カテゴリー: F1イギリスGP

  • ホンダF1特集:スプリント予選に求められるアプローチ / F1イギリスGP

    ホンダF1特集:スプリント予選に求められるアプローチ / F1イギリスGP

    今週末のF1イギリスGPでは、これまでと大きくレースフォーマットが変わり、スプリントレースによって決勝のグリッドが決まる「スプリント予選」が実施される。これがどのような変化を及ぼすのか、ホンダF1でスクーデリア・アルファタウリ担当のチーフエンジニアを務める本橋正充が語った。

    モータースポーツの最高峰であるF1。レースウイークは、どれもタフな戦いになる。

    しかし、毎戦コースレイアウトや天候、標高などの違いはあっても、300㎞以上に及ぶレースを可能な限り速く走る、という最終目的に変わりはなく、そのために3回のフリー走行と予選セッションが存在している。

    シルバーストーンでのレースウイークでは、そのフォーマットが変わる。史上初めて「スプリント予選」が導入され、レース形式での予選が実施される。日曜の「レース」はすでに存在しているので、“スプリントレース”とは呼ばず、「スプリント予選」の呼称となった。

    このフォーマットでは、金曜日に60分間のフリー走行と、通常土曜日の午後に行われるQ1~Q3の予選セッションを実施。ここで決定したグリッドでスプリント予選をスタートする。通常週の予選との違いは、全員がソフトコンパウンドのタイヤを使用しなければならないという点だ。

    土曜日は、午前に60分間のフリー走行を行い、午後にスプリント予選というスケジュール。レース距離は100㎞が目安となり、この順位が翌日の決勝のスターティンググリッドとなる。ポイントの付与対象でもあり、1位が3ポイント、2位が2ポイント、3位が1ポイントを獲得する。

    日曜のレースは通常通りの進行で、スプリント予選で決まったグリッドでスタートするため、土曜日の勝者がポールポジション獲得として記録される。

    戦いの内容に変化があるかはともかく、レースウイークへのアプローチは大きく変える必要がある。ホンダF1でスクーデリア・アルファタウリ担当のチーフエンジニアを務める本橋正充が語った。

    「レースに向けて最適なセッティングを探っていろいろと試せるのはFP1だけになるので、ファクトリーでの事前シミュレーションが非常に重要です。FP1の直後にパワーユニット(PU)のセッティングを決定するというのは今まで経験がないですが、できる限り正確にシミュレーションをしようと取り組んでいます」

    「スプリント予選で使う分、PUをレースモードにする時間が普段よりも長くなるので、信頼性の観点では厳しさが増します」

    「これは、今週末すぐに影響が出るものではありませんが、年間を通じて使用できるPUの基数が決まっている以上、シーズンを通じた使用計画の中では考慮する必要があります」

    これまでは、金曜のフリー走行では古いPUを使い、その後土曜日に向けて載せ替えるという運用も必要に応じて行っていたが、新フォーマットではパルクフェルメ(マシンのパーツやセッティングの変更を禁じるルール)が金曜の予選開始時から適用されるので、こうした対策も難しくなる。

    土曜のFP2で新たな発見があっても、それが反映できる部分は限られてしうが、それでも予選後に走行機会があることに意味はあると本橋正充は語る。

    「FP1と予選の間、FP2とスプリント予選・決勝の間にPU交換を行うことは、技術的には可能です。ただ、時間的な制約を考えると、FP1やFP2の後に交換するのは難しいでしょうね」

    「すべてのセッティングをFP1終了後に完了しておかなければならないので、できることはあまりありません。そうすると、セッティングが変更できないFP2にはあまり意味がないように思えるかもしれませんが、チームも我々も、FP1と異なるコンディションで、マシンの挙動やタイヤの状態などレース戦略に関連する要素を理解しておくために、様々なことを試せる場でもあるんです」

    通常のフォーマットでは、予選でQ3へ進出すると、Q2でベストタイムを記録したタイヤでレースをスタートしなければならない、新フォーマットではスプリント予選も決勝もスタートタイヤを自由に選択できるので、戦略の幅は広がる。目に見える変更以外にも、様々な点で変化が起こるはずだが、F1はさらなるエンターテインメントとエキサイティングな展開をファンに届けることを目指しており、レースモードで走る距離が増え、フリー走行が少なくなるなど、新たな課題への対処が見どころになるはずだ。

    シルバーストーン以降、さらに2レースでスプリント予選が導入される予定となっている。モンツァでのイタリアGPがその一つとして発表されている。F1のスポーツ担当マネージングディレクターを務めるロス・ブロウンは、この施策が新規と既存のファンそれぞれにどう受け止められるのか楽しみにしていると語る。

    「これは、レースウイークのコンテンツを増やす試みです。スプリント予選だけを指しているのではなく、金曜の午後に予選、土曜にスプリント予選、そして日曜に決勝レースが実施されることで、すべての開催日で順位を争うセッションが行われることになります」

    「これによって、レースウイーク全体への関心を高めていきたいですし、土曜日のスプリント予選は今までにない試みなので、それがどのように受け入れられ、どう進化していくのかは誰にも分かりません。でも、F1はこうしたイベントを受け入れることで、自らに先見の明があることを示すことができていると思います」

    「3レースで導入しますが、これは成功かどうかを評価するとともに、間違った点を是正するのに十分な数だと思います。ただ、土曜の午後に、30~40分の真剣勝負を見せられる機会になるはずです。ピットストップの影響はありませんし、ほとんどのドライバーがそのコースに持ち込まれた一番柔らかいタイヤで戦うと想定していますが、とてもストレートな勝負になると思います。土曜日のスプリント予選では、チームの戦略が結果に大きく影響を及ぼすことはありません」

    「また、これまでとは違ったファンの皆さんにも楽しんでもらえるようなレースにしたいと思っています。既存のファンを疎外したいとは思っていませんが、彼らにも興味深く、魅力的なものを提供することで、新しいファン層の関心を引き出せるかどうかを見極めたいと思っています」

    「土曜の午後に30~40分のレースが見られるというのは、私はとてもエキサイティングだと思います」

  • マックス・フェルスタッペン 「オーストリアのように簡単にはいかない」

    マックス・フェルスタッペン 「オーストリアのように簡単にはいかない」

    レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、今週末のF1イギリスGPは圧勝したオーストリアほど簡単には行かないと語る。

    現在、ポール・トゥ・ウィンで3連勝中のマックス・フェルスタッペンは、前戦F1オーストリアGPでポールポジション、優勝、ファステストラップに全ラップリードを加えた“グランドスラム”で圧勝した。

    今週末のF1イギリスGPでは、通常のレース週末とは異なり、初めてスプリント予選が組み込まれる。

    「すぐにマシンをセットアップすることが重要ということになる」とマックス・フェルスタッペンは説明する。

    「もちろん、これはすべてファクトリーでのシミュレーター作業から始まっている。僕たちがそこで良い仕事をしたことを願っている」

    「最初のプラクティスではあちこちでセットアップを調整しようとするだろうけど、多くのことをする必要がないことを願っている」

    土曜日には、FP2に続いてスプリント予選が行われ、日曜日のグランプリのグリッドが決定する。スプリント予選の勝者いは3ポイントが付与される。マックス・フェルスタッペンはそれを重要視しているのか?

    「原則は同じ」だとマックス・フェルスタッペンは語る。

    「そのレースでも勝利を目指す。もちろん、リスクは念頭に置いているけど、勝つことができるのであれば、それを選ぶ。確実にフィニッシュできる限りはね。それ以外の場合は日曜日の重要なレースを後方からスタートすることになる」

    競争は熾烈だが、マックス・フェルスタッペンはチャンピオンシップをリードしている。

    「シルバーストンは僕たちが勝利を目指しているレースだと思う。オーストリアほど簡単ではないと思うし、今はもっとチャレンジングだと思う」とマックス・フェルスタッペンは語る。

    「でも、どうなるか見てみるつもりだ。まだまだたくさんのレースがあり、メルセデスが諦めることはないだろう。毎週末、僕たちは彼らの前にいられるように頑張らなければならない。他の人がしていることではなく、自分自身に集中しなければならない。僕たちにできるのは自分自身を最大限に活用することだけだ」

  • マクラーレンのザク・ブラウン、新型コロナ感染でF1イギリスGPを欠席

    マクラーレンのザク・ブラウン、新型コロナ感染でF1イギリスGPを欠席

    マクラーレンF1のザク・ブラウンが、新型コロナウイルスに感染したことで、今週末のF1イギリスGPに参加しないことをチームが発表した。

    レースウィークエンドは、ドライバーのメディア対応で木曜日にスタートする。また、2022年に次世代F1マシンがお披露目され、金曜日にシルバーストンでコース上でのアクションがスタートする。

    しかし、木曜日のランチタイムに発表された声明の中で、マクラーレンはザク・ブラウンとチームの他の2人のメンバーが新型コロナウイルスの検査で陽性となり、隔離していることを確認した。

    「マクラーレン・レーシングは本日、イギリスGP前のチームの厳しい検査プログラムで、CEOのザクブラウンを含む3人のチームメンバーが新型コロナウイルスの検査で陽性であったことを確認した。どちらのドライバーも濃厚接触はない」とマクラーレンF1は声明で述べた。

    「3つのケースはすべて関係しておらず、現在、政府のガイドラインに従って隔離されている。イギリスGPのチームの運営は影響を受けない」

    ザク・ブラウンは、ツイートの中で、週末を通して自宅で仕事をするだろうと語った。

    「イギリスGPでのチームのイベント前の検査に続いて、新型コロナウイルスのテストで陽性だった。すべての密接な連絡先に通知し、政府のガイドラインに従って隔離している。家から安全に接続して、引き続きチームをサポートする」

    マクラーレンのF1ドライバーであるランド・ノリスは、オフシーズンの1月に新型コロナウイルスの検査で陽性だったが、軽微な症状しかなく、プレシーズンテストまでに回復した。

    ルイス・ハミルトン、セルジオ・ペレス、ランス・ストロール、シャルル・ルクレール、ピエール・ガスリーも過去18か月間で新型コロナウイルスに感染したが、パンデミック時のF1の厳格なプロトコルに従って、全員が即座に自己隔離した。

  • セルジオ・ペレス 「スプリント予選の準備に多大な努力を払ってきた」

    セルジオ・ペレス 「スプリント予選の準備に多大な努力を払ってきた」

    レッドブル・ホンダF1のセルジオ・ペレスが、2021年第10戦F1イギリスGPへの意気込みを語った。

    前戦F1オーストリアGPでは、序盤のランド・ノリスとのバトルで強引に仕掛けてコースアウト。その後、シャルル・ルクレールとのバトルで2回の5秒加算ぺナルティを科せられるなど精彩を欠いたセルジオ・ペレス。

    「明らかに僕の日ではなかった」とセルジオ・ペレスはF1オーストリアGPのレースを振り返る。

    「起こったことから学び、レースのポジティブな面に目を向けた。僕たちはプッシュを続ける必要があるし、今は今週末に集中して、先を見据えている」

    「シルバーストンでコースに戻るのが待ち切れない。ファンのみんながトラックに戻ってくることにとても興奮している。シルバーストンの雰囲気はいつも衝撃的だ。チームの家族の多くがレースを見に来てくれて、良いレース週末を過ごしてくれることを願っている」

    「今週末に向けてポジティブな気分だし、気合を入れている。また表彰台に上がればいいね。F1の新しいレースフォーマットも興味深いだろう。チームとして新しいレース形式を理解するために多大な努力を払ってきた。今週末は多くの準備と練習が行われた。誰にとっても非常に異なるし、間違いなくエキサイティングだ。そのハードワークが報われることを願っている」

    ライバルのメルセデスは今週末にアップグレードを投入することを予告している。

    接戦になると思うかと質問されたセルジオ・ペレスは「そうだね。そう思う」とコメント。

    「メルセデスがアップグレードについて話しているのを見たし、今週末は非常に強いと確信している。もちろん、僕たちも一生懸命頑張るし、トップに戻れることを願っている。どうなるか見てみよう!」

  • マックス・フェルスタッペン 「プラクティスが減るのは大歓迎」

    マックス・フェルスタッペン 「プラクティスが減るのは大歓迎」

    レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンが、2021年第10戦F1イギリスGPへの意気込みを語った。

    ポイントリーダーとしてここまで3戦連続ポール・トゥ・ウィンと波に乗っているマックス・フェルスタッペンが、満員の観客が入る今週末のシルバーストン、そして、新たに導入されるスプリント予選について語った。

    「シルバーストンにファンが戻ってくることは本当に違いを生むだろう。英国の観客はモータースポーツを愛しているし、特別な場所だ」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「去年は無観客で2レースを行い、その雰囲気が欠けていた。もちろんそれでも素晴らしいトラックだけど、ファンを再び迎えることでさらに良くなるだろう。彼らがイギリス人ドライバーをサポートすることはわかっているけど、彼らが僕たち全員に抱く情熱を見るのが大好きだ。レースが彼らにとってもエキサイティングなものになることを願っている」

    「僕たちはとても順調にシーズンのスタートを切ったし、もちろんそれにはとても満足しているけど、プッシュし続ける必要があるし、これまでの結果に浸っているわけにはいかない」

    「今年の残りの期間は非常にタイトで挑戦的なものになるだろうけど、それがエキサイティングなものにしてくれはずだ。オーストリアでは確かに僕たちが前にいたし、クルマはとても良かったけど、フランスでは残り数周でなんとか勝ったし、チャンピオンシップは非常に接戦だ」

    「現時点でのポイントが示すよりもさらに近いかもしれない。今後、メルセデスが優位に立つかもしれない厳しいトラックもある。僕たちは素晴らしいチームだし、前に留まるためにできる限りのことをしている。

    「スプリントレースを試してみることにはとてもオープンだし、予選に進む前にプラクティスが減るのは結構気に入っているけど、今週末にテストしてみるまでそれについて何かを言うのは難しい。すべてのレースはリスクを伴うけど、特にチャンピオンシップのために戦っている場合はリスクをコントロールしてきた。でも、今回の1つのレースは最終結果を定義するわけではない」

  • ジョージ・ラッセル 「スプリント予選はウィリアムズF1にとってチャンス」

    ジョージ・ラッセル 「スプリント予選はウィリアムズF1にとってチャンス」

    多くのF1ドライバーは、F1の新しいスプリント予選が行列レースになると予測しているが、ジョージ・ラッセルはウィリアムズF1が日曜日の決勝のスターティングポジションを改善する機会だと見ている。

    今週末のF1イギリスGPは、土曜日に100km(シルバーストンでは17周)の短いレースが行い、日曜日のメインイベントのグリッドを決定するという従来のフォーマットとは異なるレースウィークエンドとなる。

    ジョージ・ラッセルは、一部のドライバー、特に上位勢はスプリント予選でマシンを保護するために保守的なアプローチをとると考えている、後方のドライバーはリクス要因が低いため、あらゆる機会を利用して“それを手に入れなければならない”と語る。

    「みんなが保守的だとしたら、それはもう少しそこにいる人にチャンスを与える」とジョージ・ラッセルは F1 Nation のポッドキャストに語った。

    「当然、自分がグリッドの上位にいるフェルスタッペンやルイスだったら、予選でトップ5に入り、日曜日にトップ5でスタートしても1位か2位でフィニッシュする可能性があるため、無謀なオーバーテイクをして、レースをフィニッシュできないようなリスクは犯さないだろう」

    「でも、僕たちのように、グリッド後方にいると立場では、そのために頑張らなければならないし、異なるアプローチを取る人々がいるのはチャンスだ」

    「僕たちは予選で優れていることが多いので、もっと速いクルマよりも前でスタートすることができれば、彼らは僕たちよりも少し保守的にプレーしたり、後ろの何台かが僕たちよりも保守的にスターすれば、それはチャンスを提供するかもしれない。準備はできている」

    フォーマットを混同する必要性はあるのかと質問されたジョージ・ラッセルは、従来の予選レースフォーマットは何年もの間うまく機能してはいたが、ファンにより高いレベルのアクションとエンターテインメントを提供することは実験する価値があると考えている。

    「様々な見方がある」ジョージ・ラッセルは答えた。

    「個人的には、フォーマットを3日間のアクションに変更するのは素晴らしいことだと思う。ファンはそれに値するし、僕たちはそれに値する。アクションの日数を増やすことができれば、それはお互いにWin-Winだし、間違いなくプラスだ」

    「反対に、僕は個人的に古いフォーマットに問題はないと思っている。純粋に利己的な観点から見ているのであれば、フォーマットに何も問題はなかった。ファンにより多くのエンターテインメントを提供するグローバルな視点、スポーツの視点からそれを見るならば、スプリント予選を行うことは間違いなく前進だと思う」

  • マクラーレンF1代表 「F1イギリスGPの見通しについては現実的」

    マクラーレンF1代表 「F1イギリスGPの見通しについては現実的」

    マクラーレンF1のチーム代表を務めるアンドレアス・ザイドルは、レッドブル・リンクでの強力なパフォーマンスにもかかわらず、F1イギリスGPの見通しについては現実的なままだと主張する。

    前戦F1オーストリアGPではランド・ノリスが、メルセデスF1の2台とセルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)に先んじて2番グリッドを獲得。決勝でもパフォーマンスは変わらず、今シーズン3度目となる3位表彰台を獲得した。

    この結果により、マクラーレンはフェラーリに19ポイント差をつけてランキング3位につけている。

    オーストリアでは特にレッドブル・ホンダやメルセデスと同様のパフォーマンスを見せたマクラーレンだが、アンドレアス・サイドルはホームレースに先んじて合理的な見通しを保っている。

    「今シーズンの最初のトリプルヘッダーが終了し、今週末はホームグランプリでレースをすることを楽しみにしている」とアンドレアス・ザイドルは語った。

    「イギリスグランプリで満員の観客が集まるのは素晴らしいことだ。ファンや多くのチームメンバーがグランドスタンドからサポートしつつ、全員の安全を確保するための適切な対策が講じられている」

    「オーストリアでの好成績の後、チームとしてリセットすることに時間をかけてきた。我々は良いポイントを目指して再び戦う準備ができている」

    「我々はパッケージを最大限に活用することでパフォーマンス面で前進を続けているが、達成可能なことについて現実的であり続けている。集中力を保ち、シーズンを進めるにつれて1戦ごとにレースに臨む必要がある」

    ランド・ノリスもアンドレシウ・ザイドルの言葉を繰り返し、オーストリアのダブルヘッダーからシルバーストンへの勢いを引き継ぐことを目指していると付け加えた。

    「今シーズン3度目の表彰台に立つことは素晴らしい気分だった」とランド・ノリスは語った。

    「今年、そして、激しいトリプルヘッダーの間にチーム全体がこれまでに費やしたすべてのハードワークにとってそれは当然の結果だった」

    「このエネルギーを今週末に僕とチームのホームグランプリに持ち込むことができることを願っているけど、シルバーストンは非常に異なるトラックであるため、達成できるに現実的になる必要がある」

    「とは言え、僕たちはできるだけ多くのポイントを獲得するために最善を尽くす」

  • ピエール・ガスリー 「スプリント予選はベースセットアップがより重要」

    ピエール・ガスリー 「スプリント予選はベースセットアップがより重要」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーが、2021年第10戦F1イギリスGPへの意気込みを語った。

    予選では定期的にQ3進出を果たす速さを見せているピエール・ガスリーだが、決勝ではインシデントや戦略ミスによってそのポジションを活かすことができないことが多い。スプリント予選が導入されるF1イギリスGPでは、決勝で結果を出すためにはベースセットアップがさらに重要になると語る。

    「トリプルヘッダーを振り返れば、予選は3つのレースすべてでうまくいき、毎回Q3に入ることができた。土曜日のパフォーマンスはずっと素晴らしかったし、特にフランスでホームの観衆の前で良いレースができたのは楽しかった」とピエール・ガスリーはコメント。

    「オーストリアでの第2レースも簡単ではなかったけど、うまく締めくくることができたし、ずっと戦いに絡んでいた。マイナス面としては、オーストリアの最初のレースがすぐに終わってしまったことだ。でも、全体的にはチームとしていい仕事ができているし、クルマもうまく機能しているので、すべてが正しい方向に進んでいると思うし、シルバーストンでもそれを継続できればと思っている」

    「今週末の最大の変化は土曜日のレースだ。予選前にマシンをセットアップするためのフリープラクティスセッションは1回しかない。これは大きな変化だし、初めてコースに出る前に十分な準備をすることが通常よりもさらに重要になる。最初からマシンのセットアップに関して良いベースラインを持っている必要がある」

    「新しいフォーマットは、レーストリムでのクルマの動作がより重要になる。僕たちは予選でのクルマのパフォーマンスと比較してここがやるべきことが少し多い場所であることを把握している。全体的に僕たちは予選でパフォーマンスが上回り、予選に少し苦労している他のチームよりも優れているけど、レースでは、多かれ少なかれ本来あるべき場所にいると思う。でも、全体としては問題ないはずだ」

    「オーストリアで異なる戦略を実施したけど、トップ5から4〜5秒遅れでフィニッシュしている。だから、レースに向けてやるべきことがもう少しあるとしても、それでも僕たちは戦いに絡んでいるということだし、そこは間違いなくポジティブだ」

    「僕たちはエンジニアと多くの仕事をしてきた。シミュレーターに乗って、スプリント予選レースでの新しいフォーマットの考えられるすべてのシナリオを検討した。楽しくなるはずだ。ピレリの新しいタイヤがある。これは主に安全のために行われたものであり、オーストリアで試して僕が経験した感じではかなり似ていると思う」

    「シルバーストーンは大好きだ。お気に入りのトラックの1つだし、特にマゴットとベケットは今シーズンで最もエキサイティングなシーケンスの1つだ。シルバーストンではオーバーテイクが難しいけど、可能ではあるし、昨年はシケインの前で右コナーでセバスチャン・ベッテルをパスするなど、楽しい戦いがいくつかあった」

  • 角田裕毅 「スプリント予選の週末は新しいアプローチが通用しない」

    角田裕毅 「スプリント予選の週末は新しいアプローチが通用しない」

    アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅が、2021年第10戦F1イギリスGPへの意気込みを語った。

    F1フランスGPの予選Q1直後にクラッシュを喫した角田裕毅は、これまですぐにプッシュしていた傾向から週末全体で徐々にビルドアップするようアプロトを変更。しかし、スプリント予選があり、フリープラクティス直後に予選のあるF1イギリスGPではそのアプローチは通用しないかもしれないと語る。

    「フランスとオーストリアのトリプルヘッダーを振り返ると、いくつかマイナスな面とポジティブな面がありました」と角田裕毅は語る。

    「ネガティブな面は明らかにフランスの予選での大きなミスとオーストリアでピットレーンエントリーの白線をまたいでしまったことです。最大のポジティブな面は、オーストリアでの最初の週からレースウィーク全体へのアプローチを変更したことです」

    「それまではいつも、自信を感じたり、クルマのセットアップを変更した直後にすぐにプッシュする傾向がありました。そのアプローチは、F2までの他のフォーミュラではうまくいきましたが、F1ではうまくいかなかったり、少なくとも多くのリスクが伴います。そこに気づいて、フリープラクティスを通して一歩ずつ前進し、予選までレースウィークを通して自信をつけていって、そこからプッシュするように変更しました」

    「それはうまくいきましたし、ミーティングでエンジニアと仕事をする方法やマシンに乗る前のウォームアップ方法も変更しました。そこは一歩前進であり、これから働いていくための多くの良い方法を見つけることができました」

    「2回目のオーストリアのレースの予選ではシーズンのベストリザルトを残せましたし、3つのセッションを本当にうまくこなくことができました。特にFP3ではマシンが大きくスナップして少し自身を失っていたので、結果には満足しています」

    「前回のレース後、レッドブル・リンクでピレリのタイヤをテストし、トラックタイムを増やすことができました。ルーキーなので、クルマに乗る時間が多ければ多いほどいいです。面白い作業でした」

    「もうシルバーストンに来ています。去年のF2でフィーチャーレースで3位になった良い思い出があります。レッドブル・リンクと同じようにF3時代にもかなり多くドライブしたトラックです。それはすべてポジティブですが、これまでF1マシンでドライブしたことがないことを考えると、今週末は土曜日にスプリント予選があるので、予選までに1回のフリープラクティスしかないことがシルバーストンでのデメリットですね。オーストリアで使い始めた新しいアプローチが今回はあまりうまく機能しないことを意味します」

    「FP1直後の予選で好成績を収めるのはかなり厳しいと思います。かなり難しいと思いますが、今回もオーストリアと同じように一歩ずつスピードアップしていこうと思っています」

    「でも、スプリントレースは誰にとっても新しいものです。また、FP1と予選の間にはセットアップを変更できますが、その後はまったく変更できないことを考えておかなければなりません。誰にとってもかなりチャレンジングな一週間になると思いますが、自分自身のことにフォーカスして、可能な限りの準備をしていきたいと思っています」

    「F1カーでシルバーストンのあらゆる高速コーナーを経験するのを楽しみにしています。フリープラクティスが少ないのはチャレンジングになると思いますが、これまでのトラックの経験があるので週末についてはかなり自信を持っていますし、どうなるか見てみましょう。特にF1カーではマゴッツ-ベケッツ-チャペルのコーナーがどんな感じになるのか楽しいにしています」

  • レッドブルF1首脳 「F1イギリスGPで圧勝できるとは限らない」

    レッドブルF1首脳 「F1イギリスGPで圧勝できるとは限らない」

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、今週末のF1イギリスGPでは過去3戦のようにレッドブル・ホンダが支配できない可能性があると警戒する。

    ポール・リカールとレッドブル・リンクのトリプルヘッダーで連勝したレッドブル・ホンダは、過去7年間F1を支配してきたメルセデスの覇権に終止符を打ったというのがF1パドックの一般的なコンセンサスだ。

    そして、伝統的にメルセデスF1に適したサーキットであるシルバーストンでまた圧勝することになれば、マックス・フェルスタッペンの今年のタイトル獲得はほぼ決定的になると考える人もいる。

    しかし、ヘルムート・マルコはそのような見解には同意しない。

    「それが通常のレースだったならば、結果はおそらく決定的なものになったかもしれない」とヘルムート・マルコは Motorsport-Total に語った。

    「しかし、初めてスプリント予選が行われ、プラクティスは1時間しかないため、通常のシルバーストンのレースとは言えない」

    「それは我々がシルバーストンを恐れているという意味ではない。我々のマシンはすべてのトラックで勝ってきたわけではないが、どこでも競争力があった」

    ヘルムート・マルコは、レッドブル・リンクでレッドブル・ホンダのパフォーマンスが非常に良かった理由もいくつかあると考えている。

    「我々はそれを認識している」とヘルムート・マルコは語った。

    「とりわけ、それは特定のトラックと高度にも関係していた」とヘルムート・マルコはより薄い空気でのホンダのF1エンジンの性能に言及して語った。

    また、メルセデスF1は、シルバーストンに“興味深い”と説明するアップグレード投入を予定している。

    「シルバーストンには象徴的で心理的な意味合いがあるが、メルセデスにとってはそれは我々よりも大きい」とヘルムート・マルコは語った。

    「ワールドチャンピオンの決定は、最後のレースまで待たなければならないのではないかと心配している。メルセデスはとにかく強力なチームであり、ハミルトンはマックスと同じように並外れた才能で、よりルーチン化している」

    「このまま続いていけば嬉しいが、メルセデスを過小評価してはいない」