カテゴリー: F1ベルギーGP

  • レッドブル・ホンダF1、次戦F1ベルギーGPで2台に新品エンジン投入を検討

    レッドブル・ホンダF1、次戦F1ベルギーGPで2台に新品エンジン投入を検討

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、F1ハンガリーGPで両方のレッドブル・ホンダのF1マシンにダメージを与えたバルテリ・ボッタスへの5グリッド降格ペナルティは十分に厳しいものではないと語る。

    バルテリ・ボッタスのF1ハンガリーGPでの1コーナーの誤った判断は多重クラッシュを引き起こし、最終的にメルセデスとルイス・ハミルトンは、マックス・フェルスタッペンから世界選手権のリードを奪うことにった。

    バルテリ・ボッタスには、夏休み後にスパ・フランコルシャンで開催されるF1ベルギーで5グリッド降格ペナルティが科される。

    しかし、ヘルムート・マルコは「うまく調整されたメルセデスならば、2周もあればそれらのポジションを取り戻すことができる」とコメント。
    「スパほどオーバーテイクに適したトラックはない」

    シルバーストンでのルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンのクラッシュ、ハンガロリンクでのバルテリ・ボッタスとセルジオ・ペレスのクラッシュの両方でエンジンを損傷した結果、レッドブル・ホンダF1は、スパ・フランコルシャンで2台のマシンに新品のホンダF1エンジンを搭載することを検討している。

    「少なくともそれについて考えなければならない」とヘルムート・マルコは語った。

    だが、ヘルムート・マルコは、マックス・フェルスタッペンが最終戦までにチャンピオンシップのリードを奪い返して、そこにとどまることができると確信していると語る。

    「簡単ではないだろう」とヘルムート・マルコは認める。「トト・ヴォルフは今後は入らないと言っているが、シルバーストンでのメルセデスのアップデートは彼らのマシンをはるかに速くした」

    「だが、我々にも進行中のものがあるし、世界選手権に勝つためにできる限りのことをしていく」

  • ランス・ストロール、次戦F1ベルギーGPで5グリッド降格ペナルティ

    ランス・ストロール、次戦F1ベルギーGPで5グリッド降格ペナルティ

    アストンマーティンF1のランス・ストロールは、F1ハンガリーGPのオープニングラップでシャルル・ルクレール(フェラーリ)をリタイアに追い込んだ事故で次戦F1ベルギーGPでの5グリッド降格ペナルティを科された。

    F1ハンガリーGPはスタート直前の雨により、非常に滑りやすい路面でインターミディエイトタイヤでのスタートとなった。1コーナーで上位ではバルテリ・ボッタス(メルセデス)が、ランド・ノリス(マクラーレン)に追突してレッドブル・ホンダの2台を巻き込んだ事故を起こした。

    この事故でボッタス、ノリス、セルジオ・ペレスがリタイアとなり、ボッタスには次戦F1ベルギーGPでの5グリッド降格ペナルティを科されている。

    その背後ではランス・ストロールがあまりにも速いペースでターン1に入り、内側の縁石の乗り上げて、そのままシャルル・ルクレールに突っ込んだ。このクラッシュで両者はリタイアとなり、ボッタスと同じようにF1ベルギーGPで5グリッド降格ペナルティを科された。

    事故後、ランス・ストロールは「とにかくチャレンジングなコンディションだったし、多くのことが起こった。自分が今ここにいるのが残念でならない」とパドックで語った。

    「本当にトリッキーで、とても滑りやすかった。目の前のクルマを避けようとたけど、とにかく惨事だった。とてもフラストレーションを感じている」

    動画の公開は終了しました
  • バルテリ・ボッタス、次戦F1ベルギーGPで5グリッド降格ペナルティ

    バルテリ・ボッタス、次戦F1ベルギーGPで5グリッド降格ペナルティ

    メルセデスF1のバルテリ・ボッタスは、F1ハンガリーGPのオープニングラップの4台の衝突事故を引き起こしたことで次戦F1ベルギーGPで5グリッド降格ペナルティを科せられた。

    ウェットの路面でレースがスタートした後、バルテリ・ボッタスはターン1に向かう途中でランド・ノリス(マクラーレン)に追突。その後、セルジオ・ペレス(レッドブル・ボンダ)に突っ込んだ。

    ランド・ノリスはコントロールを失ってマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)に衝突し、フェルスタッペンはマシンに大きなダメージを負った。

    この事故でバルテリ・ボッタス、ランド・ノリス、セルジオ・ペレスがリタイアした。

    バルテリ・ボッタスには2点のペナルティポイントも科せられ、累積4点んとなった。

    スチュワードは「路面状況を考慮した」が、「77号車のドライバーは完全に衝突の責任を負っていた」と判断した。

    動画の公開は終了しました
  • F1ベルギーGP:スパ・フランコルシャン、さらなる洪水で閉鎖を決定

    F1ベルギーGP:スパ・フランコルシャン、さらなる洪水で閉鎖を決定

    来年、F1ベルギーGPを開催するスパ・フランコルシャンは現在閉鎖されている。

    6月に大規模な洪水で冠水被害を受けていたスパ・フランコルシャンだが、過去数日間で再び例外的な洪水に見舞われ、主にサーキットのインフラが重大な被害を受けた。

    スパ・フランコルシャンは、パドックにアクセスする道路やトンネルが通行不可能になるなど、サーキット関連のインフラが損傷していることを認めた。

    「トラック自体は影響を受けていないが、周辺はモータースポーツ活動に必要な安全条件でトラックデイを確保することはできない」とスパ・フランコルシャンは声明で述べた。

    「倒木の恐れがある。安全フェンスを交換、デジタルトラックの安全インフラストラクチャのダウンにより、レースは今のところ中止されている」

    「安全を確保するためにクライアントとの合意により、木曜日以降のサーキット活動を中断することが決定された。さらに、州のサービスは、住民に支援を提供するために緊急サービスを解放するように求めている」

    「我々のチームは、今週末から活動を再開して、サーキットの顧客に必要なすべての安全条件を回復できるようにするためにすでに取り組んでいる」

  • スパ・フランコルシャン、嵐による大規模な洪水でオー・ルージュが冠水

    スパ・フランコルシャン、嵐による大規模な洪水でオー・ルージュが冠水

    F1ベルギーGPの会場であるスパ・フランコルシャンを嵐が遅い、大規模な洪水が発生。オー・ルージュ(赤い水)はオー・ブラン(茶色い水)と化した。

    スパ・フランコルシャンではユーロ・レーシングが開催される予定だったが、レジェンド・カーズ・カップ、ロータス・カップ・ヨーロッパ、スーパーカー・チャレンジ/GT およびプロトタイプ・チャレンジ、ベルカー・エンデュランス・チャンピオンシップのマシンはすべてガレージに立ち往生することになった。

    その後、スパ・フランコルシャンは、レーストラックというよりもウォーターパークと化した。

    サーキットの関係者は「このような悪天候により、ラ・ソースとオー・ルージュの間で大規模な洪水が発生し、サーキットでのサクティビティは終了した」

    「サーキットに影響が出たため、スパ・フランコルシャン・サーキットとロイヤル・オートモービル・クラブ・デ・スパは、すべての人の安全を確保するために、スパ・ユーロ・レースのミーティングを中止することを決定した」

    「サーキット・デ・スパ・フランコルシャンは、できるだけ早く活動を再開できるようにするために、現在トラックの修復に取り組んでいる」

  • レッドブル・ホンダF1 「アンダーカットを仕掛けるペースはなかった」

    レッドブル・ホンダF1 「アンダーカットを仕掛けるペースはなかった」

    レッドブル・ホンダF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、F1ベルギーGPの決勝でマックス・フェルスタッペンに2回目のピットストップをさせて、メルセデスのバルテリ・ボッタスにアンダーカットを仕掛けるためのペースはなかったと語る。

    アントニオ・ジョビナッツィとジョージ・ラッセルのクラッシュを除けば、ほとんど波乱のないレースで、メルセデスF1はルイス・ハミルトンが優勝、バルテリ・ボッタス2位と1-2フィニッシュを達成。特にハミルトンは完璧な午後を過ごした。

    だが、メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、唯一同じペース走っていたドライバーであるマックス・フェルスタッペンは、2位表彰台を獲得する可能性があったと語っている。

    「レッドブルが特定の段階で我々をピットストップせざるを得ない状況に追い込んでくると思っていた」とトト・ヴォルフはコメント。

    「我々はマックスの前で1.2秒しかギャップがなかったし、アンダーカットは2秒だったので、おそらく彼らは最後に我々を上回って2位を獲得できていたかもしれない」

    「ルイスをピットストップさせることはできなかっただろうが、我々が1位と3位でフィニッシュするリスクはあった」

    しかし、レッドブル・ホンダF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、それは可能ではなかったと語る。

    「週末全体を見ると、スパ・フランコルシャンで我々はメルセデスに近づいていたと思う」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「コースの特徴を見れば、メルセデスのマシンの方がよりフィットしていると思う。マックスは3位でフィニッシュしたが、メルセデスにプレッシャーをかけることがなかった」

    「ミドルのセクターでは、常にダーティエアでドライブしていた。そこで時間を失ったので、トラックの最初の部分で彼らに近づくことしかできなかった。さらに、レース中に雨が予想されたため、もうダウンフォースで走行していた」

    「2回目のピットストップを行ったとしたら、メルセデスはおそらく反応できなかっただろう。だが、我々にピットストップをするためのペースがなかった。リカルドの前に留るための十分な時間は18秒のリードの築くことだった。それができていれば、ボッタスにさらなるプレッシャーをかけることができていただろう」

  • レッドブルF1首脳 「雨を予想してダウンフォースをつけすぎた」

    レッドブルF1首脳 「雨を予想してダウンフォースをつけすぎた」

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、F1ベルギーGPでマシンのセットアップにミスがあったことを認めた。

    F1ベルギーGPでは、メルセデスの2台に挑戦することができず、レース終盤にはタイヤの劣化が進んだことで、ルノーF1のダニエル・リカルドよりもペースは遅かった。

    ヘルムート・マルコは、天気予報に頼りすぎてダウンフォース挑戦でミスを犯したと認める。

    「我々は天気予報に頼りすぎてミスを犯した。マシンをより雨に合わせて調整し、ダウンフォースを増やした。その結果、ストレートでのスピードがあまりに乏しかった」とヘルムート・マルコは ServusTV に語った。

    「一方で、タイヤ摩耗が予想よりも高かった。我々は2ストップ戦略を計画していたが、ダニエル・リカルドが18秒以内にいて、それは不可能だった。我々は、彼からそれ以上離れることができなかった。最終的に、そのタイヤで表彰台に上がれたことを嬉しく思う」

  • アルファタウリF1 「セーフティカーがなければガスリーはもっと上位だった」

    アルファタウリF1 「セーフティカーがなければガスリーはもっと上位だった」

    アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストが、2020年のF1世界選手権 第7戦 F1ベルギーGPの決勝レースを振り返った。

    アルファタウリ・ホンダは、タイヤを自由に選べる最前列である11番手と12番グリッドを確保。11番グリッドのダニール・クビアトはミディアム、12番グリッドのピエール・ガスリーはハードタイヤと戦略を分けた。

    ピエール・ガスリーはスタートで順位を上げ、セーフティカーが入った際にステイアウトすることを選択。後半にフレッシュなミディアムタイヤで16番手からオーバーテイクを連発し、8位入賞を果たした。

    ミディアムスタートのダニール・クビアトは、大部分のドライバーと同様にセーフティカーが入った際にピットイン。後半、タイヤに苦しむことになる、11位でレースを終えた。

    「ダニールとピエールがレースを開始するタイヤを決められるかなり良いポジションである11番手と12番手で予選を終えたことで、我々は戦略を分けるにした。ダニールはプライム(ミディアム)、ピエールはベース(ハード)でスタートした」とフランツ・トストは振り返る。

    「二人とも本当に良いスタートを切った。ピエールはすぐに前のマシンをオーバーテイクしていき、8番手まで順位を上げた。ダニールはジョビナッツィのクラッシュによってセーフティカーが入ったときにその2つ後ろにいたので、我々はダニールをピットに入れ、ピエールはベースタイヤでステイアウトさせることを決めた。戦略という点でピエールをピットに入れるのはあまりに早すぎたからだ」

    「その後、ピエールは他のドライバーがフレッシュなタイヤで彼をオーバーテイクするまで非常に良い仕事をしてポジションを守った。我々は26周目にプライムに交換するために彼をピットに入れた。そこから彼はギャップを縮めるために競争力のある挽回を開始し、8位でフィニッシュするためにハース、フェラーリ、そして、レーシング・ポイントをオーバーテイクすることができた。ピエールの走りは素晴らしかったし、セーフティカーがなければ、ベースタイヤでの我々の線る悪はさらに成果を挙げていたと思う。ピエールはもっと高い順位でフィニッシュできていたはずだ」

    「多くのドライバーと同じようにダニールはレース終盤にタイヤに苦しむことになった。それによって彼は11位でフィニッシュし、ポイントを獲得することができなかった。

    「これから我々はイタリアでの3連戦の“最初のホームレースに向かうことを楽しみにしている。非常に良い思い出があるモンツァに戻ることは常に素晴らしいことだ」

  • ホンダF1:2020年 第7戦 F1ベルギーGP 決勝レポート

    ホンダF1:2020年 第7戦 F1ベルギーGP 決勝レポート

    スパ・フランコルシャンで行われたF1ベルギーGPの決勝レースで、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが3位に入り、6戦連続の表彰台を獲得した。

    レッドブル・ホンダは、ミディアムタイヤを履いたフェルスタッペンが3番手、ソフトタイヤのアレクサンダー・アルボンが5番手からスタート。フェルスタッペンはオープニングラップでダニエル・リカルド(ルノー)と激しく競り合い、3番手をキープしたが、アルボンは1つポジションを落として6番手でレースを展開することとなった。

    アルファタウリ・ホンダは、グリッド上で唯一ハードタイヤを選択したピエール・ガスリーが好調なペースを見せ、序盤で8番手までポジションアップ。ミディアムタイヤを履いたダニール・クビアトは12番手でレースを進めた。

    11周目にアントニオ・ジョヴィナッツィ(アルファロメオ)とジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)が相次いで激しいクラッシュを喫する。両ドライバーとも自力でマシンを降りることができたが、レースはセーフティカーが導入される。セーフティカー走行は15周目まで続き、この間にガスリーとセルジオ・ペレス(レーシングポイント)を除く全車がピットインしてタイヤを交換した。

    これによって、ガスリーは4番手までポジションを上げる。フェルスタッペンは3番手を守り、アルボンはエステバン・オコン(ルノー)の前に出てレースを再開。クビアトもトップ10圏内までポジションを上げることができた。

    その後、フェルスタッペンは前方のバルテリ・ボッタス(メルセデス)にプレッシャーをかけるべくプッシュするが、レース終盤にかけてタイヤの摩耗を抑える必要が出てきたため、ポジションを守る走りへと切り替えて3位でフィニッシュ。アルボンもタイヤをいたわりながらポジションを守っていたが、最終ラップでオコンにオーバーテイクを許し、6位でのチェッカーフラッグを受けた。

    ガスリーは、残り17周となったところでピットインし、16番手でコースへと戻ると、そこからポイント獲得を目指して猛烈な追い上げを開始。36周目にはクビアトの後方の11番手までポジションを上げると、クビアトはペースで上回るガスリーを前へ出す。ガスリーはさらに2台のレーシングポイント勢をパスして、8位でフィニッシュ。このレースの“ドライバー・オブ・ザ・デイ”に選出された。

    ホンダF1パワーユニット勢は3台がポイントを獲得。次戦は1週間後、イタリア・モンツァへ舞台を移し、さらなる高速サーキットでの戦いが繰り広げられる。

    田辺豊治(ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日のベルギーGP決勝では、HondaのPUを積むマシン4台のうち3台が入賞し、我々にとってまずまずの結果になりました。フェルスタッペン選手は、終盤かなりタイヤの劣化が厳しい中でうまくペースをコントロールしながら、3位でフィニッシュ。6戦連続となる表彰台を獲得してくれました。チームメートのアルボン選手もトラフィックのある難しいコンディションの中で厳しいレースとなりましたが、6位入賞となりました。しかし、最終周でポジションを落としたことに悔しさを感じています。グリッド上で唯一ハードタイヤを履いてスタートしたScuderia AlphaTauri Hondaのガスリー選手は、セーフティカー中にピットインせず、ほかのマシンとは異なる戦略を選択。数々のオーバーテイクを見せ、8位入賞となりました。レースを通して非常に力強い走りをしていたので、展開次第ではもう少し上の順位も狙えたのではと思っています。クビアト選手も粘り強くレースを続けましたが、惜しくもポイント圏外の11位という形になりました。次週からはイタリアでモンツァ、ムジェロの2連戦を迎えます。PUモードの使用制限という新たな制約下で初めてのレースになりますので、十分にPUの使い方などのシミュレーションを行った上で戦いに臨みます」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
    「このコースは大好きですが、僕のレースはあまりエキサイティングな展開にはなりませんでした。バトルも多くなく、自分のレースをして最善の結果を持ち帰ろうと取り組みました。ミディアムタイヤではそこまでグリップがなく、ハードタイヤに交換してからバルテリ(ボッタス)にプレッシャーをかけようとしましたが、彼はペースを上げるように指示されてギャップを築いてしまったので、孤独なレースとなりました。僕の前方では大きな動きもなく、残念ながらタイヤの摩耗も大きかったので、あまりプッシュすることができませんでした。レース終盤にはフロントからバイブレーションを感じたので、タイヤマネジメントに集中せざるを得ず、リスクを冒さずに完走を目指しました。全体的には、いいレースウイークになりましたし、マシンのバランスもいいので、満足しています。3位になるためにここにいるわけではないですし、もっと上を目指していますが、今回も表彰台に立ててよかったです」

    アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
    「何をしても難しい状況で、フラストレーションの溜まるレースでした。レース前から、ルノー勢はダウンフォースを低くして最高速が速いので、オーバーテイクが難しいと分かっていたのですが、それを実際のレースで証明する形になってしまいました。ソフトタイヤでのスタートはなかなかいいと感じていましたし、ピットクルーが素晴らしい作業をしてくれて、オコン選手の前に出ることもできました。ミディアムタイヤでここまでデグラデーションが大きいとは思っていなかったのですが、もしかしたらタイヤ選択が正しくなかったのかもしれません。できる限りのプッシュをしてオーバーテイクを試みましたが、タイヤが終わってしまいました。モンツァのことを考える前に、まずはこれを振り返ってみます。ただ、チャンピオンシップで4位にポジションが上がったのはいいことですし、前進していることの証でもあると思います」

    ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
    「アントワーヌ(ユベール選手)のことがあったので、好結果を目指した重要な日でした。僕らは、ほかのマシンと異なる戦略を採り、ハードタイヤでスタートすることを決めましたが、それが予想よりもうまくいき、何台ものマシンをオーバーテイクすることができました。ペレス選手をパスしたときは特に激しいバトルでしたが、とても楽しめました。スタートから20周までにセーフティカーが出てしまうと致命的だと思っていましたが、不運にもそういう展開になり、ほかのマシンにピットストップをされてしまう形になりました。それでもマシンはよくてペースがあったので、決してあきらめず、可能な限りハードにプッシュしました。ピットストップを終えると、ほぼ最後尾というポジションで、中団でバトルをしなければなりませんでしたが、楽しんで走ることができて、8位という素晴らしい結果を手にしました。セーフティカーによって20秒ほどタイムをロスしましたが、最終的には5位のオコンと7秒差だったので、今日は5位になれるポテンシャルがあったと思います。前を行くマシンを抜いていくのは大仕事でしたが、それをやり遂げたのは素晴らしいことですし、この結果がとてもうれしいです。ドライバー・オブ・ザ・デイを獲得できたこともよかったです。投票してくれた皆さんに感謝しています。このパフォーマンスを、今後のレースでも発揮できるように頑張ります」

    ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)
    「今日は正しい戦略を採れなかったと思うので、しっかりと振り返ります。レース前には判断がつかなかったので、僕らは2台で戦略を分けたのですが、不運にも僕が機能しないほうの戦略となりました。硬めのタイヤでスタートできればもっといい結果が出せたと思いますし、スパのようなコースでは古いタイヤでペースを維持するのが難しいのですが、今日はレース中常に間違ったタイミングとポジションだったように感じました」

  • メルセデスF1代表 「レッドブル・ホンダはアンダーカットの機会を逃した」

    メルセデスF1代表 「レッドブル・ホンダはアンダーカットの機会を逃した」

    メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、レッドブル・ホンダがF1ベルギーGPでメルセデスの1-2フィニッシュを揺さぶることができたかもしれないチャンスを逃したと考えている。

    アントニオ・ジョビナッツィとジョージ・ラッセルのクラッシュを除けば、ほとんど問題のないレースで、メルセデスF1はルイス・ハミルトンが優勝、バルテリ・ボッタス2位と1-2フィニッシュを達成。特にハミルトンは完璧な午後を過ごした。

    しかし、トト・ヴォルフは、唯一同じペース走っていたドライバーであるマックス・フェルスタッペンは、2位表彰台を獲得する可能性があったと考えている。

    大部分のチームは、11周目のセーフティカー導入時にピットインしてハードタイヤに交換して1ストップ戦略を選んだ。これは理想よりも早く、多くのドライバーがレース後半にはタイヤをマネジメントすることになった。

    トト・ヴォルフは、レッドブル・ホンダがマックス・フェルスタッペンに2回目のピットインを実施して“アンダーカット”を試みていれば、彼らの有利に機能したかもしれないと Sky Sports に語った。

    「ペースは良かったと思うし、それについて否定的に言うべきことは何もない」とトト・ヴォルフは語った。

    「スティントが長すぎたため、実際にタイヤは寿命の終わりに近づいていたので、最後に少し冷や汗をかいた」

    「それはマックスも同じだったと思うし、その点では誰もがペースを管理し、タイヤを保護し始めていた」

    「レッドブルが特定の段階で我々をピットストップせざるを得ない状況に追い込んでくると思っていた。我々はマックスの前で1.2秒しかギャップがなかったし、アンダーカットは2秒だったので、おそらく彼らは最後に我々を上回って2位を獲得できていたかもしれない」

    「ルイスをピットストップさせることはできなかっただろうが、我々が1位と3位でフィニッシュするリスクはあった」

    ルイス・ハミルトンは、レース終盤にタイヤデグラデーションによって勝利を失うことを恐れていたと認め、タイヤがパンクしたF1イギリスGPのことが脳裏をよぎったと語る。

    「最も簡単なレースではなかった。ターン5でロックアップし、少しバイブレーションが出始めていたし、最終コーナーでもロックアップした」とルイス・ハミルトンは説明した。

    「どれだけ押しても、タイヤの温度はゆっくりと下がっていた。ゴムを失うと、タイヤの温度が下がるので少し苦労ていた」

    「シルバーストーンのように右フロントが最後のシナリオになったかもしれないし、少しナーバスになっていた。タイヤを労わっていた」

    「タイヤには十分なゴムが付いているようだったし、おそらく問題はなかったかもしれない。心配することはなかったみたいだね」