カテゴリー: F1バーレーンGP

  • ジョージ・ラッセル 「深夜2時にバスルームで代役の電話を受けた」

    ジョージ・ラッセル 「深夜2時にバスルームで代役の電話を受けた」

    ジョージ・ラッセルは、火曜日の深夜にバーレーンのホテルのバスルームにいたときにメルセデスF1のチーム代表のトト・ヴォルフからルイス・ハミルトンの代役に起用するという電話を受けたと明かした。

    メルセデスF1は、ルイス・ハミルトンが新型コロナウイルスの感染したことを発表した翌日の12月3日(水)の朝にウィリアムズが1回限りのリリースに応じ、F1サヒールGPでジョージ・ラッセルがメルセデスF1のマシンを走らせることを発表した。

    しかし、ジョージ・ラッセルは、前日の深夜にトト・ヴォルフからルイス・ハミルトンの代役を頼まれてから実際に契約が発表されるまでの間、“非常に心配して”待っていたと語った。

    「火曜日の午前2時にトトから電話がかかってきた」とジョージ・ラッセルはF1サヒールGPの木曜記者会見ででメディアに語った。

    「実はバスルームにいて、ちょっと気まずい瞬間だった。電話に出たら『ジョージ、バスルームにいるのか?』と言われたので『すみません、バスルームにいます』と答えた」

    「彼は『残念ながらルイスは新型コロナウイルスに感染した。彼は体調はいい。彼は健康で元気だ。それが最も重要だ。だが、我々は君にドライブして欲しい』と言った。僕は 『わかりました。OKです』と答えた」

    「もちとん、少し眠れない夜になった。翌日、それが実現となった」

    「火曜日に非常に多くの人から確認の電話が64回あった。最終的にそこに到達できてうれしい」

    ジョージ・ラッセルは、メルセデスF1が自分をマシンに乗せるという意志に疑いは持っていなかったが、ウィリアムズが自分をリリースすることに同意するかどうか確信が持てなかったと語る。

    「火曜日、ウィリアムズと契約を結ぶことができるかどうかを確認するのを待っていたので、とても心配だった」とジョージ・ラッセルは語った。

    「この機会を与えてくれた彼らには本当に感謝する必要がある。そのおかげで僕たちはここにいる」

    「メルセデスに戻ってきたのは不思議な感じだ。もちろん、彼らのテスト兼シミュレータードライバーとして2年間を過ごしている。スタッフ全員を知っているので、おかげでチームに戻るために状況ははるかに楽になっている。今週末に向けた準備を学ぶために情報が殺到しているけどね」

  • クビアト 「ミラーに映ったグロージャンの炎上が脳裏を離れなかった」

    クビアト 「ミラーに映ったグロージャンの炎上が脳裏を離れなかった」

    アルファタウリ・ホンダF1のダニール・クビアトは、F1バーレーンGPの1周目にロマン・グロージャン(ハース)が衝撃的なクラッシュに巻き込まれた後、再びレースに集中するのは難しかったと語った。

    ダニール・クビアトとロマン・グロージャンはオープニングラップで接触。グロージャンは高速でバリア突っ込み、マシンは真っ二つに分離して炎上。なんとかグロージャンは脱出に成功して一命をとりとめたが、今週末のF1サヒールGPの欠場が決定している。

    スチュワードは二人のクラッシュを審議せず、どちらのドライバーにも責任は負わせなかった。

    しかし、ダニール・クビアトは、長い赤旗中断を終えてリスタートを迎えたときにも、ミラーで目にしたロマン・グロージャンの事故が脳裏を離れなかったと認める。

    「彼がぶつかってくるのが見えたけど、それを避けるためにできることはあまりなかった。もちろん、オープニグラップではこのようなことは起こるものだと思う。あんな風にマシンが横切ってくるのを見て最初は腹が立った」

    「でも、すぐにミラーで見ると、火と爆発が見えた。いつもとは違った感情だし、異様な感覚だった。自分レースのキャリアの中であのようなものは見たことがない。映画でしか見たことがないものだったし、正直言ってちょっと衝撃的だった」

    アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツトストは、クラッシュへの関与についてダニール・クビアトのせいではないと語り、安心させたという。

    「もちろん、ピットレーンに来たとき、最初は少し心配だった」とダニール・クビアトは振り返る。

    「でも、幸運にも、彼らは僕に映像で彼が大丈夫であることが示されたと教えてくれた。安心したよ」とダニール・クビアトは語る。

    「でも、もちろん、イメージは残っている。正直に言うと、戻るのは簡単ではなかった。でも、それが私の仕事なので、リセットボタンを押してもう一度やり直した」

  • マックス・フェルスタッペン 「予選でクリアラップを得るのは難しいだろう」

    マックス・フェルスタッペン 「予選でクリアラップを得るのは難しいだろう」

    レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンが、2020年のF1世界選手権 第16戦 F1サヒールGPへの意気込みを語った。

    前戦F1バーレーンGPでマックス・フェルスタッペンは2位表彰台を獲得。チームメイトのアレクサンダー・アルボンも3位表彰台を獲得し、ホンダのF1エンジンを搭載したレッドブル・ホンダとして初めてダブル表彰台を達成した

    F1バーレーンGPでのダブル表彰台についてマックス・フェルスタッペンは「僕たちがダブル表彰台を獲得してからしばらく経っていたので、レッドブル・チームに全員にとって素晴らしい結果だった。僕たちにはそれなりのパッケージがあったので、こんなに長い時間がかかったこと、2018年にそれが実現できなかったことにかなり驚いている」とコメント。

    「チームとして望んでいる結果だし、もちろん、現時点で僕たちはメルセデスよりも少し遅いけど、彼らがミスをしたときに利用できるようにそこにいる必要があるし、それが僕たちがしたことだ。僕たち二人とも自分たちにできるすべてを最大化した。僕としても2つのレースが計画どおりに進まった後、表彰台に戻れることができてよかった。今はとにかくシーズンをできる限りベストな結果で終えることが重要だ」

    バーレーン・インターナショナル・サーキットでのダブルヘッダーの2戦目となるF1サヒールGPでは、事実上、ブレーキングを行うコーナーと呼べる場所は4か所のオーバルのような“アウタートラック”で開催される。

    「このようなショートトラックでは、予選でクリアラップを得るのは難しいだろう。特に54秒くらいののラップだしね。コースに出ている人全員が150メートル以内にいると思う!」とマックス・フェルスタッペンは語る。

    「ブルーフラッグとバックマーカーは面白いと思うけど、ラップタイムはもう少し拮抗するはずなので、ギャップがそれほど大きくなるとは思わない」

    F1バーレーンGPではロマン・グロージャンがマシンが炎上する大クラッシュから奇跡的な生還を果たした。レース後、マックス・フェルスタッペンは、事故を見たことでレースを欠場したいと言うドライバーがいた場合、自分がチーム代表だったから解雇するだろうと語っていた。

    そのコメントの真意について質問されたマックス・フェルスタッペンは「人々は僕が言ったことの意味を誤解していると思う」とコメント。

    「僕が言いたかったのは、ドライバーとして、僕たちはマシンに乗ることのリスクを知っているので、疑問に思う人がいるならば、彼らはレースをやめることを考えるべきだということだ。レースに不快感を覚えるなら、それは何も悪いことではない。でも、僕たちははチームの一員であり、彼らはマシンを運転するという僕たちの仕事について僕たちを頼りにしている。ロマンが脱出できなかったら、明らかに日曜日の状況は大きく異なっていただろう」

    「60年代と70年代にははるかに危険だったと思う。それでも、その時代のドライバーはコースに出ていた。なぜなら、周りの友人を失うリスクが非常に高いことを承知したうえで、彼らはそれが自分の仕事であることを分かっていたし、それが彼らの大好きなことだったからだ」

    「現在の安全性は素晴らしいし、僕は全員の決断を尊重しているけど、それが僕の気持ちです。誰もそのような事故を見たいとは思わないけど、本当に重要なのはロマンが無事だったということだけだ」

  • アレクサンダー・アルボン 「最高の結果を出したいという気持ちは強い」

    アレクサンダー・アルボン 「最高の結果を出したいという気持ちは強い」

    レッドブル・ホンダF1のアレクサンダー・アルボンが、2020年のF1世界選手権 第16戦 F1サヒールGPへ向けての意気込みを語った。

    先週末にバーレーン・インターナショナル・サーキットで開催されたF1サヒールGPで、アレクサンダー・アルボンは自身2度目の表彰台となる3位でフィニッシュ。チームメイトのマックス・フェルスタッペンも2位でフィニッシュして、“レッドブル・ホンダ”としては初のダブル表彰台を達成した。

    「表彰台に戻ることができて間違いなくうれしかったし、チーム初のダブル表彰台でもあったのでポジティブな結果だったと思う。さらに重要なのは、多くのポイントを獲得できたことだし、今後もこのような結果を出し続ける必要がある」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

    「僕たちはバーレーンの同じサーキットでレースをするけど、レイアウトは変更され、間違いなく非常に異なっている。今回の僕たちのように、同じトラックでダブルヘッダー開催する場合、サーキットのレイアウトを変更して、スパイスを効かせるのは素晴らしいアイデアだと思う」

    「このレイアウトは非常にユニークで、良いレースになると思う。加えて、このような短いラップで、グランプリ最上最多のの周回数になる。予選はクリアラップを得るという点で非常に難しいだろし、それは別の次元を追加し、面白くしてくれるだろう」

    「でも、トルコやムジェッロのようなトラックを振り返れば、今回のような“異なる”種類のトラックは素晴らしいレースになる傾向があるので、今週末もそうなることを願っている」

    他の何人かのドライバーは、このレイアウトがカオスを生み出す可能性があると語っている。

    それについてアレクサンダー・アルボンは「いつでも動けるように準備しておいて、状況に対応するくらいしか言えることはない」と語る。

    「予選は混乱するだろうけど、それなりに良いラップを刻むための時間は十分にあるはずだ。まずはクリアラップを果て、誰かの邪魔にならないようにする必要がある。トリッキーになるだろうし、図面でサヒールを見れば、このような新しくユニックなトラックでは、エンジニアと協力してマシンセットアップに取り組み、コミュニケーションをとっていくことが鍵となる」

    「かなり短いトラックなので、DRSトレインになって、コース上でマシンがほとんど分離しなくても驚かないだろう。そこでソーシャルディスタンスをとることはできないだろうね!」

    先週末は競争力をみせたレッドブル・ホンダだが、今回のレイアウトはRB16に合っているかと質問されたアレクサンダー・アルボン「今週末はよりパワーセンシィティブなレイアントなので僕たちにとってもっと挑戦になるかもしれない」とコメント。

    「このような短いラップではタイムがとても拮抗すると思うし、マシンセットアップを確実に決める必要がある。先週末から改善すべき点があることは変わっているので、金曜日、土曜日を通してそこを土台にして日曜日のレースに向けてマシンを調整し続けていく」

    まだ2021年のレッドブル・ホンダへの残留が決定していないアレクサンダー・アルボンは、残り2戦が重要となる。

    「誰にとっても非常に忙しいシーズンだったし、メカニックにとって厳しいトリプルヘッダーで締めくくることになるけど、僕の焦点は可能な限り強いシーズンにすることだ」とコメント。

    「前進し、最高の結果を出したいと言う意欲とモチベーションはこれまでになく強い」

  • ロマン・グロージャン、バーレーンのパドックに感動的な帰還

    ロマン・グロージャン、バーレーンのパドックに感動的な帰還

    ハースF1のロマン・グロージャンは、恐ろしいクラッシュからの奇跡的な脱出から4日後にバーレーン・インターナショナル・サーキットのパドックに戻ってきた。

    ロマン・グロージャンは、F1バーレーンGPのオープニングラップでターン3のバリアに高速で突っ込み、マシンはバリアを突き破って2つに分断され、グロージャンが乗ったフロントエンドは炎上。

    ロマン・グロージャンは奇跡的にマシンから脱出。バーレーンの病院で両手に負った火傷の治療を受けた後、3日間の入院を経て水曜日の朝に退院した。

    今週もバーレーン・インターナショナル・サーキットではF1サヒールGPとしてレースが開催されるが、10月にハースF1を去ることが決定しているロマン・グロージャンは欠場し、リザーブドライバーのピエトロ・フィッティパルディが代役を務める。

    木曜日、ロマン・グロージャンは、手に包帯を巻いたままパドックに戻り、チームのとの時間を過ごし、事故現場に最初に到着して救出にあたったFIA医師のイアン・ロバーツやメディアルカーのドライバーであるアラン・ファンデル・メルウェらと再会した。

    左足首を捻挫したことで脚を引きずって歩くロマン・グロージャンには、バーレーン入りした妻のマリオンが付き添った。

    木曜日にロマン・グロージャンと時間を過ごしたチームメイトのケビン・マグヌッセンは、最終戦でグロージャンがレースに復帰することを熱望していると述べた。

    「すべてのことを考慮すれば、彼が無事で本当に良かった。彼が経験したことを考えれば、彼の精神力は信じられないくらいだ」とケビン・マグヌッセンはコメント。

    「すべてが恐ろしい経験だった。もちろん、彼は比較的無傷で生き残ったのでハッピーエンドだった。信じられないくらいのね」

    「本当に目が覚めたよ。特に、とてもよく知っていて、気にかけている人だからね。チームメイトとして4年間、ロマンとは非常に緊密に協力してきたからね」

    「彼は全部のことに対して非常にポジティブで反省的であり、それについてかなり強いように思う」

    「日曜日のレースの直後、文字通り彼があのシーンから脱出した数時間後に彼に会いに行った、そして、すでに彼は車に戻りたいと話していた。彼に脱帽だ」

  • マックス・フェルスタッペン、ハミルトンの“濃厚接触者”に該当も陰性

    マックス・フェルスタッペン、ハミルトンの“濃厚接触者”に該当も陰性

    レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、新型コロナウイルスの感染したルイス・ハミルトンの“濃厚接触者”に該当していたが、PCR検査の結果は陰性だった。

    マックス・フェルスタッペンは、ルイス・ハミルトンが陽性反応を示した前日のF1バーレーンGPで一緒に表彰台セレモニーやトップ3記者会見に出席しており、濃厚接触者として定義された。

    「今シーズンの彼のこれまでのすべての検査と同様に、水曜日に実施したフェルスタッタンの検査は陰性だった」と De Telegraaf は報じた。

    7回のF1ワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンは、月曜日の朝に目が覚めたときに軽度の症状を示し、同時にバーレーンに移動する前に濃厚接触していた人物が陽性だったことを伝えられた。

    先週、ルイス・ハミルトンは、3度の新型コロナウイルス検査を受けて陰性だったが、その後、再検査した結果、陽性反応が出た。そのため、バーレーンのCOVID-19プロトコルと公衆衛生ガイドラインに従って隔離されている。

    「6月にシーズンを開始して以来、チームと僕は可能な限りの予防策を講じてきたし、安全を確保するためにあらゆる場所で規制を遵守してきた」とルイス・ハミルトンはコメント。

    「先週、3回の陰性結果が出ていたけど、残念ながら、昨日の朝、軽度の症状で目が覚め、改めて検査を受けたところ、陽性結果が出た。すぐに僕は10日間の自己隔離に入った」

    「今週末にレースができないことには本当にがっかりしているけど、僕の優先事項は、他の人を守るためにプロトコルとアドバイスに従うことだ。軽度の症状で大丈夫だと感じ、健康を維持するために最善を尽くすことができて本当に幸運だ」

    「みなさんもどうか気をつけて。注意しすぎるということはない。今は誰にとっても心配な時期であり、僕たちは自分自身とお互いのことに気を配る必要がある。前向きに考えよう」

    メルセデスF1は、今週末のF1サヒールGPでルイス・ハミルトンの代役として育成ドライバーでウィリアムズからF1に参戦していたジョージ・ラッセルを起用。ウィリアムズはリザーブドライバーのジャック・エイトケンを起用する。

  • F1サヒールGP:グロージャンの事故現場を含めて安全対策を強化

    F1サヒールGP:グロージャンの事故現場を含めて安全対策を強化

    FIA(国際自動車連盟)は、前戦F1バーレーンGPでのロマン・グロージャン(ハース)のクラッシュに対応し、今週末のF1サヒールGPに先立ってバーレーン・インターナショナル・サーキットの“アウタートラック”に変更を加えた。

    F1バーレーンGPのオープニングラップで、ロマン・グロージャンはダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)と接触した後、ターン3の出口でバリアに突っ込み、マシンは真っ二つに分断され、衝撃で炎上した。

    幸いなことに、ロマン・グロージャンはマシンから脱出することができたが、両手に火傷を負い、飛び降りる際に左足を捻挫した。だが、FIAは恐ろしいクラッシュを受けてさらなる安全対策を施した。

    ロマン・グロージャンがクラッシュしたバリアは、分離の仕方に大きな懸念があり、コックピットに乗ったロマングロージャンが貫通してしまう原因となったため、FIAはタイヤとコンベヤーベルトを通過して対応している。

    アウタートラックで使用される最初の4つのコーナーは、F1バーレーンGPで使用された“グランプリサーキット”と同じもの。その後、ターン5~ターン12がショートカットされ、ターン13で再び合流する。

    F1バーレーンGPのリスタートのためにロマン・グロージャンがクラッシュした現場に敷設されたコンクリートブロックの部分には、新しに鋼製バリアも導入された。

    また、ターン9へのアプローチでマシンが宙を舞う恐れがあったため、アウタートラックでは縁石も削除された。

    「F1レースディレクター、FIAサーキットインスペクター、FIA安全部門による最近のバーレーンGPのレビューに続き、今週末のサヒールGPに先立ち、バーレーン・インターナショナル・サーキットのアウタートラックに以下の変更が加えらる」とFIAは声明を説明した。

    「コンベヤーベルト付きの2列のタイヤがT3とT4の間の右側に取り付けられる」

    「T9の右側にあるタイヤバリアは、コンベヤーベルト付きの4列のタイヤに拡張および深さが増やされる」

    「T8とT9の間の右側の縁石は、アウター・サーキット・レイアウトが使用されている間にマシンが空中に浮かぶリスクを減らすために削除される」

    「これらの変更は、FIAサーキットライセンスの発行条件の第5条に準拠しているため、バーレーン・インターナショナル・サーキットのすべての構成に対する現在のFIAグレード1ライセンスは引き続き有効だ」

    また、ドライバーは、ラップタイムが55秒前後と予想される予選ラップで、ギャップを作ることターン4とターン9の間をあまりに遅く運転することについて警告されている。

    最後にアウタートラックには、2つのDRSゾーンが設けられることも確認された。最初のゾーンはターン3とターン4の間の短いストレートにあり、2番目のゾーンはメインストレートに設置される。

  • ホンダF1 「特徴的なコースレイアウトを十分にシミュレーションした」

    ホンダF1 「特徴的なコースレイアウトを十分にシミュレーションした」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2020年のF1世界選手権 第16戦 F1サヒールGPへの意気込みを語った。

    さまざまな出来事が起こったF1バーレーンGPから間を置かずに、今週末にはまた同じサーキットで、F1サヒールGPが開催される。今回は新たに“外周コース(Outer Track)”のレイアウトが使用され、オーバルコースのようなレースが期待されている。

    コース全長は3.543㎞とモナコよりも約200m長い程度で、ブレーキングを行う「コーナー」と呼べる場所は4か所。かなりの高速コースになることが見込まれるため、ラップタイムは60秒を下回る想定となっている。シミュレーターでは1周55秒というデータも出ており、これが実現すれば、1974年に全長3.2㎞のディジョン・サーキットで行われたフランスGPでニキ・ラウダがマークした58秒790のF1最短記録を更新することになる。

    また、短いサーキットだけに、特に予選ではトラフィックの対策も重要となる。そして、F1で規定されているレース距離を満たすため、周回数は87周と設定されている。これは、1995年に岡山県のTIサーキット英田(現・岡山国際サーキット)で開催されたパシフィックGPの82周を上回っての史上最多で、記録ずくめのグランプリとなる。

    ターン3までは先週使用されたものと同じだが、そこから中速コーナーの続く外周へ入り、通常レイアウトのターン13へと戻ってくるコースとなる。さらに、先週末のレースは日没前にスタートが切られる“トワイライトレース”だったが、このF1サヒールGPは現地時間20:10(日本時間翌4:10)にスタートする完全なナイトレースになる。

    「今週末のサヒールGPは、先週と同じバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われますが、アウタートラックを使用することで先週とは異なるコースレイアウトでのレースになります」と田辺豊治はコメント。

    「1周約3.5kmという短いコース距離と、ストレートが占める割合の高い特徴的なレイアウト、ラップタイムは1分を切ることが予想されており、テンポの速い展開で先週とは違ったレースの一面が楽しめると思います」

    「エネルギーマネージメントやPUのセッティングに関しては、今シーズンいくつも経験してきた初開催サーキットと同様のプロセスを踏んでいくことになります。特徴的なコースレイアウトを十分検討した上でシミュレーションを行っており、そこに実際の走行から得たデータを合わせて迅速に最適化を進めたいと思います」

    「コース距離が短いこととストレートの占める比率が高いことから、予選ではトラフィックやトウ(スリップストリーム)の観点からガレージアウトのタイミングがひとつ大きな要素になりそうです。我々としては、まずいつでも走り出せるようにPU側の準備を整えること、またチームとのコミュニケーションが重要になります」

    先週末のレース結果によりアストンマーティン・レッドブル・レーシングは、今シーズンのコンストラクターズチャンピオンシップ2位のポジションを確定しました。ダブル表彰台を獲得した先週のよい流れを持続し、残りの2戦をチームとともにプッシュして戦いたいと思います」

  • 2020年 第16戦 F1サヒールGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

    2020年 第16戦 F1サヒールGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

    2020年のF1世界選手権 第16戦 F1サヒールGPが、12月4日(金)からバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われる。

    ダブルヘッダーの緒戦となったF1バーレーンGPは伝統的なサーキットが使用されたが、2戦目となるF1サヒールGPでは全長3.543kmのオーバル型の超高速“アウタートラック”レイアウトで開催され、タイムスケジュールも異なる。

    アウタートラックは、インターナショナルトラックのターン4まで走行した後、ターン5~12をショートカットして、ターン13(ターン9となる)でお馴染みのトラックに再び合流する。ターン1~3、ターン4~9はコーナーとなっており、完全にはオーバルとは言えないが、ラップタイムは1分を切ると予想されている。

    今年中止となったモナコに次いで2番目に短いレイアウトで開催されるF1サヒールGPは、305kmの公式最小距離を確実にするために87周のレースとなる。これは今年のグランプリの中で最多周回数となる。

    シミュレーションでは予選ラップタイムが55秒未満、レースラップが60秒未満と予測されている。F1史上唯一の60秒未満のポールタイムは1974年にニキ・ラウダがディジョン・プレノワ・サーキットで記録した58.79秒。最近の最短ラップタイムは、今年初めのオーストリアでのバルテリ・ボッタスのポールラップの1分02.939秒となっている。

    また、F1バーレーンGPは夕方にレースが開始されるトワイライトレースとして開催されたが、F1サヒールGPは現地時刻20時10分(日本時間26時10分)にスタートするナイトレースとして開催される。

    さらに今大会ではドライバーラインナップに変更が見られている。まず、F1バーレーンGPでクラッシュを喫したロマン・グロージャンの代役としてハースF1チームは、ピエトロ・フィッティパルディをF1デビューさせる。また、新型コロナウイルスに感染して欠場を余儀なくされたルイス・ハミルトンに代えて、メルセデスF1は育成ドライバーでウィリアムズから参戦しているジョージ・ラッセルを起用。ウィリアムズF1はリザーブドライバーのジャック・エイトケンを起用する。ジョージ・ラッセルはまだF1でポイントを獲得したことがなく、チャンピオンマシンでチームメイトのバルテリ・ボッタスやレッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンといったドライバーと予選・決勝でどのような戦いをみせるかに注目が集まっている。

    日本とバーレーンの時差は6時間。2020年のF1世界選手権 第16戦 F1サヒールGPのフリー走行1回目は、12月4日(金)の日本時間22:30(現地時間16:30)から開始。決勝は6日(日)の日本時間26:10(現地時間20:10)にスタートする。

    テレビ放送に関しては、今年もフジテレビはBSフジによる無料放送は行わず、CS放送による有料放送のみ。フジテレビNEXTでフリー走行から公式予選、決勝まで全セッションをノーカット完全生中継で放送する。

    2020年 F1サヒールGP

    12月4日(金) フリー走行1回目 22:30~24:00 (現地時間 16:30~18:00)
      フリー走行2回目 26:30~28:00 (現地時間 20:30~22:00)
    12月5日(土) フリー走行3回目 23:00~24:00 (現地時間 17:00~18:00)
      予選 26:00~27:00 (現地時間 20:00~21:00)
    12月6日(日) 決勝 26:10~ (現地時間 20:10~)

    CS放送/フジテレビNEXT F1サヒールGP 放送時間

    【フリー走行1】 12月4日(金) 22:20~24:10
    【フリー走行2】 12月4日(金) 26:20~28:10
    【フリー走行3】 12月5日(土) 22:50~24:10
    【予選】 12月5日(土) 25:50~28:00
    【決勝】 12月6日(日) 25:30~29:00

    バーレーン・インターナショナル・サーキット アウタートラック

  • ジョージ・ラッセル、メルセデスのF1マシンでシート合わせを完了

    ジョージ・ラッセル、メルセデスのF1マシンでシート合わせを完了

    ジョージ・ラッセルは、2020年のF1世界選手権 第16戦 F1サヒールGPに向けてメルセデスF1のマシン『W11』でシート合わせを完了させたことを報告した。

    メルセデスF1は12月2日(水)、新型コロナウイリスに感染して欠場を余儀なくされたルイス・ハミルトンの代役として、同チームの契約ドライバーであり、今年ウィリアムズF1から参戦しているジョージ・ラッセルを起用することを発表した。

    2017年にGP3、2018年にF2でチャンピオンを獲得して2019年にF1デビューを果たしたジョージ・ラッセルは、これまでの全ての予選でチームメイトに負けたことがなく、今季は7回の予選Q2を果たし、決して競争力の高くないウィリアムズのF1マシンで印象的なパフォーマンスを披露している。

    代役として発表された後、ジョージ・ラッセルは早速メルセデスに合流。今季のチャンピオンマシンである『W11』でシート合わせを完了させた。

    メルセデスF1での代役発表後。メルセデスの黒いレーシングスーツに身を包んだジョージ・ラッセルは「毎年F1チームのためにドライブできる幸運な人はごくわずかだ。僕は2チームで走る機会を得ようとしている。この機会を与えてくれたウィリアムズとメルセデスF1チームに本当に感謝している」とSNSに投稿している。

    また、ウィリアムズF1のプレスリリースでは以下のように語っている。

    「まず、この機会を与えてくれたウィリアムズの皆さんに心から感謝している。今週末は別のレーシングスーツを着ているかもしれないけど、僕はウィリアムズのドライバーであり、あらゆる段階でチームを応援している」とジョージ・ラッセルはコメント。

    「僕はこの機会をグリッドで最高のチームから学び、ウィリアムズをグリッドのさらに上に押し上げるために、さらに多くのエネルギーと経験を重ね、改善されたドライバーとして戻ってくる絶好のチャンスだと思っている」

    「僕を信頼してくれたメルセデスにも心から感謝している。当然ながら、誰もルイスの代りにはなれないけど、マシンに乗った瞬間から彼が不在のチームのために全力を尽くす。最も重要なことは、僕は彼が迅速に回復することを願っていることだ。この機会を本当に楽しみにしているし、今週コースに出るのが待ち切れない」

    メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、初めて育成ドライバーをワークスチームのマシンで競争させることは小さなマイルストーンだと語り、ジョージ・ラッセルがメルセデスW11で強力なパフォーマンスを発揮してくれることを期待していると語る。

    「何よりもまず、ジョージが今週末にメルセデスのためにレースをすることを可能にしてくれた忠実なパートナーであるウィリアムズの協力とオープンマインドに感謝したい。ウィリアムズF1との会話は前向きで実用的であり、それが合意に達するための重要な要素だった」とトト・ヴォルフはコメント。

    「ジョージがウィリアムズからW11に移行するのは簡単な作業ではないが、彼はレースをする準備ができており、2020年のタイヤとこの世代のマシンのパフォーマンスを詳細に理解している。今年、ジョージはウィリアムズがグリッドを駆け上がることに重要な役割を果たし、印象的なフォームを見せた。彼の厳しいリファレンスとなるバルテリと一緒に、彼が力強いパフォーマンスを発揮してくれると私は楽観視している」

    「今回のレースは、初めてジュニアプログラムのメンバーがメルセデスのワークスチームで競争するのを見ることになり、我々にとって小さなマイルストーンとなるだろう。我々には今週末にやるべき仕事がある。我々のスポーツ活動の完全な焦点であるチームとしてポイントスコアを最大化するためにバルテリとジョージを支えていく。だが、もちろん、我々の考えはルイスにも向けられている。我々は、彼の自己隔離の期間中に迅速な回復を果たせるようにできる限り彼をサポートしていく」