カテゴリー: アストンマーティンF1チーム

  • エイドリアン・ニューウェイ アストンマーティンF1のチーム代表に就任

    エイドリアン・ニューウェイ アストンマーティンF1のチーム代表に就任

    アストンマーティンF1チームは、デザイン界のレジェンドであるエイドリアン・ニューウェイが、マネージング・テクニカル・パートナーとしての役割を拡大し、2026年のスタートからチーム代表(Team Principal)を務めると発表した。

    ニューウェイは今年3月1日にアストンマーティンへ加入し、それ以前はおよそ20年間にわたってレッドブルで活躍してきた。今回の新たな役割では、ニューウェイが技術チームを指揮し、マシンのトラックサイド運用も含めた現場での活動を監督する。

    アンディ・コーウェルはチーフ・ストラテジー・オフィサーに就任
    過去1年間チーム代表兼CEOとして、来季のワークス移行に向けた組織改革を進めてきたアンディ・コーウェルは、チーフ・ストラテジー・オフィサーへと役割を移す。

    コーウェルの新たな任務は、ホンダ(ワークスPUサプライヤー)、アラムコ(燃料)、バルボリン(潤滑油)との技術パートナーシップを最適化し、チームと各パートナー間の技術統合を強化することにある。

    アストンマーティンは、このリーダーシップ構造の変更について「ニューウェイとコーウェルそれぞれの強みと専門性にフォーカスし、組織効率を確保するため」と説明している。

    コーウェルは今後、エグゼクティブチェアマンのローレンス・ストロールに報告し、ストロールは引き続きチームのビジネス面を統括する。

    エイドリアン・ニューウェイ チーム代表 アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    ニューウェイ「新しい挑戦に向けてベストな準備を」
    エイドリアン・ニューウェイは次のように述べた。

    「この9カ月間で、チーム内には素晴らしい個々の才能があると感じてきた。来年からこの追加の役割を担うことを楽しみにしている。2026年に向けてアストンマーティンがワークスチームとなる新たな状況に直面し、さらに新レギュレーションという大きな課題もある中、最高の状態で臨めるよう準備していく」

    「アンディの新しい役割は、ホンダをはじめとする3つの主要パートナーとの新PU統合に特化するもので、この旅路で非常に重要になる」

    ストロール「チームにとって相応しい決断」
    ローレンス・ストロールは次のようにコメントした。

    「アンディ・コーウェルは今年、素晴らしいリーダーだった。世界レベルのチームを構築し、組織としてうまく機能させることに尽力し、レースカーを我々の活動の中心に据える文化を育んでくれた」

    「今回のリーダーシップ変更は、チームの利益を最優先にした相互の合意による判断だ。彼が新しい役割で引き続き貢献してくれることを楽しみにしている」

    コーウェル「ワークス移行に向けた基盤は整った」
    アンディ・コーウェルは次のように述べた。

    「ワークスチームへの移行に向け、必要な組織改革を進め、エイドリアンと組織全体のための基盤を築いた今、私がチーフ・ストラテジー・オフィサーとして新たな役割を担うタイミングとして適切だと考えている」

    「この役割では、チーム、ホンダ、アラムコ、バルボリンの技術パートナーシップを最適化し、新しいPU・燃料・シャシーのシームレスな統合を確実にしていく」

    アストンマーティンは今季苦戦、ニューウェイは来季マシン開発を担当
    アストンマーティンは今季苦戦し、現在コンストラクターズ選手権8番手。昨年より3つ順位を落としており、シーズン残り2戦を前に厳しい状況にある。

    一方、ニューウェイは3月の加入以来、来季の新車デザインに取り組んでおり、2026年からの大幅なシャシーおよびパワーユニット規定に合わせたマシン開発が進められている。チームはこれを新時代の幕開けとし、順位向上を目指している。

  • ランス・ストロール “軍事グループ”にエスコートされてF1パドックに帰還

    ランス・ストロール “軍事グループ”にエスコートされてF1パドックに帰還

    アストンマーティンのランス・ストロールは、2025年F1ラスベガスGP決勝を1周目の第1コーナーでリタイア。その後、「軍事グループにエスコートされて」 パドックに戻った経緯を明かした。

    スタート直後、ガブリエル・ボルトレトにサイドから衝突されAMR25が致命的な損傷を負い、ストロールのレースは即終了となった。前戦に続く2戦連続の接触となったが、ストロールは落ち着いた口調で状況を語った。

    接触の原因は「寒さによるロックアップ」――ボルトレトを擁護
    ストロールは、ボルトレトのミスが故意ではないことを強調した。

    「ガビがわざとやったわけじゃない。こういう低温のコンディションではブレーキがロックしてコントロールを失うことがある。僕らどちらにとっても楽しいことじゃないけど、意図的じゃない」

    ボルトレトが謝罪のために探していたという報道については、ストロールは次のように答えた。

    「僕はサーキットの反対側にいたんだ。40〜50周くらいね。もし彼が謝らなくても構わないよ。彼は良い子だし、わざとじゃない。寒い条件では誰にでも起こり得ることだ」

    “軍事グループ”の護衛でパドックへ戻る珍事
    ストロールはレースのほとんどをコース外で過ごし、なぜ50周近く戻れなかったのかという質問に対して、驚きの経緯を説明した。

    「ここ(パドック)には戻れないんだ。すべての道路が封鎖されていたからね。だから戻ろうとしていたんだけど、最終的にカートに乗せてもらって、軍事グループみたいな人たちにエスコートされて戻ったよ」

    「戻るのに40周くらいかかった。でもなんとかパドックに戻ってこられた。あっち側で一晩過ごさずに済んだよ」

    ラスベガス市街地ならではの交通封鎖が生んだ、レース外の“珍事件”となった。

  • アストンマーティンF1内部対立 権力握ったニューウェイがコーウェルを追放?

    アストンマーティンF1内部対立 権力握ったニューウェイがコーウェルを追放?

    アストンマーティンF1で重大な組織変化が進んでいる。チーム代表兼CEOのアンディ・コーウェルが「まもなくその役職を離れる」と複数の関係筋がPlanetF1.comに明かし、2026年に向けた改革の中核に位置するトップ交代が現実味を帯びてきた。

    2024年末にF1へ復帰したばかりのコーウェルだが、エイドリアン・ニューウェイを中心とした技術部門再編の進展に伴い、設計思想やリーダーシップ構造で「根本的な不一致」が生じていたとの情報もある。

    アストンマーティン内部で深まる亀裂 コーウェルとニューウェイの確執
    背景にあるのは、アンディ・コーウェルと新たに加入したエイドリアン・ニューウェイの関係悪化だ。

    アストンマーティンは2026年に向けたプロジェクトの中心人物としてニューウェイを迎え入れたが、両者の意見の相違は数カ月にわたり激化しているとされる。形式上はコーウェルのほうが上位職にあるものの、ニューウェイは高額報酬に加え少数株主持分も持つ“ストロールが最重要視する存在”である。

    そのため、技術テーマや権限分担の面で衝突が避けられず、今回の退任報道の背景にこの確執があるとの見方が強まっている。

    コーウェル退任の背景:ニューウェイ体制への移行が引き金か
    関係筋によると、コーウェルはカタールGP前にもチーム代表職を離れる見込みで、ブラジルGP後の週にも組織変更が予定されていたという。

    アストンマーティンは近年、技術部門で大規模な人員入れ替えを続けており、空力責任者エリック・ブランディンの離脱もその一例とされる。前技術責任者ダン・ファローズがF1部門から完全に離れ、その後任としてニューウェイとエンリコ・カルディーレが加入したことも、組織構造の重心を大きく変える要因となった。

    ニューウェイは技術部門の再構築を主導しており、コーウェルの指揮体系と合致しなかった可能性が高い。コーウェルは別の役割でチームに残る選択肢もあるとされる。

    チーム内部の権力構造変化:2026年への再構築が進行中
    アストンマーティンは2026年の新規則に向け、組織の最適化を加速している。ニューウェイ、カルディーレの加入後、技術部門は大幅な再編の段階にあり、権限配分の見直しが進んでいるとみられる。

    コーウェルは2024年末の加入後、マイク・クラックをサーキット側の責任者とし、自身がチーム代表に就任する体制を整えたが、ニューウェイ主導の新方針とは一致しなかったと見られている。

    チーム側は「噂や憶測には関与しない」とコメントしたが、退任報道を否定はしていない。

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム エイドリアン・ニューウェイ

    ホーナーとニューウェイの“再タッグ”は吉か凶か
    後任候補の一人として名前が挙がっているのが、元レッドブル代表のクリスチャン・ホーナーだ。だが、この組み合わせにはメリットとリスクが同居している。

    ホーナーは昨冬、レッドブル内部のスキャンダルで不適切行為を否定しつつ調査を受け、最終的に潔白とされた。しかしその過程がニューウェイの離脱を後押ししたと広く認識されている。

    このため、もしホーナーがコーウェルの後任に就任すれば、過去のしこりを抱えたままニューウェイと再び働くことになる。一方で、両者がかつて作り上げた成功モデルを再現できる可能性も否定できず、チームとしては判断の難しい選択肢だ。

    アストンマーティンは今季ランキング7位に沈み、2023年序盤の勢いを完全に失った。ストロールは最先端設備や大規模技術補強に巨費を投じており、2026年に向け体制刷新を必要と判断しても不思議ではない。

    後任候補:アンドレアス・ザイドル、そしてクリスチャン・ホーナー
    PlanetF1.comは、元マクラーレン代表アンドレアス・ザイドルが有力候補に挙がっていると報じ、ホーナーの名前も依然として浮上している。

    ホーナーは次の挑戦で株式保有を条件にしているとされ、ニューウェイとホンダパワーを再び得られるアストンマーティンは魅力的な選択肢となり得る。

    ただし、ホーナーは独自に新チーム設立を検討し、巨額投資家の支援も確保しているとされ、アストンとの交渉が進むかは不透明だ。

    技術部門でもさらなる動き:FIA空力責任者ソマービルが“ガーデニング休暇”
    FIAは今週、空力責任者ジェイソン・ソマービルがガーデニング休暇に入ったことを認めた。復帰先は不明だが、アストンにおけるブランディン後任人事とは無関係とされている。

    アストンマーティンは「ニューウェイ中心体制」へ移行する段階に入った
    今回の一連の動きは、アストンマーティンがニューウェイを中心に再構築されるフェーズへ本格的に移行したことを示唆している。

    パワーユニット志向のコーウェルと、空力・シャシー哲学を軸とするニューウェイ。その両者の衝突は、組織がどちらの方向へ舵を切るかを決定づける分岐点だったといえる。

    2026年に向け、アストンマーティンは“最終決裁権を誰が握るのか”を定義する段階へ入っている。ニューウェイの影響力は今後さらに拡大し、チームの方向性は大きく変わる可能性がある。

  • フェルナンド・アロンソ ラスベガスGPを痛烈批判「この路面はF1基準じゃない」

    フェルナンド・アロンソ ラスベガスGPを痛烈批判「この路面はF1基準じゃない」

    フェルナンド・アロンソはF1ラスベガスGPについて「F1の基準ではない」と強く批判した。アロンソは路面の滑りやすさやタイヤ温度が入らない問題、そして“安全性ギリギリ”と感じるバンピーさを指摘している。

    ラスベガスGPは2023年に初開催。初年度はマンホール問題が発生し、カルロス・サインツのマシンが破損するなど混乱もあったが、以降は概ね成功と評価されてきた。だがアロンソは、依然として改善すべき点が多いと考えている。

    アロンソ「滑りすぎてタイヤが機能しない」
    アロンソは現行の路面について次のように語った。

    「サーキット自体は高速で楽しいんだが、このアスファルトの種類はF1の基準じゃないと思う。滑りすぎてタイヤに温度を入れられない。グリップがなくて、すごくバンピーなんだ。安全に走れるかどうか、ギリギリのレベルだ」

    「だから将来のために、これはFIAと話し合う必要があると思う。これが来年以降も許容できるものなのかどうかね」

    フェルナンド・アロンソ ラスベガスグランプリ

    過密日程と時差に不満「こんなスケジュール、他のスポーツじゃありえない」
    今年のラスベガスGPはシーズン終盤のトリプルヘッダーの初戦。

    アロンソはヨーロッパやブラジルからの移動、そして次戦カタールへの“過酷な時差移動”を問題視している。

    「正直に言うと、カレンダー上の位置も僕たちには厳しい。ここに来るまでの時差も距離も大きいし、ブラジルの2週間後で、今度はカタールに直行だ。飛行機で17時間、時差は13時間もある」

    「世界のどんなスポーツでも、こんなスケジュールを受け入れるとは思えないよ」

    アストンマーティンは2026年を見据える
    アロンソはラスベガスでトップ10圏外に終わり、アストンマーティンは2026年の新レギュレーションに向けた体制強化を進めている。

    来季はエイドリアン・ニューウェイ設計のマシンが初めて投入される予定となっている。

  • アストンマーティンF1 次期チーム代表にホーナー浮上 コーウェルは新役職へ

    アストンマーティンF1 次期チーム代表にホーナー浮上 コーウェルは新役職へ

    アストンマーティンがチーム経営体制の大幅な再編に着手しており、次期チーム代表候補としてクリスチャン・ホーナーの名前が急浮上している。関係者によれば、現CEO兼チーム代表のアンディ・コーウェルは、ホンダとのパワーユニット提携に向けた新たな役割へ移る見通しだという。

    候補者リストには、ホーナーのほかアンドレアス・ザイドル、そして現在アウディCOOを務めるマッティア・ビノットも含まれており、ローレンス・ストロールが最終判断を下す段階に入っている。

    アストンマーティン内部の力学変化:ニューウェイ加入で生じた方向性のズレ
    コーウェルはメルセデスF1のパワーユニット部門を率いた実績を持ち、2023年末にアストンマーティンへ加入。当初は長期的なチーム強化を担う中心人物と見られていた。

    しかし、エイドリアン・ニューウェイがアストンマーティンの技術体制と働き方を大きく変革する中で、コーウェルとの間に意見の相違が生じていたとされる。

    その結果、チーム代表職から離れ、今後はホンダとの新パワーユニット開発に軸足を移す方向で調整が進んでいるという。

    チーム代表候補にホーナー、ザイドル、ビノット
    ローレンス・ストロールは現在、以下3名を中心に後任候補を精査している。

    ■ クリスチャン・ホーナー
    ■ アンドレアス・ザイドル
    ■ マッティア・ビノット

    ホーナーは2025年7月にレッドブルを離れており、2026年初頭にF1復帰が可能になるとされる。
    ザイドルはマクラーレン時代に組織改革を成功させた実績を持ち、ビノットはフェラーリで技術部門とチーム運営の両方を経験している。

    アストンマーティンの狙い:2026年ホンダPUに向けた体制再構築
    アストンマーティンは2026年からホンダ製パワーユニットを搭載する。
    この新時代の入り口で、技術・組織・人材の三位一体の刷新を目指す動きが強まっている。

    特に、ニューウェイによる設計思想の全面的な見直しに加え、パワートレイン部門の強化を急ぐ必要があるため、コーウェルの役割シフトは「配置転換による最大効率化」とみられる。

    その一方で、現場の統率力と政治交渉力の高いチーム代表を新たに迎える意図が明確になった。

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム F1 クリスチャン・ホーナー

    ホーナー起用の意味:アストンに必要なのは“勝たせる政治力”か
    ホーナーを候補に挙げたことは、アストンマーティンが単なる技術力強化だけでなく、パドック内での影響力拡大まで視野に入れていることを示す。

    ・スポンサー交渉
    ・ドライバー市場での主導権
    ・スタッフ獲得競争
    ・パドック内の政治戦略

    これらにおいてホーナーはF1随一の実績を持ち、ニューウェイとの再タッグも実現する可能性がある。

    ただし、2026年のホンダPU導入、フェルナンド・アロンソとの関係性、そしてストロール家との権力バランスをどうマネジメントするかは、大きな課題となる。

    最終決定は近いが、流動的
    ストロールはまだ最終判断を下しておらず、複数の候補を並行して検討中とされる。

    ・ニューウェイ主導の技術改革
    ・ホンダPUとの協業体制
    ・2026年レギュレーションへの対応

    これらが重なるタイミングでのトップ交代となるため、アストンマーティンにとって今回の決定は“2026年以降の成否を左右する最重要案件”となる。

    今後、ホーナーが本当に復帰を受け入れるのか、ザイドルやビノットを含め交渉がどこまで進むのかが焦点となる。

  • アストンマーティンF1 ニューウェイが“抜け穴”発見ならホンダと来季全勝も?

    アストンマーティンF1 ニューウェイが“抜け穴”発見ならホンダと来季全勝も?

    元F1ドライバーのファン・パブロ・モントーヤは、エイドリアン・ニューウェイが来年に“抜け穴”を見つけてマジックを発揮すれば、アストンマーティンF1は「すべてを勝てる」と考えている。

    2026年は、アストンマーティンがニューウェイ設計のマシンで初めて戦う大きなシーズンとなる。ニューウェイは2024年末にチームへ加入し、マネージング・テクニカル・パートナーとして設計部門を率いている。

    また、アストンマーティンの設計体制は、フェラーリから加入したエンリコ・カルディーレのサインによってさらに強化されている。

    同様に、チームは今後数年でタイトル争いを目指すため、シルバーストーンの本拠地にも大規模投資を行いアップグレードを進めている。

    2026年にはシャシーとエンジン規則に大きな変更が加わるため、アストンマーティンのようなチームがレース勝利勢力へ上昇するチャンスが広がる可能性がある。

    モントーヤ「アストンマーティンは3年以内に世界王者になる」
    モントーヤは、アストンマーティンが「今後3年以内に」ワールドチャンピオンを獲得すると断言する。

    「フェルナンド・アロンソを来年のタイトル争いから外すことなんてできない」とモントーヤは語った。

    「もしエイドリアン・ニューウェイが来年のアストンマーティンでうまくいかなくても、2027年には必ずうまくいく」

    「アストンマーティンは今後3年以内に世界チャンピオンを持つ。これは保証する」

    「ホンダだって、うまくいかなければ黙っていない。ホンダがF1に関わるときは、いつも勝っている」

    「来年アストンマーティンが競争力を持つかは100%確信していないが、もしニューウェイが規則の抜け道を見つければ、彼らはすべて勝つことになる」

    エイドリアン・ニューウェイ アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム F1 ホンダ

    アロンソはF1にいつまで?
    44歳のフェルナンド・アロンソはグリッド最年長ドライバーだが、引退の気配はまったく見せていない。

    アロンソは、アストンマーティンのチームメイトであるランス・ストロールを直近31戦連続で予選で上回っている。

    スペイン人ドライバーは今年の序盤、「自分の将来は“日々”で判断する」と語っていた。

    「水晶玉なんて持っていないので、永遠に通用する答えをしたんだ」とアロンソは説明した。

    「今の気持ちとしては、来年の5月まではそういう感じだ。もし楽しく運転できて、結果も伴うマシンがあれば、たぶん…まあ、いつだってローレンスやチームと彼らのニーズについて話し合う。チームが第一で、僕は第二だ。何か証明するためにレースをする必要はない」

    「これまでのキャリアには満足しているし、長くここにいられたことを幸運に思っている。今はチームを助けて楽しむ時期だ。だからそれは、来年になって日々判断することになる」

  • アストンマーティンF1 ジャック・クロフォードをアブダビGPのFP1に起用

    アストンマーティンF1 ジャック・クロフォードをアブダビGPのFP1に起用

    アストンマーティンF1チームは、ヤス・マリーナ・サーキットで行われるアブダビGPのFP1セッションでヤングドライバーのジャック・クロフォードが再びAMR25のステアリングを握り、ヤングドライバーテストにも参加すると発表した。

    20歳のアメリカ人であるジャックは、2026年のチームのサードドライバーに最近就任したばかりで、これまでにフォーミュラ1マシンで2,100km以上を走行している。また、シミュレーターにも継続的に参加しており、AMR25とAMR26の両開発を手助けしてきた。

    ジャックはアブダビでのオープニングプラクティスセッションでランス・ストロールのマシンをドライブし、来季に向けた新たな役割に備えるために重要なオン・トラック経験を積むことになる。

    ジャックは現在、フォーミュラ2で3年目のシーズンを戦っており、ドライバーズチャンピオンシップでは2番手につけている。シリーズは今月末にカタールへ向かい、残り2戦のうち最初のラウンドが開催される。

    ジャック・クロフォード アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム アブダビグランプリ

    ジャック・クロフォード
    「今シーズン2回目となるAMR25のステアリングを再び握れることにワクワクしている。今年はAMRテクノロジーキャンパスでシミュレーターに多くの時間を費やしてきたので、その作業を実際のサーキットへ反映できるのは本当に報われる気持ちだ。メキシコは僕にとって大きな学びの機会だったので、FP1セッションとヤングドライバーテストの両方でその成長をさらに続けていきたい。」

    アンディ・コーウェル(アストンマーティンF1チーム CEO兼チーム代表)
    「メキシコのすぐ後にジャックが再びマシンに戻ってくるのを見るのは素晴らしいことだ。我々のヤングドライバーを育成するうえで目指しているのは、マシンでの走行距離を重ね、勢いを維持することだ。アブダビでのこのセッションは、彼が来年サードドライバーとして新たな役割に備えるうえで重要なステップとなるだろう。我々は彼の成長を引き続きサポートしていくことにワクワクしている。」

  • シャルル・ルクレール、アストンマーティンF1移籍を検討? “水面下で交渉”

    シャルル・ルクレール、アストンマーティンF1移籍を検討? “水面下で交渉”

    フェラーリF1での将来が揺らぎつつあるシャルル・ルクレールについて、イタリアから「アストンマーティンが2027年加入を視野に継続的な接触を続けている」との報道が持ち上がった。

    ここ数か月の報道では、ルクレールがマラネロのプロジェクトに失望しつつあるとの指摘が相次いでおり、ここに来て新たな移籍先候補としてアストンマーティンの存在感が急速に高まっている。

    複数の欧州メディアは、ルクレールがフェラーリの現在の方向性に不安を抱いていると伝えており、とくに2026年シーズンで十分な競争力を示せなかった場合、将来を再考する可能性が高いとされる。フェラーリ会長ジョン・エルカーンの最近の発言も、ルクレールとルイス・ハミルトンの扱いに関する議論を呼び、チーム内部の雰囲気に疑念を抱かせている。

    イタリアの著名記者レオ・トゥリーニによれば、ルクレールのマネージャーであるニコラ・トッドは複数の関係者と将来について協議しており、その中にはアストンマーティンも含まれているという。チームオーナーのローレンス・ストロールは、フェルナンド・アロンソのキャリア晩年を見据え、2027年に向けてトップドライバーの獲得を強く望んでいるとされる。

    アストンマーティンは2026〜27年が勝負 ニューウェイ×ホンダで“新時代の台風の目”へ
    2026年は各チームが新レギュレーションへの適応に追われ、勢力図は大きく動かないとの見方が支配的だ。しかし、本当の序列が固まるのは2027年とされ、ドライバーたちもそのタイミングで動向を注視している。

    アストンマーティンはホンダ製パワーユニットを得て、エイドリアン・ニューウェイが設計をリードする新世代マシンの開発が進んでおり「2027年に本格的な飛躍を狙う体制」が整いつつある。こうした背景から、ルクレールが次のキャリアの選択肢として同チームを検討する可能性は十分にある。

    トゥリーニは「2027年のドライバー市場の中心に立つのは間違いなくマックス・フェルスタッペンだ」と指摘し、その去就が他ドライバーの決断に“ドミノ効果”をもたらすと分析している。

    シャルル・ルクレール F1 アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    ジェンソン・バトンがルクレールを絶賛「常に限界を押し広げるドライバー」
    2009年F1世界王者ジェンソン・バトンは、ルクレールを「常にマシンの限界を押し広げる特別なドライバー」と強く評価し、ルイス・ハミルトンと並ぶ“世界最高峰の才能”だと絶賛した。

    バトンはフェラーリの現状について触れつつ、ブラジルGPのダブルDNF後も「フェラーリには2人の卓越したドライバーがいるため、コンストラクターズ選手権での巻き返しは十分可能だ」と語った。

    さらにルクレールについては次のように述べている。

    「ルクレールは常に限界ギリギリで走る。予選でのアタックは驚異的だ。彼がまとめるラップは本当に息を呑むほど美しい」

    そのうえで「2人が順調な週末を過ごせれば、フェラーリは十分にポイントを取り返せる」と続けた。

    2027年、ドライバー市場は“歴史的な大変動”へ
    シャルル・ルクレールはフェラーリで長くプロジェクトの中心を担ってきたが、2026年の競争力によってはキャリアにおける重大な決断が迫られる可能性が高い。アストンマーティンはホンダとニューウェイを武器に「次のトップチーム候補」として存在感を増しており、2027年にルクレールをチームの大黒柱として迎え入れたい意向を隠していない。

    2027年のF1界は、フェルスタッペン、ルクレール、そしてアストンマーティンの動きが複雑に絡み合うことで、近年でも例を見ない“大型移籍市場”となる可能性が高い。

  • アストンマーティンF1の親会社に“上場廃止危機” 非公開化観測が浮上

    アストンマーティンF1の親会社に“上場廃止危機” 非公開化観測が浮上

    アストンマーティン・ラゴンダが、ロンドン証券取引所(LSE)から近くデリストされる可能性があると関係者が述べている。2018年の上場以来、株価は約98%下落。事業環境の悪化と財務負担の増大が重なり、会社の行方を巡る憶測が強まっている。

    同社は2025年第3四半期において「2025年下半期のフリーキャッシュフローはプラスを見込めない」と発表しており、卸売台数は前年比で中〜高い1桁台の減少を見込む厳しい状況が続く。

    “非公開化”の可能性とサウジPIFの関与
    関係筋はアストンマーティン・ラゴンダが「近い将来に上場を取り下げる可能性がある」と指摘している。
    非公開化は、煩雑な四半期報告や情報開示義務から解放され、経営判断を迅速化できる利点があるため、選択肢として浮上しやすい。

    英Financial Timesは、会長ローレンス・ストロールがサウジアラビア政府系ファンド「PIF」と予備的な協議を行ったと報じている。
    PIFはすでにアストンマーティン・ラゴンダ株の19.5%を保有する主要株主だが、PlanetF1.comの問い合わせに対し「非公開化に向けた協議は行っていない」と否定した。

    現在の主要株主は以下の通り。

    ■ PIF:19.5%
    ■ シュウ・フー・リー(Geely/Volvo会長):14.09%
    ■ エルネスト・ベルタレッリ:13.82%
    ■ メルセデス:7.547%

    “上場維持の負担”が企業を追い詰める構造
    デリストは「事実上の撤退」ではなく、企業戦略上の再編という側面もある。

    上場企業には以下のような負担が存在する:

    ■ 四半期ごとの財務報告義務
    ■ 一定の株価・財務基準の維持
    ■ 投資家向け開示を通じた“絶え間ない監視”

    アストンマーティン・ラゴンダは、こうした義務が経営の足かせになっている可能性があり、非公開化によって「株主構造の変更や事業再構築がより柔軟になる」と専門家は指摘している。

    F1チーム株を売却し現金確保 ― だが抜本対策には至らず
    2025年第3四半期、同社はF1チームのマイノリティー株を1億800万ポンドで売却し、グループ流動性は約2億5000万ポンドまで改善した。
    ただし企業価値は全盛期の49.5億ドルから8.93億ドルへと大幅に縮小しており、財務再建には依然として課題が多い。

    ロードカー部門は依然としてアストンマーティンF1の商業パートナーとしてブランド契約を継続するものの、経営面では完全に切り離されている。

    また、2024年〜2025年に深刻化した米国の関税問題や中国市場の低迷も重荷となっており、事業環境の改善が見えづらい状態だ。

    CEOホールマーク「製品計画の見直しに着手」
    アストンマーティン・ラゴンダCEOエイドリアン・ホールマークは、Q3決算発表に際し次のように述べた。

    「今年は米国の関税や中国の弱含む需要など、大きなマクロ経済的逆風に直面している。これに対応するため、コストと投資を最適化しつつ、革新的でクラスをリードする製品を提供するため、将来の製品サイクル計画を見直している」

    非公開化を巡る報道について、PIFはPlanetF1.comからの再問い合わせに応じずコメントはなかった。

  • アストンマーティンF1に警鐘 ラルフ・シューマッハが“ストロール限界説”指摘

    アストンマーティンF1に警鐘 ラルフ・シューマッハが“ストロール限界説”指摘

    アストンマーティンF1のランス・ストロールが、今季ここまで深刻な不振に陥っている。アルピーヌ加入1年目のフランコ・コラピントを除けば、最も長くポイントから遠ざかっているドライバーであり、チーム内ではフェルナンド・アロンソとのギャップが開く一方だ。

    チームはすでに来季の戦いよりも2026年の新規則対応に軸足を移しているが、その過程でストロールとアロンソのフラストレーションが噴き出しているのは明白だ。そんな状況下で、元F1ドライバーのラルフ・シューマッハが示した“核心を突く指摘”が注目を集めている。

    ストロールの現状は「災害レベル」 ラルフが突きつけた厳しい現実
    アストンマーティンは来季のドライバーラインナップをストロールとアロンソで固定しているが、2027年以降については他の選択肢を検討しているとされる。そうした文脈の中、ラルフ・シューマッハはPodcast「Backstage Boxengasse」で次のように語った。

    「アストンマーティンはドライバーを探している。予選パフォーマンスは“ゼロ対無限大”だ。これは簡単な話で、災害だ」

    「アロンソは確かに特別な才能だがキャリア終盤にいる。それでも常に彼より遅いのであれば、バラ色のメガネを外し、現実と向き合うべきだ」

    「ストロールは問題のすべてではない。マシン自体も課題だ。しかし、父親としてのプライドが現実よりも強くなっている点も否定できない。彼は良いポイントスコアラー、良いセカンドドライバーにはなれるかもしれないが、外から見れば“2人とも入れ替えるべきでは”と言われてもおかしくない」

    アストンマーティンは2026年に向け、エイドリアン・ニューウェイが新車を開発中であり、ホンダも新PU準備を進めている。チーム関係者の期待は高まる一方で、現行ラインナップのままトップ争いへ踏み込めるのかという不安もくすぶる。

    “予選0勝”が示す決定的差 アロンソに太刀打ちできない構造的問題
    ストロールは今季、予選でアロンソを一度も上回れていない。この差はチームの指針にも影響する。

    アストンマーティンはトップ4入りを狙うチームでありながら、今季はウイリアムズやレーシングブルズにも総合力で対抗しきれず、コンストラクターズ7位に沈んでいる。

    アロンソが限界まで引き出してなお苦しむマシンで、ストロールはさらに後方へ沈む。

    “2台のうち1台しか戦えない”状況は、戦略の幅を奪い、チーム全体の評価にも直結する。

    ストロールの不振が即チームの低迷原因とは言い切れない。しかしアロンソとの極端な差は、2026年に向けた成長の足かせになりつつあるのは事実だ。

    ランス・ストロール アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    浮上するルクレール加入説 2027年の「ストロール後任問題」
    ラルフ・シューマッハは別の文脈で、シャルル・ルクレールがアストンマーティンと“つながりがある”と発言している。この発言はイタリアメディアでも話題となり、ジョン・エルカーンがブラジルGP後にフェラーリのドライバー陣を厳しく批判した背景に、こうした動きがあるのではないかとの見方も出た。

    アストンマーティンが将来トップ4の一角に食い込むためには、絶対的なリードドライバー+強力なセカンドという布陣が必要になる。

    2023年の好調時でさえ表彰台に登ったのはアロンソだけであり、ストロールはチームの上昇局面を結果で支えられなかった。

    この事実は、チームが2027年以降のドライバー刷新を現実的に検討せざるを得ない理由になっている。

    ストロール自身もキャリア存続の瀬戸際に立たされつつあり、“父ローレンスの決断が試される局面”が近づいている。