カテゴリー: F1オーストラリアGP

  • F1オーストラリアGP、山火事によりキャッチフレーズを変更

    F1オーストラリアGP、山火事によりキャッチフレーズを変更

    F1開幕戦オーストラリアGPの主催者は、メルボルン近くで起きた破壊的な山火事により、イベントのキャッチフレーズを変更した。

    3月29日に開幕するオーストラリGPのマーケティング材料には当初「Melbourne fires up(燃えよ、メルボルン)」というキャッチフレーズが使われていた。

    しかし、今月オーストラリアヴィクトリア州で発生した山火事で、これまでに死亡者181人、負傷者500人、被害家屋1,834軒が出ており、主催者はキャッチフレーズを変更した。

    マーケティング材料には依然として英国ロックバンド、ザ・フーが「メルボルンに来て燃え上がる」となっているが、その部分も16日中に変更されだろうとしている。

    また、オーストラリアGPの公式ウェブサイトは、現在ファンに「2009年、メルボルンに来て盛り上げよう」と呼びかけている。

  • F1開幕戦:オーストラリアGP決勝 (ドライバーコメント)

    F1開幕戦:オーストラリアGP決勝 (ドライバーコメント)

    2008 FORMULA 1 ING AUSTRALIAN GRAND PRIX (Melbourne)

    1位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
    「素晴らしい気分だ。シーズンと僕のチャンピオンシップへの挑戦のスタートとしては夢のようだ。ヘイキ(・コバライネン)と一緒に表彰台に上がれなかったのは残念だ。1-2フィニッシュならチームにとって大きなお返しになっただろうからね。ニコ(・ロズベルグ)とはチームMBM(メルセデス-ベンツ・マクラーレン)のカート時代以来、一緒に表彰台に上ってなかったので嬉しいね。はじめから僕がコントロールしたスーパーレースだった。プレッシャーはなかったし、安定したペースで走ることができた。自分がリードしている状況は常に理想的だった。3度もセ−フティカーの導入して、リラックスする時間はなかったよ。全体の状況は僕が初優勝した去年のカナダのようだった。僕たちは絶えず作戦を変更しなければならなかったが、戦略家はずっと素晴らしかった。チームが素晴らしい仕事をしてくれたので、マシンのドライビングは最高だった。今年は去年より準備ができているし、それは僕自身とチームにとって重要なことだ。これからも激しくプッシュし続けるよ。」

    2位 ニック・ハイドフェルド (BMW)
    「僕にとって素晴らしいシーズンのスタートとなった。チームは、F1.08が抱えていた問題を解決するために、とても一生懸命に作業した。僕たちは絶えずに進歩しているし、まだマシンのポテンシャルの全てを引き出していない。スタートではホイールスピンしすぎて、後ろにいたニコ・ロズベルグを抑えることができなかった。彼よりも早いピットストップになると予想していたので難しいレースになると思った。しかし、僕たちは同じ周にピットストップし、僕たちのクルーは、僕が彼の前に出れるように本当に素晴らしい仕事をしてくれた。2回目のピットストップでは、幸運にもセーフティカーがすぐに退場しなかったので、計画通りに燃料を補給することができた。最後のスティントでは、オプションタイヤを使い切らないように注意しなければならなかった。全体的に、トラクションコントロールのない最初のレースは。予想していたより難しくはなかったね」

    3位 ニコ・ロズベルグ (ウィリアムズ)
    「本当に、本当に幸せだ。F1の表彰台に上がることは本当に素晴らしい気分だ。ここに来るまでの間、冬にわたってチーム全体の懸命な働きは素晴らしかった。彼らは素晴らしい仕事をしたし、本当に多くの進歩を遂げた。僕は今日、持てる力すべてを出し切ったけど、暑い中でのストリートサーキットでのタフなレースはだったし、簡単にはいかなかった。この素晴らしい結果にチームに感謝しているし、ウィリアムズとともに成長できるという感覚は、僕にとって本当に自信に励みになる。このポジションに来るために僕を支えてくれた父にも感謝したい。僕たちはとてもしっかりしたクルマが持っているし、開発もうまくいっている。しかし、まだ始まったばかりだから、あまり興奮しないようにしたい」

    4位 フェルナンド・アロンソ (ルノー)
    「たくさんのオーバーテイクや事故、メカニカル・トラブルが多くのドライバーにあって、とても異様なレースだった。僕たちは今日、巡ってきた機会を最大限に活用することができたし、最初のプランプリを良い結果で終えることができた。チームを後押しし、残りのレースのために自信になるだろう。僕たちは予選とレースのパフォーマンスをあげるために改善作業を続けなければならないけど、今日の結果は僕たちにとって、とても重要なものになった」

    5位 ヘイキ・コバライネン (マクラーレン)
    「結果が示すものよりも競争力があることは明らかだ。残念ながら、最後のセーフティカーが、僕の2番手フィニッシュを妨げた。それでも、チームとプロフェッショナルで高レベルな作業できたので、週末全体は楽しかったよ。スタートはOKだった。最初のスティントの間、タイヤに大きなグレイニングが出てしまったけど、あまり影響はなかった。セカンドスティントと特にレースの終盤でのマシンは本当に素晴らしく、飛ぶように速かった。キミ(・ライコネン)との最初のバトルは素晴らしかったし、フェルナンド(・アロンソ)とのバトルは本当に楽しかった。僕はフェルナンドを抜いたけど、その後のメインストレートでバイザーを剥がしたとき、偶然ピットレーンのスピードリミッターボタンに当たってしまい、再びフェルナンドに抜かれてしまった。満足しているけど、残念でもあるよ。今日はワン・ツーフィニッシュできる強さがあったと思うからね」

    6位 中嶋一貴 (ウィリアムズ)
    「今日の終わりに得たものは大きい。完走したことも大きいし、ポイントを獲得したことも大きい。今日は体力的に本当にタフだったけど、その上に多くのことが起こったね。スタートでは、僕の前のクルマがスピンして横向きになり、僕のノーズにダメジを負わせた。それから何度もセーフティーカーが入り、チームは僕の戦略をワン・ストップに変更するという素晴らしい仕事をし、ポイントを獲得することができた。レースの終わりに向かって、クルマが渋滞して、再び事故が起こり、僕のノーズは再びダメージを負ってしまった。でも、自分の体力と一貫性を証明できたことは良かった。よく知っているサーキットであるセパンでのレースすることを楽しみにしているよ。」

    7位 セバスチャン・ブルデー (トロ・ロッソ)
    「レースで失望を感じたのは初めてではないし、最後でもないだろう。しかし、重要なのはチームが本当によく作業したことだ。2度目のセーフティカーのライトが消えたとき、素早く反応してくれたので、すぐにピットに入ることができた。素晴らしいコールだったよ。それからは燃料面で有利になった。前のドライバーは、その後にピットストップしなければならなかったからね。背後からのたくさんプレッシャーを受けて、とても大変だったよ。最初はBMWから、そのあとはフェルナンドとコバライネンからだった。ある段階で、僕は少し抑えることに決めたけど、少し誤解していたことに気付いたので懸命にプッシュして、若干ギャップを広げたんだ。レースが終わりに近づいていることはわかっていたけど、ピットボードを見る勇気がなかったね。スタートで僕は順位を下げてしまい、かなり重い状態での走行だったから、少し苦しかった。でもそれからコツを掴んだ。リスタート後は一時無線が使えなくなったので、青信号に困ってしまった。ほぼ最後尾から4位まであがれたことは、素晴らしいスタートだったね。最初のグランプリで2ポイントを獲れるといいけど、悪くないと思うよ」

    8位 キミ・ライコネン (フェラーリ)
    「レースを完走できなかったとこには本当にがっかりしている。だが、ポイントが無いよりはマシだ。エンジンに問題があった。原因を解明しなければならない。マシンは良く、前がいないときは良いペースで走れた。前のクルマを抜こうとして2度スピンしたが、最初のグロックのときは、ホイールが芝生に出てしまった。2度目のコバライネンのときは、あまりに楽観的過ぎたね。シーズンのスタートとしては、この結果が良くないことは明らかだ。だが、シーズンは長いし、これまで今回より酷い状況から回復させているから能力があることはよくわかっている。すべてを適切にしなければならない。そうすれば、本当の競争力をみせられるだろう。」

    –位 ロバート・クビサ (BMW)
    僕のレースは始めはかなり良かった。ニックと僕は同じような戦略だったし、ペースは良かった。そのあと戦略を変更したけど、僕にとっては成果はなかった。ボーデの後ろで動けなくなり、僕は多くのタイムをロスしてしまった。まだ何ポイントか獲得するチャンスはあったけど、3度目のセーフティカー時の終わりに中嶋が僕のマシンの後ろに接触して、ストップしなければならなかったんだ」

    –位 ティモ・グロック (トヨタ)
    「F1に戻ってくるのは大変な道のりだった。スターティングポジションは、午後のレースを難しいものにしたね。スタートで他の2台の車と接触したけれど、多くの燃料を積んで重い状態だったにもかかわらず、レース序盤ではそれを補いながら、わりといい感じに路面をグリップできていたんだ。それでも、アンダーステアに少し違和感を感じたから、それに関して、改良に取り組む必要があるね。ピットストップの後、車を操るのが難しくなり、私のレースはクラッシュで終わってしまったよ。怪我はしなかったから良かったけれど、ちょっとがっかりしている。だから来週は、幸運に恵まれることを期待しているよ。」

    –位 佐藤琢磨 (スーパーアグリ)
    「難しいレースだった。うまくスタートを切れなかったが、そこから巻き返してオープニングラップでいくつか順位を上げた。第1スティントの中でも、ここがエキサイティングなバトルだった。最初のピットストップを終えたあと、数周でトラブルが発生して、ストップしなくてはならなかった。ここまでくるためにみんながすばらしい仕事をしてきただけに、とても残念だ。しかし、とても貴重なデータが集められたので、次のマレーシアGPが待ち遠しい」

    –位 ネルソン・ピケJr. (ルノー)
    「スタートは良かったし、最初のラップでいくつか順位をあげることができた。忙しかったね。残念なことにスタートで僕はぶつかってしまい、僕のクルマはダメージを負ってしまったので、初グランプリでゴールすることができなかった。もちろん落胆がしてるけど、今週末たくさんのことを学んだし、見習い期間を続けるためにマレーシアに行くのが待ちきれないよ。より良い結果を得ることを期待している。セパン・サーキットはすでに知っているから、より楽になるだろう」

    –位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)
    「不快なシーズンのスタートだね。僕らのようなチームにとっては珍しくエンジンに問題が起きた。何が起こったのか理解し、すぐに対処しなければならない。レース中はずっとポジションを上げるために戦った。最初のコーナーでコバライネンと争っているときにマシンのコントロールを失い、トラックの外に出てしまった。そのあとは順位をあげ、ポイント圏内でフィニシュできるはずだった。クルサードとの事故?僕が内側にいて、彼がラインを閉めてきたんだ。たぶん、僕を見ていなかったんだろうね。僕たちのチャンピオンシップは、マレーシアで再びスタートさせなければならない。僕たちは良いクルマを持っていることはわかっている。意図されたとおりに使えるように作業しなかればならないね。」

    –位 デビッド・クルサード (レッドブル)
    「フェリペが速いマシンに乗っていて、オーバーテイクを試みようとしたことは理解できる。でも、抜くためには、クルマが並んでいなければならない。特にターン1のようなコーナーでは、ただ突っ込んではいけないんだ。フェリペははるか後方から突っ込んできた。ターン1は早くに回らなければならないコーナーだ。ヘアピンと長くラインが開いているターン3とは違うんだ。僕は去年アレックス(・ブルツ)を抜こうとして突っ込んでしまったが、僕はその事故の責任をとった。マッサにも、今日同じように責任をとって欲しいね」

    –位 ヤルノ・トゥルーリ (トヨタ)
    「レース序盤からバッテリーは熱過ぎだった。ピットに入った時には諦めるしかなかったんだ。車はとても調子が良かったし、かなりいいポジションでレースを進めていたから、とても残念だった。ポイント獲得に向けていい感じに進んでいたから、シーズンの始めにポイントを獲得できなかったのは運が悪かったよ。けれど、車は昨年よりも優れているから、ポイント獲得はすぐ出来るはずだ。ここでは、タイヤを完全に扱えてなかったから、我々はとても強くはなかったかもしれないけれど、良い結果を出すことは出来たはずだ。だから、今年は善戦できることを確信しているし、マレーシアではより強くレースが出来ることを望んでいる。」

    –位 エイドリアン・スーティル (フォース・インディア)
    「とてもがっかりしているよ。特にレースが続いているのを見なくてはならなかったことにね。オープニングラップでは前のドライバーについていき、オーバーテオイクして13位に上がることができた。でも、その後、ハイドロリックに問題が生じてしまった。僕はピットに戻らなくてはならず、その時点でレースは終わってしまったよ。マレーシアではもっとうまくいくこと思ってい。でも、昨年から改善されていることは示せたと思うよ。特にプラクティスのロングランでね。だから、本当にうまくやれる自信があるんだ。」

    –位 マーク・ウェバー (レッドブル)
    「本当に残念だし、とても失望している。僕は理にかなったスタートでターン1に入った、僕はキミ(・ライネンエン)の後ろでアウトサイドを回っていた。そのあと誰かがジェンソン(・バトン)のインサイドに接触して、僕は芝生にでなければならなかった。ターン3にうまく戻ったけど、そのあと中嶋がフロントウェングの無い状態で横に並んできた。僕は“これは面白くなる”と思ったんだ。ほんの短時間だったし、彼とデビッドソンは僕の隣でとてもタイトだった。僕は出来る限りラインを開けた。接触した感覚はなかったけど、僕のマシンの左後ろにデビッドソンが当たったと思う。」

    –位 ジェンソン・バトン (ホンダ)
    「スタートはよく、アロンソ(ルノー)をパスしてベッテルに並んだ。3台か4台のマシンが並んで、狭い高速な1コーナーに向かい、そこでダメージを負ってしまった。残念ながら、レースではよくあることだ。僕はベッテルのサイドポッドに接触し、それで彼はスピンしたようだ。そのまま彼はこちら側に寄ってきて、通り過ぎようとしている僕のリアホイールにぶつかった。ガレージに戻って修正可能か調べようとしたが、左リアのトラックロッドが壊れていて、ダメージが大きすぎた。僕らにとっていいスタートで、パフォーマンスに勇気づけられた。来週のマレーシアでまたマシンをドライブすることを楽しみにしている」

    –位 アンソニー・デビッドソン (スーパーアグリ)
    「オーストラリアGPを早々にリタイアしてしまい、がっかりだ。今日は期待していた走りができず、しかも僕の一番の目標だった完走ができなくて、本当に残念だ。この週末も、オフシーズンテストと同様にマシンを走らせる時間があまりなかっただけに、今日走ることがとても重要だった。それなのにそれができなかったのが悔しい。僕に落ち度はなかったが、2台のマシンに挟まれてしまった。避けようとしたが、どうしようもなかった。ブレーキをかけて回避しようとしたら、マシンが左右から僕のフロントホイールに乗り上げてきた。僕にはもう行き場がなかった」

    –位 セバスチャン・ベッテル (トロ・ロッソ)
    「僕の問題はスタートでストールしたときに始まった。問題は僕の責任ではなかったので、それについて何もすることが出来なかった。それによって順位を下げ、キミの左側、ジェンソンの右側で1コーナーに進入していった。僕はマシンの右側に可能な限り十分なラインをキミに開けようとした。そのあと、コーナーを曲がっているとき、僕の右後方が接触したのを感じた。それは僕をスピンさせて、衝突の中にいたんだ。とてもがっかりしているよ」

    –位 ジャンカルロ・フィジケラ (フォース・インディア)
    「1コーナーでレースが終了したことには、とてもがっかりしている。他のドライバーが神風のように僕のマシンに入ってきたんだ。とてもイライラしたよ。特に今回のようなレースでは、多くのポイントを獲る可能性があったからね。良い機会だったし、本当にがっかりしている。マレーシアではもっとよくなるよう期待することにしよう」

    –位 ルーベンス・バリチェロ (ホンダ)
    「最終結果はとても残念だが、今日のパフォーマンスや、マシンからベストを引き出せたことにはとても満足している。波乱のレース展開で、最初のピットストップのあとにフロントダンパーにダメージを負ってしまい、その後のレースが難しくなった。今日のような日に完走することはとても大変なことだ。この週末の様子から、マシンはすばらしいポテンシャルを持っていると感じた。ファクトリーでは、ここ数週間で最高の仕事をしてくれたと思う。レース距離を走ったことで、よりマシンの理解を深めることができた。今はマレーシアGPを楽しみに、マシンをマレーシア向けに調整していきたい」

  • マクラーレン、ハミルトンがポール・トゥ・ウィン

    マクラーレン、ハミルトンがポール・トゥ・ウィン

    マクラーレンのルイス・ハミルトンが、2008年開幕戦オーストラリアGPを制した。

    15台がリタイアという波乱のレース展開であったが、ポール・ポジションからスタートしたルイス・ハミルトンは終始危なげない走りでレースをコントロール。トップチェッカーを受けた。

    ヘイキ・コバライネンも競争力のある走りで一時は2番手ポジションを走行していたが、セーフティカーに阻まれ順位を落とした。終盤には、一時4番手まで浮上したが、ピットレーン用のスピードリミッターを押してしまうというミスを犯し、アロンソに交わされて5番手でフィニッシュした。

    ルイス・ハミルトン (1位)
    「素晴らしい気分だ。シーズンと僕のチャンピオンシップへの挑戦のスタートとしては夢のようだ。ヘイキ(・コバライネン)と一緒に表彰台に上がれなかったのは残念だ。1-2フィニッシュならチームにとって大きなお返しになっただろうからね。ニコ(・ロズベルグ)とはチームMBM(メルセデス-ベンツ・マクラーレン)のカート時代以来、一緒に表彰台に上ってなかったので嬉しいね。はじめから僕がコントロールしたスーパーレースだった。プレッシャーはなかったし、安定したペースで走ることができた。自分がリードしている状況は常に理想的だった。3度もセ−フティカーの導入して、リラックスする時間はなかったよ。全体の状況は僕が初優勝した去年のカナダのようだった。僕たちは絶えず作戦を変更しなければならなかったが、戦略家はずっと素晴らしかった。チームが素晴らしい仕事をしてくれたので、マシンのドライビングは最高だった。今年は去年より準備ができているし、それは僕自身とチームにとって重要なことだ。これからも激しくプッシュし続けるよ。」

    ヘイキ・コバライネン (5位)
    「結果が示すものよりも競争力があることは明らかだ。残念ながら、最後のセーフティカーが、僕の2番手フィニッシュを妨げた。それでも、チームとプロフェッショナルで高レベルな作業できたので、週末全体は楽しかったよ。スタートはOKだった。最初のスティントの間、タイヤに大きなグレイニングが出てしまったけど、あまり影響はなかった。セカンドスティントと特にレースの終盤でのマシンは本当に素晴らしく、飛ぶように速かった。キミ(・ライコネン)との最初のバトルは素晴らしかったし、フェルナンド(・アロンソ)とのバトルは本当に楽しかった。僕はフェルナンドを抜いたけど、その後のメインストレートでバイザーを剥がしたとき、偶然ピットレーンのスピードリミッターボタンに当たってしまい、再びフェルナンドに抜かれてしまった。満足しているけど、残念でもあるよ。今日はワン・ツーフィニッシュできる強さがあったと思うからね」

  • BMW、ハイドフェルドが2位表彰台

    BMW、ハイドフェルドが2位表彰台

    BMWは、2008年シーズンのスタートとなる開幕戦オーストラリアGPで、ニック・ハイドフェルドが2位表彰台を獲得。好スタートをきった。

    BMWは、ロバート・クビサが2番グリッド、ニック・ハイドフェルドが5番グリッドからのスタート。セーフティカーが3度も導入される荒れたレースとなったが、ハイドフェルドはピットストップをうまく切り抜け、見事、初戦を2番手でフィニッシュ。貴重な8ポイントを獲得した。

    対照的にクビサは、セーフティカーに悩まされるレース結果となった。戦略変更が裏目に出て、順位を落とし、3度目セーフティカーで中嶋一貴と接触し、リタイアとなった。

    ニック・ハイドフェルド (2位)
    「僕にとって素晴らしいシーズンのスタートとなった。チームは、F1.08が抱えていた問題を解決するために、とても一生懸命に作業した。僕たちは絶えずに進歩しているし、まだマシンのポテンシャルの全てを引き出していない。スタートではホイールスピンしすぎて、後ろにいたニコ・ロズベルグを抑えることができなかった。彼よりも早いピットストップになると予想していたので難しいレースになると思った。しかし、僕たちは同じ周にピットストップし、僕たちのクルーは、僕が彼の前に出れるように本当に素晴らしい仕事をしてくれた。2回目のピットストップでは、幸運にもセーフティカーがすぐに退場しなかったので、計画通りに燃料を補給することができた。最後のスティントでは、オプションタイヤを使い切らないように注意しなければならなかった。全体的に、トラクションコントロールのない最初のレースは。予想していたより難しくはなかったね」

    ロバート・クビサ (リタイア)
    僕のレースは始めはかなり良かった。ニックと僕は同じような戦略だったし、ペースは良かった。そのあと戦略を変更したけど、僕にとっては成果はなかった。ボーデの後ろで動けなくなり、僕は多くのタイムをロスしてしまった。まだ何ポイントか獲得するチャンスはあったけど、3度目のセーフティカー時の終わりに中嶋が僕のマシンの後ろに接触して、ストップしなければならなかったんだ」

  • スーパーアグリ、残念ながらダブル・リタイア

    スーパーアグリ、残念ながらダブル・リタイア

    一時は参戦も危ぶまれていたスーパーアグリだが、2008年開幕戦オーストラリアGPに2台のSA08Aが並んだ。しかし結果は、残念ながら佐藤琢磨、アンソニ・デビッドソンともにリタイアとなった。

    18番グリッドのエイドリアン・スーティル(フォース・インディア)がピットスタートとなり、琢磨、デビッドソンはそれぞれ、19、21番手と奇数グリッドからレースをスタート。しかし、デビッドソンは、1コーナーの混乱にが巻き込まれて1周目でリタイアとなった。

    琢磨は11番手に順位を上げ、背後のグロックからのリードを保ちつつ、周回を重ねる。しかし惜しくも、14周目にかわされて、12番手に後退。

    26周目、デビッド・クルサード(レッドブル)のクラッシュで、セーフティカーが導入される。琢磨はピットが閉鎖される直前の、絶妙のタイミングでピットインを済ませた。しかし32周目、トラブルによりコース脇に自らマシンを止めレースを終えた。

    佐藤琢磨 (リタイア)
    「難しいレースだった。うまくスタートを切れなかったが、そこから巻き返してオープニングラップでいくつか順位を上げた。第1スティントの中でも、ここがエキサイティングなバトルだった。最初のピットストップを終えたあと、数周でトラブルが発生して、ストップしなくてはならなかった。ここまでくるためにみんながすばらしい仕事をしてきただけに、とても残念だ。しかし、とても貴重なデータが集められたので、次のマレーシアGPが待ち遠しい」

    アンソニー・デビッドソン (リタイア)
    「オーストラリアGPを早々にリタイアしてしまい、がっかりだ。今日は期待していた走りができず、しかも僕の一番の目標だった完走ができなくて、本当に残念だ。この週末も、オフシーズンテストと同様にマシンを走らせる時間があまりなかっただけに、今日走ることがとても重要だった。それなのにそれができなかったのが悔しい。僕に落ち度はなかったが、2台のマシンに挟まれてしまった。避けようとしたが、どうしようもなかった。ブレーキをかけて回避しようとしたら、マシンが左右から僕のフロントホイールに乗り上げてきた。僕にはもう行き場がなかった」

    鈴木亜久里 チーム代表
    「スタッフ全員とドライバーたちに感謝したい。この冬はチームにとって本当に厳しかった。シーズン前に十分なテストが完了できなかったにもかかわらず、我々は今日、ここオーストラリアに立ち、フリー走行、予選、決勝と、それぞれ限られた走行しかできなかったが、すべてのメンバーがすばらしい仕事をやり遂げたと思う。アンソニーのスタートは不運だったが、琢磨はいいスタートを切り、いいレースを見せてくれた。2台とも完走はできなかったが、我々はここまでたどり着き、2008年のシーズンをスタートさせた。我々の闘志は衰えていない」

  • ホンダ、バリチェロが6位完走も失格

    ホンダ、バリチェロが6位完走も失格

    ホンダにとっての2008年シーズンは不運なスタートとなった。

    開幕戦オーストラリアGPの決勝レースは、ゴールまでたどり着いたマシンがわずか7台というサバイバルレース。その中でHonda Racing F1 Teamのルーベンス・バリチェロは、6位でフィニッシュするも、ピットレーンでの赤信号無視の違反で、失格に終わった。

    ジェンソン・バトンは、スタート直後にセバスチャン・ベェテル(トロ・ロッソ)との接触し、リアサスペンションにダメージを受けて1周目でリタイアとなった。

    ジェンソン・バトン (リタイア)
    「スタートはよく、アロンソ(ルノー)をパスしてベッテルに並んだ。3台か4台のマシンが並んで、狭い高速な1コーナーに向かい、そこでダメージを負ってしまった。残念ながら、レースではよくあることだ。僕はベッテルのサイドポッドに接触し、それで彼はスピンしたようだ。そのまま彼はこちら側に寄ってきて、通り過ぎようとしている僕のリアホイールにぶつかった。ガレージに戻って修正可能か調べようとしたが、左リアのトラックロッドが壊れていて、ダメージが大きすぎた。僕らにとっていいスタートで、パフォーマンスに勇気づけられた。来週のマレーシアでまたマシンをドライブすることを楽しみにしている」

    ルーベンス・バリチェロ (失格)
    「最終結果はとても残念だが、今日のパフォーマンスや、マシンからベストを引き出せたことにはとても満足している。波乱のレース展開で、最初のピットストップのあとにフロントダンパーにダメージを負ってしまい、その後のレースが難しくなった。今日のような日に完走することはとても大変なことだ。この週末の様子から、マシンはすばらしいポテンシャルを持っていると感じた。ファクトリーでは、ここ数週間で最高の仕事をしてくれたと思う。レース距離を走ったことで、よりマシンの理解を深めることができた。今はマレーシアGPを楽しみに、マシンをマレーシア向けに調整していきたい」

    ロス・ブロウン チームプリンシパル
    「2回目に、予定通りピットストップをしようとバリチェロに指示したあと、すぐにグロックがクラッシュして、セーフティカーが導入された。これでピットレーンがクローズされ、給油をすると10秒のストップ・アンド・ゴーペナルティが科されることはわかっていたが、バリチェロの燃料はもうなくなっていたため、彼を呼び戻すほかに方法はなかった。ピットストップ作業中には、燃料ホースがマシンから外されるほんの少し前に、ロリポップが上がってしまった。そして、ピットストップのあと、ルーベンスは赤信号なのにピットレーンを出てしまい、明らかにこれはレギュレーションに触れる行為だった。厳しい状況が続いたが、それまではルーベンスは全力でドライブしていた。彼はいいスタートを切り、19周にわたってライコネンを後ろに従え、果敢な走りを見せた。そういったことが、この週末、我々が得ることができたポジィティブな面だ。予選では中団の速さを見せていた。そして、今日のレースでは、我々の目標であるポイント獲得が可能な力を見せた。メルボルン向けの空力パッケージがうまく機能していたが、グリッドを上げ、予選の最終セッションの常連になるように、さらなる進歩が必要だ」

  • 中嶋一貴、6位入賞&ポイント獲得!

    中嶋一貴、6位入賞&ポイント獲得!

    中嶋一貴は16日、F1開幕戦オーストラリアGPの決勝レースで見事6位入賞、3ポイントを獲得という結果を残した。

    名門ウィリアムズのレギュラードライバーとしてF1に参戦する今シーズン。初レースを13番手からのスタートした中嶋一貴は、スタート直後の接触でフロントウィングを破損。ピットストップを余儀なくされ順位を下げるが、ワンストップに作戦を変更し追い上げを見せる。一時は7番手まで順位をあげるが、3度目のセーフティカー導入時にBMWのロバート・クビサと接触。再びピットストップ。これにより9番手まで順位を下げるが、前を走る2台のマシンがストップし、最終的に7位でフィニッシュ。

    レース後、6位のルーベンス・バリチェロが失格処分となったため、6位に順位をあげ、F1での初ポイントとなる3ポイントを獲得した。

    中嶋一貴のコメント
    「今日の終わりに得たものは大きい。完走したことも大きいし、ポイントを獲得したことも大きい。今日は体力的に本当にタフだったけど、その上に多くのことが起こったね。スタートでは、僕の前のクルマがスピンして横向きになり、僕のノーズにダメジを負わせた。それから何度もセーフティーカーが入り、チームは僕の戦略をワン・ストップに変更するという素晴らしい仕事をし、ポイントを獲得することができた。レースの終わりに向かって、クルマが渋滞して、再び事故が起こり、僕のノーズは再びダメージを負ってしまった。でも、自分の体力と一貫性を証明できたことは良かった。よく知っているサーキットであるセパンでのレースすることを楽しみにしているよ。」

  • ルノー、アロンソが見事な走りで4位入賞

    ルノー、アロンソが見事な走りで4位入賞

    ルノーの2008年シーズンのスタートは、今年ルノーに復帰したアロンソの健闘により、ポジティブな結果となった。

    波乱のレース展開となったオーストラリアGP。11番手からのスタートとなったフェルナンド・アロンソは、セーフティカー導入による戦略の不利をも覆す圧巻の走り。レース最終周まで続いたマクラーレンのヘイキ・コバライネンと激しいバトルを制し、堂々の4番手でフィニッシュした

    一方、デビューレースとなったネルソン・ピケJr.は、レース序盤での衝突により、マシンのリアにダメージを負い、最終的にリアイアという結果に終わった。

    フェルナンド・アロンソ (4位)
    「たくさんのオーバーテイクや事故、メカニカル・トラブルが多くのドライバーにあって、とても異様なレースだった。僕たちは今日、巡ってきた機会を最大限に活用することができたし、最初のプランプリを良い結果で終えることができた。チームを後押しし、残りのレースのために自信になるだろう。僕たちは予選とレースのパフォーマンスをあげるために改善作業を続けなければならないけど、今日の結果は僕たちにとって、とても重要なものになった」

    ネルソン・ピケJr. (リタイア)
    「スタートは良かったし、最初のラップでいくつか順位をあげることができた。忙しかったね。残念なことにスタートで僕はぶつかってしまい、僕のクルマはダメージを負ってしまったので、初グランプリでゴールすることができなかった。もちろん落胆がしてるけど、今週末たくさんのことを学んだし、見習い期間を続けるためにマレーシアに行くのが待ちきれないよ。より良い結果を得ることを期待している。セパン・サーキットはすでに知っているから、より楽になるだろう」

    フラビオ・ブリアトーレ マネージング・ディレクター
    「今日のフェルナンドの4位は、シーズンのスタートとして素晴らしい前触れだ。彼は素晴らしいレースをし、フィールドの後ろから戦い続けた。2度のセーフティカーに阻まれたにも関わらず、彼は非常にうまく扱った。特に終盤にマクラーレンをオーバーテイクしたのは見事だった。我々はまだ作業しなければいけないが、我々だけが改善を必要としているチームではないことがわかり自信になった。ネルソンに限っては、初レースだし、彼にとっては難しいものとなった。しかし、この経験は勉強になっただろうし、レースの中ででよくなっていくことを確信しているよ。」

    パット・シモンズ エグゼクティブ・エンジニアリング・ディレクター
    「今日のフェルナンドのパフォーマンスは本当に素晴らしかった。彼は我々が以上のすべてを利用した。セーフティカーの導入はむしろ不運だったし、セーフティカー中に戦略をかえるかどうか議論した。しかし、我々のタイヤの磨耗は、ソフトタイヤに変更して、ワンストップでレースをすることはできなかっただろう。フェルナンドの最終スティントではソフトタイヤに厳しいグレイニングがあり、強いアンダーステアになっていた。ネルソンの厳しい週末は、スタートでぶつかったことでマシンのリアにかなりのダメージを負ったことでを継続してしまった。ドライブすることがとても困難になった。まだ何が起こったか調査していないが、それが彼の遅いラップタイムとリタイアの原因だろう。」

  • バリチェロ、レース失格処分

    バリチェロ、レース失格処分

    ホンダのルーベンス・バリチェロは、赤信号でピットアウトしたことにより、オーストラリアGPを失格となった。ホンダは貴重なポイントを失った。

    6番手でレースを終えたバリチェロだが、赤ランプ点灯中にピットを出たことにより、スチュワードより失格の処分を受けた。これにより、9番手扱いだったライコネンが8位となり、ポイントを獲得することとなった。

    波乱のレース展開に不運が重なったバリチェロ。RA108は昨年マシンよりはるかに強いペースを見せていたが、不幸なことに予定していたピットインのタイミングでセーフティカーが導入された。セーフティカー導入中は給油が禁止されているが、残りの燃料がわずかであったバリチェロは10秒のピットストップ・ペナルティを覚悟で給油。その際、給油口が刺さったままピットアウトするというチームのミスもあった。

    その後、ペナルティのためにピットインした際、不運にもレースはティモ・グロックのクラッシュにより再びセーフティカーが導入されていた。そのためピットレーン出口には、赤信号が点いていたが、バリチェロはそのままコースインしてしまった。

    バリチェロの資格により順位はひとつずつ繰り上がり、中嶋一貴は6位に浮上。以降、セバチャン・ボーデが7位、ポイント圏外だったキミ・ライコネンも8位で1ポイントを獲得した。

  • フォース・インディア、失望の初レース

    フォース・インディア、失望の初レース

    フォース・インディアにとって、初めてのグランプリは失望のレースとなってしまった。

    2008年の開幕を告げるオーストラリアGP決勝。ジャンカルロ・フィジケラのレースは、開始からわずか数百メートルで終了した。1コーナーでフィジケラのマシンは、トヨタのティモ・グロックと接触し宙を舞った。一方、ピットからのスタートとなったエイドリアン・スーティルも、ハイロドリックのトラブルによりレースを終えることになった。

    しかしながら、週末を通して、周囲の予想を良い意味で裏切るペースを見せたフォース・インディア。ポジティブな感覚で1週間後のマレーシアに望む。

    エイドリアン・スーティル (リタイア)
    「とてもがっかりしているよ。特にレースが続いているのを見なくてはならなかったことにね。オープニングラップでは前のドライバーについていき、オーバーテオイクして13位に上がることができた。でも、その後、ハイドロリックに問題が生じてしまった。僕はピットに戻らなくてはならず、その時点でレースは終わってしまったよ。マレーシアではもっとうまくいくこと思ってい。でも、昨年から改善されていることは示せたと思うよ。特にプラクティスのロングランでね。だから、本当にうまくやれる自信があるんだ。」

    ジャンカルロ・フィジケラ (リタイア)
    「1コーナーでレースが終了したことには、とてもがっかりしている。他のドライバーが神風のように僕のマシンに入ってきたんだ。とてもイライラしたよ。特に今回のようなレースでは、多くのポイントを獲る可能性があったからね。良い機会だったし、本当にがっかりしている。マレーシアではもっとよくなるよう期待することにしよう」

    マイク・ガスコイン チーフ・テクニカル・オフィサー
    「フォース・インディアにとっての最初のレースはとても残念なものになった。多くのプレスリリースがそう言うだろうけど、明らかにポイントを獲れる機会を逃してしまったからね。ジャンカルロは1コーナーで不運だった。誰かが彼の外側にいて、内側ではグロックとピケがコントロールを失った。エイドリアンは、ハイドロリックが故障した。昨日から彼のマシンを組みなおさなければならず、その結果、初期のチェックができなかった。彼はとても競争力があり、確実に良い結果を出せただろうから、とても残念だ。しかし週末を通して全体的にマシンのペースはポジティブなものだったし、マレーシアではもっと良い結果を残せるだろう」

    ビジェイ・マリヤ
    「思いがけないレースで、早くにレースを終えたのは欲求不満だが、この週末にはとても満足しているよ。プラクティス・セッションで見せたペースはとても自信になった。予選は最終的に残念だった。だが昨年のオーストラリアのこのチームはとても離れていたが、今年は中段グループに上がってきた。ポイントを獲る機会を逃したことは残念だった。全体的に自信になる週末になった。一週間後に、次のレースに再び挑戦できることはポジティブなことだ」