カテゴリー: ブラウンGP

  • F1オーストラリアGP 予選:ブラウンGPがフロントロー独占!

    F1オーストラリアGP 予選:ブラウンGPがフロントロー独占!

    F1開幕戦オーストラリアGPの予選が28日(土)、メルボルンのアルバートパーク・サーキットで行われた。

    2009年初のポールポジションを獲得したのは、ブラウンGPのジェンソン・バトン。2番手にもルーベンス・バリチェロが入り、ブラウンGPがフロントローを独占。ブラウンGPは、Q2で揃って1分24秒台を記録するなど、圧倒的なパフォーマンスをみせた。

    ジェンソン・バトンのポールポジションは2006年のオーストラリアGP以来、そして新規参戦チームがいきなりポジションを獲得したのは1970年カナダGPのティレル以来となる。

    3番手にはレッドブルのセバスチャン・ベッテル、4番手はBMWザウバーのロバート・クビサ、5番手にはウィリアムズのニコ・ロズベルグが続いた。

    トヨタ勢は、ティモ・グロックが6番手、ヤルノ・トゥルーリが8番手。フェラーリ勢はフェリペ・マッサが7番手、キミ・ライコネンが9番手だった。

    中嶋一貴(ウィリアムズ)はQ2で敗退し、で明日の決勝を13番グリッドからスタートする。

    昨年のワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンは、Q1を15番手でかろうじて通過したものの、Q2ではギアボックストラブルにより1周も走らずに敗退。チームメイトのヘイキ・コバライネンも14番手でQ2敗退とマクラーレンにとっては厳しいシーズン開幕となっている。

    決勝は明日29日(日)、現地時間17時(日本時間15時)からスタート予定。

    オーストラリGP 予選

    順位 ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
    1 ジェンソン・バトン ブラウンGP 1分25秒211 1分24秒855 1分26秒202
    2 ルーベンス・バリチェロ ブラウンGP 1分25秒002 1分24秒783 1分26秒505
    3 セバスチャン・ベッテル レッドブル 1分25秒938 1分25秒121 1分26秒830
    4 ロバート・クビサ BMW 1分25秒922 1分25秒152 1分26秒914
    5 ニコ・ロズベルグ ウィリアムズ 1分25秒846 1分25秒123 1分26秒973
    6 ティモ・グロック トヨタ 1分25秒499 1分25秒281 1分26秒975
    7 フェリペ・マッサ フェラーリ 1分25秒844 1分25秒319 1分27秒033
    8 ヤルノ・トゥルーリ トヨタ 1分26秒194 1分25秒265 1分27秒127
    9 キミ・ライコネン フェラーリ 1分25秒899 1分25秒380 1分27秒163
    10 マーク・ウェバー レッドブル 1分25秒427 1分25秒241 1分27秒246
    11 ニック・ハイドフェルド BMW 1分25秒827 1分25秒504  
    12 フェルナンド・アロンソ ルノー 1分26秒026 1分25秒605  
    13 中嶋一貴 ウィリアムズ 1分26秒074 1分25秒607  
    14 ヘイキ・コバライネン マクラーレン 1分26秒184 1分25秒726  
    15 ルイス・ハミルトン マクラーレン 1分26秒454 No Time  
    16 セバスチャン・ブエミ トロ・ロッソ 1分26秒503    
    17 ネルソン・ピケJr. ルノー 1分26秒598    
    18 ジャンカルロ・フィジケラ フォース・インディア 1分26秒677
    19 エイドリアン・スーティル フォース・インディア 1分26秒742  
    20 セバスチャン・ブルデー トロ・ロッソ 1分26秒964    
  • ブラウンGP、ヴァージン・グループとのスポンサー契約を発表

    ブラウンGP、ヴァージン・グループとのスポンサー契約を発表

    ブラウンGPは、ヴァージン・グループとのスポンサー契約を発表した。

    リチャード・ブランソン率いるヴァージン・グループがブラウンGPの初の主要スポンサーに決定した。タイトルスポンサー契約ではなく、チームの公式名称は今のところ変わりはない。

    タイアップは、土曜日の朝にアルバートパークのパドックでロス・ブラウンとリチャード・ブランソンとの共同記者会見で発表された。

    ホンダF1買収の有力候補として名前が挙げられていたヴァージンだが、リチャード・ブラウンソンは、F1にクリーンな燃料を提供するためにアメリカのGevoに投資をしていると語る。

    「今日ここにいることを非常に興奮している」

    「数週間前、我々がF1に関係するには2つの前提条件があると言った」

    「1つはF1のコストが安くならなければならないということ。F1に新規参戦するにはあまりに高価だった。そして2つ目は、F1がクリーンな燃料革命の先頭に立たなければならないということだ」
    「ご存じのとおり、バーニー・エクレストンは、F1への新規参戦がより低いコストでできるとことを発表した。それは多くの新しい会社がF1に関わり、より刺激的になることを促進するだろう」

    「そして2つ目はクリーンな燃料だ。我々はGevoと呼ばれる会社にかなりの金額を投資した。我々のダーティな産業、エアライン、電車会社からのすべての利益がクリーンな燃料のために投資されたる」

    「GevoがF1の燃料に達することができるかを見ることが彼らの仕事の1つだ。ヴァージン燃料と呼ばれるであろう燃料は、クリーンで、カーボンを出さず、現在クルマに使われている汚い燃料と同じように働くことができる」

    「私は彼らがそのような燃料に仕上げることができると言ったことを嬉しく思っている。数ヶ月にわたって、F1と話すつもりだし、様々な自動車会社と話すつもりだ。もし、我々がF1で使用する燃料としてこの燃料を導入できれば、F1は汚染されたスポーツからクリーンなスポーツとなる」

    「私は、F1を変えるようとしている人々と働くことを楽しみにしている。我々は飛行機のためにクリーンな燃料を作り出すために働こうとしており、人々がF1を観にいくとき、罪悪感を抱かずに済む。ここにいることは素晴らしいし、レースを本当に楽しみにしている」

    BGP001には既にヴァージンのロゴが搭載されている。ロス・ブラウンは、リチャード・ブランソンがF1の将来に影響を与えるだろうと語る。

    「ヴァージン・グループは、ここでの我々の仕事に相乗効果を与える多くの産業と関係がある。F1の環境を改善するためにFIAが先頭に立って進められる努力は、我々の社会のために重要なことであり、我々のスポーツの課題である」

    「リチャードとヴァージン・グループは、将来の我々の計画とよく連携している。リチャードはポジティブな変化のために内側で働くことでより大きな影響を与えるという我々の見解を共有できると思うし、これから彼とヴァージンと密接に働くことを楽しみにしている。

  • ブラウンGP (オーストラリアGP初日)

    ブラウンGP (オーストラリアGP初日)

    ブラウンGPは、F1開幕戦 オーストラリアGP初日のフリー走行で、ルーベンス・バリチェロが3番手、ジェンソン・バトンが5番手と好タイムを記録した。

    ルーベンス・バリチェロ
    「ここメルボルンにいることはチームにとって偉業だ。再びマシンに戻って、レース週末に向けて戦略的に作業することは良い気分だね。テスト時間が限られていたにもかかわらず、僕たちはこのレースの前に準備することができた。僕たちは競争力のあるマシンを持っていることを証明したし、今日は良い仕事を成し遂げることができた。両方のタイヤを評価して、全体的なパフォーマンスには満足しているので、明日は力強い予選パフォーマンスをみせるチャンスがあると思う」

    ジェンソン・バトン
    「今日、やっとシーズンが始まって素晴らしい気分だ。プラクティス初日は良かったし、ロングランのパフォーマンスは特にハードタイヤで競争力がありそうだ。僕たちにはまだソフト側のタイヤでやることがあるので、それが明日のプラクティスセッションの優先事項になるだろう。最後のニュータイヤでの走行でトラフィックがあったので、僕たちが1周でどれくらい速い知ることができなかったことは残念だ。でも、それを見出す時間は明日たくさんあるよ」

    ロス・ブラウン
    「アルバートパーク・サーキットは限られた我々がプレシーズンテストで使ったサーキットとは非常に異なるので、今日の勝ていんはここのコンディションとドライバーの好みにマシンをセットアップすることだった。トラックコンディションは2回目のセッションでかなり改善されたが、遅い時間に走った経験がないのは我々だけではない。日曜日に似たような時間にレースで遭遇するもしれないので良い目安だ。マシンは良く機能しているし、限られたテスト走行から予想していた小さな問題だけだったので1日の仕事に満足している。週末の良いスタートがきれた」

  • ヴァージン・グループ、ブラウンGPのスポンサーに

    ヴァージン・グループ、ブラウンGPのスポンサーに

    ヴァージン・グループがブラウンGPのスポンサーになると報じられた。

    リチャード・ブランソン率いるブラウンGPは、ホンダF1の買収候補として名前があがっていた。

    報道によれば、明日のフリー走行開始前に発表されるといい、タイトルスポンサーほどではないが、ヴァージンのロゴがマシンに掲載されるとしている。

    これまでブリヂストンのロゴ以外を掲載していなかったブラウンGPだが、26日にヘンリ・ロイドとのスポンサー契約を発表。BGP001のエンジンカバーにロゴが掲載されている。

  • ブラウンGP、ヘンリーロイドとスポンサー契約

    ブラウンGP、ヘンリーロイドとスポンサー契約

    ブラウンGPは、イギリスの服飾メーカー「ヘンリーロイド(Henri Lloyd)」とアパレル契約を結んだことを発表。ブラウンGPにとって初の公式パートナーとなった。

    ブラウンGPのチームおよび旅行用のウェアに加え、ヘンリ・ロイドはチームのオフィシャル商品を担当。ヘンリーロイドのロゴは、2009年を通してブラウンGPのマシンBAGP001に掲載される。

    「我々はヘンリーロイドをF1、そしてブラウンGPに迎えられたことを嬉しく思う」とロス・ブラウンは語る。

    「ブラウンGPは、メルボルンでのシーズン初戦に向けて準備を完了させるために時間と戦ってきた。チームの今後のヴィジョンに賛同してくれたヘンリーロイドに感謝している」

  • ブラウンGP、レーシングスーツを初披露

    ブラウンGP、レーシングスーツを初披露

    ブラウンGPが、レーシングスーツを初披露した。

    ブラウンGPのジェンソン・バトンとルーベンス・バリチェロが、シーズン開幕恒例のフォトセッションに参加。新チームであるブラウンGPのレーシングスーツを披露した。

    アルピーヌスター製のレーシングスーツは、白を基調にブラックのラインが入れられたシンプルなデザイン。右胸と右足、そして両腕にはブラウンGPのロゴマークが付けられている。

    しかし、ブリヂストンを除いてスポンサーロゴは一切掲載されておらず、ブラウンGPの財政状況が懸念される。

    フォトセッションでは、ジェンソン・バトンがチームカラーの蛍光イエローを取り入れた新しいカラーリングのヘルメットを披露した。

    またブラウンGPには、カーナンバー22と23が割り当てれられることが決定。ジェンソンバトンが22番、ルーベンス・バリチェロが23番をつけて2009年シーズンを戦う。

    ジェンソン・バトン (ブラウンGP) ルーベンス・バリチェロ (ブラウンGP)

  • アンソニー・デビッドソン、ブラウンGPのリザーブドライバーに決定

    アンソニー・デビッドソン、ブラウンGPのリザーブドライバーに決定

    アンソニー・デビッドソンが、2009年シーズン、ブラウンGPのテスト兼リザーブドライバーに就任したことが明らかになった。

    スーパーアグリのF1撤退により、2008年シーズン途中でF1のシートを失ったアンソニー・デビッドソン。

    2009年はBBCの解説者を務めることが発表されているが、新たにブラウンGPのテスト兼リザーブドライバーを務めることが決定した。

    アンソニー・デビッドソンは、2007年にスーパーアグリのレギュラードライバーになるまで2002年から2006年までホンダF1チームのテストドライバーを務めていた。

  • ブラウンGPの財政に暗雲

    ブラウンGPの財政に暗雲

    ブラウンGPの将来に暗雲が立ちこめている。新規参戦扱いとなったことで、分配金をすぐに全額受け取ることができないためだ。

    経営陣によるマネジメント・バイアウトにより誕生し、テストで素晴らしいペースを発揮しているにも関わらず、ブラウンGPの将来が不安視されている。

    ブラウンGPは、ホンダF1からの名称変更を申し出たが、今月行われた世界モータースポーツ評議会で「新規参戦」チームとして扱われることが決定。ブラウンGPには最後尾のピットレーンとカーナンバーが割り当てられた。

    FIAは「チームとFIAの契約は『ホンダ』としてのものであり、ホンダは今やその立場にいない」としている。

    問題なのがF1の商業収入の分配金。新チームは、F1の商業契約により、すぐに分配金を全額受け取ることはできない。

    ホンダF1からブラウンGPへの名称変更は、F1チームには全員一致で承認されたが、バーニー・エクレストンが拒否権を行使。ブラウンGPはホンダの経済的立場を引き継ぐことができなかったという。

    結果、ブラウンGPは2009年予算から約2,200万ユーロ(約31億3000万円)を失うことになった。

    今週末から2009年シーズンが開幕となるが、ブラウンGPのスポンサーに関しての発表はまだない。

  • レッドブル、ディフューザーに異議申し立て

    レッドブル、ディフューザーに異議申し立て

    レッドブル・レーシングは、木曜日のメルボルンでトヨタ、ウィリアムズ、ブラウンGPのマシンが検査を通過するようであれば、ディフューザーのデザインに関して異議を申し立てるだろうと語る。

    レッドブルのモーターアドバイザーを強めるヘルムート・マルコは、トヨタ、ウィリアムズ、ブラウンGPのマシンは違法であると宣言した。

    「あれは違法だ。もしレギュレーションに沿って修正されないのであれば、木曜日に異議を申し立てるつもりだ」

    「彼らはダブル・ディフューザーを使っており、1周あたりコンマ5秒短縮している」

    「レッドブルを含めた7チームは同じ意見だ。彼らは違法である」

    ルノーとレッドブルは、今年初めに同様の空力コンセプトの合法性をFIAと討議したが、「当時は否定的な答えだった」とマルコは主張している。

  • ブラウンGPはなぜ速い?!

    ブラウンGPはなぜ速い?!

    冬のテストで衝撃的なデビューを飾ったブラウンGP。BGP001は初テストでノーセットアップの状態からトップタイムを塗り替え、その実力は、フェラーリのフェリペ・マッサも「敵わない」と述べており、はやくもブラウンGPは2009年F1開幕戦の優勝候補にも挙げられている。

    そのあまりの速さから「最低重量を満たしていない」「燃料をかなり軽くしている」との憶測も出ているが、1発の速さ、ロングランのペースを分析しても、そのタイムは合理的なものであり、特殊なことをしている様子はない。

    では、なぜブラウンGPは速いのか?

    メルセデス製エンジンにより「70馬力増」

    1つは、メルセデス・エンジンが挙げられる。フェラーリ・エンジンの搭載も検討したブラウンGPだが、シャシーとのマッチングの良いメルセデス・エンジンを採用した。

    ブラウンGPのエンジニアによれば、メルセデス・エンジンは、昨年搭載したホンダ・エンジンと比較して「70馬力は上」だという。今年、ルノーにエンジンの改良が許されており、ルノーは30馬力アップさせたとされている。

    ルーベンス・バリチェロも、メルセデス・エンジンのパワーとドライバビリティの高さを絶賛しており、ブラウンGPの突然の速さがエンジンの違いによってもたらされたのは明らかだろう。

    ダウンフォース削減の影響

    次に挙げられるのはダウンフォース削減への対応だ。2009年のレギュレーションでダウンフォースは昨年の50%減となったが、各チームはすでに80%くらいまでダウンフォースを取り戻しているという。

    ホンダは2007年マシンRA107で空力コンセプトを一新。しかし、そのコンセプトは失敗に終わり、2008年時点でRA108のダウンフォースレベルは、すでに他チームに比べ90%以下だったとも言われている。

    そのため、継続起用となったバトン&バリチェロは、ダウンフォース削減の影響をほとんど感じておらず、先のメルセデス・エンジンの影響もあり逆に「乗りやすい」とさえ感じているだろう。バルセロナでのバリチェロのコーナーでのスムーズな挙動をみても、昨年マシンより「乗れている」のは間違いない。

    早くからのマシン開発

    2009年を勝負の年と見据えたホンダは、2008年シーズンを早々に捨て、早くから2009年のレギュレーションに沿ったRA109の開発を進めてきた。その恩恵はしっかりと表れており、BGP001は全チームで最も遅い発表になったにも関わらず、各チームが冬季テストで早い時期から詰めてきたエアロコンセプトの長所をすでに備えていた。

    論争となっているリアディフューザーを設計した部分からも、空力レギュレーションに対して相当なシミュレーションが行われてきたことが見てとれる。

    またブラウンGPは、同じくメルセデス・エンジンを搭載するフォース・インディアとは異なり、独自に設計したギアボックスを採用する。ホンダは相当軽量なギアボックスを開発したとされており、優れたリアのトラクションを発揮している。ギアボックスと連結するリアサスペンション、すなわち全体のサスペンション・ジオメトリーも独自に開発されたものであり、2009年マシンのパフォーマンスに苦しむマクラーレンの影響を受けていない。

    KERS非搭載によるメリット

    そして、KERSを搭載していないのもアドバンテージとなっているだろう。

    KERSの開発には高いコストが掛かるため、ブラウンGPは、KERSの搭載を今のところ念頭に置いていないようだ。

    そのおかげで30kgといわれるKERSの重量による負荷を受けず、理想的な前後重量配分を保てている。また各チームがKERSの信頼性に時間を費やすなか、KERS非搭載のブラウンGPは大きなトラブルなく走行距離を延ばし、セットアップを煮詰めることに成功している。

    上記のように、今のところホンダF1撤退の影響が、すべてポジティブな方向に働いているブラウンGP。各チームが遅れを取り戻してくると思われるヨーロッパラウンドまでにどこまで結果を出せるかに注目したい。(F1-Gate.com)