投稿者: dbcheck

  • フェルナンド・アロンソ F1マイアミGP初日「振動は改善したが速さは変わらない」

    フェルナンド・アロンソ F1マイアミGP初日「振動は改善したが速さは変わらない」

    フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・ホンダ)は、2026年F1第4戦マイアミGP初日を終え、マシンのフィーリングと課題について語った。特に焦点となったのは、日本GP以降に対策が進められてきたホンダ製パワーユニットの振動と、依然として改善されていないパフォーマンス面だった。

    インターバル期間を経て投入された対策により振動は軽減されたものの、他チームがアップデートを進める中で競争力の差は広がりつつあるという認識を示している。

    「振動は良くなっていた。日本GP以降、この3戦の間にいくつか修正を入れたので、エンジンの振動は少なくなっている。ただ残念ながらパフォーマンスには手をつけていない」

    「だから僕たちはまだ他と比べて少し遅れていると思う。彼らは日本以降にクルマを改善しているし、僕たちは信頼性だけを改善した。なのでパフォーマンス面では少し後ろにいる状況だ」

    パフォーマンスが開幕3戦から悪化しているのか、それとも単に周囲が進歩した結果なのかという点については、後者との見方を示した。

    「クルマ自体は同じだ。他のチームは日本やここマイアミでアップデートを入れてきている。だから僕たちは少し差を広げられていると思う」

    「ただそれは受け入れているし、僕たちのシーズンプログラムは他とは少し違う。今は落ち着いて進める必要がある」

    アストンマーティンは現時点で信頼性の確保を優先する段階にあり、パフォーマンス改善は今後の課題となる。振動問題の進展は見られたものの、競争力の面では依然として厳しい状況が続いている。

  • 【動画】 2026年F1マイアミGP スプリント予選 ハイライト

    【動画】 2026年F1マイアミGP スプリント予選 ハイライト

    2026年F1第4戦マイアミGPのスプリント予選が5月1日(金)ににマイアミ・インターナショナル・オートドロームで行われ、ランド・ノリスがポールポジションを獲得した。

    マクラーレンはアップグレードを投入したMCL40で速さを示し、マイアミ・インターナショナル・オートドロームで今季初めてメルセデス以外のマシンが予選トップに立った。

    ノリスはSQ3で1分27秒869を記録し、チャンピオンシップ首位のキミ・アントネッリに0.2秒強の差をつけた。チームメイトのオスカー・ピアストリも3番手に入り、マクラーレンにとってスプリント本番へ向けて大きな意味を持つセッションとなった。

    ノリスがSQ3で決定打
    スプリント予選の最終局面となったSQ3で、ノリスは1分27秒869をマーク。これにより、2026年シーズンで初めてメルセデス以外のドライバーがポールポジションを獲得した。

    ここまで予選で主導権を握ってきたメルセデス勢に対し、マクラーレンはマイアミで投入したアップグレードとともに存在感を強めた。ノリスの一発は、単なる好タイムではなく、勢力図の変化を感じさせる内容でもあった。

    アントネッリ2番手、ピアストリ3番手
    2番手には、チャンピオンシップ首位のキミ・アントネッリが続いた。ノリスとの差は0.2秒強で、メルセデスとしてはトップこそ逃したものの、引き続き上位争いに踏みとどまった。

    3番手にはオスカー・ピアストリが入り、マクラーレンは2台揃ってトップ3を確保した。スプリントという短いレース形式では、スタート位置が大きな意味を持つだけに、マクラーレンにとっては攻守両面で有利な状況が整った。

    ルクレールとフェルスタッペンが続く
    4番手にはフェラーリのシャルル・ルクレール、5番手にはレッドブルのマックス・フェルスタッペンが入った。両者はトップ3に届かなかったものの、スプリントで表彰台圏内を狙える位置につけている。

    一方で、ジョージ・ラッセルとルイス・ハミルトンはそれぞれ6番手、7番手にとどまった。最終アタックは目立った伸びを欠き、メルセデスとフェラーリにとってはスプリント本番での巻き返しが課題となる。

    マクラーレンのアップグレードが示した手応え
    今回のマイアミグランプリのスプリント予選で最も大きな焦点となったのは、マクラーレンのアップグレードが実戦でどこまで機能するかだった。ノリスのポール、ピアストリの3番手という結果は、少なくとも一発の速さにおいて明確な前進を示している。

    スプリント本番では、タイヤの持続性、ストレートスピード、そして序盤のポジション争いが勝敗を左右する。ノリスが先頭を守れるか、アントネッリとピアストリがどう仕掛けるかが、マイアミの短期決戦における最大の見どころとなる。

    動画の公開は終了しました
  • リアム・ローソン F1マイアミGP アルボン裁定遅れに不満「理解できない」

    リアム・ローソン F1マイアミGP アルボン裁定遅れに不満「理解できない」

    リアム・ローソン(レーシングブルズ)は、2026年F1第4戦マイアミGPのスプリント予選で発生した混乱について強い不満を示した。トラックリミット違反があったとされるアレクサンダー・アルボンがSQ2に進出した一方で、自身はSQ1敗退となった状況に疑問を呈している。

    今回の一件は、スチュワードの対応タイミングやセッション進行の判断が複雑に絡み合ったことで発生した。ローソンにとっては自身の走行ミスも重なった結果ではあるが、納得しがたい形でセッションを終えることになった。

    アルボンの裁定遅れで生じた異例の展開
    アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)は、スプリント予選後にターン6でのトラックリミット違反が認定され、スプリントのスタート位置を19番手に降格された。

    アルボンは当初、14番手でスプリント予選を終えていたが、SQ1で記録した自己ベストラップが違反により削除。さらに、本来はSQ2へ進出すべきではなかったと判断されたため、SQ2で記録したすべてのラップタイムも取り消された。

    問題となったのは、SQ1終盤の最終アタックだった。このラップでアルボンは1分30秒988を記録し、16番手でSQ2進出圏内に滑り込んでいたが、セッション後にこのラップが無効と判断された。

    スチュワードの文書によれば、この違反はSQ2開始まで報告されておらず、その時点でアルボンはすでに走行を開始していたという。

    「SQ1中、23号車はターン6で明確にトラックリミットを超えていた。しかし、これはSQ2が開始されるまでスチュワードに報告されなかった」

    「23号車がコース外に出ており、そのラップが削除される可能性があると伝えられた時点で、23号車はすでにSQ2の走行に入っていた」

    このためスチュワードは異例の対応として、国際スポーティングコード第11.7.1.a条に基づき、SQ1の該当ラップおよびSQ2の全ラップタイムを削除する措置を取った。

    その結果、アルボンは19番手スタートとなったが、SQ1で敗退したローソンが繰り上がることはなかった。

    リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) マイアミグランプリ

    ローソン「理解できない」裁定のタイミング
    この状況についてローソンは、裁定の遅れに強い疑問を示した。

    「アレックスはトラックリミットを超えていた。でも彼ら(FIA)は気づくのが遅すぎたと思うし、すでに彼がコースに出ていたからそのままになった」

    「正直、どうしてそれが起き得るのか理解できない。でも僕たちの理解では、彼はトラックリミット違反をして、そのままSQ2に進んだということになる」

    小さなミスが重なったSQ1
    一方でローソンは、自身のSQ1での走行についても振り返っている。

    「正直に言って、SQ1では一連の悪い出来事が重なった」

    「ピット出口で少しポジション取りを間違えてしまって、コース上でかなり後ろになってしまったし、アウトラップも良くなかった」

    「ターン1で大きなフラットスポットを作ってしまって、タイヤを壊してしまった」

    「そのフラットスポットのあるタイヤで2周目をやろうとしたけど、振動がひどかった。結果的にそれで敗退してしまった」

    改善の兆しも結果に結びつかず
    それでもローソンは、マシン自体にはポジティブな変化があったと語る。

    「マシンは今朝より実際に良くなっていたと思う。だからこそ残念だ」

    改善の手応えを感じていただけに、混乱の中でチャンスを逃した形となった。

  • ランス・ストロール F1マイアミGP初日「ブレーキに問題があった」

    ランス・ストロール F1マイアミGP初日「ブレーキに問題があった」

    ランス・ストロール(アストンマーティン・ホンダ)は、2026年F1第4戦マイアミGP初日を振り返り、スプリント予選での走行中断の原因がブレーキトラブルにあったことを明かした。アップデートなしで臨んだ週末は厳しい立ち上がりとなり、十分な走行機会を得られなかった。

    セッション中にはコース上でストップする場面が見られ、その後の走行は叶わなかった。原因については現在も調査中だという。

    「ブレーキに問題があった。正確にはまだ分からないので、今調べているところだ」とストロールはコメント。

    本来であればアタックラップを含めて周回を重ねる予定だったが、トラブルによって計画は崩れた。

    「1周か2周は走れると思っていたけど、問題が出てしまって今日は走れなかった」

    また、限られた走行の中で得られた手応えについても、シーズンを通して抱えている課題が解消されていないと語った。

    「それほど多くはない。今シーズンずっと抱えているのと同じ問題が多い」

    アストンマーティンはこの日、信頼性とパフォーマンスの両面で苦戦。ストロールの走行不足は週末全体の戦略にも影響を及ぼす可能性があり、厳しいスタートとなった。

  • アレックス・アルボン トラックリミット違反でP19降格 F1マイアミGPスプリント

    アレックス・アルボン トラックリミット違反でP19降格 F1マイアミGPスプリント

    アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)は、2026年F1マイアミGPのスプリント予選後にトラックリミット違反が認定され、スプリントのスタート位置を19番手に降格された。

    アルボンは当初、スプリント予選を14番手で終えていたが、SQ1で記録した自己ベストラップがターン6でのトラックリミット違反により削除。さらに、本来SQ2へ進出すべきではなかったと判断されたため、SQ2で記録したすべてのラップタイムも取り消された。

    SQ1突破の決め手となった最終アタックが削除
    アルボンはSQ1終盤の最終アタックで1分30秒988を記録し、16番手でSQ2進出圏内に滑り込んでいた。このタイムにより、レーシングブルズのリアム・ローソンは0.1秒未満の差でSQ1敗退となった。

    しかし、セッション後にアルボンの最終アタックがターン6でトラックリミットを超えていたと判断された。これにより、SQ1の該当ラップが削除され、アルボンはSQ2進出資格を失う形となった。

    ローソンはSQ2開始直後までマシンに乗ったまま待機していたが、その後、スプリント予選終了後にアルボンのタイム違反が正式に確認された。

    SQ2開始後に報告された異例のケース
    スチュワードの文書には次のように記されている。

    「SQ1中、23号車はターン6で明確にトラックリミットを超えていた。しかし、これはSQ2が開始されるまでスチュワードに報告されなかった」

    「23号車がトラックリミットを超えたラップで記録したタイムは、SQ2進出に十分なものだった。したがって、23号車がコース外に出ており、そのラップが削除される可能性があるとスチュワードに伝えられた時点で、23号車はすでにSQ2の走行に入っていた」

    「これは異例の状況であるため、スチュワードは国際スポーティングコード第11.7.1.a条に基づく権限を行使し、SQ1における該当ラップタイムを削除することでこの問題を処理することを決定した」

    「23号車はSQ2に進出すべきではなかったため、SQ2で記録されたすべてのラップタイムも結果として削除される」

    ウィリアムズに痛手、ローソンは繰り上がらず
    この裁定により、アルボンはマイアミ・インターナショナル・オートドロームで行われる土曜日のスプリントを19番手からスタートすることになった。

    一方で、SQ1で敗退したローソンがSQ2の結果に復帰する形にはならず、裁定はアルボンのタイム削除とスタート位置降格にとどまった。ウィリアムズにとっては、SQ2進出を果たしたかに見えた直後の大きな後退となった。

  • F1マイアミGPスプリント予選 ランド・ノリスがポール獲得 アントネッリ2番手

    F1マイアミGPスプリント予選 ランド・ノリスがポール獲得 アントネッリ2番手

    2026年F1第4戦マイアミGPのスプリント予選でランド・ノリス(マクラーレン)が最速タイムを記録し、スプリントのポールポジションを獲得した。

    ノリスはSQ1、SQ2から安定した速さを見せ、最終セグメントのSQ3では1回のアタック勝負を制した。タイムは1分27秒869。ランキング首位のキミ・アントネッリ(メルセデス)を0.222秒上回り、マクラーレンに今季初のP1グリッドをもたらした。

    ノリスが一発勝負を制す
    SQ3は実質的に1ラップで決まる展開となり、ノリスがその勝負どころで完璧なアタックをまとめた。

    2番手にはアントネッリが入り、3番手にはもう1台のマクラーレンを駆るオスカー・ピアストリが続いた。ピアストリは1分28秒108を記録し、アントネッリとの差はわずか0.017秒だった。

    シャルル・ルクレール(フェラーリ)は4番手。セッションを通じて速さを見せていたが、最終的にはフロントローには届かなかった。5番手にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が入った。

    メルセデスとフェラーリは明暗
    ジョージ・ラッセル(メルセデス)は6番手。チームメイトのアントネッリが2番手につけた一方で、ノリスからは約0.6秒差をつけられた。

    ルイス・ハミルトン(フェラーリ)は7番手。フェラーリはルクレールが4番手、ハミルトンが7番手となり、上位争いには絡んだものの、ポール争いではマクラーレンに先行を許した。

    アルピーヌ勢はフランコ・コラピントが8番手、ピエール・ガスリーが10番手に入り、その間の9番手にはレッドブルのアイザック・ハジャーが入った。

    アウディとウィリアムズはSQ2敗退
    アウディ勢はガブリエル・ボルトレトが11番手、ニコ・ヒュルケンベルグが12番手でSQ2敗退となった。

    ハースF1チームのオリバー・ベアマンは13番手。ウィリアムズはアレックス・アルボンが14番手、カルロス・サインツが15番手で、ともにSQ3進出を逃した。サインツは無線で不満を示す場面もあった。

    レーシングブルズのアービッド・リンドブラッドは16番手。チームメイトのリアム・ローソンはSQ1で敗退し、17番手に終わった。

    キャデラックとアストンマーティンは後方に沈む
    エステバン・オコン(ハースF1チーム)は18番手。キャデラックF1にとって初のホーム週末となったマイアミで、セルジオ・ペレスは19番手、バルテリ・ボッタスは20番手に終わった。

    アストンマーティン勢はさらに厳しい結果となり、フェルナンド・アロンソが21番手、ランス・ストロールが22番手。2台そろって最後尾に沈んだ。

    ノリスのポール獲得により、マクラーレンはマイアミGPのスプリントで絶好のスタート位置を手にした。アントネッリとピアストリが僅差で続く構図となり、短距離レースではスタートと序盤のポジション争いが大きな焦点になる。

    スプリント予選結果

    1.ランド・ノリス(マクラーレン)
    2.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    3.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    4.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    5.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    6.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    7.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    8.フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    9.アイザック・ハジャー(レッドブル)
    10.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    11.ガブリエル・ボルトレト(アウディ)
    12.ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)
    13.オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)
    14.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    15.カルロス・サインツ(ウィリアムズ)
    16.アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)
    17.リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    18.エステバン・オコン(ハースF1チーム)
    19.セルジオ・ペレス(キャデラックF1チーム)
    20.バルテリ・ボッタス(キャデラックF1チーム)
    21.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    22.ランス・ストロール(アストンマーティン)

    マイアミグランプリ

    SQ1 高温コンディションで波乱 ベテラン勢が脱落
    気温30度超、路面温度50度を超える過酷なコンディションの中で始まったSQ1は、タイヤのウォームアップとトラフィック処理が鍵となった。

    序盤は各車が慎重に周回を重ねる展開となったが、残り時間が少なくなるにつれて一斉にアタックへ。だが、このタイミングで混雑が発生し、クリアラップを確保できるかどうかで明暗が分かれた。

    その結果、リアム・ローソン、エステバン・オコン、セルジオ・ペレス、バルテリ・ボッタスが敗退。さらにフェルナンド・アロンソもタイムをまとめきれず脱落するなど、経験豊富なドライバーたちが相次いで姿を消す波乱の立ち上がりとなった。

    一方で上位勢は大きなミスなく通過し、マクラーレンとフェラーリが安定した速さを見せて主導権を握る形となった。

    SQ2 タイム更新合戦 アウディとウィリアムズが脱落
    SQ2では路面コンディションの向上とともにラップタイムが一気に短縮され、トップ10入りを巡る争いが激化した。

    ジョージ・ラッセルが序盤にトップタイムを記録し、フェルスタッペンが続く流れとなるが、その直後にフェラーリ勢が一気にタイムを更新。シャルル・ルクレールが大きくタイムを伸ばし、ルイス・ハミルトンも続いて上位に浮上した。

    さらに終盤にはオスカー・ピアストリがルクレールに迫るタイムを刻み、トップ争いは完全な僅差の様相に。マクラーレンがここでも高い一発の速さを示した。

    一方で中団ではアタックタイミングとトラフィックが勝負を分け、ガブリエル・ボルトレトとニコ・ヒュルケンベルグのアウディ勢はトップ10に届かず敗退。ウィリアムズのアレックス・アルボンとカルロス・サインツもここで姿を消した。

    また、ベアマンやリンドブラッドは十分なアタックをまとめきれず、わずかな差でSQ3進出を逃す結果となった。

    SQ3 一発勝負を制したノリス マクラーレンが最速
    SQ3は各車1回のアタックに近い“一発勝負”の展開となり、ドライバーの精度とタイヤのピークを引き出す能力が問われるセッションとなった。

    序盤はジョージ・ラッセルがトップタイムを記録するが、その直後にシャルル・ルクレールが約0.5秒上回るラップで首位に浮上。フェラーリが一時的に主導権を握る。

    しかしその流れを断ち切ったのがマクラーレンだった。オスカー・ピアストリがルクレールにわずか0.036秒差まで迫るタイムを記録し、トップ争いは三つ巴の展開に持ち込まれる。

    そして最後に登場したランド・ノリスが、セクターすべてをまとめた完璧なラップで1分27秒869を記録。アンドレア・キミ・アントネッリに0.222秒差をつけてトップに立ち、スプリントポールを獲得した。

    マクラーレンが一発の速さで他を上回る形となった一方、メルセデスとフェラーリも僅差で続き、スプリント本戦に向けてはスタートと序盤のポジション争いが勝負の分かれ目となる。

  • ホンダF1 マイアミGP初日 折原伸太郎「振動対策は想定どおり機能」

    ホンダF1 マイアミGP初日 折原伸太郎「振動対策は想定どおり機能」

    ホンダは、2026年F1第4戦マイアミGPの初日を通じて、振動対策と信頼性の両面で前進を確認した。約1か月の中断期間を経て投入したアップデートが、実走行の中で機能していることが明らかになった。

    フリー走行1(FP1)とスプリント予選が行われた初日は、開発成果の検証という意味合いが強いセッションとなった。ホンダにとっては、開幕から課題となっていた振動問題への対応が焦点となっていた。

    振動対策は想定どおり機能 ドライバーからも好感触
    ホンダ F1 トラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアの折原伸太郎は、この数週間の取り組みについて次のように説明した。

    「レースがなかった4週間は、HRCさくらの施設で振動対策に取り組んできました。これはバッテリーに対するものだけではなく、ドライバーへの振動低減、ドライバビリティ向上を含めた対策です。」

    その成果については、初日の走行で明確な手応えを得ている。

    「今日のセッションでは、これらの対策が想定どおり機能していることが確認でき、この点についてドライバーからも前向きなフィードバックを得られました。我々にとってポジティブな要素であり、HRCとアストンマーティン、両者の努力の結果だと考えています。」

    ホンダF1 マイアミグランプリ

    PUは安定稼働 信頼性の前進を確認
    パワーユニットの観点でも、初日は大きなトラブルなくセッションを終えたことが評価されている。

    「FP1、スプリント予選ともに、PUの観点ではスムーズなセッションとなり、信頼性の面でも前進できたと受け止めています。」

    これまで課題とされてきた信頼性については、着実な改善が見られている状況だ。

    エネルギーマネジメントは継続課題
    一方で、2026年レギュレーションの特徴であるエネルギーマネジメントについては、依然として最適化の途上にある。

    「新レギュレーションのもとでエネルギーマネジメントの最適化も進めていますが、まだ模索を続けている段階です。スプリントレース、そして予選を通じて、さらなる改善につなげられるよう、引き続き取り組んでいきます。」

    振動と信頼性という基礎部分に進展が見られた一方で、パフォーマンス面での課題は残る。マイアミのスプリントと予選は、ホンダにとって次のステップへ進めるかを測る重要なセッションとなる。

  • 【速報】 F1マイアミGP スプリント予選 結果・タイムシート

    【速報】 F1マイアミGP スプリント予選 結果・タイムシート

    2026年F1マイアミGP スプリント予選の結果・タイムシート。現地時間5月1日(金)にマイアミ・インターナショナル・オートドロームで2026年のF1世界選手権 第4戦 マイアミグランプリのスプリントのグリッドを決める予選が行われた。

    ポールポジションを獲得したのはランド・ノリス(マクラーレン)。2番手にアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)、3番手にオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が続いた。アストンマーティン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが21番手、ランス・ストロールは22番手だった。

    ノリスがスプリントポール獲得 マクラーレン最速
    ランド・ノリスが1分27秒869でトップタイムを記録し、スプリントポールを獲得。マクラーレンが一発の速さで抜け出した。

    アントネッリ2番手 メルセデス最前列確保
    アンドレア・キミ・アントネッリが2番手に入り、メルセデスはフロントロウを確保。序盤は苦戦気味も最終的に存在感を示した。

    ピアストリ3番手 マクラーレン2台トップ3
    オスカー・ピアストリが3番手に入り、マクラーレンは2台がトップ3入り。アップデートの効果が明確に表れた形となった。

    フェラーリはルクレール4番手 ハミルトン6番手
    FP1最速のシャルル・ルクレールは4番手止まり。ルイス・ハミルトンも6番手と、決定力ではマクラーレンに及ばなかった。

    フェルスタッペン5番手 レッドブルは一歩届かず
    マックス・フェルスタッペンは5番手。SQ2では上位にいたが、SQ3での伸びを欠きトップ争いには絡めなかった。

    アルピーヌが躍進 2台ともトップ10入り
    フランコ・コラピント7番手、ピエール・ガスリー10番手と、アルピーヌは両車がSQ3進出。中団トップの地位を確立した。

    ハジャー9番手 レッドブル2台目も上位進出
    アイザック・ハジャーが9番手に入り、レッドブルは2台ともトップ10入り。安定したパフォーマンスを示した。

    アウディ勢はSQ2敗退 決定打欠く
    ガブリエル・ボルトレト11番手、ニコ・ヒュルケンベルグ12番手と、アウディはトップ10に届かず。終盤のアタックでも順位を上げられなかった。

    ウィリアムズは伸び悩み サインツ15番手
    両車SQ2進出も、最終的にはサインツ15番手、アルボン14番手。改善の兆しはあるが上位争いには届かず。

    SQ1ではベテラン勢脱落 アロンソら早期敗退
    リアム・ローソン、エステバン・オコン、セルジオ・ペレス、バルテリ・ボッタスに加え、フェルナンド・アロンソもSQ1で姿を消す波乱の展開となった。

    F1マイアミグランプリ スプリント予選 結果・タイムシート

    順位 No ドライバー チーム SQ1 SQ2 SQ3
    1 1 ランド・ノリス マクラーレン 1分28秒723 1分29秒527 1分27秒869
    2 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分29秒312 1分29秒366 1分28秒091
    3 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分29秒169 1分28秒506 1分28秒108
    4 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分28秒733 1分28秒333 1分28秒239
    5 3 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分29秒801 1分29秒209 1分28秒461
    6 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分29秒255 1分28秒841 1分28秒493
    7 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分30秒386 1分29秒750 1分28秒618
    8 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分29秒659 1分29秒093 1分28秒320
    9 6 アイザック・ハジャー レッドブル 1分30秒352 1分29秒973 1分28秒422
    10 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分29秒984 1分29秒994 1分28秒474
    11 98 ガブリエル・ボルトレト アウディ 1分30秒561 1分30秒019  
    12 27 ニコ・ヒュルケンベルグ アウディ 1分30秒270 1分30秒116  
    13 87 オリバー・ベアマン ハース 1分30秒614 1分30秒216  
    14 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分30秒988 1分30秒224  
    15 55 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分30秒987 1分30秒573  
    16 41 アービッド・リンドブラッド レーシングブルズ 1分30秒872    
    17 30 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分31秒043    
    18 31 エステバン・オコン ハース 1分31秒245    
    19 11 セルジオ・ペレス キャデラック 1分31秒255    
    20 77 バルテリ・ボッタス キャデラック 1分31秒826    
      14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分41秒311    
      18 ランス・ストロール アストンマーティン      
  • F1マイアミGP スプリント予選SQ2 アルピーヌが2台揃って突破

    F1マイアミGP スプリント予選SQ2 アルピーヌが2台揃って突破

    2026年F1第4戦マイアミGPのスプリント予選はSQ2に突入し、気温30度超・路面温度50度超という過酷なコンディションのなかで激しいタイム争いが繰り広げられた。各車ともミディアムタイヤでの一発勝負となり、わずかなミスが順位を大きく左右する展開となった。

    序盤はジョージ・ラッセルがトップタイムを記録し主導権を握るかに見えたが、フェラーリ勢が圧倒的な速さを発揮。

    シャルル・ルクレールが一気にトップに立つと、ルイス・ハミルトンも続き、他を大きく引き離すパフォーマンスを見せた。

    フェラーリ主導 マクラーレンも食い下がる
    中盤にはオスカー・ピアストリがルクレールに0.036秒差まで迫る2番手に浮上し、マクラーレンも上位争いに加わった。一方でランド・ノリスは走行中の乱れもあり順位を落とし、セッションは各チームの明暗が分かれる展開となる。

    メルセデスはラッセルが一時トップに立ったものの、その後はフェラーリやマクラーレンに対してわずかに届かず、優位性は見られなかった。

    中団争いはアルピーヌ優勢 アウディ届かず
    トップ10争いではアルピーヌが2台揃って圏内に入り、中団トップの座を固める走りを披露。レッドブルのアイザック・ハジャーも上位に食い込み、存在感を示した。

    一方でアウディ勢は終盤のアタックにすべてを賭けたが、決定的なタイムを刻むことができずトップ10入りを逃した。

    最終局面で脱落続出 サインツら敗退
    チェッカーフラッグが振られると、脱落圏の攻防は一気に決着。オリー・ベアマンは13番手でフィニッシュし敗退、ハースはここで競争力不足を露呈した。

    さらにカルロス・サインツ、アービッド・リンドブラッドもタイムを伸ばせず脱落。アウディ勢も最後まで逆転ならず、SQ3進出を逃した。

    SQ2で敗退したのは以下の6台となった。

    ■ 11番手:ガブリエル・ボルトレト
    ■ 12番手:ニコ・ヒュルケンベルグ
    ■ 13番手:オリー・ベアマン
    ■ 14番手:アレクサンダー・アルボン
    ■ 15番手:カルロス・サインツ
    ■ 16番手:アービッド・リンドブラッド

    5チームによるSQ3争いへ
    最終セッションSQ3には、メルセデス、フェラーリ、マクラーレン、レッドブル、アルピーヌの5チームが進出。今季ここまで支配的だったメルセデスに対し、フェラーリとマクラーレンがどこまで迫れるかが焦点となる。

    柔らかいタイヤと高温条件の中で迎えるSQ3は、完全な一発勝負。スプリントポールを巡る戦いは、これまで以上に予測不能なものとなりそうだ。

  • F1マイアミGP スプリント予選SQ1 アストンマーティン・ホンダは最下位

    F1マイアミGP スプリント予選SQ1 アストンマーティン・ホンダは最下位

    2026年F1第4戦マイアミGPのスプリント予選が行われ、最初のセッションSQ1から混乱の展開となった。フリー走行で速さを見せていたフェラーリのシャルル・ルクレールが基準タイムを握る一方で、トラフィックやイエローフラッグの影響もあり、多くのドライバーがアタックを妨げられた。

    路面はストリート特有のダスティな状態からスタートし、ターン1ではロックアップが多発。さらにターン17でのランス・ストロールのオフがイエローフラッグを招き、終盤のタイム更新争いは大きく揺れ動いた。

    終盤の混戦で明暗 分かれたアタック
    セッション終盤、ランド・ノリスがルクレールを0.5秒以上上回るタイムでトップに浮上し、マクラーレン勢の速さを印象付けた。オスカー・ピアストリも2番手に入り、チームメイトに迫る走りを見せた。

    一方で、脱落圏では目まぐるしく順位が入れ替わる展開となる。アレクサンダー・アルボンが16番手に滑り込んだことでリアム・ローソンが押し出され、SQ1敗退が決定。さらにエステバン・オコンもタイムを更新できず脱落となった。

    ストロールのミスが波紋 イエローで展開一変
    残り7分、ストロールがターン17でコースオフ。再始動には成功したものの、この影響で後続の複数台がアタックを中断することになった。

    この混乱により、タイム未計測のまま終盤に突入するマシンも多く、1周にすべてを賭ける状況が生まれた。各車とも使用できるタイヤが限られるスプリントフォーマットの中で、リスクの高い一発勝負を強いられた形だ。

    6台がSQ1敗退 ローソンら姿消す
    最終的にSQ1で敗退したのは以下の6台となった。

    ■ 17番手:リアム・ローソン
    ■ 18番手:エステバン・オコン
    ■ 19番手:セルジオ・ペレス
    ■ 20番手:バルテリ・ボッタス
    ■ 21番手:フェルナンド・アロンソ
    ■ 22番手:ランス・ストロール

    特にウィリアムズ勢との争いに敗れたローソン、そしてトラブルとミスが重なったアストンマーティン勢の敗退は大きな痛手となった。

    アップデート勢が上位争いへ
    フェラーリ、レッドブル、マクラーレンといった大規模アップデートを投入したチームが上位に残る一方、メルセデスは十分な準備ができないまま難しいセッションを強いられた。

    路面コンディション、トラフィック、そして限られたタイヤ。この3要素が複雑に絡み合ったSQ1は、マイアミらしい予測不能な展開となり、続くSQ2以降の争いにも大きな影響を与える結果となった。