カテゴリー: F1中国GP

  • アウディF1 中国GP初日「SQ3まで0.015秒届かず」

    アウディF1 中国GP初日「SQ3まで0.015秒届かず」

    アウディF1チームは2026年F1中国GP初日、ニコ・ヒュルケンベルグが11番手、ガブリエル・ボルトレトが14番手でスプリント予選を終えた。ヒュルケンベルグはSQ3進出まであと0.015秒という僅差で敗退した。

    メルボルンでの活躍に続く結果はならなかったが、ヒュルケンベルグはミッドフィールドの争いに食い込む走りを見せた。一方のボルトレトはスプリント予選でコースオフがありタイヤを傷めるなど苦しい内容となった。

    それでもチームは新しいアウディのパワーユニットとマシンの理解を進めており、今後のセッションで順位を上げる可能性を残している。

    ウィートリー『結果は今日のペースを反映している』
    アウディのチーム代表であるジョナサン・ウィートリーは、限られた走行時間の中でチームは良い仕事をしたと評価した。

    「スプリント週末はチームにとって常に難しいものになる。マシンについて学ぶ時間がほとんどないまま、すぐにスプリント予選、そしてスプリントレースへと進んでいくからだ。流れは非常に速い」

    「新しく、そして非常に複雑なマシンで新しいサーキットに来ると、パッケージについてラップごとに理解を深めていくことになる。どこにパフォーマンスがあり、どこを改善する必要があるのかを探っていく作業だ」

    「そうした状況を考えれば、FP1からスプリント予選までの間にチームは良い仕事をしたと思う。マシンからパフォーマンスを引き出せるポイントに対応できたし、今日の結果は我々のペースをよく反映している」

    「冬の間からドライバーが指摘しているいくつかの課題はまだ残っているが、それらは今後の開発の重点項目だ。SQ2ではニコのマシンで一時的に通信が途絶えたが、ガレージに戻った後に問題は解決できた」

    「今の優先事項はクリーンなスプリントレースを戦うことだ。その後、予選に向けてどれだけ前進できるかを見ていく」

    アウディ F1 中国GP

    ヒュルケンベルグ『SQ3まで0.015秒は悔しい』
    ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)は、僅差でSQ3を逃したことを悔やんだ。

    「こんな小さな差でSQ3を逃したのは残念だが、全体として11番手は堅実な結果だと思う」

    「SQ2ではチームとの無線通信を失ってしまい、ランの一部を自分だけで管理することになった。それで少し難しくなった」

    「それ以外では、今朝からマシンのフィーリングは良い。今回もミッドフィールド争いの中にいるようだし、それは励みになる」

    「本当に僅差なので、今日学んだことを生かして明日さらに前進したい」

    ボルトレト『少し難しい金曜日だった』
    ガブリエル・ボルトレト(アウディ)は、トラブルにより苦しい一日になったと振り返った。

    「今日は少し難しい金曜日だった。フリープラクティスでいくつか問題があって、それがスプリント予選でも再び出てしまい、後手に回る形になった」

    「ここはこれまでとは違うタイプのサーキットで、コーナーの種類も違う。だからマシンの挙動をまた新しく理解していく必要がある」

    「まずは明日のスプリントで何ができるか見てみたい。短いレースになるし、その後でバックグラウンドで起きている問題をしっかり解決したい」

    「予選に向けてより良い状態に持っていき、ベストを尽くしたい」

    アウディにとって中国GP初日はミッドフィールドの接戦の中での戦いとなった。スプリントでの展開次第では順位を上げる余地もあり、予選に向けた改善が鍵になる。

  • レーシングブルズF1 中国GP初日「ペース不足でSQ3届かず」

    レーシングブルズF1 中国GP初日「ペース不足でSQ3届かず」

    レーシングブルズF1は2026年F1中国GP初日、リアム・ローソンが13番手、アービッド・リンドブラッドが15番手でスプリント予選を終えた。両車ともSQ2で敗退し、トップ10には届かなかった。

    リンドブラッドはFP1序盤にコクピットから煙が上がり、わずか6周でマシンを止めるトラブルに見舞われた。ルーキーにとって十分な走行時間を確保できないままスプリント予選に臨む形となり、準備不足の状態でセッションを戦うことになった。

    一方のローソンもSQ2で敗退しており、メルボルンで見せたペースには届かなかった。

    スピーニ『メルボルンとは性格の違うサーキット』
    レーシングブルズのトラックサイド・エンジニアリング責任者であるマッティア・スピーニは、上海の特性がマシンに影響していると説明した。

    「上海サーキットはメルボルンとはかなり性格が異なる。低速コーナーでの旋回時間が長いサーキットだ。今季最初のスプリント週末でもあり、金曜日はかなり難しい一日になると予想していたが、実際にその通りになった」

    「アービッドはFP1序盤にシャシーのハードウェアトラブルが発生し、貴重な走行時間を失ってしまった。特にこのサーキットは初走行だったので影響は大きかった。スプリント予選前の準備は実質1周半ほどしかなかった」

    「リアムのFP1は比較的スムーズだった。2台ともSQ2には進出できたが、今日はSQ3を争うだけのペースが少し足りなかった」

    「現時点ではポイント圏内にはいないが、まずはスプリントへの準備に集中している。荒れた展開になる可能性もあるので、どんなチャンスにも対応できるよう準備する必要がある」

    「スタートとタイヤマネジメントが明日の鍵になるだろう。予選に向けてマシンとPUのセットアップを改善し続ける。ライバルと比べてまだ見つけられるペースが残っている」

    ローソン『セットアップは悪くなかった』
    リアム・ローソン(レーシングブルズ)は13番手でセッションを終え、マシンのフィーリングには一定の手応えを示した。

    「正直に言えば、僕自身はそこまで悪くない内容だったと思う。プラクティスから予選にかけてセットアップ面で良いステップがあったし、ラップ自体も悪くなかった」

    「ただ先週よりも少し苦戦している。メルボルンは僕たちのマシンに合っていたけれど、ここではそこまで良くない。だから明日に向けてもう少し作業する必要がある」

    「セットアップのフィーリング自体には満足している」

    ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム 中国GP

    リンドブラッド『15番手は満足できない』
    アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)は、走行不足の中での予選に悔しさを見せた。

    「特別に満足しているわけではない。ここは初めてのサーキットで、FP1ではほとんど2周しか走れなかった」

    「それでも比較的近い位置にいられたのは悪くないと思うけれど、15番手は僕自身もチームも望んでいる位置ではない」

    「リアムの方が少し良かったけれど、それでも大きな差ではなかった」

    「今夜は自分の走りを振り返って、明日に向けて改善できるところを探す。チームとしても予選に向けて前進できる方法を探していく」

    「まずは明日のスプリントに集中するが、その後の予選も見据えている」

    レーシングブルズにとって中国GP初日は苦戦のスタートとなったが、スプリントではスタートとタイヤマネジメントが重要になる。混戦のミッドフィールドの中で、チャンスをつかめるかが焦点となる。

  • キャデラックF1チーム 中国GP初日「燃料システム問題で苦戦」

    キャデラックF1チーム 中国GP初日「燃料システム問題で苦戦」

    キャデラックF1チームは2026年F1中国GP初日、トラブルに見舞われる厳しい一日となった。セルジオ・ペレスのマシンに燃料システムの問題が発生し、スプリント予選に参加できず最後尾スタートが決まった。

    FP1終盤にペレスのマシンで燃料システムの問題が確認されたが、スプリント予選までに修復することができなかった。一方、バルテリ・ボッタスはSQ1に出走したもののデプロイメントの問題によりパフォーマンスを発揮できず21番手に終わった。チームにとってはデータ収集を進める一日となった。

    チェスター『まだ問題を見つけては修正している段階』
    キャデラックF1チームのチーフテクニカルオフィサーであるニック・チェスターは、チームが開発初期段階にあることを強調した。

    「今日は難しい一日だったが、プロジェクトの初期段階にあるため、問題を見つけてはリアルタイムで修正しているところだ」

    「プラクティスでチェコのマシンに燃料システムの問題を確認したが、スプリント予選までに修復することができなかった」

    「ガレージのもう一方ではバルテリの一日はやや順調だったが、大きなデプロイメントの問題があり、代表的なタイムを記録することができなかった」

    「それでも、走るたびに得られるデータは増えており、それがチームの前進につながっている」

    ボッタス『デプロイメントの問題が影響した』
    バルテリ・ボッタス(キャデラックF1チーム)は、エネルギーデプロイメントの問題がセッションに影響したと説明した。

    「デプロイメントの問題があってラップに影響したし、セッションで最大限のパフォーマンスを引き出すことができなかった」

    「今はその原因をしっかり調査する必要がある。それ以外については、どこまで行けたのか判断するのは難しい」

    「スプリントに向けてチームとしてすべてを解決できるよう取り組んでいく」

    キャデラック F1 中国GP

    ペレス『スプリント予選に出られず残念』
    セルジオ・ペレス(キャデラックF1チーム)は、トラブルによってスプリント予選を走れなかったことを悔やんだ。

    「スプリント予選に参加できなかったのは残念だった」

    「午前中から燃料システムの問題に苦しんでいて、午後のセッションまでに修復することができなかった」

    「チームはサーキットとファクトリーの両方で解決策を見つけるために懸命に作業している。明日の最初のスプリントに向けて準備を整えたい」

    デビューシーズンとなるキャデラックF1チームにとって、中国GP初日は課題の多い一日となった。しかし走行を重ねるごとに得られるデータは増えており、チームはそれを基に問題解決を進めていく。

  • ハースF1チーム 中国GP初日「トップ8争いは予想外だった」

    ハースF1チーム 中国GP初日「トップ8争いは予想外だった」

    ハースF1チームは2026年F1中国GP初日、スプリント予選でオリバー・ベアマンが9番手に入りSQ3進出を果たした。エステバン・オコンは12番手でSQ3進出は逃したが、ミッドフィールドは非常に僅差の争いとなっている。

    プラクティスからベアマンは好ペースを示し、SQ3進出への期待を高めていたが、その期待通りトップ10に入る走りを見せた。スプリントではポイントが8位までのため、得点圏に入るには好スタートが必要になる。

    一方でオコンも大きく離されていたわけではなく、ミッドフィールドは接戦となっており、チームは戦略を分けながらタイヤの理解を深める機会を得ている。

    小松礼雄『メルボルンからオペレーションが大きく改善した』
    ハースF1チームのチーム代表である小松礼雄は、チームのオペレーション面での進歩を評価した。

    「今年最初のスプリントであり、大きな挑戦になると予想していましたが、メルボルンと比べてオペレーション面で大きくステップアップできました。FP1はまずまずで、すべてが良い状態にありましたし、先週末からチームがしっかり改善してくれたことを本当に嬉しく思っています」

    「我々にはそれが必要でしたが、本当に良い内容でした。それがスプリント予選に向けた良い出発点になりました」

    「セッション全体としてはクリーンで、コミュニケーションも実行も良かったです。新しいレギュレーションでは、ドライバーの入力の小さな違いが結果に大きく影響することを学んでいます」

    「エステバンがSQ3に進めなかったのは残念でしたが、彼にはそのペースがありました。オリーはSQ3進出という素晴らしい仕事をしてくれましたし、新品タイヤを温存するためにユーズドのソフトで走る判断をしました」

    「それでもレッドブルの1台を上回ることができましたし、オリーにとって素晴らしい走りでした。明日はトップ8フィニッシュを目指しています」

    ハースF1チーム 中国GP

    オコン『まだ改善できる部分がある』
    エステバン・オコン(ハースF1チーム)はスプリント予選を12番手で終え、マシンの改善余地について語った。

    「僕たちはマシンを理想の状態に持っていくために懸命に作業している。FP1からスプリント予選にかけてフィーリングは良くなったが、明日に向けて改善するために調査すべき点がまだいくつかある」

    「ポテンシャルはあるし、マシンへの理解もかなり高まっている。問題を解決して最大限のパフォーマンスを引き出せるようになればと思う」

    ベアマン『トップ8争いは予想外だった』
    オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)はSQ3進出の結果に手応えを示した。

    「FP1のほぼ最初のラップからかなり良いペースを示せたし、そこからさらに積み上げて前進することができた」

    「厳しいセッションだった。バランスはややシビアでラップをまとめるのが難しかったが、最終的にはうまくいって今日の9番手には満足している」

    「トップとの差には少し驚いたし、先週と比べてその差が少し縮まっているように感じる。今週末に入る前はトップ4チームがかなり前にいると予想していたので、トップ8争いに加われるとは思っていなかった」

    「でも実際にはそうではなかった。明日すべてをうまくまとめることができれば、ポイントを獲得できると思う」

    ミッドフィールドの差が小さいなか、ハースF1チームにとってスプリントは重要な機会になる。スタートと戦略次第では、トップ8入りも十分に狙える位置にいる。

  • ジョージ・ラッセル F1中国GPスプリントポール「運転が本当に楽しいマシン」

    ジョージ・ラッセル F1中国GPスプリントポール「運転が本当に楽しいマシン」

    メルセデスのジョージ・ラッセルは、2026年F1中国GPのスプリント予選でポールポジションを獲得し、上海インターナショナル・サーキットで再び速さを示した。ラッセルは週末唯一のフリー走行でも最速を記録しており、オーストラリアGPに続く好調な流れを維持している。

    ラッセルはSQ3で1分31秒520をマークし、チームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリに0.289秒差をつけてトップに立った。メルセデスはフロントロウを独占し、今季のタイトル争いに向けて強力なパフォーマンスを示している。

    ラッセル「本当に楽しいマシン」
    ジョージ・ラッセルはスプリント予選後、マシンのパフォーマンスに強い手応えを示した。

    「まず中国のファンの皆さんに挨拶したい。ここでは本当に素晴らしいサポートを感じているし、また戻ってこられて特別な気分だ」とジョージ・ラッセルは語った。

    「マシンのフィーリングは素晴らしい。メルボルンの後、僕たちはとても良いマシンを持っていると分かっていたし、エンジンも非常に良いパフォーマンスを発揮している。今日は本当に運転していて楽しかった」

    「去年と比べてラップタイムがどうなっているのか気になる。とても速く感じたし、それがすごくクールだった。メルボルンとはかなり違う感覚だった」

    メルセデスはスタート改善に手応え
    一方、オーストラリアGPでは予選の速さとは対照的に、決勝スタートでフェラーリ勢に出遅れる場面も見られた。そのためメルセデスはスタート性能の改善に取り組んできた。

    「メルボルン以降、僕たちが取り組んできたのはスタートをどう改善するかという点だ」とラッセルは説明した。

    「どうすればより良いスタートが切れるのかを考えてきたし、いくつか改善を見つけられたと思う」

    「メルボルンでは最初の数周が僕たちの望んでいたより少し難しい展開だった。でも明日の朝にはどうなるか分かるだろう」

    ジョージ・ラッセル F1 中国GP メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

    アントネッリ「まだ改善の余地」
    フロントロウ2番手を獲得したアンドレア・キミ・アントネッリも、マシンの競争力には満足していると語った。

    「ペースはとても強い」とアントネッリは述べた。

    「最後のソフトタイヤでラップをうまくまとめることができなかった。まだやるべきことはあるけど、ジョージにはおめでとうと言いたいし、明日に向けてすべてが懸かっている」

    「マシンのフィーリングは良い。あとは細かい部分をまとめ上げることが重要だ。明日は良いスタートを決めて、良いスプリントにしたい」

    メルセデスはスプリント予選でフロントロウを独占し、上海で強い存在感を示した。スタート改善の成果が発揮されれば、土曜のスプリントでも優位にレースを進める可能性が高い。

  • フェルナンド・アロンソ アストンマーティンF1苦境を警告「PUに予備がない」

    フェルナンド・アロンソ アストンマーティンF1苦境を警告「PUに予備がない」

    アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは、2026年F1中国GPでチームが依然としてホンダ製パワーユニットのスペア不足という難しい状況に置かれていると明かした。

    中国GPのスプリント予選ではアロンソとランス・ストロールの2台ともSQ1で敗退したが、チームにとっては走行距離を重ねられた点が数少ない収穫となった。

    開幕戦オーストラリアGPでは信頼性問題により十分な周回をこなせなかったが、中国ではフリー走行でアロンソが18周、ストロールが20周を記録。チームとホンダにとって、エネルギー管理戦略やドライバビリティの理解を深める重要なデータ収集の機会となった。

    アストンマーティンとホンダは、パワーユニットの振動がバッテリーに影響を与える問題への対策を進めており、日本のさくらの施設でも改良が施されている。ただし根本的な振動問題は完全には解決されておらず、信頼性面での懸念は依然として残っている。

    アロンソ「PUの予備がなく週末は綱渡り」
    アロンソはスプリントを前にした週末の見通しについて、まずはトラブルなく周回を重ねることが最優先だと語った。

    「できるだけ周回を重ねることだ」

    「パワーユニットの予備がもうないので、何か問題が起きれば週末の残りがとても難しくなる」

    「信頼性を頼りに乗り切りながら、できるだけ多くのことを学ぶ必要がある」

    フェルナンド・アロンソ アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    ホンダは振動問題に対策も完全解決には時間
    ホンダは開幕戦に向けて、パワーユニットの振動によるバッテリー問題を軽減する対策を導入した。プレシーズンテストでは振動がバッテリーに影響を与えるケースが確認され、日本のさくらの施設で改善策が検討された。

    メルボルンでの実走テストでは一定の改善が見られたものの、根本的な振動は残っているとされる。この問題は特にドライバーにとって不快な要素となっている。

    それでもアストンマーティンのチーム代表エイドリアン・ニューウェイは、AMR26自体の基本性能には一定の手応えがあると評価しており、現在の課題は走行距離不足だと考えている。

    中国での周回数増加が開発の重要な手がかり
    中国GP初日にアロンソとストロールが重ねた周回数は多くはないものの、チームにとっては非常に価値の高いデータとなった。

    アロンソはスプリント予選後、マシンのポテンシャルについて次のように語った。

    「予選では今は2周しか走れなかった」

    「フリー走行ではいくつか周回できたので、エンジンが今の状態である以上、シャシー側で改善できる部分を見つけようとしている」

    「明日に向けて改善を試みるが、限界はあると思う。ウィリアムズはコンマ3秒ほど前にいる。オーストラリアではコンマ8秒差だったから、少しは前進したが、それでもまだかなり遠い」

  • ランス・ストロール アストンマーティンF1中国GP初日「まだ同じ問題」

    ランス・ストロール アストンマーティンF1中国GP初日「まだ同じ問題」

    ランス・ストロール(アストンマーティン・ホンダ)は2026年F1中国GP初日を振り返り、データ収集は進んだものの、依然としてオーストラリアGPと同じ問題を抱えていると語った。

    上海インターナショナル・サーキットで行われた金曜セッションでは、アストンマーティンは大きなトラブルなく走行を続け、いくつかの重要なデータを収集することができた。

    しかしパフォーマンス面では依然として厳しく、グリッド後方での戦いが続いている。

    ストロール「19位と20位は望んでいない」
    ストロールはセッション後、チームが依然として課題を抱えていることを認めた。

    「重要なデータはいくつか集めることができた。ただ、メルボルンで抱えていたのと同じ問題にまだ対処しているところだ」

    ストロールは現在のパフォーマンスがチームの望むレベルではないと率直に語った。

    「僕たちは19位や20位を争うためにここにいるわけじゃない。だから、やるべきことはたくさんある」

    それでも中国GPに向けて、チームには明確な目的があったと説明する。

    「中国に来た目的は、このマシンについてもっと多くのことを学ぶことだった」

    学習フェーズが続くアストンマーティン
    2026年シーズン序盤、アストンマーティンは依然としてマシン理解の段階にある。ストロールはデータ収集を続けながら、今後の改善につなげていく必要があると語った。

    ランス・ストロール アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム 中国グランプリ

  • マックス・フェルスタッペン「完全に惨事」 レッドブルF1 スプリント予選で苦戦

    マックス・フェルスタッペン「完全に惨事」 レッドブルF1 スプリント予選で苦戦

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、2026年F1中国GPのスプリント予選で8番手に終わり、厳しいセッションとなったことを認めた。

    上海インターナショナル・サーキットで行われたスプリント予選では、マシンバランスとグリップ不足に苦しみ、SQ2では最終コーナーでコースオフしてグラベルに飛び出す場面もあった。結果として辛うじてSQ3に進出したものの、決勝スプリントは4列目スタートとなった。

    フェルスタッペン「完全に惨事」
    マックス・フェルスタッペンはスプリント予選を振り返り、マシンのグリップ不足とコーナリング性能の欠如が最大の問題だと語った。

    「今日はペースの面で完全に惨事だった」

    「グリップがまったくない。正直、それが一番大きな問題だ。グリップもバランスもなくて、コーナーでは大きくタイムを失っている」

    「そのせいで、ほかの小さな問題も次々に出てくる。でも僕たちにとって一番大きな問題は、コーナリングが完全に機能していないことだ」

    SQ2ではピエール・ガスリーに妨害される場面もあり、フェルスタッペンはこの出来事を「ばかげている」と不満を示した。

    マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシング

    レッドブルは苦戦 ハジャーも10番手
    レッドブルはチーム全体としても厳しい結果となり、チームメイトのアイザック・ハジャーも10番手にとどまった。

    スプリント予選終了後はパルクフェルメ状態に入るため大幅なセットアップ変更は制限されるが、土曜午後に行われる通常予選に向けては調整の余地が残されている。

    フェルスタッペンは週末の巻き返しについて問われると、慎重な姿勢を示した。

    「これから確認してみる」

    「現時点では何ができるのか分からない。でも様子を見てみるよ」

  • ランド・ノリスの証言でアントネッリ救済 メルセデスF1フロントロウ維持

    ランド・ノリスの証言でアントネッリ救済 メルセデスF1フロントロウ維持

    キミ・アントネッリは、2026年F1中国GPのスプリント予選後に審議対象となったものの、ペナルティを免れ、スプリントでのフロントロウを維持することになった。

    ランド・ノリスはターン1進入時、レーシングライン上にいたアントネッリに遭遇し、無線で「そのラップはプッシュしようとしていたけど、彼が邪魔だった」と報告していた。

    しかし、その後の審議でノリス自身がその周回は実際には「プッシング・ウォームアップラップ」だったと説明したことで、裁定は変わった。

    メルセデスのアントネッリは、この件を受けてスチュワードの調査対象となったが、最終的に処分は科されなかった。

    スチュワードは、ノリスが本当のアタックラップ中だった場合には、アントネッリにペナルティが科されていた可能性が高いことを明確にしている。

    スチュワードは「意味のあるタイムを狙う周回ではなかった」と判断
    スチュワードは裁定理由について、ノリスが意味のあるタイムを記録しようとしていた周回ではなかった点を重視した。

    「言い換えれば、12号車のキミ・アントネッリがピットレーンを出てコースに入った時点で、1号車のランド・ノリスは意味のあるラップタイムを記録するために積極的に走っていたわけではなかった」と説明した。

    さらにスチュワードは、「もし1号車がプッシュラップ中であったなら、当時の12号車の位置関係を考えれば、12号車は不必要に1号車を妨害していたことになっていた」と付け加えた。

    そのうえで、「1号車のドライバーが、自身は12号車に妨害されたわけではない、なぜなら意味のあるラップタイムを狙っていたわけではなかったと明確な立場を示したことを踏まえ、これ以上の措置は取らない」と結論づけた。

    ノリスは3番手のまま スチュワードへの誤認誘導は回避
    ノリスは最終的にアントネッリのすぐ後ろで予選を終えており、もしアントネッリにグリッド降格が科されていれば、自身がフロントロウへ繰り上がる立場にあった。

    それでもノリスは、問題となった周回の性質についてスチュワードに誤解を与えるような主張は行わず、自分が妨害されたわけではないという立場を明確にした。

    仮にそのラップの性質について誤認を招く説明をしていれば、より重大な処分や、マクラーレンのエンジンサプライヤーでもあるメルセデスとの関係にまで影響が及ぶ可能性もあった。

  • アストンマーティンF1 ホンダ製バッテリー本数議論を一蹴「意味はない」

    アストンマーティンF1 ホンダ製バッテリー本数議論を一蹴「意味はない」

    アストンマーティンは2026年F1シーズン開幕から厳しい状況が続いているが、中国GPを前にマイク・クラックがホンダ製パワーユニットのバッテリー問題を巡る懸念を強くけん制した。チームはオーストラリアGPでダブルリタイアを喫したものの、現時点での最重要課題は信頼性向上だと明言している。

    シルバーストンを拠点とするアストンマーティンは、バルセロナでのシェイクダウン週への到着遅れ、バーレーンでの走行制限、そしてオーストラリアでのダブルリタイアと、新時代最初の数週間で苦戦が続いた。

    それでもチームは、バーレーンからメルボルンにかけて明確な改善を進めており、中国GPではその前進をさらに確かなものにしたい考えだ。

    アストンマーティンとホンダの首脳陣は、上海で現在の課題と次の一手について説明した。

    クラック「バッテリーの本数を議論しても意味はない」
    マイク・クラックは、ホンダのバッテリー保有数や不足状況を巡る議論をこれ以上続けるべきではないと語った。

    「バッテリーの本数について話し続けて、いったい何の意味があるのかと思う」

    「メルボルンで状況は明らかにされたし、このバッテリー本数の議論を続けるべきではないと思う」

    先週は、エイドリアン・ニューウェイがホンダのパワーユニット振動によってフェルナンド・アロンソとランス・ストロールが恒久的な神経損傷の危険にさらされていると明かしたことで、大きな注目が集まった。

    ただしメルボルンでは、両車とも決勝グリッドに並ぶところまでこぎ着けており、バーレーンからオーストラリアにかけて改善が進んでいたことも示された。事前にダブルリタイアを織り込んでいたのではないかといううわさも出ていたが、実際にはアロンソとストロールは健康面の懸念とは別の車両トラブルでリタイアしている。

    折原「修理を続けていて、いい進展も見えてきています」
    ホンダ・レーシングのトラックサイド・ゼネラルマネージャーを務める折原慎太郎は、バッテリーの詳細な保有数こそ明かさなかったものの、修理作業には進展があると説明した。

    「正確な本数は言えませんが、スペアを増やすためにバッテリーの修理を続けています」と折原慎太郎はコメント。

    「詳細は申し上げられませんが、修理に関してはいい進展も見えてきています。引き続き一生懸命、バッテリーの修理を進めています」

    「このバッテリーの問題は振動そのものに起因するものではなく、バッテリー内部の小さな部分に関わるものです」

    「前戦では、まずバッテリーの振動を減らすことに集中していました。そのため、車体側の振動対策までは入れられていませんでした。そこが次のステップです」

    「ただ、振動がどこから来ているのかは、引き続き理解を進めているところです」

    折原慎太郎の説明からは、ホンダ側が振動対策とバッテリー修理を切り分けながら問題解決を進めていることが分かる。前戦ではまずバッテリー保護を優先し、次の段階として車体全体の振動対策に着手する構えだ。

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    クラック「パフォーマンス向上の前提は信頼性だ」
    クラックは、チームが1週間前より良い位置にいると強調しつつ、当面の最優先事項は信頼性の確保だと述べた。

    「我々は1週間前より良い位置にいると思う」

    「折原さんが言ったように、我々の仕事は学習を続けること、そして信頼性向上のために作業を続けることだ。なぜなら、パフォーマンスを改善する唯一の方法は、信頼性のあるマシンを手にすることだからだ」

    「それが今の最優先目標でなければならない」

    アストンマーティンは、バーレーンからメルボルンにかけて着実に改善してきたことを示している。一方で、クラックの言う通り、実戦で走らせながら学ぶことが改善の前提になるのであれば、本格的な巻き返しにはなお時間が必要になる可能性もある。中国GPは、その“学習”をさらに前へ進められるかどうかを占う週末になりそうだ。