カテゴリー: F1ドライバー

  • F1アゼルバイジャンGP 予選:トップ10 ドライバーコメント

    F1アゼルバイジャンGP 予選:トップ10 ドライバーコメント

    2021年のF1世界選手権 第6戦 F1アゼルバイジャンGPの予選でトップ10入りしたドライバーのコメント。

    1番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「とてもハッピーだ。僕たちは着実に進めようと思っていたし、今日はQ3でだけプッシュした。それがかなりうまくいったように思う。良いリファレンスがあった。どこでゲインできて、どこでもっとプッシュできるかが分かっていた」

    「それが僕がやったことだ。最初のラップの後、それなりに満足していたけど、ターン4-5-6でかなり失っていた。2回目のラップはかなり強力に進めていたけど、赤旗でセッションは止められてしまった。でも、とにかくポールなので、それについてはとてもうれししく思っている。僕たちのレースペースはチャンピオンシップで先行しているライバルほど強くないので、レースで彼らを抑えるのはとても難しいと思う。ここはストレートがとても長いし、オーバーテイクしやすい。全力を尽くすし、明日もまたポジティブなサプライズを起こせることを願っている」

    2番手:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    「厳しい状況の中で、あのラップができて本当にうれしいし、感激している。この結果はまったく予想してなかったし、この週末は信じられないほど苦戦していたので、記念すべき結果だ。僕たちは冷静さを失わず、裏では厳しい会話を続け、お互いに挑戦し合い、決してノーとは言わなかった。今日はFP3から予選にかけて最高の飛躍を遂げられた。FP3の最後で手がかりを見つけて、その方向にプッシュしていった。とても難しく、ファクトリーでは昨晩から今日にかけて、本当に多くの仕事に取り組んでくれた。みんな満足してくれることを願っているけど、まだ明日も仕事がある。僕たちは1ラップのペースよりもレースペースの方がはるかにいい。1ラップではかなり遅れているけど、レースペースではかなり接近している。なぜかは分らないけど、明日は他のチームと戦えると思いたい」

    3番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
    「ここではポールポジション争いができる自信がかなりあったし、レースウイークでもいい感触だったので、満足はしていない。予選は多くの赤旗中断で荒れた展開になったし、Q3の最後の赤旗ではタイム向上を狙った全員が阻まれた。残念だけど、高速のストリートサーキットなので、こういったことが起こるのは仕方ないことだ。もちろん、もっと前からスタートしたいとは思うけど、3番手も悪くはない。マシンがいい状態なのが分かっているので、勝機はまだあるし、この位置からでもいい戦いができるはずだ。予選を見て分かるように、このサーキットでは何が起きるか分からないので、クリーンなスタートを決めて、前方へプレッシャーをかけられればと思っている。上位3グリッドを3チームが占めたので、戦略面ではなかなか面白いレースになると思うし、タイヤを持たせることも重要になる。勝利を手にできる位置にいるので、明日何ができるかを見ていく」

    4番手:ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
    「率直に言うと、とんでもない一日だったね。FP3でトップタイムをマークして、予選に向けてはすごくエキサイティングな気持ちになった。今日は明らかにペースがよく、力強さも感じていた。レースウイーク中はずっとプッシュし続けているけど、ここバクーではマシンをうまく機能させられている。予選でのパフォーマンスにも満足していて、最終的にはトップ争いができる位置にいられたのではないかと思うけど、4番手というのも素晴らしい結果だし、上位との差もわずかだ。チーム全員の素晴らしい努力の成果であり、ここまで向上できたことをみんなが誇りに思うべきだ。一周ごと、セッションごとに状態を上げていき、すべて限界までプッシュしようとしてきたけど、今週末はそれがうまくできている。Q3では全力を出し切れて、明日のレースに向けて非常にいい位置につけられた。ユウキは、プラン通りに締めくくることができなかったけど、今週末はとてもよくやっていると思う。各セッションを通じてペースを上げるために懸命に取り組んできたので、初のQ3進出を果たしたことを喜んでいいと思う」

    5番手:カルロス・サインツ(フェラーリ)
    「今日もとてもフラストレーションのたまる予選になった。あの状況によって、僕たちのマシンのポテンシャルをフルに発揮できなかったのは残念だ。アルファタウリが目の前でクラッシュしたとき、僕は最後のアタックでタイムを縮めていた。タイヤがロックした煙が見えたけど、そのまま走ってくれと思った。クラッシュが見えたときには手遅れで、僕はバリアに当たってしまった。あの速度だともっと酷いことになってもおかしくなかったけど、クルマは大丈夫みたいだ。ポジティブなこととしては、僕たちのペースはとてもいいし、バクーに来る前に予想を上回るくらいだ。ポールを取ったシャルルを祝福したい。全体としてはチームにとって素晴らしい結果だ。これからレースに向けた準備を始める。明日はリカバリーするためにベストを尽くす」

    6番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「混乱した予選だったけど、誰にとってもそうだったと思う。ユーズドのタイヤだったことを考えれば、6番手で終えられたのはOKだ。最終的には、もっと上を目指せる可能性があったと思う。赤旗が出る前に新品タイヤで最後のラップをしていた。ペナルティを受けて9番手スタートになったことは残念だ。最も安全な行動をとったと思うので、このペナルティは辛い。明日はさらに難しい状況になるだろうけど、バクーではオーバーテイクのチャンスがあるので、たくさんのポイントを獲得するために戦う。何ができるか見てみよう」

    7番手:セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
    「今週はここまで非常にいいペースで走れていただけに、タイムを出さなければいけない肝心の予選でうまくまとめることができず、本当に残念な一日になった。もっと向上の余地があったし、これよりもいい結果を期待していたけど、これはこれで仕方ないことだと思っている。Q3の最初のアタックではターン4のところでロックしてしまい、そこから残りのラップでなんとかリカバーしようと試みた。2回目のアタックは、非常にいい手応えで走っていたけど、ユウキ(角田/アルファタウリ)とカルロス(サインツ/フェラーリ)のクラッシュにより赤旗が出てしまい、そこでセッション終了となった。あの場所でこんなにも多くの赤旗が出たことはこれまでも記憶にないけど、とにかく重要なのは明日のレースだし、そこでもまた波乱の展開になる可能性がある。ここまでの週末では多くのポジティブな収穫があるし、どのセッションでも速さを見せている。いい進歩を見せられているので、それについてもうれしく思っている。明日は長いレースになるし、色々なことが起こると思うので、目の前のことに集中して結果を残すのみだ。マシンに速さはあるので、表彰台獲得が目標になる」

    8番手:角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
    「今日は本当に複雑な気分です。ここバクーで週末を通して進歩を見せられていたことはとてもポジティブですし、初めてQ3に進出することもできました。もっと前のポジションでレースをスタートできるポテンシャルがあったのですが、少しプッシュしすぎてしまい、思い通りの予選になりませんでした。そのことについてはとても残念に思っていますし、チームに対しても本当に申し訳なく感じています。明日はまた別の一日になるので、気持ちを改めてレースに臨みます。このサーキットはモナコよりはるかにオーバーテイクがしやすいですし、タイヤ戦略をうまく機能させれば、僕たちにとっていいレースになると思っています」

    9番手:フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
    「今日は少し乱雑な予選だったし、予選中にリズムに乗るのが難しかった。残念ながら、新しいタイヤを装着するたびに赤旗が出て、マシンのポテンシャルを最大限に引き出すことができなかった。でも、それは誰にとっても同じことなので、今日をポジティブに受け止める必要がある。ここでのQ3は初めてだったので良かったし、明日何ができるか見ることができる」

    10番手:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
    「週末を通してペースに苦しんでいるし、やっぱり何かがおかしいと感じている。限界まで走らせているのにこれほどまでペースが遅れているんだからね。もっとハードにプッシュしていたら、ウオールにぶつかっていた。僕たちは順番を交代していて、今週末は誰が先にガレージを出るかを決めるかはルイスの選択だったので、Q3の最初の走行は彼が僕のトウを得て、2回目の走行で僕はシャルルからトウを得ようとしていた。でも、赤旗によってフライングラップができなかった。明日はチャレンジになるだろうけど、このレースでは何が起こるか分からないことは分かっている。以前、ここで1周遅れでトップでフィニッシュしたことがある。だから、決して分からないし、トライし続けるのは確かだ。今夜、自分にできるすべてを理解して、明日は戦いたい」

  • F1アゼルバイジャンGP 予選:ドライバーコメント(11番手~20番手)

    F1アゼルバイジャンGP 予選:ドライバーコメント(11番手~20番手)

    2021年のF1世界選手権 第6戦 F1アゼルバイジャンGPの予選で11番手~20番手だったドライバーのコメント。

    11番手:セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
    「今日は良いペースがあった。辛抱強く、適切なタイミングでラップタイムを出しにいくのを待っていた。残念ながら、Q2のベストラップで少しリスクを取りすぎて、ターン15でロックアップしてしまった」

    「大きなフラットスポットが出来てしまったけど、続行できたのはラッキーだった。でも、コンマ4秒は失ったかもしれない。それがQ3に進むあと1つのポジションを犠牲にした理由だ。トリッキーなコーナーだし、ダウンヒルでバンピーで風向きも変わる。Q3に楽に進めるペースがあっただけにがっかりしている。その後は赤旗によって挽回する機会はなかった。いずれにしろ、僕たちはポイントのすぐ外からのスタートだ。良いリズムがあるし、良いレースペースがあるので、レースでは改善できると思う」

    12番手:エステバン・オコン(アルピーヌ)
    「明らかに僕たちのセッションではなかった。Q1はうまくいったけど、Q2は多くのインシデントがあった。最初の走行ではターン3で邪魔されてウオールにヒットしたし、2回目の走行では赤旗が出て、再び走ることができなかった。マシンはトップ10を十分に狙える可能性があるように見えたので少しフラストレーションを感じているし、明日はそれを結果に変えたい。僕たちのペースがあれば多くのことが可能だ。いつもクレイジーなレースになるし、楽しみにしている」

    13番手:ダニエル・リカルド(マクラーレン)
    「当然、あのようにセッションを終わらせたくはなかった。このトラックは噛みつかれる可能性があるのは確かあるし、実際にそうなってしまった。クラッシュは決して良い気分ではないし、仕事をしなければならなくなったクルーに申し訳なく思う。でも、ストリートサーキットで限界を見つけようとしているときに起こったことで、僕たちは今日をまだポジティブに捉えることができる。僕たちはマシンからもっと多くを引き出し、理解することにおいて良い進歩を果たしている。でも、すべてをまとめるのがまだ難しいことはわかっている。僕たちは仕事を続けているし、明日は長いレースだ。多くのことを起こるだろうし、予選で目にしたようにちょっとしたカオになるかもしれない。今日のようなトラブルは避けて、明日に関しては前進して、それをやり遂げることができることを願っている。タイヤを自由に選べるので、どうすればチャンスを作り出せるか見てみるつもりだ。すべてがまだオープンだし、ミスから学んで、ここから進歩していく」

    14番手:キミ・ライコネン(アルファロメオ)
    「Q1でのすべての赤旗によってユーズドのタイヤしか残っていなかったけど、良いラップタイムを刻めたし、Q2の最後の赤旗がなかればさらにもっと良いラップタイムを出せたかもしれない。良いラップだったし、トウも得られていたと思うので、Q3に進出できたと思う。多くの中断があって難しい予選だったけど、何ができるか見てみよう。僕たちはラップを重ねるごとに速くなっているように思えたし、週末のどの時点よりもマシンの感触は良かったので、正しい方向に進んでいると感じている。もちろん、改善が必要なことはまだあるけど、予選でのフィーリングは良くなっている。明日は何が起こるか分からない。スタートで問題を避けて、このレースから何を得ることができるか見極める必要がある」

    15番手:ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
    「まず、メカニックたちが素晴らしい仕事をしてくれた。パワーユニット一式を交換して、すべてを仕上げたことに関して記録的なタイムだったに違いない!彼らに心から感謝している。その後、僕たちは大事なときに結果を出したし、Q2に進出できたことに本当に満足している。あれが今日のほぼ最大限だった。僕たちは他の人のミスを生かすことができたし、全体的なパフォーマスに満足している。明日は本当に面白いレースになるだろう。少しアクションがあって、それを最大限に生かせることを願っている」

    16番手:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
    「僕にとっては1周目がタイヤのピークだったように感じたし、そこで最速タイムを刻んだ。残念ながら、赤旗と黄旗が出たタイミングは不運だったと思う。予選で持っているタイヤを3セット使ったけど、実際には代表的なプッシュラップは1回しかできなかった。この種のサーキットではフラッグが出るようなことが起こる可能性が高いことは分かっているけど、それらがいつ出るかは分からないし、残念ながら、僕たちは適切なタイミングで適切な場所にいられなかった。全体的に僕たちにはもっと速く走ってQ2に進出できるペースがあったと思うのでちょっとがっかりしているけど、ここはいつもチャンスが訪れるので、それを生かせることを願っている」

    17番手:ミック・シューマッハ(ハース)
    「多くの赤旗があり、たくさんのことが起こった。路面コンデョションがかなり変わっていて、それは予想されていたことだけど、その一方で僕にとっては予想外だった。僕たちはそれなりに自分たちが意図した位置にマシンを置くことができたけど、残念なことに最後のセットでターン5でミスをしてしまい、ラップタイムを失ってしまった。全体的に僕たちは自分たちが持っているものを最大限に活用できたと思うし、あとは明日のレース次第だ。予選では多くのアクションが見られたし、そのアクションは明日のレースでも見られると思う」

    18番手:ニキータ・マゼピン(ハース)
    「正直、F1に参戦して以来、自分の仕事に最も失望している。週末を通して僕のチーム、そして、僕自身のペースは強かった。タイヤがその1周しかないというときにクイックラップでミスをするのは本当に腹立たしい。残念だけど、ただラップを終わらせるという考え方はできない。やっぱり、追加のコンマ1秒を争っているわけだし、それがポールかどうあの違いを生むからね。もちろん、僕たちはかなり離されているけど、それでも僕は101%を尽くしているし、今日はやりすぎてしまった。とても落胆している」

    アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
    「僕たちが強そうに見えたときにこのようなミスをしてしまって悔しい。コーナーの真ん中でロックアップしてしまった。あのようなターンでそれが起こるとリカバーするのがとても難しい。チームに謝罪する。今日の僕たちは良い結果を出せた。少なくともここはモナコではないでまだリカバーできるし、特に今日のようなペースがあれば良いレースができるはずだ。僕たちはQ2に進出するスピードがあったし、Q3さえ可能だったかもしれないので、諦めるつもりはない。ここバクーでは何が起こるかわからないし、チャンスを掴む準備はできている」

    ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「僕のミスだし、チームに謝罪したい。週末ずっと目にしてきたようにターン15はチャレンジングなコーナーだ。オフキャンバーで右に寄っていく。つまり、ブレーキング中に右フロントタイヤがロックアップしやすい。今日のような追い風があるとミスをしてしまうことがある。コーナーの進入で熱くなりすぎていた。ロックしてしまったときにはすでにコミットしていた。当然、自分自身にフラストレーションを感じているけど、明日挽回することにフォーカスを当てている。バクーはオーバーテイクが可能なのでレースではできる限り順位を上げていきたい」

  • 2021年 F1モナコGP 決勝:トップ10 ドライバーコメント

    2021年 F1モナコGP 決勝:トップ10 ドライバーコメント

    2021年のF1世界選手権 第5戦 F1モナコGPの決勝でトップ10入りしたドライバーのコメント。

    レースは、ポールポジションからスタートしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が、実質一度もトップを譲ることのなく完勝。自分初のモナコでの勝利、ホンダF1にとっては1992年のアイルトン・セナ以来となるモナコ制覇となり、両方のチャンピオンシップで首位に浮上した。

    1位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
    「モナコGPを勝つことができてとてもうれしく思う。難しいサーキットだし、トラブルなく週末を終える必要があるので、チーム全体、そしてもちろんホンダも合わせて、みんなで成し遂げたことにとても満足している。僕は自分の目の前のレースにフォーカスし、クリーンにスタートを切ることだけを心掛けた。もちろんすべてをコントロールできていたように思えるけど、あれだけ長い間集中をしてレースをするのは最も難しい。レースを大きくリードしてリラックスしているときこそミスをしがちなので、自分自身に目の前の状況にフォーカスし続けるように言い聞かせていた。後ろにいたライバルが僕とのギャップを詰めようとしたときにはいつもすぐに反応してその差を維持できていたので、ペースは悪くなかったと思う。ここでは表彰台に上がったこともなかったけど、初のポディウムが優勝となったので、過去のここでのレースが少し報われた。バクーに目を向けると、メルセデスが一番のライバルになると思う。彼らは一般的なコースではとても速い。チャンピオンシップをリードしているけど、もちろんこれが最後まで続けばと思う。一番重要なのはタイトルなので、はしゃいでいるわけにはいかない。ただ、今はファクトリーと現場の全員に感謝と、僕らはモナコGPを制したのだから、それを楽しもう、と伝えたいと思う」

    2位:カルロス・サインツ(フェラーリ)
    「フェラーリで最初の表彰台は素晴らしい気分だ。特にモナコでだし、絶対に忘れないだろう! チャンスがあるのは分っていたし、今週はポディウムを取るペースもあった。レース運びも完璧だった。それでもシャルルとチームのことを考えるとほろ苦い感じはある。サーキットとマラネロにいる全員が、競争力を高め、トップに戻るために信じられないほどの努力している。今日は2台そろって戦えなかったのはとても残念だ。僕の方は、スタート位置からすると最大の力を出した結果だと思うし、もちろん2位で満足だ。まだ最後までステップまであと一歩だとみんながそう思っているけど、このようなプッシュし続けていけば、思ったよりも早くそこに行けるのは間違いないだろう。フォルツァ・フェラーリ!」

    3位:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「素晴らしい。モナコで表彰台だ! かなり信じられないようなことだし、今週末にこんなことが起こるなんて想像もしていなかったので、スーパーハッピーだ。今週末、チームが達成したことを誇りに思う。いい前進ができた。僕たちにはまだやるべきことがある。これで休めるわけではない。でも、またトロフィーを獲得して、多くのポイントを取れたことは本当に素晴らしいことだ。チーム全体とファクトリーのみんなのすべての仕事に心から感謝している。それが成果を挙げている。この結果が、さらに努力し、改善を続けるためのモチベーションになったらうれしい」

    4位:セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
    「今日はチームにとって最高の一日になった。マックスの活躍がとてもうれしい。彼は大きな仕事をやり遂げ、僕らは両方のチャンピオンシップをリードすることになった。チームの戦略は素晴らしく、レース中のコミュニケーションも最高だった。僕らはタイヤをセーブして、必要なときに使ったことがカギだった。前方のマシンの前に出て4番手に上がるために、2~3周は予選並みのラップをした。ランド(ノリス/マクラーレン)にもかなり近づいたけど、彼はタイヤが残っていたので、明らかなチャンスはなかった。この先の長い戦いを見据えて、ポイント獲得がチームにとって重要だと考えた。近年のマシンは車幅がかなり広くなっているのでモナコではこのような展開になってしまいるけど、それも仕方ない。土曜の苦戦のダメージを最小限に留めることができたし、予選でのマシンにも自信が増している。僕らは厳しい競争の中で勝利を争っていくことになるので、日曜のレースで結果が出せていることに満足している」

    5位:セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
    「今日は5位に満足しているし、2台がポイントを獲得できたのはチームにとって素晴らしいことだ。この結果はピットウオールの優れた意思決定と重要なときにマシンに良いペースがあったおかげだ。ピットストップまでの2周がレースにとって重要になることは分かっていたし、ベストを過ぎたタイヤで良いラップタイムを刻むことができた。それが違いを生んだ。ピットレーンから出たときはとてもタイトだった。(ピエール)ガスリーがとても僅差だということは分かっていた。カジノスクエアまでの丘でホイール・トゥ・ホイールのレースをするのは簡単ではなかったけど、僕たちはそのドラッグレースに勝った。彼は手を引かなければならなかった。ストリートサーキットは常に予期せぬ事態を引き起こす可能性があるし、今日、僕たちはその挑戦に立ち向かった」

    6位:ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
    「とても長いレースだった。ルイス(ハミルトン/メルセデス)を後方に従えて戦うのは簡単ではなかった。一つもミスはできず、自分のレースに集中しなければならなかったけど、大いに楽しんだ。6位で終えるというのはいいことで、結果は喜ぶべきものだし、シーズンここまでのベストパフォーマンスになったと思う。最初のスティントではマシンの感触がとてもよかったけど、ハードタイヤに交換してからは苦しんだ。何度かルイスに脅かされる場面があったけど、それでも前をキープできて満足している。今日は正しい戦略を採ったと思う。ルイスのピットストップに対応して僕らも入ったけど、その作戦があまりうまくいかなかった。セブ(セバスチャン・ベッテル/アストンマーティン)とわずかな差で並んで丘を駆け上がったけど、彼がその位置にいることに驚いたし、僕らのタイヤの間には指一本分の隙間しかなかったかもしれない。でも、素晴らしいバトルだった。今日のマシンパフォーマンスはよかったけど、もっと上を目指せたはずで、今日戦ったマシンと比べて、改善すべき部分があるのは明らかだ。今日の結果には満足しているけど、僕らはトップに近い位置へ戻り、大量のポイント獲得を成し遂げることが重要だ」

    7位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    「マックスと彼のチームを祝福する。彼らは今日良い仕事をした。僕たちのチームは負けたりミスをしたりすることで、いつも強くなれる。この週末は全体的にパフォーマンスが悪かったけど、このチームは何度も何度も、いかにして戦いに戻ってくるかをを示してきた。誰かの責任にする必要はない。勝つときも負けるときも一緒だ。とにかく自分たちの足元を見つめ、冷静になる必要がある。残りは18レースあるし、この戦いにはまだ長い道のりがある。このようなことが二度と起こらないようにする必要があるし、懸命に努力していく。チームとしての積んできた経験があれば、週末にこのようなパフォーマンスに終わるはずがない。チーム内でも良い議論ができそうだ。このような教訓を学ぶはつらいけど、これまでに何度もやってきたことだ」

    8位:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「モナコで2台揃ってポイントを取れることができ、チームにとって良い一日だった。僕たちは素晴らしい戦略を実行し、ハードワークにふさわしいポイントを取ることができた。第1スティントでは、特にスタートでハードタイヤでレースするのは簡単ではなかったけど、うまく発信することができた。それが残りのレースのためのプラットフォームを与えてくれた。プッシュしてオーバーカットを可能にしたり、セーフティカーに備えたりすることに繋がった。最終的にはオーバーカットで順位を3つ上げ、最後まで力強いペースで走れた。僕たちはまだそれぞれのレースから学んでいるし、今日の自分たちの仕事を誇りに思うことができる。バクーでもこの勢いを維持できるよう懸命に努力していく」

    9位:エステバン・オコン(アルピーヌ)
    「今日は、9位で4戦連続でポイントを取れたのでポジティブなレースだった。チームの素晴らしいピットストップのおかげで戦略でジョビナッツィをオーバーテイクすることができたけど、ハードタイヤでとても速かったストロールには届かなかった。特に終盤はかなり防御に回っていたので、またポイントが取れてハッピーだ。僕たちにとって簡単ではなかった週末のレースではいくつか良い収穫があったと思う。多くのことを学び、いくつかのことを教えられたし、それは前に進むことに役立ってくる。僕たちにはもっと多くのポテンシャルがあると思っている」

    10位:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
    「久しぶりにポイントを取れて本当にうれしい。週末を通してペースはすごく良かったので、このトップ10フィニッシュはそれに対する報酬だ。オーバーテイクが可能な別のコースだったら、8位になれたかもしれないけど、この結果とチームが素晴らしい週末ことに満足しなければならない。僕たちは大きな前進を遂げた。これからまだたくさんのレースがあるので、この1ポイントは全員にとっていいモチベーションになる。今はバクーを楽しみにしている。もう一つの大好きなトラックでのストリートレースだ。またこのような素晴らしい週末を過ごせれば、次もいい結果を持ち帰ることができるだろう」

  • 2021年 F1モナコGP 決勝:ドライバーコメント(11位~DNS)

    2021年 F1モナコGP 決勝:ドライバーコメント(11位~DNS)

    2021年のF1世界選手権 第5戦 F1モナコGPの決勝で11位~DNS(Did Not Start)だったドライバーのコメント。

    予選でのクラッシュからペナルティなしでマシンを修復してポールポジションからスタートする予定だったシャルル・ルクレール(フェラーリ)だったが、レコノサンスラップでドライブシャフトが故障。修復することができず出走を断念した。また、バルテリ・ボッタス(メルセデス)はピットストップでタイヤが外れないトラブルが発生してレースをリタイアした。

    11位:キミ・ライコネン(アルファロメオ)
    「今日は僕にとってそこまで忙しい午後ではなかった。いくつかポジションを上げたけど、それ以外はあまり多くのことは起こらなかった。ここはだいたいそんな感じだ。良いペースを見せられたし、今後のレースで役立つだろうけど、ここモナコではいくらペースアドバンテージが大きくても抜くのはとても難しい。仕方ないことだけど、チームがシーズン初ポイントを獲得できたことを嬉しく思う」

    12位:ダニエル・リカルド(マクラーレン)
    「残念ながら、僕にとって忘れてしまいたい週末だった。昨日の難しい予選セッションの後、トリッキーなレースになることは分かっていた。その通りになった。ミディアムでのスタートで少し苦労んだし、それが僕たちのレースをほぼ決定した。ハードでの第2スティントは有望だったし、実際にラップタイムも改善し始めたけど、ここは抜くのがいかに難しいかを考えれば、すでに僕にできることはあまりなかった。再びバクーで行く前に、何が起こったのかを理解し、少し離れてスイッチを切る必要があるかもしれない。良い面としては、ランドとチームにとって素晴らしい結果だった。みんなを祝福したい。クルマにはペースがあることを示しているし、ロックを解除できるように作業をしなければならにあ。それは時間とマイレージを重ねることでやってくるはずだ」

    13位:フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
    「ポイントが取れなかったので残念な週末だった。チームとしてこのレースにもっと多くを期待していた。最初のラップでリスクを冒して2台をオーバーテイクし、17番手スタートから13位でフィニッシュしたので、僕のレースはそれほど悪くはなかった。第2スティントはソフトでかなり長く走ったけど、かなりうまく機能してしていたと思う。レースには満足しているけど、モナコであんなに後ろからスタートするのは常に難しいし、バクーにむけて改善する必要がある」

    14位:ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
    「かなり単調なレースだったし、クルマのペースを考えれば、僕たちに相応しい位置でのフィニッシュだと思う。それほどエキサイティングなことのなく波乱のないレースだったけど、時にモナコはそういうものだ。期待していたほどのパフォーマンスは良くなかったけど、それで結果が変わったわけではない。それでも、このマシンをモナコのストリートを何周も全開で走らせるのは楽しかった。次のバクーでもプッシュし続ける」

    15位:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
    「とてもトリッキーなレースだった。これまでのF1で最もトリッキーだったかもしれない。でも、うまくやれたと思う。燃料が多かろうが少なかろうが、低速コーナーやバンプであっても、僕たちのクルマはこのサーキットに合っていないのは間違いない。タイヤを管理するのがとても難しかったけど、できるだけの最適にケアはできたと思う。レース中、ジョージよりも良いペースで走れたこともあったけど、最終的にはポイントを獲得できるポジションまでには至らなかった。モナコ特有の混乱はなかったけど、時にはそういうこともある」

    16位:角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
    「16番手からのスタートで、簡単にいかないのは分かっていました。1周目は周りのマシンと比べてグリップに苦しみ、いくつか順位を落としてしまいました。その後はいいペースはあったものの、前のマシンの後方に留まり、前へ出られませんでした。僕の一番の課題は予選のパフォーマンスをどうやって上げていくかです。ポイント獲得を果たせるように、次のレースへ向けて懸命に取り組んでいきます」

    17位:ニキータ・マゼピン(ハース)
    「とても奮闘したレースだった。シングルシーターのレースを始めて以来、こんなに集中力が求められたことはない。僕たちは最も遅いチームのひとつだけど、このサーキットでは全てがあっという間だ。ターン14を通過したとき一瞬ウオールに触れた気がした。昨日、シャルル(ルクレール)が当たったところだ。まったくミスする余地がなかった。マシンを速く走るのがかなり難しかったけど、バルセロナからチームは良い進化を遂げているし、とてもポジティブな状況だ」

    18位:ミック・シューマッハ(ハース)
    「数周で小さな問題が発生して、残念ながら前の人たちに対して多くのタイムを失った。事前に修正できなかったので、ニキータ(マゼピン)に譲らなければならなかった。その後はペースはかなり良かったし、ミッドフィールドのペースにかなり近づいたと感じられたのは良かったし、ニキータに追いついた。順位の入れ替えをしなかったけど問題はない。そこは理解できる。後ろにかなり多くのクルマがいたし、ブルーフラッグも出ていた。全体的に今週末多くのことを学んだ。ポジティブなこともネガティブなこともあったけど、僕たちは経験して、学んでいくんだと思う。もうバクーを楽しみにしている」

    DNF:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
    「ピットストップのときにマシンに座っていて、遅いことが分かった。サインツが抜いていって、次にノリスが抜いくと計算していたけど、それが30秒になったときには信じられなかった。もちろん、とても残念だけど、二度と起こらないように学ばなければいけない。僕にとってもチームにとっても不運だった。チームとして今後ピットストップを改善することが優先事項になるだろう。今年はピットストップが最強のポイントではない。誰のせいでもないし、チームとしてもっと良くしていかなければならない。15周目から20周目までは、マックスとの良いマージンだったけど、マックスがペースを上げはじめると、僕の左フロントが彼よりも先に駄目になり始めてしまい、少しずつ遅れていった。ピットストップしたときにはギャップがあったので、おそらく懸命に戦ったとしても優勝争いは難しかったと思う。でも、今日は2位は可能だったはずだ。火曜日にレースを詳細に分析するミーティンギウがあるので、僕が改善できること、僕たちが改善できることを理解して、次のバクーに向けた準備を進める」

    DNS:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「今日はタフな一日だった。チーム全体のために本当にそう感じている。予選での出来事の後、メカニックは素晴らしい仕事をしてくれて、レースに僕おw戻すために本当に全力を尽くしてくれた。ついにここで勝利を争えることを本当に楽しみにしていたけど、残念ながら、その運命ではなかった。レースをスタートできないことを受け入れるのは難しかった。ホームだからなおさらね。何か問題があることに気付いたとき、マシンの中で感情的になってしまった。正確に何が問題だったのかについてはまだ調査する必要がある。全体的に見てれば、良い週末でした。カルロスは力かったし、一貫していた。スクーデリア・フェラーリで初の表彰台を獲得してくれた彼とチーム全体のためにうれしく思う。2020年の困難な年を経て、この結果はトラックとマラネロののホームの両方で働くすべての人に大きな報酬だし、チームは本当にそれに値する」

  • 2021年 F1モナコGP 予選:トップ10 ドライバーコメント

    2021年 F1モナコGP 予選:トップ10 ドライバーコメント

    2021年のF1世界選手権 第5戦 F1モナコGPの予選でトップ10入りしたドライバーのコメント。

    F1モナコGPの予選は、暫定ポールポジションに立っていたシャルル・ルクレール(フェラーリ)が終了間際のラストアタックでクラッシュ。後続のドライバーがアタックできないまま、赤旗中断のまま終了という劇的な幕切れとなった。

    1番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「今日は複雑な気持ちだ。一方ではここでポールにいることを素晴らしいことだと感じている。Q3でのファステストラップにはとても満足している。最初のセクターは理想的ではなかったけど、セクター2とセクター3をまとめることができた。もっとうまくやれると分かっていたけど、最後のラップでは改善させようとしてハードにプッシュしすぎてしまった。残念ながら、ウオールにヒットした。今僕たちにできることは祈り続けることだけなし、ダメージがペナルティに繋がらないことを願っている。もちろん、僕たちのパフォーマンスは励みになっているけど、トラックがSF21の特性に本当にうまく合っているので少しワンオフなものだと思っている。それが僕たちが今日とても競争力があった理由だ。僕たちはまだチャンピオンシップをリードしている2チームのレベルには達していないことを心に留めておく必要があるけど、今のところは、今日、最大限を引き出せたことをとても嬉しく思っている。結果がどうなったとしても、明日は全力を尽くす。ホームにいて、トラックの周りにいるファンのみんなに会うことができて素晴らしい気分だ。それがモナコだし、とても予測不可能で、僕たちドライバーにとってチャレンジングでもある。特にレースではかなり多くのラップを走るからね。素晴らしいチャレンジだし、良い結果を出すためにすべてをまとめられるよう頑張る」

    2番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
    「このサーキットでの予選はいつもとても楽しいものになる。今日の予選Q3の1回目のアタックはうまくできたけど、タイヤが適正な温度ではなかったので、その次のアタック次第になるのは分かっていた。Q3最後のアタックはトンネルに入るまでは本当にいい手応えだったし、マシンの感触もよく、ポールポジションを取れると思っていたので、赤旗のために中断せざるを得なかったことは本当にフラストレーションが溜まる。もちろんシャルル(・ルクレール/フェラーリ)はいいドライビングをしていたし、僅差の戦いになるのは分かっていた。そんな中でも、木曜にあまりマシンの感触がよくなかったところから、サーキットとファクトリーのメンバーがいい仕事をして、マシンをいい形に仕上げてくれた。プラクティスの中でセットアップを修正し、明日もフロントローからスタートできるし、ここまでは非常にいいレースウイークになっている。スタート位置はモナコでは一番大切なことなので、悪くない結果だ。今日の赤旗の後の予選2番手は喜ぶべき結果だと思うし、あとは明日きっちり仕事をするだ」

    3番手:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
    「木曜日、そして今朝のプラクティスでさえ、マシンの中で最高のフィーリングが得られなかった。僕たちはまだタイヤのウォームアップに苦労しているし、メカニカル的にマシンはこのようなトラック向けに作られていない。でも、僕たちは予選にむけてセットアップ面ですべてを最大化できたと思うし、いくつかの変更を加えて快適に感じることができた。予選が進むにつれて、ポールポジションのチャンスがあることがわかったので、最後の走行を終えることができなかったのは残念だ。十分だったかどうかは分からないけど、赤旗までは良いラップだったし、0.1秒か0.2秒は縮めていた。多くのチームが上位を争っているのを見るのは素晴らしいことだ。エキサイティングだし、僕たち全員ができる限りすべての小さなゲインを得るt前にコース上でかなりプッシュしている。明日は厳しい戦いになると確信している」

    4番手:カルロス・サインツ(フェラーリ)
    「今日は僕にとってとてもフラストレーションが溜まる一日だった。週末を通していいドライビングができているし、予選でとても強かった。マシンを快適に感じていたし、とても強力なペースがあった。残念ながら、最後のアテンプトは準備ラップ中のトラフィックで少し妥協を強いられていたし、その後、赤旗にとってフライングラップを終えるチャンスがなかった。ここモナコでポールを獲れる初めてのチャンスだったし、4番手に並ぶことに本当にフラストレーションを感じている。満足していない。明日はオーバーテイクが難しいけど、ベストを尽くして、チャンスを最大化したいと思っている。今日、戦える強力なマシンを与えてくれたチームはよくやった」

    5番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「本当に良い予選だった。5番手をとても嬉しく思っている。僕たちはポールから0.2秒しか離れていない。それほど大きくはないし、本当に僅差だ。でも、良いラップができたと感じているし、これ以上は難しかったと思う。本当に満足している。何か違うことをすれば、0.05秒は縮められて、かなりポジションを上げられたと考えれば辛いけど、それでも僕たちの出来には満足している。良い一日だった。僕たちにとって良い週末になっているし、僕たちのマシンからできる限りすべてを引き出すことができた。Q3での最後のラップは特にかなりリスクを犯したけど、すべてが成果を挙げた。間違いなく僕のキャリアで最高のラップのひとつだ。今日はチームとして良い仕事ができたし、明日それを締めくくる必要がある」

    6番手:ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
    「重要なタイミングで力強いマシンを用意してくれたし、チームが取り組んでくれたことすべてに満足している。レースウイーク中で最高のラップになったと思うし、Q3ですべてが揃ったことがうれしい。マシンの扱いはほかのコースと大きく異なり、限界まで攻めてできる限りウォールに近づくことが重要だ。明日はいいスタートが必要だし、戦略面でもハードワークが必要だ。スタートで後方にいるマシンは速いのが明らかだけど、ここモナコではオーバーテイクが難しいことは分かっているので、集中してクリーンなレースをしなければならない。大きなポイントを目指せるはずだし、チームのこれまでの取り組みが報われればと思う。このモンテカルロの市街地で走った直後で、まだアドレナリンが出ている。F1マシンでこのコースを走るときには、とてつもなく高い集中力になる。その感覚はほかの場所では得られないと思う。僕の人生の中でも最高のフィーリングで、だからこそ僕はこのコースが一番気に入っている。雰囲気も大好きで、特にみんなフランスのファンなので、その皆さんの前でいい結果を出せればとてもエキサイティングな気持ちになる」

    7番手:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    「木曜日のクルマの感触はそれほど悪くなかったけど、いくつか変更を加えて、今日の感触は酷かったので、最初からやり直さなければならない。僕の観点では、とにかくグリップが足りなかったし、それがオーバードライブに繋がって、そこからもっとプッシュしようとして、どうにもならない。それでは改善できない。全体的に困難な一日だった。もちろん、バルテリはマシンからある程度引き出すことができていたけど、今日は問題を抱えていたのは間違いない。ここはオーバーテイクがほぼ不可能だし、僕たちの場所からは全員が同じスピードでいる場合がほとんどだ。土曜日が本当に重要だ。最低でも7位になることを期待しているし、そこからどうやっったら前進できるか試してみなければならない」

    8番手:セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
    「このようなトラックでは自信が必要だし、予選8番手は僕たちがこのマシンで進歩を果たしている良い兆候だと思う。すでに木曜日のプラクティスでマシンに良いフィーリングを掴んでいたし、今日はそのフィーリングを積み上げていって、セッションごとに進歩を遂げていくことが重要だった。Q1はとてもタイトだった。Q3のためにタイヤを2セット残しておきたかったので、1セットのソフトでしか走らなかった。うまくいったけど、(シャルル・ルクレールのクラッシュで)それらを使うことはできなかったのは残念だ。でも、Q3に駒を進められたことについては満足できるし、すでにポイント圏内からスタートすることを意味する。オーバーテイクがかなり難しいここモナコでは重要なことだ」

    9番手:セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
    「予選を通じて改善を進められたし、Q3は一番スムーズなセッションだったのに、最悪な結果となってしまった。混乱の中ですべてがうまく揃わなかった。僕らは後退しているように見えていたし、想定したほど改善できていなかった。気温の低下にかなり苦しんでいたので、最後のセッションではアプローチを変えた。それが上手くいっていたのに、Q3最後のアタックでは最終セクターでトラフィックに引っかかってタイムを失った。モナコでの予選の重要性は分かっているけど、それでも明日は挽回できるようにベストを尽くして挑む」

    10番手:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
    「今シーズン初のQ3進出に本当に満足している。すべてをまとめられた日だったし、しばらくの間、僕たちに相応しかった結果をようやく出すことができた。すべてを正しく行うことができた。マシンの感触は週末のスタートから素晴らしかったし、チームは正しいタイミングで送り出してくれて、重要なときにラップをまとめることができた。唯一の後悔は最後の赤旗だ。あのラップは良かったと思うし、さらに上位にいられたかもしれない。FP1からここで自信を感じていたし、こういったフィーリングはモナコのようなトラックではとても大きい。明日は同じことがさらに続ける必要がある。クリーンなスタート、良い戦略、そして、良いレース。良い結果、僕たちの初ポイントをもたらせることを願っている」

  • 2021年 F1モナコGP 予選:ドライバーコメント(11番手~20番手)

    2021年 F1モナコGP 予選:ドライバーコメント(11番手~20番手)

    2021年のF1世界選手権 第5戦 F1モナコGPの予選で11番手~20番手だったドライバーのコメント。

    11番手:エステバン・オコン(アルピーヌ)
    「今日は非常に僅差だったし、11番手スタートはそれほど悪くはない。現状では僕たちが達成できたベストな結果かもしれない。自分のラップには満足していたし、モナコで予選を走るのはいつも楽しい」

    「僕たちには過去数戦のような速さがなかったけど、分析するべきことがあるし、それは間違いなく今後の助けになるはずだ。明日は良いスターティングポジションにいる。パーフェクトとは言えないけど、タイヤを自由に選ぶことができる。ポイント圏から1つ後ろなだけだし、レースでアタックする準備はできている」

    12番手:ダニエル・リカルド(マクラーレン)
    「現時点ではフラストレーションというよりも困惑している。それが僕が感じている感情だ。少し雑多なラップだったのは確かだし、コンマ数秒はそれで説明がつくかもしれない。木曜日からある程度の進歩を果たしていたし、それは予選の走行ごとに続いていた。Q2の終盤に計量のために止まらなければならず、使いたかったタイヤを使えなかった。それで最後のアタックでは少し後手に回ってしまった。通常はペースが少し遅れているときはそれを感じられるけど、それがなかったし、このサーキットの走り方を忘れてしまった感じでもない。このクルマの最大限を引き出すために必要なドライビングスタイルにまだ完全に慣れていないし、ここモナコではそれも大きく影響しているかもしれない。でも、何に取り組む必要があるかは分っているし、明日のレースもプッシュし続ける」

    13番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「トリッキーなセッションだった。マシンのバランスがよくなかったし、ラップを繋ぐことができなかった。ベストラップでもランド(ノリス)の後ろでトラフィックに引っかかってタイムを失ってしまったし、それも助けにならなかった。ここは予選がとても重要だし、理想的な結果ではないけど、明日何ができるか見ていく。良いスタートを切ることができれば、ある程度は順位を上げられるかもしれない。セバスチャンはQ3に駒を進めることができたし、それは僕たちがすべてをまとめればポイント争いに絡めることを示していると思う」

    14番手:キミ・ライコネン(アルファロメオ)
    「午前中の方がタイヤに自信を持っていたけど、マシンの感触は問題なかった。でも、特にここではそのようなフィーリングは簡単に失われてしまうし、そういった小さなことがラップタイヤで大きな差をもたらす。そこまで酷かったとは思っていないけど、とにかく重要なラップで十分に速くなかった。もちろん、次にもっと高いグリッドを望むことだけど、明日はそれを最大限に活用する必要がある。何が起こるか分からないので、少し運に恵まれることを願っている。最初の数コーナーで生き残って、自分たちのレースをする必要がある」

    15番手:ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
    「今日はあれが最大だったし、Q1ラップは素晴らしかったと思う。ここで良いラップを刻めるのはとにかく爽快だ。簡単なではないからね。プラクティスでは非常に難しかったし、マシンに自信をつけるのに苦労していたけど、予選で状況がまとまったように思う。僕たちのマシンが低速コーナーにあまり適していないことは分かっていたし、アルファロメオが速いかもしれないことも分かっていた。アルファタウリとアルピーヌをアウトクオリファイして15番手を獲得することは僕たちにできるベストだ。ここは面白いレースだ。多くのことが起こり得る難しいストリートサーキットだ。明日はピットにいる全員で勝負するつもりだし、何が起こるか見てみよう」

    16番手:角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
    「ここまでモナコでの走行経験がないこともあり、今週末はとてもチャレンジングになっていますが、予選でのラップはよかったと思うので、Q2進出を果たせなかったのは不運でした。3回のアタックラップを走る予定が、セッション中に(車検で)重量計測を行わねばならなかったことでプランが狂い、2回に終わってしまいましたし、ベストラップでもセクター2ではトラフィックに遭ってしまいました。すべてのデータを分析して、ピエールと比較して僕はどこが弱いのかを確認しなければなりません。そして、彼とともにQ3で戦えるように改善できればと思います。僕らはレースごとに進歩を見せられていると思いますし、マシンのパフォーマンスには満足しています」

    17番手:フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
    「トリッキーなセッションだった。ここの予選はクリアなスペースを見つけようとするので、いつも少し雑多になってしまう。でも、それがQ1落ちの原因だとは思っていない。僕たちは週末全体でパフォーマンスを見つけられなかった。パッケージからはもっと多くを期待していた。このモナコで後方からのスタートではかなり難しくなってしまうけど、このレースでは何が起きるか分からない」

    18番手:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
    「まず、FP3でのクラッシュの後、僕を戻してくれたチームに心から感謝している。クラッシュは起こってしまったけど、必要なリファレンスはすべて入手していたので、予選への自信が欠けることはなかった。今日はかなり涼しいコンディションだったし、ソフトタイヤを適切なウインドウに入れることに苦労した。バランスも木曜日ほど良くなかった。Q2にもう少し近づきたかったし、今日はもっと多くのポテンシャルがあったと感じているけど、それでも今年これまでで最もエキサイティングなラップのひとつだった」

    19番手:ニキータ・マゼピン(ハース)
    「セッションの様々な時点で僕たちはかなり強いように思えたけど、予選でライバルが最も多くを引き出すことができたのには初めての週末ではないので、少しフラストレーションを感じている。僕たちにとってFP3は明らかにとてもうまくいっていたので、再びその罠に陥らないように警戒していた。僕たちは週末を通して一貫性して良い仕事がしていることは分かっていたけど、本当に必要なときにあまり利用できていないように思う。チームの全員がマシンから引き出すために最善を尽くしてくれているのは分かっているし、自分たちがどこに立っているのかも分かっている。今日は全員が素晴らしい仕事をしたと思う。ここモナコでの予選はとにかくとてもエキサイティングだ。ここで走るのを本当に楽しんでいるし、雰囲気全体がとてもクールだ」

    欠場:ミック・シューマッハ(ハース)
    「マシンのフィーリングはとても良かったし、今でもとてもいい感じだ。FP3を振り返れば、最初のプッシュラップはとても競争力があったし、僕たちはアルピーヌやウィリアムズのすぐ近くにいた。それは非常に良いことだと思う。通常、これらのタイヤで2周目や3周目に改善することはできない。何が起こったのかわからないけど、僕たちは間違いなくアロンソやラティフィと戦っていたし、それができていたはずだ。全体的にとにかくマシンをプッシュしすぎた。率直にいえば、それだけだし、チームに非常に申し訳なく思う。予選を逃してセッション全体を失ってしまった。とても残念だけど、落ち込んではいられない。僕たちは20番手からスタートするし、オーバーテイクできる人がまだたくさんいる。ここはスペシャルなトラック、スペシャルな会場なので、エキサイティングなレースになることを願っている。僕たちが興奮をレースにもたらすことができれば素晴らしいと思う。自分たちのポテンシャルとスピードを示すことができ、素晴らしい追い抜きができれば、それも素晴らしいことだ」

  • 2021年 F1モナコGP 木曜フリー走行:トップ10 ドライバーコメント

    2021年 F1モナコGP 木曜フリー走行:トップ10 ドライバーコメント

    2021年のF1世界選手権 第5戦 F1モナコGPの木曜フリー走行でトップ10入りしたドライバーのコメント。

    1番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「今朝のスタートは難しかったので、こんなにうまく一日を締めくくることができたのはかなり驚きだった。特にここモナコではできるだけ多くの周回数を走り込むことが重要だけど、FP1では問題が発生したことで4周しか走れなかった」

    「FP2では車に安心感があったし、改善するための少しのマージンさえあるかもしれない。でも、ライバルたちはもっと多く手元に置いていると思うので、あまりに夢中になってはいけない。明日は仕事の日だし、土曜日になって初めて自分たちが本当にどの位置にいることがわかる」

    2番手:カルロス・サインツ(フェラーリ)
    「チームにとってモナコでの初日は非常にポジティブだったけど、まだプラクティスにすぎないことを僕たちは分かっている。このトラックでは木曜日から土曜日にかけて状況が大きく変わる可能性があるので、僕たちは集中し続けていく。マシンにはかなり満足しているけど、今後2日間でどこを改善できるかを理解するために懸命に取り組み続けていく。このストリートをドライブするのを本当に恋しく思っていた。両方のセッションで限界を見つけるために少しずつマシンをプッシュしていくのはたのしかった。すべてを微調整して、強力な土曜日をまとめよう!」

    3番手:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    「誰もがここをドライブすることを愛している。天気は素晴らしかったし、このトラックは速く、本当に魅惑的だ。今日はとても楽しかった。フェラーリ勢は本当に強そうだし、より多くの競争を意味するので素晴らしいことだ。僕個人としては、ここは走行前に歩く必要のないトラックだ。もちろん、手短にこなす必要があるけどね。今年のこのトラックのグリップは本当に高いし、路面を作り直したのでグリップがたくさんある。どのトラックに行っても、マシンがすぐに欲しいすべてを与えてくれることはない。慣れさせる必要がある。ドライバーの観点として、実験をしている。ドライビングスタイルにダイヤルインさせて、どこでプッシュできるかを、タイムを得るためにどこを諦めるべきかを把握しなければならないし、マシンを本当に働かせる必要がある。クルマはいい感じだし、バランス面でそれなりのステップを果たせたと思うので、全体的に満足している。いくつか変更を施したので、今日の午後に分析する。明日はクローズされるのもエキサイティングだね」

    4番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
    「モナコのコースに戻ってくるのは、もちろんいい気分だ。FP1はかなり順調で、午後はもっと速いと期待していたけど、難しいセッションになってしまった。FP2での僕らは遅すぎた。ペースを確認する必要がある。みんなトラフィックの影響を受けていたので、予測ラップタイムやセクタータイムを考慮しなければならないが、そこでかなり後れを取っている。いつもマシンを快適にドライブできているけど、今週末はまだそれがしっくり来ていない。幸い、明日はオフなので、土曜の予選がうまくいくように、改善が必要な箇所を見極める時間がある」

    5番手:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
    「2年ぶりにこのトラックに戻ってくることができてうれしい。やっぱりここはスペースがほとんどなくてかなりタイトだね。とても要求が厳しいし、まだマシンでやらなければならない仕事があるように感じている。僕的にはこのサーキットでフロントエンドが不足している。他のトラックでも主にミッドコーナーで似たような問題が発生していたけど、ここはすべて低速コーナーだし、フロントに良いフィーリングが得られなければ、簡単にタイムを失ってしまう。それに僕たちのマシンはコーナーのバンプとキャンバーに対してかなり硬い感じがするし、調べていくつもりだ。タイヤを素早くオンして、作動させることが重要だ。今日は1周目にすぐにタイヤを機能させることができなかったので、明日はそこに懸命に取り組む必要がある。レッドブルだけでなく、フェラーリも速そうだ。2チームだけではないのはとても楽しいだろうね」

    6番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「まずまずの一日だったし、満足している。セッション間にいくつか良い進歩を果たすことができたと思う。予想通り、とてもタイトだ。後ろの人たちとは特にね。でも、僕たちは前の人からもそこまで離されていないように思う。彼らが犯すかもしれないミスを利用するチャンスが僕たちにはある。マシンを快適に感じているけど、土曜日と予選に向けてロックを解錠できる部分がもっとあるのは確かだ。残りの週末にどのような改善を行うことができるかを確認するために明日は一日かけてデータを調べることができる」

    7番手:ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
    「僕らにとってはとてもいい一日になりました。ペースは素晴らしかったし、午前のセッションではここモナコでの力強いスタートを切った。マシンに自信を感じているし、ハードにプッシュすることができた。午後もトップ10に入れたので満足しているけど、マシンの中では大変だった。明日は、チームと今日苦戦した部分を改善する時間に使えればと思うけど、全体的には満足している。モナコは独特で、特に路面のグリップやかなりバンピーな面があるので、そうした中で僕らのパッケージがうまく機能するようにベストを尽くす必要がある。いいベースラインはあるけど、こうした市街地コースで予選が重要なのは分かっているので、そこに向けて改善を続けていければと思う」

    8番手:セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
    「昨年はモナコでレースがなかったので、ここでまた走ることができるのは最高の気分だ。素晴らしいコースを大いに楽しんだ。
    「FP1はとても順調でマシンにも力強さを感じた。セッション間に少し変更を加えたけど、それが逆効果になってしまったかもしれない。ただ、ソフトタイヤでのアタック時にトラフィックに引っかかってしまったので、本当のところは分からない。ショートランについては課題があると思うけど、多くの情報を集められたので、混戦が予想される予選に向けて分析していく。シャルル(ルクレール)がFP1でほぼ走れなかったにもかかわらず、FP2ではトップタイムをマークするなど、フェラーリ勢は手強そうに見えるけど、土曜日に誰がどの位置にいるか見ていこう」

    9番手:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
    「ポジティブな週末のスタートが切れたし、今日の仕事にはとても満足している。FP1はOKだったし、FP2ですでにマシンのバランスが改善されたと感じた。9番手で1日を終えられたのはうれしいけど、本当に重要なのは予選だ。僕たちはペースを維持しなければならない。モナコはとてもユニークなトラックだし、他と比較するのは難しい。実際には僕たちに合ったサーキットだと思う。土曜日に向けてもう少し改善できれば、自信を持てる」

    10番手:セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
    「誰もがこのスペシャルなトラックに戻ってくれてうれしいと思う。グランドスタンドでファンに会えるのは素晴らしいことだ。人数はまだ限られているとしてもね。午前中のセッションはうまくいったし、素早くリズムを掴むことができたけど、午後は複雑だった。目に何かが入ってしまってかなり不快だったし、涙が出ていた。いつものようにミッドフィールドはとても拮抗している。土曜日の午後にすべてを完璧にして、トラフィックで運に恵まれることが重要だ。今日の仕事には満足している。週末にわたってすべてをまとめることができれば、ミッドフィールドの最前線に立つことができることを願っている」

  • 2021年 F1モナコGP 木曜フリー走行:ドライバーコメント(11~20番手)

    2021年 F1モナコGP 木曜フリー走行:ドライバーコメント(11~20番手)

    2021年のF1世界選手権 第5戦 F1モナコGPの木曜フリー走行で11番手~20番手だったドライバーのコメント。

    11番手:キミ・ライコネン(アルファロメオ)
    「今日はOKだった。大きな問題もなく、ストレートな一日だった。これまでのところ、とてもいい感じだけど、重要なのは土曜日だ僕たちがまだ改善できるのは間違いないけど、他の人もできるので、マシンからできる限り全てを引き出して、土曜日に自分たちがどの位置にいるか見てみる必要がある」

    「今日のコンディションは良かったけど、他の週末と比較することはできない。このトラックはかなり独特だ。いずれにしろ、競争力があれば関係ないことだけどね!」

    12番手:フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
    「モナコでの木曜日はいつものように激しい一日だった。合計で64周を走れたのでいい仕事ができたと思うし、マシンへの自信を高めることはとても有益なことなので、それについては満足している。いくつかアップデートを試したので分析しなければならないことがたくさんあるけど、今夜と明日それを調べて、予選に向けて強くなれることを目指していく。トラフィックマネジメントは難しい、午前と午後の両方のセッションでクリーンなラップを得ることがどれくらい難しいかについてのスナップショットを目にすることができた。うまく管理することが土曜日に良い予選ポジションを獲得する鍵になるはずだ」

    13番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「モナコに戻ってくることができてとても嬉しい。去年はレースが行われなかったから特にね。今日はとても楽しかった。スピードを上げて行って、ウォールに近づいていった。トラフィックが多くてコース上はとても忙しかったし、フリーエアを見つけるのは簡単ではなかった。土曜日、それに日曜日もトラフィックは常に大きな要因になる。セッションは順調に進んだ。多くの情報を収集できたし、ファイナルプラクティスまでに改善すべき点を教えてくれた。明日は休息日なので一息つくチャンスがあるけど、予選に先立ってどんなアイデアを考え出せるかを確認するためのエンジニアリングミーティングがいくつかある」

    14番手:エステバン・オコン(アルピーヌ)
    「マシンを理解し、リズムを見つけ、問題を特定するという必要なことをやれたという点ではプラクティスデーはかなりスムーズに進んだ。すべてを把握できているわけではないけど、今夜、そして、明日の休息日も使って調査と分析を進めていく。現時点で逃しているコンマ数秒を見つけるために懸命に取り組んでいく。限界までマシンをプッシュという点では自分からももっと多くを引き出せるはずだ。今日はサーキットにファンがいて、再び彼らのサポートを得ることができてうれしかった。以前のような正常さを間違いなく感じているし、マシンに乗っているときはそれがモチベーションになっていいね」

    15番手:ダニエル・リカルド(マクラーレン)
    「ストリートに戻ってきた! ここに戻ってこれて嬉しいのは間違いない。良いトラックだし、大好きだ。とは言え、今日は素晴らしい日ではなかったし、僕たちにはやらなければならない作業がある。それを解決するために夜と明日丸一日あるけど、それが僕がモナコが好きな理由でもある。じっくり学び、リセットし、自分たちがどこを逃しているかを調べるために1日オフを取ることができる。土曜日までにすべてが問題なくなり、理解することができるとは思うけど、今日は少し行き詰まっているように感じた。やるべき作業はいくつかあるけど、太陽は輝いているし、土曜日に戻ってきて、楽しい時間を過ごすつもりだ」

    16番手:ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
    「まずモナコのトラックに戻ることができるのは素晴らしいことだ。マシンを限界までプッシュするのは本当にスリル満点だ。もちろん、1時間の間に20台がコースに出るので全員がクリアなラップを得るためのスペースを得るのは本当に難しい。実りの多い一日だったと思う。マシンはほぼ期待していたところにある。アルファロメオのマシンは本当に速そうだし、このようなサーキットでそうなることは予想していたことだ。明日はすべてを分析する長い一日があるし、土曜日に向けていくらかゲインできると確信している」

    17番手:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
    「何よりも今日は本当に楽しかった。F1カーでここを走るのは初めて、このマシンでストリートトラックを走るのも初めてだ。F2で覚えているよりもはるかに速いし、このマシンの幅を実感する。とても楽しかった。今夜は土曜日先立ってバランスを改善するために取り組むべきことがいくつかある。かなりクリーンな一日を過ごせたし、ラップごとに自信を高めることができたので、現状には満足している」

    18番手:ニキータ・マゼピン(ハース)
    「モナコは運転しているかどうかに関係なく、とにかく素晴らしい場所だ。その一言に尽きる。今日は僕たちにとってとても良い一日だった。バルセロナでの困難な週末から抜け出すためにチームは素晴らしい仕事をした。今日はマシンに乗っているときに必要な自信を得ることができた。ここまでのシーズンを考えると意外なことだけど、マシンに乗っていてとても楽しかったし、実際、休日のような感じがしたくらいだ。ドライブするのはとにかくクールだ。この先に目を向ければ、ここではマシンを抜かせるための余地があまりに少ない。現在のペースを考えれば、今回のレースで周回遅れにされることについて幻想は抱いていない。でも、今日に関してはすべてがいい感じだった」

    19番手:ミック・シューマッハ(ハース)
    「全体的にはとてもうまくいった一日だったと思う。マシンを快適に感じることができた。もちろん、何を改善しなければならないは分かっているし、それらのエリアで少しタイムを失っている。ここモナコで重要なことのひとつは、ラップで遭遇するトラフィックの量だ。残念ながら、今日のラップでも何度が遭遇したけど、全体的に他の人も同じだったと思う。FP2でのラストランで小さな問題が起こってしまったけど、モナコでは仕方のないことだと考えている。ミスをする余地はないし、僕は小さなミスをしてしまった。それが起こったことだ。今は限界がどこにあって、どこまで行けるか分かっている。チームとして進歩していると感じている。ここモナコではとにかく自分たちの仕事を続けて、ルーチンをこなして、予選に向けてできる限りの準備を整えらえるように作業を続けていく」

    20番手:角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
    「今日は残念ながら午後のセッションを早く切り上げなくてはなりませんでした。特にコーナーをハードに攻めたわけではないのですが、コーナーの出口でグリップを失い、ウォールに接触してしまいました。レースへの準備にどれだけ影響するか分かりませんが、走行時間を失うことは理想的ではありません。ただ、土曜に向けて2セットのソフトタイヤを持っているので、最悪の状況ではないと思っています。土曜に向けて万全の準備を行い、きっちりとアタックを決めたいと思います」

  • F1特集:F1ドライバーのフィットネスと栄養補給

    F1特集:F1ドライバーのフィットネスと栄養補給

    F1ドライバーたちは多忙なシーズン中にフィットネスレベルを高める時間がほとんどない。彼らはどのようにフィットネスを高めて過酷なシーズンを乗り切っているのだろうか?

    人気サーチエンジンの検索窓に「Are F1 drivers(F1ドライバーは)」と入力すると、「Athletes(アスリートなのか?)」がオートコンプリートの第一候補として表示される。

    正直に言えば、このような疑問が存在するのは驚きなのだが、“シートに座りながらパフォーマンスをする” スポーツとして見なされがちなF1に軽く興味を持っている程度の人にとっては、このような疑問が生まれるのはごく自然なことなのだろう。

    汗だくでゴーカートセッションを楽しんだ経験がある人なら、レーシングがいかに高強度な身体運動なのかということを理解しているはずだが、そのような経験がない人は、レーシングマシンをドライブするために必要な身体エフォートの大きさに驚くだろう。

    さて、このオートコンプリートの疑問への答えは「イエス」だ。F1ドライバーは間違いなくアスリートであり、F1マシンのドライブは非常に激しい身体運動だ。ブレーキングを例にとればすぐに理解できるだろう。

    F1ドライバーはイモラ・サーキットの “リヴァッツァ” コーナーを抜ける際に約140kgの踏力でブレーキペダルを踏み込まなければならず、ここで開催されているエミリア・ロマーニャGPではこのコーナーを63回通過する。つまり、F1ドライバーはイモラ・サーキットを走り終わるまでに約9トン分のレッグプレスをこなしているのだ。しかも、このイタリアを代表するサーキットには他にも7カ所のブレーキングポイントが存在する。

    ディスクブレーキメーカーのブレンボは、エミリア・ロマーニャGPを走るF1ドライバーの合計踏力は約60トンに達すると試算している。

    もちろん、ブレーキングはF1ドライバーの身体エフォートのひとつに過ぎない。サスペンションが存在しないに等しいF1マシンのコックピットに収まって定期的に縁石に乗り上げたり、5〜6GのGフォースを受けたりしているF1ドライバーは体幹、握力、首の筋肉も酷使している。

    また、コックピット内は非常に高温だ。高温多湿のコンディションなら、(エリートマラソンランナーと同じように)F1ドライバーは1レースで一気に体重を落とすことになるが、低温低湿でも、耐火性の分厚いレーシングスーツを着込み、かなりの熱を放つパワーユニットコンポーネントからわずか数cmのシートに座らなければならない。F1ドライバーには、このような環境に耐えられるフィットネスが求められるのだ。

    では、F1ドライバーはどれだけフィットしていれば良いのだろうか? この質問に絶対解は存在しない。一部のF1ドライバーはフィットネスレベルを極限まで高めており、たとえば、マーク・ウェバーやジェンソン・バトンは他のスポーツの代表レベルのアスリートたちと一緒にトレーニングセッションをこなせるほどフィットしていた。

    ブラッド・スケーンズは、マックス・フェルスタッペンのフィジオ(物理療法士)とフィットネスコーチだ。スケーンズは、F1の前にいくつもの他のスポーツと関わってきた経歴を持つため、F1ドライバーに必要なフィットネルレベルを相対的に評価できる。

    「F1ドライバーはアスリートに近づいていると思います。たとえば、サッカーとバスケットボールは、どちらもその競技に秀でるよりも先にアスリートとして秀でる必要がありますが、F1がこのアイディアに完全に振り切ることはないでしょう。なぜなら、F1ドライバーはドライビングスキルが非常に重要だからです」

    「とはいえ、F1におけるフィットネスの重要性に気付いている人は増えています。ライバルドライバーがフィットネスレベルの向上に取り組み、結果を出しているなら、自分も取り入れていく必要がありますね」

    認識力
    F1における “疲労” は、表彰台の上でまともに立っていられなかったり、パルクフェルメのF1マシンの横で膝を抱えてへたり込んでいたりするのと必ずしも同義ではない。このスポーツにおける “疲労” はもっと分かりづらいときがある。レース最終盤の外的要因ゼロのマシンコントロールミスやタイミングを誤ったアタックやディフェンスなどがそうだ。

    しかし、これらが確認される機会は減りつつある。なぜなら、近年のF1ドライバーは非常にフィットしているからだ。しかし、フィジカルのフィットネスレベルが鋭敏さに影響を与えるときがある。F1ドライバーの疲労が変数として関わってくるF1グランプリの最終盤では、上位を走っていても、フィジカルのフィットネスレベルが低ければ集中が切れてしまう可能性が高くなる。スケーンズが話を続ける。

    「フィジカルのフィットネスレベルを極限の極限まで高めても、レースでのパフォーマンスが向上するわけではありません。ですが、フィットネスレベルが低ければ、レースでのミスが増えるのは確かです」

    「F1ドライバーはピットウォールやガレージとコミュニケーションを取りながら、そして時速300kmでオーバーテイクを仕掛けながら、ステアリングホイールに配置されている20個以上のボタンを操作します。ですので、トライアスリート的な強靭なフィジカルはこのようなスポーツに具体的に役立つとは言えません」

    「ですが、全72周のレースが70周目に入ったタイミングで疲労を感じてしまえば、メンタルに影響が出て集中を失う可能性があります。認識力が低下し、取るべきではないリスクを取るようになってしまうのです」

    ドライバーの体型
    F1では時代と共にドライバーの体系が変わってきた。1950年代前半は大型で重いマシンだったため、同じように大柄の男性ドライバーたちが好まれてきたが、1960年代に入って俊敏なリアエンジンマシンが登場すると、ドライバーたちも細身になっていった。

    その後、1980年代に入ると、ターボ搭載の高出力F1マシンを扱える腕力と上半身が必要になったため、F1ドライバーたちは筋骨隆々(ミラーサングラスとネックレス付き)になっていったが、超軽量のV10エンジンが搭載されるようになった1990年代と2000年代は再び小柄なF1ドライバーたちが好まれた。そしてKERSが導入されると各チームはマシンの重量制限に悩まされるようになり、F1ドライバーのサイズは最小化を迎えた。

    規定重量を超過すればグリッド降格ペナルティが科されたため、F1ドライバーたちは、食事を意識したり、少な目のドリンクボトルでレースに臨んだりと、様々な方法で体重を管理するようになった。しかし、これは特に高身長のF1ドライバーの健康に有害で、また公平なレース環境を用意する必要もあったため、ドライバーとシートの合計最低重量が80kgに規定された。

    この規定により、現在のF1ドライバーたちにはフィットネスを鍛える余裕が生まれているが、その余裕はあくまでもわずかで、高身長のF1ドライバーの余裕は特に少ない。マラソンランナーやMTBライダーと同じく、現在のF1ドライバーも「筋肉を付けずにフィットネスレベルを高める」という無理難題に挑んでいるのだ。筋肉は重いため、少しでもつけば体重が大きく増加してしまう。そのため、F1における “優れたフィットネス” はバランスを取ることで実現される。スケーンズが解説する。

    「F1ドライバーのトレーニングはストレングスだけではありません。彼らは心臓血管系トレーニングも行う必要があります。レーススタート時やオーバーテイク時はかなりの心拍数になるので、それらに耐えられるように鍛えています。また、その他にも数多くのエリアを鍛える必要があります。心臓血管系トレーニングは、ランニングやバイクライドなど一定の負荷を長時間加えるメニューが多いですね。このようなトレーニングは減量と持久力に効果があります」

    プレシーズン
    F1シーズン、特に現代のF1シーズンは非常に忙しない。そのスケジュールは非常にタイトで、事実、F1ドライバーたちがフィットネストレーニングにまともに取り組める時間はほとんどない。しかし、彼らが困っているわけではない。

    なぜなら、ドライビングでフィジカルがある程度維持できるからだ。しかし、シーズン中は「フィジカルレベルのさらなる向上」は期待できない。そこで、彼らは冬のオフシーズンにフィジカルトレーニングに取り組んでレベルアップを図っている。スケーンズは次のように話している。

    「プレシーズンにフィジカルトレーニングの大半を終わらせます。シーズン開幕後はフィットネスレベルの維持がテーマになります。レースが毎週続くなら、その合間のハードトレーニングは避けたいところです。なぜなら、ドライバーは休息してフィジカルとメンタルをリセットし、次のレースに備える必要があるからです。ですが、プレシーズンでは、週6日のトレーニングセッションを6〜7週間続けています。通常は、2日間のセッションを2セット、1日のセッションを2セット、休息日の組み合わせで1週間を進めています」

    「マックス・フェルスタッペンのフィットネストレーニングにおいては、ロックダウンは非常に有用でした。移動が減り、メディア&マーケティング関連業務も減ったので、かなり良質なプレシーズントレーニングに取り組むことができました。これまではこのようなトレーニングはできていなかったので、今シーズンのマックスは過去最高のフィットネスレベルで開幕を迎えています。彼がレーストラックで何を見せてくれるのかがとても楽しみです」

    栄養補給
    「フィットネスレベルの維持」は「トレーニングなし」ではない。むしろその逆だ。

    シーズンが始まればドライバーたちはトレーニングよりも、移動、メディア&マーケティング関連業務、レースに追われる生活を送るようになるが、フィットネスレベルはトレーニングだけで得られるものではない。ドライバーたちがレースウィークエンドで最高のパフォーマンスを発揮するためには優れた栄養&水分補給プランが不可欠だ。

    すべてのF1ドライバーに当てはまる優れた栄養&水分補給プランは存在しない。彼らの出自と体型はそれぞれ異なり、さらには移動によって振り回されるからだ。しかし、彼らの間にはいくつかの共通点も見られる。

    F1ドライバーたちはモーターホームで他のチームメンバーと一緒に食事を摂っているが、彼らは専属シェフがレースウィークエンドに合わせて用意しているドライバー専用メニューを食べている場合が多い。このようなメニューには、脂質の豊富な魚類、タンパク質が豊富な鶏肉(赤身はほとんど使用されない)、炭水化物が豊富な野菜類、キヌア、ブラウンライス、大量のサラダ、ナッツ、オーツ、繊維質などが含まれている。

    このような食事は栄養価を高くするために用意されているが、多少の柔軟性を持たせる必要がある。スケーンズは「メニューは適宜変更できるようになっています。体重調整が上手くいっていなかったり、長時間移動のあとで時差ボケに悩まされていたり、リカバリーの必要があったりするなら、そのような問題を解消できる食品を加えて、エナジーレベルを元に戻します。シーズンを通じて様々なメニューを用意しています」と説明している。

    水分補給
    もうひとつの不可欠な要素が水分補給だ。レースウィークエンドでドリンクボトルを持っていないF1ドライバーの姿を見かけるのは稀だ。彼らはドリンクボトルから水分を常時補給しており、高温多湿なコンディションではその頻度はさらに高まる。スケーンズが解説する。

    「F1ドライバーは1レースで最大2.5ℓの水分を失います。これは体重3kg分に相当するので、パフォーマンスに悪影響を与えてしまいます。ですので、彼らはレースウィークエンドを通じて水分と電解質を事前補給しています。また、コックピット内でも1.5ℓのオンボードドリンクを飲んでいます。オンボードドリンクは電解質と炭水化物のミックスですね」

    F1の歴史の中で、オンボードドリンクの味を褒めたドライバーはひとりもいない。しかし、彼らを本当の意味で落胆させるのは味ではなく、スタート前からオンボードドリンクが “熱いお茶” のようになってしまう高温多湿のレースコンディションだ。しかし、このようなコンディションこそ、オンボードドリンクが重要になる。なぜなら、高温多湿のレースを走るF1ドライバーは発汗だけでは体温を下げられず、しかも、汗が蒸発しないのでひたすら汗をかき続けるからだ。

    これはつまり、現行F1レースカレンダーで最も過酷と言われているシンガポールGPをはじめとする高温多湿のレースコンディションでは、フィットネスレベルがパフォーマンスに大きく影響してくることを意味する。そこで、このようなレースに対応できるようにF1ドライバーたちには特別なトレーニングスケジュールが用意される。

    天候対策
    スケーンズは次のように説明する。「高温多湿のレースの前には同じコンディションで数多くのフィジカルトレーニングを重ねます。通常はレースの約3週間前から始まるので、シンガポールGPの場合は9月に南フランスへ向かい、暑い日中にランニングをこなします。高温になるコックピットに乗り込む準備としてはこれがベストです」

    もちろん、このフランスでのトレーニングよりも3週間前にシンガポール入りする方が効果的だが、標高2,250mのメキシコの高地で1ヶ月を費やしてメキシコGPに向けて調整するというアイディアよりは遙かに現実的だ。

    要するに、ビッグイベント / レースに向けて念入りに調整・準備をしていく他のスポーツのアスリートたちとは異なり、F1ドライバーたちは気候順応をする時間がほとんどなく、オフシーズンで準備したフィットネスレベルを頼りにシーズンを進める必要があり、ライバルたちも状況は同じということに慰めを見出すしかないのだ。F1は最善の準備をした者が最も苦しまなくて済むスポーツなのだ。

    ここまで読めば、F1ドライバーたちの置かれている環境が非常に厳しいことが理解できるはずだ。そして他のすべてと同じで、バランスが重要になる。

    パドックとジムを積極的に往復してもF1ドライバーのフィジカルとメンタルのフィットネスレベルの維持や向上に役立つわけではない。F1マシンのコックピット内で身体が極限まで疲労するため、レース後は身体を動かす環境から一度完全に離れることがフィットネスレベルの維持に役立つ。スケーンズが解説する。

    「しっかりと休息してリカバリーすること、普通の生活を送ることが重要です。2021シーズンは全23戦ですので、多くの時間を家から離れて過ごすことになります。移動が多く、やるべきことも多いので、レース後にビールを少し飲んで数日休むのは悪くないアイディアです」

  • 2021年 F1スペインGP 決勝:トップ10 ドライバーコメント

    2021年 F1スペインGP 決勝:トップ10 ドライバーコメント

    2021年のF1世界選手権 第4戦 F1スペインGPの決勝でトップ10入りしたドライバーのコメント。

    優勝はルイス・ハミルトン(メルセデス)。スタートでマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)にリードを許すが、2ストップ戦略を成功させ、残り7周で逆転。今季3勝目、通算98勝目を挙げて、100回目のポールポジションを獲得したレースに花を添えた。

    優勝:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    「なんて日だ! 今週末もチーム全体が素晴らしい仕事をしてくれたし、ここにファンが戻ってきたのを見れたのもとてもうれしい。観客のなかにイギリスの旗も見えたし、本当にそれが恋しかった! もう一度すべてをやり直せたような素晴らしい気分だし、すべてのトレーニングが明らかに成果を挙げているね! スタートは本当に紙一重だったし、グリッドの右側に多くのラバーが乗っていて、マックスは本当に良いスタートを切った。そこから仕留めに行ったし、レースのオーニングステージでは長い間マックスにかなり近づいていたので、汚れた空気の中でタイヤを長持ちさせることができないのではないかと心配だった。2回目のピットストップの後はかなり後ろにいるように感じた。マックスから20秒くらい離されていた。でも、チームによる本当に大胆な判断だったと思う。本当に葛藤していた。マックスがストップする前に動き出すことは挑戦のように感じたけど、チーム内にはその信頼があるし、素晴らしい判断だった」

    2位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
    「今日はできることをすべてトライした。スタートのターン1でリードを奪ったけど、メルセデスに対して少しペースが及ばなかった。もちろん勝ちたかったわけだけど、できることはすべてやった上でチャンスを最大限に活かせたので、それほど落胆してはいない。他の戦略も検討しましたし、2ストップ戦略で彼らよりも早くピットに入っていたとしても、彼らのほうが今日は速かったので、前ではフィニッシュできなかったと思う。自分の速さやマシンの限界は分かっていえうし、彼らの方は順位を失わずにピットインできる“フリーストップ”の状態だったので、異なる戦略を採りやすい状況だった。彼(ハミルトン選手)が2度目のピットインをしたときに、2019年のハンガリーのように新しいタイヤで僕に追いついてくるだろうと思った。できることはすべてやったけど、なす術なしの状態だったね。タイヤによるペースの違いから、ルイスは楽にパスしていったけど、僕は2位を確保してファステストラップもマークすることができた。今日は少し僕らにペースが足りなかったので、2位は最大の結果だ。彼らがなぜレースペースをここまで上げてくることができたのかを分析する必要がある」

    3位:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
    「1周目のターン3でシャルル(ルクレール)にポジションを奪われたことで、レース前半が妥協を強いられてしまった。今日はもっと良い結果を期待していたけど、それで難しくなってしまった。全体的なペースはそこまで悪くなかった。もっと高い位置で終えられなかったのはちょっと残念だけど、少なくとも表彰台は履く得できた。3番手に甘んじること満足することは決してないし、僕は勝つためにここにいる。でも、チームにとっては良い一日だった。2週間後のモナコはユニークな挑戦だし、楽しみにしている」

    4位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「とても良いレースだった。良いスタートを切り、ターン3でアウトサイドに出たのがうまくいった。それ以降、僕たちは非常に競争力のあるレースができた。ソフトとミディアムの両方でペースは強力だった。それでも4位は僕たちに達成できる精一杯だった。でも、良い仕事をしているときにコックピットで感じることができる感覚を今日は感じることができたので本当に満足している。チームとして僕たちは本当に良い仕事をしたし、すべてが完璧に進んだ。昨年と比べて大きな進歩を目にしている。これはマラネロのファクトリーで懸命に仕事をしてくれている全員の功績だ。僕たちは非常にテクニカルなセクター3でかなり強かった。それがモナコに向けてポジティブな兆候であることを願っている。シーズンの初めから、僕たちは低速コーナーで強いように見えるので、そのままであることを祈っている。ホームレースを本当に楽しみにしている。あそこでグランドスタンドのファンを見るのは素晴らしいことだし、そこでも同じように競争力があることを願っている」

    5位:セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
    「ここはオーバーテイクが簡単ではないので、タフなレースになった。1周目はいいラップで、いくつかポジションを上げたけど、その後はダニエル(リカルド)をパスするのにかなり時間を要してしまった。マクラーレンはストレートでかなり速く、オーバーテイクは大変だったけど、ターン1のアウト側から抜くことができた。自分がすべきことは分かっていたので、プッシュして戦略を機能させようとしたけど、タイヤのライフがあまり残っていなかったので、難しい状況だった。マシンに対する自信は増しているし、レースウイークを終えるごとに慣れていて、いつも“今からまたすぐにレースウイークが始まれば”と思うほどだ。それぞれサーキットは異なるので、ここで学んだことがモナコで必要になものとは異なるかもしれないけど、僕はまだ適応中で、もうすぐ100%の状態にできればと思っている。モナコが楽しみです。特に僕らのマシンがこれまでもかなり強かった場所なので、勝利のチャンスがあると思う」

    6位:ダニエル・リカルド(マクラーレン)
    「良い週末だった。全体的にここまでで最高の週末だったと思うし、今日はマシンの最大限を引き出せたと感じている。ずっと防御していたけどね! スタートでいくつか順位を上げることができたけど、それらのマシンの方が少し速かったので、防御を余儀なくされた。ペースが速かったということだし、ずっとプッシュすることを余儀なくされた。おかげでマシンについてさらに多くのことを学ぶことができた。僕たちには明らかにポイントを争う競争力があるけど、あと少し追加のステップが必要だ。今日はフェラーリの方が僕たちよりも競争力があったし、もちろん、レッドブルが速いことはわかっている。まだやるべき仕事があることは分かっているけど、全体的にスムーズでうまく実行された週末だった。チームはピットストップで良い判断をしてくれたし、トップ6は可能な限りベストな結果だったと思う」

    7位:カルロス・サインツ(フェラーリ)
    「正直、今日の7位にはあまり満足していない。スタートでの蹴り出しが悪かったし、1コーナーの後に囲まれていくつか順位を失ってしまった。でも、それ以降は非常に強力なペースがあった。今日のマシンはバランスが良く、タイヤとの相性も良かった。それでも僕たちはストレートでのスピードが少し欠けていて、オーバーテイクに苦労している。僕たちはそこに取り組む必要があるし、細部まで磨きをかけ続ける必要がある。今日、もっと強力なスタートが切れれれば、5位に入れた可能性があるからね。戦略はうまくいったし、スタッフは速いピットストップをまとめてくれた。良いチーム努力だったし、チャンピオンシップにポイントを加算してスペインを離れることができる。自分たちが完璧ではなかった場所を分析し、そこからプッシュしていかなければならない!」

    8位:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「タフなレースだった! オーバーテイクが難しいので、実際、予想してはいたかどね。それでも、僕たちはやれることはすべて達成したと思う。順位表では望んでいたほど強力な結果ではないけど、今日はそれはそこまで重要ではないと思う。僕たちは一日を通してそれなりのペースがあったことが重要だ。このトラックの特性を考えれば、僕たちはできる限りのことをしたと思うし、8位とダブル入賞を成し遂げられたので、チームのために満足している」

    9位:エステバン・オコン(アルピーヌ)
    「今日はタフなレースだった。見直さなければならないことがいくつかある。レースでの僕たちはフェラーリやマクラーレンほど速くなかった。ポジティブなことは、去年ここで僕たちはポイントを獲得できなかったけど、今年は2ポイントを獲得できたことだ。予選を考えれば理想的ではないけど、受け入れて、次のレースに進みたい。僕たちはレースペースに関してやるべきことがたくさんあるし、いつものように自分たちを改善するために話し合うべきことがある。モナコでどのような走りができるか見てみるつもりだ。あの場所に戻れるのは素晴らしいことだ。良い結果を出すためにモチベーションを高めてあの場所に向かう」

    10位:ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
    「今日は複雑な気分だ。レースでは追い上げを見せられたけど、最初の2戦と比べてペースは不足している点はフラストレーションがたまりる。また、グリッド位置をミスしてしまった自分にも腹が立っている。本当に余計なペナルティーで、自分のレースを厳しくしてしまった。それでも、いいバトルが展開できて、何台かをパスして10位に入れた。マシンポテンシャルがあるのは明らかなので、僕らはそれをラップ中の全コーナーで発揮させることができていない。モナコに向けて懸命に取り組んでいくし、ここから先の数戦でチームが前進を果たせると信じている」