カテゴリー: F1オーストリアGP

  • 2021年 F1オーストリアGP 予選:トップ10 ドライバーコメント

    2021年 F1オーストリアGP 予選:トップ10 ドライバーコメント

    2021年 F1世界選手権 第9戦 F1オーストリアGPの予選でトップ10入りしたドライバーのコメント。

    F1オーストリアGPの予選は、レッドブル・レーシング・ホンダのマックス・フェルスタッペンがポールポジション(PP)を獲得。フランスGPから続く3連戦すべてでPPに立ち、ホンダとしては1991年以来の3戦連続PPとなった。

    1位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
    「Q1とQ2の手ごたえはよかったけど、Q3については素晴らしいラップを走れたと思っていないので、完全には満足していない。ここレッドブル・リンクでまたポールポジションを獲れたことはもちろんうれしいし、3戦連続というのもチームにとって素晴らしいものだと思う。ただ、僕はいつも完璧を目指しているので、今日はものすごくうれしいというわけではないし、どこが上手くいかなかったのかをこれから分析していく。ここまで、いつもこうやって成長してきた。僕たちのマシンは力強く、チェコ(ペレス)も3番手にいるので、レースが本当に楽しみだし、一緒にプッシュして多くのポイントを持ち帰りたい。今日のランド(ノリス/マクラーレン)のパフォーマンスは素晴らしかったし、ここまでそれなりに近い場所を走ってはいたけど、明日のレースでのライバルになるとは思っていなかった。ここ数レース、マシンとエンジンがパッケージとしてよく機能しているので、とてもうれしく思っているし、明日に向けては自信がある。ただ、明日は先週よりもタイヤが柔らかく、マネージするのが難しくなる。また、なによりライバルは強力なので、僕らにとって簡単なレースなど一つもないと思っている。今日はグランドスタンドにオレンジ・アーミーが戻ってきてくれたことも本当に素晴らしいことだ。ここまで(無観客のレースが続き)長い時間がかかったし、今日のような光景を見られたことを本当にうれしく思っている」

    2位:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「とても嬉しい! F1の予選でベストリザルトだし、チームとしてだけでなく、僕自身にとっても大きな成果だ。これまでで最高のラップの1つだった。ポールから0.1秒しか離れていないのは素晴らしいことだ。 2番手は僕たちにとって素晴らしい結果であり、明日からスタートするには素晴らしいポジションだ。レースで何ができるか見てみよう」

    3位:セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
    「オーストリアのホームコースでチームとしてとてもいい結果が出せて、うれしい。マックスと僕はいいスタートポジションで、明日はともにいいスタートを決められればと思うし、それが結果を左右するはずだ。ここまでは大変なレースウイークだった。バランスの向上に多くの作業を強いられ、マシンの全領域を確認して1回の走行ごとに細かな調整を加えていた。ミディアムタイヤでスタートすることになるけど、レースは1ストップか2ストップか分からない。十分なロングランをできたドライバーはいないので、判断は難しい。今日は最終的にいいラップタイムが出せたけど、簡単ではなかった。明日は何が起きるか分からないけど、僕たちのマシンは予選よりもレースのほうがいいと思うので、チームへ多くのポイントを持ち帰れればと思う。最後に、とても素晴らしいラップを披露したランド(ノリス/マクラーレン)にもおめでとうと伝えたい」

    4位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    「今週末は先週よりもチャレンジングで、引き続きペースが足りない。クルマを最大限に活用するためにあらゆる努力をしたが、現時点では基礎となるペースが十分ではないし、次のレースでは本当にパフォーマンスを見つけなければならない。マクラーレンがアップグレードをもたらしたかどうかはわからないが、今日はとても速かったし、ランドは素晴らしい仕事をした。僕たちは努力して改善する必要があるけど、まだ長い道のりがある。今日の暑さの中、レッドブルは前進して、僕たちは後退したように思う。明日が何をもたらせるか見てみよう」

    5位:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
    「ポールを争えることを期待していたけど、今日は手が届かなかった。先週から少し後退したように思う。もしくは他が僕たちよりもゲインしたかだ。本来の場所から0.1~0.2秒逃していると言える。今週、マクラーレンはC5で何かを見つけているし、明らかに彼らのクルマでうまく機能しているように思う。レースペースに関しては、より良い状態にあるはずだ。クルマのセットアップで行ったすべての開発は、レースペースにもう少し目標を定めているので、今日から学ぶ必要がある。そうすれば、確実に明日のチームにとっては良い結果を獲得できると確信している。レースではまだレッドブルとビッグファイトになると思っている」

    6位:ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
    「毎週末、予選では同じようなポジションにつけていて、とても満足している。6番手というのは僕らの力強いパフォーマンスを表しており、今日はいい一日になった。今週末はマシンを快適には感じられていない部分があったので、予選ではどうなるか分からなかった。それだけに、いいパフォーマンスを出せたことがとてもうれしい。明日はソフトタイヤを履くマシンの中では最上位でスタートすることになるので、間違いなく戦略がカギになる。マシンのペースがいいことは示せているので、自信はある」

    7位:角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
    「今日のパフォーマンスにはとても満足していて、予選での自己ベストになりました。チームにはすごく感謝していて、先週のペースを維持して、最大限の成果を出せるように取り組んでくれました。最後のアタックは、スリップストリームを使っていなかったのに、なかなかいいタイムだったので、この点もうれしかったです。ここオーストリアで2回続けてレースがあることは、僕の学びという点でとても役に立っています。徐々に自信を深めていくことができていて、それが今日のパフォーマンスにも表れていると思います。大切なのは明日です。レース中のコンディションがどうなるかは分かりませんが、ポイント獲得のためにはタイヤマネージメントが重要になるので、その部分に注力していきます」

    8位:セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
    「明日、ポイントを狙えるのは確かだし、ソフトタイヤでスタートするというアプローチには満足している。ミディアムやハードほど長くは持たないけど、速いタイヤなので、明日何ができるか見てみよう。すべてのセッションで小さな改善を果たしてきたし、今日のクルマはバランスが改善されていた。僕たちは週末を通して競争力があるし、今年初めて2台揃ってQ3に進出した。明日はクリーンエアーで走ることができれば、それなりのレースペースを示せると思う。フェルナンド(アロンソ)のQ2でのラップに影響を与えてしまったことを申し訳なく思う。昨日、すべてのドライバーが、ターン8とターン9でスローダウンすることに合意していたけど、列をジャンプして、最終コーナーでスローダウンしたドライバーがいた。許可されないことだ。それでも僕も下がってしまった。奇妙な状況だったし、本当に避けるのが難しかった。フェルナンドにできることはなかったし、彼に申し訳なく思う」

    9位:ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
    「かなりスペシャルな予選だった。僕たちは通常土曜日にうまくやっているけど、それは別のレベルだった。マシンに大きな自信を持っていたし、それはQ3ラップをワンショットだけで決めることになったときに本当に助けになった。どんな状況でも9番手は素晴らしい場所だけど、ソフトタイヤで数台前でミディアムからスタートすることで、レースで強いポジションに立つことができ、戦略の決定に関してアドバンテージになることを願っている。チーム全体のために本当に嬉しく思っている。僕たちは勢いを維持することができた。先週の日曜日の苦戦の後、これは完全に値する結果だ。明日にとても興奮している」

    10位:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「トップ10以内からスタートは明日のポイント圏内で良いショットを与えてくれるので、今日の予選に満足することができる。後から考えると、もう少し上位からスタートできた可能性があると思う。 Q2でのクルマのフィーリングは良かったし、ラップもうまくまとまっていたけど、Q3はクリーンなラップをまとめる少しトリッキーだった。今日、チームたちは予選でソフトタイヤとミディアムタイヤの両方を検討していたし、コンパウンドは互いに非常に接近している可能性がある。 今回はより柔らかいタイヤコンパウンドでの戦略がより重要になる可能性があるため、それが持ち帰って明日のために考えることだ。宿題をこなして、明日戻ってポイントを争いたい」

  • 2021年 F1オーストリアGP 予選:ドライバーコメント(11番手~20番手)

    2021年 F1オーストリアGP 予選:ドライバーコメント(11番手~20番手)

    2021年 F1世界選手権 第9戦 F1オーストリアGPの予選で11番手~20番手だったドライバーのコメント。

    11位:カルロス・サインツ(フェラーリ)
    「今日はミディアムタイヤを使ってQ3に進むという少しリスクを冒すことにした。そのタイヤでまともな最初のアテンプトをした後、僕たちはそれを選んだけど、残念ながらわずか0.006秒でカットラインを逃した」

    「かなり僅差だったし、今週は良い進歩を示すことができなかったので、当然ながら満足はしていない。ここ数日、バランス、セットアップ、そしてドライビングスタイルに一生懸命取り組んできたし。Q3に進出できれば良かった。いずれにしろ、レースは明日だし、僕たちの目標はここオーストリアで再び強い日曜日を過ごし、できるだけ多くのポイントを獲得することだ」

    12位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「今日の予選を終えて複雑な気持ちだ。その一方で、Q2に進まないことのリスクは認識していたし、戦略に合わせてミディアムコンパウンドで最速Q2ラップを設定することを優先した。ラップ自体はかなり良かった。残念ながら、ライバルの何人かが同じコンパウンドで僕たちの前でフィニッシュした。そこが残念な点だ。今週末のレースペースは安定しており、スタートタイヤを自由に選択できる。前にかなりのマシンがいることを考えれば、明日に向けてどの戦略がベストかを正確に分析する必要がある。これにより、アドバンテージはわずかに低下するので、状況は少し複雑になる。明日は全力を尽くて、それを最大限に生かしたい」

    13位:ダニエル・リカルド(マクラーレン)
    「残念ながら、先週と似たような結果だ。感触は良かったけど、それをラップタイムに変換できなかった。Q1のラップにはかなり満足していた。かなり上手くいったように感じたけど、それでも0.5秒遅れていた。だから、少し頭を悩ませている。現時点では、他にどこからさらなるスピードを得ることができるかわからないし、削りを続けていく。明日はタイヤを選択できるので、先週のようにまた良いスタートを切り、フィールドを航海し続けるつもりだ」

    14位:フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
    「今日はスターティンググリッドで先週よりいいポジションを得るチャンスを失ってた。おそらく5番手か6番手にはなれたはずだ。セブ(ベッテル)には不運な状況だったし、チームがもっとうまく管理すべきだった。あれはセブのせいじゃない。僕たちドライバーはコース上で起きていることについてエンジニアとのコミュニケーションに頼っている。今日はポテンシャルがあったのでがっかりしている。クルマは本当にいい感じだったし、おそらくシーズンを通してベストな感触だったかもしれない。2セットの新品タイヤを持ってQ3に進む機会を逃してしまいフラストレーションを感じている。明日は14番手からのスタートなので、レースはさらにチャレンジングになるけど、少しでもリカバーするためにベストは尽くす」

    15位:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
    「ここまであのような強力な週末を過ごしていたので、15番手はがっかりだ。プッシュラップの序盤でかなり苦戦したし、何が起こったのかをしっかり理解する必要がある。Q3に進めるペースはあったと思うけど、まとめることができなかった。レースで何が得られるかを見ていくつもりだ。ロングランのペースは良かったし、先週も明日使う予定のコンパウンドで強力だったので、トップ10入りを争えるはずだ」

    16位:キミ・ライコネン(アルファロメオ)
    「最初の走行はいい感じだったし、クルマの感触もかなりいい感じだったけど、2セット目を履いたら、最初の2つのコーナーでフロントエンドがなくなった。準備ラップはいつも通り良かったし、何が原因か分からないけど、最初の数コーナーを終えてコンマ数秒遅れていたので、僕のラップはもう終わったようなものだった。残りのラップで少し巻き返すことができたけど、そのダメージがあった。先週はレースでいい感じにリカバリーできたので、明日何ができるか見てみよう」

    17位:エステバン・オコン(アルピーヌ)
    「今週末、僕たちのペースは改善していないし、残念だけど、同じ位置にいる。今週はいくつか違うことを試したけど、まだ何か足りていない。今日は良いラップができたように感じた。現状では答えが見つかっていないけど、考えて解決策を探し続けたい。可能な限り自分の仕事することに集中して、チームの前進に役に立ちたい。明日はポジションを取り戻すためにハードにレースをする。諦めない」

    18位:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
    「今週末は柔らかいタイヤで全員にとって異なる挑戦となったけど、バランスをとってマシンのダイヤルを合わせるのに苦労している。最初の走行はそこまで悪くはなかったけど、2回目の走行でターン3のヘアピンでミスをしてコーナーを逃してしまった。今回はミスをして、結果として多くのタイムを失ってしまった。もちろん、とてもフロストレーションを感じている」

    19位:ミック・シューマッハ(ハース)
    「先週より良かった、それは確かだ。僕たちは前の車に近づいた。これは常にポジティブなことだ。予選では少し足りないかもしれないとは思っていたけど、それでもクルマを最大限に引き出すことができたと思うで、それについてはかなり満足している」

    20位:ニキータ・マゼピン(ハース)
    「かなりクリーンだった。タイヤを履くすべての機会で改善していることに満足している。でも、マシンを快適に感じることができなかった。マシンの後部が高速コーナーではステップアウトして、コーナーの真ん中ではスナップしていた。限界にいたと言っていいだろう」

  • ホンダF1:2021年 F1オーストリアGP 予選レポート

    ホンダF1:2021年 F1オーストリアGP 予選レポート

    レッドブル・リンクで行われた第9戦F1オーストリアGPの予選は、レッドブル・レーシング・ホンダのマックス・フェルスタッペンがポールポジション(PP)を獲得。フランスGPから続く3連戦すべてでPPに立ち、ホンダとしては1991年以来の3戦連続PPとなった。

    さらに、ホンダF1パワーユニット勢は4台全車がトップ7に入った。セルジオ・ペレスが3番手、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダも好調さを維持してピエール・ガスリー、角田裕毅が6番手と7番手に。明日は5連勝をかけてレースに挑む。

    予選Q1では、フェルスタッペンがトップタイム、ペレスが8番手で通過を決めるが、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダはガスリーのアタック1回目がトラックリミット違反で取り消しとなるなど、やや苦戦。ガスリーは2度目のアタックで9番手に入り、角田裕毅も14番手で突破。8位のペレスから角田まではわずか0.134秒差と、非常に僅差の戦いになった。

    Q2も激しい戦いとなりましたが、レッドブル・レーシング・ホンダはフェルスタッペン、ペレスともにミディアムタイヤで突破を決める。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダは両ドライバーがソフトタイヤで好走を見せ、ガスリーが4番手、角田が8番手でQ3へ進出。ホンダF1パワーユニット勢は2戦連続の全車トップ10入りを果たした。

    Q3では、1度目のアタックでフェルスタッペンがトップタイムをマーク。2度目はタイム更新に至らなかったが、このタイムに及ぶドライバーはおらず、ポールポジションを獲得。ペレスは2度目のアタックでタイムを伸ばし、フェルスタッペンの後方となる3番グリッドとなった。

    スクーデリア・アルファタウリ・ホンダも最終アタックで好タイムをマークし、ガスリーが6番手、角田が7番手に入る。ガスリーのタイムは4・5番手のメルセデス勢へ0.1秒未満の差に迫る好タイム。角田も自己ベストグリッドを更新する走りを見せた。

    田辺豊治(ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日のオーストリアGP予選は、レッドブル・レーシング・ホンダのフェルスタッペン選手が素晴らしいパフォーマンスで3戦連続のポールポジションを獲得しました。チームメートのペレス選手も3番手と、明日のレースに向けて、レッドブル・レーシング・ホンダの2台が非常にいいグリッドを確保できました。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのガスリー選手は今日も力強い走りで3戦連続の6番手、角田選手は自己最高となる7番手と、こちらも明日のレースに向けて非常にいい結果です。先週に続きレッドブルのホームサーキットでホンダ勢4台がQ3進出と、力強い予選結果を残すことができてよかったと思います。明日は一時的に天候が崩れる予報も出ています。いいポジションでスタートできるので、これをレース結果に繋げられるよう、天候の変化なども含めて色々な場面を想定した準備を行い、明日のレース本番に臨みます」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    「Q1とQ2の手ごたえはよかったのですが、Q3については素晴らしいラップを走れたと思っていないので、完全には満足していません。ここレッドブル・リンクでまたPPを獲れたことはもちろんうれしいですし、3戦連続というのもチームにとって素晴らしいものだと思います。ただ、僕はいつも完璧を目指しているので、今日はものすごくうれしいというわけではないですし、どこが上手くいかなかったのかをこれから分析していきます。ここまで、いつもこうやって成長してきました。僕らのマシンは力強く、チェコ(ペレス)も3番手にいるので、レースが本当に楽しみですし、一緒にプッシュして多くのポイントを持ち帰りたいです。今日のランド(ノリス/マクラーレン)のパフォーマンスは素晴らしかったですし、ここまでそれなりに近い場所を走ってはいましたが、明日のレースでのライバルになるとは思っていませんでした。ここ数レース、マシンとエンジンがパッケージとしてよく機能しているので、とてもうれしく思っており、明日に向けては自信があります。ただ、明日は先週よりもタイヤが柔らかく、マネージするのが難しくなります。また、なによりライバルは強力なので、僕らにとって簡単なレースなど一つもないと思っています。今日はグランドスタンドにオレンジ・アーミーが戻ってきてくれたことも本当に素晴らしいことです。ここまで(無観客のレースが続き)長い時間がかかりましたし、今日のような光景を見られたことを本当にうれしく思っています」

    セルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    「オーストリアのホームコースでチームとしてとてもいい結果が出せて、うれしいです。マックスと僕はいいスタートポジションで、明日はともにいいスタートを決められればと思いますし、それが結果を左右するはずです。ここまでは大変なレースウイークでした。バランスの向上に多くの作業を強いられ、マシンの全領域を確認して1回の走行ごとに細かな調整を加えていました。ミディアムタイヤでスタートすることになりますが、レースは1ストップか2ストップか分かりません。十分なロングランをできたドライバーはいないので、判断は難しいです。今日は最終的にいいラップタイムが出せましたが、簡単ではありませんでした。明日は何が起きるか分かりませんが、僕らのマシンは予選よりもレースのほうがいいと思うので、チームへ多くのポイントを持ち帰れればと思います。最後に、とても素晴らしいラップを披露したランド(ノリス/マクラーレン)にもおめでとうと伝えたいです」

    ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
    「毎週末、予選では同じようなポジションにつけていて、とても満足しています。6番手というのは僕らの力強いパフォーマンスを表しており、今日はいい一日になりました。今週末はマシンを快適には感じられていない部分があったので、予選ではどうなるか分かりませんでした。それだけに、いいパフォーマンスを出せたことがとてもうれしいです。明日はソフトタイヤを履くマシンの中では最上位でスタートすることになるので、間違いなく戦略がカギになります。マシンのペースがいいことは示せているので、自信はあります」

    角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
    「今日のパフォーマンスにはとても満足していて、予選での自己ベストになりました。チームにはすごく感謝していて、先週のペースを維持して、最大限の成果を出せるように取り組んでくれました。最後のアタックは、スリップストリームを使っていなかったのに、なかなかいいタイムだったので、この点もうれしかったです。ここオーストリアで2回続けてレースがあることは、僕の学びという点でとても役に立っています。徐々に自信を深めていくことができていて、それが今日のパフォーマンスにも表れていると思います。大切なのは明日です。レース中のコンディションがどうなるかは分かりませんが、ポイント獲得のためにはタイヤマネージメントが重要になるので、その部分に注力していきます」

  • フェラーリF1のカルロス・サインツ「予選ではウィリアムズの方が速かった」

    フェラーリF1のカルロス・サインツ「予選ではウィリアムズの方が速かった」

    フェラーリF1のカルロス・サインツは、2021年F1オーストリアGPの予選Q2でジョージ・ラッセルに0.006秒差で敗れて11番グリッドからスタートする。

    ジョージ・ラッセルが実力でQ3に到達したことに驚いたかと質問されたカルロス・サインツは、先週末のF1シュタイアーマルクGPでのラッセルのパフォーマンスを指摘した。

    「いいや、彼は先週僕たち、少なくとも僕を倒している。今週末のウィリアムズは遅いクルマではない」とカルロス・サインツは答えた。

    「彼はリタイアするまで8番手を走っていた。僕は彼の後ろを数周走ったし、パスすることは不可能だった。ジョージは良い仕事をした。確かに彼は良い仕事をしているが、ウィリアムズが僕たちよりはるかに遅いというわけではない」

    「どちらかといえば、予選では、間違いなく今週末のウィリアムズの方が速いパッケージのように見える」

    しかし、カルロス・サインツはわずか0.006秒で負けてQ2敗退を喫したことにより不満を感じている。

    「予選全体で全力を尽くしたと思うし、わずか0.006秒で敗退するのは幸せではない。残念だけど、明日は良いレースペースがあるし、ポイントが与えられるのは明日だ。だから明日を待とう」

  • フェラーリF1のシャルル・ルクレール、Q2敗退は「戦略プラン通り」

    フェラーリF1のシャルル・ルクレール、Q2敗退は「戦略プラン通り」

    フェラーリF1のシャルル・ルクレールは、2021年F1オーストリアGPの予選で12番手で終えたが、Q2敗退はチームの“戦略の一種”だったと認めた。

    シャルル・ルクレールは、決勝を12番グリッドからスタートするが、タイヤを自由に選択できるようにするためにQ3に進出しないことはチームの意図だったと主張する。

    「明日はタイヤを自由に選択したかったので、正直に言うと、Q3には進まない計画だった。でも、少しがっかりしている。明らかにミディアムでQ3に行くのが最善だった。それをウィリアムズがジョージとやり遂げたのははとても印象的だし、それが今日僕を少しがっかりさせている。ミディアムで彼らの後ろにいることは素晴らしいことではない」

    チームのプレスリリースでは改めて以下のように語った。

    「今日の予選を終えて複雑な気持ちだ。その一方で、Q2に進まないことのリスクは認識していたし、戦略に合わせてミディアムコンパウンドで最速Q2ラップを設定することを優先した。ラップ自体はかなり良かった。残念ながら、ライバルの何人かが同じコンパウンドで僕たちの前でフィニッシュした。そこが残念な点だ」

    「今週末のレースペースは安定しており、スタートタイヤを自由に選択できる。前にかなりのマシンがいることを考えれば、明日に向けてどの戦略がベストかを正確に分析する必要がある。これにより、アドバンテージはわずかに低下するので、状況は少し複雑になる。明日は全力を尽くて、それを最大限に生かしたい」

  • 【動画】 マックス・フェルスタッペン vs ランド・ノリス ラップ比較

    【動画】 マックス・フェルスタッペン vs ランド・ノリス ラップ比較

    2021年F1オーストリアGPの予選でポールポジションを獲得したマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)とランド・ノリス(マクラーレン)のセクターごとのラップタイムとオンボード映像を比較した動画をF1公式サイトが公開した。

    F1オーストリアGPの予選では、マックス・フェルスタッペンがランド・ノリスを僅差で上回って3戦連続となるポールポジションを獲得。フェルスタッペンは最終アタックを先頭でコースインしたため、スリップストリームなしでの走行となった(後にそれに激怒している)。

    セクター1ではランド・ノリスが先行、しかし、セクター2とセクター3ではマックス・フェルスタッペンが圧倒的な速さをみせている。メルセデスF1エンジンを積むマクラーレンはストレートで速いマシンに仕上がっているが、レッドブルはホンダF1エンジンでそれを上回っている。

    動画の公開は終了しました
  • セバスチャン・ベッテル 「アロンソに申し訳ない。避けられなかった」

    セバスチャン・ベッテル 「アロンソに申し訳ない。避けられなかった」

    アストンマーティンF1のセバスチャン・ベッテルは、2021年F1オーストリアGPの予選を8番手で終えたが、Q2でフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)のアタックを妨害したとして3グリッド降格ペナルティを科せられ、明日の決勝は11番手からスタートする。

    セバスチャン・ベッテルは、Q2で最後のアタックのために準備していたが、アタックタップをしていたフェルナンド・アロンソを最終コーナーで妨害することになった。

    セバスチャン・ベッテルは、紳士協定を破って列を追い抜いて最終コーナーでスローダウンしたドライバーがいたことで詰まってしまったとつつも、フェルナンド・アロンソに謝罪した。

    「フェルナンド(アロンソ)のQ2でのラップに影響を与えてしまったことを申し訳なく思う」とセバスチャン・ベッテルはコメント。

    「昨日、すべてのドライバーが、ターン8とターン9でスローダウンすることに合意していたけど、列をジャンプして、最終コーナーでスローダウンしたドライバーがいた。許可されないことだ。それでも僕も下がってしまった」

    「奇妙な状況だったし、本当に避けるのが難しかった。フェルナンドにできることはなかったし、彼に申し訳なく思う」

    アストンマーティンF1は、決勝をソフトでスタートすることを想定してQ2を戦ったが、そのアプロートに満足しているとセバスチャン・ベッテルは語る。

    「明日、ポイントを狙えるのは確かだし、ソフトタイヤでスタートするというアプローチには満足している」とセバスチャン・ベッテルは語る。

    「ミディアムやハードほど長くは持たないけど、速いタイヤなので、明日何ができるか見てみよう」

    「すべてのセッションで小さな改善を果たしてきたし、今日のクルマはバランスが改善されていた。僕たちは週末を通して競争力があるし、今年初めて2台揃ってQ3に進出した。明日はクリーンエアーで走ることができれば、それなりのレースペースを示せると思う」

  • フェルナンド・アロンソ、ベッテルへの怒り収まらず「ペナルティは不十分」

    フェルナンド・アロンソ、ベッテルへの怒り収まらず「ペナルティは不十分」

    アルピーヌF1のフェルナンド・アロンソは、2021年のF1オーストリアGPの予選Q2でセバスチャン・ベッテルにブロックされて14番手で終えたことで、週末は“事実上終わった”と語り、ベッテルに科せられたペナルティでは“不十分”だと怒りが収まらない。

    予選Q2の最後のアタックでフェルナンド・アロンソは、セクター1とセクター2で自己ベストを更新してトップ10入りは確実かと思われたが、最終コーナーで低速で走行していたセバスチャン・ベッテルに捕まって14番手で予選を終えた。

    セバスチャン・ベッテルは、すぐに自分の非を悟って、フェルナンド・アロンソに手を振って謝罪したが、アロンソの怒りが収まることはなかった。

    無線でフェルナンド・アロンソは「なんなんだ!? 信じられない。今日、僕たちはトップ3、トップ4にいた。くそ!」と怒りを露わにした。

    セバスチャン・ベッテルには3グリッド降格ペナルティが科せられたが、フェルナンド・アロンソはレースでポイントを獲得するのが難しい状況になったと感じており、ペナルティはそれに適合しないと考えている。

    「5~6番グリッド、そして、違ったレースをする機会を失ったと思う」とフェルナンド・アロンソは Sky Sports F1 1に語った。

    「明日はポイントを獲得できないと思う。だから、彼らが他の人にどんなペナルティを与えたとして決して十分ではない」

    「前の人たちの管理が非常に悪かったと思う。今日はポテンシャルがあったと思うのでがっかりしている。予選ではおそらく今シーズン最高のクルマだったし、それを最大限に活用できなかった」

    フェルナンド・アロンソは、セバスチャン・ベッテルがしたことは受け入れられないと感じており、そのような状況では常識を優先する必要があると述べた。

    「とても非常に紛らわしい。ルールの話の一部が適用されると思うけど、常識が適用されなければならない」とフェルナンド・アロンソは語った。

    「今日の出来事は正しくないので、厳しいペナルティが必要だ。明日多くのポイントを失うことは非常に苛立たしいことだ。そして、今、14番手からのスタートで終わったということを忘れられることができないレースがある。僕たちにとってまた少し奇妙な状況での週末だ」

    セバスチャン・ベッテルはその状況で自分が間違ったことをしたことを認めたが、アウトラップで彼を追い抜いて、不快な状況に自分を陥れた他のクルマを非難した。

    「非常に遅くなって初めて彼が見えた」とセバスチャン・ベッテルはフェルナンド・アロンソについて語った。

    「僕にできることはそれほど多くなかった。隊列をジャンプし続けた前にいるのドライバーのせいだと思う。正しくないと思うし、僕たちが合意したことでもない」

  • ボッタス 「ポールは手が届かなかった。レースではレッドブルと戦える」

    ボッタス 「ポールは手が届かなかった。レースではレッドブルと戦える」

    メルセデスF1のバルテリ・ボッタスは、2021年F1オーストリアGPの予選を5番手で終えた。

    「ポールを争えることを期待していたけど、今日は手が届かなかった。先週から少し後退したように思う。もしくは他が僕たちよりもゲインしたかだ。本来の場所から0.1~0.2秒逃していると言える」とバルテリ・ボッタスは語る。

    今週、マクラーレンはC5で何かを見つけているし、明らかに彼らのクルマでうまく機能しているように思う。レースペースに関しては、より良い状態にあるはずだ。クルマのセットアップで行ったすべての開発は、レースペースにもう少し目標を定めているので、今日から学ぶ必要がある。そうすれば、確実に明日のチームにとっては良い結果を獲得できると確信している。レースではまだレッドブルとビッグファイトになると思っている」

  • レッドブル・ホンダF1、3戦連続ポール「素晴らしいチームパフォーマンス」

    レッドブル・ホンダF1、3戦連続ポール「素晴らしいチームパフォーマンス」

    レッドブル・ホンダF1は、2021年F1オーストリアGPの予選でマックス・フェルスタッペンが3戦連続となるポールポジションを獲得。レッドブル・レーシングとしては2013年以来、ホンダのF1エンジンとしては1991年以来30年ぶりとなる。

    マックス・フェルスタッペンのチームメイトのセルジオ・ペレスも3番グリッドを獲得。メルセデスF1勢が4・5番手に沈んだレースで二人はミディアムタイヤでレースをスタートする。

    「今日は素晴らしいチームパフォーマンスだった」とクリスチャン・ホーナーは語る。

    「2013年以来の3戦連続ポールであり、マックスにとっては初めてだ。さらに、チェコが3番手にいるのは素晴らしいことであり、明日は両方のクルマで素晴らしいチャンスを得ることができる」

    「マックスはいつも少しでもエクストラなパフォーマンスを探しているし、彼はQ3でクルマにもっと多くのポテンシャルがあると感じたので苛立っていた。彼は最初の走行でわずかにロックアップしていたので、我々は2回目の走行で彼にクリーンエアを与えたかった。列の前に行き着き、空気に穴を開けて後ろのランドにわずかなトウを与えました。マージンは非常に小さいが、それでも彼のパフォーマンスは再び驚異的なものだった」

    「どちらのクルマもミディアムタイヤで突破したいと思っていたのは明らかであり、気温が下がり、雨が降る恐れのある明日の天気がどうなるか見てみよう。タイヤも1ステップ柔らかくなっているので、今夜はレースが1ストップか2ストップかについて多くの議論があるだろう」

    「ファンがもたらす雰囲気を忘れてしまっていた。トラックにファンがいたのはとても昔のことのようだ。マックスは非常に多くの忠実なサポーターを持っており、サーキットのどこにいても、彼がポールを獲得したときにノイズを聞くことができた。F1にとってファンが戻ってくるのは素晴らしいことであり、明日彼らに素晴らしい結果をもたらすことができることを願おう」