くないから、明日は上がっていける」

    20番手:アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    「Q1の最初のプッシュでターン6に速く入りすぎて、突然スナップしてどうにもできなかった。戻せる余地は自分にもあったはずで、細かいところの積み重ねだと思う。クルマ自体は速いし、後方からでもオーバーテイクのチャンスはある。明日は少しでも魔法を起こしたいね」

  • F1アメリカGP 予選:トップ10ドライバーコメント

    F1アメリカGP 予選:トップ10ドライバーコメント

    2025年F1アメリカGPの予選でトップ10入りしたドライバーのコメント。10月18日(土)にサーキット・オブ・ジ・アメリカズで2025年のF1世界選手権 第19戦 アメリカグランプリの決勝グリッドを決める予選が行われた。

    予選は、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が圧巻の走りでポールポジションを獲得。スプリントレースに続き週末2度目の首位を飾り、完璧な土曜日を締めくくった。

    2番手のランド・ノリス(マクラーレン)は僅差で届かず、3番手にはフェラーリのシャルル・ルクレールが続いた。中団では、メルセデス勢が強力な存在感を発揮。ジョージ・ラッセルとアンドレア・キミ・アントネッリがそれぞれ4番手と7番手に入り、両者とも表彰台を視野に入れる好位置につけた。

    1番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    「今日は本当にいい土曜日だった。スプリントでもいい勝ち方ができたし、クルマのバランスをさらに最適化するために予選前にいくつか変更を加えたけど、それがしっかりと機能してくれた。Q3の最後のアタックには数秒届かなかったけど、最初のラップが十分だったね。明日も強いレースができるといい。タイヤのマネジメントが鍵になると思うし、気温も風向きも変わるから、バランスに影響が出るはず。でもその変化が僕たちにとってプラスになると期待している。全体として素晴らしい一日だったし、みんながハードワークを続けてくれているおかげで、パフォーマンスを常に引き出せている。最近のレースはとても強い内容だから、明日が楽しみだ」

    2番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「スプリントで走れなかった分、予選は少し難しかった。コンディションの変化も影響したけど、自分のラップも完璧じゃなかった。それでもP2なら悪くない結果だよ。チームは素晴らしい仕事をしてくれた。クルマをしっかり直してくれたメカニックたちに感謝している。ロングランデータは少ないけど、僕たちは通常レースペースのほうがいいから、明日は現実的にチャンスを狙いたいね」

    3番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「スプリントでは昨日よりもずっといい感触があった。全体的なペースも良かったね。ただターン5でミスをして、ルイスに抜かれてしまった。その後はペースを取り戻すのが難しかった。予選ではすべてをまとめることができて、結果に驚いたよ。週末の序盤はかなり厳しかったからね。P3スタートは悪くない。たくさんのことを学べたし、それを午後に活かせた。明日はいいスタートを切って前で戦いたい」

    4番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    「フロントローまで0.026秒差だったから、正直ちょっと悔しいね。でもP4も悪くはない。ラップ自体には満足しているし、クルマのポテンシャルをしっかり引き出せたと思う。明日は風向きが180度変わるらしいから、レースは面白くなるはず。マクラーレンとフェルスタッペンは速いと思うけど、僕たちも表彰台を狙えると思う。コンストラクターズ2位争いは接戦だから、1ポイントでも多く持ち帰りたい」

    5番手:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    「今日は全体的にポジティブだった。スプリントではいいペースを見せられたし、最後のセーフティカーがなければもっと上を狙えたかもしれない。予選も昨日よりかなり改善された。クルマの感触が良くなって、全体を通して安定していた。明日は戦略が重要になるけど、上位スタートからしっかり戦えると思う。ここオースティンは大好きなサーキットだし、ファンの声援に応えたい」

    アメリカグランプリ 2025年のF1世界選手権

    6番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    「今日は厳しい一日だった。スプリントでは残念ながらリタイアになってしまったし、チームには本当に感謝している。予選は昨日より難しかった。クルマにあまりフィーリングが合わず、全体的にうまくまとめられなかった。とはいえ、レースは長いし何が起きるか分からない。前に出るチャンスを掴みたい」

    7番手:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    「正直、P7は少し残念だね。Q3の2回とも完璧なラップができなかった。風が強くて一貫性がなかったし、Q2の終盤から難しくなった。でもレースに向けては前向きだ。風が変わることでバランスに影響があると思うけど、クルマは決勝重視のセットアップにしてある。スプリントのペースも良かったし、明日はポジションを上げたい」

    8番手:オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)
    「スプリントでは本当によく走れていたのに、ペナルティで最後尾に落ちたのは残念だった。自分では正当な防御だったと思うけど、受け入れるしかない。予選は本当に誇らしい結果だよ。新しいアップグレードを入れてから学ぶ時間が短かったけど、Q3まで行けていいラップをまとめられた。クルマのフィーリングは良く、チームのみんなに感謝している」

    9番手:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    「今日もいい一日だった。クルマの感触も良く、ラップもすべてクリーンにまとめられた。最後のQ3では風が強くなって少し難しかったけど、全体的に満足している。レースペースに自信があるから、明日は前を狙っていく。ファンの応援に応えたいね」

    10番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    「この週末はクルマの感触がずっと良くて、Q3に進めてうれしい。スプリントではターン1で接触があって残念だったけど、予選で挽回できた。Q3の最後はアウトラップがうまくいかず、タイヤの状態がベストじゃなかったけど、P10は悪くない。明日は気温が高く、タイヤマネジメントが鍵になるだろう。ポイントを狙う」

  • F1アメリカGP スプリント予選:トップ10ドライバーコメント

    F1アメリカGP スプリント予選:トップ10ドライバーコメント

    2025年F1アメリカGPのスプリント予選でトップ10入りしたドライバーのコメント。10月17日(金)にサーキット・オブ・ジ・アメリカズで2025年のF1世界選手権 第19戦 アメリカグランプリのスプリントのグリッドを決める予選が行われた。

    マックス・フェルスタッペンがスプリント予選で圧巻の走りを見せ、3年連続となるアメリカGPスプリントのポールポジションを獲得した。

    マクラーレン勢が序盤から速さを示すなか、フェルスタッペンは最後の一撃でトップタイムを奪取。ランド・ノリスがわずか0.071秒差の2番手、オスカー・ピアストリが3番手と続いた。

    4番手にはニコ・ヒュルケンベルグが食い込み、メルセデス勢やフェラーリ勢を上回る健闘を見せた。ラッセル、アロンソ、サインツ、ハミルトン、アルボン、そしてルクレールがトップ10を形成している。

    1番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    「スプリントでポールを取って締めくくることができてよかった。プラクティスではクルマの微調整とトラックの理解を進めていた。路面のバンプがさらに増えて、ドライブが難しくなっていたので、クルマに小さな調整をいくつか加え続けた。スプリント予選では少し良くなったね。もちろん最後のランでソフトタイヤに履き替えたけど、それは一発勝負で、その賭けが功を奏した。ミディアムに比べてソフトではグリップがかなり良くなっていた。我々にとってはすべてをまとめ上げることが重要だったし、風の向きもかなり変わっていた。1位を取れたのは良かった。かなり僅差だったし、明日も接戦になると思う。マクラーレンはレースになるとペースを上げてくるのは分かっているから、厳しい戦いになるだろう。」

    2番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「かなり満足しているよ。もちろんポールを取りたかったけど、2番手というのは大きな驚きではない。ここやそこでもう少し改善できたところはいくつかあったけど、それがこのサーキットの難しさなんだ。とはいえ全体的にはいいし、明日に向けていい位置につけている。」

    3番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    「明日のスプリントは3番手スタート。SQ3のラップは少し雑な部分もあってベストではなかったけど、このポジションには比較的満足している。クルマのペースはとても良い。明日の予選に向けてどこを整える必要があるかは分かっているから、午前中のスプリントでいい走りをして、午後に向けて微調整したい。」

    4番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    「今日は本当に満足している。FP1の時点から速さを見せられていたし、そのパフォーマンスが続いたのはうれしい。クルマのフィーリングは良くて、まさに完璧な状態だった。ラップタイムもそれを裏付けていた。このサーキットを走るのは楽しいし、すべてがかみ合ったときは本当に報われる感じがする。スプリントは周りに速いクルマが多いから厳しい戦いになるけど、この勢いを維持していい結果につなげたい。」

    5番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    「今日は最大限の結果ではなかったけど、スプリントポールを争える状況ではなかったのは確かだ。ニコ(ヒュルケンベルグ)が素晴らしいラップを決めて4番手を取ったのは驚きだったけど、彼とチームにおめでとうと言いたい。これまでも言ってきたように、我々の良い日には優勝争いができるし、悪い日には5番手。それが今日の結果だ。明日は予選よりもレースカーのほうが良いことを願っている。スプリント週末はいつもセットアップをすぐに決めるのが難しいけど、スプリントではできる限りのことをして、予選と決勝に向けてクルマを改善したい。」

    アメリカグランプリ

    6番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    「今日は6番手で満足している。シーズンの中でも良い予選のひとつだと思う。いくつか良いラップをまとめることができた。チャンスを最大限に活かせたけど、後ろには速いクルマがたくさんいるから、明日のスプリントでポイントを取れるかどうかだね。」

    7番手:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    「FP1の大部分を走れなかったわりには、スプリント予選で7番手という結果は励みになる。今日ほとんど走れなかった状況を考えると、ミディアムとソフトの両方で納得のいくラップをまとめられた。スプリントではポイントを狙うし、明日の本予選に向けても今日の学びを活かしたい。できればこの順位を維持するか、もう少し上げたいね。」

    8番手:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    「今日のセッションを振り返って分析する必要があるね。FP1やSQ1ではペースも悪くなく、バランスにも満足していたけど、スプリント予選の残りの段階ではそのペースを維持するのが難しかった。今夜もう一度集まって、明日のレースをどう戦うかベストな方法を考えたい。」

    9番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    「今日はSQ3進出を狙っていたけど、2台そろって通過できたのはうれしい。まだ少し苦戦していて、プラクティスに比べてあまり快適に感じられなかったけど、それでもいいサプライズだった。明日のスプリントではグリッドのクリーン側からスタートできるから、クリーンに走って、ポイントを狙っていきたい。」

    10番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「SQ3のラップはクリーンで、出せるものはすべて出した。もし午前中のプラクティスでもう少しミディアムタイヤで走れていたら、もう少し細かくクルマを詰められたかもしれないけど、そこから得られたのはせいぜい1コンマくらいだと思う。明日に向けて全力を尽くして何かを見つけたいけど、今のところこの週末のクルマのポテンシャルはこのあたりのようだ。」

  • F1アメリカGP スプリント予選:11番手以下ドライバーコメント

    F1アメリカGP スプリント予選:11番手以下ドライバーコメント

    2025年F1アメリカGPのスプリント予選で11番手以下だったドライバーのコメント。10月17日(金)にサーキット・オブ・ジ・アメリカズで2025年のF1世界選手権 第19戦 アメリカグランプリのスプリントのグリッドを決める予選が行われた。

    中団から下位グループでは、メルセデスのルーキー、アンドレア・キミ・アントネッリが11番手。トップ10進出を逃したものの、ペース面では上位と遜色ない走りを見せた。

    12番手のアイザック・ハジャーを筆頭に、アルピーヌやレーシングブルズ勢が続き、ミッドフィールドはわずかな差で順位が入れ替わる展開となった。
    一方、角田裕毅は時間切れで最後のアタックラップを開始できず、悔しい18番手に終わった。ハース勢のオコンとベアマン、そしてガブリエル・ボルトレトも下位に沈み、スプリント本番での巻き返しが課題となる。

    11番手:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    「SQ2で敗退したのは残念だし、しかもほんの僅差だったのも悔しい。SQ1ではクルマの感触が良くて1周だけで通過できた。だけどSQ2の最終ラップで大きなロックアップを2回してしまい、それが最終的に響いた。SQ3に進んでトップ5争いができるペースはあったから、本当に悔しい。今夜は気持ちを切り替えて、スプリントでは全力を尽くすし、明日の予選ではもっといい結果を出したい。FP1のロングランペースは1周のペースよりも良かったから、それが日曜に向けての希望になると思う。ただしスタート位置が前でなければ、その強みを活かせないのも分かっている。スプリントを通して学びを重ねて、予選ではより良いセッションにしたい。」

    12番手:アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    「FP1の終盤はいい感触があったけど、スプリント予選では全然違うフィーリングだった。SQ1では何とか1周をまとめて通過できたし、競争力も感じていた。SQ2ではもう一段階進めると思っていたけど、1回だけのアタックに賭けた結果、クルマがとても扱いづらくて大変だった。それでも速さはあると思う。明日はすべてを最大限にまとめ上げることが大事だ。12番手からのスタートはポイントを取るには厳しいけど、Q3進出を目指して全力で挑む。」

    13番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    「今日はスプリント予選としてはかなり満足している。ここ数戦は厳しい週末が続いていて、ライバルと競り合える位置にいなかったけど、チームはシンガポールからの1週間でパフォーマンス改善のために本当に懸命に取り組んでくれた。その成果を今日見せられたのは良かったと思う。もっと上を目指したい気持ちは当然あるけど、全員がやってきた仕事を考えれば、今日は良い基盤を築けたと言える。明日のスプリントではスタートで少しでも順位を上げたい。このサーキットは難しいけど、1回1回のセッションで持っている力を最大限に引き出していく。」

    14番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「今日はできることはやったと思う。明日のスプリントは14番手スタート。SQ2の2回目のプッシュラップでターン6でスナップが出てしまい、ラップを中断した。あと数コンマは見込めたはずだけど、振り返ればいつだって少しずつ改善できた部分はある。明日のスプリントでは何ができるか見てみよう。ミッドフィールドは非常に僅差だし、スプリント週末はハードだけど、自分は好きだよ。」

    15番手:リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    「ラップ中にトラフィックに引っかかってしまった。セッションの早い段階で走っていれば違う結果になったかどうか、今夜確認する必要があると思う。ただ、ポジティブな点としてはクルマがとても速いということだ。ポイント獲得は簡単ではないけど、全力で狙いにいく。日曜に向けて強いクルマを作るためにも、引き続き努力していく。」

    角田裕毅(レッドブル・レーシング) F1 アメリカGP

    16番手:オリバー・ベアマン(ハース)
    「今日のスプリント予選は本当に残念だった。今朝はクルマの感触が良かったけど、予選では1周しかできなかった。まだこのサーキットを学んでいる最中で、その1周がベストとは言えなかったけど、最初からそれを期待していたわけではない。だからこそ、SQ1では最低でも2周走って感触をつかむ時間が必要なんだ。セッションの合間にアップデートを入れたから、いろいろと変わった点も多い。なぜ時間内にラインを通過できなかったのかは検証しないといけないけど、タイヤを使い切ってしまうリスクを冒してまで無理に走っても意味がなかった。」

    17番手:フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    「今日はスムーズな一日ではなかった。プラクティスが1回しかないから、抱えている問題を解決したり、パッケージを細かく詰めたりする時間が足りなかった。クルマにはポテンシャルがあると思うし、すべてがうまく噛み合えば、今日の順位は本来の実力を反映していないと思う。特にトラクションのかかり方に苦しんでいて、SQ1のどちらのランでもあまりグリップがなかった。風も午後に強くなって、少し予測が難しかった。このサーキットはレースがしやすいから、明日どうなるか見てみようと思う。同時に予選と決勝も見据えつつ、できるだけ順位を上げたい。セッションを通じて学びを続け、改善の余地を探っていく。」

    18番手:角田裕毅(レッドブル)
    「最終ラップに入る時間がなくなってしまって、それをこれから検証しないといけません。本来ならもっと良い金曜日について話していたはずなんですが、少し混乱したセッションになりました。何が起きたのか正確には分からないですけど、明らかにタイムを出すチャンスすらなかったのは残念です。自分のコントロール外のこともあって、すごく悔しいです。残りの週末はもっと良くなるようにして、クルマの力を最大限に引き出して、あるべき順位で戦いたいです。」

    19番手:エステバン・オコン(ハース)
    「最初のラップがとても悪かった。ターン1でリアを失ってしまって、ラップ全体が台無しになった。2回目のラップでは、オリーを含めて全員が周りにいる状態でチェッカーを受けた。最初のラップが十分でなかったから、理想的なセッションではなかった。明日のスプリントではポイント圏からは遠いけど、ベストを尽くしてクルマについてできるだけ多く学びたい。」

    20番手:ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    「今日はあまり言うことがないよ。最初の計測ラップがトラックリミットで取り消されて、2回目のアタックは間に合わなかった。特に残念なのは、今朝のフリープラクティスでクルマの感触がかなり良かったからだ。明日はスプリントを使って、このサーキットとクルマの挙動をさらに理解するチャンスにして、メインレースに向けてしっかり準備したい。」