投稿者: dbcheck

  • マックス・フェルスタッペン 妹ビクトリアの結婚式に出席 父ヨスは涙で祝福

    マックス・フェルスタッペン 妹ビクトリアの結婚式に出席 父ヨスは涙で祝福

    マックス・フェルスタッペンが、妹ビクトリア・フェルスタッペンさんの結婚式に出席し、家族とともに門出を祝った。式では父ヨス・フェルスタッペンが感極まり涙を流す場面もあり、家族の温かなひとときがSNSを通じて公開され、大きな注目を集めている。

    結婚式にはフェルスタッペンのパートナーであるケリー・ピケや、2人の娘リリーちゃんも出席。さらにケリー・ピケと元F1ドライバーのダニール・クビアトとの娘ペネロペちゃんも参列し、家族そろって新郎新婦を祝福した。

    ビクトリア・フェルスタッペンさんが結婚
    ビクトリア・フェルスタッペンさんは7月12日、オランダ・マーストリヒト近郊のシャトー・ネールカンヌで、交際8年になるトム・ホイツさんと結婚した。

    26歳のビクトリアさんとトムさんの間には、すでにルカくん(5歳)、リオくん(4歳)、ヘイリーちゃん(1歳)の3人の子どもがおり、2025年4月にはフランス・パリのエッフェル塔で婚約していた。

    父ヨス・フェルスタッペンが涙
    式では父ヨス・フェルスタッペンが娘の手を引いてバージンロードを歩き、感極まって涙をぬぐう姿が家族が公開した写真に収められていた。

    ヨス・フェルスタッペンはInstagramで複数の写真とともに、娘へ向けて次のようなメッセージを投稿した。

    「君の父親であることを、これからもずっと誇りに思う」

    「夫のトムとともに、愛と喜び、そして幸せに満ちた人生を送れることを願っている」

    フェルスタッペン家が集結 マルコも出席
    結婚式にはフェルスタッペンの母ソフィー・クンペンさんも出席し、フェルスタッペン一家が勢ぞろいした。

    また、元レッドブルF1のアドバイザーであるヘルムート・マルコも招待客として式に姿を見せた。

    ベルギーGPでF1復帰
    家族との時間を過ごしたマックス・フェルスタッペンは、今週末のF1ベルギーGPで再びレースに臨む。

    ベルギーGPとハンガリーGPは夏休み前最後の2連戦となり、その後のサマーブレイク期間には、マクラーレン移籍説などが取り沙汰される自身の将来について検討するとの見方も続いている。

    家族の祝福ムードに包まれたフェルスタッペンは、妹の結婚という節目を見届けたあと、シーズン後半戦に向けて再びF1の戦いへ戻る。

  • オリバー・ベアマン レッドブルF1移籍説に反応「光栄だが噂にすぎない」

    オリバー・ベアマン レッドブルF1移籍説に反応「光栄だが噂にすぎない」

    オリバー・ベアマンは、レッドブル・レーシングが自身の動向を注視しているとの報道について「光栄だ」と認める一方、現時点ではあくまで噂にすぎないと強調した。

    ハースでF1参戦2年目を迎えている21歳のベアマンは、エステバン・オコンを相手に印象的なパフォーマンスを披露している。フェラーリ・ドライバー・アカデミー出身で将来的なフェラーリ昇格が期待される一方、2027年以降の去就についてはまだ明確な説明を受けていないという。

    レッドブルがベアマンを将来の候補として注視か
    イギリスGPの週末、Sky Sports F1の実況を務めるデビッド・クロフトは、ローラン・メキース率いるレッドブル・レーシングがベアマンの動向を「注視している」と伝えた。

    マックス・フェルスタッペンが将来的にレッドブルを離れる決断を下した場合に備え、チームが後任候補のひとりとしてベアマンを評価しているという内容だった。

    続くベルギーGPを前に、この予想外の移籍報道について質問されたベアマンは、レッドブルほどの成功を収めてきたチームと名前が結び付けられることは素直にうれしいと語った。

    「レッドブルのように信じられないほど成功しているチームと、たとえ噂であっても何らかの形で結び付けられると聞くのは、とても光栄なことだ」

    「でも、僕が言ったように、それはあくまで噂にすぎない。今はハースで自分がやっていることに完全に集中している」

    ベアマンはレッドブル側から具体的な接触があったとは明かしておらず、現段階では報道以上の進展がないことを強調した。

    フェラーリ昇格への道はルクレールとハミルトンが阻む
    ベアマンが近い将来にF1シートを失う可能性は低いとみられているが、その所属先については不透明な部分が残されている。

    ベアマンはフェラーリ・ドライバー・アカデミーを経てF1に昇格しており、現在もフェラーリとの関係を維持している。ハースでは経験豊富なオコンを相手に互角以上の走りを見せており、今後のキャリアで上位チームへ昇格する可能性が高いドライバーのひとりと評価されている。

    しかし、フェラーリではシャルル・ルクレールが長期契約を結び、ルイス・ハミルトンも今季に入って調子を取り戻している。現状ではベアマンが近い時期にレギュラーシートへ昇格するための空席は存在しない。

    ベアマンは2024年のサウジアラビアGPで、虫垂炎の手術を受けたカルロス・サインツJr.の代役としてフェラーリからF1デビューを果たした。その際にポイントを獲得する印象的な走りを見せたことで、将来のフェラーリ正ドライバー候補として期待されてきた。

    自身の将来がフェラーリにあると考えているかと質問されたベアマンは、その希望を隠さなかった。

    「そうなることを願っている」

    「ただ、それを決める権限がすべて僕にあるわけではない。フェラーリはFIA F3の頃から僕を信頼してくれて、2024年にはフェラーリのマシンにも乗せてくれた。僕が今ここにいられるのは、本当にフェラーリのおかげだ」

    「でも、今はハースでやっていることを楽しんでいる。今のうちに速く走ることができれば、それだけ将来の自分の状況を楽にすることができる」

    2027年の契約について「何も知らされていない」
    フェラーリから今後のキャリアについて何らかの説明を受けているかと問われると、ベアマンは具体的な情報を与えられていないと明かした。

    「いや、何もない。現時点で僕は来年の契約を持っていないから、何も分からないまま待っている状態だ」

    ただし、この発言を受けて2027年に完全なフリーエージェントになるのかと確認されると、ベアマンはすぐに否定した。

    「違う、違う。僕はそういうことを言ったわけではない。違うよ」

    ベアマンには2027年についてハース側が行使できる契約オプションが存在するとみられており、本人が自由に移籍先を選べる立場ではない可能性がある。

    また、フェラーリとの育成契約やハースとの契約条件が複雑に関係していると考えられるため、「来年の契約を持っていない」という発言だけで、他チームへの移籍が自由に認められるとは限らない。

    レッドブル・レーシングが実際にベアマンを将来の候補として検討しているかは不明だが、上位チームとの関連が報じられること自体、ハースでのパフォーマンスが高く評価されている証しでもある。ベアマンは移籍の噂に深入りせず、まずは現在の走りによって将来の選択肢を広げることに集中している。

  • フェラーリF1代表が明かすルクレール復調の理由 ブレーキ変更で自信回復

    フェラーリF1代表が明かすルクレール復調の理由 ブレーキ変更で自信回復

    シャルル・ルクレールは2026年F1第9戦イギリスGPで今季初優勝を飾り、不振からの完全復活を印象づけた。フェラーリF1代表フレデリック・バスールは、その背景にはブレーキ変更による「自信の回復」があったと明かした。

    シーズン序盤のルクレールはチームメイトのルイス・ハミルトンに苦戦し、ランキングでも40ポイント以上の差をつけられていた。しかし数戦前にブレーキをブレンボ製からカーボン・インダストリーズ製へ変更し、ハミルトンと同じ仕様へ合わせたことで流れが変わったという。

    バスール「最大の変化は自信を取り戻したこと」
    イギリスGP優勝後、バスールはルクレールの復調について次のように語った。

    「結果こそが、彼にとって最高の自信になると思う」

    「シーズン開幕からマシンを開発し続けているので、そのたびにセットアップも調整しなければならない。さらにシャルルは数戦前にブレーキを変更したので、すべてを少し組み直す必要があった」

    「しかし、これは単純なパフォーマンスの問題ではなかった。速さ自体はあったと思う。より大きかったのは自信の問題であり、それが今回の結果によって大きく改善された」

    バスールは、マシンの速さそのものよりも、ドライバーが限界まで攻められる安心感が重要だったと説明している。

    シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)

    セットアップ変更はラップタイム以上の効果
    バスールは、細かなセットアップ変更は必ずしも大幅なタイム短縮につながるわけではないものの、ドライバーの感覚には大きな影響を与えると強調した。

    「彼は自信を見つけた。それがすべてだ」

    「セットアップを一段階変更しても、ラップタイムが劇的に変わるわけではない。しかし、ドライバーに『もっと攻められる』という自信を与えることがある」

    「特にレースペースではそれが非常に重要だ。彼はレースを通して非常に安定していた。最初の20周を見れば、ラップタイムは常に1~2分の1秒以内に収まっていた。それがメルセデスと戦う上で大きな武器になった」

    イギリスGPでは序盤から安定したペースを維持し続けたことが勝利につながったと評価している。

    タイトル争いでも再浮上
    イギリスGP優勝により、ルクレールはランキングでハミルトンとの差を39ポイントまで縮めた。一方、ランキング首位のキミ・アントネッリもスペインGPとイギリスGPで信頼性トラブルに見舞われたことで、タイトル争いは再び接戦となりつつある。

    フェラーリはマシン開発を継続しており、バスールは今回の勝利によってルクレールが本来のパフォーマンスを発揮できる状態になったと見ている。今後のアップデートとともに、フェラーリがメルセデスとのタイトル争いへ本格的に加わるかが注目される。

  • フェルスタッペン代理人 F1去就報道を否定「2028年までレッドブルに残る意思」

    フェルスタッペン代理人 F1去就報道を否定「2028年までレッドブルに残る意思」

    マックス・フェルスタッペンのマネージャーであるレイモンド・フェルミューレンが、去就を巡る憶測について口を開き、2028年までレッドブルとの契約を全うする意向を明らかにした。

    フェルスタッペンにはマクラーレンとの接触や契約解除条項の存在など様々な報道が続いているが、マネジメント側は現時点で条項を行使する考えはないと強調した。

    マネージャーが去就報道を否定
    レイモンド・フェルミューレンはオーストリア紙『OE24』の取材に対し、フェルスタッペンは現在の契約を尊重する考えだと説明した。

    「様々なことが書かれているが、事実はマックスがレッドブルでの時間を最後まで全うしたいと思っているということだ。彼は2028年まで契約があり、それを履行したいと考えている」

    また、契約解除条項についても、存在することと実際に行使することは別問題だと語った。

    「この条項があるからといって、それを発動するという意味ではない。過去数年でも発動できたが、そうはしなかった」

    マクラーレン移籍説が浮上
    フェルスタッペンの将来を巡っては、マネジメント陣がマクラーレンと予備的な協議を行ったと報じられ、移籍の可能性が大きな話題となっていた。

    一方で、マクラーレンCEOのザク・ブラウンはランド・ノリスとオスカー・ピアストリのラインアップを維持する方針を繰り返し示しており、フェルスタッペン加入の可能性を事実上否定している。

    フェルスタッペンは2028年末までレッドブルと契約しているものの、一定の成績条件を満たさない場合に契約を解除できる条項が含まれているとされ、その適用時期は10月になると報じられている。

    アムステルダムでの会合にも説明
    フェルミューレンは、父ヨス・フェルスタッペンやヘルムート・マルコとアムステルダムで会談したことについても、特別な意味はないと説明した。

    「以前から予定されていたプライベートな集まりだった。それに、マックスの妹の結婚式もあった」

    フェルスタッペン本人もイギリスGPの週末にはマクラーレン移籍説についてコメントを避けていた。

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)

    レッドブルでは信頼性問題が続く
    2026年シーズンのフェルスタッペンは、マシンの信頼性にも苦しめられている。

    オーストリアGP予選では高速域でリアウイングが破損してクラッシュ。続くイギリスGP決勝でも、3位走行中に再びリアウイングのトラブルが発生しリタイアを喫した。

    レース後、フェルスタッペンは次のように不満をあらわにしている。

    「オーストリアでも運が良かったし、ここでも運が良かった。でも、こんなことが続けば本当にうんざりする」

    今回のマネージャーの発言により、現時点ではフェルスタッペン陣営が2028年までレッドブルに残留する意向であることが改めて示された。ただし、契約には解除条項が存在するとされており、今後のチーム状況やマシン開発の行方が引き続き注目される。

  • アストンマーティン・ホンダF1 大改良目前も課題「スペアパーツは十分ではない」

    アストンマーティン・ホンダF1 大改良目前も課題「スペアパーツは十分ではない」

    アストンマーティンF1は、2026年シーズンの巻き返しを懸けた大規模アップデートをハンガリーGPで投入する計画だ。しかし、その裏では新パーツの製造がギリギリまで続いており、十分なスペアパーツを用意できるかという課題も抱えている。

    今季のアストンマーティンはホンダ製パワーユニットとシャシーの統合に苦戦し、振動やバッテリー関連のトラブルへの対応を優先。その結果、空力開発を後回しにせざるを得ず、予選ではキャデラックに約1秒遅れを取る状況にまで後退した。

    そうした状況を打開するため、チームは夏休み前最後のレースとなるハンガリーGPで、大規模なアップグレードパッケージを投入する予定となっている。

    ハンガリーGP投入へ「全力」で新パーツを製造
    アストンマーティンのチーフ・トラックサイド・オフィサーを務めるマイク・クラックは、新パーツの製造はチーム全体を挙げた大規模なプロジェクトになっていると説明した。

    「全員がパーツを用意し、マシンを準備するために全力を尽くしている。このような形でアップデートを投入すると決めれば、とても大きな取り組みになる」

    「開発では、いつも締め切りをできるだけ後ろまで引き延ばそうとする。だから今、AMRTC(アストンマーティン・レーシング・テクノロジー・センター)では大きな努力が続いている。私は前向きな人間だ」

    クラックは、2台ともアップデート仕様で走らせられると考えている一方、十分なスペアパーツまでは用意できない可能性を認めた。

    「2台とも準備できると思っている。ただ、正直に言えば、それぞれのパーツを5セットもスペアとして用意できるとは思っていない」

    一部パーツが間に合わなくても対応策を準備
    クラックは、仮に一部のパーツが完成しなかったとしても、アップグレード全体が機能しなくなるわけではないと説明する。

    「常に複数のシナリオを用意している。このパーツはあるが、こちらはない、といった場合だ。1つの部品が届かなかっただけで何もできなくなるような状況にはできない」

    「そのため『これがなければ、この仕様で走れるか』という計画を準備している。もちろん、すべてに十分なバックアップがあるわけではない」

    「チーム全員がリスクを減らすために本当に良い仕事をしてくれている。そして、1つか2つの部品が間に合わなかった場合に備えたプランも整えている」

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    性能向上への期待は慎重「まず現状を把握したい」
    一方でクラックは、新しい空力パッケージに対する期待が過度に高まることには慎重な姿勢を示した。

    「期待値については注意しなければならない。我々はトップ勢からかなり離されているだけでなく、中団グループからも後れを取っている。だから、まずはハンガリーでマシンをコースに出してみることが重要だ」

    「まず本当にすべてが揃っているか確認しなければならない。スケジュールは非常に厳しい。そのうえで、自分たちがどこにいるのかを見極めたい」

    さらに、コースごとに勢力図は変化するとし、現時点で結果を予測するのは難しいと語った。

    「我々にとって最も重要なのは、再び他チームと戦える状態に戻ることだ。それがチーム全員の目標だ。その先で、どこまで戦えるのかを見ていく」

    「予測を立てるのは難しい。ご存じのようにサーキットごとに特徴は異なる。弱点が大きく表れるコースもあれば、逆に強みが生きるコースもある。だからシーズンを通じて状況は変わるだろう。それでも、マシンを改善し、その成果を確かめることを楽しみにしている」

    アストンマーティンにとってハンガリーGPは、今季初の本格的な性能改善を試す重要な一戦となる。まずは2台分のアップデートを無事投入できるかが焦点となり、その後にようやくAMR26Bが中団争いへ近づけるかどうかが明らかになりそうだ。

    【関連】
    ・アストンマーティン・ホンダF1 新PUは何馬力アップ?「40~50馬力説」の真相

  • ピエール・ガスリー F1ベルギーGPで故ユベールら追悼「Run for Anthoine」開催

    ピエール・ガスリー F1ベルギーGPで故ユベールら追悼「Run for Anthoine」開催

    アルピーヌF1は、今週末に開催されるF1ベルギーGPを前に、ピエール・ガスリーが主催する追悼イベント「Run for Anthoine」を今年も実施することを発表した。

    このイベントは2019年にスパ・フランコルシャンで命を落としたアントワーヌ・ユベール、そして2023年に同地で亡くなったディラーノ・ファン・ト・ホフを追悼する恒例行事となっている。

    木曜日の夕方に開催されるこのランイベントには、F1、F2、F3パドックの関係者が参加予定。参加者はサーキットを走る、または歩きながら、2人の若きドライバーへ敬意を表する。

    ガスリーが親友ユベールを偲ぶ恒例イベント
    アントワーヌ・ユベールは、ルノー・スポール・アカデミー出身で、2019年FIA F2ベルギー大会のフィーチャーレースで発生した多重クラッシュにより22歳で亡くなった。

    事故はオー・ルージュからラディオンへ向かう区間で発生。先行車のアクシデントを避けきれずクラッシュしたユベールのマシンに、後続のファン・マヌエル・コレアが高速で衝突する悲劇となった。コレアは重傷を負ったが生還し、ユベールは搬送先のメディカルセンターで死亡が確認された。

    この事故を受け、ユベールが使用していたカーナンバー「19」はFIA F2で永久欠番となっている。

    ユベールとは幼少期から親交が深かったピエール・ガスリーは、毎年スパで献花を行ってきた。そして2023年からは、サーキットを一周する追悼ラン「Run for Anthoine」を主催し、多くのドライバーやチーム関係者が参加する恒例行事へと発展している。

    今年もF1・F2・F3パドック全体が参加
    アルピーヌF1はベルギーGPを前に、今年のイベント概要を発表した。

    チームは声明で次のように説明している。

    「チームは今年もスパに戻るにあたり、アントワーヌ・ユベールへ敬意を表します」

    「2019年のFIA F2レースで悲劇的に命を落としたアントワーヌ、そして2023年に亡くなったディラーノ・ファン・ト・ホフを追悼するため、7月16日木曜日の夕方に恒例の『Run for Anthoine』を開催します」

    「F1、F2、F3のすべてのパドックメンバーが参加できます。午後6時にスタート・フィニッシュストレートから出発し、アントワーヌを偲んでオー・ルージュへ、そしてディラーノを追悼するためケメルストレートで立ち止まります」

    ガスリー「今年も彼との思い出を振り返る」
    イベントを前にガスリーは、スパへ戻るたびに特別な思いを抱いていると語った。

    「毎年スパへ戻ると、アントワーヌのことを思い出します。僕だけでなく、多くの人にとって感情的な週末です」

    「木曜日の夜には今年も『Run for Anthoine』を開催します。今年で4回目になりますが、彼との数々の思い出を振り返る特別な時間です」

    ディラーノ・ファン・ト・ホフも追悼
    2023年7月1日には、FRECA(フォーミュラ・リージョナル欧州選手権)のレース中、18歳のディラーノ・ファン・ト・ホフが豪雨のスパ・フランコルシャンで事故死した。

    ファン・ト・ホフはラディオン出口でマシンのコントロールを失い、ケメルストレート上でアダム・フィッツジェラルドのマシンに側面から衝突された。事故現場はユベールの事故現場と同じ区間であり、モータースポーツ界に再び大きな衝撃を与えた。

    今年の「Run for Anthoine」では、ユベールだけでなくファン・ト・ホフにも敬意が捧げられる予定だ。

    ベルギーGPは、F1史上でも屈指の伝統を誇る一方で、数々の悲劇を経験してきたサーキットでもある。毎年続けられているこの追悼イベントは、安全性向上への歩みを忘れず、若くして命を落としたドライバーたちの記憶を未来へつないでいく重要な機会となっている。

    【関連】
    ・2026年F1ベルギーGP テレビ放送時間・配信日程(フジテレビNEXT・FOD)

  • メルセデスF1 フェラーリ急接近に警戒「信頼性問題はもう許されない」

    メルセデスF1 フェラーリ急接近に警戒「信頼性問題はもう許されない」

    メルセデスF1代表のトト・ヴォルフは、ベルギーGPを前に、タイトル争いでフェラーリとの差が縮まりつつある現状に危機感を示した。2026年シーズンはマシン性能で優位に立ちながらも、相次ぐ信頼性トラブルによって大量ポイントを失っており、「これ以上は許されない」とチームに改善を求めている。

    コンストラクターズ選手権では依然としてメルセデスが首位を維持しているものの、フェラーリが急速に差を詰めており、ドライバーズ選手権でもルイス・ハミルトンが優勝争いに加わるなど、タイトル争いは激しさを増している。

    メルセデスF1 最大の敵は信頼性トラブル
    メルセデスは今季序盤にキミ・アントネッリが5連勝を飾るなど圧倒的な強さを見せたが、その後は信頼性問題が相次いだ。

    アントネッリはスペインGPでトップ争いを演じながらマシントラブルでリタイア。イギリスGPでもホイールカバーの破損に見舞われ、いずれもフェラーリ勢との勝負の最中に勝機を失った。

    さらにジョージ・ラッセルもカナダGPでトラブルによって貴重なポイントを取りこぼしており、速さを結果につなげられないレースが続いている。

    こうした状況を受け、コンストラクターズランキングでメルセデスのリードは78ポイントまで縮小。フェラーリが現実的なタイトル争いのライバルとして迫ってきている。

    トト・ヴォルフ「速さだけでは意味がない」
    ベルギーGPから始まる2連戦は、F1が夏休みに入る前の最後の連戦となる。

    トト・ヴォルフは、この重要な2レースで確実に結果を残す必要があると強調し、チームへ次のように呼びかけた。

    「ここ数戦で、我々の強みと改善すべき点の両方が明らかになった」

    「我々のマシンには優勝争いをし、多くのポイントを獲得できる力がある。しかし、そのポテンシャルを最高の結果へと結び付けることができていない」

    「信頼性の問題によってポイントを失ってきた。このような接戦の選手権では、それは決して許されることではない。速さがあっても結果を持ち帰れなければ意味はない」

    メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

    ベルギーGPはエネルギーマネジメントも重要
    ヴォルフは、スパ・フランコルシャンではシルバーストン同様にエネルギーマネジメントが重要になる一方で、コース特性は大きく異なると説明した。

    「スパはカレンダーの中でも最も難しいサーキットのひとつだ」

    「シルバーストンと同様にエネルギーマネジメントが重要になるが、サーキットの特性によって求められるものは異なる。ここではオーバーテイクの機会も多く、予選も非常に重要な戦いになる」

    さらに夏休み前の締めくくりとして、チームに完璧なレース運営を求めた。

    「夏休み前最後の2連戦を良い形で終えたい。我々の目標はミスなくレースを運び、必要な信頼性を確保し、マシンの性能を確実にポイントへ結び付けることだ」

    「最近は取りこぼしが多すぎた。同じことを今週末から繰り返してはならない」

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    ・2026年F1ベルギーGP テレビ放送時間・配信日程(フジテレビNEXT・FOD)

  • レッドブルF1 フェルスタッペン連続クラッシュで「マカレナ」ウイング撤去

    レッドブルF1 フェルスタッペン連続クラッシュで「マカレナ」ウイング撤去

    レッドブルF1は、ベルギーGPで話題となっていた「マカレナ」リアウイングの使用を見送ることを決めた。マックス・フェルスタッペンがオーストリアGPとイギリスGPで相次いで高速クラッシュを喫したことを受け、安全性を最優先した判断とみられる。

    チームは原因究明を進めており、改良が完了すれば今季中にも再投入される可能性がある。一方で、同様のコンセプトを採用するフェラーリは継続使用しており、各チームで開発状況に違いが見られている。

    フェルスタッペンのクラッシュを受け「マカレナ」ウイングを外す決断
    レッドブル・レーシングは、ベルギーGPで回転式リアウイング、通称「マカレナ」ウイングの使用を取りやめた。

    このウイングは、ストレート用の低ドラッグ形状とコーナリング用の高ダウンフォース形状を切り替える可動式リアウイングで、レッドブルはマイアミGPでフェラーリと同時に実戦投入していた。

    しかし、マックス・フェルスタッペンはオーストリアGP予選とイギリスGP決勝で、このウイングの切り替えに関連するとみられるトラブルに見舞われ、高速域で相次いでクラッシュ。「非常に危険だ」と強い懸念を示していた。

    具体的にどの部分で問題が発生しているかは明らかになっていないものの、ストレートモードからコーナーモードへ移行する際の挙動に異常があったとみられている。

    メキース代表が約束した原因究明を実施
    イギリスGPでの事故後、レッドブル・レーシングのローラン・メキース代表は、この問題について徹底的な調査を行う考えを示し、「マカレナ」ウイングの使用中止も選択肢から排除しないと説明していた。

    そしてベルギーGP開幕を前に、レッドブルは実際にこのウイングをマシンから取り外す判断を下した。

    『The Race』によると、このウイングが完全に廃止されるわけではなく、必要な改良を施したうえで今季中に再投入される可能性があるという。

    フェラーリは継続使用 マクラーレンも改良版を開発中
    同様の回転式リアウイングを採用するフェラーリは、マイアミGPで実戦投入するまでに十分な走行テストを実施しており、導入以降は継続して使用している。

    一方、マクラーレンも同コンセプトのリアウイングを開発していたが、オーストリアGPで予定していたテストを中止。ベルギーGPには新しいリアウイングを投入するものの、それは回転式リアウイングとは別仕様となる。

    ただし、マクラーレンも改良版の回転式リアウイングを今季後半に再投入する可能性があるとされており、この分野の開発競争は今後も続きそうだ。

    今回のレッドブルの判断は、空力性能の追求よりも安全性と信頼性を優先したものといえる。改良版が再び投入されるのか、そして他チームとの開発競争がどのような展開を見せるのかが注目される。

  • ランド・ノリス F1ベルギーGPで10グリッド降格 マクラーレンがPU交換を決断

    ランド・ノリス F1ベルギーGPで10グリッド降格 マクラーレンがPU交換を決断

    ランド・ノリスが、今週末のF1ベルギーGPで10グリッド降格ペナルティを受けることが決まった。マクラーレンは2026年シーズン4基目となるパワーエレクトロニクス(PE)を投入するため、年間使用上限を超過し、自動的にグリッド降格処分が科される。

    この決断は今季相次いだPEトラブルを受けた信頼性向上策によるものだ。マクラーレンは追い抜きが比較的容易なスパ・フランコルシャンでペナルティを消化し、その後のハンガリーGPとオランダGPへの影響を抑える狙いがある。

    マクラーレンF1が信頼性向上を優先してPE交換を決断
    ランド・ノリスのマシンには、ベルギーGPで4基目となるパワーエレクトロニクスが搭載される。2026年シーズンの使用上限は3基のため、自動的に10グリッド降格ペナルティが適用される。

    今回の交換は、シーズン序盤から続いたトラブルへの対応でもある。

    開幕序盤の中国GPではPEの致命的なトラブルによりスタートできず、日本GPではフリー走行中の不具合によって2基目を使用停止。そのため予定外で3基目へ交換を余儀なくされた。

    その後、日本GPで使用を取りやめたユニットは修復されたものの、モナコGPのフリー走行2回目で再び故障し、最終的に年間使用可能なプールから外されることになった。

    こうした経緯から、マクラーレンは改良版PEへの交換を決断した。

    チームは声明で次のように説明した。

    「日本GPで投入し、マイアミ以降すべてのセッションで使用してきたパワーエレクトロニクスは、信頼性に問題なく機能していた。しかし、メルセデスAMGハイパフォーマンス・パワートレインズは、その後、新しいパワーエレクトロニクスに複数の信頼性改善を施した」

    「この改良版を使用するためには新しいユニットを投入する必要があり、その結果としてランドのマシンは10グリッド降格ペナルティを受けることになる。追い抜きが比較的可能なベルギーで消化することを選択し、ハンガリーやザントフォールトでの影響を避ける判断を下した」

    「この4基目のユニットをシーズン終了まで使用し、信頼性を最大化するとともに、今後のスポーツ面でのペナルティを最小限に抑えたい」

    ランド・ノリス(マクラーレン) F1 ベルギーGP

    タイトル防衛は厳しい状況 ベルギーGPは巻き返しの試金石
    2025年のF1ワールドチャンピオンであるランド・ノリスだが、2026年シーズンは苦戦が続いている。

    マクラーレンはコンストラクターズランキング3位に低迷し、首位メルセデスとは154ポイント差。ドライバーズランキングでもノリスは首位アンドレア・キミ・アントネッリに82ポイント差の5位につけている。

    今回のペナルティは痛手ではあるものの、マクラーレンは追い抜きのチャンスが多いスパ・フランコルシャンで消化することで、シーズン後半の巻き返しにつなげたい考えだ。

    ただし、今後さらにパワーユニット関連の部品交換が必要になれば、追加のグリッド降格ペナルティを受ける可能性も残されており、信頼性との戦いはシーズン終盤まで続くことになりそうだ。

    【関連】
    ・2026年F1ベルギーGP テレビ放送時間・配信日程(フジテレビNEXT・FOD)

  • アストンマーティン・ホンダF1 クラックが明かすアップデート開発の舞台裏

    アストンマーティン・ホンダF1 クラックが明かすアップデート開発の舞台裏

    アストンマーティン・ホンダF1は、ハンガリーGPで大規模な空力アップデート、続くオランダGPでホンダ製パワーユニットの改良版投入を予定している。

    その舞台裏では、新パーツの投入計画だけでなく、シルバーストンでのデータ収集や作業効率の改善など、アップデートを最大限機能させるための準備が着実に進められている。

    イギリスGP後、サーキット責任者のマイク・クラックとホンダF1プロジェクトリーダーの折原慎太郎氏が一部メディアの取材に応じ、アップデート開発の考え方や新パワーユニット投入へ向けた取り組みについて語った。

    アップデートは数か月前から準備が始まる
    今季のアストンマーティンは、ハンガリーGPで大規模な空力アップデート、オランダGPではホンダ製パワーユニットの改良版投入を予定している。

    一方で、フェラーリなどがシーズン中に小規模なアップデートを重ねていることについて問われると、クラックは各チームで開発方針そのものが異なると説明した。

    「それは各チームの計画次第だ。最終的には、かなり前の段階で決定されている」

    「我々は以前から、毎戦アップデートを投入する計画ではないと説明してきた。フェラーリの計画が違うのであれば、それは単に異なる戦略ということだ」

    さらに、レースごとの結果を受けて翌週すぐに新パーツを投入できるわけではないと強調した。

    「毎週新しいアップグレードを投入するのであれば、それは何か月も前から計画されていなければならない」

    「『オーストリアでうまくいかなかったから、来週のシルバーストンには新しいアップデートを持っていこう』というようなことはできない」

    クラックは、設計だけでなく製造や物流、さらに各サーキットの特性まで考慮した長期的な計画の中でアップデートは準備されていると説明した。

    「すべては長期間にわたる計画に基づいている。物流や製造、各サーキットの技術的な要求など、多くの要素を考慮しなければならない」

    「各チームにはそれぞれ独自の戦略があり、それぞれの制約の中で仕事をしている」

    シルバーストンはアップデートへ向けた重要な学習の場
    アストンマーティンはシルバーストンが苦戦するサーキットになることを事前に把握しており、今回の週末は結果だけでなく、データ収集や作業効率の改善にも重点を置いていた。

    オーストリアGPで改善が見られたドライバビリティやシフトダウンのフィーリングについて問われると、クラックは改善に終わりはないと語る。

    「そうした課題が完全に解決することはない。1000回シフトチェンジすれば、そのうち数回は理想通りではない場面が見つかる。トルクの受け渡しも同じだ。常に改善を続けていかなければならない」

    さらに、シルバーストンでは高速レイアウトならではの課題が浮き彫りになったという。

    「このサーキットは高速コーナーが多く、強いブレーキングが少ないため、ドライバビリティの問題は比較的出にくい。その代わり、今回はエネルギーマネジメントがより大きな課題になった」

    「あるサーキットではエネルギー管理が課題になり、別のサーキットではドライバビリティが課題になることもある。時には両方同時に問題になる。これらは今後も改善を続けていかなければならない」

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    折原慎太郎「新PU投入へ重要な経験になった」
    ホンダF1プロジェクトリーダーの折原慎太郎氏も、今回の週末はオランダGPで投入予定の新パワーユニットへ向けた重要な準備になったと説明した。

    アロンソは予選後、マシンの一貫性が改善されたと評価していたが、その背景について折原氏は次のように語った。

    「その通りです。今週末は初日のフリー走行から、ドライバビリティやエネルギーマネジメントに関する調整が必要だと判断し、週末を通して最適化を進めました」

    「その結果としてフェルナンドからポジティブなコメントを得られたことは非常に良い成果でした」

    さらに、その成果は新パワーユニット投入時の作業にもつながるという。

    「このコメントは私たちにとって非常に前向きなものです。新しいパワーユニットを投入する際には、データ解析とサーキットでの作業効率を高め、短期間で最適化しなければなりません」

    「新しいパワーユニットには異なる特性があるため、データパラメータを素早く調整して性能を最大限引き出す必要があります。より効率的な作業方法を学び続けており、フェルナンドのコメントは、その改善が進んでいる証拠だと考えています」

    タイヤやチーム運営にも多くの収穫
    クラックはシルバーストンで得られた成果は、エネルギーマネジメントだけではないと振り返った。

    「チーム内で異なる戦略を試したことで、エネルギー管理や防御の方法について多くを学ぶことができた」

    「レース中の社内コミュニケーションについても改善すべき点が見つかった」

    また、タイヤについても重要な知見を得られたという。

    「今回はソフトタイヤをうまく機能させることが非常に難しかった。以前はより柔らかいコンパウンドでも結果を出せていたので、今後に向けた重要な学習材料になった」

    ハンガリーGPで投入されるアップデートへの期待については、慎重な姿勢を崩さなかった。

    「シミュレーションと実際のサーキットでは結果が違うことはよくある。まずはコースで走らせ、自分たちがどの位置にいるのか確認するしかない」

    一方、折原氏はベルギーGPも新パワーユニット投入へ向けた重要なデータ収集の場になると位置付けている。

    「スパはパワーユニットへの負荷が非常に大きく、運用も難しいサーキットです。そのような厳しい条件でデータを蓄積し、最適化を進められることは非常に重要です」

    アストンマーティン・ホンダF1にとって、ハンガリーGPの空力アップデートとオランダGPでの新パワーユニット投入は、シーズン後半戦の巻き返しを左右する重要な節目となる。その裏では、数か月前から進められてきた開発計画に加え、シルバーストンや今後のベルギーGPで得られるデータを活用しながら、アップデートの効果を最大限引き出すための準備が続けられている。