カテゴリー: F1ベルギーGP

  • ピエール・ガスリー、アントワーヌ・ユベール追悼ヘルメットを着用

    ピエール・ガスリー、アントワーヌ・ユベール追悼ヘルメットを着用

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、今週末のF1ベルギーGPで親友だったアントワーヌ・ユベールを追悼するスペシャルヘルメットを着用する。

    アントワーヌ・ユベールは、昨年のスパ・フランコルシャンでのF2ベルギー大会のフィーチャーレース中に高速での多重クラッシュに巻き込まれて22歳でこの世を去った。

    昨年の悲劇的な出来事から1年。ピエール・ガスリーはF1ベルギーGPに先立って行われた木曜日のトラックウォーク中にアントワーヌ・ユベールが事故にあったラディオンのコース脇に花を手向けた。

    今週末のF1ベルギーGPに向けて、ピエール・ガスリーは、アントワーヌ・ユベールのピンクと星が散りばめられたデザインのヘルメットを用意。二人の思い出の写真も描かれている。

    ピエール・ガスリー 2020年 F1ベルギーGP アントワーヌ・ユベール追悼ヘルメットピエール・ガスリー 2020年 F1ベルギーGP アントワーヌ・ユベール追悼ヘルメットピエール・ガスリー 2020年 F1ベルギーGP アントワーヌ・ユベール追悼ヘルメットピエール・ガスリー 2020年 F1ベルギーGP アントワーヌ・ユベール追悼ヘルメット

    ピエール・ガスリーは、ジュニア時代にアントワーヌ・ユベールと一緒に生活し、切磋琢磨してきた。そのため、まだ親友の死を受け止め切れていないと語る。

    「パドックに一歩足を踏み入れた途端、頭の中に映像がよみがえってきて、受け入れたくないもの、受け入れられないものを思い出してしまった」とピエール・ガスリーは語った。

    「コースを歩いている間も考えていた・・・現実に起こったことことなんだと理解するのは難しい。あれが本当のことで、現実だなんて思いたくない。簡単ではなかった」

    ピエール・ガスリーが初めてアントワーヌ・ユベールとレースで戦ったのは9歳の時だった。2人はジュニア時代をルームメイトとして過ごした。

    「彼は僕が子ども時代に一番長い時間を一緒に過ごした相手だ。僕たちはライバルだった。でも、彼と一緒に成長することがなければ、今の僕が達成したことは決してなしえなかったと思う」とピエール・ガスリーは言語る。

    「コース上でもコース外でも関係なく、僕たちはお互いを懸命にプッシュしていた。それが僕をより良いアスリート、より良いドライバーにしてくれた。その競争が、もっと結果を出そう、もっと力を付けようと僕自身をプッシュしてくれた」

    「人として、そして、ドライバーとしての自己開発の一環だった。感謝しかない。友人たちとはいつも彼の話をしている。僕たちにはたくさん共通の友人がいた。だから、トラックウォークの時にあの画像や映像が浮かんできてしまって・・・絶対に起きてほしくなかった光景だった。残念ながら、それが僕たちのスポーツの危険性なんだ。でも、やっぱり・・・受け入れがたい」

    「スペシャルヘルメットを用意して、花を手向けて、彼と一緒にいることを想像した。前にも話したけど、去年のブダペストのレース後に彼とディナーを食べだ。彼のガールフレンドと別の友達も一緒で、ブダペストの日曜日の夜に良い時間を過ごした。それが彼と会った最後の時になった」

    「レッドブルが僕をトロ・ロッソに戻すことを決めた時、最初にメールを送ってくれた1人が彼だった。彼がもうここにいないことを認めるのはとにかく辛いことだ

    フェラーリのF1ドライバーを務めるシャルル・ルクレールは、アントワーヌ・ユベールの死の翌日にF1初勝利を挙げ、それを友人のために捧げた。

    「去年の土曜日の夜はとても辛かった。アントワーヌが亡くなったことを知り、日曜日にピエールと話したのを覚えている」とシャルル・ルクレールは語った。

    「僕たちはみんな親友だった。エステバン(オコン)も含めて、アントワーヌと僕たちはみんな一緒に育った」

    「ピエールは僕に、アントワーヌのために日曜日に勝たなければならないと言い、もちろん僕もそうしたいと思った。達成できたのは本当に特別だったし、またとても辛いことでもあった。親しい人、あるいはドライバーを亡くしたのと同じコースを走る経験をしたのは初めてだった。とても辛かった」

    「また戻ってきてもそこは変わらない。それがある以上、明日も厳しい。でも、それで週末の僕の目標が変わることはない。クルマの中で尽くすだけだ」

  • マックス・フェルスタッペン 「スパでメルセデスを倒すのは難しい」

    マックス・フェルスタッペン 「スパでメルセデスを倒すのは難しい」

    レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、今週末のF1ベルギーGPでメルセデスを倒すのは難しいかもしれないが、全力を尽くして戦い続けると語る。

    スパ・フランコルシャンの高速区間と高低差のあるコース特性は、最強のエンジンを誇り、ストレートスピードで優位に立つメルセデスが有利だと考えるのは論理的だ。

    F1ベルギーGPの週末に向けて、特別なドライバーキャップを身に着けて会見に挑んだマックス・フェルスタッペンは「今年、ファンがいないは残念だ。いつも素晴らしい雰囲気を作り出してくれているからね。でも、ここにいるのは素晴らしいことだ。速いコーナーがたくさんあお気に入りのトラックだ」と記者会見でコメント。

    また、2020年のF1カレンダーには11戦が残っており、現在、マックス・フェルスタッペンはランキング2位につけている。

    自分はタイトル候補者かと質問されたマックス・フェルスタッペンは「普通に言えばノーだ」とコメント。

    「僕たちがもたらせるアップグレードの数には限りがあるし、今年はレースが次々と続くからね。小さなアップデートをもたらすことはできるけど、大きなアップデートをもたらすことはできない」

    「でも、僕はポジティブだし、現実的だ。おとぎ話を信じていないけど、私たちは予想以上の成績を収めてきた。メルセデスは僕たちよりも速いけどが、僕たちはできることを最大限に活用してきた」

    「もちろん、僕たちは2位や3位になるためにここにいるわけではない。チャンピオンシップのために戦いたい。でも、現在の僕たちがその立場にないことを受け入れなければならない」

    「純粋なスピードに関しては、僕たちは最速ではない。勝つためには、彼らが悪い日を過ごしたり、不運だったりする必要がある。僕たちにはやらなければならないことがたくさんある」

    ただし、スパ・フランコルシャンは過去数年間でメルセデスが必ずしも勝利を確実に収めてきたわけではない。

    「でも、最高スピードと長いストレートのため、僕たちのベストトラックでもなかった。メルセデスを倒すのは難しいだろう。彼らはマシンと全体のパッケージで非常に支配的だ。もちろん、諦めて位はない。僕たちは全力を尽くすし、それが僕たちのチームの考え方だ。僕たちは戦い続けていくし、巡ってくるあらゆる機会を生かしていく」

  • ダニール・クビアト 「マシンパフォーマンスには比較的満足している」

    ダニール・クビアト 「マシンパフォーマンスには比較的満足している」

    アルファタウリ・ホンダF1のダニール・クビアトが、2020年のF1世界選手権 第7戦 F1ベルギーGPへの意気込みを語った。

    「バルセロナでの週末は、僕にとってはいい結果にはならなかったけど、今後のレースではうまくやれると思うので、マシンに戻るのが楽しみだ」とダニール・クビアトは語る。

    「スパは常にレースが楽しめるコースで、伝統があり、さらに最高にエキサイティングなコーナーを持つレイアウトが好きだ。オー・ルージュについての話題が多いけど、コース全体が素晴らしいし、実際のレースでもファンに多くの興奮を提供できるのもいいことだ」

    「スパでのレースウイークのカギは、金曜日に正しいセットアップを見つけることだ。願わくは、コースの状態を正確に把握し、マシンがきちんと機能するようにできればと思う。今季ここまでのマシンパフォーマンスには比較的満足しているけど、今まで以上にスムーズなレースウイークにできれば、好結果を目指せると思う」

    「スパ、モンツァ、ムジェロと続く3連戦は面白くなると思うし、実は、今シーズンの中でも僕がとても楽しみにしている期間だ。イタリアでレースをするのは大好きなので、本当にうれし。モンツァでは、コーナーでのダウンフォースとストレートスピードのバランスを探るのが定石だ。これも、金曜日に正しい方向性をつかめるかにかかっている。そして、ムジェロはいい思い出がたくさんあり、かなり昔だけどフォーミュラルノーでの優勝も経験した。僕は高速コーナーが大好きで、ムジェロには数多くある。とても面白いコースなのでドライビングも楽しく、一番印象に残っているサーキットといっても過言ではない。F1マシンでここを走るのはとても特別な経験になると思う。現代のマシンのダウンフォースレベルでドライブするのは最高だろうね」

    「再びの3連戦となるけど、こうした新様式でのレースにも慣れていくはずだ。僕が目指すのはドライビングを楽しむことで、それがいい仕事になるということが変わるわけではない。もちろん、サーキットでファンの皆さんが作り出してくれる雰囲気は特別なもので、それが恋しいとは思うけど、いつの日か必ず戻ってくる。それまでは、マシンを走らせているとき以外の仕事が少なくなるので、ドライバーズルームでギターの練習時間を多くとれるね(笑)」

  • ピエール・ガスリー 「誰もがアントワーヌについて想いを馳せる週末」

    ピエール・ガスリー 「誰もがアントワーヌについて想いを馳せる週末」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーが、2020年のF1世界選手権 第7戦 F1ベルギーGPにむけての意気込みを語った。

    1年前、親友であるアントワーヌ・ユベールが、スパ・フランコルシャンでのF2のレース中に命を落とした。ピエール・ガスリーは、ユベールが事故に巻き込まれたラディオンを訪れ、花を手向けている。

    「前回の3連戦を終えて、数日間のオフがあったのはよかった。しかし、留守中にフランスの自宅に空き巣が入り、かなり動揺した。他人に家の中に入られ、自分や家族の物が盗まれるというのは、誰にとっても好ましい経験ではないと思う」

    「さて、レースに話題を戻すと、前回のスペインGPは好調なレースウイークとなった。予選7番手という結果には大満足だし、決勝はマシンの隊列の中でのレースとなって思うようにはいかなかったけど、それでも9位フィニッシュでポイントを獲得できたことや、速いマシンの中で戦えたことは今後に向けたいい兆しだ」

    「パドックの中はまだ少し違和感があるけど、徐々に慣れてきた。ただ、多くのファンが押し寄せてくれるあの雰囲気が恋しい。本来であれば、朝サーキットに行けば、ファンやサインを求める人たちに出会える。そこで観客の温かさを感じることができて、エネルギーが湧いてくる。残念ながら、今のところはまだ観客をサーキットに戻せないと思う。ファンとの交流が恋しいし、年内に今の状況が変化すればいいと願っている」

    「ただ、いったんマシンに乗ると、普段と変わらず、自分の走りに集中している。それでもセッションの合間やパドックを去る際に、ふと現在の状況に考えが及んでしまう。それはレースの合間の生活にも影響する。サーキットではエンジニアやトレーナーなど同じメンバーと一緒にいるけど、一度離れてしまうと、新型コロナウイルス対策のために、チームのメンバー以外の人と会うことができないので少し時間を持て余してしまう。今は感染に気を付けなければいけないので、生活の中で交流が減り、盛り上がりに欠けることがあっても仕方がない。それに僕は自分の仕事を愛しているので、今の状況に文句は言えない」

    「次はスパ、モンツァ、ムジェロと、今年3度目のトリプルヘッダーだ。2連戦には慣れていたけど、11週間で9レースという日程は全く違う。特にエンジニアやメカニックたちにとってハードな日程になっていると思う」

    「スパとモンツァという最高のサーキットでの戦いが待っている。スパは僕のお気に入りのコースだ。高速コーナーを走るのはとてもスリルがある。過去にはすばらしいレースをしたこともある。F4で初優勝した場所でもあるし、2016年にはGP2(現在のF2選手権)のレース1で優勝も経験している」

    「しかし、今年はスパがあるベルギーへ、悲しい思いとともに戻ることになる。ちょうど1年前のF2のレースで、アントワーヌ(ユベール)が事故に遭い、命を落とした。僕は7歳の頃からカートレースで彼を知っていた。僕たちはフランスモータースポーツ連盟が主催する学校へ一緒に通っていて、僕が13歳から19歳までの6年間、住まいをシェアしていた。今週末はきっとパドックにいる誰もが彼について想いを馳せるのではないだろうか」

    「モンツァではファンのことを恋しく思うはずだ。ここは僕たちのチームのホームレースでもあるので、そこでの雰囲気は本当に特別なものだ。その次にムジェロでのレースがある。チームにとってホームレースが2度続くことになる。もちろんモンツァの近くに住んでいる僕にとってもホームレースだ。この3連戦は特別なものになるだろう」

    「そしてその次のムジェロに行くのが待ちきれない。ムジェロのような初めてのサーキットでF1マシンを駆るのは常にエキサイティングな体験だ。チームはこのコースのデータを持っていないので、ドライバーもチームも皆、どんなコースなのかを見極めることになるだろう。スリリングなレイアウトだし、F1マシンで走ればなおさらだろう。僕は2013年にここでレースをしたけど、F1マシンだとまったく違う、印象的なコースになるだろう。特に2つの右カーブが超高速になるはずだ。F1マシンに何ができるかを実感できるコースだし、ドライビングの観点からもすばらしいコースになるだろう」

  • アレクサンダー・アルボン 「スパはすべてが始まったサーキット」

    アレクサンダー・アルボン 「スパはすべてが始まったサーキット」

    レッドブル・ホンダF1のアレクサンダー・アルボンが、2020年のF1世界選手権 第7戦 F1ベルギーGPへの意気込みを語った。

    昨年、トロロッソでF1デビューを果たしたアレクサンダー・アルボンは、1年前のF1ベルギーGPからピエール・ガスリーに代わってレッドブル・レーシングに昇格。スパ・フランコルシャンは“すべてが始まったサーキット”だと語る。

    「開幕以降連戦が続いていて非常に忙しいけど、F1はいつも忙しいものだ。今はシーズンに全力で取り組んでいて、毎週内容の濃いレースが続いている。ここまで6戦を終え、マシンのどの部分に手を入れていけばいいか分かっているし、ファクトリーのメンバーがより速く、よりドライブしやすいマシンにするために全身全霊で作業を進めてくれている。ライバルも同じかもしれないけど、今はなにが機能してなにが機能していないかを一つずつ試しながら着実に前進できており、すべてがうまくいっていると感じている」とアレクサンダー・アルボンは語る。

    「前回の3連戦のあとにレースのない週末を挟むことができた。その間、僕はあまり多くのことはせずにリラックスして自分自身の充電に努めた。3連戦は本当に忙しいのでリラックスできてよかったけど、当然のことながらトレーニングも欠かさずに行った。レースをこれだけ続けると自然にそれがトレーニングになっているけど、それをきちんと維持してシャープな状態でいるのは大切だし、エンジニアのためにも体重を増やさない必要がある! リラックスの方法は現在のコロナ禍の状態ではあまり選択肢が多くない。基本的には屋内にいるよう細心の注意を払いつつ、料理をしたりNetflixを見たりと割と普通なことをしていた。少しだけハイキングもして、心拍を上げるトレーニングにもなるので、そこで走ったりもしていた」

    「スパは昨年レッドブルのドライバーとしてデビューを飾った地だけど、この1年間は信じられないくらいのスピードで過ぎていった。1年が経ったとは思えない。昨年ここで得たものを今年トライできるので、今年のレースが待ち遠しい。昨年とはマシンが違うものの、それでも似ている部分はあるし、昨年感じたことを覚えているので、それに比べて今年僕たちになにができるのか楽しみにしている。今年はいくつかいいレースができているし、スパではオーバーテイクも可能なので、早くここでレースをしてみたい気持ちだ。昨年のレースにはいい思い出があるし、今年もいい仕事ができると思っている。何よりスパはいいサーキットで、F1カレンダーのなかでもベストなトラックの一つだと感じている」

    「昨年の今ごろ、僕はチームのことをなにも知らない状態でチームに合流した。もちろんチームにいい印象を与えたいのでいい仕事をしなければと思っていた。それまでトロロッソと6カ月だけF1のシーズンを過ごしただけだったので、チームにだれも知っている人はおらず、ビッグチームで仕事をするのも初めての経験だった。今は全員を知っていますし、チームにも溶け込めている。僕らは毎週進化をみせているし、そんな中ですべてが始まったサーキットに戻れることをうれしく思っている」

    「昨年のレースでは、チームからプレッシャーをかけられたわけではなかったけど、できる限りのことをしていい結果を残したいと思っていた。その時のことはとてもよく覚えている。今年については、予選モードに関する制約のスタートがスパからモンツァに変わったので、そのことがどう影響するかをみてみたいと思う。ここではストレートが占める割合が多いのでメルセデスが速いと思うし、簡単な週末になるとは思っていない。とはいえ、同じようなことを想定して臨んだシルバーストーンで僕たちはスピードをみせられたので、今週もどうなるか楽しみにしている。どのサーキットでもタイヤや温度に関してどのレベルであれば自分たちのアドバンテージになるのかを予測するのは難しいけど、それでもスパでのレースはいつも本当に楽しい。過去には僕たちはここであまりいい成績を残していないけど、いいサーキットですし、なにより今年はサプライズに満ちたシーズンなので、どのような状況になるか実際に走ってみて確かめたいと思う」

    関連:2020年 F1ベルギーGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • FIA-F2:故アントワーヌ・ユベールのカーナンバー19を永久欠番に決定

    FIA-F2:故アントワーヌ・ユベールのカーナンバー19を永久欠番に決定

    FIA-F2選手権は、故アントワーヌ・ユベールを偲んで彼が使用していたカーナンバー19を永久欠番にすることを発表した。

    アントワーヌ・ユベールは、昨年スパ・フランコルシャンで開催されたF2ベルギー大会のフィーチャーレースで大クラッシュに巻き込まれ、22歳でこの世を去った。

    当時、アントワーヌ・ユベールはアーデンの19号車で戦っていたが、チームは残りのシーズンでカーナンバー19をエントリーリストから外していた

    今年は、カーナンバー19および18は使用されておらず、F2は今後もそのナンバーは使用しないことを決定した。

    また、F2は土曜日のフィーチャーレース前にスターティンググリッドで1分間の黙とうを実施することを発表。日曜日に決勝が行われるF1ベルギーGPでも1分間の黙とうが行われる。

    さらにF2は、アントワーヌ・ユベールのイニシャルとヘルメットデザインを組み込んだ特別なロゴを作戦。今週末のベルギー大会で22台すべてのマシンに掲載される。

    F2は「スパでのアントワーヌ・ユベールの悲劇的な死去からほぼ1年後、F2はカーバンバー19がチャンピオンシップで使用されなくなることを正式に発表する」と声明で述べた。

    「19は、故人を偲び、永遠にユベールのものとなる。その星は今でもパドックの上で明るく輝いている」

    「今週末、F2はベルギーへのエモーショナルな復帰を果たし、昨年8月31日の悲痛な事故以来、ベルギーで初めてレースを開催する。アントワーヌを称えるために、彼のイニシャル、F2レースナンバー、および彼のヘルメットデザインの重要な要素である星を使用したロゴが特別に作成された」

    「このロゴは、アントワーヌの驚異的な業績と彼のユニークなキャラクターを祝うために、すべてのF2およびF3コミュニケーションに表示される。団結のしるし、F1、F2、F3のチームが週末を通してマシンにこのロゴを表示し、アントワーヌが常に我々のレーシングファミリーの一員であることを示す」

    「土曜日のフィーチャーレースに先立つスターティンググリッドでは、F2ファミリーがアントワーヌを偲び、彼の家族と愛する家族に揺るぎないサポートを提供しているため、1分間の沈黙が行われる。日曜日にはグランプリに向けてF1が1分間沈黙し、アントワーヌの友人の多くが彼らの心に彼の記憶を刻む」

    「今週末、そして、永久に、我々はアントワーヌのためにレースをしていく。週末を通して#AH19を使用して我々と一緒に友人を称えましょう」

    アントワーヌ・ユベール ロゴl

  • シャルル・ルクレール、親友ユベールへの思いを胸にスパへ

    シャルル・ルクレール、親友ユベールへの思いを胸にスパへ

    フェラーリF1のシャルル・ルクレールは、1年前にアントワーヌ・ユベールがF2でのレースで命を落としたスパ・フランコルシャンに戻ることに複雑な心境を抱いている。

    アントワーヌ・ユベールは、昨年スパ・フランコルシャンで開催されたF2のレース1でラディオンでの多重クラッシュに巻き込まれ、22歳の若さでこの世を去った。

    この悲劇的な死は、アントワーヌ・ユベールとともに成長してきたドライバーに影響を与えることになった。シャルル・ルクレールもその一人であり、事故の翌日に行われたF1ベルギーGPの決勝レースでF1初優勝を上げ、その勝利をユベールに捧げた。

    事故から1年、シャルル・ルクレールは、スパ・フランコルシャンに戻ることへの複雑な心境を語った。

    「スパ・フランコルシャンは、僕のなかで特別な場所だ」とシャルル・ルクレールは語る。

    「僕が初めて(F1で)勝利したのはここだけど、昨年、友人のアントワーヌを失った場所でもある」

    「このトラックに戻るのは簡単なことではないし、週末の間ずっと彼は僕たちの心の中にいるだろう」

    関連:2020年 F1ベルギーGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • マックス・フェルスタッペン 「パワーで上回るメルセデスが速いと思う」

    マックス・フェルスタッペン 「パワーで上回るメルセデスが速いと思う」

    レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンが、2020年のF1世界選手権 第7戦 F1ベルギーGPへの意気込みを語った。

    「スパはカレンダーの中でも大好きなサーキットなので、いつもここでレースをするのを楽しみにしている。クラシックなサーキットのためにランオフエリアが少なく、標高の変化も大きいので1周を通してアップダウンが続く。また、ここは低速コーナーがあまり多くないので、中速や高速コーナーでF1マシンのスピードを存分に体感できるというすばらしさもある」とマックス・フェルスタッペンは語る。

    「その中でも高速で駆け抜けるプーオンはお気に入りのコーナーだ。バランスに配慮しながら第1セクターを抜けたあと、長いストレートとインフィールドセクションの組み合わせとなる第2・第3セクターは非常に重要で、うまく折り合いをつけながら走る必要がある。ここではウイングを低めにしてダウンフォースが少ない状態で走るので、マシンの挙動がとても機敏で不安定になるけど、それもエキサイティングな部分だ」

    「ここからまた3連戦が始まる中で、今はドライバーとしてもコンストラクターとしても2位の状況で、この勢いを維持しながらスパでのレースに臨む。ストレートが多いこのサーキットではオーバーテイクが可能である一方で、予選で僕たちの後ろにいるライバルたちも迫ってくるのではと思っている。そしてパワーで上回るメルセデスはここでは非常に速いと思う。スパではここ数年はいい結果とそうでない結果の両方があるので、今年どうなるかということを予測するのは難しい。僕たちのマシンパッケージに合うトラックだとは思わないけど、今まで同様、できる限りプッシュをしてベストな結果を得たいと考えている」

    「そしてここは例年オランダからきてくれるオレンジ・アーミーが大きな声援をくれる場所なので、今年は彼らがいないことを残念に思っている。テレビから応援してもらえればと思っているし、今年用に作ったスペシャルキャップを気に入ってくれればうれしい。先週末は3連戦が続く合間に休みを取ることができた。チームメンバーもみんなつかの間の休息が取れたのではと思うので、今週に向けた準備は万全だと思っている!」

    関連:2020年 F1ベルギーGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ホンダF1 「スパはPUのパワーとエネルギーマネジメントが重要になる」

    ホンダF1 「スパはPUのパワーとエネルギーマネジメントが重要になる」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2020年のF1世界選手権 第7戦 F1ベルギーGPへの展望を語った。

    例年、長いサマーブレイクを終えてからスパ・フランコルシャンへとやってくるが、2020年の夏はタイトなスケジュールにより、レースのない週末のほうが少なくなっている。

    ベルギーGPは、スパ・フランコルシャン、モンツァ、ムジェロと続く3連戦の初戦。この3つの会場の共通点は‟スピード“となる。ドライバーはパワーユニット(PU)に最大限の力を要求することになる。

    特に、スパ・フランコルシャンの名物コーナー ”オー・ルージュ“の上り坂からレ・コームまでの長い全開区間は、エネルギーマネジメントが非常に重要で、ホンダF1のエンジニアたちにとっても正念場となる。

    残念ながら今年は観客が不在だが、高速区間と高低差のあるコースは、息をのむような 光景を見せてくれる。スパ・フランコルシャンでは特有の変わりやすい天候にも注意が必要になる。いつものようにFIA-F2選手権も大会に花を添えてくれますが、この週末は昨年スパで亡くなったF2ドライバー、アントワーヌ・ユベールをしのぶ機会 にもなる。

    「2度目の3連戦の後、レースのない1週間を経て、ここからベルギーのスパ・フランコルシャン、イタリアのモンツァ、ムジェロと高速サーキットでの3連戦に向かいます」と田辺豊治はコメント。

    「歴史あるスパ・フランコルシャンは緑豊かな山間に作られており、丘を駆け上がる高速コーナーのオー・ルージュがあることで有名なサーキットです。それ以外にも、全長約7kmの起伏に富んだコース上にバラエティ豊かなコーナーが配されており、高速サーキットながらもドライバーの腕が試されることで知られています」

    「ここではPUのパワーが試されると同時に、回生エネルギーの使用と回収のバランスを考慮したエネルギーマネジメントが重要になりますので、セッションを重ねながらPUセッティングの最適化を進めていきます」

    「そして、先日の日曜には、アメリカから佐藤琢磨選手のINDY500優勝というビッグニュースが飛び込んできました。琢磨選手、2回目のINDY500制覇という快挙の達成、おめでとうございます!2度目のミルクの味はいかがでしたか? Honda Performance Development (HPD)の皆さんにも、おめでとうの言葉を送りたいと思います」

    「INDYと同様に、我々のF1でのライバルも強力ですが、両チームともにここまでの戦いの中でパッケージとしてのポテンシャルの高さを感じています。琢磨選手やアメリカにいる仲間たちの活躍にも応えるべく、今週末もいいレースを見せ、ポジティブな結果を得られればと思っています」

  • F1:ベルギーGPからモーターホームが復活

    F1:ベルギーGPからモーターホームが復活

    F1パドックの新型コロナウイルスへの制限が緩和され、今週末のF1ベルギーGPからはモーターホームの設置が許可される。

    豪華なモーターホームは、長年F1パドックの特徴だった。しかし、サイズと複雑さが増したことで、ヨーロッパの各ラウンドのモーターホームを設置するために専任のクルーが必要なこともあった。

    そして、新型コロナウイルスの流行によって、F1は各グランプのスタッフ数を削減するためにモーターホームを禁止。F1チームは、オフィス、ケータリング、ドライバーの宿泊施設を含めた暫定的なユニットで運営されていた。

    しかし、新型コロナウイルスの緩和はわずかに緩和され、今週末のF1ベルギーGP、そして、イタリア、ドイツ、ポルトガルのヨーロッパラウンドではモーターホームの使用が可能となる。

    モーターホームが復活する理由は、既存のモーターホームや社内のケータリングと比較して、チームの一時的なユニットや外部のケータリングを借りるコストが高いためだ。

    新型コロナウイルスの“バブル”を含めた安全対策は引き続き実施され、チーム以外のメンバーは、メディアを含めてモーターホームへのアクセスは許可されず、メディアセンターに限定される。