カテゴリー: F1バーレーンGP

  • メルセデスF1、バルテリ・ボッタスの“10.9秒”のピットストップを説明

    メルセデスF1、バルテリ・ボッタスの“10.9秒”のピットストップを説明

    メルセデスF1は、F1バーレーンGPの31周目に発生したバルテリ・ボッタスのピットストップ問題について説明。ホイールガンのエラーだったと語った。

    バルテリ・ボッタスは、ルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンの激しい優勝争いからすでにかなり遅れをとっていたが、2回目のピットストップで10.9秒かかったことで完全に戦線から離脱した。

    レッドブル・ホンダは、マックス・フェルスタッペンのピットストップをわずか1.9秒で終えており、そこからもバルテリ・ボッタスが貴重なタイムをいかに犠牲にしたかが分かる。

    メルセデスF1のテクニカルディレクターを務めるジェームズ・アリソンがバルテリ・ボッタスのピットストップで何が起こったのかを正確に説明した。

    「マシンがピットストップのボックスに入って来たとき、バルテリは非常にクリーンに入ってきて、マシンをきちん配置してくれた。それは常にピットクルーたちの助けになる」とジェームズ・アリソンは語った。

    「しかし、悲しいことに、ガンマンの1人がホイールに外し、ナットの連結を解いて、ナットを緩めましたが、ナットがネジ山から外れる直前にホイールガンを引き抜き始めてしまった。その時点でまだある程度の抵抗があった。彼がホイールガンを引き抜くと、ホイールガンのソケットとナットとの連結が解かれ始め、次に回転し始めた」

    「我々はそれをナットの機械加工と呼んでいるが、ドライバーを使用しているときにしっかりとハマっていないとネジ山が損傷してしまうの場合と少し似ていて、ナットの端が欠けてナットが破壊され始める」

    「彼が引き離すと、ガンはナットを機械加工し、実際にはマウントから外れなかった。彼はそれに対処するために戻ってきたが、ガンは“gunning-off”アクションが実行されるとそれを認識するように設計されており、自動的にガンをシャトルして“doing-up”モードとなる」

    「それで、彼がホイールナットを外す仕事を終えるために戻ったとき、ガンはもう“doing-up”モードに入っており、ナットをやり直すことはできず、再びそれをはじめからやり直す。その後のフォローによる混乱が、通常は2秒で美しく終わるピットストップで発生し、ピットレーンでラップタイムと秒を出血させる崩壊を引き起こした」

    「しかし、それはすべてホイールガンの最初の配置場所の誤り、ホイールガンが外れたときにナットを機械加工したことが原因だった」

    バルテリ・ボッタスは3位で開幕戦を終えた後「長いピットストップで10秒などを失うと、マックスとルイスとの緊密な戦いでそれを取り戻すのは難しいだろうことは分かっていたけど、もちろん、物事についてネガティブに考えるよなことはしない」とコメント。

    「プッシュを続け、状況を最大限に活用しようとするものだ。実際には多くのことは起こらなかったので少し寂しかった。その後は孤独なレースだった」

  • 【動画】 セルジオ・ペレス 2021年 F1バーレーンGP オーバーテイク集

    【動画】 セルジオ・ペレス 2021年 F1バーレーンGP オーバーテイク集

    レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスの移籍後初レースとなったF1バーレーンGPでのオーバーテイク集をF1公式サイトがまとめた。

    予選で13番手と振るわなかったセルジオ・ペレスは、フォーメーションラップでマシンがシャットダウンするという問題に見舞われる。なんとかマシンを再起動させたペレスは、ピットレーンから持ち前のレース巧者ぶりを発揮し、5位でフィニッシュ。F1バーレーンGPのドライバー・オブ・ザ・デーに選出された。

    F1公式サイトは、セルジオ・ペレスのオーバーテイクをまとめた動画を公開。フォーメーションラップでマシンがシャットダウンし、マーシャルにマシンを撤去されている途中に突然にステアリングに電源が戻るシーンも収録。44周目にダニエル・リカルド(マクラーレン)を抜いて6番手に浮上した際は、シャルル・ルクレールとの差は7秒があったが、レースペース差は1.4秒あり、52周目にオーバーテイクを成功させている。

  • 今のF1マシンはまるでPC。セルジオ・ペレスが冷静に“再起動”

    今のF1マシンはまるでPC。セルジオ・ペレスが冷静に“再起動”

    レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスは、F1バーレーンGPのフォーメーションラップで“シャットダウン”したRB16Bを“再起動”。まるでPCを操作するかのような“冷静沈着”な対応をチーフエンジニアのポール・モナハンは称賛した。

    レッドブル・ホンダとの移籍初戦となったセルジオ・ペレスは、11番グリッドからレースをスタートする予定だったが、フォーメーションラップで最終セクターに入ったときにRB16Bが電気的にシャットダウン。最終コーナーのコース脇でマシンは止まってしまった。

    だが、セルジオ・ペレスは自力でマシンを再始動させ、ピットレーンから隊列の最後尾からレースヲスタートし、そこから挽回して5位でフィニッシュした。

    ホンダF1は、レース前に予防措置としてセルジオ・ペレスのコントロールエレクトロニクスとエナジーストア変更していた。

    「グリッドへのラップではエラーの兆候はなく、マシンは完璧に動作していた」とレッドブルのチーフエンジニアを務めるポールモナハンは語った。

    「フォーメーションラップで、私たちはいくつかの困難を抱え始めた。マシンを保護するためのカットアウトがあり、それは非常に面白い、一連のイベントだ」

    「すべての電力を失った。だが、チェコは冷静沈着だった。まるでラップトップがうまく動かなくなったときに電源をオフにして、再びオンにするようにマシンを再始動させた」

    「ステアリングホイールが元の状態に戻し、エンジンを始動させる。ピットレーンの出口に戻り、他の全員がの隊列が揃うのを待って、ピットレーンからスタートする。この種の断続的な障害でよくあることだ。もちろん、マシンは問題なく走行する」

    「彼は素晴らしかった、彼は挽回した。彼は欲求不満にならなかった。彼はモチベーションを失っていなかった。彼はそれを乗り越えてフィールドを駆け上がり、非常に見事なレースをした。彼はフォーメーションラップでコース脇にマシンを停めて、マシンにパワーがなかったところから、我々にたくさんのポイントをもたらした」

    「彼が冷静沈着なことに感謝しる。彼には無線通信がなかった。我々は彼にイグニッションリセットをするように言わなかった。。彼は我々のためにそれをした。」

    セルジオ・ペレスは、問題が発生したにも関わらず、スタートを切ることができたことに安堵したと語る。

    「何が起こったのかわからない。すべてがうまくいかなかった、エンジンを失い、イギニッションを失った。終わったと思った」とセルジオ・ペレスは語った。

    「そのあと、無線でジョナサン(ウィートリー)の声が聞こえた。“何だ?”という感じだった。これで目覚め、エンジンをオンにした。ピットレーンからスタートしなければならなかった」

    「まだ僕たちが望んでいる場所で争うために多くの作業があるけど、ポジティブなのはペースが良かったことだ。僕たちはその場所に向かっている」

  • 角田裕毅、F1デビュー戦で9位入賞も「もっとインパクトを与えたかった(笑)」

    角田裕毅、F1デビュー戦で9位入賞も「もっとインパクトを与えたかった(笑)」

    角田裕毅が、F1デビュー戦となった2021年のF1バーレーンGPを振り返り、ホンダF1のインタビューに答えた。

    アルファタウリ・ホンダとF1デビュー戦を迎えた角田裕毅は、スタートでややポジションを下げたものの、ターン1とターン4で見事なオーバーテイクを披露し、順位を取り戻していく。

    角田裕毅は、15周目に最初のピットストップを行い、ミディアムタイヤからハードに交換。続いて33周目に2度目のタイヤ交換で、再びハードタイヤを装着した。

    角田裕毅は最終ラップまで攻め続け、最終コーナーでストロールをオーバーテイク。9位入賞を手にして、デビュー戦でのポイント獲得を果たした。日本人ドライバーがデビュー戦でポイント獲得を果たすのは史上初めてとなる。

    デビュー戦を終えた今の気持ちを聞かれた角田裕毅は「ポイント獲得で終われて、チームのためにも、自分のためにも、すごく自信のつくレースだったかなと思います」とコメント。

    「正直、スタートで順位を落としすぎてしまって、そこから挽回のレースがほとんどで、僕が掲げていた目標には届かなかったんですけど、最低限9位でポイントを取れて、本当によかったなと思います」

    当初の目標はどのあたりに設定していのだろうか?

    「正直、フリー走行の時から言うと全然高かったんですけど、予選のQ2で失敗してしまって、そこからトップ8かトップ7に目標をスイッチししました。可能ではあったんですけど、やっぱりスタートで 大きくロスした部分が響いてしまって、最終的に9位になってしまったので、ある意味ポジティブに捉えるところもあって、 ネガティブもあって、学びの面ではすごく濃いレースだったかと思います」

    決勝では、セバスチャン・ベッテル、キミ・ライコネン、フェルナンド・アロンソといった猛者たちを華麗にオーバーテイクしてみせた。

    「特にフェルナンド・アロンソ選手を抜いた時が、少しグッとくるところがあったかなと思います」と角田裕毅は語る。

    「12~3年前に初めて彼を富士スピードウェイのF1で見て、そこから自分的には彼が一番上手い選手ですし、もちろんマシンなどの状況は違えど、彼を抜けたことで、そこで初めてF1ドライバーとして走っているという少し実感がわいて…。アロンソ選手を抜いた時が印象深いかなと思います」

    9位入賞は日本人として初のデビュー戦ポイントを獲得となるが、うれしいかったか?もっと行けたと思うか?との質問にには「どっちもですね」と角田裕毅は語る。

    「ポイントを取れたことに少しほっとしている部分はありますが、ほとんどは悔しい思いですね。もうちょっとデビューでインパクトを与えたかったんですけど(笑)。そこは叶わず。ただ、逆にこれからどんどん成長していく姿を皆さんとチームにも見せたいです。これから楽しみです」

    強みとして語っていたブレーキングやタイヤマネジメントといった持ち味は出せたかとの質問には「ブレーキングでは果敢に攻められて、他のドライバーを自信持って抜いていくことができました」と角田裕毅はコメント。

    「ただオーバーテイク面ではバックミラーとか 速さの違いで感覚が違って、一発で仕留めきれないときがあったのですが、あまりそういう経験がなかったので、やっぱりF1、ドライバーも一流なので。そこはある意味新しい経験になったので、 これからこの悔しさなどを糧にしてまたさらに成長していけると思います」

    また、F1ドライバーとして戦っていけるという確信は持てたかという質問には「僕はもともと、F1ドライバーとして戦えるという自信を持って最初から来ていますし、経験等を一つ一つ大事にして、ミスを恐れずにアグレッシブに攻めて、いっぱいドライバーを負かしていきたいなと思います」と力強く語った。

    次戦はアルファタウリ・ホンダのホームレースとなるイモラだ。目標はトップ5だと角田裕毅は語る。

    「イモラは、もっと目標が高くて、自信を持って戦っていきたいです。今度は、Q2でミディアム-ミディアムというシチュエーションではないと思うので、思い切って行って、トップ5には食い込んでいきたいなと思います」と角田裕毅は語る。

    「トップ5に入れたら、今日のレースよりも満足できると思いますけど、目標を高く持って、なおかつ今日の反省点と今週の反省点を忘れずに、一つずつ改善しながら取り組んでいきたいと思います」

    最後に日本のファンにむけて角田裕毅は次のようにメッセージを送った。

    「深夜となってしまいましたが、応援本当にありがとうございました。自分のところへメッセージは届いていますし、日本の皆さんに期待されているということが分かります。でも、自分はそれをプレッシャーとは受け取らずに、力になっていますし、日本の皆さんと一緒に悔しさや喜びを共有しながら戦っていきたいと思うので、これからも応援よろしくお願いします」

    「今回は少しインパクトは薄いけど、ポイントを取れて 最低限皆さんの前で結果を出せたかなと思うのですが、 次は皆さんをもっと驚かせたいですし、喜ばせたいので、もっと頑張っていくので、応援よろしくお願いします」

  • F1バーレーンGP 「ターン4に縁石を追加すれば問題は簡単に解決」

    F1バーレーンGP 「ターン4に縁石を追加すれば問題は簡単に解決」

    F1バーレーンGPは、ターン4の“トラックリミット”がレース後に論争を生んでいるが、サーキットの責任者は縁石を追加すれば問題は解決すると語る。

    ルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンが最後の数周でホイール・トゥ・ホイールのバトルを行ったF1バーレーンGPで2021年のF1世界選手権はスペクタクルなスタートを切った。

    だが、レースはターン4の“トラックリミット”を巡る論争が苦い後味を残した。F1はフリー走行1回目の後にターン4にトラックリミットを設け、FP2、FP3、予選でそれを超過した場合はタイムを抹消するとチームに告げた。だが、レースではそれが適用されないとしていた。

    決勝では2つの問題が行った。1つはルイス・ハミルトンが0.2秒のアドバンテージを得ていたこと考えられているターン4のトラックリミットを29回超過して走ったが、レース中にトラックリミットを遵守するよう規制されたこと。もうひとつは、その判断の後、53周目にマックス・フェルスタッペンがハミルトンをオーバーテイクした際、ターン4のトラックリミット外でアドバンテージを得たとしてポジションを返さなければならなくなったことだ。

    最終的にマックス・フェルスタッペンは、ポジションを返した後にルイス・ハミルトンにアタックすることができず、0.7秒差で敗北を喫している。

    ルイス・ハミルトンは、レース中にトラックリミットについての制限が変わったことに混乱したと語っている。

    「とても混乱した。トラックの大部分はホワイトラインの外側に4輪がはみ出すことは許されていないけど、今週末は金曜日には許されていた特定のコーナーがあった」

    「実際には、ラインの外に2つのホイールを移動することはできる。赤と白の縁石を通過することはできないけど、レースでは可能だ。レースではそれができると書かれていた」

    「オーバーテイクは許されていなかったけどね。でも、レースの途中で、彼らは基本的に考えを変え、突然、その白い線の外に出ることが許されなくなった。僕にとっては問題ではなかったけどね」

    メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、そのルールを「シェイクスピアの小説ではない神聖なもの」と述べ、レッドブルのクリスチャン・ホーナーはレースでの「グレーゾーン」だったと不満を述べた。

    しかし。バーレーン・インター・ナショナル・サーキットの最高経営責任者である責任者であるシェイク・サルマン・ビン・イザ・アル・ハリファは、解決策は簡単であり、縁石を置けば、来年からは誰もトラックリミットを超えることがないと語る。

    「会場として、明らかに我々はFIAのホモロゲーションと彼らが必要とするものに従う」とシェイク・サルマン・ビン・イザ・アル・ハリファは RaceFans.netに説明しました。

    「ターン4に縁石を追加できる。赤と白の縁石がある。明らかにそれは彼らをコース上を走らせ続けるアイデアはあり、外にでることが利点がないようにできることだ

    「FIAと協力して、おそらくそれを制限する可能性のある二重層または何かしらで縁石を少し拡張するアイデアがある」

    「利点がない限り、人々はそれを使用しなだろう」

  • 「セバスチャン・ベッテルの無線は接触自体よりも恥ずべきものだった」

    「セバスチャン・ベッテルの無線は接触自体よりも恥ずべきものだった」

    セバスチャン・ベッテルのアストンマーティンF1移籍後の2021年シーズンは控えめに言っても悪いスタートとなった。4回のF1ワールドチャンピオンは週末を通してチームメイトのランス・ストロールに遅れをとり、レース中に大きな失言を犯した。

    昨年、フェラーリF1で困難な状況だったセバスチャン・ベッテルだが、特にベッテルの母国ドイツのメディアは、マッティア・ビノットと彼のチームに責任があると擁護していた。しかし、チームを移籍したことでもはやセバスチャン・ベッテルは隠れる場所はなくなった。

    元F1ドライバーのマルク・スレールは、F1バーレーンGPでのセバスチャン・ベッテルにニキータ・マゼピンと同じ最低点をつけた。つまり、ベッテルよりも悪かったのはオープニングラップでクラッシュしたマゼピンだけということになる。

    「彼の週末ではなかった」とマルク・スレールは批評した。

    セバスチャン・ベッテルにスピードがなかったのもひとつだが、レース終盤のエステバン・オコンに抜かれた後の不器用な接触。そして、その後のチーム無線がさらに心象を悪くした。

    セバスチャン・ベッテルは『なぜ彼はラインを変えなければならなかったんだ? 彼がラインを変えたから僕はロックアップした』と無線で語った。

    「その後のあの無線メッセージは、衝突自体よりもさらに恥ずべきことだった」とマルク・スレールは語った。

    レース後、冷静になったセバスチャン・ベッテルは、マシンを降りてすぐにエステバン・オコンのもとを訪れて謝罪の言葉を述べている。

    エステバン・オコンは「ベッテルは無線でのコメントについては語らなかったけど、僕のところに来て謝罪してくれた。そして、彼はそれに対するペナルティを受けた。それで十分だ」

    予選でのイエローフラッグ無視で3点のペナルティポイントと5グリッド降格ペナルティを科せられたセバスチャン・ベッテルは、決勝でのエステバン・オコンとの接触に2点のペナルティポイントと10秒加算ペナルティを科せられ、F1バーレーンGPの週末だけで5点のペナルティポイントを科せられた。

  • レッドブルF1代表 「開幕戦はセルジオ・ペレスの経験が物を言った」

    レッドブルF1代表 「開幕戦はセルジオ・ペレスの経験が物を言った」

    レッドブル・ホンダのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、F1バーレーンGPで早くもセルジオ・ペレスの経験の恩恵を受けたと語る。

    セルジオ・ペレスは、ドライバーズおよびコンストラクターズ選手権でのメルセデスとの戦いをサポートするためにレッドブル・ホンダのF1ドライバーとして抜擢されたが、F1バーレーンGPではその計画はうまくかなかった。

    予選ではミディアムタイヤでタイムを刻めずにまさかのQ2は敗退。11番グリッドからのスタートとなったセルジオ・ペレスは、フォーメーションラップ中にRB16Bが突然シャットダウンするというトラブルに見舞われた。

    セルジオ・ペレスは、マシンを降りる寸前だったというが、電源が戻ったことで、まだ不慣れなマシンにも関わらず、マシンの再起動に成功してRB16Bを生き返らせることができた。

    ピットレーンからのスタートを余儀なくされたセルジオ・ペレスだが、持ち前のレース巧者ぶりを遺憾なく発揮して5位でフィニッシュ。ファンからF1バーレーンGPのドライバー・オブ・ザ・デイに選ばれる活躍をみせた。

    レッドブル・ホンダのF1チーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、そのような状況でセルジオ・ペレスの経験が生きたと語る。

    「彼のマシンは突然シャットダウンしたが、彼は素晴らしい経験と心の存在感を示した」とクリスチャン・ホーナーは Channel4 に語った。

    「基本的に彼はホイールを外してシステム全体を再起動させ、再び蘇らせた。冷静な頭を維持していたのは彼の功績であり、それは彼が重ねてきた経験の利点だ」

    「そして、彼のレースペースを見れば、彼は素晴らしいレースを走っていた。ほんの少しのシート時間で彼は改善したし、彼はドライバー・オブ・ザ・デイにふさわしい存在だった」

    元レッドブルのF1ドライバーであるデビッド・クルサードも、F1バーレーンGPでセルジオ・ペレスに非常に感銘を受けたとし、メキシコのレーサーが彼の“格の違い”を示したと語った。

    「セルジオはマシンを再始動させて格の違いを示した。彼には無線通信がなく、自分ですべてを解決しなければならなかった」とデビッド・クルサードは語った。

    「彼が何年間も生活していたマシンではない。彼は1日半のテストしか行っていない。かなり印象的だった」

  • レッドブル・ホンダF1 「メルセデスの戦略に惑わされて負けた訳ではない」

    レッドブル・ホンダF1 「メルセデスの戦略に惑わされて負けた訳ではない」

    レッドブル・ホンダF1のチーフエンジニアを務めるポール・モナハンは、F1バーレーンGPの決勝でルイス・ハミルトンに勝利を奪われたのは、メルセデスF1のアグレッシブな戦略に惑わされたからだとの見方を否定した。

    ルイス・ハミルトンは、F1バーレーンGPでレースをリードするために14周という早い段階でピットストップを行い、レースリーダーのマックス・フェルスタッペンをアンダーカットした。

    ピットストップの第2ラウンドが始まると、ルイス・ハミルトンはトラックポジションを重視して29周目に再びピットイン。マックス・フェルスタッペンからのアンダーカットの脅威をカバーしてレース終盤でのフェルスタッペンとの戦いに備えた。

    マックス・フェルスタッペンは、11周フレッシュなタイヤでルイス・ハミルトンに迫ったが、コース側からオーバーテイクをするというミスをしてポジションを返さなければならず、それまでのアタックでタイヤを使い果たしたことで再び抜くことはできなかった。

    レッドブル・ホンダF1のチーフエンジニアを務めるポール・モナハンは、チームがメルセデスF1の積極的な戦略に“驚いた”という提案を拒否した。

    「いいや、我々が驚かされたとは言えません」とポール・モナハンは語った。

    「レース戦略の説明を求めているのなら、確かに2回目のストップでマックスを早くストップさせることはできた。だが、それでは古いタイヤでルイスを捕らえなければならない」

    「同じように、彼はもっと遅くにピットストップし、タイヤのアドバンテージさらに大きくできる可能性もあった。我々はスティントを均等に割り、最後にはペースアドバンテージがあった。一度彼を追い抜いた後、再び十分に近づくことができなかった。勝利が滑り落ちたかどうかは分からないが、我々のカードのプレイ方法が異なっていたという方が大きい。最終的には、縁石を2メートル超えていたので、ポジションを戻す必要がった。それだけのことだ」

    「マシンはレースにわたってメルセデスよりも速く走ることができた。ガレージ内の失望は明白だ。2位に過ぎなかったことに失望している」

    レッドブル・ホンダは、F1バーレーンGPでの勝利に負けたが、RB16Bはフィールドのベストマシンであるように見える。

    ポール・モナハンは、F1バーレーンGPでのレッドブル・ホンダの敗北は、3週間後のイモラで勝利を収めれば完全に忘れられると確信していると語る。

    「我々はポールを獲得したし、我々は速い」とポール・モナハンは語った。

    「メルセデスは、シーズンを通して、我々と同じように我々と同じようにあらゆる手を尽くしてくるだろう。我々には速いマシンがあり、やる気のあるドライバーペアとチームがいる。そしてイモラでまた挑む。勝てば、この敗北のことは忘れるだろうし、歴史として振り返り、先に進むつもりだ」

  • 2021年 F1バーレーンGP 決勝:ドライバーコメント(11位~DNF)

    2021年 F1バーレーンGP 決勝:ドライバーコメント(11位~DNF)

    2021年のF1世界選手権 開幕戦 F1バーレーンGPの決勝で11位~DNFだったドライバーのコメント。

    今年は例年になくミッドフィールドの実力は拮抗しており、ポイントをかけた争いは熾烈を極めた戦いとなった。アルファロメオ、アルピーヌ、ウィリアムズ、ハースの4チームはノーポイントで開幕戦を終えた。

    リアイアは4台。ピエール・ガスリーとニコラス・ラティフィは終了前にリタイアしているが、規定数回数を満たしていたため完走扱いとなっている。

    11位:キミ・ライコネン(アルファロメオ)
    「悪いレースではなかった。いくつか良い戦いができたし、マシンの挙動もいい感じだったけど、ずっとほぼトップ10にいたのにポイントを獲得できないのは期待外れだ。レースがあと数周ながければ、前のマシンを捕らえることができたかもしれないけど、引き続き頑張っていく。テストとときもそうだったけど、マシンのフィーリングは良かったし、去年と比べて一歩前進したのは明らかだ。トップ5チームとのギャップを縮めるためにもう少し努力する必要があるけど、もう少しパフォーマンスを見つけるために戦い続けていく」

    12位:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
    「昨シーズンのスタートと比較すれば、僕たちははるかに速いし、はるかに良いマシンを手に入れているので、僕たちが果たしたステップには満足できる。今日はポイントを獲得するには十分ではなかったけど、ぼくたちはトップ10にとても近かったし、一貫してポイントを争うことができると思う。僕のレースは良かったし、マシンからできる限りを引き出せたと思うけど、1回目のピットストップでタイムを失ってしまった。結局、ミスは起こるものだし、そこから学んで、次はミスを繰り返さないようにする必要がある。その問題がなければ、たぶんキミが終えた場所に近かったと思う。もう僕の焦点はイモラに向けているし、母国で再びレースをして、地元のティフォシをハッピーにするために良い結果を達成できることを願っている」

    13位:エステバン・オコン(アルピーヌ)
    「今日は僕たちが望んでいた結果ではなかった。でも、ポジティブな点がたくさんあったのは確かだ。レースのほとんどで多くのマシンと楽しいホイール・トゥ・ホイールの戦いができた。最後にセブ(ベッテル)とのバトルでは彼がロックして僕にぶつかってきたけどね。彼は謝罪してくれたし、僕たち全員がミスをするものだ。このようなことは起こり得る。今日は全体的に少し足りなかった。予選は助けにならなかった。ずっと順位を上げなければならなかったからね。このレースで僕たちはファイティングスピリットを示したと思うし、それがかなり重要だ。チームとしてポイント獲得を目指して次のレースに臨む」

    14位:ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
    「レースができてうれしかったし、序盤はちょっとした激しいバトルがあった。いくつか順位を上げて、いくつか順位を失った。悪くないレースだったと思う。最初のスティントはトリッキーだったけど、第2スティントと第3スティントは良かったし、相対的なペースとしてはかなり強かった。それが今日の精一杯だったし、相対的なペースは悪くなかったと思う。今はイモラで僕たちがどの位置にいるかを評価するのを楽しみにしている」

    15位:セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
    「かなりトリッキーなレースだった。僕たちはピットストップを1回だけにして戦略で違ったことをしようとしていた。でも、最終的にそれは成果を挙げなかった。それにトライブルのは正しい決定だったと思うけど、最終の終わりまでにタイヤを崖から落ちていた。レースのスタートは強力だった。良いスタートが切れたし、1周目の後にポジションを挙げていた。でも、その後は進歩を果たすのが簡単ではなかった。小さなフラットスポットを作ってしまったけど、1ストップ戦略を機能させるためには第1スティントを伸ばす必要があった。最終的に今日はポイントを獲得するのは不可能だった。最高の週末とはいかなかったけど、僕たちは一緒に学んで、どこを改善できるか理解し続けている。今後のレースでは良いステップを果たすポテンシャルは間違いなくある」

    16位:ミック・シューマッハ(ハース)
    「全体として90%は満足しているけど、10%は満足していない。セーフティカーのリスタートでミスをしてスピンしてしまった。幸いなことにマシンはまだ運転可能な状態だったし、すべて問題なかったので、走行を続けて、レース週末を通して経験を重ねることができた。その後、C3とC2を使ったけど、感触は本当に良かった。数周しかグループに近づくことができなかったのは少し残念だ。幸いなことにブルーフラックなども経験できたし、ニコラス(ラティフィ)に追いつくことができた。マシンをしっかり追いかけて、DRSがどんな感じかを感じることができた。全体的に多くのことを学んだと感じているし、次のレースでそれをポジティブなものに変えられることを願っている」

    17位:ピエール・ガスリー(アルファタウリ)
    「今週末は最初からずっと強さを発揮できていたので、とてもがっかりしている。5番手スタートという好条件だったけど、1周目のダニエル(リカルド)との接触で僕のレースはほぼ終わってしまった。フロントウイングを失い、フロアにもダメージを負ったので、1周目からかなり後方になってしまい、勝負権を失ってしまった。レースウイークを通じていいペースがあったので、本当に残念だ。成果を得ることはなきなかったけど、今週末は多くのポジティブな面があったので、イモラでもそれを発揮できればと思う」

    18位:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
    「レースで感じたマシンのハンドリングは嬉しいサプライズだった。かなりトリッキーなハンドリングを予想していたけど、リタイアの原因に関係なく、マシンのドライバビリティは驚きだった。まだ望んでいるところには到達していないけど、ポジティブな前進だと思う。最初の数周からすぐに、グリッドに向かうラップでも、パワーをかけるとエンジンが振動しているように感じたし、ブーストのリークの疑いがあったおんで、最終的にリタイアしなければならなかった。数台のマシンがリタイアすることを期待して、できる限り長くステイアウトしようとしたけど、レース後半はただコースを回っていただけだったし、レースと言えるものではなかった。最初のレースに臨んでいた内容ではないけど、モータースポーツにはそういうときもある」

    DNF:フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
    「まず、F1でレースに戻ってくることができて素晴らしい気分だった。スタートは楽しかったし、いくつか順位をあげ、かつての仲間と楽しいバトルをした。でも、最後にチェッカーフラッグを見れなかったのは残念だ。2回目のピットストップ後に発生したその問題はリアブレーキの問題だった。ブレーキダクトにデブリが入り込んで、マシンの温度がオーバーヒートした。レースに目を向ければ、ミッドフィールドはとても接戦だったし、ほんとコンマ数秒でかなり順位が変わると思う。見ていて競争力のあるとても面白いシーズンになると思うよ。イモラでまた懸命に戦うつもりだ」

    DNF:ニキータ・マゼピン(ハース)
    「とてもシンプルなことだ。僕がミスをした。そういったことの1つに過ぎない。スタートは順調だったし、アウトサイド側のラインを選んでターン1に入った。そこからターン2を抜けたけど、ミック(シューマッハ)が近くにいて、パワーがあまりに強すぎたので本気で彼を避けようとした。でも、タイヤがそれを受け入れなかった。冷えていたので、縁石に乗って、スロットルを踏み過ぎて、スピンしてしまった。完全に僕のミスだし、がっかりしている。チームももっと良い結果を達成するのにふさわしい仕事をしてくれたので大変申し訳なく思う。もちろん、常に得られるポジティブなことはある。明らかな学習経験がある」

  • F1レースディレクター、ハミルトンの“29回トラックリミット超過”許容を説明

    F1レースディレクター、ハミルトンの“29回トラックリミット超過”許容を説明

    2021年のF1世界選手権の開幕戦F1バーレーンGPでは、ルイス・ハミルトンの勝利を決定づけることなった“トラックリミット”がレース後の論争を支配することになった。

    ルイス・ハミルトンは、古いタイヤでマックス・フェルスタッペンの猛追を抑えて優勝したが、それはフェルスタッペンがターン4でトラックリミットを超えてオーバーテイクをしたことでポジションを返したことが大きな要因となった。

    レッドブル・レーシングは、F1レースディレクターであるマイケル・マシから、マックス・フェルスタッペンがターン4で4輪すべてがコースから出た状態でアドバンテージを得てオーバーテイクをしたとして、ルイス・ハミルトンをポジションを返還するよう指示されまた。

    そして、ターン4のトラックリミットは、ルイス・ハミルトンの勝利にとって重要であることが証明され、レース後に論争の的となった。

    ルイス・ハミルトンは56周のレースを通して同じコーナーでトラックリミットを29回超過して走っていたが、レースエンジニアのピーター・ボニントンからレース中盤で超過を乱発するとタイムペナルティを受ける危険があると警告された。

    ルイス・ハミルトンは、この指示に混乱したままであることを認める。FP2、FP3、予選ではターン4のトラックリミットを超過した場合にタイムが抹消されたが、レースではそのポリシングは適用されないと伝えられていた。

    「基本的に彼らはレースの途中で考えを変え、突然あの白い線の外に出ることを許されなくなった」とルイス・ハミルトンは語った。

    「僕にとってはそれは問題ではなかったけどね。実際、最終的にもっと速く走ることを考えることができたし、タイヤのケアをするのにも役立った。だから、その判断に感謝している」

    ルイス・ハミルトンは、レース中にターン4を定期的にワイドに走った多くのドライバーの一人であり、ある段階ではレッドブルもマックス・フェルスタッペンに同じことをするように通知した。ターン4のトラックリミットを超えると0.2秒のアドバンテージを得られると考えられている。

    レース後、マイケル・マシは、マックス・フェルスタッペンのターン4でのオーバーテイクは「アドバンテージを得た」と見なされたため違法であると判断されたと説明した。

    マーケル・マシは、決勝前のメモと金曜日の夜のドライバーズブリーフィングで「オーバーテイクがトラックから外れて、永続的なアドバンテージを得た場合、私は無線でチームにすぐにそのポジションを放棄することを提案する」ことを明確にしていたと述べた。

    「レース中にトラックリミットを超えて走行する人々に与えられた許容範囲に関して、会議で非常に明確に言及され、ラップタイムの設定に関しては監視されないだろうが、それは全体的に永続的なアドバンテージを得てはならないというスポーツ規則に従って常に監視されると述べていた」

    レース中にルールが変更されたというルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンの両方の提案に対し、マイケルマシはトラックリミットに対するFIAのスタンスあh「何も変更されなかった」と主張した。

    「2人に人間が、すべてのラップでそのエリアでのすべてのマシンを見ており、ほぼすべてのマシンの水準が、一般的な順序で期待した範囲内で正しいことをしていた」とマシは付け加えました。

    「たまに少し危険な状況に陥ったり、コース外に出たマシンもいたが、コンスタントにそうしていたわけではなかった」