カテゴリー: スクーデリア・アルファタウリ

  • フランツ・トスト 「セバスチャン・ベッテルはまだタイトルを獲得できる」

    フランツ・トスト 「セバスチャン・ベッテルはまだタイトルを獲得できる」

    アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表であるフランツ・トストは、教え子であるセバスチャン・ベッテルは、さらに多くのF1ワールドチャンピオンを獲得できるドライバーであり、それを実現することを望んでいると語った。

    4回のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルは、2020年シーズン限りでフェラーリF1を離脱することを発表。だが、2021年以降の将来については不透明なままとなっている。

    フェラーリにF1タイトルをもたらすことを期待されたセバスチャン・ベッテルだが、2017年に最も近づいたものの、これまでティフォシの期待に応えることができていない。

    トロロッソ時代の2008年F1イタリアGPでセバスチャン・ベッテルが初勝利をチーム代表として見届けたフランツ・トストは、トップ3チームにいれば、ベッテルは4回のタイトルにさらに追加することができる実力の持ち主だと感じていると語る。

    「何かの終わりは常に何かの始まりを意味する」とフランツ・トストは Formula1.com に語った。

    「実際には彼がどのようなシートを手に入れられるかにかかっている。セバスチャン・ベッテルはチャンピオンシップを戦うことができる実力を持ったドライバーだ」

    「彼は上位3チームでシートを獲得する必要がある。そうすれば、彼にはレースに勝ち、またチャンピオンを獲得するリアルなチャンスがある。私はセバスチャンのことをよく知っているし、それが彼の一番の目標であることは確かだ」

    「彼はスターティンググリッドに並びたいだけのドライバーではない。レースをするならば勝ちたいと思っている。その目標を達成するためには彼がどれだけ材料を集められるかにかかっている」

    「財務面では彼はレースを続ける必要はないと思う。チャンピオンシップを獲得したドライバーはそれほどお金のことは考えていない。彼らのモチベーションは、レースに勝ち、成功することだ。それがモチベーションであり、お金ではない」

    「彼は32歳で、非常に高いスキルを持ったドライバーだ。適切なパッケージを手に入れることができれば、フェラーリ、レッドブル、またはメルセデスに乗ってレースに勝つことができる。私は彼がまたチャンピオンシップを勝ち取ることができると確信している。それは彼がドライブできるチームに依存する」

    レッドブルはすでにセバスチャン・ベッテルの復帰を除外しているため、上位3チームではメルセデスが最後の選択肢となる。

  • アルファタウリ・ホンダF1、新型コロナ感染に備えリザーブチームを準備

    アルファタウリ・ホンダF1、新型コロナ感染に備えリザーブチームを準備

    アルファタウリ・ホンダF1は、2020年のF1世界選手権が再開した際に万一にもチームメンバーに新型コロナウイルス感染者が出た場合に備えて、チーム全体を置き換えられるようにリザーブチームを準備している。

    F1は7月にオーストリアGPでシーズンを開始することを目指しているが、F1チームとそのチームメンバーには多くのことが求められる。

    それは実際にサーキットに行くチームスタッフにだけ当てはまるわけではない。舞台裏ではほとんどのチームがリザーブチームを用意する必要がある。

    これは各チームが外界から隔離された狭い範囲の世界で活動しているという事実によるものだ。チームメンバーはいかなり状況においても他チームの人々と接触sることはできない。

    したがって、F1チームはサーキット上で1つのユニットであり、新型コロナウイルスの感染者が出た場合にはユニットごと同じ措置を講じる必要がある。

    アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは「スタッフが新型コロナウイルスに感染した場合、議論の余地はない。すぐに病院に行くか、自宅で検疫に入る必要がある。その決定は症状の重症度による」と Süddeutsche Zeitung に語る。

    現場ではさらなるチーム活動を考慮して、従業員がどこで仕事をしていたかがチェックされる。例えば、彼の周りにはマシンに直接取り組むメカニックがいる。

    「チーム全体を入れ替える必要がある。引き継ぐことができるリザーブチームを現在準備中だ」

    「チームワークを開始できることを保証できるように、各技術者とメカニックの代わりを見つけることができる計画を立てている」

  • ダニール・クビアト 「ガスリーのレッドブル・ホンダでの不振には驚いた」

    ダニール・クビアト 「ガスリーのレッドブル・ホンダでの不振には驚いた」

    アルファタウリ・ホンダF1のダニール・クビアトは、ピエール・ガスリーがレッドブル・ホンダで不振に陥ったことに驚いたと語る。

    ダニール・クビアトとピエール・ガスリーは、ある意味で同じようなキャリアを歩んでいる。二人ともレッドブルF1に空席ができたことで早めにトップチームへの昇格を果たしたが、成績不振でトロロッソへの降格を経験している。

    ダニール・クビアトは、ドライバーとしての実力はあまり把握できていなかったものの、ピエール・ガスリーのレッドブル・ホンダで不振には驚いたと語る。

    「ピエールが速いドライバーであるのは確かだ。ドライバーとして彼をあまり理解してはいなかったけどね」とダニール・クビアトは Beyond the Grid に語った。

    「全体像は見ていないけど、一発の速さがあるドライバーだし、とても落ち着いている。再びスタートしたとき、彼は非常に速いままだと確信している」

    「彼がレッドブル・レーシングで同じパフォーマンスを発揮できなかったことにはかなり驚いた。全体像という意味でね。僕にとってちょっとしたサプライズだった」

    また、ダニール・クビアトは、2019年中旬に自分ではなくチームメイトでルーキーのアレクサンダー・アルボンがレッドブル・ホンダに昇格する決定に驚いたと認める。

    「どういったらいいかな。納得していなかったのは確かだ」とダニール・クビアトは語る。

    「決定を聞いたとき、それを完全に理解し、完全に同意したとは言えない。ちょっと『それが正しいこととは思えない』という感じだった」

    「でも、理にかなった方法でそれを見れば、僕はすでにそこにいたし、彼らは常に新しい血を必要としている。彼らは常に若いドライバーを昇格させる必要がある。それがレッドブルがやっていることだし、問題はない。最終的に、決定を受け入れたけど、数日かかたったね」

    ダニール・クビアトは、シーズン中盤に昇格したことでまだアレクサンダー・アルボンにどれくらい競争力があるかについては把握できていないと語る。

    「彼とは半年しか走っていないけど、正直、彼と一緒に仕事をすることを楽しんでいた。彼はかなりのんびりした性格だし、面白いジョークをいうこともあった。つまらないときもあったけどね」とダニール・クビアトは語る。

    「彼はとても速いドライバーだ。でも、F1に入るときにはルーキーの流れがあり、すべてが簡単に進むものだ。彼はこの世界をますます発見することになると思う。でも、彼には伸びしろもある。去年、彼はルーキーだったし、さらに改善する余地がある。彼には大きな可能性があるのは確かだと思う」

    ダニール・クビアトは、レッドブルのプログラムを外されたことでF1復帰をほぼ諦めていたが、2018年中旬にフェラーリのF1マシンをテストしたことで再びF1でレースをしたいという願望が再熱したと語る。

    「F1にはやり残した仕事がたくさんあると感じていた」とダニール・クビアトは語る。

    「いろいろなカテゴリーと話し合いがあったけど、いつもF1でドライブしたいと思っていた。もう一度F1の契約を得られない場合は完全にやめることも検討していた」

    「フィオラノでその年のマシンを一度テストしまけど、僕にとってそれは非常に感情的だった。何よりも、それはフェラーリ、フィオラノ、現在マシン(2018年)であり、本当にクールだった」

    「6か月間まったく運転していなかった。とても楽しかったし、その日に自分がなんとかしてでもF1に戻りたいと思っていることがわかった。『これが僕がやりたいことだし、最も僕が得意なことだ」とね」

    また、ダニール・クビアトは、フェラーリF1チームセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンという2人のF1ワールドチャンピオンと一緒に仕事をすることで貴重な経験を積むことができたと感じている。

    「2人のF1ワールドチャンピオン、非常に経験豊富な彼らの仕事ぶりを見るのも素晴らしいことだった」とダニール・クビアトは語る。

    「確かカナダ(2018年)だったと思うけど、僕の仕事はセバスチャンとオンボードビデオを見て、何が違うのかを特定することだった」

    「そして、僕は『もっとシケインを攻めて、シケインをもっと使えるように見える」と言った。彼は同意し、翌日それを試した。そして、その方が良かった…」

    今年は、ダニール・クビアトにとって以前トロロッソとして知られていたアルファタウリでの6シーズン目となるが、2017年にチームに落とされたときにはレッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコが自分をまた復帰させるとは「考えられなかった」と語る。

    「でも、正直、僕たちの別れは非常にノーマルなことだった。苦い感情はなかったし、僕は何も特定しようとしなかった。2つのビジネスパートナーという感じだ。そういう見方をしたい。コラボレーションを終えただけだとね」

    「もちろん、その後、メディアで悪いことを言ったことはない。戻る可能性があるとは思わなかったけどね。でも、人生は時に非常に興味深いものになることがある」

  • ダニール・クビアト 「フェラーリをテストするまでF1復帰を諦めていた」

    ダニール・クビアト 「フェラーリをテストするまでF1復帰を諦めていた」

    アルファタウリ・ホンダのF1ドライバーであるダニール・クビアトは、レッドブルのプログラムを外されたことでF1復帰をほぼ諦めていたが、2018年中旬にフェラーリのF1マシンをテストしたことで再びF1でレースをしたいという願望が再熱したと語る。

    レッドブルのジュニアプログラムで育ってきたダニール・クビアトは、2014年にトロロッソでF1にステップをアップを果たし、翌年にはセバスチャン・ベッテルの後任としてレッドブル・レーシングに昇格した。

    しかし、レッドブル・レーシングで結果を出せなかったダニール・クビアトは、23戦でマックス・フェルスタッペンと交代する形でトロロッソに降格。その後も調子を取り戻すことができず、2017年後半にF1シートを喪失するとともに、レッドブルのプログラムも外されることになった。

    しかし、2018年にフェラーリF1チームの開発ドライバーに就任したダニール・クビアトは、フィオラノの施設でタイヤテストを実施。それによって、再びF1のレースシートに戻りたいという願望が再熱した。

    「F1にはやり残した仕事がたくさんあると感じました」とダニール・クビアトは公式F1ポッドキャスト Beyond The Grid で語った。

    「いろいろなカテゴリーと話し合いがあったけど、いつもF1でドライブしたいと思っていた。もう一度F1の契約を得られない場合は完全にやめることも検討していた」

    「フィオラノでその年のマシンを一度テストしまけど、僕にとってそれは非常に感情的だった。何よりも、それはフェラーリ、フィオラノ、現在マシン(2018年)であり、本当にクールだった」

    「6か月間まったく運転していなかった。とても楽しかったし、その日に自分がなんとかしてでもF1に戻りたいと思っていることがわかった。『これが僕がやりたいことだし、最も僕が得意なことだ」とね」

    また、ダニール・クビアトは、フェラーリF1チームセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンという2人のF1ワールドチャンピオンと一緒に仕事をすることで貴重な経験を積むことができたと感じている。

    「2人のF1ワールドチャンピオン、非常に経験豊富な彼らの仕事ぶりを見るのも素晴らしいことだった」とダニール・クビアトは語る。

    「確かカナダ(2018年)だったと思うけど、僕の仕事はセバスチャンとオンボードビデオを見て、何が違うのかを特定することだった」

    「そして、僕は『もっとシケインを攻めて、シケインをもっと使えるように見える」と言った。彼は同意し、翌日それを試した。そして、その方が良かった…」

    ダニーエル・クビアトは最終的に2019年にトロロッソ・ホンダでF1グリッドに戻り、今シーズンはアルファタウリにブランド変更されたチームに残留した。

  • 「ホンダは2年以内にF1から撤退するだろう」とエディ・ジョーダン

    「ホンダは2年以内にF1から撤退するだろう」とエディ・ジョーダン

    ホンダは2年以内にF1から撤退する可能性があると元F1チーム代表のエディ・ジョーダンは語る。

    新型コロナウイルスの世界的な大流行はモータースポーツだけでなく、自動車業界にも影響を与えている。今後数年間でレッドブルのF1エンジンサプライターであるホンダを含めたモータースポーツ界の主要な自動車メーカーに波及する可能性がある。

    実際、ホンダはまだ2021年までしかレッドブルおよびアルファタウリへのF1エンジンの供給をコミットしていない。

    元ジョーダンのF1チーム代表だったエディ・ジョーダンは、経済状況だけが決定的な要因ではなく、新型コロナウイルスは世界と人々の見方さえも変える可能性があると語る。

    「新型コロナウイルス危機が変えてしまうのは世界そのものだけではない」とエディ・ジョーダンは F1 Insider に語る。

    「人間の規範と価値観は変化するだろうし、環境意識は平均的な人のリストの中で高い位置にある。それは大企業のお偉いさん方もそれについて考えていることを意味する」

    「したがって、メルセデスやルノーなどの主要メーカーとエンジンサプライヤーのホンダは、2年以内にF1プロジェクトから手を引くことになるだろう」

    エディ・ジョーダンによれば、主要な自動車メーカーのうちで残るのはフェラーリだけだと考えている。

    「彼らは違う。彼らにはF1の血が流れており、F1をやめることは彼らにとって問題外だ。近い将来、F1はおそらくフェラーリ、レッドブル、マクラーレン・メルセデスを中心に展開することになるだろうだろう」

  • ピエール・ガスリー、開幕戦で着用するヘルメットのデザインを募集

    ピエール・ガスリー、開幕戦で着用するヘルメットのデザインを募集

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、2020年のF1世界選手権の開幕戦で着用するヘルメットのデザインを募集している。

    新型コロナウイルスのパンデミックによって2020年のF1世界選手権は第10戦までの延期・中止が決定しており、早くても7月までF1レースが開催されることはない。

    2015年以降、F1の競技規則ではF1ドライバーが“実質的に同じ色合い”のヘルメットを着用することが義務付けられ、毎年1回限りの変更しか認められていなかったが、今年からそのルールは廃止される。

    そこでピエール・ガスリーは、シーズン再開にむけてファンからヘルメットのデザインをTwitterで公募している。

    「みんなにシーズン開幕戦のために僕のヘルメットをデザインしてもらいたいと考えた。何か新しいものが欲しいと感じているし、みんなのアイデアが欲しい」とピエール・ガスリーはコメント。

    「みんなのデザインを僕に共有してほしい。僕にタグづけして、#GAS10というハッシュタグをつけて投稿するだけでいい。5月10日にデザインを選んでレースに向けてヘルメットを準備するつもりだ」

    ピエール・ガスリー、開幕戦で着用するヘルメットのデザインを募集①ピエール・ガスリー、開幕戦で着用するヘルメットのデザインを募集②ピエール・ガスリー、開幕戦で着用するヘルメットのデザインを募集③

  • レッドブルとアルファタウリ、F1の予算上限引き下げ問題では共闘せず

    レッドブルとアルファタウリ、F1の予算上限引き下げ問題では共闘せず

    レッドブルF1は、新型コロナウイルス危機による予算上限の引き下げについての評決でジュニアチームであるアルファタウリと共同戦線をはることはないと報じられている。

    2020年のF1世界選手権は、新型コロナウイルスのパンデミックによって7月までの10戦がキャンセルとなり、F1チームは大きな財政危機に陥る危機に直面している。この危機を乗り越えるためにF1チームはさらなる予算上限の引き下げを議論している。

    昨年の時点では2021年から1億7500万ドルの予算上限が導入される予定だったが、現在、多くのチームがそれを1億ドルまで引き下げることを求めているが、トップ3チームであるメルセデス、フェラーリ、レッドブルはこの動きに反対している。

    通常、このような変更にはF1チームの全会一致での合意が必要になるが、FIA(国際児童連盟)は、現在の状況は緊急事態であり、新しいレギュレーションを実施するために過半数の同意が得られれば実施できるようルールを変更した。

    したがって、10チーム中6チームの同意が得られれば予算上限を引き下げることができることになる。そして、これまでそのような評決にはビッグチームとカスタマーチームの同盟が大きな役割を果たしてきた。

    メルセデスはレーシングポイントとウィリアムズ、フェラーリはハースF1チームとアルファロメオ、レッドブルにはアルファタウリという同盟チームがおり、通常はビッグチームの意見にカスタマーチームが足並みをそろえる。

    しかし、Auto Motor und Sportの情報筋によると、レッドブルは独自の計画を立てており、アルファタウリが自らの利益のために票をいれることを許可したという。

    そのため、現時点ではフェラーリ、メルセデス、レーシングポイント、レッドブルが反対票を投じ、マクラーレン、ルノー、ウィリアムズ、アルファタウリが予算制限の賛成票を入れると考えられている。

    したがって、ハースとアルファロメオが決定を左右することになりそうだ。F1オーストラリアGPの投票の際には2つのチームは必ずしもフェラーリの方針には従わないことを示した。

  • ピエール・ガスリー 「降格の件は胸のうちにしまっておきたい」

    ピエール・ガスリー 「降格の件は胸のうちにしまっておきたい」

    ピエール・ガスリーは、レッドブル・ホンダから降格になった件でF1ファンから寄せられる批判に応えたい気持ちがあるが、レッドブルというブランドのためにも詳細は自分の胸のうちにしまっておきたいと考えている。

    2018年にトロロッソでフルシーズンを過ごしたピエール・ガスリーは、2019年にマックス・フェルスタッペンのパートナーとしてレッドブル・ホンダに昇格してが、期待された表彰台を獲得することはできず、夏休み前にアレクサンダー・アルボンと交代でトロロッソ・ホンダに降格させられた。

    ピエール・ガスリーは、ソーシャルメディアでの厳しいコメントは無視することは不可能だが、それが自分に悪影響を与えるのではなく、モチベーションのためにそれらを生かしていると語る。

    「僕たちの世代は2019年と2020年に誰もがソーシャルメディアを利用している」とピエール・ガスリーは RACER に語った。

    「唯一の唯一の例外であるセブ(ベッテル)を除いてね! 最近はソーシャルメディアをやらないのは普通ではないので、今でも僕たちは彼にInstagramをやるように勧めているよ」

    「もちろん、何が起こっているのかを見ているし、人々が何を言っているかを目にする。僕の人生の中で、本当に小さいことから人々は僕に『君がF1に行くのは不可能だ。F1にいるドライバーは20人だけだ。なぜドライするんだ?』などいろいろ言っていたね。でも、僕は常にこれらの否定的な考えとネガティブなエネルギーを自分のなかでポジティブなものに変えてきた。より多くのエネルギーとさらに強いモチベーションと意志を誘発し、人々が僕に送ろうとしていたこのネガティブなエネルギーから常により強くなって抜け出してきた」

    「いくつかのコメントを見たけど、それは僕が集中しようとしたものではない。僕はずっとそのようなものと一緒に暮らすことに慣れてきた。露出されれば、特にトップレベルのスポーツ選手であるときは、そらがF1であろうと、フットボールであろうと、バスケットボールであろうと、常にすべてのことを判断される。人々は過去に何をしたか、なぜここにいるのかを簡単に忘れてしまう」

    ピエール・ガスリーは、すべての事実を知らなくても外部で意見が作り上げられてしまうこと理解しているが、キャリアを通じてレッドブルには多くのことしてもらったので、胸のうちにしまい続けておきたいと主張する。

    「人々はすべての情報を持たずに判断していると思っている」とピエール・ガスリーは語る。

    「プロのアスリート、プロのドライバーとして、話すことのできない、秘密にしておく必要があるものがある。そのため、すべての情報を持たない人々が判断する場合には間違っていることもあるけど、それは彼らの意見であり、僕はそれを受け入れている」

    「僕の側では、自分が何をしなければならないかを知っているし、常に自分の腕を上げて、改善できる領域に目をむけるようにしている。僕がレッドブルにいたときに試みたのはそれだけであり、トロロッソにいたときも自分のアプローチを変えなかった。なぜそれが機能したのかを説明する様々な理由があり、僕たちはシーズンをうまく締めくくった。いくつかの理由は言われているけど、言われていない理由もある。でも、残念ながら人々は独自の判断を下しており、僕はそれを受け入れている」

    「僕はレッドブルと契約を結んでいるドライバーだ。彼らが僕をF1に連れてきてくれたことに感謝もしている。この6か月間に起こったことは、関係や彼らが僕のためにしてくれたことを変えることはない。問題はあったし、苦労もした。修正できたこともある。この物語をもう一度やらなければならない場合には、多くのことが異なっているだろう」

    「でも、同時に僕はまだ彼らと契約しているし、僕たちはうまくいかなかったことについて話をししたけど、その後、メディアの前に出て『これは正しくない。これは間違っていた』というつもりはない。それは正しいことではないし、それが僕がそれをしない理由だ」

    「もちろん、ネガティブな考えやネガティブなエネルギーに対処する必要があることもあるけど、ポジティブなエネルギーやポジティブな雰囲気をもたらしている人はたくさんいる。僕が集中しているのは、そのような人ただ」

  • アルファタウリ・ホンダF1のデジタル担当が語るバーチャルGPの舞台裏

    アルファタウリ・ホンダF1のデジタル担当が語るバーチャルGPの舞台裏

    2020シーズンのF1ドライバーたちはバーチャルワールドで激しいバトルを繰り広げているが、各チームはこの新しい世界でのレースに向けてどのような準備をしているのだろうか? アルファタウリ・ホンダF1のデジタル部門を率いるディエゴ・マンドルフォがデジタルパドックの内情を語った。

    F1公式バーチャルレースF1バーチャルGPが順調に回を重ねている。F1公式ビデオゲーム『F1 2019』を使用したこのEスポーツイベントは2020年4月19日に第3戦中国が開催され、現役F1ドライバー、セレブリティ、ゲーマーを含む20人が参加。

    レッドブル・ホンダF1はアレックス・アルボンが2位に入る健闘を見せた。また、ティボ・クルトゥワ(レアル・マドリード)をゲストドライバーとして参加したことも話題になった。

    尚、第1戦バーレーンはレッドブル・ホンダF1のフィリップ・エングが素晴らしいパフォーマンスで4位に入り、第2戦オーストラリアはアルボンがワールドカップを制した経験を持つクリケットイングランド代表ベン・ストークスと共にバーチャルデビューを果たした。

    F1バーチャルGPは当然ながら実在するサーキットでは開催されていないが、このシリーズは毎回各チームが優勝を狙っているため現実世界と同じように非常に厳しい戦いとなっている。

    では、F1チームはこのユニークなシリーズのためにどのような準備をしているのだろうか? アルファタウリ・ホンダF1のデジタル部門を率いるディエゴ・マンドルフォが、デジタルパドックの内情を語った。

    実現までの経緯
    「ゲーミングコミュニティは常に動いていますし、シミュレーションレーシングシーンも同じです。オーストラリアGPの中止から数日後にF1側から全チームにeスポーツプロジェクトの連絡があり、私たちはすぐに参加を決めました」とディエゴ・マンドルフォは語る。

    「どのチームもeスポーツプログラムを独自に用意していたので、すべてのプロセスがスムーズに進行しました。ですので、あとは3月22日の開幕戦バーレーンを問題なく開催できるようになるべく早く全チームをまとめるだけでした」

    ディエゴ・マンドルフォの話ぶりは、現実からバーチャルへの移行がシームレスだったように思わせるが、言うまでもなく、ドライバーたちのロジスティック上の問題がいくつか生まれた。

    しかし、ディエゴ・マンドルフォは全ドライバーがレースに必要なシミュレーション機材をすでに自宅に所有していたと説明を続けている。F1バーチャルGPでは、全ドライバーが自宅から参加し、ロンドンのeスポーツ施設Gfinity Arenaから無観客実況配信するというフォーマットが採用されている。

    チームの役割
    このようなユニークなイベントフォーマットはひとつの疑問を生み出す。ドライバーの他にどんなチームスタッフが何人必要になるのだろうか?

    ドライバーは全員自宅でプレイしているためチームからのサポートは最低限で済むはずだ。しかし、実際はそうではない。F1バーチャルGPに参加するためには多大なチームワークが必要になる。ディエゴ・マンドルフォが話を続ける。

    「他のF1関連イベントと同じで、常にチーム全体でドライバーをサポートできるように準備しています。各チームのeスポーツプログラムマネージャーは、戦略を含むプレイ自体を確認しつつ、ソーシャル・デジタルメディア上の話題性も確認しています」

    「このF1バーチャルGPも現実世界のF1と同じく複数の団体が絡んでいます。F1(ライツホルダー / 主催)、Gfinity(ロジスティック / eスポーツイベント面からこのシリーズを管理・運営。統括・プロモーター的役割)、Codemasters(ソフトウェアサプライヤー)、そして各F1チームのeスポーツチームです」

    「ですので、eスポーツマネージャーは所属ドライバーおよび全団体とレース前、レース中・レース後に連絡を取っていく必要があります。そしてこのシリーズのルールや目的に沿いながらできるだけスピーディにプロセスを進めていく必要もあります」

    アルファタウリ・ホンダF1のeスポーツチームは2018シーズンと2019シーズンのF1 Esports Pro Seriesに参戦していた。

    2020シーズンも例年と同じく9月開幕が予定されているこのシリーズでは、世界最速のeスポーツF1レーサーたちがしのぎを削っている。つまり、アルファタウリ・ホンダF1のeスポーツチームはそれなりの経験を積んでいるのだが、F1バーチャルGPはこれまでとは勝手が多少異なる。

    「F1バーチャルGPは中止・延期になった現実世界のF1レースの代替という位置づけです。つまり、このシリーズは現実世界のF1レースを楽しんでいるファンを楽しませる必要があります」

    「現役ドライバーや他のスポーツのプロアスリート、セレブリティが参加しているのはこれが理由です。バラエティ豊かなグリッドを用意することでファンを楽しませようとしているのです」

    「さらに言えば、eスポーツのプロドライバーはこのシリーズには速すぎます。彼らはF1バーチャルGP終了後に開催されるプロレースに参加する予定です」

    厳しい戦い
    バーチャルよりも現実のレースに慣れているドライバーとチームが参加しているF1バーチャルGPは、通常のeスポーツイベントよりも少し激しさに欠けると言えるかもしれない。

    しかし、ディエゴ・マンドルフォはF1バーチャルGPのレースも現実世界と同レベルの厳しさだとし、「もちろん、気楽に観戦できる楽しいイベントですが、それでもファンが求めている “本気の競争” になっています」

    また、ディエゴ・マンドルフォはF1バーチャルGPにはユニークなメリットがあるとし、現実世界のレースを戦えないドライバーとチームのコンディションを保つ助けになるとしている。

    そのひとつの理由として、現実とバーチャルのF1マシンのセットアップに数多くの共通点があることが挙げられる。2019シーズンにチーム(当時はスクーデリア・トロロッソ)のeスポーツドライバーとエンジニアを集めてヒアリングを行ってそれらの共通点を発見したディエゴ・マンドルフォは、次のように続ける。

    「私たちはレースで競い合っているので、常にベストを尽くしたいと考えています。F1バーチャルGPはそんな私たちをレーストラックに留まらせてくれる素晴らしいアイディアです。また、自宅にいる世界中の人たちにエンターテインメントを提供できるというメリットもあります」

    「メジャースポーツとマイナースポーツのイベントが軒並みキャンセルか延期になっていますので、ファンの観戦スケジュールとメディアコンテンツの両方に穴が空いています。eスポーツはその2つの穴を埋められる優秀なチャンス&アセットなのです」

    では、F1バーチャルGP独自のチャレンジはどこにあるのだろうか? ディエゴ・マンドルフォはeスポーツとしてのF1の規模とリアルさがこのイベントの成功に役立っていると強調する一方、修正・改良できる部分はまだ残っていると続けている。

    「eスポーツとしてのF1は巨大な氷塊の一部でしかありません。もちろん、シミュレーションレーシングシーンは壮大なプランを用意していますし、急成長を遂げています。ですが、ストラテジー系、スポーツ系、ウォーゲーム系、ファンタジー系などを含むeスポーツ全体から見れば、まだまだニッチなシーンです」

    「また、バーチャルと現実のF1ファンは必ずしも一致しません。それぞれ異なるファンを抱えていますし、この点は私たちも十分認識しています」
    「ですが、eスポーツとしてのF1をより “現実” に近づけていけば、イベントのクオリティは高まっていくでしょうし、ファンからのフィードバックも増えていくでしょう」

    最後に、ディエゴ・マンドルフォはレースフォーマットを問わないアルファタウリ・ホンダF1の専心度とプロ意識の高さを次のように強調している。

    「F1の世界ではすべてを正しく進めていく必要があります。そしてそれこそ私たちがやっていることです。私たちは現実のF1レースで採用しているプロフェッショナルなアプローチをeスポーツイベントとF1バーチャルGPに持ち込んでいます」

  • アルファタウリ・ホンダF1 「フェラーリとチャーター機での移動も視野」

    アルファタウリ・ホンダF1 「フェラーリとチャーター機での移動も視野」

    アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは、仮に2020年のF1世界選手権が7月にF1オーストリアGPでスタートする場合、チームがどのように現地まで行けるかはまだ正確にはわからないとし、場合によってはフェラーリとチャーター機で向かうことになるかもしれないと語る。

    現在、2020年シーズンの最も可能性が高い開催地としてオーストリアのレッドブル・リンクが挙げられている。所有者のレッドブルとオーストリア政府は無観客レースや平日開催にもオープンな姿勢をみせている。

    フランツ・トストは、グランプリに約65人のスタッフを連れて行かなければならないが、イタリアの旅行制限によってそれをどのように実現するかはわからないと語る。

    フランツ・トストは「7月に移動が必要となった際に再び道路が使用できるようになっていることを期待している」とし、それが不可能な場合はチャーター機もひとつの選択肢だと語る。

    「それができない場合、我々はフェラーリのスタッフと一緒にそれを行うことができる。しかし、すべての旅行禁止と国境閉鎖のため、我々は待たなければならないし、それが可能かどうか確認する必要がある」

    オーストリアでF1を始スタートする可能性についてフランツ・トストは「イギリスでは反対のことが起こるかもしれない」とし、依然として蔓延している新型コロナウイルスによって数週間から数か月間の人と物の移動についてはほぼ明確ではないと語る。

    「それが現時点で具体的な発表がほぼできない理由のひとつつです。十分な時間が経過し、7月に国境が再び開かれることを願っている」

    アルファタウリ・ホンダとフェラーリのスタッフはイタリアからオーストリアに向かうが、F1チームの大半はイギリスを拠点としている。

    「チャーター機に乗ってツェルトベクもしくはグラーツに着陸することもできる。旅行の専門家は健康診断書を提出する必要があると思う」とフランツ・トストは嘆く。

    だが、無観客でレースを開催するとしても、F1サーカスは大規模な人数で形成される。F1は現地入りするスタッフの数を制限することを検討している。

    グランプリに現場に何人の従業員がいる必要があるかと質問されたフランツ・トストは「特定の数にこだわることなく、話し合っている。マシンの使用に絶対に必要な専門家に限定することになるだろう」とフランツ・トストは述べ、マーケティングおよびメディア部門のスタッフはおそらくイタリアに留まることができると語った。

    「アルファタウリ・ホンダでは、60〜65人でやりくりすることができる」