カテゴリー: F1ベルギーGP

  • マックス・フェルスタッペン F1ベルギーGP予選「セットアップ変更が裏目に」

    マックス・フェルスタッペン F1ベルギーGP予選「セットアップ変更が裏目に」

    マックス・フェルスタッペンは、F1ベルギーGP予選でポールポジション争いから脱落し、週末の勢いを維持できなかった。予選Q3では思うようなグリップを得られず、マクラーレン勢とフェラーリのシャルル・ルクレールに続く4番手に甘んじた。

    レッドブルはスプリントセッションに備え、週末序盤は直線スピードを重視したリアウイング仕様で臨んでいた。しかし、日曜の雨予報を受け、予選前によりダウンフォース寄りの仕様へと切り替えたことが裏目に出たという。

    「Q3は何が原因か分からないけど、最初のタイヤセットではまったくグリップがなかった」とフェルスタッペンは予選後に語った。

    「普段なら段階的にペースアップしていけるけど、今回はそれができなかった」

    「2回目のアタックでは別のことを試したけど、それが完全に裏目に出た。ラップの出だしからホイールスピンがひどくて、パワーを全然かけられなかった」

    「ターン1の出口でもずっとホイールスピンしてて、4速に入るくらいまで続いてたと思う。あれだけで0.2秒は失ってる」

    「バランスが完璧じゃない中でも、そのくらいの差で済んだって見ればまだマシだけど、やっぱり今日は期待してた結果じゃない。ここで本気で攻められるバランスじゃなかった」

    マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシング F1 ベルギーGPマックス・フェルスタッペンは、ランド・ノリスのポールタイムから0.3秒以上離された

    決勝への展望「目標は3位」アップグレードの評価は控えめ

    予選4番手に終わったものの、フェルスタッペンは日曜の決勝で巻き返せるかを問われ、マクラーレンの雨天性能に警戒感を示した。

    「正直、難しいと思う。マクラーレンはドライよりウェットの方がさらに強い。インターミディエイトタイヤはオーバーヒートしやすいけど、彼らはそれをうまく制御できている。僕の目標は最低でも3位だね」

    また、最近投入されたアップグレードの効果については次のように述べた。

    「悪くなってるわけじゃないけど、本気で攻めるにはまだ足りない。今のマシンには、限界まで速く走るための自由さがまだないんだ」

    さらに、予選とは違って波乱が起きやすい決勝レースで、オーバーテイクの可能性についても言及した。

    「天候次第だね。雨が降って乾き始めるような状況になれば、当然カオスになるし、その分オーバーテイクも増えると思う」

    「でも、ドライだとDRSトレインに捕まるとかなり厳しい。去年も後方スタートでそれに苦しんだ。今回も、ウェットでもドライでも僕の戦いはルクレールとの争いになると思う」

    「その間にマクラーレンはすでに10秒先を走ってるだろうし、とにかく表彰台を狙うのが現実的な目標だ」

  • 角田裕毅 F1ベルギーGP 予選7番手「フロアだけでも大きな違い」

    角田裕毅 F1ベルギーGP 予選7番手「フロアだけでも大きな違い」

    角田裕毅が2025年F1ベルギーGP予選で7番グリッドを獲得。これは今季途中から昇格したレッドブル・レーシングでの自己最高位となり、ここまで苦戦が続いていた中での大きな一歩となった。

    チームは直前にアップグレード版のフロアを投入。実戦では初使用となったにもかかわらず、角田裕毅はそれを活かして強力なパフォーマンスを発揮した。

    セットアップも変更された未知の状態で臨んだ予選だったが、難しい条件を克服し、角田本人も手応えを感じているようだ。

    ――今日はレッドブルでの自己最高グリッド、7番手という結果でした。これまでなかなかマシンのポテンシャルを引き出せないと話してきましたが、今日の結果には満足しているのでは?

    角田裕毅: はい、すごく嬉しいです。それに、直前にアップグレードを投入してくれたチームには本当に感謝しています。すごく大きな違いを感じましたし、まだ改善の余地はあるとはいえ、フロアだけでもこの位置に来られたのは本当に大きかったです。なので、チームには本当に感謝しています。このグランプリのためにすごくハードに働いてくれましたし、メカニックたちもすごかったです。作業量がとんでもなくて、どうやって予選までに仕上げてくれたのか、いまだに信じられません。でも、すべてがうまくいきましたし、明日が楽しみです。

    角田裕毅 レッドブル F1 ベルギーグランプリ

    ――そのクルマに一度も乗らずに、ここまでのパフォーマンスを出せたというのは、自信にもなるのでは?天気がどうなっても戦えそうですね。

    角田裕毅: そうですね、しかもセットアップも変更していて、正直、予選に入るときは“未知のマシン”という感じでした。どんな挙動になるのか、正確にはわかっていませんでした。でもエンジニアたちがうまくまとめてくれて、できるだけ安定したマシンにしてくれたので、自信もつけやすかったです。明日も引き続き自信を持っていけると思います。天候に対応できるよう、ややハイブリッド寄りのセットアップにしていて、どんなコンディションでも僕たちはけっこう満足しています。あとは良い形でポイントを取って締めくくるだけですね。

  • F1ベルギーGP 予選:ランド・ノリス今季4度目のポール獲得 角田裕毅7番手

    F1ベルギーGP 予選:ランド・ノリス今季4度目のポール獲得 角田裕毅7番手

    マクラーレンのランド・ノリスが予選最速タイムを叩き出し、F1ベルギーGP決勝レースのポールポジションを獲得した。チームメイトのオスカー・ピアストリ、フェラーリのシャルル・ルクレールがそれに続いた。

    Q1ではノリスがトップタイムを記録。Q2ではピアストリが上回ったが、Q3ではノリスが1分40秒562をマークして暫定ポールを獲得。このタイムはその後も更新されることなく、ピアストリは0.085秒差の2番手、ルクレールがフェルスタッペンを抑えて3番手に食い込んだ。

    ウィリアムズのアレックス・アルボンが5番手に入り、メルセデスのジョージ・ラッセルが6番手。レッドブルの角田裕毅は7番手で、自身のF1キャリアでレッドブルからのベストグリッドを記録した。レーシングブルズのアイザック・ハジャーとリアム・ローソンが8番手と9番手に続き、キック・ザウバーのガブリエル・ボルトレトが10番手となった。

    Q1:ノリスが最速、ハミルトンはまさかの敗退
    スプリント終了から数時間後、各チームは決勝レースのグリッドを決める予選へと集中を切り替えた。

    セッション開始前には早くも波乱が発生。フェルナンド・アロンソは、ハースのオリー・ベアマンがピット出口で前に出て「ぶつかりそうだった」と無線で報告。さらに、ニコ・ヒュルケンベルグはストロールと接触し、フロントウイングを破損。この件は予選後に調査される。

    ベルギーGP F1Q1前、ストロールとのピットレーン接触によりヒュルケンベルグは新しいフロントウイングが必要となった

    全車がソフトタイヤで走行を開始(フランコ・コラピントのみミディアム)。最初のタイムアタックではルクレールが1分41秒635で暫定トップに立ったが、ノリスがこれを0.625秒上回って首位に浮上。ピアストリも2番手に続いた。

    リスクゾーンにいたのはコラピント、ラッセル、ストロール、アントネッリ、ボルトレトで、アロンソが15番手のカットライン上。

    終盤、トラックは大混雑となり、全車が最終アタックに突入。アントネッリは11番手に浮上したが、他車のタイム改善により18番手に後退し、Q1敗退となった。アロンソとストロールも脱落し、最下位に沈んだ。

    そして注目のルイス・ハミルトンは一時7番手に浮上して安堵したが、トラックリミット違反でタイムが抹消され、16番手に転落。予選Q1で姿を消すこととなった。

    ベルギーグランプリハミルトンは劇的な展開の末、Q1で16番手敗退となった

    Q1敗退: ハミルトン、コラピント、アントネッリ、アロンソ、ストロール

    Q2:ピアストリが最速、ハース勢とヒュルケンベルグが脱落
    Q2開始と同時にフェルスタッペンが先頭でコースイン。引き続き全車がソフトタイヤを使用した。

    最初のアタックではピアストリが1分40秒626を記録し、ノリスに0.089秒差をつけてトップ。フェルスタッペンは約0.3秒遅れで3番手につけた。ハースのベアマンはプーオンで大きくスナップし、アタックを断念。

    暫定的にノックアウト圏内にいたのはヒュルケンベルグ、ボルトレト、ガスリー、サインツ、ベアマン。

    セッション終盤、各車が一斉にアタックに向かう中、ピアストリは無線で「ミラーがもっと大きい車が必要だ」とやや苛立ち気味に発言。

    フェルスタッペンはピットに留まり他車を見守った。ガスリーが9番手に浮上し、ボルトレトは一時8番手に入ったが、ローソンの改善で再び押し出される格好に。

    スプリントで活躍したハース勢は両者ともタイムを更新できず、オコンは11番手、ベアマンは12番手に終わった。ガスリーは13番手、ヒュルケンベルグが14番手、サインツが15番手でQ2敗退となった。

    ベルギーGP F1 2025年のF1世界選手権サインツはQ2敗退組のひとりとなり、15番手でセッションを終えた

    Q2敗退: オコン、ベアマン、ガスリー、ヒュルケンベルグ、サインツ

    Q3:ノリスがポールを確定、角田裕毅は7番手に
    10台によるポールポジション争いがスタート。最初のアタックではピアストリが暫定トップに立つも、ノリスがさらに速い1分40秒562を記録して逆転。フェルスタッペンは0.5秒差で3番手につけ、「今日はグリップがまったくなかった」と無線でコメント。

    ルクレールが4番手、ラッセル、角田裕毅、ローソン、アルボン、ハジャー、ボルトレトの順となった。

    最終アタックではフェルスタッペンがタイムを更新したが、順位は変わらず。ノリスも自己ベスト更新ならず。一方、ルクレールがフェルスタッペンをかわして3番手に浮上。ピアストリもタイムを改善したが、ノリスの記録には届かず、ポールポジションはノリスの手に渡った。

    アルボンが大きく順位を上げ5番手に入り、ラッセルを6番手に後退させた。角田裕毅は7番手を死守し、レッドブル昇格後ベストグリッドを獲得。ハジャー、ローソン、ボルトレトがトップ10を締めた。

    ベルギーグランプリ F1 ランド・ノリスノリスはベルギーGPを前に、自身通算13回目のポールポジションを獲得した

    ランド・ノリスのコメント「良いラップだったと思う。満足してるよ。昨日のみんなの心配がよく分からないな。そんなに遅れてたわけじゃないし、ちょっとした問題があっただけだった。昨日の後も今日に向けて自信はあったから、またトップに戻れたのはうれしいね」

    2025年F1 ベルギーGP 予選 結果・ラップタイム

    1.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分40秒562
    2.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分40秒647
    3.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分40秒900
    4.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分40秒903
    5.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1分41秒201
    6.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分41秒260
    7.角田裕毅(レッドブル) – 1分41秒284
    8.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) – 1分41秒310
    9.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分41秒328
    10.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー) – 1分41秒387
    11.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    12.エステバン・オコン(ハース)
    13.オリバー・ベアマン(ハース)
    14.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    15.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    16.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    17.フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    18.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    19.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    20.ランス・ストロール(アストンマーティン)

  • 角田裕毅 F1ベルギーGPの予選7番手はレッドブル移籍後の最高位

    角田裕毅 F1ベルギーGPの予選7番手はレッドブル移籍後の最高位

    角田裕毅は、2025年F1ベルギーGPの予選で7番手タイムをマーク。レッドブル・レーシング移籍後の最高位となった。

    第3戦日本GPからリアム・ローソンに代わってレッドブル・レーシングに加入した角田裕毅。同チームでのこれまでの最高位は第5戦サウジアラビアGPでの8番手だった。

    スプリントフォーマットで開催されているベルギーGPでは、スプリント後にパルクフェルメが解除され、マシンに手を加えることが可能に。このタイミングでレッドブルは角田裕毅のRB21に新しいフロアを投入。

    このフロアは現在マックス・フェルスタッペンに搭載されている最新バージョンではないが、それに限りなく近い仕様だという。とは言え、これまで「2段階遅れ」のパッケージで走っていた角田裕毅のマシンにとっては大きな進歩だ。

    新品ソフトを5セット残して予選に挑んだ角田裕毅。Q1で1分41秒840をマークして13番手で通するとQ2では1分41秒254で5番手タイムをマーク。Q3進出は第6戦マイアミGP(10番手)以来、7戦ぶりとなる。今季ではレーシングブルズ時代の2回を合わせて6回目のQ3進出となる。

    Q3では1分41秒284とQ2タイムを上回ることはできなかったが、レーシングブルズのアイザック・ハジャーとリアム・ローソンを上回った。4番手のマックス・フェルスタッペンとの差は0.381秒だった。スパ・フランコルシャンでの自己ベスト予選順位も更新。これまでの最高は2023年の11番手だった

    レッドブル・レーシング創設以来チーム代表を務めてきたクリスチャン・ホーナーが解任され、ローラン・メキース新体制での初陣となったベルギーGP。久々のダブル入賞が見えてきた

    角田裕毅 レッドブル・レーシング F1 ベルギーGP

    第1戦 オーストラリアGP
    予選:5番手(Q3)
    タイム:1:15.670(ポール差+0.574)

    第2戦 中国GP
    予選:9番手(Q3)
    タイム:1:31.638(ポール差+0.997)

    第3戦 日本GP
    予選:15番手(Q2)
    タイム:1:28.000(ポール差+1.017)

    第4戦 バーレーンGP
    予選:10番手(Q3)
    タイム:1:31.303(ポール差+1.462)

    第5戦 サウジアラビアGP
    予選:8番手(Q3)
    タイム:1:28.204(ポール差+0.910)

    第6戦 マイアミGP
    予選:10番手(Q3)
    タイム:1:26.943(ポール差+0.739)

    第7戦 エミリア・ロマーニャGP
    予選:ノークラスタイム(PL扱い)
    タイム:不明(ポール差不明)

    第8戦 モナコGP
    予選:12番手(Q2)
    タイム:1:11.415(ポール差+1.461)

    第9戦 スペインGP
    予選:20番手(Q1敗退)
    タイム:1:13.385(ポール差+1.839)

    第10戦 カナダGP
    予選:11番手(Q2)
    タイム:1:12.102(ポール差+1.203)

    第11戦 オーストリアGP
    予選:18番手(Q1敗退)
    タイム:1:05.369(ポール差+1.398)

    第12戦 イギリスGP
    予選:12番手(Q2)
    タイム:1:25.826(ポール差+0.934)

    第13戦 ベルギーGP
    予選:7番手(Q3)
    タイム:1:41.284(ポール差+0.722)

  • 角田裕毅は7番手 … F1ベルギーGP 予選:正式結果・タイムシート

    角田裕毅は7番手 … F1ベルギーGP 予選:正式結果・タイムシート

    2025年F1 ベルギーGP 予選の結果とタイムシート。7月26日(土)にスパ・フランコルシャンで2025年のF1世界選手権 第13戦 ベルギーグランプリの公式予選セッションが行われた。

    ポールポジションを獲得したのはランド・ノリス(マクラーレン)、2番手にはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、3番手にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)が続いた。1段階新しいフロアが投入された角田裕毅(レッドブル)は7戦ぶりにQ3進出を果たして7番手だった。

    ■ ノリスが今季4回目のポール、マクラーレンが最前列独占
    ランド・ノリスが1分40秒562を記録し、今季4回目のポールポジションを獲得。通算では13回目。オスカー・ピアストリが0.082秒差で2番手に入り、マクラーレンがフロントローを独占した。セクター1・2での速さを活かしたノリスは、予選最終盤で完璧な一発をまとめきった。

    ■ 角田裕毅が7戦ぶりQ3進出、スパでの予選ベスト更新
    角田裕毅が8番手に入り、第6戦マイアミGP以来となるQ3進出を果たした。スパ・フランコルシャンでは自身初のトップ10入りとなり、2023年の11番手を上回る最高成績となった。レースに向けて好位置を確保している。

    ■ フェルスタッペンは4番手、リアウイング調整で影響か
    マックス・フェルスタッペンはセッティングを変更してリアダウンフォースを増やしたが、直線スピードを犠牲にし、最終的には4番手にとどまった。第2セクターでは速さを見せたが、1セクターの遅れを取り戻せなかった。

    ■ ハミルトンとアントネッリがまさかのQ1敗退
    ルイス・ハミルトンはトラックリミット違反によりタイム抹消となり、16番手でQ1敗退。キミ・アントネッリも18番手と不調で、金曜FP1での速さから一転して予選で姿を消した。

    ■ Q2ではアルピーヌとハースが失速、サインツも敗退
    Q2ではエステバン・オコン、ピエール・ガスリー、ニコ・ヒュルケンベルグ、オリバー・ベアマンが敗退。さらに、ウィリアムズのカルロス・サインツもタイムを伸ばせず15番手に沈み、トップ10進出を逃した。

    2025年F1 ベルギーGP 予選 結果・タイムシート

    Pos No ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
    1 4 ランド・ノリス マクラーレン 1分41秒010 1分40秒715 1分40秒562
    2 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分41秒201 1分40秒626 1分40秒647
    3 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分41秒635 1分41秒245 1分40秒900
    4 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分41秒334 1分40秒951 1分40秒903
    5 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分41秒772 1分41秒525 1分41秒201
    6 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分41秒784 1分41秒281 1分41秒260
    7 22 角田裕毅 レッドブル 1分41秒840 1分41秒254 1分41秒284
    8 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 1分41秒572 1分41秒297 1分41秒310
    9 55 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分41秒748 1分41秒336 1分41秒328
    10 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 1分41秒908 1分41秒505 1分41秒387
    11 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分41秒800 1分41秒617  
    12 31 エステバン・オコン ハース 1分41秒884 1分41秒633  
    13 87 オリバー・ベアマン ハース 1分41秒617 1分41秒707  
    14 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 1分41秒844 1分41秒758  
    15 30 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分41秒691    
    16 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分41秒939    
    17 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分42秒022    
    18 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分42秒129    
    19 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分42秒385    
    20 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分42秒502    
  • F1ベルギーGP 予選Q2:角田裕毅が7戦ぶりのQ3進出!スパでは初

    F1ベルギーGP 予選Q2:角田裕毅が7戦ぶりのQ3進出!スパでは初

    2025年F1ベルギーGP予選で、レッドブルの角田裕毅が見事にQ3進出を果たした。これはマイアミGP以来7戦ぶりの快挙であり、スパ・フランコルシャンでの自己ベスト予選順位を更新する結果となった。これまでの最高は2023年の11番手だったが、今回はそれを上回るトップ10入りを達成した。

    Q2セッションは僅差の攻防となり、角田裕毅は難しい状況の中でも冷静なアタックを決めて5番手で突破。

    終盤にはピエール・ガスリーやカルロス・サインツ、オリバー・ベアマンらがQ3進出をかけてタイムを狙ったが、角田裕毅のタイムを超えることはできなかった。チームメイトのマックス・フェルスタッペンはこのセッションを安全圏の3番手で終え、角田の進出はチーム全体にとっても大きな後押しとなった。

    一方で、Q2では以下の5名が敗退となった。

    ■ 11位 エステバン・オコン(アルピーヌ)
    ■ 12位 オリバー・ベアマン(ハース)
    ■ 13位 ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    ■ 14位 ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)
    ■ 15位 カルロス・サインツ(フェラーリ)

    セッション終盤、オコンとガスリーは僅差で敗退。サインツは最終アタックでタイムを更新できず14番手に沈んだ。ベアマンはプーオンでの大きなスナップにより、満足なアタックを行えなかった。

    Q2の序盤ではフェルスタッペンが1分40秒951を記録し、チームメイトの角田裕毅を3テンポ上回ったが、直後にマクラーレンのオスカー・ピアストリがそのタイムを再び更新。ランド・ノリスも2番手に入り、トップ3はマクラーレンとレッドブルの争いとなった。

    レッドブルはこのQ2からリアウイングのダウンフォースを上げた新仕様を投入。第1セクターの直線スピードは犠牲になったが、第2セクターでは0.6秒のタイムゲインを記録し、明日の天候を考慮したセットアップを採用している。

    明日の決勝を見据え、角田裕毅がQ3でどこまでポジションを上げられるかに注目が集まる。初のスパでのトップ10スタートは、キャリアにおいても重要なターニングポイントとなりそうだ。

  • F1ベルギーGP 予選Q1:角田裕毅は13番手通過 ハミルトンとアントネッリ敗退

    F1ベルギーGP 予選Q1:角田裕毅は13番手通過 ハミルトンとアントネッリ敗退

    2025年F1ベルギーGP予選は、初回セッションから波乱の展開となった。Q1ではルイス・ハミルトン(フェラーリ)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、キミ・アントネッリ(メルセデス)といった主力ドライバーたちがまさかの敗退を喫した。

    最も衝撃的だったのは、ハミルトンの敗退だ。セッション終盤、7番手に浮上して突破を確実にしたかに見えたが、最終アタックのタイムがトラックリミット違反で抹消され、16番手に転落。ガブリエル・ボルトレト(ウィリアムズ)が繰り上がりでQ2進出を決めた。

    アロンソは残り時間ゼロの段階で17番手。再アタックには間に合わず、無念のノックアウト。アントネッリも最終アタックで一時は12番手に上がったが、他車のタイム更新により順位を落とし、18番手でQ1敗退となった。

    このセッションでは複数のピットレーンインシデントも発生した。ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)とランス・ストロール(アストンマーティン)の接触が審議対象となっており、セッション後に調査が行われる見通し。また、オリバー・ベアマン(ハース)とアロンソの接触も記録されたが、こちらは不問とされた。

    コース上ではトラックエボリューションの影響が大きく、ラストアタックでの順位変動が続いた。角田裕毅(レッドブル)やボルトレトは終盤にタイムを更新し、土壇場でQ2進出を果たしている。特に角田裕毅は、トラフィックやタイヤの使い方が鍵となる中で、重要な一発を決めてみせた。

    F1随一の高速サーキットであるスパ・フランコルシャンらしい、天候と路面状況に翻弄されたQ1。予選はまだ始まったばかりだが、波乱含みの展開はすでに決勝への伏線となっている。
    Q1敗退者(16位〜20位)
    16位 ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    17位 フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    18位 キミ・アントネッリ(メルセデス)
    19位 フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    20位 ランス・ストロール(アストンマーティン)

    セッション結果の確定と注目点
    ■ ハミルトンは最終アタックで一時突破を決めたかに見えたが、トラックリミット違反でタイム抹消。
    ■ アロンソとアントネッリはアタックタイミングや僅差の競り合いに泣き、いずれもQ1敗退。
    ■ ストロールは18番手で脱落、ピットレーンでのヒュルケンベルグとの接触も審議対象に。
    ■ コラピントはミディアムスタートの戦略も実らず、17番手で予選を終える結果に。

  • F1ベルギーGP スプリント:ハイライト動画

    F1ベルギーGP スプリント:ハイライト動画

    2025年F1 ベルギーGP スプリントのハイライト動画。スパ・フランコルシャンで2025年のF1世界選手権 第13戦 ベルギーグランプリのスプリントレースが行われ、マックス・フェルスタッペンが2025年シーズンのスプリントで初勝利を挙げ、スパでマクラーレン勢の挑戦を退けた。

    フェルスタッペンはオープニングラップでロングストレートを活かし、レ・コーム手前でオスカー・ピアストリを交わして首位に浮上。その直後、シャルル・ルクレールもランド・ノリスをオーバーテイクしたが、ノリスはすぐにポジションを取り戻し、3番手に復帰した。

    その後はチャンピオンシップリーダーのピアストリがレッドブルのギアボックスにぴたりと張り付く展開となったが、最後まで順位に変動はなく、フェルスタッペンが逃げ切った。

    ポイント圏内にはルクレールのほか、エステバン・オコン、カルロス・サインツ、オリー・ベアマン、アイザック・ハジャーが続いた。

    一方、スプリント予選でQ1敗退を喫していたルイス・ハミルトンは、挽回するには至らず、15位でスプリントを終えた。

    動画の公開は終了しました
  • 角田裕毅 F1ベルギーGP スプリント「レッドブルでは経験則が通用しない」

    角田裕毅 F1ベルギーGP スプリント「レッドブルでは経験則が通用しない」

    角田裕毅は、2025年F1ベルギーGPスプリントで苦しい戦いを強いられた。ポジションを上げることもままならず、レース後には「ただ走っていただけ」と語るほど、手応えの乏しい内容だった。序盤に意図的なマネジメントを施したものの、期待した終盤のペース向上には繋がらず、戦略と結果がかみ合わなかったと振り返った。

    レッドブル昇格後、パフォーマンスとのギャップに悩み続けている角田裕毅は、従来の自分のアプローチが通用しなくなっていることにも困惑を示した。

    これまで確立してきた戦略が機能しない現状に対し、「グリップに制限があるような感覚」「いつも通り、変な感じ」と語り、クルマとのフィーリングのズレをにじませた。

    Q:今日はなかなか挽回が難しい展開に見えましたが、少なくともクルマについて学べたことや、週末残りに向けて戦略に活かせそうなことはありましたか?

    角田裕毅: いや、正直、特に何も起きなかったです。ただ走ってただけというか…そういう感じでした。

    自分がしているマネジメントと、それに対するペースの結果が正直あまり噛み合ってないです。普通は──というかこの4年間は、自分が何をしてるかちゃんと分かってるし、常に自分の考えてるアプローチや戦略っていうのが、うまく機能してたんです。でも今回は突然…そういうのが通用しないというか。

    レッドブルに来てから、正直ずっと苦戦してます。特に今日はそれが顕著で、自分としては序盤からかなりマネジメントしていたつもりです。というのも、序盤はDRSトレインになるのが分かってたからなんですけど、普段ならその分、終盤でマネジメントした分のペースを引き出せるはずなんです。

    でも今日はレース全体を通してグリップが制限されてる感じで…。ほんとに変な感覚です──いつもどおりって言えばそうなんですけどね。

    角田裕毅 レッドブル F1 ベルギーグランプリ

  • 2025年F1 ベルギーGP:技術アップデート一覧 各マシンの進化点

    2025年F1 ベルギーGP:技術アップデート一覧 各マシンの進化点

    2025年F1第13戦ベルギーGP(スパ・フランコルシャン)に向けて、全10チーム中8チームが公式に技術アップグレードをFIAへ届け出た。

    今大会はスプリントフォーマットのため、実質1回限りのフリー走行でアップデートの効果を見極める必要がある難しい週末となる。特に空力効率が問われるスパ・フランコルシャンでは、ドラッグ削減とローダウンフォース化が各チーム共通の狙いとして浮き彫りになった。

    なかでも注目は、マクラーレン、フェラーリ、レッドブルの3強によるアプローチの違いだ。マクラーレンは複数サーキット対応の低ドラッグ仕様を導入し、フェラーリはリアセクション全体の再最適化を実施。レッドブルは信頼性確保とともに新たな冷却構成を投入し、全体としてバランス重視のアップデートが目立った。以下に、各チームのアップグレード内容を詳細にまとめた。

    マクラーレン
    ■ リアウイング
    理由:サーキット特性(ドラッグ範囲)
    変更点:新設計の低ダウンフォースリアウイング
    効果:同様のドラッグレンジ内での全体効率を向上させ、複数のサーキットでの使用に適する。
    マクラーレン 2025年F1 ベルギーGP アップグレード

    フェラーリ
    ■ リアサスペンション
    理由:パフォーマンス向上(ローカルロード)
    変更点:サスペンションとリアコーナーウィングレット構成を更新
    効果:ウィッシュボーンのフェアリングとウィングレットカスケードの最適化で空力効率を向上。

    ■ リアコーナー
    理由:パフォーマンス向上(ローカルロード)
    変更点:リア周辺の空力構成の見直し
    効果:最大限の空力効率を追求。

    ■ リアウイング
    理由:サーキット特性(ドラッグ範囲)
    変更点:リアウイングフラップのコードを短縮
    効果:スパ向けの低ダウンフォース構成を実現。
    スクーデリア・フェラーリ 2025年F1 ベルギーGP アップグレード

    レッドブル
    ■ フロントウイング
    理由:パフォーマンス向上(ローカルロード)
    変更点:第1および第2エレメントのキャンバーと迎角を修正。第3・第4エレメントも適合のため変更。
    効果:翼の最初の2要素で圧力分布を調整し、全体の空力荷重を最適化。

    ■ サイドポッドインレット
    理由:信頼性
    変更点:2つのインレットを統合、上部開口を拡大
    効果:ラジエーターへの冷却性能向上。

    ■ コーク/エンジンカバー
    理由:信頼性
    変更点:サイドポッドの変更に合わせてフロアへと接続
    効果:ルーバー出口の冷却構成を維持しながら新たなトップボディと連携。

    ■ フロントサスペンション
    理由:フロー調整
    変更点:アッパーウィッシュボーンのフェアリングにキャンバー追加
    効果:冷却強化を補助するための空力流れを改善。

    ■ リアコーナー
    理由:パフォーマンス向上(ローカルロード)
    変更点:ロアカスケードのキャンバーとトリム変更
    効果:ダウンフォースを高めつつ流れの安定性を維持。
    レッドブル・レーシング 2025年F1 ベルギーGP アップグレード

    メルセデス
    ■ フロントウイング
    理由:フロー調整
    変更点:エンドプレート第2エレメントのコード拡大
    効果:先端渦の再配分とタイヤスカート改善、後流制御強化。

    ■ リアコーナー
    理由:パフォーマンス向上(ローカルロード)
    変更点:ドラムリップの内側移動
    効果:アウトウォッシュ強化とリアタイヤ上流の渦流制御向上。

    アストンマーティン
    ■ フロントウイング①
    理由:サーキット特性(バランス調整)
    変更点:フロントウイングフラップのコード縮小
    効果:フロントの荷重を減らし、リアとのバランスを確保。

    ■ フロントウイング②
    理由:パフォーマンス向上(ローカルロード)
    変更点:改良ノーズに適応した構成でフロントウイングアセンブリを更新
    効果:フロントエンド全体の空力性能を改善。

    ■ ノーズ
    理由:パフォーマンス向上(ローカルロード)
    変更点:短縮ノーズ+第2エレメントからのウイング取り付け
    効果:ウイング性能最大化。

    ■ リアウイング
    理由:サーキット特性(ドラッグ範囲)
    変更点:断面積を小さくした構成
    効果:ドラッグ削減。

    ■ ビームウイング
    理由:サーキット特性(ドラッグ範囲)
    変更点:単一エレメント構成
    効果:ドラッグ削減。
    メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ 2025年F1 ベルギーGP アップグレード

    アルピーヌ
    ■ リアウイング
    理由:サーキット特性(ドラッグ範囲)
    変更点:低ダウンフォース仕様
    効果:ドラッグ削減に寄与する軽負荷設計。

    ■ ビームウイング
    理由:サーキット特性(ドラッグ範囲)
    変更点:軽負荷なリアビームウイング
    効果:高効率サーキットに適したオプションを提供。
    アルピーヌF1チーム 2025年F1 ベルギーGP アップグレード

    レーシングブルズ
    ■ リアウイング
    理由:サーキット特性(ドラッグ範囲)
    変更点:リアウイングプロファイルを更新
    効果:目標とするダウンフォース・効率レベルに対応。

    ■ リアコーナー
    理由:フロー調整
    変更点:リアブレーキダクトウィングレットを変更
    効果:後方の空力流れを改善。

    ■ ディフューザー
    理由:フロー調整
    変更点:ディフューザー形状の変更
    効果:車体後部の流れを改善し、空力性能を高める。
    ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム 2025年F1 ベルギーGP アップグレード

    ウィリアムズ
    ■ フロアフェンス
    理由:フロー調整
    変更点:前部フェンスのキャンバーと後端形状を更新
    効果:フロア前部の荷重配分と後方への気流最適化。

    ■ フロアエッジ
    理由:パフォーマンス向上(ローカルロード)
    変更点:フロアエッジウイングとスパット形状の複雑化
    効果:フロア端部の荷重とディフューザー流入効率を改善。

    ■ サイドポッドインレット
    理由:フロー調整
    変更点:インレット下端を内側に下げ、外側を上げる形状に
    効果:冷却性能を維持しつつ、後方への空力エネルギーを強化。

    ■ コーク/エンジンカバー
    理由:フロー調整
    変更点:アンダーカットを深め、フロア面形状を変更
    効果:スパット周辺の流れを最適化し、フロア荷重を向上。
    ウィリアムズ・レーシング 2025年F1 ベルギーGP アップグレード