カテゴリー: F1アメリカGP

  • フェルスタッペン 「フロアの破損で多くのラップタイムが犠牲になった」

    フェルスタッペン 「フロアの破損で多くのラップタイムが犠牲になった」

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1アメリカGPでマシンのフロアに“大きなダメージ”を負ったことが強力な結果を出す妨げになったと語る。

    予選を3番手で終えたマックス・フェルスタッペンは、レース終盤にルイス・ハミルトンを捕えかけたが、残り2周で提示されたイエローフラッグによって最後の攻撃を敷け蹴ることができず、最終的に3位表彰台でレースを終えた。

    マックス・フェルスタッペンは、F1アメリカGPのレッドブル・ホンダのパフォーマンスに満足しており、フロアのダメージによって“多くのラップタイム”が犠牲になったと考えている。

    「全体的に本当に良いレースができたと思う」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「クルマな奇妙なオーバーステアに苦労していた。当初、チームはそれがフロントウイングによるものであり、小さなダメージを受けているとしていた。でも、レース後にクルマを見たら、リアタイヤ前のフロアの大きな部分がなくなっていることがわかった。それが多くのラップタイムを犠牲にしたのは間違いない」

    「いつそれが起こったのかはわからないけど、レースのすでにかなり早い段階でクルマの挙動はおかしかった。以前に感じたことのないような挙動だった」

    「だから、それは少し残念だ。それがなければ僕はもっと強かったと思う。それでも、全体的に非常なポジティブな週末を過ごしてここで表彰台を獲得できたことは僕たちにとって本当に良い成果だったと思う」

    レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、不運なダメージが2ストップ戦略の決定を左右したと述べた。マックス・フェルスタッペンは上位3台のなかで最初にピットインしている。

    「マックスは本当に強力な走りをしていた。彼は良いスタートを切り、1周目にフロントウイングに少しダメージを負ったので、我々はルイスの1ストップに対して2ストップ戦略を採用することを選んだ」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「マックスは3つのスティントを通してボッタスを視界に留めることができ、レース終盤はルイスの1秒以内に迫っていた」

    「ラスト2周で不運なイエローフラッグがマックスのオーバーテイクの妨げとなったが、それでもここオースティンでの3位は非常に強力な週末の締めくくりとなった」

  • レッドブル 「フェルスタッペンのウイングの亀裂は“悪質”なバンプが原因」

    レッドブル 「フェルスタッペンのウイングの亀裂は“悪質”なバンプが原因」

    レッドブル・ホンダは、スタート直前に発覚したマックス・フェルスタッペンのリアウイングの亀裂はサーキット・オブ・ジ・アメリカズの“悪質”なバンプが原因だったと疑っている。

    レッドブル・ホンダは、グリッド上でメカニックがマックス・フェルスタッペンのリアウイングに損傷を発見し、スタート直前に慌ただしくリアウイングの交換を行っていた。

    「小さな細い亀裂を発見した」と、レッドブル・ホンダのF1チーム代表クリスチャンホーナーは説明する。

    「おそらく問題はなかっただろうが、FIAからレースへの予防的な変更を行う許可を得た。メカニックがよく見つけてくれた」

    損害の原因にについて質問されたクリスチャン・ホーナーは「ここのバンプの悪質さはかなり攻撃的だと思うと語った。

    サーキット・オブ・ジ・アメリカズの所有者は、オフシーズン中に5.513kmサーキットの2キロメートル以上をカバーする大規模な修理作業を計画している。

    FI1レースディレクターのマイケル・マシは、来年のグランプリではバンプが緩和されると考えていると語る。

    「このサーキットでは、かなりの量の再舗装と、継続する必要がある修正作業があることがわかった。バンプはここ数年の極端な天候により、最近ではさらに深刻になっている」とマイケル・マシはコメント。

    「彼らはできるだけ路面を損なうことなく実施することができる多くの修正作業に着手した。そのようなすべてが週末も続けられた」

  • F1 | ペンスキーの買収でインディアナポリスでのレース復活の可能性

    F1 | ペンスキーの買収でインディアナポリスでのレース復活の可能性

    F1は、近い将来、インディアナポリス・モーター・スピードウェイでのグランプリが復活する可能性がある。新たなオーナーとなったロジャー・ペンスキーは、F1や他のカテゴリーのレースの開催を検討することを認めている。

    インディアナポリスは、2000年にF1アメリカGPの開催地としてF1でデビューしたが、2012年にオースティンが開催地を引き継ぐ前の2007年シーズン以降、カレンダーから姿を消している。

    しかし、ペンスキー・コーポレーションの子会社であるペンスキー・エンターテインメントが、インディアナポリス・モーター・スピードウェイとインディカー・シリーズの経営権を取得したことで、F1がブリックヤードに戻ってくる可能性が浮上している。

    新しい所有者のロジャー・ペンスキーは、この段階では何に対してもオープンであることを認めている。

    「どのようなものために使えるだろうか? ここで24時間のレースを開催できるだろうか? ここでF11レースを開催できるだろう? 我々できることは何か?」とロジャー・ペンスキーはコメント。

    「これは素晴らしい資産だ。かつてNASCARレースを追加する際に伝統が破られた。彼らは27年もの間ここで走り続けてきたので、もちろん、大いに支持している。私はこれらのすべてを全面的に見て、我々に何ができるかを確認していく」

    「このビジネスは壊れてはいない。素晴らしいビジネスであり、ここにいるリーダーシップチームは素晴らしい仕事をしてきた。我々がやりたいことはサポートツールになる」

    F1オーナーのリバティ・メディアは、アメリカの土地でのレースをカレンダーにさらに追加することを切望していることを明らかにしており、マイアミと2021年の開催について原則的に合意し、ラスベガスも将来の会場として議論されている。

    関連:ペンスキー、インディカー・シリーズとインディアナポリスを買収

  • メルセデスF1 「フェラーリの直線データは以前とは全く異なっていた」

    メルセデスF1 「フェラーリの直線データは以前とは全く異なっていた」

    メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、FIAからの技術指令の影響によるフェラーリのF1エンジンのパフォーマンスが精査されるなか、内部で検証しているフェラーリの直線速度のデータは“まったく異なっていた”語る。

    フェラーリは、夏休み後に大きな飛躍を遂げ、ライバルのメルセデスとレッドブル・ホンダに対してストレートで大きな優位性を誇っており、ここ数週間でフェラーリのF1エンジンの合法性についての憶測が広まっていた。

    レッドブル・ホンダは、おそらくフェラーリが採用していると考える燃料流量システムの合法性を明確化するために、いくつかソリューションをFIA(国際自動車連盟)に提出。FIAの技術部門はそれを精査し、F1アメリカGPに先立ってレッドブルの提起したコンセプトは違法であるとの技術指令を発行した。

    これまで6戦連続でポールポジションを獲得してフェラーリだが、F1アメリカGPではバルテリ・ボッタスにそれをストップされ、決勝ではシャルル・ルクレールが、ウィナーのボッタスから50秒以上遅れてフィニッシュ。フェラーリはメルセデスとレッドブル・ホンダのペースに匹敵することができなかった

    レース後、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、フェラーリの突然の失速は“奇妙なことではない”としてフェラーリが不正行為をしていたことを示唆。シャルル・ルクレールとフェラーリのF1チーム代表マッティア・ビノットの怒りを買った。

    オースティンでフェラーリのパフォーマンスについて質問されたトト・ヴォルフは、チーム内部のデータからフェラーリ SF90の直線パフォーマンスに大きな変化を示していることが明らかになったと述べた。

    「ちょうどレースのデータについて議論したところだ。スピードトレースは最近の数戦とはまったく異なって見える」とトト・ヴォルフはコメント。

    「技術指令にせよ、別の問題にせよ、フェラーリが何をしたかを調べることはできないので正直なところはわからないだね」

    技術指令が発行される前に違反していることが判明した場合にメルセデスならどうするか、それは“グレーエリア”だったかもしれないかと質問されたトト・ヴォルフは次のように答えた。

    「誰かが技術指令を明確化したのであれば、それはフェアプレイだと思う」とトト・ヴォルフはコメント。

    「技術指令によって策定された方法は厳しい規則違反だったため、グリーエリアについて話すことさえなかった」

    フェラーリのF1チーム代表を務めるマッティア・ビノットは、サーキット・オブ・ジ・アメリカズのセクター1と最終セクターの要件を考慮し、コーナーリングを重視するために直掩パフォーマンスの一部を犠牲にしたと語っている。

  • ダニール・クビアト、2戦連続ペナルティに不満爆発「本当に馬鹿げてる」

    ダニール・クビアト、2戦連続ペナルティに不満爆発「本当に馬鹿げてる」

    トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは、F1アメリカGPの最終ラップでのセルジオ・ペレスとの接触に科せられたペナルティは“馬鹿げた”ものであり、“受け入れられない”と語る。

    ダニール・クビアトは、ターン15でセルジオ・ペレスのインサイドを突き、右フロントタイヤでペレスのフロントウイングの左側のエンドプレートに接触。ペレスはコースオフを強いられた。

    セルジオ・ペレスは、接触はあったもののコースに合流して、ダニール・クビアトとサイド・バイ・サイドのバトルを続行。次のコーナーでダニール・クビアトはアウトサイドからオーバーテイクを決めて10位でチェッカーを受けたが、レース終了直後に5秒加算ペナルティを科せられて12位に降格した。

    ペナルティを知らされたダニール・クビアトは「馬鹿げている。信じられない。意味がわからない。言葉にならない。本当に馬鹿げている」と Ziggo Sport に不満を爆発させた。

    「僕はインサイドを回り、彼がドアを閉めただけのことだ。それは普通のことだ。そのあと僕たちは接触し、僕はアウトサイドから彼を追い越した」

    「裁定は受け入れられない」

    ダニール・クビアトは、前戦F1メキシコGPでも最終ラップでニコ・ヒュルケンベルグとの接触にペナルティを科せられており、2戦連続での降格となった。

    セルジオ・ペレスは、ダニール・クビアトの動きについて、ケビン・マグヌッセンのリタイアによってターン12でイエローフラッグが振られていたが、クビアトはそれほど減速しなかったため、攻撃を開始することができたと語る。

    「最後のクビアトはちょっとやりすぎだったと思う。イエローフラッグで減速していあんかったし、イエローフラッフの直後に攻撃し、ターン15への進入で僕に衝突した」とセルジオ・ペレスは語った。

    ペナルティにとって、ダニール・クビアトが10位から12位に降格したのとは反対に、セルジオ・ペレスは10位に昇格、レーシングポイントはコンストラクターズ選手権で6位争いを展開しているトロロッソ・ホンダに1ポイント差をつけた。

    トロロッソ・ホンダのもう一人のドライバーであるピエール・ガスリーは、チームメイトのクビアトの3周前に9位争いをしていたセルジオ・ペレスと衝突し、サスペンションにダメージを受けて、最終的にリタイアを余儀なくされた。

    「残り3周でセルジオとのバトルを開始して、ターン13で接触した」とピエール・ガスリーは説明した。

    「僕たちはターン12ですでに交差し、戦っていた。彼はターン13でインサイドを突いた後、右フロントタイヤに接触して、右フロントのサスペンションを曲げた」

    インシデントはどちらのドライバーの責任だったと思うかと質問されたピエール・ガスリーは「正直なところ、それが何であれ、テーブルにあったポイントを戻ってこない」とコメント。

    「わかりません。ビデオを見て、何が起こったのか見てみよう。大きなことはなかったと思うけど、残念ながらサスペンションを曲げてレースを終了するのには十分だった」

  • 2019年 F1 アメリカGP 決勝 | ピレリ タイヤ戦略解説

    2019年 F1 アメリカGP 決勝 | ピレリ タイヤ戦略解説

    ピレリが、2019年のF1世界選手権 第19戦 アメリカGP 決勝でのタイヤ戦略を振り返った。

    メルセデスのバルテリ・ボッタスが2ストップ戦略でアメリカグランプリを制した。また、1ストップ戦略を採ったチームメイトのルイス・ハミルトンは2位でフィニッシュし、自身6度目のドライバーズタイトルを獲得した。

    例年同様、広範囲に渡る戦略がサーキット・オブ・ジ・アメリカズで展開され、レース終盤にはトップ3間で緊迫した戦略的な闘いが見られた。

    ■キーポイント
    ・ポールポジションからスタートしたボッタスは、2回目のピットストップ後、ハミルトンを追うかたちとなった。その後、ボッタスはフレッシュなタイヤのアドバンテージを活かし、レース終盤トップに立った。

    ・ハミルトンは、トップ10グリッドでミディアムタイヤを装着してスタートしたドライバー中のひとりだった。ライバルたちよりも長いオープニングスティントを走行したハミルトンは、ハードへ交換する1ストップ戦略を採った。この戦略には、完璧なタイヤマネジメントが必要だった。

    ・レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、ボッタスと同様のミディアム~ハード~ミディアムと繋ぐ2ストップ戦略を採ったが、ハミルトンを抜くことはできず、3位でフィニッシュした。

    ・フェラーリのシャルル・ルクレールは、3種類のコンパウンドを使用した2ストップ戦略で4位フィニッシュした。ルクレールは、ソフトタイヤを使用したファイナルスティントでファステストラップポイントを獲得した。

    ・レッドブルのアレクサンダー・アルボンが5位を獲得した。接触によってオープニングラップでのピットストップを余儀なくされたアルボンは、ただひとりの3ストッパーとなった。

    ・トップ6で5種類の異なる戦略が使用され、アメリカグランプリにおける戦略の多様性が強調された。

    ・昨日同様の温暖なコンディションがタイヤ動作に影響を及ぼし、硬めのコンパウンドが好まれる傾向となった。

    ■各コンパウンドのパフォーマンス
    ・ハード C2:鍵を握るレースタイヤとなり、アルボン以外の全ドライバーがハードを使用した。1ストッパーで優勝を狙ったハミルトンは、ハードタイヤによるファイナルスティントで32周を走行した。

    ・ミディアム C3:4名を除く全ドライバーがミディアムを使用した。また、トップ5グリッドのドライバーがミディアムでスタートした。

    ・ソフト C4:ファステストラップを記録した4位のルクレールを含め、多くのドライバーが燃料の軽いファイナルスティントでソフトを使用した。

    2019 F1 アメリカグランプリ2019年 F1 <br />
アメリカグランプリ
    マリオ・イゾラ(ピレリ カーレーシング責任者)
    「1ストッパーで優勝を狙ったハミルトンと、フレッシュなタイヤで後を追うドライバーたちとの緊迫した闘いがレース終盤に見られました。ハミルトンは優勝できませんでしたが、戦略の重要性を示す見応えある闘いでした。スリリングなレースを経て、6度目のドライバーズタイトルを獲得したルイスを讃えたいと思います。また、ハミルトンと異なる戦略でレースを制したバルテリも祝福します。気温が低かった金曜日よりも温暖なコンディションとなったことで、硬めのコンパウンドを使用した1ストップもしくは2ストップの判断が難しくなったと思います。実際、表彰台中の2名が2ストッパーでした。上位から下位まで、終始広範囲に渡る戦略が見られました。これは、我々がまさに求めていたレースです」

  • メルセデスF1チーム、ニキ・ラウダに捧げるダブルタイトル6連覇

    メルセデスF1チーム、ニキ・ラウダに捧げるダブルタイトル6連覇

    メルセデスは、F1アメリカGPの決勝レースで、バルテリ・ボッタスが優勝、ルイス・ハミルトンが2位に入り、1-2フィニッシュを達成。ハミルトンが6度目のドライバータイトルを制し、メルセデスは前人未到のダブルタイトル6連覇を達成した。

    トト・ヴォルフ(チーム代表)
    「全員を非常に誇りに思う。何と素晴らしい成果だ! 1人のドライバーがタイトルを獲得し、もう1人がレースで勝利する。このような結果を得るにその裏で膨大な量の仕事がなされている」

    「今ここにいる人々、ブラックリーとブリックスワースのホームにいる人々、シュツットガルトのダイムラーとクアラルンプールのペトロナスの人々。貢献した全員に心から感謝したい。6度目のドライバーズタイトルを獲得するというのは本当に驚くべきことであり、特別な功績だ。ルイスは今も高いモチベーションを見せている。彼は全てのレースに勝ち、可能な限りベストなリザルトを得たいと思っている。決して楽な1年ではなかった。厳しい戦いがあり、ニキ(ラウダ)を失った。おそらくニキは空から我々を見下ろし、今日の結果を見て軽くキャップを持ち上げていることだろう。バルテリは今日、完璧なレースを見せた。今週末はずっと絶好調で、まさに勝利にふさわしかった。ルイスも見事な反撃を見せ、5番手から2位に上がる素晴らしい走りをした」

    ジェームス・アリソン(テクニカルディレクター)
    「チャンピオンシップに勝つために費やされる努力の量は途方もないものだ。だからこそ、最終的に成果を達成できたときには本当に素晴らしい喜びだ。そして、表彰台に立ち、チームや観衆の皆さんを見渡せるという素晴らしいことを味わえたのは最高だった。このチームの一員でいられることは最高だ。懸命に頑張りたいと思わせてくれる。失望させたくないと思える人が周りにいるので、普段よりもはるかに大きな力を発揮できるし、支えられていることを実感できる環境に恵まれている。リスクに挑み、失敗もさせてくれるが、だからといって非難されることは一切なく、正しい方向へと導いてくれる。魅惑的な場所であり、それもあって誰もが加わりたいと願う場所でもある。今、我々全員が思うのはこのチームの重要な一員だったニキのことだ。彼を失ったことはとてつもなく大きな打撃だったし、特に彼とずっと一緒に働いてきたトトにとっては大きかっただろうが、それは我々全員も同じだ。ニキはあれだけの個性を持った人であり、このスポーツの重要人物で、チームの大事な友人だった。きっと彼も喜んでくれていると思う。今年これだけの活躍をすることができ、きっとチームが腕を上げたと思ってくれるのではないだろうか。もしかしたら、もう来年のマシンに取り組むように言われるかもしれないが、きっと彼は今シーズンを誇りに思ってくれているはずだ」

    バルテリ・ボッタス(優勝)
    「まずルイスに心からおめでとうと言いたい。6回のチャンピオンシップ優勝は印象的な成績だ! 彼は強力なシーズンを過ごしたので、タイトルにふさわしい。全体的に上回っていた。ルイスはて手強いライバルだ。弱点がほとんどなく、ミスがほぼゼロで、とても一貫した走りをする。でも、僕は勢いをつけてきたので、来年は彼との接戦を楽しみにしている。僕とチームにとっては本当に良い週末だった。これまでこのトラックに苦労してきたので、1位でラインを越えるのは素晴らしかった。簡単なレースではなかった。スタートはよかったし、最初のスティントもよかったが、マックスをカバーするために2ストップ戦略に変更せざるを得なかった。1ストップ戦略はルイスの方が良い戦略なのではないかと少し心配した。本格的なバトルだったし、楽しかった。本当に攻めなければならなかったが、僕のペースはよかったので、終盤ルイスに追いつくことができた。トラックで良いバトルをして、彼を抜いて優勝した。戦わなければならないこのようなレースで勝つのは本当に良い気分だ」

    ルイス・ハミルトン(2位)
    「正直、今のこの気持ちを表現するのは難しい。至福という言葉でも表せない。さらにもっとすごいものだ。覚えている限り、一番厳しい1年間だった。とてもチャレンジングで、良いときも悪いときもあった。だから、今はいろいろな感情が駆け巡って、圧倒されている。本当に謙虚な気持ちになっているし、ファクトリーにいるみんな、ダイムラー・ファミリー全体、そして、ペトロナスの全員に本当に感謝している。全員がとても頑張ってくれたので、僕たちがやりたいことをできて、この成果を達成できたのは、本当に彼らのハードワークのおかげだ。このチームのために働くこと、そして今日のようなパフォーマンスを出せるプラットフォームがあるのは特権であり、名誉だ。ニキがいないことがとても寂しい。今日は彼も帽子を脱いでくれたことだろう。ニキがいなければ、僕はこれを達成することができなかった。彼は僕らの心の中にいる。レース後に両親を見つけ、父の笑顔を見た。それがすべてを物語っている。家族は最初から僕を応援してくれたし、僕が今日あるのは僕のために頑張ってくれたからだ。家族みんながここに来ることができてとても嬉しい。昨日は難しい1日だったので、今日はリカバリーしてチームのために1-2フィニッシュをしたかった。バルテリは素晴らしい仕事をした。彼に心からおめでとうと言いたい」

  • レッドブル 「フロア損傷がフェルスタッペンの勝利のチャンスを損ねた」

    レッドブル 「フロア損傷がフェルスタッペンの勝利のチャンスを損ねた」

    マックス・フェルスタッペンのF1アメリカGPでの勝利のチャンスは、レース序盤に受けたフロアのダメージによって損なわれた。

    マックス・フェルスタッペンは、F1アメリカGPでメルセデスのメインの挑戦だったが、残り2周でケビン・マグヌッセンのストップによってメインストレートの終わりでイエローフラッグが振られてことでDRSが使えず、最終ラップでルイス・ハミルトンを捕えることができずに3位でチェッカーを受けた。

    レース後、マックス・フェルスタッペンのフロアが損傷してマシンバランスに影響を与えてことが発覚したが、レッドブル・ホンダは何が原因でそれらの損傷を引き起こしたのかは把握できていない。

    レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは「ポールから100分の数秒以内で予選を終え、我々はそれなりの週末を過ごしていたが、レースの早い段階でリアフロアの大きな部分を失っていた」とコメント。

    「1コーナーのボッタスとの接触でフロントウイングのエンドプレートが破損し、その後リアフロアにダメージを負ったが、それが1コーナーでのコースを離れた結果かどうかはわからない」

    「だが、5周目以降からは荷重が低下し、フロアに大きな穴が空いていた。それによって失われていた」

    マックs・フェルスタッペンは、フロアの損傷にとってマシンは以前に経験したことのない“奇妙”な挙動をしていたと語る。

    「奇妙なオーバーステアに苦労していた」とマックス・フェルスタッペンは説明。

    「当初、彼らはそれがフロントウィングのせいだと言っていたけど、それは少さなダメージだった。でも、レース後、クルマを見ると、リアタイヤの前にフロアの大きな部分をなくなっていた。それによって今日多くのラップタイムが犠牲になっていたのは間違いない」

    「いつ起こったかはわからないけど、すでにレースのかなり序盤にマシンは以前に感じたことのないような奇妙な挙動をしていた」

    「ちょっとふんだんし、そうでなければ僕たちはもっと強かったと思う」

    クリスチャン・ホーナーは、フロアの損傷の最大の結果はラップタイムの損失ではなかったが、バランスの変化はタイヤマネジメントに影響をもたらしたと述べた。

    「パフォーマンスを定量化することは困難だが、バランスのシフトが非常に大きく、それがデグラデーションをわずかに酷くしていたのは間違いない」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「ルイスはタイヤを使い果たしているように見えたし、マックスはレースの終わりに明らかにルイスに迫っていた」

    「しかし、残念ながら、バックマーカーとイエローフラグの組み合わせにより、最後の2周でレースがミュートされてしまった」

  • トロロッソ・ホンダ | 2019年 F1アメリカGP 決勝レポート

    トロロッソ・ホンダ | 2019年 F1アメリカGP 決勝レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1アメリカGPの決勝で、ダニール・クビアトが12位、ピエール・ガスリーはリタイアでレースを終えた。

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは2台のマクラーレンのマシンの間を割って7番手を走行していたが、1回目のピットストップではサインツの後ろにポジションを落として、コース上に復帰することになった。一方、ハードタイヤでスタートしたダニール・クビアトは、ピットストップに時間を要したため、遅れを取ってしまった。

    ピエール・ガスリーは1ストップ戦略が功を奏しポイント獲得が見えていたが、 セルジオ・ペレス(レーシングポイント)との接触によりサスペンションにトラブルが発生したため終盤でリタイアを余儀なくされてしまった。クビアトは残り17周でソフトタイヤへ変更し、10番手でチェッカーを受けた。しかし接触のペナルティーによりレース後5秒加算されたため、結果は12位となった。

    ジョディ・エギントン(テクニカルディレクター)
    「今日のレースは我々が期待していた結果を残せなかったし、特にオースティンでこれまでに示していたパフォーマンスを考えればばがっかりしている。序盤のピエールはそれなりに強力なレースを戦っていたが、最後の数周でタイヤが尽きてしまい、よりフレッシュなタイヤを履いていた後続車からポジションを守ることができなかった。最終的にペレスとの接触で受けたダメージによってリタイアせざるを得なかった。ダニー(クビアト)のレースは最後の10周で良い方向に進み始めたものの、残り2周のターン12で黄旗が振られ、10番手を奪うチャンスが限られてしまった。ペレスに対する彼の動きはアグレッシブすぎたと思う。5秒のタイムペナルティを受けた結果、ポイント圏外になった。残念ながら、このアメリカでコンストラクターズ選手権の順位をひとつ落としてしまったが、まだ残り2レースがあるので巻き返したい。そのためにしっかりと準備を整えられるようにハードワークに努めていく」

    ダニール・クビアト(12位)
    「今日は難しいレースだった。ライバルたちと比べると、あまりいいペースとは言えなかったと思う。通常のレース時よりもタイヤの摩耗が大きかったので、原因がなにかを追求しなくてはならない。でも、問題がありながらも、最後は10番手でレースを終えられたことはポジティブに捉えている。少し荒々しかったかもしないがフェアなバトルであったはずだし、皆が観たいレースバトルであったと思う。今シーズン同じようなバトルを見せた他の選手がペナルティーを受けていなかったので、今回のペナルティーは納得のいかない結果となった。モータースポーツにおいて必要なペナルティーではなかったのではと、とても残念でならない」

    ピエール・ガスリー(リタイア)
    「レースのほとんどをトップ10内で走行し、マクラーレンのマシンに劣らないペースで走れたので、いいレースができたと思う。終盤でセルジオ・ペレスとターン13で接触したためフロントの右サスペンションに不具合が発生してしまい、リタイアを余儀なくされてしまった。バトル中にターン13でインを閉めたペレスのマシンが右フロントタイヤと接触しサスペンションが曲がってしまった。大きな問題ではないと思っていたんだけど、ポイントを獲得できずにレースを終える原因となった。手応えを感じていたレースウイークだったけど、このようなかたちでレースが終わってしまったことが残念でならない」

  • レッドブル・ホンダ | 2019年 F1アメリカGP 決勝レポート

    レッドブル・ホンダ | 2019年 F1アメリカGP 決勝レポート

    レッドブル・ホンダは、F1アメリカGPの決勝で、マックス・フェルスタッペンが3位、アレクサンダー・アルボンが5位でレースを終えた。

    マックス・フェルスタッペンはスタート直後に1コーナーでアウト側からセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)をオーバーテイクすることに成功し、その後トップを走行していたバルテッリ・ボッタス(メルセデス)に近づく速さで最初のスティントを走行した。

    13周目でピットインしハードタイヤに履き替え、1周後にピットインしたトップのボッタスとの距離をさらに縮めたが、オーバーテイクは叶わなかった。

    対照的に、難しいスタートを切ることとなったのはアレクサンダー・アルボンだった。1周目の1コーナーでシャルル・ルクレール(フェラーリ)とカルロス・サインツ(マクラーレン)の間に挟まれるかたちとなったアルボンは、軽い接触によるマシンのダメージ修復のためすぐにピットストップを行わなければならなかった。

    最初の思わぬピットストップでミディアムタイヤに変更したアルボンは、22周目に再びピットインを行い同じコンパウンドのタイヤに履き替え再びコース上へ復帰。数々のオーバーテイクを繰り広げ、10番手からスタートし最終ラップでは5番手まで順位を上げた。

    マックス・フェルスタッペンは34周目に2度目のピットインを行いミディアムタイヤへ変更した後、ボッタスも1周遅れて同タイヤへ変更。フェルスタッペンはその後前方のルイス・ハミルトン(メルセデス)への追撃を試みた。2台の間は僅差だったが、残り2周と迫った時ターン12でハミルトンをオーバーテイクしようとしたフェルスタッペンでしたがイエローフラッグに妨げられ、3位でチェッカーを受けた。

    クリスチャン・ホーナー(チーム代表)
    「今日のマックスは本当に力強い走りだった。良いスタートを切った後、1周目にフロントウイングにダメージを受けてしまったので、ルイスの1ストップに対して2ストップ戦略で行くことを選択した。マックスは3回のスティントを通してボッタスを視界に捕え、レース終盤にはハミルトンの1秒差以内に接近した。残り数周で不運にも黄旗が振られてしまい、マックスがオーバーテイクするチャンスを防いだが、それでもここオースティンでの3位は非常に強力だった週末の素晴らしい締めくくりだと言える。アレックスについてはスタートのターン1で挟み撃ちにあったようになってしまい不運だった。これにより、1周目にフロントウイングの交換する必要があったが、そこからの巻き返しあh見事だった。何度も素晴らしいオーバーテイクを披露し、強力なペースを発揮して5位まで挽回した。ドライバー・オブ・ザ・デーを受賞し、チャンピオンシップも6位に上がった。彼は着実な成長を見せている。歴史的な6度目の世界選手権制覇を成し遂げたルイス・ハミルトンにもおめでとうと言いたい。非常に素晴らしい結果であり、ふさわしい結果だ」

    マックス・フェルスタッペン(3位)
    「僕たちにとってはポジティブな週末で、3位でフィニッシュできたことをうれしく思っている。最後の数周でのイエローフラッグによって不利を被った部分があり、あればがなければ2位でフィニッシュできたと思っている。レース後に、フロアの一部が大きくダメージを受けていたことに気づいたけど、それがなければライバルに対してもっと戦えていたのではないかと思うと残念だ。良いスタートを決めてそのあとはボッタスについていこうとしましたが、彼らの方が全体的にペースがよかったようだし、マシンのダメージも考慮すると最終的に5秒差でフィニッシュできたことはいい結果だった。2ストップ作戦は正しい選択で、これが最速だと思うので、これ以外のストラテジーは考えられなかったと思う。ここのところ、いいかたちで前進ができているし、またライバルとの争いに戻ることができたのではないだろうか。ここからも難しい戦いになるけど、あきらめることはない。ハミルトンの6度目の戴冠はとてもすばらしいと思う。コンスタントに実力を出し続ける必要があるし、この実績は彼の実力通りのものだと感じている」

    アレクサンダー・アルボン(5位)
    「今日は自身のベストを尽くすかたちで5位でフィニッシュし、僕にとって初めてのアメリカでの最終日を楽しむことができた。スタートはよかっただけに1コーナーでの接触には少しフラストレーションを感じた。もう一度確認する必要はあるけど、両側を挟まれて明らかに行き場のないかたちだったので、難しい状況だった。だれの責任でもないと思うし、これもレースの一つだけど、結果的には縁石に乗り上げてフロアとフロントウイングにダメージを負った。そこでピットインしなくてはならず、多くの時間を失ったためにいろいろな部分を妥協せざるを得なくてはならなかった。そうでなければ、ルクレールと4位を争うことができたかもしれないと思っている。普通のレースではなくなってしまったけど、それでも最後尾から追い上げるかたちでオーバーテイクをいくつも決めることができたので楽しいレースだった。フロアのダメージとセーフティカーが出なかったことを考えると、いいかたちでポジションのばん回ができたと思っている」