カテゴリー: F1バルセロナ・カタルーニャGP

  • 2026年 F1バルセロナ・カタルーニャGP 予選 全22人ドライバーコメント

    2026年 F1バルセロナ・カタルーニャGP 予選 全22人ドライバーコメント

    2026年F1第7戦バルセロナ・カタルーニャGPの予選では、メルセデスのジョージ・ラッセルが今季3回目のポールポジションを獲得した。2番手にはフェラーリのルイス・ハミルトン、3番手にはアンドレア・キミ・アントネッリが続き、決勝はメルセデスとフェラーリを中心とした激しい優勝争いが期待される。

    一方で、マクラーレン勢はランド・ノリスが4番手、オスカー・ピアストリが7番手にとどまり、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンとアイザック・ハジャーがその間に割って入った。

    気温と路面温度の高さからタイヤのデグラデーションが大きな課題となっており、多くのドライバーが戦略とタイヤマネジメントの重要性を強調している

    1番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    「この週末に入る前に大きくリセットして、週末の最初からすべてのラップでトップ2に入っていた。それが一番うれしい。最近はいろいろな理由で厳しい結果が続いていたが、ここバルセロナでは本当にリズムを取り戻せて、マシンにも快適さを感じている。ここ数週間、自分を支えてくれたチームのみんなに本当に感謝している。今日の走りで、自分に何ができるかを示せたと思う。もちろんポールポジションには満足しているが、ポイントが与えられるのは明日だ。レーススタートは重要になるが、タイヤのデグラデーションが大きい長いレースになる。グランプリを通じて多くのチャンスがあるはずだし、戦略も興味深いものになると思う。クリーンに走り、確実にチェッカーまでたどり着いて、勝利を争える位置にいられればと思う」

    2番手:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    「今日の結果には本当に満足している。バルセロナでフロントローからスタートできるのは素晴らしい結果だ。特に週末の入りが難しかっただけになおさらだ。マシンバランスに完全な自信を持てず、タイヤを適切なウインドウに入れるのにも苦労していた。今朝でさえ望んでいたフィーリングは得られていなかった。FP3後にいくつか変更を加え、リセットし、重要な場面で前進することができた。Q1以降は自信を持ってラップをまとめることができた。チームは素晴らしい仕事をしてくれたし、アップデートも狙い通り機能している。マラネロのみんなに感謝したい。まだレースは残っているし簡単ではないが、全力を尽くす。メルセデスと戦いながら前方に留まれればと思う。このサーキットは大好きだし、明日何ができるか楽しみだ」

    3番手:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    「最近のレースと比べると、ここまでの週末は少し難しかった。ここバルセロナではマシンと完全に一体になれていない感覚がある。非常に暑いうえにタイヤへの負荷が大きいコンディションも影響していると思う。予選では少しプッシュしすぎたかもしれず、最終セクターではタイムが逃げていくのを感じていた。FP2のロングランは良かったので、そのペースを明日に持ち込めればと思う。3番手スタートは悪くないし、長いレースになる。タイヤをしっかり労わることが重要で、ときには少しペースを落とすことが速く走るために必要になるだろう。戦略的に難しいレースになるが、最大限の結果を目指して戦う」

    4番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「今日は進歩を見せることができたし、4番手にはまずまず満足している。最初のアタックラップの最終コーナーで赤旗が出たのは不運だった。おそらく3番手を狙うチャンスを失ったと思う。それでも4番手は十分に強いスタート位置だ。モナコと比べれば本来いるべき位置に近づけたし、全体的にペースも改善した。ただ、ポールとの差が約0.35秒あるのは大きい。風と暑さの影響でマシンは扱いづらく、特にリアが不安定だった。明日は暑くてデグラデーションの大きいレースになるので、タイヤマネジメントがすべてになる。1ストップ、2ストップ、3ストップの可能性もあるし、多くのチームは似たような戦略になると思う。スタートや戦略次第で前進するチャンスはあるが、フェラーリやメルセデスを相手に66周戦うのは簡単ではない。あらゆるチャンスを狙い、ポジションを最大化し、相手のミスを誘いたい。今日の時点で1周あたり0.3秒遅いなら、明日は完璧でなければならない。前進できたことには満足しているが、その差には満足していない。引き続き努力を続ける」

    5番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)
    「セッションを通して速さはあった。特に第1セクターは良かった。ただ、最後のアタックの最終セクターではうまくまとめることができなかった。思っていた以上にスライドしてしまい、グリップも不足していた。その理由を理解する必要がある。それ以外は、3番手も狙えたと思うし、ここまでの週末を考えれば非常に良い結果になったはずだ。実際に3番手との差は小さかったし、ポールとの差も0.35秒だった。昨日はここまで戦えるとは思っていなかったので、これは前進だし非常に前向きな内容だ。全体として良い予選だったし、今日はマシンのフィーリングも改善していた。この週末はどのチームもタイヤに苦しんでいるので、明日は正しい戦略を選ぶことが重要になる」

    6番手:アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)
    「予選ではフリー走行よりも良い進歩を見せることができた。自分でもトップ3とのギャップを見て驚いているし、とても励みになる。今日はしっかり仕事ができたと思う。Q3では第1セクターで攻めすぎてしまったので少し悔しいが、それ以外は本当に良かった。明日は面白いレースになると思う。ピットストップ回数が多くなり、タイヤのデグラデーションも大きくなるだろう。チーム全体での戦いになるが、僕たちは戦略に強いチームなので何ができるか見てみたい」

    7番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    「今日は本当に接戦だった。3番手から自分たちの7番手までの差はごくわずかだった。最終セクターで予想以上にタイムを失ったので、その理由を確認する必要がある。それまでは良いラップだと感じていた。現時点ではメルセデスが強く、フェラーリもアップデートによって前進したように見える。コーナリングスピードは今季を通じて印象的だし、その代償としてストレートで少し失っているだけだ。明日は暑く長いレースになるだろうし、おそらく2ストップ、多ければそれ以上になる。重要なのはデグラデーション管理と各スティントでのペース維持だ。今日はメルセデスとフェラーリの方が速かったが、戦略やタイヤのオフセットによってチャンスは生まれると思う。先週よりは確実に戦える位置にいる。近年のこのサーキットで見られたような複数回のピットストップとタイヤ寿命の違いが出れば、いくつか順位を上げるチャンスはある」

    8番手:リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    「今日はとても満足している。予選は本当に良い内容だったし、重要な場面でしっかりラップをまとめることができた。アービッドにとっては残念だった。間違いなく2台ともQ3進出できるポテンシャルがあったと思う。それでもチームにとってポジティブな要素はたくさんある。ペースは予想以上に良かったし、それは励みになる。今は明日に向けてさらに積み上げていくだけだ。さらにポイントを加える大きなチャンスがあるが、簡単なレースにはならない。ここはタイヤのデグラデーションが非常に大きいので、タイヤ管理とすべてを正確に実行することが重要になる。やるべきことに集中し、どこまで行けるか見てみたい」

    9番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)
    「結果には満足している。9番手は僕たちにとって良い結果だし、今日はこれ以上はなかったと思う。予選は決して簡単ではなかった。Q1最初のランでターン3にミスがあり、ラップタイムが抹消された。そのため追加でタイヤを使う必要があり、後半に少し影響した。それでも冷静に進め、うまくまとめてQ3に進出できた。フィールドは非常に接近しているので、今季ベストの予選結果を得られたことは満足している。明日は今季最も暑いレースになるだろうし、タイヤマネジメントとデグラデーションが鍵になる。僕たちのマシンはロングランで比較的強いし、この週末は良いフィーリングを持てているので、ポイント争いに加われることを期待している」

    10番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「ターン4で少しスピードを持ち込みすぎた。その後ダーティなラインに乗ってしまい、リアを失った。言うことはそれほど多くない。自分のミスだ。明日は良いレースができると思う。アップグレードは確かな前進だったし、できるだけ多くのポジションを取り戻してチームに良い結果を持ち帰りたい」

    2026年のF1世界選手権 バルセロナ・カタルーニャGP

    11番手:アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)
    「Q2の最後が不運だったので少しがっかりしている。ターン1に向かう途中でデプロイメントがなくなり、最後のアタックを中止せざるを得なかった。その時点ですでに2秒近く失っていたので、どうすることもできなかった。それでも週末を通してマシンは速かったし、どのセッションでも競争力があった。素晴らしい仕事をしてくれたチームに感謝したい。明日はタイヤのデグラデーションが大きく、少なくとも2ストップになる長いレースになると思う。ポイント獲得のチャンスは十分にあるし、レース中には多くの機会が訪れるはずだ。そのすべてを活かし、マシンから最大限を引き出したい」

    12番手:ガブリエル・ボルトレト(アウディ)
    「全体的にはまずまずの予選だった。最後のアタックラップも悪くなかったが、最終セクターではもう少しタイムを稼げたかもしれない。週末を通してフィールドは非常に接近していたので、クリーンなラップをまとめて持っている力を最大限に引き出すことが重要だった。明日にはいくつかチャンスがあると思う。多くはレースペース次第だが、良い仕事ができる自信はあるし、トップ10に入ることを目指したい」

    13番手:フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    「今日も難しい一日だったし、望んでいた結果にはならなかった。昨日から多少の改善はあったが、金曜日から土曜日にかけて期待していたほどの前進ではなかったし、これまでのレースで見せていたレベルにも届かなかった。マシンに快適さを感じられておらず、かなり滑っているので予測しづらく、特に予選アタックでは運転が難しかった。努力不足ではない。グループ全体で問題を理解しようと懸命に取り組んでいる。さまざまなことを試したが、Q3を争えるほどの改善は得られなかった。今週末はトップ10に近い位置で戦いたかったが、実際にはかなり離されていた。明日は暑さとデグラデーションによって戦略が分かれるかもしれないので、ポイント獲得を目指して全力を尽くす」

    14番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    「難しい一日だった。このサーキットでは何らかの理由で苦戦しているようだ。今日はもう少し上を狙えたと思うが、Q3は明らかに遠かった。週末を通してマシンに快適さを感じられず、いくつかの点を理解しようとしている。ブレーキングで攻めることができず、自信も持てない。マシンがかなり動いてしまう。シャシー交換を含めて一晩でいくつか試したが、求めている答えはまだ見つかっていない。やるべきことはたくさんある。明日はタイヤのデグラデーションがかなり大きくなるはずなので、誰にとっても厳しいレースになるだろう。できる限り順位を取り戻したい」

    15番手:オリバー・ベアマン(ハース)
    「非常に難しい週末になっている。FP1からFP2にかけては前進できたと思ったが、一晩で後退してしまった。FP3は良くなかったし、今朝は本当に苦しかった。よく知っているベースセットアップに戻したが、正直これ以上はできなかったと思う。Q1のラップには満足しているし、その時は他チームに対して比較的競争力があった。ただ、他チームがタイヤ1~2セットだったのに対し、僕たちは3セット使った。Q2では条件がより平等になった。とはいえ明日に向けては前向きだ。昨日のレースペースは良かったし、決勝ではもっと競争力を発揮できると思う」

    16番手:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    「今日は持っているものを最大限に引き出し、Q2進出という目標を達成できた。これがこのサーキットでの僕たちの実力を正直に示していると思う。Q1で新品タイヤをすべて使ったので、Q2ではこれ以上引き出せるものがほとんどなく、16番手以上に上がることはできなかった。明日は新たな気持ちで臨む。ここでは何が起きても不思議ではない。純粋なペースではポイントは難しいが、このサーキットはマシンへの負荷が大きく、戦略が大きな違いを生む可能性がある。訪れるチャンスを逃さないよう準備しておく。ここまでは難しい週末だが、スペインのファンの応援は本当に素晴らしい。明日は持てるすべてを出し切る」

    17番手:エステバン・オコン(ハース)
    「今日はもっと良い結果になるはずだった。2回目のランでデプロイメントの問題が発生し、不利な状況に追い込まれた。実際には最初のランは速かった。3回目のランではストレートによって速かったり遅かったりという状況になり、最後のラップを最適化することはできなかった。マシンについては良い仕事ができていたので、もっと上に行けなかったのは残念だ。明日は何が起こるかわからない。長いレースになるし、ピットストップも多くなるだろう。何ができるか見てみたい」

    18番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    「難しい週末になっている。本来ここまで苦しむべきではなかったと思う。マシンバランスは完全にちぐはぐで、前後ともに滑っていたし、コーナーに入るたびに違う挙動をしていた。リズムも一貫性もなく、積み上げていくことができなかった。このサーキットが難しいことは分かっていたが、ここまでとは思っていなかった。カルロスは予選で僕より少し良いものを見つけていたので、今夜はそのデータを見て何が問題だったのか理解したい。純粋なペースではポイントは難しいが、ここはタイヤのデグラデーションが大きく、多くのピットストップとさまざまな戦略が見られるだろう」

    19番手:セルジオ・ペレス(キャデラック)
    「週末の最初から決勝を重視していたので、予選ではある程度の妥協が必要になることは分かっていた。それでも今日はポテンシャルを最大限に引き出せたと思うし、予想以上に前との差を縮められたのは励みになる。特にこうしたサーキットではタイヤ戦略とデグラデーションが重要な要素になるだろう。そのために最善の準備をしてきた。できることはすべてやったので、あとはあらゆるチャンスを活かし、しっかり実行して、パッケージから最大限を引き出すだけだ」

    20番手:バルテリ・ボッタス(キャデラック)
    「FP3が大きく制限されたことを考えれば、良い予選だった。チームは問題を特定し、修復してくれた。フリー走行でのダメージによって一部の旧仕様パーツに戻さなければならなかったが、その状況を考えれば最大限を引き出せたと思う。ガレージの全員が時間内にマシンを準備してくれた。以前よりウィリアムズに近づき、アストンマーティンとの差も広げているように見えるが、まだ改善の余地はある。明日のレースではタイヤのデグラデーションとオーバーヒート管理が重要になる。おそらく最低でも2ストップになるので、そこからチャンスが生まれるだろう」

    21番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「ここバルセロナでは依然としてドライバビリティの問題に苦しんでいる。ダウンフォースが不足していて、このサーキットではそれが特に厳しい。そして必要なパワーも足りていない。明日どうなるか見てみよう」

    22番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    「最後尾で予選を終えたことに驚きはない。今のマシンパフォーマンスを考えれば、これが僕たちのレベルだ。シフトダウンの問題があり、予選ラップでは非常に運転が難しかった。それでもスペインのファンの前で走るのは特別なことだ。週末を通して素晴らしい応援をしてくれたみんなに感謝したい」

  • ランス・ストロール F1予選で42戦ぶりにアロンソ超えも「どうでもいい」

    ランス・ストロール F1予選で42戦ぶりにアロンソ超えも「どうでもいい」

    ランス・ストロールは、F1バルセロナ・カタルーニャGP予選でフェルナンド・アロンソを上回ったものの、その結果に特別な意味を見出していないことを明かした。

    アストンマーティンの両ドライバーは苦しい予選を強いられ、ストロールが21番手、アロンソが22番手でQ1敗退。母国レースを迎えたアロンソとともに最後尾グリッドから決勝をスタートすることになった。

    ストロールがグランプリ予選でアロンソを上回ったのは、2024年イギリスGP以来のことだった。それまでアロンソは42戦連続でチームメイトを予選で上回っていた。

    しかし、その記録を止めたことについてストロールは関心を示さなかった。

    予選後、RacingNews365を含むメディアから、この結果に何か意味を感じるかと質問されると、ストロールは短く答えた。

    「いや、興味はない」

    今回の予選でアストンマーティンは厳しいパフォーマンスに終始した。AMR26はF1新規参戦チームのキャデラックにも及ばず、セルジオ・ペレスとバルテリ・ボッタスが確保した21列目の後方に沈んだ。

    記者から「もしチームがもっと上位で戦っている状況なら、その記録に意味を感じたか」と重ねて問われると、ストロールはさらに率直な言葉を口にした。

    「分からない。そんなことどうでもいい」

    ストロールはグランプリ予選では長らくアロンソに後れを取っていたが、2025年の中国GPスプリント予選ではアロンソを上回っていた。

    それでも今回の発言からは、42戦ぶりにアロンソを予選で上回ったことよりも、最後尾争いを強いられているアストンマーティンの競争力不足に対する不満の方が大きいことがうかがえた。

    【関連】
    ・F1バルセロナ・カタルーニャGP 予選 結果・タイムシート

  • シャルル・ルクレール F1バルセロナGP予選クラッシュ「本当に恥ずかしい」

    シャルル・ルクレール F1バルセロナGP予選クラッシュ「本当に恥ずかしい」

    シャルル・ルクレールは、F1バルセロナ・カタルーニャGP予選Q3でクラッシュを喫した後、自らのミスを厳しく受け止め、「恥ずかしい」と語った。

    フェラーリは週末を通じて好調で、ルクレール自身もフロントロー、さらにはポールポジションを争える手応えを得ていた。しかしQ3最初のアタックでターン4のウォールにヒットし、タイムを記録できないまま10番手に終わった。

    ルクレール、Q3クラッシュを「言い訳できない」と認める
    ルクレールはQ3最初のプッシュラップでターン4に進入した際、汚れたラインに乗ったように見え、その後リアを失ってウォールにクラッシュした。

    マシンから自力で降り、身体に問題はなかったが、セッションは赤旗中断となり、ルクレールはQ3でタイムを残せなかった。

    予選後、ルクレールはSky Sportsに対し、次のように語った。

    「僕は大丈夫だ。ありがとう。ただ、ああいうクラッシュの後にここにいることを本当に恥ずかしく思う」

    「何をしたのか? ブレーキを早くリリースした。スピードを持ち込もうとした。前のラップでは、ほとんどのコーナーで最速に近かったと思う。ターン4以外は」

    「そこが弱点だと分かっていた。そのラップではすべてを完璧にしなければならないと分かっていた。そして挑戦した。もちろん後悔しているし、改めて本当に恥ずかしく思う」

    カナダとモナコとは違い、今回はマシンに問題はなかった
    ルクレールは直近のカナダを「これまでで最悪の週末」と表現し、前戦モナコでもクラッシュを喫していた。

    ただし、今回のバルセロナ・カタルーニャGPについては、これまでのような難しいマシン状態を言い訳にはできないと強調した。

    「直近の2戦、カナダとモナコでは、非常に扱いにくい構成で走っていた。それが簡単ではなかった」

    「モナコはああいう終わり方になった。それも受け入れるのが本当に難しかった。自分にできることがほとんどなかったと分かっていたからだ」

    「でも今週末はそうではなかった。マシンは素晴らしかった。マシンの感触も最高だった。それなのに僕が結果を出せなかった」

    「それどころか、もっと悪い。ウォールに突っ込んでしまった。だから言い訳はない。ただ恥ずかしい」

    ハミルトンはフロントロー、フェラーリの速さが悔しさを増幅
    ルクレールは最近の苦戦を受け、異なるブレーキ構成にも取り組んでいたが、今回のクラッシュにブレーキが影響したとの見方は否定した。

    フェラーリには週末を通じて競争力があり、チームメイトのルイス・ハミルトンはフェラーリ移籍後初のフロントローを獲得した。だからこそ、ルクレールにとって今回のミスはさらに受け入れがたいものとなった。

    決勝ではジョージ・ラッセルがポールポジション、ハミルトンが2番手、アンドレア・キミ・アントネッリが3番手からスタートする。一方、ルクレールは10番手から追い上げを狙う。

    シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ) バルセロナ 予選

    決勝への唯一の救いは「感触が戻った」こと
    バルセロナ・カタルーニャはオーバーテイクが簡単なサーキットではないが、高いタイヤ劣化が戦略の幅を広げる可能性がある。

    ルクレールは、予選で得られた唯一のポジティブな要素として、マシンへの感触が戻ったことを挙げた。

    「セッション後にカメラの前で話すことも、僕たちの仕事の一部だ」

    「でもこういうことが起きると、特にここ数週末は全体的にパフォーマンスを見つけるのが難しかっただけに、本当に恥ずかしく思う」

    「唯一ポジティブに受け取れるのは、マシンの中での感触が戻ってきたことだ。明日に向けては、いいレースができると楽観的に考えている」

    「でも、それを示さなければならない。完璧なレースをする必要がある。今日のミスを少しでも許せるものにするには、それが最低限だ」

    「でも、本当に残念だ」

    【関連】
    ・シャルル・ルクレールがQ3でクラッシュ 珍しい場所での事故に注目集まる

  • リアム・ローソン F1バルセロナGP予選8番手「3戦連続入賞が目標」

    リアム・ローソン F1バルセロナGP予選8番手「3戦連続入賞が目標」

    2026年F1第7戦バルセロナ・カタルーニャGPの予選で、レーシングブルズのリアム・ローソンが8番手を獲得した。モナコGPに続く2戦連続のQ3進出を果たし、決勝では自身初となる3戦連続ポイント獲得に挑む。

    今季序盤は苦戦もあったローソンだが、ここ数戦で着実にパフォーマンスを向上させており、モナコGPの6位入賞に続く好結果が期待される。バルセロナはタイヤマネジメントが重要となる難コースだが、ローソンは競争力に自信を見せている。

    予選8番手で好位置を確保
    ローソンは予選で8番手を獲得。Q3でクラッシュしたシャルル・ルクレールを除けば、マクラーレンのオスカー・ピアストリやアウディF1のニコ・ヒュルケンベルグらと肩を並べる位置につけた。

    これは今季3回目のトップ10グリッドであり、前戦モナコGPに続く2戦連続のQ3進出となった。

    金曜日のFP2では電気系統のトラブルにより走行時間を失ったが、予選では見事に立て直した。

    「かなり満足している。正直に言うと、今日は昨日よりも難しい一日だった」

    「週末のスタートは良かったけれど、昨日の終盤は少し難しかった」

    「今朝はバランスを見つけるのに苦労したけれど、Q2で本当に良いラップをまとめることができた。だからとても満足している」

    「明日に向けて良い位置につけていると思う」

    Q2の一発がQ3進出を決定づける
    ローソンにとって重要だったのはQ2だった。

    チームメイトのアービッド・リンドブラッドは11番手となり、わずかコンマ1秒差でQ3進出を逃した。一方でローソンはトップ10入りを果たし、レーシングブルズ勢で唯一Q3に進出した。

    今季のレーシングブルズは中団勢の中でも安定した競争力を見せており、ローソンはそのパフォーマンスを最大限に引き出している。

    リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) バルセロナ

    キャリア初の3戦連続ポイント獲得を狙う
    ローソンは直近2戦で連続入賞を果たしている。

    モナコGPでは予選10番手から6位入賞を記録。今回もポイント圏内スタートとなることから、自身初となる3戦連続ポイント獲得の可能性が高まっている。

    ただし、決勝については厳しい展開を予想している。

    「もちろんその流れを続けたい。それが目標だ」

    「週末を通して速いマシンがあった」

    「でも明日は、今年ここまで経験してきたどのレースよりも厳しいレースになると思う」

    「このサーキットではタイヤが本当に厳しい。だからタフなレースになるはずだ」

    タイヤマネジメントが勝負の鍵
    バルセロナ・カタルーニャGPは高速コーナーが多く、タイヤへの負荷が大きいことで知られる。週末を通じて各チームがデグラデーションに苦しんでおり、決勝では戦略とタイヤ管理が大きな鍵を握る。

    ローソンは予選で速さを示した一方、決勝では後方から迫るフェラーリ勢やアウディF1勢との戦いも予想される。それでも8番グリッドという好位置からスタートすることで、キャリア初の3戦連続入賞達成に向けて絶好のチャンスを迎えている。

  • F1バルセロナ・カタルーニャGP予選 ハイライト動画

    F1バルセロナ・カタルーニャGP予選 ハイライト動画

    2026年F1第7戦バルセロナ・カタルーニャGPの予選が行われ、ジョージ・ラッセルが1分14秒679でポールポジションを獲得した。

    ルイス・ハミルトンが2番手、アンドレア・キミ・アントネッリが3番手に続き、メルセデスとフェラーリが上位を争う接戦となった。一方、シャルル・ルクレールはQ3でクラッシュし、タイムを記録できず10番手に終わった。

    ラッセルが今季3度目のポール
    FP1とFP3でトップタイムを記録していたラッセルは、予選でも力強い走りを見せた。Q3では1分14秒679をマークし、ハミルトンを0.064秒差で抑えて今季3度目のポールポジションを獲得した。

    ハミルトンは最後のアタックで2番手に浮上し、フェラーリ移籍後の好調ぶりを示した。アントネッリは3番手となり、2026年のグランプリ予選で初めてフロントローを逃した。

    ルクレールがQ3でクラッシュ
    シャルル・ルクレールはQ3序盤、ターン4で挙動を乱してグラベルを通過し、バリアにクラッシュした。

    ルクレールはQ3でタイムを残せず、決勝は10番手からスタートする。フェラーリにとっては、ハミルトンがフロントローを獲得した一方で、ルクレールが上位争いから脱落する明暗の分かれた予選となった。

    F1バルセロナ・カタルーニャGP 予選ハイライト動画

    予選トップ10
    1位 ジョージ・ラッセル(メルセデス) 1分14秒679
    2位 ルイス・ハミルトン(フェラーリ) 1分14秒743
    3位 アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) 1分14秒998
    4位 ランド・ノリス(マクラーレン) 1分15秒001
    5位 マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング) 1分15秒021
    6位 アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)
    7位 オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    8位 リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    9位 ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディF1)
    10位 シャルル・ルクレール(フェラーリ) ノータイム

  • フェルナンド・アロンソ F1バルセロナGP予選「最悪のマシンと最悪のエンジン」

    フェルナンド・アロンソ F1バルセロナGP予選「最悪のマシンと最悪のエンジン」

    フェルナンド・アロンソはF1バルセロナ・カタルーニャGP予選で22番手に終わり、地元スペインのファンの前で厳しい結果を受け入れざるを得なかった。アストンマーティンAMR26の深刻な競争力不足に苦しむなか、レース後の取材ではメディアに対して苛立ちを見せる場面もあった。

    アストンマーティンは今季ここまで低迷が続いており、アロンソはマシンの欠陥について繰り返し説明を求められている。

    予選後のインタビューでは、チームの苦境に関する質問に対して皮肉を交えながら現状を語った。

    アロンソ「問題はいつもと同じ」
    予選最下位という結果についてアロンソは、もはや驚きはないと語った。

    「いつもの欠点と同じだ」

    さらに取材陣に対し、やや感情をあらわにしながら次のように続けた。

    「チームを苦しめたいのは分かっている。この状況が現実だし、その目的は達成できている。おめでとう」

    その上で、AMR26が抱える問題を具体的に列挙した。

    「エンジンは非常に悪い。おそらく最悪だ。エネルギー配分も悪いし、ギアボックスにも問題がある。空力面にも問題を抱えている」

    「すべて改善しようと取り組んでいる。シーズン後半には少しでも良いニュースを届けられればと思う」

    夏の大幅アップデートに期待
    アストンマーティンは現在のAMR26への細かな開発を事実上停止し、夏に投入予定の大規模アップデート版に開発リソースを集中している。

    アロンソはその方針を改めて説明した。

    「最悪のマシンと最悪のエンジンだ。僕たちはずっと明確に説明している。シーズン後半に新しいクルマと新しいエンジンが来る」

    「この戦略を選んだし、毎週末同じことを言っている。2週間後のオーストリアでも予選最下位だろう」

    また、この日の予選ではギアボックスの不具合が特に深刻だったという。

    「一番ひどかったのはギアボックスだ」

    「あるコーナーではサイドブレーキを引いたような状態になり、リアタイヤがロックした。別のコーナーではブレーキング中なのにスロットルが半分開いたままで、そのまま直進してしまった」

    「今は毎周回がコイントスみたいなものだ。予選は本当に難しかった」

    フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム) バルセロナ

    42戦連続の対ストロール予選勝利がストップ
    今回の予選では、ランス・ストロールが21番手、アロンソが22番手となり、アロンソの連続記録も途切れた。

    アロンソはこれまで42戦連続でストロールを予選で上回っていたが、その記録はバルセロナで終了した。

    それでもアロンソはチームメイトを高く評価した。

    「良い記録だった」

    「彼は以前セバスチャン・ベッテルとも組んでいたし、とても速いドライバーだ。見た目以上に差は小さいし、実際には前にいることも多い。みんなが覚えている以上にね」

    決勝への期待も薄い状況
    通常であれば好スタートでポジションアップを狙うアロンソだが、現在のマシンではそれすら意味がないと感じている。

    「むしろスタートで失敗して自分の位置に残った方がいい」

    「良いスタートを決めて11番手や12番手、14番手まで上がっても、最初の6周で6台に抜かれる」

    「それは楽しくない」

    アストンマーティンは7月のベルギー投入を目指す大規模アップデート車に望みを託している。しかし現状の競争力を見る限り、アロンソにとっては我慢の時間がまだ続きそうだ。

    【関連】
    ・ホンダF1 バルセロナ・カタルーニャGP予選「概ね想定どおりの結果」

  • ホンダF1 バルセロナ・カタルーニャGP予選「概ね想定どおりの結果」

    ホンダF1 バルセロナ・カタルーニャGP予選「概ね想定どおりの結果」

    ホンダは2026年F1第7戦バルセロナ・カタルーニャGPの土曜日、高温コンディションの中でアストンマーティンF1とともにFP3および予選に臨み、決勝に向けた重要なデータ収集を進めた。

    予選結果は厳しいものとなり、ホンダのパワーユニットを搭載するアストンマーティン勢はランス・ストロールが21番手、フェルナンド・アロンソが22番手。両ドライバーともQ1で敗退した。

    折原伸太郎「概ね想定どおりの結果」
    ホンダF1トラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアの折原伸太郎は、予選後の状況について次のように総括した。

    「本日の予選順位は、概ね想定どおりの結果となりました。FP3では、高温の中でも2台とも冷却面での問題はなく、計画通りの走行プログラムを完了しました」

    また、決勝を見据えたパワーユニット運用面の確認も順調に進んだことを明らかにした。

    「予選および明日の決勝に向け、様々な状況下でのエネルギーマネジメントを確認できています」

    ホンダF1 本田技研工業 バルセロナ

    アストンマーティンはストロール21番手 アロンソ22番手
    アストンマーティンは予選で苦戦し、ランス・ストロールが21番手、ホームレースとなるフェルナンド・アロンソが22番手に終わった。

    両ドライバーともQ1突破には届かず、決勝は最後尾からのスタートとなる。しかしホンダとしては、週末を通じて冷却性能やエネルギーマネジメントに関するデータを収集できており、決勝ではその成果を活用しながら追い上げを目指す。

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  • ジョージ・ラッセル今季3度目のポール獲得 ハミルトンがフロントロー復帰

    ジョージ・ラッセル今季3度目のポール獲得 ハミルトンがフロントロー復帰

    ジョージ・ラッセルがF1バルセロナ・カタルーニャGP予選でポールポジションを獲得した。メルセデスのラッセルは1分14秒679を記録し、フェラーリのルイス・ハミルトン、チームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリを抑えた。

    一方、シャルル・ルクレールはQ3序盤にクラッシュ。セッション終盤まで上位争いに加わっていたが、タイムを記録できず10番手に終わった。

    ラッセルが今季3度目のポール
    モナコで悔しい週末を過ごしたラッセルは、バルセロナ・カタルーニャで力強く反撃した。予選を通じて常に上位につけ、Q3では1分14秒679をマーク。このタイムは最後まで破られず、今季3度目のポールポジションとなった。

    ハミルトンは終盤のアタックで2番手に浮上し、フロントロー復帰を果たした。これにより、アントネッリは3番手に後退。2026年のグランプリ予選では自己ワーストの順位となった。

    ルクレールはQ3でクラッシュ
    ルクレールは予選の大半で上位争いに加わっていたが、Q3序盤にバリアへ直進する形でクラッシュ。ラップタイムを残せず、決勝は10番手からスタートする。

    通常は大きなクラッシュが起こりにくい区間での事故だったこともあり、フェラーリにとっては大きな痛手となった。

    ノリス4番手 レッドブル勢が続く
    4番手にはマクラーレンのランド・ノリスが入り、5番手はマックス・フェルスタッペン、6番手はアイザック・ハジャーとなった。オスカー・ピアストリは7番手にとどまり、マクラーレン勢は2列目と4列目に分かれる形となった。

    8番手にはレーシングブルズのリアム・ローソン、9番手にはアウディのニコ・ヒュルケンベルグが入り、それぞれ存在感を示した。

    リンドブラッドはQ3進出ならず
    フリー走行で好調だったアービッド・リンドブラッドはQ3進出に届かず11番手。ターン1でデプロイメントがなかったと報告している。

    その後方にはガブリエル・ボルトレト、フランコ・コラピント、ピエール・ガスリー、オリバー・ベアマンが続き、カルロス・サインツJr.は母国での1戦目を16番手から迎える。

    Q1ではエステバン・オコンが17番手で敗退。アレクサンダー・アルボン、セルジオ・ペレス、バルテリ・ボッタス、ランス・ストロール、フェルナンド・アロンソもQ1で姿を消した。アロンソは2013年にこのサーキットで最後のF1勝利を挙げているが、今回は最後尾からのスタートとなる。

    F1 バルセロナ 予選

    Q1:ハミルトン最速 アロンソは母国で最後尾
    予選は高温下で行われ、路面グリップの低さとタイヤデグラデーションが大きな課題となった。FP1とFP3でトップタイムを記録していたラッセルが有力候補と見られた一方、改善を見せていたマクラーレン勢、そしてFP3でトラフィックに阻まれたアントネッリも上位争いに加わると見られていた。

    Q1開始前にはピットレーン出口に列ができ、各チームがグリーンライトを待った。午前のFP3でブレーキトラブルにより走行時間を失っていたキャデラックF1のバルテリ・ボッタスが最初にコースイン。ハース、ウィリアムズ、アストンマーティン勢も続き、各車はミディアムとソフトを組み合わせて最初のアタックへ向かった。

    序盤はソフトタイヤを履いたカルロス・サインツJr.が1分18秒107を記録し、エステバン・オコンとオリバー・ベアマンを上回った。ただし、このタイムはFP3の最速から約2.5秒遅く、本格的な上位勢のアタック前の暫定基準にすぎなかった。

    その後、ポール候補たちがコースに姿を見せると、まずマックス・フェルスタッペンがサインツJr.のタイムを大きく更新。続いてルクレールが1分15秒台に入り、トップに立った。

    FP1とFP3で最速だったラッセルもすぐにトップへ浮上したが、フェラーリのハミルトンがわずかに上回り、Q1最速タイムを記録した。その直後、ランス・ストロールがグラベルを通過したことで一時的にイエローフラッグが提示された。

    ウィリアムズ勢も苦しい展開となった。サインツJr.はロックアップを喫し、アレクサンダー・アルボンはコースをワイドに使ってしまい、残り5分の時点で2台とも敗退圏周辺にとどまった。

    最後のアタックでは全車がソフトタイヤを装着。サインツJr.は16番手で辛くもQ2進出を決めた一方、オコンは17番手、アルボンは18番手で敗退した。キャデラックF1のセルジオ・ペレスとボッタスは19番手と20番手。アストンマーティンのストロールとフェルナンド・アロンソは最後列となった。

    44歳のアロンソは母国レースで22番手に終わり、42戦ぶりにチームメイトのストロールに予選で敗れた。

    Q1敗退:オコン、アルボン、ペレス、ボッタス、ストロール、アロンソ

    Q2:ラッセルが首位 ヒュルケンベルグがQ3進出
    Q2ではアルピーヌ勢が最初にコースインし、Q3進出を狙った。ピエール・ガスリーが最初のタイムを刻んだが、すぐにアウディのニコ・ヒュルケンベルグが上回り、その後フェルスタッペンがトップタイムを記録した。

    続いてメルセデスとフェラーリも上位に加わり、セッション中盤にはラッセル、ルクレール、アントネッリの上位3台がわずか0.067秒以内にひしめいた。上位争いは非常に僅差となり、ひとつのミスやタイヤの状態が大きく順位を左右する状況だった。

    一方で、マクラーレン勢はこの時点で苦しい位置にいた。ランド・ノリスとオスカー・ピアストリは中古タイヤでアタックしたため、ノリスが8番手、ピアストリが10番手にとどまった。

    ノリスはリアのロックに苦しみ、無線で感触が「ひどい」と訴えた。マクラーレンは安全策を取り、ノリスとピアストリを予定より早めに再びコースへ送り出した。

    フレッシュタイヤに履き替えたマクラーレン勢は、ショック敗退を避けるには十分なタイムを記録した。だが、レーシングブルズのアービッド・リンドブラッドはヒュルケンベルグに0.1秒未満の差で届かず、11番手でQ2敗退となった。

    12番手にはアウディのガブリエル・ボルトレト、13番手にはアルピーヌのフランコ・コラピントが入り、チームメイトのガスリーを上回った。ガスリーは14番手、ベアマンは15番手、サインツJr.は16番手でQ2敗退となった。

    Q2敗退:リンドブラッド、ボルトレト、コラピント、ガスリー、ベアマン、サインツJr.

    Q3:ルクレールがクラッシュ ラッセルがハミルトンを退ける
    Q2で上位勢の差が極めて小さかったことから、Q3は誰がポールを獲得してもおかしくない展開となった。残った10台は、週末最高のラップを狙ってコースへ向かった。

    Q3序盤にタイムを記録できたのはフェルスタッペンとピアストリだけだった。ピアストリは1分15秒176を記録して暫定トップに立ったが、その直後にルクレールがターン4で異常なスナップに見舞われた。

    ルクレールはリアを失い、修正したところでマシンがグリップを取り戻し、オーバーコレクションの形となった。そのままグラベルを通過し、バリアにクラッシュ。セッションは赤旗中断となり、ルクレールはQ3でタイムを残せないまま予選を終えることになった。

    残り8分でセッションが再開されると、アントネッリがクリアエアを生かして暫定3番手に入った。しかし、チームメイトのラッセルがそれを上回り、ピアストリに0.091秒差をつけて暫定ポールへ浮上。ラッセルの最初の基準タイムは1分15秒145だった。

    終盤にはアントネッリがそのタイムを上回ったが、ラッセルはすぐにさらに速いラップで応戦。1分14秒679を記録し、ポールポジションを決定づけた。

    さらに最後のアタックでハミルトンが2番手へ浮上し、ラッセルに0.064秒差まで迫った。これによりアントネッリは3番手に後退し、2026年のグランプリ予選で初めてフロントローを逃した。

    4番手にはノリスが入り、アントネッリとの差はわずか0.003秒だった。5番手フェルスタッペン、6番手ハジャーとレッドブル勢が続き、ピアストリは7番手。8番手にはレーシングブルズのリアム・ローソン、9番手にはアウディのヒュルケンベルグが入り、ルクレールはノータイムで10番手となった。

    ラッセル「昔の自分に戻ったような感覚」
    ポールを獲得したラッセルは、予選後に週末の手応えを語った。

    「ここまでは素晴らしい週末です。昔の自分に戻ったような感覚が少しあって、毎ラップで自分の仕事ができているし、常に上位で戦えています」

    「ここ数戦はいろいろな理由で僕たちの側に流れが来ていませんでした。でも今週末は白紙の状態で入ってきて、感触も良かったです。ポールに立ててうれしいです」とラッセルはコメントした。

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    F1バルセロナ・カタルーニャGP 予選 結果・タイムシート

    2026年F1バルセロナ・カタルーニャGP 予選の結果・タイムシート。6月13日(土)にカタルーニャ・サーキットで2026年のF1世界選手権 第7戦 バルセロナ・カタルーニャグランプリの公式予選が行われた。

    ポールポジションを獲得したのはジョージ・ラッセル(メルセデス)。2番手にルイス・ハミルトン(フェラーリ)、3番手にアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が続いた。アストンマーティン・ホンダは、ランス・ストロールが21番手、フェルナンド・アロンソは22番手だった。

    ■ ラッセルがポール獲得 メルセデスが予選を支配
    ジョージ・ラッセルが週末を通じた好調を維持し、1分14秒679でポールポジションを獲得。FP1とFP3でも最速を記録しており、予選でもその速さを証明した。終盤はハミルトンやアントネッリが迫ったが、最後まで首位を守り切った。

    ■ ハミルトンがフェラーリ移籍後最高位のフロントロー
    ルイス・ハミルトンはラッセルからわずか0.064秒差の2番手。Q1ではトップタイムを記録し、Q3最終アタックでも大きくタイムを伸ばした。フェラーリ勢の中でも存在感を示し、決勝で優勝争いに加わる位置を確保した。

    ■ ルクレールがQ3でクラッシュ 赤旗の原因に
    Q3序盤、シャルル・ルクレールがターン4〜5間でスピンを喫してバリアに接触。リアのスナップを修正した際にマシンが急激にグリップを回復し、オーバーコレクションにつながった。フロントウイングを破損したものの、自力でマシンを降りて無事が確認された。

    ■ 赤旗後の戦略が明暗を分ける
    赤旗時点でタイムを記録していたのはピアストリとフェルスタッペンのみ。その他のドライバーは再開後に限られた時間の中でタイヤ戦略を組み立てる必要があった。メルセデスは中古タイヤで一度走った後に新品ソフトへ履き替える二段構えの戦略を採用した。

    ■ アントネッリは3番手 メルセデス1-3を達成
    アンドレア・キミ・アントネッリはFP3でトラフィックの影響を受けたものの、予選では見事に立て直した。Q3では一時パープルセクターを記録するなど速さを見せ、3番グリッドを獲得。メルセデスにとって理想的な予選結果となった。

    ■ マクラーレンは予想ほど伸びず
    週末前には有力候補と見られていたマクラーレンだったが、予選が進むにつれて勢いを失った。ノリスは4番手、ピアストリは7番手に終わり、ポール争いではメルセデスとフェラーリに後れを取った。

    ■ ローソンとヒュルケンベルグがQ3進出
    中団勢ではリアム・ローソンとニコ・ヒュルケンベルグが光った。ローソンはリンドブラッドを上回って8番手、ヒュルケンベルグも今季初のQ3進出を果たし9番手を獲得。レーシングブルズとアウディの競争力を示す結果となった。

    ■ Q1ではアストンマーティン勢が揃って敗退
    Q1ではオコン、アレクサンダー・アルボン、ペレス、ボッタスに加え、ストロールとアロンソのアストンマーティン勢が脱落。地元スペインでの予選となったアロンソだったが、22番手で厳しい結果に終わった。

    F1バルセロナ・カタルーニャGP 予選 結果・タイムシート

    順位 No ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
    1 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分15秒717 1分15秒228 1分14秒679
    2 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分15秒625 1分15秒418 1分14秒743
    3 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分15秒977 1分15秒295 1分14秒998
    4 1 ランド・ノリス マクラーレン 1分16秒287 1分15秒361 1分15秒001
    5 3 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分16秒352 1分15秒484 1分15秒021
    6 6 アイザック・ハジャー レッドブル 1分16秒427 1分15秒754 1分15秒077
    7 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分16秒138 1分15秒518 1分15秒090
    8 30 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分16秒673 1分15秒585 1分16秒542
    9 27 ニコ・ヒュルケンベルグ アウディ 1分16秒066 1分15秒768 1分16秒657
    10 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分15秒964 1分15秒281  
    11 41 アービッド・リンドブラッド レーシングブルズ 1分16秒425 1分15秒840  
    12 98 ガブリエル・ボルトレト アウディ 1分16秒616 1分16秒001  
    13 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分16秒590 1分16秒191  
    14 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分16秒599 1分16秒261  
    15 87 オリバー・ベアマン ハース 1分16秒571 1分16秒389  
    16 55 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分16秒881 1分16秒827  
    17 31 エステバン・オコン ハース 1分17秒073    
    18 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分17秒424    
    19 11 セルジオ・ペレス キャデラック 1分17秒545    
    20 77 バルテリ・ボッタス キャデラック 1分17秒757    
    21 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分18秒758    
    22 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分18秒815    

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  • シャルル・ルクレールがQ3でクラッシュ 珍しい場所での事故に注目集まる

    シャルル・ルクレールがQ3でクラッシュ 珍しい場所での事故に注目集まる

    F1バルセロナ・カタルーニャGP予選Q3で、シャルル・ルクレールがターン4とターン5の間でコントロールを失い、グラベルを通過してバリアに接触するアクシデントが発生した。

    衝突によってフロントウイングを損傷し、メディカルカーが出動したが、ルクレールは自力でマシンを降りて無事な様子を見せた。

    予選最終盤の重要なアタック中に起きたこのクラッシュは、フェラーリにとって痛手となった。一方で、現場は通常なら大きな事故が発生しにくい区間だったことから、原因についても注目が集まった。

    ルクレールがQ3でクラッシュ
    アクシデントはQ3終盤に発生した。ルクレールはターン4とターン5の間でマシンのコントロールを失い、そのままグラベルへ飛び出した。

    マシンはグラベルを横切りながら減速したものの、逃げ切ることはできずバリアに接触。フロントウイングを大きく損傷した。事故直後にはメディカルカーが出動したが、ルクレールは自力でマシンを降りて歩いており、無事が確認された。

    デビッド・クルサード「グリップ以上のトルクがかかった」
    F1 TVで解説を務める元F1ドライバーのデビッド・クルサードは、事故の原因について次のように分析した。

    「ルクレールはブレーキングゾーンへ進入し、減速していた。その時に突然リアがスナップした。マシンが持つトルクが、タイヤのグリップを上回っていたということだ」

    リプレイ映像では、ルクレールがリアのスライドを修正しようとした直後にマシンが急激にグリップを回復し、その反動でオーバーコレクションが発生した様子が確認された。

    クルサードはさらに「あの場所でレーシングカーがクラッシュするのは非常に珍しい」と述べ、通常は大きなアクシデントが起こりにくい区間での事故だったと指摘した。

    グラベルが衝撃を軽減
    現場はバリアまでの距離が短く、挙動を乱した時点で立て直す余裕はほとんどなかった。

    それでも接触前にグラベルを通過したことで速度が削られ、衝撃はある程度軽減された。ルクレールも自力でマシンを降りており、大事には至らなかった。