カテゴリー: F1ベルギーGP

  • F1ベルギーGP スプリント:フェルスタッペンが3台激戦制す 角田裕毅11位

    F1ベルギーGP スプリント:フェルスタッペンが3台激戦制す 角田裕毅11位

    マックス・フェルスタッペンが、2025年シーズンの初スプリント勝利をベルギーGP週末で挙げた。レッドブルのドライバーは、オスカー・ピアストリを1周目で見事にオーバーテイクし、最後までリードを守り抜いた。

    ポールポジションから好スタートを決めたピアストリだったが、ケメルストレートでスリップに入ったフェルスタッペンがターン5で前に出て首位を奪取。

    その後レースが後半に入ると、ピアストリとランド・ノリスのマクラーレン勢がフェルスタッペンに迫ったが、オランダ人ドライバーはDRSとバッテリーの駆け引きを制し、0.753秒差で逃げ切った。

    ノリスはピアストリに続く3位、フェラーリのシャルル・ルクレールは序盤に一時ノリスを抜いたものの最終的には4位に終わった。

    ハースのエステバン・オコンが5位、ウィリアムズのカルロス・サインツが6位、ハースのオリバー・ベアマンが7位、レーシングブルズのアイザック・ハジャーが8位で、ここまでがポイント圏内となった。

    ベルギーGP F1 スプリント スタートスパでのスプリントスタート直後、ピアストリが先行もフェルスタッペンが猛追

    このスプリントは今季3戦目となる100kmレース形式で、金曜の1回のみのプラクティスとスプリント予選でグリッドが決定。上位8台にポイントが付与される方式だ。

    スプリント予選では、ピアストリが1分40秒510の驚異的なタイムで今季初のスプリントポールを獲得。フェルスタッペンに0.4秒以上の差をつけ、ノリスは3位につけた。一方でメルセデス勢は苦戦し、ルイス・ハミルトンはSQ1で敗退して18番手。キミ・アントネッリは最下位の20番手、ジョージ・ラッセルもSQ2で敗れ13番手だった。

    スプリント直前にはフランコ・コラピント(アルピーヌ)がリアウイング変更によりピットレーンスタートへ変更。また、ピエール・ガスリーも冷却系の水漏れトラブルでグリッド上からマシンを下げられ、出走できなかった。

    全車がミディアムタイヤを選択する中、唯一ピットスタートのコラピントのみがソフトタイヤを選択。だがガスリーは最終的に2周遅れで出走するも、レースを通してテスト的走行にとどまった。

    レース開始直後、ポールのピアストリが好スタートを決めたが、ケメルストレートでスリップに入ったフェルスタッペンがターン5で見事なオーバーテイク。背後ではルクレールがノリスを抜いて3位に浮上した。

    オコンが5位をキープし、サインツが6位、ベアマンが7位、ハジャーが8位と続いた。ハジャーは、ガスリーが出走できなかったことで1つ順位を繰り上げていた。

    レースが進む中、ピアストリは0.5秒以内でフェルスタッペンを追走するも、追いつくには至らず。一方でノリスが再びルクレールを抜いて3位に返り咲く。

    ベルギーグランプリ F1ピアストリ、フェルスタッペンを追うも届かず

    さらに後方では、アントネッリがニコ・ヒュルケンベルグを抜いて17位へ浮上。スプリント予選の雪辱を果たすべく奮闘していた。

    7周目、ハミルトンは「リアがもうない」と無線で報告。前日のスピンで予選18位に沈んだフェラーリ勢としては苦しい展開となった。

    9周目には、アントネッリがハミルトンに迫り、かつての“前任者”とのバトルを展開。そのころ、ノリスとピアストリの差は0.6秒、ピアストリとフェルスタッペンの差も同様で、3台による接近戦に突入する。

    11周目、ピアストリがアウト側からフェルスタッペンを狙う場面もあったが、チャンピオンは冷静に対応。「ブレーキがきかない」とフェルスタッペンは報告したが、最終コーナーでの小さなミス以外は完璧に近い走行を維持。

    ノリスには「ピアストリのバッテリーは中程度」との情報が入り、チームメイト同士の駆け引きも緊迫したものとなる。

    中団では、アレックス・アルボンとフェルナンド・アロンソが14位争いを繰り広げ、バトルが各所で展開された。

    結局、ピアストリはフェルスタッペンに食らいつき続けるも、逆転には至らず。レッドブルのフェルスタッペンが0.753秒差でトップチェッカーを受け、2025年シーズン初のスプリント勝利を手にした。

    ノリスはさらに0.6秒差の3位で続き、4位ルクレール、5位オコン、6位サインツ、7位ベアマン、8位ハジャーまでがポイント圏内に入った。

    9位にはキック・ザウバーのガブリエル・ボルトレト、10位にはレーシングブルズのリアム・ローソンが続いた。

    レッドブルの角田裕毅は11位、メルセデスのラッセルは12位で惜しくもポイント圏外。アストンマーティン勢のランス・ストロールとアロンソが13・14位、ハミルトンは15位と不本意な結果に終わった。

    16位はアルボン、以下アントネッリ、ヒュルケンベルグ、コラピント、ガスリー(リタイア)と続いた。

    ベルギーグランプリ F1マックス・フェルスタッペンが0.753秒差でスプリント優勝

    フェルスタッペンのコメント:
    「すごくうまくいった。マクラーレンに対して唯一のチャンスがあるとしたら、ターン5しかないと思ってたんだ。後ろをキープするのはかなり難しかったけど、DRSやバッテリーの駆け引きで、まるで“猫とネズミ”みたいなレースだった。全体を通じて7〜8秒の差だったから、ミスは許されなかった。最終コーナーで小さなミスはあったけど、それ以外は完璧だったし、スパで勝てたのは嬉しい。スプリントとはいえ、勝ちは勝ちだから、僕らがやったことにはとても満足してる」

    2025年F1 ベルギーGP スプリント 順位・結果

    1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    2.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    3.ランド・ノリス(マクラーレン)
    4.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    5.エステバン・オコン(ハース)
    6.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    7.オリバー・ベアマン(ハース)
    8.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    9.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    10.リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    11.角田裕毅(レッドブル)
    12.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    13.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    14.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    15.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    16.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    17.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    18.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    19.フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    DNF.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)

  • 角田裕毅は11位 … F1ベルギーGP スプリント:結果・タイムシート

    角田裕毅は11位 … F1ベルギーGP スプリント:結果・タイムシート

    2025年F1 ベルギーGP スプリントの結果・タイムシート。7月26日(土)にスパ・フランコルシャンで2025年のF1世界選手権 第13戦 ベルギーグランプリのスプリントレースが行われた。

    優勝はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、2位にはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、3位にはランド・ノリス(マクラーレン)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は11位だった。

    開幕早々の一撃、フェルスタッペンが主導権を奪取
    スタート直後のケメルストレートでフェルスタッペンがピアストリを抜いて首位に浮上。その後はマクラーレン勢を引き離しながらペースを制御し、レッドブル新体制下での初スプリントを見事に制した。

    ピアストリ、仕掛けきれずも2位死守
    ポールスタートのピアストリは1周目でリードを失うも、DRS圏内で粘りの追走を続けた。終盤はノリスに迫られながらも順位を守り切り、連続表彰台を確保。

    ノリス、攻防の狭間で3位堅守
    序盤にルクレールに先行を許すも、冷静なレース運びでポジションを回復。終盤はピアストリとの接近戦を演じるも、3位のままフィニッシュし、チームにダブル表彰台をもたらした。

    ハース、ダブル入賞の快挙─オコン5位・ベアマン7位
    軽量・低ダウンフォース仕様が功を奏し、オコンがサインツを抑えて5位完走。ルーキーのベアマンもハジャーの猛追を凌ぎ、ハースにとって貴重なダブルポイントをもたらした。

    角田裕毅、0.7秒届かず11位
    12番手スタートの角田裕毅は、安定したペースは見せたが、終盤にローソンへ迫るも0.7秒差でトップ10入りを逃した。

    ガスリー、スプリント出走も周回遅れで終了
    トラブルにより当初は欠場と伝えられていたガスリーだったが、修復後にスプリントへ出走。2周遅れでの走行にとどまり、事実上はテストセッションとなった。

    2025年F1 ベルギーGP スプリント 結果・タイムシート

    Pos No ドライバー チーム GAP INT POS
    1 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル     ↑ 1
    2 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 0.753 0.753 ↓ 1
    3 4 ランド・ノリス マクラーレン 1.414 0.661 - 0
    4 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 10.176 8.762 - 0
    5 31 エステバン・オコン ハース 13.789 3.613 - 0
    6 30 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 14.964 1.175 - 0
    7 87 オリバー・ベアマン ハース 18.610 3.646 - 0
    8 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 19.119 0.509 ↑ 1
    9 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 22.183 3.064 ↑ 1
    10 55 リアム・ローソン レーシングブルズ 22.897 0.714 ↑ 1
    11 22 角田裕毅 レッドブル 24.551 1.654 ↑ 1
    12 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 25.969 1.418 ↑ 1
    13 18 ランス・ストロール アストンマーティン 26.595 0.626 ↑ 2
    14 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 29.046 2.451 - 0
    15 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 30.175 1.129 ↑ 1
    16 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 30.941 0.766 ↑ 2
    17 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 31.981 1.040 ↑ 2
    18 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 32.867 0.886 ↓ 1
    19 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 38.072 5.205 ↑ 1
    DNF 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ     ↓ 12
  • 2025年F1 ベルギーGP スプリント:スタート動画

    2025年F1 ベルギーGP スプリント:スタート動画

    マックス・フェルスタッペンは、ベルギーGPスプリントのオープニングラップでオスカー・ピアストリを抜き、首位に立った。マクラーレンのランド・ノリスも1つポジションを落としている。

    ピアストリは完璧なスタートを決め、ラ・ソースではレッドブルを抑え込んだ。しかし、フェルスタッペンはスキニーなリヤウイングによる直線スピードの優位性を最大限に活かし、長いケメルストレートの先にあるレ・コンブで前に出た。

    その直後、シャルル・ルクレールも同じラインをトレースし、ノリスをかわして3番手に浮上した。

    アルピーヌにとっては厳しいスタートとなった。フランコ・コラピントはリヤウイング交換によりピットレーンスタートを強いられ、8番グリッドのピエール・ガスリーは水漏れの疑いでグリッド上からマシンを押し戻されている。

    動画の公開は終了しました
  • 2025年F1 ベルギーGP スプリント予選:トップ10 ドライバーコメント

    2025年F1 ベルギーGP スプリント予選:トップ10 ドライバーコメント

    2025年F1 ベルギーGPのスプリント予選でトップ10入りしたドライバーのコメント。7月25日(金)にスパ・フランコルシャンで2025年のF1世界選手権 第13戦 ベルギーグランプリのスプリント予選が行われた。

    2025年F1ベルギーGPスプリント予選は、マクラーレンのオスカー・ピアストリが他を圧倒する走りでポールポジションを獲得。マックス・フェルスタッペンはマクラーレン勢に割って入り2番手につけ、3番手にはランド・ノリスが続いた。マクラーレンが今週末の本命であることを改めて示す結果となった。

    その後方にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)と、アップデートの効果を活かしたハース勢が連なり、ウィリアムズのカルロス・サインツJr.も6番手と健闘。アルピーヌのピエール・ガスリー、レーシングブルズのアイザック・ハジャー、そしてザウバーのガブリエル・ボルトレトがそれぞれSQ3に進出し、明日のスプリントでポイント争いに挑む。

    1番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    「この結果には本当に満足している。今日は一日を通してクルマのペースが良くて、スプリント予選にも自信を持って臨めた。SQ2ではちょっとヒヤッとした場面もあったけど、必要な時にすべてをまとめて、すごく満足できるラップを決められた。明日のスプリントで何ができるかを見て、グランプリ予選に向けて気持ちを切り替えていきたい」

    2番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    「今日のスプリント予選で2番手、2台のマクラーレンに割って入る形になったのは、僕たちにとって本当に良い結果だったと思う。クルマのパフォーマンスは最大限に引き出せたし、走っていて楽しかった。ラップ自体も良かったけど、FP1からずっとギャップが大きかったから、それは驚きではなかった。今は自分たちに集中して、クルマのバランスを整えて速くなることが重要だ。アップグレードについては、スプリント週末だと影響を正確に評価するのが難しいけど、改善を続けてパフォーマンスを引き出そうとしている。他のチームも同じように取り組んでいるし、そういうものだ」

    3番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「明日のスプリントに向けて良いスタート位置は確保できたけど、もちろんもう少し上に行きたかったという気持ちはある。今夜いくつか取り組むべき点はあるけど、まだ金曜日だしね。明日のスプリント、そして夕方の予選で最大限を引き出せるよう準備していく」

    4番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「今日の感触は複雑だ。一方で、マシンの感触が良く、アップグレードで目指していたステップが実現できたから満足している。でも、ポールポジションとは7テンチの差があって、マクラーレンはこのサーキットで普段以上に速く見える。スプリントは4番手スタートだし、今日はこれ以上は難しかった」

    5番手:エステバン・オコン(ハース)
    「すごく楽しかったし、本当に嬉しい。チームのみんなにおめでとうを言いたい。シルバーストンではマシンがすごく扱いづらくて、何が悪かったのかをこの2週間で分析してきた。今日はマシンを大きく改善できたし、すごく良いフィーリングだった。2台ともSQ3に進出できたのは今季初だし、これはスプリント予選なので慎重さは必要だけど、明日も再現したい」

    ベルギーGP F1 ベルギーグランプリ

    6番手:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    「6番手という結果には満足している。FP1の半分を逃したあとに、チームと僕自身で大きく立て直せたのは良かった。スプリント予選ではしっかり周回を重ねられたし、マシンにはアップデートも入っているから、それを理解してセットアップをさらに最適化していく必要がある。計画通りにいけば、僕たちはもっと速さを出せるはずだ。明日もさらに良くしていきたい」

    7番手:オリバー・ベアマン(ハース)
    「プラクティスではミディアムとソフト、あるいはハードとソフトの組み合わせが選べたけど、僕たちはミディアムを選んだ。予選準備としては少し難しい選択ではあったけど、ミディアムで良い感触を得られたし、ソフトでのラップはまとめられなかったけどクルマには速さがあると分かっていた。2台ともSQ3に進出できたのはチームの努力の結果だし、エステバンも素晴らしい仕事をした。シルバーストンのアップグレードに続いて今回も良いパフォーマンスが出ているから、この調子を維持したい」

    8番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    「今日の結果には満足しているし、忙しい金曜日にうまく立て直せたことが良かった。プラクティスでは少し苦戦したけど、セッション間でセットアップを調整して直線スピードを伸ばすためにダウンフォースを少し削った。そのぶん中間セクターは少し厳しかったけど、スパではそういうバランスが必要なんだ。SQ1ではルイスのイエローフラッグに助けられた面もあるけど、それもレースの一部。Q2では良いラップが決まってSQ3に進めたし、最終的に8番手。明日はポイントを狙っていく」

    9番手:アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    「今日はスパで良い1日だった。SQ3では今大会初めてソフトタイヤを使ったけど、そのラップはあまり楽しめなかった。ミディアムの方が自信が持てていたので、少し残念だ。P9より上の結果も出せたはずだと思う。とはいえ、明日のスプリントではポイントを取れるチャンスがあるし、午後の予選で日曜の決勝に向けて良い位置を目指したい」

    10番手:ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    「SQ3に進めたのは本当に嬉しい。スプリント予選とはいえ、突破できたという実感はやっぱり良いものだ。セッション全体を通じてマシンの感触は良くて、SQ3でももう少し絞り出せたかもしれないけど、全体としては良い内容だった。マシンには競争力があるから、明日のレースペースがどれくらい持続するか見ていきたい。すべてをうまくまとめれば、次のセッションでもこのポジションを守って戦えるはずだ」

  • 2025年F1 ベルギーGP スプリント予選:11番手以下 ドライバーコメント

    2025年F1 ベルギーGP スプリント予選:11番手以下 ドライバーコメント

    2025年F1 ベルギーGPのスプリント予選で11番手以下だったドライバーのコメント。7月25日(金)にスパ・フランコルシャンで2025年のF1世界選手権 第13戦 ベルギーグランプリのスプリント予選が行われた。

    惜しくもSQ3進出を逃したのはリアム・ローソンと角田裕毅。両者とも0.1秒以内の接戦だったが、あと一歩届かなかった。角田裕毅は新パーツの投入が遅れたこともあり、繊細なマシンバランスに苦しんだ様子だ。

    メルセデス勢は、アントネッリのスピンを起点に流れを崩し、ラッセルも中団で脱落。今季ここまでとは異なる厳しい展開に直面している。そのほか、アストンマーティン勢は新フロントウイングを試すも中団止まり。ウィリアムズのアルボンは直線スピード不足、ザウバーのヒュルケンベルグは渋滞と不運に見舞われた。フェラーリのハミルトンとアルピーヌのコラピントは、ともにスピンやグリップ不足でまったく流れに乗れず、後方に沈んでいる。

    11番手:リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    「クルマのパフォーマンス自体は良かったけど、最終シケインで小さな問題があった。そのわずかな違いが結果を左右してしまったのは残念だ。今日の走行から学びを得て、明日に向けて改善していく。どの週末も同じように、クルマの力を最大限に引き出すことが大事。風向きの変化がここスパでは結構影響するし、シルバーストンでも同じだったけど、重要なのはチームとしてすべてをまとめて戦うことだ」

    12番手:角田裕毅(レッドブル)
    「今日はあまりうまくいきませんでした。スプリント予選ではトラクションでちょっと苦しんでいて、あと0.06秒というすごく僅差で敗退してしまいました。自分としては全力を尽くしましたが、やっぱり悔しいです。チームとしてもあとから振り返ると改善できる部分はあると思いますし、見直していきます。今週末は僕のマシンに新しいパーツが入る予定だったんですけど、少し遅れることになってしまいました。ただ、その中でもエンジニアたちとはいい形で連携できていると思っています。今のパッケージだとすごく繊細で、全部うまく噛み合わないとタイムが出しづらいので、引き続き集中して頑張ります」

    13番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    「FP1では良いペースを見せられていたけど、SQ1でキミのスピンによって撒かれたグラベルを踏んでしまって、その後の走行でマシンの反応が悪くなった。その影響でSQ2ではペースが落ちてしまったと思う。P13で敗退したのは正直ショックだったし、予想外だった。普段の競争相手と比べてもギャップが大きかったから、その原因は見つかるはずだ。明日は今日見せたFP1のような速さを取り戻したい。スプリントでのポイント獲得は簡単じゃないけど、本戦がまだ残っているし、そこに向けて全力を尽くす」

    14番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    「この象徴的なサーキットに戻ってくるのはいつも嬉しい。天候はドライだったし、SQ1では良い内容だった。全力を尽くして走ったけど、残念ながらその勢いをSQ2にはつなげられなかった。新しいフロントウイングを試すことができてダウンフォースも増えたから、明日のスプリントや週末を通じてさらに学びを深めていく」

    15番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「ベルギーに戻って来るのは最高だ。スパは本当に特別なサーキットで、毎年戻ってくるのが楽しみ。高速のコーナーでクルマが生き生きと感じられるのが魅力だ。SQ1ではクリーンなラップができたけど、SQ2では数回スナップがあって、フロアにもダメージを負った。明日のスプリントは15番手からのスタートになるけど、何ができるか見ていく」

    ベルギーGP F1 ベルギーグランプリ

    16番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    「FP1のあとで修復したと思っていた問題が、スプリント予選でもまだ影響していた。直線でかなりのラップタイムを失っていたので、別の対処法を試す必要がある。クルマ自体の仕上がりは良くて、このサーキットとの相性もいいから、まだ週末には希望を持っている」

    17番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    「スプリント予選は常に独特の難しさがある。フォーマットが短く、タイヤも1セットだけ、そして最初のラップがすべてを左右する。最初の走行は思い通りにいかず、2回目のアタックではウォームアップラップのタイミングで渋滞に巻き込まれた。ローソンの直後に出てしまって、ラップが台無しになった。タイヤの状態も良くなかったし、全体的にうまく噛み合わなかった。プラクティスのあとで調整した内容は良い方向だったから、まだポテンシャルはあると思う。明日に向けてデータを分析して、スプリントを活かしていく」

    18番手:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    「全体として厳しい1日だった。アップグレードの効果を評価する時間が限られていて、予選までに十分な準備ができなかった。SQ1では良いラップを走っていたけど、突然リアがロックしてコントロールを失った。何が引き金になったかははっきりしていないけど、今夜チームとデータを確認して、明日に向けて前進していく」

    19番手:フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    「今日は全体的にマシンのバランスとグリップで苦しんでいた。いくつかの変更を試したけど、プラクティスの走行が限られていたから、スプリント予選には万全な状態では入れなかった。今夜は改善の余地があるかを見直して、明日に向けて立て直していく。ここは高速コーナーが多くて、マシンへの信頼感が特に重要なサーキットだ。天気予報も不安定なままだし、チャンスが来ることに期待したい」

    20番手:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    「スプリント予選がこういう形になってしまって残念だった。FP1ではマシンの感触が良くて、SQ1の最初のラップの前半も調子が良かった。でも、ターン14で少しスロットルを踏みすぎてスピンしてしまった。そのときにダメージを負って、2回目のラップではパフォーマンスを出せなかった。もっとできるはずだったから悔しいけど、自分のミスだったので、明日の予選に向けて集中していく」

  • 2025年F1 ベルギーGP 分析:金曜日のデータが示す残りの週末の行方

    2025年F1 ベルギーGP 分析:金曜日のデータが示す残りの週末の行方

    オスカー・ピアストリがF1ベルギーGPのスプリント予選で驚異的な走りを披露し、0.5秒近い差をつけてポールポジションを獲得。今週末の主役は自分であるとばかりに、ライバルたちに強烈なメッセージを突きつけた。

    特に多くのコーナーを含む第2セクターで圧倒的な速さを見せた彼は、マクラーレンがこのスパ・フランコルシャンでいかに仕上がっているかを証明する存在となった。

    とはいえ、決勝が行われる日曜午後には雨予報が出ており、展開次第では波乱も起こりうる状況だ。スプリントやグランプリ本戦に向けて、レッドブル、フェラーリ、メルセデスといった強豪がどう立て直してくるのか。そして、ピアストリの勢いを止める存在は現れるのか。週末の注目は尽きない。

    ピアストリ、数分で“ゼロからヒーロー”へ
    ピアストリはスプリント予選の第2セッション(SQ2)で、ターン4のトラックリミット違反により最初のラップタイムを抹消され、ノックアウト寸前に追い込まれた。

    しかし彼はそこから盛り返し、その日最も印象的な走りを見せていたドライバーらしく、勝負どころとなった第3セッション(SQ3)ではミスなく走り切り、0.5秒近い差をつけてポールポジションをもぎ取った。

    オーストラリア人ドライバーは、7kmのスパ・フランコルシャンの中でも特にコーナーが集中する第2セクターで圧巻の速さを発揮していた。

    「自信はあった」と彼は語った。「ここ数戦は、ペース的には良かったけど、結果にはつながっていなかったから」

    この走りでピアストリは、スプリント勝利に加え、グランプリ本戦のポールポジションや勝利を争ううえで理想的な位置につけたことになる。

    チームメイトのランド・ノリスも大きなミスは犯しておらず、ピアストリの驚異的なペースには及ばなかったものの、ケメル・ストレートのロングランでスリップストリームが効くこのサーキットでは、スプリントで上位争いに絡む可能性は残されている。

    マクラーレンはスパのあらゆるタイプのコーナーで抜群の速さを見せており、直線でアルピーヌにごくわずかなタイムを譲る程度。全体として圧倒的な優勝候補と見られている。

    ベルギーGP F1

    レッドブル、マクラーレン最大の脅威として浮上
    レッドブルは今回、クリスチャン・ホーナー以外の人物がチームを率いる初めてのレースを迎え、ローラン・メキース新代表の下でスパ入りした。

    同時に、フロントウイング、サイドポッド、エンジンカバー、フロントサスペンション、リアコーナーにわたる大幅なアップグレードを投入。その新パーツは1セットしか用意されず、マックス・フェルスタッペンにのみ装着された。

    このアップグレードがどれほどの効果をもたらしたかを正確に判断するのは難しいが、初期の兆候は有望だ。

    フェルスタッペン自身も指摘していたように、ピアストリとの差は依然として大きいものの、それでもフロントロウを確保したことで、スプリント勝利を争う体制は整っている。

    スプリントに先立つ唯一のプラクティス(FP1)から得られた限られた情報によれば、レッドブルのレースペースは予選ペースよりも優れているとみられる。マクラーレンに対しては0.3秒遅れているが、それでも他チームよりは速い。メルセデスに対しては0.1秒、フェラーリには0.25秒のアドバンテージがあるとされる。

    ベルギーGP 2025年のF1世界選手権

    フェラーリは明暗、ハミルトンは苛立ち隠せず
    フェラーリは今大会でリアサスペンションのアップグレードを投入。これは今月初めにフィルミングデーで短時間だけ走らせた仕様で、マクラーレンに接近するための希望を託したものだった。

    しかし金曜の走行を経た段階では、その効果については判断が分かれている。シャルル・ルクレールはマシンの感触に満足していたものの、スプリント予選でピアストリに0.75秒も離された理由については「説明できない」と首をかしげた。

    一方、チームメイトのルイス・ハミルトンは最終シケインでスピンを喫し、予選Q1敗退という苦い結果に。表情にも明らかな落胆と苛立ちが見て取れた。

    フェラーリは中速コーナーではマクラーレンと互角のペースを見せるが、スパに数多く存在する低速および高速コーナーでは0.3秒を失い、さらに直線では0.2秒を失っている。

    とはいえ、土曜のスプリント後にはセットアップの変更が可能であること、そして日曜に雨が予想されていることから、まだ希望は残されている。

    ベルギーグランプリ

    メルセデス、苦しい一日もマシンの手応えは悪くない
    キミ・アントネッリはSQ1のターン14で、出口で早めにスロットルを踏みすぎてスピン。グラベルに突っ込み、フロアとディフューザーにダメージを負い、競争力のあるラップを取り戻すことはできなかった。

    チームメイトのジョージ・ラッセルは、速さを見せていたが、アントネッリがスタブロで撒き散らしたグラベルを拾ってしまい、マシンにダメージを負った。SQ1とSQ2の間にチームが応急修理を施したものの、それでも「初期診断よりも深刻なダメージが残っている可能性がある」とチームは見ている。

    チーム関係者によれば、もしダメージがなければ、ラッセルはスプリント予選最終セッションで2位から4位に入れた可能性が高いという。

    レースペース自体は悪くないものの、現在のスタート位置(ラッセル13番手、アントネッリ20番手)を考えると、スプリントでのポイント獲得はやや厳しそうだ。

    ただし、グランプリ本戦では多くのポイントがまだかかっている。予選がよりクリーンな形になれば、日曜午後には上位争いに絡める可能性は十分あるだろう。

  • F1ベルギーGP スプリント予選:ピアストリが圧巻ポール 角田裕毅はSQ2敗退

    F1ベルギーGP スプリント予選:ピアストリが圧巻ポール 角田裕毅はSQ2敗退

    2025年F1第13戦ベルギーGPのスプリント予選がスパ・フランコルシャンで行われ、マクラーレンのオスカー・ピアストリが圧巻の走りでスプリントポールを獲得した。

    ピアストリは1分40秒510を記録し、レッドブルのマックス・フェルスタッペンに約0.5秒差をつける快挙。チームメイトのランド・ノリスは3番手にとどまった。

    最終セッション(SQ3)では、全10台がソフトタイヤ1セットに制限される中、各車とも残り時間ギリギリでコースイン。フェルスタッペンとマクラーレン勢がポール争いの本命と目されていた。

    先にタイムを出したのはノリスで、1分41秒128。しかしフェルスタッペンがこれを上回る1分40秒987を記録。だが最後に飛び出したピアストリが、それをさらに上回る1分40秒510というタイムを叩き出し、見事トップに立った。

    その後方にはフェラーリのシャルル・ルクレールが続き、ピアストリからは約0.8秒差。ハースのエステバン・オコンが好走を見せて5番手に入り、チームメイトのオリバー・ベアマンは7番手。2人の間にはウィリアムズのカルロス・サインツが入った。

    アルピーヌのピエール・ガスリーは8番手。レース後半に見せたSQ2の好タイムで最終セッション進出を果たした。レーシングブルズのアイザック・ハジャーとキック・ザウバーのガブリエル・ボルトレトがトップ10を締めくくった。

    敗退組と主なトピック
    SQ2では、ノリスが1分41秒412でトップ通過。一方、ピアストリは最初のタイムがオールージュ頂上でのトラックリミット違反により抹消され、次の周回で1分42秒169を記録。これにより11番手のリアム・ローソン(レーシングブルズ)にわずか0.041秒差で辛うじて通過した。

    12番手にはレッドブルの角田裕毅、13番手にジョージ・ラッセル(メルセデス)、14番手と15番手にはフェルナンド・アロンソとランス・ストロールのアストンマーティン勢が並んだ。

    最も驚きを呼んだのは、SQ1でのルイス・ハミルトン(フェラーリ)の敗退。最終アタック中に最終シケインで高速スピンを喫し、18番手に沈んだ。

    他にもアレックス・アルボン(ウィリアムズ)、ニコ・ヒュルケンベルグ(キック・ザウバー)、フランコ・コラピント(アルピーヌ)がSQ1で敗退。キミ・アントネッリ(メルセデス)は最初のアタックでスタヴロでグラベルに飛び出しダメージを負った影響で、最下位に終わった。

    各セッションの進行

    ベルギーGP F1 アントネッリアントネッリはスピンし、スパでのスプリント予選で20位に終わった。

    SQ1 ─ ピアストリが最速、ハミルトンとアントネッリはスピンで敗退
    1時間のフリー走行1回のみを終えたあと、ドライバーたちは12分間のSQ1にミディアムタイヤで臨んだ。最初にコースに出たのはハジャーで、4.350マイルのコースを周回。レーシングブルズのチームメイトであるローソンは、ピットレーンでヒュルケンベルグによる危険なリリースにより直後で減速を強いられた。

    大半のドライバーが最初の数分にコースへと向かい、前の車とのギャップを確保しながら走行する中、フェルスタッペンの右リアタイヤまわりでは懸命の作業が続けられていた。

    ハジャーが1分42秒711の最初のベンチマークタイムを記録。メルセデスのアントネッリは、最初のアタックでスタヴロにて高速スピンを喫し、360度回転しながらグラベルに飛び出した。その直後を走っていたチームメイトのラッセルにわずかに妨害するかたちで再合流。

    マクラーレン勢のピアストリとノリスはともに上位へ。ピアストリが1分41秒769でトップに立ち、フェルスタッペンがその間に割って入り、ピアストリから0.3秒遅れで2番手につけた。

    ハミルトンは最終ラン開始時点で脱落圏内におり、第1セクターでタイム更新が叶わなかった。第2セクターでは自己ベストを記録したが、最終シケインでリアがロックし、高速スピン。これによりイエローフラッグが掲示され、後続の数台が影響を受ける展開となった。

    それでもベアマンはそのイエロー区間を通過しながらタイムを更新し14番手へ浮上。その後ろにはガスリーが続いた。

    アルボンは最終的に、1分43秒212のタイムでカットラインにわずか0.041秒届かず敗退。ヒュルケンベルグはローソンとの最終コーナー出口でのアクシデントによりアタックを阻害され、これに続いた。コラピントはストレートスピードに欠けるアルピーヌで19番手。アントネッリは、先のスピンでタイヤにフラットスポットができた状態のまま走行を続け、ピアストリのタイムから3.652秒遅れの最下位となった。

    ノックアウト:アルボン、ヒュルケンベルグ、ハミルトン、コラピント、アントネッリ

    ベルギーGP F1 リアム・ローソンスパでのSQ2でローソンはピアストリを0.041秒差で破れなかった

    SQ2 ─ ノリスが最速、ピアストリはギリギリで通過。ラッセル敗退
    マクラーレンの2台が先陣を切ってコースイン。ノリスは1分42秒182を記録し、ピアストリは1分41秒736を記録したが、オー・ルージュ頂上でのトラックリミット違反と判定されタイムは抹消。

    その後、フェルスタッペンが1分41秒583でトップに立ち、ルクレールが1分41秒786で2番手に滑り込む。SQ2もすべてのドライバーがミディアムタイヤを使用。

    ピアストリは2度目のアタックで1分42秒169を記録し3番手に浮上したが、各車が最終アタックを終えるなかで脱落の危機に。チェッカーフラッグが振られると、ノリスが1分41秒412で再びトップに返り咲き、フェルスタッペン、ルクレールが続いた。

    オコン、ボルトレト、ガスリー、ベアマン、サインツ、ハジャーらもタイムを更新し通過を決めた。

    ピアストリはローソンに対しわずか0.041秒の差で生き残り。角田裕毅、ラッセル、アロンソ、ストロールが敗退となった。

    ノックアウト:ローソン、角田裕毅、ラッセル、アロンソ、ストロール

    ベルギーグランプリ F1 ランド・ノリスノリスはSQ2でトップに立ったが、スプリント予選の最後でチームメイトに勝つことはできなかった。

    SQ3 ─ ピアストリが圧巻の走りでスプリントポールを奪取
    SQ3は各ドライバーがピレリのソフトタイヤ1セットに制限されていたため、事実上一発勝負のセッションとなった。

    最初にタイムを記録したのはノリスで、1分41秒128のベンチマークを記録。しかしピアストリはそれを0.6秒上回る1分40秒510をマークし、今季初のスプリントポールを獲得。フェルスタッペンはこの2台の間に入り2番手。

    残るドライバーたちが次々にラップを終える中、ルクレールは3番手に入ったがピアストリからは0.768秒遅れだった。

    ハース勢は好調を維持し、オコンがセクター1最速タイムを記録して5番手、ベアマンは7番手で、間にサインツが入った。

    ガスリーは8番手、ハジャーとボルトレトが続き、ボルトレトはピアストリから1.666秒遅れのタイムを記録した。

    2025年F1 ベルギーGP スプリント予選 結果・ラップタイム

    1.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分40秒510
    2.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分40秒987
    3.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分41秒128
    4.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分41秒278
    5.エステバン・オコン(ハース) – 1分41秒565
    6.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分41秒761
    7.オリバー・ベアマン(ハース) – 1分41秒857
    8.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分41秒959
    9.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) – 1分41秒971
    10.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー) – 1分42秒176

    11.リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    12.角田裕毅(レッドブル)
    13.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    14.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    15.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    16.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    17.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    18.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    19.フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    20.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)

  • アイザック・ハジャー F1ベルギーGP スプリント予選「ミディアムでは自信あり」

    アイザック・ハジャー F1ベルギーGP スプリント予選「ミディアムでは自信あり」

    アイザック・ハジャーは、F1ベルギーGPのスプリント予選で9番手を獲得。レーシングブルズとしては今季スプリント予選でのベストリザルトとなった。午前のセッションでソフトタイヤを使わなかったにもかかわらず、SQ3まで進出し、堅実なパフォーマンスを見せた。

    ハジャーにとってはスペインGP以来となるポイント獲得がかかる一戦。明日のスプリントではトップ8入りを狙い、さらに午後の予選で日曜決勝に向けての好グリッド確保を目指す。

    「スパでの今日はいい一日だった」とハジャーはコメント。

    「SQ3では今朝使わなかったソフトタイヤでの最初のアタックになったけど、正直あまり楽しめなかった。ミディアムの方が自信があったし、P9以上の結果も狙えた気がするから少し残念だよ」

    「でも明日を見据えると、スプリントでポイントを取れるチャンスはあると思っている。それに午後の予選では、日曜の決勝に向けて良いグリッドを狙うのが大事になるね」

    アイザック・ハジャー(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) F1 ベルギーグランプリ

    レーシングブルズのチーフレースエンジニア、マッティア・スピニも「完璧なラップではなかったが、十分に好位置につけられた」と語っており、週末全体での巻き返しに期待がかかる。

  • ピエール・ガスリー F1ベルギーGP スプリント予選「ストレート重視で挑んだ」

    ピエール・ガスリー F1ベルギーGP スプリント予選「ストレート重視で挑んだ」

    アルピーヌF1チームは、2025年F1第13戦ベルギーGPのスプリント予選で明暗の分かれる結果となった。フリー走行では両ドライバーとも下位に沈み、厳しい滑り出しとなったが、ピエール・ガスリーはそこから見事に巻き返し、今季好調を維持する形でSQ3進出を果たした。

    8番手グリッドを獲得したガスリーは、予選中に角田裕毅とのインシデントで審議対象となったが、幸いにもお咎めなし。チームがセッション間で行った大胆なセットアップ変更が功を奏したと語っている。

    「今日の結果は素直に受け入れたいし、忙しい金曜日の中でうまく巻き返せたことには満足している」とガスリーはコメント。

    「プラクティスでは少し苦戦していたけど、セッションの合間にセットアップを変えて、ストレートスピードを最大化するためにダウンフォースを削る方向に振ったんだ。その結果、中盤のセクターはちょっと踏ん張る必要があったけど、そこがスパの難しさでもあるし、正しいバランスを見つけるのがチャレンジなんだ」

    「チームとしてセッション間でよくやってくれたと思うし、そこには本当に満足している。SQ1はギリギリだったけど、最後にルイス(・ハミルトン)のイエローフラッグに助けられたところもあったかもしれない。でも、そういう時もあるさ」

    「SQ2では本当にいいラップが決まって、SQ3に進出できた。最終的に8番グリッドだから、明日はポイントを狙っていくよ」

    アルピーヌF1チーム ベルギーグランプリ

    一方、フランコ・コラピントは予選中にマシンのバランスやグリップに苦しみ、19番手に沈んだ。初挑戦のスパでのスプリント予選は、思うようにリズムに乗れず厳しい展開となった。

    「今日は全体的にバランスとグリップの両面で苦労した」とコラピントはコメント。

    「それを改善しようといくつか変更を加えたけど、プラクティスの走行時間が限られていたから、スプリント予選にはまだ十分にクルマに慣れていない状態で臨むことになった」

    「今夜は状況を整理して、明日に向けて改善できるかどうかに集中したい。特にスパのような高速サーキットでは、自信を持って攻めることがとても重要なんだ。週末に入る前から、競争力を発揮するにはいくつかの条件が整う必要があるだろうと分かっていた」

    「天気予報は週末を通してまだ不確定だし、スパでは何が起きてもおかしくない。だから、うまくいけば僕らにチャンスが巡ってくる可能性もあると思ってる。明日と日曜で巻き返せるように頑張るよ」

    経験豊富なガスリーと、F1週末に挑戦を続けるルーキーのコラピント。明日のスプリントレースでは、アルピーヌの2台が異なる立場からそれぞれの目標に挑むことになる。

  • カルロス・サインツJr. F1ベルギーGP スプリント予選「うまく立て直して6番手」

    カルロス・サインツJr. F1ベルギーGP スプリント予選「うまく立て直して6番手」

    ウィリアムズは今週末、今季最大級のアップグレードパッケージを投入してベルギーGPに臨んでいる。その中でカルロス・サインツJr.はスプリント予選で6番手に食い込み、好調な滑り出しを見せた。

    一方、FP1では燃料システムの問題によってセッションの半分を失う苦境もあったが、サインツJr.はそれを乗り越えて強力なラップをまとめた。

    「今日はP6で満足している。FP1の半分を失った後だったから、SQでしっかり走れたのは良かった」とサインツJr.はコメント。

    「チームとしても僕自身としても大きな巻き返しだったし、クルマにはいくつかアップデートが入っているから、セットアップの微調整に向けてまだ理解を深めていく必要がある」

    「でも全体的に、プラン通りにすべてが噛み合えば、僕らの速さをもっと見せることができる。明日もこの流れを続けていきたいね」

    カルロス・サインツJr. F1 ベルギーグランプリ

    一方、アレクサンダー・アルボンはSQ1で敗退。セッション後半のイエローフラッグに阻まれ、ラップタイムを更新できず16番手に終わった。

    「FP1でのトラブルは解決したと思っていたんだけど、スプリント予選ではストレートでかなりのラップタイムを失っていた」とアルボンはコメント。

    「解決のために別のアプローチを試す必要があると思う。マシン全体としてはこのサーキットに合っている感触はあるから、週末を通してはまだ楽観的でいられるよ」

    スプリントではサインツJr.がポイント圏内を目指し、アルボンは後方からの挽回を狙う。ウィリアムズは現在コンストラクターズランキング5位を維持しており、そのポジションを固めるためにも両ドライバーの奮闘が鍵を握る。