カテゴリー: F1オーストリアGP

  • 「レッドブルF1はノリスの調査を求めてきた」とF1レースディレクター

    「レッドブルF1はノリスの調査を求めてきた」とF1レースディレクター

    レッドブルF1はオーストリアGPでペナルティが相次いだことに不満を述べているが、F1レースディレクターを務めるマイケル・マシは、レッドブルからランド・ノリスを審議するようにスチュワードに要求があったと明かした。

    1周目のセーフティカーの後、4周目に迎えたリスタートで、セルジオ・ペレスはターン4でランド・ノリスをアウトサイドから抜きにかかった。しかし、コース上にスペースはなく、グラベルを走行したことでポジションを犠牲にした。

    数分後、レースコントロールは、スチュワードがランド・ノリスとセルジオ・ペレスのインシデントを審議していることを発表し、その後、ノリスがペレスをコース外に追いやったとして5秒加算ペナルティが発表された。

    その後、セルジオ・ペレスは、シャルル・ルクレールをコース外に追いやったとして2回の5秒加算ペナルティを科せられており、それ以外にもレース中はペナルティが飛び交った。

    レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは「サッカー選手がダイブをしているのと同じようなことは望んでいない」と語り、悪い前例を作ったとして、ペナルティを批判した。

    だが、マイケル・マシは、スチュワードにインシデントの調査を最初に依頼したのはレッドブルだったと述べた。

    「すぐに行動したのはレッドブルで、ランド・ノリスとセルジオ・ペレスの事件を調査するように求めてきた」とマイケル・マシは ASN Motorsport に語った。

    「そして、フェラーリは、シャルル・ルクレールとセルジオ・ペレスとのインシデントのどちらの状況でも調査するように求めてきた」

    「他にも数人いたかもしれないが、それ以外に、調査中の問題について質問してきた人は誰もいなかった」

    ランド・ノリスのタイムペナルティには、ライセンスに2点のペナルティポイントが加わり、ノリスはレース禁止まであと2点となる累積10点となった。ただし、そのうちの2点はF1イギリスGPまでに期限切れになる。

    ランド・ノリスとマックス・フェルスタッペンは、ペナルティポイントシステムに疑問を投げかけた。

    だが、マイケル・マシはペナルティポイントを擁護し、軽微な侵害に対しても「過酷」ではないと断言する。

    「すでに存在するペナルティポイントシステムだ。ずっとそこにあった。多くの国で公道を運転している従わなければならない最大数の点数を持っている人々と同じだ」

    「それに応じて、ドライビングスタイルなどを調整する必要がある。だから、それらが厳しいとは思わない。それは昨年末に議論された。そして、それが様々なチームの様々なドライバーに様々な方法で影響を与えるのは面白いことだ」

    「昨年末、FIAとF1の全員、チームを巻き込んで、今年は変更がないということでコンセンサスを得た。そして、我々がシーズン途中にそれを変えるつもりはない」

    「つまり、ペナルティスケールはチーム全員が同意し、実際には年の初めにインプットしたものだ。それがスチュワードが使用しているものだ」

  • フェルナンド・アロンソ 「トラックリミットを守った自分は馬鹿らしい」

    フェルナンド・アロンソ 「トラックリミットを守った自分は馬鹿らしい」

    アルピーヌF1のフェルナンド・アロンソは、先週末のF1オーストリアGPのオープニングラップでトラックリミットを順守し自分は「少し馬鹿らしいと感じた」と認めた。

    レース後、フェルナンド・アロンソは、ダニエル・リカルド(マクラーレン)とシャルル・ルクレール(フェラーリ)がオープニングのターン1で意図的にワイドに走って前に出て不当なアドバンテージを得たと不満を表明していた。

    ダニエル・リカルドとシャルル・ルクレールにポジションを奪われたフェルナンド・アロンソは、レース終盤にジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)をターン4で抜いてなんとか10位入賞でレースをフィニッシュした。

    フェルナンド・アロンソは、レッドブル・リングでのオープニングラップを“アンフェア”だったと振り返った。

    「オーストリアで2週間で2回のレースをしたけど、スタート時にオーバーテイクしたのは僕だけだったし、ターン1でインサイドで非常に遅くブレーキをかけた」とフェルナンド・アロンソは語った。

    「今回はリカルドとルクレールを追い抜いた。彼らはターン1の出口でコースを外れ、僕の前を出てきた。そして、さらに彼らはターン3にむけて前のマシンをスリップストリームを使って逃げて行った」

    「今日は非常にアンフェアだと感じた。先週末もそうだった。シャルルとリカルドの前でターン1に入ったけど、ターン1を出てリカルドの50メートル後ろにいた。コーナーをちゃんと抜けたのは僕だけだった、少し馬鹿らしく感じた」

    フェルナンド・アロンソは、20台のマシンが近くにあることを考えると、スチュワードはオープニングラップでより寛大な見方をすることが多いことを認めた。

    フェルナンド・アロンソは、ダニエル・リカルドに対してもシャルル・ルクレールに対しても自分がコース外に追いやったとは思っておらず、むしろアドバンテージを得るために彼らが自身がそれを選択したと語った。

    「それは書かれていることだと思う。そして、最初のラップで彼らはペナルティとトラックリミットに関して少し柔軟であることは非常に明白だ、僕たちは戦っているわけだし、コースを外れることを余儀なくされることもある。戦っていて、他のマシンに追い込まれて、ランオフエリアに出ることもあるからね」

    「でも、そうではなかった。コース外に出てスロットルをオンに保つことは、純粋にパフォーマンスの決定だった。並んでいる人はなかった。それは灰色の領域ではないと思う。非常に明確だった」

    F1レースディレクターのマイケル・マシは、オーストリアの最初のラップで誰もペナルティを受けなかった理由を説明した。

    「我々はそれを見ており、我々が言ったことのひとつは、2019年のポール・リカールから来ている。最初のラップの最初の数コーナーだったし、後ろでコーナーに入ったマシンは、後ろに戻る必要がある」とマイケル・マシは語った。

    「我々はフェルナンドが言及していたインシデントを見たし、当時我々が見ることができた角度から見て、まさにそれが起こったことだ」

    「それが一般的な原則だ。特にそのような状況では、一般的に、誰もがそれらのことを非常に寛大な方法で見て、必要に応じてドライバーとチームを助けるように求めてくる。それが、あの時に見られた状況だ」

  • 角田裕毅、白線またぎペナルティに困惑も「レースペースが酷かった」

    角田裕毅、白線またぎペナルティに困惑も「レースペースが酷かった」

    アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、F1オーストリアGPの決勝でピットエントリーの白線を2度またいでスチュワードから2つの5秒加算ペナルティを科さられ、自分自身をさらに困難な状況に追い込んだ。

    角田裕毅とチームメイトのピエール・ガスリーは、どちらもトップ7内からレースをスタートしたが、ソフトタイヤでのスタートという戦略を2ストップが必要であり、厳しいレースを強いられた。

    角田裕毅は最初のストップで、9ターン前のピットエントリー開始を示す白い線の内側に完全には入っていなかったため、2回目のピットストップで5秒のタイムペナルティを受けた。

    しかし、2度目のストップでピットに入った際、直前にチームが警告したにもかかわらず、角田裕毅は再び同じペナルティを受けた。

    「先週もフリープラクティスでも同じように走っていたと思っていたのですが、いきなりペナルティを科せられたので、そこで何が起こったのか見直す必要がありますが、次回は避けたいと思います」と角田裕毅は語他t。

    「メッセージは届いていましたが、ピットエントリー直前だったので、同じことをしていました」

    F1レースディレクターのマイケル・マシは、角田裕毅が白線をまたいでいた場合、警告を受けるのはプラクティス中のみだと説明し、FIAは週末の他のポイントで彼がそのようなことをしていたことには気づいていなかったと語った。

    「2年前にアップレードされた現在のレギュレーションでは、プラクティス中はレースディレクターの警告となる」とマイケル・マシは語った。

    「しかし、チームにはドライバーに知らせる責任もあり、先週末からそこは変わっていない」

    「最初の違反に対してペナルティが科せられたので、チームには何が違反だったについて説明があったと思う。だが、2回目のピットストップ中に再び同じようなことが起こった。チームとドライバーは何らかの責任を負わなければならない。先週などとまったく同じシナリオだ」

    「実際には我々は警告を出さなかった。警告を出した唯一のドライバーはニコラス・ラティフィだった。彼のマシンの後部は大きく膨らんで、ラインを越えていた。裕毅が白線を横切るのは公平だとは見なさなかった。可能かもしれませんが、公平を期すために、我々は先週ここにいて、彼はレースでそれをしなかった」

    2つのペナルティがポイントを獲得するチャンスを台無しにした。角田裕毅は、フェルナンド・アロンソやジョージ・ラッセルと戦うことができたかもしれないが、トップ10から15秒遅れの12位でレースを終えた。

    「予選までは良かったと思いますが、レースペースがひどかったので、その理由を分析しなければなりません」と角田裕毅は付け加えた。

    「レースは厳しいものになるだろうと思っていましたが、あそこまで厳しいものになるとは思っていませんでした」

    「レース中はペースに苦労し、タイヤマネジメントは本当にトリッキーでした。予選は良かったのでイライラしましたが、持ち帰って問題を確認する必要があります。次回シルバーストーンで同じミスをすることはありません」

  • レッドブル・ホンダ RB16Bの圧勝を支えた新型フロントウイング

    レッドブル・ホンダ RB16Bの圧勝を支えた新型フロントウイング

    2021年F1オーストリアGPでのマックス・フェルスタッペンの圧勝は、F1シュタイアーマルクGPでの勝利の繰り返しのように見えたかもしれないが、フェルスタッペンのレッドブル・ホンダ RB16Bは前週とは著しく異なるパッケージを誇っていた。

    F1ジャーナリストのマーク・ヒューズは、レッドブル・ホンダが2021年最初のトリプルヘッダーの最終レースに勝つためにもたらしたものをジョルジョ・ピオラによるテクニカルイラストで説明した。

    F1オーストリアGPのレース中にバランスのアップデートを求められたマックス・フェルスタッペンは、無線で『新しいウイングは素晴らしい』と語った。

    マックス・フェルスタッペンが言及していたのは、F1オーストリアGPの週末に間に合うようにフェルスタッペンのマシンだけに準備されていた新しいフロントウィングだった。これは、同じくフェルスタッペンのマシンのみに導入された大幅に改訂されたバージボードと連動して機能するものであり、パーツの製造が急がれていた。

    セルジオ・ペレスのマシンは、前戦F1シュタイアーマルクGPでマックス・フェルスタッペンのマシンに導入された上部の全幅に鋸歯状の縁が備えている最新のディフューザーが搭載されたが、ウイングとバージボードは以前のものが保持されていた。

    セルジオ・ペレスとマックス・フェルスタッペンのバージボード比較 / F1オーストリアGPセルジオ・ペレスとマックス・フェルスタッペンのバージボード比較 / F1オーストリアGP

    新しいウイングはほとんど同じ系統であり、形状がわずかに変更されているだけだが、主な特徴はインボードの端からのより積極的な上向きのスイープにある。上部フラップはそこからさらに上昇し、ウイングの端に向かってさらに下向きにスイープしている。その結果、その下のスロートエリアがより大きくなっている。これは本質的に以前よりもダウンフォースの高いウイングであり、より直接的にフロントエンドにダウンフォースを与える。

    インボード端のフラップの高さが高くなると、アンダーボディへの気流が妨げられるため、リアの床下のダウンフォースはいくらか犠牲になる可能性がある。だが、スロートエリアが大きくなると、フロントホイールの周りの気流がより多くアウトウォッシュされ、バージボードが空気を加速させて床下の効率を高めるために使用されるホイール間の気流の作用を妨げるのを防ぐのに役立つ。

    モナコ(上)、シュタイアーマルク(中)、オーストリア(下)モナコ(上)、シュタイアーマルク(中)、オーストリア(下)

    また、バージボード上のベーンの複雑な格子配置は微妙に変更されており、マックス・フェルスタッペンのマシンは、上部ベーンと下部ベーンの非連動した配置が特徴となっている。

    これらの変更の組み合わせの結果、それまでのローダウンフォース仕様とは異なり、より多くのダウンフォースを維持できるマシンへと変化していた。前回のF1シュタイアーマルクGPとF1フランスGPでは、メルセデスに対するレッドブルのより優れたエアロパフォーマンスは、コーナーでのパフォーマンスよりも直線スピードに変換されていた。

    マックス・フェルスタッペンの新型バージボードマックス・フェルスタッペンの新型バージボード

    フロントウィングのダウンフォースが高くなると、コーナースピードが上がり、直線速度のアドバンテージは以前より小さくなったが、ラップタイムのアドバンテージは増えた。

    それはスピードトラップの数値に表れており、古いセットアップのセルジオ・ペレスは予選でのスピードトラップで2番目に速かったのに対し、フェルスタッペンは12位で時速約4km遅くかった(メルセデスのルイスハミルトンとバルテリボッタはそれぞれ17位と20位)。

    レッドブル・ホンダがより大きな空力アドバンテージをどのように使用するかはトラックごとに異なるが、メルセデスとは対照的に、マシンが開発に非常に反応している。

  • 「ランド・ノリスはセルジオ・ペレスを抜かせるべきだった」と元F1ドライバー

    「ランド・ノリスはセルジオ・ペレスを抜かせるべきだった」と元F1ドライバー

    元F1ドライバーのティモ・グロックは、F1オーストリアGPでのランド・ノリスとセルジオ・ペレスのとインシンデントに対するスチュワードの判断を支持している。

    レース序盤のセーフティカー後のリスタートで、ランド・ノリスを追い抜こうとしていたセルジオ・ペレスがグラベルに押し出されて順位を下げた後、ノリスに5秒加算ペナルティが科された。

    ランド・ノリスは、アウトサイドから抜こうとしたセルジオ・ペレスの動きは“愚か”だったと不満を露わにし、驚くべきことにレッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーもノリスのディフェンスは“ハードレース”だったとスチュワードの裁定に異論を唱えた。

    だが、元F1ドライバーで、現在はドイツのテレビ解説者を務めるティモ・グロックはその見解に反対する。彼は、ドライバーが追い抜かれることを悟ったときはそのような強引な戦術に頼るべきではないとし、また、アウトサイドから大胆なオーバーテイクをするのが不適切だという理由で例外にするべきではないと語る。

    「スペースを残さなければならないと思う」とティモ・グロックは Sky Germany に語った。
    「F1では、オーバーテイクはすでに困難だ。インサイドだけでなく、アウトサイドからdめオーバーテイクをするのはフェアなはずだ」

    「F1にアウトサイドからオーバーテイクをしてはいけないというルールはない。試みる人は、自分がどんな危険な状況に置かれているのかを知っている」

    「僕の目には彼にはオーバーテイクのチャンスがあるように映ったし、相手にスペースを与えるのがフェアだ」

    2004年から2012年にF1で91戦を戦ったティモ・グロックは、ランド・ノリスがギャプの立場だったら、セルジオ・ペレスに不満を言ったであろう典型的な例だと考えている。

    「ノリスは自分が攻撃されていることを知っている。したがって、ドライバーとして行動し、他の人をオーバーテイクさせる必要がある」とティモ・グロックは付け加えた。

    「当然、このような状況にある人は常に自分自身を主張する。レースやショーについて考え、僕たちが良いスポーツを提供したいのであれば、それに応じて対戦相手にスペースを与える必要があり、自己中心的に『彼をトラックから追い出してやる』と言うべきではない」

    F1レースディレクター、マイケル・マシは、ティモ・グロックと同様に、スチュワードの見解は「セルジオは完全にランドと並んでいたので、車幅をトラックの端に残す責任がある」と述べた。

  • レッドブルF1、セルジオ・ペレスに“1人だけレーダーホーゼン”ドッキリ

    レッドブルF1、セルジオ・ペレスに“1人だけレーダーホーゼン”ドッキリ

    レッドブルF1は、セルジオ・ペレスにF1オーストリアGPで1人だけ民族衣装“レーダーホーゼン(皮製の半ズボン)”を着させるドッキリを仕込んだ。

    2021年のF1オーストリアGPは、セルジオ・ペレスにとってF1で200回目の記念すべきレーススタートだった。レッドブルF1は、シュピールベルクでのレッドブルのホームレースに敬意を表して、以前も行ったように日曜日に全員がレーダーホーゼンを着用すると伝えた。

    だが、セルジオ・ペレスがパドックに表れると、誰もオーストリアの伝統的な衣装を着ていなかった。さらにレッドブルF1は、ペレスがガレージに入るまでアコーディオンとコントラバスの演奏隊まで用意した

    セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ) / 2021年 F1オーストリアGPセルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ) / 2021年 F1オーストリアGP)

    「チームにちょっとしたドッキリを仕掛けられた。でも、絶対に仕返ししてやるつもりだ!」とセルジオ・ペレスは誓った。

    「いつもレッドブルのドライバーがそれを着ているのを見たので、かなり普通のことだと思い込んでいた」


    だが、セルジオ・ペレス自体、いたずら好きで知られている。

    ザウバー所属時の2011年のF1日本GPでは17番手から8番手まで順位を上げていた最終ラップでフィニッシュライン直前にマシンがパワーを失ったフリをしてエンジニアを慌てされた。

    2015年にはルイス・ハミルトンの愛犬ロスコーを車に乗せて“誘拐”したとツイートしている。

    ルイス・ハミルトンの愛犬ロスコーを誘拐?ルイス・ハミルトンの愛犬ロスコーを誘拐?(2015年)

  • メルセデスF1、エンジンカスタマーのマクラーレンのペースに驚き

    メルセデスF1、エンジンカスタマーのマクラーレンのペースに驚き

    メルセデスF1は、エンジンカスタマーであるマクラーレンに予選で敗れ、レースプランに関与してくることを予想していなかったと語る。

    マクラーレンF1のランド・ノリスは、F1オーストリアGPの予選でメルセデスF1の2台の前の2番グリッドを獲得。決勝でも20周にわたってルイス・ハミルトンを抑えた。

    5秒ペナルティによってピットストップ後にメルセデスF1の2台の後ろに後退したランド・ノリスだが、マシンにトラブルを抱えたルイス・ハミルトンを抜きされ、最後はバルテリ・ボッタスの数秒以内まで迫った。ペナルティがなければ、2位を獲得できたはずだ。

    メルセデスF1のトラックサイドエンジニアリングディレクターを務めるアンドリュー・ショヴリンは、レース後半にランド・ノリスがバルテリ・ボッタスを追い詰めているのを見て驚いたと語る。

    「ランドがポールのシュートアウトにいたのは驚きだった」とアンドリュー・ショブリンは語った。「彼はポール獲得するのに非常に迫っていた」

    アンドリュー・ショブリンは、メルセデスが供給したエンジンを使用するマクラーレンのペースは、レッドブル・リンクでの2つのレースの間で進歩を遂げたチームにかかっていると確信している。

    「パワーユニット面で差がないことはわかっている。したがって、彼らがこれほど強いのを見るのは少し驚きだったと思う。そして、レースでも、我々は彼らとレースしていた。先週、彼らは自分たちのことをやった。我々は彼らをかなり攻略して、大きなギャップがあった」

  • 2021年 F1オーストリアGP 決勝:ドライバーコメント(11位~DNF)

    2021年 F1オーストリアGP 決勝:ドライバーコメント(11位~DNF)

    2021年 F1世界選手権 第9戦 F1オーストリアGPの決勝で11位~DNFだったドライバーのコメント。

    11位:ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
    「今日は近いようで遠かった。スタートで発進はうまくいったけど、角田がかなり大きなロックアップをして、彼のチームメイトを避けるために目の前を横切ったことで、ブレーキをかけなければならず、いくつか順位を失ってしまった」

    「常に僕たちの前でフィニッシュしている速いマシンがいるので、それでレースの結果が変わったわけではないけどね。10位のポイントは僕たちにとってレースでの勝利のように感じているし、全力で戦った。このような状況で抑えなければならない全ドライバーのなかで、フェルナンドは絶対に選ばないだろう。彼は飛ぶように速かったし、僕のタイヤでは彼を抑えるのは不可能だった。このような小さなマージンで逃したことに僕たち全員ががっかりしているけど、僕たちは本当に進歩を遂げているし、シルバーストンに向けてポジティブに受け取るつもりだ」

    12位:角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
    「今日は僕にとっては難しい一日となりました。レース中のペースに苦しみ、タイヤマネージメントはとても難しかったです。昨日の予選がよかっただけにフラストレーションがたまりますが、気持ちを切り替え、今日の課題を振り返る必要があります。次のシルバーストーンで同じミスを繰り返すことがないようにしていきます」

    13位:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「今日は望んでいたレースではなかった。レースの最初のフェーズではポイント争いを続けることができたけど、後から考えれば、ソフトでのスタートが理想的ではなかったのは明らかだと思う。新品のハードに交換するために1回目のピットストップをしたとき、かなりのトラフィックのなかに出てしまった。異なる戦略とタイヤのマシンがいて、僕たちは多くのタイムを失った。第2スティント序盤のタイヤのピークのアドバンテージを活かせず、レースに影響してしまった。トリフルヘッダーは期待外れな終わりになってしまったけど、2週間後にシルバーストでホームレースがあることに興奮している。とても難しいサーキットだし、新しい週末のフォーマットもあるので、白紙の状態だし、挽回するチャンスだ」

    14位:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
    「フラストレーションが溜まる日だった。先週と同じようにレースは1周目に妥協を強いられた。エステバンと接触して、ピットに入らなければならなかった。その後、ペースは良かったけど、全員がかなり接近していて、大きくリカバリーするのはとても難しかった。ウィリアムズの後ろで立ち往生して、ペナルティさえ科された。悪れない週末だ。パフォーマンスは悪くなかったので、シルバーストンではもっと良いレースができることを願っている」

    15位:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
    「僕サイドではあまり波乱に富んだ日ではなかった。オープニングラップでトラブルを避けた後はレースのほとんどを一人で走った。僕たちはまだ全体的なペースが欠けていると感じたけど、マシンは先週よりもはるかに感触はよかったし、僕たちが進歩を果たしたのは明らかだ。持ち帰って、時間何を改善できるか見ていく」

    16位:キミ・ライコネン(アルファロメオ)
    「マシンはかなりいい感じだったけど、トップ10に入るには少し足りないというレースだった。ハードで第1スティントを長くして、10位を争っている前のドライバーに追いつくことができた。アロンソがラッセルを抜いて、近づいたところで、セブと接触した。衝突して、それで終わりだ。でも、僕たちはどちらもポイントを少し下回っていたので、最終結果は変わらなかったと思う」

    17位:セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
    「今日は簡単なレースではなかったし、キミ(ライコネン)との誤解によってグラベルで終わった。彼は目の前の僕が見えていなかったと思う。左リアに衝撃を感じて初めて接触したとわかった。ターン4をうまく立ち上がって、ターン5のアプローチで右側にいたキミの前に出ていた。キミが意図的だったとは思わない。その前でさえ、今日はポイントを争うスピードはなかった。車内のバランスは問題なかったけど、オープニングスティントのミディアムタイムの方がマシンのバランスは良かった。でも、トラフィックでクリーンエアが得られなかった。ポイントを獲得できなかったのは残念だけど、シルバーストンでの次のレースに行く前にどこを改善できるか理解するために懸命に作業していく」

    18位:ミック・シューマッハ(ハース)
    「チャレンジングだった。柔らかいタイヤを履いていたので、全体的にもう少しマネジメントしなければならなかった。レース中、アルファロメオやウィリアムズと同じペースで走れているときもあったので、そのようなラップタイムを一貫して出せていないのが問題のようだ。何ができるか分析しなければならないけど、特にレース序盤については得るものがあった。いいオープニングラップができて、ターン1とターン2で集団の中に入れたので、その意味では多くの学びがあった。今はオープンな気持ちでシルバーストーンに向かいたい」

    19位:ニキータ・マゼピン(ハース)
    「僕たちは代替戦略を採用した。2ストップを実行したけど、うまくいかなかった。タイヤのドロップオフは予想していたほど大きくはなかったと思うけど、ブルーフラッグが出ていた。かなりストップしなければならず、ペースを維持することができなかった。長い午後だった」

    20位:エステバン・オコン(アルピーヌ)
    「今日は、レースが早く終わってしまって残念だ。3コーナーでミック(シューマッハ)とアントニオ(ジョビナッツィ)に挟まれるレーシングインシデントに巻き込まれてしまい、できることはあまりなかった。後方からスタートした結果だと思う。バトルや接触の可能性が常にあるし、トラブルに巻き込まれやすい。チームも僕も、今はどうにも好機を掴めていないように思う。リセットして、ゼロから再スタートして、シルバーストーンに備える。僕らが進める方向は前だけだ」

  • F1第9戦無線:ハミルトン 『ランドは本当に素晴らしいドライバー』

    F1第9戦無線:ハミルトン 『ランドは本当に素晴らしいドライバー』

    2021年F1オーストリアGPでルイス・ハミルトンと2位争いを展開したランド・ノリスは、7回のF1ワールドチャンピオンから称賛を受けた。

    予選でレッドブル・ホンダの1台とメルセデスの2台を倒して2番グリッドを獲得したランド・ノリスは、決勝でも素晴らしいパフォーマンスを披露して3位表彰台を獲得。温暖な天候とマクラーレンのマシン改善も貢献したが、レッドブル・リンクでここまで速いとは予想していなかったと認めている。

    決勝ではセルジオ・ペレスに対して一歩も退かない強気な走りを見せ、ルイス・ハミルトンに対しても素晴らしいディフェンスを披露。5秒加算ペナルティが出てタイヤをセーフする戦略に変えたとみられる20周目まで見事に抑え込んだ。

    ランド・ノリスを抜いた後、ルイス・ハミルトンは『ランドは本当に素晴らしいドライバーだ』と無線でライバルを称える珍しい行動に出た。

    マクラーレンのF1チーム代表を務めるアンドレアス・ザイドルは、スチュワードがレッドブルのセルジオ・ペレスをレースの早い段階でコースから押し出した判断してタイムペナルティが科すことがなければ、2位でフィニッシュできたと語る。

    「ポジティブなことに焦点を合わせよう」とアンドレアス・ザイドルは付け加えた。

    「チーム、そして、ランドによるセンセーショナルなレースウィークエンドだった」

    ランド・ノリスは、今年の唯一9戦すべてでポイントを獲得し、そのうち8戦をトップ5以内で終えて、現在ランキング4位につけている。

    だが、次戦シルバーストンでのホームレースについては期待が急上昇することに対して警告する。

    「オーストリアでは、F1に初めて来て以来、毎年力を発揮してきた。昨シーズン、シルバーストンは僕たちにとってあまり良くはなかった」

    「ネガティブになりたいというわけではない。ただ現実的なだけだ」

    「厄介なのは、今週末に多くの人がこれを期待していることだ」

    「これからは毎週末、多くの人がこれを期待して、『なぜ僕たちは速くないのか?』と不平を言うんだろうなと感じている」

    「シルバーストンに行って、おそらくもう少し正常に戻ることは分かっている。だから、眩暈がするようなことはない」

  • ホンダF1:2021年 第9戦 F1オーストリアGP 決勝レポート

    ホンダF1:2021年 第9戦 F1オーストリアGP 決勝レポート

    2021年第9戦F1オーストリアGPは、レッドブル・レーシング・ホンダのマックス・フェルスタッペンが圧倒的なペースで3連勝を果たし、ホンダとしては1988年以来の5連勝を飾った。

    全員がQ3に進出した予選結果により、ポールポジションのフェルスタッペンと3番グリッドのセルジオ・ペレスがミディアムタイヤ、6番手のピエール・ガスリーと7番手の角田裕毅のスクーデリア・アルファタウリ・ホンダ勢はソフトタイヤでのスタートとなった。

    スタート直後はポジションを維持したホンダF1パワーユニット勢だったが、1周目にエステバン・オコン(アルピーヌ)がストップしたことで、セーフティカーが出動。そのリスタートで、ペレスは2番手のランド・ノリス(マクラーレン)に迫るが、ターン4で押し出されてコースアウト。10番手までポジションを落とし、その後ノリスには5秒のタイムペナルティーが科された。

    ソフトタイヤのスクーデリア・アルファタウリ勢は、早めのタイヤ交換が必要となり、角田が12周目、ガスリーがその翌周にピットイン。ハードタイヤに交換しますが、角田はピット入口の白線をまたいでしまい、5秒のタイムペナルティーを受けると、ガスリーはピット作業に時間がかかり、どちらもタイムをロスしてしまう。

    ミディアムタイヤでスタートしたレッドブル・レーシングの2人は、どちらも32周目にピットイン。フェルスタッペンは順調にリードを拡大する一方で、追い上げを期すペレスはシャルル・ルクレール(フェラーリ)と激しいバトルを繰り広げ、2度の接触を喫する。

    この接触の原因を作ったとして、ペレスには2度のタイムペナルティーが科され、合計10秒が加算される。しかし、ペレスは追い上げを続け、53周目にダニエル・リカルド(マクラーレン)をオーバーテイク。このタイミングでピットインしたルイス・ハミルトン(メルセデス)の背後に迫り、4番手を目指して追撃するも、オーバーテイクには至らずチェッカーフラッグに。後方のカルロス・サインツ(フェラーリ)が10秒差以内に入ったことで、6位フィニッシュとなった。

    フェルスタッペンはリードを拡大し続け、残り11周、首位の座を万全にした状態で2度目のピットイン。2番手のタイムに1.5秒以上の大差をつけてファステストラップをマークする。後続に17.9秒の差をつけてチェッカーフラッグを受け、ポールポジション、優勝、ファステストラップに全ラップリードを加えた“グランドスラム”を達成した。

    スクーデリア・アルファタウリは、両ドライバーともに2ストップ戦略を採り、ガスリーが45周目にピットイン。トップ10圏内を目指して追い上げる。角田はその6周後にピットインするが、ここでもピット入口で白線をまたぎ、2度目の5秒ペナルティーを科されてポイント圏外へ後退する。

    ガスリーは前方のリカルド、ルクレールに迫りながら9位でフィニッシュ。2ポイントを獲得した。角田はフィニッシュ後に5秒を加算され、12位が最終結果となった。

    今大会の勝利が、ホンダとしてはF1通算84勝目。チャンピオンシップでのリードも拡大し、ドライバーズ部門ではフェルスタッペンが32ポイント差、コンストラクターズ部門でレッドブル・レーシングが44ポイント差をつけて首位に立っている。

    今日のレース後の表彰台には、レッドブル・レーシングの計らいで、2019年のオーストリアGPと同様に、田辺豊治テクニカルディレクターが登壇。壇上のフェルスタッペン選手や、スタンドをオレンジに染めたフェルスタッペン選手の応援団とともに喜びを分かち合った。

    次戦は2週間後の7月18日(日)に決勝を迎えるイギリスGP。レッドブル・レーシング、ホンダともに拠点を置く地元での戦いで、再びのホームグランプリとなる。また、スプリントレース形式の予選が実施されるなど、新しいフォーマットで初めての大会となる。

    田辺豊治(ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日のオーストリアGP決勝は、フェルスタッペン選手がポール・トゥ・ウインで見事に優勝。自身の3連勝とともに、レッドブル・レーシング・ホンダにとっての5連勝を達成することができました。ポールポジションからスタートしたフェルスタッペン選手は、先週に続いて完璧にレースをコントロール下に置き、レッドブルにとってのホームレースで連勝という、また一つ記憶に残る勝利を挙げてくれました。いつもながら素晴らしいパフォーマンスだったと思います。チームメートのペレス選手は接触により10番手までポジションを落とし、ポジション回復のバトルの中で10秒ペナルティーを科される苦しいレースとなりました。最後までプッシュし続け、6位入賞はいい結果だと考えています。スクーデリア・アルファタウリの2台はガスリー選手が6番グリッド、角田選手が7番グリッドという好位置からスタートしたのですが、レースペースが上がらず厳しいレースとなりました。粘り強くレースを続け、ガスリー選手が9位入賞、角田選手はペナルティーもあり12位に終わり、週末を通して見せていた速さからすると、残念な結果になりました。フランスGPからの3連戦を終え、次戦はホンダ、レッドブル・レーシングともに拠点を置く地元、英国シルバーストーンでのレースになります。ここまでのいい流れを維持して、また十分に準備をして臨みたいと思います」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    「ホームのレッドブル・リンクで再び勝利できて最高の気分です。いい戦いができるとは予想していましたが、ここまでとは思っておらず、マシンはまるでレール上を走っているようでした。ドライブしていてとても気持ちよかったですし、どちらのタイヤコンパウンドでも素晴らしいペースでした。プッシュすることができましたし、タイヤのケアも思い通りで、一周ごとに差を広げていけました。他のドライバー同様に先週のレースから学び、セットアップを向上させることでマシンの最適化を進めることができました。どんな言葉で表せばいいのか分からないほど、ドライビングが楽しめましたし、レースウイークもベストな形で進んだので、これを続けられるように願っています。チームのみんなが最高の形で報われたと思いますし、ホンダを代表して田辺さんがポディウムに立ったこともとてもよかったです。また、今週末はファンのみんなも最高でした。グランドスタンドがオレンジ色で染まる光景と、サーキットに人が戻ってきてF1を楽しむ姿を見られたのは素晴らしいことです。これからも多くのレースがありますし、次のシルバーストーンでは、普段と異なるスプリントレースが行われるのも面白くなるはずです。ただ今は、今日のレースの内容がとてもうれしいです。こうした形のレースは頻繁にできるものではないので、みんなで勝利を喜ばなければなりません」

    セルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    「今日のレースにはあまり満足できていません。4周目にランド(ノリス/マクラーレン)をアウト側から抜こうとしたのですが、コース外へ押し出されたことで、僕のレースは終わってしまったようなものです。シャルル(ルクレール/フェラーリ)とのインシデントについては、2度目の方はっきりしていますが、両方とも僕の方が前に出ていたように感じます。状況を見直してみなければいけないと思うので、今はコメントが難しいです。2度目のターン6では、ブレーキングをできる限り遅らせて、(前のマシンが発する)乱気流の中に入りましたが、そのときのタイヤはかなり古いものだったので、リアを失ってしまいました。僕はこうしたレースのやり方が好きではないですし、シャルルのレースに影響を与えてしまい、とても申し訳なく思っています。他のドライバーのレースを犠牲にしてしまった自分自身に満足できません。ただ、マックスやチームのみんなのことはうれしく思っています。レッドブル・リンクでのホームレースでさらにポイントを重ねられたことは素晴らしいです。僕らは前を向き、次のシルバーストーンを楽しみにしています」

    ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ)
    「今日は僕らが想像していた以上に厳しい戦いでしたが、ポイント獲得を継続できたのはいいことです。2ストップ戦略の利点がもっとあると考えていましたが、レース序盤で履いたソフトタイヤで、予想以上に苦戦しました。中団勢の中で上位に立てるように戦い続けますが、今日はグリッド以上の順位でフィニッシュできなかったことが残念です。今夜すべてのデータを見直して、大好きなシルバーストーンに目を向けていきます」

    角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)
    「今日は僕にとっては難しい一日となりました。レース中のペースに苦しみ、タイヤマネージメントはとても難しかったです。昨日の予選がよかっただけにフラストレーションがたまりますが、気持ちを切り替え、今日の課題を振り返る必要があります。次のシルバーストーンで同じミスを繰り返すことがないようにしていきます」