カテゴリー: F1中国GP

  • セルジオ・ペレス キャデラックF1同士討ちを謝罪「すべて僕のミスだった」

    セルジオ・ペレス キャデラックF1同士討ちを謝罪「すべて僕のミスだった」

    2026年F1中国GPで、キャデラックF1のセルジオ・ペレスとバルテリ・ボッタスの間に今季初めての接触が発生した。チームメイト同士のバトルのなかで起きたこの出来事について、ペレスは自身の判断ミスだったと認めている。

    接触はレース序盤、ターン2のループからターン3へ向かう場面で起きた。ペレスはイン側に飛び込んだがスペースはなく、両者のレースに影響を与える結果となった。

    ペレス「すべて僕のミスだった」
    「完全に僕のミスだった」とセルジオ・ペレスは語った。

    「ギャップが見えたから仕掛けた。でも振り返ってみれば、バルテリには行き場がなかった」

    「残念ながらスピンしてしまって、多くの時間を失ったことで僕のレースは終わってしまった」

    ペレス「エンジンとバッテリーも失った」
    「それでも何とか集団に戻ることはできた。第2スティントではオーバーテイクモードを使ってバルテリを抜こうとしていたんだけど、そのときエンジンとバッテリーを失ってしまった」

    「それで5秒くらい失って、その後さらに15秒か20秒くらい失った」

    「ポジティブな点は2台とも完走できたことだ。ネガティブな点は、ポジションを失わないようにするために僕たちが多くの分野で学ばなければならないということだ。レースにもっと準備を整えて臨む必要がある」

    セルジオ・ペレス キャデラック F1

    ペレス「チームメイトとの接触は最悪の感覚」
    「こういう状況はドライバーにとって最悪の感覚だ。自分にとっても、チームにとってもね」

    「幸い大きなことは起きなかった。あの接触は単なる僕の判断ミスだった」

    経験豊富な2人の間に遺恨なし
    レース結果としては、リタイアが相次いだ影響もあり、バルテリ・ボッタスは13位、セルジオ・ペレスは15位でフィニッシュ。両者の間にわだかまりは残っていないという。

    「それが本来あるべき姿だ。チームメイト同士に悪意はない」

    「こういう出来事では、謝罪して自分のミスを認めることが大事だ」

    「時にはミスをしてしまうものだ。今回はそれがバルテリとの間で起きてしまった。でも彼が完走できたことはうれしい」

  • リアム・ローソン F1中国GPで無線「Guys…」の真意 リンドブラッド接近で説明

    リアム・ローソン F1中国GPで無線「Guys…」の真意 リンドブラッド接近で説明

    リアム・ローソン(レーシングブルズ)は、2026年F1中国GP決勝の序盤にチームメイトのアービッド・リンドブラッドと交錯しかけた場面について、レース中の無線で発した短いメッセージの意図を明かした。

    リンドブラッドがオーバーテイクを失敗した直後、ローソンは無線で「Guys…」とだけ伝えていたが、これはチームに順位維持を求めたものではなく、自身のピットインを促すためだったという。ローソンはその後7位でフィニッシュし、スプリントに続く入賞を持ち帰った。

    レース序盤、ローソンの後方を走っていたアービッド・リンドブラッドは、よりハード寄りのタイヤで長く走る戦略を採っており、ミディアムタイヤのローソンよりもスティントを引っ張る状況にあった。

    ローソンがペースを落とし始めると、リンドブラッドはヘアピンでオーバーテイクを試みたが、ロックアップしてオーバーラン。これによりローソンがポジションを取り返した。

    その直後、ローソンはチーム無線で「Guys…」とだけ伝え、リンドブラッドが正式に前へ出た直後のラップでピットインした。

    ローソンはこの無線について、リンドブラッドを自分の後ろに留めるようチームに求めたのではないかと問われると、次のように説明した。

    「いや、僕はピットに入りたかったんだ」とローソンは、レーシングニュース365を含むメディアに語った。

    「彼の後ろには何台も連なっていたし、もし彼に抜かれたら、僕はそのまま2台か3台にもやられていた可能性が高かった」

    「だから、あまり多くのタイムを失わないようにしたかったんだ。結果的に、セーフティカーの直前に僕たちはピットに入ったし、それはおそらくもっと落ち着いた展開だった」

    リアム・ローソン ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    ローソンはその後、ハードタイヤでレース終盤まで走り切り、スプリントと同じ7位でフィニッシュした。

    このニュージーランド人ドライバーは、この結果はポジティブな驚きだったと認めており、週末を通してマシンの競争力には自信を持てていなかったと明かした。

    「今週末の僕たちの速さを考えれば、これはすごくすごくポジティブな結果だ」とローソンは語った。

    「特にスプリント予選と土曜の予選のあとでは、僕たちが2回ポイントを持ち帰るなんてまったく予想していなかった。だから、本当にうれしい」

    「メルボルンでは僕たちはかなり速かったけど、今週末は間違いなく速くなかった」

    「ペース面ではかなり平凡な週末から、僕たちは素晴らしい結果を拾い上げた。だから今後、ひとたび速さを見つけることができれば、僕たちはすごくいい位置に行けると思う」

  • アストンマーティンF1 ダブルDNFの苦戦「日本GPに向けてホンダと改善」

    アストンマーティンF1 ダブルDNFの苦戦「日本GPに向けてホンダと改善」

    アストンマーティン・ホンダは2026年F1第2戦中国GPでフェルナンド・アロンソ、ランス・ストロールともにリタイアに終わり、ダブルDNFという厳しい結果となった。

    両車はハードタイヤでスタートし、アロンソは好スタートから10番手まで浮上したが、その後は後退。ストロールは10周目にバッテリー関連とみられるトラブルでマシンを停止しセーフティカーの原因となった。アロンソもコクピット内の振動に苦しみ、完走することなくリタイアを選択した。

    クラック「ホンダとともに改善に取り組んでいる」
    トラックサイド責任者のマイク・クラックはレースを振り返った。

    「今日はどちらのマシンも完走できなかった」とクラックは語った。

    「ランスのマシンはバッテリー関連とみられる問題で10周目に停止した」

    「フェルナンドは34周目に振動による不快感のためリタイアさせた」

    「この問題についてはホンダとともに改善に取り組んでいる」

    「今回のレースから多くのデータと学びを得ており、日本に向けてそれを活かしていく」

    アロンソ「振動が大きすぎた」
    フェルナンド・アロンソはリタイアの原因を説明した。

    「スタートはまた楽しく、我々のマシンの強みのひとつだと思う。10番手まで上げることができた」とアロンソは語った。

    「しかし20周目あたりから振動に苦しみ始め、すでに1周遅れにもなっていた」

    「最終的にはリタイアする判断を下した」

    「振動は週末の中でも今日が最もひどかったように感じるので、原因を調査する必要がある」

    「すべてを解決するには時間が必要だが、日本で再び挑戦する」

    アストンマーティン F1

    ストロール「改善の余地は大きい」
    ランス・ストロールはトラブルに見舞われたレースを振り返った。

    「ターン1に入るところでマシンの電源が落ちた」とストロールは語った。

    「バッテリー関連の問題だと考えているが、詳しく調べる必要がある」

    「それでもこの週末は周回数を重ね、多くのデータを収集できた」

    「マシンとエンジンについて理解を深めることができたのはポジティブだ」

    「全体的にやるべきことは多く、あらゆる分野で改善が必要だ」

    「厳しい状況ではあるが、チーム全員で取り組んでおり、大きなポテンシャルがあると信じている」

    アストンマーティンは信頼性と快適性の両面で課題を抱える結果となり、日本GPに向けた改善が急務となる。

  • メルセデスF1 アントネッリ初優勝「この瞬間が訪れることに疑いはなかった」

    メルセデスF1 アントネッリ初優勝「この瞬間が訪れることに疑いはなかった」

    メルセデスは2026年F1第2戦中国GPでアンドレア・キミ・アントネッリが優勝、ジョージ・ラッセルが2位に入り、1-2フィニッシュを達成した。

    アントネッリはスタート直後にポジションを落としたものの、タイヤの温度が上がるとルイス・ハミルトンを攻略して首位に浮上。その後は安定したペースでリードを広げ、終盤のロックアップ以外は危なげなくレースをコントロールした。

    一方のラッセルは序盤にフェラーリ勢の後方に落ちたが、セーフティカー後の混戦から挽回し2位まで浮上した。

    ヴォルフ「この瞬間は疑いようがなかった」
    メルセデス・ベンツ・モータースポーツ代表のトト・ヴォルフは、アントネッリの勝利を称賛した。

    「この瞬間が訪れることに疑いはなかった」とヴォルフは語った。

    「カート時代から、彼にはグランプリウィナーになるためのすべての才能があると分かっていた。家族とチームがその才能を素晴らしく育ててきたし、それが今日証明された」

    「多くの人が彼を疑い、まだ早すぎるとか冷静さに欠けると言っていたが、キミはそれをすべて覆した。これは始まりにすぎない」

    「結果だけを見れば素晴らしいが、決して簡単なレースではなかった。フェラーリは常にプレッシャーをかけてきたし、ジョージもよく戦って彼らの前でフィニッシュした」

    「シーズンのスタートとしては良いが、まだやるべきことは多い。我々は集中を切らさず、勝利を争い続けたい」

    アントネッリ「夢が叶った瞬間だ」
    アンドレア・キミ・アントネッリはF1初優勝の喜びを語った。

    「本当に信じられない一日だ。この勝利は、初めてカートに乗ったときからの夢のひとつだった」とアントネッリは語った。

    「家族とラウダ・ドライブ、モーガン・ドライブのチーム全員に感謝したい。この勝利は僕一人では成し得なかったし、特別な瞬間だ」

    「レースは決して簡単ではなかった。スタートでポジションを落としたが、そこから前に出るために戦わなければならなかった」

    「セーフティカー後のリスタートではハードタイヤの扱いが難しかったが、なんとか機能させることができた」

    「シーズン最初の連戦を良い形で終えられたが、まだ多くの課題がある。日本に向けてさらに強い状態で臨みたい」

    メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

    ラッセル「今の僕たちは倒すべき存在だ」
    ジョージ・ラッセルはチームのパフォーマンスに手応えを示した。

    「まずはキミに心からおめでとうと言いたい。素晴らしいレースだったし、表彰台を一緒に共有できてうれしい」とラッセルは語った。

    「僕のレースは簡単ではなかった。スタートとセーフティカー後のリスタートでポジションを落とした」

    「フェラーリは特に序盤で速く、2度にわたって抜き返す必要があった。あらゆる場面で速く、簡単な戦いではなかった」

    「それでも最終的には前に出ることができたが、その代償として勝利争いに加わることはできなかった」

    「シーズンのスタートとしては素晴らしく、今の僕たちは倒すべき存在だ。プレッシャーも大きいが、このまま前進し続ける必要がある」

    ショブリン「チームは決して諦めない」
    トラックサイド・エンジニアリングディレクターのアンドリュー・ショブリンは、チームの総合力を評価した。

    「キミの初優勝におめでとうと言いたい。F1マシンでの初テストからまだ2年も経っていない中での勝利は、彼がどれだけ成長したかを示している」とショブリンは語った。

    「彼はもともと速さを持っていたが、本人とチームがその才能を磨き続けてきた。今日の結果はそのプロセスの一歩だし、我々全員にとって非常にうれしい」

    「シーズン開幕から2戦連続で1-2フィニッシュを達成できたことも素晴らしい。簡単な週末ではなく、マシンにもいくつか問題があったし、ジョージを予選Q3に送り出すのもぎりぎりだった」

    「それでもこのチームが決して諦めないことを示す良い例だった。困難があっても最後まで戦い、最大ポイントを持ち帰ることができた」

    「日本に向けて立て直す時間があるが、課題は多い。それでも上海を離れるにあたり、この2週間の努力の成果を喜べるのは良いことだ」

    メルセデスは開幕から圧倒的なパフォーマンスを見せ、タイトル争いの主導権を握る存在となっている。

  • レッドブルF1 フェルスタッペンDNF ハジャー8位「課題抱える週末」

    レッドブルF1 フェルスタッペンDNF ハジャー8位「課題抱える週末」

    レッドブル・レーシングは2026年F1第2戦中国GPで、マックス・フェルスタッペンがリタイア、アイザック・ハジャーが8位でフィニッシュした。

    両ドライバーは唯一ソフトタイヤでスタートしたが、ハジャーはベアマンとのバトル中に単独スピンを喫し、1周目終了時にピットイン。

    フェルスタッペンもスタートで順位を落とし、さらにセーフティカー直前のピットインという不運に見舞われた。終盤にはポイント圏内まで挽回したものの、ERSの冷却トラブルによりリタイアを強いられた。

    メキース「非常に厳しい週末だった」
    チーム代表のローラン・メキースは、週末全体を振り返った。

    「中国GPは金曜日から非常に厳しいイベントとなった」とメキースは語った。

    「スプリント週末で出遅れることは最悪のシナリオであり、状況を立て直す時間がほとんどない」

    「メルボルンで自社パワーユニットでグリッドに並べただけでも大きな成果だったが、信頼性の問題が出ることは予想されていた」

    「今日はクーラントの問題でマックスをリタイアさせることになったが、それだけが問題ではなく、パフォーマンス面でも我々のパッケージには明確な不足があった」

    「しかしここ数週間で多くを学んでおり、日本ではより競争力を高められると考えている」

    「4月のレース中止によって時間も得られるため、ミルトンキーンズで引き続き全力で改善に取り組む」

    「我々には優秀な人材が揃っており、この困難を乗り越えてパッケージを迅速に改善できると確信している」

    フェルスタッペン「望むレベルにない」
    マックス・フェルスタッペンは厳しいレースとなった要因を説明した。

    「週末全体として非常に厳しいものだった」とフェルスタッペンは語った。

    「今日はERSの冷却トラブルでリタイアすることになり、望ましい結果ではなかった」

    「メルボルンと同じ問題に直面していて、デグラデーションが大きく、ペースやグリップにも苦しんでいる」

    「スタート改善のために異なる手順を試したが同じ問題が出て、多くのポジションを失った」

    「改善のために分析すべき点が多くあり、現状は我々が望む位置にはない」

    「チームは非常に優秀で全力で取り組んでいるし信頼しているが、まだ足りていない」

    「次戦までに改善できる時間があるので、前進できることを期待している」

    「最後にキミの初優勝におめでとうと言いたい。初勝利は特別なもので、彼が達成するのは時間の問題だった」

    レッドブル・レーシング

    ハジャー「もっと上を狙えた」
    アイザック・ハジャーは初ポイントを獲得しつつも悔しさをにじませた。

    「今日はもっとポイントを獲れなかったのが残念だ」とハジャーは語った。

    「スタートは良く、序盤のペースも悪くなかった。オリーとのバトルも楽しかった」

    「しかしリアが突然スナップしてコントロールを失ってしまった」

    「そこから追い上げる展開となったが、いくつか良いオーバーテイクができてポイント圏内まで戻ることができた」

    「前のクルマの状況に助けられた面もあるが、チームでの初ポイントはうれしい」

    「現時点ではトップチームと戦うための純粋なパフォーマンスが不足しているが、週末ごとに改善の方向性は見えてきている」

    レッドブル・レーシングは信頼性とパフォーマンスの両面で課題を露呈する結果となり、日本GPに向けた巻き返しが求められる。

  • フェラーリF1 ルイス・ハミルトン移籍後初表彰台を評価「重要な一歩」

    フェラーリF1 ルイス・ハミルトン移籍後初表彰台を評価「重要な一歩」

    スクーデリア・フェラーリは、F1中国GP決勝でルイス・ハミルトンが3位、シャルル・ルクレールが4位に入り、上位争いで存在感を示した。

    スタートではハミルトンがターン1でトップに立ち、ルクレールも一時的に続いたが、その後はアンドレア・キミ・アントネッリやジョージ・ラッセルとのバトルに巻き込まれた。終盤はチーム内で表彰台を争う展開となり、ハミルトンが競り勝ってフェラーリ加入後初の表彰台を獲得した。

    バスール「ハミルトンの初表彰台は重要な一歩」
    チーム代表のフレデリック・バスールは、ハミルトンの結果を評価した。

    「全体としてポジティブな週末だったし、ルイスにとってフェラーリでの初表彰台は重要な一歩だ」とバスールは語った。

    「もちろん我々はまだメルセデスから大きく離されており、今後数週間で非常に懸命に取り組む必要がある」

    「パッケージのすべての要素に取り組んでいるが、パワーユニットは現時点で凍結されているため、他の分野で進歩する必要がある」

    「シャルルもポジティブな週末だったし、2人のバトルは非常にエキサイティングだった。心拍数を確認したくなるほどだった」

    「私は2人を信頼しているし、ポジションを固定する指示は出したくなかった。それはフェアではないからだ」

    「彼らはプロフェッショナルであり、今日の戦いはチームにとっても、このスポーツにとっても良いものだった」

    「またアントネッリにも満足している。週末を通して非常に強かった。初優勝はいつも難しいものだが、彼は素晴らしい仕事をした」

    ハミルトン「非常に楽しいレースだった」
    ルイス・ハミルトンはフェラーリでの初表彰台を喜びつつ、レース内容を振り返った。

    「キミに心からおめでとうと言いたい。この瞬間と表彰台を共有できてとても嬉しい」とハミルトンは語った。

    「全体として非常にポジティブな週末で、多くのことを学び、マシンの最適化も改善できた」

    「今日はここ数年で最も楽しいレースのひとつだった。特にシャルルとのバトルはハードだがフェアだった」

    「この素晴らしい観客の前でレースができたことも特別だった」

    「まだやるべきことはあるが、我々は正しい方向に進んでいる。マラネロの皆にとても感謝しているし、今後数週間でさらにメルセデスと戦えるようにしていきたい」

    スクーデリア・フェラーリ

    ルクレール「戦略とエネルギー管理が鍵」
    シャルル・ルクレールはバトルの多いレース内容を評価した。

    「とてもエキサイティングなレースで、多くのバトルがあった」とルクレールは語った。

    「この新しいマシンはとても楽しく、戦略やエネルギー管理が重要で、それを使って前に出ることができる」

    「ルイスは週末を通して強かったので、3位は当然の結果だと思うし、彼にふさわしい」

    「素晴らしいバトルができたし、今年もこうした良い戦いが続くはずだ」

    「キミの初優勝にもおめでとう。ああした純粋な感情を見るのはとても印象的だし、今日は素晴らしい仕事をした」

    フェラーリは上位争いで確かな競争力を示したものの、依然としてメルセデスとの差を縮める課題を残す結果となった。

  • ハースF1チーム ベアマン5位の快走 小松礼雄「素晴らしいチームの成果」

    ハースF1チーム ベアマン5位の快走 小松礼雄「素晴らしいチームの成果」

    ハースF1チームは2026年F1第2戦中国GPで、オリバー・ベアマンが5位、エステバン・オコンが14位でフィニッシュした。

    ベアマンはオープニングラップでスピンしたアイザック・ハジャーに巻き込まれかけて順位を落としたものの、セーフティカーのタイミングを活かしてポジションを回復。その後はピエール・ガスリーやフランコ・コラピントらと激しいバトルを展開しながら上位に食い込んだ。

    一方のオコンはセーフティカー中にピットインしない戦略で一時3番手まで浮上したが、その後の展開で順位を落とし、終盤にはコラピントとの接触でペナルティを受けて再ピットを余儀なくされた。

    小松礼雄「素晴らしいパフォーマンスだった」
    チーム代表の小松礼雄は、ベアマンの結果とチーム全体のパフォーマンスを称賛した。

    「言葉が出ないほどだが、本当に素晴らしいパフォーマンスとチームの努力だったと思います。メルボルンでも言った通り、シンプルに自分たちのレースに集中し、前で何かが起きたときに最大限を引き出すことが重要でしたが、まさにそれができました」と小松礼雄はコメント。

    「オリーはハジャーの件で非常に不運でしたが、セーフティカーによってその不運が帳消しになりました。我々はこの5位を実力で勝ち取ったと本当に思っていますし、それは一夜にして得られるものではありません。過去数年の積み重ね、昨年の並行開発、シェイクダウンの成功、そして日々の学びの成果です」

    「エステバンも非常に良いレースをしていましたが、ピットストップでのミスによって本来いるべきではない位置に落ちてしまいました。それがなければ彼もポイント圏に入っていたと思います」

    「ダブル入賞ができれば最高でしたが、今回の結果で我々が何を達成できるかは示せました。日本GPではそれを目指していきます」

    「このチームが日々成長し、マシンを理解し、このレギュレーションから最大限を引き出している姿を見ることができてとても誇りに思います。全力で取り組んでいる全員に、この結果を届けられることが本当にうれしいです」

    ベアマン「これ以上ないレースだった」
    5位でフィニッシュしたオリバー・ベアマンは、レース内容に満足していると語った。

    「素晴らしいレースだったし、これ以上は望めなかったと思う。このままこの勢いで進み続けたい」とベアマンはコメント。

    「1周目にハジャーが目の前でスピンして、レースが終わったと思った。あの時点では12番手まで落ちていた」

    「でもセーフティカーがちょうど良いタイミングで出てくれて、その運を活かすことができた。今日はマシンの速さも非常に良くて、本当にうれしい」

    ハースF1チーム

    オコン「自分のミスだった」
    14位でフィニッシュしたエステバン・オコンは、終盤の接触について自身の判断ミスだったと認めた。

    「ハードタイヤでのペースを見れば、非常に良いレースができていたと思う。ポイント圏内にいた中でセーフティカーやバーチャルセーフティカーのタイミングが悪く、2戦連続で流れが向かなかった」とオコンはコメント。

    「フランコとの接触は自分のミスで、ギャップの見極めを誤ってしまった。それまでのバトルは良かっただけに、ああいう形で終わってしまったのは残念だ」

    ハースF1チームはベアマンの5位入賞という大きな成果を得た一方で、オコンは不運とミスが重なり結果を残せなかった。それでもチームはパフォーマンスの高さを示しており、日本GPでのさらなる上位進出が期待される。

  • アルピーヌF1 ダブル入賞で存在感 ガスリー6位&コラピント初ポイント

    アルピーヌF1 ダブル入賞で存在感 ガスリー6位&コラピント初ポイント

    アルピーヌF1チームはは2026年F1第2戦中国GPで両マシンがポイントを獲得し、中団勢で唯一のダブル入賞を果たした。

    ピエール・ガスリーは6位、フランコ・コラピントは10位でフィニッシュ。チームとして9ポイントを持ち帰った。ガスリーは序盤に5番手を走行していたが、ピットストップでオリバー・ベアマンに先行を許し、その後はポジションを取り戻すために激しいバトルを強いられた。

    コラピントはハードタイヤでスタートし、セーフティカー時にステイアウトしたことで一時は2番手まで浮上。その後は新品タイヤ勢に順位を譲りながらも粘り強く走行した。ピットアウト直後にエステバン・オコンと接触しダメージを負ったが、10位まで挽回してアルピーヌでの初ポイントを獲得した。

    ブリアトーレ「チームは競争力を示した」
    エグゼクティブアドバイザーのフラビオ・ブリアトーレは、ダブル入賞の成果を高く評価した。

    「9ポイントを持ち帰り、ピエールとフランコの両方が得点したのはチームにとって素晴らしい結果だ」とブリアトーレは語った。

    「両ドライバーとも素晴らしい仕事をしてくれて、シーズン序盤の厳しい連戦のあとにエンストンへ持ち帰る良い成果となった」

    「今季初のダブル入賞であり、このチームが競争力を持ち、安定してポイント争いができることを示した」

    「今後は開発競争になることは分かっているし、ここで立ち止まることはない」

    「日本に向けて、そしてその先のレースに向けても正しい方向で前進し続けていく」

    ガスリー「5位は狙えた」
    ピエール・ガスリーは結果に満足しつつも、さらなる上位を逃した悔しさをにじませた。

    「今日はチームにとって素晴らしい結果で、週末全体としても両方のマシンがポイント圏内に入った堅実な内容だった」とガスリーは語った。

    「もちろん結果には満足しているが、競争心としては5位を逃したことに少し悔しさもある。最終的には狙えたポジションだったと思う」

    「今日もマシンにはとても良い感触があって、ペースもあった。序盤スティントでは先頭グループを視界に捉えていた」

    「今回の新しいマシンではセーフティカーが出るかどうかではなく、いつ出るかの問題だと分かっていた。そして実際にそれが起きて、フィールド全体が圧縮された」

    「リスタートではなぜかパワーやブーストがなくて、オリバー・ベアマンに抜かれてしまった」

    「その後はフェルスタッペンや周囲のマシンとのバトルで遅れを取り、差を広げられてしまった」

    「毎周予選ラップのようにプッシュして差を詰めることはできたが、仕掛けるには十分に近づくことはできなかった」

    「素晴らしい結果だし、まだ微調整すべき点も多く残っている。この週末に見せたペースを今後のレースにも持ち込めることを願っている」

    アルピーヌF1チーム

    コラピント「初ポイントも満足できない」
    フランコ・コラピントは初ポイントを喜びながらも、さらなる上位を逃した悔しさを口にした。

    「素晴らしいレースで、チームにとって両マシンがポイント圏内に入った素晴らしい一日だった」とコラピントは語った。

    「アルピーヌでの初ポイントは嬉しいが、同時にフラストレーションもあって、もっと上を狙いたかった」

    「今日はすべてがうまくいったわけではないが、再びポイント圏内に戻れたのは良いことだし、まだ上に行けるポテンシャルがあることも分かっている」

    「スタートは非常に良くて多くのポジションを上げることができた。セーフティカーが出るまでは5番手と6番手を快適に走っていた」

    「その後はハードタイヤ勢がステイアウトする戦略で自分も含めてロングスティントを選択した」

    「ピットアウト時にエステバン・オコンに当てられてしまい、フロアにダメージを負ってダウンフォースを失った」

    「レース後に彼は謝罪してくれて問題はなかったが、あの影響でペースが足りず、終盤にカルロス・サインツJr.を捉えることはできなかった」

    「あと少しで追加ポイントを手にできたところだった。ピエールにもおめでとうと言いたい。今日は良いチームワークで、楽しいバトルも多かった」

    アルピーヌは中団争いの中で確かな競争力を示し、今後に向けてポジティブな材料を得た週末となった。

  • マクラーレンF1 電気系トラブルでダブルDNSの悪夢 「次は必ず立て直す」

    マクラーレンF1 電気系トラブルでダブルDNSの悪夢 「次は必ず立て直す」

    マクラーレンは2026年F1第2戦中国GPで、ランド・ノリスとオスカー・ピアストリの2台がともにスタートできずDNSとなった。

    ノリスはピットレーンからのスタートを目指して修復作業が行われたが、電気系トラブルは解消できず出走を断念。さらにピアストリもグリッドに並んだ後、別の電気系トラブルによりピットへ戻され、そのままスタートできなかった。両車とも異なる原因によるトラブルで、チームにとっては痛恨のダブルDNSとなった。

    ステラ「極めて失望している」
    チーム代表のアンドレア・ステラは、週末の結果を厳しく受け止めた。

    「F1のレース週末は、トラックサイドとウォーキングのファクトリーの両方で多くのチームメンバーの努力とエネルギーによって成り立っている。さらに技術的・商業的パートナー、そして早朝や深夜に応援してくれる素晴らしいファンの支えもある」とステラはコメント。

    「我々はレースをするためにここに来ている。しかし今日は2台とも異なる電気系トラブルにより出走することができなかった。これはチーム、ドライバー、パートナー、そしてファンにとって極めてフラストレーションが大きく、失望する結果だ。我々はこのことを謝罪し、鈴鹿ではチーム一丸となって立て直す」

    「土曜日の予選からレース前の始動まで何も変わっていなかったが、ノリスのマシンはガレージを出る準備の段階で電気系の問題が発生した。メルセデスHPPとともに修復を試みたが、解決には至らなかった」

    「その後、グリッド上のピアストリのマシンにも別の電気系トラブルが発生し、ガレージへ戻すことになった。同時に異なる電気系の問題が発生したのは極めて不運な出来事であり、どちらのマシンもスタートさせることができなかった」

    「我々はHPPとともに原因を調査し、何が起きたのかを理解する。トラックサイドとウォーキングのチームが一丸となり、次戦日本GPではより強く戻ってくる」

    ノリス「本当に悔しい」
    ランド・ノリスは電気系トラブルによりDNSとなり、レースに出走できなかった悔しさを語った。

    「ここまで来て、僕だけでなくチーム全体が多くの努力をしてきたのに、レースをスタートできなかったのは本当に悔しい」とノリスはコメント。

    「パワーユニット側の電気系トラブルによってエンジンを始動することができなかった。メカニックたちはできる限りのことをしてくれたが、残念ながら修復できなかった」

    「さらにフラストレーションが大きいのは、僕とオスカーでまったく別の問題が同時に発生したことだ。全体的にとても不運だったと思う」

    「この結果を受け止めて原因を学び、二度と起こらないようにしなければならない。チーム全員がフラストレーションを感じているが、次に向けてしっかり準備していく」

    「ここまで応援してくれたファンの前でレースができなかったのは残念だが、チームはすでに問題解決に向けて動いているし、鈴鹿に向けて準備を進めていく」

    「最後にキミの初優勝におめでとうと言いたい。初勝利は特別なものだし、しっかり味わってほしい」

    マクラーレン F1

    ピアストリ「走行距離を失ったのが痛い」
    オスカー・ピアストリもDNSとなり、開幕2戦連続でレースに出走できない状況となった。

    「チームにとって厳しい一日だった。グリッドには並べたが、パワーユニット側の電気系トラブルが発生し、レースをスタートすることができなかった」とピアストリはコメント。

    「ランドとは別の問題で、現在も調査中だ。望んでいた展開ではないが、レースではこういうことも起こる」

    「特にフラストレーションが大きいのは、またレース距離を走れなかったことだ。この時代のマシンでは走行距離が非常に重要で、多くのことを学ぶ機会を失ってしまった」

    「チームの週末の努力には感謝しているし、キミの初優勝にもおめでとうと言いたい。非常に大きな成果であり、決して忘れられないものになるはずだ」

    「ここからは気持ちを切り替えて日本に向かう」

    マクラーレンは2台ともスタートできないという厳しい結果に終わった。チームは電気系トラブルの原因究明と再発防止に取り組み、日本GPでの巻き返しを目指す。

  • ウィリアムズF1 サインツ今季初ポイント アルボンDNS「さらなる改善が必要」

    ウィリアムズF1 サインツ今季初ポイント アルボンDNS「さらなる改善が必要」

    ウィリアムズは2026年F1第2戦中国GPで、カルロス・サインツJr.が9位でフィニッシュし今季初ポイントを獲得。アレクサンダー・アルボンは油圧トラブルによりスタートできずDNSとなった。

    アルボンはパルクフェルメ下でのセットアップ変更によりピットレーンスタート予定だったが、グリッドに向かうラップでトラブルが発覚し出走できなかった。一方のサインツはセーフティカー直前のピットインで順位を落としたものの、その後ポジションを回復し、終盤にはフランコ・コラピントの追撃を抑えてポイント圏を守り切った。

    ボウルズ「我々はまだ十分ではない」
    チーム代表のジェームス・ボウルズは、サインツの走りを称賛しつつもチームの課題に言及した。

    「カルロスは素晴らしい走りでマシンをゴールまで運び、今季初ポイントを獲得してくれた。彼には本当におめでとうと言いたい。スタートからフィニッシュまで完璧で、その結果にふさわしい走りだった」とボウルズはコメント。

    「一方でアレックスについては、グリッドに向かうラップで油圧トラブルが発生し、結果的にスタートできなかった。我々は明確に、もっと上を目指している」

    「現時点でマシンのパフォーマンスが十分でないことは理解しており、今後数カ月でそれを改善する計画がある。信頼性の面でも何をすべきかは分かっており、すぐに取り組まなければならない。我々には2人の優れたドライバーがいて、今日も2台ともポイント圏に入れた可能性があったと考えている」

    サインツ「すべてを最大限引き出した」
    9位でフィニッシュしたカルロス・サインツJr.は、チームとして最大限の結果を引き出したと語った。

    「中国でポイントを獲得できてうれしい。良いスタート、効果的なタイヤマネジメント、そして終盤にコラピントを抑えたディフェンスが結果につながった」とサインツはコメント。

    「現時点では純粋なペースでポイントを争える位置にはいないが、今日はそれ以外のすべてをうまくやれた。それが違いを生んだと思う」

    「すべてを最大限引き出せたことを誇りに思うし、このポイントがトラックでもグローブでもチーム全体のモチベーションにつながることを願っている。全員が大きな努力をしているし、今後数週間も掘り下げ続けてマシンのパフォーマンスを引き上げていく必要がある」

    ウィリアムズ・レーシング

    アルボン「スタートできなかったのは残念」
    アレクサンダー・アルボンは油圧トラブルによりDNSとなり、レースに出走できなかった悔しさを語った。

    「今日はあまり得られるものがなかった。グリッドに向かうラップで油圧トラブルが見つかり、レースをスタートすることができなかった」とアルボンはコメント。

    「日本に向けて走行距離を稼ぐために、どこかでコースに戻れることを期待していたが、残念ながら問題を間に合わせることができなかった」

    「我々は問題とフィードバックを細かく分析し、信頼性の課題を理解してパフォーマンス向上につなげる必要がある。チームとしてコントロールできる部分とできない部分を切り分け、日本に向けて団結することが重要だ」

    「ポジティブな点としては、カルロスが今日ポイントを持ち帰ってくれたことだ。そしてキミの初優勝にもおめでとうと言いたい」

    サインツの今季初ポイント獲得という成果はあったものの、アルボンのDNSにより課題も浮き彫りとなった。ウィリアムズは信頼性とパフォーマンスの両面で改善を進め、日本GPでの巻き返しを目指す。