カテゴリー: F1イギリスGP

  • アルファタウリF1 「角田裕毅のムーブはベストとは言えない」

    アルファタウリF1 「角田裕毅のムーブはベストとは言えない」

    スクーデリア・アルファタウリのテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、2022年F1第10戦イギリスグランプリの決勝を振り返った。

    F1イギリスグランプリでスクーデリア・アルファタウリは、チームメイトが同士討ちを演じた。7位を争っていた際に角田裕毅がスピンが喫してピエール・ガスリーに衝突。ガスリーはリタイアとなり、角田裕毅は完走最下位となる14位でレースを終えた。

    「ポイント圏内で終えられていたレースを捨ててしまうのは非常にフラストレーションが溜まる」とジョディ・エギントン(テクニカルディレクター)はコメント。

    「チームとドライバーはパッケージから最大限を引き出してマシンをポイント圏内に持っていくためにハードワークを続けていた。チームメイト同士の接触は良いことではないが、今回は2台揃って大きなダメージを負ってしまい、1台はリタイアに追い込まれてしまった。修復する方法はなかった」

    「チームで集まり、必要な議論をする予定だ。今日の裕毅のムーブはベストとは言えない。あれは避けるべきだった」

    「チームは全力でマシンの修復に取り組み、次のレースへ向けてできる限りの準備を進めていく」

  • マックス・フェルスタッペン 「デブリを踏んでフロアの左半分が壊れた」

    マックス・フェルスタッペン 「デブリを踏んでフロアの左半分が壊れた」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、2022年F1第10戦イギリスグランプリの決勝を7位で終えた。

    2番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペンは、10周目にカルロス・サインツへわずか0.8秒まで迫ると、プレッシャーに晒されていたサインツがべケッツの立ち上がりでミスを犯してコースオフ。そこにフェルスタッペンが猛然と襲いかかり、ハンガーストレートへ向かう途中でリードを奪う。

    ところが、12周目にハンガーストレートでマックス・フェルスタッペンは突然スローダウン。コプスでコース外にはみ出した際にカーボンの破片を踏み、スローパンクチャーに見舞われた可能性を無線で伝え、後退していく。

    ピットに入ってミディアムに交換たマックス・フェルスタッペンは、アロンソの後方6番手でコースに復帰するが、その直後に無線で自分のRB18が「完全に壊れている」と訴える。一方、マックスのレースエンジニアを務めるジャンピエロ・ランビアーゼはマシンのフロアが損傷しており、ダウンフォースとパフォーマンスの損失はあるがレース続行は可能だと返答した。

    マックス・フェルスタッペンは、終盤にミック・シューマッハ(ハース)から強烈なプレッシャーを受けていたが、シューマッハのアタックを凌げるペースを得ていたため、苦しみながらも7位に入った。

    「マシンに負っていたダメージを考えると、7位は良い結果だ。チェコも表彰台を獲得してくれたので、チームのためにある程度ポイントが稼げた」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「当然ながらもっと上の順位を望んでいたけれど、今日は単純にアンラッキーだった。赤旗中断中にマシンの状態をチェックしたけれど、フロアの左半分全体が壊れていた。おそらくカーボンだ。大きなデブリを踏んでしまった」

    「ドライビング中はパンクしているような感覚で、バランスがまったくなかったし、オーバーステアも酷かった。マシンは辛うじてドライブできる状態だった。良好なエアロバランスを見出そうとしたけれど、難しかった」

    「アレックス(アルボン)が病院で予備検査を受けているらしいので、彼の無事を願っている。あのようなアクシデントを目にするのは気分が良いものではない」

    「今日はHaloが安全性を大きく向上させていることがあらためて証明された。Haloがなければ、周は違う結果に終わっていただろう」

    マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシング F1 イギリスグランプリ

  • 2022年 F1ポイントランキング (第10戦イギリスGP終了時点)

    2022年 F1ポイントランキング (第10戦イギリスGP終了時点)

    2022年F1第10戦イギリスグランプリが終了。両方のチャンピオンシップで順位にいくつか変動が見られた。

    大波乱のレースとなったF1イギリスグランプリでは、カルロス・サインツJr.が初優勝。今季初リタイアとなったジョージ・ラッセルを抜いてランキング4位に浮上した。トップ3では、ポイントリーダーのマックス・フェルスタッペンが7位、ランキング2位のセルジオ・ペレスが2位、ランキング3位のシャルル・ルクレールが4位でレースを終了。フェルスタッペンのリードは、2位に34ポイント差、3位に43ポイント差に縮まった。

    コンストラクターズランキングでは、レッドブル・レーシングとフェラーリの差は63ポイントに縮まった。ミック・シューマッハが初ポイントを獲得し、ダブル入賞を果たしたハースF1チームは8番手に浮上した。

    2022年F1ドライバーズポイント
    1.マックス・フェルスタッペン (レッドブル) – 181(→)
    2.セルジオ・ペレス レッドブル) – 147(→)
    3.シャルル・ルクレール (フェラーリ) – 138(→)
    4.カルロス・サインツ (フェラーリ) – 127(↑1)
    5.ジョージ・ラッセル (メルセデス) – 111(↓1)
    6.ルイス・ハミルトン (メルセデス) – 99(→)
    7.ランド・ノリス (マクラーレン) – 58(→)
    8.バルテリ・ボッタス (アルファロメオ) – 46(→)
    9.エステバン・オコン (アルピーヌ) – 39(→)
    10.フェルナンド・アロンソ (アルピーヌ) – 28(→)
    11.ピエール・ガスリー (アルファタウリ) – 16(→)
    12.ケビン・マグヌッセン (ハース) – 16(→)
    13.セバスチャン・ベッテル (アストンマーティン) – 15(↑1)
    14.ダニエル・リカルド (マクラーレン) – 15(↓1)
    15.角田裕毅 (アルファタウリ) – 11(→)
    16.周冠宇 (アルファロメオ) – 5(→)
    17.ミック・シューマッハ (ハース) – 3(↑2)
    18.アレックス・アルボン (ウィリアムズ) – 3(↓1)
    19.ランス・ストロール (アストンマーティン) – 3(↓1)
    20.ニコラス・ラティフィ (ウィリアムズ) – 0(→)
    21.ニコ・ヒュルケンベルグ (アストンマーティン) – 0(→)

    2022年 F1コンストラクターズポイント
    1.レッドブル – 328(→)
    2.フェラーリ – 265(→)
    3.メルセデス – 204(→)
    4.マクラーレン – 73(→)
    5.アルピーヌ – 67(→)
    6.アルファロメオ – 51(→)
    7.アルファタウリ – 27(→)
    8.ハース – 20(↑1)
    9.アストンマーティン – 18(↓1)
    10.ウィリアムズ – 3(→)

  • ジョージ・ラッセル、周冠宇の事故現場に直行「恐ろしい状況だった」

    ジョージ・ラッセル、周冠宇の事故現場に直行「恐ろしい状況だった」

    ジョージ・ラッセル(メルセデスF1)は、F1イギリスGPのオープニングラップで大クラッシュを喫した周冠宇(アルファロメオ)の事故現場に直行。バリアとフェンスに挟まった現場を見たことで、F1は検討することがあると語った。

    周冠宇は、ジョージ・ラッセルとの接触によって車が逆さまになった1コーナーへと滑り、タイヤバリアを超えてフェンスに激突して、バリアとフェンスの間に挟まった。

    すぐに現場にかけつけたジョージ・ラッセルは「まずは周が大丈夫なのを見てうれしい」と目に見えて動揺した様子でメディアに語った。

    「信じられないほど恐ろしい事件だった。彼だけでなく、きっと群衆の皆さんもきっとそうだったと思う。あのような事故を目にするのは決していいことではない」

    ジョージ・ラッセルは、ハードタイヤでのスタートすることを選択。グリップが不足していたことで、周冠宇が前に出た。

    「昨日の予選で十分な仕事をしていなかったので、僕たちはハードからスタートするというギャンブルをした、そして、僕たちはポジションを外れていった」とジョージ・ラッセルは説明した。

    「僕たちはそれが非常にトリッキーになることを知っていた。でも、スタートにみんなに完全に飲み込まれてしまったし、気づいたときには周の隣にいた」

    ジョージ・ラッセルは、周冠宇の車がタイヤバリアを超えて、群衆の前にあるフェンスとの間の隙間に落ちていることを発見したときにショックを受けたと語る。

    「酷い状況だった」とジョージ・ラッセルは語った。「つまり、その位置で彼はそこで立ち往生していて、彼にできることは何もなかった」

    「タイヤバリアとメタルフェンスの間の隙間に車が詰まらないように考える必要があると思う。彼はそこに挟まっていて、どこにも行けなった」

    車はエアボックスが完全に外れていたが、幸いにも怪我はなかった周冠宇は「Haloに救われた」と語った。

    周冠宇 F1 イギリスグランプリ関連:周冠宇、大クラッシュも無傷 「僕は大丈夫。Haloに救われた」

  • 角田裕毅 「ガスリーとの接触は僕のミス。チームに謝りたい」

    角田裕毅 「ガスリーとの接触は僕のミス。チームに謝りたい」

    角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)は、2022年F1第10戦イギリスグランプリの決勝を14位で終えた。

    13番グリッドからスタートした角田裕毅は、オープニングラップの多重クラッシュでフロントウイングにダメージを負ったものの、赤旗中断中に修理して再スタートを切ることができた。だが、レース中盤にチームメイトのピエール・ガスリーと同士討ち。結果、完走中最下位となる14位でレースを終えた。

    「今日は難しい一日でした」と角田裕毅はコメント。

    「スタート時の接触はライバルのマシンが横から入ってきてどうすることもできませんでした。フロントウイングを破損しましたが、幸いなことに、赤旗でピットに戻り、再スタートすることができました」

    「残念なことにその後、ピエールと接触してしまいました。きっちりと検証する必要がありますが、現時点では、別の場所で彼をパスする機会を待ったほうがよかったと思います。ピエールがあそこまでラインを閉めてくるとは思っていませんでした。これは僕のミスですし、チームに謝りたいです」

    「接触でマシンにダメージを受けてしまったため、その後はとても厳しいレースになりました」

    角田裕毅 スクーデリア・アルファタウリ F1 イギリスグランプリ

  • 【動画】 2022年 F1イギリスGP 決勝 ハイライト

    【動画】 2022年 F1イギリスGP 決勝 ハイライト

    2022年 F1イギリスGP 決勝のハイライト動画。7月2日(土)にシルバーストン・サーキットで2022年F1第10戦イギリスグランプリの決勝レースが行われた。

    優勝はカルロス・サインツJr.(スクーデリア・フェラーリ)。ポールポジションからスタートしたサインツは、一時はペースが落ちて勝利のチャンスが零れ落ちたかに見えたが、レース終盤のセーフティカー中にソフトタイヤに交換したことで息を吹き返し、大波乱となった151戦目のレースでうれしいF1初優勝を挙げた。

    レースはオープニングラップで多重クラッシュ。周冠宇(アルファロメオ)が逆さまのままグラベルへと滑りこみ、タイヤバリアを超えてキャッチフェンシングに激突するという大クラッシュを喫したが、Halo(ヘイロー)に命を救われた。この事故でレースは1時間近く赤旗中断となった。

    2位はセルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング)がフロントウイングの破損で17番手から挽回して表彰台。3位表彰位台のルイス・ハミルトン(メルセデス)はファイナルラップでファステストラップを記録した。

    チャンピオンシップ首位のマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)はデブリを拾ってマシンを破損して戦闘力を失って7位。ライバルのシャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)は、セーフティカー中にタイヤを交換できずに新品ソフト勢に抜かれて4位でフィニッシュ。

    スクーデリア・アルファタウリは、角田裕毅とピエール・ガスリーが同士討ちを演じるなど精彩を欠き、角田が14位、ガスリーはリタイアでレースを終えた。

    動画の公開は終了しました
  • ピエール・ガスリー 「角田裕毅との不必要な接触でリアウイングを破損」

    ピエール・ガスリー 「角田裕毅との不必要な接触でリアウイングを破損」

    ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ)は、2022年F1第10戦イギリスグランプリの決勝をリタイアで終えた。

    11番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーは、7位のポジションを争っていたチームメイトの角田裕毅と10周目に接触。リアウイングにダメージを負い、最終的にブラック&オレンジフラッグを掲示され、26周目にピットに戻りレースをリタイアした。

    「週末のスタートは難しいものでしたが、予選ではかなりよくなり、決勝ではスタート後に7番手を走行することができた」とピエール・ガスリーはコメント。

    「裕毅とのアクシデントでリアウィングにダメージがあり、リタイアしなければならなかった。今シーズンは1ポイントの積み重ねが重要なのに、今日は不必要な接触でリタイアしてしまったことにがっかりしている」

    「スタート時のジョウのアクシデントは本当にドキッとしたし、逆さまになったのはショックでしたが、彼が無事で本当によかった」

    動画の公開は終了しました
  • 周冠宇、大クラッシュも無傷 「僕は大丈夫。Haloに救われた」

    周冠宇、大クラッシュも無傷 「僕は大丈夫。Haloに救われた」

    周冠宇(アルファロメオ)は、2022年F1イギリスグランプリの恐ろしいクラッシュでHaloに救われたと語った。

    レーススタートで、ジョージ・ラッセル(メルセデス)が、ピエール・ガスリー(アルファタウリ)に接触したことで多重クラッシュに展開。スピンしたラッセルは周冠宇にヒットし、周冠宇の車は逆さまになり、そのままグラベルへと滑っていった。

    エアボックスが砂利に食い込むと、車は宙に舞い、タイヤバリアを飛び越えて、キャッチフェンシングにぶつかり、2つの間で止まった。

    しばらく周冠宇の事故は国際映像で流れないことで心配を生んだ。赤旗が出てニュースを待つ間、ジョージ・ラッセルはすぐに現場に駆け寄った。

    だが、周冠宇が無傷であるとニュースは皆を安心された。周冠宇はレース後、ソーシャルメディアに投稿。2018年以来、多くのドライバーが言っているようにコックピット保護デバイスであるHalo(ヘイロー)が命の恩人だと語った。

    「僕は大丈夫だ。オールクリア―だ」と周冠宇は投稿した。

    「今日はHaloが僕を救ってくれた。親切なメッセージをありがとう!」

    チームメイトのバルテリ・ボッタスもレース中盤にリタイア。アルファロメオにとって忘れたいF1イギリスグランプリとなった。

    周冠宇のマネージャーで元マノーF1のスポーティングディレクターであるグレアム・ローデンは、アルファロメオのドライバーが意識があり、車の中で動くことができるとすぐに聞いて喜んだ。

    「肝心なのは彼が無事であることだ。そして、我々はすぐに彼が無事だとわかったことだ」とグレアム・ロードンはChannel 4に語った。

    「モータースポーツはエキサイティングなスポーツだが、チームの全員が何が起こるかはわかっている。重要なことは、すべてのドライバーがここに来てレースをし、家に帰って、次のイベントやレースに向かうことだ」

    周冠宇は、メディアセンターを出るとパドックに歩いて向かった。グレアム・ロードンは周冠宇がチームにすべてが大丈夫だと安心させたいと思っていたと明かした。

    「彼は完全に元気だ」とグレアム・ロードンは語った。

    「彼は戻ってきて自分のメカニックに会い、エンジニアと話をしたいと思っていた。彼はピットウォールに向かい、ピットウォールの男たちと話をしましたが、なぜ大きなノイズがしたのか理解できなかった。観客がが彼を見つけた」

    「彼はレーシングドライバーで、今年は本当に素晴らしい仕事をしている。今後もそれは続くと確信している」

    ジュール・ビアンキが鈴鹿で悲劇的な事故を起こしたとき、グレアム・ロードンはマノーF1にいた。彼の早すぎる死は、HaloがF1に導入された主な理由だった。そして、グレアム・ロードンはこの安全対策についてFIA(国際自動車連盟)を賞賛した。

    「周冠宇の事故は、Haloが本当に重要だったというメッセージをすでに送信していると思う。このような事故を見たくはないが、その観点からFIAが継続的に安全性を向上させているという事実は明らかだ。素晴らしいことだ」とグレアム・ロードンは結論付けた。

  • フェラーリF1のカルロス・サインツJr.が大波乱のレースでF1初優勝!

    フェラーリF1のカルロス・サインツJr.が大波乱のレースでF1初優勝!

    2022年F1第10戦イギリスグランプリの決勝が7月3日(日)にシルバーストン・サーキットで行われ、カルロス・サインツJr.(スクーデリア・フェラーリ)がF1初優勝を達成した。

    2022年のF1イギリスグランプリは大波乱の展開となった。オープニグラップでは、多重クラッシュに巻き込まれた周冠宇(アルファロメオ)が車が逆さまになってまま1コーナーのタイヤバリアまで滑り、バリアを乗り越えてフェンスに激突する大クラッシュ。

    3台がリタイアとなったこの多重クラッシュでレースは約1時間に当たり赤旗中断。幸いにも周冠宇に深刻な怪我はなく、レース終盤にはパドックに戻って元気な姿をみせた。

    優勝はポールポジションからスタートしたカルロス・サインツJr.(スクーデリア・フェラーリ)。

    1回目のスタートでは、ソフトタイヤのマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)に先行を許したサインツだが、1コーナーを全車が通過する前に赤旗中断となったことで、レース再開となった2回目のスタートもポールポジションからスタート。今度は厳しいライン取りでフェルスタッペンをブロックしてリードを維持する。

    10周目にはマックス・フェルスタッペンに抜かれるが、パンクしたフェルスタッペンが後退すると、チームメイトのシャルル・ルクレールとのバトルとなる。先にピットインしてハードタイヤに交換したカルロス・サインツJr.だが、ルクレールの方がペースが良く、しばらくはチームから戦いを許されていたが、タイムが上がらず、ステイアウトして首位を走行していたルイス・ハミルトン(メルセデス)に離され始めたことで、チームはルクレールを前に出す。これでサインツの初優勝のチャンスは消えかけたように見えた。

    だが、40周目にレースは急展開を迎える。エステバン・オコン(アルピーヌF1)がマシントラブルによってコース上でストップしたことでセーフティカーが導入される。ここでカルロス・サインツはソフトタイヤに交換、シャルル・ルクレールはハードタイヤでステイアウトする。

    リスタート後にソフトタイヤのアドバンテージを生かしたカルロス・サインツJr.は、シャルル・ルクレールを抜いて再び首位に浮上。そこからは激しいバトルを展開する後続を尻目にレースをリードしてトップでチェッカー。前日の初ポールポジションに続き、F18年目、151戦目にして初優勝をポール・トゥ・ウィンで達成した。

    2位はセルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング)。赤旗後のリスタートのバトルでシャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)とのバトルでフロントウイングを破損してピットインを余儀なくされたことで一時は17番手まで順位を下げるが、そこからいつのまにか順位を上げ、セーフティカー導入時には4番手まで挽回。ソフトタイアyに交換した最後のスティントでシャルル・ルクレール、ルイス・ハミルトンをかわし、2位表彰台を獲得した。

    3位は母国レースとなったルイス・ハミルトン。今シーズン初のリードラップもマークしたルイス・ハミルトンは、ファイナルラップでファステストラップもマーク。序盤はポーパシング/バウンシングに苦しんでいたメルセデスのF1マシンだが、今回のアップデートによって、ひとまずスムーズな路面の常設サーキットではレースでの最速タイムを争えるマシンへと改善を果たしたことを証明した。

    4位はシャルル・ルクレール。一時は優勝も見えていたが、トップ走行中の最後のセーフティカーのタイミングでピットインすることができず、ソフトに交換した3台に抜かれるという再び運に見放される結果となった。

    5位はランド・ノリス(マクラーレン)、6位はフェルナンド・アロンソ(アルピーヌF1チーム)。

    チャンピンシップリーダーのマックス・フェルスタッペンは7位でフィニッシュ。タイヤのパンク後、フロントとリアともにグリップを失い、戦える状態ではないマシンでなんとか7位に踏みとどまった。

    8位はミック・シューマッハ(ハースF1チーム)。ファイナルラップの最終コーナーまでマックス・フェルスタッペンとバトルを繰り広げたが、0.218秒届かなかった。それでも、8位でフィニッシュし、待望のF1初ポイントを獲得した。

    9位のセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)は18番グリッドからの挽回。10位はケビン・マグヌッセンが入り、ハースF1チームがダブル入賞を果たした。

    角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)は、オープニングラップの多重クラッシュでフロントを大きく破損するも、赤旗中に修復。だが、チームメイトのピエール・ガスリーとのバトル中にスピンを喫するなど、良いところがないまま14位でレースを終えた。ガスリーはブラック&オレンジフラッグを出された後、レースをリタイアした。

    マックス・フェルスタッペンが7位、セルジオ・ペレスが2位、シャルル・ルクレールが4位という結果により、チャンピオンシップは首位のフェルスタッペン(181)と2位のセルジオ・ペレス(147)の差が34ポイント、3位のルクレール(138)は首位と43ポイント差となった。

    2022年 F1イギリスグランプリ 決勝 順位・結果

    順位 No ドライバー チーム GAP INT PIT
    1 55 カルロス・サインツ フェラーリ LAP 52 3
    2 11 セルジオ・ペレス レッドブル 3.729 3.779 3
    3 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 6.225 2.446 3
    4 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 8.546 2.321 2
    5 3 フェルナンド・アロンソ アルピーヌ 9.571 1.025 3
    6 4 ランド・ノリス マクラーレン 11.943 2.372 3
    7 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル 18.777 6.834 4
    8 47 ミック・シューマッハ ハース 18.995 0.218 3
    9 5 セバスチャン・ベッテル アストンマーティン 22.356 3.361 3
    10 20 ケビン・マグヌッセン ハース 24.590 2.234 2
    11 18 ランス・ストロール アストンマーティン 26.147 1.557 3
    12 6 ニコラス・ラティフィ ウィリアムズ 32.511 5.364 3
    13 3 ダニエル・リカルド マクラーレン 32.817 0.306 4
    14 22 角田裕毅 アルファタウリ 40.910 8.093 3
    DNF 31 エステバン・オコン アルピーヌ     2
    DNF 10 ピエール・ガスリー アルファタウリ     3
    DNF 77 バルテリ・ボッタス アルファロメオ     2
    DNF 63 ジョージ・ラッセル メルセデス     0
    DNF 24 周冠宇 アルファロメオ     0
    DNF 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ     0

    カルロス・サンンツJr. スクーデリア・フェラーリ F1 イギリスグランプリ 優勝

  • F1イギリスGP 結果:カルロス・サインツJr.が待望のF1初勝利!

    F1イギリスGP 結果:カルロス・サインツJr.が待望のF1初勝利!

    F1イギリスGP 決勝の結果速報。2022年F1第10戦 イギリスグランプリの決勝がシルバーストン・サーキットで行われ、カルロス・サインツJr.(スクーデリア・フェラーリ)がF1初優勝を果たした。

    2022年F1第10戦イギリスグランプリは波乱のスタート。3台がリタイアする多重クラッシュで周冠宇(アルファロメオ)が車が逆さまになってタイヤバリアを超えてフェンスに激突する大クラッシュ。1時間の赤旗中断となる。

    幸いにも周冠宇の命に別状はなく、レース終了時にはパドックで元気な姿をみせた。

    優勝はポールポジションからスタートしたカルロス・サインツJr.。151戦目にして待望のF1初優勝。2位にはセルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング)、3位にはルイス・ハミルトン(メルセデス)がファステストラップとともに続いた。

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は車の不具合を訴えてのレースで7位。ミック・シューマッハ(ハースF1チーム)が8位でF1初ポイント。

    角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)は14位でレースを終えた。

    2022年 F1イギリスグランプリ 決勝 順位結果
    1.カルロス・サインツ(フェラーリ)
    2.セルジオ・ペレス(レッドブル)
    3.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    4.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    5.フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
    6.ランド・ノリス(マクラーレン)
    7.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    8.ミック・シューマッハ(ハース)
    9.セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
    10.ケビン・マグヌッセン(ハース)
    11.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    12.ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
    13.ダニエル・リカルド(マクラーレン)
    14.角田裕毅(アルファタウリ)
    DNF.エステバン・オコン(アルピーヌ)
    DNF.ピエール・ガスリー(アルファタウリ)
    DNF.バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)
    DNF.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    DNF.周冠宇(アルファロメオ)
    DNF.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)