カテゴリー: スクーデリア・アルファタウリ

  • フェラーリF1代表、トークン制に不満 「アルファタウリなどに有利」

    フェラーリF1代表、トークン制に不満 「アルファタウリなどに有利」

    フェラーリF1のチーム代表を務めるマッティア・ビノットは、トークンシステムの歪みにとってアルファタウリ・ホンダとレーシング・ポイントが2021年に“競走場の優位性”を享受することができると不満を述べている。

    F1は新型コロナウイルスに対応したコスト削減策として、2021年は今シーズンのシャシーを引き継ぎ、F1チームは2021年F1マシンの開発について、選択したコンポーネントを2つのトークンを使用して改良するよう制限されている。

    ただし、アルファタウリ・ホンダとレーシング・ポイント(2021年からアストンマーティン)は、1年落ちのギアボックスとサスペンションを購入して搭載していたため、2021年にトークンの割り当てを使用せずにそれらのコンポーエントをアップグレードさせることができる。

    「トークンシステムで来年の開発には限界されている」とマッティア・ビノットは語った。

    「使用できるトークンは2つしかなく、どうにかして今年の弱点に対処または修正する必要がある」

    「しかし、現時点ではトークンによって制限されていないチームがある。レーシング・ポイントとアルファタウリにはフリーのトークンを持っている」

    「したがって、それらのチームは、開発の観点から、我々や他のチームに対して利点、競争上の優位性がある。我々はそれを十分に認識する必要がある」

    「また、他のチーム(マクラーレン)はエンジンメーカーを変更し、エンジン出力の点でアップグレードする可能性がある。これも注意する必要がある」

    「なので、来年もライバルは非常に強いだろう。しかし、我々はここマラネロに強いチームがいると信じており、今日よりも良い仕事ができると確信している」

  • ダニール・クビアト 「この2年間で完成度の高いF1ドライバーになった」

    ダニール・クビアト 「この2年間で完成度の高いF1ドライバーになった」

    ダニール・クビアトは、F1での“経験”が2022年のF1レギュレーションの新時代に自分をF1グリッドに戻すための道を切り開くことを望んでいると語る。

    過去2年間、アルファタウリ・ホンダのF1ドライバーを務めてきたダニール・クビアトだが、2021年に角田裕毅にシートを明け渡すことになった。過去にレッドブルとの契約を解除されているダニール・クブアトは、再び1年間F1を離れることになった。

    レッドブル・レーシングで2015年と2016年の序盤4戦を走った経験のあるダニール・クビアトは、自分はトップチームでチャンスを与えられる価値のあるドライバーに成長したと感じていると語る。

    「理想的には2022年は戻ってくる論理的な年になるだろう。新しいレギュレーションがあり、チームは経験を必要とするからね」とダニール・クビアトは語った。

    「特に新しいレギュレーションが導入された場合、経験は実際に非常に重要であると確信している。僕にはスポーツに与えることがたくさんあると感じているので、もちろん、戻ってくるために最善を尽くすつもりだ」

    ダニール・クビアトは今年のF1イタリアGPでのピエール・ガスリーの衝撃的な勝利によって“影を隠れてしまった”ことを認めるが、シーズン後半に改善した自分自身のパフォーマンスを損なうことはないと感じていると語る。

    「僕は今、はるかに完成されたドライバーだ」とダニール・クビアトは語った。

    「自分と将来のプレッシャーが非常に高い場合でも、100%以上のパフォーマンスを発揮することができる。過去にはそこが少し問題だった」

    「F1での私のキャリアは非常に速かったと思う。すべてが時々とても速く起こったようにね」

    「F1での最初のスティントの後は何が起こったのかさえあまり理解していなかった。GP3の後に来たので、F1の前のステップを逃していた。トロロッソに行き、当時のトロロッソで力強い1年を過ごし、1年後にすぐにレッドブル・レーシングに昇格した」

    「レッドブル・レーシングとも強いシーズンを過ごした。僕たち全員が以前にそこで何が起こったのかを知っている。その後、2~3年苦労したけどね」

    「すべてが非常に早く起こったので、実際にはF1での経験が少し不足していたと思う。2019年に戻ったとき、僕はまったく異なるアプローチを取った」

    「これまでやってきたことをすべて忘れたわけではないけど、ある意味、少しルーキーのようにとても新鮮なページから始めた。でも、なんとか新しいことを学ぶことができたし、今年も多くの進歩を感じることができた」

    「僕はF1でのこの2年間ではるかに完成度の高いドライバーになったし、今はようやく常にハイレベルでドライブする準備ができていると感じている」

    「今、トップチームで走るチャンスが訪れるとしたら、異なるストーリーになるだろう」

  • ホンダF1 「アブダビが終わった翌日から2021年のレースは始まっている」

    ホンダF1 「アブダビが終わった翌日から2021年のレースは始まっている」

    ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史が、2020年のF1世界選手権を振り返るとともに、最後のシーズンとなる2021年についての意気込みを語った。

    今年、シーズン序盤からメルセデスと互角の戦いをすることを目指してきたホンダF1とレッドブルだが、開幕するとメルセデスがさらなる進化を果たしていることが明らかになかった。

    レッドブル・ホンダF1は、シルバーストンで開催されたF1 70周年GPでシーズン初勝利を挙げた。

    「予選前のストラテジーのミティングで『Q2をハードで行くよ』というのは僕もちょっとびっくりしまいた。最初は『えっ?』って感じでした。でも、良く見てますよね。金曜日からの走りを見て、ああいうところがレッドブルの凄さだと思うし、あれで流れがつかめたのは事実だと思いますね」と山本雅史は F1GPニュース で振り返った。

    そして、モンツァで開催されたF1イタリアGPではアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーがF1初優勝を挙げる。

    「あの時も後ろからサインツが追っかけてきてて、残り10周は『リアタイアがない』とガスリーが無線で言ってたくらいなので、そんな中でガスリーは本当ににいい仕事をしたと思うし、地元イタリアでアルファタウリが勝つというのはチームにとって大きな力になったと思います」

    「ガスリーのチーム側のエンジニアとの相性もそうだし、本当にいい顔してをレースしてくれいると思います。レース後に会えれば、毎戦毎戦『今日のレース面白かったでしょう』と言ってくるんですよ。特に後半戦はいいレースたくさんしてくれたし、来年、角田といいコンビネーションになると思うし、楽しみですよね」

    そして、最終戦F1アブダビGPではレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがシーズン初ポールポジションを獲得。レースでもスタートとからリードを失うことなくポール・トゥ・ウインで完勝。ベストな形でシーズンを締めくくった。

    最終戦でのポールポジションについて山本雅史は「本当にうれしかったですね」と語る。

    「何よりも今シーズンはポールを獲ってこなかった。ポールポジションというのは、総合力、速さの証明なので、エンジニア、開発メンバー含めて、喜ぶ一番の結果なので、最後のレースでポールを獲れたのは本当によかったです」

    「この14年からの新しいハイブリッドのレギュレーションでいえば、アブダビはメルセデスが予選も決勝も圧勝という感じだったので、僕らもバーレーンからアブダビに入るときに、最終戦は何が何でも来年に繋げたいし、厳しいレースをしていこうと田辺(豊治/テクニカルディレクター)としていたので本当にうれしかったですね」

    レッドブル・レーシングは、最終戦までメルセデスに追いつくために多数のアップデートを投入した。最後の3戦でリアウイングのピラーを含め、ウエイストゲートパイプの位置などいろいろ細かな変更を施していた。

    「金曜日からクルマが本当にうまくセットアップしていたと思います」と山本雅史は語る。

    「シングルピラーのリアウイングはバーレーンでもテストはしていたんですけど、アブダビから初めて2台ともシングルのリアウイングを使ったんです。実はアブダビはリアウイングのリップ全部とってるんです。それまではマックスはつけてる方が多かったんですけど、アブダビは取ったので、そういう意味でもクルマが凄く良くなっていたと思うし、フロントウイングも微妙にちょっとずつアップデートしてくれてて、そこはレッドブルのおかげだと思います」

    「フロントウイングを見てもらってもわかるように、マックスのフロントウイングの取り付け位置が内側に寄っているんです。エアインテークが下にあったりとか、本当に細かく変更しています。その効果も2台とも表れていたのがアブダビと思うし、クルマもすごくよかっていると思います」

    今年は、新型コロナウイルスの流行によって開幕が延期し、最終的にレース数も決まっておらず、エンジン仕様も変えられなかった。

    「最初のうちは17レースやるとは言ってませんでしたからね。『15レース越えたら3基使っていいよ』みたいな話はコンストラクターズのなかではあったんですが、それがなかなか発表しなかったじゃないですか。最初から3基を使う予定で回してしまおうという議論もあったんですけど、わからないから、シーズン前半はパワーユニットのマネジメント側が難しかったですね」と山本雅史は語る。

    ホンダF1は、今シーズンで3基のパワーユニット基数制限を超えず、パワーユニットメーカーとして唯一、ペナルティを受けずにシーズンを乗り切った。

    「私たちホンダは、今シーズン最初から3基で行こうと決めてたので、ガスリーのESが燃えたときは本当に『えっ』と思ったんですけど、ガスリーも何とか3基で行けたんで、ホンダだけペナルティなしで戦えたという意味では良かったなと思います」

    メルセデスは、昨年エンジンパワー面でフェラーリに大きな差をつけられたことから、信頼性よりもパワーを重視したアグレッシブな開発を行ってきた。ホンダはそこまでアグレッシブな変更を施してこなかったが、勝負していたらどうなっていたのだろうか。

    「今だから言うと、そういう話もなきにしもあらずですけど、マルコさんなんかは僕に必要であればペナルティを受ける場所があれば、ペナルティを受けてもいいよよ言ってました」と山本雅史は語る。

    「でも、それはタイミングもあるし、レッドブルも良いコースだったら予選で後ろに下がりたくないじゃないですか。そのタイミングもあった。結果的に、今シーズンはそれで良かったと思います」

    最終戦までメルセデスは39戦連続でリードラップを記録していた。しかし、F1アブダビGPではマックス・フェルスタッペンは1度もリードを失わず、その記録にストップをかけた。

    「メルセデスの独壇場でしたし、特に今年のクルマが非常に安定しているので、いろんな形で止めれたというのは良かった思うし、ホンダにとっては、来年1年は厳しくもいろいろやりたいシーズンでもあるので、特に今年の後半のレースを見てても、フェルスタッペンだったり、アブダビでもガスリーのオーバーテイクが多かったじゃないですか。そこに角田が入ることで来シーズン、本当におもしろいかなと思います」

    では、2021年に向けて山本雅史はどのように捉えているのだろうか。

    「PUの使い方を含めて、エンジニアも試行錯誤していることが来年に繋がると思いますし、そういった意味ではポール・トゥ・ウインといういい勝ち方でレースを締めくくれたので本当良かったと思います」

    「アブダビが終わった翌日から来年のレースは始まっているんで、特にHRD SAKURAが開発も大変でしょうけど、来シーズンは常に4人が良い予選をして、常にトップ10で入賞してレースを終えられるようにしっかり準備をしてやり切りたいと思います」

  • 角田裕毅 「ピエール・ガスリーから学べることはたくさんある」

    角田裕毅 「ピエール・ガスリーから学べることはたくさんある」

    角田裕毅が、2021年にアルファタウリ・ホンダF1でチームメイトとなるピエール・ガスリーの印象を語った。

    ホンダF1の育成ドライバーである角田裕毅は、2021年にダニール・クビアトに代わってアルファタウリ・ホンダでF1デビュー。今年のF1イタリアGPでセンセーショナルな優勝を果たしたピエール・ガスリーがチームメイトとなる。

    ルーキーシーズンとなる2021年の目標について角田裕毅は「シーズン中盤まではルーキーらしいドライビングを貫いて、ミスをしてもいいから大きな限界値を探りながら走りたいです」と語る。

    「チームメイト(ピエール・ガスリー)は経験豊富ですし、倒すのは簡単ではないので、いいところを吸収して、自分のポテンシャルでどこまでいけるかを探っていきたいです。中盤までは一戦一戦で引き出しを増やしていき、とにかくチームのためにポイントを獲っていきたいです」

    ピエール・ガスリー選手を見ていて、ここは負けないということがあれば教えてほしいとの質問に角田裕毅は「僕もそこが気になっているところですが、まだ1回も彼と一緒に走ったことないので」とコメント。

    「アブダビGPではチームに帯同して、ガスリー選手のどこがクビアト選手に勝っているとかは見てましたが、自分と比較しては未知なので、レースでの彼の強さはまだ分からないです」

    「自分としては、シーズンが始まって中盤まではガスリー選手のことは気にせず、自分の走りに磨きをかけていきたいです。ガスリー選手もスーパーフォーミュラを走っていて、最終戦が天候で中止になってチャンピオンは逃してしまったけど、1年目で言葉の壁も大きいなかで、もう少しでチャンピオンというところまでいった素晴らしいドライバーだと思います」

    「彼から学べることもたくさんあると思うので、そこから学んでいい感じに改善して、彼を負かすシーズンにできたらと思っています」

  • F1特集:角田裕毅が語るホンダとレッドブルのドライバー育成プログラム

    F1特集:角田裕毅が語るホンダとレッドブルのドライバー育成プログラム

    2021年にアルファタウリ・ホンダからF1デビューを果たすことになった角田裕毅が、自身のキャリアに大きな扉を開くことになったホンダとレッドブルのドライバー育成プログラムについて語った。

    角田裕毅は、ホンダ フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)およびレッドブル・ジュニアチームに所属し、2020年はFIA-F2に参戦し、ルーキーながらランキング3位でシーズンを終了。F1参戦に必要なスーパーライセンスの取得基準を満し、2021年のF1デビューを勝ち取った。

    メルセデス、フェラーリ、ルノー、ザウバーといった自動車メーカー、チームも独自のドライバー育成プログラムを運営している。

    角田裕毅が、ホンダとレッドブルの両方のドライバー育成プログラムと契約した経緯、両チームのプログラムの違い、金銭的な負担などについて語った。

    神奈川で生まれた角田裕毅は、4歳の若さでゴーカートを始めた。父親から4輪か2輪かを尋ねられたときには躊躇うことなく前者を選んだ。ヨーロッパでは14歳だが、日本の年齢制限によって彼は16歳になるまでカートに制限された。だが、FIA F4日本選手権にステップアップしてすぐに3位を獲得。この選手権では1位と2位に入れば、ホンダのジュニアチームと契約がご褒美として与えられることになっていた。

    「彼らは1位と2位のドライバーを選ぶことになっていました。通常、彼らはそうするのですが、それらのドライバーは僕より経験豊富ですでにF4で運転していました。F1でレースをしていた中嶋悟さんが担当し、ホンダに僕とも契約するよう勧めてくれました。最初はまだ公式にはフルのジュニアドライバーではなかったですけどね」と角田裕毅はホンダとの契約の経緯について振り返る。

    そして、レッドブル・ジュニアに選ばれることになったのは、このホンダとの契約が転機となった。

    「レッドブル・ジュニアになったのは、FIA-F4の2年目夏ごろにホンダさんから欧州でテストしないかというチャンスをいただいてテストに参加したことがきっかけでした」と角田裕毅は語る。

    「ハンガロリンクでF3で3日間走りました。ほとんどのレッドブル・ジュニア・ドライバーが来ていたのですが、その時に全てのレッドブル・ジュニア・ドライバーを上回って終えることができました」

    「その当時、欧州F3のランキングトップだったダニエル・ティクタム選手も参加していて、新しいタイヤで1回目はちょっと負けて、2回目は上回ることができました。チームはそのレポートをマルコさんに送っていて、僕がほとんどのドライバーを打ちのめしたのを目にしたそうです」

    「それで『このドライバーはどうなのか』ということをホンダさんに問い合わせたらしく、翌年レッドブル・ジュニアのプログラムに加えてくれました。そこからホンダさんとレッドブルが50:50でサポートしてくれるようになりました」

    では、レッドブルのドライバー育成プログラムではどのようなサポートが得られたのか?

    「どういうサポートがあるのかというと、レッドブル・ジュニア・ドライバーだといいチームに入りやすいということがあると思います」と角田裕毅は語る。

    「サポートの内容に関しては他のドライバーとあまり変わらないと思いますが、結果を出せないと翌年はプログラムから除外されたりします。その代わり、レッドブル・ジュニアは他のF1チームのジュニアとは異なり金銭的なサポートもあります。それに対してフェラーリやルノーは金銭的なサポートはなくて、参戦費用は自腹で、相応な結果が出ればF1に乗せてもらえる。除外はされにくいけど、サポートは冷たいと聞いているので、自分はレッドブル・ジュニアでよかったと思いました」

    2021年にアルファタウリ・ホンダからF1デビューが決定した角田裕毅だが、レッドブル、およびアルファタウリ・ホンダとはどのような契約になっているのか?

    「契約時の状況などは公開できない約束になっているので、詳しい話は避けさせていただきます」と角田裕毅は説明。

    「シーズン前からマルコさんには『スーパーライセンスのポイントを獲ることを目標にレースをしろ。それを得られればチャンスが巡って来る』と言われていました。そして、バーレーンの後にマルコさんやクリスチャン・ホーナーさんと話をして契約を結びました」

    契約書にサインしたときのことは「今でも鮮明に覚えていますが、いざ目の前に契約書があって契約という時にはものすごい手汗をかいていました(笑)」と角田裕毅は語る。

    「かなりの手汗をかいてしたので、滑らないかなと思いながらサインをしました。その後、マルコとホーナーと握手を交わしたのですが、手汗が凄いよと言いながら握手しました(笑)」

  • 角田裕毅、F1参戦に意気込み 「攻めのスタイルを貫いていく」

    角田裕毅、F1参戦に意気込み 「攻めのスタイルを貫いていく」

    2021年にアルファタウリ・ホンダからF1参戦が決定した角田裕毅が、オンラインで記者会見を開催。F1でも攻めのドライビングスタイルを貫いていきたいと語った。

    2020年のFIA-F2でのデビューイヤーでランキング3位という成績を残してスーパーライセンスを取得した角田裕毅は、2021年にアルファタウリ・ホンダからF1デビューすることが決定。欧州にわたってレッドブルのジュニアドライバーとなってからわずか2年でのスピード昇格となった。

    「シーズン序盤は苦しみましたが、終盤でなんとかまとめあげてランキング3位になってことで、F1参戦に必要な40ポイント(スーパーライセンスポイント)も獲得することができました」と角田裕毅はシーズンを振り返る。

    F1ファンにどんなこところを見てほしいかと質問された角田裕毅は「攻めて迫力あるドライビング」を挙げた。

    「自分の強みとしては攻めるドライビング、見ていて迫力あるドライビングは自信があります。これからF1を観る方には、F1にしかない速さだったり、今まで見たことがないコーナーの速さなので、おそらく衝撃を受けるのではないかなと思います」

    「(新型コロナウイルスで)今の状況は厳しいですけど、来年鈴鹿で日本GPがあるので足を運んで頂いて、目の前でF1の風を切っていく音などを体感していただきたいなと思います。そこで僕のドライビングとしては、特にオーバーテイクに自信があるので、そこを見てもらいたいと思います。ブレーキングも他のドライバーよりも奥に突っ込んでクルマを曲げる技術には自信があるので、そこも見て頂きたいなと思います。」

    「シーズン中盤までは自分の攻めるドライビングスタイルを貫いて、ミスをしてもいいから限界値を探りながら過ごしたいと思っています。もちろんチームメイト(ピエール・ガスリー)は経験豊富ですし、負かすことは簡単ではないと思いますので、彼の良いところを吸収しながらも自分のスタイルを貫いて、今のポテンシャルでどこまでいけるのか、どこが足りないのかを明確にしていきたいです」

    「そうやって色んな引き出し集めてシーズン後半はそれを成長につなげて1戦1戦改善していくというシーズンの流れを目標にしていま。もちろん優勝、表彰台も目指していますが、まずはチームのためにポイントを獲れればと思っています。」

    F1ドライバーとしての目標を聞かれた角田裕毅は、もちろん、F1ワールドチャンピオンを目指して戦うと語り、さらにはミハエル・シューマッハやルイスハミルトンの7回のF1ワールドチャンピオンの記録を抜きたいと語った。来年のF1グリッドで最年少となる20歳でF1デビューを果たす角田裕毅は、今のルイス・ハミルトンの年齢になるのは15年後の2035年となる。

    「自分としては2030年までF1に残っているとすれば、相当実力がなければならないと思いますし、何回か優勝して、チャンピオンも獲っていると思います。2035年くらいまでF1に乗りたいとは思っています」

    「1つの野望としては、今年ルイス・ハミルトン(メルセデス)が7回目のワールドチャンピオンを達成して、ミハエル・シューマッハと同じF1史上最高タイになったんですけど、自分の野望としてはその記録を抜くことなので、2035年までにはそれが達成できればなと思います」

  • ホンダF1 山本雅史MD 「角田裕毅はスピードの感性が高い」

    ホンダF1 山本雅史MD 「角田裕毅はスピードの感性が高い」

    ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史が、2021年にアルファタウリ・ホンダでF1デビューが決定した角田裕毅について語った。

    アルファタウリ・ホンダは12月16日(水)に2021年のドライバーとして角田裕毅を起用することを発表。日本人がF1にレギュラードライバーとして出場するのは、2014年シーズンまで参戦していた小林可夢偉以来7年ぶり、ホンダのドライバー育成プログラム出身者としては2002年から2008年まで参戦していた佐藤琢磨以来13年ぶりとなる。

    角田裕毅の安定感と、ここぞというときに攻撃に転じるアグレッシブなドライビングスタイルは小林可夢偉と比較されることが多い。

    「可夢偉選手もザウバーで表彰台に上ったりとか、常に持てるマシンをすべて引き出すという意味では本当にいいドライバーだと思います」と山本雅史は小林可夢偉の印象について語った。

    そして、角田裕毅に関しては「本当に最速でステップアップしていると思うんですよね」と語る。

    「昨年、FIA-F3に1年出て、中ぐらいからちょっと弱いチームでイタリアで勝ってくれて、F2でもルーキーイヤーでポールポジション4回、優勝3回という毎回レースで学んでそれを次のレースに生かすという意味では、非常に今までも若手ももちろん頑張ってましたけど、そのなかでも特別に学習力もあるし、スピードの感性が高いなと言うのが、目の前で見させてもらった印象です」

    「本当にうれしいですよね。ガスリーといい争いをしてくれるの日本が第1ステップだと思うんですよね。ガスリーが初優勝したようなことが来年起きれば、日本のファンの皆さんにとっても、もちろん、角田選手本人にとってもいい思いになると思うし、是非一戦一戦大事に学んでもらいたいと思います」

  • ダニール・クビアト 「レースは1年休んで2022年のF1復帰に集中していく」

    ダニール・クビアト 「レースは1年休んで2022年のF1復帰に集中していく」

    アルファタウリ・ホンダF1のシートを失ったダニール・クビアトは、2021年はレースキャリアを中断して2022年のF1復帰に焦点を得ていくと語った。

    過去にレッドブルから契約を解除されたダニール・クビアトだが、2019年にレッドブルファミリーに戻り、過去2シーズンをアルファタウリ・ホンダでのレースに費やしてきた。

    しかし、2021年のピエール・ガスリーのチームメイトとしてホンダF1とレッドブルの両方の育成ドライバーである角田裕毅の起用を決定。ダニール・クビアトのレッドブルでのスティントは2度目の終わりを迎えた。

    ダニール・クビアトは“2022年を見据えて”休暇に入ると語った。

    「戻ってきたいと思っている。自分の気に入っている適切なマシンの周りに適切な人々がいて、適切な雰囲気にいると感じているからね」とダニール・クビアトはコメント。

    「僕はとても競争力があるし、まだ与えられることはたくさんあると感じている。もちろん、この数年間のすべてに感謝している」

    「チームとのこの2年間は本当に素晴らしいスティントだった。ファンタスティックだった。彼らは素晴らしい」

    レッドブルでの日々は“終わった”と考えているかと質問されたダニール・クビアトは「何が起こるかは決して分からない」と語る。

    「人生は決して決して何が起こるかわからないことを教えてくれる。もちろん、僕たちは今まで別れたりくっついたりしてきた」

    「僕はこの2年間契約を結んでいた。そういう契約だった。それだけのことだ。それ以外のことは、ヘルムート(マルコ)に聞いてほしい」

    前回、レッドブル・ファミリーから外されたとき、ダニール・クビアトはフェラーリF1のテストドライバーの役割を果たしていた。

    だが、再び契約解除に直面した場合には、むしろ1年間家にいることを選ぶかもしれないとダニール・クビアトは語る。

    「多くのアイデアを受け入れている。今は何も言えることはないけどね」とダニール・クビアトは語った。

    「来年は、レースに関しては、たぶん1年の休暇が欲しいと思う。でも、どうするか見てみるつもりだ」

    「本当にかなり良いものが出てきたら、もちろん、イエスと言うことについて考えるだろう」

    「それ以外の場合は、2022年にF1に戻ってくることに集中しようと思う」

  • F1:角田裕毅 「戦ってみたいドライバーはルイス・ハミルトン」

    F1:角田裕毅 「戦ってみたいドライバーはルイス・ハミルトン」

    2021年にアルファタウリ・ホンダからF1参戦が決定した角田裕毅が、改めてその心境を語った。

    角田裕毅は、F2でのルーキーシーズンをランキング3位で終えてF1スーパーライセンスを獲得。2021年にピエール・ガスリーのチームメイトとしてアルファタウリ・ホンダからF1に参戦する。

    「ほっとしているというのが第一で、シーズン序盤からスーパーライセンス獲得という大きな目標を掲げて戦ってきたので、その中でも大きなミスをしましたし、プレッシャーがかかる部分もたくさんあったので本当にほっとしているという気持ちでいっぱいです」と角田裕毅は F1GPニュース で語った。

    「F1ドライバーになるという目標をずっと掲げてきたので、それがモチベーションにもなりましたし、大きなミスをして落ち込んでいるときも、それこそF1を一番身近で見られるので、それを見て、『自分は最終的にこのカテゴリーで乗りたい』ということを自分のなかで確認しながらレースを1年間してました」

    いつF1を意識したかと質問された角田裕毅は「去年初めてヨーロッパでレッドブルのジュニアプログラムに参加しだしてからF1を意識しだしました」とコメント。

    「正直、それまではF1はかけ離れ過ぎてて、夢物語というか、正直な話、『乗れないんじゃないかな』という、ある程度、乗れない覚悟というか体でいました。他のドライバーよりも速くなりたいというのが自分のモチベーションになりました」

    F1で戦ってみたいドライバーについて質問された角田裕毅は、ルイス・ハミルトンの名前を挙げた。

    「戦ってみたいドライバーは、ルイス・ハミルトン選手とレッドブル・レーシングのエースドライバーであるマックス・フェルスタッペンの二人と戦ってみたいなというのはあります。特にルイス・ハミルトン選手は僕が7歳くらいのときに富士スピードウェイでF1を見に行ったときにマクラーレンに乗っていたときから知っているので、僕からしたら伝説の人というか、昔ながらの人と走れるのは楽しみです」

    20歳でF1デビューを果たす角田裕毅は、日本人最年少F1ドライバーであり、2020年のF1グリッドでも最年少となる。

    「ミスに関係なく、大袈裟に言えば、クラッシュしたり、スピンしてもいいから、クルマの限界点をできるだけ早く見つけて、アダプトした上で、成長デキルスピードは他のドライバーよりも自身はあるので、そういったことに集中していけたらなと思います」と角田裕毅は語る。

    2021年は奇しくもホンダのラストイヤーとなる。

    「僕も最初に聞いたときは本当に残念だったんですけど、来年、ホンダさんの最後のイヤーで乗れるということは本当に誇りに思いますし、できるだけホンダさんにとってもいいシーズンにしたいですし、これまでお世話になってきたので最後はいい成績を上げられるように頑張っていきたいと思います。

    最後にF1での目標について角田裕毅は力強く語った。

    「自分の夢はワールドチャンピオンなので、それにむけて今年はある意味土台をつくるいいシーズンだと思うので、チームと一緒に協力しながらその土台を踏み固めて、夢のワールドチャンオンに一歩ずつ進んでいけたらなと思います」

  • F1:角田裕毅、カーナンバー22を選択した理由 「11番を選択したかった」

    F1:角田裕毅、カーナンバー22を選択した理由 「11番を選択したかった」

    2021年にアルファタウリ・ホンダからF1参戦する角田裕毅が、“カーナンバー22”を選択した理由について語った。

    2014年に発表されたF1レギュレーションから、ドライバーはF1キャリアを通して固定ナンバーを着けることになっており、2~99の中から数字を選ぶことができる。

    2021年にアルファタウリ・ホンダで日本人としては7年ぶりにF1参戦することになった角田裕毅は、F1キャリアで使用する固定カーナンバーに“22”を選択した。

    その理由について質問された角田裕毅は、本当は11番をつけたいと思っていたと語った。

    「僕のカートレースのデビューの番号が11番手、僕の誕生日の日にちが11番なんですけど、最初は11番を選択したかったんです」と角田裕毅はF1GPニュースで語った。

    「でも、11番は他のドライバー(セルジオ・ペレス)が使用しているので、使えないので、単純な話になってしまうんですけど、本当に1+1で2で、22をつけようということになりました」
    前に22をつけていた選手を覚えていますかとの質問には「ジェンソン・バトン選手ですよね」と即答。

    「そうですね、ジェンソン・バトン選手も僕が憧れているドライバーの一人なので、同じナンバーを使用できるというのは本当に誇りに思いますし、22番をもっと世界中の人に知ってもらえるように、攻めて、アグレッシブな走りでシーズンを送りたいなと思います」