カテゴリー: F1ベルギーGP

  • リアム・ローソン F1ベルギーGP決勝「やっと結果がついてきた」

    リアム・ローソン F1ベルギーGP決勝「やっと結果がついてきた」

    リアム・ローソンは2025年F1ベルギーGP決勝で8位フィニッシュを果たし、レーシングブルズに4ポイントをもたらした。

    スタート時のウェットから路面が徐々に乾いていく難しい状況の中、ローソンはドライタイヤへの切り替えタイミングを攻めた判断で乗り切り、ポジションを着実に上げていった。一時はルイス・ハミルトンの先行を許したものの、その後は安定したペースで中団をリードした。

    今季は速さを見せながらも結果につながらないレースが続いていたが、今回は着実にポイントを積み上げ、夏休み前の重要な1戦で存在感を発揮した。

    Q:リアム、まずはおめでとうございます。非常に難しいコンディションの中で、見事なポイント獲得でしたね。戦略もドライビングも素晴らしかったです。

    リアム・ローソン: ありがとう。本当に嬉しいよ。チームの全員にとっても良かった。

    タフなレースだったね。こういう路面が乾いてくる中でドライタイヤに替える判断って、いつもすごく難しい。今日はけっこう早めの判断だったと思う。正直まだ早いんじゃないかって感じたけど、僕らはその決断をしたし、その時点でもうルイスがドライで1〜2周走ってたからね。

    あの区間をなんとか生き延びてからは、クルマがすごく速かったから本当に満足してる。

    リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) ベルギーGP F1 ベルギーグランプリ夏休み前に勢いを取り戻しつつあるリアム・ローソン

    Q:ここ数戦で流れが良くなってきたように感じますが、自分でも何か掴み始めてる感覚はありますか?

    リアム・ローソン: あると思う。結果が出てきてるのはもちろん嬉しいけど、正直、ペース自体はもっと前からずっと良かったんだよね。

    でもやっぱり、こうしてリザルトがついてくるのは嬉しいし、この流れを続けたい。あと1戦で夏休みに入るから、その前にもう1ついいレースができたら最高だね。

  • F1:角田裕毅と“ピアストリママ”の対面にファン歓喜「ついに夢が叶った」

    F1:角田裕毅と“ピアストリママ”の対面にファン歓喜「ついに夢が叶った」

    F1ベルギーGPの週末、角田裕毅とオスカー・ピアストリの母ニコール・ピアストリの“念願の対面”が実現し、ファンの間で大きな話題となっている。レッドブル公式X(旧Twitter)やInstagramに投稿されたツーショットには、世界中のファンから好意的でユーモアあふれるコメントが寄せられた。

    2023年ごろから角田の熱心なファンとして知られてきた“ピアストリママ”ことニコール・ピアストリ。角田裕毅との対面を果たしたことで、SNS上では多くのファンがその夢の実現を祝福した。

    レッドブル・レーシングのホスピタリティで角田裕毅がマクラーレンのオスカー・ピアストリの母、ニコール・ピアストリに自身のサイン入りキャップをプレゼントする微笑ましい一幕があった。

    映像には、ニコールが「とてもラッキーだわ」と喜ぶ様子が収められている。角田が「お元気ですか?」と優しく声をかけると、ニコールは「ありがとう。この帽子を被って、あなたと一緒に歩いていくわ」と応じた。

    さらに角田が「僕はトラブルに巻き込まれても大丈夫だから、あなたは巻き込まれなくていいですよ」と冗談交じりに気遣うと、ニコールは感激した様子でこう語った。

    「ありがとう。あなたって本当に素晴らしい人だと思う。本当に心からそう思ってるの。いい人よね。本当にありがとう。レース、頑張ってね」

    角田は笑顔で「ありがとうございます」と返し、ニコールは最後に「うちの子たちを応援してるからね」と、家族への愛情とレースへのエールを込めて語った。


    「ついに養子縁組」「公式公認“角田ママ”」と歓喜の声
    英語圏では「She’s a Yuki fan first, Oscar’s mom second(彼女はまずユウキのファンで、次にオスカーのお母さん)」や「Nicole is Yuki’s biggest fan(ニコルはユウキの一番のファン)」といった冗談まじりの愛あるコメントが相次いだ。

    日本のファンからも、

    「ついにレッドブル公式でツーショットがw これもう養子縁組だろ」

    「ママストリがチーム公認角田ママなってるの微笑ましいw」

    「息子の地位を利用して推し活するママ」

    「ピアストリママようやく夢叶ってよかったな 全く関係ないけど俺も嬉しい」

    など、ほほえましいツッコミが多数寄せられた。

    一方で、「何で息子より他人の子に会いに行ってんだよww」といった“親子逆転ネタ”も飛び出すなど、ファンの間ではこの異色の交流がユニークな形で愛されている。

    “ママストリ”の推し活は次のステージへ?
    ニコール・ピアストリはこれまでもSNS上でたびたび角田に言及しており、そのたびにファンの間で話題となってきた。今回の対面でその“推し活”が一区切りを迎えた形だが、ファンの間では「次は2ショットセルフィーか?」といった声もあがっており、今後の展開にも注目が集まっている。

    今や“チーム全体の母”のような存在になりつつあるピアストリママ。F1パドックにまた一つ、温かな物語が加わった。

  • 2025年F1ベルギーGP 決勝 ハイライト動画:角田裕毅は13位に沈む

    2025年F1ベルギーGP 決勝 ハイライト動画:角田裕毅は13位に沈む

    2025年F1 ベルギーGP 決勝のハイライト動画。スパ・フランコルシャンで2025年のF1世界選手権 第13戦 ベルギーグランプリの決勝レースが行われた。

    レースは、雨による約80分の中断を経て再開され、マクラーレンのオスカー・ピアストリが優勝。今季6勝目を挙げ、チームメイトのランド・ノリスとの選手権ポイント差を16に広げた。

    再スタート直後の最初のレースラップ、ピアストリはポールスタートのノリスをケメルストレートでオーバーテイクし、レ・コーム進入までに首位に浮上。その後、路面が乾いていく中でマクラーレンは戦略を分け、ピアストリはミディアムタイヤ、ノリスは1周遅れてピットインしハードタイヤを選択した。ピットタイミングの差でタイムを失ったノリスは、逆転のチャンスをつかめなかった。

    3位にはフェラーリのシャルル・ルクレールが入り、4位はレッドブルのマックス・フェルスタッペン、5位にはメルセデスのジョージ・ラッセルが続いた。

    なお、ルイス・ハミルトンはピットレーンスタートながら、最も早くスリックタイヤに交換したドライバーの一人として追い上げを見せ、7位でフィニッシュした。

    角田裕毅はレース序盤、路面が乾き始めた段階でインターミディエイトからスリックへの交換をチームにリクエストしていたが、指示が遅れたためピット入口を通過してしまい、1周余計に走ることとなった。この遅れが大きく響き、ポイント圏内から脱落。終盤はピエール・ガスリーの背後で苦戦し、最終的に13位でレースを終えた。ローラン・メキース代表は「彼を呼び込むのが遅すぎた。我々のミスだ」と認め、角田に謝罪している。

    動画の公開は終了しました
  • ピエール・ガスリー F1ベルギーGP決勝「帰りの飛行機で角田裕毅は…」

    ピエール・ガスリー F1ベルギーGP決勝「帰りの飛行機で角田裕毅は…」

    ピエール・ガスリーは、2025年F1ベルギーGP決勝で路面状況の変化を正確に読み取り、アルピーヌに貴重な1ポイントをもたらした。

    序盤は中団の激しいバトルに巻き込まれながらも、スリックタイヤへのタイミングを早めに見極めるリスク覚悟の戦略を選択。これが功を奏し、まだスリックへ切り替えていなかったライバルたちの前に出ることに成功した。

    その後は、直線スピードを重視した軽いダウンフォース設定のマシンで、コーナーでは苦しみながらも後続勢を巧みにブロック。終盤までミラーを凝視しながら防戦一方の展開が続いたが、冷静なドライビングで攻撃を跳ね返し、10位でフィニッシュ。難しいコンディションと劣勢なマシンの中で、タフなレース運びを貫き通した。

    レース後、ガスリーは「裕毅と一緒に飛行機で帰るんだけど、あまり話しかけてくれないかもね」と冗談交じりに語り、スリック交換のタイミングで角田裕毅より先行したことが気まずさにつながったことをほのめかした。マシンの限界を引き出したガスリーは「全員が僕のミスを待っていたと思う」と振り返りながらも、自らの仕事に満足感を示した。

    Q:これまでで最も苦労して得た1ポイントのひとつだった?

    うん、今夜はぐっすり眠れそうだよ。あとで(角田)裕毅と一緒に飛行機に乗るんだけど……彼が僕にどれくらい話しかけてくれるかは分からないな。まあ、どうなるか見てみよう。でも本当に難しいレースだった。スペースが全然なかったし、何よりトラックポジションを得ることがすごく重要だって分かってたから、ちょっとギャンブル気味にリアウイングを軽くしてストレートスピードを最大化しようとした。そのぶんコーナーでは生き残り戦法だったけど、それが今日レースを戦ううえで最善の方法だったと思う。

    あと、スリックタイヤに替える判断もすごく重要だった。あの時点ではポイント圏外だったから、かなり攻めた戦略に出たんだ。それがうまくハマってポジションを上げられた。そこからは、ずっとミラーを見ながら後ろを抑える展開で……すごくハードだったよ。

    角田裕毅 ピエール・ガスリー F1 ベルギーGP角田裕毅の猛追を封じ込めたピエール・ガスリー

    Q:マシンの実力以上のものを引き出しているように見える。それは満足感につながる? 今、自分としても最高の走りができていると感じる?

    うん、すごく一貫性を持って走れているし、ミスもしないように気をつけている。今日の純粋なペースで言えば、後ろにいた全員が「こいつ早くコース外に飛び出してくれないかな」とか「早くどいてくれ」って思ってたと思う。たぶん僕のせいでみんなかなりタイムを失ってたはず。でもそれが僕たちの戦略だったし、達成したいことだったからね。

    できる限りのことをやってるし、自分でもすごくいいパフォーマンスが出せていると思う。チームとの連携もすごくいいし、彼らは僕が100%の力を出せるようにしてくれている。全体的に見て、いい仕事ができていると思う。もちろんもっと速いクルマが欲しいけど、これが今シーズンの終わりまで僕たちのクルマだから、毎回このクルマで全力で戦うだけさ。

  • 2025年F1ベルギーGP 決勝 FACTS AND STATS:ピアストリが記録更新

    2025年F1ベルギーGP 決勝 FACTS AND STATS:ピアストリが記録更新

    2025年F1ベルギーGP決勝で優勝を果たしたオスカー・ピアストリは、F1史上1シーズンで最も多くの勝利を挙げたオーストラリア人ドライバーとなった。

    歴代のオーストラリア人にはより多くの通算勝利や世界タイトルを持つ者もいるが、1シーズンの勝利数では誰もピアストリに敵わない。以下はベルギーGPにまつわる注目の記録のまとめ。

    ■ ピアストリは今週末、スプリントとグランプリの両方でポイントを獲得し、ドライバーズ選手権でのリードを広げた。

    ■ ピアストリの連続ポイント獲得記録はこれで31戦となり、マックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンを除けばF1史上最長。

    ■ 今回の勝利でピアストリは今季6勝目を挙げ、1シーズンにおけるオーストラリア人ドライバー最多勝記録を更新。

    ■ マクラーレンにとってはスパ・フランコルシャンで通算13勝目。前回の勝利は2012年のジェンソン・バトン。

    ■ ランド・ノリスが2位に入り、マクラーレンは今季6度目のワン・ツーフィニッシュを達成。これは1988年にアラン・プロストとアイルトン・セナが記録した10回以来の最多。

    ■ ノリスにとっては、スパでのグランプリにおけるキャリア初のトップ4フィニッシュ。

    ■ フェラーリのシャルル・ルクレールは3位でフィニッシュ。これでスパでは3年連続で3位表彰台となった。

    ■ 今季の表彰台獲得数でルクレール(5回)を上回るのはピアストリ(11回)とノリス(11回)のみ。

    ベルギーGP F1スパで3年連続の3位表彰台となったシャルル・ルクレール。

    ■ レッドブルのマックス・フェルスタッペンは2年連続でスパを4位で終えた。

    ■ フェルスタッペンは直近6戦で表彰台に上がったのは1回のみ(カナダGPで2位)。

    ■ メルセデスのジョージ・ラッセルは5位。カナダGPで優勝して以来、トップ4フィニッシュはない。

    ■ ウィリアムズのアレクサンダー・アルボンは6位。これは今季4回目のトップ6フィニッシュ。

    ■ ウィリアムズにとっては、フルレングスのベルギーGPとしては過去10年間で最上位(前回は2015年にフェリペ・マッサが6位)。

    ■ ルイス・ハミルトンはピットレーンスタートから7位でフィニッシュ。所属はフェラーリ。

    ■ リアム・ローソンはレーシングブルズから出走し8位。これは直近3戦で2度目のトップ8フィニッシュ。

    ■ キック・ザウバーのガブリエル・ボルトレトは9位でフィニッシュ。キャリア2度目の入賞。

    ■ これはザウバーにとって、2018年にマーカス・エリクソンがスパで得点を挙げて以来のスパでのポイント獲得。

    2025年のF1世界選手権 ベルギーグランプリ9位でフィニッシュしたガブリエル・ボルトレト。キック・ザウバーにとっても価値ある結果となった。

    ■ アルピーヌのピエール・ガスリーは10位で、最下位のコンストラクターにありながら2戦連続のポイント獲得。

    ■ ハースのオリバー・ベアマンは11位でフィニッシュ。これで4戦連続の11位となり、1位を除く同一順位での最多連続記録に並ぶ。

    ■ キック・ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグは12位。これは彼にとってスパでのベストリザルトとしては2019年以来。

    ■ メルセデスのキミ・アントネッリは16位。直近7戦でポイントを獲得したのは1戦のみ(カナダGPで3位)。

    ■ 今季のレースで全ドライバーが「完走扱い」となったのは、日本GPに続いて今季2度目。

  • レッドブルF1メキース代表 角田裕毅に謝罪「ピットインの指示が遅すぎた」

    レッドブルF1メキース代表 角田裕毅に謝罪「ピットインの指示が遅すぎた」

    レッドブル・レーシングのチーム代表ローラン・メキースは、F1ベルギーGP決勝で角田裕毅へのピットイン指示が遅れたことを謝罪した。

    角田はレース中盤、インターミディエイトタイヤからスリックタイヤへの交換タイミングで上位を走行していたが、チームからの指示が遅れたためピットに入ることができず、もう1周走行を強いられた。このタイムロスにより順位を落とし、最終的に13位でレースを終えている。

    メキースはF1公式チャンネルのインタビューで次のように語った。

    「我々は彼に対して呼びかけるのが遅すぎた。それがポジションを失う結果につながった。彼は非常に良いレースをしていたのに、申し訳ない。クルーの準備はできていたが、我々の判断が遅れた。次は必ず改善する」

    ただし、メキースは週末全体のパフォーマンスには手応えを感じているようだ。特に、予選前に導入されたRB21のアップグレードにより、角田がチーム加入後自己最高の予選順位を記録したことを称賛した。

    「彼は昨日、本当に素晴らしい予選を見せてくれた。直前にアップグレードを投入したが、あのような難しいコンディションの中でマシンに適応するのは簡単じゃない。それでも彼は非常に良い仕事をしてくれた。とても嬉しく思っている」

    「決勝でも良いペースがあったし、確実にポイント圏内にいた。今回は残念な結果になったが、週末全体では前進できた。次戦ハンガリーGPに向けて、いい流れを維持していきたい」

    角田裕毅(レッドブル・レーシング) ベルギーGP F1 ベルギーグランプリ

    一方、マックス・フェルスタッペンについては、レース前の雨の可能性を見越して高ダウンフォース仕様を選択したことで、ドライコンディションではオーバーテイクが難しくなったと分析している。

    「今日はマックスがレクレールのギアボックスの中にいたようなレースだったね。ほとんどすべての周で彼の真後ろにいた」

    「雨を見越してややアグレッシブなセットアップを選択したが、その後は乾いてしまった。ドライではオーバーテイクの場面が少なく、あの仕様では厳しかった。マックスは全力で攻めていたが、抜くには至らなかった」

  • 2025年F1ベルギーGP 予選 FACTS AND STATS:角田裕毅が7戦ぶりQ3

    2025年F1ベルギーGP 予選 FACTS AND STATS:角田裕毅が7戦ぶりQ3

    2025年F1ベルギーGPの予選では、ランド・ノリスが今季4度目のポールポジションをスパで獲得し、チームメイトを僅差で退けてマクラーレンがフロントローを独占。

    角田裕毅がQ3進出を果たす一方で、ルイス・ハミルトンがQ1敗退と明暗が分かれる展開となった。以下はスパ・フランコルシャンでの予選で記録された注目のファクトとスタッツ。

    ■ これはマクラーレンにとって通算68回目のフロントロー独占であり、歴代2位タイ(フェラーリと並ぶ)。最多はメルセデスの82回。

    ■ ノリスはマクラーレンにとってスパで12回目のポールをもたらした。これはフェラーリのサーキット記録(13回)に1つ差。

    ■ マクラーレンがスパでポールを獲得するのは、ジェンソン・バトンが2012年にポール・トゥ・ウィンを達成して以来初。

    ■ ノリス、ピアストリ、マックス・フェルスタッペンはいずれも今季4回目のポールポジションを記録。

    ■ ピアストリは7戦連続でトップ3スタートを達成。このオーストラリア人ドライバーは、ポールポジションからの勝利と2番グリッドからの勝利が同数。

    ■ シャルル・ルクレールは3番手。今季4回目のトップ3スタートとなった。彼のQ3最終ラップは、フェルスタッペンに対してわずか0.003秒の差だった。

    ■ フェルスタッペンは4番手。彼はこれまでキャリアの中で10種類のグリッドポジションから優勝してきたが、スパではP4から勝った者はいない。

    ■ これはフェルスタッペンにとって2021年以来のスパでの最高グリッド。直近3回はグリッドペナルティを受けていた。

    ■ スパでのQ3において、フェルスタッペンが「最速」でなかったのは2020年以来初めて。

    2025年F1 ベルギーGPマックス・フェルスタッペンは4番グリッドからのスタート。過去にスパでP4から勝利した例はない。

    ■ アレクサンダー・アルボンは5番手。自身にとってスパでの自己ベストタイ(2020年レッドブル時代と同じ)であり、チームとしても2023年ラスベガス以来のベストグリッド。

    ■ タイ人ドライバーにとっては今季8回目のQ3進出であり、昨年1年間の合計に並ぶ。

    ■ ジョージ・ラッセルは6番手。Q3に進出したメルセデス勢の中で3番目に速いマシンということになった。

    ■ ラッセルがスパで6番グリッドからスタートするのは2年連続。

    ■ 角田裕毅は7番手。スパで自身初となるQ3進出を果たした。

    ■ 角田裕毅は今週末、F1での通算100戦目を迎え、レッドブル昇格後としては自己最高グリッドからスタートする。

    ■ アイザック・ハジャーは8番手。これはモナコ以来の自己最高グリッド。

    ■ チームメイトのリアム・は9番手。直近3戦で2回目のトップ10スタート。

    ■ ガブリエル・ボルトレトは10番手。Q1で一度敗退していたが、ルイス・ハミルトンのタイム削除によりQ3進出が認定された。

    ■ エステバン・オコンとオリバー・ベアマンはハース勢としてQ3進出を逃したが、スプリントでは両者ともにSQ3進出およびポイントを獲得していた。

    ■ オコンのP11は、ハースとしてスパでの決勝グリッドとしては2019年以来の最上位。

    ■ ベアマンはこれで予選のチーム内対決でオコンに対して6勝7敗。

    2025年のF1世界選手権 ベルギーグランプリアレクサンダー・アルボンは5番手。今季ベストの予選結果をマーク。

    ■ ピエール・ガスリーは13番手。過去2年連続で12番手スタートだったが、今年は1つ下のグリッド。

    ■ ニコ・ヒュルケンベルグは14番手。スパでの自己最高スタートは2019年以来となった。なお、彼は今季すべてのレースに出場しながら、一度もQ3に進出していない唯一のドライバー。

    ■ カルロス・サインツは15番手。スプリントでは6番手だったが、グランプリ予選では9ポジション下げる結果に。

    ■ ルイス・ハミルトンは16番手。Q1の最終アタックラップがトラックリミットにより削除されたため。フェラーリ勢としては2023年アブダビのサインツ以来のQ1敗退。

    ■ ハミルトンは昨年アブダビで16番グリッドからスタートし、4位でフィニッシュしている。

    ■ フランコ・コラピントは17番手。過去6戦で4回目のQ1敗退。

    ■ キミ・アントネッリは18番手。オーストラリアでのデビュー戦以来となるQ1敗退。ただし今回のスパではスプリント予選(SQ1)でも敗退していた。

    ■ アストンマーティン勢は2台揃ってQ1敗退。これはマイアミ以来で、マイアミもスプリント開催週だった。

    ■ ランス・ストロールは20番手。今季9回目のQ1敗退で、今のグリッドで最多。

  • F1ベルギーGP ピレリ決勝総括:勝敗を分けた路面変化と選択の妙

    F1ベルギーGP ピレリ決勝総括:勝敗を分けた路面変化と選択の妙

    オスカー・ピアストリが2025年F1ベルギーGPを制し、マクラーレンにとって2012年以来となるスパでの勝利をもたらした。2位にはチームメイトのランド・ノリスが続き、マクラーレンは通算55回目、スパでは6度目となる1-2フィニッシュを達成した。

    今回のチェッカーフラッグを振ったのは、地元ベルギー出身でF1通算8勝を誇るジャッキー・イクス。ピアストリもこれで通算8勝となり、イクス、ダニエル・リカルド(同郷)、チームメイトのノリス、シャルル・ルクレール、そしてデニー・ハルム(ニュージーランド)といった歴代8勝クラブに加わった。

    また、ルクレールはこのスパで3年連続となる3位表彰台を獲得。ここは彼が2019年にF1初優勝を飾った縁の地でもある。

    レースの展開
    レースは降雨による視界不良のため、フォーメーションラップの後に赤旗中断。約1時間の遅延を経て、セーフティカー先導で再スタートとなった。ピットレーンスタートを含む全車がインターミディエイトタイヤでの出走となった。

    4周のセーフティカーランの後にグリーンフラッグが振られ、急速に乾き始めた路面に最初にスリックタイヤへ交換したのはルイス・ハミルトン。11周目のことだった。その後2周以内に全車がスリックへと履き替えたが、ランド・ノリスのみがハードタイヤを選択し、他はすべてミディアムを装着した。

    2回目のピットストップを行ったのは、アンドレア・キミ・アントネッリ、フェルナンド・アロンソ、フランコ・コラピント、アイザック・ハジャー、ニコ・ヒュルケンベルグ、カルロス・サインツの6名。レーシングブルズとウィリアムズの両チームはハードを、その他はミディアムを再度投入した。

    ベルギGP F1ベルギーグランプリ 2025年のF1世界選手権

    ピレリのマリオ・イゾラによる総括
    「今日は雨が影響するだろうと予測していたが、まさにその通りとなった。ドライバーたちにとって最大の問題は視界不良で、スタートは遅れ、コンディションが改善するまで待機せざるを得なかった。ただし、セーフティカーの数周が乾燥を進める助けにもなった。

    レースが本格的に始まると、インターミディエイトは期待通りに機能したが、当然のようにすぐに劣化が始まり、数周でスリックへの交換タイミングとなった。ここで驚いたのは、全車がミディアムを選ぶと思われた中で、マクラーレンがタイヤ戦略を分けたことだ。C1(ハード)はC3(ミディアム)に比べてペースは劣るが、気温が比較的低い中でもデグラデーションの面でより安定していた。

    上位勢は全員が1ストップ戦略で走り切る構えで、そのためにはミディアムでの摩耗をいかに抑えるかが重要だった。彼らはそれをうまく成し遂げた。一方で、終盤に攻めに出たドライバーたちはパフォーマンスの急落に直面し、挽回には至らなかった。後方から2ストップを選択した者たちもペースは速かったが、順位を大きく上げるには至らなかった。

    今回、我々はハードとミディアムの間に1段階の差がある特殊な組み合わせを持ち込んだが、雨によってその意図は十分には検証できなかった。それでも、今後のコンパウンド選択に役立つ貴重なデータは収集できた」

  • フェルスタッペン F1ベルギーGP遅延に「もうクラシックな雨のF1は見れない」

    フェルスタッペン F1ベルギーGP遅延に「もうクラシックな雨のF1は見れない」

    マックス・フェルスタッペンは、2025年F1ベルギーGPのスタート遅延について不満を表明し、F1が「過度に慎重になりすぎている」と警鐘を鳴らした。

    スタート前の豪雨によりフォーメーションラップ後に手続きは中断。ポールポジションのランド・ノリスを含む複数のドライバーが視界不良を訴えたことを受け、レースディレクションは最終的に約80分にわたり開始を見送った。

    この決定に対し、フェルスタッペンはレース中の無線で苛立ちを見せたほか、レース後にも強い懸念を口にした。

    「もうクラシックなウェットレースは見られなくなる」

    「インター(タイヤ)での走行は許されたけど、ほぼスリック状態になってからじゃないと走らせてもらえなかった。それが残念だったね」とフェルスタッペンは語る。

    「僕たちはシルバーストンの件を踏まえて、もっと慎重になってほしいと話してきたけど、今回はその逆の極端に振れすぎたと思う」

    「だから僕たちのウェット向けセットアップは裏目に出てしまった。ドライタイヤに変えた後はストレートで全くスピードが出なかったし、元々あったマシンバランスの問題がさらに悪化したよ」

    レース序盤、フェルスタッペンはフェラーリのシャルル・ルクレールに激しく迫るも、12周目にスリックタイヤへ交換するまでオーバーテイクのチャンスを得られなかった。最終的にはDRS圏内にも入れず、1.5秒差の3位でフィニッシュした。

    「15時スタートでよかったはず」

    フェルスタッペンは、もしレース開始直後にセーフティカー先導で数周走行していれば、路面の水も散って早期再開が可能だったと主張する。

    「レースは最初から15時に始めるべきだったと思うよ。もう雨も降ってなかったし、1コーナーから5コーナーの間に水たまりがあったとはいえ、2〜3周走れば十分クリアになっていた。あとのセクターはもう問題なかった」

    「こうなるなら、完全に乾くまで待ってスリックでスタートすればよかった。でもこれはもう“ウェットレース”じゃない」

    他のドライバーたちが「視界ゼロだった」と訴えていたことについて問われると、フェルスタッペンはこう返した。

    「1コーナーから5コーナーの間だけで、それもほんの数周だけだよ。もっと走れば視界は改善してくるし、もし見えなければアクセルを緩めればいい。いずれ見えるようになる」

    マックス・フェルスタッペン F1 ベルギーGP

    「今のF1は慎重すぎる」
    スパ・フランコルシャンで過去に発生した雨中事故の記憶が、今回の慎重な判断につながった可能性について理解を示しつつも、フェルスタッペンはF1の方向性そのものに危機感を募らせている。

    「もちろん最終的には彼ら(レースディレクション)がすべてを決める。でも、残念だよね。こんなことが続けば、もうクラシックなウェットレースなんて二度と見られない」

    「雨が降った後も、ちゃんと走り続けていれば問題なかったと思う。こうした判断が全部“ウェットレース前提の準備”を無駄にしてしまった」

    「とはいえ、現実的に見れば今日は3位がベストだったと思うし、そこに届くほどには迫っていた。ただ、このクルマの弱点も改めて浮き彫りになった。それは今すぐに解決できるものじゃないんだ」

  • ルイス・ハミルトン F1ベルギGP遅延でFIAの対応に苦言「過剰反応だ」

    ルイス・ハミルトン F1ベルギGP遅延でFIAの対応に苦言「過剰反応だ」

    ルイス・ハミルトンは、FIA(国際自動車連盟)がF1ベルギーGPで見せた慎重すぎる対応に不満を示し、前戦シルバーストンでの論争的なスタート手順への「過剰反応」が今回の長時間の遅延につながったと指摘した。

    決勝が行われたスパ・フランコルシャンは、激しい雨に見舞われ、視界不良とコンディションの悪化によってレース開始が1時間以上も遅延。だが、これに対して複数のドライバーが、FIAの対応の遅さを批判しており、その中には7度のワールドチャンピオンであるハミルトンも含まれていた。

    予選では不調に終わったものの、ハミルトンはピットレーンスタートから7位まで追い上げる力強い走りを披露。それでもレース後、彼はスタート遅延に対する不満をあらわにした。

    「明らかにレースの開始は遅すぎたと思う」とハミルトンはモータースポーツ関連メディアに語った。

    「僕はずっと『もう行ける、もう始められる』って言ってたんだ。なのに、彼らは何度も何度も周回を重ねた」

    「たぶん前戦の反省から過剰に反応してしまったんだと思う。あのときは『再スタートが早すぎる、視界が悪すぎる』って僕たちは言った。でも今回は、それとは逆に振れすぎた。ローリングスタートにする必要はなかったよ」

    この「前戦」とは、イギリスGPのことを指す。あのレースではセーフティカー先導のフォーメーションラップ後、FIAが比較的早い段階でレースを開始し、多くのドライバーが不満を抱いていた。

    今週末は逆に、フェルスタッペンが「今後クラシックなウェットレースは二度と見られないだろう」と発言するなど、スタート判断の慎重すぎる姿勢が議論を呼んでいた。ハミルトンもこの意見に同意する。

    「僕のマシンもウェット用にセットアップしてあったしね。完全に乾くまで待たれちゃった」と彼は続けた。

    ルイス・ハミルトン ベルギーGP F1

    「スタンディングスタートも可能だった」
    さらにハミルトンは、あのコンディションでもスタンディングスタート(静止状態からの発進)が可能だったと主張する。

    「うん、絶対できたよ。特に最後のほうなんかね」

    「ほとんどドライラインができてたし、スプレーの熱ささえ感じた。間違いなくやれたと思う」

    彼はまた、スパでのFIAの慎重な判断はシルバーストンでの出来事に加え、先頭集団のドライバーたちの意見も影響していると分析している。

    「これはシルバーストンに対する反応だったんだよ。僕たちは前回『再スタートはすべきじゃなかった』って話し合った」

    「それで今回は“視界が悪い”という情報が入った途端、FIAは慎重になりすぎた。でも、前回よりはマシだった。きっと念には念を入れたんだろうけど、結果的に“本物のウェットレース”を楽しめなかったのは残念だ」

    「でも不思議なのは、今年のスパではスプレーがまるで霧の中を走っているみたいだった。これをどうにかしないといけないと思う」