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  • F1 70周年記念GP 金曜フリー走行:トップ10 ドライバーコメント

    F1 70周年記念GP 金曜フリー走行:トップ10 ドライバーコメント

    2020年のF1世界選手権 第5戦 70周年記念GPのフリー走行が8月7日(金)にシルバーストン・サーキットで行われた。

    トップタイムはルイス・ハミルトンが記録した1分25秒606。2番手にも0.176秒差でバルテリ・ボッタスが続き、FP1と順序は入れ替わったが、両方のセッションでメルセデスが1-2体制で初日のセッションを終えた。3番手には0.815秒差でダニエル・リカルド(ルノーF1)、4番手には0.831秒差でレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが続いた。

    1番手:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    「今週末のスタートとしてはよかった。先週から多くのことを学んだし、わずかな調整でマシンのセットアップを微調整して進歩させることができたので、そこはポジティブだ。ソフトタイヤもミディアムタイヤも両方ともかなり似通っていているし、2つの差はそれほど大きくない。タイヤがオーバーヒートしていたので、最大限に発揮するには配慮しなければならないだろう。先週末はここで勝利できて素晴らしかったけど、バルテリの強さは分かっているし、先週末がそうだったように、F1では何が起きるか分からない」

    2番手:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
    「先週たくさんのことを学んだので、今日のスタートでのセットアップは良かった。マシンの感触はレースや予選よりも良くなっているし、すでにバランスもかなりいい感じだ。今日はタイヤの作業に集中したけど、一発のペースに関して言えば、ミディアムもソフトも大差はないように思う。ソフトは高速コーナーが黄bしい。このように高温で思い燃料を積んでいるとなおさらだ。今夜はすべてのオプションを調べて、予選に向けて適切な計画を立てていく。明日はおもしろくなるだろう」

    3番手:ダニエル・リカルド(ルノー)
    「午前中はかなりの量のデータ収集をしていたし、本来の力が反映されるわけでないことは分かっていた。午後は軽くウオームアップした後にマシンを改良したら感触がかなり良くなった。ハードタイヤでもソフトタイヤでも良い走行ができた。ソフトではまだ何か足りないエリアがあるのでそこを追求してくつもりだ。ロングランもまずまずだったので、日曜日に向けて見通しはいい。明日は風向きが変わると思うし、そこで何が起こるか見極めてみるつもりだ。全体的に満足できる1日だった」

    4番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
    「今日はやりたいと思っていたことがすべてできたので、いい一日になった。先週のメルセデスとの差は大きかったため、その状況が数日で変わるとは思っていないが、そんな中でも自分たちにできることを進めている。今日は多くのことを試してみて、そのいくつかはうまく行っていたように思えたが、それが正しいかどうかは、今日の分析結果と明日の走行で見極める必要がある。明日の予選では後ろのマシンとは接戦になりそうだけど、レースでは先週と同様、一人旅のような状況が続くように思う。今日使用したソフトタイヤは先週よりも柔らかいもので非常に摩耗が激しいので、決勝での1ストップ戦略はほぼ不可能だと考えている。レースでは多くのマシンが2ストップ戦略をとると思うけど、だからと言って先週から結果が大きく変わるとは思わない」

    5番手:ランス・ストロール(レーシングポイント)
    「走行に関してポジティブな1日だったし、チーム間の差もとてもタイトに見える。シルバーストンで十分なラップをこなしていることがギャップの縮小につながっているし、今週末はすべてにおいて最大限の力を出す戦いになる。今夜仕事を終えて、明日はマシンをしっかりと仕上げて、いつでも予選にいけるようにして戻ってくるつもりだ。ピレリは今週末にや分からいタイヤを用意しているので、レースではタイヤのデグラデーションが要因になると思うし、それが全チームにとって課題になっている。明日のプラクティスは予選の準備として役立つ重要なものになるし、日曜日は楽しいレースになることを期待している」

    6番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(レーシングポイント)
    「マシンに対してより強い自信が持てている。週末に備えて先週シミュレーターに乗れたことが役立っている。チームの仕事のやり方についてもかなり慣れたし、スピードに乗れるようになってきた。ルーティンの金曜日という感じだったし、今日はマシンのペースをすぐに引き出せすことができたのでとてもポジティブだった。今日はマシンのセットアップでいくつか新しいことを試せて満足しているし、マシンに順応することにも役立った。今日のプログラムを効率よくこなすことができ、今週末の良いスタートが切れた。ミディアムタイヤでは完璧なラップができず、最終コーナーでタイムを少し失ってしまったので、ペースを見つける必要があると感じていているけど、全体的にはポジティブな金曜日だった」

    7番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「先週の金曜日よりも少し難しかったけど、悪い1日ではなかった。タイヤを理解することに取り組んでいる。ミディアムとソフトではグリップに大きな違いがある。僕たちにしては珍しくミディアムを履くとかなり遅い。マシンバランスはとても良いし、ミディアムを履いたときの基本的なパフォーマンスが僕らの期待通りではないだけだ。明日の予選は多くのマシンがQ2をミディアムで突破しようとしてくるだろうし、僕たちがそれを狙うのあれば、まだ少しやるべきことがある。いずれにしろ、みんながどのコンパウンドを履いてレースをスタートするのかなり興味深いものになると思うし、たくさんの異なる戦略が採用されて予測不能なレースになるはずだ」

    8番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「先週のように単純ではなかったし、トリッキーな1日だった。タイヤがかなり柔らかいので、その特性を掴むのが難しかった。新しいタイヤでは明らかにみんな良いラップをしているけど、燃料を積んだロングランではタイヤのデグラデーションが多くなってタイヤを長持ちさせるのに苦戦している。でも、バランスについてはよく理解できたと思う。先週のように明日のコンディションは大きく変わると思うし、そこで何が起きるか見極めていくつもりだ」

    9番手:カルロス・サインツ(マクラーレン)
    「いつもと異なる金曜日だったし、1日を通してソフトタイヤだけで走行した。すべてのマシンがデグラデーションに苦戦しているし、それにちてできるだけ多くの情報を収集することが重要だった。タイヤ選択が残りの週末の鍵を握るると思うし、良い決断を下すためにもできるだけ多くの情報が必要だった。FP2のマシンの感触はまずまずだった。シルバーストンでは直線でのスピードを再確認する必要があるけど、全体的にみて今日の感触は良かった」

    10番手:エステバン・オコン(ルノー)
    「最初に柔らかくなったタイヤの感触を分析したかったし、それが今日の一番重要な課題だった。感触は良かったし、マシンは速かった。ダニエルのソフトでの走行は明らかに速かったし、僕たちがそれぞれ異なるものを試せたのは良かったし、比較するのが楽しみだ。明日もこの調子でいきたい。様々なエリアにいくつか課題があるけど、どれも深刻ではないし、今日のマシンは全体的にまずまずな感触だった」

  • 2021年 F1ドライバーラインナップ&移籍の噂…半分のシートが確定

    2021年 F1ドライバーラインナップ&移籍の噂…半分のシートが確定

    2021年のF1ドライバー移籍に関する噂“シリーシーズン”は大きな動きをみせている。4戦しか終了した段階だが、本来なら第12戦を終えていた時期であり、主要F1チームのシートは固まりつつある。

    2020年のF1世界選手権は新型コロナウイルスが世界的に猛威を振るったことによって開幕10戦がキャンセル。6月にオーストリアの2連戦でようやくシーズン開幕を迎えた。

    だが、2021年のF1ドライバー移籍市場は開幕前から大きな動きをみせた。フェラーリF1がセバスチャン・ベッテルの今シーズン限りの放出を決定。後任として2021年から現マクラーレンF1のカルロス・サインツを獲得したことを発表。それをきっかけに玉突き移籍が起こった。

    マクラーレンF1のカルロス・サインツの抜けたシートには、現ルノーF1のダニエル・リカルドの移籍が決定。そして、ルノーF1の空席には2回のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソが復帰することが決定。その時点で今季ドライバーの1人がグリッドから追い出されることが決まった。

    また、7月16日(木)にはウィリアムズF1が2021年もジョージ・ラッセル&ニコラス・ラティフィのコンビを続投することを発表。さらに8月6日(木)にはメルセデスF1がバルテリ・ボッタスとの契約を1年延長。最も競争力のあるシートの1つが埋まった。チームメイトとしてルイス・ハミルトンの残留はほぼ濃厚だ。

    現時点で、ウィリアムズ、フェラーリ、マクラーレン、ルノー、メルセデス(バルテリ・ボッタス)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダF1)の来季のチーム残留が決定している。

    最大の注目はセバスチャン・ベッテルの去就だ。メルセデスの線が確実に消え、古巣レッドブルが獲得を否定するなか、4回のF1ワールドチャンピオンであるベッテルはF1継続の意欲をみせており、来季からアストンマーティンF1にブランドを変更し、今季トップ3チームに食い込むパフォーマンスを見せているレーシング・ポイントF1への移籍が噂されている。

    レーシング・ポイントF1は、セルジオ・ペレスとランス・ストロールが2021年の契約を有しているが、特にペレスに関しては契約に終了条項が盛り込まれているとされており、シート喪失が噂されている。

    実際、F1イギリスGPの週末にもセバスチャン・ベッテルのアストンマーティンF1加入が発表されると考えられていたが、セルジオ・ペレスが新型コロナウイルスに感染したことを受け、発表は延期されたとされている。

    セルジオ・ペレスは、アルファロメオとハースF1が移籍先として噂されている。両チームともドライバーとの契約は2020年末となっている。特にアルファロメオF1のキミ・ライコネンに関しては今シーズン限りのF1引退が囁かれている。

    ただ、ハースF1については、そもそも2021年までチームが存続するかどうかも不明な状況となっている。新しいコンコルド協定にサインしていないため、2021年が撤退のひとつのタイミングだと考えられている。

    レッドブル・ホンダの残り1席とアルファタウリ・ホンダの2つのシートについては、レッドブルの契約ドライバーが座ることは間違ないだろう。だが、レッドブル・ホンダF1に関しては、現在ドライバーを務めるアレクサンダー・アルボンの競争力に疑問の声が挙がっており、セルジオ・ペレスを推す声すら上がっている。また、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーとダニール・クビアトが控えている。

    また、レッドブルのジュニアドライバーで現在F2に参戦している角田裕毅がスーパーライセンスポイントを満たすことができれば、ホンダF1からの後押しを受けてF1デビューを果たす可能性も期待されているが、残り26ポイントを埋めるためには4位以内に入ることが必須。現時点で4位とは19ポイント差の10位と道のりは険しい。

    メルセデスF1
    – TBA(ルイス・ハミルトン)
    – バルテリ・ボッタス(確定)

    フェラーリ(確定)
    – シャルル・ルクレール
    – カルロス・サインツ

    レッドブル
    – マックス・フェルスタッペン(確定)
    – TBA(アレクサンダー・アルボン)

    ルノー(確定)
    – フェルナンド・アロンソ
    – エステバン・オコン

    マクラーレン(確定)
    – ダニエル・リカルド
    – ランド・ノリス

    アルファタウリ・ホンダ
    – TBA(ピエール・ガスリー)
    – TBA(ダニール・クビアト)

    アストンマーティンF1(現レーシング・ポイント)
    – TBA(セルジオ・ペレス/セバスチャン・ベッテル)
    – TBA(ランス・ストロール)

    アルファロメオ
    – TBA
    – TBA

    ハース
    – TBA
    – TBA

    ウィリアムズ(確定)
    – ジョージ・ラッセル
    – ニコラス・ラティフィ

  • F1:スーパーライセンスの資格と発行条件

    F1:スーパーライセンスの資格と発行条件

    レーシング・ポイントF1のセルジオ・ペレスが新型コロナウイルスに感染したことを受け、昨年末でF1を離れていたニコ・ヒュルケンベルグが急遽代役参戦。その際、スーパーライセンスの発給条件が再び話題となった。

    2015年にマックス・フェルスタッペンがF1史上最年少となる17歳でF1デビュー。低年齢のF1デビューは論争となった。

    そして、翌年からF1に参戦するには18歳以上で有効な運転免許を持ち、40ポイント以上のスーパーライセンスポイントを獲得しなければならないという“フェルスタッペン・ルール”が生まれた。

    今回のニコ・ヒュルケンベルグの代役参戦の背景には、メルセデスのリザーブドライバーであるエステバン・グティエレスにスーパーライセンスの資格がないという状況も関係していた。ここで改めてFIA国際モータースポーツ競技規則付則L項に記されているスーパーライセンスの資格と発給条件を確認してみる。

    第5条 スーパーライセンスの資格と発給条件
    FIAフォーミュラワンのスーパーライセンスはFIAによって発給される。

    5.1) 資格
    5.1.1
    ドライバーは、現行のFIA国際グレードAライセンスの所持者でなければならない。

    5.1.2
    スーパーライセンスの初回申請の際、ドライバーは有効な運転免許証の所持者でなければならない。

    5.1.3
    ドライバーは、最初に参加する週末のF1レースの開始時点で、少なくとも18才でなければならない。

    5.1.4
    a)スーパーライセンスの初回申請の際、または本条項5.1.6 c)に基づきスーパーライセンスを申請する際は、ドライバーは国際スポーツ競技規則、およびF1競技規則の最重要事項に関する質問セッションを成功裡に修了しなければならない。
    b)すべてのF1スーパーライセンスの要請においては、当該F1チームは、国際モータースポーツ競技規則およびF1競技規則の最重要事項についてのブリーフィングをドライバーとともに開催したことをF1スーパーライセンス申請書を介して証明しなければならない。

    5.1.5
    ドライバーは、付則1にあるいずれかのシングルシーターの選手権での、2つのフルシーズンにおいて、各々少なくとも80%に参戦していなければならない。

    5.1.6
    更にドライバーは、以下の必要条件の少なくとも1つを満たさなければならない:
    a)少なくとも40ポイントを累積する。FIAは次のいずれかで累積したポイントのいずれか高い方を考慮する(a)申請日直前の3カレンダー年間、あるいは(b)申請の年に完了した選手権で累計したポイントに加えて申請日直前の2カレンダー年間。選手権大会とポイントは付則1に掲載される。
    b)過去3シーズンの間にスーパーライセンス(練習専用のスーパーライセンスは除く)が与えられたことがある。
    c)過去3シーズンの間より前にスーパーライセンス(練習専用のスーパーライセンスは除く)が与えられたことがある。この場合、ドライバーは、シングルシーターのフォーミュラ車両において、近年中に一貫して突出した才能があるとFIA で判断されなければならない。当該F1チームは申請に先立つ180日以内に申請者が相当とするフォーミュラワンの車両(1)で、最低300kmをレーシングスピードで最大2日間の間に走行していることを、テストを行った国のASNが証明されるか、FIAフォーミュラワン世界選手権ドライバー部門対象のイベント中に申請者が行ったことを示さなければならない。ドライバーがヒストリックカーで最低300kmを走行したという場合、当該F1チームは、F1スーパーライセンス申請書式にて、当該ドライバーがすべての関連する現行車両の制御とシステムについて正しく習熟するためのブリーフィングを行ったことを証明しなければならない。
    (1)現行車両、以前の車両あるいはヒストリックカーはF1競技規則で定められたもの。

    5.2) 練習専用のスーパーライセンスの取得要件
    5.2.1
    ドライバーは現在有効なFIA国際グレードAライセンスを保有していなければならない。

    5.2.2
    練習専用のスーパーライセンスの初回申請の際、ドライバーは有効な運転免許証の所持者でなければならない。

    5.2.3
    ドライバーは、最初に参加する週末のF1レースの開催時点で少なくとも18才でなければならない。

    5.2.4
    a)練習専用のスーパーライセンスの初回申請時ドライバーはFIAフォーミュラ2選手権の6つの競技会を完了しているか、前の3年以内で累積25ポイントを獲得していなければならない。さらにドライバーは国際モータースポーツ競技規則およびF1競技規則の最重要項目に関する質問セッション を成功裡に終了させなければならない。
    b)すべての練習専用のスーパーライセンスの要請においてドライバーは、FIAフォーミュラ2選手権のフルシーズンを完了しているか、前の3年以内で累積25ポイントを獲得していなければならない。さらに、当該F1チームは、国際モータースポーツ競技規則およびF1競技規則の最重要事項についてのブリーフィングをドライバーとともに開催したことを、F1スーパーライセンス申請書を介して証明しなければならない。

    5.2.5
    ドライバーは、シングルシーターのフォーミュラカーで突出した才能があることを示し、FIAにより全員一致で認められた者。当該F1チームは、申請に先立つ180日以内に申請者が相当とするフォーミュラワンの車両(1)で、最低300kmをレーシングスピードで最大2日間の間に走行していることを、テストを行った国のASNが証明していることを示さなければならない。ドライバーがヒストリックカーで最低300㎞を走行したという場合、当該F1チームは、F1スーパーライセンス申請書式にて、当該ドライバーがすべての関連する現行車両の制御とシステムについて正しく習熟するためのブリーフィングを行ったことを証明しなければならない。

    5.2.6
    ドライバーは12ヵ月は試行期間とされ、練習専用のスーパーライセンスは仮所持であり、いつでも再審査を受けることになる。
    (1)現行車両、以前の車両あるいはヒストリックカーはF1競技規則で定められたもの。

    5.3) 申請手順
    a) 申請者が参戦しようとする最初のFIAフォーミュラワン世界選手権競技の車両検査の14日前までに申請を完了しなければならない。やむを得ない理 由により選手権のドライバー交代をする場合は、その競技の最初の車両検査が始まる48時間以上前にFIAに申請が受理されていなければならない。
    b) 現有の競技ライセンスを発給したASNは、ドライバーの競技記録、現有の国際Aライセンスナンバーとともに特別な推薦状を一緒に提出しなければな らない。
    c) ドライバーは、完璧なスーパーライセンス申請書をFIAに提出しなければならない。 d) 年間のスーパーライセンス料金がFIAに支払われていなければならない。
     
    5.4) 発給条件
    5.4.1
    5.1)あるいは5.2)および5.3)の条件を満たしていれば、FIAはスーパーライセンスを発給する。

    5.4.2
    スーパーライセンスは発給した年の末日まで有効である。

    5.4.3
    スーパーライセンスを取得したドライバーについて、見習い期間である初のフォーミュラワンレースの後12ヵ月の間は、いつでも再審査が行われる。

  • F1イギリスGP 決勝:トップ10 ドライバーコメント

    F1イギリスGP 決勝:トップ10 ドライバーコメント

    2020年のF1世界選手権 第4戦 F1イギリスGPの決勝でトップ10入りしたドライバーのコメント。

    レースは終盤に波乱の展開となった。2番手を走行していたバルテリ・ボッタス、5番手を走行していたカルロス・サインツの左フロントタイヤがパンクしてポイント圏内に脱落。最後はレースリーダーのルイス・ハミルトンも同じパンクが発生したが、なんとか3輪状態で走行を続け、トップのままチェッカーを受けた。

    優勝:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    「これまであんな経験をしたことはない。あの最終ラップはこれまでで最もチャレンジングなラップの1つだった。それまではすべてが比較的スムーズに進んでいた。タイヤのフィーリングは素晴らしく、マネジメントできていた。バルテリ(ボッタス)のタイヤがなくなったと聞いて自分のタイヤも見てみると何も問題なさそうだったけど、ペースを落とし始めたら突然ストレートで空気が抜けてしまった。口から心臓が飛び出そうだったし、とにかくマシンにダメージを与えない程度にスピードを維持しようとしていた。ボノが後ろとのタイム差を教えてくれていた。ある時点では30秒だったと思うけど、それから急速に差が縮まっていき、『ラップの最後まであとどれくらい?』と思っていた。でも、なんとかマシンをゴールラインに乗せることができた。あのファイナルラップは間違いなく忘れられないものになるだろう。無事に帰ってきて勝利できたのは本当にうれしい。観衆がいない中で表彰台に立つのは難しかったけど、家から僕たちを応援してくれたみんなが誇りに思ってくれたことを願っている」

    2位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
    「勝利の可能性があったから、ソフトタイヤに履き替えるためにピットインすべきではなかったと言われるのは分かる。後からこういうことを言うのは簡単だけど、僕は全く後悔していないし、ファステストラップを狙ってピットストップを行ったのは正しい決断だったと信じている。僕にもパンクの可能性はあったし、現代のF1でこのようなことが起こるのは非常に稀なので、僕たちの行動は正しかったと思う。今日メルセデスが勝利を手にしたのは僕たちより速かったからだし、ルイス(ハミルトン)がラッキーだったという人もいるけど、首位を走行中にパンクを喫するのは不運だし、ボッタスも同様だ。3位が最大の結果かと思われたレースで2位ということに満足しているし、ポイントも稼ぐことができた。メルセデスには一周あたり0.4~0.5秒離されていたけど、後方のマシンに対しては1秒ほど速いペースだったので、孤独なレースだった。エンジニアに無線で水分補給を忘れないように伝える余裕があったほどだ(笑)。ほかにできるのは羊を数えることくらいだった。来週はタイヤ選択が戦略に影響を及ぼすので、かなり違った展開になると思う。メルセデスとの差は冷静に捉えているけど、今日の僕たちのように、プッシュし続けていく」

    3位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「難しい一日だったけど、良い一日だった。この結果にはとても満足している。少しラッキーだったことは分かっているけど、こういうことも起きることもあるし、そのチャンスを掴むためにはその場にいる必要がある。今週末の僕たちの仕事には満足しているし、チームのことをとても誇りに思っている。自分のパフォーマンス、特にタイヤマネジメントに関しても満足している。簡単ではなかった。僕たちはここでとてもアグレッシブなダウンフォースレベルを採用していたので、ストレートではかなりのスピードを出せるけど、コーナーでは苦労した。特にセーフティカーの後ろでタイヤを適切な温度にすることにかなり苦労した。でも、タイヤが適切なウインドウに入れば、状況はそれほどトリッキーではなかった。マシンのセットアップとバランスに関してはかなりよい仕事をしたと思うし、とても走りやすかった。今日はパッケージからすべてを引き出せたと思う。もちろん、あまりに長く4位争いをしたくはないけど、現時点では、それが僕たちのマシンの実力だ」

    4位:ダニエル・リカルド(ルノー)
    「最後はクレイジーなレースだったけど、4位を獲得できてとてもクールな気分だ。スタートがうまくいって6番手まで順位を上げることができたし、ペースも悪くなかった。セーフティカーのリスタート時、カルロス(サインツ)に近づいたけど、十分に近づくことはできなかったし、そのせいでランド(ノリス)に仕掛けられて順位を失ってしまった。少しイライラしたけど、最終的にはその位置が戻ってきた。レースは本当に盛り上がったし、本当にいいことだ。僕たちは終盤でペースがあったし、ランド、それからトラブルを抱えていたカルロスをパスできた。シャルル(ルクレール)に近づいているのがわかったし、あと数周あれば表彰台を獲得できていたかもしれない! 来週もチャンスがある。カオスな状況に助けられた部分もあるけど、今日は間違いなくトップ6に入るクルマだったし、嬉しく思っている」

    5位:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「まずまずなレースだった。レースの1周目にハードにプッシュしすぎて少しミスをしてしまった。ロックアップしてポジションを失った。でも、残りのレースはかなり良かった。僕たちが周りのチームと比較してコース上で最速のマシンだったとは思わない。タイヤデグラデーションに苦しんでいたし、大部分で望んでいたよりもプッシュしなければならなかった。でも、それ以外は良い結果を争えていた。カルロスのパンクは不運だった。僕たちにこれ以上のことができたとは思わない」

    6位:エステバン・オコン(ルノー)
    「今日のチームリザルトにはとても満足している。とても楽しかったし、多くのオーバーテイク、多くの楽しいバトルをして、素晴らしい結果で締めくくることができた。今日はレースで僕たちのマシンがどれくらい速いかを示したと思う。今日は本当に素晴らしかったし、チームのパフォーマンスも強力だった。ブダペストから今回のレースの間のエンストンとヴィリーの全員のハードワークの賜物だ。多くの議論をしてきたし、それが今日は本当に成果を挙げた。日曜日をもっと楽にするには予選でさらに準備を上げる必要があることが証明された。来週ももっと良い結果を出す機会はある」

    7位:ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
    「今日の7位は、僕たちにとって素晴らしい結果だ! 力強いレースができて、僕にとってはベストレースの一つと言えるかもしれない。この結果は予想以上で、ポイント獲得の可能性はあると思っていたけど、最初のセーフティカーのタイミングが不利に働いたことで、厳しい展開になりそうだった。その時点では12番手で、集団の中でバトルをしてした。タフな戦いだったが、楽しむことができて、ベッテル、ストロール、ジョビナッツィと素晴らしいバトルを繰り広げた。セバスチャンに近づくのに苦戦したけど、一撃でパスしなければならないと覚悟していた。フェラーリをアウトサイドからオーバーテイクするなんて、なかなかないので、心から楽しんだ! マシンの感触はよく、どこを改善すべきかも分かっているので、次戦ではさらなる前進ができることを願っている」

    8位:アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
    「8位は望んだ結果ではないけど、マシンにダメージを受けて、さらにペナルティーも科されてのものだ。ケビン(マグヌッセン)とのインシデントは、50/50だと思う。彼がミスをしてスペースを開けたので、僕はオーバーテイクを試みた。彼が僕のことを見ておらず、スペースを閉めてきたのに気付き後ろに下がろうとしたが、接触してしまった。コーナーの進入スピードの差が大きく、避けられなかった。今週末は課題が多かったが、ベストを尽くしたし、レースペースは十分あったので巻き返すことができた。シルバーストンは大好きなサーキットなので、来週またここでレースがあるのはうれしいし、今週学んだことをフリー走行から活用していけると思う」

    9位:ランス・ストロール(レーシングポイント)
    「僕たちは今シーズンのすべてのレースでポイントを獲得しているけど、9位でのフィニッシュにはがっかりしているし、どうしてそうなったのかを分析する必要がある。今日はマシンのバランスは良くなっていた。もっと競争力があると思っていたけど、レースでは順位を落としてしまった。今日は僕たちの日ではなかったし、来週末にむけて取り組み、もっと強くなって戻ってきて、マシンの実力を見せつける必要がある。今週末調子が良かったニコがレースに出られなかったのは残念だった」

    10位:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
    「誰にも挑戦することができず、非常に難しいレースだった。後続の多くが僕よりも少し速かったし、今週末は多くの異なることを試したけど、このマシンでグリップを見つけることにかなり苦労していたし、抜かれてしまった。必要なペースがなかったし、現時点でかなり自信を失っている。マシンを感じることができていないし、プッシュしようとするたびにコントロールを失ってしまう。エンジニアと一緒にこの問題を調べていく必要がある」

  • F1イギリスGP 決勝:ドライバーコメント(11位~DNS)

    F1イギリスGP 決勝:ドライバーコメント(11位~DNS)

    2020年のF1世界選手権 第4戦 F1イギリスGPの決勝で11位~DNSだったドライバーのコメント。

    レース直前には今回のレースで急遽代役としてF1復帰したレーシング・ポイントのニコ・ヒュルケンベルグのマシンにトラブルが発生して出走を断念。また、レース終了間際には入賞圏内を走行していたバルテリ・ボッタスとカルロス・サインツの左フロントタイヤがパンクしてポイント圏外に脱落するなど波乱の展開となった。

    11位:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
    「僕にとって本当に期待外れな結果だ。パンクはとても不運だった。それまでは全てが問題なく動作していた。ルイスにプレッシャーをかけようとしていたけど、ハードライヤでのロングスティントになることは分かっていた。終わりに近づくにつれて左フロントタイヤのバイブレーションがどんどん出始めていた。デブリなどは見えなかったので、バイブレーションを報告してタイウヤを管理していった。でも、そのあとスタート/フィニッシュ ストレートでタイヤが突然壊れた。ピットに戻るためにフルラップを走らなければならず、多くのタイムが犠牲になった。今週末から学ぶべきことはたくさんあると確信しているし、それを取り入れて次の週末に気持ちを切り替えていく」

    12位:ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
    「僕たちはかなり速かったし、今回初めて日曜日のペースが土曜日に匹敵していたのでポジティブだ。今日のペースに焦点を当てて多くの努力をしてきたし、僕たちは正しい方向に進んでいる。セーフティカーが出た後、マシンは強いと感じていた。キミ(ライコネン)をなんとかオーバーテイクできたし、アントニオ(ジョビナッツィ)にも追いついた。予選でアルファロメオとハースF1の前のポジションを維持できれば、日曜日にそこに留まることができない理由はないはずだ」

    13位:カルロス・サインツ(マクラーレン)
    「正直、何を言えばいいか分からない。画像がそれ自体を物語っていると思う。それ以外は非常に力強いレースをしていたので非常にフラストレーションが溜まる結末だ。素晴らしいスタートを切って、いくつかポジションを上げることができたし、レース全体を通して堅実なペースがあった。タイヤと後続マシンととのギャップを管理できていた。すべてがうまく機能していたし、僕たちは非常に力強く4位と12ポイントに向かっていたけど、タイヤが壊れて最終ラップにピットに入らなければならなかった。とてもがっかりしているし、期待外れで残念な結果だ。それについて僕ができることは何もなかった。最初の4戦でいくつか重要なポイントを失っているので、この不運の連鎖を断ち切れることを本当に楽しみにしている。チャンピオンシップが短いことで、このようにポイントを失うことは通常よりも痛手だ。でも、僕たちは続けていく必要がある。ポジティブな点は、コース上のマシンの感触がよかったことだし、スタッフはチームのために良いピットストップを行った。それもチームのために本当に気の毒に感じている理由だ。明日はここシルバーストンでの2戦目で僕たちの良いペースを生かすことに焦点を切り替えていく」

    14位:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
    「かなり難しいレースだったけど、できる限りのことはしたと思う。良いスタートを切って、いくつかポジションを上げることができたし、クルーが良いピットストップをしてくれたことでそこでも順位を上げることができた。でも、2回目のセーフティカーの後はペースに苦しんだ。最後は5秒ペナルティによって2つ順位を失った。もう少し競争力があることを期待していたし、データを調べて、来週またここでレースをするときに前進できることを改善していく必要がある」

    15位:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
    「これまでの最初の4レースの中で、今回はクルマのフィーリングがずっと最高で最も予測可能なレースだった。クルマは生き生きとしていて、ドライブするのが本当に気持ちよかった。最初のラップでミスをしてコースオフしたことで順位を失ってしまったけど、それ以外は自信を持ってプッシュすることができた。とても楽しいレースだったし、他のクルマと戦えるのはとても楽しかった」

    16位:ロマン・グロージャン(ハース)
    「レースの最初から最後まで本当に限界までドライブしたので、残念な結果だ。最初のスティントは楽しかった。セーフティカーの後ろで5番手に上がり、『おぉ、昔のようだ』と思ったね。ステイアウトしたことには満足しているし、ハンガリーでもやったように自分たちのマシンではこういったことを試さなければならない。リスタートの時点でタイヤがちょっと不安だったけど、最終的にはうまくいったし、ペースを保つことができた。ハッピーだったし楽しかった。来週に向けて何か大きく変わるとは思わない。序列は同じままだと思うけど、レース中のデグラデーションがもっと悪くなるのは明らかだろう。たぶん2ストップのレースになる。1ストップはちょっと退屈だから僕はそっちの方がいいね」

    17位:キミ・ライコネン(アルファロメオ)
    「こんなレースになるとは期待していなかった。レース序盤は戦えるチャンスはあると思っていたけど、ピットストップ後のペースは他についていくことができなかった。来年のレースにむけてどうやったらパフォーマンスを改善できるか確認する必要がある。終盤のラップでフロントウイングが故障したけど、最終的に違いはなかったと思う。何が起こったのかはわからない。詳しく調べてみる必要がある」

    DNF:ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)
    「わずかな時間で終わってしまったけど、今日はとても強いレースができたと思う。スタートはよく、ペースはかなりよかったので、いくつもオーバーテイクをして追い上げていくことができた。いい結果が出せると思っていたところ、突然ターン10でマシンのリアを失った。普段から、まずは自分に責任があると考えるので、原因は自分だと思ったが、映像を見返すと僕のコントロールが及ばない範囲で何かが起こっているように見えたので、データをすべてチェックして何が問題だったのかを理解する必要がある。今日はポイントが獲得できるはずだったので残念だが、また来週トライしていく」

    DNF:ケビン・マグヌッセン(ハース)
    「アクシデントの後、僕は完全に元気だけど、とにかくとてもフラストレーションを感じている。素晴らしい良いスタートができたし、今回もいくつか順位を上げることができた。グリッドに向かう途中でマシンの感触が良かったので、エンジニアにはマシンが本当にうまく機能していると伝えたくらいだ。今日は何かできたかもしれなかったけど、リタイアするになってしまい本当にがっかりしている。できることはすべてやった。予選ではベストを尽くせたし、良いスタートが切れた。1周目に順位を上げて、トップ10に近づいていた。いい感じだったので、とても残念だ」

    DNS:ニコ・ヒュルケンベルグ(レーシングポイント)
    「レースをスタートできなかったのは本当に残念だ。チームは僕をグリッドに着かせるために全力を尽くしてくれたので、チームのためにも残念に感じている。全員のヘルプにとても感謝している。今週末はいきなり新しい世界に飛び込むことになったけど、再びチームと仕事をする機会を楽しんだ。僕たち全員のハードワークの報酬としてレースで良い結果を出せれば素晴らしかっただろう」

  • F1イギリスGP 予選:トップ10 ドライバーコメント

    F1イギリスGP 予選:トップ10 ドライバーコメント

    2020年のF1世界選手権 第4戦 F1イギリスGPの予選でトップ10入りしたドライバーのコメント。

    予選はメルセデス同士の戦いになり、ルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得。Q2ではターン7(ルフィールド)して赤旗の原因となったが、最終的にコースレコードを更新する1分24秒303をマークして、3戦連続、通算91回目のポールポジションを獲得した。

    2番手にもバルテリ・ボッタスが続き、メルセデスがフロントローを独占した。3番手はレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。トップから1秒差(1.2%差)という現実を叩きつけられる結果となった。4番手にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、5番手にはランド・ノリス(マクラーレン)が続いた。

    1番手:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    「この感覚が色褪せることはないのは確かだ! 予選にむけていくつかマシンに変更を加えたけど、感触は悪くなって、最初の2つのセッションでは本当に苦しんだ。このトラックは、サーキットの様々な部分で逆風、追い風、横風と風向きが変わるので、動くプレートの上でボールをジャグリングしているような感覚だ。予選は自信を築くことがかなり重要だし、Q2でスピンした後は深呼吸して、自分を落ち着かせて、メンタルをリセットしなければならなかった。特にバルテリが次々と速いラップをしていることはわかっていたからね。Q3は順調にスタートしたし、最初のラップはクリーンで素晴らしいものだったけど、2回目のラップはさらに良かった。トラック、そして、ここからそう遠くないファクトリーで仕事をしているチームの全員の僕たちを前進させ続けるための疲れをしらない仕事に心から感謝している。その一員であることを本当に誇りに思っている。明日はファンがいないので奇妙なレースになるだろう。彼らがいないのは本当に寂しい。まったく異なるエネルギーをくれるからね。彼らが家で見てくれていて、僕たちを応援してくれるのはわかっているので、彼らのために良いショーを見せられることを願っている」

    2番手:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
    「2番手にがっかりしているけど、実際にルイスの方がQ3で多くのタイムを見つけていたし、彼を捕らえることはできなかった。今日、彼は本当に良い仕事をしたし、ポールにふさわしい。かなりスムーズなセッションだったし、Q1とQ2でクリーンなラップを走れた。マシンの感触はかなり良かった。でも、Q3は苦労した。低速コーナーで攻めるのに苦労したし、リアエンドが以前よりもドリフトしていた。でも、重要なのは明日だし、今週末のロングランのパフォーマンスは本当にいい感じだ。チャンスはあると思っている。すべてがまだかなりオープンだし、楽しみにしている」

    3番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
    「全体的に見て、マシンの力を出し切っていい予選ができたと思っている。予選Q3の最終ラップでは特にいいタイムで走れたが、メルセデスは前戦までと同様に非常に速かった。3番手の結果に満足しているし、明日はクリーンスタートを決めて彼らにプレッシャーを掛けたい。F1マシンは風に弱いので、このサーキットでは風が勝負の行方を左右する。昨日は低速コーナーに苦しんだけど、それも改善しつつある。セッティングの方向性は固まったと思うし、今日は楽しくドライビングできた。やるべきことはやっているので、明日は走るだけだ。表彰台のできるだけ上でフィニッシュしたい」

    4番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「僕たちが期待していたよりもはるかに良い予選だった。これまでの仕事と最終ラップにとても満足している。すべてをまとめられたと思うし、クルマのバランスはかなりいい感じだった。マシンからあれ以上は引き出せなかったと思うし、4番手にとても満足している。また、Q2ではミディアムタイヤで素晴らしいラップをしてQ3に進むことができた。本当に良い決断だった。昨日はレースペースで苦労していたので、明日は現実的には難しいと思う。一晩かけてマシンを変更した変更したけど、それが目に見えて予選ペースに影響を与えなかることはなかったし、良い戦略によってタイヤ選択のアドバンテージを得られることを期待している。明日を本当に楽しみしている。多くのポイントを獲得できることを期待している」

    5番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「まず何よりもチームは予選にむけてマシンを準備するために素晴らしい仕事をしてきれた。大きな変更を加えなければならなかったし、時間通りに出ていくことができなかった。でも、僕たちは出ていけたし、チームのハードワークに感謝したい。グダグダな予選だった。特に1回目のアタックではいくつかミスがあった。コースオフして、自分で妥協を強いてしまったし、予選の前半を通して少し自信を失っていた。理想的ではなかったね。なんとかキャッチアップして、良いリズムを掴もうと頑張ったけど、最後のセッションまであまりそれができていなかった。オールドタイヤで以前のニュータイヤに匹敵できたことで、よりグリップのある新しいセットに少し自信がついたし、プッシュすることができた。素晴らしい結果だ。特にことは僕のホームレースだからね。明日は重要だし、良い結果に変えなければならない」

    6番手:ランス・ストロール(レーシングポイント)
    「今日のポジティブな点は、明日6番手からスタートできることだ。戦略はうまくいき、ミディアムタイヤでスタートするというアドバンテージがあるし、周りのマシンとの戦いに役立つはずだ。僕たちはは間違いなくまた多くのポイント獲得を争える立場にいる。それが目標だ。昨日のプラクティスの方が強いと思ったし、気持ちを切り替えて、明日どうすれば強さを取り戻せるかを理解する必要がある。今日はマシンの最適なバランスを見つけるのが難しかった。それがセクター1に影響を与えた。予選ではそこで少しタイムを失った。今日の気温と風の状態は異なり、かなり変化していたため、これを回避することは困難なことでもあった。全体としてポジションには満足しているし、明日はまた別の日だ。今夜、ポジティブなステップを果たして、僕たちのホームレースに良い状態で臨めると自信を持っている」

    7番手:カルロス・サインツ(マクラーレン)
    「チームにとって非常に強力な一日だった。特に僕にとっては週末が経過するにつれてマシンの感触が良くなっていたし、バランスとセットアップで進歩を果たした。全体的にまだやるべき作業はあると思うけど、マシンにはより満足できているし、明日にむけて良いポジションにいると思う。でも、Q3の最後のラップは望み通りにはいかなかった。出口で少しタイムを失って、ロングストレートにむけてトラクションがかからなかった。それでも7番手だし、レースのためには良いスターティングポジションだ」

    8番手:ダニエル・リカルド(ルノー)
    「今日は8番手に満足している。かなりトリッキーなコンディションだったのでなおさらね。クリーンなラップで、ミスもなかった。あまりスペクタクルなこともなかったけど、8番手には十分だったし、7番手にはわずかに足りなかった。僕たちの何人かは0.5秒以内でかなり拮抗していた。僕たちは週末ずっとトップ10あたりにいたので、今日のパフォーマンスには満足している。明日のレースは面白くなるだろう。特に6位もしくは5位のバトルはね。僕たちは周りの大半と同じようにソフトでスタートするし、何ができるか見てみよう。ホームで多くのポイントを獲得することが目標だ」

    9番手:エステバン・オコン(ルノー)
    「全体的に良い予選だった。とてもポジティブなセッションだった。特にQ1とQ2はかなり快適だった。Q3ではそれを少し失ったし、そこで何が起こったのか見直してみるつもりだ。ハンガリーからの進歩には満足しているし、今後も継続する必要がある。日曜日のペースは良くなっているように思うし、予選は最も改善を見つける必要があったエリアだ。明日はいい感じだと思うし、僕たちはトップ10に入っている。それなりのポイントを獲得できる良いチャンスだと思う」

    10番手:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
    「ここまで週末全体で少し苦戦しているし、予選はちょっと浮き沈みがった。僕にとってクルマを機能させるのが難しかったし、理想的ではなかった。そこまで悪くはなかったけどね。リズムに乗るのに苦労した。良いセッションではなかったし、Q3に進めはしたけど、理想的なタイヤではないし、十分な進歩をすることができなかった」

  • F1イギリスGP 予選:ドライバーコメント(11番手~20番手)

    F1イギリスGP 予選:ドライバーコメント(11番手~20番手)

    2020年のF1世界選手権 第4戦 F1イギリスGPの予選で11番手~20番手だったドライバーのコメント。

    タイヤを自由に選択されるなかでの最上位となる11番手は、アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリー。ガスリーは予選Q2で10番手と同タイムを記録したものの、タイムを出した順番が遅かったため、11番グリッドとなった。Q26列目12番グリッドにはレッドブル・ホンダF1のアレクサンダー・アルボンが並ぶ。

    11番手:ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
    「予選の走りには満足している。レーシング・ポイントと同等のタイムを出し、Q3に進めるだけの走りができていたので、チームとしてもいい仕事ができたと思う。明日の決勝は11番グリッドからのスタートなので、タイヤを自由に選択できるし、いい結果が出せると思っている。昨日よりも前進できているし、明日は10位以内に入ってポイントを獲得したい」

    12番手:アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
    「今日よりも昨日のほうがいい走りができたが、明日の決勝が重要だ。FP3であまり走行ができなかったので、予選でスピードを掴むのに苦労した。風向きが頻繁に変わり、それに対応したセッティングも必要なので、簡単ではなかった。予選Q2はとても拮抗していて、少しのタイム差が大きなグリッド順の違いになった。明日のスタートは自由なタイヤ選択ができるし、それを活かしてポイントを獲得できるよう気持ちを入れ替えて走る」

    13番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(レーシングポイント)
    「僕たちはQ3に非常に近かったし、今週末に孤立無援の生活からやってきたことを考えれば満足している! 8か月振りに戻ってきて、まったく異なる環境に飛び込んで、以前に運転したことのないF1マシンにのってすぐにパフォーマンスを発揮することは大きなタスクだ。本当に高速のチャレンジであるシルバーストンでコンディションが1日を通して変化しているときは特にね。だから、今日はちょっとあたふたしてしまった。特にセクター1でラップを完璧に決めるのはトリッキーだったQ2でソフトタイヤとミディアムタイヤの両方を使用してリズムを維持することはチャレンジだったけど、ほぼ戦略を機能させることができた。これはチームと僕がうまく仕事ができていることを示している。マシンについても理解し始めているし、学習を続けて、素早く迅速することが目標だ。今夜は宿題をこなして、明日はポイント獲得を目指していく」

    14番手:ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)
    「今日よりも昨日のほうがいい走りができたが、明日の決勝が重要だ。FP3であまり走行ができなかったので、予選でスピードを掴むのに苦労した。風向きが頻繁に変わり、それに対応したセッティングも必要なので、簡単ではなかった。予選Q2はとても拮抗していて、少しのタイム差が大きなグリッド順の違いになった。明日のスタートは自由なタイヤ選択ができるし、それを活かしてポイントを獲得できるよう気持ちを入れ替えて走る」

    15番手:ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
    「僕たちは自分たちのパフォーマンスに満足するべきだ。これで3戦連続だ。僕たちは土曜日に速く、日曜日は遅くなっていたので、もっと日曜日向けにマシンをセットアップしていたので、今日のパフォーマンスはかなり驚きだった。マシンの感触は素晴らしいし、トラックを運転するのが本当に楽しかった。Q2に進めば、いつだってもっと良い結果をンぞむものだけど、現実的な目標はハースとアルファロメオに上回ることだった。次のチームであるアルファロメオはまだあまりに先にいるからね。自分の仕事には満足している。明日何が起こるか見てみよう」

    16番手:ケビン・マグヌッセン(ハース)
    「こうなることはわかっていた。今週末のレースにむけて予想していたことだけど、予選で主なライバルであるアルファロメオの前に出るという仕事はできた。現時点でそれが僕たちにできる精一杯だ。次のグループに飛び込むにはもう少しだ。予選で力を最大に発揮できるようにしていれば、たとえ少し弱点があるとしても、できるだけ高い場所につくことに集中しなければならない。ペナルティを受けるドライバーが何人かいるみたいなので少しグリッドが上がるかもしれない。どうなるか分からないけど、それでポイント獲得に近づけるかもしれない」

    17番手:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
    「僕たちはいくらか前進しているし、それについては満足していいと思う。もちろん、まだやるべき仕事はたくさんあるけど、僕たちは他チームに少し近づいているし、正しい歩行に進んでいると思う。それは僕たちに多くのモチベーションを与えてくれている。自分のラップにはとても満足している。やれる限りの良いラップだったと感じているけど、Q2に進出するには十分ではなかった。以前のラウンドと同じようにレースペースの方が少しよさそうなので、ポイントを争うチャンスはあると思っている。良いスタートを切って、良い戦いを繰り広げるつもりだ。何が起こるか見てみよう」

    18番手:キミ・ライコネン(アルファロメオ)
    「今週末はクルマが強くなっていた。良いフィーリングを持っていたし、ハンドリングもいい感じだった。でも、まだ何かが足りないのは明らかだ。もう少し上位グリッドを獲得できたはずだけど、最終コーナーで引っかかってしまった。でも、公正を期して言うならば、最終リザルトにあまり違いはなかっただろう。チームとして僕たちには取り組まなければならないことがある。僕たちは改善しているけど、この方向を続けていく必要がある。明日のレースは面白くなるはずだ。もっと良くなることを期待しているし、トップ10に入るために戦えるはずだ」

    19番手:ロマン・グロージャン(ハース)
    「FP3での感触は本当に良かったし、マシンに満足できていた。バランスには特にね。予選にむけていくつか変更を施したけど、マシンは同じように動作しなかった。そこが実際に僕たちが悩んでいるところだ。セッションごとにまったく同じにはならない。複雑だった。Q1では3回アタックをしたけど、そのどれもあまりよくなかった。明日何ができるか見てみよう。僕たちは天候によってさまざまなことが起こるイギリスにいるからね。予選で雨が降るはずだったけど、青空が見えた。明日はその反対かもしれないし、それを生かすことができることを願っている」

    20番手:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
    「競争力を高めるために、一晩かけてマシンを大きくリセットした。マシンの調子はよくなったし、自信が増していた。自分自分、そして、最終ラップでのミスに非常に失望している。欲張りすぎてスロットルを踏んで、マシンをスピンさせてしまった。実際に、ラップを終えていれば、十分にQ2に進めるラップだったかもしれない。ジョージはそれが可能であることを示した。今週末はブダペストでの状況と比較して予選でのマシンに少し疑いを持って臨んでいた。でも、このようなトラックでもまだゲインが引き継がれていることが示されたと思う。いくつかポジティブな兆候がある。ガレージの私サイドは少しフラストレーションの溜まる結果となった」

  • F1イギリスGP 金曜フリー走行:全ドライバーコメント(1)

    F1イギリスGP 金曜フリー走行:全ドライバーコメント(1)

    F1イギリスGPの金曜フリー走行の上位5チームのドライバーコメント。2020年のF1世界選手権 第4戦 F1イギリスGPの2回のフリー走行が7月31日(金)にシルバストーン・サーキットで行われた。

    初めての8月開催となったF1イギリスGPだが、金曜日は例外的に高い気温のなかでセッションが行われた。午前中はマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がトップタイムを記録。午後にはランス・ストロール(レーシング・ポイント)がトップタイムをマークした。

    メルセデス
    ルイス・ハミルトン
    「正直、とても難しい1日だった。バランスが完全ではなかったし、今日は風がコンディションをとてもトリッキーなものにしていた。今夜はその部分に取り組んで、いつものような感触を得られなかった理由を解明していく。ドライビングが難しい1日だったけど、最悪というわけではないし、このチームの素晴らしいところは常に詳細まで深掘りすることだ。夜の間に良い変更ができることを願っている。明日はもっと涼しくなるはずだし、レッドブルとレーシング・ポイントは強そうなので接戦になるといいね」

    バルテリ・ボッタス
    「マシンはいい感じだ。最初のセッションはバランス面で少しトリッキーだったけど、2回目のセッションでのフィーリングはそれほど悪くなかった。でも、ギャップはかなり小さいし、レーシング・ポイントとレッドブルはどちらも強そうだ。だから、僕たちにはやるべき仕事がある。通常、僕たちは予選に向けてステップアップできるはずなので、今夜の改善を楽観視している。残りの週末は路面温度が下がり、風向きが変化し、コンディションが完全に変わる。このトラックでは常にそれがかなり大きな影響を与えるので、誰がそうした変化に最も早く反応できるかの戦いになる。今夜は仕事に取りかかり、マシンからどれくらいパフォーマンスを絞り出せるかやってみなければならない。十分なものを引き出せることを願っている」

    フェラーリ
    セバスチャン・ベッテル
    「どうも噛み合わない1日あったし、午前のセッションを失ったのは残念だった。午後もブレーキペダルに問題があり、少し時間がかかってしまったので、リズムを掴むがちょっと難しかった。あまり多く周回はできなかったけど、明日に向けてマシンを改善するのに役立ちそうなことは少し学べたのでどこまでいけるかやってみよう。明日はトラックがもう少し涼しくなるはずだし、もっといい日になるはずだ。ヒュルケンベルグ? かつてはドイツ人ドライバーが7~8人いた時代もあったので、僕1人ではないはうれしいね! ニコにとっては良かったけど、もちろん、みんながセルジオ(ペレス)が早く良くなることを願っている」

    シャルル・ルクレール
    「予選パフォーマンスに関する限って言えば、まずまずの1日だった。でも、レースペースはそこまでではなさそうだ。ロングランではマシンはかなり運転しにくかったし、バランスも悪かった。ミスをしないようにするのが難しかった。明日と日曜日は気温がかなり変わるみたいだし、レースペースを上げるためにまだいろいろ変えられると覆っている。予選ペースは多少妥協を強いられることになるだろうけどね」

    レッドブル・ホンダ
    マックス・フェルスタッペン
    「FP2でアタックラップ中にブロックされてしまい、思うようなアタックができずに終わってしまった。しかし今日は悪くない初日になったと思う。改善を重ねた新しいマシンパーツをテストしましたが、いい方向に作用しているようなので安心している。もちろんまだ多くの改善点は残されているし、レースウイークの金曜日は他のチームが何をしているのかは分からない。マシンにいい手応えは感じているけど、引き続き改善に努めていく。ロングランでも調子はよさそうだけど、このレースウイークにかけて天気が変動していきそうなので、どう状況が変わっていくかはまだ分からない。総合的にはポジティブな初日を迎えることができたと思う。明日、自分たちが本当にどのポジションにいるかが分かるだろう」

    アレクサンダー・アルボン
    「FP2でのアクシデント以外は、今日はとてもポジティブな結果の一日になった。大したことはなく、僕自身も無事だった。リアが流れてしまい、マシンを制御することができなかった。持ち直したと思ったが、リアの挙動を失ってしまった。何が起こったのかデータを解析したいと思う。チームとしては、大きな一歩を踏み出せた初日だったと思う。今日はあまり期待できないと予想していたけどが、FP1を走りだしてみるとマシンの感触もよく手応えを感じることができた。もちろんメルセデスはまだすべてのポテンシャルを見せているとは思っていないけど、僕たちのチームのマシンのほうがバランスがよさそうに見えたので、より理解できているのではないだろうか。明日は風や気温が今日とは大きく変わりそうなので、リセットされるような気持ちだが、今のところとてもいい方向に進んでいると思う」

    マクラーレン
    カルロス・サインツ
    「それは激しい金曜日だったし、新しいアップグレードをテストし、トラックの状態に適応する必要があった。FP1からFP2にかけて、風が強まり、気温がかなり上昇しました。それによって路面がタイヤにとってトリッキーになり、マシンの運転がより困難になった。FP1からFP2への改善があり、ポジティブな初日だったと思うが、マシンのフィーリングはまだそこまでではない。僕たちのラップタイムは競争力があるように見えるが、一部のマシンは赤旗に妨げられていたので、僕たちが実際にどノ一にいるかを確認するのは明日まで待たなければならない。楽しみにしているよ!」

    ランド・ノリス
    「走行プランのほとんどをこなせたという点では、まずまずの1日だった。唯一、FP2だけが難しかった。終盤に小さな後退があり、燃料を積んだペースで2~3周しかすることができなかったことには少しイライラさせられた。それ以外では、今週末にむけたアップグレードとマシンのいくつかの変更に取り組み、今僕たちが持っているものについて理解を深めることができた。全体的に見て、風がマシンに大きな影響を与える困難な1日だった。風は状況をトリッキーなものにしていた。それを除けば、必要なものをこなせたという点でポジティブだった」

    ルノー
    ダニエル・リカルド
    「ファンがいないここで運転するのは少し違った感じがした。ファンの存在を最も感じられる場所だからね。いつもドライブするのが楽しいトラックなので、この場所が提供する高速区間を楽しむことができた。走行に関しては、いくつか有望な兆候を示していたけど、僕サイドでは、マシンの一貫性が少し欠けていた。満足できる走行もあったので、やるべきことはいくつかある。いつものように、グループ間のマシンはかなり拮抗している。明日は気温が下がるので、かなり変化するはずだ」

    エステバンオコン
    「まずまずな1日だったと思う。新しいアップデートをテストして、高速コーナーがたくさんある非常に速いコースでマシンの感触をつかめたのは良かった。暑さとかなり強い風が吹くトリッキーなコンディションでマシンをテストするのは興味深いことだった。全体として、今日はかなりうまくいったが、明日予選に臨むためにもう少しペースを引き出せるはずだ。データを確認し、必要に応じて明日の準備を整えていく」

  • F1イギリスGP 金曜フリー走行:全ドライバーコメント(2)

    F1イギリスGP 金曜フリー走行:全ドライバーコメント(2)

    F1イギリスGPの金曜フリー走行の下位5チームのドライバーコメント。2020年のF1世界選手権 第4戦 F1イギリスGPの2回のフリー走行が7月31日(金)にシルバストーン・サーキットで行われた。

    初めての8月開催となったF1イギリスGPだが、金曜日は例外的に高い気温のなかでセッションが行われた。午前中はマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がトップタイムを記録。午後にはランス・ストロール(レーシング・ポイント)がトップタイムをマークした。

    アルファタウリ・ホンダF1
    ピエール・ガスリー
    「シルバーストンに今年も戻ってこれてうれしい! シーズン通して行われるサーキットの中でも、指折りのサーキットの1つだと思う。多くの周回を走ることができ、予定していたテストも終えることができたので、いいスタートを切れたのではないだろうか。でも、まだマシンの感触にはしっくりきていない。今夜の作業で正しい方向に改善できれば、明日はさらにいいパフォーマンスを発揮できる自信があるので楽しみだ」

    ダニール・クビアト
    「FP2の中盤、ニュータイヤでの走行中に赤旗となってしまい、十分に走ることができなかったものの、レースウイーク初日は成果を得られたと思う。ニュータイヤでの走行をあきらめ、セッションの残りはユースドタイヤで走らなくてはならなかったのが少し残念だった。それ以外は、予定していたテストもいくつかこなすことができたし、マシンのバランスにも手応えを感じた。今夜データの解析に努め、明日に向けて何を改善できるか見つけていきたいと思う」

    レーシング・ポイント
    ランス・ストロール
    「今日は良い一日だった。FP2でトップに立つことは素晴らしいことだ。今日のマシンはショートランとロングランの両方で強力だったので、僕たちにとって週末へむけた有望なスタートだ。シルバーストンがマシンに合うことをわかって週末に入ったし、予選とレースが本当に重要な場所だけど、今週末の多くのポイントを獲得するために良い戦いができそうだ。チェコ(ペレス)のことは残念だよ。彼がいないのは寂しいけど、ニコがチームに戻ってきたのは素晴らしいことだだ。このマシンのドライビングを楽しんでいるだろうね。彼も競争力を見せているし、素晴らしいことだ」

    ニコ・ヒュルケンベルク
    「この24時間は本当に特別だった。昨日の午後4時30分にオトマー(サフナウアー/チーム代表)から電話をもらい、飛行機に乗った。ファクトリーに到着し、午前2時までシートフィッティングをしていた。今朝は午前8時からシミュレーターに乗り、いくつか有益な準備作業ができた。今日僕をマシンに乗せるために素晴らしい仕事をしてくれたチーム、そして、スーパーライセンスの件で協力し、素早く対応してくれたFIAに感謝したい。今日の主なプラスの点点は、チームのプログラムを全て完了して、たくさんのラップを走り込めたことだ。思い切って飛び込む必要があったけど、マシンのポテンシャルは理解できた。ソフトタイヤではもっと引き出せたと思うけどね。旧知の顔ぶれと仕事ができてうれしかったし、それも感覚を取り戻すのに役に立っている。今夜みんなと仕事をするのが楽しみだ。明日はマシンから確実に全てを引き出せるようにしたい」

    アルファロメオ
    キミ・ライコネン
    「忙しい金曜日だったが、ここまでのところはいい感じだ。タイムは少し有望に見えるが、まだ金曜日であり、実際にそれらから結論を出すことはできない。僕たちが分かっているのは、この週末を最大限に活用するためにやるべきことはまだあるということだ。アップグレードは期待どおりに機能しているように見えるが、まだ始まったばかりだ。明日は何がもたらされるのか、特に天候に関しては誰にもわからない。コースに出てやるべきことをやるだけだ。以前よりも良いポジションにいられることを願っている」

    アントニオ・ジョビナッツィ
    「今日示したことにはかなり満足しているけど、まだ週末は始まったばかりだし、浮かれるわけにはいかない。朝は特に風が強くてかなりトリッキーだったが、午後ははるかに良くなった。予選とレースペースの両方に関していくつかの良い前進を遂げたと感じている。このレースのために導入したアップグレードはうまく機能しているようだし、これを土台にして構築していきたい。明日は状況が異なるかもしれないので、僕たち何にでも対応できる準備ができている必要がある。冷静さを保ち、とにかく仕事をする必要がある」

    ハース
    ロマン・グロージャン
    「実際には、マシンの挙動などにおいてポジティブな1日だった。また、午後にマシンの調子が良くなるように、いくつかの良いセットアップ変更ができたと思う。これは素晴らしいことだ。残りの週末の課題は、今日のような高温に再び遭遇しないことだ。そのため、今日行われたすべての作業は、日曜日の状況を予測する必要がある。バランスはまあまあだし、マシンのベストを手引き出せているけど、16番手と19番手は明らかに理想的ではない。できれば明日は1台でもQ2に進んで、中期的には2台ともQ2に行けるようにしたい。レースに関しては他の人たちよりもデグラデーションがマシかどうかを見てみる必要がある」

    ケビン・マグナッセン
    「今日は暑かったので物事が困難になった。タイヤが本当に熱くなてちた。このコースは、高速コーナーがあり、暑いときはタイヤがオーバーヒートしやすい。今日は興味深い1日だった。明日の涼しい気温が僕にとってより良いかどうかを見るのは興味深い。それはVF-20の学習のもう1つの要素になるだろう。僕たちはあまり速くなさそうだけど、それは予想していたし、今の僕らにあるものを生かそうとしている。もう少し引き出せそうだけど、どうなるか見てみよう」

    ウィリアムズ
    ジョージ・ラッセル
    「今日は難しいコンディションだったが、ペースはまあまあだったと思う。チームとしては、このサーキットはハンガリーほど僕たちのマシンには合っていない。アルファロメオはかなり速く見えるので、今週末はハースと競争することになると思う。ダウンフォースとドラッグの適切な妥協点を見つけようとしている。ここには多くのストレートがあるけど、高速コーナーがたくさんあるので、コプス、マゴッツ、ベケッツをできる妥協することなく走る必要がある。シルバーストンは僕のホームレースだ。去年はファンでとても話題になたったけど、残念ながら今年はそうではない。でも、マシンにペースがあるおかげで、興奮レベルはそれ以上だ。まだ自分たちが望む位置ではないけれど、少なくとも戦うチャンスはあると思っている」

    ニコラス・ラティフィ
    全体的に、トラックを運転した経験としてはかなり楽むことができた。カレンダーの中でも大好きトラックスなので、ここでこのマシンを走らせるのを楽しみにしていた。高速なのでとても楽しい。全体として、FP1の最初の走行は悪くなかったけど、その後、問題があってそのせいでプログラムに少しだけ影響した。FP2に向けていろいろ試したけど、マシンの感触の面ではほとんど機能しなかった。自分が望んでいたペースではなかったし、一貫性に苦しんだ。重い燃料の走行に関しても自分自身のドライビングの一貫性に満足していない。これだけ難しかった理由についてはなんとなく見当がつくけど、当然、今夜にいろいろと分析しないといければならない」

  • F1:セーフティカードライバーが新型コロナに感染したらどうなる?

    F1:セーフティカードライバーが新型コロナに感染したらどうなる?

    F1には、指定されたセーフティカードライバーが1人いる。ドイツ出身のベルント・マイレンダーだ。だが、彼が体調が悪くなったり、新型コロナウイルスに感染した場合、グランプリは開催できるのだろうか? 答えは“イエス”だ。

    2020年のF1世界選手権の再開にむけて、F1は厳格な衛生・安全対策を実施。サーキットに入る関係者は96時間おきにPCR検査を義務付けられ、移動や物流に関しては、「トラベル・バブル」と言う仕組みを採用し、それぞれが必要最小限の接触に留めるための方策が徹底されている。

    第3戦 F1ハンガリーGPに先立った新型コロナウイルス検査で2名の陽性反応が出たが、2人ともオペレーションから外されて隔離され、彼らと濃厚接触のあった人々も追跡され、隔離された。その結果、その後の検査でさらなる感染者が出ることはなかった。

    F1ドライバーが感染した場合に備えて各チームはリザーブドライバーを待機させている。では、セーフティカードライバーのベルント・マイレンダーが感染した場合はどうなるのだろうか? 彼の代役はメディカルカードライバーのアラン・ファン・デル・メルヴェが務めることになる。彼はかうてF3000とA1GPに参戦し、元BAR/ホンダのテストドライバーを務めた経験がある。

    F1ドクラーのイアン・ロバーツとともにインタビューに答えたベルント・マイレンダー「まずはイアンのところにいって、適切な薬があるかどうかか尋ねる。だが、仕事ができないくらいに体調が悪い場合は、通常、メディカルカードライバーのアラン・ファン・デル・メルヴェに置き換えられる」とコメント。

    「シーズン前に、彼は私の同じようにセーフティカーでトレーニングをしているので、彼はマシンのことをよく知っている」

    では、メディカルカーは誰が代役を務めるのか?

    「アランが私からセーフティカーを引き継いだ場合、パドックにはリザーブのF1ドライバーがいて、メディカルカーを運転することができる。もちろん、彼らはメディカルカーのことはよく知らないが、それはセーフティカーのケースほど重要ではない。クラッシュが発生した場合、メディカルカーは半周のスピードで運転するだけでよい場合がある」

    では、F1ドクターが体調を崩してしまった場合はどうなるのか? それもパニックになる必要はない。

    「私は全てのレースに参加するFIAのメディカルデレゲートとしての責任がある。全てのグランプリには国内医師、そして、地元の医師が参加している。事故現場には常に医師がいる」とイアン・ロバーツは語る。

    では、セーフティカーまたはメディカルカーが機械的に故障した場合はどうなるのか?

    ベルント・メイランダーは、「この問題はさらに簡単に解決できる。まったく同じ機器を備えた2台の同じセーフティカーと2台の同じドクターカーがある」と説明した。