カテゴリー: アウディ

  • アウディ、ニュルブルクリンク24時間レースで4度目の総合優勝

    アウディ、ニュルブルクリンク24時間レースで4度目の総合優勝

    ニュルブルクリンク24時間レースがドイツのアイフェルで開催され、Audi R8 LMSが2012年、2014年、2015年に続き、参戦5年目で4度目の優勝に輝いた。

    2012年に総合優勝を目指してGT3モデルでこのレースに初参戦して以来、Audi Sportカスタマーレーシングのレースカーは、ニュルブルクリンク24時間レースで極めて成功したスポーツカーとなっている。

    Audi Sportチームランドは、天候の急変も味方につけて、劇的な逆転勝利を収めた。ドイツのニーダードライスバッハを本拠地とするウォフルガンフ・ランド率いるこのチームは残り2時間を切る時点で、順位を落とすまでは圧倒的にレースを支配していた。125ラップ(約3,172km)まで首位を走行していたが、マシンのセンサーにトラブルが発生して2度のピットストップで修理を試みるが、思うような結果を得ることができなかった。それでもこの29号車のAudi R8 LMSは、2番手でレースに復帰した。レース終了間際に天気が急変。Audi Sportチームランドは、トップグループでは最初にレインタイヤに交換するという賭けに出る。その戦略が見事に成功し、突然の雨でウェットとなったサーキットで、ケルビン・バン・デル・リンデがトップに返り咲く。チームメイトのクリストファー・ミエス(ドイツ)、コナー デ・フィリッピ(アメリカ)、マルクス・ヴィンケルホック(ドイツ)とともに、この南アフリカ出身のドライバーが45回目となったこの伝統の耐久レースで勝利を収めた。これはAudi Sportチームランド、バン・デル・リンデ、そしてデ・フィリッピにとっては初めての勝利、クリストファー・ミエスは2度目、マルクス ヴィンケルホックは3度目の優勝となった。

    Audi SportチームWRTは、3位表彰台を獲得した。Audi Sportチームランドが順位を落とした後、マルセル・フェスラー(スイス)、ロビン・フラインス(オランダ)、ニコ・ミュラー(スイス)、レーネ・ラスト(ドイツ)を擁するこのベルギーのチームが首位に立ち、そのまま優勝するかと思われたが、タイヤ選択の賭けに失敗。スリックタイヤを選択した後、最後にレインタイヤに履き替えたことにより最終的に3位でチェッカーを受けた。

    またAudi R8 LMSで参戦したフェニックスレーシングは、アクシデントでマシンを損傷して、最後尾の79番手まで後退したが、見事な追い上げを見せ19位でフィニッシュした。

    同じくAudi R8 LMSで参戦したプライベート カスタマーチームのカーコレクションモータースポーツも27位でフィニッシュ。他のプライベートチームもクラス優勝を果たし、Audi Sportカスタマーレーシングの成功の歴史に華を添えた。Audi TT RSで参戦したLMSエンジニアリングのウルリッヒ・アンドレー、ダニエラ・シュミット、クリスチャン・シュミッツ、ステファン ヴィーニンガー組は、SP 3Tクラスで勝利を収めている。

    さらに、ニュルブルクリンク24時間レースに初参戦したボンクモータースポーツの2台のAudi RS 3 LMSがTCRクラスで2位と3位に入り、アウディのカスタマーレーシングプログラムにとって、貴重なリザルトをもたらした。レースデビューを果たしたAudi R8 LMS GT4も完走している。Audi Sportチームフェニックスは、市販モデルベースのスポーツカー、Audi R8 LMS GT4を駆って、SP-Xクラスで3位と5位に入った。

    「25℃を超える気温、そしてレース終盤の雨により、私たちは史上もっともタフで、もっとも速く、そしてもっともドラマチックなレースを体験することになりました」と、Audi Sportカスタマーレーシングの責任者を務めるクリス・ラインケは述べた。

    優勝チームが周回した158ラップは、2014年にアウディが樹立した走行距離記録にわずか1周だけ及ばない周回数だ。

    「アウディは圧倒的な力を発揮して、143ラップで首位をキープしました。これはレース全体の90%にあたります。この素晴らしい結果をもたらしてくれたカスタマーチームのメンバーとドライバーを祝福したいと思います。非常にドラマチックな形で達成したこの勝利は、必ずやモータースポーツの歴史に刻まれると確信しています。」

  • アウディ、史上最多の台数でニュルブルクリンク24時間耐久レースに参戦

    アウディ、史上最多の台数でニュルブルクリンク24時間耐久レースに参戦

    アウディは、記録的なエントリー台数で、今年もニュルブルクリンク24時間レースに参戦する。

    かつてない多くのチームがAudi Sportカスタマーレーシングのレースカーで、この伝統ある耐久レースに挑む。トップカテゴリーのGT3クラスには、ファクトリーモデルの4台を含めた6台のAudi R8 LMSが出場。最新のカスタマースポーツプロジェクトのAudi R8 LMS GT4もテストを兼ねてレースデビューを飾る。

    さらにエントリーレベルのTCRカテゴリーでも、3台のAudi RS 3 LMSがプライベートチームからクラス優勝を目指す。またサポートレースとして開催されるAudi Sport TTカップでは、18台のAudi TTカップカーがバトルを繰り広げる。

    Audi Sportカスタマーレーシングの統括責任者のクリス レインケは次のように「世界最大のサーキットを舞台に160台以上ものクルマが参戦するニュルブルクリンク24時間レースは、我々にとって最高のカスタマーイベントであり続けています。アウディモデルに対する熱狂的な支持は、我々の開発の方向性が正しいことを証明するものです。」と述べた。

    今回は、トップカテゴリーのSP9-GT3クラスだけでも、7つのブランドのチームから合計34台のレースカーが参戦している。アウディ陣営では、ファクトリーがサポートするアウディスポーツ チームランドと、アウディスポーツ チームWRTがトップチームを形成している。6人の優勝経験者に加え、さらに6人のトップクラスのドライバーが合計4台のAudi R8 LMSをドライブする。2014年以来、ニュルブルクリンク北コース(ノルドシュライフェ)の距離記録保持者であり続けているフェニックスレーシングと、カーコレクションモータースポーツの両チームも、同様にAudi R8 LMSでGT3クラスに挑戦。目標は、世界に冠たる難コースであるニュルブルクリンク北コースを舞台にした耐久レースで、2012年、2014年、2015年に続いて4度目の総合優勝を飾ることだ。

    世界中のモータースポーツファンは、新たなAudi R8 LMS GT4のデビューを待ちわびてきた。Audi R8 LMS GT4は、世界中で人気を高めつつあるアマチュアドライバー向けGTレースのカテゴリーのために開発されたモデル。

    アウディスポーツ チームフェニックスにより、市販モデルに近いレースカーが2台、今年のニュルブルクリンク24時間に参戦する。新開発されたAudi Sport R8 LMS GT4は、市販モデルとパーツの約60%を共有している。さらに今回はコンパクトスポーツモデルのAudi RS 3 LMSもこのレースに初参戦する。Audi RS 3 LMSはAudi Sportカスタマーレーシングの手により、すでに90台が生産。また、各国のプライベートチームにより、1月のドバイ24時間レースでのクラス優勝を含めて、すでに多くの活躍が報告されている。今回のニュルブルクリンクでは、チーム ボンクモータースポーツから2台、LMSエンジニアリングから1台、あわせて3台のAudi RS 3 LMSが出場する予定。

    今回アウディは、サーキットの周辺でも力強い存在感を発揮することになるだろう。24時間レースの協賛企業のひとつとして、レースをコントロールするためのオフィシャルカーを提供するだけでなく、多くのファンの方々のために、パドック内に750m²の「Audi Sportエクスペリエンスエリア」を開設する予定。ここを訪れる人は、ラウンジエリアに設置される巨大なスクリーンで、レースをライブで観賞することができる。

    しかしそれ以上にファンを喜ばせるのは、展示が予定されている7台の貴重なレーシングモデル。ル・マン24時間レースを連覇したAudi R8、Audi V8 DTM、及び1930年代のグランプリマシンAuto Union Type Dは、いずれもアウディ史上もっとも成功したレースカー。上記に加えて、Audi Sportから現在提供されているAudi RS 5 DTM、Audi R8 LMS、Audi R8 LMS GT4、Audi RS 3 LMSの4台が訪れる人々を歓迎する。さらにAudi Sportの3つのハイパフォーマンスモデルも展示される。また週末には、年間7戦予定されているAudi Sport TTカップの第2戦が、24時間レースのサポートプログラムとして開催されることになった。

    現地以外でもインターネットでレースの展開を知ることができます。アウディは自らで運営するソーシャルメディア プラットフォームに加え、ライブストリーミングでも全レースの映像を放映するなど幅広い情報を発信する。

  • 【SUPER GT】 アウディ:第3戦 オートポリス 決勝レポート

    【SUPER GT】 アウディ:第3戦 オートポリス 決勝レポート

    アウディ ジャパンは、新型Audi R8 LMSでSUPER GTのGT300クラスに挑戦するカスタマー(プライベート)チームを支援している。5月20日(土)、5月21日(日)、オートポリス(大分県 1周4,674m)で2017 AUTOBACS SUPER GT第3戦となる「SUPER GT in KYUSHU 300km」が開催された。

    昨年のこのレースは、開催直前に発生した平成28年熊本地震により、オートポリスサーキットも施設に大きな被害を受けたため中止となった。

    復興を祈念する今大会にも、新型Audi R8 LMSを擁する#21 Audi Team Hitotsuyama(アウディ チーム ヒトツヤマ)と#26 Team TAISAN SARD(チーム タイサン サード)の2チームが参戦。2年ぶりの開催となったオートポリス大会は予選、決勝共に初夏の快晴に恵まれ、九州での開催を待ちわびた多くのファンが訪れた。

    Audi Team Hitotsuyamaは、今シーズンよりリチャード ライアンに加えて、昨年までトップカテゴリーのGT500クラスに参戦し、GT300クラスはもとよりGT500クラスでもチャンピオン経験をもつ柳田 真孝が加入している。予選ではタイヤをうまく使いきることができず、Q1を突破することができなかった。

    日曜日の快晴のもと14時にはじまった決勝レースでは、第1スティントを柳田が担当。レーススタート後、すぐにセーフティカーが入るなど荒れた展開となったが、ベテランらしく落ち着いて28周を走りきり、第2スティントのリチャード ライアンへとドライバー交代する。その際、タイヤバーストのため緊急ピットインしてきた隣のチームにピット前をふさがれるという不運な事態が起こり、大きくタイムロス。しかしニュータイヤでコースに戻ったリチャード ライアンは、最終ラップ直前まで自己ベストを叩き出す気合の走りをみせ、最終ラップでは#26 Team TAISAN SARDに追いつき、2台のAudi R8 LMSによるバトルを制して13位まで順位をあげてレースを終えた。

    一方Audi R8 LMS で2年目の参戦となるTeam TAISAN SARDは、今シーズンより昨年のGT500クラスのチャンピオンチームであるSARDの野田 英樹監督をチームへ招聘。さらにドライバーラインナップも山田 真之亮とジェイク パーソンという共に20代の若手コンビでの挑戦となる。予選は懸念材料だったトラブルを解消できず、25位で終えた。しかし、チームの深夜に及ぶ原因の究明により問題を解決することができた。

    決勝は第1スティントをジェイク パーソンが、第2スティントを山田 真之亮が担当。共に上位チームに匹敵するラップタイムを重ねます。特に後半の山田は、リチャードにも匹敵するタイムを刻み、14位で完走を果たした。

    SUPER GT第4戦は7月22(土)~23日(日)、宮城県のスポーツランドSUGO(菅生)にて開催予定。

    Audi Team Hitotsuyama

    一ツ山 亮次 (チーム代表)
    「今回のレースでは、予選でのタイヤに関するミスが非常に残念でした。決勝では初めて第1スティントに柳田を起用しましたが、それもうまくいきとてもいいタイムで周回を重ねていました。セーフティカーが入ってしまったのはアンラッキーでしたが、トラブルなく前半をクリアして、さあ後半戦というところでピットストップを邪魔される不運な出来事が起きてしまい、挽回することができませんでした。レース中のタイムは上位にも遜色ないものですし、これから夏に向けて菅生と鈴鹿で2回のテストがありますので、今後の方向性を見極めて次のレースに臨みたいと思います」

    リチャード ライアン
    「本当はもっといい結果を期待していましたが、残念な週末になってしまいました。特にこのオートポリスは昨年、地震の影響で走ることができなかったため、新型Audi R8 LMSにとってはデータがないこともあり、難しい予選になりました。決勝では柳田もいい走りをしていたし、私自身も燃料が軽くなった後半はとにかくプッシュし続けました。前に#26 Team TAISAN SARDがいることもわかっていて、チャンスは1度しかないと思っていましたが、最終ラップでどうにか追い抜くことができました。とにかくあきらめず、テストを重ねて予選でのパフォーマンスをあげることに集中していきます」

    柳田 真孝
    「クルマ本来のポテンシャルを考えれば、もっともっと良くないとダメだと感じています。チームはとても頑張ってくれていて、レース中のラップも悪くないのですが、まだまだフィーリングの改善の余地はありますし、さらにAudi R8 LMSのもつ性能を引き出せると思います。予選ではやはり一発の速さが足りないので、タイヤのピークをいかにもっていくかが課題です。いまだんだん良くなっている感触はあるので、テストで開発をさらに進めて、次のレースにつなげたいと思います」

    Team TAISAN SARD

    野田 英樹 (チーム監督)
    「土曜日にトラブルが見つかり、予選では結果を残せませんでしたが、その日の深夜にその原因が見つかり、決勝グリッド上でも最終調整しながらどうにか対策することができました。これでかなりいい方向に向かったと思います。ドライバーも自信を持って走れるようになりました。これまでなかなか結果が出なくて苦しんできましたが、少し光明が見えてきたように感じています。上位チームにも遜色ないタイムで走ることができましたし、とても意味のある1戦だったと思います。ただ、これでようやくスタートラインに立てたということであり、常にトップ10に入るべくさらに次の段階を目指します」

    山田 真之亮
    「開幕戦以来、ずっと気になっていたことに関する原因をチームが探し出し、ようやく改善されました。そのおかげでレースは安心して走ることができました。とにかく集中してミスなくコンスタントに走ることを心がけて、上位チームと変わらないタイムでラップすることができましたし、いい流れができつつあると感じています。次はまずトップ10を目指して頑張ります」

    ジェイク パーソン
    「初めて九州を訪れました。オートポリスの印象は、オーストラリアのバサーストにも似ているテクニカルなサーキットでとてもエキサイティングでした。チームはとても努力をしてくれて、タイヤの選択もうまくいき、チーム全体として進化したように感じています。いい傾向が生まれつつあるので、次戦は期待していてください」

    関連:【動画】 SUPER GT 第3戦 オートポリス 決勝ダイジェスト

  • 【SUPER GT】 アウディ:2017年 第2戦 富士 決勝レポート

    【SUPER GT】 アウディ:2017年 第2戦 富士 決勝レポート

    アウディ ジャパンは、新型Audi R8 LMSでSUPER GTのGT300クラスに挑戦するカスタマー(プライベート)チームを支援している。

    5月3日(水)、5月4日(木)、富士スピードウェイ(静岡県 1周4,563m)で2017 AUTOBACS SUPER GT第2戦となる「FUJI GT 500km RACE」が開催された。今大会には、新型Audi R8 LMSを擁する#21 Audi Team Hitotsuyama(アウディ チーム ヒトツヤマ)と、#26 Team TAISAN SARD(チーム タイサン サード)の2チームが参戦。

    ゴールデンウィーク中の開催ということもあり、また両日とも好天に恵まれ、予選34,100人、決勝58,000人、延べ92,100人もの大観衆が富士スピードウェイを訪れた。

    Audi Team Hitotsuyamaは、今シーズンよりリチャード・ライアンに加えて、昨年までトップカテゴリーのGT500クラスに参戦し、GT300クラスはもとよりGT500クラスでもチャンピオン経験をもつ柳田真孝が加入。予選ではタイヤの選択に苦労しながらも、リチャード・ライアンがQ1をクリアしQ2へ進出、最終的に予選13位を獲得。決勝レースも快晴のもと、14時10分にドライコンディションでスタートした。気温の上昇を見越してハードタイヤを選択し、第1スティントはリチャード・ライアンが担当。タイヤをいたわりながら冷静に37周を走り切り、第2スティントの柳田真孝へとドライバー交替。柳田真孝は気温が落ち着いてきた後半にさすがの速さをみせるなど安定して36周をラップし、最終スティントをリチャード・ライアンに託す。ソフトタイヤを選択した最終スティントではリチャード・ライアンは、最終ラップ直前まで自己ベストを叩き出す気合の走りをみせ、一度は落ちた順位を14位まであげレースを終えた。

    一方Audi R8 LMS で2年目の参戦となるTeam TAISAN SARDは、今シーズンより昨年のGT500クラスのチャンピオンチームであるSARDの野田英樹監督をチームへ招聘。さらにドライバーラインナップも山田真之亮とジェイク・パーソンという共に20代の若手コンビでの挑戦となる。予選はマイナートラブルをリカバーしきれず、26位で終えた。決勝の第1スティントは山田真之亮が担当。前半、順調にラップを重ねるもタイヤトラブルに見舞われ緊急ピットイン。これにより周回遅れとなってしまいました。第2スティントは、ジェイク・パーソンへとドライバー交替。想定より早いドライバー交替により42周を走行したが、安定したラップで時おり上位に匹敵するタイムを刻み、今年SUPER GT初参戦ながらも可能性を感じさせる速さをみせた。そして最終スティントはふたたび山田真之亮がドライブ。後半は順調にラップタイムをあげ、21位で完走を果たした。

    一ツ山亮次 (Audi Team Hitotsuyama チーム代表)

    「レースでは予選、そして決勝の天候や500kmという長いレース距離を見越してレース毎にタイヤの選択を行います。今回は第1スティントのリチャード選手、第2スティントの柳田真孝ともにハードタイヤで走行したのですが、想定した気温とうまく合わずタイムが伸び悩みました。最終スティントは柳田真孝の助言もあり、また今後のテストも兼ねてソフトタイヤで走行したのですが、その戦略がうまくはまりタイム的にもトップチームと遜色ない戦闘力があることがわかりました。チームのムードも良好ですし、最終スティントの勢いを継続して、2週間後に控えた次戦ではかならず挽回したいと思います」

    リチャード・ライアン

    「いくつかの小さなトラブルによって、予選では順位をあげることができませんでした。決勝の最終スティントでは次につながるようないい走りをしたいという思いから、ひたすらプッシュし続けました。最終ラップ直前までベストタイムを更新できましたが、改善の余地はあるし、まだまだその性能には満足していません。新型Audi R8 LMSにはもっと速く走ることができるポテンシャルがあると感じています。次のオートポリスは昨年の震災で走れなかったサーキットだけに、またレースをできることがうれしいですし、Audi R8 LMSにとっても相性のよいテクニカルなコースなのでぜひ期待していてください」

    柳田真孝

    「クルマのバランスはすごくいいのですが、今回は選択したハードタイヤのグリップ力が低くてそれをうまく使いきれませんでした。結果としてリチャード選手が最終スティントで選んだソフトタイヤが良かったのですが、その選択ミスで大きなタイムロスに繋がってしまったことが本当に悔やまれます。ただしいいデータが取れたと思いますので、チームとタイヤメーカーと一緒になり、さらにコミュニケーションをとって、挑戦していきたい。いまのSUPER GTはすごい開発合戦が行われていて、もっともっとチャレンジしていかないと勝てない。この富士では、これまで以上にチームやアウディのファンがたくさんいてくださることを感じましたし、次も大好きなサーキットです。チャンピオン争いのためにも死ぬ気で頑張ります」

    野田英樹 (Team TAISAN SARD チーム監督)

    「今週はフリー走行、予選、決勝とすべてでトラブルがでて、悪い流れを断ちきれないまま残念な結果となってしまいました。皆様の期待に応えられずに申し訳ない気持ちです。ただマシンのセットアップ自体は少しずつ良くなってきていますし、レース中のラップタイムも安定してきており、Audi R8 LMSのポテンシャルの高さは十分に感じています。
    ただ、ドライバー2人はまだ若く経験が浅いだけに、現状で勝ちを狙えるほどこのレースは甘いものではありませんし、チーム全体として強くしていかなければいけないと思っています。オートポリスはさらに上を目指していきますので応援をお願いします」

    山田真之亮

    「マシンの状態は悪くなかったのですが、予選も決勝でも経験不足によるミスをしてしまい、残念な結果になってしまいました。ただし、周回遅れになっても、そのままトップチームについていけるレースペースで走り続けられましたし、今回のような気温であればさらに柔らかいタイヤが使えそうだというデータも得ることができました。オートポリスは一昨年のFIA-F4で優勝した、とても相性がいいサーキットでもありますし、今日のミスはオートポリスで必ずとりかえしたいと思います」

    ジェイク・パーソン

    「今週は富士スピードウェイということもあり、たくさんのファンがきてくれてとてもエキサイティングなレースでした。今回のレースはタイヤの選択が難しくてラップタイムはそれほどよくありませんでしたが、Audi R8 LMSはハイスピードセクションで安定しているし、直線でも速い。次のオートポリスは初めて走るトラックですが、しっかりと事前に研究してレースに臨みたいと思います」

  • アウディ、新型SUV「Q2」を発表・・・価格は299万円から

    アウディ、新型SUV「Q2」を発表・・・価格は299万円から

    アウディは、ラインナップで最もコンパクトなSUV「Q2」の日本向けモデルの商品概要と価格を発表。26日(水)から受注を本格化した。全国のアウディ正規ディーラーを通じての発売は6月中旬となる。

    アウディ Q2は、アウディ Q3よりもさらに一回り小さいコンパクトSUV。全長4,200mm、全高1,530mmのボディは日本の都市環境下でも優れた機動性を発揮する一方で、ワンサイズ上のクラスに匹敵する快適性とユーティリティを確保している。

    さらに、新しいデザイン要素であるポリゴン(多角形)を取り入れた個性的で存在感あるエクステリアや、軽量ボディと力強いTFSIエンジンによるシャープでスポーティなドライブ感覚、最新のアシスタンスシステムやコネクト機能の搭載を特徴としている。価格は299万円からで、手頃なサイズのなかにアウディの魅力を凝縮したコンパクトSUVとして、今後のアウディの販売の柱のひとつと位置づけている。

    導入するアウディ Q2は、85kW(116PS)の1.0ℓ TFSIエンジンを搭載したアウディ Q2 1.0 TFSI及びアウディ Q2 1.0 TFSI sportと、110kW(150PS)を発揮する1.4ℓ TFSIエンジンを積んだアウディ Q2 1.4 TFSI cod sportの計3モデル。また今回の発売を記念し、1.4ℓモデルをベースにした特別仕様の“アウディ Q2 1st edition”を全国280台限定で販売する。アウディ ジャパンでは3月1日(水)より特設サイトを設け、カタログリクエストを受け付けてきたが、26日の販売モデルの発表以降、受注活動を本格化していく。店頭での発売フェア、および納車開始は6月中旬を予定している。

    アウディ Q2の概要

    コンパクトなボディサイズながら、快適なハンドル操作とダイナミックな走りを両立

    アウディ Q2は、スクエアでエッジの効いたデザインが特徴のコンパクトSUV。4,200mmの全長はAudi Q3と比べると20cmほど短く、それに対しホイールベースは2,595mmとし、前後オーバーハングを切り詰めている。全高も1,530mmと、日本の住環境、道路事情にマッチしている。結果として、立体駐車設備の利用率が高い都市環境にも順応したボディ寸法。また、最少回転半径5.1mのとり回しの良いボディに加え、標準装備したプログレッシブステアリングは町中や駐車時でも快適なハンドル操作を可能にする一方、ワインディングロードでのダイナミックなドライビングも実現している。

    新鮮で存在感のあるエクステリア

    ポリゴン(多角形)をモチーフにしたデザインが、これまでのアウディデザイン系譜にない、アクティブで新鮮な印象を加えている。フロントビューでは、ボンネットに立体的な造形を施し、8角形のシングルフレームグリルを高めに配置することでSUVらしさを演出。クーペを思わせる低いルーフラインが印象的なサイドビューでは、Cピラーに設置されたアイスシルバー(グレイシアホワイトでは、マットチタングレー)のブレード(アウディ Q2 1.0 TFSI sport及び1.4 TFSI cylinder on demand sportに設定)が力強いアクセントになっている。リヤでも長いルーフスポイラーや、アーチ型をしたバンパー、アンダーボディプロテクション風のディフューザーなどにより、ダイナミックな印象が強調されている。

    軽量化を徹底したボディ

    ボディシェルはきわめて高いねじり剛性を達成し、それがアウディ Q2が持つ様々な優れた資質の源泉になっている。熱間成型の超高張力鋼板の使用比率はボディ全体の22%に達しており、要所を効果的に補強することで、事故時の乗員保護能力を高めつつ、ボディ重量を抑制した。1.0 TFSIエンジンを搭載したアウディ Q2の重量は1,205kgにすぎない(欧州仕様値)。この軽い車重と高いボディ剛性により、スポーティなハンドリングと快適な乗り心地の両立が可能になっている。またアウディ Q2はエアロダイナミクスの面でも洗練されており、Cdは0.30と、SUVのなかではトップレベルの値を実現している。

    クラスを超えた居住性と使い勝手のいいラゲージコンパートメント

    アウディ Q2は、SUVとスポーティカーの持ち味を融合したクルマ。乗り降りがしやすく視界も良好。その一方で、前席にはスポーティなシートポジションを設定し、クーペのような傾斜したルーフラインを持つにもかかわらず、後席の乗員にも十分なヘッドルームとレッグルームを確保した。ラゲージコンパートメントはサイドウォールが完全に平らな設計で、低めのラゲージシルと併せ、使い勝手を高めている。ラゲージ容量は5人乗車時でも405ℓ確保しており、60:40の2分割可倒式リヤシートを折りたためば、最大1,050ℓにまで拡大することが可能。

    効率とドライバビリティを究めた2つのTFSIエンジン

    軽い車重とパワフルなエンジンのおかげで、アウディ Q2は運転を非常に楽しめるSUVになっている。エンジンは、1.0ℓ直列3気筒と1.4ℓ直列4気筒の2タイプのTFSI(過給機付き直噴ガソリン)ユニットが設定されており、いずれもスポーティなパフォーマンスと高効率を両立している。また全モデルにスタートストップシステムとエネルギー回生システムを標準搭載し、無駄な燃料消費を防いでいる。トランスミッションは、2つの乾式クラッチを用いた軽量設計の7速Sトロニックで、重量をわずか70kgに抑える一方、高い効率とクイックで滑らかなシフト感覚を両立させている。

    高度に洗練された3気筒ユニット:1.0 TFSI(85kW / 116PS)

    アウディのエンジンのなかでももっとも小さいこのTFSIユニットは、快適性とパワーの両立をテーマに開発された。999ccの排気量から、85kW(116PS)の最高出力と200Nmの最大トルクを発揮する。3気筒ならではのコンパクトな設計に加え、アルミ製クランクケースの採用などにより、エンジン単体の重量をわずか88kgに抑えている。ピストンとコンロッドのバランス取りを丹念に行った結果、バランサーシャフトなしでもスムーズな回転フィールを得ることに成功した。

    ハイテク4気筒エンジン:1.4 TFSI cylinder on demand(110kW / 150PS)

    アウディ Q2に設定されたもうひとつのエンジンである1.4 TFSI cylinder on demand(COD:シリンダーオンデマンド)は、1,395ccの排気量から110kW(150PS)の最高出力と250Nmの最大トルクを発揮する。1.0 TFSI同様、直噴システムとターボチャージャーを備え、さらにシリンダー休止システムのCODを採用することで、燃費効率を改善している。CODにより、負荷100Nm以下の運転領域、及びエンジンスピード1,400~3,200rpmで無負荷走行をしているときに第2、第3シリンダーを休止。残る第1と第4シリンダーについては、高まる負荷に対応するようバルブの作動ポイントを変更して運転効率を高めている。2気筒だけでの運転でも、振動騒音は非常に低いレベルに抑えられている。

    軽量設計のサスペンションと標準装備のプログレッシブステアリング

    サスペンションは、前輪には鋳造アルミ製ピボットベアリングを備えたマクファーソンストラット、後輪にはコンパクトで軽量なトーションビームのシステムを採用した。ステアリングは全モデルに電動パワーアシストとともに、操舵量に応じてギヤレシオが変わる「プログレッシブステアリング」を搭載している。またアウディ Q2 1.0 TFSI sport及び1.4 TFSI cylinder on demand sportの両モデルには、アウディドライブセレクトが標準で搭載されており、ドライバーは、comfort、auto、dynamic、efficiency、individualの5つのモードから選択することで、エンジン、パワーステアリング、Sトロニックのほか、アダティティブクルーズコントロールの制御プログラムなども調整することができる。

    充実したアシスタンスシステム

    アウディ Q2は、ドライバーアシスタンスシステムの分野でも、コンパクトセグメントをリードするSUV。日本向けのモデルでは、sportラインの各モデル(アウディ Q2 1.0 TFSI sportと1.4 TFSI cylinder on demand sport)に、衝突軽減システムのアウディプレセンスフロントやアダプティブクルーズコントロールを標準設定しており、さらに「セーフティパッケージ」で、アウディサイドアシスト、アウディアクティブレーンアシスト、トラフィックジャムアシスト、リヤクロストラフィックアシスト、アウディプレセンスベーシック、ハイビームアシストなどの最新ハイテク機能をひとまとめに選択することができる。

    フルデジタルの多目的ディスプレイ:アウディバーチャルコックピット

    アウディ Q2シリーズでは、標準装備のアナログメーターパネルのほかに、オプションであらゆる情報を12.3インチサイズ1,440×540ピクセルの高解像度TFTディスプレイに映し出す「アウディバーチャルコックピット」が用意されている。NVIDIA社が開発した高性能グラフィックプロセッサーTegra 30により、精密、繊細にして自然な動きのアニメーションが実現している。

    MMIナビゲーションとアウディスマートフォンインターフェイス

    アウディ Q2にはインフォテイメントシステムとして、MMIナビゲーションがオプション設定されている。これにも高性能グラフィックプロセッサーのNVIDIA Tegra 30が搭載されており、8.3インチのディスプレイは、1,024×480ピクセルの高解像度を誇る。またMMIナビゲーションを選択すると、Apple CarPlay及びAndroid Autoの機能である「アウディスマートフォンインターフェイス」も利用できるようになる。スマートフォンを車載のUSBポートにつなげば、スマートフォンにあるナビゲーション、電話、音楽、特定のアプリなどのコンテンツが、MMIモニター上にメニューとして提示され、そこから操作することができる。

    輝かしい受賞歴

    アウディ Q2は、昨年秋にヨーロッパで販売開始されて以来、数多くの賞を獲得してきた。発売直後にドイツ デザイン評議会が主催する「自動車ブランドコンテスト」の大賞を授与されたのを皮切りに、その後も、ドイツの「アウトビルト」誌と「ビルト アム ゾンタック」紙の読者投票と専門家の審査により選ばれる「2016ゴールデンステアリングホイール」(コンパクトSUVカテゴリー)、著名自動車誌「アウトツァイトゥンク」の「自動車トロフィー2016」、さらに、伝統ある「ドイツ デザインアワード」乗り物部門大賞など、栄誉ある賞に次々輝いている。また、アウディ Q2は、昨年秋に実施されたユーロNCAPの衝突安全テストでも5つ星の最高評価を得ている。

  • アウディ、GT4スペックの新型モデル「アウディ R8 LMS GT4」を発表

    アウディ、GT4スペックの新型モデル「アウディ R8 LMS GT4」を発表

    アウディは、GT4スペックの新型モデル「アウディ R8 LMS GT4」をニューヨーク国際自動車ショーで発表した。

    アウディ R8 LMS GT4は、カスタマーカーにおいてR8 LMS GT3とR8 LMS TCRの間に位置づけられる。

    低コストのGT4規約は、ヨーロッパ諸国、米国、アジア、オーストラリアで採用されている。

    Audi Sport GmbHマネージングディレクターのステファン・ヴィンケルマンは「GT4カテゴリーのモデルが世界参戦できるレースシリーズは、現在世界中で13もあります。Audi Sport GmbHは、GT3とTCRカスタマースポーツのカテゴリーに最大規模で車両を提供しているメーカーの一つです。そして今、この注目のGT4クラスに向けても活動を行っています」とコメント。

    「この急成長しているセグメントと、私たちのレースカーと市販モデルとの間で共有されるDNAの組み合わせにより、アウディはハイパフォーマンスの闘いにおいて真のグローバルリーダーとなるという決意をあらたにしています」

    495馬力のアウディ R8 LMS GT4は、市販車のR8クーペと60%のコンポーネントを共有しており、GT3と比較して低い購入金額とランニングコストを実現している。

    アウディ R8 LMS GT4は、5月のニュルブルクリンク24時間レースで実戦デビューを果たす。

    Audi R8 LMS GT4

  • 【SUPER GT】 アウディ:2017年 開幕戦 岡山 レースレポート

    【SUPER GT】 アウディ:2017年 開幕戦 岡山 レースレポート

    アウディ ジャパンは、新型Audi R8 LMSでSUPER GTのGT300クラスに挑戦するカスタマー(プライベート)チームを支援している。4月8日(土)、4月9日(日)、岡山国際サーキット(岡山県 1周3,703m)で、2017 AUTOBACS SUPER GT開幕戦となる「OKAYAMA GT 300km RACE」が開催された。

    今大会には、#21 Audi Team Hitotsuyama(アウディ チーム ヒトツヤマ)と、#26 Team TAISAN SARD(チーム タイサン サード)の2チームが、新型Audi R8 LMSで参戦している。

    Audi Team Hitotsuyamaは、2012年より Audi R8 LMS でSUPER GTへ挑戦を続けており、昨年のGT300クラスの年間シリーズではチーム、ドライバーランキング共に3位、FIA GT3勢ではトップの地位を獲得している。今年のチームには2012年より継続してこのチームでAudi R8 LMSをドライブするリチャード・ライアンに加えて、昨年までトップカテゴリーのGT500クラスに参戦し、GT300クラスはもとよりGT500クラスでもチャンピオン経験をもつ柳田真孝が加入している。

    開幕戦では、予選前の練習走行中にマシンが電気系トラブルに見舞われるなど、十分なセットアップができないまま予選へと臨んだ。それでも見事にリチャード・ライアンがQ1をクリアし、予選12位を獲得。天候は晴れ、ドライコンディションではじまった決勝レースの第1スティントは、リチャード・ライアンが担当した。スタート時にGT500のマシンのトラブルで、セーフティカーの先導によるイレギュラーなレーススタートとなったが、タイヤをいたわりながら冷静に46周もの長いスティントを走り切り、第2スティントの柳田へとドライバー交替する。ここからチームはニュータイヤで攻勢をかける作戦を取ったが、コースに復帰した直後にまたもやセーフティカーが入るアンラッキーな展開となり、後半は柳田もいいレースラップを刻みながら14位でレースを終えた。

    Audi R8 LMS で2年目の参戦となるTeam TAISAN SARDは、今シーズンより昨年のGT500クラスのチャンピオンチームであるSARDの野田英樹をチームへ招聘。さらにドライバーラインナップも山田真之亮とジェイク・パーソンという共に20代の若手コンビへと一新しての挑戦となる。

    まだチームとして十分な練習時間が得られていないこともあり、予選ではセットアップに苦戦してタイムが伸び悩み、Q1をクリアできず25位で終えた。決勝当日は予選の結果を踏まえてセッティングを大きく変更。それが功を奏し、ウォームアップ走行でもいいタイムが出るようになった。第1スティントは山田真之亮が担当。後半は順調にラップタイムをあげ、上位に匹敵する速さを見せた。45周の長いスティントを大きなミスなくこなし、ジェイク・パーソンへとドライバー交替。SUPER GT初参戦ながらも、これまでフォーミュラカーレースで活躍してきた実力を発揮し、時おり上位に匹敵するタイムを刻み、荒れた展開となった開幕戦を無事に21位で完走を果たしている。

    Audi Team Hitotsuyama
    一ツ山亮次 (チーム代表)
    「新体制の開幕戦は公式練習での電気系トラブルにはじまり、ウォームアップ走行でのライバルとの接触など予期せぬトラブルがたくさん出たレースでした。しかし、すぐに気持ちを切り替えてレースに臨み、メカニックも素早い作業でいい仕事ができたと思います。正直に言えば、チームとしては6位入賞を目指したいところでしたが、課題もみえましたし次戦に向けて準備を進めていきます。柳田選手という素晴らしい経験をもったドライバーを迎えたことで、今後チーム内にさらにいい影響が生まれてくると思います。今後に期待していてください」

    リチャード・ライアン
    「予選の前から電気系トラブルなどアクシデントに見舞われましたが、そうした中で予選12位はそれほど悪くはないでしょう。今年のチャンピオンシップは昨年以上にとてもコンペティティブだと感じています。SUPER GTはすべてのレースを勝てるような優しいものではなく、レース毎に主役が代わります。そういう意味では我々にとって難しい週末になりましたが、チームにとって学ぶことはとても多かった。柳田選手はGT500での経験も豊富なプロフェッショナルでいい関係が築いていけると思います。次の富士ではもっといいレースがみせられるように頑張ります」

    柳田真孝
    「ウォームアップ走行で他車と接触してしまったのですが、チームとアウディ ジャパンの迅速なサポートに感謝します。それがなければ、スターティンググリッドには並べなかったと思います。決勝レースはタイヤのマッチングが難しく、リチャード選手と共に厳しい展開となりましたが、久しぶりのGT300のレースをエンジョイできました。いまのSUPER GTは、マシンはもとよりタイヤメーカーの競争という側面もありますので、そこはチームとダンロップと一丸となって成長していきたいと思います。このチームとポテンシャルの高いAudi R8 LMSで、今後よりいい結果を出せると確信しています」

    Team TAISAN SARD
    野田英樹 (チーム監督)
    「土曜日はセットアップがうまくいきませんでしたが、決勝レースではいい方向を見つけることができました。こうした積み重ねでチームが強くなっていくと思います。若いドライバー2人は1発の速さはあります。これからもっと経験を積むことが必要で、まずは第一段階として方向性が見えただけでも収穫でした。監督としてGT500でチャンピオンを取らせてもらったときも、3年かかりました。まわりのみなさんはすぐに結果を期待されるかもしれませんが(笑)、Audi R8 LMSはオールマイティで安定したマシンですし、着実に積み上げていけばいずれ勝てるチームができると思っています」

    山田真之亮
    「予選に関しては、ジェイクと共に2人の意見が一致してしまったがゆえにセットアップの方向性を大きく外してしまったのが悔やまれます。ただ、決勝当日はセッティングもうまく決まって、プッシュすることができました。セーフティカースタートになったり、Audi R8 LMSにはちょっと不利な展開もありましたが、マシンの速さは実感することができました。次はより上の順位を目指したいと思います」

    ジェイク・パーソン
    「はじめてのSUPER GTで、いろいろ難しいこともありましたが、この週末はすばらしい経験ができました。これまでフォーミュラカーで走ってきて、GTレースの特徴にまだ慣れない部分もありますが、今シーズンこのチームとそしてAudi R8 LMSで走れることをとても楽しみにしています。今回のレースの反省点をもとに、次の富士ではトップ10を目指して頑張りたいと思います」

    斎藤徹 (アウディ ジャパン 代表取締役社長)
    「新型になったAudi R8 LMSは今年で2年目を迎えます。昨年Audi Team Hitotsuyamaがもてぎで優勝を遂げ、またシリーズ3位という好結果を残すことができました。今年は両チームとも新体制での参戦で、より戦闘力が高まっておりさらなる飛躍を期待しています。そして、こうしたカスタマーレーシングはAudi Sportの活動の柱の1つであり、今後はさらに注力していきたいと思っています。今年はSUPER GTに加えて、スーパー耐久という日本では人気のレースカテゴリーに、新たに開発されたレースカー、Audi RS 3 LMSが参戦しています。我々にとってモータースポーツには2つの側面があると思っています。1つはもちろんビジネスとして、これらのレースカーをはじめAudi Sportが開発を手がける、R8を筆頭とするRSシリーズの認知拡大、拡販に寄与すること。そしてもう1つが、企業としての使命というと少し大げさかもしれませんが、世界で3番目ともいわれる自動車市場である日本において、クルマを文化として根付かせていきたい。そのための重要なコンテンツの1つだと考えています。短期的な結果を求めているわけではなく、5年、10年と継続的にアウディがモータースポーツに関わっていくことで、着実にブランドが醸成され、またファンが増えていくことを期待しています」

  • アウディ、次世代F1エンジンの会議に出席との報道

    アウディ、次世代F1エンジンの会議に出席との報道

    フォルクスワーゲン・グループが、FIAが開催するF1エンジンレギュレーションの会議にアウディを出席されると Spox.com が報じている。

    FIAは、2021年以降のF1エンジン形式を議論するために金曜日にパリで会議を開催する。

    F1の新しいスポーティングディレクターにはロス・ブラウンが就任しており、将来のF1パワーユニットの構成w含め、全体的なコンセプトを定めるタスクを課せられている。

    FIAのジャン・トッド会長は、過去に人気のあったラウドなV10エンジンへの回帰を除外しているが、それ以外の変更にはオープンな姿勢を見せている。

    ジャン・トッドは「これはセンシティブな課題だと認識している」とジャン・トッドは La Repubblica にコメント。

    「F1はモータースポーツ産業のフラッグシップであり、産業の技術情勢と一致していなければならない」

    「一方で、サスティナブルを維持するためにバランスを取る必要がある。今日のマシンはあまりに精巧だ」

    また、ジャン・トッドは、現在のマシンがあまりに高価だと考えているが、レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、次世代のF1エンジンはサウンドが強調されるべきだと考えている。

    「メルボルンでの最高のサウンドは12年前のミナルディだった。最悪のエンジンサウンドで、絶望的に競争力がなかった」とクリスチャン・ホーナーで、先週末のオーストラリアGPで行われたミナルディのデモ走行を嘲笑った。

    ここまでF1の“パワーユニット時代”を牽引してきたメルセデスのトト・ヴォルフでさえ、その考えに同意する。

    「次世代のエンジンを検討において、過去にはサウンドは十分に強調されてこなかったと思う」とトト・ヴォルフはコメント。

    「多くの馬力、優れたサウンドを手頃で素晴らしいテクノロジーと組み合わせることができれば、チェックボックスを埋められるだろう」

    アウディは、昨年末で18年間活動してきたWECから撤退。電気自動車のフォーミュラEに専念することを決定している。

  • ペンスキー 「ル・マン24時間のためのLMP1カーをアウディに打診した」

    ペンスキー 「ル・マン24時間のためのLMP1カーをアウディに打診した」

    ペンスキーのチームオーナーであるロジャ・ペンスキーは、今年のル・マン24時間レースでLMP1カーを走らせることについてアウディに打診したが、拒否されたと明かした。

    アウディは2016年末に18年間活動してきたWECから撤退。フォルクスワーゲン・グループの排ガス不正問題もあり、電気自動車のフォーミュラEに専念することを決定した。

    ペンスキーは、ル・マン24時間レースでアウディのLMP1カーを走らせることについて打診したが、否定的な反応を受けたと述べた。

    「何台かでプライベート参戦できないか話をしたが、アウディの現在の状況、彼らが経験したいろいろなこともあってか、彼らは十分な活動をしており、ル・マンで示す必要はないと言っていた」

    「私はル・マンで走りたいが、走るなら、上位を走りたい」

    当時、アウディのモータースポーツ責任者だったDr.ヴォルフガング・ウルリッヒは「WECで“歴史的なアウディ”を目にすることはないだろう」と語り、2017年版のアウディは1:8モデル以上のものは造っていないと話していた。

    また、ペンスキーは、今後数カ月でIMSAへの復帰について決断すると述べた。

    ペンスキーは、IMSAシリーズのDP1クラスにメーカーに支援を受けて参戦し、ドライバーにはファン・パブロ・モントーヤとエリオ・カストロベネスを起用することを検討している。

    「我々はそれを望んでおり、今は全てのピースをまとめようとしているところだ」とロジャー・ペンスキーはコメント。

    「夏には何らかの決定ができることを期待している。それをする場合は来年への準備になるだろう。正直、もう一年待たくはない」

    「もう1年間待ったし、いくつかのオプションがある。それぞれ良いオプションだ。だが、どのオプションがベストかを見なければならない」

    「スポーツカープログラムをやるのであれば、モントーヤが我々のドライバーのリストのトップとなるだろう。それは彼に話してある」

  • アウディ、2017年DTMカー『RS5 DTM』を公開

    アウディ、2017年DTMカー『RS5 DTM』を公開

    アウディは、全チームに先駆けて2017年DTMカー『RS5 DTM』を公開した。

    2017年は、大きなオーバーホールはないものの、SUPER GTとの調整を含めた新しいマシンを導入。レース改善を目的として、パワーの増加と空力の削減が実施される。

    V8エンジンのベースは同じままだが、エアインテークと冷却システムが変更され、パワーは500馬力以上まで増加させられる。

    車高は高くなり、ダウンフォース削減のためにフロントスプリッター、フロア、リアディフューザー、リアウィングも変更された。

    コスト削減のためアウディ、メルセデス、BMWの3メーカーは同一のサスペンションを使用。ハンコックはデグラデーションの速いソフトタイヤを採用し、タイヤウォーマーは禁止となる。

    「新たなDTMレギュレーションは、スポーツを強化し、クルマをより魅力的にしつつ、さらなるコスト削減を成し遂げるための大きな努力が反映されている。DTMにとって刺激的な時間だ」とアウディのモータースポーツ責任者のディーター・ガスは述べた。

    Audi RS5 DTM画像画像