投稿者: dbcheck

  • F1モナコGP フリー走行2回目 結果・タイムシート:アロンソ20番手

    F1モナコGP フリー走行2回目 結果・タイムシート:アロンソ20番手

    2026年F1モナコGP フリー走行2回目の結果・タイムシート。6月5日(金)にモンテカルロ市街地コースで2026年のF1世界選手権 第6戦 モナコグランプリのフリープラクティス2が行われた。

    トップタイムを記録したのはルイス・ハミルトン(フェラーリ)。2番手にシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が続いた。アストンマーティン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが20番手、ランス・ストロールは22番手だった。

    ■ ハミルトンがルクレールを逆転 フェラーリがワンツー
    FP1に続いてフェラーリ勢がモナコ市街地を支配した。終盤のソフトタイヤアタックではルクレールが一度トップに立ったものの、直後にルイス・ハミルトンが1分13秒026を記録して首位を奪取。ルクレールが0.111秒差の2番手となり、フェラーリがFP2でも圧倒的な速さを見せた。

    ■ フェルスタッペンが接近 レッドブルも好位置
    マックス・フェルスタッペンはハミルトンから0.168秒差の3番手。セクターごとに好タイムを刻み、フェラーリ勢に最も近い存在となった。低速コーナー主体のモナコでRB22の競争力を示し、予選でも上位争いが期待される内容だった。

    ■ メルセデス勢も上位圏を維持
    ジョージ・ラッセルが4番手、アンドレア・キミ・アントネッリが5番手につけた。ラッセルはソフト装着後に大きくタイムを改善し、アントネッリもFP1に続いて安定した速さを披露。予選ではフェラーリとレッドブルに割って入る可能性を残した。

    ■ ノリスに突然の電源喪失 バッテリー関連か
    セッション序盤、ランド・ノリスのマクラーレンがトンネル出口で突然スローダウン。マシンはシケイン手前で停止し、ノリスはマシンを降りた。ザク・ブラウンは「全てのパワーを失った。バッテリー関連の可能性がある」と説明。ジョリオン・パーマーもカナダGPでラッセルを襲ったバッテリー故障と酷似していると指摘した。

    ■ ハジャーが復帰 クラッシュから立て直し
    FP1でスイミングプール区間のクラッシュを喫したアイザック・ハジャーだったが、修復されたマシンでFP2に復帰。走行を重ねながら徐々にペースを上げ、最終的に6番手まで浮上した。初日の大きなダメージを最小限に抑える結果となった。

    ■ コラピントがサンテ・デボーテで接触
    フランコ・コラピントはサンテ・デボーテでフロントタイヤをウォールにヒット。かなり強い接触だったが、自力でピットへ帰還した。フロントサスペンションは大きな損傷を免れたものの、チームは念入りなチェックを実施した。

    ■ ペレスにブレーキ火災 赤旗で終了間際に中断
    残り数分、セルジオ・ペレスのキャデラックF1がカジノ区間で停止。右フロントブレーキから煙と炎が上がり、マーシャルが消火活動を行った。このアクシデントで赤旗が提示され、セッションは一時中断。その後わずか2分だけ再開され、各車はスタート練習を行って走行を終えた。

    ■ アウディ勢が再びトップ10入り
    ニコ・ヒュルケンベルグが8番手、ガブリエル・ボルトレトが9番手とアウディ勢がそろってトップ10入り。FP1に続く好パフォーマンスで、市街地コースにおける競争力を印象づけた。

    ■ 予選へ向けフェラーリ優勢の構図
    FP1、FP2ともにフェラーリ勢が最速。モナコではストレート性能の弱点が目立たず、低速コーナー性能が強みとして表れている。ルクレールとハミルトンが主役候補となる一方、フェルスタッペンとメルセデス勢がどこまで差を縮められるかが予選最大の焦点となりそうだ。

    モナコGP 2026年のF1世界選手権

    F1 モナコグランプリ フリー走行2回目 結果・タイムシート

    順位 No ドライバー チーム タイム GAP LAP
    1 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分13秒026   35
    2 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分13秒137 0.111 35
    3 3 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分13秒194 0.168 34
    4 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分13秒405 0.379 34
    5 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分13秒529 0.503 33
    6 6 アイザック・ハジャー レッドブル 1分14秒087 1.061 23
    7 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分14秒088 1.062 30
    8 27 ニコ・ヒュルケンベルグ アウディ 1分14秒094 1.068 33
    9 98 ガブリエル・ボルトレト アウディ 1分14秒359 1.333 34
    10 87 オリバー・ベアマン ハース 1分14秒456 1.430 36
    11 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分14秒497 1.471 36
    12 55 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分14秒512 1.486 33
    13 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分14秒600 1.574 38
    14 41 アービッド・リンドブラッド レーシングブルズ 1分14秒748 1.722 35
    15 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分14秒758 1.732 30
    16 30 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分14秒785 1.759 34
    17 31 エステバン・オコン ハース 1分14秒845 1.819 34
    18 11 セルジオ・ペレス キャデラック 1分15秒155 2.090 31
    19 1 ランド・ノリス マクラーレン 1分15秒274 2.248 8
    20 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分15秒294 2.268 29
    21 77 バルテリ・ボッタス キャデラック 1分15秒759 2.733 28
    22 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分16秒174 3.148 27
  • ランド・ノリス マクラーレンに電気系トラブルか F1モナコGP FP2でストップ

    ランド・ノリス マクラーレンに電気系トラブルか F1モナコGP FP2でストップ

    ランド・ノリスがモナコGPフリー走行2回目(FP2)でマシンを停止させた。ノリスはトンネル出口を抜けた後に突然パワーを失い、シケインのエスケープロードへ退避してマシンを止めた。

    F1 TVの解説者ジョリオン・パーマーは、このトラブルについて「カナダでのジョージ・ラッセルのリタイアと非常によく似ている。ラッセルの場合はバッテリーの問題だった。今回は完全にマシンの電源が落ちている」と指摘した。

    その後、ノリスは自力でピットへ戻り、ガレージでチームと状況を確認。モナコでは停止したマシンをセッション終了までコース脇に留め置くことが多く、このFP2中の復帰は不可能とみられている。

    リプレイ映像では、マーシャルがマシンを押して回収しようとしたものの、ギアが入ったままのような状態で車両がなかなか動かない様子も映し出された。

    一方、セッションはVSC解除後に再開され、ルイス・ハミルトンが首位タイムを記録。マックス・フェルスタッペンが約コンマ3秒差の2番手、シャルル・ルクレールがさらに0.167秒差の3番手につけた。3人ともミディアムタイヤでのタイムだった。

    なお、FP2では通常、序盤にセットアップ確認と路面状況の把握を行い、中盤にソフトタイヤでの予選シミュレーション、終盤に決勝を見据えたロングランを実施する。ただしモナコでは予選順位の重要性が極めて高いため、他サーキット以上にソフトタイヤでのアタック走行に時間を割く傾向がある。

  • フェルナンド・アロンソ F1モナコGP「Q3進出ならポイント獲得の可能性」

    フェルナンド・アロンソ F1モナコGP「Q3進出ならポイント獲得の可能性」

    フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)は、2026年F1モナコGPを前に、厳しい現状を認めながらもポイント獲得への可能性を語った。

    アストンマーティンは今季ここまで苦戦が続いており、メルセデス、マクラーレン、フェラーリ、レッドブルのトップ4勢力との差は大きい。さらにアルピーヌを筆頭に、ウィリアムズ、ハースF1チーム、レーシングブルズもライバルとして立ちはだかる状況だ。

    モナコは今季最も走りたいレースのひとつ
    アロンソはモナコGP開幕を前に行われたメディアセッションで、今季の中でも特に走るのを楽しみにしている週末だと明かした。

    ただし、好結果を残すためにはすべてが完璧に噛み合う必要があると強調している。

    チームが警戒している課題のひとつは冷却系統の問題だ。ホンダも数日前にその重要性について言及していた。

    そしてもうひとつが、マイアミGP以降に続いているギアボックスの問題である。特にシフトダウン時の挙動が懸念されている。

    ギアボックス問題への警戒
    「ここでは間違いなくギアボックスの問題は起きてほしくない。マイアミ以来ずっと抱えている問題だし、ここはそれが起きるのに最悪の場所だ」

    「シフトダウン時に不具合が出れば壁に突っ込むことになるし、ドライバーはまるで自分がミスしたように見えてしまう。その瞬間にクルマは全開加速してしまうからだ」

    「そうならないよう確実にしなければならないし、カナダで進めた方向性を維持する必要がある」

    アロンソはさらに、モナコは現在のアストンマーティンにとって比較的チャンスのあるサーキットだと考えている一方で、現実的な見方も崩していない。

    「僕はモンツァよりもここで走る方が好きだ」

    「すべてが完璧に噛み合う必要がある。シフトダウン時の問題が起きず、すべてが正常に機能しなければならない」

    「カナダは重要な週末だった。クルマに乗るのが楽しみだし、モナコは特別な場所だ」

    「ただ同時に現実的でなければならない。僕たちはトップ10からかなり離れている」

    「13番手や14番手から少しリスクを取ればポイント圏内に入れるような状況ではない。むしろ20番手や21番手まで落ちる可能性もある。それほど大きな差がある」

    予選がすべてを決める週末
    モナコでは例年どおり予選結果が決定的な意味を持つ。

    アクティブエアロが使用できない週末となるが、現在のF1マシンのサイズを考えればオーバーテイクは依然として極めて難しいとアロンソは見ている。

    決勝での順位変動はほとんど期待できないというのがスペイン人ベテランの見立てだ。

    「Q3まで進めればポイント圏内でフィニッシュできるはずだ」

    「楽観的に聞こえるかもしれないが、良いプラクティスを重ねて自信を得られれば可能性はある」

    「路面がどう進化するか、2秒速くなるのか遅くなるのかも分からない」

    「予選の本番になれば、路面グリップ、路面温度、タイヤ温度、これまでより速くなるのかどうか、22台すべてがコース上にいる状況などを見極めなければならない」

    「我々のコントロール外にある要素も多いが、同時にコントロールできる部分もたくさんある」

    モナコで試されるアストンマーティンの改善効果
    アロンソの発言からは、カナダGPで見せた改善傾向に一定の手応えを感じている様子もうかがえる。

    ただし現状ではポイント獲得を当然視できる位置にはおらず、ギアボックスの信頼性確保と予選での一発の速さが不可欠だ。特にモナコではオーバーテイクがほぼ不可能なため、アロンソが語るように「Q3進出」が日曜日の結果を大きく左右することになりそうだ。

    アストンマーティンにとっては、カナダで見え始めた改善の兆しが本物なのかを測る重要な週末となる。アロンソ自身も現実を見据えながら、その答えを確かめることを楽しみにしている。

  • F1モナコGP ルクレールとノリスの会見遅刻で所属チームに罰金

    F1モナコGP ルクレールとノリスの会見遅刻で所属チームに罰金

    シャルル・ルクレール(フェラーリ)とランド・ノリス(マクラーレン)が、2026年F1モナコGPの木曜日に行われたFIA公式記者会見への遅刻により処分を受けた。

    両ドライバーはメディアデーに実施されたFIAドライバー記者会見の第1セッションに出席予定だったが、会場への到着が数分遅れたことで開始時刻が後ろ倒しとなり、FIAは規定違反の可能性があるとしてスチュワード審議を行った。

    処分は執行猶予付きの5,000ユーロ罰金
    スチュワードの裁定により、フェラーリとマクラーレンにはそれぞれ5,000ユーロの罰金が科された。

    ただし、この罰金は12か月間の執行猶予付きとなっており、同様の違反が再発しない限り実際の支払いは発生しない。

    ルクレールとノリスは審議の中で、直前の別の予定が長引いたことが遅刻の理由だったと説明した。

    FIA記者会見は出席が義務
    FIAは各グランプリの木曜日に6人のドライバーを対象とした公式記者会見を実施しており、3人ずつ2グループに分けて行われる。

    出席および時間厳守は競技規則で義務付けられており、欠席や遅刻には制裁が科される可能性がある。

    今回のモナコGPでは、現地時間14時30分開始予定だった最初の30分間の会見が、ルクレールとノリスの到着遅れによって数分遅れてスタートした。

    その後、FIAは両者を金曜日午前のスチュワード審議に召喚。公式文書では「FIA F1規則 第B10.1.1.a条(木曜日記者会見への遅刻出席)」違反の疑いとして調査対象となっていた。

    異例の規則違反も軽微な処分に
    ドライバーが木曜日の公式会見への遅刻でスチュワード審議を受けるケースは珍しい。

    しかし今回は安全面や競技結果に影響する事案ではなく、両ドライバーも理由を説明したことから、FIAは執行猶予付きの軽微な処分にとどめた。

    母国グランプリを迎えるルクレールと、ランキング上位を争うノリスは、今後同様の違反を繰り返さない限り追加のペナルティを受けることなく週末を続けることになる。

  • ベアマンがオコンを酷評 F1モナコGP FP1で無線応酬「なんて馬鹿なんだ」

    ベアマンがオコンを酷評 F1モナコGP FP1で無線応酬「なんて馬鹿なんだ」

    ハースF1チームのエステバン・オコンとオリバー・ベアマンの間で、F1モナコGPのFP1中にチーム無線を通じた緊張したやり取りが明らかになった。

    オンボード映像では、セッション序盤にオコンがベアマンのマシン後方を近い距離で走行している様子が確認された。その後、オコンはレースエンジニアのローラ・ミュラーから、前方のベアマンとの間隔を空けるよう促された。

    FP1序盤に起きたハース同士の不満
    ミュラーはオコンに対し、「少し間隔を空けてもいい」と伝えた。

    これに対してオコンは、ベアマンに2度アタックラップを妨げられたと主張し、怒りをにじませた。

    「そうだね、でも彼も僕のラップを2回も台無しにする必要はないだろう! ファストラップで……」とオコンは無線でコメント。

    これを受けてベアマンも、「なんて馬鹿なんだ」と反応した。

    さらにベアマンは、「エステバンのあれは本当に愚かだった」と続けた。

    不安定な関係性に再び注目
    オコンは過去にもセルジオ・ペレスやフェルナンド・アロンソとのチームメイト関係で緊張を抱えた経緯があり、今回のやり取りはハース内部の関係性に再び注目を集めるものとなった。

    2026年F1シーズン序盤、オコンは開幕5戦でわずか1ポイントにとどまっている。一方のベアマンは中国GPでの5位を含む3度の入賞を記録しており、モナコGPを前にオコンを17ポイント上回っている。

    両者の将来は今季終了後も保証されていないとされており、ハース内の力関係はチームのドライバー市場にも影響を及ぼす可能性がある。

    小松礼雄とオコンは不仲説を否定
    一方で、オコンとハースF1チーム代表の小松礼雄は最近、マイアミGPで両者が激しく対立したという噂を否定している。

    「正直に言って、完全なでたらめだ。本当に信じられない」とオコンはコメント。

    「さっき小松礼雄と話していたところだ。僕が見た記事では彼のことをリョウ・コマツと呼んでいて、それもかなり面白かったし、マイアミで僕たちが大きな口論をしたようなことまで書かれていた。でも、それは完全なナンセンスだ」

    「正直に言って、すべて作り話で、完全なでたらめだ」

    「僕が言ったように、このチームに来たのは、小松礼雄を長く知っていて、彼と素晴らしい関係を築いているからだ」

    「それはずっと変わっていないし、人々が言っているようなことは何も起きていない」

    「完全に事実ではない。僕は自分がやるべきこと、チームとともに果たすべき仕事に完全に集中している」

    今回のFP1での無線は、即座にチーム内対立を意味するものではない。ただし、狭くクリアラップの確保が難しいモナコで、チームメイト同士の走行位置と無線での不満が表面化したことは、ハースにとって無視できない火種となる。

    Source: PlanetF1

  • シャルル・ルクレールが母国F1モナコでFP1最速 フェラーリが1-2発進

    シャルル・ルクレールが母国F1モナコでFP1最速 フェラーリが1-2発進

    2026年F1第6戦モナコGPのフリー走行1回目(FP1)が6月5日(金)にモンテカルロ市街地コースで行われ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が1分13秒978を記録してトップタイムをマークした。ルイス・ハミルトンが0.226秒差の2番手に入り、フェラーリ勢がワンツー発進を決めた。

    セッションはアイザック・ハジャーのクラッシュとフェルナンド・アロンソの接触による2度の赤旗で中断される荒れた展開となったが、地元モナコで新契約締結直後のルクレールが存在感を示した。

    フェラーリがモナコで好スタート
    モナコ市街地で行われたFP1は、全車がハードタイヤでコースイン。2022年モナコGP勝者のセルジオ・ペレス(キャデラックF1)が先頭で周回を開始した。

    地元出身のルクレールも序盤から走行を重ねたが、ミラボーでロックアップを喫してエスケープゾーンへ飛び出す場面があった。それでも大きなダメージはなく、そのまま走行を継続した。

    セッション前半はハミルトンが1分15秒617でトップに立ち、マックス・フェルスタッペンに約0.3秒差をつけた。アイザック・ハジャーも3番手につけるなど好調なスタートを切った。

    その後ルクレールが1分14秒928を記録して首位に浮上。ランキング首位のキミ・アントネッリに0.5秒以上の差をつけ、フェラーリ勢の速さが際立った。

    ハジャーのクラッシュで赤旗
    セッション中盤になると各チームはミディアムタイヤへ移行。アントネッリがトップタイムを更新し、マクラーレン勢も本格的なアタックを開始した。

    しかし残り約20分、アイザック・ハジャーがスイミングプール・シケインでウォールにヒット。マシンにダメージを負い、赤旗中断となった。

    ハジャーは無線で無事を報告し、自力でピットへ戻った。マーシャルによる車両回収後、セッションは再開された。

    ルクレールが唯一の1分13秒台
    再開後、各車は予選シミュレーションを実施した。

    ハミルトンが1分14秒204で首位を奪い返した直後、ルクレールが1分13秒978を記録。セッション唯一の1分13秒台に突入し、最終的にトップタイムを守り切った。

    フェルスタッペンは無線でマシンの挙動について不満を訴えながらも3番手を確保。メルセデス勢はアントネッリが4番手、ジョージ・ラッセルが5番手だった。

    アウディ勢も上位進出
    今回のFP1ではアウディ勢の健闘も目立った。

    ニコ・ヒュルケンベルグが7番手、ガブリエル・ボルトレトが9番手に入り、両車がトップ10入り。オスカー・ピアストリを挟む形でアウディ勢が並んだ。

    ピエール・ガスリーは10番手。ウィリアムズ勢はアレックス・アルボン11番手、カルロス・サインツJr.12番手だった。

    一方でレーシングブルズ勢はトラブルが続出。リアム・ローソンはルクレールとのインピーディング疑惑に加え、赤旗中のピット出口通過でも調査対象となった。アービッド・リンドブラッドもオスカー・ピアストリへの妨害行為について審議対象となっている。

    終盤はアロンソ接触で再び赤旗
    残り数分にはフェルナンド・アロンソがトンネル出口でウォールに接触。フロントウイングの破片がコース上に散乱し、セッションはこの日2度目の赤旗となった。

    再開後は残り時間が少なく、大きな順位変動はなし。ルクレールがトップでセッションを終え、ハミルトンとのフェラーリ1-2で初日をスタートした。

    モナコGP 2026年のF1世界選手権

    2026年F1モナコGP FP1 結果

    1.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分13秒978
    2.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分14秒204
    3.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング) – 1分14秒491
    4.キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分14秒537
    5.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分14秒983
    6.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分15秒291
    7.ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ) – 1分15秒343
    8.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分15秒565
    9.ガブリエル・ボルトレト(アウディ) – 1分15秒750
    10.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分15秒828
    11.アレックス・アルボン(ウィリアムズ) – 1分15秒989
    12.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分16秒014
    13.アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング) – 1分16秒148
    14.セルジオ・ペレス(キャデラックF1) – 1分16秒170
    15.フランコ・コラピント(アルピーヌ) – 1分16秒189
    16.オリバー・ベアマン(ハースF1チーム) – 1分16秒292
    17.アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ) – 1分16秒333
    18.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分16秒389
    19.エステバン・オコン(ハースF1チーム) – 1分16秒431
    20.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分16秒678
    21.バルテリ・ボッタス(キャデラックF1) – 1分17秒460
    22.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分17秒556

  • F1モナコGP フリー走行1回目 結果・タイムシート:アロンソ20番手

    F1モナコGP フリー走行1回目 結果・タイムシート:アロンソ20番手

    2026年F1モナコGP フリー走行1回目の結果・タイムシート。6月5日(金)にモンテカルロ市街地コースで2026年のF1世界選手権 第6戦 モナコグランプリのフリープラクティス1が行われた。

    トップタイムを記録したのはシャルル・ルクレール(フェラーリ)。2番手にルイス・ハミルトン(フェラーリ)、3番手にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が続いた。アストンマーティン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが20番手、ランス・ストロールは22番手だった。

    ■ ルクレール最速発進 フェラーリがFP1で1-2
    シャルル・ルクレールが1分13秒978でトップタイムを記録し、ルイス・ハミルトンが0.226秒差の2番手。フェラーリがモナコGP初日から強さを見せ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが3番手に続いた。

    ■ ハジャーが大クラッシュ 赤旗中断
    アイザック・ハジャーはスイミングプール・シケインでリアを失い、正面からバリアに激突。フロントウイングを失う大きなクラッシュとなったが、自力でマシンを降りて無事をアピールした。

    ■ アロンソも接触 終盤に2度目の赤旗
    フェルナンド・アロンソはトンネル出口でリアが滑り、フロントウイングとリアタイヤをバリアに接触。マシンは自走でピットへ戻ったものの、セッションは再び赤旗となり実質的に終了した。

    ■ アントネッリが好調 メルセデスも上位争い
    ランキング首位のキミ・アントネッリはセッション中盤に首位へ浮上するなど安定した速さを披露。最終的には4番手だったが、週末を通じて有力候補であることを示した。

    ■ フェルスタッペン無線で不満「機能しない」
    フェルスタッペンは走行中に「このリリースを直してくれ。全く機能しない」と無線で不満を表明。クラッチやシフト関連の問題とみられ、レッドブルが確認を進めている。

    ■ ローソンに新たなトラブル 壁接触と審議対象
    リアム・ローソンは序盤にピット出口の赤信号無視で記録され、その後はバリアに軽く接触。大きな損傷は避けたものの、難しいFP1となった。

    ■ アウディ勢が存在感 ヒュルケンベルグ7番手
    ニコ・ヒュルケンベルグが7番手、ガブリエル・ボルトレトも9番手に入り、アウディ勢が好発進。市街地コースとの相性の良さをうかがわせた。

    ■ マクラーレンは苦戦 ブラウンも警戒
    ランド・ノリスとオスカー・ピアストリはトップから1秒以上遅れた位置に留まった。ザク・ブラウンCEOは「現時点ではメルセデスとフェラーリの争いに見える」と認めた。

    ■ ルクレールは壁接触も最速タイム
    地元モナコで走るルクレールはスイミングプールでバリアに接触する場面もあったが、大きなダメージは回避。その後に最速タイムを叩き出し、母国GPへの高い自信を示した。

    モナコGP 2026年のF1世界選手権

    F1 モナコグランプリ フリー走行1回目 結果・タイムシート

    順位 No ドライバー チーム タイム GAP LAP
    1 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分13秒978   29
    2 44 ルイス・ハミルト フェラーリ 1分14秒204 0.226 26
    3 3 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分14秒491 0.513 26
    4 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分14秒537 0.559 29
    5 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分14秒983 1.005 28
    6 1 ランド・ノリス マクラーレン 1分15秒291 1.313 26
    7 27 ニコ・ヒュルケンベルグ アウディ 1分15秒343 1.365 26
    8 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分15秒565 1.587 28
    9 98 ガブリエル・ボルトレト アウディ 1分15秒750 1.772 30
    10 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分15秒828 1.850 31
    11 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分15秒989 2.011 32
    12 55 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分16秒014 2.063 30
    13 6 アイザック・ハジャー レッドブル 1分16秒148 2.170 14
    14 11 セルジオ・ペレス キャデラック 1分16秒170 2.192 27
    15 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分16秒189 2.211 31
    16 87 オリバー・ベアマン ハース 1分16秒292 2.314 30
    17 41 アービッド・リンドブラッド レーシングブルズ 1分16秒333 2.355 30
    18 30 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分16秒389 2.411 33
    19 31 エステバン・オコン ハース 1分16秒431 2.453 30
    20 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分16秒678 2.700 21
    21 77 バルテリ・ボッタス キャデラック 1分17秒460 3.482 26
    22 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分17秒556 3.578 16
  • アイザック・ハジャーがクラッシュで赤旗 F1モナコGP FP1が一時中断

    アイザック・ハジャーがクラッシュで赤旗 F1モナコGP FP1が一時中断

    2026年F1モナコGPのフリー走行1回目(FP1)は、アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)のクラッシュによって赤旗中断となった。セッション残り時間が減っていくなか、各チームは貴重な走行時間を失う状況となっている。

    赤旗提示時点では、キミ・アントネッリ(メルセデス)がミディアムタイヤで1分14秒537を記録して首位。シャルル・ルクレール(フェラーリ)がハードタイヤで0.391秒差の2番手につけた。

    ジョージ・ラッセル(メルセデス)はミディアムタイヤで3番手まで順位を上げていたが、チームメイトのアントネッリからは約0.45秒遅れていた。

    スイミングプールで突然のスナップ
    ハジャーのクラッシュはスイミングプール・シケインで発生した。

    F1 TVで解説を務める元F1ドライバーのジョリオン・パーマーは、マシン後部が突然流れた瞬間について次のように説明した。

    「ハジャーにとってはかなり激しいスナップだった。ターンインした瞬間にリアが流れるのを体で感じるような状況だ。難しいコーナーだし、非常に高い速度を持ち込んでいる」

    映像では、ハジャーがコーナー進入時にリアのグリップを失い、そのままマシンがスライド。コントロールを取り戻せないままロックアップし、バリアへ正面から衝突したことが確認された。

    通常とは異なるクラッシュの形
    モナコのこの区間では、先にシャルル・ルクレールが接触したようにイン側のバリアへ軽くヒットし、サスペンションを損傷した結果として直進して外側バリアへ突っ込むケースが一般的だ。

    しかし今回のハジャーの事故はそれとは異なり、コーナー進入時のスナップによってリアを失ったことが直接の原因となった。

    マシンは前方からバリアへ衝突し、大きなダメージを受けた。停止したRB22はフロントウイングを失い、タイヤも1本脱落した状態となっていた。

    自力でマシンを降り無事を確認
    事故発生直後に赤旗が提示され、セッションは中断された。

    ハジャーは自力でコクピットから脱出し、無事であることを示した。その後はヘルメットを装着したままピットへ向かって歩いて戻った。

    衝撃の大きいクラッシュだっただけに、ドライバーが自ら歩いて現場を離れたことはレッドブル陣営にとって何よりの安心材料となった。

    走行再開 ハジャー車両を撤去
    マーシャルによる車両回収作業が完了すると、セッションはグリーンフラッグとなり再開された。

    ピットレーンも再オープンされ、各チームは失われた走行時間を取り戻すために再びコースへ向かった。

    最初にピットレーンを離れたのはアウディのニコ・ヒュルケンベルグで、新品のミディアムタイヤを装着してコースインした。

    モナコでは1周ごとの走行が極めて重要となるだけに、赤旗によって失われた時間を取り戻そうと各チームが慌ただしくプログラムを再開している。ハジャーのクラッシュによる中断はあったものの、FP1は再び通常の進行へ戻った。

  • F1モナコGPで最高速を抑制 FIAが特別エンジンモード導入

    F1モナコGPで最高速を抑制 FIAが特別エンジンモード導入

    2026年F1モナコGPでは、FIAが特別なエネルギーマネジメント制限を導入し、マシンの最高速を意図的に抑えることになった。

    2026年F1新レギュレーションで導入されたパワーユニットはモナコ市街地コースとの相性が特殊で、このままではトンネル出口で320km/hを大きく超える速度に達する可能性があったためだ。

    今回の措置は、モナコGPでDRSに相当するアクティブエアロの「ストレートモード」が使用禁止となったことに続く追加対策であり、市街地コース特有の安全性確保が目的となる。

    2026年F1マシンが抱えるモナコ特有の問題
    2026年F1シーズンでは、多くのサーキットでバッテリーエネルギー不足が課題となっている。長いストレートでは電力消費が大きく、ドライバーは周回中にエネルギーを節約しながら走る必要がある。

    しかしモナコはまったく逆の状況だ。

    低速コーナーとブレーキングが連続するため回生エネルギーを大量に獲得できる一方で、全開区間は短い。その結果、バッテリー残量が余りやすく、電力を使い切れない状態が発生する。

    FIAは、その余剰エネルギーがトンネル区間などで過剰な加速性能につながることを懸念した。

    電動出力350kWの制限開始を大幅前倒し
    通常設定では、MGU-Kによる最大350kWの電力出力は約290km/hまで維持され、その後徐々に制限される。

    ところがモナコ専用モードでは制御方法が大きく変更される。

    最大出力の低減は200km/hから始まり、通常仕様より約90km/hも早く電力カットが開始される。

    さらに300km/h到達時にはMGU-Kのアシストを完全にゼロにすることが義務付けられた。

    つまり、通常なら加速を続ける速度域で電力供給が打ち切られ、最高速そのものが抑制される仕組みだ。

    オーバーテイクモードには例外措置
    一方で、追い抜き時に使用するオーバーテイクモードは完全には制限されない。

    このモードを使用した場合、300km/h到達時でも約150kWの電力が残される。

    ただし、その後は急速に出力が低下し、310km/hで電力供給は完全に終了する。

    FIAは追い抜きの可能性を残しながらも、安全面とのバランスを取る設定を選択した形だ。

    モナコだけが持つ特殊なエネルギー特性
    FIAがここまで踏み込んだ理由は、モナコが2026年F1カレンダーの中でも極めて特殊なサーキットだからだ。

    レギュレーションによる出力制限領域の総距離はモナコでわずか1388メートルしかない。

    これに対してスパ・フランコルシャンでは4594メートル、モンツァでは4218メートルに達する。

    高速サーキットではエネルギー不足が問題になる一方で、モナコでは逆にエネルギーが余り過ぎるという現象が発生している。

    そのためFIAは、ストレートモードの禁止とMGU-K出力制限を組み合わせることで、モナコ市街地コースに適した速度域へとパフォーマンスをコントロールする方針を取った。

    2026年F1レギュレーションが直面した初の想定外
    今回の措置は、2026年F1レギュレーションが直面した初めての「エネルギー余剰問題」とも言える。

    開発段階では多くの関係者がバッテリー不足を懸念していたが、モナコでは逆に回生量が多過ぎることで過剰な最高速が発生する可能性が浮上した。

    FIAはシーズン中にも運用ルールを柔軟に調整しながら対応しており、モナコGPは2026年F1マシンのエネルギーマネジメントが抱える新たな課題を象徴する週末となりそうだ。

  • カルロス・サインツJr. F1現役続行に意欲「40歳まではレースを続けたい」

    カルロス・サインツJr. F1現役続行に意欲「40歳まではレースを続けたい」

    カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)は、自身のF1キャリアについて「少なくとも40歳まではレースを続けたい」と語り、長期的な現役続行への意欲を明らかにした。

    サインツは2026年シーズン限りでウィリアムズとの契約が満了する。チーム代表のジェームス・ボウルズはサインツとアレックス・アルボンの残留を望んでいることを公言しているが、2025年シーズン開幕前に獲得を目指していたアウディとの関係も依然として注目を集めている。

    アウディ移籍説は依然として消えず
    アウディF1の責任者であるマッティア・スピーニは数日前、サインツ獲得に向けた交渉が実際に行われていたことを認めた。

    「もちろん、我々はフェラーリで良い関係を築いていた」とスピーニは語った。

    「私はフェラーリで彼を起用したし、当時も今も同じように彼を信頼している」

    「彼は検討したが、正直に言えば自分自身で決断したと思う。それは重要なことだった」

    「彼は父親の判断ではなく、自分自身で選択したと言える。それは彼にとって素晴らしいことだ」

    サインツは最終的にウィリアムズ加入を選択したが、アウディは依然として将来的な選択肢として名前が挙がり続けている。

    「40歳までは確実にレースを続けたい」
    スペイン語版『Vanity Fair』のインタビューで、サインツは引退についてはまだ考えていないと明かした。

    「長いキャリアを思い描いている」とサインツは語った。

    「少なくとも31歳から40歳までは確実にレースを続けたいと思っている。F1であれ、ほかのカテゴリーであれね」

    「その後は、自分の個人的な状況や家族の状況を見ながら、レースを続けたいのか、それともモータースポーツ界で別の役割に専念したいのかを決めることになるだろう」

    現在31歳のサインツは、F1で12シーズンを戦ったグリッド屈指のベテランドライバーとなった。

    家族観にも変化
    サインツはまた、モータースポーツ中心の生活によって自由な時間がほとんどないことも明かしている。

    「自分の好きなことをする時間は、年間20日から30日ほどしかないかもしれない」

    「結局のところ、スポーツは僕の人生の一部であり、レースをしていない時間のほとんどもスポーツに費やしている」

    さらに、叔父になったことが人生観に変化をもたらしたという。

    「2年前なら、甥たちが生まれる前なら、自分が父親になることなんて考えもしなかった」

    「でも今は、それが以前より身近に感じられる。父親になることをより前向きに、より楽しみなものとして見るようになった」

    変わらない向上心
    近年はNetflixの影響などでF1人気が世界的に高まり、サインツ自身の知名度も大きく向上した。しかし本人は、そのことによって競技への姿勢が変わることはないと強調した。

    「プロフェッショナルとして言えるのは、この11年間、一瞬たりとも向上しようと努力することをやめたことはないということだ」

    「どの面においても、自分を改善し続けてきた」

    サインツの発言は、2026年末で契約が切れる中でも引退を全く視野に入れていないことを示している。アウディを含む将来の移籍先が注目される一方で、本人は少なくともあと約10年はレースを続ける意欲を持っているようだ。