カテゴリー: F1ベルギーGP

  • 2026年F1ベルギーGP テレビ放送時間・配信日程(フジテレビNEXT・FOD)

    2026年F1ベルギーGP テレビ放送時間・配信日程(フジテレビNEXT・FOD)

    2026年F1第10戦ベルギーGPは、7月17日(金)からスパ・フランコルシャンで開催される。初日にフリー走行1回目(FP1)とフリー走行2回目(FP2)、2日目にフリー走行3回目(FP3)と予選、最終日の7月19日(日)に決勝レースが行われる。

    舞台となるスパ・フランコルシャンは、ベルギーのアルデンヌ地方に位置するF1屈指の伝統サーキットである。全長7.004kmを誇る現行カレンダー最長のコースであり、オー・ルージュからラディオンを駆け上がる区間や、ケメル・ストレートなどが大きな特徴となっている。

    高低差の激しい高速レイアウトは、ドライバーの技量だけでなく、パワーユニットの性能、空力効率、タイヤマネジメントを総合的に試す。長いストレートでは最高速が重要となる一方、中高速コーナーでは十分なダウンフォースも求められるため、各チームはマシンセッティングで難しい妥協を迫られる。

    2026年シーズン第10戦となるベルギーGPでは、前戦イギリスGPで今季初優勝を飾ったシャルル・ルクレールが勢いを維持できるかが注目される。フェラーリはシルバーストンで予想以上の競争力を発揮しており、高速区間の多いスパでもメルセデスに挑めるかが焦点となる。

    ドライバーズランキング首位のアンドレア・キミ・アントネッリと、25ポイント差で追うジョージ・ラッセルによるメルセデス勢のタイトル争いも重要な見どころとなる。長いストレートとエネルギーマネジメントが重視されるスパは、メルセデスの2026年型マシン「W17」に適したコースとみられており、両者が直接優勝を争う展開も予想される。

    イギリスGPで2位を獲得したラッセルにとっては、アントネッリとの差をさらに縮める絶好の機会となる。一方のアントネッリは、シルバーストンでホイールシールドの脱落によって上位争いから後退しただけに、ベルギーでは安定した週末を送り、ランキング首位を守りたいところだ。

    マクラーレンは、高速コースであるスパの特性が2026年型マシン「MCL40」の弱点を浮き彫りにする可能性がある。ドラッグの大きさやストレートスピードの不足が懸念されており、ランド・ノリスとオスカー・ピアストリには、マシンの性能を最大限に引き出す難しい週末となりそうだ。

    レッドブル・レーシングでは、マックス・フェルスタッペンの去就を巡る憶測が引き続きパドックの注目を集める。イギリスGPではリアウイングのトラブルによってリタイアに終わっており、ベルギーGPでは速さだけでなく信頼性を示すことが求められる。

    スパ・フランコルシャンは「スパ・ウェザー」と呼ばれる変わりやすい天候でも知られている。サーキットの全長が長く、アルデンヌの丘陵地帯に位置することから、コースの一部では雨が降り、別の区間では路面が乾いているという状況も珍しくない。

    ドライコンディションが予想されていても、天候が急変する可能性は常に残されている。タイヤ選択やピットストップの判断が勝敗を大きく左右することも多く、2026年のベルギーGPでも最後まで予測できない展開となる可能性がある。

    2026年F1ベルギーGP スケジュール
    ■ 7月17日(金)
    フリー走行1:20:30~21:30(現地時間:13:30~14:30)
    フリー走行2:24:00~25:00(現地時間:17:00~18:00)

    ■ 7月18日(土)
    フリー走行3:19:30~20:30(現地時間:12:30~13:30)
    予選:23:00~24:00(現地時間:16:00~17:00)

    ■ 7月19日(日)
    決勝:22:00~(現地時間:15:00~)

    フジテレビNEXT 放送スケジュール(生放送)
    ■ 7月17日(金)
    フリー走行1:20:20~22:10
    解説:山本雅史、米家峰起
    実況:塩原恒夫

    フリー走行2:23:50~25:40
    解説:山本雅史、米家峰起
    実況:塩原恒夫

    ■ 7月18日(土)
    フリー走行3:19:20~21:10
    解説:片山右京、川井一仁
    実況:塩原恒夫

    予選:22:50~27:00
    解説:片山右京、川井一仁
    実況:塩原恒夫

    ■ 7月19日(日)
    決勝:21:20~27:00
    解説:片山右京、川井一仁
    実況:塩原恒夫

    FOD 配信スケジュール
    FODでは2026年F1第10戦ベルギーGPをライブ配信する。フリー走行1回目(FP1)、フリー走行2回目(FP2)、フリー走行3回目(FP3)は無料配信の対象となっている。

    ■ 7月17日(金)
    フリー走行1:20:20~(無料配信)
    フリー走行2:23:50~(無料配信)

    ■ 7月18日(土)
    フリー走行3:19:20~(無料配信)
    予選:22:50~

    ■ 7月19日(日)
    決勝:21:20~

    スパ・フランコルシャン
    FORMULA 1 MOËT & CHANDON BELGIAN GRAND PRIX 2026
    2026年F1 ベルギーグランプリ
    サーキット名: スパ・フランコルシャン
    コース全長: 7.004km
    周回数:44
    レースディスタンス:308.052km
    ラップレコード:1分44秒701(セルジオ・ペレス / 2024年)

  • フェルナンド・アロンソ F1ベルギーGPで警鐘「F2より遅くなる」

    フェルナンド・アロンソ F1ベルギーGPで警鐘「F2より遅くなる」

    フェルナンド・アロンソは、2026年F1レギュレーションがベルギーGPで大きな問題を露呈する可能性があると警鐘を鳴らした。高速レイアウトのスパ・フランコルシャンではエネルギーマネジメントが極めて難しくなり、状況によってはF1マシンがF2よりも遅い状態で走る区間が生まれる恐れがあるという。

    2026年レギュレーションに一貫して懐疑的な見解を示してきたアロンソは、ライバルとの攻防で電動エネルギーを使い切れば、その後はラップの大半で出力不足に陥ると指摘。

    「今年は昨年より大幅にパワーが少なく、F2よりもパワーが少ない」と語り、スパで新規則の課題が浮き彫りになるとの見方を示した。

    スパで露呈する2026年F1のエネルギー問題
    2026年のF1では、内燃エンジンの出力が抑えられる一方、電動エネルギーへの依存度が大幅に高まった。そのため、ドライバーはストレートのどこで電気エネルギーを使用し、どこで温存するかを常に判断しなければならない。

    特に問題となるのが、ラ・ソースからオー・ルージュ、ラディオンを抜け、ケメルストレートを上ってレ・コームに至るスパの序盤区間だ。

    アロンソは、ライバルとの攻防でこの区間にエネルギーを投入すれば、その後のラップを犠牲にすることになると説明した。

    「スパで最初のコーナーのラ・ソースからターン5のレ・コームまで、相手を攻撃したり守ったりするためにエネルギーを使ったら、残りのラップはフィニートだ」

    「第2セクターでは、丸々1分間にわたってエネルギーをまったく使えなくなる。今年は昨年よりも大幅にパワーが少なく、F2よりもパワーが少ないということを忘れてはいけない」

    アロンソが懸念しているのは、単に最高速度が低下することではない。電動エネルギーを使い切った状態では、後続車に対して無防備になるだけでなく、F1の下位カテゴリーであるF2に匹敵、あるいは下回る出力で走る区間が生まれる可能性がある。

    スパでは長い全開区間が続くため、通常のサーキット以上にエネルギー消費が激しい。前車を追い抜くために序盤で電力を使えば、その後はペースを大きく落とさなければならず、追い抜きを仕掛けた側が次の区間で逆に狙われる展開も考えられる。

    攻防を難しくするエネルギー管理
    2026年F1マシンでは、ドライバーがアクセルを踏み続けていても、使用可能な電気エネルギーが不足すれば出力が急激に低下する。

    スパのように長いストレートが続くコースでは、ラップ序盤のケメルストレートで攻撃にエネルギーを使うか、後半のブランシモンやバスストップ・シケインまで温存するかという選択を迫られる。

    エネルギーを温存すれば前を抜けず、使えばラップ後半で守れない。アロンソの発言は、ベルギーGPでこうした不自然な駆け引きが目立つことへの懸念を示したものだ。

    F1が最高峰カテゴリーでありながら、一時的にF2を下回るパフォーマンスしか発揮できない場面が生まれれば、2026年レギュレーションへの議論はさらに活発になるだろう。

    フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム)

    フェラーリは新リアウイングを投入へ
    こうした懸念があるなか、フェラーリはベルギーGPで改良型「マカレナ」リアウイングを投入すると報じられている。

    イタリアメディアによれば、新しいリアウイングはスパの長いストレートで最高速度を最大11km/h向上させる可能性があるという。

    「マカレナ」と呼ばれる設計は、リアウイングの空気抵抗を特定の条件下で低減し、ストレートスピードを伸ばすことを狙ったコンセプトだ。エネルギー切れによる出力低下が懸念されるスパでは、その効果が通常以上に重要になる。

    一方で、FIAはこのコンセプトについて調査を進めている。レッドブル・レーシングではマックス・フェルスタッペンのマシンでリアウイングのトラブルが相次いでおり、安全性も焦点となっている。

    ローラン・メキースは、レッドブル・レーシングが採用している攻撃的なリアウイング設計を断念する可能性も認めている。

    タイトル争いは細部が勝負を分ける
    元ミナルディ代表のジャンカルロ・ミナルディは、フェラーリの進歩によって2026年のタイトル争いはさらに接戦になったとみている。

    「シルバーストンは、この世界選手権がどれほど拮抗しているかを改めて証明した」

    「今からシーズン終了までは、細部が違いを生むことになる」

    フェラーリはイギリスGPでシャルル・ルクレールが優勝し、チーム通算250勝を達成。マシンの競争力と信頼性を着実に高めており、ベルギーGPでも優勝候補の一角と目されている。

    レッドブル・レーシングは苦戦を覚悟
    一方、レッドブル・レーシングはベルギーGPを前に慎重な姿勢を崩していない。

    ローラン・メキースは、オーストリアGPで投入したアップデートだけでは状況を覆せないと認めた。

    「今シーズンはグランプリで勝てるとは思っていない」

    「オーストリアで投入したアップデートだけでは十分ではないことに疑いの余地はない」

    レッドブル・レーシングはリアウイングの信頼性問題に加え、マシン全体の競争力にも課題を抱えている。スパでは最高速と空力効率が重要になるだけに、苦しい戦いが予想される。

    信頼性ではフェラーリが優位
    元F1ドライバーのラルフ・シューマッハは、タイトル争いではフェラーリの信頼性が大きな武器になると指摘した。

    イギリスGPでは、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリがホイールシールドのトラブルに見舞われ、大量ポイントを失った。

    「現在、信頼性という点ではフェラーリが最も安定しているチームだ」

    マシン性能が接近するなかでは、信頼性がタイトル争いを左右する重要な要素となる。ベルギーGPではアロンソが警鐘を鳴らしたエネルギーマネジメントの問題に加え、各チームの空力開発や信頼性の差も勝敗を大きく左右することになりそうだ。

  • ホンダF1 新PU投入まで残り2戦でデータ収集は重要局面「知見を最大限蓄積する」

    ホンダF1 新PU投入まで残り2戦でデータ収集は重要局面「知見を最大限蓄積する」

    ホンダF1のトラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアを務める折原伸太郎は、2026年F1第10戦ベルギーGPを前に、オランダGPで予定されている新パワーユニット(PU)投入まで残り2戦となる中、現行スペックで得られるデータや経験を最大限蓄積することが重要になるとの見解を示した。

    スパ・フランコルシャンは2026年シーズン最長のサーキットで、複雑なコーナーセクションを持つテクニカルコースとして知られる。

    ロングストレートと高速コーナーが組み合わさるレイアウトのため、ドライバーのアクセル操作を予測したエネルギーマネジメントの最適化が求められ、エンジニアにとっても非常にチャレンジングなサーキットだという。

    折原は、サーキットの長さに対して回生可能な電気エネルギーが非常に限られることから、「エネルギーマネジメントに関してPUマニュファクチャラーにとって重要な評価の場となります」と説明。そのため、ロングストレートでのMGU-Kの出力を含めたデプロイメント戦略がこれまで以上に重要になるほか、PUには大きな負荷がかかるため、パフォーマンスだけでなく信頼性の確保も重要なテーマになるとした。

    ホンダF1 本田技研工業

    また、オランダGPでの新PU投入まで残り2戦となることについては、「現行スペックで得られるデータや経験を最大限蓄積することも重要です」とコメント。ベルギーGPで得られた知見は、新PUを使用する今後のレースだけでなく、モンツァのようなロングストレートを持つサーキットでも活用していく考えを示した。

    さらに、ベルギーGPでは変わりやすい天候も大きなポイントになると指摘。シルバーストンではドライコンディションが続いた一方で、今回は今季初めて本格的なウェットコンディションでセッションが行われる可能性もあるとし、「天候に関しては何が起こってもおかしくないと考えています」と警戒感を示した。

    【関連】
    ・ホンダF1撤退の真実 ブラウンGP共同創設者が明かす「涙の会議」と奇跡の2009年

  • F1ベルギーGP 2026年も完売目前 スパに11万5000人動員へ

    F1ベルギーGP 2026年も完売目前 スパに11万5000人動員へ

    F1ベルギーGPが開催されるスパ・フランコルシャンは、2026年も完売目前となっている。現地プロモーターによると、販売中のチケットは残り4000~5000枚のみで、開催期間中は1日あたり約11万5000人の観客が訪れる見込みだ。

    2026年イギリスGPが史上最多の観客動員を記録した直後ではあるものの、主催者は両サーキットを単純比較することはできないと説明。スパならではの地形や自然環境こそが大きな魅力だと強調している。

    ベルギーGPは完売目前
    ベルギーGPのプロモーターを務めるバネッサ・マエスは、チケット販売が最終段階に入っていることを明かした。

    「当局との合意により、11万5000人の観客を受け入れることができます」

    「観客の皆さんがより快適に過ごせるよう、最大収容人数を段階的に引き上げています」

    現在残るチケットは4000~5000枚程度で、来週末の開催までに完売する可能性が高い状況となっている。

    シルバーストンとの比較に意味はない
    この発表は、イギリスGPが金曜日だけで15万人を超える観客を集め、4日間合計では56万4000人以上というF1史上最多の来場者数を記録した直後に行われた。

    しかしマエスは、両サーキットの立地条件が大きく異なることから、単純に観客数を比較することは適切ではないと語った。

    「第二次世界大戦時代の飛行場だったシルバーストンと私たちを比較しても意味はありません」

    「あちらは何千ヘクタールにも及ぶ平坦で開けた土地です。一方、フランコルシャンでは舗装路が丘から丘へと続いています」

    「周囲の多くは森林に囲まれています。それこそが私たちのナショナルサーキットの魅力なのです」

    2031年まで開催継続が決定
    ベルギーGPはF1との新たな契約により、開催ローテーション方式が導入されている。

    スパ・フランコルシャンでは2027年、2029年、2031年にベルギーGPを開催し、2028年、2030年、2032年はバルセロナが開催地となる予定だ。

    2026年もベルギーGPは完売目前となっており、スパ・フランコルシャンが依然として高い人気を誇ることを示している。一方で主催者は、観客動員数ではなく、森と丘陵地帯に囲まれた唯一無二のロケーションこそがスパ最大の魅力であると強調した。

  • スパ・フランコルシャン F1ベルギーGPの将来巡り交渉継続

    スパ・フランコルシャン F1ベルギーGPの将来巡り交渉継続

    ベルギーGPの将来を巡る協議が、ローテーション契約発表後も続いていることが明らかになった。

    F1は2025年、スパ・フランコルシャンとの複数年延長契約を発表し、2026年、2027年、2029年、2031年の開催を含むローテーション方式を導入した。今週には、2028年以降はバルセロナが交互開催枠を担うことが確認され、2032年までのカレンダー構図は事実上固まった。

    しかし、スパのプロモーターであるヴァネッサ・メースは、F1との協議が現在も続いていると明かした。

    「スパ・グランプリはベルギーGPの将来についてF1との交渉を継続しており、この件について最近も協議を行った」とメースはRTBFに語った。

    現在の枠組みでは、スパは2027年から奇数年(2027年、2029年、2031年)に開催し、バルセロナが偶数年を担当する。一方でマドリードは2026年から毎年スペインGPの名称を引き継ぐ。

    次回のベルギーGPは7月17日から19日に開催予定で、主催者によるとすでに約7万6000枚のチケットが販売されている。

  • スパ・フランコルシャン 2028年・2030年もF1開催の可能性「排除せず」

    スパ・フランコルシャン 2028年・2030年もF1開催の可能性「排除せず」

    サーキット会長メルキオール・ワトレ氏によれば、スパ・フランコルシャンは保証されている開催年以外でもF1を開催する可能性があるという。

    今年初め、不確実な時期を経てF1と伝統のサーキットは2031年までの6年間の新契約を締結した。この契約により、ベルギーGPは2026年、2027年、2029年、2031年に開催が確定している一方、2028年と2030年は他の開催地に枠を譲る形で欠場となる。

    これはリバティ・メディアが他の会場にスペースを与えるために導入した新しい計画の一環だ。

    しかしワトレ氏はオランダ誌『Formule 1』に対し「もしかすると、他の2年にもレースがあるかもしれない。私は何も排除していない」と語った。

    元ベルギー副首相であり、グランプリ運営団体およびサーキットの両方の会長を務める同氏は次のように説明した。「原則として、2028年と2030年にはスパ・フランコルシャンの代わりに別のサーキットがカレンダーに入る。しかし、もしそれが実現しなかったり、うまくいかなかったりしたらどうだろう。その場合、ベルギー人は空席を喜んで埋めるだろう。この契約はあくまでその年に最低4レースがあるというもので、最大値ではない」

    ワトレ氏はスパの人気が「現在は非常に大きく、かつてないほどだ」と強調した。背景にはNetflixの『Drive to Survive』やブラッド・ピット主演の大ヒットF1映画の効果があるという。

    「我々の観客のおよそ3分の1は34歳未満で、また3分の1は女性でもある」と明かした。「素晴らしい混合だし、まさに我々が望んでいるものだ。特にヨーロッパでは注目を集める競争が激しい中で、スポーツを魅力的に保つ助けになっている」

    スパ・フランコルシャン F1 ベルギーグランプリ

    一方でリバティ・メディアとの交渉は「厳しかった」と認めたものの、ワロン地域の支援によって6年契約を獲得できたと評価した。

    「彼らはF1にとても良いイメージを与えている」と、アメリカの商業権保持者について述べた。「スポーツは現在非常に強い。多くの国がレースを開催したいと望んでおり、それがカレンダーをどんどん動かしている。我々は今、4レースを含む6年契約を得ており、これが今後、中期的な展望を与えてくれる」

    ワトレ氏はスパの最優先事項は少なくとも2027年までの開催確保であると語った。「その後も、2029年や2031年にも開催する」と述べた。

    「つまり2028年と2030年には少なくともレースがない可能性がある。ただしレースがある可能性もある。だが、それに確率を付けるつもりはない」と付け加えた。

  • F1パワーランキング:ピアストリ優勝のベルギーGPのドライバー評価は?

    F1パワーランキング:ピアストリ優勝のベルギーGPのドライバー評価は?

    スパ・フランコルシャンが晴天と豪雨に包まれた週末、オスカー・ピアストリがその力を見せつけ、マクラーレンのチームメイトであるランド・ノリスに対するポイントリードを広げた。

    しかし、ベルギーGPのパワーランキングはどうなったのか?最新のスコアとシーズン累計ランキングをチェックしていこう。

    評価方法
    F1パワーランキングは、F1.comの5人の審査員が5人の審査員が各グランプリ終了後、全ドライバーを10点満点で評価(マシン性能は除外)。審査員の平均スコアをそのレースでの評価とし、シーズンを通じて累積していく

    1.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    スプリントではポールからの勝利を逃したが、日曜の決勝ではその鬱憤を晴らすような圧巻の走りを披露。スタート直後にチームメイトのノリスを抜いて首位に立つと、唯一のドライタイヤへのピットストップ後にはリードを9.1秒に広げた。ミディアムタイヤで安定したラップを刻み、今季6勝目を挙げて選手権リードを16ポイントに広げた。審査員もその走りに納得の評価を与えた。

    2.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ・レーシング)
    スプリントではパワーユニットの問題によりトップ10圏外に沈んだが、決勝グリッドを決める予選では見事な最終ラップを決めて5番手を獲得。ウェットの序盤にラッセルに抜かれたものの、その後は安定した走りでリズムを掴み、ストレートの速さを武器に後方のハミルトンを抑え切り、6位フィニッシュを果たした。

    3.シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
    マクラーレン勢に次ぐ3番手に予選で食い込み、決勝でもそのポジションを守り切った。インターミディエイトタイヤが限界に達する中でフェルスタッペンの猛追を凌ぎ、ピットストップ後も手堅く走行。フェラーリの新型サスペンションの効果を証明する走りとなった。

    4.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)
    スプリントでは低ダウンフォース仕様で臨み、ポールのピアストリを1周目のケメルストレートで抜いて首位に立ち、マクラーレン勢の猛追をしのいで勝利。しかし、決勝ではダウンフォースを増やした仕様でもルクレールを抜くには至らず、4位でフィニッシュ。現世界王者としての存在感は見せたが、表彰台には届かなかった。

    5.ピエール・ガスリー(アルピーヌF1チーム)
    直線スピードに劣るアルピーヌながらQ2進出を果たし、13番手スタートからDRSトレインの先頭として粘りの走りを展開。角田裕毅やハースのベアマンの攻撃を抑え、ヒュルケンベルグが2度目のピットストップを行ったことで順位が繰り上がり、最終的に10位で1ポイントを獲得した。

    6.リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム)
    スプリントで10位、グランプリ予選では9番手と目立たぬながらも堅実なパフォーマンスを披露。決勝ではチームメイトのアイザック・ハジャーより後方スタートだったが、ハジャーが2度目のピットとトラブルで後退したのに対し、ローソンは着実に順位を守り抜いて8位フィニッシュ。ここ6戦で3度目の入賞となった。

    7.ランド・ノリス(マクラーレン)<br />スプリントではピアストリとフェルスタッペンに続く3位だったが、決勝ではポールポジションを獲得。ローリングスタートと視界の確保に助けられたが、1周目のケメルストレートでピアストリに抜かれる。1周遅れのピットインとハードタイヤ選択により追い上げに苦しみ、小さなミスも重なって2位でのゴールとなった。

    8.ガブリエル・ボルトレト(ザウバーF1チーム)
    キック・ザウバーでの好調を持続し、今回も9位でフィニッシュして3戦2度目の入賞を果たした。予選では再びチームメイトのヒュルケンベルグを上回りQ3進出。序盤にポジションを落とす場面もあったが、再び前に出るとその後はローソンの後方を安定して走行し、ガスリーには大きく差をつけた。

    9.ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ)
    スプリントとグランプリ予選の両方でスピンとトラックリミット違反によりQ1敗退。決勝ではピットレーンスタートからの追い上げとなったが、スリックタイヤへの切り替えを誰よりも早く実行し、大きくポジションアップ。最終的にアルボンの後方で7位まで順位を上げ、週末を立て直した。

    10.オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)
    ハースで4戦連続となる11位フィニッシュとなったが、スプリントでは7位に入りバーレーン以来のポイントを獲得。低ダウンフォース仕様で挑んだ予選ではQ3進出も果たし、堅実なパフォーマンスを示した。

    ランキング圏外
    ジョージ・ラッセル、エステバン・オコン、アイザック・ハジャーの3人は、あと一歩でトップ10入りを逃した。ラッセルは日曜の決勝で孤独な5位走行となった一方、オコンとハジャーはスプリントで存在感を発揮。オコンは5位、ハジャーも8位に入ったが、決勝では2度目のピットとマシントラブルにより順位を落とし、最下位に終わった。

    ベルギーグランプリ 2025年のF1世界選手権

  • 角田裕毅 F1ベルギーGP後のピエール・ガスリーとの“気まずい帰路”が話題

    角田裕毅 F1ベルギーGP後のピエール・ガスリーとの“気まずい帰路”が話題

    角田裕毅は、2025年F1ベルギーGP決勝後、旧チームメイトのピエール・ガスリーと同じ飛行機で帰路についた。

    ガスリーがその様子をInstagramに投稿した一枚の写真が、世界中のF1ファンの間で「ツノガス復活」と大きな反響を呼んでいる。レースでは角田裕毅が13位、ガスリーが10位でフィニッシュし、スリックタイヤへの交換タイミングの遅れが響いた角田裕毅にとっては悔しいレースとなった。

    そんな中、ガスリーはレース直後のインタビューで「裕毅と一緒に飛行機に乗るけど、あまり話してくれないかもね」と冗談交じりに語っていたが、実際の投稿には笑顔のガスリーと、通路を挟んだ席で穏やかな表情を見せる角田裕毅の姿が収められていた。この写真には「最高の2人」「レースの結果とは裏腹に、この関係性が最高」といった好意的なコメントが殺到。長年の絆を感じさせるショットに、国内外のファンが一斉に歓喜した。

    Instagramのコメント欄には「YUKIERRE復活!」「この2人が見たかった!」「離婚じゃなくて休止だったのね」といったユーモラスかつ愛情あふれる声が多数寄せられた。「ツノガス」(角田+ガスリーのコンビ名)として親しまれてきた2人は、2021〜22年にかけてアルファタウリで共に戦った“盟友”であり、その強い絆はF1ファンの間でも特別なものとして語り継がれている。海外では「Yukierre」という愛称で呼ばれ、SNSでも「#Yukierre」「#ツノガス」が再びトレンド入りするほどの盛り上がりを見せた。

    近年、角田裕毅はその率直でエモーショナルなキャラクターが人気を集めており、今回のような“素の表情”が垣間見える瞬間はファンにとって何よりの喜びとなっている。レース後の悔しさを抱えながらも、ガスリーとの関係に変わりがないことを示したこの写真は、F1の過酷な世界の中にある温かな人間関係を象徴する一枚となった。ファンからは「裕毅くん、ちゃんと話してあげてね」「こういう写真を見ると心が温まる」といったコメントも多数寄せられ、角田裕毅とピエール・ガスリーの“友情の続き”に期待を寄せる声が絶えない。

    角田裕毅 F1 ピエール・ガスリー

  • F1ベルギーGPに批判殺到 名物レースを台無しにした“雨待ち劇場”

    F1ベルギーGPに批判殺到 名物レースを台無しにした“雨待ち劇場”

    2025年F1第13戦ベルギーGPの開催を巡り、FIA(国際自動車連盟)の“過度に慎重な対応”に対して、複数のドライバーや関係者が激しい批判を展開した。

    特にマックス・フェルスタッペン、ルイス・ハミルトン、レッドブルのヘルムート・マルコらが声を上げており、「伝統あるウェットレースを台無しにした」と非難している。

    レースはレッドブルなどがウェット仕様のセットアップを選択したにもかかわらず、最も激しい雨が過ぎるまで長時間にわたり中断。最終的にセーフティカー先導で数周走行した後、ローリングスタートで開始された。

    「これじゃ、雨のクラシックなレースを完全に台無しにするだけだ」とフェルスタッペンは語った。

    「もう『完全に乾くまで待ってスリックでスタートしよう』って言ってるのと変わらないよ。そんなのがウェットレースなわけない」

    過去にもたびたびFIAと対立してきたフェルスタッペンは、今回も強い口調で非難した。

    「彼ら(FIA)は自分たちのやりたいようにやってる。彼らが決めるんだ。みんなにとって残念なことだよ。クラシックな雨のレースなんて、もう二度と見られない」

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコも、辛辣なコメントを残した。

    「手順そのものを見直す必要がある。セーフティカー先導で2〜3周も走れば、トラック上の水は排除できて、1時間は早くスタートできたはずだ」

    さらに、「あの遅延で我々の雨用セッティングによる戦略はすべて無効になった。何の問題もなければ、安全にレースはできたはずだ」と、FIAの判断がチームの戦略に悪影響を与えたと訴えた。

    ベルギーGP 2025年のF1世界選手権 ベルギーグランプリセーフティカー先導で走行するF1車両。名物ウェットレースが様変わり

    FIAレースディレクターのルイ・マルケスには、パドック関係者やメディアからも厳しい視線が注がれており、スペイン紙『Marca』は「F1史上最大のナンセンス」と断じ、デンマークの『Ekstra Bladet』は「F1のグロテスクな躊躇」と表現した。

    元F1ドライバーでViaplayの評論家ヘイキ・コバライネンもこう語った。

    「この程度の天候で走れないなんておかしい。このスポーツは危険を伴うもの。それを受け入れられないなら、そもそもこの競技に向いていない」

    一方、安全優先の判断を擁護する声もあった。

    シャルル・ルクレールは「このサーキットでは過去に何があったかを忘れてはいけない。僕は安全第一の判断のほうがいい」とコメント。

    優勝を果たしたオスカー・ピアストリも、「前にいたのがランドだけでも、視界はまったくなかった。後方のドライバーたちがどれだけ見えなかったかは想像に難くない」と語った。

    さらに、グランプリ・ドライバーズ・アソシエーションの共同ディレクターであるカルロス・サインツは、「このサーキットの過去を考えれば、過剰なリスクよりも過剰な安全を取る方が正しい」とFIAの判断を支持した。

    しかし、7度の世界王者ルイス・ハミルトンはフェルスタッペンの見解に同調。

    「僕たちは『もう走れる』って何度も言ってた。FIAは過剰反応してたと思う。前回(シルバーストン)では“すぐにはスタートするな”と伝えていたけど、今回はその逆をやった」と苦言を呈した。

    「フェルスタッペンの発言には完全に同意するよ。スタンディングスタートでもよかった。グリッドはほぼ乾いてたし、その先もスプレーはほとんどなかった」

    ニコ・ヒュルケンベルグは「気分を削がれた」とレースの遅れを嘆き、スペインの『Soy Motor』に寄稿したヘスス・ムニョス記者は「F1は我々から奪われた。そして最悪なことに、この傾向はさらに悪化するだろう」と警鐘を鳴らした。

  • 角田裕毅 レッドブルF1のアップグレードの優先順位は「理解している」

    角田裕毅 レッドブルF1のアップグレードの優先順位は「理解している」

    クリスチャン・ホーナーの退任後、レッドブルに漂う前向きな空気は、フロントランナーだけでなく中団のドライバーにも届いている。ベルギーGPで角田裕毅が思わぬアップグレードを受け、ついに前方とのギャップを縮め始めた。

    「とても嬉しいことだ」とヘルムート・マルコは予選後にORFに語った。「初めて4台すべてがトップ10に入った」と、マックス・フェルスタッペン(4番手)、リアム・ローソン、アイザック・ハジャー、そして角田裕毅(7番手)を挙げてその成果を強調した。

    現在レッドブル・レーシング内でより大きな影響力を持つようになったマルコは、長年苦戦してきた角田裕毅の進歩に手応えを感じている。「彼はどんどん良くなっている。とてもいい走りを見せることもあるが、まだ毎回安定してそれができているわけではない」と、Motorsport-Magazin.comにコメントした。

    「これまで角田裕毅にはアップデートが入っていなかった。マックスとは違ってね。でも、スプリントで問題がなければ彼にも新パーツを入れる予定だった」

    そして実際にそれは予選直前に実現された。チームは急きょ、新たに届いた新型フロアを角田裕毅のマシンに装着したのだ。

    「予選前に彼のマシンに新しいアンダーボディを取り付けた。時間がギリギリでリスクもあったが、我々は全力を尽くした。その努力が報われた」とマルコは明かした。

    チーム代表のローラン・メキースもその判断を振り返る。「我々は常に細部にまで全力を尽くすよう心がけている。だからこそリスクを取って角田裕毅のマシンにアップデートを入れた。この結果はチーム全員の努力の賜物だ」

    角田裕毅 レッドブル・レーシング F1

    角田裕毅は新しいフロアの効果を即座に感じたという。「ちょっとグリップが増えましたね」と笑顔を見せた。

    「ここ数戦、どれだけギャップがあったのかが分かりました。旧型は滑り始めると立て直しが利かなかったけど、新型ならもっと攻められる」

    「まだ入っていないパーツもありますけど、フロアだけでも十分に違いがありました。詳細は言えませんが、まだ差はあります」

    Viaplayのインタビューでは「いいサプライズでした。遅めの誕生日プレゼントってところですかね。予選直前に聞かされました」と冗談まじりに語った。

    とはいえ、アップグレードの優先がマックス・フェルスタッペンにあることは理解している。「簡単なことじゃないですけど、チームにとっても理解できます。彼らはチャンピオンを争っているし、マックスはグリッドで一番のドライバーですから」

    そして、ホンダが2025年末でレッドブルを離れることによって不透明となっている将来についても、角田裕毅は冷静に受け止めている。「今はとにかく自分が成長して、いつかマックスに近づけるように努力していきたいと思っています」