カテゴリー: アウディ

  • アウディ スポーツ、R8に後輪駆動の『アウディ R8 V10 RWS』を追加

    アウディ スポーツ、R8に後輪駆動の『アウディ R8 V10 RWS』を追加

    アウディ スポーツは、R8のモデルラインナップを拡大し、新たに後輪駆動モデルを追加する。

    アウディ R8 V10 RWS(複合燃費:12.6~12.4ℓ/100km、CO2排出量:286~283g/km)には、クーペとスパイダーの両モデルが設定され、それぞれ999台が限定生産される予定。後輪駆動を採用したこのモデルは、ベーリンガーホフ(Böllinger Höfe)のR8ファクトリーで生産される。

    「アウディ R8 V10 RWSは、ピュアリストのためのクルマです。限定生産されるアウディ R8 V10 RWSは、スポーツドライビングの楽しさをひたすら追求する顧客に向けた、この上なくエクスクルーシブなオファーといえるでしょう。ミッドマウントされたV10エンジンと後輪駆動を組み合わせることにより、アウディ R8 LMSレーシングカーのドライビングコンセプトを、公道走行可能なモデルに移植することに成功しました」とアウディ スポーツ CEO ステファン ヴィンケルマンは述べている。

    マットブラックのデザインエレメント、オプションのフィルム
    アウディ R8 V10 RWSの純粋なキャラクターは、いずれもマットブラックでペイントされたシングルフレームグリルや、フロント/リヤのエアアパーチャーに表現されている。サイドブレードは、アッパー部分(クーペの場合)がグロスブラックで、ロワー部分はボディ同色仕上げとなる。アウディ R8 V10 RWS クーペの場合は、オプションで、ボンネット、ルーフ、リヤエンドに、レーシング仕様のアウディ R8 LMS GT4に似た赤いフィルムを貼ることができる。室内では、運転席と助手席用に、レザー/アルカンターラを組み合わせたスポーツシートが装着される。さらにオプションで、より本格的なバケットシートも設定されている。ダッシュボードには、シリアルナンバー(1 of 999)を刻印したエンブレムも設置される予定。

    5.2 FSI:このセグメントでは最後の自然吸気エンジンのひとつ
    アウディ R8 V10 RWSにミッドマウントされるV10エンジンは、397kW(540hp)の最高出力を発生する。最大トルクは540Nm/6,500rpm。5.2 FSIエンジンを搭載したアウディ R8 V10 RWS クーペの0-100km/h加速は3.7秒(スパイダー:3.8秒)で、最高速度は320km/h(スパイダー:318km/h)。NEDC複合モードにおけるアウディ R8 V10 RWSの燃料消費量は、アウディ R8 V10 RWS クーペで12.4ℓ/100km、CO2排出量は283g/km。アウディ R8 V10 RWS スパイダーでは、それぞれの数字が12.6ℓ/100km、286g/kmとなる。

    特別チューンのシャシーセットアップによりドリフトコントロールも容易
    アウディ R8 V10 RWS クーペの車両重量は1,590kg。プロペラシャフト、マルチプレートクラッチ、センターディファレンシャルといったコンポーネントを追加で必要とする通常のアウディ R8 V10 クーペと比較すると、重量が50kg削減されている。アウディ R8 V10 RWS スパイダーの重量は1,680kgで、こちらも通常のアウディ R8 スパイダー V10よりも40kg軽量に仕上っている(いずれの重量もドライバーを除く)。前後アクスル間の重量配分は、アウディ R8 V10 RWS クーペが40.6:59.4、アウディ R8 V10 RWS スパイダーが40.4:59.6で、さらにシャシーとハンドリング特性を後輪駆動用に特別にチューンすることで、かつてないドライビングの楽しさが味わえるスポーツモデルになっている。

    RWS専用のシャシーセッティングと制御プログラムにより、標準装備されるアウディドライブセレクトで「dynamic」モードを選択し、さらにESC(エレクトロニックスタビリゼーションコントロール)のモードを「Sport」に設定すれば、ドライバーはドリフトコントロールを自在に楽しむことができる。限界に達すると、ESCが介入してドライバーをサポートする。電動パワーステアリングは、トルクステアとは無縁で、正確なハンドリングを実現している。ホイールは、5スポークのVデザインを採用したブラック仕上げの19インチ鋳造タイプが標準装備され、タイヤサイズは、フロントが245/35、リヤが295/35となる。

    アウディ R8 V10 RWSは、ドイツ及び他のヨーロッパ諸国で今秋から注文を受け付け、最初の納車も今秋から開始される予定。ベース価格はアウディ R8 V10 RWS クーペが140,000ユーロ、アウディ R8 V10 RWS スパイダーは153,000ユーロ。

    新型Audi R8 V10 RWS

  • アウディ R8 LMS GT4を日本初公開

    アウディ R8 LMS GT4を日本初公開

    アウディは、SUPER GT第5戦が行われた富士スピードウェイにてアウディ R8 LMS GT4を日本で初公開した。

    アウディ R8 LMS GT4は、生産モデルをベースとしたレーシングカー。市販モデルのアウディ R8 クーペ V10をベースに開発され、パワフルで高い安全性を誇る。同時に、購入価格や維持費がリーズナブルに設定されることが予定されており、アマチュアチームに最適なモデル。

    50年以上前から世界中で魅力的なロードゴーイング スポーツカーがGTレースのベースモデルとして人気を博しており、こうした素晴らしいスポーツカーの伝統を引き継ぎ、アウディ R8 LMS GT4のレギュレーションの精神にも合致していつ。

    アウディ R8 LMS GT4は、市販モデルアウディ R8 クーペと60%以上もの構成部品が共通で、生産工場も同じドイツ ベーリンガーホフ工場で行われる。この相乗効果により、新しいレーシングカーアウディ R8 LMS GT4のオーナーは、購入価格や維持費の点で恩恵を受けることになる。

    アウディは2009年よりアウディ・スポーツ カスタマーレーシング プログラムを通じて、アウディ R8 LMS GT3を供給しており、日本でも2012年よりSUPER GTのGT300クラスにアウディ R8 LMSで参戦を続けており、2016年からは第二世代アウディ R8 LMSが活躍している。

    アウディ・スポーツは、アウディ R8 LMS GT4のサービス、スペアパーツの物流、プロフェッショナルなサポートを世界中のネットワークを通じて行う。アウディ・スポーツ カスタマーレーシングは、日本でも既にアウディ R8 LMSならびにアウディ RS 3 LMSのためにサービスネットワークを構築しており、アウディ R8 LMS GT4に対してもこれらの優れたネットワークを活用することにより、レーシングシーンでのアウディカスタマーチームの活動をサポートすることで、アウディの重要なブランド要素であるスポーティイメージをさらに強く訴求していく。

    アウディ R8 LMS GT4AUDI R8 LMS GT4R8 LMS GT4

  • アウディカップ2017でアトレティコ・マドリードが優勝

    アウディカップ2017でアトレティコ・マドリードが優勝

    アウディカップ2017が、ミュンヘン(ドイツ)のアリアンツ アリーナで開催された。決勝はPK戦の末、アトレティコ・マドリードが6-5でリヴァプールFCを破り、トーナメント初参加にして初優勝を飾った。3位には、2-0でFCバイエルン・ミュンヘンに勝利したSSCナポリが入った。

    2年に1回開催されるAudi Cupでは、欧州4大リーグのトップクラブが、優勝を目指して対戦する。

    今年の出場チームは、Audi Cup初開催の2009年以来、5回連続で参戦しているホストチームのFCバイエルン・ミュンヘンのほか、スペインのアトレティコ・マドリード、イングランドのリヴァプールFC、イタリアのSSCナポリというスターチームが集結した。FCバイエルン・ミュンヘン以外は、すべて初出場となる。12万3,000人の大観衆が、2日間のエキサイティングな試合とゴールシーンと楽んだ。

    決勝は、3-0でFCバイエルン・ミュンヘンを下したリヴァプールFCと、2-1でSSCナポリに勝利したアトレティコ・マドリードが進出した。接戦となった試合は、アトレティコ・マドリードが、前半33分にケイディ・バレのゴールで先制。後半83分には、ドイツ人のユルゲン・クロップ監督率いるリヴァプールFCが、ロベルト フィルミーノのペナルティキックで同点に追いつき、試合はPK戦にもつれ込みました。アトレティコ・マドリードは、PK戦を5-4で制し、2011年のFCバルセロナに次いで、Audi Cupで優勝した2番目のスペインチームとなった。決勝前に行われた3位決定戦では、SCCナポリが、過去3回Audi Cupで優勝しているFCバイエルン・ミュンヘンを2-0で下した(ゴール:カリドゥ・クリバリ、エマヌエレ・ジャッケリーニ)。

    今回のAudi Cupでは、最優秀選手を決定するために、2015年の大会と同様に「Audi Player Index」が再び採用された。この評価システムは、統計的なパフォーマンス値に基づいて、SCCナポリのカリドゥ クリバリ(3位決定戦)とリヴァプールFCのラグナル クラヴァン(決勝)を最優秀選手に決定した。

  • アウディ、スパ・フランコルシャン24時間レースで4度目の優勝を獲得

    アウディ、スパ・フランコルシャン24時間レースで4度目の優勝を獲得

    世界最大のGT3レースとして知られるスパ・フランコルシャン24時間レースで、アウディが4度目の優勝を獲得した。

    総走行距離3,824kmに及んだレースの末、ジュール グーノン / クリストファー ハーセ / マルクス ヴィンケルホック組が、2番手に11.862秒差をつけてチェッカーフラッグを受けた。上位4位をすべて異なるメーカーが占めるという、実力伯仲の闘いだった。

    Audi Sport Team Saintélocが、Audi Sport カスタマーレーシングのバックアップを受け始めた初めての年に素晴らしいパフォーマンスを発揮した。もっとも過酷なGT3レースで、ゼッケン25号車のAudi R8 LMSは完璧な状態を保ち続け、3人のドライバーは一切のトラブルに巻き込まれず、一度もペナルティを受けることなく走り続けた。レース終了まで残り2時間を切った時、クリストファー ハーセが、トップ走行中のラファエレ マルチェロが最後のピットストップのためにコースを離れるまで、果敢に追い詰めてトップに躍り出た。ハーセは、自らが最後のピットストップを終えたあと、ライバルがピットストップを行うにつれて獲得したリードを蓄積し、スパ・フランコルシャン24時間レース初優勝に向けて快走を続けた。

    南フランス出身のジュール グーノンは、初めてのアウディチームへの参加かつ、初めてのスパ24時間参戦で優勝を獲得した。マルクス ヴィンケルホックは、2014年にもアウディドライバーとしてスパ・フランコルシャン24時間レースで優勝している。今回は、5月のニュルブルクリンク24時間レースに続き、今年2度目の24時間耐久レース優勝となった。セバスチャン シェテル率いるSaintélocレーシング チームは、2004年の活動開始以来、初めての24時間レース優勝となった。

    Audi Sport カスタマーレーシング代表のクリス レインケは「素晴らしいパフォーマンスを発揮したチームとドライバーに、心からの祝辞を申し上げます。今年のスパ24時間は、ステファン ラテルのオーガナイズと、クラウデ スーモンのマネージメントによる絶妙な実力均衡策により、これまでになく過酷な展開となりました。どのチームも実力が拮抗して、優勝への道は全てのチームにとって過酷なものとなりました。今週末のレースは、GT3レースの見どころを余すところなく伝える素晴らしいものだったと思います」とコメントした。

    優勝チームに限らず、Audi R8 LMSで参戦したチームは素晴らしい活躍をした。Audi Sport Team WRTは、ホームグラウンドであるスパの地でレースをリードしていた。レース開始から3時間経過まで、マルセル ファスラー / アンドレ ロッテラー / ドリス バンスール組のゼッケン5号車がトップを快走していたが、夜間走行中にブレーキパッドにダメージを受け、予定外のピットストップを余儀なくされた。この不測の事態により一時は45位となったが、その後の猛追により11位まで順位を取り戻してレースを終えた。

    また、レース開始から9時間経過時点で、クリストファー ミース / コナー デ フィリッピ / フレデリック バービスチ組が駆るゼッケン2号車がトップの座を獲得していた。しかし、ピットストップのタイミングでセイフティカーが出動し、本来の順位でコース復帰出来ない不運に見舞われ、5位でゴールした。彼らの直後の6位には、チームメイトのアントニオ ガーシオ / ニコ ミュラー / レネ ラスト組が駆るゼッケン1号車が入った。ゼッケン1号車も何度となくトップを快走したが、2回のペナルティストップを喫し、優勝はかなわなかった。

    決勝レースのトップ10位には、合計4台のAudi R8 LMSが入った。残りの1台は、9位を獲得したピエール カッファー / ケルビン ファン デル リンデ / フランク スティプラー組のAudi Sport Team I.S.R.だった。さらに、Saintéloc レーシング チームからフレッド ブービー / クリスチャン ケルダース / マーク ロスタンのプライベーター ドライバートリオで参戦したAudi R8 LMSがAMクラス4位、総合27位でゴールした。

  • アウディ、スパ・フランコルシャン24時間レースでトップを狙う

    アウディ、スパ・フランコルシャン24時間レースでトップを狙う

    アウディは、来たる7月29日~30日に行われるスパ・フランコルシャン24時間レースに、AUDI AGがサポートする4台と、カスタマーチーム6台の計10台のAudi R8 LMSが、この伝統ある耐久レースに参戦、4度目の総合優勝を狙う。

    このイベントはGT3レースの年間ハイライトでもあり、11のメーカーから66台もの車両が参戦。このクラスのレースカーがこれだけ多くひとつグリッドにつくのは、世界でもこのレースだけとなる。

    スパ・フランコルシャンは、多くのドライバーにより世界で最も美しいサーキットひとつだと言われているコースで、アルデンヌの森の中を7.004kmにわたって伸びている。高低差と超高速セクションといくつかの低速コーナーとのコンビネーションにより、ドライバーのみならず観客にとっても非常に魅力あるコースになっている。

    アウディはすでに、2011年、2012年そして2014年に総合優勝を果たしており、さらに直近の3年間は栄誉ある“Coupe du Roi”(クープ・デュ・ロワ)」賞が授与されている。この賞は1913年に創設された、モータースポーツにおいて最も歴史の長い賞のうちのひとつで、その大会で最も成功をおさめたとされるメーカーに授与される。

    地元ベルギーのAudi Sport Team WRTが2台、チェコのAudi Sport Team I.S.R とフランスのAudi Sport Team Saintélocが、各1台のファクトリーサポートカーで参戦する。これ以外にも3つのカスタマーチームが6台のプライベーターのAudi R8 LMSが参戦する。

    アウディ スポーツ カスタマーレーシングの統括責任者 クリス・レインケは「11のブランドが参戦するこのレースに向けて準備は万端です。先日のニュルブルクリンク24時間でもそうでしたが、我々のドライバーの多くが、すでにAudi R8 LMSでタイトルを勝ち取り、耐久レースで優勝しています。我々のチームとドライバーは、今年もスパでの優勝に向けて全力を尽くします。」と述べている。

    ケルビン ファン デル リンデ、クリストファー ミース、コナー デ フィリッピ、そしてマルクス ヴィンケルホックの4人は2か月前にニュルブルクリンクで優勝している。その他、ファクトリーサポートカーのドライバーラインアップは、プロドライバーのアントニオ ガーシオ、ジュール グーノン、クリストファー ハーセ、ピエール カッファー、ニコ ミュラー、レネ ラスト、フランク スティプラー、そしてフレデリック バービスチです。プライベーターのAudi R8 LMSを操るのは、DTMドライバーのジェイミー グリーン、ル・マンで3度優勝したマルセル フェスラー、ブノワ トレルイエ、そしてこのレースでアウディに戻ってきたアンドレ ロッテラーを含む、アマチュアとプロのドライバー達だ。

    7月最後の週末のレースには4つの栄誉がかかっている。総合優勝、そしてクープ・デュ・ロワが誰の手に渡るかはもちろんのこと、2つのチャンピオンシップのポイントもかかっている。

    このスパ・フランコルシャン24時間レースは、Blancpain GTシリーズ耐久カップの唯一の24時間レースとなる第4戦でもあり、非常に重要となる。ポイントは開始後6時間、12時間、24時間の時点での順位にそれぞれ加算される。さらに、スパ・フランコルシャン24時間レースは4大陸で行われるインターナショナルGTチャレンジの第2戦でもある。アウディは、前年に優勝したタイトルディフェンダーとしてこのレースに参戦している。

    アウディカスタマーレーシングファクトリー サポートチーム

    アウディスポーツ チーム WRT
    1号車
    アントニオ ガーシア / ニコ ミューラー / レネ ラスト
    (スペイン/スイス/ドイツ)

    2号車
    クリストファー ミース / コナー デ フィリッピ / フレデリック バービスチ
    (ドイツ/アメリカ/ベルギー)

    アウディスポーツ チームSaintéloc
    25号車
    ジュール グーノン / クリストファー ハーセ / マルクス ヴィンケルホック
    (フランス/ドイツ/ドイツ)

    アウディスポーツ チーム I.S.R.
    76号車
    ピエール カッファー / ケルビン ファン デル リンデ / フランク スティプラー
    (ドイツ/南アフリカ/ドイツ)

    プライベーター チーム

    ベルギーアウディクラブ チームWRT
    3号車
    ジョシュ ケイギル / リチャード ライアン / ニッキー メイヤー メルホフ / ジョナサン ベンター
    (イギリス/イギリス/オーストリア/アメリカ)

    6号車
    ナタナエル ベルトン / ステファン リケルメ / ブノア トレルイエ
    (フランス/モナコ/フランス)

    17号車
    ジェイク デニス / ジェイミー グリーン / スチュアート レナード
    (イギリス/イギリス/イギリス)

    アウディスポーツ チームWRT
    5号車
    マルセル ファスラー / アンドレ ロッテラー / ドリス バンスール
    (スイス/ドイツ/ベルギー)

    Saintélocレーシング
    26号車
    フレッド ブービー / クリスチャン ケルダース / マーク ロスタン
    (ベルギー/ベルギー/フランス)

    I.S.R.
    75号車
    フィリッペ アルバカーキ / フィリップ サラクアルダ / クレメンス シュミッド
    (ポルトガル/チェコ/オーストリア)

  • アウディ、新型A8を発表 … 自動/自律運転機能を導入

    アウディ、新型A8を発表 … 自動/自律運転機能を導入

    アウディ 新型A8がバルセロナで開催のアウディサミットで世界デビューを飾った。

    第4世代に進化したこのアウディ A8は、新しいデザイン言語、革新的なタッチスクリーン操作コンセプト、そして体系的な電動化が進められた駆動システムにより、アウディのスローガン「Vorsprung durch Technik」(技術による先進)を反映した、アウディブランドの新たなベンチマークとなっている。

    さらに、新型アウディ A8は、市販モデルとして世界で初めての高度な自動運転システムが設定されている。アウディは2018年以降段階的に、パーキングパイロット、ガレージパイロット、トラフィックジャムパイロットといった先進的自動/自律運転機能を新型アウディ A8に導入していく。

    スタイリッシュなラグジュアリーサルーンのお手本:エクステリアデザイン

    新型アウディ A8は、独自のスタイルを確立したクルマであり、アウディデザインの新しい時代の幕開けを告げるクルマだ。幅広い、直立したシングルフレームグリルが備わったフロントエンド、流麗にして力強いボディは、アウディ ブランドのコアバリューであるスポーティでエレガント、洗練されかつ先進的なスタンスを象徴している。新型アウディ A8には、スタディモデルのAudi prologueにより予告されたスタイルが、市販モデルとして見事に昇華されている。このラグジュアリーセダンの力強い存在感は、全長5.17mの標準仕様も、13cmホイールベースが長いアウディ A8 Lも変わりない。

    アウディブランドは今日、スポーツ性のアピール、軽量設計、quattroフルタイム4WDシステムなどにより、高く評価されているが、新型アウディ A8のデザインも、これらの価値を反映したものになっている。バランスの取れたプロポーションは、4つのホイールに同等の比重を置いており、ホイールアーチの上の力感溢れる抑揚によって、ビジュアル面でもquattroドライブが示唆されている。サイドビューでは、アップライトなフロントエンドと、なだらかに傾斜したリヤエンドを組み合わせて、視覚的緊張感を演出している。フロントにアウディレーザーライトを用いたHDマトリクスLEDヘッドライト、リヤにOLEDテクノロジーを用いたテールライトとLEDライトスリップを採用した新型アウディ A8は、昼だけでなく夜間でも、独自のアイデンティティを主張する。また、それらの照明システムにより、ドライバーがクルマに近づいたり離れたりする度に、ダイナミックなライトの動きを応用したユニークなプレゼンテーションが展開される。

    ラグジュアリーなラウンジ:インテリア

    新型アウディ A8のデザインのメインテーマは「自由」。それによってこのクルマは、広くて贅沢なラウンジにも似た印象を与える。先代モデルのアウディ A8と比較すると、標準、ロングバージョンともに、全長は拡大している。

    装備と素材の選択肢は非常に広範囲になっており、シートのパーフォレーション(通気孔加工)からエアベントの電動開閉シャッターといった細部に至るまで、エクスクルーシブなクオリティが追求されている。

    新型アウディ A8のなかでも特別な格式が与えられたシートが、アウディ A8 Lの後席右側にオプション設定されたリラクゼーションシートだ。これには、4つの異なる調整機能とフットレストが選択できる仕組みになっている。このシートの乗員は、フロント助手席のシートバックの背に搭載され、多様なセッティングが可能なフットレストに足を乗せて、温めたりマッサージしたりすることができる。ヘッドレストも快適性を特に重視した新しいデザインが採用されている。後席の乗員はまた、専用の独立した操作ユニットを使って、アンビエントライトや、新設定のHDマトリクス読書灯、シートマッサージなどの機能をコントロールしたり、プライベートな電話をかけたりすることができる。リヤシートのセンターアームレストには、後席用のリモートコントロールユニットが設置されている。スマートフォンサイズのOLEDディスプレイを採用したこのユニットは、取り外して使用することもできる。

    指先の操作とその反応:操作系

    新型アウディ A8のインテリアデザインでは、細心の注意を払いながらもシンプルなデザインが表現の基本になっている。インテリアは、すっきりとした構成になっていて、真っすぐな水平のラインが整然とした印象をさらに強調している。アウディは、徹底的に新しい操作方式を導入することで、持ち前の高い品質基準を、デジタルの時代にも展開してみせた。新型アウディ A8のインテリアからは、従来のモデルの特徴でもあったロータリープッシュボタンやタッチパッドは姿を消している。インストルメントパネルからも、ボタンやスイッチ類がなくなった。ここで中心となるのは、10.1インチのタッチスクリーン式ディスプレイだが、これもスイッチオフしたときは完全に暗くなって、グロスブラックの周囲のパネルのなかに溶け込む。

    クルマのドアを開けると、ユーザーインターフェースがすぐさま立ち上がる。ドライバーは、大型ディスプレイに指で触れることで、インフォテイメントシステムの操作を行う。センタートンネルコンソールにある2番目のタッチスクリーンは、エアコンディショナーと快適機能にアクセスするためのもので、同時にここからテキストの入力も行う。そのとき、ティプトロニックの幅広いレバーの上に手首を乗せたまま、例えば、検索のための文字入力ができるなど、快適にタッチスクリーンの操作を進めることができる。2つのディスプレイのうちどちらかが作動したときには、チャイムとクリック感で、そのことがドライバーに伝えられる。ガラス調の操作ボタンも同様の反応を示す。音と触感によるフィードバックの組み合わせ、また、手を振る動作など共通のタッチジェスチャーを利用することで、新しいMMIタッチレスポンスは、非常に安全で、直感的に行えて、さらに素早い操作が可能になっている。

    新型アウディ A8はまた、乗員の言葉にもインテリジェントに反応する。ドライバーは、クルマに搭載された数多くの機能を、日常的な言語でボイスコントロールを介して、操作することができる。 目的地やメディアに関する情報は、車載データのほか、外部のクラウドから、LTEのスピードで取り寄せることができる。Audi connectオンラインサービスには、新たに道路標識の認識や緊急情報などが加わった。これはアウディに乗る人々のスワームインテリジェンス(群知能)を活用した、革新的なCar-to-Xサービスだ。

    ナビゲーションシステムも大幅に進化して、新たな機能が追加された。それは例えば、走行したルートの情報を元に自己学習していく機能だ。これにより、ルート検索の機能が、よりインテリジェントなものになった。マップに関しても、ヨーロッパの主要都市については詳細な3Dモデルが用意されるようになり、より現実に近いグラフィックで確認できるようになっている。

    世界初:自動運転機能付きのアウディ A8

    新型アウディ A8には、市販モデルとしては世界で初めてとなる高度な自動運転機能が搭載される。Audi AIトラフィックジャムパイロットは、中央分離帯のある比較的混雑した高速道路を60km/h以下で走行しているとき、ドライバーに代わって運転操作を引き受ける。センターコンソールにあるAIボタンを押すことで、この機能が有効となる。

    トラフィックジャムパイロットは発進、加速、ステアリング、ブレーキの各操作に対応する。ドライバーはそうした操作を、注意して見守っている必要はない。ステアリングホイールから手を放したままでも大丈夫だし、その国の法律で許されていれば、車載のテレビを視聴するなど、運転以外の行為を行うこともできる。システムが機能の限界に達した場合には、すぐさまドライバーに、運転操作に戻るよう通知がなされる。

    技術的な視点から見ても、トラフィックジャムパイロットは革命的なテクノロジーといえる。自動運転中は常時、セントラルドライバーアシスタンスコントローラー(zFAS)が、様々なセンサーからのデータを照らし合わせることで、クルマの周辺の状況を導き出している。レーダーセンサー、フロントカメラ、超音波センサーに加えて、今回自動車分野では初めて、レーザースキャナーも採用されている。Audi AIトラフィックジャムパイロットの導入には、各国における法的枠組みを明らかにし、各々の市場におけるシステムの適用とテストが必要となる。アウディブランドの高い品質基準は、高度に自動化された運転の分野でも同様に適用される。さらに、承認手続きの範囲とそのタイムスケールを世界中で遵守する必要がある。そのため、アウディでは、市販モデルにトラフィックジャムパイロットを導入するにあたって、段階的なアプローチを採用していく。 Audi AIリモートパーキングパイロットとAudi AIリモートガレージパイロットは、クルマを自律的に操作して、パーキングスペースもしくはガレージに導いてくれるともに、そこからクルマを出すことも自動で行ってくれる。そのときドライバーは、車内にいる必要はない。操作のスタートは、新開発のmyAudiアプリを使って手持ちのスマートフォンから行う。パーキング操作をする時、Audi AIボタンを押し続けるとmyAudiのアプリに、車載の360°カメラからの映像が映し出される。操作が完了すると、ティプトロニックが自動的にPのポジションに入り、エンジンとイグニッションがスイッチオフされる。

    新しい次元:サスペンション

    車両全体におよぶ革新的なパッケージと共に、サスペンションは物理的な限界に挑戦している。その革新技術の1つが、ダイレクトでスポーティなステアリングと優れた安定性を兼ね備えたダイナミックオールホイールステアリングだ。前輪のステアリングレシオは、速度に応じて変化する。その一方で、後輪は、速度域に応じて、ステアリングと同じ向き、あるいは逆向きに操舵される。スポーツディファレンシャルと組み合わせることにより、ハンドリングはさらにダイナミックで精密なものになる。スポーツディファレンシャルは、新型アウディ A8に標準装備されるquattroフルタイム4WDシステムを補完して、後輪間に駆動トルクをアクティブに配分する。

    2つめの新しい技術は、Audi AIアクティブサスペンションだ。ドライバーによる設定及び運転状況に対応して、Audi AIアクティブサスペンションは、電動アクチュエーターを働かせて、個々のホイールを持ち上げたり下げたりする。この柔軟な対応力により、ラグジュアリーセダンならではのスムーズな乗り心地からスポーツカーのダイナミックなハンドリングまで、幅広い走行特性が得られるようになっている。また、側面衝突に際しては、プレセンス360°のシステムのサポートにより、素早い反応で衝撃を受ける側のボディを持ち上げることで、乗員への衝撃を緩和する。

    この革新的なサスペンションシステムは、作動するためのエネルギーを48ボルト電源から得ている。アウディは、48ボルトのシステムを、新型アウディ A8のすべてのモデルに、主電源として初めて採用した。新型アウディ A8用に特別にリファインされたエアサスペンションとともに、新しいアクティブサスペンションは、かつてないドライビング体験の創出に貢献している。

    マイルドハイブリッドとe-tron:ドライブシステム

    ヨーロッパでの発売時点で、新型アウディ A8には、210kW(286hp)の3.0 TDIと250kW(340hp)の3.0 TFSIの2タイプのV6ターボエンジンが設定される。その後、2タイプの4ℓV8 -320kW(435hp)の4.0 TDIと338kW(460hp)の4.0 TFSIが追加される予定だ。さらに、エクスクルーシブなトップエンジンとして、排気量6.0ℓのW12ユニットも設定される。

    5タイプすべてのエンジンに、48ボルトの電源システムとベルト駆動式のオルターネータースターター(BAS)が備わる。このマイルドハイブリッド テクノロジー(MHEV:マイルドハイブリッドエレクトリックビークル)により新型アウディ A8は、エンジンを休止させたまま無負荷でかなりの距離走ること(コースティング)が可能になっており、そこからエンジンを再始動するときも非常にスムーズだ。エンジンのスタート/ストップ機能が、幅広い走行条件で有効となっており、エネルギー回生の量も最大12kWと、大きな値が得られることにようになった。その結果、低燃費で定評のある各エンジンの効率はさらに向上している。MHEVを採用しない場合と比較して、実際の走行条件で、100km走行あたり0.7ℓの燃料消費が削減されている。

    パワフルなプラグインハイブリッドドライブを採用したアウディ A8 L e-tron quattroも、後日導入する予定だ。このモデルは、3.0 TFSIと強力な電気モーターの組み合わせにより、330kW(449hp)のシステムパワーと700Nmのシステムトルクを発生する。リチウムイオンバッテリーに蓄えられた電力だけで、約50kmの走行を可能にしている。リチウムイオンバッテリーの充電には、オプション設定された新しいデバイスであるアウディワイヤレスチャージングを利用することができ、ガレージの床にこの受電パッドを敷くことで、非接触のまま、車載のレシーバーコイルを介し、3.6kWのパワー出力で充電が行なうことができる。

    ネッカーズルム工場で生産される新型アウディ A8及びアウディ A8 Lは、2017年晩秋からドイツ市場で販売が開始される。ベース価格はアウディ A8が90,600ユーロ、アウディ A8 Lが94,100ユーロとなる。

  • アウディ、フォーミュラEへのワークス参戦が正式決定

    アウディ、フォーミュラEへのワークス参戦が正式決定

    アウディは、フォーミュラEの2017/2018シーズンからワークス参戦することを正式発表。フォーミュラEに参戦する初のドイツのマニュファクチャラーとしてエントリーが決定した。

    現在、アウディはABTシェフラー アウディスポーツを技術支援するかたちでフォーミュラEに関与しているが、シーズン4からは同チームのエントリーを引き継いでワークス参戦。

    チーム名は、シーズン4より『アウディスポーツ ABTシェフラー』となる。シェフラーは引き続きテクノロジーパートナーとしての役割を果たし、ABTはレースチームを運営する。

    アウディAGの技術開発取締役を務めるDr.ピーター・メルテンは「レース日、新しいパワートレインの開発、トラック外での様々な活動を含め、この数か月フォーミュラEへの更なる関与を深めてきました」とコメント。

    「アウディは初のドイツ自動車メーカーとして来シーズンからフォーミュラEに関わることになりました。これはEモビリティへの我々のブランドの明確な決意であり、レースでは12月から、来年にはアウディe-tronも販売になります」

    ルーカス・ディ・グラッシがドライブするABTチームは既にシリーズ開始以来3シーズンで通算5勝を挙げている。アウディスポーツの初戦は12月2日の香港大会となる。

  • アウディ、新型A8をスパイダーマン新作のワールドプレミアで先行披露

    アウディ、新型A8をスパイダーマン新作のワールドプレミアで先行披露

    水曜日の夜に開催された『スパイダーマン:ホームカミング』のワールドプレミアにおいて、新型Audi A8が、大勢のハリウッドスターとともにレッドカーペットに登場した。ピーター・パーカー/スパイダーマン役を務めるトム・ホランドは、TCLチャイニーズシアターのレッドカーペットにリムジンから降り立った。その一方で、ロバート・ダウニーJr.とジョン・ファヴローは、Audi R8 Spyderのリヤシートに乗って観衆に迎えられた。

    通常、アウディのテクニカルデベロップメントチームは、発表前のプロタイプを、白と黒の渦を巻いたカモフラージュ柄の特別な接着フィルムで覆い隠す。しかし今回、アウディのデザイン部門は、 『スパイダーマン:ホームカミング』ワールドプレミアのレッドカーペットに新型Audi A8を登場させるため、スパイダーマン仕様の新しいカモフラージュフィルムを開発。従来の渦を巻いたデザインは、スパイダーマンのシンボルである蜘蛛の巣のデザインに変更された。

    新型A8はまだ正式に発表されていないが、『スパイダーマン:ホームカミング』の観客は、大きなスクリーン上に映し出されるこの新型車の一部(フロントグリルやサイドデザイン)を垣間見ることができる。さらに、ハッピー ホーガンがピーター パーカーを乗せて走るシーンでは、アウディAIトラフィックジャムパイロットの機能を確認することができる。このシーンでは、ホーガンがハンドルから手を離すが、アウディAIトラフィックジャムパイロットを作動させた新型A8は、その後の運転操作を引き受けて、自動的に走行を続ける。

    アウディは、2017年7月11日(火)にスペインのバルセロナで開催されるAudi Summitにおいて、新型A8を正式に発表する。新型A8が登場する『スパイダーマン:ホームカミング』は、世界中の映画館で7月から公開される。(日本での公開は8月)

    スパイダーマン:ホームカミング

    若手俳優のピーター・パーカー/スパイダーマン(トム・ホランド)は、『シビル・ウォー/キャプテン アメリカ』でセンセーショナルなデビューを飾った。『スパイダーマン:ホームカミング』では、蜘蛛の糸を操るスーパーヒーローとして、新たに気づいた自分の正体を探求しはじめる。『アベンジャーズ』の体験に感動したピーターは、故郷に戻って、彼の新しいメンターとなるトニー・スターク(ロバート・ダウニーJr.)が注意深く見守る中で、叔母のメイ(マリサ・トメイ)と暮らす。ピーターは日常を取り戻そうと努力するが、普通の人とは違うスパイダーマンとしての特別な能力を証明してみたいという思いに心を乱される。そんなとき、新たな悪役となるバルチャー(マイケル・キートン)が現れ、ピーターが大切にしていた全てのものが脅かされる。

    監督:ジョンワッツ、プロデュース:ケヴィン・ファイギ、エイミー・パスカル
    脚本:ジョナサン・ゴールドスタイン&ジョン・フランシス・デイリー、ジョン・ワッツ&クリストファー・フォード、クリス・マッケンナ&エリック・ソマーズ。スクリーンストーリー:ジョナサン・ゴールドスタイン&ジョン・フランシス・デイリー
    原作:スタン・リーとスティーヴ・ディッコによるマーベル コミックブック

  • アウディ、2021年のF1参戦を検討 「すぐに決断しなければならない」

    アウディ、2021年のF1参戦を検討 「すぐに決断しなければならない」

    アウディは、F1に新たなエンジン規約が導入される2021年のF1参戦を除外していない。

    WECから撤退したアウディは、現在、フォーミュラEに集中しているが、今後のF1参戦について検討しているという。

    実際、アウディは、今年3月にパリで行われた2021年以降のF1エンジン形式を議論するための会議に参加している。

    「他のすべての潜在的な自動車メーカーと同様、我々もFIAに招待され、参加の可能性を議論した」とアウディのモータースポーツ責任者を務めるディーター・ガスはコメント。

    「2021年に参戦することを決めるならば、すぐに決めなければならない」

    ここまで、F1の株主は、現在のエンジン規約が終了する2020年以降は、よりシンプルで安価、サウンドを考慮したエンジンを導入する方向で同意している。

    「確かに技術面が変更されなければならない。だが、それらが起こるのかどうかはわからない」とディーター・ガスは述べた。

    また、ディーター・ガスは、将来の規約だけでなく、アウディとF1に親和性があるかどうかもより深い論点だと述べた。

    「より哲学的な論点だ」とディーター・ガスはコメント。

    「アウディが表すもの何か? 我々のマーケティングに利益をもたらすか?」

    「現時点ではフォーミュラEが我々にとって論理的な選択だ」

  • アウディ、新型R8スパイダーの販売を開始 … 価格は2618万円

    アウディ、新型R8スパイダーの販売を開始 … 価格は2618万円

    アウディは、3月28日(火)にフルモデルチェンジを発表したフラッグシップスポーツモデルのアウディ R8のオープントップモデル「アウディ R8 スパイダーを6月6日(火)より全国のAudi Sport店を通じて販売を開始した。価格は2618万円(税込)。

    2010年に1世代目が発売されたアウディ R8 スパイダーが、卓越したダイナミック パフォーマンスに加えてスーパースポーツカーの常識を覆す快適性を手に入れた2世代目へと大きく進化した。

    新型は クーペと同様、ボディサイドのエアインテーク部にサイドブレードを装着することで、ミッドシップスポーツであることをアピール。フロントには左右それぞれに37個ものLEDを備えたLEDマトリックスヘッドライトを標準装備。LEDリヤコンビネーションライトの間にハニカムグリルを装着することでクーペとは異なる表情を演出している。

    フレームにはアルミとカーボンファーバー強化プラスチック(CFRP)を組み合わせた総重量わずか208kgの新世代のアウディ スペース フレーム(ASF)を採用することにより、ねじれ剛性は先代モデルとの比較で50%の改善を果たした。

    油圧電動式ソフトトップは遮音性に優れたクロス製で、フレームにはアルミニウムと鋳造マグネシウムを採用、トップコンパートメントカバーはCFRP製となっている。重量は約44 kgで軽量化と低重心化に貢献。開閉に要する時間は約20秒。50km/h以下であれば走行中の操作も可能。

    最高出力540PSを発揮する自然吸気V10 5.2リッターの高回転型エンジンは、7速Sトロニックトランスミッションを介し、新開発のquattroフルタイム4WDシステムへと動力を伝達する。電動油圧多板クラッチは、運転状況に応じて駆動トルクを自動で分配し、極限の状況では前輪または後輪のいずれかへ100%のトルクを伝達することも可能。また、低負荷時にはエンジンの片バンクを休止させるシリンダー オンデマンド(COD)を採用。アクセルペダルをオフにしたときにはエンジンを駆動系から切り離すコースティングモードとあわせて、高い燃費性能を実現する。

    インテリアはモノポストデザインで各操作がドライバー中心に設計され、メーターパネル内に設置された12.3インチのTFTディスプレイに、スピードメーターやタコメーターだけでなく、ナビゲーション システムを始めとする様々な情報を表示できるアウディ バーチャル コックピットを標準装備しドライバーの目線の動きを最小限に抑え、スポーツドライビングをサポートする。

    新型アウディ R8 スパイダーは、AUDI AGのネッカーズルム工場近くに新設されたベーリンガーホフ(Böllinger Höfe)専用工場で手作りされている。