カテゴリー: F1オーストラリアGP

  • F1開幕戦オーストラリアGP 決勝:ハミルトンが優勝

    F1開幕戦オーストラリアGP 決勝:ハミルトンが優勝

    2008年F1開幕戦オーストラリアGPが16日、メルボルンのアルバートパーク・サーキットで開催された。

    スタート直後の1コーナーでの多重クラッシュなど、オープニングラップ直後に5台のマシンがリタイアしたのを皮切りに、3度のセーフティーカーが入る大波乱のレースとなった開幕戦。最終的にチェッカーを受けたマシンは実に7台というサバイバルレースとなった。

    そんな大荒れのレースを制したのは、ポールポジションからスタートしたマクラーレンのルイス・ハミルトン。スタートから終始、危なげないレース運びで勝利を手にした。2位には、BMWのニック・ハイドフェルド、3位にはウィリアムのニコ・ロズベルグが入った。

    4位はルノーのフェルナンド・アロンソ、5位はマクラーレンのヘイキ・コバライネン、6位にはホンダのルーベンス・バリチェロが入った。ただし、バリチェロは、ピットアウト時に赤信号でコースに復帰したため、現在、審議にかけられている。

    注目の日本人ドライバー、中嶋一貴は7番手でフィニッシュ。見事、開幕戦でポイントを獲得した。

    オーストラリアGP 決勝

    順位 No. ドライバー チーム
    1 22 ルイス・ハミルトン マクラーレン
    2 3 ニック・ハイドフェルド BMW
    3 7 ニコ・ロズベルグ ウィリアムズ
    4 5 フェルナンド・アロンソ ルノー
    5 23 ヘイキ・コバライネン マクラーレン
    6 17 ルーベンス・バリチェロ ホンダ
    7 8 中嶋一貴 ウィリアムズ
    8 14 セバスチャン・ブルデー トロ・ロッソ
    9 1 キミ・ライコネン フェラーリ
    – 4 ロバート・クビサ BMW
    – 12 ティモ・グロック トヨタ
    – 18 佐藤琢磨 スーパーアグリ
    – 6 ネルソン・ピケJr. ルノー
    – 2 フェリペ・マッサ フェラーリ
    – 9 デビッド・クルサード レッドブル
    – 11 ヤルノ・トゥルーリ トヨタ
    – 20 エイドリアン・スーティル フォース・インディア
    – 10 マーク・ウェバー レッドブル
    – 16 ジェンソン・バトン ホンダ
    – 19 アンソニー・デビッドソン スーパーアグリ
    – 15 セバスチャン・ベッテル トロ・ロッソ
    – 21 ジャンカルロ・フィジケラ フォース・インディア
  • ティモ・グロック、10グリッド降格のペナルティ

    ティモ・グロック、10グリッド降格のペナルティ

    トヨタのティモ・グリックは、オーストラリアGPの決勝レースで、2つの5グリッドペナルティが科せられ、10グリッド降格となった。1つは予定外のギアボックス交換、もう1つは予選でのドライバー妨害。

    2008年シーズンは、ギアボックスを4戦連続で使用することがレギュレーションで定められた。グロッグは、予選前のフリー走行で問題を抱え、ギアボックスの交換せざるを得なかった。

    さらにグロックは、メルボルンのスチュワードより、予選中のマーク・ウェバー(レッドブル)の走行を妨げた判断された。

    これらにより、グロックは予選で9番手ポジションを獲得したが、決勝は19番手からのスタートということになった。

    また、イエローフラッグ掲示中に最速ラップを記録したとして、ジェンソン・バトン(ホンダ)、ジャンカルロ・フィジケラ(フォース・インディア)、ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)、ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)がスチュワードより注意を受けたが、ペナルティは科せられなかった。

  • F1開幕戦:オーストラリアGP予選 (ドライバーコメント)

    F1開幕戦:オーストラリアGP予選 (ドライバーコメント)

    2008 FORMULA 1 ING AUSTRALIAN GRAND PRIX (Melbourne)

    1位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
    「これ以上ないシーズンのスタートとなったし、ヘイキと友達であるロバート(・クビサ)もうまくやったもの素晴らしいことだ。チームは、時間内に必要なパーツを全て揃え、素晴らしい仕事をした。Q1ではトラフィックに阻まれたけど、Q3の重要なときには、すべてがうまくいった。昨日に比べると暑くなかったので、今日のトラックコンディションは少し楽だったよ。レギュレーションが変わったので。明日のスタートは興味深いものになるだろうね。昨年は簡単に安定したけど、今度はそれがドライバーに要求される。だからうまくやりたいね。幸運にも僕はトラックのクリーンな側からのスタートとなるし、少しは助けになることを期待しているよ。しかし、レースは長くてタフなものになるだろうね。」

    2位 ロバート・クビサ (BMW)
    「2番手ポジションはチーム全体にとって偉業となったし、シーズンの素晴らしいスタートになったね!Q3の2回目のアタックで、僕はリスクをとったけど、最終的に成果はあげられなかった。12コーナーで膨らんでしまい、人工芝に乗ってしまった。コンマ2〜3秒を失った。ポールポジションを獲れたかもしれないね。昨日はかなり困難な一日だったけど、多くの進歩を遂げることができた。F1.08はとても速いマシンだけど、セットアップとドライビングにはとてもデリケートなんだ。テストをはじめたときのレベルを振り返ると、ミュンヘンとヒンウィルにいるチームのみんなに心から感謝しなければいけないね。みんなが懸命に問題を分析し、マシンを改善させたんだ」

    3位 ヘイキ・コバライネン (マクラーレン)
    「3番手になれたことには満足しているけど、まだ改善する部分はある。とてもスムーズな周回だったし、マシンのバランスも良い感じだった。最後は完璧なラップとはいかなかったけど、週末を通して安定しているし、ミスをせず全力でプッシュし続けるよ。昨年シーズンは最高のスタートを切れなかった。だから、今日の結果はボーダフォン・マクラーレン・メルセデスのドライバーとしての僕のキャリアにとって素晴らしいはじまりとなった。チームのみんなはとても懸命に作業しているし、小さなギアボックスの問題を解決するために今朝の早い時間までトラックにいたんだ。この結果を彼らに捧げるよ。僕たちはレースで強いと思うし、明日が楽しみだね」

    4位フェリペ・マッサ (フェラーリ)
    「アウトラップでトラフィックに捕まってしまい、タイヤの温度をあげることができず、最後のタイヤセットで最大限を引き出すことができなかった。マシンのハンドリングには満足している。マシンはバランスがよく、レースペースで良い走行ができると思う。特に気温が高くなると予測しているので、レースはとてもタフになるだろう。何が起こるかわからないし、トップを目指して戦うことができると思う」

    5位 ニック・ハイドフェルド (BMW)
    「100分の数秒差で4番手を逃したけど、とても満足している。予選は全体的にスムーズだったし、チームにとって素晴らしい結果になった。予想以上にうまくいった。F1.08の初期のテストではあまり良くなかった。僕たちは、懸命に作業し、進歩するだろうと言い続けてきた。これは今日明らかになったし、みんなの努力に対して大きな報いとなった。今年進むべき方向の第一歩だと信じている。レースがとても楽しみだよ。トラクションコトロールなしでのスタートは特にエキサイティングになるだろう。レース距離では、フェラーリが今日より強いだろうね。」

    6位 ヤルノ・トゥルーリ (トヨタ)
    「6位でシーズンをスタートできるのは満足な結果だね。でも、かなり厳しいセッション争いだったよ。今のセットアップに関しては、まだ走行で最大限に生かしきれていないから完全に満足はしていない。また、思っていたよりも、ここでのタイヤには苦闘しているね。だからこそ、もっと大きな可能性を感じているよ。我々のレースパッケージは良く仕上がっているから、明日に対しては前向きな手応えを感じている。明日は、ただ良いレースができることを願っているよ。テスト中のこの車での長距離走行はとても力強いものだったから、あとは成功を祈るのみだね。今シーズンは、本当に闘志を燃やしているし、良い結果を出せる自信に満ちているよ」

    7位 ニコ・ロズベルグ (ウィリアムズ)
    「ほぼ最大限に力を発揮できたので、今日の予選にはとても満足しているよ。このポジションは素晴らしいと思う。僕たちが中段グプープで最高になることを望んでいたし、こうなることを期待していたからね。昨日は難しいスタートで、能力を見せられなかったし、まだやるべきことがあった。だから全体的に満足しているし、明日ポイントを狙うために本当に良いポジションを得られた。すべてのマシンにとってタフなレースになりそうだし、少しの問題が順位に影響するだろう。でも、僕たちは大丈夫だという自信があるよ」

    8位 デビッド・クルサード (レッドブル)
    「特にプライムタイヤでの走行がトリッキーだった。レースで2種類のタイヤをどのように選択するかは、ドライバーによっていくつかのバリエーションが出てくるだろう。今日は10位以内に入ることを予想していたが、もう少しアタックできると感じることができるクルマだったら良かった。プッシュするとバンプでクルマがかなり不安定になった。今は明日のスタートラインのことしか考えていない。トラクションコントロールなしのレースで何が起きるか、楽しみだよ」

    9位 ティモ・グロック (トヨタ)
    「F1最初の予選セッションは上手く行ったよ。そして、第3セッションに進めたのはとても嬉しいことだったね。でも残念ながら、午前のフリー走行でギアボックスの交換が必要になったため、ペナルティーとして、5グリッドダウンになってしまった。でも、午後はとても良かったよ。第1セッションは厳しかったし、第2セッションでは赤旗中断になったけれど、第2セッションの最終ラップは良い結果を出せた。9周目で数秒を失ったが、最後のセクターで良い結果を出して第3セッションに進めたんだ。全体的に見て、車の調子はとても良く満足している。そして、それはチームの素晴らしい仕事のおかげだよ。」

    10位 セバスチャン・ベッテル (トロ・ロッソ)
    「Q2で強いペースで走れたので、ある意味では素晴らしいセッションだったね。Q2の最後に良いラップができた。残念なことに技術的な問題でQ3に参加することができなかった。でも、例え何が起きてもレースでは最大限にアタックする予定だ」

    11位 ルーベンス・バリチェロ (ホンダ)
    「僕らの予選ポジションには、とても満足している。ファクトリーにいるメンバーも、そしてここにいる人々も、みんながすばらしい仕事をした。中団はとても接近しているが、たった1カ月ほど前のテストでのポジションを振り返って、今日僕らがいる位置と比べれば、すごい量のハードワークが実を結び、前進しているのが分かるはずだ。マシンのパフォーマンスはよく、これまでの数週間で進歩を確信でき、満足だ。トップ10に入れなかったのは本当に残念なことだが、一方で11番手というポジションは、天候を考慮し、独自の戦略を練ることができる位置でもある。これはとてもいいことだ。いいシーズンの始まりとなったし、これを明日のレースパフォーマンスにうまく生かしていかなければならない」

    12位 フェルナンド・アロンソ (ルノー)
    「予想通りタイムはかなり接近していた。午前中のマシンのパフォーマンスにはかなり満足していたが、ディファレンシャルが故障してバランスが狂ってしまい、運転するのがかなり難しくなってしまった。レースのはバランスを元に戻せると確信しているし、今夜はその問題を解決するために兼目に作業するつもりだ」

    13位 ジェンソン・バトン (ホンダ)
    「確かにマシンのパフォーマンスはよかったが、残念ながらターン9と最終コーナーで0.2秒ずつ失ってしまった。エイペックスでアンダーステアが出て、ワイドに走ってしまった。かなりプッシュしていたからすごく悔しかったけれど、僕もルーベンスもトップ10まであと少しというところにいたのはとても勇気づけられることだし、僕らのパフォーマンスが明日のレースでどう出るか楽しみだ。昨日の強烈な気温が何度か下がっていてよかった。風も治まったおかげで、グリップが増した。今日のほうが路面状態がとても安定していて、予選セッションが進むにつれ、ラバーがのってグリップがよくなっていった」

    14位 中嶋一貴 (ウィリアムズ)
    「予選は最高の結果ではなかったけど、Q2に進むことができたので少なくとも昨年のレースデビューよりは進歩していると思う。今回は赤旗によって難しくなってしまったけど、今日は安定した走りが重要だったし、Q3に進むためにラップタイムを縮めることはかなり厳しいかっただろう。明日を楽しみにしているよ。」

    15位 マーク・ウェバー (レッドブル)
    「クルマの前方右側にトラブルが発生した。良いことじゃないよ。ターン1で変な感じがしたと思ったが、予選セッションの最中だったので、そのままプッシュし続けた。でも、ターン6で何かが壊れた。それで終わり。すでにグラベルに突っ込んでいた。このサーキットはオーバーテイクが本当に難しいから、普通のレースならポイント獲得はほとんど無理だ。でも、ベストは尽くすよ」

    16位 キミ・ライコネン (フェラーリ)
    「とてもがっかりした。インラップの最後の方のコーナーで、電子燃料ポンプに問題が起こり、ピットレーンの近くで停止を余儀なくされた。だから、ガレージに戻って問題を解決させるのは不可能だった。シーズンのスタートして最悪な状況なのは間違いない。これから明日ポイントを獲るために作業しなければならない。すべてのレースでポイントを獲ることが重要だからね。」

    17位 ジャンカルロ・フィジケラ (フォース・インディア)
    「トップ16とQ2にあと1ポジションという17番手ポジションには、これまでの週末を考えると落胆している。最速ラップとなった最後のアタックではタイヤに多くのグレイニングもあったが、イエローフラッグで、少なくともコンマ3秒は失った。でも、我々がそこにいて、改善されていることがわかった。チームはこれまで素晴らしく頑張ってきた。まだやらなければいけない作業がたくさんあるが、正しい方向に進んでいるよ」

    18位 セバスチャン・ブルデー (トロ・ロッソ)
    「マシンの感触は午前中と比較すると午後は本当に硬かった。昨日は走行が限られてしまったので、すべてをまとめるのに苦労した。僕たちは午後に少しの変更をして、的を得ていると感じた。プライムタイヤでの最初の走行は良かったし快適だった。その後の最初のオプションタイヤのセットまでは本当に良いラップだったけど、残念なことに2回目の最終コーナーでミスをしてしまい、台無しになってしまった。Q1の終わりにもう一度トライしたけど、イエローフラッグで出て、かなりたくさんのタイムを失ってしまった。Q2に進むことができると感じていたので残念だったよ」

    19位 エイドリアン・スーティル (フォース・インディア)
    「午前中とはトラックコンディションがかなり違っていて、簡単な予選ではなかった。全体的にグリップレベルが低く、ニュータイヤではアンダーステアに苦労した。マシンバランスはあまり良くなかったが、2周目からはOKだった。最後のラップで第2セクターまではうまくいくと感じていたけど、第3セクターの素早い左右のシケインで、アンダーステアが多くでて、出口でワイドになってしまった。マシンは飛び上がり、コントロールできなくなってスピンしてしまった。ボーデを捕らえられるかもしれなかったので、少し残念だった。しかし、僕たちはQ2にとても近づけたし、マレーシアでは、まだ進歩できるかもしれない。Q2には進めなかったが、昨年よりは近づけたので、すでに少しの成功を見せていいる」

    21位 ネルソン・ピケJr. (ルノー)
    「さまざまな理由で週末を通してあまり多くの走行ができなかった。それは午後の予選で明らかになった。初めてのグランプリに関して、もっとうまくいくことを期待していたので、がっかりしている。しかし、明日は順位をあげるためにベストを尽くし、可能な限りおくを学びたい」

    20位 佐藤琢磨 (スーパーアグリ)
    「今日のパフォーマンスにとても満足しています。今ある状況の中ではあるが、全てがうまく進んだ。昨日は厳しい幕開けだったが、今はまるでここに帰ってきた僕らをメルボルンが歓迎してくれているかのようだ。トラクションコントロールなしで走行した、初めての予選を楽しんだ。マシンは当初、ややバランスが悪かったが、3度目の走行では速いタイムを出せるようになった。今日はとてもいい一日だったので、明日はきっと完走できると期待したい」

    22位 アンソニー・デビッドソン (スーパーアグリ)
    「僕にとっては難しい予選だった。あまりラップ数を消化できないまま予選に進めば、限界まで攻めるのは厳しくなる。予選セッションの間、ずっとセットアップ作業にあたっていた。だから、この位置はベストではなかったけれど、事態はこれからよくなっていくだろう。最後のアタックでは0.3秒ほど速さを出せていたはずだが、フォースインディアのマシンがスピンして、イエローフラッグが出たので、引き下がらなければならなかった。よくあることだけれど、残念な結果に終わった一日だった」

  • マクラーレン:オーストラリアGP予選 ハミルトンがポール獲得

    マクラーレン:オーストラリアGP予選 ハミルトンがポール獲得

    マクラーレンは、オーストラリアGPの予選で、今シーズンの素晴らしいスタートを切った。

    ルイス・ハミルトンは、開幕戦をポールポジションからスタートする。

    今シーズンがマクラーレンでの初シーズンとなるヘイキ・コバライネンも3番グリッドを獲得した。

    ルイス・ハミルトン 1位
    「これ以上ないシーズンのスタートとなったし、ヘイキと友達であるロバート(・クビサ)もうまくやったもの素晴らしいことだ。チームは、時間内に必要なパーツを全て揃え、素晴らしい仕事をした。Q1ではトラフィックに阻まれたけど、Q3の重要なときには、すべてがうまくいった。昨日に比べると暑くなかったので、今日のトラックコンディションは少し楽だったよ。レギュレーションが変わったので。明日のスタートは興味深いものになるだろうね。昨年は簡単に安定したけど、今度はそれがドライバーに要求される。だからうまくやりたいね。幸運にも僕はトラックのクリーンな側からのスタートとなるし、少しは助けになることを期待しているよ。しかし、レースは長くてタフなものになるだろうね。」

    ヘイキ・コバライネン 3位
    「3番手になれたことには満足しているけど、まだ改善する部分はある。とてもスムーズな周回だったし、マシンのバランスも良い感じだった。最後は完璧なラップとはいかなかったけど、週末を通して安定しているし、ミスをせず全力でプッシュし続けるよ。昨年シーズンは最高のスタートを切れなかった。だから、今日の結果はボーダフォン・マクラーレン・メルセデスのドライバーとしての僕のキャリアにとって素晴らしいはじまりとなった。チームのみんなはとても懸命に作業しているし、小さなギアボックスの問題を解決するために今朝の早い時間までトラックにいたんだ。この結果を彼らに捧げるよ。僕たちはレースで強いと思うし、明日が楽しみだね」

    ロン・デニス チーム代表
    「シーズンの最初の予選での素晴らしい結果は、冬の間チーム全体による懸命な作業のおかげだ。ルイスとヘイキの両方が今週末は素晴らしい仕事をした。今日の結果はこれからの我々のパフォーマンスを表現していると期待しているし、我々は残りのシーズンもこれを継続することに集中するつもりだ」

  • フォース・インディア:オーストラリアGP予選 フィジケラが17番手

    フォース・インディア:オーストラリアGP予選 フィジケラが17番手

    フォース・インディアの新生チームとしての初めての予選は、惜しい結果となった。

    Q2進出を目標に掲げるフォース・インディアだが、ジャンカルロ・フィジケラは、あと一歩となる17番手で予選を終えた。皮肉なことにチームメイトのエイドリアン・スーティルのスピンによるイエローフラッグが彼のアタックを妨げてしまった。

    午前中のセッションではフィジケラが9番手タイムを記録するなど、ポテンシャルを感じさせる走りを見せるフォース・インディア。明日は決勝では、中段グループとどのようなバトルをするか注目である。

    エイドリアン・スーティル 19位
    「午前中とはトラックコンディションがかなり違っていて、簡単な予選ではなかった。全体的にグリップレベルが低く、ニュータイヤではアンダーステアに苦労した。マシンバランスはあまり良くなかったが、2周目からはOKだった。最後のラップで第2セクターまではうまくいくと感じていたけど、第3セクターの素早い左右のシケインで、アンダーステアが多くでて、出口でワイドになってしまった。マシンは飛び上がり、コントロールできなくなってスピンしてしまった。ボーデを捕らえられるかもしれなかったので、少し残念だった。しかし、僕たちはQ2にとても近づけたし、マレーシアでは、まだ進歩できるかもしれない。Q2には進めなかったが、昨年よりは近づけたので、すでに少しの成功を見せていいる」

    ジャンカルロ・フィジケラ 17位
    「トップ16とQ2にあと1ポジションという17番手ポジションには、これまでの週末を考えると落胆している。最速ラップとなった最後のアタックではタイヤに多くのグレイニングもあったが、イエローフラッグで、少なくともコンマ3秒は失った。でも、我々がそこにいて、改善されていることがわかった。チームはこれまで素晴らしく頑張ってきた。まだやらなければいけない作業がたくさんあるが、正しい方向に進んでいるよ」

    マイク・ガスコイン チーフ・テクニカル・オフィサー
    「我々にとっては期待はずれな予選セッションだった。残念なことにエイドリアンは最終ラップでマシンを失い、悲しいことにイエローフラッグでジャンカルロは後退してしまった。その小さな遅れが、Q2進出に足りなかった。しかし、我々が午前中に示したように、マシンは中段グループにとても近づいている。そしてコンマ1秒が大きな違いとなる。相対的に、我々は競争力のあるマシンを持っていることがわかった。だから明日はもっと順位を上げられるだろう。」

  • フェラーリ:オーストラリアGP予選 マッサが4番手

    フェラーリ:オーストラリアGP予選 マッサが4番手

    フェラーリにとってのオーストラリアGPはフラストレーションの溜まるものとなってしまった。

    週末を通して競争力のある走りを見せていたキミ・ライコネンだが、Q1のアタック中にトラブルが発生。ピットレーンのスタートライン手前でマシンをストップさせてしまった。そのため、レギュレーションによりQ2で走行することはできなかった。

    マッサは、Q3でのアウトラップでトラフィックにはまり、タイヤの温度管理に失敗。4番手で予選を終えた。

    明日の決勝、フェラーリは2列目と8列目からのスタートとなる。

    フェリペ・マッサ 4位
    「アウトラップでトラフィックに捕まってしまい、タイヤの温度をあげることができず、最後のタイヤセットで最大限を引き出すことができなかった。マシンのハンドリングには満足している。マシンはバランスがよく、レースペースで良い走行ができると思う。特に気温が高くなると予測しているので、レースはとてもタフになるだろう。何が起こるかわからないし、トップを目指して戦うことができると思う」

    キミ・ライコネン 16位
    「とてもがっかりした。インラップの最後の方のコーナーで、電子燃料ポンプに問題が起こり、ピットレーンの近くで停止を余儀なくされた。だから、ガレージに戻って問題を解決させるのは不可能だった。シーズンのスタートして最悪な状況なのは間違いない。これから明日ポイントを獲るために作業しなければならない。すべてのレースでポイントを獲ることが重要だからね。」

    ステファノ・ドメニカリ チーム代表
    「我々が期待していた結果ではないことは明らかだ。キミのクルマが止まった原因を正確に把握しなければならないし、明日は、順位をあげるために、レース全体で激しく戦うだろう。フェリペは2列目からのスタートだから、レースで自分の能力を示すことができるだろう。レースではいつものように、信頼性と戦略がカギになるだろう」

  • トロ・ロッソ:オーストラリアGP予選 ベッテルが10番手

    トロ・ロッソ:オーストラリアGP予選 ベッテルが10番手

    トロ・ロッソのドライバーである2人のセバスチャンにとって、オーストラリアGPの予選は、対称的な結果となった。

    セバスチャン・ベッテルは。Q3セッションまで進み10番グリッドを獲得。しかし、Q3セッションでは技術的な問題でタイムを出すことはできなかった。

    初のF1予選走行となるセバスチャン・ブルデーはマシンのセッティングに苦しみ、またイエローフラッグの影響を受けてしまい18番手に沈んだ。

    セバスチャン・ベッテル 10位
    「Q2で強いペースで走れたので、ある意味では素晴らしいセッションだったね。Q2の最後に良いラップができた。残念なことに技術的な問題でQ3に参加することができなかった。でも、例え何が起きてもレースでは最大限にアタックする予定だ」

    セバスチャン・ブルデー 18位
    「マシンの感触は午前中と比較すると午後は本当に硬かった。昨日は走行が限られてしまったので、すべてをまとめるのに苦労した。僕たちは午後に少しの変更をして、的を得ていると感じた。プライムタイヤでの最初の走行は良かったし快適だった。その後の最初のオプションタイヤのセットまでは本当に良いラップだったけど、残念なことに2回目の最終コーナーでミスをしてしまい、台無しになってしまった。Q1の終わりにもう一度トライしたけど、イエローフラッグで出て、かなりたくさんのタイムを失ってしまった。Q2に進むことができると感じていたので残念だったよ」

  • BMW:オーストラリアGP予選 クビサが2番手

    BMW:オーストラリアGP予選 クビサが2番手

    BMWはオーストラリアGPの予選で素晴らしい走りを見せた。

    ロバート・クビサ、ニック・ハイドフェルドの両ドライバーが揃ってQ3へ進出し、クビサは2番手、ハイドフェルドは5番手ポジションを獲得した。

    ロバート・クビサ (2位)
    「2番手ポジションはチーム全体にとって偉業となったし、シーズンの素晴らしいスタートになったね!Q3の2回目のアタックで、僕はリスクをとったけど、最終的に成果はあげられなかった。12コーナーで膨らんでしまい、人工芝に乗ってしまった。コンマ2〜3秒を失った。ポールポジションを獲れたかもしれないね。昨日はかなり困難な一日だったけど、多くの進歩を遂げることができた。F1.08はとても速いマシンだけど、セットアップとドライビングにはとてもデリケートなんだ。テストをはじめたときのレベルを振り返ると、ミュンヘンとヒンウィルにいるチームのみんなに心から感謝しなければいけないね。みんなが懸命に問題を分析し、マシンを改善させたんだ」

    ニック・ハイドフェルド (5位)
    「100分の数秒差で4番手を逃したけど、とても満足している。予選は全体的にスムーズだったし、チームにとって素晴らしい結果になった。予想以上にうまくいった。F1.08の初期のテストではあまり良くなかった。僕たちは、懸命に作業し、進歩するだろうと言い続けてきた。これは今日明らかになったし、みんなの努力に対して大きな報いとなった。今年進むべき方向の第一歩だと信じている。レースがとても楽しみだよ。トラクションコトロールなしでのスタートは特にエキサイティングになるだろう。レース距離では、フェラーリが今日より強いだろうね。」

    マリオ・タイセン
    「とても満足している。2番手と5番手というグリッドポジションはチーム設立以来の最高の予選結果だ。最終ラップでのロバートのスライドがなければ、ポールを獲れたかもしれない。グリッドの3列目が我々の目標だったし、これは達成された。メルボルンではフェラーリとマクラーレンのマシンが最初のセッションからとても速かったにもかかわらずね。振り返ると、我々は良いラップタイプからかけ離れていたが、作業を続けた。仕事の成果が見見られて、とても嬉しいね。」

    ウィリー・ランプ テクニカル・ディレクター
    「新しいシーズンのスタートとして素晴らしい予選だった。クロバートとニックの2番手と5番手というグリッドポジションには、とても満足している。ロバートがあと少しのところでポールを逃したのは悔しいが、彼のF1キャリアにおいて最高の予選結果になった。我々は両方のドライバーがレースに向けて素晴らしいポジションにいる」

  • レッドブル:オーストラリアGP予選 クルサードが8番手

    レッドブル:オーストラリアGP予選 クルサードが8番手

    レッドブルのオーストラリアGP予選は、2人のドライバーで明暗が分かれた。

    母国グランプリとなったマーク・ウェバーだが、Q2セッションでコースオフしクラッシュ。赤旗の原因を作ってしまった。

    一方、デビッド・クルサードは順調にQ3まで進出し、8番手グリッドを手に入れた。

    デビッド・クルサード (8位)
    「特にプライムタイヤでの走行がトリッキーだった。レースで2種類のタイヤをどのように選択するかは、ドライバーによっていくつかのバリエーションが出てくるだろう。今日は10位以内に入ることを予想していたが、もう少しアタックできると感じることができるクルマだったら良かった。プッシュするとバンプでクルマがかなり不安定になった。今は明日のスタートラインのことしか考えていない。トラクションコントロールなしのレースで何が起きるか、楽しみだよ」

    マーク・ウェバー (15位)
    「クルマの前方右側にトラブルが発生した。良いことじゃないよ。ターン1で変な感じがしたと思ったが、予選セッションの最中だったので、そのままプッシュし続けた。でも、ターン6で何かが壊れた。それで終わり。すでにグラベルに突っ込んでいた。このサーキットはオーバーテイクが本当に難しいから、普通のレースならポイント獲得はほとんど無理だ。でも、ベストは尽くすよ」

    クリスチャン・ホーナー
    「ブレーキの問題ではないかと疑っているが、ホーム・グランプリでこんなことになって、マークは残念だった。明日のレースは大変だろうと思うが、昨日のプラクティスのペースを考えると、良いレースが戦えるのではないかと思う。デビッドは2回の予選セッションを通して良く順位を上げた。Q3では最後のタイヤでのバランスに納得できずに、8位で予選を終えることになった。もっと良くなる可能性もあるが、シーズン開幕戦をトップ8からスタートできるのだから、素晴らしい結果だと思う」

    ファブリス・ロム ルノー・プリンシパルエンジニア
    「期待できるクルマだ。マークには小さなトラブルがあったが、デビッドがクルマのスピードとパッケージが成功であることを証明してくれた。冬のテストでも高い信頼性を見せていたので、レースにもかなり自信を持っている。この気温なのでレースはとても厳しいものになるが、ルノーエンジンは熱にも対応できるように良く設計されている」

  • スーパーアグリ:オーストラリアGP予選 佐藤琢磨は20番手

    スーパーアグリ:オーストラリアGP予選 佐藤琢磨は20番手

    スーパーアグリのオーストラリアGP予選はQ1で終了した。

    佐藤とデビッドソンの1回目のアタックは1分29秒台で、21、22番手。しかし終盤、佐藤は自己ベストを1秒以上縮め、ルノーのネルソン・ピケJr.を抜いて20番手に上がった。デビッドソンは22番手だった。

    ともにQ2進出は果たせなかったが、2台のSA08Aがグリッドの最後尾から揃ってのスタートは回避された。

    佐藤琢磨 (20位)
    「今日のパフォーマンスにとても満足しています。今ある状況の中ではあるが、全てがうまく進んだ。昨日は厳しい幕開けだったが、今はまるでここに帰ってきた僕らをメルボルンが歓迎してくれているかのようだ。トラクションコントロールなしで走行した、初めての予選を楽しんだ。マシンは当初、ややバランスが悪かったが、3度目の走行では速いタイムを出せるようになった。今日はとてもいい一日だったので、明日はきっと完走できると期待したい」

    アンソニー・デビッドソン (22位)
    「僕にとっては難しい予選だった。あまりラップ数を消化できないまま予選に進めば、限界まで攻めるのは厳しくなる。予選セッションの間、ずっとセットアップ作業にあたっていた。だから、この位置はベストではなかったけれど、事態はこれからよくなっていくだろう。最後のアタックでは0.3秒ほど速さを出せていたはずだが、フォースインディアのマシンがスピンして、イエローフラッグが出たので、引き下がらなければならなかった。よくあることだけれど、残念な結果に終わった一日だった」

    グラハム・テーラー スポーティング・ディレクター
    「今日は予期しないことがたくさん起こった。チームの合言葉が、『闘志』から『勇気』に変わったように思う。我々は戦いつつ、パフォーマンスを引き続き改善していく。予選では、冬季テストの間に予選に向けた走行ができなかったことを考えれば、ドライバーたちは大変いい仕事をしてくれた。新しい予選方式のもと、両マシンは効果的に3回の走行を行い、状況をうまく活用した。琢磨が他の1台を抜いたのはすばらしかった。今は、明日のレースを楽しみにしている」