カテゴリー: スクーデリア・アルファタウリ

  • ホンダF1、ダニール・クビアトに感謝の意 「一緒に夢を達成できた」

    ホンダF1、ダニール・クビアトに感謝の意 「一緒に夢を達成できた」

    ホンダF1は、今シーズン限りでアルファタウリ・ホンダF1のシートを失うことになったダニール・クビアトに感謝の意を表した。

    アルファタウリ・ホンダF1は、2021年のドライバーに角田裕毅を起用することを発表。今シーズンまで2年間同チームのドライバーを務めてきたダニール・クビアトはシートを失うことになった。

    ダニール・クビアトは、チームがまだトロロッソ・ホンダという名前で参戦していた2019年の第11戦ドイツGPで3位入賞を果たし、ホンダにF1表彰台をもたらした。

    「ホンダの全員がダニール・クビアトと一緒に我々が夢見ることしかできなかったことを達成できたことに感謝しています」とホンダF1レーシングは公式Twitterで語った。

    「我々のファミリー、そして、歴史の一部ろして、君を迎えられたことは本当に喜びでした」

  • レッドブルF1首脳 「角田裕毅は日本のモータースポーツ界を盛り上げる」

    レッドブルF1首脳 「角田裕毅は日本のモータースポーツ界を盛り上げる」

    レッドブルF1のモモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、2020年にアルファタウリ・ホンダでF1デビューを果たす角田裕毅について語った。

    レッドブルが所有するF1チームのスクーデリア・アルファタウリ・ホンダは、2021年シーズンのドライバーとして角田裕毅(20歳、神奈川県相模原市)を起用することを発表した。

    レッドブル・ジュニアチームとHondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクトに所属する角田裕毅は2020年のFIA F2(フォーミュラ2)選手権にカーリン・モータースポーツから参戦。フィーチャーレース優勝2回とスプリントレース優勝1回の3勝を含む7度の表彰台によりF2選手権総合3位に輝き、そしてF1スーパーライセンスを取得した。

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーでドライバー育成責任者を務めるヘルムート・マルコは角田裕毅について「ホンダと協力をはじめた時、山本(雅史/ホンダF1 マネージングディレクター)さんに有望な若手ドライバーのリストを頂きました。リストの3選手の中で一番印象を受けたのが裕毅でした」と振り返る。

    「その後のF3のテストでは、高速コーナーで素晴らしい走りを見せるなど目を見張るものがありました。ホンダにはHondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクトがあり、挑戦ではありましたが彼らと共に裕毅のF3参戦をサポートしました。F3では一勝のみで時期尚早という声もありましたが、翌年のF2挑戦は正しい判断をしたと思っています」

    「日本は非常にモータースポーツが盛んな国です。ここ10年、F1で成功した日本人はいません。裕毅のように若く、向上心のあるドライバーが日本のモータースポーツ界をまた盛り上げてくれる信じています」

    角田裕毅は先日イタリアのイモラ・サーキットで行われたテストで2018年型F1マシンで300km走行したほか、12月15日(火)にアブダビで行われたヤング・ドライバー・テストでスクーデリア・アルファタウリのためにドライブしました。

    F1参戦について角田裕毅は「他のレーシングドライバー同様F1に参戦することが私の目標でしたので、とても嬉しいです。機会を与えてくれたスクーデリア・アルファタウリ、レッドブル、ドクター・マルコ、そしてHondaの皆さんに感謝申し上げます。ここに至るまでに共に戦ってきたチーム、特にカーリンには感謝しかありません。多くの日本のF1ファンの希望を背負っていることを実感しています。来年、彼らのためにベストを尽くします」と喜びを語った。

    アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは「レッドブルは裕毅のキャリアをここ数年フォローしており、彼が我々チームにとって大きな財産になると確信しています。今年のF2において彼はレースでの積極性と技術的理解力を適切に併せ持っていることを示しました。11月にイモラで行ったテストでは、2018年マシンでのレースシミュレーションで彼のラップタイムは非常に安定していた上に一日を通して成長し続け、我々のエンジニアに有益なフィードバックをもたらしました。彼とホンダのエンジニアたちとの連携はとてもスムーズで我々にとって、大いに助かります。今週のアブダビでのテストでは彼は飲み込みの早さを披露し、F1への準備ができていることを我々に証明しました」とコメントした。

    ■レッドブル・ジュニアチームについて
    未来のF1チャンピオン発掘を目的に2001年に設立した育成プログラム。責任者はドクター・ヘルムート・マルコ。これまでレッドブル・ジュニアーチームから誕生したF1ドライバーの内、2020年のF1世界選手権に参戦したのは下記の7名。

    ・マックス・フェルスタッペン(オランダ):レッドブル・レーシング
    ・アレックス・アルボン(タイ):レッドブル・レーシング
    ・ピエール・ガスリー(フランス):アルファタウリ
    ・ダニール・クビアト(ロシア):アルファタウリ
    ・セバスチャン・ベッテル(ドイツ):フェラーリ
    ・ダニエル・リカルド(オーストラリア):ルノー
    ・カルロス・サインツ(スペイン):マクラーレン

    ■スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ(Scuderia AlphaTauri Honda)について
    スクーデリア・トロ・ロッソ(Scuderia Toro Rosso)として2006年よりFIA F1™世界選手権シリーズに参戦。2008年イタリアGPでSTR3操るセバスチャン・ベッテルがチーム及び彼自身にとっての初優勝を果たす。レッドブルのプレミアムファッションブランド“アルファタウリ(Alpha Tauri、※)”のグローバル展開の一歩として、2020年シーズンからチーム名とイメージを新たにスタート。そして再びイタリアGPにて、今度はAT01操るピエール・ガスリーがチーム史上2度目、自身初優勝を獲得している。

    優勝:2回
    表彰台:4回
    ファステスト・ラップ:1回
    ポール・ポジション:1回
    2020年コンストラクターズ順位:7位
    代表:フランツ・トスト

  • ホンダ 八郷隆弘社長、角田裕毅を祝福「F1ドライバー昇格おめでとう!」

    ホンダ 八郷隆弘社長、角田裕毅を祝福「F1ドライバー昇格おめでとう!」

    ホンダの八郷隆弘社長が、2021年にアルファタウリ・ホンダからF1デビューすることが決定した角田裕毅を祝福した。

    アルファタウリ・ホンダF1は12月16日(水)、2021年のドライバーとして角田裕毅を起用することを発表。ホンダは、角田裕毅をドライバー育成プログラムで育ててきた。

    「まずは角田選手に『F1レギュラードライバー昇格おめでとう!』と伝えたいです」と八郷隆弘社長はコメント。

    「また、F1を夢の舞台として目標とする若手ドライバーたちを長年応援している私たちにとって、角田選手がF1のレギュラードライバーの座をつかんだことはひとつの夢が叶ったことになり、とても嬉しく思います」

    「世界最高峰のステージでの戦いはこれまで以上に険しいものになるとは思いますが、世界最速という次の夢を追う角田選手がそこで大活躍をしてくれることを楽しみにしています」

  • アルファタウリF1代表 「角田裕毅は間違いなくチームの大きな力になる」

    アルファタウリF1代表 「角田裕毅は間違いなくチームの大きな力になる」

    アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは、2021年にドライバーを務めることになった角田裕毅は“間違いなくチームにとって大きな力になる”と語った。

    アルファタウリ・ホンダF1は12月16日(水)に2021年のドライバーとして角田裕毅を起用することを発表。7年ぶりにF1グリッドに日本人F1ドライバーが戻ってくることとなった。

    「レッドブルはここ数年、角田選手のパフォーマンスを注視してきた」とフランツ・トストはコメント。

    「今年のF2でのパフォーマンスからも、レースでのアグレッシブな姿勢と技術的な部分に対する理解の深さを見て取ることができたし、彼が間違いなくチームにとって大きな力になることを確信している」

    「11月にイモラ・サーキットで2018年型のマシンをドライブした際には、コンスタントにペースを刻みながらもセッションを重ねるごとに進歩を見せ、我々のエンジニアに対してもマシンについていいフィードバックを返していた。当然、ホンダF1のエンジニアとのパワーユニットに関するコミュニケーションを取る際にも全く問題はあないし、そのことはチームにとっても大きなアドバンテージになる。今週のアブダビでのテストでも、彼の習熟の早さを見て取ることができた。彼がF1ドライバーになる準備はできている」

  • 角田裕毅、F1デビュー決定 「日本のファンの皆さんの夢を背負って戦う」

    角田裕毅、F1デビュー決定 「日本のファンの皆さんの夢を背負って戦う」

    角田裕毅が2021年にアルファタウリ・ホンダからF1デビューすることが決定。来シーズンは、ホンダF1のハイブリッドパワーユニットを搭載したマシンとともに、世界最高峰の舞台に挑むことになる。

    角田裕毅は、レッドブルF1のドライバー育成プログラムであるレッドブル・ジュニアチームにも所属し、今年からF1の下位カテゴリーであるFIA-F2にカーリンから参戦。ルーキーイヤーにもかかわらず今年は3勝を挙げ、表彰台登壇計7回およびポールポジション4回を獲得。シーズンランキング3位となり、F1ドライバーとなるために必要なスーパーライセンスの獲得要件を満たしていた。

    なお、日本人がF1にレギュラードライバーとして出場するのは、2014年シーズンまで参戦していた小林可夢偉以来7年ぶり、ホンダのドライバー育成プログラム出身者としては2002から2008年まで参戦していた佐藤琢磨以来13年ぶりとなる。

    「レースの世界で戦う多くのドライバーと同じように、僕にとってもF1ドライバーになることは、小さな頃からの夢でした。ですので、来年からF1の舞台でレースができることを本当にうれしく思っています」と角田裕毅はコメント。

    「僕にこのような機会を与えてくれたアルファタウリ、レッドブル、ヘルムート・マルコ博士、それに僕のキャリアを長年にわたりサポートし、欧州で戦うチャンスをくれたホンダにはとても感謝しています。また、今年F2を一緒に戦い、僕に多くのことを教えてくれたカーリンをはじめ、これまでのキャリアで所属してきたすべてのチーム・関係者の皆さんにも、この場を借りて感謝の言葉を送ります」

    「僕が来年F1でレースをすることは、日本で応援してくれるファンの皆さんの夢を背負って戦うことでもあると思っています。みなさんと一緒にさらなる夢を叶えられるよう、これからも全力で戦っていきます」

  • 【速報】 角田裕毅、2021年にアルファタウリ・ホンダでF1デビューが決定

    【速報】 角田裕毅、2021年にアルファタウリ・ホンダでF1デビューが決定

    角田裕毅が、2021年にアルファタウリ・ホンダのF1ドライバーを務めることが発表された。日本人F1ドライバーは小林可夢偉以来7年ぶりとなる。

    角田裕毅は、ホンダ フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)およびレッドブル・ジュニアチームに所属し、2020年はFIAーF2に参戦し、ルーキーながらランキング3位でシーズンを終了。F1参戦に必要なスーパーライセンスの取得基準を満たしていた。

    アルファタウリ・ホンダF1は12月16日(水)、2021年のドライバーとして角田裕毅を起用することを正式発表。角田裕毅はダニール・クビアトに代わってチームに加入し、ピエール・ガスリーとチームを組む。

    日本人F1ドライバーは、2014年までケータハムでF1に参戦していた小林可夢偉以来、7年ぶりの誕生となる。

    角田裕毅 (ツノダ ユウキ) プロフィール
    2000年5月11日生まれ
    神奈川県相模原市

    ■レーシングキャリア概要
    2016年 鈴鹿サーキットレーシングスクール・フォーミュラ(SRS-F)卒業
    2017年 JAF-F4 東日本シリーズ シリーズチャンピオン・日本一決定戦 優勝
    FIA F4日本選手権 シリーズ3位
    2018年 FIA F4日本選手権 シリーズチャンピオン
    2019年 FIA F3選手権 シリーズ9位(Jenzer Motorsport) 1勝 表彰台計3回
    ユーロフォーミュラ・オープン・チャンピオンシップ シリーズ4位(Motopark)
    2020年 FIA F2選手権 シリーズ3位(Carlin) 3勝 表彰台計7回 ポールポジション4回

  • アルファタウリF1代表 「角田裕毅のフィードバックは非常に優れていた」

    アルファタウリF1代表 「角田裕毅のフィードバックは非常に優れていた」

    アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストが、角田裕毅と佐藤万璃音という2人の日本人ドライバーを起用したF1ヤングドライバーテストを振り返った。

    2日前に終幕した2020年のF1世界選手権で使用されたマシンで行われたテストで、角田裕毅は123周を走行して5番手タイム、佐藤万璃音は127周を走行して12番手タイムを記録してテストを終えた。

    「今日は非常に成功したテストだった」とフランツ・トストはコメント。

    「我々は2台のマシンで250周を走破し、両方のドライバーにとってかなり良いレッスンとなった。彼らはFIAジャンプテストのようなこういったイベントに求められる準備を経験でき、二人とも問題なく合格し、彼らが慣れ親しんできたよりもはるかに多くのエンジニアとの作業しなければならないことがどういったものかを学ぶことができた」

    「テスト中、セットアップ変更は許可されていなかったが、プライムとオプションの両方をテストし、彼らは確実にマシンを学び、異なるタイヤコンパウンドを比較することができた。特にここアブダビでは、タイヤをオーバーヒートさせないように使用する方法を学び、適切な温度を与えることが重要がドライバーにとって重要だ」

    2021年にアルファタウリ・ホンダからF1デビューが計画されている角田裕毅にとって、今回は最終実技テストのような位置づけだったが、スピンを喫しはしたものの、技術フィードバックとエンジニアとの協力という点でフランツ・トストは合格点を与えた。

    「裕毅はすでに11月にイモラでF1カーをテストしているが、今回は現行スペックのマシンを運転することができたし、万璃音にとっては初めてのF1カーだった。裕毅は素晴らしい仕事をして、非常に優れた技術フィードバックを与えてくれた。エンジニアとの彼の強力は本当に有益だった」

    一方、佐藤万璃音の今回のテストは、おそらく資金を捻出しての参加であり、ホンダF1やレッドブルのF1活動との関係性はないが、フランツ・トストはその仕事ふりを称賛し、“モータースポーツでの将来はあると思う”と激励した。

    「万璃音も堅実に仕事をこなし、多くの周回数を走り込み、マシンとF1チームの作業方法を学んだ。今回のようなことを続けていけば、彼にはモータースポーツでの将来があると思う」

    「今日、我々は非常に実りのあるテストを行い、2020年シーズンの成功を良いカタチで締めくくることができた」

    「トラック、オペレーションルーム、ファエンツアとバイチェスターのチームメンバー全員、そして、最後になるがホンダの素晴らしいサポートと非常にパワフルで信頼性のあるPUに感謝したい。全員が我々の歴史のなかで史上最高のシーズンを達成するために各々の役割を果たしてくれた」

    関連:F1アブダビテスト 結果:角田裕毅が堂々5番手!アロンソがトップタイム

  • 佐藤万璃音、F1マシンでの初走行は「何もかもが衝撃的だった」

    佐藤万璃音、F1マシンでの初走行は「何もかもが衝撃的だった」

    佐藤万璃音が、アブダビのヤス・マリーナ・サーキットで開催されたF1ヤングドライバーテストにアルファタウリ・ホンダからから参加。127周を走行して13番手タイム(1分38秒495)を記録した。

    F1チームや自動車メーカーの支援を受けずに海外に挑戦している佐藤万璃音は、今年トライデントからFIA-F2に参戦。1ポイントを獲得してランキング22位でシーズンを終了している。

    若手ドライバーにF1マシンでの走行機会を与えることを目的とした今回のF1ヤングドライバーテストで、佐藤万璃音はアルファタウリ・ホンダでの走行機会を得てF1マシン初走行を実現。ホンダF1の支援を受けて参加している角田裕毅とともにアルファタウリ・ホンダは日本人ドライバー2人というラインアップでテストを行った。

    「まず、今日は初めてF1カーをする機会を与えてくれたスクーデリア・アルファタウリの皆さんに感謝したいです」と佐藤万璃音はアルファタウリ・ホンダのプレススリースにコメントを寄せた。

    「かなり多くの周回数を走り込むことができましたが、ソフトコンパウンドでの走行で少しトラフィックに巻き込まれてしまったのは残念でした。そこまではいい感じでしたが、今日は自分の持っているすべてを出し切れたとは言えません」

    「それでも、F1カーでの初日は本当に楽しかったですし、素晴らしい経験でした。またすぐにこのマシンを運転できることを願っています」

    また、自身のTwitterで改めてテストを振り返った。

    「僕の人生の中で、特別な1日でした」と佐藤万璃音は投稿。

    「初めてのF1は物凄いパワーで、物凄いグリップで、何もかもが衝撃的でした。テストメニューも全部こなした上で、トラブルフリーでたくさん距離を走らせてくれたチームに感謝です」

    「最高の1日でした。ありがとう」

    関連:F1アブダビテスト 結果:角田裕毅が堂々5番手!アロンソがトップタイム

  • 角田裕毅、123周を走破して5番手 「ドライバーとしてさらに進化できた」

    角田裕毅、123周を走破して5番手 「ドライバーとしてさらに進化できた」

    角田裕毅が、アブダビのヤス・マリーナ・サーキットで開催されたF1ヤングドライバーテストにアルファタウリ・ホンダからから参加。123周を走行して5番手タイムを記録した。

    ホンダF1の育成ドライバーおよびレッドブル・ジュニアチームに所属する角田裕毅は、2020年はFIA-F2に参戦、ルーキーながらランキング3位でシーズンを終え、2021年はアルファタウリ・ホンダでのF1デビューが期待されている。

    主に若手ドライバーを対象としているF1ヤングドライバーテストは、2日前に同地でシーズン終幕を迎えた2020年のF1世界選手権で使用されたマシンで行われた。

    角田裕毅は、11月初旬にアルファタウリ・ホンダの2018年型マシンを使用してイタリアでの単独テストを行っており、ホンダのF1パワーユニットを搭載したマシンでは2度目のドライブだったが、今季型マシンでの走行および他ドライバーとのトラック走行は初めてとなった。なお、今回のテストでは同チームから佐藤万璃音も出走しており、アルファタウリ・ホンダは日本人ドライバー2人というラインアップでテストを行った。

    晴天かつ温暖なコンディションの下で行われたテストで、角田裕毅は午前9時のセッション開始から1時間の昼休みを挟んだ午後6時のセッション終了まで精力的に走行を続けた。ロングラン走行やショートランを繰り返し、午前に60周、午後には63周を周回。大きなトラブルなく予定通りのプログラムを消化し、レース約2回分を越える合計123ラップ(約683km)を走破した。

    「今日は11月のイモラでのF1初走行時の倍以上の距離を走ったので少し疲れましたが、とても楽しい一日になりました」と角田裕毅はコメント。

    「前回は2018年型のマシン、今回は2020年型マシンを使ってのドライブになりましたが、前回よりもダウンフォースとパワーが大きく上がっているので、まずはそれに驚きました」

    「それでも、イモラでの経験を生かしながら走行を重ね、その中で自分が学ぶべきこと、改善していくべきことをたくさん見つけていきました。そして、それらの課題に対してチャレンジを重ねながら、一つ一つ克服していくというプロセスを続けていく一日になりました」

    「自分としては今日の走りを通して多くを学び、ドライバーとしてさらに進化することができたと感じています。ここからはオフシーズンに入ります。日本に戻って美味しいごはんを食べてたっぷり充電するとともに、さらに強いドライバーになるために、新たなシーズンに向けてトレーニングを重ねていきます」

    関連:F1アブダビテスト 結果:角田裕毅が堂々5番手!アロンソがトップタイム

  • ホンダF1 田辺豊治TD 総括 「今年は王者メルセデスに敵わなかった」

    ホンダF1 田辺豊治TD 総括 「今年は王者メルセデスに敵わなかった」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2020年のF1世界選手権 最終戦 F1アブダビGPを振り返るとともにシーズン全体を総括した。

    F1アブダビGPでは、マックス・フェルスタッペンはレース最終盤までファステストラップを保持したままチェッカー。ファステストラップこそ逃したものの、ポールポジション、優勝、全ラップリードを記録し、シーズン最終戦を完勝で終えた。

    2020年シーズンを終え、ホンダのF1パワーユニットとしては2019年と同じ3勝をマーク。昨年の勝利はすべてフェルスタッペンによるものでしたが、今季はレッドブル・レーシングが2勝、アルファタウリ・ホンダが1勝を挙げ、これらを含む表彰台登壇は14回に上った。

    また、ホンダF1としては4人のドライバーともにPUの使用をレギュレーション通りの年間3基以内に収めた。結果、一度もPU交換に関するペナルティを受けることなく、PUマニュファクチャラーの中では唯一のノーペナルティーでシーズンを終えた。

    F1アブダビGPの週末について田辺豊治は「昨日の予選でフェルスタッペン選手がポールポジションを獲得し、今日は優勝と、1年間を良いカタチで終えることができました」とレース後の記者会見で振り返った。

    「『終わりよければ全て良し』と言いますが、F1に参戦している立場として、我々はチャンピオンを獲って初めて『良かった』と言えると思います。気持ち的にはまだまだ王者メルセデスに今年は敵わなかったと思っています」

    「来年はホンダのF1参戦最後の年になりますが、悔いのないカタチで来年の最終戦を迎えられるようにしたいです。そのために明日からまた開発を続けていきたいと思っています」

    決勝では、メルセデスがMGU-Kの信頼性に懸念があったためパワーを落としていたとも言われているが、その真偽に関わらず、今回はパッケージとしてメルセデスを上回ることができたと田辺豊治は語る。

    「メルセデスの話が本当がどうかは分かりませんが、昨日ポールポジションを獲り、今日力強い勝ち方ができたことは、今回はという限定的な話ではありますが、信頼性、PUの出力、ドライバー、タイヤマネジメント、戦略など、パッケージとしてのパフォーマンスでメルセデスを上回ることができたと思ています」と田辺豊治は語った。

    最後に田辺豊治は、新型コロナウイルスの世界的な大流行による異例ずくめなシーズンを終えて、、最後に特別なメッセージを語った。

    「今年、コロナ禍の中で1年間やってきたなかでで、我々のスタッフに本当に感謝の気持ちを伝えたいと思っています。スタッフ本人のみならず、それを支えてくれた家族にも本当にお礼を言いたいです」と田辺豊治はコメント。

    「また、コロナ禍でフライトだったり、ホテルだったり、物流だったりと、かなり混乱しました。急にフライトがキャンセルになったり、物流がキャンセルになったりと非常に難しい状況でした。そんな状況をサポートしてくれたロジスティック担当の人たち、ホスピタリティの皆さんも非常に気を使って、スーパーで買い物してくれて、全部拭いてくれて、フェイスマスクをして、グローブをして、食事を提供してくれた。今まで経験したことのない苦労の中で、今年非常に圧縮された17戦を支えてくれた方々にお礼を言いたいと思います」

    「日本のファンのみなさん、世界中のファンのみなさんにには、サーキットに観戦に来られない、見たいと思った人が見られないことについて、申し訳なく思っています。特に我々ホンダとしては、鈴鹿がキャンセルになり…日本の皆さんに今年は実際に目の前でマックスの走りを見てもらいたかった。生の走りを見てもらいたかった。それも叶えられなかったのは非常に残念に思っています」

    「今のところ、来年がどうなるか分からりませんし、今の状況では大きく変わらないんじゃないかと感じています。ですが、早く以前のようにレースが開催でき、ストレスのない環境でみなさんに来ていただく、我々も仕事ができる、そういうふうになればいいなと願っています。

    「我々は明後日のヤングドライバーテストをもちまして年末年始の休みに突入します。年明け早々からテスト、クルマのテストが始まります。来年ホンダはF1供給最後の年になります。1年間きっちり悔いのないように戦えるように準備していきたいと思いますので、来年もよろしくお願いいたします」