カテゴリー: F1ドライバー

  • F1 ハンガリーGP 予選:トップ10ドライバーコメント

    F1 ハンガリーGP 予選:トップ10ドライバーコメント

    2017年 F1世界選手権 第11戦 ハンガリーGPの予選が29日(土)にブダペストのハンガロリンクで行われ、セバスチャン・ベッテルがポールポジションを獲得。2番手にもキミ・ライコネンが続き、フェラーリがフロントローを独占した。

    現地時間14時。気温26℃、路面温度57℃のドライコンディションで予選は行われた。

    ポールポジションを獲得したのはフェラーリのセバスチャン・ベッテル。1分16秒276を記録して今シーズン2回目のポール獲得。2番手にも0.168秒差でキミ・ライコネンが続き、フェラーリがモナコGPに続いて今季2度目のフロントローを独占した。

    2列目にはバルテリ・ボッタスとルイス・ハミルトンのメルセデス勢。ミハエル・シューマッハの最多ポールポジション記録へあと1に迫っているハミルトンだが、記録はお預けとなった。3列目にはマックス・フェルスタッペン、ダニエル・リカルドとレッドブル勢が並ぶ。

    マクラーレン・ホンダは、今季初めて2台揃ってのQ3進出を果たし、フェルナンド・アロンソが8番手、ストフェル・バンドーンが9番手だった。ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)のグリッドペナルティにより、決勝は1つずつポジションを上げて4列目からスタートする。

    1番手:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)

    「今日は素晴らしい一日だった。クルマ、そして、セッション全体が素晴らしかった! 本当に満足している。僕たちはここに新しいパーツを持ち込んでいるし、昨日、それらをテストした。もちろん、僕たちはそれについてたくさん話をしたし、午前中にクルマを良い状態にできたと思う。僕たちは全てを正しくまとめるためにとても懸命に仕事をしている。スタッフはとても頑張っているし、彼らは自分たちのやっていることを心から楽しんでいる。なので、クルマに戻り、自分たちの仕事ができているのは良いことだ。僕たちはレースを愛しているし、今週末ここまでとてもいい感じだ。僕たちにはどの場所でも強いクルマがあることはわかっているし、それは今年について素晴らしいことだ。僕たちは、前進して、集中しなければならない。予選は終わったし、今はレースに集中している。やらなければならないハードワークはたくさんあるし、一歩ずつ進めていく必要がある。明日どうなるか見てみるつもりだ。みんな、ありがとう!」

    2番手:キミ・ライコネン (フェラーリ)

    「1番手と2番手はチームにとって非常に良い結果だ。一定の理由でこのサーキットが僕たちに適していると予想していたけど、もちろん、当然のこととみなすことはできない。今日はスピードがあると本当に感じられたけど、シケインで愚かなミスをしてしまった。ブレーキングで縁石に左ホイールを乗せてしまい、横に流れて、タイムを失ってしまった。もうひとつ順位を上げるチャンスはあったので、自分のしたことにちょっと落胆しているけど、それでもなんとか2番手を獲得できたので満足している。ここまで上位3チームはかなり拮抗しているので、明日は最初の10周で何が起こるか次第だ。誰にとっても簡単なレースにはならないだろう。最初の2つのコーナーのためのプランはない。最高のスタートを切ったドライバーにチャンスがある。明日、今日の結果を再現するためにまだ先は長い!」

    3番手:バルテリ・ボッタス (メルセデス)

    「今日はすべてを出し切らなければならなかった。最初の走行でラップはすでにかなり良かった。Q3の2回目の走行では、セクター1とセクター2は速かったけど、そのあとタイヤがオーバーヒートしてしまい、セクター3でタイムを失った。全体的に今日はこれが精一杯だったと思う。フェラーリのペースには驚かされた。昨日、僕たちは本当にタイトなポール争いになることを願っていた。確かにタイトだったけど、彼らにはアドバンテージがあった。これから明日に集中していく必要がある。上位3チームのレースペースはかなり接近してくるだろう。3番手スタートは悪くない。明日は良いスタートを決める必要があるし、戦略を成功させられることを願っている」

    4番手:ルイス・ハミルトン (メルセデス)

    「僕たちにとってはまったく楽な週末ではない。フリー走行中は全然乗れている感じがしなかったけど、予選に向けて変更を施したらフィーリングは良くなていった。午前中のペースを見てフェラーリが速いのはわかっていたので、その事実を踏まえれば、2列目を確保できたのはかなり良かったと思っている。予選でのラップは全体的に良かったとは思うけど、Q3の最初の走行はターン4でミスしてしまったので、その後はタイムを残すためにバンカーラップを走ることが重要だった。レースに目を向ければ、戦略かタイヤがいつも以上に役割を果たすことになるだろう。今週末はフェラーリが優勢のようだ。このレースはついていくのが難しいサーキットで通常は行列になるし、ポジションを上げるチャンスは多くないと思う。それでも、全力を尽くしていく」

    5番手:マックス・フェルスタッペン (レッドブル)

    「僕にとってはポジティブな予選だった。週末全体でクルマにかなり苦しんでいたし、とにかく正しいバランスが得らなかていなかったけど、なんとか好転させることができたし、重要な予選でクルマのフィーリングは良くなった。実際にQ1とQ2はとても良かったけど、僕たちにはエクストラなエンジンモードがないので、Q3でフェラーリやメルセデスのようにコンマ4~5秒のステップアップを果たすのは難しい。4番手は間違いなく可能だったと思うけど、最終走行でフロントウィングを変更したことで、そこからオーバーステアが多くなってしまったように思う。それでも満足できる結果だ。僕たちは良い前進を果たしいるし、正しい方向に進んでいるのは確かだ。明日がどういう展開になるかを言うのは難しいし、ここはいつもオーバーテイクが難しいけど、良いスタートを来て、アンダーカットができれば、多くの可能性があるかもしれない。面白いレースになると思うし、実際、明日にはかなり自信を持っている」

    6番手:ダニエル・リカルド (レッドブル)

    「どのセッションでも走行時間を逃してしまったときは、連鎖的な影響があるし、午前中のFP3で失った時間は間違いなく予選を犠牲にした。午後のトラックがどんな感じになっているかを推測して、それをベースにセットアップ変更をしなければならなかった。Q1では昨日とかなりクルマが異なっていたけど、それでも6位以上は可能だと思っていた。僕たちは上位3チームだし、予選6番手ということは基本的に僕たちにとっては最下位だ。アタックラップは望んでいたほどクリーンではなかった。部分的にはクルマ、部分的には僕がね。でも、明日は気合を入れて、他のドライバーに挑戦できると思う。表彰台は可能だと思っている。フェラーリ勢のペースには驚いた。今日彼らが強いだろうことはわかっていたけど、もう少し近づけるとも思っていた。僕たちがここに持ち込んだアップデートがあるので、明日を楽しみにしているし、レースにむけてクルマは良い状態にある。楽しんで、前進できると思う」

    7番手:ニコ・ヒュルケンベルグ (ルノー)

    「今日のクルマのパフォーマンスにはとても満足しているし、実際、週末ずっと本当にいい感じだ。僕たちはとても良いハーモニーとバランスを見つけているし、予選でそれを利用できることに喜びを感じた。もちろん、ギアボックスペナルティは決して理想的ではないけど、起こり得ることだ。変更する以外に選択肢はななかった。昨日、ロングランはかなり有望そうだったし、レースにむけて良いポテンシャルがある。僕たちには力強いクルマがあるし、うまくリカバーできるはずだ」

    8番手:フェルナンド・アロンソ (マクラーレン・ホンダ)

    「ここまでは、チームにとってポジティブな週末となっている。トップ3のチームは事実上、手が届かないところにいることはわかっていたので、7番手と8番手をかけて戦うことが今日狙える最大の目標だった。そして、まさにそのポジションから明日の決勝をスタートする。土曜日にポイントを獲得することはできないので、予選順位をレース結果に確実につなげて、少しでも多くのポイントを獲得できればと思う。ポイント獲得は、今、チームが最も必要としていることだ。僕たちのレースペースは、それなりにいいはずだ。ここは、オーバーテイクをするのが困難なサーキットだ。タイヤはとても安定しており、それほど摩耗しないので、明日、好スタートを切れば、自分たちのポジションを維持するチャンスは大いにあると思っている。それを実現することが明日の目標だ」

    9番手:ストフェル・バンドーン (マクラーレン・ホンダ)

    「今日は、マシンの実力をほぼ出しきることができた。今週末は常に力強いパフォーマンスをみせている。予選でも両マシンがQ3に進出し、自分たちのペースを維持できたのでよかった。マシンにはかなり力強い感触があり、コーナーでは比較的いい手応えがあった。今日は、マシンの実力を最大限に引き出せたと思う。ただ、明日のレースが最も重要だ。両マシンが入賞できることを願っている。今のところ常にトップ10圏内のペースで走っているし、僕たちには競争力がある」

    10番手:カルロス・サインツ (トロ・ロッソ)

    「今日の結果にはかなり満足していいと思う。ここまで非常に厳しい週末だった。特に午前中のFP3っでは直接のライバルと比較してペースがちょっと不足しているのがわかっていたからね。なので、予選は僕たちにとって難しいセッションになると思っていた。でも、良いリズムを掴んで、なんとかとても良いラップをまとめて、Q3に進出することができた。午前中には期待していなかったよ! 僕たちはそれを誇りに思える。まったく楽ではなかったからね! 明日も良い仕事がえきて、このポジションを維持して、ポイントを争えることを期待しているよ!」

    関連:【動画】 F1ハンガリーGP 予選 ダイジェスト

  • F1 ハンガリーGP 金曜フリー走行:トップ10ドライバーコメント

    F1 ハンガリーGP 金曜フリー走行:トップ10ドライバーコメント

    2017年 F1世界選手権 第11戦 ハンガリーGPのフリー走行が28日(金)にブダペストのハンガロリンクで行われ、ダニエル・リカルド(レッドブル)が両方のセッションでトップタイムを記録した。

    ハンガロリンクは14のコーナーで構成され、600m以上のストレートは1本のみ。スロットル全開率は55%。運動エネルギー回生を行えるブレーキングポイントが少ないためERSの影響も中程度とパワーユニットの性能差が出にくいサーキットだ。

    トップタイムは、ダニエル・リカルド(レッドブル)が記録した1分18秒455。0.183秒差で2番手にはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、3番手にはバルテリ・ボッタス(メルセデス)が続いた。

    以降、4番手にキミ・ライコネン(フェラーリ)、5番手にルイス・ハミルトン(メルセデス)、6番手にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が続き、メルセデスとフェラーリの戦いにレッドブルが絡むかたちでトップ6を0.5秒以内でトップ3チームが占めた。

    マクラーレン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが8番手、ストフェル・バンドーンが10番手と好調なスタートを切っている。

    1番手:ダニエル・リカルド (レッドブル)

    「両方のセッションでトップに立ったのは素晴らしいことだし、不満は言えない。僕たちはここのいくつかアップデートを持ち込んでいるし、それらは機能しているように思う。様々なエリアでグリップを見い出し、正しい方向に前進したように感じている。通常、このトラックは僕たちに合っているのはわかっているし、上位のドライバーと戦えるようにクルマからすべてを引き出して、アップデートに仕事をさせることが重要だ。タイムシートのトップに立つのはいつだって嬉しいことだけど、僕たちはロングランでもそのペースを複製できていた。それは残りの週末にむけて、明日の予選で堅実な結果を達成するための自信を与えてくれている。フェラーリは午後に少しペースを見つけていたように思うけど、それでも僕たちは前にいることができたし、全ての兆候がいい感じだ。クルマを快適に感じているし、楽しいトラックなので、エキサイティングな週末になるだろう。いい走りをして、Q3で全てをまとめることがプランだ」

    2番手:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)

    「午前中はあまり満足していなかったけど、午後にはリズムを掴んでいくことができた。なので、僕たちはそれほど悪くないと思う。でも、セッションから読み取るのは難しい。フェラーリ、メルセデス、そして、レッドブルがお互いとても僅差だ。明日はとても楽しくなるはずだ。明日にむけて最適なセッティングを見つける必要があるし、タイヤとドラビングに関してもう少し作業していく必要がある。そうすればもっと良くなるはずだ。縁石に乗ってクルマに少しダメージを負ってしまい、ガレージに戻らなければならなかったけど、最終的に問題はなかった。今日は何台もコースオフするのを目にした。特にターン4とターン11の立ち上がりはかなり難しい。午前中はちょっとアグレッシブすぎたと思う。でも、全てがうまく機能しているように思うし、明日はもっと良い位置につけられるはずだ。2年前のここでのレースは悪くなかった。僕たちは優勝した。それにここでは他にも良いレースをしてきた。でも、いつだって最高のレースはまだだと願うものだ。日曜日にまたチャンスがあるし、楽しみにしている」

    3番手:バルテリ・ボッタス (メルセデス)

    「僕たちにはやらなければならない作業がいくつかある。上位3チームはとても僅差のように思う。今日はクルマのバランスにあまり満足できなかったし、特にリアエンドに苦労していた。明日、気温は上がると思うし、クルマのリアをもっと安定させなければならない。そこが僕たちが集中しなければならないメインのエリアだと思う。明日は面白くなるはずだ」

    4番手:キミ・ライコネン (フェラーリ)

    「ノーマルな初日の作業だった。午前中はかなりいいスタートが切れたけど、午後はちょっとトリッキーだったし、ストレートにはいかなかった。スロットルのコントロールを失って数分間コース上にストップしたけど、リカバリーして続行することができた。たいしたことではなかったし、時々起こり得る問題だ。コンディションは簡単ではなかったし、赤旗によって望んでいたほど多く走れなかったのは確かだ。それでは、それほど悪くはなかった。今日、ラップタイムはとても接近していたけど、この種のトラックでは予想できることだし、明日以降、多くのことが変化していく可能性がある。ベストを尽くさなければならないし、それがトップを狙うのに十分であることを願っている。そのあと速く走れるかどうかは僕たち次第だ」

    5番手:ルイス・ハミルトン (メルセデス)

    「風が強くコンディションによって最も簡単な週末のスタートではなかった。僕たちは5番手で終えたけど、クルマに良いペースがあるのは明らかだ。タイムシート上位にいるフェラーリ、レッドブル、そして、僕たちはかなり僅差だし、エキサイティングな週末になりそうだ。ファンにとってはいいことだね! クルマのバランスを望んでいる位置に微調整するために今夜はやらなければならない作業がたくさんある。ペースはあると思っている。とにかく予選にむけてそれを解放する必要がある。3チームが絡んでいて、コンマ数秒が重要になってくるからね」

    6番手:マックス・フェルスタッペン (レッドブル)

    「序盤は僕の側はちょっと難しかったし、バランスに苦しんでいた。2回目のプラクティスが終了するまでにかなり多くのことを変更したし、最終的にフィーリングはかなりOKだった。スーパーソフトタイヤでは全てがまとまっていたけど、赤旗や黄旗によってクリーンなラップを得るのに苦労した。全員がロングランをやっているときに再び出て行ったけど、セクタータイムは問題なかったし、僕たちはそのレベルにいると思う。いい感じだ。プラクティスセッションの最後にようやくクルマに良いフィーリングを掴めたし、僕たちはここから作業していくことができると思う。予選ではメルセデスがパワーを上げてくるので、実際に彼らと戦うためにはもう少しペースを見つける必要があるけど、以前のレースに比べれば全てがずっといい感じだ」

    7番手:ニコ・ヒュルケンベルグ (ルノー)

    「今日は時々グリップを見つけるために戦わなければならなかったけど、僕たちにとってかなり通常の金曜日だ。クルマのフィーリングはかなりいいし、明日にむけて最適なバランスとセットアップを見つけるためにデータを通して作業したスタンダードな金曜日だった」

    8番手:フェルナンド・アロンソ (マクラーレン・ホンダ)

    「今日はいい一日だった。金曜日の結果のみで自分たちのポジションを把握するのは難しいものだが、それでもほぼ思い通りの場所にいるのではないかと思う。新しいエアロパーツについていいテストを実施できたと思うので、今日集めたデータから、僕たちがどの部分で前進できたのかをこれから分析する。このサーキットでは、ここ数レースよりも少し競争力があると思っている。予選でQ3、そしてレースでは入賞を目指して戦える可能性があることはいいモチベーションになる。結果を出すために全ての事柄の細かい部分まで入念に確認していく必要があると思う」

    9番手:カルロス・サインツ (トロ・ロッソ)

    「全体的に今日はポジティブな一日だった。午前中のFP1はちょっとスロースタートだったし、クルマに装着した新しいパーツを理解しようとしたけど、午後のFP2はもっと理解を深めることができたし、FP1よりもクルマをずっと良く仕上げることできた。だいぶ快適に感じることができたし、クルマも少し速くなった。なので、全体的に良い進歩を果たせたと思うし、明日を楽しみにしている」

    10番手:ストフェル・バンドーン (マクラーレン・ホンダ)

    「今日は両マシンがトップ10に入り、僕たちにとっては比較的ポジティブな一日だった。すべてが期待通りに進んだと思う。いつもながら、中団のラップタイムは非常に拮抗している。従って、僕たちが少しでもポジションを上げるには、明日に向けて小さなことでも前進を図ることがとても重要だと思っている。セッション終盤にMGU-Hの不具合が発生したが、それほど問題ではなかった。僕が使っていた金曜日用のパワーユニットはすでに寿命を迎えていたし、明日はもともと別のエンジンを搭載する予定だった。幸いにもペナルティーを受けることはない。まだ完ぺきではないものの、マシンに対しては手応えを感じている。明日、僕たちがもう一歩前進できることを確信している」

    関連:
    ・【動画】 F1ハンガリーGP フリー走行2回目 ダイジェスト
    ・【動画】 F1ハンガリーGP フリー走行1回目 ダイジェスト

  • F1 イギリスGP 決勝:トップ10ドライバーコメント

    F1 イギリスGP 決勝:トップ10ドライバーコメント

    2017年 F1世界選手権 第10戦 イギリスGPの決勝が16日(日)にシルバーストン・サーキットで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)優勝した。

    優勝はポールポジションからスタートしたルイス・ハミルトン。スタートからレースを支配し、トップを譲ることなくチェッカー。自身36回目のポール・トゥ・ウィンで今季4勝目をあげた。イギリスGP4連覇となり、ジム・クラーク、アラン・プロストの勝利数に並んだ。

    2位にもバルテリ・ボッタスが続き、メルセデスが1-2フィニッシュ。3位にはキミ・ライコネン(フェラーリ)が続いた。4位にはマックス・フェルスタッペン、5位にはダニエル・リカルドとレッドブル勢。リカルドは最後列19番グリッドからの入賞となった。

    レース終了間際には上位を走行していたフェラーリ勢の左フロントタイヤに相次いでトラブルが発生。ライコネンは3位にとどまったものの、タイヤが完全にパンクしたセバスチャン・ベッテルは7位でレースをフィニッシュした。

    優勝:ルイス・ハミルトン (メルセデス)

    「本当に幸せだ・・・僕にとってここでの一番素晴らしい勝利になるに違いない。この勝利を狙っていた。レースに向けて、僕のレースへの準備について多くの人に疑問を持たれていたし、かなり多くの否定的な意見があった。でも、今週末は僕のなかで最も強い週末のひとつだった。堅実なスタートが切って、その後もクルマとバランスを管理できたし、チームのメンバーは素晴らしいピットストップを成し遂げてくれた。現時点ではひとつのミスも見当たらない。今週末、チームは素晴らしい仕事をしたし、今日はバルテリも素晴らしい走りをしていた。彼のことを誇りに思う。チームに彼がいるのは素晴らしいことだ。フェラーリが見舞われたトラブルを見て驚いた。デブリなどは見えなかったからね。今週末、セバスチャンとの差を1ポイントまで縮められるなんて予想もしていなかった。今回の結果によってチャンピオンシップの可能性は大きく開けた。それに次は僕がいつも好調だったハンガリーだ。ターン7を走るたびに全ラップで応援してくれるファンが目に入った。2008年のここでの初優勝のことが頭をよぎった。ここには素晴らしいサポーターがいた。観客だけでなく、ガレージにもね。ここには弟や親戚、家族も来てくれた。ガンと闘うミハエルという驚くべき子も南アフリカから来てくれた。彼に会えて本当に嬉しかった。そして、ビリー・モンガーもね。彼は本当に大きなインスピレーションを与えてくれる」

    2位:バルテリ・ボッタス (メルセデス)

    「なんというレースだ! シーズン2度目の1-2を達成できて、チームとして本当に幸せだ。もちろん、勝ちたかったけど、それでも間違いなくこれまでで最高のレースのひとつだったし、満足している。何度もかなり厳しいバトルをしなければならなかったけど、良いポジションで終えることができた。予想していたよりもソフトでの第1スティントを長く走ることができたし、タイヤは本当に良かった。最終スティントではチームからタイヤを労わるように言われていた。タチームにいくつか故障が見られていたからね。でも、僕にとってはまったく問題なかった。シーズンの折り返し地点だし、もちろん、もっと悪い展開になっていた可能性はあった。まだチームとの初年度だけど、僕はまだチャンピオンシップを争っている。今日、僕たちはチームとして本当に素晴らしい仕事をした。レースのスタート直後から戦略は本当にうまく機能していた。僕たちにとっては完璧なレースだったし、1-2はご褒美だ。チームはこの結果に本当に相応しい。最後、キミのパンクで2位を獲得できたのはラッキーだったけど、それがレースだし、今日は運が僕たちに微笑んでくれた」

    3位:キミ・ライコネン (フェラーリ)

    「終了間際の数周まではそれほど悪くないレースだった。突然、問題に見舞われて、何の前触れもなく左フロントタイヤが壊れた。タイヤの空気は抜けなかったけど、ラバーが壊れて、はがれてしまった。問題がなければ2位を確保できていたので残念だ。僕たちはもっと良い結果に相応しかった。僕たちはクルマにいくつか変更を施しているし、フィーリングは改善したように思う。そのようなときは、自信を持ってプッシュできる。今後のレースでも同じようなストーリーになることを願っている。でも、今日は直接のライバルに対してちょっとスピードが不足していた。やれることはやったけど、このような場所でメルセデスに匹敵するためにやらなければならない仕事があるのは明らかだ。もちろん、ここは僕たちの最も得意とするタイプのサーキットではない。次のレースがどうなるか興味深いし、ハンガロリンクのトラックは僕たちのクルマにもっと適しているはずだ」

    4位:マックス・フェルスタッペン (レッドブル)

    「ポジティブな一日だったし、レースを完走して、またポイントを獲得することができて嬉しい。最後はセブのパンクがあってちょっとラッキーだったし、僕の後ろに十分なスペースがあるのがわかったので安全のためにピットインした。左フロントの感触はあまり良くなかったし、フェラーリに起こったことを目にして、僕たちは安全策をとった。最後にキミがピットに入ったのを見ていたら、彼の前に出るためにステイアウトしていたかもしれないけど、僕たちは確実にフィニッシュするために予防措置としてピットインした。ここは速い右コーナーが多いので、それが左フロントを酷使するし、後半に問題が発生するかもしれないことはわかっていた。序盤は僕の方がセブよりかなり遅いことをわかっていたので、前にとどまるためにベストをとにかく尽くしたし、楽しかった。それが僕にできる唯一のことだったし、幸いにも彼はコース上では僕を抜くことができなかった。その小さなバトルの後はちょっと孤独なレースになった。僕たちのペースはかなり良かったし、レース中はクルマを競争的に感じていた。予選よりも感触は良かったし、これから昨日苦しんだ理由を理解する必要がある。4位は良い結果だ。予想していたよりも1つ良い順位かもしれない。それは常に嬉しいことだ。ハンガリーではいくつかアップグレードが入るし、トップ2チームと争うために前進できることを願っている」

    5位:ダニエル・リカルド (レッドブル)

    「テレビにたくさん映っていることを願っているよ。とにかくレース全体でオーバーテイクをしていように感じるし、ファンが楽しんでくれたことを願っている。序盤に多くのポジションを上げることができた。そのあとちょっと欲が出てコースオフしてしまい、また後方に下がってしまった。フィールドを切り抜けて挽回していくのは本当に楽しかったし、全てを出し尽くした。残り数周でヒュルケンベルグを捕え、そのあとセブに問題が発生して、5位が手渡された。セバスチャンにお礼を言わなきゃね。ここ数戦の日曜日の自分の出来には本当に満足している。今日も強かったし、最後列から5位を獲得できた。これ以上は求められないね。先週は狩られる側がったけど、今週はハンターだった。このスポーツが大好きだし、今日は本当に楽しむことができた。楽しさという点では今回のレースは10点満点だね。この6戦では日曜日にハニー・バンジャー(ミツノワグマ)が現れたと言っていいと思うし、本当に楽しかった」

    6位:ニコ・ヒュルケンベルグ (ルノー)

    「今日のレーシリザルトにはとても満足している。チームにとって6位は大成功だ。僕たちは予選で良いラップを決めることができたし、それをレースでも成し遂げることができた。僕たちには力強いペースがあったし、フォース・インディアの2台を抑えられたことは本当にポジティブだ。最後は特にストレートで少しパワーが失われていて、ダニエルに簡単に抜かれてしまったけど、セブに問題が発生してポジションを取り戻すことができた。全体的に非常にポジティブな結果だ。新しいアップグレードは本当にうまく機能しているし、クルマをプッシュすることができた。チームのために本当に嬉しい」

    7位:セバスチャン・ベッテル (レッドブル)

    「難しいレースだった。グリッドに着いたらブレーキから火が出た。スタートでグリップが得られなかったのはそれが原因だと思う。あまりに熱くなっていた。最後に左フロントタイヤに問題が発生した後の数周は、クルマを戻して、ポイントを挽回するために頑張った。今日は序盤にマックスの後ろで身動きが取れなくなってしまい難しかったけど、僕は彼と僕の間に起こったことを判断する立場の人間ではない。ソフトタイヤだったことを考えれば、その後のペースは良かったと思う。バルテリはスーパーソフトを履いていたので、彼が強いのは明らかだった。今日は素晴らしい一日ではなかったけど、ハンガリーの違うトラックではどうなるか見てみるつもりだ」

    8位:エステバン・オコン (フォース・インディア)

    「最高のスタートが切れた。四輪駆動のように感じたよ。いくつか順位を上げることができたけど、1周目の最後にヒュルケンベルグにやられてしまった。その後は大部分をチームメイトと良いバトルに費やした。チームは僕たちにレースをさせてくれた。カナダと同じようにね。セルジオは速かったし、プレッシャーをかけてきたけど、前にとどまることができた。また2台揃ってポイントを獲得することができてとても満足している。今年の僕たちの強みは一貫性だ。全てのトラックで良いスピードがあるし、ポイントを獲得している。シーズン後半もこれを維持していく必要がある」

    9位:セルジオ・ペレス (フォース・インディア)

    「難しいレースだったし、本来のペースを示することができなかったと感じている。もっと高い順位でフィニッシュできたはずだ。それでも、最終的に僕たちは2台揃ってポイントを獲得することができた。スタートが良くなかったし、それで残りのレースに妥協を強いられてしまった。そこから挽回することができなかった。シルバーストンがオーバーテイクが最も難しいトラックのひとつだし、ずっとエステバンのDRS圏内でレースをしていたけど、彼を抜くための本格的な機会を訪れなかった。先行のクルマにかなり近づいていたことでタイヤがダメージを負ってしまったし、多くのダウンフォースが犠牲になってしまったので、僕にやれることはなかった。レースを振り返って、違ったことができたかもしれないと考えてしまうものだけど、レース後にそういうことを言うのは簡単なことだ。僕たちはシーズの折り返し地点を迎えた。僕たちのパフォーマスについてはとてもポジティブに感じている。僕たちはチームとして本当にうまくやっているし、次のレース、そして、夏休み後も本来のレベルに戻れることを願っている」

    10位:フェリペ・マッサ (ウィリアムズ)

    「14番手スタートからとても良いスタートとオープニングラップを走って10位でフィニッシュできたのでレースにはもちろん満足している。レースの最も難しかった部分は間違いなく終盤のフォース・インディア勢のオーバーテイクだった。僕の方が速かったけど、オーバーテイクをするチャンスを得るには十分に速くなかったかもしれない。昨日の予選はまだ不満に思っている。このようなポジションからのスタートは本来よりもはるかに難しい状況だし、今日はもっと多くのポイントを争えたかもしれない。残念ながら、14番手スタートではそれは叶わなかった。でも、自分のレースには満足している。次のレースではもっと良いスターティングポジションを得られるようにする必要がある」

    関連:【動画】 F1イギリスGP 決勝 ダイジェスト

  • F1 イギリスGP 予選:トップ10ドライバーコメント

    F1 イギリスGP 予選:トップ10ドライバーコメント

    2017年 F1世界選手権 第10戦 イギリスGPの予選が15日(土)にシルバーストン・サーキットで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がポールポジションを獲得した。

    現地時間13時。気温16.6℃、路面温度22℃、予選スタート時は小雨の降るなかでセッションは開始。数チームがドライタイヤでの走行を試みるも、すぐにウェットタイヤへと交換した。

    ポールポジションを獲得したのは母国グランプリとなるメルセデスのルイス・ハミルトン。コースレコードを2.6秒更新する1分26秒600という驚異的なタイムをカークして自身67度目のポール獲得。ミハエル・シューマッハの68まであと1つに迫った。

    2番手には0.547秒差でキミ・ライコネン、3番手にはセバスチャン・ベッテルとフェラーリの2台が続いた。4番手はバルテリ・ボッタス(メルセデス)。だが、ボッタスはギアボックス交換により5グリッド降格が決定しているため、9番グリッドからのスタートとなる。

    マクラーレン・ホンダは、ストフェル・バンドーンがQ3進出を果たし、初めてチームメイトのフェルナンド・アロンソを上回り、自身のベストリザルトとなる9番手で予選を終えた。

    1番手:ルイス・ハミルトン (メルセデス)

    「ポールを獲得したことがどれくらい嬉しいか本当に言葉では説明できない。ジム・クラークに並ぶシルバーストンでの5回目のポールだ。とにかく信じられない気分だ。あのようなレジェンドと肩を並べられるなんて非現実的なことのように感じる。今週末の内容にはかなり満足している。僕たちはFP1から良いスタートを切ったし、そこからビルドアップしていった。Q1のコンディションはとても楽しかった。タフだけど、あのような変わりやすい天気はとても楽しい。そのあとトラックは乾き、限界までプッシュすることが重要だった。クルマの全てを搾り出した。とにかく全てが完璧だったし、素晴らしいラップだったと思う。そうしなければならないとわかっていたしね。これまで走ってきたなかで最高のドライビングだったと感じているし、それが結果として示されることを願っている。最近は本当に僅差だし、フェラーリにコンマ8秒のギャップを築けたのは嬉しい驚きだ。僕は決して故意に誰かの邪魔をすることはない。ロマンの邪魔をしたとは思っていないけど、そうだったなら謝るよ。ホームのサポートは素晴らしかったし、またここでポールを獲れたことを本当に誇りに思う。たくさんのフラッグに圧倒されたよ。ドライバーがこんなに愛されて、サポートしてもらえる場所は世界中で他のどこにもない」

    2番手:キミ・ライコネン (フェラーリ)

    「予選での僕のクルマのハンドリングは今週末の他のどの時点よりも良かったし、それには本当に満足している。もちろん、僕たちは常にもっと上位でフィニッシュしたいけど、今日はだいたい自分たちにできることをやれたと思う。Q1は濡れた路面でインターミディエイトタイヤでの走行だったし、コンディションはちょっとトリッキーだった。とても滑りやすかったけど、全部が濡れているわけではなかったので、タイヤの摩耗がとても早かった。幸い、最後の走行は正しいタイミングで走れたし、そこは問題なかった。その後、路面はどんどん良くなっていった。最後のラップの感触は良かったけど、まだあちこちにダンプがあったので、どこを走るべきかを知るにはまだちょっとトリッキーだった。なので最初はかなり余裕を持って走ったし、そのあともう少しプッシュすることに決めた。今日、クルマで得た感触は素晴らしかったし、明日を楽しみにしている。レースで改善できることを願っている。通常、僕たちは日曜日の方が強い」

    3番手:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)

    「結果にはかなり満足しているし、僕たちのパフォーマンスは良かった。メルセデスが週末全体でとても速かったことを考えれば、明日はタフなレースになると思う。今日の僕たちのクルマはいい感じだったし、驚くべき感触だったので、全体的に満足している。トラックはあまり濡れてはいなかったし、ドライブしていてとても楽しかった。最後の走行では前にたくさんのクルマがいるのがわかった。でも、それ以外では週末を通してクルマをかなり改善できた。予選トリムでもね。それが本当に重要なことだ」

    4番手:バルテリ・ボッタス (メルセデス)

    「タフな予選だった。9番手スタートは理想的ではないけど、明日は前のクルマとは異なるタイヤでスタートするし、それが前進する良いチャンスを与えてくれるかもしれない。ソフトタイヤは良いレースタイヤになるはずだし、そこの位置からでも何でも可能なことはわかっている。トラフィックに引っかからないように注意しなければならないけど、ソフトタイヤは他がピットストップしたときに前進するチャンスを与えてくれるはずだ。クルマはバランスは悪くなかったけど、グリップに本当に苦労した。最終ラップのターン3でロックさせてしまい、ちょっとタイムを犠牲にしてしまったけど、それは上位とのギャップの説明にはならない。今日は、雨の後の涼しいコンディションでルイスの方が僕よりもタイヤにうまく熱を入れることができていたように思う。路面は乾いていったので、ポールを争うための十分なグリップが得られなかった。僕たちにはここで強力なクルマがあるのは確かだし、週末ずっと競争力があったので、明日は順位を上げるために全力でプッシュするつもりだ」

    5番手:マックス・フェルスタッペン (レッドブル)

    「僕にとっては孤独な予選だったし、最終結果はほぼ予想していた位置だ。僕たちにはスピードが足りなかったし、メルセデスやフェラーリに近づくことができなかったけど、それでもクルマの感触はいいし、楽しむことができた。5番手は今日の僕たちにできる最大限だったし、僕はそれを達成した。明日4番手からスタートするのはもちろん良いことだけど、他の誰かのペナルティに助けられることを当てにしたくはないし、ペースでそこにいられることを願っている。明日、天候が何をもらたすか様子を見てみるつもりだ。雨が降れば、ウェットで表彰台にチャレンジするチャンスが得られると思う。予選の序盤は上位につける素晴らしいチャンスがあるように思えたし、明日は運が変わって、楽しい良いレースをして、完走できることを願っている。今のところ、表彰台や勝利について話すつもりはない。前のクルマに何かが起これば、良い結果に挑戦できるかもしれない」

    6番手:ニコ・ヒュルケンベルグ (ルノー)

    「今日はとても成功した予選だったし、僕たちはトップチームの真後ろでレースをスタートする。良いリズムを掴んでいたし、良いタイムが出せた。チームは正しい路面コンディションを正しく判断してくれた。素晴らしい流れがあった。落ち着いていたし、クルマに自信を感じていたので、良いラップを生むことができた。僕たちが今週末ここに満ち込んだアップグレードは僕たちの前進の一役を担っていると思う。とは言え、本番は明日のレースだ。クリーンなレースをしたい。僕たちはとても懸命にプッシュしているし、ポイントを獲得できたらとても嬉しいね」

    7番手:セルジオ・ペレス (フォース・インディア)

    「とても難しい予選セッションだったし、正しいタイミングでコース上にいることが重要だった。とりわけウェットコンディションだったQ1ではね。もうひとつ上位でフィニッシュできなかったのは残念だ。ギャップがかなり小さいときは前に出るチャンスがあるからね。最後のラップはもっとうまく走れたはずだ。最終コーナーの縁石に乗り上げてタイムを失ったしまったし、改善する余地がなかった。それでも僕たちは明日素晴らしい位置からスタートする。僕たちには強力なクルマがあるし、似たような天候になれば、さらに上位でフィニッシュするチャンスはあるだろう。集中し続けて、完璧なレースができるよう頑張りたい」

    8番手:エステバン・オコン (フォース・インディア)

    「本当にタフな予選セッションだったし、8位でフィニッシュできたことには満足している。僕たちはQ1でスリックに交換するために遅めにピットストップすることに決めた。リスクはあったし、最終コーナーで決断した。タイムを出すために1周しかなかったし、エリクソンにブロックされてしまった。かなり限界ではあったけど、それでもタイムを改善することができた。Q2ではブレーキから日が出t、2回目の走行中にチームと連絡をとる全ての無線が失われた。僕はそこにいて、一人で走っていたし、昔みたいにピットボードに気を付けなければならなかった。明日は7番グリッドからスタートするし、悪いスタート位置ではない。特にこのセッション中に起こった全てのことを考えればね。今日のようにコンディションがとても不安定かもしれないし、雨が降ったら何が起こるかわからない。僕たちは今日強かったし、明日も同じくらい強いと確信している」

    9番手:ストフェル・バンドーン (マクラーレン・ホンダ)

    「シルバーストンでQ3に参加するのは、少し予想外だった。ただ、ここ数戦は非常に精力的に仕事に取り組んでおり、チーム内でも改善点を明確に確認することができた。アゼルバイジャン、オーストリア、そして今週末のここシルバーストンでも、フェルナンドと僕は概ね同じペースで走行している。さらに一歩前進できたことは、当然のことながら、かなりいい気分だ。僕たちは長い間、予選が雨交じりのコンディションになることを望んできた。このような入り混じったコンディションでは、僕たちはどのセッションでもかなり強かったように思う。その後、コースがさらにドライコンディションになった際には、あらゆるチャンスを最大限に活かすことができた。いつも通り中団は非常に接戦だし、一部のライバルチームが予選でさらにパフォーマンスを上げてくることはよくある。ただ、今日はドライとウエットが入り混じったコンディションが僕たちにとって大きな手助けとなった。今日はコースに出るたびに、いいラップタイムを出すことができた。Q3で9番手に入ったことは、僕たちが達成し得る最高の結果だったと思う」

    10番手:ロマン・グロージャン (ハース)

    「10番手にはあまり満足していない。Q3での最初の走行でルイス・ハミルトンに最終コーナーで完全にブロックされてコンマ3秒は失った。それによって、少なくとも1つポジションは犠牲になった。2回目の走行は順調だと思ったけど、ターン3で突然リアが大きくロックしてコンマ5秒くらい失ってしまった。ラップを終えて戻らなければならなかったし、僕たちが示したよりもずっと多くのパフォーマンスがあったと思う。最終コーナーで完全に台無しにされた1回目のアタックにはかなり不満だ。それ以外の全ては問題なかったし、良い仕事ができたと思う。Q3に進めたのは素晴らしいことだけど、それ以上のことはできなかったし、ちょっとがっかりしている」

    関連:【動画】 F1イギリスGP 予選 ダイジェスト

  • F1 イギリスGP 金曜フリー走行:トップ10ドライバーコメント

    F1 イギリスGP 金曜フリー走行:トップ10ドライバーコメント

    2017年 F1世界選手権 第10戦 イギリスGPのフリー走行が14日(金)にシルバーストン・サーキットで行われ、バルテリ・ボッタス(メルセデス)がトップタイムを記録。メルセデスの1-2で初日のセッションは終了した。

    ダウンフォースが増した2017年型マシンF1マシンでどれくらいのタイムが記録されるかに注目が集まるなか、フリー走行1回目ではメルセデスの2台がすでに昨年のポールポジションタイムである1分29秒287を上回るタイムを記録していた。

    フリー走行の最速タイムを記録したのはバルテリ・ボッタス。午前中のタイムをさらに更新する1分28秒496。2番手にもルイス・ハミルトンが0.046秒差で続き、メルセデスが1-2体制で初日の走行を終えた。アップデート版パワーユニットを投入しているフェラーリは、キミ・ライコネンが4番手タイム、セバスチャン・ベッテルが5番手タイムを記録。トップ4のドライバーは1分28秒台に入れている。

    1番手:バルテリ・ボッタス (メルセデス)

    「僕たちは本当にいい週末のスタートを切ることができた。1回目のセッションではバランスはそれほど遠くはなかったし、ポジティブなスタートだった。もっとクルマを運転しやすくして、高速コーナーでもっと信頼できるようにするためにやらなければならない作業はある。でも、全体的にいい週末のスタートを切ることができたと思っている。とにかく僕たちはいつものように作業をして、明日にむけて改善をもたらす必要がある。高速コーナーのあるこのトラックでの新車には感動している。以前よりもはるかに速くなっている。もちろん楽しんでいるし、かなり楽しい。明日を楽しみにしている。コーナーでより多くのGフォースを感じるし、身体により大きな影響を及ぼす。去年からかなり大きなステップアップを果たしている。でも、幸いにも、僕はそのために十分に準備してきた」

    2番手:ルイス・ハミルトン (メルセデス)

    「今日は本当にいい週末のスタートが切れたし、ここシルバーストンに戻ってこれて本当に嬉しい。この新車で走るトラックは本当に素晴らしい。すでに世界で最高のサーキットのひとつではあったけど、このクルマとコーナーでもたらせるスピードによって、とにかく素晴らしいし、これまでで最大のジェットコースターに乗ってるようだ。僕たちは全てのセッションを通してバランスの調整に取り組んできたし、週末のこの早い段階で僕たちは良いポジションにいると思う。まだそれを足場にして仕事を進めていく必要があるけど、前進するための素晴らしい基盤だ。ガレージを離れるたびにファンにウェーブを与えていたし、彼らがウェーブを返してくれているのが見えた。本当にそれが見えていたことを彼らに知ってほしんだ。そして、その愛情とサポートの全てに本当に感謝している」

    3番手:キミ・ライコネン (フェラーリ)

    「かなりまともな一日だった。他の場所よりもストレートなセッションだったし、問題も発生しなかった。午前中からフィーリングはいい感じだった。もちろん、最初にトラックを走行するときはいつもコンディションについてちょっとした当てずっぽうな部分はあるけどね。もう少しうまくやれたかもしれないけど、それほど悪くもなかった。明日は異なる一日になるだろうし、ベストを尽くすだけだ。僕たちは改善できると確信している。予選、そして、特に決勝でそれが十分かどうかわかるだろう」

    4番手:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)

    「僕たちにとって今日はちょっとアップダウンがあった。午前中は最初にバランスに困難を抱えていたけど、全体的にセッションの終わりにはクルマは改善していたと思う。金曜日はあまりパフォーマンスを求めるわけではないし、この新しいエンジンでまだ多くの走行距離を稼がなければならない。調べなければならないことはたくさんある。メルセデスは速そうだけど、驚きではない。今日のトラックはあまりに滑りやすかったし、トリッキーだったけど、明日はもっと良くなると思う。今日はコックピット保護の“シールド”を試した。視界はあまり良くなかったし、湾曲があるのでちょっと歪んでいたと思う。走行プランはあったけど、あまり気に入らなかった。あまり多くのことは確認できなかったけど、最終的には楽しいドライブだったよ」

    5番手:マックス・フェルスタッペン (レッドブル)

    「今日はドライブしていてとても楽しかった。風の強いコンディションはここシルバーストンの典型だし、全員にとって同じことなので、とにかくそれに取り組んでいかなければならない。今年の新車は速いコーナーでより速くなっているように感じるし、ドライブしていて楽しい。違うだろうとは思っていたけど、それが確認できて嬉しいよ。2回目のセッションではフェラーリの方がちょっと速かったし、僕たちはそれほど素晴らしくはなかったと思う。僕たちは前のドライバーたちにもっと近づけると思うし、レースペースも改善できると思うので、もう少しやらなければならない作業がある。クルマのバランス面でいくつか改善を見つけることができると思う。プラクティス1とプラクティス2の間の変更で悪化いたように感じたので、これからそこを調べて、潰していきたい。スーパーソフトはちょっとタレていたけど、そこは予想通りだと思うけど、ソフトは問題なく持っていたように思うし、1ストップレースさえ楽観的に考えている。ここまで問題はないし、それについては満足している」

    6番手:ダニエル・リカルド (レッドブル)

    「今日は順調な金曜日だった。多くのことを学んだだけど、見つけていかなければならないタイムがあるのは確かだ。先週のパフォーマンスによって僕たちは高速コーナーで間違いなく改善していると判断できるし、僕たちはまだクルマをあまり最適化できていない。路面温度が低く、風が強いトリッキーなコンディションだったし、マゴッツとベケッツでかなり危ない瞬間があった。トラックに吹いている風に吹き飛ばされたように感じた。タイヤ的には現時点で大部分のドライバーがソフトには満足していると思うし、それが傾向だ。スーパーソフトの方がちょっと速いけど、長くは持たないようなので、レースの大部分をソフトタイヤで走ることになると思う。僕たちはまだ日曜日に表彰台を争えると自信を持っているけど、それを実現するにはまだ少し改善をもたらす必要がある。メルセデスはとても速いけど、全てをまとめられれば、明日はフェラーリに挑戦できると思う。予選はいい戦いになるはずだ」

    7番手:ニコ・ヒュルケンベルグ (ルノー)

    「今日は大きな問題もなく2つのいい金曜セッションを行うことができた。達成した仕事のなかには午後に走らせた新しいフロアがある。これから僕たちが試したことを分析してみる必要がある。ペースに関しては特にロングランで全体的にもう少しバランスとパフォーマンスを見つけるためにいくつか作業する必要がある。今から明日の予選までに少し準備作業があるということになるけど、楽しみにしている」

    8番手:フェリペ・マッサ (ウィリアムズ)

    「オーストリアで見舞われたような問題もなく、ノーマルな金曜日だった。全てが通常通りに機能していたし、クルマnバランスには満足している。タイヤも1周目で機能させることができたし、クルマの全ての感触がノーマルだった。クルマには本来の競争力を感じているし、全体的にいい金曜日だった」

    9番手:フェルナンド・アロンソ (マクラーレン・ホンダ)

    「今日のフリー走行については、かなり満足している。明日に向けてベストな選択をするために、いくつかのオプションを検討する必要がある。ただ、(ESS(エネルギー貯蔵システム)交換による5グリッド降格ペナルティーによって)決勝は後方からのスタートになることが分かっているので、主にレースペースに焦点を当てている。金曜日のラップタイムは、それほど重要ではないことは分かっている。ここ2戦は(フリー走行では)8番手から12番手に入っていたので、明日どうなるのか見てみよう。ここでの主な問題は、ダウンフォースをどれぐらいのレベルにするのかということだ。十分にパワーがあると思えればコーナーでのスピードを上げて、ストレートでは守りに入るためにウイングの角度を少し下げるし、パワーがあまりなく、ストレートではまずまずのスピードが欲しいという場合には、一番小さなウイングを使う必要がある。難しい判断になると思う」

    10番手:エステバン・オコン (フォース・インディア)

    「全体的に堅実な金曜日だった。プラクティスのスタートからペースは有望だったし、僕たちは走るたびに改善し続けていた。トリッキーなコンディションの一日だったけど、僕たちはミスを犯さなかったし、全体的にクルマの感触はかなり良かった。ここは楽に走れるトラックではない。速くて、要求が多いけど、走っていてとても楽しい。僕たちにはまだ仕事があるし、どの位置いるかは明日になるまで待たなければならないけど、僕たちには強力なベースがあると思う。このトラックで痛感したのはクルマのパフォーマンスだ。とても速いし、コーナーリングスピードは印象的だ。速いコーナーでは首に本当にそれを感じる。今夜は本当にいいマッサージが必要だね!」

    関連:
    ・【動画】 F1イギリスGP フリー走行2回目 ダイジェスト
    ・【動画】 F1イギリスGP フリー走行1回目 ダイジェスト

  • F1 オーストリアGP 決勝:トップ10ドライバーコメント

    F1 オーストリアGP 決勝:トップ10ドライバーコメント

    2017年 フォーミュラ1 第9戦 オーストリアGPの決勝が9日(日)にシュピールベルクのレッドブル・リンクで行われ、バルテリ・ボッタス(メルセデス)がポール・トゥ・ウィンで自身2勝目を挙げた。

    ポールポジションから0.201秒という反応速度で抜群のスタートを切ったバルテリ・ボッタスは、危なげない走りでレースをリード。最終スティントにはタイヤに苦労し、終了間際にはセバスチャン・ベッテルの猛追を受けたが、見事に抑え切り、ロシアGP以来となるF1での自身2勝目をポール・トゥ・ウィンで達成した。

    2位には0.658秒差でセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、3位にはダニエル・リカルド(レッドブル)が5戦連続となる表彰台を獲得した。8番グリッドからスタートしたルイス・ハミルトン(メルセデス)は4位でフィニッシュ。

    5位はキミ・ライコネン(フェラーリ)、6位にはロマン・グロージャン(ハース)が今季最高位でフィニッシュ。7位はセルジオ・ペレス、8位はエステバン・オコンとフォース・インディアがダブル入賞。9位はフェリペ・マッサ、10位はランス・ストロールとウィリアムズ勢がそれぞれ8つポジションを上げてダブル入賞を果たした。

    優勝:バルテリ・ボッタス (メルセデス)

    「シャンパンはおいしかったよ! 初勝利はもちろん特別だけど、今回はまだ2勝目だし、素晴らしい気分だ。ポールと優勝なんて最高の週末だし、ここから続けられることを願っているよ。スタートは本当にパーフェクトだった。間違いなくこれまでで最高のスタートだ。最後はセバスチャンがかなり迫ってきているを見たと思うし、今日の僕にはそれが必要だった。今週末、クルマは本当に良かったし、僕たちにはできるとわかっていた。第2スティントではわずか5周で左リアに大きなブリスターができてしまい、クルマが運転しずらくなった。どんどんパフォーマンスを失っていたけど、セバスチャンを抑えるのは初めてではなかった。集中して、なんとかミスをせずにレースをフィニッシュすることができた。ずっとセバスチャンを抑え続けるのは大変だし、チェッカーフラッグを見ることができて嬉しかった。僕はまだタイトル争いの中にいるし、良くなっていくだけだ。僕たちは常に成長している」

    2位:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)

    「今日は最初のウルトラソフトのタイヤセットでの第1スティントに苦労した。タイヤが熱くなりすぎていたんだと思う。そのあと雲が出てきて、クルマのバランスは改善した。僕たちが速くなっていったのはそれが理由だと思う。優勝できなくて悔しい。僅差だったからね。僕たちはクルマについてより多くのことを学んでいるし、今回のレースに関しても多くのポジティブな面があったけど、今日は勝てたと感じている。でも、勝たなかったし、まったく満足していない。レース序盤は十分に速くなかった。ペースはあったけど、バランスが良くなかった。この場所は多くの歴史があって好きだし、2003年に僕が初めてレーシングカーを走らせた場所でもある。かなり昔のことだけど、今でも美しい思い出だ。そして、もうすでにシルバーストンにいくことを楽しみにしている」

    3位:ダニエル・リカルド (レッドブル)

    「僕は戦うのが大好きだ。最後の数周でルイスはどこからともなく現れた。ギャップは安定していると感じていたけど、数周以内で彼は素早く僕に追いついてきた。残りは2周あったし、防御しなければならなかった。おかげで僕にとってかなりエキサイティグなレースになった。ここでのドライコンディションで良いスピードがあったことは僕たちにとって嬉しい驚きだ。レース全体でほぼセブが僕の前にいた。金曜日の彼のロングランが僕たちよりもかなり速いことはわかっていたし、今日は彼やメルセデスと同じようなレースペースがあるとはあまり期待していなかった。とにかくルイスを抑えて、戦って、守って、前で終えられたのはクールだった。また表彰台を獲得できてかなり嬉しい。あそこに上がれて楽しかった。シルバーストンは2017年マシンでは素晴らしいだろうし、楽しみにしている。来週末たくさんのイギリス人がいるのは確かだね」

    4位:ルイス・ハミルトン (メルセデス)

    「難しい週末だったけど、ポジションを上げてポイント面でセバスチャンとのダメージを最小限に抑えられたのことには胸を張れる。今日のクルマは素晴らしかったし、レース全体でタイヤをプッシュすることができた。本当に全てを出し尽くした。レースの最後にはクルマにもう何も残っていなかったと思う。でも、ダニエルとのバトルではちょっと優しすぎたかもしれない。彼にスペースを残しすぎた。もうそんなことをするつもりはない。またセバスチャンのさらに差を広げられてしまったけど、まだ道のりは長い。戦い続けていくし、決して諦めるつもりはない。バルテリは週末ずっと素晴らしい仕事をしていたし、完全に勝利に相応しい。今、彼は僕のわずか15ポイント後ろにいるし、彼は今年のタイトル争いのなかにいる。シルバーストンを本当に楽しみにしている。今週末のことは数日で気持ちを切り替えられる。再びホームの観客に会って、白紙からスタートするのが待ち切れない。シルバーストンをシーズン後半戦にむけての跳躍台にできることを願っている」

    5位:キミ・ライコネン (フェラーリ)

    「レース前半、クルマのバランスに少し困難を抱えていた。序盤は最初のタイヤセットに少し手を焼いていたけど、どんどん良くなっていった。2つ目のセットは問題なかった。最終スティントの序盤はクルマの感触がとても良かったし、良いスピードがあったけど、その時点でリカバーするにはあまりに離されていた。タイヤが古くなっていくにつれて、もちろん遅くなっていったけど、それでも良いラップタイムで走れていたし、バランスも改善していた。でも、全体的にあまり楽な週末ではなかったね」

    6位:ロマン・グロージャン (ハース)

    「本当に力強いレースだった。1周目は本当に良かったし、ちょっとの間レースを楽しむことができた。ルイス(ハミルトン)とキミ(ライコネン)に抜かれてしまったけど、僕はセルジオ(ペレス)を抑えることに集中していた。僕たちはずっと懸命にプッシュしていたし、それこそが僕たちが好きなレースだ。素晴らしいレースだったし、チームの全員が素晴らしい仕事をしてくれた。週末ずっとクルマに満足していた。改善が必要な部分はいくつかあるけど、今日の僕たちは残りのベストだった。クルマの全てを機能させたときの僕たちは強いことを示せたと思う。常にすべてのことをウインドウ内で機能させるという経験はちょっと僕たちが逃していたことだ。今回は僕たちの30回目のレースに過ぎないし、僕たちは全てを揃えることはできない。次のレースを楽しみにしている。シルバーストンは楽しくなりそうだね」

    7位:セルジオ・ペレス (フォース・インディア)

    「7位フィニッシュはチームにとって素晴らしい結果だし、僕たちにとって今週末がいかに難しかったかを考えれば、素晴らしい報酬だ。僕たちはプラクティスで苦しんでいたけど、予選とレースではかなり強力だったし、多くのポイントを獲得することができた。僕にとっては最も簡単なレースではなかった。良いスタートが切れたけど、ターン1でエステバン(オコン)とルイス(ハミルトン)に順位を奪われてしまった。幸いなことにターン3で二人を抜くこくことができ、スタート順位を取り戻すことができた。第1スティントではフロントのグレイニングにかなり苦しんだけど、ピットストップ後はリズムを落ち着かせることができた。グロージャンを攻撃するには十分ではなかったけどね。僕たちは彼ととても似たようなペースだったし、まったく近づくことができなかった。難しい週末だったけど、うまくリカバーすることができたし、満足できる結果だ。これからはシルバーストンに焦点をシフトする。カレンダーで最速のトラックをこの2017年マシンで試すのが本当に待ち切れない」

    8位:エステバン・オコン (フォース・インディア)

    「今日はポイントを獲得できてうれしいし、チームにとっても力強いレースだった。良いスタートが切っていくつか順位を上げることができたけど、ターン3の進入でルイス(ハミルトン)でつまってしまい、緩めなければならず、勢いを失てしまった。そのあとはとにかく集中して、コンスタントにラップタイムを刻んでいくだけだった。戦略が適切だったとは思っていない。ピットストップ後にマッサの後ろで多くの時間を失ってしまったからね。状況を見直して、何か違ったことができなかったのかを見てみる必要がある。僕たちにとって楽な週末ではなかったけど、僕たちは懸命に働いたし、状況は完璧ではなかったけど、それでもポイントを獲得することができたことには満足している。チームとしての僕たちの強さを示すことができたと思う」

    9位:フェリペ・マッサ (ウィリアムズ)

    「9位を祝うことはできないけど、17番手からスタートした僕にとっては素晴らしいレースだった。本当に好スタートを切ることができたし、1コーナーで起こった問題を切り抜けて何台もオーバーテイクすることができた。予選と比較してペースは素晴らしいかったし、素晴らしいファーストラップだった。予選は僕たちが理解することに取り組んでいく必要がある部分だ。今日のような圏外からのスタートを繰り返さないようにね。レース終盤にオコンを抜けなかったのはちょっと残念だったけど、彼の後ろにいて高速コーナーで多くのグリップを失っていたし、彼はストレートで良いスピードがあったのでかなり難しかった。自分のレースにかなり満足しているし、2台揃ってポイントを獲得できたのは良いことだ」

    10位:ランス・ストロール (ウィリアムズ)

    「レースでは何が起こるかわからないし、土曜日に終わるわけではないことが示されたと思う。18番手からスタートして、10位でフィニッシュして、またポイントを獲得できたのでとてもポジティブな気分だ。スタートは良かったし、いくつか順位を上げることができたけど、簡単なレースではなかった。スタート後、自分たちが良いポジションにいることがわかったし、とにかく、集中して、ミスをせず、レース終盤にむけてブレーキとタイヤを労わることが重要だった。最初はマグヌッセン、最後はパーマーからのプレッシャーがあったけど、ここはオーバーテイクがかなり難しいことはわかっているし、なんとか守る必要があった。僕たちは今週末の予選で何が起こったのかを理解して、次のレースでそこをケアする必要がある。次のレースはチームにとってのホームレースとなるシルバーストンだし、本当に楽しみにしている」

    関連:【動画】 F1オーストリアGP 決勝 ダイジェスト … ボッタスが今季2勝目

  • F1 オーストリアGP 予選:トップ10ドライバーコメント

    F1 オーストリアGP 予選:トップ10ドライバーコメント

    2017年 フォーミュラ1 第9戦 オーストリアGPの予選が8日(土)、シュピールベルクのレッドブル・リンクで行われ、バルテリ・ボッタス(メルセデス)が自身2回目となるポールポジションを獲得した。

    現地時間14時。心配された雨は降らず、気温29.8℃、路面温度47.7℃のドライコンディションで予選はスタートした。サーキットは雲に覆われ、路面温度はセッションが進むごとに下がっていった。

    予選ではQ3終盤にロマン・グロージャン(ハース)がコース上でストップ。イエローフラッグが提示され、各ドライバーが最後のタイムアタックができないまま決着を迎えた。

    ポールポジションを獲得したのはメルセデスのバルテリ・ボッタス。1分4秒251を記録して自身2度目となるポールポジションを獲得した。2番手には0.042秒差でセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が続いた。

    3番手タイムはルイス・ハミルトン(メルセデス)が記録したが、ハミルトンはギアボックス交換による5グリッド降格ペナルティが科せられ、決勝は8番手からのスタートとなる。そのためセルジオ・ペレスまでのグリッドが繰り上がり、2列目にはキミ・ライコネン(フェラーリ)とダニエル・リカルド(レッドブル)が並ぶ。

    1番手:バルテリ・ボッタス (メルセデス)

    「なんと特別な感覚だろう。僕にとってまだ2回目のポールだし、これからもっと取っていきたい。Q3では完璧ではなかったが、良いラップができた。今日はクルマに対して自信を持つことが重要だった。うまくセットアップできたし、キャリアで2度目のポールポジションを獲得できて本当に嬉しい。明日は後ろのことは考えずに自分のレースに集中していくつもりだけど、僕たちはフェラーリを過小評価してはいない。接戦になるだろうし、面白い戦いになるはずだ。ルイスが挽回できて、チームのために強力なポイントを獲得できるといいね。明日は天候も重要になるかもしれないけど、先頭からのスタートだし、雨が近寄らなくても不満はない。クルマの感触は素晴らしい。とりわけ燃料を積んだ状態ではね。勝つ準備はできている。それが唯一の目標だ。ロシア以降あまりに長い時間が経っている」

    2番手:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)

    「2回目の走行でボッタスを跳び越えられることを願っていたし、もっとうまくやれたとは思うけど、最終的に自分のラップには満足している。クルマはとても良かった。メルセデスはいつも予選で速いけど、今日は僕たちは拮抗していた。明日は大丈夫なはずだ。長いレースだし、多くのことが起こり得る。元も重要なことは予選でクルマが良かったことだ。自分たちのレースをして、楽しむつもりだ。厳しいだろうけど、何ができるか見てみよう」

    3番手:ルイス・ハミルトン (メルセデス)

    「僕にとってはフラストレーションの溜まる一日だった。今日は最速になるチャンスがあったけど、Q3の最終ラップで全てをまとめあげることができなかった。自分のQ3でのパフォーマンスには失望している。もっと良いラップができたら素晴らしかったけど、明らかにそうなる運命ではなかった。バルテリは素晴らしい仕事をしてポールを獲得した。週末の間、ギアボックス問題のことは気にはならなかったけど、予選後になって、自分がさらに後ろからスタートするんだと実感した。明日、前進していくのは厳しいと思う。2位まで挽回した2014年よりも集団はずっと接近している。でも、天候が影響するかもしれない。挽回するためにできるだけ頑張るつもりだし、可能な限り多くのポイントを狙いたい。僕たちにはまだ素晴らしいペースがあるし、ここでもクルマは素晴らしい。仕事をするためのクルマがあることはわかっている。明日全てがどう展開していくか見てみよう」

    4番手:キミ・ライコネン (フェラーリ)

    「ここまで週末全体がかなりトリッキーだし、昨日も特定の理由によってあまり良い一日ではなかった。午前中、僕たちは基本的にゼロからスタートした。クルマのフィーリングは良くなっていたけど、昨日からリカバーするのは簡単ではなかった。予選セッションはトラフィックとイエローフラッグによってちょっと厄介だった。全体的にあまり満足はしていないけど、いかにトリッキーだったかを考えれば、3番手はそれほど悪くない。より悪い可能性もあった。今夜と明日の朝に異なるシナリオをいろいろと検討していく。1周目に何が起こるか、天候がどうなるかなど、他の要因にもよるけど、ベストなシナリオを選んでいきたい」

    5番手:ダニエル・リカルド (レッドブル)

    「ちょっとトリッキーだったね。今年、トラックはグリップが増しているし、それによってより厳しくなっているように思う。もっとプッシュできると感じるけど、コーナースピードをかなり維持しているので、簡単に限界を超えてしまう。僕たち全員が速く走るのが好なのは明らかだし、もっと多くを望んでしまうので、最終的に欲が出てミスをしてしまう。でも、それがエキサイティングにしていると思う。もちろん、最後のラップを完了できていたら素晴らしかっただろうけど、最終的にトップ5に入れたことに満足しているし、ルイスのペナルティによって僕たちは4番手に昇格する。全体的にかなり良いセッションだったし、比較的満足している。明日は正午にちょっと雨が降ることになりそうだし、ストレートには行かない面白いレースになるはずだ。ルイスも順位を上げようとしてくるだろうし、エキサイティングなレースになるだろう」

    6番手:マックス・フェルスタッペン (レッドブル)

    「予選を予測することは決してできないものだけど、今日はまずまずだった。もう少しクルマのバランスが良くなることを望んではいたけど、全体的にはそれほど悪くなかった。ターン3では多くのラインを試したけど、ずっとリアのコントロールを失っていた。最後の走行ではタイムを短縮していたけど、グロージャンがコース上でストップしたことでストレートでDRSを使えなかった。あのストレートでDRSがなければ、余裕で2.5秒は失う。次のコーナーの立ち上がりでもう少し稼ごうとしたけど、ターン7でスロットルを開けるのがちょっと早すぎたかもしれない。リアのコントロールを失ってしまった。明日メルセデスとフェラーリと戦えるスピードはまだないと思うけど、僕たちが見てきたように、レースでは多くのことが起こるし、何でも可能だ。少し複雑なコンディションになって、良い戦略があれば、僕たちに有利に働くかもしれない。グランドスタンドの至る所にたくさんのオレンジが見えるのは本当に嬉しいし、みんなのために良いショーを見せたい」

    7番手:ロマン・グロージャン (ハース)

    「ケビンと僕は週末ずっと速かった。僕たち二人ともクルマにかなり満足していた。残念ながら、ケビンはQ1でサスペンションに問題が発生してしまったけど、それがなければ、彼は僕たちと一緒に上位にいたと思う。Q1とQ2の間に僕たちはいくらかパフォーマンスを見つけることができた。クルマには十分にグルップがあった。最後はクルマの電気接続が失われただけだと思う。それ以上に深刻ではないことを願っている。明日は長いレースだ。ブレーキ、エンジン、そして、身体的に厳しいレースになるだろう。でも、タイヤがうまく機能していると感じられるのはメルボルンに次いで今年で2回目だし、楽しんでクルマを限界までプッシュできている」

    8番手:セルジオ・ペレス (フォース・インディア)

    「今日のパフォーマンスには満足している。セッションまでの状況がいかに難しかったかを考えれば、ベストの予選のひとつだったと思う。僕は2回目のプラクティスで17番手、午前中の最終プラクティスでは18番手だったからね。なので、予選で8番手を得られたことは僕たちがクルマを“メガ”なステップで改善させたことを示している。チーム全体の大きな努力の成果だ。セッションの最後にイエローフラッグが出たのはちょっと不運だった。タイムを改善するチャンスがあったからね。今回のレースを本当に楽しみにしているし、僕たちはレースコンディションではさらに強いと思う。天候に気を配っている必要があるけど、ウエットでもドライでも明日は素晴らしいレースができると思う」

    9番手:エステバン・オコン (フォース・インディア)

    「セッション中に起こった全てのことを考えれば、9番手には完全には満足していないけど、それでも良いスターティングポジションだ。Q3での最速ラップはユーズドタイヤで出したものだし、イエローフラッグによってフレッシュなタイヤでのアタックを終えることができなかった。もう少し上位にいられたと感じているけど、レースではこういうこともある。可能なときにチャンスを掴まなければならない。もっとうまくやれた部分があったか見直してみる必要があるけど、それでも週末についてのフィーリングはポジティブなままだ。僕たちは昨日から大きく改善したし、クルマのフィーリングはプラクティスよりもずっと良くなっている。このトラックを楽しんでいるし、オーバーテイクが可能な場所なので、明日は多くのポイントをもたらせることを願っている」

    10番手:<カルロス・サインツ (トロ・ロッソ)

    「良い予選だったよ! 週末が始まる前から僕たちにとってこのトラックがかなりトリッキーになりそうなのはわかっていたけど、僕たちはFP3で本当に良いセットアップを見つけてクルマに本当に自信を感じられるようになった。予選セッションがスタートしてすぐに非常に競争力のあるラップタイムを記録できたし、10番手は明日のレースをスタートするには良い位置だ。Q3の最後にイエローフラッグが出たのはちょっと残念だ。新しいタイヤでタイムを出すことができなかったからね。Q3のラップタイムはユーズドタイヤで出したものだし、フォース・インディア勢とグロージャンとわずかコンマ1秒差だった。改善するチャンスがなかったのは残念けど、トリッキーな週末のスタートを考えれば、今日の結果には満足できるし、明日のレースを楽しみにしている。僕たちにはポイントを獲得する良いチャンスがあるし、このチャンスを最大限に生かす必要があるね!」

    関連:【動画】 F1オーストリアGP 予選 ダイジェスト

  • F1 オーストリアGP 金曜フリー走行:トップ10ドライバーコメント

    F1 オーストリアGP 金曜フリー走行:トップ10ドライバーコメント

    2017年 フォーミュラ1 第9戦 オーストリアGPのフリー走行が7日(金)、シュピールベルクのレッドブル・リンクで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップタイムを記録した。

    舞台となるレッドブル・リンクは、その名の通り、レッドブルが所有するサーキット。かつてグランプリを開催していたA1リンクをレッドブルが改修した。美しい山間部にある2本のメインストレートと大半が鋭いコーナーで構成される異彩を放つ特性を持ったサーキットだ。

    トップタイムを記録したのはルイス・ハミルトンの1分5秒483。2番手には0.147秒差でセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、3番手にはバルテリ・ボッタスが続いた。レッドブル勢も4番手と5番手に続いている。

    1番手:ルイス・ハミルトン (メルセデス)

    「ここまで不満を言うような大きな問題もないし、本当に良い金曜日だった。FP2中に点火プラグを交換しなければならなかったけど、スタッフはクルマを好転させるために素晴らしい仕事をしてくれたし、なんとかプログラムを完了することができた。最も重要なことは、クルマはここで素晴らしく速いと感じられることだ。すでにバランスは素晴らしいし、コース上での感触もいい。このクルマは去年ここでレースをしたときよりもかなり速い。トリッキーだけど、ラップを決めるのは独特なスリルがある。チームのスピリットはいいし、僕たち全員が今週末もフェラーリとのエキサイティングな戦いに意気込んでいる」

    2番手:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)

    「今日は多くのラップを走って、クルマについてたくさんのことを学んだ。良い感触を得られたし、それが僕たちが必要としていることだ。明日何ができるか見てみるつもりだ。バクーでの問題は理解したけど、ここは完全に異なる。天候とアスファルトの温度は同じではない。今日はまだ判断するのが難しいけど、クルマはとてもいいし、僕たちは改善を果たしている。僕たちは段階的に進めている。明日ももう一回フリープラクティスセッションがあるし、様子を見てみよう」

    3番手:バルテリ・ボッタス (メルセデス)

    「堅実な週末のスタートが切れた。チーム内の雰囲気はいい感じだし、クルマはここで明らかに速い。今週末チームがとても一生懸命に取り組んできたアップグレードがそのまま機能しているのを確認できるのは素晴らしいことだ。空力的に僕たちはバクーからまた前進を果たしているし、それは励みになる。このトラックはミスをすれば大きな代償となるし、その限界をテストしていた。そこから学ぶことができるし、残りの週末のための足掛かりにできることだ。クルマのバランスはいい感じだし、予選に備えてもう少しセットアップを微調整していくつもりだ。ここでもフェラーリは強そうだし、また興味深い週末になるだろうね」

    4番手:マックス・フェルスタッペン (レッドブル)

    「全体的にポジティブな一日だったともう。FP2のスタートでブレーキのコネクションに小さな問題が発生してしまい、クルマを外さなければならず、少し時間を失ったけど、プログラムはほぼ完了させることができたので、それには満足していいと思う。ここは最もグリップが高いトラックではないし、今年はより高速になっているので、ミスをしたら、縁石にヒットしたり、グラベルに出ることなくそれを正すのは難しい。今日も多くの人々がそれを経験していた。黄色い縁石は確かにチャレンジだ。おそらくそれらはF1向きの縁石ではないし、クルマもそのために設計されていないと思う。今日のクルマのバランスには完全には満足できなかったので、まだ今夜やらなければならない仕事はあるけど、そこまで離されていもいない。予選でメルセデスがエンジン出力を上げてくることはわかっているし、もちろん、ここは天候も素早く変化する可能性があるので、明日どうなるか楽しみだ」

    5番手:ダニエル・リカルド (レッドブル)

    「今日も良い金曜日だったし、僕たちは比較的競争力があるように思う。最後はいくつかの問題によってきとんとしたロングランができなかったけど、それでもスムーズな一日だった。今年の路面はグリップが多いし、新しいクルマでは本当にそれを感じる。特にセクター2の高速コーナーはかなり速いし、楽しい。でも、グリップを失うとすぐに全てを失ってしまうので、多くの人がコースオフしていた。全員が限界を探っていると思う。グリップを感じて、もっとプッシュしたいけど、逃げていくときもある。トップ5のクルマはコンマ4秒以内なので、明日もそのままで、週末にかなりエキサイティングなショーになることを願っている。メルセデスはたぶん予選でパワーを上げてくるだろうけど、僕たちはその戦いにとどまれることを願っている」

    6番手:キミ・ライコネン (フェラーリ)

    「とてもノーマルな一日だったし、異なるソリューションを試して、どれらが堂機能するかを確認した。少し苦労したけど、僕たちは何が起こっているかわかっているし、そこは解決できるはずだ。良くも悪くもない金曜日だった。もちろん、もう少しストレートにうまくやれたかもしれないけど、まだプラクティス初日だ。通常のことをやっている限りはタイヤはあまり難しいとは思っていない。他のレースととても似たストーリーだ。これから全てのことを細かく調べて、明日にむけて改善させていかなければならない」

    7番手:ケビン・マグヌッセン (ハース)

    「僕たちの金曜日に満足している。運転していて楽しいトラックだし、クルマのハンドリングも良好だ。明日の予選でも僕たちのペースが発揮されるか楽しみにしている。祈っているよ」

    8番手:フェルナンド・アロンソ (マクラーレン・ホンダ)

    「今日はどのドライバーも限界を探っていたので、コースオフするマシンを多く見かけた。ただ、明日はみんな落ち着いた走りになるだろう。今日はそれほど悪くなかった。両セッションで少し走行時間を失ったものの、最終的には走行プログラムをすべて消化することができた。午後のセッションでは、縁石にぶつかってフロアに少し傷ができたので、フロアを交換しなければならなかった。それでも、僕たちは価値ある情報を収集することができた。これからデータを詳しくみながら、今日のテスト結果、および明日に向けてなにができるのかを確認する。今日は、0.2~0.3秒のタイム差で拮抗するドライバーが7~8人いた。僕たちがこの集団の中で上位または下位につけるのかは、明日明らかになると思っている。最後に、土日は不安定な天気になるようだ。チャンピオンシップ争いをしていない限り、予期せぬ雨は常にうれしいものだ。雨が降ることでどう転ぶのかはわからないが、失うものがあまりないときは、大抵、有利に働くものだと思っている」

    9番手:ニコ・ヒュルケンベルグ (ルノー)

    「僕にとって午後は順調に進んだ。FP2しか走れなかったので、ちょっとキャッチアップしなければならなかったけど、かなり素早く対応することができた。ウルトラソウトタイヤではそれなりの走行ができたけど、硬い方のコンパウンドでのロングランはちょっとチャレンジングだった。クルマのバランスにちょっと苦しんでいたし、全体的なパッケージを改善するためにもう少し土台を固めていかなければならない」

    10番手:ロマン・グロージャン (ハース)

    「良い一日だった。午前中はパンクに見舞われたけど、午後はいい感じだった。クルマにいくつかのものを投入しているし、今夜それに完成させるためにいくつか作業がある。でも、全体的にかなりフィーリングはいい」

    関連:
    ・【動画】 F1オーストリアGP フリー走行2回目 ダイジェスト
    ・【動画】 F1オーストリアGP フリー走行1回目 ダイジェスト

  • F1 最年少表彰台 トップ10

    F1 最年少表彰台 トップ10

    2017年 第9戦 F1アゼルバイジャンGPで今年ウィリアムズからF1デビューしたルーキーのランス・ストロールが3位表彰台を獲得した。

    ランス・ストロールは、F1の最年少表彰台記録で2位となる18歳239日で表彰台に立った。

    そこで、現在のF1史上最年少表彰台トップ10を振り返る。

    10位:ブルース・マクラーレン … 21歳322日 (1959年イギリスGP)

    ブルース・マクラーレン (21歳322日)

    1959年にクーパーでF1デビューを果たしたブルース・マクラーレンは、第5戦イギリスGPで3位表彰台を獲得してF1最年少表彰台記録を樹立。最終戦アメリカGPではF1最年少優勝を達成。この記録は2003年にフェルナンド・アロンソが優勝するまで44年間塗り替えられることはなかった。後にマクラーレンを設立。


    9位:エリオ・デ・アンジェリス … 21歳307日 (1980年ブラジルGP)

    エリオ・デ・アンジェリス (21歳307日)

    1979年にシャドウでF1デビューを果たしたイタリア人ドライバーのアンジェレリスは、翌年ロータスに移籍。第2戦ブラジルGPにて2位表彰台を獲得。31年間にわたるブルース・マクラーレンの記録を破った。


    8位:ラルフ・シューマッハ … 21歳287日 (1997年アルゼンチンGP)

    ラルフ・シューマッハ (21歳287日)

    1997年にジョーダンでF1デビューを果たしたラルフ・シューマッハは、第3戦アルゼンチンGPで3位フィニッシュ、F1参戦からわずか3戦目で表彰台に上った。だが、チームメイトのジャン・カルロ・フィジケラに絡んでリタイアに追いやっての表彰台だった。ちなみに兄のミハエル・シューマッハの初表彰台は23歳79日。


    7位:ロバート・クビサ … 21歳278日 (2006年イタリアGP)

    ロバート・クビサ (21歳278日)

    2006年にジャック・ヴィルヌーヴに代わって第13戦ハンガリーGPで急遽F1デビュー。デビュー戦では後にマシン重量規定違反で失格となったが7位でフィニッシュ。そして第15戦イタリアGPで3位でフィニッシュし、デビュー3戦目で表彰台を獲得した。


    6位:フェルナンド・アロンソ … 21歳237日 (2003年マレーシアGP)

    フェルナンド・アロンソ (21歳237日)

    2001年に19歳でミナルディでF1デビューしたフェルナンド・アロンソ。翌年、ルノーのテストドライバーを務めた後、2003年にレギュラードライバーに昇格。第2戦マレーシアGP予選において、当時の史上最年少ポールポジション記録(21歳236日)を更新。翌日の決勝では3位でチェッカーを受けて、44年ぶりに最年少表彰台記録を更新した。


    5位:ケビン・マグヌッセン … 21歳162日 (2014年オーストラリアGP)

    ケビン・マグヌッセン (21歳162日)

    マクラーレンの育成ドライバーだったケビン・マグヌッセンは、2013年にフォーミュラ・ルノー3.5でチャンピオンを獲得して翌年にマクラーレンでF1デビュー。デビュー戦となった開幕戦オーストラリアGPでいきなり表彰台を獲得。さらに2位のダニエル・リカルドの失格により2位に繰り上がった。デビュー戦での表彰台は、同じくマクラーレンからデビューした2007年のルイス・ハミルトン以来だった。


    4位:ダニール・クビアト … 21歳91日 (2015年ハンガリーGP)

    ダニール・クビアト (21歳91日)

    2013年にGP3チャンピオンを獲得したダニール・クビアトは、19歳でトロ・ロッソのF1シートを獲得。デビュー戦となる開幕戦オーストラリアGPで9位入賞し、当時の史上最年少の入賞記録を塗り替えた(19歳324日)。翌年、レッドブルに移籍したクビアトは第10戦ハンガリーGPで2位フィニッシュして、初表彰台を獲得した。


    3位:セバスチャン・ベッテル … 21歳73日 (2008年イタリアGP)

    セバスチャン・ベッテル (21歳73日)

    2007年のカナダGPで大クラッシュしたロバート・クビサの代役として第7戦アメリカGPでF1デビュー。デビュー戦で8位入賞を果たし、当時の最年少入賞記録を更新(19歳349日)。第11戦ハンガリーGPからはトロ・ロッソのレギュラードライバーとして参戦。翌2008年の第14戦イタリアGPでは、21歳72日でF1史上最年少ポールポジション、21歳73日で当時の最年少優勝・最年少表彰台および最年少ポール・トゥ・ウィンを記録した。この優勝は、トロ・ロッソ、さらにはレッドブル・ファミリーにとってF1での初優勝だった。


    2位:ランス・ストロール … 18歳239日 (2017年アゼルバイジャンGP)

    ランス・ストロール (18歳239日)

    億万長者の父による援助でF1デビューの道が切り開かれたことに批判の声もあるランス・ストロールだが、今年18歳でウィリアムズからF1デビューしたストロールは、第8戦カナダGPで初ポイント、続く第9戦アゼルバイジャンGPで3位表彰台を獲得した。フィニッシュライン直前に抜かれて0.105秒で2位を逃したが、ルーキーイヤーでの最年少表彰台を記録した。


    1位:マックス・フェルスタッペン … 18歳228日 (2016年スペインGP)

    マックス・フェルスタッペン (18歳228日)

    2015年のトロ・ロッソでのF1デビューが発表された当時は16歳だったマックス・フェルスタッペン。デビュー戦の開幕戦オーストラリアGPでは史上最年少出走を記録。第2戦マレーシアGPでは7位フィニッシュし、最年少入賞(17歳180日)も記録した。この記録はF1デビューを18歳以上に定めるレギュレーション変更によって破れられることはなくなった。翌2016年の第4戦ロシアGP後にダニール・クビアトに代わってレッドブルに昇格。レッドブルでのデビュー戦となった第5戦スペインGPでF1初優勝。セバスチャン・ベッテルの最年少表彰台・最年少優勝を大きく塗り替えた。

  • F1 アゼルバイジャンGP 決勝:トップ10ドライバーコメント

    F1 アゼルバイジャンGP 決勝:トップ10ドライバーコメント

    2017年 フォーミュラ1 第8戦 アゼルバイジャンGP 決勝が25日(日)にバクー・シティ・サーキットで行われた。

    優勝はレッドブルのダニエル・リカルド。序盤にデブリを拾って緊急ピットインを強いられてことで大きく順位を落としたリカルドだが、上位勢に波乱が起こったレースで着実に順位を上げてトップでチェッカー。レッドブルに今シーズン初優勝をもたらした。

    2位にはバルテリ・ボッタス(メルセデス)。オープニングラップで接触し、後方に下がったものの、その後はファステストラップを連発し、最終ラップのチェッカー直前でオーバーテイクしての2位となった。3位は今年F1デビューを果たしたウィリアムズのランス・ストロールが入り、初表彰台を獲得した。マクラーレン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが9位でフィニッシュして今シーズン初ポイントを獲得した。

    優勝:ダニエル・リカルド (レッドブル)

    「退屈な勝利など経験したことはないし、今日も確実にそんな勝利ではなかった。多くの混乱や赤旗の後、表彰台は手が届きそうだと感じていた。でも、ルイスがピットに入らなければならず、セブにぺナルティが科せられたことで、勝利は可能だとわかった。昨日、予選でミスして、10番手スタートになった後、今日はノーミスでレースにして、チャンスを最大に生かすつもりだと言ったけど、今日の僕たちはやれることを全てやれたと思う。レース序盤に予定外のピットストップをしなければならなくなったときは、表彰台や優勝の確立はかなり下がってしまったし、17番手まで後退していたと思う。その後、状況がかなりうまく進んだし、リスタート毎にポジションを上げられることができた。最後のリスタートが最も重要だった。ストロールとヒュルケンベルグ、マッサ、僕の4人全員がほぼフォーワイドになって、何とか3番手になれた。ある意味、あれが勝利の決め手になったと思う。ギャップを確認して、できる限りブレーキを遅らせられるように全力を尽くして、あのポジションを得ることができた。今日はマックスにとっては本当に残念だったけど、この勝利を手に入れられたことはチームの全員にとって素晴らしいことだ。僕たちにとって今週末は全体的に良かったと思うし、すぐに2人揃って表彰台に上れることを願っている。なんて日だ。クレイジーだ。だんだん実感が湧いてきているよ」

    2位:バルテリ・ボッタス (メルセデス)

    「今日はクレイジーなレースだった。僕にとって特にね。1周目のキミと接触してパンクしてしまった。周回遅れになってしまったし、セーフティカー中に集団を追い抜かなければならなかった。その後の2回目のセーフティカーには本当に助けられたし、そこからは徐々にポジションを上げていった。今日の一番の目標は勝利を争うことだったけど、1周目でその可能性はなくなってしまった。実際、一時は最後尾まで落ちていた。でも、集中して、全てを出し尽くして、全てのコーナーで本当に最大限を尽くそうと頑張った。勝利は手に入れられなかったけど、あの位置からの2位は素晴らしい気分だ。チームにとって重要なことは、フェラーリとのバトルでより多くのポイントを獲得したことだ。そして僕も自分のために多くのポイントを稼ぐことができた」

    3位:ランス・ストロール (ウィリアムズ)

    「今はとにかく言葉にならない。本当に忙しいレースだったし、多くのことが起こったけど、チームは無線で冷静さを保たせてくれたし、ペースは良かった。僕たちは最後までそれをやり遂げて、トラブルを避けることができた。まだ何が起こったのか信じられないよ。フィニッシュラインを通過するギリギリまでサイド・バイ・サイドの接戦になって最後の最後でバルテリに行かれてしまった。今週末は表彰台に立てるなんて考えてもいなかった。驚くべき気分だし、僕にとって夢が実現した。でも、今日実現できたのはチームの努力のおかげだし、これを実現してくれたみんなには感謝してもし切れない。フェリペと一緒に祝えなかったのは本当に残念だ。そうなっていたら最高だった。彼に問題が発生しなければ、僕と一緒にあの場所に立っていたと確信している」

    4位:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)

    「まず第一に、今日、クルマはとても良かったと思う。レースでのペースは強力だった。僕たちがあちことで少し失っているのを目にしたと思うけど、全体的には良いレースだった。スタートはとても忙しかったし、バルテリはとてもアグレッシブだった。セーフティカー後のリスタートで起こったことに関してだけど、自分がペナルティを受けて、ルイスが受けなかった理由がわからない。もっと良い結果を出せたはずなので残念だ。ルイスとは問題はないけど、彼がコース上でやったことはOKだとは思わない。もう決定したことだけど、このようなエピソードではペナルティを科すなら両方のドライバーに科すべきだと思っている」

    5位:ルイス・ハミルトン (メルセデス)

    「力強い週末を過ごしていたので、このような結果を受け入れるのは難しい。今日はフィニッシュまで全力で走った。全てを出し尽くした。チームがヘッドレストの問題についてショックを受けているのはわかっているけど、僕たちは今週末、素晴らしいパフォーマンスを示した。僕たち全員が痛みを感じている。でも、僕は自分の考えをまとめて、この逆境を通してチームをリードしなければいけない。僕たちは団結し、前進していく。自分のパフォーマンスを誇りに思うし、今週末僕たちが示したスピードを生かせることを願っている。僕はセバスチャンにブレーキテストなど絶対にしていない。僕はセーフティカーの後ろでペースをコントロールしていたし、他のリスタートと全く同じようにターン15のエントリーの同じ場所でスローダウンした。あの時点でペースをコントロールする権利は僕にあった。そして、後ろから衝撃を感じたんだ。でも、問題はそこではない。その後に何が起きたかはみんながはっきりと目にしたはずだ。他のシリーズの若い子たちがチャンピオンをお手本としている。あれは複数のチャンピオンを獲得している人がやるべき行為ではない。苦しい時こそ人の本性が現れるものだ。僕たちはこの数週間、良いプレッシャーをかけることができている。個人的に僕はコース上で自分を表現したいし、正しいやり方でこのチャンピオンシップに勝ちたい。今週末を終えて、できるという自信がさらに強まった」

    6位:エステバン・オコン (フォース・インディア)

    「こんなに忙しいレースの後で感情を要約するのは難しい。僕たちのパフォーマンスには満足してはいるけど、今日あったはずの可能性を実現できなかったことに失望もしている。チームメイトとの事故は決していいことではないし、それは僕たち二人に高くついた。二人とも多くのタイムとポジションを失った。幸いにも僕はリカバリーできたし、多くのクルマをオーバーテイクして、チームのために重要なポイントを獲得できた。内部的に状況を魏トンして、何が起こったのか見てみるつもりだけど、リスタートでお互いに接戦のときはあのようなことは起こるものだ。リスタート時にセルジオはターン1にとても深く入って、僕は彼のインサイドにいた。彼はターン1とターン2の間で絞ってきて、僕たちはターン2にいたイン側にいた。彼はコーナーのアウト側から抵抗しようとして僕たちは接触した。一緒に見直して、もっと理解を深める必要がある。今後二度と起こるべきではないことなのは確かだ」

    7位:ケビン・マグヌッセン (ハース)

    「セーフティカー、赤旗など、クレイジーなレースだった。本当に多くのことが起こった。僕はトラブルを避けることができたし、クルマのバランスも良かった。クルマのハンドリングは週末ずっといい感じだった。ブレーキにいくつか問題を抱えていたし、このトラックではコンペティティブではなかったし、レイアウトも僕たちには合っていなかった。7位フィニッシュできたのはかなり良かった。一時は3番手にいて、ちょっと興奮してしまった。レースは楽しかったし、素晴らしい午後だった」

    8位:カルロス・サインツ (トロ・ロッソ)

    「なんてクレイジーなレースだ! スタートからすでに難しかった。ターン1に着いたとき、ダニールがコースに復帰してくるのが見えて、彼とのクラッシュを素早く避けなければならなかった。クラッシュしていたらチームにとって大惨事だったね! スピンしてしまったけど、払わなければならない犠牲だった。それ以降は落ち着いて耐え続けたし、ミスを犯すことなく最後尾から8番手まで挽回した。かなり多くのことが起こったので、集中し続けるのが難しかったと言わなければならない。セーフティカー、赤旗… だから、最終的に今日の結果には満足していると言えるよ!」

    9位:フェルナンド・アロンソ (マクラーレン・ホンダ)

    「僕たちの競争力が最も劣るサーキットの一つで、ペナルティーのために19番手からスタートしたにもかかわらず、今季初のチャンピオンシップポイントを獲得したことは信じられない結果だ。全くのサプライズだった。レースが僕たちにとって有利な展開になったのは、何台ものリタイアと、多くのアクシデントがあったためだ。僕自身はあちこちでウォールにかすりながらも、なんとかクラッシュせずに済んだ。それでも、今日は表彰台、もしくは勝利さえもかけて戦える可能性はあったと思う。最初にセーフティカーが導入された際には、ダニエル・リカルド(レッドブル)の後方にいた。その後、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がヘッドレストに問題を抱え、ピットストップを余儀なくされた。セバスチャン・ベッテルはペナルティーを科せられ、キミ・ライコネン(フェラーリ)はリタイア。そして、フォース・インディアの2台はチームメート同士で接触した。その結果、僕たちは自動的にいいポジションに繰り上がった。僕たちがさらなるチャンスを得られなかったのは、レースで十分なスピードがなく、そのポジションを守ることができなかったためだ。ただ、今日はシーズン初のポイントとなる2ポイントを獲得した。そのポイントは遠慮なくもらおう」

    10位:パスカル・ウェーレイン (ザウバー)

    「10位に満足している。昨日の予選でQ2に進出し、今日チームのためにポイントを獲得できたことは間違いなく僕たちが今週末に予想していたよりも良い結果だ。レースは何度かの中断によって決まったし、僕たちは次のレースへの予想に現実的なままでいなければならない。僕たちは改善を果たしているけど、通常の状況ではポイントを獲得することはできなかっただろう。それでも、10位はチームの素晴らしい頑張りのおかげだ。僕たちは全力を尽くしたし、最も必要なときに献身を示した」

    関連:【動画】 F1アゼルバイジャンGP 決勝 ダイジェスト