カテゴリー: スクーデリア・アルファタウリ

  • ピエール・ガスリー、手応えありの3番手「思うようにドライブできた」

    ピエール・ガスリー、手応えありの3番手「思うようにドライブできた」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、2021年のF1世界選手権 第2戦 F1エミリア・ロマーニャGP 初日のフリー走行を3番手タイムで終えた。

    ピエール・ガスリーがFP1から好走を見せて5番手タイムをマーク。午後はも快調なペースを披露し、トップと0.078秒差の3番手タイムで初日のセッションを終えた。

    「今日はチームとしてはこれまでで最もよかった金曜日だと思う」とピエール・ガスリーはコメント。

    「FP1で5番手、FP2で3番手につけて、トップとも非常に僅差だった。最初のラップからマシンの感触はよく、かなりハードにプッシュできましたし、思うようにマシンをドライブできたので、とてもいい一日だったと言えると思う」

    「最初はソフトタイヤでショートランに焦点を当て、ペースはよかった。その後、燃料を多く積んだ走行でレースに向けた準備に取り組んだ。中団でのライバルに対抗して向上できるように努力を継続していくし、ここまではいいペースを見せられていると思う。今夜は、収集したデータを分析して、明日の予選ではもう一歩前進できればと思う」

    2021年 F1エミリア・ロマーニャGP FP2 結果・タイム
    1.バルテリ・ボッタス(メルセデス) – 1分15秒551
    2.ルイス・ハミルトン(メルセデス) – 1分15秒561
    3.ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ) – 1分15秒629
    4.カルロス・サインツ(フェラーリ) – 1分15秒834
    5.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分16秒371
    6.セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ) – 1分16秒411
    7.角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ) – 1分16秒419
    8.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分16秒485
    9.アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ) – 1分16秒513
    10.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分16秒737
    11.エステバン・オコン(アルピーヌ) – 1分16秒817
    12.ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ) – 1分16秒823
    13.フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ) – 1分16秒835
    14.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ) – 1分16秒999
    15.セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン) – 1分17秒092
    16.ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ) – 1分17秒179
    17.キミ・ライコネン(アルファロメオ) – 1分17秒273
    18.ダニエル・リカルド(マクラーレン) – 1分17秒281
    19.ミック・シューマッハ(ハース) – 1分17秒350
    20.ニキータ・マゼピン(ハース) – 1分17秒857

  • 角田裕毅 「特にソフトタイヤでの興味深いデータが多く収集できた」

    角田裕毅 「特にソフトタイヤでの興味深いデータが多く収集できた」

    アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、2021年のF1世界選手権 第2戦 F1エミリア・ロマーニャGP初日のフリー走行を7番手タイムで終えた。

    FP1では角田裕毅は電気系のトラブルによってガレージでの作業時間が長引き20番手となったが、ES(エネルギーストア)とCE(コントロールエレクトロニクス)を関して臨んだ午後は快調なペースを披露し、セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)の直後の7番手につけた。

    「FP1では問題が発生したためにあまり多く走れず、プッシュできたのは4ラップだけでしたが、走行中のマシンの感触はよかったです」と角田裕毅はコメント。

    「昼休み中にチームは問題を解決してくれたので、FP2ではペースを上げて、よりプッシュできるようになりました。明日の予選までのフリー走行で、さらに向上できればと思います」

    「このサーキットは、シーズン前に走り込みましたが、今日のセッションでさらに得るものがありました。このコースでのタイヤマネージメントについて学び、特に、ソフトタイヤでの興味深いデータが多く収集できたので、ここから分析していきます」

    2021年 F1エミリア・ロマーニャGP FP2 結果・タイム
    1.バルテリ・ボッタス(メルセデス) – 1分15秒551
    2.ルイス・ハミルトン(メルセデス) – 1分15秒561
    3.ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ) – 1分15秒629
    4.カルロス・サインツ(フェラーリ) – 1分15秒834
    5.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分16秒371
    6.セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ) – 1分16秒411
    7.角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ) – 1分16秒419
    8.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分16秒485
    9.アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ) – 1分16秒513
    10.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分16秒737
    11.エステバン・オコン(アルピーヌ) – 1分16秒817
    12.ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ) – 1分16秒823
    13.フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ) – 1分16秒835
    14.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ) – 1分16秒999
    15.セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン) – 1分17秒092
    16.ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ) – 1分17秒179
    17.キミ・ライコネン(アルファロメオ) – 1分17秒273
    18.ダニエル・リカルド(マクラーレン) – 1分17秒281
    19.ミック・シューマッハ(ハース) – 1分17秒350
    20.ニキータ・マゼピン(ハース) – 1分17秒857

  • アルファタウリ・ホンダF1、角田裕毅のマシンに電気系トラブル発生

    アルファタウリ・ホンダF1、角田裕毅のマシンに電気系トラブル発生

    アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表フランツ・トストは、F1エミリア・ロマーニャGPのフリー走行1回目に角田裕毅のマシンに電気系トラブルが発生していたことを明らかにした。

    角田裕毅は、ハードタイヤで走行していたセッション序盤にスピンを喫してガレージへと戻った後、なかなか走行を開始することができず、赤旗中断もあって残り5分でコースに出たものの、全ドライバーで最少の11周の走行に留まり、タイムシートの最下位で1回目のセッションを終えた。

    フランツ・トストは「裕毅にはあまり運に恵まれなかった。パワーユニットに電気系のトラブルが発生していた」とコメント。

    「FP2までに解決し、明日の予選と決勝にむけてしっかり準備できるようにしたい」

    角田裕毅は、開幕戦F1バーレーンGPのフリー走行2回目でも電気系のトラブルによってセッションは早めに切り上げている。

  • ピエール・ガスリー 「AT02は昨年よりも本当にパフォーマンスが向上している」

    ピエール・ガスリー 「AT02は昨年よりも本当にパフォーマンスが向上している」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、今季マシン『AT02』は昨年モデルのパフォーマンスから大きく改善していると感じており、F1エミリア・ロマーニャGPの見通しに「本当に興奮している」と語る。

    開幕戦F1バーレーンGPでは、予選Q2をミディアムタイヤで通過して5番グリッドを獲得したピエール・ガスリー。決勝では序盤のダニエル・リカルド(マクラーレン)との接触でマシンにダメージを負い、結果的にリタイアとなったが、AT02にはかなりの手ごたえを感じている。

    「僕たちはこのマシンをバーレーンのトラックでしか走らせていないので、異なるトラック特性でマシンがどのように機能するかについてはまだ少し不明だ」とピエール・ガスリーは語った。

    「でも、昨年よりもパフォーマンスが向上したと本当に信じている。ミッドフィールドのトップとのギャップを縮まった。僕たちは戦いのなかにいるし、競争力がない理由はない」

    「だからこそ、本当にワクワクしている。強いベースラインがあり、強いウィークエンドになるはずだと分かって、レースウィークエンドに向かうのは常にエキサイティングだ。僕たちは大きな希望を持っているし、バーレーンよりもはるかに多くのポイントを獲得して今週末を終えられることを願っている」

  • ホンダF1:2021年 第2戦 F1エミリア・ロマーニャGP プレビュー

    ホンダF1:2021年 第2戦 F1エミリア・ロマーニャGP プレビュー

    ホンダF1は、2021年のF1世界選手権 第2戦 F1エミリア・ロマーニャGPにレッドブル・ホンダおよびアルファタウリ・ホンダの4台で好成績を目指す。

    2020年、コロナ禍による変則的なカレンダーへの移行により、イモラへ14年ぶりにF1が帰ってきた。かつてはF1サンマリノGPとしてレースが行われたサーキットだが、今年は昨年に続きエミリア・ロマーニャGPとしてレースを開催。昨年の予選では、ホンダのF1パワーユニット勢が4台すべてトップ8入りを果たし、力強いパフォーマンスを披露している。

    田辺豊治(ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「先日バーレーンで行われたシーズン開幕戦では、レッドブル・レーシング・ホンダ、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ両チームともにポジティブな週末となり、今後につながるいいシーズンスタートとなりました。また、初のF1レースに臨んだルーキーの角田裕毅選手も9位に入賞するなど、今後が楽しみです。週末の中でいくつか発生したトラブルについては、チームとともに分析を行い、再発防止に向けた対応を取っています。週末の第2戦は、伝統あるイタリアのイモラ・サーキットで行われます。昨年、コロナ禍によるカレンダー変更のため14年ぶりにこの地でレースが開催されました。ファンやドライバーから愛されているこのサーキットで、今年もまたレースができることをうれしく思っています。前回は土曜と日曜だけの2日間フォーマットいう特殊な開催形式でしたが、今回は通常のグランプリと同様に3日間のレースウイークになります。また、このイモラ・サーキットはアルファタウリのファクトリーがあるファエンツァからわずか15Kmほどの場所に位置し、彼らにとってのホームレースとなりますので、アルファタウリのチームメンバーのみならず、我々ホンダのメンバーも一段と士気を高くしてレースに臨みます。昨年はここで、予選まではよかったものの、レースの結果は振るいませんでした。今年は両チームとともに、予選、レース両方でいい結果を目指して臨みたいと思います」

    セルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    「バーレーンGPは本当に劇的な展開で、スタート前にレースが終わったかと思ったけど、マシンを動かすことができてラッキーだった。悪いことがあった日は、その中で最大の成果を手にすることが大切だけど、最終的には追い上げを見せられてとてもいいレースになり、チームのためにポイントを獲得することができた。また、レースディスタンスを走りきることができて、マシンやチームとの仕事ぶりなど、すべてのプロセスの習熟が進んだし、走行距離を伸ばせたことも重要だ。フォーメーションラップでマシンが止まった時には、そこからどうなるか分からなかったが、冷静ではいられた。すべてがシャットダウンしてしまい、無線、テレメトリーなどが完全にオフになっていたので、その瞬間は何もできなかった。マシンを降りようとしていたところだったが、そのときに再起動することができた。結果として、ピットレーンからスタートすることにはなったけど、マシンにとどまって再び走行できるようになったので、ラッキーだった。マックスがポールを獲得しながらレースでは2位に終わるなど、メルセデスとは非常に僅差だと思っているし、それがサーキットによるものなのかを見ていきたい。イモラはバーレーンと全く異なるコースなので、そこでどうなるか興味深いし、彼らと比較してみたいと思っている。ここまで多くを学習した。特に、マックスのドライビングスタイルからは、このマシンの力を最大限に引き出すためにどうドライブしなければならないのかを学んでいる。それが一番大きな学びだったし、レースウイークを通じてどんなバランスが必要なのかが分かった。僕の目標はいいレースをすることで、レースウイークを楽しみにしている。イモラではばん回して表彰台争いができればと思っているし、願わくは勝利を目指したい。バーレーンとは異なり、オーバーテイクが難しいので予選が重要だけど、好きなサーキットだ」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    「前回のポールポジションにはもちろん満足している。バーレーンでのレースは、シーズンの幕開けとしてすばらしいものだったし、パフォーマンス面でもポジティブだったが、イモラでもうまくいく保証はない。いい形でシーズンをスタートできたので、それが続けばと思っているが、簡単なことではないし、ライバルを倒すためにはすべてを完璧に機能させる必要がある。(バーレーンGPを振り返って)当然、改善できる部分は常にあるもので、レースウイーク後にそれを言うのは簡単だけど、僕らはチームとしていつも向上を目指しているし、そのための取り組みを続けていて、前を見ていきたいと思っている。バーレーンで優勝できていたとしても、改善点はあるし、7度のチャンピオン獲得を誇るチームを相手に戦っているわけだから、イモラでも同じように取り組んでいく。バトルが楽しみだし、シーズンはまだ先が長い。(RB16BとRB16の違いについて)タイヤや空力の変更など多くの要素が異なっているので、2つのマシンを比較できるとは思わないけど、ここまでRB16Bのハンドリングがいいというのは明言できる。まだ1つのサーキットしか走っていないので、レースごとにいいマシンバランスを探っていかなければならないが、F1では全員がこのチャレンジを楽しんでいる。今週末のイモラに向けては、とてもリラックスしていて、またあのコースで走るのを楽しみにしている。昨年は、タイヤの問題が起きるまではかなりいいレースができていた。まだシーズンのスタートに過ぎないので、どういうパフォーマンスができるか、コースへ出てみなければ分からない。すべてのレースで勝利を狙っていくという意欲が沸き上がっている。前回よりも1つ上に行けるか、見ていきたい」

    ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
    「ダニエル(リカルド)との接触を除けば、バーレーンでのレースウイークは順調で、多くのポジティブな点が得られた。フリー走行ではすべて上位に入り、予選でもトップ5入りと、過去最高に近い成績を残せた。パフォーマンスやスピードの面では、今週末のイモラをはじめ、この先のシーズンに向けてとても勇気づけられるものだった。バーレーンで見えたのは、僕らに大量ポイント獲得を可能にするパッケージがあるようだということで、今後のレースでも同様に戦えるはずだ。チームの自信を表す一例として、サヒールのQ2ではミディアムタイヤで挑み、僕ら以外は、メルセデス2台とマックス・フェルスタッペンだけが成功した。リスクはあったが、僕らのマシンやパフォーマンスレベルに対する信頼の証だ。ほかのサーキットでもこれを再現できればと思っている。コロナ禍の関連によりまださまざまな制限があり、慎重に行動しなければならないので、前戦が終わってからあまり多くのことはできていない。何日かシミュレーターに乗り、イースター休みには、規則に従った上で家族と過ごす時間を少し取れた。そして、今週は大好きなサーキットのイモラへと向かいる。テクニカルで、リズムに乗れる高速コーナーも多く、切り返しが忙しないコースだ。昨年は、ここでチームとの予選ベストリザルトを記録し、2列目のグリッドにつけた。残念ながらレースでは問題が起き、5番手走行中に終えてしまったが、それまではいいレースウイークだったので、戻るのがとても楽しみだし、昨年の埋め合わせをしたい。現段階でペースがあるのは分かっているものの、まだ改善できる部分もあるので、開幕戦以降、チームはハードワークを続けてくれている。シーズン序盤の時点だから、マシンの理解が進んで最適化できれば、前進できる可能性がどのチームにもあるので、僕らも懸命に取り組んで前進し続けなければならない。率直に言ってレースが待ちきれず、この3週間のブレイクがとても長く感じた。ここからは次々とレースが続くので、どんな結果が残せるか早く見てみたい」

    角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
    「バーレーンでの初のF1レースウイークはとても楽しかったですし、2戦目のイモラも楽しみにしています。バーレーンでは、特にサプライズはあまりありませんでしたが、取材対応だけは予想外の多さでした(笑)。初めてのレースと予選の中ではそんなに驚くようなことはなかったです。バーレーンの予選について、戦略に悔いはありません。ミディアムタイヤでQ3進出を狙ったことはいい経験でしたし、チームにとってもあのタイヤ戦略は新たなチャレンジでした。トップ5や6に入れるポテンシャルがあり、もっと上のグリッドを得られたかもしれませんが、そこから多くを学びました。どのセッションでも常に集中できていたので、緊張やプレッシャーもなく、時間がないと感じることもありませんでした。同じサーキットでプレシーズンテストができたこともよかったのだと思います。ポルティマオやモナコなど経験のないサーキットでは、バーレーンよりもタフな戦いになるはずです。イモラについては、走行経験も多く、バーレーンと似た形で入っていけるので、問題ないはずです。開幕戦での経験も活かせると思いますし、イモラでもマシンには自信があります。中速域のコーナーが多く、そこに高速コーナーもいくつかあるサーキットです。ターン1~2のような高速シケインが好きで、これまでに経験のない、イモラならではの箇所だと思います。また、高低差が大きい点も気に入っています。ほかとは異なるコースなので、多くのドライバーがドライビングを楽しんでいるのだと思います。また、ターン11~12のアクア・ミネラリというセクションは、下り坂で右コーナーが連続し、ここも楽しめます。全コーナーが好きですが、特にこれらはお気に入りです。レースウイークの開始から、徐々にペースを上げていきます。これがカギになるはずで、FP1でミスをして自信を失うようなことはしたくありません。シーズン開始前にここで走り込んだので、チームとしてはマシンセットアップに集中して取り組み、そのアドバンテージを活かしていい結果が出せればと思います。チームにとってのホームレースなので重要な一戦ですし、僕にとってもホームのように感じています。バーレーンを終えて興味深かったのは、日本のファンよりもヨーロッパからのほうが大きな反響だったことです。これは文化の違いもあり、日本のファンの皆さんは、数戦かけて僕がどれだけできるか見ていこうと思ってくれていると思います。ヨーロッパでの反応には驚きました。僕にとって、バーレーンは完璧なレースウイークにならず、もっと上を目指していたので、予想外でした。ファンの皆さんの応援がうれしいですし、それをプレッシャーではなく、ポジティブなものとして捉えています。今週末もきちんと自分の仕事を進めていきます」

  • 角田裕毅 「デビュー戦は10点満点で5点。イモラではQ3進出を目指す」

    角田裕毅 「デビュー戦は10点満点で5点。イモラではQ3進出を目指す」

    アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、まだまだ改善の余地があると考えており、今週末のF1エミリア・ロマーニャGPではまずは予選でQ3に進出することから進めていきたいと語る。

    F1デビュー戦となったバーレーンGPで9位入賞を果たして初ポイントを獲得した角田裕毅は、周囲からの期待を正当化した。それでも、ミディアムタイヤで通過を試みた予選Q2で失敗して13番グリッドからデビューレースを向けた。

    決勝ではスタートでさらに順位を落とした角田裕毅だったが、そこからオーバーテイクを重ねて9位入賞を果たし、デビュー戦でポイントを獲得した初の日本人ドライバーとなった。

    F1エミリア・ロマーニャGPの木曜記者会見でデビュー戦でのパフォーマンスを10点満点で評価するよう頼まれた角田裕毅は「5点くらいですかね」と笑った。

    「もちろん、チームのためにポイントを獲得できたことは本当に嬉しかったです。初レースで初ポイントですからね」

    「でも、同時に、レースウィークの前にはもっと高いポジションを目指していました。トップ6に入れる可能性があったので、複雑な気持ちでした。バーレーンではたくさんのことを学びました。特にQ2は望んでいた結果ではありませんでした。レース、スタートが本当に駄目でしたし、いくつかのポジションを失ってしましました」

    「でも、全体として、チームにとって、将来にとって本当にポジティブなレースウィークでした。僕たちは競争力のあるマシンを持っていることを示したと思います」

    今週末のF1エミリア・ロマーニャGPはアルファタウリのファエンツァの本拠地に近いイモラ・サーキットで開催される。イモラはデビュー前にチームとテスト走行を重ねたサーキットであり、パフォーマンスを向上させることに自信を持っており、Q3進出を目指したいと角田裕毅は語る。

    「シーズン前にここを走っているので、とても楽しみにしています」と角田裕毅は語った。

    「それによって少しアドンバーテジがあると思います。そのアドバンテージを最大限に活用する必要がありますし、より良い結果を出せることを期待しています。もちろん、結果に関してはバーレーンよりも高い順位を目指しています。特に予選では、今回はQ3に進出して、チームのためにも良い結果を出したいと思っています」

  • アルファタウリ・ホンダF1 「角田裕毅はすでにマシン開発に貢献している」

    アルファタウリ・ホンダF1 「角田裕毅はすでにマシン開発に貢献している」

    アルファタウリ・ホンダF1のテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンは、ルーキーの角田裕毅がすでにチームのマシン開発に貴重な貢献をしており、新しい質問やアイデアを提起していると語る。

    角田裕毅は、先月末にF1バーレーンGPでグランプリデビューを果たし、F1に到達した最新のレッドブルジュニアプログラムの最新のドライバーとなった。13番グリッドからスタートした角田裕毅は印象的なオーバーテイクを連発して9位まで挽回して2ポイントを獲得してレースで感銘を与えた。

    以前、アルファタウリ・ホンダF1は、角田裕毅のチームメイトであるピエール・ガスリーのF1経験は開発の方向性をリードしており、2021年に重要な役割を果たすと話していた。

    アルファタウリ・ホンダF1のテクニカルディレクターであるジョディ・エギントンは、経験豊富なドライバーとルーキーのバランスは、多くのライバルとは“異なるシナリオ”ではあるものの、角田裕毅はすでにピエール・ガスリーをうまく補完していると語った。

    「ピエールは昨年のリファレンスを持っており、何が変わったのか、何が良くなったのか、何が悪くなかったのかを詳細に終えてくれる。それは良い部分だ」とジョディ・エギントンは語った。

    「それは相関関係と組み合わされて、裕毅が抱くかもしれない潜在的ないくつかの質問に答えるのに役立つ。我々は『大丈夫、それは期待されていることだ。それは予想されていないことだから、それに取り組むつもりだ』と言える。それで、それは船を少し安定させる」

    「同時に、角田は『OK、それは非常に興味深い考えだ』と言える質問をいくつか投げかけてくる。彼がマシンを運転する方法はピエールとは少し異なり、それは他のいくつかの質問を切り開く」

    「本当にちょっとしたミックスだ。重要なポイントは、彼には貢献できるスピードがあることだ」

    わずか3年前は全日本F4選手権に出場していた角田裕毅は、F1まで急速に上り詰めた。

    昨年のFIA-F2での印象的なルーキーシーズンで、角田裕毅はチャンピオンシップで3位でフィニッシュし、広範なプライベートテストプログラムの支援を受けてF1昇格を獲得しまた。

    ジュディ・エギントンは、角田裕毅が初のグランプリウィークエンドでの適応性と学習意欲を証明したことに感銘を受けたと語る。

    「彼のスピードはF2から疑う余地はなかった」とジョディ・エギントンは語った。

    「彼はこのショットに値する。他の若いドライバーがF1の世界にやってくるように、彼は非常に急な学習曲線に乗っているが、彼はそれを段階的に進めている」

    「彼は多くの情報を吸収しているし、コミュニケーションもうまくいっている。我々は彼がマシンに何を求めているかを理解している。彼はエンジニアリングチームとうまく連携している。彼は素早い学習者だ」

    「バーレーンではいくつかの浮き沈みがあった。彼は非常に速かった。マシンにいくつかの小さな問題があったが、彼は難なく切り抜けた。それは誰にとってもそうであるように、彼にとってフラストレーションが溜まることだった。それが彼にとってイライラするものだった場合、実際には心配なことだが、彼はそれから立ち直った」

    「チーム内の若いスタッフとともに本当に新鮮だ。私は挑戦をとても楽しんでいる、そして、チームはそれが得意だ。うぬぼれではなく、チームは若いドライバーと仕事をするのが得意だ」

    「浮き沈みはありますが、彼はそ結果を出している。我々はミッドフィールドにしっかりといるので、それは重要なことだし、良いことだ」

  • ピエール・ガスリー 「僕たちには大量ポイントを争えるパッケージがある」

    ピエール・ガスリー 「僕たちには大量ポイントを争えるパッケージがある」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーが、2021年のF1世界選手権の第2戦としてイモラ・サーキットで開催されるF1エミリア・ロマーニャGPへの意気込みを語った。

    開幕戦F1バーレーンGPで、ピエール・ガスリーはミディアムタイヤでQ2を突破し、5番グリッドを獲得するというパフォーマンスを見せたが、決勝では序盤のダニエル・リカルド(マクラーレン)との接触でマシンを破損し、最終的にリタイアという残念な結果に終わった。

    それでも、バーレーンでのアルファタウリ・ホンダF1は、残りのシーズンに向けて励みになるものだったとピエール・ガスリーは語る。

    「ダニエル(リカルド)との接触を除けば、バーレーンでのレースウイークは順調で、多くのポジティブな点が得られました」とピエール・ガスリーはコメント。

    「フリー走行ではすべて上位に入り、予選でもトップ5入りと、過去最高に近い成績を残せた。パフォーマンスやスピードの面では、今週末のイモラをはじめ、この先のシーズンに向けてとても勇気づけられるものだった。バーレーンで見えたのは、僕らに大量ポイント獲得を可能にするパッケージがあるようだということで、今後のレースでも同様に戦えるはずだ」

    「チームの自信を表す一例として、サヒールのQ2ではミディアムタイヤで挑み、僕ら以外は、メルセデス2台とマックス・フェルスタッペンだけが成功した。リスクはったけど、僕らのマシンやパフォーマンスレベルに対する信頼の証だ。ほかのサーキットでもこれを再現できればと思う」

    「コロナ禍の関連によりまださまざまな制限があり、慎重に行動しなければならないので、前戦が終わってからあまり多くのことはできていない。何日かシミュレーターに乗り、イースター休みには、規則に従った上で家族と過ごす時間を少し取れた」

    「そして、今週は大好きなサーキットのイモラへと向かう。テクニカルで、リズムに乗れる高速コーナーも多く、切り返しが忙しないコースだ。昨年は、ここでチームとの予選ベストリザルトを記録し、2列目のグリッドにつけた。残念ながらレースでは問題が起き、5番手走行中に終えてしまったけど、それまではいいレースウイークだったので、戻るのがとても楽しみだし、昨年の埋め合わせをしたい」

    「現段階でペースがあるのは分かっているものの、まだ改善できる部分もあるので、開幕戦以降、チームはハードワークを続けてくれている。シーズン序盤の時点ですから、マシンの理解が進んで最適化できれば、前進できる可能性がどのチームにもあるので、僕らも懸命に取り組んで前進し続けなければならない。率直に言ってレースが待ちきれないし、この3週間のブレイクがとても長く感じた。ここからは次々とレースが続くので、どんな結果が残せるか早く見てみたい」

  • ホンダF1 「開幕戦でのトラブルは再発防止に向けて対応済」

    ホンダF1 「開幕戦でのトラブルは再発防止に向けて対応済」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2021年のF1世界選手権の第2戦としてイモラ・サーキットで開催されるF1エミリア・ロマーニャGPへ向けての意気込みを語った。

    2020年、コロナ禍による変則的なカレンダーへの移行により、イモラへ14年ぶりにF1が帰ってきた。かつてはF1サンマリノGPとしてレースが行われたサーキットだが、今年は昨年に続きF1エミリア・ロマーニャGPとしてレースを開催。昨年の予選では、ホンダF1パワーユニット勢が4台すべてトップ8入りを果たし、力強いパフォーマンスを披露した。

    開幕戦のF1バーレーンGPでは、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが2位、セルジオ・ペレスが5位、アルファタウリ・ホンダ角田裕毅が9位とホンダF1勢の3台が入賞。だが、フォーメーションラップでペレスのマシンが突然シャットダウンするなどトラブルもあった。

    田辺豊治は、開幕戦でのトラブルは対応済みであり、F1エミリア・ロマーニャGPでは好成績を目指すと語る。

    「先日バーレーンで行われたシーズン開幕戦では、レッドブル・レーシング・ホンダ、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ両チームともにポジティブな週末となり、今後につながるいいシーズンスタートとなりました」

    「また、初のF1レースに臨んだルーキーの角田裕毅選手も9位に入賞するなど、今後が楽しみです。週末の中でいくつか発生したトラブルについては、チームとともに分析を行い、再発防止に向けた対応を取っています」

    「今週末の第2戦は、伝統あるイタリアのイモラ・サーキットで行われます。昨年、コロナ禍によるカレンダー変更のため14年ぶりにこの地でレースが開催されました。ファンやドライバーから愛されているこのサーキットで、今年もまたレースができることをうれしく思っています」

    「前回は土曜と日曜だけの2日間フォーマットいう特殊な開催形式でしたが、今回は通常のグランプリと同様に3日間のレースウイークになります。また、このイモラ・サーキットはアルファタウリのファクトリーがあるファエンツァからわずか15Kmほどの場所に位置し、彼らにとってのホームレースとなりますので、アルファタウリのチームメンバーのみならず、我々ホンダのメンバーも一段と士気を高くしてレースに臨みます」

    「昨年はここで、予選まではよかったものの、レースの結果は振るいませんでした。今年は両チームとともに、予選、レース両方でいい結果を目指して臨みたいと思います」

  • アルファタウリF1幹部 「角田裕毅とガスリーのコンビはお互いを補完」

    アルファタウリF1幹部 「角田裕毅とガスリーのコンビはお互いを補完」

    アルファタウリ・ホンダF1のテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンは、ピエール・ガスリーのの知識は、チーム自体にとっても角田裕毅にとっても有益であり、また、ルーキーの角田の発想はガスリーの刺激にもなると考えている。

    今年、チームとの4年目のフルシーズンを迎えるピエール・ガスリーは、ルーキーの角田裕毅を新たなチームメイトに迎えた。

    昨年のF1イタリアGPでF1初勝利を挙げたピエール・ガスリーは若手のなかで円熟味を増しており、新人の角田裕毅の速さもチームに刺激を与えているとジョディ・エギントンは語る。

    「ピエールは昨年のベンチマークを持っており、2021年のマシンは2020年のマシンの進化形であるため、非常に重要だ。したがって、このマシンとエンジニアのチームがどのように機能するかを知っていることが不可欠だ。彼が何か問題を抱ている場合、彼はすでにリファレンスを持っている」とジョディ・エギントンは言った。

    「我々が戦っている多くのチームは、2人の経験豊富なドライバーがいるので、彼らにとっては異なるシナリオだが、我々が抱えているドライバーはいい関係だ。ピエールは、何が良くなっているのか、何がうまくいかないのか、何が変わったのかを詳細に教えてくれる。相関関係と組み合わせて、裕毅が尋ねる可能性のあるいくつかの質問に答えるのを手伝ってくれる。予想するべきことと、そうではないことを彼に伝えることができるので、我々はすべて処理している」

    「裕毅のドライビングスタイルはピエールとは少し違うので、少し違った質問も出てくる。つまり、様々な要素をミックスできるということだ。重要なのは彼がスピードを持っていて、貢献できているということだ」

    だが、角田裕毅に関して、ジョディ・エギントンはまだ長い道のりがあると語る。

    「彼の速さはF2時代から疑う余地がなかった。だが、彼はF1に参加する若いドライバーと同じように学ぶべきことがたくさんある。しかし、彼はすべてを段階的に行っている」とジョディ・エギントンは語った。

    「彼は多くの情報を吸収し、非常によくコミュニケーションを取り、エンジニアとうまく連携している。彼は速い学習者だ」

    角田裕毅とアルファタウリ・ホンダF1にとってはクリーンな週末ではなかったが、結果はシーズンの残りの部分に希望を与えるものだとジョディ・エギントンは語る。

    「いくつか浮き沈みがあった。彼は本当に速いが、マシンにいくつかの問題があり、チームの他のメンバーと同じようにそれは彼を苛立たせた。しかし、それは我々を強くする。これまでのところ、非常にうまくいっている」

    ジョディ・エギントンは、これまでチームが輩出した若いドライバーの長い歴史を考えると、アルファタウリ・ホンダF1は角田裕毅がF1デビューするには最適なチームだと信じている。

    「傲慢に聞こえたくないが、チームは若いドライバーとうまく連携している。ここで運転した若いドライバーのリストを見れば、我々のエンジニアは優れていると言えるだろう」

    「浮き沈みはさらに増えるだろうが、彼はパフォーマンスを発揮している。私にとってはそれが最も重要だ。彼は学ぶためにここにいる。全体として、彼はうまくやっており、正しい場所にいると思う」