カテゴリー: スクーデリア・アルファタウリ

  • ピエール・ガスリー、F1初優勝! 「信じられない。言葉にならない」

    ピエール・ガスリー、F1初優勝! 「信じられない。言葉にならない」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、2020年のF1世界選手権 第8戦 F1イタリアGPでF1初優勝を成し遂げた。

    昨年、中盤にアレクサンダー・アルボンと交代でトロロッソに降格したピエール・ガスリー。それでも腐ることはなく、F1ブラジルGPでF1初表彰台となる2位フィニッシュを果たしていた。

    今年、アルファタウリ・ホンダに名前を変えたチームで迎えた8戦目。10番グリッドからピエール・ガスリーは、1回目のセーフティカーが入る直前にピットに飛び込んでタイヤを交換。リスタート直後の赤旗中断を2位で迎え、再度のリスタートでトップに浮上。最後はわずか0.415秒でカルロス・サインツを退けてF1初優勝を成し遂げた。

    チームとしてトロロッソ時代の2008年の同じイタリアGPでのセバスチャン・ベッテル以来の2勝目。ホンダF1との50戦目の節目に大きな勝利を挙げた。

    「正直、信じられない。今、何が起こっているのか理解できてもいないかもしれない。本当にクレイジーなレースだった」

    「18か月で多くの経験を積んできたし、昨年初めて表彰台を獲得して、今、モンツァで優勝だ!」

    「言葉にならない。チームは僕のために本当に多くのことをしてくれた。彼らはF1で初めての機会を与えてくれたし、初表彰台を与えてくれた。そして、今は初優勝だ。感謝してもしきれない!」

  • ホンダF1:2020年 第8戦 F1イタリアGP 予選レポート

    ホンダF1:2020年 第8戦 F1イタリアGP 予選レポート

    2020年のF1世界選手権 第8戦 イタリアGPの予選が行われ、明日の決勝では再びホンダのPUを搭載した3台がトップ10からスタートすることとなった。

    予選Q1は、各マシンがスリップストリームを得るために隊列をなした形で進行した。タイムアタックに入る直前に、各車が最終コーナーでスピードを落とすことによるトラフィックが発生し、ターン1に向けてサイドバイサイドでポジションを競い合うような状況だった。

    しかし、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダとアストンマーティン・レッドブル・レーシングの4台はうまくトラブルを避け、Q2進出を果たした。

    15台のマシンによって争われた予選Q2でも同様の状況になったが、マシンの数がQ1より少ないこともあり、Q1ほどに込み入った状況にはならなかった。接戦の中、フェルスタッペン、ガスリー、アルボンはQ3に進出。クビアトは0.1秒差の11番手でノックアウトとなった。クビアトは、スタート時のタイヤを自由に選べる形でレースを戦う。

    予選Q3はQ2と同様、僅差の戦いになった。フェルスタッペンは3番手から0.1秒差の5番手、決勝3列目からのスタートになる。アルボンは最終コーナーのパラボリカでトラックリミットを超えてしまい、アタック1回目のタイムが取り消しになった。最終的にアルボンは9番手、ガスリーは10番手でQ3を終えた。

    クビアトを除く3台は明日の決勝をソフトタイヤでスタートをすることになる。

    田辺豊治(ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日のイタリアGP予選は、新たに導入されたPUモード制限の下で行われた初めてのセッションとなりました。我々ホンダとしては、昨日と今朝のプラクティスセッションを通して新たな制限に対しPUのセッティングを最適化して臨みました。ここモンツァで例年発生する予選中のトラフィックなどににも影響されたところはありますが、予選結果はかなり厳しいものとなりました。昨日からマシンのバランスにやや苦しんでいたアストンマーティン・レッドブル・レーシングのフェルスタッペン選手は接戦のなかで5番手、チームメイトのアルボン選手とスクーデリア・アルファタウリ・ホンダのガスリー選手は、フェルスタッペン選手に対して0.3秒差ながらも、タイトな戦いの中で9-10番手、クビアト選手がそれに次ぐ11番手と、簡単な予選ではありませんでした。予選での各車のパフォーマンスは非常に拮抗しており、レースでも少しのミスがポジションを大きく左右することが予想されます。レースで最大限の結果を得られるように、チームと共に万全の準備をして臨みたいと思います」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
    「ダウンフォースが少ない中での最適なマシンバランスを掴めず、このレースウイークは苦戦しています。グリップが十分でないのでコーナーの攻略が難しく、予選5番手という結果になりました。若干パワーが不足している部分もありますが、それ以上にコースにあったセットアップとコーナーでのスピードが不足しています。ウイングのセッティング変更など、できることは全て試しましたが、タイムは変わりませんでした。決勝ではいつもいい走りができていますし、表彰台獲得も可能だと思っています。3番手から10番手は接戦でオーバーテイクも簡単ではないですが、3位になるための戦いはできるはずです。一方で、メルセデスの2台は別のレベルにいるので、あまり話せることはありません。モンツァは特別なコースですが、通常のタイプのコースに戻れば再び3番手付近で力強い走りができると思います」

    アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
    「事前の想定どおり、今日の予選は混戦となり、クリーンなラップを取ることが難しいセッションになりました。ここまでチームにとっても難しい週末になっており、この結果には満足していませんが、一方で、個人的にはマシンのバランスはこれまでよりも改善されてきていると感じています。予選結果にはつながっていませんが、僕とマックスとの差も縮んでいるので、比較的スムーズな週末になっていると考えています。スパでも見てきたように、低ダウンフォースのサーキットは僕たちのマシンとの相性が良くないので難しい週末になっており、チームとしては本来いるべきポジションよりもかなり下にいる状況です。マクラーレンはストレートでかなり速いですし、レーシングポイントも今日になって急に速くなっていますが、それを考慮してももう少し前の方にいたかったと感じています。いくつかのコーナーでほかのマシンに対してタイムを失っているところがありますが、プラクティスでの僕たちのレースペースは悪くありません。明日は簡単なレースになるとは考えていませんが、タイヤの摩耗をうまくマネージしながらいいレースにしたいと思います」

    ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
    「今日はQ3に進出できてうれしいです。午前中のFP3は難しいセッションになったので、予選に向けてもう少し改善する必要がありました。Q1とQ2ではいい走りができ、6番手でQ3に進出しました。新品タイヤで臨んだQ3最初の走行はオーバーステアとグリップ不足に悩みました。ユーズドタイヤでの2回目の走行はうまくいきましたが、タイムでは新品タイヤのほかのマシンにかないませんでした。10番手でしたが僅差ですし、決勝でいい走りができるパッケージに仕上がっていると思います」

    ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)
    「今日の予選はスリップストリームの取り合いになり、それが成功したかしなかったかが勝負を分けました。運が悪いことに前を走っていたマグヌッセン(ハース)がコースアウトし、スリップストリームをうまく使えませんでした。それでも明日は11番手からのスタートですので、ポイント獲得を目指してレースに臨みます」

  • アルファタウリ・ホンダF1 「2台揃ってQ3進出を目指していたので残念」

    アルファタウリ・ホンダF1 「2台揃ってQ3進出を目指していたので残念」

    アルファタウリ・ホンダF1の車両パフォーマンス担当チーフエンジニアを務めるクラウディオ・パレストリが、2020年のF1世界選手権 第8戦 F1イタリアGPの予選を振り返った。

    アルファタウリ・ホンダF1は、ピエール・ガスリーがQ3に進出して10番グリッドを獲得したが、ダニール・クビアトは0.105秒差の僅差でQ3進出を逃して11番手だった。

    「非常に良い金曜日を過ごした後、午前中のFP3では主に予選の準備に集中した。モンツァでは予選が特に重要なためだ。オプションを2セット使い、タイムシート状では12番手と13番手でセッションを終えはしたものの、かなり良いパフォーマンスを示していた」

    「2台揃ってQ3に進出することを目指して予選に臨んだ。モンツァでは良いスリップストリームを得ることがかなり重要だということは分かっているし、最善の方法で成果を挙げようと試みた。最終的に10番手と11番手でフィニッシュしたのは残念だ。今日はコース上で2台揃ってトップ10入りうする十分なパフォーマンスがあると考えていたからね」

    「これから注意をレースの準備、戦略の最適化、より多くのポイントを獲得することに移行する」

  • ホンダF1 特集:本橋正充が語るアルファタウリとの50戦目の節目

    ホンダF1 特集:本橋正充が語るアルファタウリとの50戦目の節目

    アルファタウリ・ホンダでパワーユニット(PU)のチーフエンジニアを務めるホンダF1の本橋正充が、トロロッソ時代から数えてチームと迎える50戦目について語った。

    本橋正充は、ホンダF1の現場監督である田辺(豊治)の下で、アルファタウリ側のPUオペレーションの管理・統括している。

    ファクトリーにいるホンダF1の開発陣が懸命に作ったPUのパフォーマンスをサーキットで最大限発揮するため、信頼性とパフォーマンスのバランスを取りながらサーキットやレース状況に合わせて適切に稼働させることが、トラックサイド(サーキット現場)にいる現場にいるメンバーの役割となる。

    2018年、新パートナーシップに合わせて現場復帰
    記念すべき50戦目を迎える前に、これまでのアルファタウリとの歩みを自分なりに少し振り返ってみようと思っています。

    ご存じの方も多いかもしれませんが、彼らとのパートナーシップを開始したのは2018年のこと。もう3年目かということを思うとあっという間な気もしますが、濃密な2年半でもありました。2015年のF1復帰から2017年までの3年間、非常に苦しい状況にあったホンダとしては、2018年は新たなパートナーシップとともに再起をかけた一年でした。また、2017年までHRD-Sakuraでエンジンベンチを回して開発側にいた私にとっては、田辺テクニカルでディレクターとともに第三期(2008年)以来のサーキット現場での仕事となりました。

    復帰当初からホンダ F1の一員ではあったものの、開発とトラックサイドの仕事ではその進め方やスピード感が大きく異なるため、ホンダとして苦境にある状況下での久々のトラックサイド復帰は、私にとってはプレッシャーでもありました。

    ”仲間”として迎え入れたくれたトロロッソ
    実際に仕事を始めてみると、第三期とは働き方が異なる部分もありました。しかし、そんな中でもトロロッソ(現アルファタウリ)のメンバーたちは、初めから自分のことを信頼して、仲間として迎え入れてくれました。それ以降もそうなのですが、彼らのそういったオープンでポジティブな姿勢には本当に助けられましたし、感謝をしています。この空気は、イタリアのチームならではの気さくで前向きな気質や、フランツ(・トスト代表)のトップとしての度量の大きさが大きく影響しているように考えています。

    2018年初走行となったフィルミングデーにて
    田辺さんや山本さん(マネージングディレクター) をはじめとして、ほぼすべてのホンダのメンバーが同じことを言いますが、あの時、トロロッソが苦境にあったホンダを信頼し、パートナーとして受け入れてくれたこと、そしてその後もアップダウンを共に経験しながら前進したことなくしては、現在に至るホンダ F1の進化はあり得なかったと思っています。今思うと、このパートナーシップ締結は、本当に我々が必要としているときに、最も理想とする人たちが仲間になってくれたという感じもしており、その絶妙な相性とタイミングを思うと、どこか不思議な縁さえも感じます。

    そのころは少しうつむきがちだった私たちに「大丈夫。お前らならできる!」と、いつも背中を押してくれるような関係で、彼らとでなければ、私たちはここまで前進できていなかったかもしれません。

    うれしさも悔しさも分かち合える関係
    2018年のこととしてまず思い出すのは、第2戦、バーレーンGPでガスリー選手が4位を獲得したときのレースでしょうか。それまでの3年間、ホンダとしての最高位は5位、それも2回だけだったことを考えると、いきなり2戦目で表彰台まであと一歩となる4位入賞は、私たちにとって大きな驚きと喜びを伴うものでした。

    その時にも強く感じたのですが、彼らとは企業同士というよりは、喜怒哀楽を一緒に過ごすことができる家族のような存在であるような気がしています。マネジメント、エンジニア、メカニック、広報など、役割の違いや役職の高低を問わず、ホンダとアルファタウリのメンバーは非常に強い信頼で結びついていて、うれしさも悔しさもみんなで一緒に共有する関係です。

    あのとき、バーレーンの4位で感じた「みんなで一緒に喜ぶ」という感覚は、それなりのレース経験がある自分にとってもどこか新鮮で、本当にいい仲間たちと仕事ができていると実感した瞬間でした。第三期でもそのような雰囲気はありましたが、それよりもさらにもっと親近感があって、本当に家族のような関係性だと思っています。こういうオープンな雰囲気がホンダの気質にとても合っていますし、いいチーム、いいパートナーだなと感じています。

    苦戦が続いても一緒に前を向いて
    2018年はその後しばらく苦しい成績が続いたのですが、そんな時でもどちらかが「俺たちのせいではない」というような言い方をすることは絶対になく、双方がいつも「一緒に乗り越えて行こう」という姿勢でした。 私自身もチームメンバーから”We win together, We lose together”(勝つときも負けるときも、一緒だ)とよく言われていたことを覚えています。成績が出ないときも常に前を向いていましたし、そういったところでも本当に助けられました。

    2018年でもう一つよく覚えていることは、日本GPを前にロシアGPで投入した”スペック3”の導入に至るまでの経緯です。当時、シーズンを通して進化を遂げていたとはいえ、まだ私たちのPUのパフォーマンスはライバルに大きく水をあけられている状況でした。それに対して、”スペック3”はそれなりに大きな性能の進化を図るとともに、燃焼コンセプト面でも現在まで使用しているPUの礎になったものだったので、その投入には大きな意味がありました

    ある意味勝負のPUだったのですが、一方で投入に向けて技術面や時間的な制約が非常に厳しい状況でした。そんな中でもトロロッソのメンバーはSpec 3導入のために、我々を懸命にサポートしてくれました。サプライヤーとして私たちが持ち込んだというよりは、導入のために彼らも全力で汗水たらして一緒に作業を続けてくれたという感じです。タイトな時間の中でのオペレーションは、F1では常ですが、あのときはことさら難しい状況かつ大切なタイミングでしたので、そんなときでも私たちの話を真摯に聞きながらそれを受け入れてくれたことはうれしく思いました。

    2チーム供給体制でもより強固な信頼関係に
    続く2019年、ホンダの新たな仲間としてRed Bull Racingが加わり、ホンダにとってはF1復帰後初の2チーム供給という、新たなチャレンジの年でした。私は引き続きトロロッソとともに仕事を続けますが、それまでとの大きな違いは、テクニカルディレクターである田辺さんがトロロッソのみでなくRed Bullも管轄する形となったことでした。田辺さんはこれまでのようにトロロッソにかかり切りという状況ではなくなったため、自然と私が決断しなければならない事項が増えました。そんなときでも、トロロッソ側のパートナーであるエンジニアのジョナサン(・エドルズ/チーフエンジニア)やジョディ(・エジントン/テクニカルディレクター)は私の決定を信頼してくれていましたし、懸念や相談があるときはきちんと話を聞き、一緒に適切な回答を導き出してくれました。

    2019年はシーズン前半こそ苦しかったものの、結果的に2度の表彰台を獲得することができました。雨で荒れたレースの中、クビアト選手の走りとチームの作戦が奏功して3位表彰台を得た第11戦のドイツGPは、荒れるレースを想定していたもののまさか表彰台とは思わず、嬉しさと驚きが混ざったものになりました。

    一方で、徐々にマシンのポテンシャルを引き出せてきていた状況下、降雨で非常に荒れたレース展開でもエンジニア・メカニックの全員が的確な判断を下したうえで勝ち取った表彰台だったことも間違いありません。チーム全体がきちんと機能していた状況を見て「このチーム、すごいな。まだまだポテンシャルがある」と強く感じたことを覚えています。

    ブラジルでの1-2フィニッシュは、一生忘れられない
    そして、第20戦ブラジルGP。優勝したRed Bullのフェルスタッペン選手とともに、ガスリー選手が2位に入り、ホンダのPUが1-2フィニッシュを果たした忘れられないレースです。

    ホンダとして非常に成長を感じたことはもちろんでしたが、なによりトロロッソが2位ということが本当にうれしくて、感慨もひとしおでした。最終周のストレートでガスリー選手がメルセデスのハミルトン選手を振り切ったシーンはF1の歴史に残るものになると思いますし、ファンのみなさんはもちろん、ホンダのメンバーとしても一生忘れられない瞬間になりそうです。

    チームとしても、ホンダとしても「やればできるんだ」と感じられたレースでした。

    2020年、新生アルファタウリとともに
    そしてトロロッソあらためアルファタウリとして迎えた2020年。鮮やかなブルーとシルバーのマシンやチーム名がなくなることに少し寂しい気持ちもありましたが、新たにデビューした白と紺ベースのマシンやガレージはまた別の意味でとてもカッコよく、いまはとても気に入っています。

    オフシーズンはかつてなく順調に進んだ一方で、オーストラリアでの開幕戦が新型コロナウィルス感染拡大の影響でキャンセルとなるなど、難しい時間も続きました。そんな中でもチームとは常に連携を取っていましたし、いつ再開しても大丈夫というように準備を進めていました。

    最初の3連戦くらいは従来の中団が少しばらけ始めた印象で、その中でアルファタウリは少し苦戦していたところもありました。ただ、ここ数戦はマシンのポテンシャルをうまく引き出せている印象で、激戦となっている中団で浮上していくチャンスはあると感じています。クビアト選手、ガスリー選手ともに速さを見せられているので、あとはこれを確実にポイントに繋げていくことが大切になります。

    特にガスリー選手がここ数戦非常に調子がいい様子ですが、彼とは一緒に3年仕事をしてきて、彼自身も成長しているように思っています。時間を経るごとにきちんと自分の意見を主張するようになってきていますし、PUについての要求も以前に比べてより細かく、高いレベルのものを求めるようになったと感じています。

    我々としてもその要望にきちんと応えられるようにしなくてはいけませんし、チーム・ドライバーとともに一緒に成長を遂げられればと思っています。

    さて、これからいよいよ50戦目を迎えます。どのような結果になるにせよ、節目のレースで悔いが残らないよう、全力で臨みたいと思います。

  • ダニール・クビアト 「スリップストリームの成否が勝負を分けた」

    ダニール・クビアト 「スリップストリームの成否が勝負を分けた」

    アルファタウリ・ホンダF1のダニール・クビアトは、2020年のF1世界選手権 第8戦 F1イタリアGPの予選を11番手で終えた。

    ダニール・クビアトは、0.1秒差の11番手でQ2ノックアウトとなり、またもQ3進出を逃した。しかし、クビアトは、スタート時のタイヤを自由に選べる形でレースを戦う。

    「今日の予選はスリップストリームの取り合いになり、それが成功したかしなかったかが勝負を分けた」とダニール・クビアトはコメント。

    「運が悪いことに前を走っていたマグヌッセン(ハース)がコースアウトし、スリップストリームをうまく使えなかった。それでも明日は11番手からのスタートなので、ポイント獲得を目指してレースに臨む」

  • ピエール・ガスリー 「決勝でいい走りができるパッケージに仕上がっている」

    ピエール・ガスリー 「決勝でいい走りができるパッケージに仕上がっている」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、2020年のF1世界選手権 第8戦 F1イタリアGPの予選を10番手で終えた。

    ピエール・ガスリーは、Q2で6番手タイムを記録して今季5度目のQ3進出を果たす。Q3は2回目の走行をユーズドタイヤで行ったこともあり、10番グリッドから決勝を迎えることになった。

    「今日はQ3に進出できてうれしい」とピエール・ガスリーはコメント。

    「午前中のFP3は難しいセッションになったので、予選に向けてもう少し改善する必要があった。Q1とQ2ではいい走りができ、6番手でQ3に進出した。新品タイヤで臨んだQ3最初の走行はオーバーステアとグリップ不足に悩んだ。ユーズドタイヤでの2回目の走行はうまくいったけど、タイムでは新品タイヤのほかのマシンにかなわなかった」

    「10番手だったけど僅差だし、決勝でいい走りができるパッケージに仕上がっていると思う」

  • ピエール・ガスリー、4番手のスピードに「自分たち自身が驚いている」

    ピエール・ガスリー、4番手のスピードに「自分たち自身が驚いている」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、F1イタリアGPでの金曜フリー走行での好ペースに誰よりも驚いているのは自分自身とチームだと語る。

    アルファタウリ・ホンダF1は、2020年シーズンが進むにつれて着実に改善の兆しをみせており、前戦ベルギーGPのピエール・ガスリーの8位入賞は、モンツァでのホームレースにむけての基礎として適切な出発点となった。

    そして、これまでのところ、アルファタウリ・ホンダはモンツァでもパフォーマンスを発揮しており、FP1ではダニール・クビアトが4番手、ピエール・ガスリーが6番手、FP2ではピエール・ガスリーが4番手、ダニール・クビアトが7番手とプラクティスではあるものの、“ベスト・オブ・ザ・レスト”を争えるポジションにいる。

    「シーズン開幕以来、ベストな金曜日だった」とピエール・ガスリーは語る。

    「午前中は6番手、午後は4番手だった。マシンのフィーリングもよかった。プッシュできたし、いくつか良いラップも走れた。かなり快適に感じることができた」

    「僕たちにとってポジティブな金曜日だ。残念ながら、ロングランの最後にダンパーに関する小さな問題があった。それによって終了前に切り上げなければならんかった。でも、全体的に言えば、僕たちははかなり満足している」

    だが、ピエール・ガスリーでさえ、そのペースがどこから来たのか“わかりません”と語る。

    「まったくわからないんだ!」とピエール・ガスリーは語る。

    「つまり、僕たち自身でさえあの位置にいるのを見ても驚いている。ダウンフォースが非常に低いモンツァのセットアップは非常にうまく機能しているようだ」

    「まだ明日にむけて少し改善することができる。特に予選とレースで使うことができる新しいエンジンモードによっていくつかのサプライズがあると思っている」

    だが、ピエール・ガスリーは“注意深く”いなければならないと過度な期待を抱かないよう警告した。

    「僕たちはましっかり注意しておく必要があると思う。とても良い金曜日だったのは確かだけどね。当然、明日にむけて自信はあるけど、特に予選でのトウに関しては非常にタイトだ」とピエール・ガスリーは語る。。

    「僕たちはそれがどれほどトリッキーであるかを目にしている。FP2でも誰も先頭を走りたがらなかった。明日はさらに悪化すると思います。トリッキーになると思うけど、日曜日は再びエキサイティングなレースができると確信している」

  • アルファタウリ・ホンダF1 「マシンの最適化は正しい方向に進んでいる」

    アルファタウリ・ホンダF1 「マシンの最適化は正しい方向に進んでいる」

    アルファタウリ・ホンダF1のチーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、2020年のF1世界選手権 第8戦 F1イタリアGPの初日のフリー走行を振り返った。

    アルファタウリ・ホンダは、FP1でダニール・クビアトが4番手タイム、ピエール・ガスリーが6番手タイム、FP2でピエール・ガスリーが4番手タイム、ダニール・クビアトが7番手タイムと混戦のミッドフィールドで優れたパフォーマンスを示した。

    「チームは先週末のスパで予選とレースの両方で良いパフォーマンスを示していた。特に空力特性でスパと似たような特性を持つモンツァに来て、我々はミッドフィールドで再び強力なパフォーマンスを発揮できることを期待していた」とジョナサン・エドルズはコメント。

    「FP1はマシンの空力構成を最適なすることを機会することに費やし、2台のマシンで複数のテストを実行して、ダウンフォースとドラッグで最適な妥協点を突き止めることができた」

    「セットアップの最適化にも目を向けた。今週の大きな違いのひとつは、先週よりもトラックがかなり暑いため、タイヤのパフォーマンスが異なることだ。以前の週と比較してここではいくつか異なるバランス面の制約があり、FP1ではそれらに対処することに取り組んだ。ドライバーはパフォーマンスに満足していたが、1回目のプラクティスのバランスには超満足というわけではなかったので、FP2にむけてさらなる変更を加えた。マシンはショートランとロングランの両方で競争力を見せており、それが正しい方向に進んでいるようだ」

    「FP2終盤のピエールの走行は最後のピットストップのためにピットレーンには入った際に発覚したダンパーの問題によって短縮されてしまったが、最終的にそのセッションでそれほど多くの時間を逃したわけではない」

    「エンジンモードに関する最新の技術指令が導入されたため、誰がどの位置にいるかを理解するのは困難だ。自分たちの週末のために何がベストかはわかっているが他チームが金曜日に何をしているかはわからない。フィールドのリアルなランキングを理解するのは少し難しいが、収集したすべてのデータによれば、我々は戦いの中にいるし、ミッドフィールドで戦う能力がある。明日の予選、そして、日曜日のレースで良いパフォーマンスを発揮することを楽しみにしている」

  • ダニール・クビアト 「すべてに満足ではないけどいい仕事ができた」

    ダニール・クビアト 「すべてに満足ではないけどいい仕事ができた」

    アルファタウリ・ホンダF1のダニール・クビアトは、2020年のF1世界選手権 第8戦 F1イタリアGPの初日のフリー走行を7番手で終えた。

    ダニール・クビアトは、午前中のFP1で4番手タイム、午後のFP2では7番手タイムを記録した。

    「まずまずの金曜だったと思う」とダニール・クビアトはコメント。

    ショートランとロングランに取り組み、特に問題なく多くのラップを周回することができた。ショートランのすべてに満足できているわけではないけど、それでも今日はいい仕事ができたと感じている」

    「本当に重要になってくる明日以降のセッションに向けて、改善のための作業を続けていく」

  • ピエール・ガスリー 「ローダウンフォース仕様がうまく機能している」

    ピエール・ガスリー 「ローダウンフォース仕様がうまく機能している」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、2020年のF1世界選手権 第8戦 F1イタリアGPの初日のフリー走行で4番手タイムを記録した。

    ピエール・ガスリーは、FP2セッション終盤に見つかったダンパーの小さな問題により、予定外のピットストップを要することになったが、セッションを通して力強さをみせ、ホンダF1勢の最上位となる4番手タイムで初日を終えた。

    「今日は今シーズンで最高の金曜になった。午前が6位、午後が4位という結果で、マシンの感触も非常によかった」とピエール・ガスリーはコメント。

    「プッシュできたし、いくつかのいいラップを走ることもできた。残念ながらロングランを行っていたFP2の終盤にダンパーに小さな問題が発生し、若干早くセッションを切り上げることになったが、全体としては今日はいい一日になった」

    「モンツァ用の低ダウンフォース仕様のマシンはうまく機能しているが、さらなる改善の余地も感じている。エンジンモードの規制によりいくつかのサプライズがあるかもしれないが、どうなるか見てみたいと思う」

    「タイムは非常に接戦で、予選もスリップストリームに入るために、各車が列をなす形になると思うので、ミスのない形でのセッションを進める必要がある」