カテゴリー: F1イギリスGP

  • ホンダF1、結果はノーポイントも「いくつかのポジティブな要素はあった」

    ホンダF1、結果はノーポイントも「いくつかのポジティブな要素はあった」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダのF1イギリスGP決勝を振り返った。

    マクラーレン・ホンダは、ストフェル・バンドーンがポイントまで一歩及ばず11位でフィニッシュ。フェルナンド・アロンソは燃料システムに関連するトラブルでレースをリタイアした。

    「ここまでいいかたちで週末を過ごせてきただけに、あと少しのところでポイント獲得に至らず、悔しい結果となりました」と長谷川祐介はコメント。

    「ストフェルはいい位置からスタートし、粘り強く中団での戦いを続けました。レースを通して全力でプッシュを続けてくれたと思いますが、惜しくも11位に終わりました」

    「フェルナンドは最後尾のスタートから大きく順位をあげ、ポイント圏内に迫っていましたが、燃料システム系のトラブルによりリタイアせざるを得ませんでした。原因については現在調査中です」

    「結果は残念なものになりましたが、ここ数レースでは競争力が向上していますし、今日もポイントを獲得できるだけのペースはあったと思っているので、悔しいレースの中にもいくつかのポジティブな要素はあったと思います」

    「我々のマシンと相性がいいハンガリーでは、いいレースができると思います。ポイントを獲得できるよう、チーム一丸となって準備を進めます」

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「グリッド後方から力強いスタートを切ったフェルナンドは、周回遅れのマシンを追い越しながら徐々にポジションを上げ、レースを3分の1走りきったころには、13番手で堅実に走行。一方のストフェルは、9番手で着実な走りをみせていた」とコメント。

    「そのため、燃料システム系のトラブルが発生し、それにより出力を失い、フェルナンドが35周目でリタイアを余儀なくされたことは残念だった。同不具合の原因については、現在も調査中だ」

    「残り10周の時点で、ストフェルはマッサと10位をかけてバトルをしていた。結局、ポイント獲得というストフェルの望みはかなわなかったものの、堅実かつ見事な走りだった」

    「我々は、ここから次戦が開催されるハンガロリンクに移動する。ハンガロリンクにはカーブやコーナーが多数あり、それらが短いストレートでつながっている。次戦では競争力が少し上がることを願っている」

    関連:F1イギリスGP 結果:ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィン

  • ストフェル・バンドーン 「僕たちの時代はいつか来ると確信している」

    ストフェル・バンドーン 「僕たちの時代はいつか来ると確信している」

    マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンは、F1イギリスGPの決勝で11位完走。今季初の入賞を惜しくも逃した。

    8番手からスタートしたバンドーンは、タイヤ交換のためにピットインするまでは、最高7番手でレースを走行。ただ、4.02秒というピットストップでの遅れにより、フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)に追い抜かれ、事実上、ポイント獲得の望みが絶たれる結果となった。

    「再び入賞を、惜しくも逃してしまったことは残念だ。それでも、今週末にはポジティブな点がたくさんあった」とストフェル・バンドーンはコメント。

    「今日のレースでのペースはとても励みになった。このようなサーキットで、フォース・インディアとウィリアムズの両マシンとあれだけ接近して走行できたことは、本当にポジティブになれる点だったと思う」

    「ただ、レースではすべてが完璧だったわけではない。ピットストップが思ったほどスムーズにいかなかったので、ピットを出たときにフェリペ・マッサとサイドバイサイドになり、ポジションを明け渡してしまった。僕たちのペースはマッサのペースと非常によく似ており、彼の前のポジションで完走するチャンスは確実にあっただけに残念だ」

    「残念ながらポイント獲得には至らなかったが、今日はとても前向きになれる要素があった。僕たちの時代はいつか来ると確信している」

    関連:F1イギリスGP 結果:ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィン

  • F1イギリスGP 結果:ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィン

    F1イギリスGP 結果:ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィン

    2017年 F1世界選手権 第10戦 イギリスGPの決勝が16日(日)にシルバーストン・サーキットで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がポール・トゥ・ウィンで今季4勝目をあげた。

    現地時間13時。気温21℃、路面温度28℃のドライコンディション。フォーメーションラップでジョリオン・パーマー(ルノー)にハイドロ系のトラブルが発生してストップ。エクストラフォーメーションラップが行われ、レースは52周から51周へと変更になった。

    優勝はポールポジションからスタートしたルイス・ハミルトン。スタートからレースを支配し、トップを譲ることなくチェッカー。ポール・トゥ・ウィンで今季4勝目をあげた。36回目のポール・トゥ・ウィン。イギリスGP4連覇となり、ジム・クラーク、アラン・プロストの勝利数に並んだ。

    2位にもバルテリ・ボッタスが続き、メルセデスが1-2フィニッシュ。3位にはキミ・ライコネン(フェラーリ)が続いた。

    ラスト1周では上位を走行していたフェラーリ勢の左フロントタイヤに相次いでトラブルが発生。ライコネンは3位にとどまったものの、タイヤが完全にパンクしたセバスチャン・ベッテルは7位でレースをフィニッシュした。

    4位はレッドブルのマックス・フェルスタッペン、5位には19番グリッドからスタートしたダニエル・リカルドが続いた。

    以下、ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)、セバスチャン・ベッテル、エステバン・オコン(フォース・インディア)、セルジオ・ペレス(フォース・インディア)、フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)までがポイントを獲得。

    マクラーレン・ホンダは、ストフェル・バンドーンが11位。フェルナンド・アロンソはリタイアでレースを終えた。

    今回の結果により、チャンピオンシップ首位のセバスチャン・ベッテルと2位のルイス・ハミルトンとの差は1ポイントとなった。

    次戦ハンガリーGPは2週間後に開催される。

    2017 第10戦 F1イギリスGP 決勝 結果

    順位 No ドライバー チーム
    1 44 ルイス・ハミルトン メルセデス
    2 77 バルテリ・ボッタス メルセデス
    3 7 キミ・ライコネン フェラーリ
    4 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル
    5 3 ダニエル・リカルド レッドブル
    6 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー
    7 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ
    8 31 エステバン・オコン フォース・インディア
    9 11 セルジオ・ペレス フォース・インディア
    10 19 フェリペ・マッサ ウィリアムズ
    11 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン・ホンダ
    12 20 ケビン・マグヌッセン ハース
    13 8 ロマン・グロージャン ハース
    14 9 マーカス・エリクソン ザウバー
    15 26 ダニール・クビアト トロ・ロッソ
    16 18 ランス・ストロール ウィリアムズ
    17 94 パスカル・ウェーレイン ザウバー
      14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン・ホンダ
      55 カルロス・サインツ トロ・ロッソ
      46 ジョリオン・パーマー ルノー

    F1イギリスGP レース展開

    ピレリは、シルバーストンにミディアム、ソフト、スーパーソフトという硬いコンパウンドを持ち込んだ。バルテリ・ボッタス、ケビン・マグヌッセン、ウィリアムズ勢、ザウバー勢がソフトでスタート。それ以外はスーパーソフトでレースをスタートした。

    スタートではポールポジションのルイス・ハミルトンが首位をキープ。マックス・フェルスタッペンがセバスチャン・ベッテルを抜いて3位に浮上。フェリペ・マッサが10位まで順位をあげる。

    後方ではトロ・ロッソのカルロス・サインツとダニール・クビアトが同士討ち。サインツはリタイアし、クビアトはピットイン。この際のコース復帰の仕方について後にクビアトにはドライブスルーペナルティが科せられた。このクラッシュでセーフティカーが導入される。

    この間にパスカル・ウェーレインがピットインして一旦ミディアムに交換。その後再びピットに入り、ソフトタイヤへと交換する。

    4周目でレースは再開。バルテリ・ボッタスが6位、フェルナンド・アロンソが13位まで順位をあげる。

    17周目。何名かのドライバーが雨が降っていると無線で伝えるもコンディションに大きな変化はみられない。

    19周目。セバスチャン・ベッテルがアンダーカットを仕掛けてピットイン。翌周にマックス・フェルスタッペンがピットインするもベッテルの後ろで復帰。ベッテルがアンダーカットに成功する。19番手からスタートしたダニエル・リカルドはポイント圏内10位まで順位を上げる。

    25周。トップを走行していたルイス・ハミルトンがピットイン。トップでコースに復帰。33周目。ソフトタイヤでスタートしていたバルテリ・ボッタスがピットインし、4位でコースに復帰する。

    34周目。フェルナンド・アロンソが無線で「ノーパワー」と訴えてピットへ、レースをリタイアする。

    38周。ケビン・マグヌッセンがピットインし、全車がピットストップを終える。

    44周目。バルテリ・ボッタスがセバスチャン・ベッテルをかわして表彰台圏内の3位に順位を上げる。

    50周目。2位を走行していたキミ・ライコネンの左フロントタイヤが故障。ピットインして4位でコースに復帰。フェルスタッペンもピットに入る。その後、2位に浮上していたセバスチャン・ベッテルにも左フロントの左フロントタイヤがパンク。ベッテルは7位でレースを終えた。

    優勝はルイス・ハミルトン、2位にはバルテリ・ボッタス、3位にはキミ・ライコネンが続いた。

  • フェルナンド・アロンソ、マシントラブルでリタイア 「ノーパワー」

    フェルナンド・アロンソ、マシントラブルでリタイア 「ノーパワー」

    マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、F1イギリスGPの決勝をマシントラブルでリタイアで終えた。

    予選13番手で終えたフェルナンド・アロンソは、パワーユニット降格による30グリッド降格ペナルティで最後尾からスタート。

    序盤は順調にレースを進めて一時は13位まで順位を上げた。

    しかし、14番手を走行していた34周目。アロンソ「ノーパワー、ノーパワー」と無線で伝えてピットイン。レースをリタイアした。

    F1イギリスGP 33周目終了時点F1イギリスGP

  • ホンダ、F1イギリスGPに改良版MGU-Hを投入

    ホンダ、F1イギリスGPに改良版MGU-Hを投入

    ホンダは、今週末のF1イギリスGPに信頼性のためのアップデートを施したMGU-Hを導入している。

    今シーズン、ホンダは度重なるMGU-Hのトラブルに悩まされている。前戦F1オーストリアGPでは、その前のアゼルバイジャンGPで発生した問題に対して対策を施した改良のMGU-Hを投入したものの、その新型も故障。

    今週、さくらの拠点でMGU-Hの調査が行われ、ホンダは問題を特定。ペナルティを科せられる必要のない修正を施した。

    結果として、今週末のF1イギリスGPでは、フェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンの両方が最新のMGU-Hを走らせている。

    「ベアリングに機械的な故障がありました」とホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介はコメント。

    「そのため、我々は新しいベアリングを導入しています。ベアリングが摩耗するのを防ぐための対策を施してあります」

    フェルナンド・アロンソは、日曜日のレースにむけて、内燃エンジン、MGU-H、MGU-K、ターボチャージャー、エネルギー貯蔵システムを新品に交換し、30グリッド降格ペナルティを受ける。

    長谷川祐介は、フェルナンド・アロンソのコンピーネントをそこまでたくさん交換したのは、今後のレースでフレッシュなパーツを得るためだと述べた。

    次戦ハンガリーGPは、マクラーレンにとってポイントを獲得できる最大のチャンスのひとつであり、ホンダはそこでのペナルティを避けたいと考えている。

    F1イギリスGPの予選では、ストフェル・バンドーンがトップから2.818秒遅れの9番手でフィニッシュ。バルテリ・ボッタスのグリッド降格により、8番グリッドから決勝をスタートする。

    関連:マクラーレン・ホンダ:F1イギリスGP 予選レポート

  • F1イギリス GP:スターティンググリッド

    F1イギリス GP:スターティンググリッド

    2017年 第10戦 F1イギリスGPのスターティンググリッドが発表された。

    現時点でF1イギリスGPの決勝でグリッド降格が決定しているドライバーは3名。

    予選4番手で終えたバルテリ・ボッタス(メルセデス)がギアボックスを交換して6戦連続の使用義務に反したため5グリッド降格ペナルティを科せられ、9番グリッドからスタートする。

    予選13番手で終えたフェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)は、パワーユニットのエレメント(ICE、MGU-H、MGU-K、TC、ES)を交換して30グリッド降格ペナルティを科せられ、最後尾20番グリッドに降格する。

    予選20番手で終えたダニエル・リカルド(レッドブル)はギアボックス交換により5グリッド降格ペナルティを科せられ、さらにパワーユニット交換により10グリッド降格。最後列19番グリッドからレースをスタートする。

    ポールポジションはルイス・ハミルトン(メルセデス)、フロントロー隣にはキミ・ライコネン(フェラーリ)。

    2列目にはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が並ぶ。

    ポールポジションはコース左側で、走行ライン上にあるため路面もクリア。ポールシッターにとっては、ターン1へ向かうレーシングライン上なので、ドライコンディションであれば全開で抜けていける。ターン1までの距離は420m(カレンダー中最長はバルセロナの730m)。

    F1イギリスGPの決勝は16日(日)の21時(現地時間 13時)から行われる。

    2017年 第10戦 F1イギリスGP スターティググリッド

    Pos No ドライバー チーム
    1 44 ルイス・ハミルトン メルセデス
    2 7 キミ・ライコネン フェラーリ
    3 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ
    4 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル
    5 11 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー
    6 11 セルジオ・ペレス フォース・インディア
    7 31 エステバン・オコン フォース・インディア
    8 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン
    9 77 バルテリ・ボッタス メルセデス
    10 8 ロマン・グロージャン ハース
    11 30 ジョリオン・パーマー ルノー
    12 26 ダニール・クビアト トロ・ロッソ
    13 55 カルロス・サインツ トロ・ロッソ
    14 19 フェリペ・マッサ ウィリアムズ
    15 18 ランス・ストロール ウィリアムズ
    16 20 ケビン・マグヌッセン ハース
    17 94 パスカル・ウェーレイン ザウバー
    18 9 マーカス・エリクソン ザウバー
    19 3 ダニエル・リカルド レッドブル
    20 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン

    F1イギリスGP 各ドライバーの持ちタイヤ数

    F1イギリスGP 各ドライバーの持ちタイヤ数

  • F1 イギリスGP 予選:トップ10ドライバーコメント

    F1 イギリスGP 予選:トップ10ドライバーコメント

    2017年 F1世界選手権 第10戦 イギリスGPの予選が15日(土)にシルバーストン・サーキットで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がポールポジションを獲得した。

    現地時間13時。気温16.6℃、路面温度22℃、予選スタート時は小雨の降るなかでセッションは開始。数チームがドライタイヤでの走行を試みるも、すぐにウェットタイヤへと交換した。

    ポールポジションを獲得したのは母国グランプリとなるメルセデスのルイス・ハミルトン。コースレコードを2.6秒更新する1分26秒600という驚異的なタイムをカークして自身67度目のポール獲得。ミハエル・シューマッハの68まであと1つに迫った。

    2番手には0.547秒差でキミ・ライコネン、3番手にはセバスチャン・ベッテルとフェラーリの2台が続いた。4番手はバルテリ・ボッタス(メルセデス)。だが、ボッタスはギアボックス交換により5グリッド降格が決定しているため、9番グリッドからのスタートとなる。

    マクラーレン・ホンダは、ストフェル・バンドーンがQ3進出を果たし、初めてチームメイトのフェルナンド・アロンソを上回り、自身のベストリザルトとなる9番手で予選を終えた。

    1番手:ルイス・ハミルトン (メルセデス)

    「ポールを獲得したことがどれくらい嬉しいか本当に言葉では説明できない。ジム・クラークに並ぶシルバーストンでの5回目のポールだ。とにかく信じられない気分だ。あのようなレジェンドと肩を並べられるなんて非現実的なことのように感じる。今週末の内容にはかなり満足している。僕たちはFP1から良いスタートを切ったし、そこからビルドアップしていった。Q1のコンディションはとても楽しかった。タフだけど、あのような変わりやすい天気はとても楽しい。そのあとトラックは乾き、限界までプッシュすることが重要だった。クルマの全てを搾り出した。とにかく全てが完璧だったし、素晴らしいラップだったと思う。そうしなければならないとわかっていたしね。これまで走ってきたなかで最高のドライビングだったと感じているし、それが結果として示されることを願っている。最近は本当に僅差だし、フェラーリにコンマ8秒のギャップを築けたのは嬉しい驚きだ。僕は決して故意に誰かの邪魔をすることはない。ロマンの邪魔をしたとは思っていないけど、そうだったなら謝るよ。ホームのサポートは素晴らしかったし、またここでポールを獲れたことを本当に誇りに思う。たくさんのフラッグに圧倒されたよ。ドライバーがこんなに愛されて、サポートしてもらえる場所は世界中で他のどこにもない」

    2番手:キミ・ライコネン (フェラーリ)

    「予選での僕のクルマのハンドリングは今週末の他のどの時点よりも良かったし、それには本当に満足している。もちろん、僕たちは常にもっと上位でフィニッシュしたいけど、今日はだいたい自分たちにできることをやれたと思う。Q1は濡れた路面でインターミディエイトタイヤでの走行だったし、コンディションはちょっとトリッキーだった。とても滑りやすかったけど、全部が濡れているわけではなかったので、タイヤの摩耗がとても早かった。幸い、最後の走行は正しいタイミングで走れたし、そこは問題なかった。その後、路面はどんどん良くなっていった。最後のラップの感触は良かったけど、まだあちこちにダンプがあったので、どこを走るべきかを知るにはまだちょっとトリッキーだった。なので最初はかなり余裕を持って走ったし、そのあともう少しプッシュすることに決めた。今日、クルマで得た感触は素晴らしかったし、明日を楽しみにしている。レースで改善できることを願っている。通常、僕たちは日曜日の方が強い」

    3番手:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)

    「結果にはかなり満足しているし、僕たちのパフォーマンスは良かった。メルセデスが週末全体でとても速かったことを考えれば、明日はタフなレースになると思う。今日の僕たちのクルマはいい感じだったし、驚くべき感触だったので、全体的に満足している。トラックはあまり濡れてはいなかったし、ドライブしていてとても楽しかった。最後の走行では前にたくさんのクルマがいるのがわかった。でも、それ以外では週末を通してクルマをかなり改善できた。予選トリムでもね。それが本当に重要なことだ」

    4番手:バルテリ・ボッタス (メルセデス)

    「タフな予選だった。9番手スタートは理想的ではないけど、明日は前のクルマとは異なるタイヤでスタートするし、それが前進する良いチャンスを与えてくれるかもしれない。ソフトタイヤは良いレースタイヤになるはずだし、そこの位置からでも何でも可能なことはわかっている。トラフィックに引っかからないように注意しなければならないけど、ソフトタイヤは他がピットストップしたときに前進するチャンスを与えてくれるはずだ。クルマはバランスは悪くなかったけど、グリップに本当に苦労した。最終ラップのターン3でロックさせてしまい、ちょっとタイムを犠牲にしてしまったけど、それは上位とのギャップの説明にはならない。今日は、雨の後の涼しいコンディションでルイスの方が僕よりもタイヤにうまく熱を入れることができていたように思う。路面は乾いていったので、ポールを争うための十分なグリップが得られなかった。僕たちにはここで強力なクルマがあるのは確かだし、週末ずっと競争力があったので、明日は順位を上げるために全力でプッシュするつもりだ」

    5番手:マックス・フェルスタッペン (レッドブル)

    「僕にとっては孤独な予選だったし、最終結果はほぼ予想していた位置だ。僕たちにはスピードが足りなかったし、メルセデスやフェラーリに近づくことができなかったけど、それでもクルマの感触はいいし、楽しむことができた。5番手は今日の僕たちにできる最大限だったし、僕はそれを達成した。明日4番手からスタートするのはもちろん良いことだけど、他の誰かのペナルティに助けられることを当てにしたくはないし、ペースでそこにいられることを願っている。明日、天候が何をもらたすか様子を見てみるつもりだ。雨が降れば、ウェットで表彰台にチャレンジするチャンスが得られると思う。予選の序盤は上位につける素晴らしいチャンスがあるように思えたし、明日は運が変わって、楽しい良いレースをして、完走できることを願っている。今のところ、表彰台や勝利について話すつもりはない。前のクルマに何かが起これば、良い結果に挑戦できるかもしれない」

    6番手:ニコ・ヒュルケンベルグ (ルノー)

    「今日はとても成功した予選だったし、僕たちはトップチームの真後ろでレースをスタートする。良いリズムを掴んでいたし、良いタイムが出せた。チームは正しい路面コンディションを正しく判断してくれた。素晴らしい流れがあった。落ち着いていたし、クルマに自信を感じていたので、良いラップを生むことができた。僕たちが今週末ここに満ち込んだアップグレードは僕たちの前進の一役を担っていると思う。とは言え、本番は明日のレースだ。クリーンなレースをしたい。僕たちはとても懸命にプッシュしているし、ポイントを獲得できたらとても嬉しいね」

    7番手:セルジオ・ペレス (フォース・インディア)

    「とても難しい予選セッションだったし、正しいタイミングでコース上にいることが重要だった。とりわけウェットコンディションだったQ1ではね。もうひとつ上位でフィニッシュできなかったのは残念だ。ギャップがかなり小さいときは前に出るチャンスがあるからね。最後のラップはもっとうまく走れたはずだ。最終コーナーの縁石に乗り上げてタイムを失ったしまったし、改善する余地がなかった。それでも僕たちは明日素晴らしい位置からスタートする。僕たちには強力なクルマがあるし、似たような天候になれば、さらに上位でフィニッシュするチャンスはあるだろう。集中し続けて、完璧なレースができるよう頑張りたい」

    8番手:エステバン・オコン (フォース・インディア)

    「本当にタフな予選セッションだったし、8位でフィニッシュできたことには満足している。僕たちはQ1でスリックに交換するために遅めにピットストップすることに決めた。リスクはあったし、最終コーナーで決断した。タイムを出すために1周しかなかったし、エリクソンにブロックされてしまった。かなり限界ではあったけど、それでもタイムを改善することができた。Q2ではブレーキから日が出t、2回目の走行中にチームと連絡をとる全ての無線が失われた。僕はそこにいて、一人で走っていたし、昔みたいにピットボードに気を付けなければならなかった。明日は7番グリッドからスタートするし、悪いスタート位置ではない。特にこのセッション中に起こった全てのことを考えればね。今日のようにコンディションがとても不安定かもしれないし、雨が降ったら何が起こるかわからない。僕たちは今日強かったし、明日も同じくらい強いと確信している」

    9番手:ストフェル・バンドーン (マクラーレン・ホンダ)

    「シルバーストンでQ3に参加するのは、少し予想外だった。ただ、ここ数戦は非常に精力的に仕事に取り組んでおり、チーム内でも改善点を明確に確認することができた。アゼルバイジャン、オーストリア、そして今週末のここシルバーストンでも、フェルナンドと僕は概ね同じペースで走行している。さらに一歩前進できたことは、当然のことながら、かなりいい気分だ。僕たちは長い間、予選が雨交じりのコンディションになることを望んできた。このような入り混じったコンディションでは、僕たちはどのセッションでもかなり強かったように思う。その後、コースがさらにドライコンディションになった際には、あらゆるチャンスを最大限に活かすことができた。いつも通り中団は非常に接戦だし、一部のライバルチームが予選でさらにパフォーマンスを上げてくることはよくある。ただ、今日はドライとウエットが入り混じったコンディションが僕たちにとって大きな手助けとなった。今日はコースに出るたびに、いいラップタイムを出すことができた。Q3で9番手に入ったことは、僕たちが達成し得る最高の結果だったと思う」

    10番手:ロマン・グロージャン (ハース)

    「10番手にはあまり満足していない。Q3での最初の走行でルイス・ハミルトンに最終コーナーで完全にブロックされてコンマ3秒は失った。それによって、少なくとも1つポジションは犠牲になった。2回目の走行は順調だと思ったけど、ターン3で突然リアが大きくロックしてコンマ5秒くらい失ってしまった。ラップを終えて戻らなければならなかったし、僕たちが示したよりもずっと多くのパフォーマンスがあったと思う。最終コーナーで完全に台無しにされた1回目のアタックにはかなり不満だ。それ以外の全ては問題なかったし、良い仕事ができたと思う。Q3に進めたのは素晴らしいことだけど、それ以上のことはできなかったし、ちょっとがっかりしている」

    関連:【動画】 F1イギリスGP 予選 ダイジェスト

  • マクラーレン・ホンダ:F1イギリスGP 予選レポート

    マクラーレン・ホンダ:F1イギリスGP 予選レポート

    マクラーレン・ホンダは、F1イギリスGPの予選で、ストフェル・バンドーンが9番手、フェルナンド・アロンソが13番手だった。

    ストフェル・バンドーンは、明日シルバーストンで開催されるイギリスGPの決勝レースを8番手からスタートする。これは、彼のF1キャリアにおいて最高のスタート順位となる。

    若手ベルギー人ドライバーのバンドーンと彼のエンジニアは、パフォーマンスを最大限に引き出すために準備や取り組み方を変えようと、ここ数戦の間ともに精力的に仕事をしてきた。今日の結果は、彼らの努力が間違っていなかったことを、本当の意味で証明するかたちとなった。

    Q1では、フェルナンド・アロンソのすばらしい努力のおかげで、彼は僅差でラインをまたぎ、最終アタックラップを開始することができた。その価値はあった。路面が徐々に乾きながらも、まだ濡れた部分もあるコースで、スリックタイヤ(ドライコンディション用タイヤ)を装着したアロンソはQ1で最速タイムを叩き出した。

    Q2では13番手のタイムを出したものの、パワーユニットの構成部品の交換による30グリッド降格ペナルティーを受けるため、明日の決勝は最後尾からスタートする。

    ストフェル・バンドーン (9番手)

    「シルバーストンでQ3に参加するのは、少し予想外だった。ただ、ここ数戦は非常に精力的に仕事に取り組んでおり、チーム内でも改善点を明確に確認することができた。アゼルバイジャン、オーストリア、そして今週末のここシルバーストンでも、フェルナンドと僕は概ね同じペースで走行している。さらに一歩前進できたことは、当然のことながら、かなりいい気分だ。僕たちは長い間、予選が雨交じりのコンディションになることを望んできた。このような入り混じったコンディションでは、僕たちはどのセッションでもかなり強かったように思う。その後、コースがさらにドライコンディションになった際には、あらゆるチャンスを最大限に活かすことができた。いつも通り中団は非常に接戦だし、一部のライバルチームが予選でさらにパフォーマンスを上げてくることはよくある。ただ、今日はドライとウエットが入り混じったコンディションが僕たちにとって大きな手助けとなった。今日はコースに出るたびに、いいラップタイムを出すことができた。Q3で9番手に入ったことは、僕たちが達成し得る最高の結果だったと思う」

    フェルナンド・アロンソ (13番手)

    「Q1の終盤で、オプションタイヤに切り替えるためにピットインするという正しい判断をした。そのときベストな状態にあったコースをうまく利用した。観客の皆さんの歓声を耳にするのはいい気分だったし、ガレージにいるメンバーのためにもよかった。チームのメンバーは過去数年間懸命に仕事をしてきているので、彼らは歓声を受けるに値する。それに、たとえ一瞬であっても、タイムシートの一番上に自分の名前が載るのはいい気分だ。Q3に進出できなかったということは、レース用のタイヤを自由に選択できるということだ。僕たちはペナルティーのため、決勝は最後尾からスタートする。Q2で使用したタイヤでスタートするのは理想的ではないので、13番手という予選結果には比較的満足している。これからは明日のことを考える必要がある。ドライとウエットが入り混じったコンディションではかなり競争力があることを今日証明できたので、今日と同じようなコンディションで荒れたレースになれば、僕たちにとって有利な方向に進む可能性がある。明日も今日のような天候になることを願っている」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「ストフェルは、週末を通して非常にスピードがある。また、今日ここで大事なときにすべてをうまくまとめ上げた彼の姿をみて、本当にうれしかった。Q1ではインターミディエイトタイヤで見事なラップを走行し、滑りやすいアスファルトで8番手のタイムを出し、フェラーリの2台のマシンの間に割って入った。その後、路面が乾きつつある中、Q2でもスリックタイヤですばらしい走行を続け、Q3進出を果たした。明日のレースではバルテリ・ボッタスが5グリッド降格ペナルティーを受けるため、ストフェルは8番グリッドからスタートする。“ストフェル、よくやった!” 一方、フェルナンドはQ1ではスリックタイヤで見事なラップを走行し、1.3秒の大差をつけて最速タイムを叩き出した。確実にアタックラップに臨むには、あまりにもギリギリ過ぎるとも言える状態で、Q1でのタイム計測のチャンスをあやうく失うところだった。それでも、フェルナンドはなんとか時間内にラインをまたぎ、そのチャンスを活かして完ぺきなラップを走行した。そんな彼の姿をみれてよかったですし、観衆の声援を聞くことができてうれしかった。ここでの観客の皆さんの応援は、本当にすばらしいものがある。その後、フェルナンドはQ3に進出できなかったものの、明日のレースでは30グリッド降格ペナルティーを受けることが決まっているので、今日の予選結果はそれほど重要ではなかった。明日のレースで両ドライバーをみるのは、興味深いだろう。雨が降っても晴れても、2人とも全力を尽くす。フェルナンドはレース序盤で素早くポジションを上げていくだろうし、一方のストフェルは今季初のワールドチャンピオンシップポイント獲得を目指す。2人の幸運を祈ろう!」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)

    「時折降る雨の影響により、今日は難しいコンディションでの予選になりましたが、ストフェルがホームグランプリでQ3進出と、チームもドライバーもいい仕事をしてくれたと思います。ストフェルは週末を通してセッティングが決まっており、いい流れを維持してくれています。モナコ以来のQ3進出となった予選のパフォーマンスはマシンの力を最大限に引き出し、すばらしかったと思います。また、フェルナンドはトラフィックの影響によりQ3進出はなりませんでしたが、彼のQ1での果敢なアタックは、チームだけでなく、寒い中観戦に来てくれているスタンドのファンにも、素敵なサプライズを与えてくれました。パワーサーキットであるここシルバーストンで、週末を通してある程度のパフォーマンスを見せられていることは、今後に向けた自信に繋がります。もちろん、まだ上位陣との差はありますが、確実に前進できていると感じています。明日はストフェルが8番手からのスタートで、フェルナンドはペナルティーによりグリッド後方からのスタートになります。ただ、ここイギリスでは突然の降雨も予想されるので、2人とも十分にポイント獲得のチャンスはあると思っています。明日も引き続き、ホームグランプリでファンの皆さんにいいパフォーマンスをみせられるよう、全力で取り組んでいきます」

    関連:F1イギリスGP 予選:ルイス・ハミルトンがポールポジション

  • 【動画】 F1イギリスGP 予選 ダイジェスト

    【動画】 F1イギリスGP 予選 ダイジェスト

    F1イギリスGPの予選が15日(土)にシルバーストン・サーキットで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がコースレコードを更新する驚異的なタイムを記録してポールポジションを記録した。

    現地時間13時。気温16.6℃、路面温度22℃、予選スタート時は小雨の降るなかでセッションは開始。数チームがドライタイヤでの走行を試みるも、すぐにウェットタイヤへと交換した。

    Q1の終盤、エステバン・オコンがドライタイヤに交換。さらにその後フェルナンド・アロンソがドライタイヤへの交換を決断。チェッカーまで1秒を切ったところでラインを通過してアタックを開始。Q1でトップタイムを記録して観客をわかせた。

    ポールポジションを獲得したのは母国グランプリとなるメルセデスのルイス・ハミルトン。コースレコードを2.6秒更新する1分26秒600という驚異的なタイムをカークして自身67度目のポール獲得。ミハエル・シューマッハの68まであと1つに迫った。

    2番手には0.547秒差でキミ・ライコネン、3番手にはセバスチャン・ベッテルとフェラーリの2台が続いた。

    4番手はバルテリ・ボッタス(メルセデス)。だが、ボッタスはギアボックス交換により5グリッド降格が決定しているため、9番グリッドからのスタートとなる。

    マクラーレン・ホンダは、ストフェル・バンドーンがQ3進出を果たし、初めてチームメイトのフェルナンド・アロンソを上回り、自身予選最高位となる9番手。決勝では8番グリッドからのスタートとなる。フェルナンド・アロンソはQ2で敗退して13番手。パワーユニット交換により30グリッド降格が決定しており、最後尾からのスタートとなる。

    2017 F1 イギリスGP 予選 動画

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  • F1、映画『カーズ3』とタイアップ … 11番目のピットガレージが登場

    F1、映画『カーズ3』とタイアップ … 11番目のピットガレージが登場

    F1とディズニーピクサーがタイアップ。映画『カーズ3』の宣伝としてF1イギリスGPが開催されているシルバーストンのピットレーンには11番目のチームのガレージが設置され、ライトニング・マックィーンとジャクソン・ストームが置かれている。

    映画『カーズ』シリーズとF1のゆかりは深く、カーズ2ではルイス・ハミルトンが“ハミルトン”として登場。また、ドイツ語版とイタリア語版ではセバスチャン・ベッテル、スペイン語版ではフェルナンド・アロンソが声優を務めていた。

    またF1イギリスGPの日曜日のF1エクスペリエンスの2シーターには、ライトニング・マックィーンとジャクソン・ストームの声が登場する。

    F1のマネージングディレクターを務めるショーン・ブラッチスは「ディズニー、そして超大作であるカーズとのコラボレーションにワクワクしている。F1のファミリー層を喜ばせてくれると確信している」と述べた。

    映画『カーズ3』(カーズ/クロスロード)は日本では7月15日に公開がスタートしている。