カテゴリー: スクーデリア・アルファタウリ

  • ピエール・ガスリー 「マシンの状態に100%満足しているわけではない」

    ピエール・ガスリー 「マシンの状態に100%満足しているわけではない」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、2020年のF1世界選手権 第9戦 F1トスカーナGP初日のフリー走行を8番手で終えた。

    前戦F1イタリアGPで衝撃的なF1初勝利を挙げて一躍時の人となったピエール・ガスリー。ムジェロでも好パフォーマンスを維持しており、FP1では5番手タイム、FP2では8番手タイムをマークした。

    「両セッションをトップ10内でフィニッシュでき、いい一日になった」とピエール・ガスリーはコメント。

    「高速コーナーが多く、F1マシンで走ると本当に楽しいサーキットだった。マシンの状態には100%満足しているわけではないので、明日はもっとパフォーマンスを引き出せるようにセッティングを変更していきたいと思う」

    関連:F1トスカーナGP フリー走行2回目:ボッタス最速でメルセデスがワンツー。レッドブルF1のフェルスタッペンが3番手

  • ピエール・ガスリー 「アルファタウリ・ホンダF1は一番クールなチーム」

    ピエール・ガスリー 「アルファタウリ・ホンダF1は一番クールなチーム」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーが、レッドブルの公式サイトのインタビューでF1イタリアGPでのF1初優勝について改めて語った。

    F1イタリアGPでの衝撃的な優勝はこの1週間の大きな話題となった。2台のセーフティカー、赤旗中断、ルイス・ハミルトンのストップ&ゴーペナルティなど、あらゆる状況が味方し、最後はカルロス・サインツ(マクラーレン)を抑えてF1初優勝を飾った。

    ピエール・ガスリーは、スリリングな勝利、スポーツのヤングガンとの今後の戦い、そして、グリッド上で“最もクール”なチームで運転していることについて語った。

    マクロン大統領から電話があったそうですね。彼は何と言っていましたか? 他に誰と連絡を取りましたか?
    過去24時間に受けた電話の中で最も予期せぬものであり、最高の電話だった。彼は『僕を祝福したかった。本当に誇りに思っていて、国全体が僕が達成したことを誇りに思っている』と言ってくれた。僕たちはF1の表彰台でフランスの国歌を聴くのに24年も待たなければならなかった。大統領からのこのような言葉はとても感動的だし、僕たちが達成したことの凄さを少し実感した。もちろん、誇らしく思ったし、本当に幸せな気分になった。まだすべてのメッセージに目を通せていないんだ。レース以降、本当に忙しくて、クレイジーだった。でも、予期せぬ人々からメッセージがあった。ネイマールJr、(キリアン)ムバッペ、ダニエウ・アルベス、(アドリアン)ラビオ、(アントワーヌ)グリーズマンなどの多くのサッカー選手だけでなく、バスケットボール選手、テニス選手、サイクリストもいる。とにかく物凄いことだ。受け取ったすべてのメッセージとサポートをまだ信じられない。特別な気分になるね。

    あなたはマックス・フェルスタッペン、ランス・ストロール、シャルル・ルクレール、ランド・ノリス、ジョージ・ラッセルといった若くエキサイティングな世代のドライバーの一人です。今後、F1は若手の間での思い出に残る戦いを目にすることになると思いますか?
    そうなるとかなり確信しているよ! 僕たちはカートをかなり若い年齢で初めて、事ある時期にF1に道から到達したけど、今は全員が同じグリッドに戻ってきているし、カート時代と同じように全員が一緒に戦うことを望んでいる。今後もそうなると思っている。

    全員が恐れを知らず、楽しみに満ちているようです。それはF1の将来にとってどれくらいポジティブなことですか?
    良いことだと思います。予想外の表彰台であり、予想外の勝利だったし、、F1にとって素晴らしいことだと人々はっていた。それが人々が見たがっていることだとね。彼らは予測不可能なときが好きなようだ。レース終了後、たくさんの素晴らしいフィードバックをもらった。将来このようなレースがもっと見られるようになるといいね。

    シャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンとのコール・オブ・デューティについて話してもらえますか? 誰が勝ちますか?
    実際、僕たち全員を一緒に組んでやっている。お互いを倒そうとするのとはちょっと違っていて、一緒に勝つ方法を考えなければならなかった。本当に楽しかった。ルイスもことは本当に好きだし、シャルルのことはもう少し長く知っている。2年前にルイスと知り合いになった。僕たちはたくさんの楽しい時間を過ごしたし、新型コトナウイルスによって、人生がそれほど楽しくも刺激的でもなく、アドレナリンも興奮もそれほどなくなってしまったので、リラックスするのに良い方法だった。でもコース上ではまた別の話だ。

    スクーデリア・アルファタウリ・ホンダは、エネルギーと積極性に満ちたチームです。チームの考え方が結果にどのように役立っていますか?
    今年のスタート以降、人々はほとんど同じだけど、チームにとって新たなスタートとなった。彼らが僕たちちのチームに取り入れているビジョンだけでなく、ブランドも本当に気に入っている。僕は常にファッションが大好きだし、2つの情熱を一緒に持っている理想的な状況だ。ビジョンとエネルギーを本当に気に入っている。フレッシュでクールだ。そして、誰もがそれを楽しんでいると思う。誰もが僕たちがグリッドで最もクールなキットを持っていると言っているし、一番クールなチームだ!

  • ホンダF1:2020年 第9戦 F1トスカーナGP プレビュー

    ホンダF1:2020年 第9戦 F1トスカーナGP プレビュー

    ホンダF1は、2020年のF1世界選手権 第9戦 F1トスカーナGPにレッドブルおよびアルファタウリとともに挑む。

    全17戦となった2020年シーズンの折り返しとなる第9戦は、イタリアのムジェロ・サーキットでトスカーナGPとして開催される。2012年にインシーズンテストは行われたものの、F1レースは初開催となるムジェロは、全長5.245kmの中に15のコーナーが配置された高速サーキットで、ドライバーからも走行を楽しみにする声が多く聞かれている。

    1km以上に及ぶメインストレートに加え、切り返しが連続するテクニカルな中高速コーナーが並び、なかでもターン8~9の“アラビアータ”は現代のF1マシンでは全開でのコーナリングが予想されている。

    スパ、モンツァから続く“高速3連戦”のラストを飾る一戦。パワーユニット(PU)の果たす役割も大きいレースになりますので、ホンダF1のスタッフも懸命に準備を進めている。

    田辺豊治(ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「先日はモンツァでスクーデリア・アルファタウリのガスリー選手とともに、色々な意味で記憶に残るすばらしい勝利を挙げることができました。今週末に同じくイタリアのムジェロサーキットで行われるレースに向けて、チームはモンツァから車で移動してレース準備に入っています。ムジェロサーキットは長い歴史を持ち、ホンダにとってもMotoGPが毎年開催される地として馴染みのある名前です。緑豊かな丘陵地帯に広がるサーキットで、高速サーキットであるとともに高低差が大きいことが特徴です。F1のレースが開催されるのは今回が初めてとなるので、その点ではすべてのチームにとってチャレンジになると考えています。モンツァでは勝利の一方でフェルスタッペン選手のPUにトラブルが発生するという難しい週末になりました。レース後に問題の解析を行い、再発の防止策とともに今回のレースに向かいます。また、新たに導入されたPUモードの使用制限についても学んだことが多かったため、この点についても今週末のレースに反映していきます」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
    「ムジェロでレースをしたことはないけど、最近サーキットをドライブした。本当に素晴らしいトラックだ。かなりユニークなサーキットだし、カレンダーの他のサーキットとあまり似ていない。F1カーでは本当に速いだろうし、そこは考慮すべき優れた要素だ。オーバーテイクは簡単ではないだろうけど、ドライブするのは間違いなく楽しいものになるだろう。それを体験できることを楽しみにしている。主に高速コーナーとトラック温度が高いため、ムジェロは確実にタイヤに厳しいはずだ。また、F1カーでコース上での準備や知識なしにどのようにしてパフォーマンスを発揮するかも新しい挑戦だ。これはアストンマーティン・レッドブル・レーシングやドライバーにとっても良いテストだ。エンジニアはすでに多くのシミュレーター作業を行っており、僕たちも可能な限りベストの方法で準備しているけど、それでもコース上で多くの微調整が行われ。それは普通のことだし、金曜日がより重要になる。(トラックの最も良い部分は)すべての速いコーナーだね。特にターン1とターン2は全開のコーナーだ。もちろん、あまり多くの経験はないので、流れを掴まなければならないけど、僕は新しいチャレンジが好きだし、みんなが少し入り乱れるのも良いことだ。F1カーではとても速く、とても楽しいものになるだろう。僕たちの週末が先週末より良い結果で追われることを願っている」

    アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
    「ムジェロを本当に楽しみにしているし、特別なレースになると思う。低速コーナーがないので、信じられないようなレースになるだろうし、僕たちが行くなかで最もフィジカル的に厳しいトラックになると思う。本当にクールなサーキットだ。2012年にフォーミュラ・ルノーでドライブしたことがある。純粋なスピードという点では、今年のカレンダー上で最速のトラックの1つになるだろう。ちょっとしたアイデアを与えると僕たちが使用する最低のギアは4速になると思うよ! トラック全体がかなり特別だし、速くて勾配の変化が多いので、僕たちドライバーにとってとても楽しいだろう。シミュレーターで走ったけど、とても良い流れがある。チームとして言うのは難しいけど、僕たちにとって良いトラックになると思う。F1カレンダーでは新しいし、誰もがこの場所に行くことにかなり慣れていないので、経験や知識はそれほど大きな役割を果たさないし、状況を面白くするかもしれない。長く、負荷がかかるコーナーではGフォースを感じるし、ムジェロにそのようなコーナーがいっぱいなので、かなり体力的に厳しいだろうね! 物凄いだろうし、間違いなくそれを感じるだろう。ドライバーのフィットネスがある程度の役割を果たすシンガポールやハンガリー似たトラックだと思うし、ここでもそうなると思う。オーバーテイクは簡単ではないと思うので、予選が大事だ。仕掛けられる唯一の場所はターン1だ。カメラが焦点を合わせるべき場所でだね。かなりの高速を予想しているし、タイヤの摩耗が多いなるだろう。おそらく2つストップか3つのストップになるだろうし、戦略的な観点からもエキサイティングなレースになるだろう」

    ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
    「ムジェロに行くのが待ちきれません。ムジェロのような初めてのサーキットでF1マシンを駆るのは常にエキサイティングな体験だ。チームはこのコースのデータを持っていないので、ドライバーもチームも皆、どんなコースなのかを見極めることになるだろう。スリリングなレイアウトだし、F1マシンで走ればなおさらだろう。僕は2013年にここでレースをしているけど、F1マシンだとまったく違う、印象的なコースになるだろう。特に2つの右カーブが超高速になるはずだ。F1マシンに何ができるかを実感できるコースだし、ドライビングの観点からもすばらしいコースになるだろう」

    ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)
    「ムジェロにはいい思い出がたくさんあるし、かなり昔だけどフォーミュラルノーでの優勝も経験した。僕は高速コーナーが大好きで、ムジェロには数多くある。とても面白いコースなのでドライビングも楽しく、一番印象に残っているサーキットといっても過言ではない。F1マシンでここを走るのはとても特別な経験になると思う。現代のマシンのダウンフォースレベルでドライブするのは最高だろうね」

  • アルファタウリ・ホンダF1をペナルティから救った金髪のアメリカ人女性

    アルファタウリ・ホンダF1をペナルティから救った金髪のアメリカ人女性

    アルファタウリ・ホンダF1のチームマネージャーを務めるグラハム・ワトソンは、F1イタリアGPでダニール・クビアトを10秒のストップ&ペナルティから救った“金髪のアメリカン人女性”の存在を明らかにした。

    F1イタリアGPのレース序盤に大幅なリードを築いていたルイス・ハミルトン(メルセデス)は、ケビン・マグヌッセン(ハース)のマシントラブルでセーフティカーが出た際にピットに飛び込んでトップでコースに戻った。

    アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)も同じようにピットインしてタイヤを交換したが、実際にその時にはピットレーンがクローズしていた。その結果、2人には10秒のストップ&ゴーペナルティが科せられた。

    アルファタウリ・ホンダF1のダニール・クビアトも同じようにピットインする可能性があったが、グラハム・ワトソンは“金髪のアメリカ人女性”がそのミスを防いでくれたと語った。

    「メルセデスに似たようなものはないと思う。そうでなければ、彼らは把握していただろう」とコメント。

    「我々のピットウォールには約3年前にFIAからのすべてのメッセージを伝えるコンピューター化されたナレーションを導入した」

    「FIAのメッセージが3ページ目に表示されたときにコンピュターの音声が『ピットレーンは閉鎖されました』と教えてくれるようになっている」

    「それは女性の声だ。アクセントから私は彼女を金髪のアメリカ人と呼んでいる。彼女は『ピットレーンは閉鎖されています』と言っていた」

    「エンジニアはダニール(クビアト)をセーフティカーにピットにようと言っていた。だから、私は『いや、入れるな、入れるな、入れるな』と叫んだ。彼ら全員が私を見たのでの『ピットの入り口は閉鎖されている、ピットの入り口は閉鎖されている』と言った」

    「それによって我々は留まることができた。だが、そのあとハミルトンが入ってくるのが見えた。私は『クソッ。スポーツディレクターとして私はここで大きな過ちを犯したのか?』と考えた。メルセデスのようなチームがこのようなエラーを起こすことはないからね」

    「そのあと再び画面を見て『いや、いや、100%入ってはだめだ。ステイアウトしければならない』と思い直した」

    アルファタウリ・ホンダF1は、ピエール・ガスリーがカルロス・サインツ(マクラーレン)を0.4秒差で抑えて優勝。ダニール・クビアトは9位だった。

    ルイス・ハミルトンは、ペナルティを消化して最後尾に下がってから7位まで挽回したが、メルセデスF1のトラックサイドトラックサイドエンジニアリングディレクターを務めるアンドリュー・ショブリンは、チームが再びそのようなミスを犯さないようにシステムを構築すると述べた。

    「実際には、彼(ルイス・ハミルトン)はそれを見つけるのに最も適した人物ではなかった。ピットウォールでそれを見るべきだった。チームの席に責任だ」とアンドリュー・ショブリンは語った。

    「再び起こらないようにシステムを導入する予定だ」

    「何かがうまくいかないときは、常に改善し、自分で正しくしたいというのがルイスの働き方だ。彼は自分を攻めたのはそれが理由だ」

    「しかし、実際には責任を負う必要があるのは我々だ」

  • ピエール・ガスリー 「ベッテルから月曜日に祝福の電話をもらった」

    ピエール・ガスリー 「ベッテルから月曜日に祝福の電話をもらった」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、先週末のF1イタリアGPでの衝撃的なF1初優勝の後、セバスチャン・ベッテルから祝福の電話をもらったことを明かした。

    2019年にレッドブル・ホンダから降格させられたピエール・ガスリーにとって、“Bチーム”であるアルファタウリ・ホンダでの優勝はスイートな復讐だった。

    ピエール・ガスリーのF1初優勝には、フランス大領領やネイマールやエムバペといったサッカー界のスター選手から祝福の電話やメッセージが相次いだが、レッドブル上層部もガスリーのパフォーマンスに脱帽した一人だった。

    「ヘルムートはモンツァで祝福してくれたし、テキストを送ってくれた。クリスチャンも同じだ。二人とも僕の成功に本当に満足してくれていた」

    また、先輩であるセバスチャン・ベッテルからも特別な電話があったと語る。

    「セブ(ベッテル)が月曜日に電話をくれて、トロロッソでは勝利したのは僕たち2人だけだと言ってくれた」とピエール・ガスリーは語った。

    「ご存知のように、彼は2008年に勝利し、レッドブルと4つのワールドチャンピオンシップに勝った。このチームのウィナーズクラブで彼に加わることできて本当にうれしく思っている」

    「あのレースに勝って、非常に特別な感じがしている」とピエール・ガスリーは付け加えた。

    「すべてのF1ドライバーにとって子供の頃からの夢の1つだと思う。自分のことを振り返れば、たぶん6歳の時からF1を見始めて、ミハエル(シューマッハ)が表彰台の最上段に上がっているのを見て、両親に『よし、決めた。いつかこの人のようになりたい』と言ったのを覚えている」

    「6歳から24歳に至るまで多くのことが起こり、モンツァでこれを実現した。多くのハードワーク、多くの犠牲があったし、これを実現するために多くの人々が僕を助けてくれた」

    「すべてのドライバーがこのような感情を抱き、この瞬間をいつか生きたいと思っている。僕にとって本当に特別なことだった。ミッドフィールドチームであるアルファタウリにみんなが期待していることではないと思うし、そのことがあの勝利をさらにパワフルでと特別なものにしていると思う」

    ピエール・ガスリーの勝利は、フランス人ドライバーとして1996年のF1モナコGPでのオリビエ・パニス以来の勝利となる。

    「過去18か月間に起こったすべての後、あまり公平ではないと感じたこともあったし、コース上で答えを出したいと思っていた」とピエール・ガスリーは語る。

    「自分のフラストレーションを解消するためにメディアに出たことはない。言われたいくつかのことには同意してはいたけど、そうすることはプロではないと感じていた」

    「自分のためにそれを貫いたし、『OK、毎日、レースごと、自分のパフォーマンス、自分自身に集中しよう』と言い聞かせてきた、アスリートとして、ドライバーとして、人として、自分自身を向上して、コース上に強力なパフォーマンスをするように努めてきた」

    「当然、昨年のブラジルでの表彰台はすでに素晴らしいものだった。僕たちはそんなこと予想していなかった。それから数か月後にアルファタウリで初勝利を収めたことは、おそらく最良の答えだった」

    「でも、現時点では、アルファタウリと一緒にそれを楽しむことが重要だと思います。これによって将来どんな機会がもたらされるか見ていくつもりだ」

  • ピエール・ガスリー 「機会があるならレッドブル・ホンダF1に戻りたい」

    ピエール・ガスリー 「機会があるならレッドブル・ホンダF1に戻りたい」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、“可能な限り最速のF1マシン”で戦いたいと思っており、チャンスがあるならばレッドブル・ホンダF1に戻りたいと述べた。

    ピエール・ガスリーは、波乱となった前戦F1イタリアGPで終盤にマクラーレンのカルロス・サインツを抑えきって誰も予想していなかったF1初優勝を達成した。

    レースに勝利する前からピエール・ガスリーは、今シーズン際立ったパフォーマンスを示しているドライバーの一人であり、奮闘を続けているアレクサンダー・アルボンに代わってレッドブル・ホンダF1に復帰するのではとの推測を生んだ。

    2019年に成績不振を理由にレッドブル・ホンダF1からトロロッソに降格させられたピエール・ガスリーだが、F1ブラジルGPで2位表彰台を獲得。そして、先週末のF1イタリアGPで優勝し、際立った復調をみせている。一方のアレクサンダー・アルボンは何度かチャンスはあったものの、まだ表彰台に上がることができてない。

    F1トスカーナGPに先駆けてムジェロで記者会見に登場したピエール・ガスリーには、レッドブル・ホンダF1に戻りたいと思っているかとの質問が飛んだ。

    「僕は競争力があるし、可能な限り最高のポジションを獲得するために可能な限り最速のマシンに乗りたいというのは全てのレーシングドライバーの目標だとずっと言ってきた」

    「現時点で高いレベルでパフォーマンスを発揮できているし、アルファタウリのマシンから実際にすべてを引き出せていると感じているけど、僕の個人的な目標はより定期的に表彰台を争って、可能であれば勝利とチャンピオンシップを戦うことだ。僕は常に最速のマシンに乗ろうと努力している。それが常に目標だ」

    ピエール・ガスリーは、自分の勝利についてレッドブル・ホンダF1のチーム代表クリスチャン・ホーナーやコンサルタントのヘルムート・マルコとまだ話せていないと語った。

    「現時点ではそのようなことを話すチャンスは本当になかった」とピエール・ガスリーは語った。

    「ヘルムートはモンツァで祝福してくれたし、テキストを送ってくれた。クリスチャンも同じだ。二人とも僕の成功に本当に満足してくれていた。将来にむけてどう変わるかは現時点ではあまり考えていない。彼らと何も話し合っていない」

    「でも、セブ(ベッテル)が月曜日に電話をくれて、トロロッソでは勝利したのは僕たち2人だけだと言ってくれた。ご存知のように、彼は2008年に勝利し、レッドブルと4つのワールドチャンピオンシップに勝った。このチームのウィナーズクラブで彼に加わることできて本当にうれしく思っている」

    「将来どのようなチャンスがあるかを見ていくつもりではあるけど、とにかく現時点ではこのチーム、アルファタウリと祝うためにこの時間をとりたい。今年の終わりまでには、まだまだ多くのレースがあるし、非常に高いレベルでパフォーマンスを発揮する必要があるし、現時点ではそのことに焦点を当てている」

  • アルファタウリ・ホンダF1 「2021年のドライバーは10月末に目星がつく」

    アルファタウリ・ホンダF1 「2021年のドライバーは10月末に目星がつく」

    アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは、2021年のドライバーラインナップは10月末までにはだいたい目星がつくだろうと語る。

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、F1モナコGPで初優勝を果たしたピエール・ガスリーは2021年もアルファタウリ・ホンダで“チームリーダー”として留まると語っており、ダニール・クビアトに関しては「期待を下回っている」と語り、シート喪失が噂されている。

    フランツ・トストは「ガスリーは素晴らしい走りを見せているが、ダニールはチームのミスによっていくつか後手に回った」と Speed Week にコメント。

    「たとえば、シルバーストンでの彼の事故は、チームのミスだった」

    ダニール・クビアトの去就についてフランツ・トストは「すべてがまだ時期尚早だ。ダニールはまだマシンとあまりうまくいっていないが、状況は変わる可能性がある」と Sports1 に語った。

    しかし、レッドブルとホンダF1は、F2ドライバーの角田裕毅をダニール・クビアトの後任として起用する可能性がある。

    角田裕毅は、F2初シーズンとなった今年に2勝を挙げて、現在ランキング4位につけており、F1スーパーライセンス取得を射程圏内に捕らえている。

    角田裕毅が、アルファタウリ・ホンダのF1シートを獲得するには何をしなければならないかと質問されたフランツ・トストは「続けることだ!」とコメント。

    「角田は初めてのF2シーズンで素晴らしい仕事をしている。それは確かだ。だが、実際のところは非常にシンプルだ。最終的には最速の者がコックピットを手に入れる」

    だが、フランツ・トストは、決定を下すのは自分ではないとも明言する。

    「4台のマシンのドライバーを決定するのはレッドブルでは2人だけだ。ディトリッヒ・マテシッツとヘルムート・マルコだ」とフランツ・トストはコメント。

    「10月末までにもっと知ることができるとう」

    10月の時点ではF2は2大会4レースが残っている。その段階で角田裕毅がランキング4位以上を確実にすることにできれば、F1デビューの道は開かれるかもしれない。

  • アルファタウリF1代表 「ベッテルはまだ優勝とタイトル獲得を狙える」

    アルファタウリF1代表 「ベッテルはまだ優勝とタイトル獲得を狙える」

    アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは、セバスチャン・ベッテルはフェラーリ後のF1キャリアでレース優勝とタイトル獲得を目指すことができると考えている。

    先週末にピエール・ガスリーがF1初勝利を挙げてチームに2勝目をもたらす12年前、フランツ・トストはトロロッソ時代の2008年のF1イタリアGPでセバスチャン・ベッテルとチームの初勝利を導いた。

    今シーズン限りでフェラーリF1を離脱することが決定しているセバスチャン・ベッテルは、9月10日(木)、セルジオ・ペレスに代わって現在のレーシング・ポイント=2021年からアストンマーティンF1と複数年契約を結んだことが発表された。

    だが、セバスチャン・ベッテルがキャリアを継続することを歓迎することとともに、アストンマーティンのような小規模チームでF1キャリアを継続するを疑問視する人もいる。

    すでにフェラーリでの過去シーズンでセバスチャン・ベッテルは評判を落としているとの声もある。

    「いいや、彼はそんなことはない」とフランツ・トストは Sport1 に語った。

    「セバスチャンは運転方法を忘れてはいない。彼は4度のF1ワールドチャンピオンであり、まだ最後のフェラーリのウィナーだ。どうしてフェラーリが問題を抱えているのかは誰の目にも明らかだし、それは彼のせいではない。明らかにクルマのせいだ」

    「内部関係者はそのことを分かっている。だから、私は彼の評判など心配していない。セバスチャンは適切なクルマさえあればまだレースで勝利することもタイトルを獲得することも可能だ。それについては疑いの余地はない」
    セバスチャン・ベッテルは、小規模チームで走るよりもF1から引退することを選ぶべきだと思うかと質問されたフランツ・トストは「それは彼が決めることだ」と答えた。

    「彼にアドバイスするとすれば、フルスロットルで走り続けて、状況を最大限に活用することだ」

  • ピエール・ガスリー 「トロロッソに降格したときは勝てるとは思わなかった」

    ピエール・ガスリー 「トロロッソに降格したときは勝てるとは思わなかった」

    ピエール・ガスリーは、1年前にレッドブルからトロロッソに降格させられたときにはF1で優勝できるとは思っていなかったと語る。

    先週末のF1イタリアGPでピエール・ガスリーは、アルファタウリのマシンで衝撃的な優勝を果たした。タイヤ交換、セーフティカーのタイミング、ルイス・ハミルトン(メルセデス)の10秒のストップ&ゴーペナルティなど、すべてがガスリーの勝利をお膳立てした。

    ピエール・ガスリーは、ルノーに移籍したダニエル・リカルドの後任として2019年にトロロッソからレッドブル・レーシングに昇格したが、成績不振を理由にわずか5か月でアレクサンダー・アルボンと交代させられトロロッソに戻された。

    そこでパフォーマンスを取り戻したピエール・ガスリーはF1ブラジルGPでF1初表彰台となる2位フィニッシュ。そして、アルファタウリ・ホンダに名前を変えたチームでF1イタリアGPでビッグチームを倒して優勝。いくつもの偶然が重なった勝利とはいえ、そのストーリーは大きな感動を生んだ。

    「個人的にはF1での初勝利を収めることがどれほど重要であったかは分かっている」とピエール・ガスリーは語る。

    「まだF1で3シーズン目だし、過去2年間で多くの経験を積んでいきたけど、僕は今でもこの世界にあまり慣れていないと感じているし、1年ごとに改善していて、絶えず向上している」

    「1年前にトロロッソに戻ったときに、勝てるとは思っていなかった」

    「(2019年のF1ブラジルGPの)表彰台はすでに予想外だったし、昨年の大きなハイライトだった。いつも最高のシナリオ、最高のスタート、最高のレース、すべてを最高の方法で想像しようとするものだけど、その気持ちに備える準備はできていなかった」

    「僕たちは、F1でのトロロッソの歴史全体で1回しか勝利がないことを知っている。実際、フランツ(トスト/チーム代表)は『今回、ドライでそれを達成したことを本当に誇りに思っている』と言ってくれた。とても困難だったけど、自分のスピードを示すことができてとても幸せだ」

    「昨年からずっとレースごとに自分が強くなり続けようと努力してきた。今日、アルファタウリとホンダと一緒に僕たちがやってきたすべてのハードワークが成果を挙げたことを本当に嬉しく思う」

  • 【動画】 ホンダF1、ピエール・ガスリー優勝の感動をチーム目線で密着

    【動画】 ホンダF1、ピエール・ガスリー優勝の感動をチーム目線で密着

    ホンダF1は、F1イタリアGPでのピエール・ガスリーのF1初優勝の感動の瞬間をアルファタウリ・ホンダのチーム目線で密着した動画を公開した。

    『POST-RACE CELEBRATIONS AT MONZA』と題されたこの動画は、トップを走行するピエール・ガスリーがチェッカーを受ける瞬間を固唾を飲んで見守るアルファタウリ・ホンダのメカニックたちの映像からスタート。

    そして、ピエール・ガスリーのF1初優勝が決まった瞬間、メカニックたちはガレージを飛び出し、抱き合い、喜びを表現。パルクフェルメに並んだピエール・ガスリーに声援を送り、表彰台の下でシャンパンを浴びた。その後も優勝トロフィーとともに記念撮影をするなど、どの瞬間を切り取っても喜びが伝わってくる動画となっている。