カテゴリー: スクーデリア・アルファタウリ

  • アルファタウリF1、フランツ・トストに2026年までのチーム残留をオファー

    アルファタウリF1、フランツ・トストに2026年までのチーム残留をオファー

    フランツ・トストは、まだF1からの完全な引退に向かわうことはないかもしれない。

    レッドブル傘下のスクーデリア・アルファタウリは、長年チーム代表を務めてきたトストが今季限りで退任し、フェラーリのローラン・メキースが後任を務めると発表。2024年にトストはコンサルタントとしてチームに留まる。

    「お別れする時がきた。私は67歳だ」とフランツ・トストは語った。

    「私よりずっといい仕事ができる人たちに引き継ぐ時期だと思う」

    しかし、トストは現在、新たなオファーを検討していることをOsterreichに明かした。

    引退を間近に控えた心境を尋ねられたトストは「冬にまたスキーに行くことができるのは嬉しい」と語った。

    「その後、あと2年間コンサルタントとして留まるというオファーをもらったので、それについては考えていることだ」

    しかし、2023年シーズンが終わるまでは何も変わらない。トストには、苦戦中のチームのルーキー、ニック・デ・フリースがスピードに乗るのを助けるという任務が残されている。

    トストは、レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコに、アルファタウリとしてミック・シューマッハと契約することを提案したことを認めている。

    「あとからは常に賢明になるものだ」とトストは微笑んだ。

    「だが、今はニックがいるし、彼が我々と一緒にいることに満足している」

    「シーズン当初はもっと期待していたとはいえ、今のルーキーはレーストラックの多くを知らないし、テストもほとんどさせてもらえないことを忘れてはいけない」

    「そして、スプリントがすべてをさらに難しくしている」

    フランツ・トスト スクーデリア・アルファタウリ F1

  • アルファタウリF1のデ・フリース、厳しい状況も「ポテンシャルはある」

    アルファタウリF1のデ・フリース、厳しい状況も「ポテンシャルはある」

    スクーデリア・アルファタウリのニック・デ・フリースが、2023年F1第9戦カナダGPへの意気込みを語った。

    2023年の7回のレースを終えて、ニック・デ・フリースは、まだポイントを獲得できていない2人のドライバーのうちの1人となっている。しかし、最近のレースでは、評価の高いチームメイトの角田裕毅に近づいてきており、カナダでもその傾向を続けたいと語る。

    「この2レースはとてもポジティブなものだったと思う。モナコはソリッドでクリーンな週末だったし、バルセロナのイベント全体を通して、我々は強いパフォーマンスを発揮した。Q2でニュータイヤを使い果たしたのは残念だったけど、あのようなことはトリッキーな状況下で起こりうることだ。レースでは、スタートは良かったけど、他の2台によってイン側のラインが妥協を強いられてタイムロスをしてしまった。まだまだ改善の余地はあるけど、ポテンシャルがあることは間違いない。だから、最近、僕はやっているように、今後も進歩することに集中していく」とニック・デ・フリースはコメント。

    「ここ数戦、チームは素晴らしい仕事をしてくれて、トップ10に近づくという明らかな上昇傾向を見ることができた。彼らは、マシンをより良く開発して、それをトラックへの持ち込むことに多くの時間、仕事、努力を注いでいる。それが、競争力という点で確実に実を結んでいる。とはいえ、ミッドフィールドは非常にタイトなので、その中で結果を出すにはパフォーマンス以上のものが必要で、最終的な結果で開発の成功を純粋に判断することはできないと思っている」

    「昨年のレースで僕はカナダにいたし、パーマネントとストリートサーキットが混在するこの珍しいトラックは見たことがあるけど、実際にレースをするのは今週末が初めてだ。とても特殊なトラックだ。マップだとシンプルなレイアウトに見えるけど、かなりトリッキーなトラックだ。多くのサーキットが同じ安全基準、ランオフエリア、縁石、そしてインフラに向かって融合していく中で、カナダはまだユニークで、独自の特徴を持ったトラックだ」

    「先週はシミュレーターで作業したけど、先ほども言ったようにミッドフィールドが非常にタイトなので、どうなるかを予測するのは難しい。このトラックは、クルマのセットアップの面で興味深い問題を提起してくれるけど、僕はF1でそれを学んでいるところだ。すべてが素早く起こるように見えても、実際には週末は長い。つまり、すぐに競争力をつけなければならないし、コンディションや状況が変化し続ける中で、週末を通して進歩し続けなければならない。予選では、さらに高いレベルの進化を遂げることが多いので、常にターゲットが動いている。モントリオールは、僕の中では北米とヨーロッパ、特に言語の面でもフランスが混ざり合ったような素晴らしい街なので、また戻るのを楽しみにしている。素晴らしい賑わいがあり、ファンもとても歓迎してくれる」

  • アルファタウリF1代表 「レッドブルはミック・シューマッハの起用を拒否した」

    アルファタウリF1代表 「レッドブルはミック・シューマッハの起用を拒否した」

    アルファタウリのF1チーム代表を務めるフランツ・トストは、レッドブルが当初ピエール・ガスリーの後任として考えていたミック・シューマッハを拒否したと認め、彼は現在認識されているよりもレースにおいて「かなり優秀」だと考えている。

    フェルナンド・アロンソがアストンマーティン、オスカー・ピアトリがマクラーレン、ガスリーがアルピーヌに移籍するというドライバーのメリーゴーランドのなかで、アルファタウリには空席ができた。

    Formel1.deのインタビューでトストは、当初はファンに人気の“ツノガス”デュオを維持するつもりだったと認めた。

    「当初、我々のドライバーラインナップがピエール・ガスリーと角田裕毅ということは明らかだった」

    「しかし、その後、突然ピエールがアルピーヌに移籍してしまい、我々に空席ができた」

    「モンツァまでは、誰がドライバーになるかはまったく不明だった。そして当然、私はミック・シューマッハのことを考えていた」

    トストはシューマッハと契約したいという決断を強めていたとし、F1界の伝説ミハエル・シューマッハの息子は現在評価されているよりも「かなり優れている」と主張した。

    「ミック・シューマッハは今年のコックピットを確保できなかった」とトストは振り返る。

    「ピエール・ガスリーの件が明るみに出てから、我々にとってそれがオープンになった」

    「彼は現在、外の世界で認識されているよりもかなり優れている」

    ミック・シューマッハ F1ミック・シューマッハ、ハースから解雇された後、リザーブドライバーとしてメルセデスと契約

    しかし、シューマッハをアルファタウリに連れてくるというトストの提案は最終的に拒否された。

    「しかし、それは拒否された」とトストは述べた。

    「我々にはもうニック・デ・フリースがいるし、これ以上議論することは何もない」

    トストのコメントは、ラルフ・シューマッハが、ヘルムート・マルコがシューマッハと「個人的な」問題を抱えていたため、甥がアルファタウリのドライブに参加できなかったと宣言した数週間後に行われた。

    「チームマネージャー兼チーム代表としてのフランツ・トストは、新しいドライバーをスピードに乗せるまでに2~3年かかることを知っていたため、当初は別のドライバーを望んでした」とシューマッハはFormel1.deのインタビューで明らかにした。

    「市場で入手可能なドライバーはミックだった。ミックとしても理にかなっていただろう」

    「しかし、その後、ヘルムート・マルコ博士がやって来て、個人的な理由か何かでそれを望まず、代わりにニック・デ・フリースを起用した」

    マルコはこれに反論し、レッドブルが誰かと契約する唯一の理由は「マーケティングのためではなくパフォーマンスのため」だと反論した。

    「私はシューマッハという名前に何の問題もありません」とマルコはoe24に語った。「私にとって、ミハエル・シューマッハは最も偉大な人物だ」

    「ラルフとは定期的に話をしている。しかし、彼は一つ混乱させていることがある。それは、我々のF1プログラムはマーケティングではなくパフォーマンスに基づいているということだ」

    ミック・シューマッハは来シーズンにグリッドに戻ることを望んでおり、一時的にウィリアムズとの噂もあったが、ジェイス・ボウルズはアレックス・アルボンとローガン・サージェントという現在のラインナップに満足していることを明らかにしている。

    そのため、メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは2024年のチャンスは良くないと認めている。

    「2024年の状況は非常に不利だ」とトト・ヴォルフは語った。「2025年には、いくつかの扉が再び開くでしょう。ウィリアムズのペースがどのように発展するかを見守る必要があるが、それは簡単ではない」

  • 角田裕毅 「昨年のF1カナダGPはクルマの理解でターニングポイント」

    角田裕毅 「昨年のF1カナダGPはクルマの理解でターニングポイント」

    角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)が、2023年F1第9戦カナダGPへの意気込みを語った。

    前戦スペインGPでは、終了間際の周冠宇(アルファロメオ)とバトルでの物議を醸すペナルティによってポイントを逃した角田裕毅だが、週末全体を見えるとチームとしての仕事ぶりに満足していると語る。

    「スペインではペナルティによってポイントを獲得できなかったのは悔かったけど、それを差し引いても、僕たちは安定していたと言えます。本当に満足のいる仕事ぶりでした」と角田裕毅は語った。

    「特に日曜日の戦略では、チームはいい仕事をしてくれたし、予選でもエンジニアやチームからかなり助けてもらいました。僕たちはうまく連携できていますが、それ以上にチーム自体が良くなっていて、みんなが同じ方向に向かって引っ張ってくれている。今シーズンは苦戦を強いられていますが、レースではいい結果を残せている。それは、みんなが頑張ってくれているおかげです」

    「個人的には、レースごとに調子が上がってきており、今年の目標であった集中力と努力の面で100%の力を発揮できるようになってきたと感じています。自分の力を発揮できることは分かっていますし、プッシュしているので、毎周限界に挑戦しています。時にはそれがミスにつながることもありますが、そこから学ぶことができる。バルセロナでは、正直なところ予想していなかったオーバーテイクを楽しむことができたし、ペースも好調でした」

    「カナダのトラックは難しくて運転が楽しいし、雰囲気も素晴らしい。ストリートサーキットでありながら、鈴鹿のような昔ながらの常設サーキットのような感覚で、白線の外に出るとすぐに芝生の上に出てしまう。ロードラッグとハイダウンフォースが必要なので、セットアップの面ではトリッキーです」

    「実は、昨年のカナダ戦は、クルマを理解する上でちょっとしたターニングポイントになったのを覚えている。プラクティスではかなり苦戦しましたが、レースではかなり強くなって戻ってくることができました。エンジニアと一緒に、クルマも自分も速くなるための方向性を理解することができました。モントリオールで見つけたバランスのとれたセットアップは、今も使っているものです。先週のシムでもそれを確認できたし、セットアップの微調整に行った作業にも満足しています。うまくいくことを期待しています」

    角田裕毅 F1 スクーデリア・アルファタウリ カナダGP

  • マーク・ウェバー、アルファタウリF1解雇報道のデ・フリースに同情

    マーク・ウェバー、アルファタウリF1解雇報道のデ・フリースに同情

    元F1ドライバーのマーク・ウェバーは、ニック・デ・フリースが「エリートの中のエリート」の中で調子を上げられると確信しており、レッドブルに対し、デ・フリースに時間を与えるよう促した。

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、角田裕毅のアルファタウリF1のチームメイトとしてレッドブルと契約したニック・デ・フリースの長年のレース経験を考慮すると、角田よりも先にアルファタウリF1のチームリーダーになることを新シーズンに先立ち期待していた。

    しかし、デ・フリースは、F1ルーキーシーズンに苦戦しており、1周目に数回のインシデントに巻き込まれ、何度かクラッシュも喫している。

    角田が2度のトップ10入りを果たした一方で、ノーポントのデ・フリースに対し、ヘルムート・マルコはアゼルバイジャンGP後に“イエローカード”が出されている宣言し、ダニエル・リカルドや他のレッドブルのジュニアが彼のレースシートに座るのではないかとの憶測を呼んでいる。

    しかし、ヘルムート・マルコが「これまでで最高の週末だった」と語ったモナコで調子を上げ、スペインでも角田からわずか数秒の差しかなかったことから、マーク・ウェバーはレッドブルにデ・フリースに時間を与えるよう促している。

    「もちろん、ニックは難しいスタートを切った」と彼は認めた。「しかし、この2回のレースウィークエンドを見れば、彼は満足できるはずだ。でも、この2週間のレースには満足しているはずだ。これからはもううまくやれると思う」

    「これはエリート中のエリートですが、ニックならばこの状況を乗り越えられると思う。彼ならできると確信している」

    2002年から2013年までF1に参戦し、9回のグランプリを制したウェバーは、テストの日数が限られている現在のF1は、かつてよりもルーキーにとって厳しいものになっていると考えている。

    今年のプレシーズンテストは3日間で、チームメイトのテストはそれぞれ1日半だけだった。シーズン中のテストも過去のものとなってしまった。

    「F1に新しく入ってくる人たちにとって、最近はとても難しいことだ。私の見解では、今のF1ではルーキーにとってかつてないほど難しくなっている」とウェバーは語った。

    「テストの機会はほとんどなくなったため、学習プロセスの多くはレースの週末に行われなければならない

    「すでに経験を積んでいるドライバーにとっては、それはもちろん素晴らしい利点だ。しかし、真人にとっては、1年目、あるいは数年目のF1は、厳しいクラスになっている」

    デ・フリースは、長年アルファタウリのチーム代表を務めてきたフランツ・トストの、新人がF1で足元を固めるには少なくとも3年は必要だと考えているの意見に賛同している。

    デ・フリーズは、長年アルファタウリのチーム代表を務めてきたフランツ・トスト氏の意見を支持している。フランツ・トストは、新人がF1で足元を固めるには少なくとも3年は必要だと考えており、角田裕毅が最初の2シーズンの試練の末にグリッドにまだ留まっている唯一の理由だと主張する専門家もいる。

    デ・フリースは、モナコGP前のマルコの批判についてどう思うかと聞かれ、「人は間違いを犯すものだ。僕もミスをする。僕たちは人間だし、前に進んでいく」と語った。
    さらに「個人的には、少しミスが多すぎたと思っていると言っても過言ではない」とデ・フリースは続けた。

    「競争力があり、良いポテンシャルを示していた瞬間はあったと思うけど、それを結果に結びつけることも、週末の終わりに結果を出すこともできなかった」

    「同時に、まだシーズン序盤であることも事実だ」

    「プレッシャーに関して言えば、ドライバーはいつでも生き残るために戦うことができると思う。なぜなら、キャリアを通して常にそうしてきたからだ。キャリアを通じて、自分のキャリアを成功裏に進めるためには、常にパフォーマンスと成果が必要だからだ」

    「僕のキャリアの中で、今と昔が違うとは思っていない。でも、F1は私がこれまでレースをしてきた他のどの選手権とも非常に異なっていると認めることができる」

    「最も難しい点は、まず第一に、ミッドフィールドが非常にタイトで競争力があり、マージンが非常に非常に小さいことだと思う」

    「フォーミュラ2やフォーミュラ3では、フリープラクティスセッションが1回あり、フル燃料と1つのコンパウンドでスタートし、その後は燃料を減らして予選に臨むけど、それでもセッションを通して燃料を走らせる必要があり、別のコンパウンドを使う」

    「だから、実際のところ、F2とF3では2周しかなく、それが実際に重要だ。だから、その2周で85%か90%以内に入っていれば、ある程度の順位には達していると想像できる」

    「一方、F1では、すべてが限界に向かってかなりプッシュされており、パッケージもドライバーも、週末を通じて何も残らないまですべてが開発され、改善されているように感じえう。そして、そのアプローチは異なる」

  • リアム・ローソン、F1への架け橋となるスーパーフォーミュラに感謝

    リアム・ローソン、F1への架け橋となるスーパーフォーミュラに感謝

    リアム・ローソンは、F1への昇格の可能性を前に、理想的な実験場が提供されていると考えている。

    F2で2シーズン、2021年にハイテックで9位、昨年はカーリンで3位となったローソンは、モータースポーツの教育を続けるため、今年から日本で開催される競争の激しいスーパーフォーミュラに転向した。

    ニュージーランド出身のローソンは、レッドブルとアルファタウリの両チームのリザーブドライバーとしてのコミットメントとキャンペーンをうまく調和させている。

    21歳のローソンは、チーム無限で素晴らしいスタートを切り、デビュー戦で優勝した初のドライバーとなり、直近の大会では2勝目を挙げ、全9戦中4戦を終えてチャンピオンシップをリードしています。

    ローソンはレースとシミュレーターの両方から多くのことを学ぶことができ、その結果、両方の面で急速に進歩するのに役立っていると語る。

    「このクルマの空力感度は非常に高く、それはF1にも通じるものがある」とローソンはホンダ・レーシングのウェブサイトで語っている。

    「僕たちがセットアップに関してここで焦点を当てていることは同じことだ」

    「ここ数年、レッドブルのシミュレーターで仕事をしていて、それまで見たこともないようなセットアップや、F2ではやっていないようなことを学んでいた。でも、ここに来て、その多くが似ている」

    「もちろん、マシンのスピードもF1に近づいている。これは、ギャップを埋めてくれる。似たような特性で、ある程度近い唯一のクルマだ」

    「ここに来れて本当によかったと思っている。もし、F1でレースができるようになったら、最初にここでレースができたことを本当にうれしく思うだろう」

    現チャンピオンの野尻智紀がチームメイトとなるなど競争は熾烈を極めるが、ローソンはこれまで出場してきた他のシリーズに比べてプレッシャーやライバル関係がそれほど激しくないという事実を楽しんでいる。

    「初めてここに来たときは、言葉の壁があったのでちょっとシャイだったけど、野尻さんを含むチーム全体が非常に敬意を持っていることがすぐに分かった」とローソンは語った。

    「野尻さんほどいい人だったチームメイトはこれまでいなかったと思う」

    「F4、F3、F2を経て成長してきたドライバーとして、誰もがF1に到達するという同じ目標を達成しようとしているし、そこに到達するためには互いに打ち負かさなければならない」

    「ここでは、トップドライバーたちは他に目を向けていないので、そのような感じはしない。ドライバー同士の尊敬の念も強く、これまでのキャリアではあまり経験できなかったことだ」

    ローソンは、今週末モントリオールで開催されるF1カナダGPでも再びレッドブルF1チームのリザーブを務める。

    リアム・ローソン F1 レッドブル

  • 角田裕毅、アルファタウリF1のブレーキ問題は「昨年から引き継がれた」

    角田裕毅、アルファタウリF1のブレーキ問題は「昨年から引き継がれた」

    角田裕毅は、2023年にアルファタウリF1チームが経験しているブレーキの問題は、昨シーズンにチームメイトだったピエール・ガスリーが経験した同様の失敗から引き継がれていると考えている。

    先月行われたモナコGPで、残り20周の時点で9位を走行してポイントを獲得できる位置につけていた角田裕毅だが、雨に見舞われたレース終盤、2台のマクラーレンに抜かれ、順位を落とし続けた。

    最終的に角田裕毅は15位でフィニッシュし、チームメイトのニック・デ・フリースは12位でフィニッシュした。

    角田裕毅はブレーキに著しく苦戦し、チーム無線で不満を漏らし、ミラボーでミラボーでは温度管理に苦労してコースアウトした。先週末のスペインGPでも、高負荷時に発生する過度のダストでブレーキが注目された。

    Autosportから状況説明を求められた角田裕毅は、ウェットコンディションで誇張される「効率」の問題はアルファタウリで長期にわたって続いており、2022年には現在アルピーヌにいるガスリーも悩まされたと語った。

    「ブレーキの問題は、おそらく昨年からのものです。僕よりもピエールのほうに頻繁に起きていました。でも、今シーズンは僕の方が多くなってしまっています」

    「文字通り、ブレーキングの効率性を感じられません。とにかく温度が上がらず、効率も感じられないため、雨のコンディションでは思うようにプッシュできません。明らかに、タイヤは冷たくなり、状況はますます悪化するばかりです」

    「モナコではFP1から問題があり、それが予選パフォーマンスにも影響を及ぼしました」

    「ブレーキを温めるためだけに他のライバルたちよりもちょっと不必要なビルドアップを余計にしなければならないので、ちょっと残念です」

    角田裕毅は、この問題はキャリブレーションの問題ではなく、あくまでもブレーキ素材のハードウェアの問題であり、彼のドライビングスタイルとは無関係に車両に影響を与えるものだとし、この問題を解決するためにはエンジンブレーキを多用した減速から脱却する修正策を見つけるために「エンジニアリング面にもっと重点を置いている」と述べた。

    バルセロナでは周冠宇をトラック外に追いやったとして5秒のペナルティを受け、12位となった角田だが、モナコとのダブルヘッダーでチームはブレーキに磨きをかけてきたという。

    「より積極的な温度設定にするためにブレーキのアプローチを少し変更しましたが、今回は実際にブレーキを少し管理する必要がありました」と角田裕毅はコメント。

    「実際、効率はモナコよりもはるかに優れていたので、それははるかに良かったです」

    「チームは良い仕事をしたと思うし、それにかなり満足しています。一歩前進していると思います」

    F1 角田裕毅 スクーデリア・アルファタウリ

  • ニック・デ・フリース 「F1のプレッシャーは他のどの選手権とも異なる」

    ニック・デ・フリース 「F1のプレッシャーは他のどの選手権とも異なる」

    ニック・デ・フリースは、F1でパフォーマンスを発揮するために直面したプレッシャーは、これまで参戦してきたどの選手権とも「まったく異なる」ものだと考えている。

    ニック・デ・フリースは、は2021年にメルセデスでフォーミュラEチャンピオンシップを獲得し、ル・マン24時間レースにもLMP2クラスで参戦した後、F1に転向した。

    2022年にさまざまなチームでFP1に数回参加した後、モンツァで病気のアレックス・アルボンの代役としてウィリアムズからレースデビューを果たした。そこでレッドブルのアドバイザーであるヘルムート・マルコに感銘を与え、2023年のアルファタウリのシートを獲得することに繋がった。

    デ・フリースは、7レース中、まだポイントを獲得していない2人のドライバーのうちの1人で、もう1人は同じルーキーのローガン・サージェントだ。その結果、アルファタウリでの彼の将来について疑問が投げかけられており、デ・フリースは期待していたシーズンのスタートではなかったことを認めた。

    「競争力があり、良いポテンシャルを示していた瞬間はあったと思うけど、それを結果に結びつけることも、週末の終わりに結果を出すこともできなかった」とで・フリースは語った。

    「同時に、モナコまで5レースを終えただけで、まだシーズン序盤だった。プレッシャーに関して言えば、ドライバーはいつでも生き残るために戦うことができると思う。なぜなら、キャリアを通して常にそうしてきたからだ。キャリアを通じて、自分のキャリアを成功裏に進めるためには、常にパフォーマンスと成果が必要だからだ」

    デ・フリーズは、F1で経験したプレッシャーは、過密なスケジュールを考慮すると他のチャンピオンシップとは異なるレベルにあると信じている。

    「僕のキャリアの中で、今と昔が違うとは思っていない。でも、F1は私がこれまでレースをしてきた他のどの選手権とも非常に異なっていると認めることができる」とデ・フリースはコメント。

    レッドブルがフィールドの先頭を支配しているとはいえ、F1のミッドフィールドの戦いはかつてないほど接近している。

    予選セッションはコンマ数秒で決まることが多く、アルファタウリはシーズン序盤で厳しいスタートを切った後、ここで苦戦してきた。

    「最も難しい点は、まず第一に、ミッドフィールドが非常にタイトで競争力があり、マージンが非常に非常に小さいことだと思う」とデ・フリースは説明した。

    2019年にF2タイトルを獲得したデ・フリースによれば、各マシンの開発速度を考慮すると、そのレベルはF1のフィーダーチャンピオンシップとは大きく異なるという。

    「フォーミュラ2やフォーミュラ3では、フリープラクティスセッションが1回あり、フル燃料と1つのコンパウンドでスタートし、その後は燃料を減らして予選に臨むけど、それでもセッションを通して燃料を走らせる必要があり、別のコンパウンドを使う」

    「だから、実際のところ、F2とF3では2周しかなく、それが実際に重要だ。だから、その2周で85%か90%以内に入っていれば、ある程度の順位には達していると想像できる」

    「一方、F1では、すべてが限界に向かってかなりプッシュされており、パッケージもドライバーも、週末を通じて何も残らないまですべてが開発され、改善されているように感じえう。そして、そのアプローチは異なる」

  • F1 角田裕毅 「チェッカー後のモニターで初めてペナルティに気付いた」

    F1 角田裕毅 「チェッカー後のモニターで初めてペナルティに気付いた」

    角田裕毅は、2023年F1第8戦スペインGPでのポイントフィニッシュを祝おうとしたところ、タイミングスクリーンとダッシュボードから突然自分の名前が消えたと語った。

    アルファタウリF1の角田裕毅は、バルセロナのターン1でアルファロメオの周冠宇とバトルをした際にコースアウトさせたと判断され、5秒のペナルティを科され、これが角田にとって大きな代償となった。

    角田は9位でチェッカーを受けたが、ポイント圏外となった。周冠宇が「コース外に押し出されたフリをした」と感じている角田は、そもそもペナルティが不当だと感じているとして苛立ちと悔しさを露わにした。

    アルファタウリは今シーズンこれまでポイント獲得に苦戦している。角田裕毅は、日曜日にラインを越えた後に喜びを爆発させたが、レース終了後に混乱が生じ、その笑顔はすぐに消えた。

    ペナルティについていつ聞かされたか質問された角田裕毅は「チェッカーフラッグ後に聞きました」とChannel 4に語った。

    「実際にチェッカーフラッグの後、自分を祝っていたときに、5秒のペナルティを聞きました」

    「実はダッシュボードのタイミング画面で見ていました。名前が突然9位から消えたので『何が起こったんだろう?』と思っていたら、無線で情報が入ってきました。ご存じだと思いますが、5秒のペナルティを受けました。本当に辛かったです」

    F1 角田裕毅

    角田はスペインGPのタイムペナルティに加え、スーパーライセンスのペナルティポイントというダブルパンチを受け、さらに悲惨なダブルヘッダーとなった。モナコでもポイント圏内を快走していたが、終盤にブレーキトラブルで順位を下げた。

    角田裕毅は、シーズン序盤、特にレースペースで苦戦した後のアルファタウリの進歩に励まされているが、次のステップとして、土曜日の調子を上げるようチームに求めた。

    「モナコでは9番手を走っていたが、最終的にはちょっと問題があって順位を落としてしまったし、今回も9番手を走っていたので、チームとして、特にレースでは良い仕事ができていると思います」と角田裕毅は最近の悩みについて語った。

    「もちろん予選ではもっと強く戦わなければならなりません。そうすればもっと高い位置からスタートできるしもう少し楽に戦える。それが僕たちの目標です」

    「でも、ポジティブなのは、今のところレースペースがかなりいいことです。だから、ポジティブに物事を考えて、より安定したより良いペースで、もう少し良い戦いができるように1年を通してできるだけレベルアップしていきたいです」

  • アルファタウリF1のニック・デ・フリース 「確実に進歩を感じている」

    アルファタウリF1のニック・デ・フリース 「確実に進歩を感じている」

    スクーデリ・アルファタウリのニック・デ・フリースは、2023年F1第8戦スペインGPの決勝を14位でフィニッシュした。

    今週末、慣れ親しんだカタルーニャ・サーキットで競争力を見せていたニック・デ・フリースだったが、14番グリッドからスタートしたレースでは、スタートで順位を落とし、そこからはオーバーテイクに苦労。あまり目立つことなくレースを終えた。

    「もちろん、チームとしてはもっと上位を目指していた」とニック・デ・フリースはコメント。

    「いいスタートを切ることができたけど、位置とタイミングが悪くてイン側にはまってしまい、順位を落としたうえに他のマシンの後ろに詰まってしまった」

    「ピットストップでアンダーカットを試みたけど、追い抜くのに時間がかかってしまった。いい瞬間もあったし、ミディアムタイヤでの最後の25周は力強いレースができたので、さらに改善する余地はあると思う」

    「今週末は最初から手応えがよく、確実に進歩を感じている。カナダはまた違った特性のサーキットだけど、改善を続けて、どんなチャンスも活かせるレースになると信じている」

    ニック・デ・フリース F1 スクーデリア・アルファタウリ