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  • フェラーリ F1からインスピレーションを得た新型スーパーカー「F80」を発表

    フェラーリ F1からインスピレーションを得た新型スーパーカー「F80」を発表

    フェラーリは、F1からインスピレーションを得た新型スーパーカー『フェラーリF80』を発表した。これは288GTOからラ・フェラーリまで系譜を受け継ぐ6番目のモデルである。

    F80はV型6気筒エンジンと3つの電気モーターを搭載し、合計1184馬力を発生する。生産台数は799台のみで、2026年初頭に顧客に届く予定である。

    フェラーリEビルの外には、フェラーリが建てる建物の最高の高さを示す赤く塗られた煙突がある。これは、イタリアのマラネロという町への敬意を表したものであり、フェラーリが物理的にその町を支配することに消極的であることを示している。

    フェラーリを謙虚なブランドだとは考えない人が多いので、これは直感に反するランドマークである。特に、288GTOからラ・フェラーリまで、他の車よりもスーパーカーは、すべて少量生産で、その時代におけるF1にインスパイアされたパフォーマンスを披露することを目的としていた。この輝かしい短い歴史に、公道走行性能に関するフェラーリのあらゆる知識を結集した1184馬力の2026 F80が加わる。煙突から赤い煙を吐き出せ。これはイベントだ。

    フェラーリF80 エンジン

    パワーの変化
    F80の直近の2つの先代モデルであるエンツォとラ・フェラーリはV12エンジンを搭載していたが、F80の内部燃焼エンジンは、回転数上限が9200rpmの3.0リッターV6エンジンである。なぜなら、F1では現在V6エンジンが使用されており、フェラーリは120度V6エンジンをフラッグシップの動力源と見なしているからだ。この車はノスタルジーにはこだわっていない。電気ターボチャージャーによるゼロ・ラグアシストにより、単独で888馬力と627ポンドフィートのトルクを生み出す。さらに296馬力は、フロントアクスルに2つ(トルクベクタリングが可能)、エンジンと8速デュアルクラッチ式オートマチックトランスミッションの間に1つ、合計3つの電気モーターによって生み出される。

    しかし、1184馬力の車としては不思議なことに、4桁の出力はF80の最も優れた性能ではない。

    その栄誉はダウンフォースの数値にこそあると言えるだろう。155mphで2315ポンドのダウンフォースという途方もない数値だ。 これほどまでにクリーンで洗練された車が、マクラーレン・セナやダッジ・バイパーACRのような大きな翼を持つ変異体よりも多くのダウンフォースを生み出すのはなぜだろうか? それは、アクティブエアロダイナミクスが搭載されており、ハイダウンフォースモードでは、そのリアウィングが11度の角度でスリップストリームに向かって持ち上がるからだ。そして、車の下には、慎重に成形されたカーボンファイバー製フロアパネルや、広大なリアディフューザーなど、目に見えない部分にもすべてが備わっている。

    どんなスーパーカーも、フェンダーを付けたF1カーだと言うのは陳腐な表現だが、F80の車体下部だけを壁に飾って見ると、まるでオープンホイールカーの車体のように見える。あるいは、それはあなたが出会いたくない地球外生物の脱皮後の甲羅なのかもしれない。 整然としたオーバーハングの世界では、F80の最初の約2フィート半は冷却とダウンフォースに専念しており、車の下からフロントガラス上部に空気が流れるようになっている。つまり、フロントエンドは巨大な翼を隠している。

    ボンネット全体を覆う黒いマスクと、擬人化された解釈を拒むヘッドライトを備えた独特な外観である。フェラーリのチーフ・デザイン・オフィサーであるフラビオ・ベルトンは、ヘッドライトとグリルが与える「2つの目、1つの口」という人型的な外観をあえて避け、より奇妙で魅力的なデザインを採用したと語る。

    「この車はSFからインスピレーションを得ている」と彼は言う。

    フェラーリ F80 フロント

    アクティブサスペンション
    従来の手法への嫌悪は、サスペンションにも及んでいる。サスペンションには、快適な乗り心地を提供しながら、高速走行時のレーシングカーのダウンフォースに対処するという、一見両立しそうにない目標が課せられている。時速150マイルで走る屋根の上に座っている見えない象をどうやって制御するのか?フェラーリは、マルチマティック社の48ボルトアクティブサスペンションによってこのジレンマを解決したと約束している。このシステムは、低速でのスピードドライブではリラックスし、高速では1トンを超えるダウンフォースを補うために硬くなる。また、このシステムは、状況に応じて最も有利な姿勢と車高を維持することで、車の空力要素が最大限に効果を発揮するよう努めている。

    関連する機能として、ドライバーがリアウィングを手動で展開することはできない。車が最適な状態を把握しており、必要なときにウィングを上げるが、それは時速37マイル以上の場合に限られる。そのため、17マイルドライブやA1Aで高ダウンフォースモードを誇示したい場合は、ある程度の速度を維持する必要がある。空気抵抗を減らしたい場合は、ウイングを折りたたむことで、最高速度217マイル(約350キロ)を謳うことができる。ただし、これは電子制御による制限速度である。

    幸運な2人の人間が乗れる
    F80の派手なパフォーマンスのスリル、すなわち、時速62マイルまで2.15秒、時速124マイルまで5.75秒で到達する性能を幸運な2人の人間が共有できるが、フェラーリはそれについて議論があったと主張している。本質的には、一方にはレースカーのロマンを体現する理想のシングルシーターがあり、他方には現実がある。フェラーリの上流階級の顧客も、とんでもない車を運転する時には誰かと一緒にいたいと思っている。だから、F80は2人乗りだが、運転席と助手席の位置が少しずれているという変わった作りになっている。

    助手席は後方に位置し、カーボン製バスタブに追加されたパッドの上に座り、シートベルトを締める。一方、ドライバーは前方に座り、調整可能なシートに座る。この違いは、誰がこの車の費用を支払ったのかを効果的に示すものだ。身長180cmの人物は助手席に座ることができるが、窮屈だ。ドライバーズシートはそれよりも背の高い人物にも対応できるが、おそらくあまり背が高くない人物に限られるだろう。特にヘルメットを着用する予定がある場合は。

    微妙な左右非対称は、腰と肩の位置を微妙に変えることを意図したものだが、ここでいう数インチとは、コックピットがラ・フェラーリよりも2インチ狭いことを指している。リアバルクヘッドは左右とも同じなので、背の高いドライバーは助手席側の処理(バスタブをシートとして使用)を求めることができるだろう。助手席側のバスタブはフットボックスが短くなっているが、フットウェルの前方には空きスペースがあるように見える。しかし、まあいいだろう。ビクター・ウェンバニヤマにはF80は用意されていない。

    フェラーリ F80 インテリアフェラーリF80 シート

    ホイールへの特別な配慮
    資金力のある顧客は、座席配置の変更を交渉できるかもしれないが、F80のホイールをセンターロック仕様にするのは無理だ。それには十分な理由がある。センターロックではパフォーマンスが向上しないからだ。デザイン担当のマッツォーニは審美性を考慮して5本スポークのホイールを希望し、一方、製品開発担当のジャンマリア・フルゲンツィ氏は最高のパフォーマンスを求めてカーボンファイバー製ホイールを希望した。F80の強大なパワーに耐える5本スポークのカーボンホイールを開発するだけでも大変な作業であり、センターロックにするなどということは考えられなかった。そのため、F80には5つのラグナットを備えたハブが採用されている。つまり、3フィートのトルクレンチを使わなくてもタイヤ交換ができるということだ。

    ブースト最適化モードを使用する予定のオーナーは、新しいタイヤを1セット用意しておくのが良いかもしれない。このモードはトラックをマッピングし、最も必要とされる場所に自動的に最大の電気的アシストを展開する。そんなことはどうせするんでしょ?いいえ、なぜなら高電圧バッテリーは比較的小さく、2.3kWhしかないため、予選ラップを走る場合は、できるだけバッテリー残量を減らしておきたいからだ。コース上での予選モードでは、まさにそのようなことが起こる。少なくとも、最初の偵察ラップの後には。

    フェラーリ F80

    フェラーリ・フォーエバー
    バッテリーについて言えば、フェラーリはバッテリーの有限な寿命を認識しており、その問題に対処する計画を持っている。「フェラーリ・フォーエバー」と名付けられたプログラムにより、同社は今後数十年にわたって高電圧の交換用バッテリーを提供していく計画である。すでに、内部には新しいセル技術が採用されているものの、古いケースと仕様に対応するラ・フェラーリ用の交換用バッテリーが設計されている。F80の購入者は心配しなくていい。フェラーリは、マッドマックスのエキストラのように、廃品置き場で使い古された高電圧セルを探してさまようようなことはさせないだろう。

  • マクラーレン 新型スーパーカー「W1」を発表 「F1」「P1」の後継車

    マクラーレン 新型スーパーカー「W1」を発表 「F1」「P1」の後継車

    マクラーレンは、新型スーパーカー『W1』を発表。プラグインハイブリッドV8パワートレインとF1からインスピレーションを得た空力要素により、W1はコース上での真のモンスターとなるだろう。

    マクラーレンは、象徴的なF1やハイブリッドのP1に示されるように、限界を超えるパフォーマンスマシンを製造してきた歴史を持つ。新型マクラーレンW1の登場は、ブランドの伝説的な1シリーズへの最新の参入を意味する。

    1258馬力を誇るプラグインハイブリッドのW1は、マクラーレン史上最もパワフルな車である。先代P1と同様、W1も極めて限定生産される予定で、その数はわずか399台であるが、すでにすべて予約済みである。

    マクラーレンは、W1に素晴らしいパフォーマンスを与えるために全力を尽くした。途方もなく高い馬力に加え、同社はF1レースプログラムから技術を採用し、ハンドリングと高速安定性を向上させた。アクティブエアロダイナミクス要素には、11.8インチ後方に伸びるリアウィングが含まれ、2205ポンドのダウンフォースを実現する。

    レースドライブモードでは、W1の最もアグレッシブなセットアップが起動し、フロントサスペンションが1.5インチ、リアサスペンションが0.7インチ低くなり、車がトラック表面にできるだけ近づく。W1は最も軽い状態で約3300ポンドの重量になると見られ、マクラーレンが主張するクラス最高のパワーウェイトレシオを実現する。

    マクラーレン・W1

    プラグインハイブリッドパワー
    W1のツインターボ4.0リッターV8エンジンは、マクラーレンにとって新しいエンジンである。高出力のこのエンジンは、フラットプレーンクランク設計を採用し、9200rpmまで回転し、単独で916馬力を発生する。このガソリンエンジンは、342馬力のラジアル磁束式電気モーターと組み合わされ、合計で1258馬力、988ポンドフィートのトルクを生み出す。このパワーは、8速デュアルクラッチ式オートマチックと電子制御ディファレンシャルを介して後輪に伝達される。マクラーレンによると、W1は時速60マイルまで2.7秒で到達し、186マイルまで12.7秒未満で到達する。 671馬力のマクラーレン・アルトゥーラは、60マイルまで2.6秒で到達したことを指摘しておくべきだろう。 後者の時間は、マクラーレン・スピードテールよりも速いと言われている。 そして、この新型車の最高速度は217マイルである。

    1.4kWhの小型バッテリーが電気モーターに電力を供給する。マクラーレンは、レベル2の車載充電器で22分でバッテリーを80%まで充電できるとしている。電気のみでの走行可能距離は約3.2kmと短いものの、このPHEVは最大加速性能に重点を置いている。マクラーレンは、軽量化のために驚くべき手段も講じている。例えば、W1のエンジンベイにはオルタネーターやスターターモーターが搭載されていない。これらの機能はハイブリッドシステムの電気モーターが担っているからだ。

    Mclaren W1

    シャシーの魔法
    W1の構造全体にわたってカーボンファイバーが多用されていることも、軽量化に役立っている。レースアクティブシャシーコントロールIIIと呼ばれるアクティブサスペンションシステムが標準装備されており、サスペンションの硬さとステアリングの感触を変化させる、コンフォート、スポーツ、レースの3つのドライビングモードを備えている。

    マクラーレンによると、フロントサスペンションにはチタン製バーと3Dプリント製アップライト、コントロールアームが採用されており、後者はさらなる軽量化を目指して設計されている。リアサスペンションのヘビーバーには、正確な制御を行うためのアクティブリンクが採用されている。

    W1の4隅には、15.4インチのカーボンセラミック製ブレーキローターが備わっている。フロントディスクは鍛造モノブロック6ピストンキャリパーで挟み込み、リアは4ピストンユニットで固定する。19インチのフロントホイールと20インチのリアホイールには、標準のピレリPゼロRタイヤが装着されているが、よりグリップ力の高いトロフェオRSラバーに交換することも可能だ。

    マクラーレン W1

    トラックタイム
    W1は公道走行可能なハイパーカーであるが、レースを念頭に置いて開発されている。マクラーレンは、W1が同社の最新軽量スーパーカーであるセナよりもナルド・リファレンス・サーキットを3秒以上速く周回したと述べている。

    レースモードでは、2つのパワートレイン設定が用意されている。GPとスプリントだ。スプリントでは、予選のように1周の間、eモーターの性能を最大限に引き出す。一方、GP設定では、電気モーターのエネルギーの使用と回収のバランスを調整することで、レース中、安定した再現可能な性能を発揮する。W1のレースをイメージしたステアリングホイールには、短時間加速力を高めるボタンと、リアウィングを調整して一時的に空気抵抗を減らすボタンが2つある。

    マクラーレンW1

    インサイドストーリー
    2人乗りのコックピットはかなり質素だが、W1で長距離ドライブをしようという場合でも、ここが罰ゲーム用のスペースになることはないだろう。シートは固定式だが、ドライバーはペダルの位置を快適になるよう調整できる。軽量素材のInnoKnitがインテリアの大部分を覆っており、マクラーレンのパーソナライゼーションプログラム「MSO」を通じて、さまざまな色や質感から好みの素材を選ぶことができる。

    ダッシュボードの8.0インチタッチスクリーンにはApple CarPlayが搭載され、デバイス接続と充電用にUSB-CとUSB-Aの両方のポートが用意されている。Bowers & Wilkinsのステレオシステムも利用可能だ。マクラーレンによると、シート後部の4立方フィートのラゲッジシェルフには、週末用のバッグ2個またはレーシングヘルメット2個を収納できるという。W1の幸運なオーナー399人が荷物をあまり持たない人たちであることを願う。

    W1のベース価格は210万ドルからと高額であるため、お金の使い方は軽率ではないだろう。マクラーレンMSOプログラムによるカスタマイズは、その出費にさらに大きな金額が上乗せされることは確実だが、W1のように希少で高性能な車であれば、多くの購入者は追加料金を支払ってでも自分の車にしたいと考えるだろう。

  • F1エンジン搭載メルセデスAMG ONE ニュルの市販車最速タイムを再び更新

    F1エンジン搭載メルセデスAMG ONE ニュルの市販車最速タイムを再び更新

    メルセデスAMG ONEは、ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェで再びその優位性を証明し、市販車としての自身のラップレコードを更新した。メルセデスAMGのブランドアンバサダーであり、DTMドライバーのマロ・エンゲルが運転したこのハイパーカーは、驚異的なラップタイム6分29秒090を記録し、従来の記録を5秒以上も上回った。この偉業により、AMG ONEは、伝説のトラックで6分30分の壁を破った初のロードカーとなり、スーパー・スポーツカー・クラスのリーダーとしての地位を不動のものとした。

    この記録破りの偉業は、メルセデスAMGチームがひたむきにパフォーマンスを追求してきたことの証である。メルセデスAMG社の最高経営責任者であるミヒャエル・シーベは、チームの功績を誇りに思うと述べた。

    「我々は公道用車両の記録を約2年間保持してきた。しかし、AMGでは常に、最大限、あるいはそれ以上の可能性の限界に挑み続けている。だからこそ、今回もまた、唯一無二のAMG ONEで何が可能かを示したのだ。チーム全員が努力と献身の成果を手にした。このチームの奮闘と素晴らしい記録に誇りを持っている。今回もまた、我々はAMGの精神と専門性を印象的に示した]

    マロ・エンゲルも同じ意見で、チームの献身とAMG ONEの卓越した能力を認めた。

    「2年前はコンディションが理想的ではなく、トラックの一部はまだ少し湿っていました。私たちはもっとできると分かっていましたし、それを示したかったのです。今日、私たちはAMG ONEの最大限のポテンシャルを発揮することができました。アファルターバッハのチーム全員に感謝します。このようなユニークな車でこの記録ラップを走ることができて、とても嬉しく光栄に思います」

    メルセデスAMG ONEは、F1のハイブリッド駆動技術を公道に導入した驚異的なテクノロジーである。そのパワートレインは、1.6リッターV6ハイブリッドガソリンエンジンと4つの電気モーターで構成され、合計出力は1,049hp(782kW)である。これにより、このハイパーカーは最高速度352 km/h(218 mph)を達成できる。強力なハイブリッドシステムに加え、AMG ONEは、カーボンファイバー製モノコック、アクティブエアロダイナミクス、プッシュロッド式シャシーなどの先進的な機能を備えている。

    記録挑戦では、このAMG ONEに、この車のために特別に開発されたミシュランのPilot Sport Cup 2 R MOタイヤが装着され、「レース・プラス」ドライブプログラムが使用された。このプログラムは、最大限の空力特性を発揮し、車高を低くし、ハイブリッド駆動システムのフルパワーを引き出す。また、コーナーでのダウンフォースを維持しながら直線での速度を最大限に高めるために、DRS(ドラッグ・リダクション・システム)も戦略的に使用された。

    AMG ONEのF1由来のEパフォーマンス・ハイブリッド・ドライブ・システムは、エンジニアリングの傑作である。ブリックスワースのメルセデスAMGハイパフォーマンス・パワートレインとの共同開発により、高度に統合され、インテリジェントにネットワーク化されたユニットが実現した。このシステムには、レスポンスと加速を大幅に向上させる電気ターボチャージャーと、161hp(120kW)の追加出力を提供するMGU-K(運動用モータージェネレーターユニット)が搭載されている。

    F1の技術を応用したこのハイパーカーの高性能リチウムイオンバッテリーは、容量8.4kWhを誇り、11.2マイル(18.1キロメートル)の完全電気走行が可能である。このバッテリーは革新的な直接冷却方式を採用しており、最適な温度と性能を確保している。

    メルセデスAMG ONEがニュルブルクリンク北コースで記録したラップタイムは、その最先端技術、卓越した性能、そしてメルセデスAMGチームの献身の証である。この偉業は、AMG ONEが真のハイパーカーであり、フォーミュラ1™の技術を公道に導入した先駆者であるという地位を確固たるものにする。

    主なハイライト
    ニュルブルクリンク北コースのラップレコード更新:12.944マイル(20.832キロメートル)のニュルブルクリンク北コースで6分29.090秒を記録。
    初の6分30秒切り:AMG ONEは、量産車として初めてこの偉業を達成した。
    F1テクノロジー:ハイパーカーは、F1™由来の先進的なハイブリッドテクノロジーを採用。
    最適なコンディション:記録ラップは、ドライコンディションのトラックで、気温59°F(空気)、68°F(アスファルト)のコンディションで達成された。
    戦略的なエネルギー管理:マロ・エンゲルは、AMG ONEのエネルギーフローコントロール(EFC)システムと「リフト・アンド・コースティング」テクニックを巧みに活用し、電気エネルギーを最大限に活用した。

  • マクラーレン 新型スーパーカー「W1」の発表を予告 「F1」「P1」の後継車

    マクラーレン 新型スーパーカー「W1」の発表を予告 「F1」「P1」の後継車

    マクラーレン・オートモーティブは、伝説の「1」シリーズの素晴らしい物語の次の章を発表した。『マクラーレン W1』と名付けられた新しいスーパーカーは、2024年10月6日(日)の英国標準時 13:00 に公開される。

    『W1』という名前はマクラーレンの世界選手権への考え方を記念するものであり、公開日はマクラーレンが初めてF1コンストラクターズ世界選手権で優勝し、エマーソン・フィッティパルディがマクラーレンで1974年の世界ドライバーズ選手権で優勝してから50周年を記念する日となる。

    マクラーレン W1 は、象徴的な マクラーレン『F1』と時代を定義したマクラーレン『P1』の後継車となる。

    「マクラーレン W1 は、本物のスーパーカーの原理に基づいて定義され、マクラーレン スーパーカーの究極の表現です。マクラーレンの豊かなレースの歴史と世界選手権の精神から生まれた W1 は、パフォーマンスの限界を押し広げ、『1』の名にふさわしいものです。その先代である F1 やマクラーレン P1 と同様に、W1 は本物のスーパーカーのルールブックを定義します」
    マクラーレン・オートモーティブ CEO、マイケル・ライターズ

  • トヨタ 2025年型「GRスープラ GT4 EVO2」を発売

    トヨタ 2025年型「GRスープラ GT4 EVO2」を発売

    TOYOTA GAZOO Racing(TGR)は、世界中のレーシングチームやドライバーからの多くのフィードバックを活用し、パフォーマンス、信頼性、操作性を向上させた「GR Supra GT4 EVO2」を8月22日より発売した。

    2020年のGRスープラ GT4発売以降、レース運営者やカスタマーに支えられたことで累計販売台数1は120台に到達した。レーシングチームやドライバーの皆様の活躍により、これまで11の国や地域のGT4シリーズ戦、および国際レースで勝利、500回以上表彰台を獲得しており、アジア、アメリカ、ヨーロッパの3地域でクラス別シリーズチャンピオンになっている。

    2023年シーズンの「GR Supra GT4 EVO」へのアップデートでは、ブレーキ、ハンドリング、エンジンのパフォーマンスを向上させ、様々な経験レベルのドライバーにとって運転しやすいクルマに仕上げた。

    しかし、「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」に終わりはなく、その後も世界中のレース現場へ赴き、レーシングチームやドライバーの皆様よりレースという極限状態でしか得られない貴重なフィードバックを直接受けた。そうした意見を開発に生かす「ドライバーファーストのクルマづくり」を進め、2025年シーズンには、さらにパフォーマンス、信頼性、操作性を向上させた「GR Supra GT4 EVO2」を導入する。

    具体的には、タイヤの種類、摩耗状況やコースコンディションに応じて最適なブレーキング、およびコーナリングができるように、様々なドライバーの日欧サーキットでの走り込みを通じてABSのマップをきめ細やかに再チューニングした。

    加えて、ソフトのアップデートにより回転数制御のさらなる見直しを行うことでシフトダウン時間を短縮した。これによりブレーキング時の減速コントロール性を改善し、コーナリングスピードの向上につなげている。

    また、エンジン、ブレーキ、ドライブトレーンの各冷却性能の向上に加え、コックピット温度の最適化を図ることで、過酷なコンディションでも運転しやすく、高いパフォーマンスを維持し続けられように改善した。

    これらの改良により、プロドライバーだけでなく、世界中のGT4レースに意欲的に参戦するアマチュアドライバーも運転しやすいクルマに仕上げている。

    「GRスープラ GT4 EVO2」は2025年1月、デイトナ24時間レース併催のIMSAミシュラン・パイロット・チャレンジの第1戦で世界デビューする。

    各地域におけるGT4車両の販売及びカスタマーサポート(スペア部品の販売やお客様への技術サポート)は、欧州はTOYOTA GAZOO Racing Europe GmbH、北米はTRD U.S.A., INC.、日本・アジアは株式会社 トヨタカスタマイジング&ディベロップメント、中国はToyota Motor (China) Investment Co., Ltd.が担当する。

    GRスープラ GT4 EVO2

  • レッドブルF1 エイドリアン・ニューウェイが手掛けたRB17の価格は12億円

    レッドブルF1 エイドリアン・ニューウェイが手掛けたRB17の価格は12億円

    レッドブルF1は、新たに発表されたハイパーカー「RB17」の価格が、600万ポンド(約12億3000万円)という途方もない数字であることを確認した。

    レッドブル・RB17は、金曜日にグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで正式に発表された。有名なF1カーデザイナーであるエイドリアン・ニューウェイが手掛けたRB17は、最高速度350km/hに達することができ、15,000rpmまで達するV10エンジンを搭載している。

    メディアから、RB17の価格について質問を受けたレッドブルF1のチーム大補油クリスチャン・ホーナーは、「600万ポンド弱」だと明言した。

    さらにホーナーは「所有者のリストには、象徴的なオーナーが何人かいる」と付け加え、将来この車がサーキットを走る可能性について言及した。

    「どのカテゴリーでレースに出られるかはわからないが、もちろん、あのマシンがル・マンの先頭を走るのを見るのは素晴らしいことだ」

    「アストンマーティンのヴァルキリーは来年ル・マンを走ると思う。だから、もしそれが実現すれば、素晴らしい光景になるだろう」

    レッドブル・RB17 エイドリアン・ニューウェイエイドリアン・ニューイの「ユートピア」と銘打たれたRB17

    エイドリアン・ニューイは数年にわたってこの車の開発に取り組んできたが、販売されるのは関係者向け50台のみ。

    2025年初頭のレッドブル退社を前に、このマシンはニューウェイがレッドブルに関わる最後のプロジェクトのひとつとなる。

    「このマシンは、基本的にはエイドリアンのユートピアだ」とホーナーは説明する。「彼の手綱を解いたようなものだ」

    「FIAの制約もなければ、コスト上限もない。長年にわたる彼のすべてのマシンの影響が見られる。とんでもないほどのパフォーマンスだ」

    「マックス・フェルスタッペンでも、このマシンのダウンフォースレベルのようなパフォーマンスを引き出すのは難しいだろう」

    「これは、エイドリアンがチームとともに過ごした時間を祝うためのものだ。50台という特別な車たちだ」

  • アストンマーティン F1王者アロンソの要望で誕生「ヴァリアント」を発表

    アストンマーティン F1王者アロンソの要望で誕生「ヴァリアント」を発表

    アストンマーティンは、公道仕様でありながらトラック走行を強く意識したスペシャル・エディション、ヴァリアント(Valiant)を発表。アストンマーティンのビスポーク・サービスであるQ by Aston Martinが生み出す類いまれなモデルの系譜に新たに加わる、極めて高い希少性、存在感、能力を誇るヴァリアントは、最高出力745PSの5.2リッターV12ツインターボエンジンに6速マニュアル・トランスミッションを組み合わせ、純粋なドライバーズカーにかけるアストンマーティンの献身を体現している。全世界わずか38台のみの限定生産で、グローバルの販売割り当ては既に決定している。

    ヴァリアントは、アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チームのドライバーであるフェルナンド・アロンソの「軽量で過激さを増した、レーシングカーの要素を取り入れたValourが欲しい」という個人的な依頼をきっかけに生まれた。この依頼と、アロンソの23年に及ぶF1のキャリアと限界走行への情熱に触発され、Q by Aston Martinのエキスパートたちの入念な設計と製作による厳格に台数を限定してヴァリアントが誕生した。究極のビスポーク・パーソナライゼーションを目指すQ by Aston Martinは、きめ細かいキュレーションのヴァリアントやValourなどのスペシャル・エディションを手掛けるほか、Victorのように完全に1台のみのワンオフモデルのスポーツカーの製作にも対応している。

    ヴァリアントは、究極のハイパーカーであるヴァルキリー(Valkyrie)、ブランドで最もフォーカスされたスポーツカーであるヴァンテージ(Vantag)eとその“スピードのブラザー”と称されたVantage GT3レーシングカー、そしてもちろん近日発売予定のミッドエンジン・スーパーカーであるヴァルハラ(Valhalla)といった、公道とサーキットの両方で真のドライビング・インテンシティを提供し続けてきたアストンマーティンの系譜を色濃く受け継いでいる。ヴァーラー(Valour)とヴァリアントはいずれもブランドの象徴的な伝統からインスピレーションを得てデザインされている一方で、アストンマーティンの現代的なパフォーマンスの未来に確固たる姿勢で取り組み、クラスをリードするパワーやドライビング・ダイナミクス、最先端テクノロジーを提供して真のドライビング愛好家を間違いなく魅了する。

    アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ・1チームのドライバーであるフェルナンド・アロンソは、「ヴァーラーは、アストンマーティンの110周年を華々しく祝うものであると同時に私を奮い立たせ、サーキットを重視しながらもオンロードでもスリリングなドライビングが楽しめるようなレーシングカーにインスパイアされたより過激なバージョンを作りたいと思わせてくれた。ヴァリアントは、限界走行に対する私の情熱から生まれたもので、デザインと技術仕様の両方の観点でQ by Aston Martinチームと密接に協力しながら、楽しむようにして協同した。傑作が誕生したと確信している」と語った。

    野性味あるV12エンジンには過ぎ去りし時代の荒々しいスタイルと猛烈なパフォーマンスを残し、華麗なデザインには最先端の現代的なエンジニアリングと軽量素材を取り入れている。この2つが融合したヴァリアントは、パフォーマンスと反応の限界を押し広げ、アストンマーティンの至極のドライバーズカーをさらに進化させ、激化させ、革新した。レーストラックでは本領を発揮し、公道ではスリリングな走行を実現するために誕生した。

    新しいヴァリアントについて、アストンマーティンのグローバルチーフブランド&コマーシャルオフィサーであるマルコ・マティアッチは「ヴァリアントは現代の最高傑作です。レースの伝統にインスピレーションを得て、Q by Aston MartinがF1®に刺激を受けた最新技術、異色な素材、徹底的な軽量化を駆使して生み出した。他では得られない、強烈で感動的なドライビングの実現に焦点を絞りました。パフォーマンス、トラック走行重視のダイナミクス、ハイパーカーの激烈さを究極まで融合したヴァリアントは、真のドライバーのために希少で並外れた車両を製作することに対するアストンマーティンの確固たる献身を体現しています」と述べた。

    アストンマーティンの獰猛なフロントエンジン・モデルの特別限定エディションにおける新たな最高峰として、ヴァリアントは完全公道仕様を留めつつ、サーキットで最高のパフォーマンスを発揮することを狙い開発された。異彩を放つその仕様には、純粋さを求めるドライバーは歓喜し、最も要求の厳しいドライバーも思わず感嘆の声を上げるだろう。ヴァリアントはアストンマーティンの最高出力745PS、最大トルク753Nmの驚異的な5.2リッターV12ツインターボエンジンと6速マニュアル・トランスミッションを誇り、フェード知らずの強力な制動力を発揮する、フロント410mm x 38mm、リア360mm x 32mmのカーボンセラミック・ブレーキも標準装備する。

    ヴァリアントには、本格的なサーキット走行を想定して軽量化やシャシー調整など数々のユニークな技術がちりばめられている。3Dプリンター製作のリアサブフレームを採用することで、剛性を下げることなく3kgの重量削減、同時にマグネシウム製トルクチューブによって車両中央部の質量を8.6kg削減している。フロント275/35、リア325/30のタイヤを装着する21インチの軽量マグネシウムホイールで、ステアリング・レスポンスとホイール・コントロールが向上し、バネ下重量も14kg削減する。さらに、モータースポーツ仕様のリチウムイオン・バッテリーによって11.5kgの削減も実現している。

    ヴァリアントの特徴の中でも最も影響力が高いのは、マルチマティック社製アダプティブ・スプール・バルブ(ASV)ダンパーを装着したこと。それぞれのダンパーを32の個別のダンパー・カーブのいずれかに6ミリ秒以内に同時に調整するASVシステムは、アストンマーティンのエンジニアが乗り心地とハンドリング特性をほぼ無限に調整できる最新のサスペンション技術で、これまでモータースポーツの最上位レベルでしか見ることが叶わなかった、モータースポーツ級のダンピング制御およびオペレーション制御の幅が可能になる。マルチマティック社製ASVダンパーは、最上級クラスのダイナミックで、極めて限られたモデルでの装備例しかなく、アフターマーケットでは入手できない。

    新しいサスペンションのセットアップの幅広さと、強化したエアロダイナミクスによるダウンフォースを活かすため、ヴァリアントのプリセットのドライビングモード(Sport、Sport+、Track)はそれぞれが再キャリブレーション済みで、ドライバーは車両性能を最大限引き出すことができる。マシンとの一体感、一貫性、信頼感を主な特徴としてマシンと密接な絆を築くことで、ヴァリアントの豊富なパフォーマンスをコントロールしながら、その高い能力を余すところなく探っていくことができる。

    アストンマーティン・ビークルパフォーマンス担当取締役のサイモン・ニュートンは「ヴァリアントでは、公道走行も楽しめる使い勝手の良さを残しながら、トラック機能を大幅に引き上げることに重点を置いています。V12の最高出力を745PSに高める、マルチマティック社製ASVダンパーでシャシーのセットアップの完成度をあげる、ボディ形状の変更によりダウンフォースを強化する、軽量素材やプロセスの使用で重量削減を図るなど、主な領域すべてで調整を行いパフォーマンス向上と今まで以上の感動が体験いただけます。とりわけ、あらゆる動きの中心にドライバーを据えています。最大限の満足感が得られるようコントロールウェイトを磨きあげ、マニュアル・トランスミッションのシフト動作を極め、ハンドリングの制限を引き上げてもなお操作性は高く満足感が得られます。このすべてが、他では得られない素晴らしい体験の創造につながります」と述べた。

    アグレッシブで過激、曖昧さのないヴァリアントのドラマチックなボディワークには、強い意思表示が感じられます。軽量カーボンファイバーを全体に使用した、心に訴えかけるシルエットにはまさにヘビー級パンチの威力がある。幅広の筋肉質なボディに刻まれたシャープなラインは、ダウンフォースを発生させて安定性を確保し、スピード低下させる空気抵抗を最小限に抑える。ヴァリアントの完璧な造形は、その隅々に至るまで、美的であると同時に空力性能も実現している。

    ヴァリアントの深いフロントスプリッターは、最大限の効率で空を裂きながらノーズを路面に低く張り付かせる。一方、特徴的な多層構造のエンドプレーンはフロントホイール周辺の空気の流れを導き、整える。スプリッターの真上には車幅全体に広がるカーボン製グリルが、エンジン冷却空気の流れを増やすと同時にフロントアクスル前方の重量を削減し、重量を中心部に集中させることでハンドリングを向上させている。

    ヴァリアントで最も特徴的な機能パーツは、大きく丸みを帯びたサイドフェンダーと21インチのマグネシウムホイールに装着されたカーボンファイバー製エアロディスク。幅の広いサイドシルとリアホイールの前の上向きに反ったボーテックスジェネレーターは、フロントスプリッターのエンドプレーンと連携し、側面の空気の流れを整えて、乱気流、空気抵抗、浮き上がりを低減する。

    伝説的なル・マン・レースカー、1980年登場の RHAM/1「Muncher」に装着されていたホイールカバーにインスピレーションを得て、軽量鍛造マグネシウムホイールに直接装着したエアロディスクは、ホイールの回転から生じる乱気流と空気抵抗を抑える。これに加え、戦略的に配置された6つの吸気口が冷却用の空気をカーボンセラミック・ブレーキに送り込み、カーボンセラミック・ディスクによって生じる高温の空気を排出するホイール外周開口部と共に、トラック走行時に最適なブレーキ性能を維持する。

    ヴァリアントのリアデザインも、シャープなヴァリアントカムテールと大胆に上向きに反ったデッキリッド、その上には大きな固定ウイングと、同様に機能的でドラマチック。フロントスプリッターによって発生したダウンフォースとのバランスを取る形状と、パフォーマンス能力に対する疑念を一切抱かせないスタイルで、ヴァリアントの数多くの特徴的なデザインのひとつとなっている。固定一体型クラムシェルのリアはヒンジ開閉のリアスクリーンパネルを備え、レース用ヘルメットやレースウェアの収納にふさわしい積載スペースを提供する。

    エアロダイナミクスパッケージの最後のパーツは機能的なリアディフューザー。空気抵抗と浮き上がりを効果的に削減するために数値流体力学(CFD)を用いて設計したリアディフューザーはカーボンファイバー製で、リア部分の重量削減にも一役買っている。また、最大の視覚効果を狙うと同時に745PSのV12エンジンの驚異的なエキゾーストサウンドを生み出すために調整されたヴァリアントの華麗なクアッド・エグジットのチタン製エキゾーストシステムを美しく囲む役割も果たしている。

    エクステリア同様、ヴァリアントのインテリアも、レースで培った機能性とアストンマーティンの定評ある完璧な装飾デザインと熟練した素材の扱いを鮮やかに組み合わせている。2シートのコックピットには、ドラマと決意が詰まっている。剥き出しのサテン仕上げのカーボンファイバーの広範囲にわたる使用はヴァリアントが軽量素材を重用する証であり、シートパディングの戦略的な配置と精巧に仕立てられた軽量素材の内装が、的を絞った快適性、ラグジュアリー、手触りを生み出している。

    ドライバーとマシンが通じ合う箇所には、細心の注意を払っている。これは新しいステアリングホイールから始まる。車両の随所に見られる純粋さと絆を反映するデザインのヴァリアント独自のステアリングホイールは完璧な円形で、直感的な操作と集中力維持のため、細めのリムとスポークにはスイッチ類が一切ない。

    マニュアル・ギアボックスの機械的な面にスポットライトを当てるため、トランスミッション・トンネルは内部が一部見える構造で、6速トランスアクスルに後方に向かうギア連結を見ることができる。ギアシフトの重みと感触を完璧にすることに重点を置いて開発された新しいビスポークの球形ギアノブとHパターンのギアシフトが、シフト動作の効率と正確性を最大限に高める。

    サーキット走行を念頭に設計したヴァリアントにとって、ドライバーの快適性と安全性は何よりも重要な点だ。このため、ヴァリアントはハーフケージとビスポークのトリムのRecaro社製Podiumシートを標準装備している。スチール製のハーフケージは、4点レースハーネス装着時のアンカーポイントとしても使用できる。レカロ社製Podiumシートは、横方向とショルダー部のサポート力が優れているほか、胴部分のパッシブベンチレーションを装備したパッドは革新的で過酷なドライビングでも快適さはアップする。

    キャビントリムはアルカンターラまたはセミアニリンレザーから選べる。アルカンターラのシートに施したキルティングの「デボス」加工と、最大限のコントロールを実現するための手触りの良いアルカンターラのステアリングホイールにも、ヴァリアントの軽量素材重視の姿勢を見ることができる。ビスポークのドアパネルは彫像のようなデザインで、メッシュのインサートパネルと軽量の布製ドアリリースハンドルでも軽量化が図られている。

    ヴァリアントのアグレッシブな外観について、アストンマーティンのエグゼクティブ・バイスプレジデント兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーであるマレク・ライヒマンは「ヴァリアントは外向的と言えるでしょう。一目見ただけで、その意図は明確にわかります。公道走行も可能でありながら、サーキットでも最大限に楽しめることを目的とした真のサラブレッドであり、モータースポーツから明確にインスピレーションを得て、ドラマチックで筋肉質の造形と数々の美しく機能的なディテールがその性格を表現しています。具体的には、偉大なル・マン・レースカー「Muncher」にちなんだ、ホイールを覆うエアロディスクと、内燃エンジンを称え、アストンマーティンの堂々たるV12エンジンのエキゾーストサウンドに賛辞を送る、大口径のチタン製エキゾーストパイプ4本組などがあります。」と述べた絵。

    デリバリーは2024年第4半期に始まるが、ヴァリアントの一般公開は2024年グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード(7月11日~14日)にて、名高いヒルクライムコースのダイナミックなデモンストレーションとともに行われる予定。デモ走行のひとつはヴァリアントの最初のオーナー、F1世界チャンピオンに2度輝いたアストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チームのドライバーであるフェルナンド・アロンソが行う。

  • フェラーリ フォーミュラE参戦の可能性についてシリーズと協議

    フェラーリ フォーミュラE参戦の可能性についてシリーズと協議

    フォーミュラEのジェフ・ドッズCEOは、フェラーリが将来的に何らかの形で全電動選手権に参加する可能性について、同シリーズとイタリアの自動車メーカーの間で協議が行われていることを示唆した。

    フェラーリは来月、初の電動化工場をオープンし、独自のバッテリーと電気自動車を生産する準備を進めていることから、潜在的な議論が浮上している。

    この新しい「e-building」の建設は2022年から5億ユーロの費用をかけて進められており、その資金は再生可能エネルギーやインフラにも充てられ、その結果、最大250人の雇用が創出される予定だ。

    韓国のSK On社は、2019年よりSF90ストラダーレや296 GTBなどのハイブリッドモデルを含むフェラーリのロードカー向けにバッテリーセルを供給している。

    その提携は今年初めに更新されたが、フェラーリは今後、バッテリー技術の開発にこれまで以上に積極的に関わっていく予定であり、同社は2025年末までに初の完全電気自動車を生産すると発表している。

    この多額の投資により、フォーミュラEとの接触の可能性も浮上している。フェラーリとの交渉が行われたかどうか尋ねられたドッズは「多分」とAutosportに答えた。

    「彼らはイタリアに電動化工場を建設すると発表し、将来的な電気自動車ラインについても言及している。ハイブリッドではなく、純粋な電気自動車ラインとして言及したのは初めてだ」

    フォーミュラEへの参加に興味があるかどうかについてコメントを求められた際、フェラーリの広報担当者は「現在の我々の焦点はF1と耐久レースです。そして、当社は先日、これまで経験したことのない水上でのレースを行うことを発表しました(今年初めにセーリングプロジェクトを発表している)」と答えた。

    フェラーリといえばフォーミュラ1の代名詞だが、最近では昨シーズン、世界耐久選手権のトップクラスに復帰し、499P ル・マン・ハイパーカーで1965年以来初めてル・マン24時間レースで総合優勝を果たした。

    2024年に最初のイベントが開催されてから10年目を迎えるフォーミュラEでは、2026年から2027年に始まる新時代「Gen4」に、すでに複数の有名メーカーが参戦を表明している。

    これには日産、ポルシェ、ジャガーなどが含まれており、ドッズはフェラーリが参加すれば、それがもたらす魅力を十分に理解している。

    「フェラーリが参戦すれば、選手権のレベルが向上するだろう」とドッズは語った。

    「ポルシェは、彼らの血の中に流れている同じようなモータースポーツの歴史を持っているので、我々は非常に幸運だ。マセラティも同様だ。ただし、彼らがモータースポーツから撤退したのは、フェラーリが残っていた時期であることは明らかだ」

    「フェラーリがもたらしたものは、モータースポーツの信頼性の向上以外に、信じられないほど忠実なファン層、ティフォシをもたらしてくれたことだと思う」

    「だから、伝統的なモータースポーツファンを惹きつけ、我々のモータースポーツを見に来てもらうという点では、フェラーリは素晴らしい仕事をしてくれると思う」

    「明らかに、彼らが参加しないよりは参加したほうがいい。チャンピオンシップのレベルが上がると思う。それが飛躍的なものになるか、ゲームチェンジャーになるかはまだ分からないが、明らかに彼らは独自の地位にある。」

    新しい電気工場について、フェラーリのベネデット・ヴィニャCEOは先月、「私にとって、e-buildingは3つのことを意味している」と語った。

    「1つ目は、バッテリー、アクスル、そして車全体といった戦略的コンポーネントを社内で製造できる可能性だ」

    「2つ目は、電気自動車だけでなくハイブリッド車も含め、より持続可能な技術で全ての車を製造できる可能性だ。e-buildingで使用する機械の効率性はより高い」

    「3つ目は、我々が未来を信じ、新しい技術が必要だと考え、それに備える必要があることを示している」

  • 日産とホンダ 自動車の電動化・知能化時代に向けた戦略的パートナーシップの検討を開始

    日産とホンダ 自動車の電動化・知能化時代に向けた戦略的パートナーシップの検討を開始

    日産自動車株式会社と本田技研工業株式会社は、自動車の電動化・知能化に向け、戦略的パートナーシップの検討を開始する覚書を締結した。

    カーボンニュートラルおよび交通事故ゼロ社会に向けた取り組みをさらに加速するためには、環境対応技術・電動化技術・ソフトウェア開発などの領域に関する強化が不可欠となる。

    そこで両社の強みを持ち合い、将来的な協業を見据えた検討が必要と考え、今回の合意に至った。

    具体的には、自動車車載ソフトウェアプラットフォーム、バッテリーEVに関するコアコンポーネント、商品の相互補完など、幅広いスコープで検討を進めていく。

    日産自動車株式会社 代表執行役社長 兼 最高経営責任者 内田 誠のコメント
    「今後加速するモビリティへの変革に対し、中長期的な視点で備えをしていくことが重要であり、今回、両社が共通の課題意識のもと、合意に至ったことは大変意義深いものだと考えています。今後、両社で論議を重ね、持続的成長に向けて、WIN-WINとなる結論が見いだせることを期待しています」

    本田技研工業株式会社 取締役 代表執行役社長 三部 敏宏のコメント
    「100年に一度と言われる自動車業界の変革期において、両社がこれまで培ってきた技術や知見の相乗効果により、業界のトップランナーとして自動車の新たな価値創造をリードする存在となり得るかの観点で、両社のパートナーシップの可能性を検討していきます」

  • レッドブルのハイパーカー RB17は「F1で禁止されている技術」を採用

    レッドブルのハイパーカー RB17は「F1で禁止されている技術」を採用

    レッドブル・レーシングのデザイナーを務めるエイドリアン・ニューウェイによると、レッドブルが設計した次期ロードカー『RB17』は、F1では禁止されている技術を利用するという。

    1,250馬力を発生させるV10エンジンを搭載するハイパーカーは、今年公開される予定で、年間15台、わずか50台しか製造されない。RB17という名称は、チームが2020年から2021年にかけてのF1プロジェクトを時系列的にスキップし、RB16とRB16Bというシャシー名を採用したことに由来する。

    RB16Bは、最終的にマックス・フェルスタッペンをルイス・ハミルトンとのシーズン中の戦いの末、2021年に初のF1ワールドチャンピオンに導いた。

    レッドブル・レーシングのデザイナーであるエイドリアン・ニューウェイは、RB17がこれまで非合法とされてきたテクノロジーを活用することで、コース上でのF1レベルのパフォーマンスを達成できることを確認した。

    ニューウェイはポッドキャストTalking Bullで「プロのドライバーが運転すれば、F1のラップタイムを出すことができる」と認めた。

    「そのパフォーマンスを達成するために、我々はすべてのレバーを引いて、ブロウンディフューザーとアクティブサスペンションも備えている」

    レッドブル・レーシング

    エイドリアン・ニューウェイ 「素晴らしいサウンドになる」
    RB17が採用する重要な技術のひとつがアクティブ・サスペンションだ。1993年シーズン以降、F1では禁止されている。

    「アクティブ・サスペンションの目的は、非常に安定した空力プラットフォームを提供する一方で、適度なバネ定数を維持することで、バンプからバンプに投げ出されないようにすることだ」とニューウェイは説明する。「現在のF1マシンやル・マン(のマシン)ほど硬くはない」

    「ある意味で、2シーターであるこのクルマがあのようなパフォーマンスを生み出せるというのは、度肝を抜かれるようなことだ」とニューウェイは続けた。「これは、通常の重要なパラメータによって実際に達成された」

    このマシンは、1,000bhpを発生できるハイブリッドパワーユニットと並んで、現在のF1マシンの重量に近いものとなる。また、タイヤメーカーのミシュランと共同開発した特別なゴムを使用する。

    「重量に焦点を当てると、900キロ以下となり、通常のロードカーやコース上でのクルマよりもはるかに軽くなる。しかし、同時に1,000馬力を発揮する。V10、自然吸気。。素晴らしいサウンドになるだろう」とニューウェイは語る。

    「しかし、200馬力の電気モーターを搭載し、さまざまな機能を果たす。200馬力の追加だが、トルクを滑らかにし、ギアチェンジを滑らかにし、リバースギアやファーストギアを提供され、スターターモーターを使わずに移動できるようになる」