カテゴリー: F1中国GP

  • F1中国GP スプリント展開 ラッセルが接戦制し優勝 フェラーリ2・3位

    F1中国GP スプリント展開 ラッセルが接戦制し優勝 フェラーリ2・3位

    2026年F1中国GPのスプリントレースは、メルセデスのジョージ・ラッセルが制した。序盤にはルイス・ハミルトンとの激しい首位争いが繰り広げられ、さらに終盤にはセーフティカーが導入されるなど、19周の短距離レースながら波乱に満ちた展開となった。

    最終的にラッセルがトップでチェッカーを受け、フェラーリのシャルル・ルクレールが2位、ルイス・ハミルトンが3位とフェラーリの3台が続いた。

    序盤の激戦 ハミルトンとラッセルが首位争い
    ポールポジションのジョージ・ラッセルはスタートを決めたが、直後にルイス・ハミルトンが猛攻。ターン9でラッセルを抜き、フェラーリが一時トップに立つ。

    しかしラッセルはDRSとバッテリーを活用して反撃。ストレートで何度も並びかける展開となり、序盤から激しい首位争いが繰り広げられた。

    ラッセルが再逆転 メルセデスが主導権
    6周目、ラッセルはバッテリーを温存していたエネルギーを使い、ターン1でハミルトンをオーバーテイク。

    ここでついにメルセデスが主導権を握り、ラッセルはフリーエアを得ると徐々にリードを広げていく。フェラーリ勢はペースで食らいつくものの、タイヤの摩耗が次第に影響し始めた。

    フェラーリ同士の攻防 ルクレールが前へ
    中盤、ハミルトンはフロントタイヤのグレイニングに苦しみ始める。

    そこを突いたシャルル・ルクレールがターン1でオーバーテイク。フェラーリは2位と3位に並び、ラッセルを追う体制を整えた。

    アントネッリにペナルティ 接触の代償
    スタート直後、キミ・アントネッリはアイザック・ハジャーと接触。

    このインシデントによりスチュワードはアントネッリに10秒タイムペナルティを科した。スピード自体は高く、コース上ではポジションを上げたものの、ペナルティによって上位争いから後退することとなった。

    終盤にセーフティカー レースが再び動く
    残り数周、ニコ・ヒュルケンベルグのマシンがコース上でストップ。

    これによりセーフティカーが導入され、各車が一斉にピットへ。メルセデスとフェラーリはダブルスタックを行い、隊列は一気に接近した。

    再スタートでラッセルが逃げ切り
    残り2周でレース再開。ラッセルはタイヤを温めながらリスタートを迎える。

    ルクレールは最終コーナーでわずかにグリップを失い、その隙にラッセルがリードを確保。最後までトップを守り切った。

    ハミルトン終盤の逆襲 フェラーリがダブル表彰台
    セーフティカー中に新品タイヤを装着したハミルトンは終盤にペースを取り戻す。

    18周目、ランド・ノリスをオーバーテイクして3位を確保。フェラーリはルクレール2位、ハミルトン3位でダブル表彰台を獲得した。

    若手勢がポイント争い ローソンとベアマンも入賞
    ポイント圏は4位ランド・ノリス、5位キミ・アントネッリ、6位オスカー・ピアストリと続く。

    さらにリアム・ローソンとオリバー・ベアマンもポイントを獲得し、若手ドライバーが上位争いに顔を出す展開となった。

    レッドブルは苦戦 フェルスタッペン9位
    レッドブルは上海でペースに苦しむ週末となった。

    マックス・フェルスタッペンはスタートで順位を落とし、最終的に9位フィニッシュ。ポイント圏外に終わる厳しい結果となった。

    2026年F1中国グランプリ スプリント 結果

    1.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    2.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    3.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    4.ランド・ノリス(マクラーレン)
    5.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    6.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    7.リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    8.オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)
    9.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)
    10.エステバン・オコン(ハースF1チーム)
    11.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    12.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    13.ガブリエル・ボルトレト(アウディ)
    14.フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    15.アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)
    16.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    17.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    18.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    19.セルジオ・ペレス(キャデラックF1チーム)

    DNF
    ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)
    バルテリ・ボッタス(キャデラックF1チーム)
    アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)

  • F1中国GP ピレリ初日総括「ミディアムとソフトの差はコンマ6秒」

    F1中国GP ピレリ初日総括「ミディアムとソフトの差はコンマ6秒」

    2026年F1中国GPのスプリント週末が上海で幕を開け、金曜に行われたスプリント予選ではメルセデスのジョージ・ラッセルがポールポジションを獲得した。ラッセルは1分31秒520を記録し、チームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリにコンマ2秒以上の差をつけてトップに立った。

    現世界王者ランド・ノリス(マクラーレン)は3番手につけ、メルセデス勢に続くグリッドを確保。2026年シーズン最初のスプリントレースに向けて、フロントロウにはメルセデスの2台が並ぶ結果となった。

    スプリント予選特有のタイヤ規定スプリント予選ではタイヤ使用規定が定められており、SQ1とSQ2ではミディアムタイヤの使用が義務付けられている。そのため多くのドライバーが同じセットのタイヤで2回のプッシュラップを行う戦略を採用した。

    この傾向はSQ2でもほぼ全ドライバーに共通して見られ、ミディアムタイヤを最大限活用しながらタイムを更新する形となった。

    SQ3ではソフトタイヤで最速タイム争い最終セッションのSQ3では、トップ10のドライバーはソフトタイヤへの変更が義務付けられている。これによりラップタイムはさらに向上し、ラッセルが記録した1分31秒520が最速となった。

    このタイムは、ルイス・ハミルトンが2025年に記録したスプリントポールタイム1分30秒849よりもコンマ7秒弱遅い記録となった。

    ピレリ スプリントポール賞
    ラッセルには「ピレリ スプリントポール賞」が授与された。トロフィーはピレリのモータースポーツディレクター、マリオ・イゾラではなくダリオ・マラフスキから手渡されている。

    トロフィーは中国国旗のカラーで装飾されたヘルメット型デザインで、ドライバーの名前とカーナンバーが刻まれている。あわせてP Zeroソフトタイヤのレプリカも贈られ、ラッセルは土曜のスプリントレースをポールポジションからスタートする。

    中国GP

    「スプリント週末ではフリー走行が1時間しかないため、チームがタイヤの挙動を完全に評価するのは常に難しい」とピレリのモータースポーツディレクター、ダリオ・マラフスキは説明した。

    「今回のセッションでは、各チームはミディアムとソフトを1セットずつ使用したが、本格的なロングランは行われなかった。ハードタイヤは残されており、日曜日の決勝に向けた戦略として、早ければ明日の段階で使用を検討するチームもあるだろう」

    「スプリントレースはミディアムタイヤで行われる可能性が高く、より明確な状況が見えてくるはずだ。金曜日に使用された2種類のコンパウンドの性能差はおよそコンマ6秒だった」

    「興味深い点として、SQ1とSQ2ではC3コンパウンドがクールダウンラップを挟んだ2回目のプッシュラップでも最大パフォーマンスを発揮できた」

    上海はフロントタイヤへの負荷が大きい
    「今年は昨年より気温が低く、路面もまだダーティでグリップが少ない状態だ。週末が進むにつれて路面コンディションは改善していくだろう」

    「昨年と同様に、上海ではコーナーで最も負荷の大きいフロント左タイヤにグレイニングが見られた。フロント右にも多少発生しているが、摩耗への影響は限定的だ」

    「このサーキットではフロントタイヤの保護が重要になるため、チームは可能な限りバランスをリア寄りに設定する傾向がある」

  • ルイス・ハミルトン フェラーリF1“マカレナ・ウイング”は「投入を急ぎすぎた」

    ルイス・ハミルトン フェラーリF1“マカレナ・ウイング”は「投入を急ぎすぎた」

    ルイス・ハミルトンは、フェラーリが中国GPで投入した革新的なリアウイングについて、準備を急ぎすぎた面があったと認めた。フェラーリはこの週末、いわゆる“マカレナ・ウイング”を使用する予定だったが、初回プラクティス後に取り外し、スプリント予選では従来仕様に戻している。

    この新しいリアウイングはバーレーンテストですでに5周だけ試されていたが、上海で実戦投入される見通しとなっていた。

    しかし結果としてフェラーリは早々に方針を変更し、従来型へ回帰した。ハミルトンは、その背景に予定よりかなり早い段階で持ち込まれた事情があったことを明かしている。

    フェラーリは投入時期を前倒ししていた
    ハミルトンは、なぜ旧仕様に戻したのかについて明確な理由は分からないとしつつも、新型リアウイングの投入自体が当初計画より早すぎたと説明した。

    「なぜ元に戻したのかは本当によく分からない」とハミルトンは語った。

    「ここに持ち込むために急いだんだと思う。本来は第4戦か第5戦あたりまで予定されていなかったはずだ」

    さらにハミルトンは、短期間で上海に間に合わせたチームの努力を評価しながらも、まだ実戦投入には早かった可能性を認めた。

    「ここに間に合わせるために、みんなは素晴らしい仕事をしてくれた。用意できたのは2基だけだったし、少し時期尚早だったのかもしれない。だから外したんだ」

    「それでもマシン自体は良かった。準備が整った時に再投入できるよう取り組んでいく」

    ハミルトンは4番手も直線スピード不足を実感
    ハミルトンはスプリント予選で4番手を獲得した。ポールポジションのジョージ・ラッセルにはコンマ6秒差、3番手ランド・ノリスにもわずかに届かなかったが、自身は結果に満足感を示している。

    「この結果には本当に満足している。チームとエンジニアはマシンをまとめ上げる素晴らしい仕事をしてくれた。全体的にクルマの感触は良かった」

    その一方で、フェラーリF1がまだ大きく遅れている領域として、ハミルトンはストレートでのロスを挙げた。

    「僕たちはストレートでタイムを失っていると思うし、その失い方はかなり大きい」

    ルイス・ハミルトン F1 スクーデリア・フェラーリ

    求められるのはパワー面での巻き返し
    ハミルトンは、コーナーでは十分に戦えている感触がある一方で、パワーユニット面の改善が不可欠だと強調した。特にメルセデスが先行して開発を進めてきたことが、現時点の差につながっているとみている。

    「やるべきことはたくさんある。エンジンパワーを引き上げるために、マラネロで大きな努力をしなければならない」

    「メルセデスが僕たちや他のライバルより早く開発を始めていたことは分かっていたし、実際その通りだった。前回も彼らはそうしていた。素晴らしい仕事をしたと思うし、僕たちはギアを上げて、その差を縮めるために全力でプッシュしなければならない」

    そしてハミルトンは、現在のフェラーリF1の課題を次のようにまとめた。

    「クルマ自体はすごく良い感触だったし、コーナーでは彼らと戦えると思う。でもエンジンパワーで後れを取っていたら、できることはあまりない」

  • 2026年F1中国GP スプリント予選 全ドライバーコメント

    2026年F1中国GP スプリント予選 全ドライバーコメント

    2026年F1中国GPのスプリント予選が上海インターナショナル・サーキットで行われ、メルセデスのジョージ・ラッセルが1分31秒520を記録してポールポジションを獲得した。

    チームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリが2番手に入り、メルセデスがフロントロウを独占。ランド・ノリス(マクラーレン)が3番手で続き、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がトップ6を形成した。

    1番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    「明日のスプリントレースでポールポジションを獲得できて嬉しい。僕のキャリアで初めてのスプリントポールだ。W17は一日を通してとても良い感触で、今日の予選でもそのマシンを最大限に活かすことができた。SQ3では風が強くなり、他のチームと同じようにストレートで少しスピードを失い始めたけれど、それでもすべてのセクターをまとめて明日のレースでフロントロウを確保することができた。僕たちのペースがあっても、他チームの脅威には慎重でいる。スプリントレースでは何が起こるかわからないし、特にスタートでは何が起きてもおかしくない。僕たちはメルボルンから多くの学びを得て、グリッドスタートの改善にチームとともに取り組んできた。このサーキットではグレイニングも多く見られるので、タイヤマネジメントにも集中する必要がある。明日のスプリントレース、そして日曜のグランプリ予選で良い結果を出せるよう、今夜も引き続き作業を続けるつもりだ。」

    2番手:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    「明日のレースでフロントロウを確保できたのは、週末のスタートとしては良い形だ。まずはジョージのスプリントポールを祝福したい。メルボルンから続くチームの好調を示す結果でもある。ただ、まだ改善すべき点は多く残っているとも分かっている。金曜日のデータをすべて見直して、スプリントレースとその後の重要な予選に向けて最良のポジションに立てるよう分析する。ここではタイヤマネジメントが難しいし、先週はスタートが弱点だった。これらすべてをうまくまとめて、勝利とポールを争えるようにしたい。ポジティブなのは、今日一日を通してマシンのフィーリングが良かったことだ。この良いウインドウを維持できれば、スプリントでも多くのポイントを持ち帰れると思う。明日のレース、そして今季最初のスプリント週末を続けるのが楽しみだ。」

    3番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「ポジティブなスプリント予選だった。ラップには満足しているし、今日できる最大の結果はP3だったと思う。フェラーリ2台の前に出られたのは良いことだし、FP1のあとではそれが可能だとは思っていなかった。明日のスプリントでは、結果を最大化するためにできることをすべてやる。1周目がオーバーテイクの最大のチャンスになるけれど、ライバルたちが強いことも分かっている。そのあと午後の予選に向けて集中する。」

    4番手:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    「今日のセッションの進み方には本当に満足している。プラクティスは難しいスタートだったけれど、チームがマシンをずっと良いウインドウに入れてくれて、スプリント予選では運転していて素晴らしい感触だった。ストレートでさらにパフォーマンスを見つける必要があるし、それが現状の最大の弱点だ。でもコーナーでは強いので、そこは励みになる。全体としてマシンのフィーリングは良かったし、明日のスプリントはこの週末をさらに積み上げる良い機会になる。」

    5番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    「悪くないスプリント予選だった。良いセッションを実行できたし、マシンのフィーリングもかなり良かった。すべてがスムーズだった。ただメルセデスとの差はまだ大きい。だからスプリントとグランプリ予選に向けて、どうすればさらにパフォーマンスを最大化できるのかを考えないといけない。何ができるか見てみよう。」

    6番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「良いセッションではなかった。SQ3の2回目のラップでバックストレートでコンマ5秒失ってしまった。理由を分析して、明日は同じことが起きないようにする必要がある。スプリントレースでは今日より少し強く戦えると思う。ただ、フロントランナーはまだ一歩先にいるように見えるので、どこまで挑戦できるか見てみる。」

    7番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    「今日のスプリント予選の結果にはとても満足している。特にメルボルンでは期待に届かなかったのでなおさらだ。オーストラリアから多くのパフォーマンスと学びを見つけて、それをこの週末に持ち込むことができた。すべてをまとめようとしたし、ガレージを出た最初のラップからマシンのフィーリングがずっと良かった。ここでより競争力を持てて、楽にSQ3に進めたのは良いことだし、トップ4チームと戦える位置に入れた。マシンにはまだポテンシャルがあると感じている。明日もこのポジティブな流れを維持して、チームにポイントを持ち帰れるか見てみたい。」

    8番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)
    「今日はペースの面で一日を通して良くなかった。グリップが低く、それが僕たちの最大の問題だったし、残念ながらバランスもなかった。コーナーでかなりの時間を失っているし、それが他の小さな問題も引き起こしている。僕たちの大きな問題はコーナリングだ。明日に向けて何ができるかを分析して、主な制限が何なのかを理解する必要がある。」

    9番手:オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)
    「FP1の最初のラップから本当に良いペースを見せることができて、そこからさらに前進できた。厳しいセッションだったし、バランスは少しナーバスで、ラップをまとめるのが難しかったけれど、最終的にはうまくいったし今日のP9には満足している。リーダーとの差が少し縮まったように見えるのは驚きでもあるし、嬉しくもある。先週と比べても差は少し縮まったようだ。週末前はトップ4チームがかなり前にいると思っていたので、トップ8争いに入るとは思っていなかった。でも実際にはそうではなかった。明日すべてをうまくやれれば、ポイントを獲れる可能性があるように見える。」

    10番手:アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)
    「自分のラップには満足しているし、良いものだった。マックスからそれほど離れていないのはポジティブだ。ただ、なぜ僕たちのペースが落ちたのか、なぜコンマ5秒も遅かったのかは分からない。明日競争力を持つためには、あらゆる面でもう少し必要だ。今日はグリップに苦しんだし、パワーも望んでいたレベルではなかった。マクラーレンやフェラーリとの差は先週より大きかったので、その理由を理解する必要がある。それでも週末はまだ終わっていないし、まだ多くのことが残っている。」

    11番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)
    「ほんのわずかな差でSQ3を逃したのは残念だけれど、全体としてP11は堅実な結果だと思う。SQ2ではチームとの無線通信を失ってしまい、走行の一部を自分だけで管理する必要があったので、少し複雑になった。それを除けば、朝からマシンのフィーリングは良い。再びミッドフィールドの争いの中にいるように見えるのは励みになる。とても接戦なので、今日学んだことを持ち帰って明日に向けて前進したい。」

    中国グランプリ

    12番手:エステバン・オコン(ハースF1チーム)
    「マシンを理想的な状態に近づけるために僕たちは懸命に取り組んでいる。FP1からスプリント予選にかけてフィーリングは良くなったけれど、明日に向けて改善するためにまだ調査しなければならないことがいくつかある。ポテンシャルはあるし、今はマシンへの理解もかなり高いので、問題を解決して最大限のパフォーマンスを引き出せるといい。」

    13番手:リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    「正直に言って、僕自身はかなり満足している。プラクティスから予選にかけてセットアップの面で大きく前進できたし、ラップ自体も悪くなかった。ただ、ここでは先週より少し苦戦した。メルボルンは僕たちのマシンに合っていたけれど、ここではあまり合っていないようだ。明日に向けて少し作業をしないといけない。セットアップの面ではかなり良いフィーリングだった。」

    14番手:ガブリエル・ボルトレト(アウディ)
    「僕たちにとっては少し難しい金曜日だった。フリープラクティスでいくつか問題が発生し、それがスプリント予選でも再び出てしまって、終始後手に回ってしまった。ここはこれまでとは違うタイプのサーキットで、さまざまなコーナーがある。僕たちはまたしてもマシンがどう振る舞うかを学んでいる段階だ。明日のスプリントで何ができるか見てみよう。短いレースだし、そのあとでバックグラウンドで起きている問題をしっかり修正して、予選に向けてより良い状態に入れるようにする。」

    15番手:アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)
    「特に満足はしていない。ここは初めてで、FP1では実質2周ほどしか走れなかったことを考えれば、比較的近いところにいられたのは悪くないと思う。でもP15は僕自身もチームも望んでいる位置ではない。リアムはもう少し良かったけれど、それでもそれほど競争力があったわけではない。今夜は自分自身を見直して、明日に向けてどこを改善できるかを考える。チームとしても何ができるかを見て、予選に向けて一歩前進したい。明日のスプリントが主な焦点だけれど、その先の予選も見据えている。」

    16番手:フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    「今日は難しかったし、スプリント予選の結果は望んでいたものではなかった。SQ3争いに加わるための前進をすることができなかった。最終的には今日はペースが足りなかったし、その理由を理解する必要がある。ピエールと比べてもペースが足りなかった。彼は今日は速くて素晴らしい仕事をしたし、チームにとってもポジティブだ。マシンにはまだポテンシャルがあることも分かる。僕自身の側でそれをどう引き出すか、どこに改善があるのかを理解する必要がある。明日のスプリントでできるだけ多くを学び、順位を上げられるか見てみたい。そしてその学びを明日の予選で活かしたい。」

    17番手:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    「このサーキットは僕たちのマシンの弱点を露呈させるので、今週末が難しくなることは分かっていた。FP1の半分を失ったことも助けにはならなかった。セッションに十分に備えることができず、毎ラップ適応しながら走る必要があった。現時点では、まずクリーンな週末を過ごすことが必要だ。その上でより良い結果を目指す。この週末はさまざまなセットアップを試し、失った走行時間を取り戻すために使うつもりだ。目標はパフォーマンスを最大化し、チームの助けになる学びを集めることだ。」

    18番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    「混乱した一日だったし、スプリント予選で望んでいた結果ではないのは明らかだ。今はいくつかの制限に直面していて、それを理解しようとしているところだ。明日に向けてもう一度出発点に戻り、より明確な状況を把握する必要がある。いつも通り中国のファンの前で全力を尽くす。」

    19番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    「フリープラクティスで何周か走り、今日はSQ1までだった。僕たちはできる限りのことはやったと思うし、まだ他のチームとはかなり差がある。明日はさらに改善し、できるだけ多くの周回を重ねて、このパッケージへの理解を深めたい。」

    20番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「重要なデータを集めることができたのはポジティブだ。ただ、メルボルンで抱えていたのと同じ問題とまだ戦っている。最終的にはP19やP20を争いたいわけではないので、やるべきことはたくさんある。でも中国にはマシンについてさらに学ぶという主な目的を持って来ている。」

    21番手:バルテリ・ボッタス(キャデラックF1チーム)
    「デプロイメントの問題があり、それがラップに影響してセッションを最大限に活かすことができなかった。今は完全に調査する必要がある。それ以外では、どの位置で終えられたかを言うのはかなり難しい。スプリントレースに向けてチームとしてすべてを修正していく。」

    22番手:セルジオ・ペレス(キャデラックF1チーム)
    「スプリント予選に参加できなかったのは残念だ。朝に燃料システムの問題があり、残念ながら午後の予選までに修復することができなかった。チームは現場でもファクトリーでも解決策を見つけるために懸命に作業している。明日の初めてのスプリントに向けて準備できるようにしたい。」

  • メルセデスF1 中国GP初日「セットアップは良い位置に落ち着いた」

    メルセデスF1 中国GP初日「セットアップは良い位置に落ち着いた」

    メルセデスF1チームは2026年F1中国GP初日、ジョージ・ラッセルがポールポジション、アンドレア・キミ・アントネッリが2番手に入り、スプリント予選でフロントロウを独占した。FP1でも1-2を記録しており、上海でも強さを見せつけた形だ。

    ラッセルはセッションを通して安定した速さを示し、SQ3でも余裕を持ってスプリントポールを獲得した。アントネッリも第1・第2セクターではラッセルと互角のタイムを刻んだが、最終セクターでわずかに及ばず2番手となった。

    なおアントネッリはセッション中にランド・ノリスへの妨害の疑いで審議対象となったが、ペナルティは科されなかった。

    ショブリン『セットアップは良い位置に落ち着いた』
    メルセデスのトラックサイド・エンジニアリングディレクターであるアンドリュー・ショブリンは、マシンの状態に満足感を示した。

    「今日はセットアップを良い状態に持っていくことができたと思う。フリープラクティスの最初のランからドライバーはマシンに満足していた」

    「そこからはセッションの中で比較的小さな調整を行っただけで、主にトラックの進化に合わせて対応していった」

    「スプリント予選は比較的落ち着いた内容だった。マシンは両方のタイヤコンパウンドでうまく機能していたし、2台がフロントロウを獲得できたのは素晴らしい」

    「スプリントレースはグランプリに向けた重要な学習の場であり、同時に貴重なポイントを獲得する機会でもある」

    「ここ数日はスタートとフォーメーションラップでのエネルギーマネジメントに多くの作業を行ってきた。明日はそれを実践する良い機会になる」

    「またタイヤの挙動を理解することも重要だ。このサーキットはフロントタイヤへの負荷が大きいので、ドライバーは慎重に管理する必要がある」

    ラッセル『マシンは一日中素晴らしかった』
    ジョージ・ラッセル(メルセデス)は、キャリア初のスプリントポール獲得を喜んだ。

    「明日のスプリントレースに向けてポールポジションを獲得できて嬉しい。キャリア初のスプリントポールでもある」

    「W17は一日中素晴らしいフィーリングだったし、今日の予選ではマシンのポテンシャルを最大限に引き出すことができた」

    「SQ3では風が強くなり、他のチームと同じようにストレートスピードが少し落ちたが、それでもすべてのセクターをまとめてフロントロウを確保できた」

    「ただし我々のペースがあっても他チームの脅威には注意している。スプリントレースでは何が起こるか分からないし、特にスタートが重要になる」

    「メルボルンで多くの学びがあったので、スタートの改善に取り組んできた。またタイヤマネジメントも重要になる。このサーキットではグレイニングが多く発生する」

    「明日のスプリントだけでなく、日曜日のグランプリ予選に向けても今夜は作業を続ける」

    メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ 中国GP

    アントネッリ『フロントロウは良いスタート』
    アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)は、チームの好調な流れを評価した。

    「明日のレースに向けてフロントロウを獲得できたのは良いスタートだ。ジョージのスプリントポールもおめでとう。メルボルンからチームとして強い流れを続けている」

    「それでも改善すべき点はまだ多い。金曜日のデータをすべて確認して、スプリントと重要なグランプリ予選に向けて最適な状態を見つけていく」

    「このサーキットではタイヤマネジメントが難しくなるし、先週はスタートが弱点だった。すべてをうまくまとめて勝利とポールを争いたい」

    「今日一日を通してマシンのフィーリングは良かった。この良いウインドウを維持できれば、スプリントで強いポイントを持ち帰ることができると思う」

    メルセデスは中国GP初日から圧倒的な速さを見せ、スプリント予選でフロントロウを独占した。スプリントではスタートとタイヤマネジメントが勝敗の鍵となり、優勝争いの中心になる可能性が高い。

  • レッドブルF1 中国GP初日「セットアップは期待通りではなかった」

    レッドブルF1 中国GP初日「セットアップは期待通りではなかった」

    レッドブル・レーシングは2026年F1中国GP初日、マックス・フェルスタッペンが8番手、アイザック・ハジャーが10番手でスプリント予選を終えた。2台ともSQ3には進出したものの、上位争いには加われない結果となった。

    上海ではマシンのペース不足が目立ち、両ドライバーはSQ3進出こそ果たしたがフロント勢との差は大きかった。フェルスタッペンはSQ3で2回のアタックを行い、ハジャーは1回のアタックでタイムを記録したが、いずれも上位グリッドには届かなかった。

    セッション終了後には、チームがRB22のペース不足について無線で謝罪する場面もあった。

    ワシェ『セットアップは期待通りではなかった』
    レッドブルのテクニカルディレクターであるピエール・ワシェは、スプリント予選のセットアップが理想通りではなかったと認めた。

    「スプリント予選に向けたセットアップは、我々が望んでいた形にはならなかった。パフォーマンスを分析し、スプリントと予選に向けてどこを改善できるかを確認する必要がある」

    「我々は週ごとに理解を深め、改善を続けている。エネルギーマネジメントの面ではすでに前進があり、オーストラリアから学んだことを基にシャシー面でも改善を行ってきた」

    「進歩はしているが、まだ目指しているレベルには達していない」

    「明日のセッションは多くの学びをもたらすだろうし、我々が目指す位置に近づくための材料になる」

    フェルスタッペン『グリップが足りない』
    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、マシンのグリップ不足が最大の問題だと語った。

    「今日は一日を通してペースが良くなかった」

    「一番の問題はグリップが低いことだ。バランスもなく、コーナーでかなり時間を失っている」

    「そうなると他の細かい問題も出てくるが、僕たちにとって一番大きな問題はコーナリングだ」

    「明日に向けて何ができるのかを分析して、主な制限を特定する必要がある」

    レッドブル・レーシング F1 中国GP

    ハジャー『ペースが半秒足りない』
    アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)は、自身のラップには満足しながらもマシンのペース不足を指摘した。

    「自分のラップには満足している。良いラップだった」

    「マックスとそれほど離れていないのはポジティブだが、なぜペースが半秒も足りなかったのかは分からない」

    「明日に向けてはすべての面で少しずつ改善が必要だ。今日はグリップに苦しんだし、パワーも望んでいた状態ではなかった」

    「マクラーレンやフェラーリとの差は先週よりも大きかった。その理由を見つける必要がある」

    「まだ週末は残っているので、できることは多い」

    レッドブルにとって中国GP初日は厳しい内容となったが、チームは週末を通してセットアップとパフォーマンスの改善を目指す。スプリントと予選でどこまで巻き返せるかが焦点となる。

  • フェラーリF1 中国GP初日「フロント勢はまだ一歩先」

    フェラーリF1 中国GP初日「フロント勢はまだ一歩先」

    スクーデリア・フェラーリは2026年F1中国GP初日、ルイス・ハミルトンが4番手、シャルル・ルクレールが6番手でスプリント予選を終え、2台そろってSQ3に進出した。トップ争いに食い込む位置ではあるものの、マクラーレン勢の後塵を拝する結果となった。

    ハミルトンはFP1序盤にスピンを喫しタイヤをフラットスポットさせた影響でプログラムに影響が出たが、スプリント予選では4番手まで挽回した。

    フェラーリはプラクティス後に“フリップフロップ”リアウイングの使用を見送り、前戦で使用した仕様へ戻している。決勝ではスタート次第で上位争いに加わる可能性もあるが、優勝争いには依然として課題が残る状況だ。

    バスール『結果以上にポジティブな内容』
    フェラーリのチーム代表であるフレデリック・バスールは、スプリント予選の内容を前向きに評価した。

    「今日のスプリント予選は、結果が示している以上にポジティブな内容だった」

    「ルイスはマクラーレン勢との非常に接近した戦いの中で良い仕事をした。シャルルも非常に競争力があったが、SQ3の2回目のランでは最終セクターが十分ではなかった」

    「何が起きたのかを理解するためにデータを詳しく分析する必要がある。最初のアタックと同じエネルギーデプロイメントができていなかった」

    「明日のスプリントで何ができるか見ていくことになるが、我々は再び堅実な結果を狙えると確信している」

    「フリープラクティスでは逆向きのリアウイングを装着して追加の走行距離を稼いだ。マシンに導入する前にデータを集めるためだ」

    スクーデリア・フェラーリ 中国GP

    ハミルトン『マシンのフィーリングは素晴らしかった』
    ルイス・ハミルトン(フェラーリ)は、難しいプラクティスから立て直したチームの仕事を評価した。

    「今日はセッションの内容にとても満足している。難しいプラクティスの後で、チームがマシンをより良いウインドウに持っていってくれた」

    「スプリント予選では運転していて本当に素晴らしいフィーリングだった」

    「マラネロではストレートでのパフォーマンスをさらに見つける必要がある。そこが今の僕たちの主な弱点だ」

    「ただコーナーでは強さがあるし、それは励みになる。全体としてマシンのフィーリングは良かったし、明日のスプリントは週末をさらに築き上げる良い機会になる」

    ルクレール『フロント勢はまだ一歩先にいる』
    シャルル・ルクレール(フェラーリ)は、SQ3でのパフォーマンス不足を悔やんだ。

    「良いセッションではなかった」

    「SQ3の2回目のラップでバックストレートでコンマ5秒ほど失ってしまった。その理由を分析して、明日に向けて改善しなければならない」

    「スプリントレースでは今日より少し強くなるはずだと思っている」

    「ただフロントランナーはまだ一歩先にいるように見えるので、どうやって挑戦できるか見ていく」

    フェラーリにとって中国GP初日は、上位争いに加わりながらも課題が残る内容となった。スプリントでのスタートと戦略が、上位進出の鍵を握ることになりそうだ。

  • マクラーレンF1 中国GP初日「できる最大の結果だった」

    マクラーレンF1 中国GP初日「できる最大の結果だった」

    マクラーレンF1チームは2026年F1中国GP初日、ランド・ノリスが3番手、オスカー・ピアストリが5番手でスプリント予選を終えた。ノリスはフェラーリ勢を上回るタイムを記録し、上位争いに加わる位置につけた。

    プラクティスではピアストリがわずかに優勢に見えたが、スプリント予選では2025年F1ワールドチャンピオンのノリスが本来の速さを発揮した。

    一方ピアストリも5番手でSQ3に進出しており、2台そろって上位グリッドを確保した。ただしメルセデスとの差は依然として大きく、スプリントではフェラーリ勢のスタートにも注意が必要になる。

    ホールディ『マシンのポテンシャルを引き出した』
    マクラーレンのテクニカルディレクター(エンジニアリング)であるニール・ホールディは、スプリント予選でドライバーがマシンの性能を引き出したと評価した。

    「前戦の後、ファクトリーとトラックサイドの両方でチーム全体が多くの作業を重ね、今週末の中国でマシンのパフォーマンスを最大化するために準備してきた」

    「FP1からスプリント予選にかけて進歩が見られたのは嬉しい。エネルギーデプロイメントとマシンセットアップの重要な変更がうまく機能した」

    「スプリント予選の序盤では我々は3番目の速さのチームに見えたが、SQ3ではドライバーたちがMCL40のポテンシャルを引き出してくれた」

    「今後数か月は依然として大きな努力が必要になるが、その挑戦に向けて我々は準備ができている。上海での走行初日としてはポジティブな要素が多かった」

    「今日の結果には満足しているが、まだ競争力のあるセッションが多く残っている。すべてを見直し、さらなる改善に集中していく」

    ノリス『できる最大の結果だった』
    ランド・ノリス(マクラーレン)は、スプリント予選の結果に満足感を示した。

    「ポジティブなスプリント予選だった。ラップには満足しているし、3番手は今日達成できる最大の結果だったと思う」

    「フェラーリ2台の前に出られたのは良いことだ。FP1の後ではそれが可能かどうか分からなかった」

    「明日のスプリントでは結果を最大化できるように戦う。オーバーテイクの最大のチャンスは最初のラップだ」

    「ただライバルは強いことも分かっている。その後は午後の予選に集中する」

    マクラーレン F1 中国GP

    ピアストリ『堅実なスプリント予選だった』
    オスカー・ピアストリ(マクラーレン)は、5番手という結果を堅実な内容と振り返った。

    「まずまずのスプリント予選だった。セッションはうまく進んだし、マシンのフィーリングもかなり良かった」

    「すべてがスムーズだったと思う」

    「ただメルセデスとのギャップはまだ大きいので、明日のスプリントとグランプリ予選に向けてどうやってパフォーマンスをさらに最大化するかを考える必要がある」

    「どこまでできるか見てみよう」

    マクラーレンはスプリント予選で上位グリッドを確保し、週末を好位置でスタートした。スプリントではスタートが大きな鍵となり、フェラーリ勢との争いが焦点になりそうだ。

  • アストンマーティン・ホンダF1苦戦 幹部「ドライバーの不満は大きい」

    アストンマーティン・ホンダF1苦戦 幹部「ドライバーの不満は大きい」

    アストンマーティンとホンダにとって、2026年シーズン序盤の最優先課題は信頼性だ。中国GPを前に、チームとパワーユニットメーカーはオーストラリアで露呈した問題の解決に取り組みながら、まずは確実に周回を重ねることを目標としている。

    新パワーユニットを投入したばかりの両者にとって、現状は依然として厳しい状況だが、振動問題の改善など小さな前進も見られている。上海ではスプリント形式の週末となるため、限られた走行機会の中でさらなるデータ収集が求められる。

    振動問題には進展も 信頼性が最大の課題
    ホンダのF1プロジェクトを率いる武石伊久雄は、上海での週末を前に現状を次のように説明した。

    「振動については多少の進展がありましたが、まだ振動を減らすために取り組み続ける必要があります」

    「信頼性は依然として改善が最も難しい部分です。ですので、パワーユニットのベンチテストで懸命に作業しています。いくつか別の対策も導入しており、何か試すかもしれません」

    「さらに走行距離を重ねることができたことで、ドライバビリティやエネルギー管理について学ぶことができました。そうした学びをシミュレーションシステムに反映させ、この週末に前進できる可能性があります」

    クラック「ドライバーのフラストレーションはより大きい」
    アストンマーティンのトラックサイド責任者マイク・クラックも、現在の状況がドライバーにとって非常に難しいものであることを認めている。

    「これは難しい状況だ。誰もこんな立場にはなりたくない」

    「しかしドライバーも我々と同じチームの一員であり、我々は一緒にこの状況に向き合っている。だから共に解決しようとしなければならない」

    「時には感情的な反応が出ることもあるし、より建設的なコメントになることもある。我々はそれを理解する必要がある。ドライバーは毎セッション後に質問を受け、非常に難しい問いに答えなければならないからだ」

    「彼らが常に解決策や答えを持っているわけではない。だからドライバーのフラストレーションのレベルはより高くなる。それでも彼らはチームの一員であり、この状況を共に管理していくつもりだ」

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    中国GPは“テストの延長”となる可能性
    クラックはまた、中国GPがチームにとって学習の場になる可能性が高いと語った。

    「メルボルンではより多くの周回を走れることが確認できた。奇妙に聞こえるかもしれないが、その周回数が重要だった」

    「そのおかげで以前は分からなかったことをいくつか発見できた。それが第2戦に向けて我々をより良い状況に置いてくれる」

    「新しいパートナーとの2戦目であり、さらにスプリント週末でもある。すべてが新しい挑戦だ」

    「しかしオーストラリアよりも良い状況にいると思う。今の仕事は学び続けること、そして信頼性を改善することだ。パフォーマンスを向上させる唯一の方法は信頼性のあるマシンを持つことだからだ」

  • ウィリアムズF1 中国GP初日「このサーキットは厳しい」

    ウィリアムズF1 中国GP初日「このサーキットは厳しい」

    ウィリアムズF1チームは2026年F1中国GP初日、カルロス・サインツJr.が17番手、アレクサンダー・アルボンが18番手でスプリント予選を終え、2台ともSQ1で敗退した。ミッドフィールド争いに加わることができず、厳しいスタートとなった。

    サインツJr.はFP1でデータの問題が発生し、走行時間の多くを失ったことが影響した。最終的には走行できたものの十分な準備ができず、セッションではペース不足が目立った。

    一方アルボンも同様に苦戦し、事前に予想していた通り上海のレイアウトはマシンの弱点を露呈する結果となった。

    ボウルズ『厳しい一日だった』
    ウィリアムズのチーム代表であるジェームス・ボウルズは、中国GP初日の結果について率直に振り返った。

    「厳しい一日だった。メルボルンの後ということもあり驚きではないが、それでも簡単に受け入れられるものではない」

    「今夜は振り返りの時間になる。週末の残りでチャンスを最大限に生かすためにどんなアプローチができるかを考えなければならない」

    「そしてこのマシンにさらなるパフォーマンスを加える前に、今あるパッケージからどれだけ引き出せるかを探っていく」

    ウィリアムズ F1 中国GP

    サインツ『このサーキットは厳しい』
    カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)は、上海の特性がマシンにとって難しいと語った。

    「この週末が難しいものになることは最初から分かっていた。このサーキットは僕たちのマシンの弱点を露呈させる」

    「FP1の半分を走れなかったことも影響した。セッションに向けた準備が十分にできず、ラップごとに適応しなければならなかった」

    「まずはクリーンな週末を過ごすことが必要だ。その上でより良い結果を目指す」

    「今週末はさまざまなセットアップを試して、失った走行時間を取り戻したい。チームのためにできるだけ多くの学びを持ち帰ることが目標だ」

    アルボン『望んだ結果ではない』
    アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)は、スプリント予選の結果に落胆を示した。

    「今日は混乱の多い一日だったし、スプリント予選の結果は明らかに望んでいたものではない」

    「今は理解しようとしている複数の制限があるので、いったん基本に立ち返って、明日に向けて状況を整理する必要がある」

    「いつも通り、中国のファンの前で全力を尽くす。明日のスプリントと予選でできる限りのことをしたい」

    ウィリアムズにとって中国GP初日は厳しい結果となったが、残るセッションでデータを積み重ねながらマシンの理解を深めることが求められる。週末後半でどこまで立て直せるかが焦点となる。