カテゴリー: F1ドライバー

  • 2026年F1オーストラリアGP 決勝 11位以下ドライバーコメント

    2026年F1オーストラリアGP 決勝 11位以下ドライバーコメント

    2026年F1オーストラリアGPの決勝で11位以下だったドライバーのコメント。3月8日(日)にアルバート・パーク・サーキットで2026年のF1世界選手権 第1戦 オーストラリアグランプリの決勝レースが行われた。

    11位以下では、ポイント獲得こそ逃したものの、それぞれのチームとドライバーが新時代初戦ならではの課題と収穫を持ち帰る結果となった。

    エステバン・オコン、アレクサンダー・アルボン、リアム・ローソン、フランコ・コラピント、カルロス・サインツJr.、セルジオ・ペレスは、エネルギーマネージメントやマシンバランス、信頼性といった新規則下の難しさに直面しながらも、次戦へ向けた重要なデータを積み重ねた。

    一方で、アストンマーティンの2台、バルテリ・ボッタス、アイザック・ハジャーは完走できず、オスカー・ピアストリとニコ・ヒュルケンベルグはスタートを切れなかった。トラブルや不運に見舞われたドライバーも多かったが、それぞれのコメントからは開幕戦で得た手応えや悔しさ、そして中国GPへ向けた視線がにじむ。

    11位:エステバン・オコン(ハースF1チーム)
    「スタートでポジションを上げて良い流れだっただけに、ポイントを逃したのは残念だ。その後はペースが足りず、リアの不安定さにかなり苦しんだ。もっとできたはずだと思うのでフラストレーションはある。ただ、この週末で多くのことを学べたのも事実だし、次のレースでどうなるか見てみたい。シーズンに向けて多くの努力をしてきたチームがここメルボルンでポイントを獲得できたことは嬉しい」

    12位:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    「今日は長いレースだった。現状では僕たちは“どの集団にも属さない”位置にいて、中団とも戦えていない。ただ戦略自体は良かったが、ペースが足りないのは明らかだ。ラップタイムからも分かる通り、マシンは重量が重くダウンフォースも不足している。特にハードタイヤではグレイニングも問題だった。現実的にどこでラップタイムを見つけられるかは分かっているし、チームは目標に近づくために懸命に取り組んでいる。今日のポジティブな点は走行距離を稼げたことと、これまでのセッションでの信頼性問題を乗り越えられたことだ。週末からできるだけ多くを学び、次戦上海に活かしたい」

    13位:リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    「ライトがすぐに消えて、反応と手順は完璧だと思ったけどクルマが動かなかった。5秒くらいパワーが出なくてそのまま止まっていたので、本当にフラストレーションが溜まる。レースでもいくつか問題があって、前のクルマに追いつくたびにエネルギーマネージメントがうまく機能せず、実際にパワーを失ってしまった。新しいマシンになって僕たち全員にとって学習の一日だったと思う。それでもいくつか問題を抱えながら戦ったし、ペース自体は悪くなかったと思う」

    14位:フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    「結果だけを見れば望んだものではないが、レースペースや得られたデータなどポジティブな点もある。スタート位置を考えると簡単なレースにはならないと分かっていたし、スタート手順違反のペナルティがポイント争いのチャンスを失わせた。僕たちはチームとして勝ち、チームとして負ける。スタートでは本当に危ない瞬間があり、ローソンが非常に遅かったのでレースがほぼ終わりかけた。背後に突っ込みそうになったが、最後の瞬間に彼に気づいて右に避け、彼とピットウォールの間をすり抜けた。ウォールに触れたと思うが、大きなダメージはなく1周目を無事に終えられた。それでも週末のスタート地点を考えると、マシンの感触やレースでのパフォーマンスには満足できる。特にレーストリムでは中団のライバルと戦えるレベルだった」

    15位:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    「週末を通して問題が多すぎて、とても厳しい週末だった。スタートは良くて序盤で12番手まで上がれたが、その後フロントウイングの問題が発生し、空力バランスを完全に失った。その結果アンダーステアが強くなり、タイヤのデグラデーションも大きくなってしまった。その時点から正直テストセッションのようなレースになってしまった。このフロントウイングの問題は新しいものではないので、短期的に改善するには早急に解決する必要がある。やるべき宿題は多いが、改善のための計画は作れると信じている」

    16位:セルジオ・ペレス(キャデラックF1)
    「チームとして最初のレースが終わった。完走できたことは本当に素晴らしいことで、参戦が決まってからわずか1年でここまで来られたのは大きな成果だ。これからはパフォーマンスを追加して、本当にレースで戦えるようにしていかなければならない。チーム内には競争心があり、それこそが今後ギャップを縮めて大きな成果を目指すために必要な姿勢だ」

    2026年のF1世界選手権 オーストラリアグランプリ

    DNF:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「今日はかなり周回を重ねることができて良かった。特にこの週末はほとんど走れていなかったからだ。レースは学習の場として使い、ガレージでチェックするために何度かピットに入り、その後またコースに戻った。まだパフォーマンスと信頼性の両面で不足している部分があるが、今日走れた周回が中国に向けて方向性を与えてくれると思う」

    DNF:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    「最初の2周が今日のレースで一番楽しい瞬間だった。スタートが良くて10番手まで上がれたのは予想外だった。その後はポジションが不利で順位を落としてしまった。マシンをガレージに入れてチェックを行い、その後コースに戻ったが最終的にはリタイアすることになった。来週の中国は走行距離を稼ぎ、状況を最適化する良いチャンスになる」

    DNF:バルテリ・ボッタス(キャデラックF1)
    「今日はチームとして歴史を作った。初めてのグランプリ週末で、ここに来てレースをしていること自体が誇らしい瞬間だ。燃料システムの問題でレースが途中で終わってしまったのは残念だが、多くのことを学べた。チームはチェコのマシンを完走させる素晴らしい仕事をしてくれた。ポジティブな点はたくさんあるし、これはまだ旅の始まりにすぎない。このプロセスを楽しんだし、中国で再挑戦するのが楽しみだ」

    DNF:アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)
    「今日はフラストレーションの溜まる一日だった。表彰台を争える自信があったので、この結果は残念だ。スタートは良かったが、残念ながら問題がすぐに発生した。週末を通して信頼性は良かったが、レースは違う。かなり早い段階で問題があると感じたし、マシンから変な音がしていたので最後まで走れないと分かっていた。悔しいがこういうことも起こる。まだプロジェクトの初期段階だし、すぐに中国戦があるのでそこから学んでいく」

    DNS:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    「残念だ。今日は望んでいたシーズンのスタートにはならなかった。タイヤが冷えていたこと、縁石に乗ってしまったこと、そして予選時より大きなトルクがそのコーナーで出たことなど、いくつかの要因が重なってスピンしてしまった。今夜すべてを見直し、来週は気持ちを切り替えて戦い続ける。週末を通して応援してくれたファンには感謝しているし、彼らの前でレースができなかったのは残念だ」

    DNS:ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)
    「残念ながら今日はレースに参加することができなかった。グリッドに向かう途中で技術的な問題が発生し、スタートまでに解決できなかった。チームは今その原因を調査している。レースに出られず、さらに多くを学ぶ機会を逃したのは悔しい。ただガブリエルがポイントを獲得してくれたのはポジティブだし、アウディのF1時代のスタートとして素晴らしい結果だ。レースはすぐにやって来るので、気持ちを切り替えて来週また挑戦する」

  • 2026年F1新レギュレーションに批判噴出「マリオカートのよう」

    2026年F1新レギュレーションに批判噴出「マリオカートのよう」

    2026年F1開幕戦オーストラリアGPは、ジョージ・ラッセルとシャルル・ルクレールによる激しい首位争いが観客を魅了した。アルバート・パークでのレース序盤、両者は何度もポジションを入れ替え、今季初戦を大いに盛り上げた。

    しかし、その裏では2026年から導入された新レギュレーションへの批判がパドック全体で噴出している。新しいF1マシンは、内燃エンジンと電力の出力を50対50で分けるハイブリッドパワーユニットを採用しており、これがレースの戦い方を大きく変えている。

    ラッセルとルクレールの攻防が生んだ“希望”
    レース序盤の12周は、2026年F1の新時代が成功する可能性を感じさせる瞬間だった。

    ラッセルとルクレールは何度もトップを入れ替えながら激しいバトルを展開。結果的にバーチャルセーフティカーのタイミングでメルセデスがピットインを選択し、フェラーリがステイアウトしたことで流れが決まり、ラッセルが優勝。チームメイトのキミ・アントネッリが2位に入り、メルセデスが1-2フィニッシュを飾った。

    F1はこのレースを前向きな材料として強調した。
    昨年の開幕戦では45回だったオーバーテイクが、今年は120回に増加。そのうち7回はラッセルとルクレールの序盤の攻防によるものだった。

    “マリオカート”のようなレース
    新レギュレーションの象徴とも言えるのが、レース中に使用できる「ブースト」機能だ。

    旧来のDRSとは異なり、ドライバーは任意のタイミングでパワーブーストを使うことができる。これは新しいハイブリッドパワーユニットのエネルギーマネジメントに基づく仕組みだ。

    ルクレールは無線でこう冗談を言った。

    「これはマリオカートのキノコみたいだ」

    この言葉は、新しいF1のレーススタイルを象徴するものだった。実際、ラッセルはこの現象を「ヨーヨー効果」と表現している。

    ドライバーからは“ゲームのようだ”との声
    ハースF1チームのオリバー・ベアマンは、レース後にこう語った。

    「ブーストボタンを使うと、まるでビデオゲームみたいな感覚だった」

    しかし、この変化を歓迎していないドライバーも多い。特に、ドライバーズチャンピオンのランド・ノリスは厳しい言葉を並べた。

    「人工的すぎる。完全にカオスだ。大きな事故が起きる可能性もある」

    「パワーユニットの挙動次第で、5台に抜かれることもあるし、何もできないこともある」

    F1レギュレーション

    “抜いた直後に抜き返される”新しいレース
    ハースF1チームのエステバン・オコンも、新しいF1マシンでのレースを「非常に苦しい」と表現した。

    「ブーストを使っても、次のストレートですぐ抜き返される」

    「ピエール・ガスリーとは3回も同じことが起きたし、ガブリエル・ボルトレトとも同じだった」

    このような状況は、トップ争いではスリリングな攻防として映る。しかし、中団では単なる“ヨーヨーのようなポジション交換”になっているとの指摘もある。

    F1は“ドライビング”から離れているのか
    新しいF1では、ドライバーの仕事は大きく変わっている。

    アルピーヌのピエール・ガスリーは、その変化をこう説明する。

    「今は運転だけじゃない。バッテリー管理、エネルギー管理、どのコーナーでどれだけ使うか、どこでリフトするか……」

    「純粋なドライビングから、かなり離れてしまっている」

    F1はこの方向に進むべきなのか
    ルクレールは、この新しいレーススタイルを冷静に分析している。

    「以前は誰が一番遅くブレーキを踏めるかが勝負だった」

    「今はもっと戦略的だ。ブーストを使うたびに大きな代償を払うから、何手も先を考える必要がある」

    それでも、この変化がF1にとって正しい方向なのかは議論が続いている。

    マックス・フェルスタッペンは、レース後にこう語った。

    「僕はレースが大好きだ。でも、我慢にも限界がある」

    「僕たちはスポーツを良くしたいから批判している。これは本来のF1であるべき姿ではない」

    2026年F1シーズンはまだ始まったばかりだ。しかしオーストラリアGPは、新しいレギュレーションが生む“エンターテインメント”と“本来のF1らしさ”の間で、スポーツが揺れていることをはっきりと示したレースとなった。

  • 2026年F1オーストラリアGP 予選:トップ10ドライバーコメント

    2026年F1オーストラリアGP 予選:トップ10ドライバーコメント

    2026年F1オーストラリアGPの予選でトップ10入りしたドライバーのコメント。3月7日(土)にアルバート・パーク・サーキットで2026年のF1世界選手権 第1戦 オーストラリアグランプリの公式予選が行われた。

    メルセデスが2026年F1オーストラリアGP予選で圧倒的な速さを見せつけた。ジョージ・ラッセルがポールポジションを獲得し、アンドレア・キミ・アントネッリも2番手に続いてフロントロウを独占。

    さらにアイザック・ハジャーが3番手に飛び込み、フェラーリ、マクラーレン、レーシングブルズ、アウディまでを含めた上位10台は、開幕戦らしい勢力図の揺らぎと新時代の手応えを強く印象づけた。一方で上位グループの中にも明暗はあった。フェラーリはポテンシャルを見せながらもメルセデスとの差を痛感し、マクラーレンも表彰台圏内をうかがいながら3列目にとどまった。レーシングブルズはリアム・ローソンとアービッド・リンドブラッドの2台をQ3に送り込み、アウディもガブリエル・ボルトレトが10番手を確保。開幕予選のトップ10は、速さだけでなく対応力と完成度が問われる結果となった。

    1番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    「今日はすべてがうまく噛み合ったし、チームも素晴らしい仕事をしてくれた。マシンを良い状態に仕上げてくれたし、僕たちは歴史的に涼しいコンディションで速いことも分かっている。すべてが僕たちに有利に働き、それをポールポジションに結びつけることができた。ただ同時に、今日のアドバンテージがライバルとの本当の差ではないことも分かっている。ブラックリーとブリックスワースのチームが僕たちに非常に強力なベースを提供してくれたが、このチャンピオンシップに勝ちたいならマシンをいくつかの分野で改善する必要がある。これはシーズン最初のレースの最初の予選に過ぎず、全員まだポイントはゼロだ。明日はP1とP2を強い結果に変えるためにベストを尽くす。長い午後になるだろうし、どんな挑戦が待っているか見てみよう。金曜日のロングランは良かったが、勝利を争うにはしっかり実行する必要がある。僕たちに何ができるか見てみよう」

    2番手:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    「どうやら僕は自分の人生を難しくするのが好きみたいだ!FP3でのクラッシュの後は完全に不利な状況だったけど、今日のヒーローはメカニックとガレージのみんなだ。予選に間に合うようにマシンを修理してくれて本当に感謝している。時間がとてもギリギリだったから、マシンをきちんとセットアップすることすらできなかったけど、それでもフロントロウを独占できる速いマシンを与えてくれた。明日は良い結果を争うチャンスがある。土曜日にはポイントは入らないし、この新しいマシンでは長いグランプリになる。シーズン最初のレースだし、まだ未知のことや足をすくわれる要素もたくさんある。今日のポジティブな結果を良いポイント獲得につなげるため、明日は良い仕事をしなければならない。この挑戦にワクワクしているし、本当の意味でシーズンをスタートさせるのが楽しみだ」

    3番手:アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)
    「この結果にはとても満足している。最後のラップでフィニッシュラインを越えた瞬間、良いラップだと分かった。チームとのキャリアにとって完璧なスタートだ。予選に入る前はこういう結果は予想していなかったから、本当に嬉しい。走行を重ねるごとに改善していった。Q1の最初のラップから最後のラップまで、マシンも僕自身も毎回良くなっていった。昨日は欠けていた一貫性を見つけることができたし、シャシーとパワーユニットの両方で強いマシンを感じていた。明日に向けて強いポジションを手に入れたし、後ろのマシンを抑えられるか見てみよう」

    4番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「今日は予想どおり、これらの新しいマシンでの最初の予選ということでいくつか課題があった。Q2ではエネルギー展開に問題があったが、ガレージに戻った時点ですぐに修正された。今日学んだことを次の予選に生かしていく。今は予測をするのは難しい。新しいレギュレーションサイクルの最初のレース週末であり、開発によって決まるチャンピオンシップだからだ。その戦いはまさに始まったばかりだ。僕たちはそこに非常に集中しているし、現在のパッケージからすべてを引き出すつもりだ。明日のレースで各チームがどう対応するかを見るのは興味深いだろう」

    5番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    「今日の予選はまずまずだった。全体的にかなりスムーズだったし、パックの中で僕たちがいるべき位置にほぼいたと思う。ただ少しパフォーマンスが足りなかった。今日はP3も可能だったと思うけど、これらの新しいマシンでは毎回の走行でまだ学んでいる段階だから、まだラップタイムを見つけられる余地はある。良いベースはできたし、明日表彰台を狙えるか見てみよう」

    オーストラリアGP F1 2026年のF1世界選手権

    6番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「全体として、明日に向けたスタートポジションとしてP6は妥当だと思う。予選に入るまでいくつか問題があったからね。P6に満足しているわけではないし、デブリに当たってパフォーマンスを少し失ったことを考えるとP3も可能だったと思う。ただ昨日のFP1で多くの時間を失ったことや、この週末ここまで直面してきた他の課題を考えれば悪くないスタートポジションだ。僕たちは戦える位置にいるし、それが望んでいた場所だ。明日に向けて準備し、前に進むためにできることに集中する」

    7番手:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    「今日の結果は僕たちが望んでいたものでも期待していたものでもない。主な理由は予選の重要な場面で実行を失ったからだ。ただマシンの感触自体は良かったし、最終順位が示す以上のポテンシャルがあるのは明らかだ。今は問題を理解し、落ち着いて、明日できる限りの結果を引き出すことに集中するだけだ」

    8番手:リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    「正直言って、この週末に僕たちが予想していた位置はここではなかったと思うから、とても嬉しい。僕にとって予選の序盤はかなり荒れていた。最後の方でようやくまとめることができたけど、僕の感覚ではかなり難しかった。実際、ラップをまとめるのは大変だった。ロックアップしたりミスをしたりしてしまったし、マシンはかなり速かったから正直言って自分の側のミスは少し無駄だった。でも終盤はうまくまとめられた。明日に向けて新品タイヤも1セット残しているし、それもポジティブだ。Q3では新品セットを使わなかったけど、周りはすでに使っていた」

    9番手:アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)
    「週末を通してかなり競争力があったと思う。昨日の後はあまり興奮しすぎないようにしていた。他のチームがまだ何か隠しているのか分からなかったし、状況がどう変わるかも分からなかったからだ。でもセッションに入る時点で僕たちが速いことは分かっていたし、自分のことに集中して仕事をすれば競争力を発揮できると思っていた。チームは素晴らしい仕事をしてくれた。2台ともQ3に入れたのは本当に印象的だし、バーレーンでの状況を考えれば、僕やチームが期待していた以上の結果だったと思う。だからとても嬉しいし、明日が待ちきれない」

    10番手:ガブリエル・ボルトレト(アウディ)
    「チームにとって非常にポジティブな予選だった。アウディとしての最初のレース週末でトップ10に入れたのは誇れることだ。冬の間にこのマシンを完成させて競争力を持たせるために多くの仕事が行われてきたし、パワーユニットもゼロから作り上げてきた。もちろんQ3に進んだ後に走れなかったのは悔しい。予選の最後に何が起きたのかはまだ正確には分かっていない。ラップの途中でギアを失い始めてピットまで戻れなかった。チームと分析することになるが、今のところ大きな問題ではなさそうだし明日までに修正できることを願っている。マシンは良いポテンシャルを示している。これほど早くトップ10争いができるとは多くの人が予想していなかったと思うし、とても励みになるスタートだ。明日に集中する。P10からのスタートは良いチャンスだし、強いレースをして前のマシンと戦えればと思う」

  • 2026年F1オーストラリアGP 予選:11番手以下ドライバーコメント

    2026年F1オーストラリアGP 予選:11番手以下ドライバーコメント

    2026年F1オーストラリアGPの予選で11番手以下だったドライバーのコメント。3月7日(土)にアルバート・パーク・サーキットで2026年のF1世界選手権 第1戦 オーストラリアグランプリの公式予選が行われた。

    中団から後方グループでは、わずかな差が明暗を大きく分ける予選となった。アウディのニコ・ヒュルケンベルグが11番手、ハースF1チームのオリバー・ベアマンとエステバン・オコンが続き、アルピーヌ、ウィリアムズ、アストンマーティン、キャデラックF1チームまでが僅差の争いを展開。

    Q3進出には届かなかったものの、決勝での巻き返しを狙える位置につけたマシンも少なくない。その一方で、予選結果以上に厳しい状況を抱える陣営も目立った。マックス・フェルスタッペンは異常な挙動によるクラッシュでタイムを残せず20番手、カルロス・サインツJr.とランス・ストロールも信頼性トラブルにより後方に沈んだ。決勝は新世代マシンならではの不確定要素が多く、完走と状況判断が大きな意味を持つ一戦になるだけに、11番手以下の各車にも入賞圏浮上の可能性は十分に残されている。

    11番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)
    「今日はかなり忙しい予選だった。序盤はいくつか対処すべきことがあったから、リズムをつかむまで少し時間がかかった。最終的にはQ2でクリーンな1回のラップをまとめることができてP11だ。堅実なスタートポジションだと思う。コックピットではエネルギー管理、タイヤ、トラフィックと多くのことが起きていて、毎ラップ完全に集中していなければならない。でも走るたびに学んでいる。チームにとって全体としてポジティブな日だ。昨日のロングランは励みになるものだったし、レースに向けて良いポジションにいる。新しいマシンではまだ未知の要素が多いから、明日はかなりオープンな展開になる可能性がある。どんなチャンスも最大限に生かしたい」

    12番手:オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)
    「差がとても小さかったから少し悔しい。でも全体としては、今日のマシンの状態に持ってくるまでのチームの努力をとても誇りに思っている。バーレーンで感じたこと、つまり僕たちにはしっかりしたベースラインがあるという感覚が確認されたのはポジティブだ。逃したのは悔しいけど、新しいレギュレーションの複雑さを考えれば非常に厳しい戦いだ。このチームがここまで成し遂げてきた仕事は本当に素晴らしいし、ここから前に進むだけだ」

    13番手:エステバン・オコン(ハースF1チーム)
    「残念だ。もっとできたはずだと思う。マシンを降りた後にチームからリアダウンフォースを失っている可能性があると言われたし、それは自分が感じていたこととも一致していた。最後のランでは不安定さがかなりあった。もし最後のランで改善できていればQ3に入れた可能性が高かったから、今の位置は残念だ。調査して、次はもっと強く戻ってきたい」

    14番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    「今日の結果にはみんなが失望しているし、もっと良い結果を期待していた。ここまでの週末は走行が限られるなど難しいものだったし、マシンもプレシーズンテストのときほど良い感触ではなかった。なぜそうなのか理解し、すぐに改善を見つけることが重要だ。予選のラップに関しては、限界まで攻めていたし、各プッシュラップでのスピードやアプローチには満足している。今年はタイヤ準備やエネルギー管理など大きな変化があり、まだ学ぶことが本当に多い。望んでいたシーズンのスタートではないし、前にいるマシンも多すぎる。明日はレースがあるし、新しい戦略やスキルが必要になるなど不確定要素が多い。スタートは重要になるし、今日の結果を改善するためにできるすべてを明日やるつもりだ」

    15番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    「週末を通して信頼性の問題に苦しんでいたけど、今日はできる限り最大限の結果を出したと思う。プラクティスの走行時間が限られていたから、Q2に進めたのはまずまずの結果だ。やるべき仕事は多いし、一晩で解決できるものではないが、問題や限界は特定できているから解決に向けて取り組み続ける。明日のレースではカオスが起きる可能性もあると思う。特にスタートはそうだし、週末を通して赤旗が多くロングランをきちんとできていないチームも多いから興味深いレースになるかもしれない。僕たちの位置からすると少しカオスが欲しいし、クリーンに走ってチャンスを生かしたい」

    16番手:フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    「今日はトラック上で簡単な一日ではなかったし、ここまでの週末も簡単ではない。走り出した瞬間から苦しんでいる。バーレーンのテストは悪くなかったから、これは望んでいた位置でも期待していた位置でもない。他のチームが予想以上に強く、ここで一歩前に出てきたように見える。トラックサイドでもファクトリーでも多くの作業が進められていて、金曜日のスタート時点よりはすでに前進している。この新世代のマシンとレギュレーションは完全に新しいものだし、どのサーキットでもまだ多くのことを学び理解しなければならない。今は全体的に少し足りていないように見えるが、どこを優先して改善すべきかは分かっている。諦めるつもりはないし、明日のレースでは前進できると思う。オーバーテイクのチャンスもありそうだし、最後まで生き残ることが重要なレースになる可能性もある。良いスタートを決めて戦いに残れるように集中する」

    オーストラリアGP F1 2026年のF1世界選手権

    17番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    「FP3ではトラブルなく走ることができたし、ラップを重ねることで予選では多くのラップタイムを引き出せたように思う。マシンにはポテンシャルがあるから、もっと走行距離が必要なのは明らかだ。バッテリーが不足しているため明日はあまりリスクを取れないが、できるだけ多くの周回を走れることを願っている。チームとホンダのみんながこの状況を改善するために全力で働いているし、この課題にはチーム全員で立ち向かっていく」

    18番手:セルジオ・ペレス(キャデラックF1チーム)
    「今日は本当に特別な日だった。2台でここに来て、予選を高いレベルで戦い、自分たちができる最大限を引き出せたのはチームにとって大きな努力の結果だ。難しいセッションだったけど、バランスには満足しているし、ラップにも満足している。明日に向けては同じことをもう一度やるだけだ。とにかく前に進み、強いレースをして、もちろん目標は完走することだ」

    19番手:バルテリ・ボッタス(キャデラックF1チーム)
    「チームとして初めての予選を走れたのは素晴らしいことだった。赤旗があって完全にスムーズなQ1ではなかったが、週末ここまでのすべてのセッションを完了できて嬉しい。僕たちはここにいて、明日のレースに向けて準備ができている。それも一つの成果だ。パフォーマンスはまだ不足しているが、これは進行中のプロジェクトだし、いずれ改善していく。まずはどこを強化すべきか、どの方向に開発を進めるべきかの方向性がかなり明確になった。明日に向けては戦略を最大限に生かし、チャンスがあればそれをつかみ、2台ともチェッカーフラッグを受けることを目指す」

    20番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)
    「今日のクラッシュはとても奇妙だった。ターン1でブレーキペダルを踏んだ瞬間、リアアクスルが完全にロックしてしまった。僕自身は問題ないし、それが一番重要だ。メディカルセンターに行って手の検査を受けたが問題はなかった。チームと話してデータを確認し、何が起きたのかを調べる必要がある。こんな経験は今までなかった。アイザックにはおめでとうと言いたい。予選で素晴らしい仕事をした。明日は最後尾からスタートして前に進んでいくことになる。理想的ではないが、P6かP7を目指すことはできると思う。ただしオーバーテイクがどれだけ簡単かはまだ分からない」

    21番手:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    「各セッションで信頼性の問題に見舞われ、本当に難しい週末になっている。テストでは問題がなかっただけに残念だ。ここに来てFP1とFP2の序盤しか走れず、今日は両方のセッションを逃してしまったのはフラストレーションがたまる。明日はレースをして経験と学びを得られることを願っている。すでに不利な状況にあるからね」

    22番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「ここまでの週末は難しく、必要な周回をこなせない問題がいくつかあった。ガレージのチームは本当に懸命に作業してくれたが、予選に間に合わせてマシンを組み直す時間が足りなかった。今は望んでいる位置にはいないが、これからもプッシュし続け、改善のために努力を続けていく」

  • F1オーストラリアGP 初日フリー走行:トップ10ドライバーコメント

    F1オーストラリアGP 初日フリー走行:トップ10ドライバーコメント

    2026年F1オーストラリアGP初日のフリー走行でトップ10入りしたドライバーのコメント。3月6日(金)にアルバート・パーク・サーキットで2026年のF1世界選手権 第1戦 オーストラリアグランプリのフリーラクティスが行われた。

    初日はフェラーリ勢がワンツー発進を決め、シャルル・ルクレールがトップタイムを記録した。ルイス・ハミルトンが2番手、マックス・フェルスタッペンが3番手で続いた。

    アイザック・ハジャー、アービッド・リンドブラッドといった若手勢も上位に食い込むなど、新レギュレーション初戦らしく勢力図の一端が見えるセッションとなった。

    その一方で、マクラーレン、メルセデス、アウディも上位10番手以内に名を連ねており、単純な序列はまだ見えない。各陣営ともトラブル対応やセットアップの見極めを進めながら周回を重ねており、上位グループのコメントからは手応えと課題の両方がにじむ初日となった。

    1番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「週末のスタートとしてはポジティブだった。FP1は安定していて、FP2では異なるセットアップを試したが、それはうまくいかなかった。ただ良い学びになった。少しずつ各チームが本当の力を見せ始めていると思うし、特にレースではまだ何かがあると思う。明日の予選はかなり接戦になると思うので、今夜はベストな状態に持っていけるようにしっかり作業していく」

    2番手:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    「本当に良い一日だった。トラックに戻り、シーズンを本格的にスタートできてうれしい。ここに来られて本当に素晴らしいし、今日も多くのファンが来てくれていて感謝している。トラック上では難しい場面もあったが、できる限り多くの周回をこなし、できる限りのことを実行して、良い情報を得ることができた。まだやるべきことは多いが、明日またクルマに戻るのが楽しみだ」

    3番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)
    「FP1では多くの周回を走ることができたが、FP2ではいくつか問題に直面した。クルマのセットアップをうまく整える作業をしているところで、グリップに少し苦しんだし、グラベルにも行ってしまった。クリーンに走れた一日ではなかったが、ペースに関しては僕たちが想定していた位置にいる。まだやるべきことは多く、今夜は何がうまくいったのか、何を改善できるのかを分析する。それが今の現実だ」

    4番手:アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)
    「シーズン最初のセッションとしてはすべて順調だった。パワーユニットの信頼性も良く、一日を通して安定していた。FP2ではデプロイメントに苦しんでしまい、安定したラップを刻むのが難しかった。初日がすべてスムーズにいくことはないので、原因を調べて明日に向けて解決していく」

    5番手:アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)
    「ここメルボルンで良い初日になった。今朝クルマに乗る前は少し緊張していた。グランプリで公式F1ドライバーとして初めての日だったからだ。でも本当に楽しめたし、チームと一緒にプログラムを進めることができた。ショートランもハイフューエルランも試して、明日に向けて準備を進めることができた。ポジティブな一日だったし、初めての予選が本当に楽しみだ」

    6番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    「これで初日が終わった。多くの学びがあり、全体としてはまずまず良い一日だった。FP1は少し難しく、序盤にパワーユニットのキャリブレーションの問題がいくつかあったが、セッション中に解決できた。FP2はスムーズに進み、より安定した走りができ、クルマの挙動も僕たちが想定していたものに近づいた。それは良かった。今日学んだことを見直して、今年最初の予選に向けて明日さらに前進できるようにしたい」

    7番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    「シーズン最初の金曜日としてはあまりスムーズではなかった。FP1は難しいセッションで、バッテリーの回生とデプロイメントの最適化に苦しんでいた。その問題に多くの時間を取られたので、セットアップ作業に本格的に取りかかれたのはかなり遅い時間になってしまった。クルマには強いアンダーステアもあり、ロングランもまとめる時間がなかった。幸いFP2では良いステップを踏めて、ずっと良いセッションになった。クルマのまとまりも良くなり、シングルラップとロングランの作業をしっかり行うことができた。週末の残りに向けては悪くない位置だ。トップ争いはとても接戦に見えるし、ポール争いに加わるには今夜もう一歩前進する必要がある。何ができるか見てみよう」

    8番手:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    「FP1は主にバッテリーのデプロイメント改善に集中しなければならず、難しいスタートになった。そのためセットアップに取り組む時間が少なく、クルマのバランスも良くなくてアンダーステアが強かった。セッション間でチームがしっかり作業してくれて、FP2はかなり良い内容になった。週末の残りが楽しみだ。フロント争いに加われる位置にはいると思うが、すべてのチームが毎周回、毎セッションごとに多くのことを学んでいるので、今正しいことが明日も正しいとは限らない。クルマの力を最大限に引き出すために努力を続け、明日の予選と日曜日のレースでどうなるかを見ていきたい」

    9番手:ガブリエル・ボルトレト(アウディ)
    「FP1はとても安定していてスムーズだったし、良いベースラインを作ることができた。FP2ではいくつかの点で少し苦しんだが、これだけ新しいレギュレーションのクルマではプロセスの一部だ。今の段階では基本を改善し、基礎を築くことに集中している。そのあとで細かい部分に取り組むことになる。クルマやパワーユニットにはまだ多くの改善点があり、その理解はデータと時間を重ねていくことでしか得られない。まだシーズン序盤なので、学びながら改善していくことが最優先だ」

    10番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)
    「ほとんどクリーンな走行ができ、多くの周回をこなせた。週末序盤ではそれがいつも重要だ。いくつか小さな問題はあったが、それもプロセスの一部だ。新しいクルマでここを走るのは初めてなので、今夜は多くの情報を見直す必要がある。すべてを分析して、明日に向けてどこを改善できるか見ていくが、まずは堅実なスタートだ」

  • F1オーストラリアGP 初日フリー走行:11番手以下ドライバーコメント

    F1オーストラリアGP 初日フリー走行:11番手以下ドライバーコメント

    2026年F1オーストラリアGP初日のフリー走行で11番手以下だったドライバーのコメント。3月6日(金)にアルバート・パーク・サーキットで2026年のF1世界選手権 第1戦 オーストラリアグランプリのフリーラクティスが行われた。

    11番手以下では、ハースF1チーム、ウィリアムズ、アルピーヌ、キャデラックF1、アストンマーティンが入り混じる形となり、新レギュレーションへの適応度や信頼性の差がそのままタイムに表れた。

    11番手:エステバン・オコン(ハースF1チーム)
    「多くのことを学び、多くのことを発見できたという意味でポジティブな一日だった。ここはバーレーンとはまったく違うサーキットなので、注意すべき点が多い。僕たちは進歩できたと思うし、それが目標だ。今夜はすべてを整理して、明日に向けて一歩前進できるようにすることが重要だ。それがターゲットだ」

    12番手:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    (コメントなし)

    13番手:リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    「今日はとても生産的な一日だった。ほぼ予定していたランプランを完了できたし、全体としてスピードにも満足している。もちろん改善したい点はあるが、シミュレーションと限られた走行から開発された強いクルマを持ってオーストラリアに来られたことは、良いポジションだと思う。新しいクルマの分析はこれまでよりずっと深く、今年はドライバーとしてやるべきことが多い。僕たちは常に学び続けている。アービッドも良い一日を過ごし、両方のクルマから多くの有益なデータを得ることができた。強いパッケージを作り上げ、この状態までクルマを仕上げてくれたチームに大きな感謝を伝えたい」

    14番手:オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)
    「多くのことが起きていて、たくさんの情報を消化しなければならない。別のサーキットで走り、クルマの感触を見るのは興味深かった。バランスは悪くないが、いくつか細かい部分を修正する必要がある。ただ、まったく遠いわけではない。エネルギーの供給を最適化する必要があり、そこにはまだ大きな改善余地がある。現時点では簡単ではないが、エンジニアと一緒に最大限に引き出せればチャンスはある。明日どうなるか見てみよう」

    15番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    「新しいレギュレーションでの最初のレース週末は常に難しくなると分かっていたが、今日はあまりスムーズな一日ではなかった。データ面で少し苦しみ、クルマとの感覚をつかむのにも時間がかかった。両方のフリープラクティスから得たことを見直し、明日にどう活かすかを検討する必要がある。このサーキットでのデプロイメントと回生の理解にはまだ課題がある。今夜はシミュレーターチームと多くの時間をかけて作業し、より良いセットアップを見つけたい。予選に向けてまだ改善できることは多いし、それも学習プロセスの一部だ」

    16番手:フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    「ここメルボルンでの週末はあまりスムーズなスタートではなかったが、明日に向けてパフォーマンスを改善するための十分な学びは得られたと思う。まだプラクティスにすぎないし、修正すべき重要なポイントや改善できる点もいくつか見えている。完全に新しいクルマとシステムを理解する必要がある中で、アルバートパークのような特殊なサーキットでは難しさもある。多くの周回を走れたので、分析できる材料はたくさんある。今夜改善を見つけられることを期待している。僕自身はFP2の最後にドライアイスの破片が目に入るという小さな問題があったが、幸い深刻なものではなく心配する必要はない」

    17番手:バルテリ・ボッタス(キャデラックF1)
    「まずトラックに出られてうれしいし、クルマを準備してくれたチーム全員に感謝したい。クルマの組み立てではいくつか課題があったが、夜間作業の制限がなかったことでチームは最大限の努力をしてくれた。だからこそトラックに出られたこと、そして自分自身もF1のレース週末に戻ってこられたことが本当にうれしかった。そしてキャデラックF1チームとして、グランプリ週末で初めての一日を終えられた。完全に問題のない一日ではなかったが、周回ごとに学びがあった。初日で良いデータも得られたし、明日はさらに良くしていきたい」

    18番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    「シーズン最初の金曜日としては非常に難しい一日だった。新しいクルマでは学ぶことが多く、いくつかの分野で難しくなることは分かっていたが、今日は予想以上に厳しかった。FP2では予防的な理由で早めに走行を止めたため、セッションのランプランが制限された。こうした問題を今の段階で見つけられたのは良いことでもある。明日に向けて修正するために今夜やるべき作業がある。現時点ではクルマをより安定した状態に持っていく必要がある。一日を通してクリーンではなかったが、いくつかの点を解決して走行を最大化できれば、もっと良い位置に行けるはずだ」

    19番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「難しい初日だったが、新しいシーズンのスタートでクルマに戻れたのは良かった。今朝は信頼性の問題で思ったほど走れず、走行距離と学習という点で少し遅れている。新しいレギュレーションではクルマでの時間が非常に重要なので、今夜は遅れを取り戻すためにやるべき作業がある。FP2後半からは良いデータも得られているし、ライバルたちが何をしているのかからも学べることは多い。今夜はしっかり作業して、明日のFP3でクルマに戻るまでにその差を縮めたい」

    20番手:セルジオ・ペレス(キャデラックF1)
    「今日はすべての始まりだ。キャデラックF1チームとして初めてのプラクティスでトラックに出られたことをとても誇りに思う。まだ整理しなければならない細かい点は多いが、全体としてチームにとって大きな一歩だった。2台のクルマを走らせ、走行距離を重ねることができた。このチームが持つ精神と経験があれば、必ず前進できると思う。まずは一歩ずつ進むこと、そして明日はよりスムーズな一日にして予選に備えたい」

    21番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    (コメントなし)

    22番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    「今日はパワーユニットの問題に苦しみ、多くの周回を走ることができなかった。このクルマについてできるだけ多くを学ぶ必要があるし、そのためにはもっと多くの周回が必要だ。信頼性とパフォーマンスを改善する大きな課題があるが、状況を改善するために全員が全力で取り組んでいる」

  • F1が2026年シーズンの新オープニング映像を公開 新時代の幕開け

    F1が2026年シーズンの新オープニング映像を公開 新時代の幕開け

    2026年F1シーズンの開幕を前に、F1は新しいシーズン用のオープニング映像(オープニングクレジット)を公開した。新しいパワーユニットとシャシー、そして大幅に改訂されたレギュレーションによって、F1は新たな時代に突入している。

    その変化はマシンだけにとどまらない。2026年シーズンでは新たなドライバーとチームがグリッドに加わり、F1の勢力図も大きく変化している。

    2026年F1シーズンは“新時代”のスタート
    2026年シーズンは、パワーユニットとシャシーの両面でレギュレーションが刷新され、F1にとって大きな転換点となる。

    これにより、各チームとドライバーは完全に新しいマシンと技術要件に対応する必要があり、勢力図が大きく変わる可能性も指摘されている。

    また、グリッドには新たな顔ぶれも登場する。レーシングブルズの育成プログラム出身であるアービッド・リンドブラッドがF1デビューを果たし、次世代ドライバーとして注目を集めている。

    さらに、2026年は新チームの参戦も大きなトピックだ。アメリカの自動車メーカーを背景とするキャデラックF1チームがグリッドに加わり、F1のチーム数は拡大する。

    新オープニング映像が世界中の放送で使用
    こうした新時代のスタートに合わせて、F1はテレビ放送や配信で使用される新しいオープニング映像を制作した。

    この映像は、グランプリ週末の放送開始時に使用されるオープニングクレジットとして、世界中の放送パートナーの番組で流される予定だ。

    F1は公式映像を公開しており、ファンはその新しいオープニングを見ることができる。新しいシーズンの始まりを象徴する演出として、2026年のF1を印象づける映像となっている。

  • F1オーストラリアGP 木曜会見(パート2) リンドラッド、ピアストリ、ハミルトン

    F1オーストラリアGP 木曜会見(パート2) リンドラッド、ピアストリ、ハミルトン

    FIAの公式記者会見が3月5日、アルバート・パークで行われ、パート2にはアービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)が出席した。

    2026年F1シーズン開幕戦を前に、3人のドライバーがチームの準備状況や新レギュレーションへの手応えなどについて語った。

    Q:まず地元のヒーローから始めましょう。オスカー、マクラーレンはここ数年コンストラクターズタイトルを獲得していますが、3連覇への自信はどの程度ありますか?

    オスカー・ピアストリ:まだ分からない。今回はまったく違うレギュレーションだし、12カ月前と同じようなパフォーマンスになると言うのはかなり楽観的すぎると思う。上位争いにはいると思うけど、テストを見る限りメルセデスやフェラーリが少し先行しているように感じるし、レッドブルもそうかもしれない。みんな学びながらアップデートを持ち込んでいるから状況はすぐ変わる。去年はここに来る時にかなり大きな期待を持っていた。今年も良い結果は出せると思うけど、同じレベルのパフォーマンスを出すにはもう少し改善が必要だ。

    Q:個人的にはF1キャリアのオフシーズンごとに大きく成長してきました。2026年に向けてさらにステップアップできたと感じていますか?

    ピアストリ:まだシーズンが始まっていないから難しい。今年はレギュレーションが大きく変わったのが違いだね。これまでのオフシーズンで学んだことは今年にも活かせると思うけど、ドライビングスタイルや取り組んでいる課題はこれまでとかなり違う。これまでと同じプロセスでさらに一歩前進できると思うし、最終的にどこに落ち着くか見てみよう。

    Q:昨年ここでは競争力がありました。地元レースで勝つことにはどんな意味がありますか?

    ピアストリ:この質問をされるたびに1ドルもらえていたら、もう少しお金持ちになっていると思うよ。もちろん特別なことだ。どのドライバーも母国GPで勝ちたいし、それは僕も同じだ。開幕戦だから未知の要素も大きい。ここで勝てたら最高だね。マシンにその力があればもちろん、たとえなくても全力で挑むけど、どんなパフォーマンスがあるかは走ってみないと分からない。

    Q:ではアービッド、FIA記者会見へようこそ。今年唯一のルーキーですが、初めてのグランプリを前にどんな気持ちですか?

    アービッド・リンドブラッド:いい気分だよ。これがずっと目標だった。5歳の頃にレースを始めたときからの夢だったから、それが実現するのは本当にワクワクする。

    Q:週末で特に楽しみにしていることは何ですか?

    リンドブラッド:全部楽しみだけど、特に予選とレースかな。そっちの方がよりエキサイティングだから。

    Q:これまでのキャリアと比べて初めてのグランプリはどれほど違いますか?

    リンドブラッド:F2やF3よりずっと忙しい。この部屋にも普段よりずっと多くの人がいる。メディアも多いし、すべてが一段階上がった感じだね。F1は全部がステップアップしているから雰囲気も違う。でも重要なのはドライビングだから、そこに集中しようとしている。

    Q:テストではマシンの信頼性は良好でしたが、一番学んだことは何ですか?

    リンドブラッド:みんな新しいレギュレーションに慣れようとしているところだ。マシンもタイヤも違うけど、一番大きいのはエンジンとエネルギー管理だね。新しいテクニックやドライビング方法が必要になる。チームと一緒にパッケージの性能を最大限引き出す方法を見つけようとしている。

    Q:フェラーリはプレシーズンテストで非常に堅実に見えました。2026年に向けてチームの自信はいかがですか?

    ルイス・ハミルトン:こんにちは。ここに来られてうれしい。もう20年ここに来ている…長いよね。この部屋もずっと同じだ。自信というより、テストではかなりの距離を走れた。ファクトリーでも素晴らしい仕事が行われたし、テストでも多くを学んだ。去年の経験から悪い部分は置いてきて、良い部分を持って前に進んでいる。準備は整っているし、自分たちがやるべきことも分かっている。ただ新しいレギュレーションの下では大きな挑戦になる。

    Q:フェラーリでの2年目ですが、初年度と比べてどの程度違いを感じますか?

    ハミルトン:初年度とはまったく違うし、ずっといい気分だ。チームで1年過ごして文化や働き方を理解できたし、一緒に働く方法も見つけられた。チームとして今は良い状態にあると思うし、今日はチームとかなり一体感を感じている。

    Q:今シーズンの現実的な目標は何ですか?

    ハミルトン:目標は勝つこと。それが目指しているところだ。どのチームも同じだと思うけど、僕たちはすべてのチャンスを最大限活かしたい。できれば序盤からトップ争いをしたいけど、正直まだ分からない。メルセデスはかなり速そうだし、レッドブルもまだ本当の力を見せていないかもしれない。とてもエキサイティングだよ。でも僕の後ろには素晴らしいチームがいて、パフォーマンスを引き出すことに集中している。

    Q:20年の経験の中で学んだことで、アービッドに伝えたいことは何ですか?

    ハミルトン:まず20年目という感じはしない。なぜか今までで一番若く感じるし、すごくフレッシュだ。彼は18歳と言っていたけど、僕も18歳の気分だよ。すべては気持ちの問題だ。身体的にもすごくいい状態だしね。最初の年に言えるのは、まず楽しむこと。彼ももうそうしていると思う。F1ではいろいろな義務があって、このサーカスに慣れるまで時間がかかる。でも彼は冬のテストでも素晴らしい仕事をしたし、ここにいる資格がある。そして悪い日もあるけど、それを重く受け止めすぎないことだ。もちろん競争心があるから難しいけど、過去を変えることはできない。大事なのはどう前に進むかだ。

    Q:昨年は難しいシーズンでしたが、最近はSNSなどでも非常にポジティブな様子が見られます。その変化はどこから来ているのでしょうか?

    ルイス・ハミルトン:いろいろな要素がある。休暇はとても良い時間だったし、周囲の環境や一緒に過ごした人たちの影響も大きい。僕は長くこの世界にいるから、どうやって物事を切り替えるかも理解している。毎回簡単なわけじゃないけど、ポジティブなメンタルを育てることを大切にしている。冬はトレーニングに集中した。クリスマスの日からトレーニングしていたし、自分自身を信じること、自分が誰よりも努力していると信じることも大きい。それから自分自身を再発見することも大きかった。以前の投稿でも言ったけど、一瞬自分を見失っていた時期があった。でもその自分はもういない。

    Q:バーレーンやバルセロナでこのマシンを走らせたとき、またシミュレーターでも、新しいマシンをうまくドライブするために必要だと感じた新しいスキルはありますか?

    ハミルトン:一番大きいのはデプロイメントだ。それ以外は基本的に似ている部分も多いけど、エネルギーの使い方がすごく難しいし、サーキットごとに違う。レースでオーバーテイクしたときに次のコーナーでどう影響するかなどもまだ完全には分からない。サーキットによってはリフト&コーストをまったくしなくてもいいけど、予選ラップでもかなり必要な場所もある。例えばここではターン5やターン6で少しリフトするかどうかで、その後のラップ全体に大きな影響が出る。デプロイメントが合っていないだけで1秒遅れることもある。ドライバーだけじゃなくチーム全体で管理する必要がある。

    ピアストリ:多くのことが違う。ルイスが言ったように、ドライビングやセットアップはすべてパワーユニットを最大限に活かすことを中心に最適化されている。これまでもその要素はあったけど、今はそれが圧倒的に大きい。もちろん基本的なこともしっかりやらないといけない。ただ、この新レギュレーションで難しいのは、ドライバーが学ばないといけないことの多くが直感的ではないという点だ。慣れるまで時間がかかるし、かなりの規律が必要になる。

    リンドブラッド:ルイスとオスカーが言った通りだね。結局レースカーはレースカーで、アクセルとブレーキがある。ただエネルギー管理がこれまで以上に重要になっている。常に全開というわけではなく、どれだけ効率的に走れるかを考える必要がある。それがこれまでより大きな要素になっている。

    Q:バーレーンテストでは多くのチームが他のチームを優勝候補として挙げていました。マクラーレンはフェラーリやメルセデスの後ろで3番手か4番手くらいだと話しましたが、そう感じた理由は何ですか?

    ピアストリ:テストのタイムから多くを読み取るのは難しい。唯一ある程度参考になるのはレースシミュレーションだ。レースシミュレーションをするにはフルタンクで走る必要があるからね。フェラーリのレースシミュレーションはかなり強そうだった。メルセデスはバーレーンではあまりレースシミュレーションをしていなかったけど、いくつかのラップやバルセロナでの走りはかなり印象的だった。準備もとても順調そうだ。ただ僕たちが大きく遅れているとは思っていない。実際に遅れているかどうかも分からない。今の感触としてはトップ争いにはいるけど、まだ完全に最前列ではないという感じだ。少し改善できればトップに並べると思う。

    Q:今朝サーキットに到着した際のメルボルン・ウォークの雰囲気について教えてください。

    リンドブラッド:かなり違う体験だった。F2でも似たようなことはあったけど、今朝いた人数のほんの一部だったと思う。たくさんの人がいて少し圧倒されたけど、すごく良かった。このイベントの大きな魅力の一つだと思う。

    ピアストリ:僕にとってはかなり特別だ。サインを求めてくるほとんどが僕のファンだからね。それも楽しいポイントだ。メルボルン独特のものだと思う。

    ハミルトン:僕が初めて来た頃よりかなり大きくなった。エネルギーもすごいし、メルボルンはシーズン開幕戦として最高の場所だと思う。街も素晴らしいし、人々も素晴らしい。

    Q:もしアフリカでF1を開催するとしたら、どこが良いと思いますか?

    ハミルトン:これまで10カ国のアフリカを訪れたことがある。まだまだ見たい場所は多い。6〜7年前からアフリカでグランプリを開催できないか働きかけてきた。ケニアはとても好きだけど、現実的には難しいと思う。ルワンダは素晴らしかった。南アフリカも美しい場所だ。あの大陸には本当に大きな可能性があると思うし、F1が開催されるのを見たい。

    Q:新しいサーキットでもパフォーマンスを引き出せる自信はありますか?

    ピアストリ:今年の大きな違いはパワーユニットだ。これまではサーキットごとにダウンフォースやグリップが違う程度だったけど、今はパワーユニットが最大の要素になっている。サーキットごとにアプローチがかなり変わると思う。

    ハミルトン:これまでで一番難しいシーズンになると思う。ルール変更はいつも難しいけど、今回の変化は特に大きい。毎週末がテストのような感じになると思う。

    Q:昨年はタイトル争いの途中でポイントを失いましたが、今年はチームのために戦うのか、それともタイトルを証明するシーズンになりますか?

    ピアストリ:僕たちは常にチームのためにレースをする。もちろん個人の結果のためにも戦うけど、チームと対立することはチャンピオンになる一番早い方法じゃない。改善できる点についてはチームと話し合ってきた。

    Q:チームと完全に一体になったと話していましたが、そのプロセスはどのようなものでしたか?

    ハミルトン:文化の違いが大きかった。イギリスのチームとは働き方がかなり違う。時間をかけてお互いを理解し、多くの会議やコミュニケーションを重ねた。ファクトリーにも何度も行き、関係を築いてきた。その結果、今は去年よりずっと準備ができている。

  • F1オーストラリアGP 木曜会見(パート1) ラッセル、ボッタス、ヒュルケンベルグ

    F1オーストラリアGP 木曜会見(パート1) ラッセル、ボッタス、ヒュルケンベルグ

    FIAの公式記者会見が3月5日、アルバート・パークで行われ、パート1にはニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)、バルテリ・ボッタス(キャデラックF1)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)が出席した。

    2026年F1シーズン開幕戦を前に、3人のドライバーがチームの準備状況や新レギュレーションへの手応えなどについて語った。

    Q:ジョージ、まずあなたから伺います。今年のF1では多くのことが変わりましたが、開幕戦を前にメルセデスとしてどれくらい自信を持っていますか?

    ジョージ・ラッセル:開幕戦に向けては未知の要素もあるし、ワクワクする気持ちもある。プレシーズンはここ4年と比べてずっと良かったと思う。マシンには我々にとって大きな懸念となる項目は何もない。すべてが想定どおりに機能している。相関も良いし、シミュレーターの相関も良い。ここ4年はそこがうまくいっていなかったので、ストップウォッチの結果に関係なく、物事は我々が望んでいるとおりに進んでいる。

    Q:未知数という言葉を使われましたが、開幕戦を迎えるにあたって未知数はどれほど多いのでしょうか?

    ラッセル:かなり多いと思う。特にレーススタートについては多くの議論があるし、難しいテーマだ。多くのハードルがあり、小さなミスひとつでつまずく可能性もある。だからレース中も予選もピットストップも気を抜く時間はない。以前は比較的シンプルだったレースの要素が、今ではとても複雑になっている。ただここまでの段階では可能な限りの準備をしてきたと思う。我々は良い状態にあると感じている。ただ新しいサーキットでは状況が変わる可能性もある。

    Q:ライバルの多くがあなたをタイトル候補と見ていますが、そのことについてはどのように感じていますか?

    ラッセル:特に何も思わない。何も変わらない。メルセデスや僕について多くの話があるのは、ある意味では褒め言葉だと思う。ただヘルメットをかぶってバイザーを下ろしたら、ただ全開で走るだけで、そうした雑音について考えることはない。レースごとに取り組んで、どうなるか見ていく。

    Q:バルテリ、次にあなたに伺います。F1で非常に多くの経験を積んできましたが、キャデラックでの新しい挑戦はこれまでのキャリアと比べてどのように感じていますか?

    バルテリ・ボッタス:間違いなくとても違う。新しいチームとともにこのスポーツでスタートする状況はとてもユニークだと思う。毎日あることではないからね。本当に特別な状況だ。多くの問題を解決する必要があって大変だったけど、すでに大きな進歩を遂げている。開幕戦に向けてチーム全体がここまで準備を整えられたことは本当に素晴らしいことだと思う。この旅路を楽しみにしている。まだ始まったばかりだからね。

    Q:すでに大きな進歩があるとおっしゃいましたが、2026年シーズンに向けてご自身やチームの目標は何でしょうか?

    ボッタス:進歩だ。それが一番大事だ。シーズンの最初から最後まで良くなっていかなければならない。すでに多くの努力をしてきたけど、その努力はこれからも続く。新しいパワーユニット、新しいマシンという状況はどのチームも同じだけど、我々はすべてをゼロから作り上げてきた。だからこそ、あらゆる分野で改善し続ける必要がある。

    Q:個人的な質問ですが、2025年はリザーブドライバーとして過ごしました。久しぶりにレースに復帰するにあたり、ドライビングの感覚が鈍っていると感じることはありますか?

    ボッタス:実際にはそう感じていない。問題なく走れている。シーズン前にはかなり多くのテストができたし、通常よりも多く走ることができた。昨年のテスト日数も感覚を維持する助けになったと思う。ただいくつか違うこともある。例えば1年離れていたあとに記者会見に出て、実は少し楽しいと感じている。悪くない気分だ。今は物事を少し違う視点で見るようになった。

    Q:ニコ、次にあなたに伺います。アウディという新しいプロジェクトに取り組んでいますが、現在の進展についてどのように感じていますか?

    ニコ・ヒュルケンベルグ:今週末で最初の読み取りと指標が見えてくると思う。プレシーズンは悪くなかった。良い進歩もあったと思う。ただ同時に、まだ多くの分野で改善の余地がある。特にパワーユニットの面ではまだ若いプロジェクトだし、このパッケージを使っているのは我々だけだ。メルボルンは素晴らしいサーキットで、バーレーンとは全く違う。だから状況が少し混ざり合う可能性もあると思う。この新しいマシンで初めて本気の戦いをすることになる。特に予選、そして日曜日のレースは興味深いものになると思う。

    Q:チーム内部の目標について教えてください。今年、あなたたちにとって成功とはどのようなものになりますか?

    ヒュルケンベルグ:重要なのは進歩だと思う。シーズンのスタート地点がどこであれ、そこから時間をかけて成長し、改善し、パッケージに取り組んでいくことが大事だ。もちろん競争力を持ちたいし、ポイントも取りたい。ただまだレースウィークを経験していないので、それが数字で何を意味するのかは分からない。だからこそシーズンを通じた進歩と、我々が一年を通してどう見えるかが重要になる。

    Q:最後にレースが行われてから91日が経ちました。バルテリ、今年のドライバーズタイトル争いについて、トップ3を挙げるとすれば誰になると思いますか?

    ボッタス:まだ1レースもしていないし、テストしかしていないから本当に難しい質問だ。各チームは開幕戦に向けて異なるパーツを持ち込む可能性もあるし、現時点で判断するのはほぼ不可能だ。でも今挙げるなら、ランス・ストロール、フェルナンド・アロンソ、ジョージ・ラッセルだと思う。彼らはテストで実力を隠していたと思うからね。だから最終的にはアブダビでアストンマーティンを倒すことになると思う。

    Q:昨年はルーキーが多いシーズンでしたが、今年は経験が重要になるシーズンだと感じますか?

    ヒュルケンベルグ:それはこれから分かると思う。経験は確かに良いものだけど、それだけで保証されるわけではない。アクセルを踏み続け、マシンに自信を持って快適に運転できることが必要だ。今はすべてが新しいので、このシーズン序盤でいかに早く学び、適応するかが重要になる。ドライバーとチームの学習曲線はとても大きくなると思う。経験に頼るだけで物事が解決するとは思わない。

    ボッタス:ニコが言ったように助けにはなるけれど保証ではない。ただ我々のチームには経験豊富なドライバーが2人いる。それは新しいチームにとって良いことだと思う。僕もチェコもいろいろなチームを経験してきたし、何が機能して何が機能しないかを見てきた。それが助けになると思う。

    ラッセル:僕はまだ若いと感じているから、このカテゴリーに入るかどうかは分からないけど、グリッドには若いドライバーが多い。ただ今のF1は以前と多くの点が違う。経験が良いという意見もあれば、経験がなく先入観なしで入ることが良いという意見もある。でも最終的には基本は同じだ。コーナーを全開で走り、最も速いドライバーが勝つ。

    Q:今シーズンのマシンをドライブするにあたり、新たに必要になるスキルや、これまで以上に磨く必要があるスキルはありますか?これまでとはまったく違うマシンになっていますが、ドライバーには別の種類の能力、あるいはより多くの能力が求められるのでしょうか?

    ラッセル:我々は皆、技術面についてかなり多くの努力をしている。これまでもタイヤやシミュレーター、セットアップなど、どうすれば最大限のパフォーマンスを引き出せるかに多くの時間を費やしてきた。ただ今は、エンジンやバッテリーの働きについてさらに多くを学ばなければならないという複雑さが加わっている。各サーキットでバッテリーがどのように機能するのか、パワーユニットがどのように働くのか、ターボを使ったレーススタートの仕組みなどだ。だから必ずしも新しいスキルというわけではなく、新しい手順を学んでいるという感覚だと思う。数戦もすれば、こうした手順は我々の中にしっかり定着して、この話題について語ることもずっと少なくなると思う。

    ボッタス:おそらく一番大きな違いは、レース中のバッテリー管理になると思う。どこでエネルギーを使うのか、どのようにオーバーテイクやディフェンスの戦略を組み立てるのか、そして間違ったタイミングでバッテリーを使い切らないようにすることだ。おそらく最初のレースでは、それが一番大きなポイントになると思う。

    Q:今シーズンは、マシンの中でも外でもドライバーの作業量が増えると感じていますか?レースエンジニアとこれまで以上に密接に作業したり、各サーキットをまったく新しいトラックのように研究する必要があるのでしょうか。また、その分ドライバーがパフォーマンスに与える影響も大きくなると思いますか?

    ヒュルケンベルグ:マシンの中での仕事はおそらくこれまでと似たようなものになると思う。基本的にはやりながら学んでいくことになる。ただ現時点では未知の要素や疑問がまだ多く残っている。ドライバーというのは常に、チームの中でかなり中心的で重要な役割を持っている。どうマシンを操作するのか、どんなフィードバックをチームに返すのか、どの方向に開発を導くのか、といった部分だ。だから間違いなく忙しくなるし、特にシーズン序盤の数戦はかなり激しいものになると思う。

    Q:バルテリ、あなたは今シーズン前のテストでも好調だと言っていましたが、F1のプレシーズンに再び戻ってきて、今週末のレースを前にした高揚感を感じる中で、昨年レースから離れていたことによって、このスポーツに対する見方は変わりましたか?以前よりもF1を強く実感するようになりましたか?

    ボッタス:間違いなくそうだと思う。1年間レースをしていないと、このスポーツのすべてをより強くありがたく感じるようになる。グリッドに戻るというのはまた違った感覚だ。さっき言ったように、今日は記者会見ですらそれほど悪く感じない。でもアブダビの頃に同じことを言っているかどうかは分からないけどね。でも確かに、2年前よりもこのスポーツをずっと強く実感している。それが自分の助けになることを願っている。

    Q:バルテリ、今週末はグリッド降格ペナルティを受ける予定だと聞いていますが…違いますか?

    ボッタス:僕のインスタグラムをフォローしていないの?実は20分前に発表したばかりなんだけど、どうやらその件はなくなったみたいだ。新しいレギュレーションのおかげで、グリッド降格ペナルティはなくなった。

    Q:それは良かったですね。

    ボッタス:そうだね、本当に良かったよ。

    Q:バルテリ、あなたがF1に戻ったことでフィンランド人ドライバーの空白期間は終わりましたが、今後トゥッカ・タポネンやカッレ・ロバンペラといった若いドライバーがF1に来る可能性についてはどう見ていますか?

    ボッタス:可能性は常にあると思うし、このスポーツでフィンランド人ドライバーの流れが続くのは良いことだと思う。トゥッカについてはよく知っているし、とても才能のあるドライバーだ。今年はF3で2年目になるので、彼の進む方向が見えてくると思う。2年目というのは、上に進みたいなら結果を出さなければならない年でもある。今年は注目すべきシーズンになると思うし、僕も彼を応援している。カッレについては、ラリーからシングルシーターに来るというのはとても興味深いことだと思う。かなり大きな挑戦だ。今後2年ほどで、彼がどの方向に進むのかが見えてくると思う。ただ彼は運転という点では本当に特別な才能を持っていると思うので、何でも起こり得ると思う。2人とも今後をとても楽しみにしている。

    Q:あなた自身もラリーを経験していますが、シングルシーターからラリーに移るのはどれくらい難しいものなのでしょうか?

    ボッタス:ラリーからシングルシーターに移るのがどんな感じかは正直分からない。僕は逆の経験しかないからね。シングルシーターからラリーに移るのもかなり難しい。ドライビングスタイルが違うし、基本的には時計と戦う競技で、同じトラック上で他のクルマと戦うわけではない。でも結局のところ、才能があってマシンの感覚を持っていて、学ぶのが上手いドライバーなら適応できると思う。

    Q:現在の中東情勢についてですが、ドライバーの間ではどのような会話がされていますか?また、1か月後に予定されているバーレーンやサウジアラビアで本当にレースができると思いますか?

    ラッセル:最終的には、F1とFIAが正しい判断を下してくれると我々は信頼している。状況は日々変わると思うし、まだ4〜5週間ある。だから現時点でそこまで深く議論しているわけではない。これは我々の手の届く範囲のことではないからね。もし開催できない場合でも、代替案があるはずだと思う。我々はトップにいる人たちが正しい判断をすることを信頼している。

    Q:ジョージ、あなたはウィリアムズで3年間F1を戦い、その後メルセデスに移籍しました。しかしその頃にはレギュレーションが変わり、タイトル争いをする機会はありませんでした。今回またレギュレーションが変わり、今度こそタイトル争いをするチャンスだと思いますか?

    ラッセル:それは質問ですか?

    Q:はい、質問です。

    ラッセル:レギュレーションが変わるたびに、それまで勝っていなかったチームに新しいチャンスが生まれると思う。我々にはとても良いチャンスがあると感じている。ただ前回のレギュレーション変更では、最初はフェラーリがレースを勝っていたし、3〜4戦の時点ではチャンピオンシップを争うチームに見えていた。でも2022年の終盤には、彼らはタイトル争いから遠ざかっていた。だから我々の考え方としては、メルボルンの結果だけでシーズンが決まるわけではない。良い週末でも難しい週末でも、勝つためには常に努力し続ける必要があるし、我々はその準備ができている。

    Q:ジョージ、もう一つ質問です。今年のメルセデスの雰囲気は、これまでと違うように感じますか?2022年の時はまだチームが直面している課題の大きさが分かっていなかったと思いますが、今年はチームの士気が違うと感じていますか?

    ラッセル:雰囲気は確かに違う。ただそれは主に、マシンが我々の期待どおりに機能していることが理由だと思う。相関が良いことが確認できたし、マシンに大きな問題もない。僕もキミも、マシンのハンドリングには満足している。エンジンも強そうだ。他のチームのパワーユニットが予想以上に強かったことには少し驚いているけど、パッケージとしては良いものに見える。最初の2回のテストではラップタイムもかなり良かった。ただ今は開発のスピードが一年で最も速い時期でもある。これからの6か月で大きく状況が変わる可能性がある。だから長い戦いになると思うし、その中に我々が加わっていることを期待している。

    Q:バルテリへの質問です。2021年にはあなたとチェコ・ペレスがコンストラクターズ争いで重要な役割を果たし、ドライバーズランキングではあなたがわずかに上回りました。今回キャデラックでチームメイトになることで、そうした過去がチーム内の競争に影響すると思いますか?

    ボッタス:特にそうは思わない。僕はチェコと長い間戦ってきたし、時にはかなり似たようなマシンで戦ったこともある。彼は堅実なドライバーで経験も豊富だし、とても速い。ここ数年を見ても、レッドブルで誰が乗ってもチェコより明らかに良い結果を出したとは言えないと思う。だから今の我々の焦点は、強いチームを作ることだ。チームを助けて、まずチームを前進させることが大事だと思う。僕もチェコも結果を求めているけど、それを実現する一番の方法は協力してチームを前に進めることだと思う。

    Q:ジョージへの質問です。マシンの競争力についてはすでに話しましたが、あなた自身についてはいかがでしょうか。今年に向けて身体的、精神的な準備はどのように進んでいますか?

    ラッセル:正直、とても良い状態だと感じている。昨年は自分にとっておそらくこれまでで一番良いシーズンだったと思う。コース上だけでなく、個人的な面でもそうだった。家での生活も含めてね。プロとして成功するためには、私生活が安定していることもとても重要だと思う。そこからさらに積み上げてきたし、毎年少しずつ自分が良くなっていると感じている。まだ改善したい部分もあるし、それに取り組んでいるところだ。全体としては良い状態だし、自分に自信もある。レースをするのがとても楽しみだ。

    Q:2026年シーズンに向けて、特に改善したいと考えている部分はありますか?

    ラッセル:技術的な細かい部分だと思う。昨年改善したいと思っていた部分でもある。ただそれは自分の個人的な部分でもあるので、あまり詳しく話すつもりはない。F1で8年目になると、ドライバーとして少しずつ進化していく段階になると思う。小さな調整を重ねて、自分からもう少しパフォーマンスを引き出そうとしている。それに加えて、僕の周りにはとても良いエンジニアのグループがいて、3〜4年一緒に働いている。とても安定した環境があるので、それも大きな助けになっている。

    Q:ジョージ、あなたは常にF1で注目される存在ですが、今年はタイトル候補とも言われており、さらに注目が集まっています。そうした状況を楽しんでいますか?

    ラッセル:正直言って、僕にとっては何も変わらない。ここでは木曜日に1時間ほど話をするけど、そこを離れたらチームと仕事に戻るだけだ。ここで話されたことや、メディアに書かれたことが僕を速くするわけでも遅くするわけでもない。だからあまり気にしないようにしている。それがこれまでの僕のやり方だし、良い時も悪い時も同じだ。レースごとに集中するだけで、大きなことは考えない。この週末がどうなっても、シーズンは24戦ある。とても長くて厳しいシーズンだし、今からアブダビまでの間に多くのことが変わる可能性がある。

    Q:バルテリ、あなたは今オーストラリアと関わりが深いことで知られていますが、ここに住み始めてから、マレットヘアや口ひげ以外にもオーストラリア的な習慣を身につけましたか?また、実際に住んでみて初めて知ったオーストラリアの魅力はありますか?

    ボッタス:まず訂正しておくけど、僕はオーストラリアに住んでいるわけではない。いつか住むかもしれないけどね。今もモナコに住んでいる。ただパートナーと一緒に、去年11月に南オーストラリアのマクラーレン・ベールに家を買った。彼女がオーストラリア人だから、この地域に来たときに滞在できる場所がある。とても素晴らしい場所だと思う。オーストラリアのライフスタイルは本当に好きだ。天気も食べ物もすべて素晴らしい。いくつか習慣も身についたと思う。ミートパイは本当に好きだし、Uターンのことを“U-ey”と呼ぶようになった。そういう小さなことだね。

  • 2026年第2回F1バーレーンテスト最終日 誰が走る?ドライバー走行予定

    2026年第2回F1バーレーンテスト最終日 誰が走る?ドライバー走行予定

    2026年第2回F1バーレーンテストが最終日を迎える。開幕戦を目前に控え、各チームにとっては実戦前最後の走行機会となる重要な1日だ。

    最終日も現地時間10時~14時/15時~19時(日本時間16時~20時/21時~25時)の2セッション制で実施される。

    ■ マクラーレン
    オスカー・ピアストリ(午前) / ランド・ノリス(午後)

    ■ メルセデス
    アンドレア・キミ・アントネッリ(午前) / ジョージ・ラッセル(午後)

    ■ レッドブル・レーシング
    アイザック・ハジャー(午前) / マックス・フェルスタッペン(午後)

    ■ フェラーリ
    シャルル・ルクレール

    ■ ウィリアムズ
    カルロス・サインツJr.

    ■ レーシングブルズ
    アービッド・リンドブラッド

    ■ アストンマーティン
    ランス・ストロール

    ■ ハースF1チーム
    エステバン・オコン(午前) / オリバー・ベアマン(午後)

    ■ アウディ
    ニコ・ヒュルケンベルグ(午前) / ガブリエル・ボルトレト(午後)

    ■ アルピーヌ
    ピエール・ガスリー

    ■ キャデラックF1チーム
    セルジオ・ペレス(午前) / バルテリ・ボッタス(午後)

    2日目との違い
    フェラーリは2日目のルイス・ハミルトンから交代し、最終日はシャルル・ルクレールが1日を通して走行する構成となった。

    レッドブル・レーシングは2日目にマックス・フェルスタッペンが通しで担当していたが、最終日は午前アイザック・ハジャー/午後フェルスタッペンの分担制に変更。

    ウィリアムズはアレクサンダー・アルボンからカルロス・サインツJr.へ交代。レーシングブルズはリアム・ローソンからアービッド・リンドブラッドへスイッチしている。

    アルピーヌもフランコ・コラピントからピエール・ガスリーへ交代。アストンマーティンはフェルナンド・アロンソからランス・ストロールへ変更された。

    マクラーレン、メルセデス、ハースF1チーム、アウディ、キャデラックF1チームは分担制を維持しつつ、最終確認の走行に入る形となる。