カテゴリー: F1ドライバー

  • 2026年第2回F1バーレーンテスト2日目 誰が走る?ドライバー走行予定

    2026年第2回F1バーレーンテスト2日目 誰が走る?ドライバー走行予定

    2026年第2回F1バーレーンテストは2月18日(水)から20日(金)までの3日間で実施される。ここでは2日目(2月19日・木曜)のドライバー走行予定を整理する。

    各日とも現地時間10時~14時/15時~19時(日本時間16時~20時/21時~25時)の2セッション制で行われる。

    ■ マクラーレン
    ランド・ノリス(午前) / オスカー・ピアストリ(午後)

    ■ メルセデス
    ジョージ・ラッセル(午前) / アンドレア・キミ・アントネッリ(午後)

    ■ レッドブル・レーシング
    マックス・フェルスタッペン

    ■ フェラーリ
    ルイス・ハミルトン

    ■ ウィリアムズ
    アレクサンダー・アルボン

    ■ レーシングブルズ
    リアム・ローソン

    ■ アストンマーティン
    フェルナンド・アロンソ

    ■ ハースF1チーム
    オリバー・ベアマン(午前) / エステバン・オコン(午後)

    ■ アウディ
    ガブリエル・ボルトレト(午前) / ニコ・ヒュルケンベルグ(午後)

    ■ アルピーヌ
    フランコ・コラピント

    ■ キャデラックF1チーム
    バルテリ・ボッタス(午前) / セルジオ・ペレス(午後)

    1日目との違い
    2日目は、1日目と比べて“1日通し”で走行するドライバーが増えている点が特徴だ。

    レッドブル・レーシングは初日のアイザック・ハジャーからマックス・フェルスタッペンへ交代。ウィリアムズは初日の午前・午後分担から一転し、アレクサンダー・アルボンが通しで担当する。

    レーシングブルズ、アストンマーティン、アルピーヌもそれぞれ単独担当に変更。フェラーリは初日の午前・午後分担から、2日目はルイス・ハミルトンが1日を通して走行する構成となった。

    一方でマクラーレンとメルセデスは引き続き午前・午後で分担。ハースF1チーム、アウディ、キャデラックF1チームもセッションごとの交代制を維持している。

    2日目はロングランやレースシミュレーション色が強まる可能性が高く、通し担当の増加はデータ蓄積を優先する意図を示しているとも言えそうだ。

  • 2026年F1マシンのスタート論争 ベテラン勢が危険論を一蹴

    2026年F1マシンのスタート論争 ベテラン勢が危険論を一蹴

    2026年F1レギュレーションのもとで導入された新世代ハイブリッドパワーユニットにより、スタート手順の変化が安全面に影響を及ぼすのではないかとの懸念が浮上している。しかし、バーレーンでのプレシーズンテスト後、ベテランドライバーたちはその見方を否定した。

    模擬スタート練習では、一部のドライバーが十分な発進を行えず、グリッド上でのばらつきが確認された。

    新エンジンではパワー配分が50対50となり、発進時にもバッテリー残量の確保とエンジン回転の管理が求められるためだ。これによりスタートのばらつきが危険につながるのではないかという議論が起きていた。

    バーレーンテスト第2週初日の午前走行後に行われた記者会見で、バルテリ・ボッタスは懸念を一蹴した。

    「正直なところ、以前より危険だとは思わない」とボッタスは語った。

    「主な違いは、今はホールド回転をより長く維持していることだ。それについては何か解決策を見つける必要があると思う」

    「唯一の懸念は、例えば決勝でグリッド後方にいる場合だ。ホールド回転を上げ始めた時点で、すでにスタートライトのシーケンスが始まっているかもしれない。ライトが消える前にターボを十分に回す時間が足りない可能性がある。それは後方のドライバーにとっての問題だ」

    「それ以外については、僕たちは解決策を見つけるだろう。ホールド回転が長くなること自体に危険な要素は見ていない」

    フォーミュラ1カー

    現在の2026年型マシンでは、発進時であってもエンジン回転とエネルギー回生の完璧なバランスが求められている。

    ルイス・ハミルトンもボッタスの見解に同調した。

    「間違いなく危険ではない」とハミルトンは語った。

    「その“危険”という言い方は外した方がいい。ただ手順が違うだけだ。以前より長い手順になったということだ」

    「今のやり方では、5つのライトが点灯しても、消えるまで僕たちは少し長くそこに立っていることになるだろう。でもターボが回っていなくても発進はできる」

    「アンチストールが何度か作動する可能性はあるだろう。そこが一部のドライバーにとっては問題になるかもしれない」

    「でも危険だとは思わない」

    一方、マックス・フェルスタッペンは真面目な見解は示さなかったものの、冗談交じりにこう述べた。

    「いつでもピットレーンからスタートすればいい」とフェルスタッペンは笑った。

    「後方集団に追いつけばいいんだ。それで問題ない」

  • 2026年F1バーレーンテスト第2週 誰がいつ走る?全ドライバー走行予定

    2026年F1バーレーンテスト第2週 誰がいつ走る?全ドライバー走行予定

    2026年F1プレシーズンテスト第2週が、バーレーン・インターナショナル・サーキットで2月18日(水)から20日(金)までの3日間にわたって行われる。開幕戦を前にした最終テストとして、各チームが信頼性確認とセットアップの最終調整を進める重要なセッションとなる。

    各日とも午前・午後の2セッション制(各4時間)で実施され、現地時間は午前10時~14時、午後15時~19時(日本時間16時~20時/21時~25時)に走行が行われる。

    以下が第2週の全ドライバー走行予定だ。

    ■ マクラーレン
    2月18日(水):ランド・ノリス(午前) / オスカー・ピアストリ(午後)
    2月19日(木):ランド・ノリス(午前) / オスカー・ピアストリ(午後)
    2月20日(金):オスカー・ピアストリ(午前) / ランド・ノリス(午後)

    ■ メルセデス
    2月18日(水):アンドレア・キミ・アントネッリ(午前) / ジョージ・ラッセル(午後)
    2月19日(木):ジョージ・ラッセル(午前) / アンドレア・キミ・アントネッリ(午後)
    2月20日(金):アンドレア・キミ・アントネッリ(午前) / ジョージ・ラッセル(午後)

    ■ レッドブル・レーシング
    2月18日(水):アイザック・ハジャー
    2月19日(木):マックス・フェルスタッペン
    2月20日(金):アイザック・ハジャー(午前) / マックス・フェルスタッペン(午後)

    ■ フェラーリ
    2月18日(水):シャルル・ルクレール(午前) / ルイス・ハミルトン(午後)
    2月19日(木):未定
    2月20日(金):未定

    ■ ウィリアムズ
    2月18日(水):アレクサンダー・アルボン(午前) / カルロス・サインツJr.(午後)
    2月19日(木):アレクサンダー・アルボン
    2月20日(金):カルロス・サインツJr.

    ■ レーシングブルズ
    2月18日(水):アービッド・リンドブラッド(午前) / リアム・ローソン(午後)
    2月19日(木):リアム・ローソン
    2月20日(金):アービッド・リンドブラッド

    ■ アストンマーティン
    2月18日(水):ランス・ストロール(午前) / フェルナンド・アロンソ(午後)
    2月19日(木):フェルナンド・アロンソ
    2月20日(金):ランス・ストロール

    ■ ハースF1チーム
    2月18日(水):エステバン・オコン(午前) / オリバー・ベアマン(午後)
    2月19日(木):オリバー・ベアマン(午前) / エステバン・オコン(午後)
    2月20日(金):エステバン・オコン(午前) / オリバー・ベアマン(午後)

    ■ アウディ
    2月18日(水):ニコ・ヒュルケンベルグ(午前) / ガブリエル・ボルトレト(午後)
    2月19日(木):ガブリエル・ボルトレト(午前) / ニコ・ヒュルケンベルグ(午後)
    2月20日(金):ニコ・ヒュルケンベルグ(午前) / ガブリエル・ボルトレト(午後)

    ■ アルピーヌ
    2月18日(水):ピエール・ガスリー(午前) / フランコ・コラピント(午後)
    2月19日(木):フランコ・コラピント
    2月20日(金):ピエール・ガスリー

    ■ キャデラックF1チーム
    2月18日(水):セルジオ・ペレス(午前) / バルテリ・ボッタス(午後)
    2月19日(木):バルテリ・ボッタス(午前) / セルジオ・ペレス(午後)
    2月20日(金):セルジオ・ペレス(午前) / バルテリ・ボッタス(午後)

    開幕前最後の3日間。ロングラン、エネルギーマネジメント、そして信頼性確認が中心となるが、タイムアタックの兆候が見えれば勢力図を占う重要なヒントにもなる。各チームがどのタイミングで“手の内”を明かすのかにも注目が集まる。

    バーレーングランプリ 2026年のF1世界選手権

  • 2026年F1マシンで1速多用 ドライバーが違和感を抱く新PUの代償

    2026年F1マシンで1速多用 ドライバーが違和感を抱く新PUの代償

    2026年F1レギュレーションのもとで導入された新世代パワーユニットは、ドライビングスタイルそのものに変化を強いている。エネルギー回生とターボラグ対策を優先する設計思想が、これまでの常識とは異なるギア選択を求めているからだ。

    特に顕著なのが、従来なら2速や3速で進入していたコーナーで1速を使うケースが増えている点である。

    効率的な回生と、1周あたり最大8.5MJという使用可能エネルギー上限に到達するための“必要な犠牲”だが、ドライバーにとっては決して歓迎できるものではない。

    なぜ1速が必要になるのか
    2026年型パワーユニットは、350kWのMGU-Kを搭載しながらもバッテリー容量はほぼ据え置きとなっている。このため、回生とエネルギーマネジメントはこれまで以上に重要な要素となった。

    バーレーン・インターナショナル・サーキットのように強いブレーキングポイントが多いコースでは回生機会はあるものの、4本の長いストレートが存在するため、ストレートでの電力消費を補うためにコーナー進入や旋回中の回生効率を最大化する必要がある。

    その結果、一部チームは従来よりも低いギアを選択。エンジン回転数を高く保つことでターボを回し続け、MGU-H廃止によって再び顕在化したターボラグを抑制しようとしている。

    ジョージ・ラッセルはこう語った。

    「今バーレーンでは、通常ならターン1は3速で進入する。でも今は1速を使わなければならない。エンジン回転を高く保ち、ターボを回し続けるためだ。おそらくこれが最も厄介で、直感に反する部分だ」

    “サイドブレーキ”のような違和感
    なぜこれほど違和感があるのか。理由は減速時の挙動にある。

    低いギアに落とすほど、いわゆるエンジンブレーキ効果が強くなり、ドライバーには“サイドブレーキが引かれた”ような感覚が生じる。そこに強化された電動回生が加わるため、リア側の挙動は極めて繊細になる。

    ブレーキ・バイ・ワイヤ(BBW)はすでに10年以上使用されてきたが、今回は電動成分の比率がさらに増大。リアブレーキディスクも小型化され、より多くの減速エネルギーが電動回生へと振り分けられている。

    その結果、ブレーキングは一定ではなく、ピークから徐々にリリースしていく多段階的な挙動になる。エンジンブレーキ、回生量、ブレーキバランスを総合的に制御しなければならず、マシンバランスは極めてデリケートだ。

    バルセロナ、サクヒールの両テストでロックアップが多発したのも、この調整がまだ最適化途上にあるためである。

    フォーミュラ1カー

    コーナー出口での“副作用”
    1速で進入するということは、出口で強大なトルクを抱えることも意味する。エンジンは高回転域を維持し、そこに電動パワーが重なるため、特に低グリップ時にはリアタイヤへの負担が大きい。

    そのため、ドライバーは従来とは異なるライン取りやアクセルワークを強いられる。特にタイヤが摩耗した状態では、リアが動きやすく、過熱リスクも増大する。

    ラッセルは日常の例えで説明した。

    「スーパーに向かう途中、ロータリーを3速で入ろうとする。でも隣の人が突然“1速に入れて”と言うようなものだ。突然エンジン回転が跳ね上がる。普通の速度で走っていて、ロータリーを1速で入ることはない」

    「理論上は3速のほうがコーナーは速い。でもそうするとストレートで大きく失う。今はその全体バランスを学んでいる段階だ」

    “必要だが不快な犠牲”
    2026年F1は、単純なラップタイム最適化ではなく、周回全体でのエネルギー収支最適化が勝負を分ける時代に入った。

    1速多用は直感に反する。コーナリング単体では非効率であり、ドライバーの感覚にも合わない。しかしストレートでの失速を防ぐためには不可欠である。

    それはまさに“飲み込みづらい犠牲”だが、現在のレギュレーション下では避けて通れない選択なのである。

  • 2026年F1バーレーンテスト3日目 誰が走る?ドライバー走行予定

    2026年F1バーレーンテスト3日目 誰が走る?ドライバー走行予定

    2026年F1バーレーンテスト第1週は最終日を迎える。初日と2日目で各チームが信頼性確認や基本セットアップの比較を進めたなか、3日目はロングランや最終的なデータ取得が焦点となるだろう。

    午前・午後の2セッション制で行われる最終日の走行予定ドライバーは以下の通り。

    2月13日(金)走行予定ドライバー
    ■ マクラーレン
    オスカー・ピアストリ(終日)

    ■ メルセデス
    ジョージ・ラッセル(午前)
    アンドレア・キミ・アントネッリ(午後)

    ■ レッドブル・レーシング
    マックス・フェルスタッペン(午前)
    アイザック・ハジャー(午後)

    ■ フェラーリ
    ルイス・ハミルトン(終日)

    ■ ウィリアムズ
    カルロス・サインツJr.(午前)
    アレクサンダー・アルボン(午後)

    ■ レーシングブルズ
    リアム・ローソン(終日)

    ■ アストンマーティン
    ランス・ストロール(終日)

    ■ ハースF1チーム
    オリバー・ベアマン(午前)
    エステバン・オコン(午後)

    ■ アウディ
    ガブリエル・ボルトレト(午前)
    ニコ・ヒュルケンベルグ(午後)

    ■ アルピーヌ
    フランコ・コラピント(終日)

    ■ キャデラックF1チーム
    バルテリ・ボッタス(午前)
    セルジオ・ペレス(午後)

    最終日に向けた走行配分の狙い
    3日目は新たに初走行を迎えるドライバーはいない。全ドライバーがすでに初日または2日目にステアリングを握っており、最終日は評価の仕上げに重点が置かれる構成となっている。

    レッドブル・レーシングは午前にマックス・フェルスタッペン、午後にアイザック・ハジャーを配置。データ比較を明確に分ける形で最終確認を進める。

    メルセデスも午前ジョージ・ラッセル、午後アンドレア・キミ・アントネッリと分担。両ドライバーのフィードバックを揃えた上で最終日の比較作業を行う構成だ。

    マクラーレン、フェラーリ、レーシングブルズ、アストンマーティン、アルピーヌは終日担当を置き、ロングラン重視の流れが見える。テスト最終日は短期的なセットアップ変更よりも、一貫した走行によるデータ取得が優先される傾向にある。

    3日間の総仕上げとなるこの日は、単なる周回数以上に、各チームがどのドライバーに最終判断を託すかという点も注目ポイントとなる。

  • 2026年F1バーレーンテスト2日目 誰が走る?ドライバー走行予定

    2026年F1バーレーンテスト2日目 誰が走る?ドライバー走行予定

    2026年F1プレシーズンテスト第1週は2日目を迎え、各チームが本格的なデータ収集フェーズへと入る。初日は信頼性確認やシステムチェックが中心となったが、2日目はロングランやセットアップ比較が本格化する可能性が高い。

    バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われる走行は、午前と午後の2セッション制。各チームはドライバーを分担する構成とし、開幕戦に向けた準備を進める。

    2日目に初走行を迎えるドライバーたち
    テスト2日目は、初日にステアリングを握らなかったドライバーが本格的に走行を開始する一日でもある。各チームが1日目に信頼性確認やシステムチェックを優先したのに対し、2日目は走行機会が分散され、評価対象が広がる。

    マクラーレンではランド・ノリスが終日を担当。初日はオスカー・ピアストリが午前を走行しており、ノリスにとっては今回が初の本格的なテストセッションとなる。

    レッドブル・レーシングではアイザック・ハジャーが終日を担当。初日はマックス・フェルスタッペンが両セッションを走行しており、ハジャーにとっては2026年仕様車での初公式テストとなる。

    アストンマーティンではフェルナンド・アロンソが終日走行予定。初日はランス・ストロールが担当しており、アロンソは2日目が初走行となる。

    ハースF1チームではオリバー・ベアマンが終日を担当。初日はエステバン・オコンが走行しており、ベアマンにとっても今回が初セッションとなる。

    そのほか、各チームで午前・午後に分担されるドライバーも含め、2日目は実質的に多くのドライバーが初めて2026年型マシンの公式テスト走行を行う重要な日となる。

    2月12日(木)走行予定ドライバー

    ■ マクラーレン
    ランド・ノリス(終日)

    ■ メルセデス
    アンドレア・キミ・アントネッリ(午前)
    ジョージ・ラッセル(午後)

    ■ レッドブル・レーシング
    アイザック・ハジャー(終日)

    ■ フェラーリ
    シャルル・ルクレール(終日)

    ■ ウィリアムズ
    アレクサンダー・アルボン(午前)
    カルロス・サインツJr.(午後)

    ■ レーシングブルズ
    リアム・ローソン(午前)
    アービッド・リンドブラッド(午後)

    ■ アストンマーティン
    フェルナンド・アロンソ(終日)

    ■ ハースF1チーム
    オリバー・ベアマン(終日)

    ■ アウディ
    ニコ・ヒュルケンベルグ(午前)
    ガブリエル・ボルトレト(午後)

    ■ アルピーヌ
    ピエール・ガスリー(終日)

    ■ キャデラックF1チーム
    セルジオ・ペレス(午前)
    バルテリ・ボッタス(午後)

    2日目は各チームのロングラン傾向やエネルギーデプロイメントの挙動がより明確になる可能性があり、勢力図を占う重要な一日となる。

  • 2026年F1バーレーンテスト第1週 誰がいつ走る?全ドライバー走行予定

    2026年F1バーレーンテスト第1週 誰がいつ走る?全ドライバー走行予定

    2026年F1プレシーズンテスト第1週が、2月11日(水)からバーレーン・インターナショナル・サーキットで開幕する。新レギュレーション下で初の公式テストとなり、各チームにとってマシンの信頼性、エネルギーマネジメント、空力コンセプトの初期評価を行う重要な3日間となる。

    1月末のバルセロナでの非公開シェイクダウンでは10チームが走行を実施し、ウィリアムズのみが参加できなかった。最終日はルイス・ハミルトンが最速タイムを記録したが、非公開テストのため公式記録は残されていない。

    テスト日程と放送時間
    走行時間は現地時間10時から19時まで(日本時間16時から翌1時)。最終1時間は中継対象となり、各日の総括番組も予定されている。

    2026年F1バーレーンテスト 走行予定一覧
    ■ マクラーレン
    2月11日(水):オスカー・ピアストリ(午前) / ランド・ノリス(午後)
    2月12日(木):ランド・ノリス
    2月13日(金):オスカー・ピアストリ

    ■ メルセデス
    2月11日(水):ジョージ・ラッセル(午前) / アンドレア・キミ・アントネッリ(午後)
    2月12日(木):アンドレア・キミ・アントネッリ(午前) / ジョージ・ラッセル(午後)
    2月13日(金):ジョージ・ラッセル(午前) / アンドレア・キミ・アントネッリ(午後)

    ■ レッドブル・レーシング
    2月11日(水):マックス・フェルスタッペン
    2月12日(木):アイザック・ハジャー
    2月13日(金):マックス・フェルスタッペン(午前) / アイザック・ハジャー(午後)

    ■ フェラーリ
    2月11日(水):ルイス・ハミルトン(午前) / シャルル・ルクレール(午後)
    2月12日(木):未定
    2月13日(金):未定

    ■ ウィリアムズ
    2月11日(水):カルロス・サインツJr.(午前) / アレクサンダー・アルボン(午後)
    2月12日(木):アレクサンダー・アルボン(午前) / カルロス・サインツJr.(午後)
    2月13日(金):カルロス・サインツJr.(午前) / アレクサンダー・アルボン(午後)

    ■ レーシングブルズ
    2月11日(水):アービッド・リンドブラッド
    2月12日(木):リアム・ローソン(午前) / アービッド・リンドブラッド(午後)
    2月13日(金):リアム・ローソン

    ■ アストンマーティン
    2月11日(水):ランス・ストロール
    2月12日(木):フェルナンド・アロンソ
    2月13日(金):ランス・ストロール

    ■ ハースF1チーム
    2月11日(水):エステバン・オコン
    2月12日(木):オリバー・ベアマン
    2月13日(金):オリバー・ベアマン(午前) / エステバン・オコン(午後)

    ■ アウディ
    2月11日(水):ガブリエル・ボルトレト(午前) / ニコ・ヒュルケンベルグ(午後)
    2月12日(木):ニコ・ヒュルケンベルグ(午前) / ガブリエル・ボルトレト(午後)
    2月13日(金):ガブリエル・ボルトレト(午前) / ニコ・ヒュルケンベルグ(午後)

    ■ アルピーヌ
    2月11日(水):フランコ・コラピント(午前) / ピエール・ガスリー(午後)
    2月12日(木):ピエール・ガスリー
    2月13日(金):フランコ・コラピント

    ■ キャデラックF1チーム
    2月11日(水):バルテリ・ボッタス(午前) / セルジオ・ペレス(午後)
    2月12日(木):セルジオ・ペレス(午前) / バルテリ・ボッタス(午後)
    2月13日(金):バルテリ・ボッタス(午前) / セルジオ・ペレス(午後)

    バーレーングランプリ

    各チームの起用戦略
    ドライバーを午前・午後で分割するチームと、1日単位で担当させるチームに分かれている点が特徴的だ。レッドブル・レーシングは初日にマックス・フェルスタッペンへ集中させ、木曜をアイザック・ハジャーに充てる構成。マクラーレンはノリスに木曜フル走行を与える一方、ピアストリが初日午前と最終日を担当する。

    フェラーリは初日のみ確定しており、ルイス・ハミルトンとシャルル・ルクレールがそれぞれ半日ずつ走行する。

    6日間合計で膨大な周回数が予想される今回のテストは、2026年F1シーズンの勢力図を占う最初の公式指標となる。新世代マシンの加速特性、エネルギーデプロイメント、そして信頼性がどこまで成熟しているかが焦点となる。

  • 2026年F1ドライバー年俸一覧 史上最高額は誰だ

    2026年F1ドライバー年俸一覧 史上最高額は誰だ

    2026年F1シーズンを前に、ドライバーの年俸は毎年恒例の注目トピックとなっている。世界王者からルーキーまで、チームがどれほどの評価と期待を金額に反映しているのかは、勢力図を読み解く重要な手がかりでもある。

    今回の一覧は、F1パドック関係者への取材をもとにまとめられた推定年俸で、チームボーナスや成績ボーナス、個人スポンサー契約は含まれていない。純粋に「チームから支払われる年俸」という前提で比較する必要がある。

    トップに立つのはマックス・フェルスタッペンで、推定7000万ドル。フェラーリに所属するルイス・ハミルトンは6000万ドルとされており、ボーナスやスポンサー収入を含めると総収入は1億ドル規模に達すると見られている。一方で、唯一のルーキーであるアービッド・リンドブラッドは50万〜100万ドルと、F1の報酬構造の幅広さが際立つ。

    2026年F1ドライバー年俸と契約一覧(1ドル=155円換算)

    ■ マックス・フェルスタッペン
    年俸:7000万ドル(約108億5000万円)
    契約:2028年まで

    ■ ルイス・ハミルトン
    年俸:6000万ドル(約93億円)
    契約:2026年まで※

    ■ シャルル・ルクレール
    年俸:3400万ドル(約52億7000万円)
    契約:2028年まで

    ■ ジョージ・ラッセル
    年俸:3400万ドル(約52億7000万円)
    契約:2026年まで※

    ■ ランド・ノリス
    年俸:3000万ドル(約46億5000万円)
    契約:2027年まで※

    ■ フェルナンド・アロンソ
    年俸:2000万ドル(約31億円)
    契約:2026年まで※

    ■ カルロス・サインツJr.
    年俸:1300万ドル(約20億1500万円)
    契約:2027年まで

    ■ オスカー・ピアストリ
    年俸:1300万ドル(約20億1500万円)
    契約:2028年まで※

    ■ ピエール・ガスリー
    年俸:1200万ドル(約18億6000万円)
    契約:2028年まで

    ■ アレクサンダー・アルボン
    年俸:1200万ドル(約18億6000万円)
    契約:2027年まで

    ■ ランス・ストロール
    年俸:1200万ドル(約18億6000万円)
    契約:未定

    ■ セルジオ・ペレス
    年俸:800万ドル(約12億4000万円)
    契約:2027年まで

    ■ ニコ・ヒュルケンベルグ
    年俸:700万ドル(約10億8500万円)
    契約:2027年まで

    ■ エステバン・オコン
    年俸:700万ドル(約10億8500万円)
    契約:2027年まで

    ■ アイザック・ハジャー
    年俸:500万ドル(約7億7500万円)
    契約:2027年まで※

    ■ バルテリ・ボッタス
    年俸:500万ドル(約7億7500万円)
    契約:2027年まで

    ■ ガブリエル・ボルトレト
    年俸:200万ドル(約3億1000万円)
    契約:2027年まで

    ■ アンドレア・キミ・アントネッリ
    年俸:200万ドル(約3億1000万円)
    契約:2027年まで※

    ■ オリバー・ベアマン
    年俸:100万ドル(約1億5500万円)
    契約:2027年まで

    ■ リアム・ローソン
    年俸:100万ドル(約1億5500万円)
    契約:2026年まで

    ■ フランコ・コラピント
    年俸:50万〜100万ドル(約7750万〜1億5500万円)
    契約:2026年まで

    ■ アービッド・リンドブラッド
    年俸:50万〜100万ドル(約7750万〜1億5500万円)
    契約:2026年まで

    ※ 契約には、2026年・2027年・2028年以降も延長可能なオプション条項が含まれている。

    トップ層では年俸が完全に頭打ち状態にある一方、中団以下では将来性を見込んだ契約が多く、金額と契約年数のバランスには各チームの戦略が色濃く表れている。2026年の新レギュレーション時代を戦ううえで、この年俸リストは勢力図を読み解く裏側の資料とも言えそうだ。

    2026年のF1世界選手権 F1 ドライバー

  • F1ドライバーが最初に悲鳴を上げた2026年F1マシンの「加速と前方向G」

    F1ドライバーが最初に悲鳴を上げた2026年F1マシンの「加速と前方向G」

    2026年F1マシンを初めて本格的に走らせたドライバーたちは、その最大の特徴としてコーナリングスピードではなく、これまでのF1では体験したことのないほどの激しい加速を挙げている。バルセロナで行われたシェイクダウン走行後、複数のドライバーがその感覚を率直に語った。

    ハースF1チームのエステバン・オコンは、最も強い印象を受けた一人だ。

    「一番驚いたのは、ストレートでのスピードの立ち上がりの速さだ」とオコンは語った。

    「こんなに短時間で時速350キロに到達するとは思っていなかった。これはF1でも、他のどんなクルマでも感じたことがない感覚だ」

    オコンは、エネルギー配分が均一でなかったあるラップを振り返り、その数値に驚かされたという。

    「ストレートでフルデプロイメントになって、バルセロナの最初のコーナー手前でおよそ355キロに達した」と述べた。

    「ブレーキングはまったく別物だった。スピードの増え方が常軌を逸している。本当に、とんでもない」

    「おそらく史上最も加速の鋭いF1マシンで、瞬間的なパワーはこれまでで最高だと思う」

    フォーミュラ1カー

    メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリも、この印象に同意しつつ、エネルギー使用の制約にも触れている。

    「もちろん、ストレートの最後までずっと続くわけではない」とアントネッリは語った。

    「それでも、とても楽しいクルマだ」

    マクラーレンのランド・ノリスは、初めて2026年仕様のマシンをドライブした際、最も衝撃を受けたのは前方向にかかるGだったと明かした。

    「よりパワフルに感じる」とノリスは説明した。

    「グリップは少ないけど、グリップに制限されない状況で3速、4速、5速に入って、バッテリーをすべて使って走らせると、時速380キロに達する。クルマ自体はもっと出せるけど、バッテリーが先に終わってしまう」

    ノリスは、その身体的な感覚が予想外だったと語る。

    「首にくるのはコーナリングじゃない。今はコーナーはまだ遅い。でも加速だ」と述べた。

    「初日は前方向のGに驚かされた。加速と身体にかかる力が、明らかに一段階上がったと感じた」

  • 2026年F1マシンは「直感に反する」 ドライバーを悩ませる“新しい感覚”

    2026年F1マシンは「直感に反する」 ドライバーを悩ませる“新しい感覚”

    2026年F1レギュレーション下で初めて本格的に走行したバルセロナ・テストを経て、ドライバーたちは口をそろえて「これまでとは違う思考が必要だ」と語り始めている。

    オスカー・ピアストリはそれを「脳を組み替えるような感覚」と表現し、キミ・アントネッリは「本当にオープンマインドでいないといけない」と話す。ハースF1チーム代表の小松礼雄は、より端的にこう表現した。

    「かなり直感に反することが多い」

    2026年マシンの最大の特徴は、ドライビングそのものが“エネルギーマネジメント”と不可分になった点にある。

    巨大化したエネルギーマネジメントの影響
    2026年F1マシンは、約4MJのバッテリーと350kW(約469馬力)の電動モーターを搭載し、総出力のほぼ50%を電気エネルギーが担う。

    速く走るためには、どれだけ効率よく回生し、どこで放出するかが決定的になる。

    メルセデスのジョージ・ラッセルは、テスト前に抱いていた不安をこう振り返る。

    「フォーミュラEみたいに、エンジニアが運転するクルマになるんじゃないかと思っていた」

    しかし実際に走らせてみると印象は違った。

    「思っていたよりずっと直感的だった。ブレーキは限界まで遅らせるし、コーナーではスピードを保つ。結局、速いドライバーが速いままだと思う」

    ただし、その“直感的”な走りの裏側には、これまで以上に細かい判断が潜んでいる。

    ブレーキングと進入がすべての起点になる
    小さな違いが結果を大きく左右する。

    ブレーキの踏み方、コーナー進入での回頭の作り方、ブレーキとスロットルの重ね方――。

    こうした細部が、回生量とラップタイムの両方に影響する。

    オリバー・ベアマンは、第一印象としてこう語った。

    「中低速コーナーでは明らかにダウンフォースが少ない。高速域は想定内だけど、ブレーキング距離は少し長くなって、トラクションはよりシビアになった」

    とはいえ、ドライビングスタイル自体が激変したわけではないという。

    「モンツァやメキシコみたいな、ダウンフォースが少ないサーキットに近い感覚。クルマは少し動くけど、それは悪いことじゃない」

    “早めの操作”が求められる新しいコーナーアプローチ
    2026年マシンでは、コーナーへのアプローチが以前よりも早い段階から始まる。

    理由は明確で、最大限の回生を行う必要があるからだ。

    ランド・ノリスは、ストレート終盤で早めにシフトダウンする場面について、こう説明する。

    「今一番の課題はバッテリー管理。強力だけど長くはもたない。どこで使って、どこで回復させるかを常に考えないといけない」

    さらに、デプロイ戦略の違いによって、同じラップでも最高速が変わる。

    「急にパワーが出ると、理由が分からないまま5〜7km/h速いスピードでコーナーに飛び込むこともある」

    結果として、空力モードが切り替わっても、ダウンフォース低下の影響でブレーキングゾーンは依然として短いままだ。

    ギア選択と回生がクルマの挙動を変える
    2026年では、昨年よりも低いギアを使う場面が増えている。

    回生を最大化するため、あえて回転数を高く保ち、シフトダウンのタイミングや荒さ自体が戦略になる。

    かつてアルピーヌが回生能力の弱さを補うために、荒いギアチェンジを行っていた例もあり、これはターンインの挙動そのものに影響する。

    ラッセルは、このトレードオフをこう説明する。

    「コーナーで数コンマ稼いでも、ストレートで同じだけ失うことがある。そこを理解するまで少し時間がかかる」

    それでも最終的には、

    「頭で理解できれば、それが普通のドライビングになる。結局、レースカーなんだ」

    と語っている。

    フォーミュラ1カー 2026年のF1世界選手権

    “数%”の回生効率が勝敗を分ける
    ラッセルが強調するのは、「ほんの数%」の違いの重要性だ。

    「回生を2〜3%増やせる小さなテクニックが、ラップ後半で大きな差になる」

    速さと効率を両立できるドライバーが、2026年の主役になる可能性は高い。

    ただし、マシンの限界挙動とドライバーの要求が噛み合わないケースも考えられる。グラウンドエフェクト時代に苦しんだルイス・ハミルトンの例が、それを示している。

    小松礼雄が語る「難しすぎる最適化」
    小松礼雄は、2026年レギュレーションの本質をこう語る。

    「予選でのリフト&コースト、ギアの使い方、スロットル操作。ドライバーには相反する要求が同時に突きつけられる」

    さらに、「回生を最大化するとクルマが運転しにくくなる場合、どこで妥協するのか。エネルギーを少し犠牲にしても、ドライバブルなクルマにすべきか。その最適解を見つけるのは本当に難しい」と率直に認めている。

    タイヤと立ち上がりの新たな課題
    エステバン・オコンは、トラクションとタイヤ管理の難しさを指摘する。

    「今はグリップが少ない。だからタイヤを殺さないよう、以前よりずっと慎重になる必要がある」

    一方で、挙動自体は好印象だという。

    「少し滑るし、2020年代初期みたいで、ハイスピードではむしろ扱いやすい」

    セットアップ自由度は本当に広がるのか
    ベアマンによれば、2026年マシンは2022年以降よりは柔軟性があるが、かつての自由度には程遠い。

    「ストレートラインモードのおかげで少し柔らかくできるけど、結局、物理的に速いライドハイトは決まっている」

    将来的には、幅広いライドハイトでダウンフォースを生み出せるマシンが強くなる可能性もあるが、現段階ではまだそこまで至っていない。

    2026年F1は“マネジメント競争”だけにはならない
    まだ実走行をコースサイドで十分に観察できていない段階ではあるが、少なくとも現時点では「エネルギーマネジメントだけの競争」にはなっていない。

    効率は常にドライバーの技量の一部だった。そして2026年もまた、極限で速さと効率を両立させる“職人芸”が求められる時代になる。

    本当にドライバーの個性が消えるのか――。
    その答えが出るのは、まだ少し先になりそうだ。