カテゴリー: F1ベルギーGP

  • 2025年F1 ベルギーGP 予選:トップ10 ドライバーコメント

    2025年F1 ベルギーGP 予選:トップ10 ドライバーコメント

    2025年F1 ベルギーGPの予選でトップ10入りしたドライバーのコメント。7月26日(土)にスパ・フランコルシャンで2025年のF1世界選手権 第13戦 ベルギーグランプリのスプリントと予選が行われた。

    スパ・フランコルシャンでの土曜は、予選とスプリントの二本立てで緊張感あふれる一日となった。マクラーレン勢が圧巻のスピードを披露し、ランド・ノリスが今季4回目のポールポジションを獲得。僚友オスカー・ピアストリもわずか0.085秒差で2番手につけ、フロントロウを独占した。

    スプリントではフェルスタッペンがそのトップスピードを活かして優勝を飾るなど、勢力図は接近戦の様相を見せている。ウィリアムズやレーシングブルズ、ザウバーといった中団勢がQ3に複数名を送り込むなど、上位10台はわずか0.7秒の差にひしめく大接戦となった。アレクサンダー・アルボンが今季ベストとなる5番手を確保すれば、角田裕毅もアップグレードの恩恵を最大限に活かして7番手へ。コンマ1秒で明暗が分かれる予選で、各ドライバーは明日の決勝に向け好位置を築いた。

    1番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
    スプリント:3位/予選:1位(1:40.562)
    「まずまずのラップだったし、すごく満足してる。昨日からずっと自信はあったし、今日もその気持ちは変わらなかった。クルマの調子は週末を通じて抜群だよ。オスカーもすごく良い仕事をしてるし、お互いに高め合ってる。このバトルはキツいけど、楽しいよ。明日の天気はどうなるかわからないけど、晴れでも雨でも両方楽しみにしてる」

    2番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    スプリント:2位/予選:2位(1:40.647)
    「明日は2番手スタート。Q3の最後のラップでターン14でタイムを失ってしまって、悔しい。細かい差だったけど、クルマの感触はとても良かった。天気が読めない状況だけど、フロントロウからスタートできるのはいいこと。今夜しっかり準備して、明日のレースに臨むよ」

    3番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    スプリント:4位/予選:3位(1:40.900)
    「今日の結果にはとても満足している。ポールからは3テンポ離れているけど、今日のパフォーマンスをすべて引き出せたと思う。FP1からクルマには自信があったし、アップグレードについても多くのことを学べた。マクラーレンは強力だけど、明日はしっかり戦いたい」

    4番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    スプリント:1位/予選:4位(1:40.903)
    「スプリントで勝てたのは最高だった。ストレートのスピードに助けられたし、バッテリーの使い方も良かった。ただ予選はちょっと期待外れ。Q3では思ったようなグリップが得られず、バランスも合わなかった。最終コーナーでホイールスピンがあったり、1周目で既にタイムを落としていたりして、すごく悔しい。明日は天気がどうなるか次第だけど、表彰台は狙いたい」

    5番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    スプリント:16位/予選:5位(1:41.201)
    「今日はすごく嬉しい。金曜の問題を解決できたのが大きかった。ラップは難しかったし、どこでタイムを稼げるか見えにくかったけど、Q3で大きく前進できた。タイヤのスイートスポットをうまく見つけられたのが勝因。レースペースも良さそうだから、明日はしっかり結果を出したい」

    ベルギーGP F1 ベルギーグランプリ 角田裕毅

    6番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    スプリント:12位/予選:6位(1:41.260)
    「昨日を除けば今季でもっとも厳しい予選だった。セクター1と3は良かったけど、全体としてはリアのグリップ不足に苦しんでいた。とはいえP6からスタートできるのはまだチャンスがあるということ。雨になれば少し苦しいかもしれないけど、トップ10圏外よりはずっといい」

    7番手:角田裕毅(レッドブル)
    スプリント:11位/予選:7位(1:41.284)
    「スプリントはちょっと苦しい展開になって、僕のペースとマネジメントが噛み合っていなかったんですけど、そこからすごく早く立て直してくれたチームには本当に感謝しています。明日の決勝が100戦目なんですけど、自分でも信じられないくらいあっという間でしたし、今日この位置に戻ってこられたことがすごく嬉しいです。クルマにアップグレードされたフロアを入れてくれたおかげで、今までよりも限界近くまで攻めることができました。滑りにくくなって、すごく扱いやすかったですね。メカニックのみなさんが予選までに準備してくれて、本当にすごい仕事をしてくれました。天気は雨の予報もあるけど、僕らはハイブリッドなセットアップでどちらにも対応できるようにしてるので、できればドライがいいかなと思っています。とにかく明日はポイントを取ることに集中して、全力で頑張ります。予選のあとにローラン(メキース)が笑顔で迎えてくれたのが嬉しかったですね。昔レーシングブルズで一緒に働いた頃のことを思い出しました」

    8番手:アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    スプリント:8位/予選:8位(1:41.310)
    「今朝のスプリントは良かった。すごくいいペースを見せられたし、ポイントを取れた。予選では序盤からリズムに乗れたし、満足してる。ただ、P8よりも上を期待してた。最初はすごく良いスタートを切れていたし、アレックス(アルボン)はわずか0.1秒前だったから、もっとできたはず。クルマの安定感も良くて、自信を持って走れた。明日はポイントを狙える位置からスタートできるし、天気がどうなっても戦えるように準備は整っている」

    9番手:リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    スプリント:10位/予選:9位(1:41.328)
    「チームにとっては良いセッションだったし、2台そろってQ3に進出できたのは嬉しい。でも、P5までがすごく近かったから悔しさもある。セッションを通してスピードはどんどん上がっていたけど、最後に少しタイムを落としてしまった。それが大きかった。明日はとにかくミスのない走りをして、クルマの力を最大限に引き出したい」

    10番手:ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    スプリント:9位/予選:10位(1:42.387)
    「またQ3に進出できて嬉しいよ。今日は少し運にも助けられたね。ハミルトンのタイムが抹消されてQ2に進めた。Q1では正直うまくいかなくてイライラしてたけど、Q2では全力を出し切った。スプリントは地味なレースだったけど、貴重な走行時間になった。だんだんとクルマに慣れてきていて、毎週末が充実してる。天気がどうなっても全力でいくよ」

  • 2025年F1 ベルギーGP 予選:11番手以下 ドライバーコメント

    2025年F1 ベルギーGP 予選:11番手以下 ドライバーコメント

    2025年F1 ベルギーGPの予選で11番手以下だったドライバーのコメント。7月26日(土)にスパ・フランコルシャンで2025年のF1世界選手権 第13戦 ベルギーグランプリのスプリントと予選が行われた。

    中団から後方にかけては、コンマ数秒の差でQ3進出や敗退が分かれる極めてタイトな争いが繰り広げられた。予選11〜14番手にはハースとザウバーの4台が並び、予選・スプリントともに手応えのある内容を示した。

    ウィリアムズのカルロス・サインツJr.はQ1では好調だったものの、Q2で伸び悩み15番手止まり。ハミルトンはトラックリミット違反によりタイムが抹消され、まさかのQ1敗退に終わった。後方5台には、アルピーヌ、メルセデス、アストンマーティンが並ぶ厳しい展開。いずれのチームもパッケージ全体での苦戦を認めており、明日の決勝は天候変化とレース展開に活路を見出す形となる。アロンソやアントネッリにとっては追い上げのチャンスを、そしてストロールにとっては立て直しを図る重要な一日となる。予報では雨も見込まれる中、後方勢の奮起が注目される。

    11番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    スプリント:リタイア(DNF)/予選:13位(1:41.633)
    「スプリントはグリッドにつく前にウォータートラブルが出てしまって、結局スタートできなかった。本当に悔しかったけど、チームが直してくれて走行テストはできた。予選は全体的にいい感触だったし、Q1も突破できた。でもQ2では、誰か前にいてくれればトウが使えたんだけど、自分が先頭だったからタイムを稼げなかった。小さな差でQ3を逃したけど、そういう細かい要素が結果を左右するから仕方ない。明日はできるだけポジションを上げていきたい」

    12番手:エステバン・オコン(ハース)
    スプリント:5位/予選:11位(1:41.525)
    「スプリントはすごく満足してる。チームにとって6ポイントは大きいし、上位陣には届かなかったけど、自分たちのレースではトップを取れた感じ。予選もかなり接戦だったけど、クルマのバランスの問題を改善できたのはポジティブ。P11スタートなら、まだチャンスはあると思うから最大限を引き出したい」

    13番手:オリバー・ベアマン(ハース)
    スプリント:7位/予選:12位(1:41.617)
    「予選の1コーナーでタイヤが温まりきってなくて、いきなり0.3秒ロスした。でもその後はすごくいいラップができたから、それが余計に悔しい。Q3に行けたはずのペースはあったからね。明日は雨になる可能性があるし、ダウンフォースをしっかり持たせたセットアップにしてるから、その点が有利に働いてくれるといい」

    14番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    スプリント:18位/予選:14位(1:41.707)
    「予選はあまりうまくいかなかった。ストレートでの速さが足りなかったし、いいトウも得られなかったのが響いた。でもクルマの感触自体は昨日よりだいぶ良くなってた。スプリントではあまり学べなかったけど、セットアップを変えたことで前進はできた。明日は天気次第だけど、うまくチャンスをものにしたい」

    15番手:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    スプリント:6位/予選:15位(1:41.758)
    「今日の結果にはガッカリしてる。Q1ではいいラップができたけど、Q2でタイムを伸ばせなかった。グリップがつかめなかったんだ。週末を通してセットアップの方向性を試してきたけど、今日はうまくいかなかった。明日は雨が降るかもしれないし、まだ諦めていないよ」

    ベルギーGP F1 ベルギーグランプリ

    16番手:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    スプリント:15位/予選:16位(1:41.939)
    「今日はいい日ではなかったけど、新しいサスペンションやアップグレードからは多くのことを学べた。予選に向けてもいくつか変更を加えたけど、僕のミスでラップタイムが抹消されたのは申し訳ない。明日のレースは難しくなるけど、ポイントを目指して全力で走るよ」

    17番手:フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    スプリント:19位/予選:17位(1:42.022)
    「今日は全体的にフラストレーションの溜まる1日だったけど、昨日から進化できた部分もあって、クルマの感触は良くなってきた。予選でももう少しでQ2に届きそうだったから悔しいよ。スプリントではピットレーンスタートだったから、実質的にはロングランのテストとして使えた。明日は雨の可能性もあるし、何が起こるかわからないから準備は万全にするつもり」

    18番手:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    スプリント:17位/予選:18位(1:42.139)
    「ここ数戦、ずっと厳しい流れが続いていて、今日も例外じゃなかった。金曜からクルマのバランスに苦しんでいて、それが予選にも影響した。自信が持てないとラップにも表れる。明日は天候によって展開が変わるかもしれないから、ポジションを上げるチャンスはあると思ってる」

    19番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    スプリント:14位/予選:19位(1:42.385)
    「この週末は全然うまくいってない。雨を見越してセットアップを変えたけど、今日はまったくペースがなかった。今の順位はチームの本来の実力を表してない。まだクルマには自信があるし、明日は何とか挽回したい」

    20番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    スプリント:13位/予選:20位(1:42.502)
    「今日はペースがまったくなかった。P20でも驚きはしなかったよ。週末を通してずっと苦しんでる。どこを直せるか調べないとね。明日は雨が降りそうだから、何か起こることに期待するしかない」

  • 2025年F1 ベルギーGP 決勝:スターティンググリッド

    2025年F1 ベルギーGP 決勝:スターティンググリッド

    2025年F1 ベルギーGP 決勝のスターティンググリッドをFIA(国際自動車連盟)が発表した。

    ランド・ノリスがポールポジションを獲得し、オスカー・ピアストリとともにマクラーレンがスパ・フランコルシャンでフロントロウを独占した。両者は予選Q3で接戦を演じたが、ノリスが0.085秒差で上回り、自身13回目のキャリアポールを手にした。

    2列目にはフェラーリのシャルル・ルクレールが3番手、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが4番手で並ぶ。ウィリアムズのアレックス・アルボンは好調なアップグレードを活かし、5番グリッドを獲得。メルセデスのジョージ・ラッセルが6番手に続いた。

    角田裕毅はレッドブルで今季最高位となる7番グリッドを獲得した。イモラで破損して以来欠けていたアップグレード版フロアのスペアが投入され、ようやくパッケージが揃ったことで本来のパフォーマンスを引き出した。本人も「チームとメカニックの努力のおかげ」と語っており、決勝でのポイント獲得に期待がかかる。

    8番手と9番手にはレーシングブルズのアイザック・ハジャーとリアム・ローソンが続き、10番手にはザウバーのガブリエル・ボルトレトが入った。

    なお、ルイス・ハミルトン、フェルナンド・アロンソ、アンドレア・キミ・アントネッリ、カルロス・サインツJr.の4名は、決勝をピットレーンからスタートする。3名は、決勝前にエンジン関連コンポーネントを含む複数のパーツを交換したことでパルクフェルメ規定に違反したため、サインツは空力セッティングを変更した。特にハミルトンのマシンには、内燃機関、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-K、エナジーストア、コントロールエレクトロニクスといった主要なパワーユニット要素が新たに投入されており、年間使用数の上限も超過していた。

    これにより3人は、天候変化に対応した「ウェットセットアップ」への変更など、柔軟な戦略選択が可能となる見込みだ。

    F1ベルギーGPの決勝は、7月27日(日)の日本時間22時(現地時間15時)からフォーメーションラップが行われる。

    2025年F1 ベルギーGP 決勝 スターティンググリッド

    Grid No ドライバー チーム 予選
    1 4 ランド・ノリス マクラーレン 1 (-)
    2 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 2 (-)
    3 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 3 (-)
    4 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 4 (-)
    5 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 5 (-)
    6 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 6 (-)
    7 22 角田裕毅 レッドブル 7 (-)
    8 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 8 (-)
    9 55 リアム・ローソン レーシングブルズ 9 (-)
    10 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 10 (-)
    11 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 11 (-)
    12 31 エステバン・オコン ハース 12 (-)
    13 87 オリバー・ベアマン ハース 13 (-)
    14 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 14 (-)
    15 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 17 (↑2)
    16 18 ランス・ストロール アストンマーティン 20 (↑4)
    PIT 30 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 15
    PIT 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 16
    PIT 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 18
    PIT 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 19
  • F1ベルギーGP決勝:ハミルトン、アロンソ、アントネッリがピットレーンスタート

    F1ベルギーGP決勝:ハミルトン、アロンソ、アントネッリがピットレーンスタート

    ルイス・ハミルトン、フェルナンド・アロンソ、アンドレア・キミ・アントネッリの3人は、F1ベルギーGPの決勝をピットレーンからスタートすることが決定した。これは、決勝前に複数のエンジンコンポーネントを交換したことが、パルクフェルメ規定違反と見なされたためだ。

    F1競技規則第40.9b条に基づき、パルクフェルメ期間中の変更は特例を除き禁止されており、これに違反したため3人はペナルティを受けることとなった。

    ハミルトンのマシンには、スパ・フランコルシャンで内燃機関(ICE)、ターボチャージャー(TC)、MGU-H、MGU-K、エナジーストア(ES)、コントロールエレクトロニクス(CE)と、ほぼすべてのパワーユニット要素が新たに投入されており、さらにリヤサスペンションの変更も実施された。これらは自身の年間使用制限(プール)を超えており、競技規則第28.2条にも抵触する。

    また、ハミルトンの新しいエキゾーストはシーズン7基目であり、規定の最大使用数8基のうちの1期としてカウントされる。

    一方、アロンソとアントネッリもICE、TC、MGU-H、MGU-Kをいずれも制限枠を超えて交換しており、同様のペナルティ対象となった。

    ハミルトン、アロンソ、アントネッリは予選でそれぞれ16番手、18番手、19番手に終わっていたが、これにより決勝はピットレーンスタートとなる。これにより、3人はいわゆる「ウェットセットアップ」への変更も可能となるなど、コンディションに応じた柔軟な戦略を採ることができる見通しだ。

  • 2025年F1 ベルギーGP 予選:トップ3インタビュー&記者会見全文

    2025年F1 ベルギーGP 予選:トップ3インタビュー&記者会見全文

    2025年F1ベルギーGPの予選では、ランド・ノリスがスパ・フランコルシャンで自身初となるポールポジションを獲得し、マクラーレンは前戦シルバーストンに続いて再びフロントロウを独占した。

    2番手に並んだチームメイトのオスカー・ピアストリは、Q3の最終アタックでターン14にミスがあり「ポールを逃した」と悔しさをにじませたが、マシンの競争力には満足しており、決勝での逆転に意欲を見せている。

    3番手に飛び込んだフェラーリのシャルル・ルクレールは、事前の予想を大きく上回る結果に「意外だったが嬉しい」とコメント。フェラーリが今週投入したアップグレードについても「細かな進化だが確かな一歩」と手応えを語った。明日の決勝は再び雨の可能性が高まっており、3人はいずれも「不確実な天候がレースを左右する」と見ている。

    パルクフェルメインインタビュー
    (インタビュアー:ニコ・ロズベルグ)

    Q:シャルル・ルクレール、予選3番手です。正直これは予想していましたか?最後のラップは完璧にまとめたように見えました。

    シャルル・ルクレール: いや、全然思ってなかったよ。今日はすごく嬉しい。まだコンマ3秒も差があるし、3番手ってだけなんだけど、正直こんな結果は予想してなかった。今週末はアップグレードが入ってるから、クルマにまだ余力があるのはわかってたけど、それでも昨日は苦戦してた。でも今日は本当にいいラップだったし、クルマの感触にもすごく満足してる。予選で全部をまとめきれたのは良かった。

    Q:原因はなんだったと思いますか?セットアップを大きく変えたんですか?それともリズムが掴めただけ?

    ルクレール: いや、もちろんアップグレードを最大限に活かすには多少時間が必要だけど、大きな変更はしてないよ。いくつか変更はあったけど、それほどじゃない。大事なのは全体をまとめることだったし、FP1からクルマには自信を持ってたからね。何も後悔がない予選ができてよかったよ。

    Q:明日は表彰台が目標になると思いますが、4番手にマックス・フェルスタッペンがいます。彼を抑えられると思いますか?

    ルクレール: まだ分からないな。午前中のレースペースを見る限り、彼らはかなり速かったし、ついていけなかった。でも今日の小さな変更で、明日は僕らが優位に立てるかもしれない。

    Q:オスカー、昨日のスプリント予選でポールを獲ったばかりでしたが、今日は2番手です。これは満足してますか、それとも悔しいですか?

    オスカー・ピアストリ: 正直ちょっと悔しいね。2回目のアタックはかなり良い感じで来てたんだけど、14コーナーでちょっとミスしてしまって、そこで大きくタイムを失った。クルマは今日もすごく良かっただけに、惜しかった。

    Q:ランドが週末を通して改善してきたことに驚いていますか?もしかして君のデータから何か学んだとか?

    ピアストリ: 分からないな。でも僕たちは良いチームメイトだと思うし、毎週末お互いに学び合ってる。それが僕らがいいチームである理由だし、同時に戦うには難しくもあるけどね。今日も悪くない仕事はしたと思うけど、大事なところで決めきれなかったのが悔しい。

    Q:2番グリッドスタートということで、明日は天候が荒れそうですが、それはチャンスになると思いますか?

    ピアストリ: そうだね。スプリントのあとだったから、明日は2番手狙いだったし。天気がどうなるか分からないけど、何が来ても良いレースにしたいね。

    Q:ランド、素晴らしい走りでしたね。週末序盤から大きな進歩を見せました。特にセクター2がすごかったです。

    ランド・ノリス: どのラップ?(笑)

    Q:セクター2の話です。

    ノリス: うーん、よく覚えてないな。まあ、全体としては良いラップだったよ。昨日のあと、みんな結構心配してたけど、そんなに悪くなかったし、小さな問題があっただけだった。昨日のあとも自信はあったし、今日も良い流れで臨めたよ。トップに戻れてよかった。

    Q:昨日はコンマ5秒遅れていたのに、今日は逆にリードしました。何が改善につながったんでしょう?

    ノリス: コンマ3秒は単なるスリップストリームの差と、ピットレーンで最初に出たかどうかっていう違いだね。だから大したことじゃなかったよ。でも人は色々と話を大げさにしたがるからね。クルマの調子は週末を通してすごく良かったし、オスカーもいい仕事をしてた。僕らはお互いをすごくプッシュしていて、それが良いバトルになってる。

    Q:明日も雨が予想されていますが、シルバーストンのように君は“レインマスター”になれると思いますか?

    ノリス: 正直言うと、ドライのほうがいいな。ファンのためにもね。ここはもう10年くらい毎年雨が降ってるんじゃない?日曜日が晴れてくれたら嬉しいけど、雨でもドライでも中間でも構わないよ。スパでは普通のことだし、楽しいレースになればいい。

    ベルギーGP F1 ベルギーグランプリ

    F1ベルギーGP予選後 記者会見

    Q:ランド、素晴らしい予選でした。Q3でのラップについて、どんな感触だったか教えてください。

    ランド・ノリス: うん、ポールに足るラップだったね。2回目のアタックではフィーリング的には良くなってたけど、タイム的には改善できなかった。昨日からのいいステップだったし、今日は集団の前に出られてよかったよ。クルマも週末を通してずっと調子が良くて、1-2を決められて満足してる。

    Q:2回目のラップの方が良いフィーリングだったのに、なぜタイムが伸びなかったと思いますか?路面温度の影響でしょうか?

    ノリス: いや、多分いくつかのコーナーでちょっと遅かっただけだと思う。どのくらい速く走ってるかっていうのはラップ中は分からないからね。1コーナーで縁石に乗りすぎたのと、最後のコーナーでも縁石を使いすぎたから、そこで少しロスしたかも。まあ、ほんのコンマ数秒の話だけどね。

    Q:スパで予選トップ3に入るのは初めてですよね。時速156マイルの平均速度でのポールラップ、どんな気分ですか?

    ノリス: 新しいタイヤを履いた時にグリップが一気に増えるのがこのサーキットの気持ちいいところだね。プレッシャーというよりも「もうちょっと攻められるぞ」って感じで走れる。それが楽しいんだ。ターン9や5-6-7、プーオン、12-13といった高速コーナーをうまくまとめるには、タイミングとクルマのバランスが重要になる。どんなクルマでも楽しいサーキットだけど、F1では特に最高だよ。最後のシケインに入る前は「この区間だけは絶対決めたい」ってなる。予選中に笑顔になれるサーキットだよ。

    Q:では、明日についてはどう見ていますか?

    ノリス: 多分、雨が降ると思う(笑)。スパだからね、雨の可能性は高い。でも半分だけ降って半分はドライ、みたいなこともよくあるから、シルバーストンっぽいカオスなレースになるかも。とにかくフロントからスタートできるのは有利だし、そこを活かしたい。

    Q:雨でも晴れでも通用するようなセットアップにしてるんですか?

    ノリス: 僕たちには最高のクルマがあるから、それが一番大事だよ。

    Q:オスカー、あなたも素晴らしい走りでした。さっき14コーナーでロスがあったと話していましたが、どのくらいのタイムを失ったと思いますか?

    オスカー・ピアストリ: かなり失ったよ。ポールに届くくらい。

    Q:それがなければポールも取れた?

    ピアストリ: そう思う。でも「できたはず」って言っても意味がないよね。できなかったわけだから。ちょっと残念だよ。Q3の2周ともそんな感じだった。でもそういう時もある。クルマの調子は今日もすごく良かったし、流れも悪くなかった。2回目のラップでちょっと噛み合わなかっただけ。

    Q:昨日のスプリント予選と比べて、クルマの感触に違いはありましたか?

    ピアストリ: 正直、ほとんど同じだったよ。ソフトタイヤで何周か多く走れる分、限界をもう少し試せるし、今日はそれでちょっとやりすぎたかな。でも自信は昨日と同じくらいあったし、そこは問題なかった。

    Q:明日の1周目、ランドの後ろからスリップを使ってターン5に向かう展開、期待してますか?

    ピアストリ: ドライなら、そうなると思う。でも雨だと話は変わってくるしね。まずは天気がどうなるかを見てみないと。

    Q:シャルル、予選トップ3入り、おめでとうございます。これはかなり意外でしたか?

    シャルル・ルクレール: かなり驚いたよ。予想では4番手で、しかも前と大きな差があると思ってた。でも実際にはまだ差は大きいけど、最初に考えてたよりは小さくて、そこはポジティブな点だね。今週はアップグレードを入れて、それが最初から機能してたけど、昨日から今日にかけて微調整が必要だった。でも正しい方向に向かってると思うし、今日のラップもすごく良かった。今日のポテンシャルはほぼ出し切れたと思うから、その点でも満足してる。とはいえ、まだ3番手だから、明日何ができるかだね。

    Q:アップグレードの感触は?マシンはどう変わりましたか?

    ルクレール: 少しだけど、違いはあるよ。ただ、我々のチームでは何でも過剰に盛り上げられる傾向があるからね(笑)。確かにステップアップではあるけど、1周全体で見るとごく僅かな差だよ。でも間違いなく前進してるし、ファクトリーでの努力の成果だと思う。ただ残念ながら、マクラーレンも今週末に何か持ち込んでいて、そちらも上手くいってるようだ。だから差を詰めるのは簡単じゃない。でもチームとして良い仕事をしてるし、このまま努力を続けていくよ。

    Q:では明日のバトルはどこになりそうですか?雨の可能性もありますが、マクラーレン勢と戦えそうですか?

    ルクレール: 雨になると正直、今のクルマはあまり得意じゃないんだよね。前回の週末でも話したけど、雨ではかなり苦戦してる。でも毎週末状況は違うから、過去の経験を活かして何ができるか見てみるよ。まずは数周走ってみて、自分たちがどこにいるか確認するつもり。できれば前を見て戦いたい。

    質疑応答(記者とのQ&A)

    Q:明日の天候を見越して、レッドブルは大きなリアウイングに変更していました。あなたたち3人のチームでは、セットアップを大きく変更しましたか?

    ランド・ノリス: いや、変更してないよ。

    オスカー・ピアストリ: 僕たちも変えてない。

    Q:シャルル、アップグレードについてですが、過度に期待しすぎるつもりはありません。ただ、今後シーズン後半に向けて、今年のこれまで抱えていた制限が少しずつ解消されていくような希望はありますか?

    シャルル・ルクレール: ある意味では「イエス」、でも完全な「イエス」ではないかな。方向性としては確かに正しい道に進んでるとは思う。でもマクラーレンと比べると、予選ではコンマ3〜4秒ほど常に遅れている。今回のアップグレードでその差をすべて埋められるとは思っていない。ただ、少しずつ近づくための助けにはなると思う。これを使いこなせば、もう少しポテンシャルを引き出せるようになるはず。ただ、現時点ではマクラーレンにコンスタントに対抗できるところまでは行ってないと思う。

    Q:ランドに質問です。もしシャルルやオスカーも意見があればぜひ。スプリントではターン5での2つのオーバーテイク以外、残りの15周で抜きが1回だけでした。それがランドのシャルルへのオーバーテイクです。明日もしドライなら、今日と同じような展開になりそうですか?やはり追い抜きは難しいのでしょうか?DRSもあまり効いてないようでしたが。

    ランド・ノリス: そうは思わないな。明日ドライなら、戦略やタイヤの違いも入ってくるから、もっとオーバーテイクが増えると思うよ。特に今回はC1からC3、C4まで幅広いコンパウンドが用意されてるからね。ただ、今はグリッド全体の差がこれまで以上に小さいから、予選は面白くても、レースでは抜きづらくなってる面もある。車間が小さいと、マシンやドライバーの違いも小さくなるから、オーバーテイクは難しくなる。でも、だからって悪いことばかりじゃないし、戦略で違いを作れる可能性もある。もしドライなら、もっとレースが見られると思う。でも僕としては、明日ドライになるとは思ってない。だから雨の中でもっとカオスな展開になるんじゃないかな(笑)。それに、スプリントみたいな展開は時々あるよ。みんな燃料少なくて全開で走るから、戦略が絡まないし、結果的に追い抜きは少なくなる。

    Q:シャルルにもう1つ。これまで今年はクルマをいい状態に持っていくために、極端なセットアップにしないといけないって話していましたが、このアップグレードでその問題は少し改善されましたか?どのくらい快適に走れていますか?

    シャルル・ルクレール: 少し良くなったと思う。それが今週末の安定性にもつながってるね。昨日のスプリント予選も、今日の本予選も、ラップをきれいにまとめやすかった。これまでは予選で全部を出し切るのに苦労してたけど、今週末はスムーズだった。僕自身の持ち味でもあるんだけど、今年はそれが少し弱かったから、今週末は良かった。ただこれはまだ1レースだけだから、他のサーキットでどうかも見ていく必要がある。今週末は全体的にグリップがすごく高かったし、それは僕らだけじゃなく、全チームそうだったはず。だからもう少しトリッキーなサーキットでどうなるかも見ないとね。

    Q:オスカーに質問です。今日のスプリントを踏まえると、スパではフロントローからのスタートが2つのポールポジションみたいな価値があると思いますか?ターン3でかなりの確率で仕掛けられるように見えます。

    オスカー・ピアストリ: ドライなら、その可能性はあると思う。でもポールスタートが首位を保ったレースもこれまで何度もあるし、今朝のスプリントではうまくいかなかったけどね。このサーキットは、スタートで首位を守るのが一番難しいコースだと思う。でもウェットなら、ポールがむしろ有利になる場面もある。特にオールージュが全開で行けるかどうかで大きく変わるから、コンディション次第かな。

  • ルイス・ハミルトン F1ベルギーGP予選「フェラーリに謝らなければならない」

    ルイス・ハミルトン F1ベルギーGP予選「フェラーリに謝らなければならない」

    ルイス・ハミルトンは、F1ベルギーGP予選のQ1で敗退したことについて「フェラーリに謝らなければならない」と語り、自らの走りを「受け入れがたい」と厳しく批判した。

    ハミルトンはQ2進出にわずか0.031秒届かず、予選16番手でレースをスタートすることになった。最速タイムは一時的にQ1で7番手となったが、ラディヨン進入で白線を4輪すべて越えたことでそのタイムが抹消された。

    今年メルセデスからフェラーリに移籍して以来、Q1でノックアウトされたのはこれが初めてとなる。

    「セッション終盤にSF-25が良くなってきた感触はあったか?」との問いには、ハミルトンはこう答えた。

    「特にないね。先週と同じような感じだった。いくつか変更は加えたけど、クルマはひどいというわけじゃなかった」

    「Q1突破のために2セット目のタイヤを使わざるを得なかったのも事実だし、状況は厳しかった。そこに加えて、自分のミスもある」

    「自分自身を見つめ直さないといけないし、チームに謝らなければならない。Q1で敗退するなんて、受け入れがたい。非常に、非常にひどいパフォーマンスだった」

    ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリ) ベルギーGP F1

    グリッド8列目からのスタートとなるハミルトンにとって、日曜の決勝では苦しい展開が予想されるが、スパ・フランコルシャンはオーバーテイクのチャンスがあるサーキットでもある。

    「もうセットアップには何も手を加えられないから、今の位置からスタートして、どこまで挽回できるか試すしかない」

    ハミルトンにとって今週末は苦しい展開が続いており、金曜のスプリント予選ではスピンを喫して18番手となり、スプリント決勝では15位に終わっていた。

    フェラーリは今大会で両マシンに新型リアサスペンションを投入し、マクラーレンとの差を詰めるとともに、コンストラクターズ選手権でメルセデスに対するリード拡大を狙っている。

    2026年にはF1のレギュレーションが車体・パワーユニットともに大幅に変更されるが、ハミルトンの視線はすでにその先を見据えている。

    「僕たちには多大な投資が行われているし、もちろんファクトリーの皆も全力で働いてくれている」

    「今季はすでにアップグレードを投入してきたけど、これで打ち止めだと思う。だから今は、少なくともファクトリーにとっては、来年のマシンに焦点を当てる時期だと思う」

  • アルボン F1ベルギーGP予選5番手「FW47は速くなったが扱いは難しく」

    アルボン F1ベルギーGP予選5番手「FW47は速くなったが扱いは難しく」

    アレクサンダー・アルボンは、2025年F1第13戦ベルギーGP予選で自身今季最高位となる5番手を獲得した。ウィリアムズのアップグレードが功を奏した一方で、「FW47は速くなったがドライブは難しくなった」とも語っている。

    今週末、ウィリアムズはスパ・フランコルシャンに大規模なアップグレードを投入。フロア、サイドポッド、エンジンカバーに変更が加えられた。

    サインツの「FW47は速くなったが扱いが難しくなった」という評価に賛同するかと問われたアルボンは、次のように答えた。

    「そうだね、僕もそう思う。まだ理想的なセットアップに仕上げる時間は十分に取れていないし、それは今後のセッティングの調整で改善していける部分だと思う。スプリント週末だったからあまり作業ができなかったんだ。ダウンフォースは増えたけど、今週末は思うようにラップをまとめられなかったから、まだ見極めが必要だね」

    土曜の予選に向けて、ウィリアムズはスプリントでのストレートスピード不足を解消すべく、ダウンフォースを一段階下げる決断をした。これが予選での好結果につながったとアルボンは分析する。

    「スプリントの時はちょっとドラッグが大きかったから、他のチームに合わせるために少し削ったんだ。スプリント中も速さは感じていたけど、前に出ることができなかった。予選では少し滑りやすくなったけど、エネルギーのデプロイ(電動アシスト)を改善したのが大きかった」

    「でも、純粋なペースでは、実は予選中はそれほど競争力を感じていなかった。Q2では10番手で、正直どこでタイムを伸ばせるか分からなかったんだ。でもQ3に入って一気にタイムを上げられた。結局はタイヤだよ。今日はその“スイートスポット”を見つけられたんだ」

    アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ・レーシング) ベルギーGP F1

    ダウンフォースを削った影響でマシンの挙動が難しくなった一方、Q3では全てのセクターをうまくまとめ、最高のラップを刻むことができたという。

    「ダウンフォースを削ったらクルマの扱いがすごく難しくなって、タイヤも1周持たなくなった。セクター1と2で速くなろうとすると、セクター3では遅くなっちゃう。1周すべてをうまくまとめるのが本当に難しかった」

    「でもQ3ではうまく全部が噛み合って、1周すべてをまとめられた。すごく満足しているよ」

  • 角田裕毅 F1ベルギーGPの予選は「非常にポジティブな前進」とメキース代表

    角田裕毅 F1ベルギーGPの予選は「非常にポジティブな前進」とメキース代表

    レッドブル・レーシングのローラン・メキース代表は、F1第13戦ベルギーGP予選で角田裕毅が7番手を獲得したことについて、「非常にポジティブな前進」だと高く評価した。

    スプリントでは11位にとどまった角田裕毅だが、予選直前に投入されたアップグレードされたフロアを武器に、レッドブル昇格後初のQ3進出を達成。代表自ら「チーム加入後ベストの結果」と語る充実の一日となった。

    「裕毅にとって非常にポジティブな前進だった。この週末を通じてとても良い成長を見せており、予選でのベストリザルトは彼にとって大きな自信になるはずだ」とメキースは語った。

    「予選直前に彼のマシンにアップグレードされたフロアを投入した。我々はマックスと同じ仕様の最新フロアを彼に与えたが、フロントウイングは異なるものだ。クルー全体が時間的に厳しい中でマシンを仕上げてくれたことに本当に感謝している。これこそがチームの努力の成果であり、裕毅のパフォーマンスはその成果を明確に示してくれた」

    角田自身も「Q3に戻ってこられて嬉しい。アップグレードでクルマがより安定していて、限界に近いドライビングができた」と述べており、「今はただ、レースでしっかりポイントを持ち帰ることだけを考えている」と意欲を見せている。マシンの仕様は“ハイブリッド”セットアップで、天候がどう転んでも対応可能だが、「個人的にはドライを希望している」とも語った。

    レッドブル・レーシング ローラン・メキース 角田裕毅

    一方、マックス・フェルスタッペンはスプリントで勝利を挙げるも、予選ではグリップ不足により4番手にとどまった。メキースはこれについても言及し、「予選はスムーズなセッションだったが完璧とは言えなかった。マックスにとってはマシンからすべてを引き出すのが難しく、我々チームとしてもその点は検証する必要がある」と述べた。

    「マクラーレンとの差はおそらく現状を正確に反映しており、悔しい気持ちはある。我々はP4とP7から明日の決勝に臨む。すべてはこれからだ。天候は不安定になる可能性があり、我々はそれを見越してセッティングを選択している。雨が降ればチャンスは増えるだろうし、仮にドライでも、戦い方とタイヤマネジメント次第で結果を得られるはずだ」

    角田裕毅とフェルスタッペン、それぞれ異なる視点から前向きな手応えを得たレッドブル。変わりやすい天候が予想されるスパで、どこまで上位に食い込めるかに注目が集まる。

  • リアム・ローソン F1ベルギーGP予選「雨が降ることを望んでいる」

    リアム・ローソン F1ベルギーGP予選「雨が降ることを望んでいる」

    リアム・ローソンは、2025年F1第13戦ベルギーGP決勝で雨が降ることを望んでいると明かした。スパ・フランコルシャンでの予選ではポジティブな内容を見せ、9番手でセッションを終えたものの、本人は満足していない。

    ローソンのタイムは、5番手に入ったウィリアムズのアレクサンダー・アルボンに対してわずか0.1秒遅れだった。

    「励みにはなるけど、それは他のチームも同じだ」と、レーシングブルズの最近の好調について尋ねられたローソンは語った。

    「今日みたいな日には、それがかえってフラストレーションになる。トップ5が本当に僅差だからね」

    「オーストリアのときは、僕らがその中で“いい側”にいた。少し前に出られていたん」

    「でも今日はその逆で、僕らが後ろに回ってしまった」

    リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) ベルギーGP F1

    週末ここまでのスパはドライコンディションだったが、日曜の決勝には雨の予報が出ている。ローソンは、天候の変化によってレースで順位を上げるチャンスが生まれると考えている。

    「雨は欲しいね。チャンスを生むから。でも一方で、2週間前のシルバーストンでは雨にやられた」。

    「でも結局は、どんな状況でも全力で走るだけさ」

    「もしドライになれば、スプリントと似た展開になるだろうね。ここは本当にオーバーテイクが難しい」

    「あとは、他のクルマがどれだけダウンフォースを積んでくるか次第だ」

  • アイザック・ハジャー F1ベルギーGP予選「もっとやれた気がして悔しい」

    アイザック・ハジャー F1ベルギーGP予選「もっとやれた気がして悔しい」

    アイザック・ハジャーがF1ベルギーGPのスプリントで見せたパフォーマンスは、確かな進化と同時に、トップ5目前で逃したチャンスへの悔しさを物語っていた。

    午前のスプリントでは、スタート前にガスリーがリタイアしたことにより8番手へ繰り上がり。その後はハースのオリバー・ベアマンに終始迫りながらも、追い抜くまでには至らなかった。それでも1ポイントを獲得し、チームに貴重な結果をもたらした。

    そして迎えた予選では、今季自身初となるQ3進出を果たし、1分41秒310のタイムで8番手を獲得。

    「スプリントは良い内容だったし、すごく良いペースがあった。予選でも序盤からリズムに乗れたけど、P8より上を狙えたはず。スタートはとても良かったし、アレックス(アルボン)はほんの0.1秒前。もっとやれた気がして悔しい部分もある」と語り、実力を発揮できた手応えと、わずかに届かなかった上位への悔しさをにじませた。

    アイザック・ハジャー(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) ベルギーGP F1

    チームの車両性能部門責任者ギヨーム・デゾトゥーも、この日を「非常に良い1日だった」と評価。「スプリントは全員が同じタイヤという条件でオーバーテイクが難しかったが、アイザックがポイントを取ってくれたのは素晴らしい。予選では両ドライバーがQ3に進出し、明日の決勝に向けて非常に良いポジションを手に入れた」とコメントした。

    また、ハジャーの予選ラップについても「中盤セクターで非常に安定していて、ドライバーに自信を与えるクルマに仕上がっていた。雨の可能性もあるが、我々にはチャンスがある」と手応えを語った。

    開幕当初はF1のリズムに苦しむ場面もあったルーキーのハジャーだが、ここ数戦で着実な前進を遂げており、今回のスパでその努力が数字に現れた。日曜の決勝では、さらなるポイント獲得を狙う。彼の安定感と冷静さが発揮されれば、中団トップ争いのダークホースとして大きな存在感を放つはずだ。