カテゴリー: カルロス・サインツJr.

  • カルロス・サインツJr. ペレスのキャデラックF1復帰を称賛「完全に値する」

    カルロス・サインツJr. ペレスのキャデラックF1復帰を称賛「完全に値する」

    ウィリアムズのカルロス・サインツJr.が、2026年にキャデラックF1チームから復帰するセルジオ・ペレスを称賛した。サインツはメキシコ紙『El Heraldo de Mexico』の取材に対し、「彼は2度目のチャンスを得るに完全に値する」と語り、その粘り強さと実績を高く評価した。

    ペレスは2025年限りでレッドブル・レーシングを離れた後、アメリカメーカーの新チーム「キャデラックF1」で再びF1グリッドに戻る。

    サインツは「現代のF1で復帰できるドライバーはごくわずか」とし、ペレスをリカルドやヒュルケンベルグと並ぶ“再起組”のひとりとして称えた。

    「チェコはこれまでのF1キャリアを通じて、ドライバーとしてもアスリートとしてもどれだけ才能があり、どれだけ強いかをすでに証明してきた」とサインツは語った。

    「今、彼は“第2のフェーズ”を迎える準備をしている。それは彼にとって非常に刺激的なことだと思う」

    さらにサインツは、F1における“復帰組”の希少さを強調した。

    「2度目のチャンスを得られるドライバーはほんのわずかで、本当にF1に足跡を残した者だけだ。リカルド、ヒュルケンベルグ、そしてチェコのようにね」

    キャデラック参入が生む“新たな競争軸”
    サインツは、キャデラックF1チームの登場がF1の勢力図に変化をもたらすと指摘する。

    「グリッドに2台のマシンが追加され、500人以上のスタッフを擁する新しいチームが加わる。それは全チームにとって大きな挑戦になるはずだ」と述べた。

    キャデラックは2026年シーズンから正式参戦予定で、ペレスは同チームの初代エースとして起用される見通し。アメリカブランドのF1参戦は市場拡大の象徴であり、ペレスの“第2章”はF1の新時代を象徴する物語として注目を集めている。

  • カルロス・サインツJr. F1メキシコGPで2度の速度超過 ピットリミッターに異常

    カルロス・サインツJr. F1メキシコGPで2度の速度超過 ピットリミッターに異常

    ウィリアムズのカルロス・サインツは、2025年F1メキシコGP決勝でピットレーン速度超過のためにドライブスルーペナルティを科された。サインツにとってはこの日2度目のピット違反であり、チームはピットリミッターの不具合に苦しんでいたことを示唆している。

    サインツはレース中の最初のピットストップで速度超過を犯し、5秒加算ペナルティを受けた。31歳のスペイン人ドライバーは48周目にピットインしてそのペナルティを消化したが、その際にマシンの挙動に問題を訴えた。

    彼のウィリアムズFW47はピットレーン内で「跳ねるような動き」を見せ、ピットリミッターの作動異常を示していたという。

    その後FIAは再び速度超過を確認し、2度目の違反と判断。これによりサインツにはドライブスルーペナルティが科され、58周目にそれを消化した。この影響でサインツは大きく順位を落とし、チームメイトのアレクサンダー・アルボンを含む複数台に抜かれる結果となった。

    サインツは予選で7番手と好走を見せていたが、前戦アメリカGPからの5グリッド降格ペナルティにより決勝は12番グリッドからのスタートとなった。メキシコではウィリアムズ勢にとって得意とされるはずの週末だったが、結果的にサインツはリタイア、アルボンも12位と無得点に終わった。

    ピットリミッターの異常が原因か
    決勝中、サインツはピットレーン内でチームに無線で次のように訴えていた。

    「ピットレーンの中でマシンが跳ねてる! なぜかわからないけど、ものすごく跳ねてるんだ。何か壊れてるみたいだ! ピットリミッターを使ってるときの振動を確認してくれ」

    この「ジャンピング」症状が速度超過の要因となったとみられ、FIAスチュワードは2回目の違反として厳しい裁定を下した。

    カルロス・サインツJr. ウィリアムズ・レーシング

    サインツのリタイアがレース終盤に影響
    サインツは最終的にFW47のトラブルでチェッカーフラッグを受けられず、スタジアムセクションでマシンを停車。これによりバーチャルセーフティカー(VSC)が導入され、2位を走っていたシャルル・ルクレールに迫っていたマックス・フェルスタッペンの追撃が阻まれる展開となった。

    結果的に、ランド・ノリスが首位でフィニッシュし、ルクレールが2位、フェルスタッペンが3位に入賞している。

    分析:ウィリアムズに広がる信頼性不安
    サインツのリタイアと連続したピットレーン違反は、ウィリアムズFW47の電子制御系の信頼性に疑問を投げかけるものとなった。ピットリミッターはFIA規定に基づき時速80kmに制限される重要な安全装置であり、これが正常に機能しなかった場合、単なる操作ミスではなく技術的な問題として捉えられる可能性が高い。

    今季ウィリアムズは、コーナリング性能とブレーキ制御の改善で競争力を取り戻しつつあったが、メキシコでの一件はその評価に影を落とす結果となった。チームは次戦ブラジルGPに向けて、ピット制御システムと電子マッピングの再調整が急務となる。

  • カルロス・サインツJr. F1メキシコシティGPで5グリッド降格 アントネッリと接触

    カルロス・サインツJr. F1メキシコシティGPで5グリッド降格 アントネッリと接触

    カルロス・サインツJr.は、オースティンで行われた日曜日のレース中にキミ・アントネッリと接触した件で過失があると判断され、次戦メキシコシティGPで5グリッド降格のペナルティを科せられた。

    サインツはレース序盤、アントネッリのメルセデスとバトルを繰り広げ、7周目のターン15でオーバーテイクを試みた際に両者のマシンが接触。アントネッリはスピンオフしてコース外へ飛び出し、その後順位を落として復帰した。

    その直後、サインツはコース脇にマシンを停め、このレース唯一のリタイアとなった。一方のアントネッリは13位でフィニッシュした。レース後、このインシデントが調査対象になることが確認された。

    スチュワードは両ドライバーおよびそれぞれのチーム代表から事情を聴取したうえで、サインツに責任があると判断。次戦におけるグリッド5番降格と、ライセンスへのペナルティポイント2点を科す決定を下した。

    発表された文書には次のように記されている。

    「55号車はターン15で12号車のイン側からオーバーテイクを試み、両車はエイペックで接触した。

    55号車のドライバーは、12号車のドライバーがエイペックで自分にスペースを残すだろうと予想していたが、12号車は早めにターンインし、55号車は衝突が避けられないと判断した時点でブレーキをロックさせた。

    彼は、12号車のドライバーは55号車のオーバーテイク試行を予測し、接触を避けるためにスペースを残すべきだったと主張した。しかし、エイペック到達前のどの時点においても、55号車のフロントアクスルは12号車のミラーと並ぶか、あるいは前に出ることはなかった。

    したがって、ドライビング・スタンダード・ガイドラインに従えば、55号車にはエイペックでスペースを残される権利はなかった。よってスチュワードは、55号車のドライバーが主としてこの接触の責任を負うと判断し、相応のペナルティを適用する。」

    カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ・レーシング)

    このインシデントの結果、サインツはこのレースで唯一のリタイアとなった。

    「ペナルティを受けるドライバーがレースを完走しなかったため、10秒タイムペナルティに相当するグリッド降格が課される」と声明には付け加えられている。

    これにより、サインツは10月24〜26日の週末に開催されるF1メキシコシティGPでこのペナルティを消化することになる。

    レース後にこのインシデントを振り返ったサインツは、「外から見るとかなり悪く見えるが、実際に車内で感じた印象とは違う」と語り、この結果を「残念だ」と表現した。

    一方のアントネッリは次のように述べた。

    「彼はどうせ曲がりきれなかったと思う。僕は少しでもスペースを与えようとしてエイペックを外したけど、結局ははじき出された。残念だけど、前を向いていくよ」

  • カルロス・サインツJr. 2026年F1新時代へ自信「メルセデスPUに大きな信頼」

    カルロス・サインツJr. 2026年F1新時代へ自信「メルセデスPUに大きな信頼」

    ウィリアムズF1に加入したカルロス・サインツJr.は、2026年から導入されるF1新世代パワーユニット(PU)規則において、メルセデスが「競争力あるエンジンを供給する」と確信していると語った。

    2026年のF1パワーユニット規則では、持続可能性とコスト効率の向上を目的とした新世代ハイブリッドPUが導入される。燃料は持続可能なものへと完全転換され、勢力図が大きく変わると予想されている。チームの競争力はPUの出来に大きく左右される見通しだ。

    最近のパドックの噂では、メルセデスが2026年を最強PUで迎える可能性があるとされている。

    サインツはスペインのラジオ番組『El Partidazo de COPE』のインタビューで、今年ウィリアムズへ移籍した決め手のひとつがメルセデス製PUだったことを明かした。

    「そう、僕はメルセデスのエンジンに大きな信頼を持っている」とサインツは語った。

    「実際、それが僕がウィリアムズを選んだ主な理由のひとつなんだ。この新しいレギュレーション下で僕たちはメルセデスのパワーユニットを使うことになると分かっていて、その評判はずっと良いもので、今も変わっていない」

    メルセデスは2026年シーズンに、ウィリアムズ、マクラーレン、アルピーヌへエンジンを供給する予定だ。これにより、4チーム・8台がメルセデス製PUを搭載することになる。

    サインツはその中でウィリアムズが強力なシャシーを作り上げる必要があると強調し、ホンダ製PUを搭載するアストンマーティンやフェラーリも引き続き脅威になると指摘した。

    「もちろん、メルセデス自身もメルセデスエンジン、マクラーレンもアルピーヌも、そしてウィリアムズも同じPUを使うことになる」とサインツは付け加えた。

    「つまり、同じエンジンを搭載する8台が走るわけだ。そのうちの2チーム、特にマクラーレンは今すでにとても強力だ。だから、どれほど良いエンジンを持っていても、シャシーの完成度が重要なんだ。そして、ホンダのアストンマーティンも速いだろうし、フェラーリは常に戦いに加わっている。フェラーリはいつもそこにいる」

    ウィリアムズ・レーシング ジョームス・ボウルズ

    「2026年のPUは“完全な未知数”」とジェームス・ボウルズ
    ウィリアムズF1代表のジェームス・ボウルズは、かつてメルセデスの戦略責任者として、V6ハイブリッド時代初期の支配を支えた中心人物だった。メルセデスは2014年のレギュレーション変更で圧倒的なPU性能を発揮し、その成功の鍵を握った。ウィリアムズも同PUの恩恵を受け、2014年・2015年にコンストラクターズ3位を獲得している。

    しかしボウルズは、現在の時点でメルセデスが他社をリードしているとは断言できないと語る。

    「パドックで面白い話題にはなっているけど、実際のところ誰も分かっていない。それが事実なんだ」とボウルズは説明した。

    「PUメーカー同士が集まって『自分はパワーがこれくらい』『電動効率がこれ』『重量がこれ』『冷却性能はこれ』というようにカードを見せ合うわけじゃない。だから誰が前にいるかなんて分からないんだ」

    「メルセデスは常にレギュレーション変更に強い。早い段階から先を見越して投資を進めていくからだ。それは間違いない。でも、フェラーリやホンダがどんなものを作っているかは誰にも分からない。今のところ、すべては完全な未知数なんだ」

    「彼ら(メルセデス)が準備と開発において素晴らしい仕事をしているのは確かだけど、実際にオーストラリアでシーズンが開幕してみるまでは、誰にも分からないんだ」

    分析:サインツの選択とメルセデスPUの存在感
    カルロス・サインツJr.がウィリアムズを選んだ背景には、「メルセデスPUへの信頼」と「2026年新時代の布陣を見据えた判断」がある。パワーユニットが勢力図を左右する新規則下で、供給メーカーの信頼性と実績は決定的な要素だ。

    サインツの発言からは、メルセデスが今もなおドライバーにとって「堅実かつ優れたパートナー」と見なされていることがうかがえる。一方で、ボウルズの言葉が示す通り、実際の性能差は未知数であり、フェラーリやホンダの逆襲も十分にあり得る。2026年の幕開けは、まさに“リセット後の真の序列”が試される瞬間となるだろう。

    Source: Crash.net

  • カルロス・サインツJr. 「予選の1周ならシャルル・ルクレールがF1で最速」

    カルロス・サインツJr. 「予選の1周ならシャルル・ルクレールがF1で最速」

    ウィリアムズF1のカルロス・サインツは、かつてのフェラーリのチームメイトであるシャルル・ルクレールこそ「1周の速さではF1で最も速い男」だと語った。

    スペインのラジオ番組『El Partidazo de COPE』でのインタビューで、現役ドライバーの中で誰が純粋なスピードで最も優れているかを問われたサインツは、次のように答えた。

    「僕にとって、1周の速さという意味ではシャルル・ルクレールが最速の男だと思う。純粋なスピードという点では、シャルルとランド・ノリスの2人の争いになるだろう」

    一方で、フェルスタッペンの支配的な成績との関係について問われると、サインツはこう説明した。

    「もちろん、それはドライバーがどんなクルマに乗っているかにもよる。レッドブルのマシンではマックスより速い人間はいないだろう。彼はこのクルマのすべてを知り尽くしている。同じことはメルセデスのジョージ・ラッセルにも言える。メルセデスに乗って彼を上回るのは本当に難しいはずだ」

    ただし、サインツは決勝レースとなると話は別だと認める。

    「レース全体で見れば、フェルスタッペンの前でフィニッシュできるドライバーはいない」と語り、王者の総合力を称えた。

    さらに番組では、ライバルたちに関する軽い質問にも答えており、「最も危険なドライバーは?」との問いには「最近の出来事を見ればリアム・ローソンかな」と冗談交じりに回答。

    「一番無礼なのは?」との質問には「それは難しいね。勘弁してくれ。企業倫理があるから(笑)。名前を言ったら次のドライバーズブリーフィングで会うことになるからね」と笑いを誘った。

    カルロス・サインツJr. フェラーリF1時代

    ルクレール、ノリス、フェルスタッペン ― サインツの実体験からの比較
    サインツはキャリアの中で3人すべてのドライバーとチームメイトとして戦ってきた。

    2015年にトロ・ロッソでデビューした際はフェルスタッペンとコンビを組み、予選ではサインツが上回ったものの、決勝ではフェルスタッペンが強さを見せて翌年レッドブル昇格を果たした。

    2019~2020年のマクラーレン時代にはノリスと互角の予選成績を記録し、決勝ではポイント獲得で上回った。

    そして2021年以降のフェラーリではルクレールとペアを組み、4年間でルクレールが予選・決勝ともに優勢だったが、初年度だけはサインツが年間ポイントで上回っている。

    予選王者フェルスタッペン像への新たな視点
    サインツの発言は、フェルスタッペンが必ずしも“絶対的な予選王者”ではないという視点を提示するものだ。

    ルクレールの一発の速さ、ノリスの安定感、そしてフェルスタッペンのレースでの完成度――この三者の比較は、現代F1のドライバー力学を象徴している。

    予選と決勝で異なる「速さの種類」を持つ3人の頂上対決は、2025年終盤戦の見どころの一つとなりそうだ。

    Source: GMM

  • カルロス・サインツJr. F1中継を批判「セレブや恋人を映すのはやりすぎ」

    カルロス・サインツJr. F1中継を批判「セレブや恋人を映すのはやりすぎ」

    カルロス・サインツJr.は、F1のレース中継のあり方を批判し、重要なレースシーンよりもドライバーの恋人やセレブリティのリアクションに焦点を当てすぎていると指摘した。

    シンガポールGPでは、最後方から追い上げて10位でフィニッシュするというサインツの見事な走りがほとんど中継されず、レース全体も退屈な展開として放送された。終盤にはフェルナンド・アロンソがフェラーリのルイス・ハミルトンに迫る場面もあったが、それもほとんど映されなかった。

    一方で放送の多くは、マックス・フェルスタッペンとランド・ノリスの2位争いに割かれていた。

    レース中の映像は各国の放送局ではなく、F1が統括するワールドフィードによって一括管理されている。近年は、ガレージ内での恋人や家族、セレブリティのリアクションを映すカットが頻繁に挿入されるようになっているが、サインツはこれを「時代遅れの演出」だと批判した。

    「こういう映像が流行った時期もあったと思う。視聴者が僕たちの彼女や有名人を見るのを面白がっていた時代がね」とサインツはスペインのラジオ番組『El Partidazo de COPE』に語った。

    「オーバーテイクや緊張した場面でリアクションを映すのは理解できる。でもそれは“競技を尊重する”という前提のもとでやるべきだ。レースの重要な瞬間は常に映してほしい」

    「先週末は、僕が終盤にした4〜5回のオーバーテイクのどれも放送されなかった。フェルナンドがルイスを追っていた場面もそうだ。本当に多くの瞬間を逃していた」とサインツは続けた。

    さらに、F1は「スポーツ」と「ショー」の境界線を見直すべきだと訴える。

    「セレブや恋人を映すのはいいけれど、主軸を見失ってはいけない。彼らを映しすぎなんだ」と語った。

    「パドックにはVIPが多すぎて歩けないこともある。だから僕たちはバイクやスクーターで移動しているんだ。そうしないと身動きが取れないくらいだよ」

    F1は次戦、10月19日にアメリカ・オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで開催されるアメリカGPに臨む。

    放送演出とスポーツ性のバランス──サインツの批判が示す課題
    今回のサインツの発言は、F1の「スポーツ」と「ショー」の境界が揺らいでいる現状を象徴している。Netflixの『ドライブ・トゥ・サバイブ』以降、F1はドラマ性を強調する方向へ舵を切ったが、その副作用として純粋なレース映像の欠落が目立つようになった。

    特に、静かな展開のレースでは、演出としてガレージやVIP席のリアクション映像を多用する傾向がある。しかし、それが競技としての緊張感やドライバー同士の攻防を伝える妨げになっているとすれば本末転倒だ。

    サインツが指摘したのは「F1が何を見せたいのか」という根本的な問題である。ファンは華やかなパドックの裏で起きているドラマよりも、トラック上のリアルな戦いを求めている。

    この発言は、エンターテインメント性を重視する現代のF1に対し、ドライバー自身が“原点回帰”を促す警鐘とも言えるだろう。

    Source: ESPN

  • カルロス・サインツJr.の幸運のお守り ウィリアムズF1「スパークルズ」商品化

    カルロス・サインツJr.の幸運のお守り ウィリアムズF1「スパークルズ」商品化

    ウィリアムズF1チームは、若いファンのテア(Thea)からカルロス・サインツに贈られたユニコーンのステッカー「スパークルズ(Sparkles)」をモチーフにした新たなマーチャンダイズ・コレクションを発表した。このシリーズは話題を呼び、すでに一部アイテムは完売している。チームは、売上の一部をテアとその家族に寄付することを明らかにした。

    9月13日に投稿されたSNS動画で、サインツとチームメイトのアレックス・アルボンはファンからの質問に答えた。

    ファンの少女テアは「おもちゃのユニコーンの名前を“スパークルズ”か“スプリンクルズ”のどちらにすべき? そして残りのシーズンでヘルメットにユニコーンのステッカーを貼ってくれる?」と質問。サインツは笑顔でこれに同意した。

    サインツはその約束を守り、アゼルバイジャンGPのバクー・シティ・サーキットに「スパークルズ」のステッカーを貼ったヘルメットで登場した。レースではウィリアムズ加入後初の表彰台を獲得し、チームはこの“ステッカーの力”を象徴的に取り上げた。

    チーム代表のジェームス・ボウルズはレース後の動画でトロフィーを手にしながら、「もうひとつ特別なことがある。これ(ステッカー)も少しは関係しているはずだ。だから、しばらくはこのままにしておこう」と語った。これに対しサインツも「少なくともシーズンの終わりまでは続けるよ」と応じた。

    31歳のサインツはその後も約束を守り、シンガポールGPでもステッカーを貼ったヘルメットで出走。最後尾スタートから10位入賞を果たした。

    ウィリアムズの「スパークルズ」コレクションには、ピンク、ホワイト、ブルーの3色を基調にした6種類のTシャツがラインナップされている。商品説明には「サーキットと表彰台で見られた“スパークルズ・ザ・ユニコーン”が、アトラシアン・ウィリアムズ・レーシングのコレクションに華やかにデビュー。収益の一部はテアとその家族に寄付されます」と記されている。

    サインツは現在、2025年シーズンのドライバーズ選手権で12位につけており、残り6戦を迎えている。


    関連:カルロス・サインツJr. ウィリアムズF1初表彰台の裏に「ユニコーンのお守り」

  • カルロス・サインツJr. 圧巻の走りで10位入賞「唯一前に進めたクルマだった」

    カルロス・サインツJr. 圧巻の走りで10位入賞「唯一前に進めたクルマだった」

    カルロス・サインツJr.は、シンガポールGPを10位でフィニッシュし、控えめながらも満足げな笑みを浮かべた。土曜夜の時点ではグリッド20番手、実際のスタートは18番手。そこから苦しいレースが続いたが、終盤にようやく光が見えた。

    スタートからなんと52周にわたってミディアムタイヤを使い続け、背後の速いマシンを抑えきる。終盤10周を残してピットインすると、そこからは怒涛の追撃を開始した。

    ピットアウト時は15番手で、前にはストロールがいた。サインツは53周目にカナダ人を抜いて14番手、54周目にボルトレトを抜いて13番手、55周目にはコラピントを抜いて12番手に浮上。そして60周目には角田裕毅とアイザック・ハジャーを立て続けにオーバーテイクし、ついに10位に食い込んだ。まさに圧巻の走りだった。

    「そうだね、本当に少し予想外のレースだった。正直、朝の時点ではセーフティカーが出るかとか、雨が降るかとか、いろいろ様子を見ていたんだ。結局はドライの退屈なレースになったけど、レースペースがとても良くて、ミディアムを誰よりも長く引っ張ることができた。その間、後ろのフレッシュなタイヤを履いたクルマを抑えながら、ソフトに履き替えた後は飛ぶようなペースで走れて、5〜6台を抜いてポイント圏内に入ることができたんだ」とサインツはDAZN F1に語った。

    カルロス・サインツJr. ウィリアムズ・レーシング シンガポールGP

    サインツは長い最初のスティントの厳しさも認めた。「50周──正確に何周走ったかわからないけど──ミディアムで走るのは簡単じゃなかった。最後の方はフレッシュタイヤのベアマンやフェルナンド(アロンソ)が後ろに迫っていて、本当に厳しかった。でもすべてをコントロール下に置いて、ソフトに替えるタイミングを待ち、それで追い上げができたんだ」と説明した。

    「そう、本当に難しかった。シンガポールではいつもリアタイヤに苦しむけど、最初はかなり落ち着いて走るようにして、それがレースの鍵になったと思う。50周もの間ミディアムで走ってもペースを失わなかった。シーズンを通してずっとそうだけど、今回もすごくいいレースペースと予選ペースを見せられた。やっとそれを結果につなげることができたんだ。たぶん今日、グリッド中で唯一、前に進めたクルマだったと思う。ミッドフィールドの位置からこれだけ順位を上げるのは簡単じゃないけど、それをやってのけた。セーフティカーもない普通のレースで8台抜いたんだ」と胸を張った。

    そして、土曜の失格を受けての10位には安堵の表情も見せた。「昨日の失格を考えれば、チームにとって重要な結果だと思う。シーズン終盤のこの時期は、1ポイントでも大事だからね。今日はアストンマーティンやレーシングブルズより前でフィニッシュできたし、スタート位置を考えればダメージを最小限に抑えられた。しかもシンガポールみたいにオーバーテイクが難しいサーキットでね」とサインツは締めくくった。

  • ウィリアムズ DRS違反でアルボンとサインツがF1シンガポールGP予選失格

    ウィリアムズ DRS違反でアルボンとサインツがF1シンガポールGP予選失格

    アレクサンダー・アルボンとカルロス・サインツは、ウィリアムズのマシンにおける技術的違反により、F1シンガポールGPの予選結果から失格となった。

    アルボンとサインツは、マリーナベイ・ストリート・サーキットで行われた土曜夜の予選でそれぞれ12位と13位につけていたが、チームが予選後の検査に不合格となったため、その順位は抹消されることになった。

    FIA F1テクニカルデリゲートのヨー・バウアーは報告書で「カーナンバー23(アルボン)および55(サインツ)のリアウイング上部可動エレメントの位置を確認したところ、リアウイング外側部分の両サイドで最大制限値85mmを超えていた」と述べた。

    これはテクニカルレギュレーション第3.10.10(g)条に違反するものであり、同条項はDRS(ドラッグ・リダクション・システム)に関する規定を定めている。

    その条文には「DRSが作動状態にあるとき、リアウイングの2つの断面の間隔はスパン全体にわたり9.4mmから85mmの間でなければならない」と明記されている。

    このようなケースでは標準的な手続きとして、スチュワードが後にアルボンとサインツの失格を正式に確認した。

    スチュワードの発表には「予選後の車検において、両マシンのリアウイングがテクニカルレギュレーションに適合していないことが判明した。DRS作動状態でのリアウイング上部エレメントの調整位置が、外側部分の両サイドで最大値85mmを超えていた」と記されている。

    さらに聴聞会でチームは次のように説明した。

    「予選前に自チームで測定した際は許容範囲内であると確認していたが、FIAが行った測定では規定を超える数値が確認された。したがってリアウイングは規定寸法に適合していなかった。測定手順、方法論、使用された計測機器の精度について異議はなく、FIAの測定結果を全面的に受け入れる」

    スチュワードはこれを受け、「技術的違反に対して標準的に適用されるペナルティを科す」と結論づけた。

    ウィリアムズ F1 シンガポールGP両ドライバーは決勝への出走を許可されているが、全ドライバーの最後尾からのスタートとなる。

    ジェームス・ボウルズ「チームにとって非常に残念」
    失格が正式に確認された後、ウィリアムズのチーム代表ジェームス・ボウルズは声明を発表した。

    「予選後のFIA車検で、我々の2台のリアウイングがDRSスロットギャップ検査に不合格となり、その結果アレックスとカルロスは予選失格となった。これはチームにとって非常に残念な結果であり、原因の究明を急いでいる。性能上の利点を得ようとしたわけではなく、当日の自社チェックでは合格していたが、最終的な判断はFIAの測定であり、その結果を完全に受け入れる」

    「我々はこの週末、ポイントを獲得できるだけの競争力を持ったマシンを用意しており、明日のレースではグリッド最後尾から全力で巻き返す。今後このようなことが二度と起こらないよう、すぐに社内プロセスを見直すつもりだ」

    今回のウィリアムズ勢のダブル失格は、前戦アゼルバイジャンGPでのエステバン・オコン(ハース)の失格に続くもので、オコンも同様に予選後のリアウイング検査で違反が発覚していた。

  • カルロス・サインツJr. 2027年にフェラーリ復帰報道 ルクレール移籍の可能性

    カルロス・サインツJr. 2027年にフェラーリ復帰報道 ルクレール移籍の可能性

    カルロス・サインツJr.が、2027年のF1シーズンにフェラーリへ復帰する可能性があると報じられている。これは、シャルル・ルクレールが他チームへの移籍を模索していると伝えられることに起因している。ルクレールのマネジメントは、アストンマーティン、マクラーレン、そしてメルセデスと接触していると報じられた。

    ルクレールは2019年にフェラーリに加入して以来、常に強力な速さを示してきたが、未だにワールドチャンピオンを獲得できていない。

    チームはここ数年、優勝争いできるマシンを提供できておらず、彼の最高成績は2022年シーズンにマックス・フェルスタッペンの後ろでランキング2位に終わったことだ。

    シーズンを追うごとにフェラーリの調子が下降傾向にあるなか、ルクレールは他チームとの接触が報じられている。具体的には、2026年に大きな改善が期待されるアストンマーティン、現在グリッドを支配しているマクラーレン、そしてフェラーリの直接のライバルであるメルセデスが含まれている。

    報道ではさらに、もしフェラーリが2027年シーズンに競争力あるマシンを提供できなければ、ルクレールはチームを離れる可能性があり、その場合カルロス・サインツにシートが開かれるとされている。サインツは今季、ルイス・ハミルトン加入に伴いチームを離れていた。

    「チームを前進させるのが得意だ」ウィリアムズでの役割に専念するサインツ

    カルロス・サインツは今シーズン、フェラーリとの契約終了後にウィリアムズ・レーシングへ移籍した。そこで彼は一貫して安定した競争力を示し、チームにとって重要なポイントを獲得した。特にバクーでは表彰台を獲得し、ウィリアムズにとって2016年以来初めてとなるシーズン100ポイント超えを達成させた。

    長年低迷していたチームは、サインツの加入で競争力を取り戻しつつあり、彼自身もその先を見据えている。メディアに対し、サインツはチームへの献身を強調し、それが自分にとっての「人生のプロジェクト」であると語った。

    「僕にとって正当性の証明というのは、ウィリアムズに移籍したこと自体ではない。僕は常にこのプロジェクトを信じていたし、何度もそう言ってきた。これからも言うけれど、これは僕の人生のプロジェクトなんだ」とサインツはSky Sports F1に語った。

    彼はさらにこう続けた。
    「もしウィリアムズを再び競争力のあるチームに引き上げ、レースで勝てるようにすることができたなら、それが僕にとってすべてなんだ。そのためにこれからの3年間、人生のすべての努力を注ぎ込み、コミットしていくつもりだ。そして僕にはそれができると分かっている。僕はチームを前進させるのが得意だと思っているからね」

    カルロス・サインツのフェラーリ時代の貢献も大きかった。安定したパフォーマンスでチームに勢いをもたらし、常にトップ争いの中に身を置いてきた。その姿勢はウィリアムズでも如実に現れており、現在チームはコンストラクターズ選手権で5位につけている。