カテゴリー: スクーデリア・アルファタウリ

  • ピエール・ガスリー 「フルウエットでのスタートには自分も賛成していた」

    ピエール・ガスリー 「フルウエットでのスタートには自分も賛成していた」

    ピエール・ガスリーは、結果的に間違った判断になってしまったものの、F1エミリア・ロマーニャGPをフルウエットでスタートするというチームとの決定を自分も支持していたと語った。

    決勝前に土砂降りの雨が降ったF1エミリア・ロマーニャGP。チームメイトの角田裕毅はインターミディエイトでスタートしたが、5番グリッドのピエール・ガスリーは、エクストリームウエットでレースをスタートすることを決断した。

    他にもフルウエットでスタートしたドライバーは3人いたが、スタート時には雨も上がって路面はどんどん乾いていき、レース前半の理想的なタイヤはインターミディエイトだった。

    インターミディエイト勢に抜かれてズルズルと後退したピエール・ガスリーは15周目に耐え切れずタイヤ交換。それによってフィールドのさらに後方に順位を落とすことになった。

    だが、ピエール・ガスリーは34周目の赤旗中断の恩恵を受けたドライバーのひとりであり、再開後はドライタイヤで挽回して8位でフィニッシュ。さらにレース後にランス・ストロールにタイム加算ペナルティが科せられたことで7位に昇格した。

    「確かに、僕たちにとって素晴らしい午後ではなかった。正直、非常に難しかった」とピエール・ガスリーはコメント。

    「僕たちはウェットでスタートすることを決定した。僕も賛成していた。チームも賛成していた。試してみようと思ったのけど、最終的、ウェットでコースに出ていた唯一のドライバーになってしまったし、グリップはまったくなかった。僕たちはかなり遅かった」

    「ある時点で僕たちは最下位だったと思う。5位をスタートしたので、それは明らかに僕たちが期待していたものではなかった」

    「再スタート後、14位だったと思う。ドライでのマシンのペースを生かして挽回しようと頑張った。いくつかのバトルがあり、何とか数ポイントを獲得できた」

    ピエール・ガスリーにとって最高のレースではなかったが、結果として予想していた場所のすぐ後ろでフィニッシュした。

    なぜもっと早くインターミディエイトに交換しなかったのかと質問されたピエール・ガスリーは「僕たちは八方ふさがりだった。トラックが乾くのを待っていた。 スタートではうまくいかなかった。もっとうまくやれた部分がないか調べてみる必要がある」とコメント。

    「僕たちはそれらの人たちと競争する立場になかったので、6位が僕たちが終えることができた場所だと思う。でも、それが競争だ。正しい判断ができることもあれば、間違った判断をすることもある。それが僕たちの学習方法でもある」

    「僕たちには今後のレースでポイントを争う機会を与えてくれるマシンがあると思うし、正しいことをするようにしなければならない」

  • ホンダF1 田辺TD 記者会見 「PUの観点で言えばきっちりとレースができた」

    ホンダF1 田辺TD 記者会見 「PUの観点で言えばきっちりとレースができた」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2021年の初勝利となった第2戦F1エミリア・ロマーニャGPの決勝レースを振り返った。

    ホンダF1エンジン勢は、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が優勝、ピエール・ガスリーが8位(アルファタウリ・ホンダ)と2台が入賞。一方で、セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)は11位、角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)は12位とポテンシャルのあるなかでポイントを取りこぼした。

    「前戦はポールポジションでレースは2位とちょっと悔しい思いをしたのですが、今回ペレス選手が2位、マックス選手が3位。3位からスタートダッシュを決めて優勝ということで、いいシーズンスタートの優勝になったと思っています」と田辺豊治はコメント。

    「今日のレースは、スタート直前にコースの部分的に雨が降り出し、かなり激しい雨だったので、非常に難しいコンディションの中でのスタートになりました。徐々に路面が乾いていく中で、どの辺りでドライタイヤに切り替えるのか、ハミルトン選手との差がどうなのか、その辺りで非常に難しいレースだったと思います」

    「スピンアウトとか、クラッシュとか、赤旗中断もあった中で、きっちりと走りきって優勝してくれたマックス選手はさすがだなと思いました」

    他のクルマに関しては、ペレス選手が難しい路面に足を取られる形でコースアウトしたり、それでペナルティをもらったりとか含めて残念な結果に終わりました。しっかりフォーメーションを組んでレース展開ができれば、うちょっと力強いレースができたかと思いますが、これから先きっちりとチームとして戦えるようにやっていければと思います」

    「ガスリー選手ですが、ウェットタイヤの選択の中でエクストリームでのスタートとなったのですが、その後雨が降らなかったということで、どんどん乾いていく路面の中でタイヤ劣化が大きく、大きく順位を落としました。最終的には、インターミディエイトやドライではよいタイムで走りました。最終的に8位とというちょっと残念な結果に終わりましたが、レースを通してアルファタウリのクルマの戦闘力とガスリー選手の安定した走りを確認できたかなと思っています」

    「角田選手に関しては、昨日のスピンで最後尾スタート。スタート後は水煙を全車が巻き上げる中で、なかなか視界を含めて難しかったのではと思いますが、徐々に順位を上げて、いいところに来たのですが、今日もスピンをしてしまい、そこで大きく順位を落とし、ポイント圏外のままフィニッシュとなりました」

    「PUとしては、ウェットからセミウェット、ドライという中で走り、4台がきっちり完走し、その中でエネルギーマネジメントなどの設定もきっちりとできたと思っています。ある意味、PUの観点で言うと、きっちりレースができたかなと思います」

    「23分の2を終わって、これから再来週に3戦目のポルトガルGPを迎えますが、今回のデータをきっちり確認して、さらにパフォーマンスを上げる検討を進め、臨みたいと思っています」

    今回のレースでは、マックス・フェルスタッペンが3番グリッドから好スタートを決めてトップに浮上した。昨年はスタートが弱点だったレッドブルとホンダF1だが、今季はしっかりと対策ができているようだ。

    「なにが悪かったかをきっちりと解析し、それを向上するためにはどういう設定がいいのか設定を検討してました」と田辺豊治はコメント。

    「車体側のクラッチコントロールだったり、エンジン側の要求トルクに対するトルクの出し方だったり、その合わせ技です。。エンジンだけではないし、車体だけではないし、そこはチームと一緒に開発を続けて、今年に臨みました。今日、その結果が明らかに出ました。非常に複雑なところなので、なかなか難しい部分があるのですが、開発をした結果が証明できました」

    「スタートダッシュでマックス選手がポールポジションのハミルトン選手をパスできたということは、非常によかったと思っています」

    2021年 F1エミリア・ロマーニャGP 決勝 結果
    1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
    2.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    3.ランド・ノリス(マクラーレン)
    4.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    5.カルロス・サインツ(フェラーリ)
    6.ダニエル・リカルド(マクラーレン)
    7.ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
    8.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    9.エステバン・オコン(アルピーヌ)
    10.フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
    11.セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
    12.角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
    13.キミ・ライコネン(アルファロメオ)
    14.アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
    15.セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
    16.ミック・シューマッハ(ハース)
    17.ニキータ・マゼピン(ハース)
    DNF.バルテリ・ボッタス(メルセデス)
    DNF.ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
    DNF.ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)

  • アルファタウリ・ホンダF1 「マシンに見合ったポイントを獲得できなかった」

    アルファタウリ・ホンダF1 「マシンに見合ったポイントを獲得できなかった」

    アルファタウリ・ホンダF1のテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、2021年のF1世界選手権 第2戦 F1エミリア・ロマーニャGPの決勝レースを振り返った。

    5番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーは、ウエットタイヤでスタートするという判断が失敗に終わって順位を下げ、インターに交換することを余儀なくされたことでさらに大きく順位を落とすことになる。

    しかし、赤旗中断のレース再開後から素晴らしい追い上げを見せ、キミ・ライコネン(アルファロメオ)をオーバーテイクすると、ランス・ストロール(アストンマーティン)やダニエル・リカルド(マクラーレン)へ最後までプレッシャーをかけ続け、7位入賞。6ポイントを獲得した。

    ピエール・ガスリーは「今日は間違いなく厳しい一日だった。5番手からのスタートだったが、スタート時のタイヤ選択が周りと異なり、後方まで順位を下げてしまった」とコメント。

    「とても残念ではあるものの、戦い続け、赤旗中断後は順位を挽回して7位に入り、ポイントを獲得できたことはよかった。簡単なレースではなかったので、ポイント獲得で終われたことはポジティブだ。ただ、今日のスターティンググリッドを考えればもっと上を目指せたと思います。土曜日にはマシンのポテンシャルを示すことができたので、次はレースウイークすべてでそれを発揮する必要がある」

    一方、最後尾からスタートした角田裕毅は、オープニングラップで最後尾から14番手までジャンプアップ。ペースの上がらないチームメイトのピエール・ガスリーを交わして、序盤で13番手まで順位を上げた。

    34周目にジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)とバルテリ・ボッタス(メルセデス)が激しくクラッシュし、レースは赤旗中断。この中断によって、各車はタイヤ交換が可能となり、角田裕毅はソフトを装着。リスタートで9番手までポジションを上げたものの、ターン2でスピンを喫してポイント圏外まで順位を落としてし、13位でチェッカーを受けた。

    角田裕毅は「見ていたファンの皆さんにとっては、素晴らしいレースになったと思いますが、僕は自分自身にがっかりしていますし、チームにも申し訳なく思っています」とコメント。

    「いいレースができていて、ペースもすごくよかったので、赤旗中断後のスピンは本当に残念でした。ウエットでF1マシンを走らせるのは初めてでしたが、慎重に、特に加速では気を付けなければならないと学びました。レインコンディションの中、インターミディエイトタイヤでスタートしたのも難しかったのですが、異なるコンディションでこのタイヤがどう機能するのかを理解する貴重な機会になりました。今日はポイント獲得が可能だったはずですが、すべてが学びになったので、この経験を次戦に活かしていきたいと思います」

    アルファタウリ・ホンダF1のテクニカルディレクターのジョディ・エギントンは「今日のレースは確かに波乱に富んでおり、ピエールと数ポイントを獲得したが、正直、我々の戦いは必要以上に自分たちを困難に追い込んでいたし、今週末のパッケージに見合ったポイントを獲得できなかったと言わなければならない」とコメント。

    「チーム全体が落胆しているのは間違いないが、オープンかつ実用的な方法で今日のレースを見直し、次のグランプリでより強力なパフォーマンスを発揮できるように様々な課題に取り組んでいきたい」

    2021年 F1エミリア・ロマーニャGP 決勝 結果
    1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
    2.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    3.ランド・ノリス(マクラーレン)
    4.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    5.カルロス・サインツ(フェラーリ)
    6.ダニエル・リカルド(マクラーレン)
    7.ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
    8.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    9.エステバン・オコン(アルピーヌ)
    10.フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
    11.セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
    12.角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
    13.キミ・ライコネン(アルファロメオ)
    14.アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
    15.セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
    16.ミック・シューマッハ(ハース)
    17.ニキータ・マゼピン(ハース)
    DNF.バルテリ・ボッタス(メルセデス)
    DNF.ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
    DNF.ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)

  • ピエール・ガスリー、7位入賞「ポジティブだけど、もっと上を目指せた」

    ピエール・ガスリー、7位入賞「ポジティブだけど、もっと上を目指せた」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、2021年のF1世界選手権 第2戦 F1エミリア・ロマーニャGPの決勝で7位入賞を果たした。

    ホンダF1パワーユニット勢でピエール・ガスリーのみがウエットタイヤでスタート。だが、ウエットタイヤでスタートした各車は苦戦を強いられ、ピットインしてタイヤ交換を余儀なくされる。

    ピエール・ガスリーも同様に15周目でインターミディエイトタイヤに交換。これにより後方へと大きくポジションを下げる形になる。

    だが、ピエール・ガスリーは、赤旗中断のレース再開後から素晴らしい追い上げを見せ、キミ・ライコネン(アルファロメオ)をオーバーテイクすると、ランス・ストロール(アストンマーティン)やダニエル・リカルド(マクラーレン)へ最後までプレッシャーをかけ続け、7位入賞。6ポイントを獲得した。

    「今日は間違いなく厳しい一日だった。5番手からのスタートだったが、スタート時のタイヤ選択が周りと異なり、後方まで順位を下げてしまた」

    「とても残念ではあるものの、戦い続け、赤旗中断後は順位を挽回して7位に入り、ポイントを獲得できたことはよかった。簡単なレースではなかったので、ポイント獲得で終われたことはポジティブだ。ただ、今日のスターティンググリッドを考えればもっと上を目指せたと思います」

    「土曜日にはマシンのポテンシャルを示すことができたので、次はレースウイークすべてでそれを発揮する必要がある」

  • 角田裕毅、スピンを悔やむ「加速では気を付けなければならないと学んだ」

    角田裕毅、スピンを悔やむ「加速では気を付けなければならないと学んだ」

    アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、2021年のF1世界選手権 第2戦 F1エミリア・ロマーニャGPの決勝レースを13位でチェッカー(後に12位に昇格)。入賞の可能性もあっただけに赤旗中断後のスピンを悔やんだ。

    最後尾からスタートした角田裕毅は、オープニングラップで最後尾から14番手までジャンプアップ。ペースの上がらないチームメイトのピエール・ガスリーを交わして、序盤で13番手まで順位を上げた。

    34周目にジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)とバルテリ・ボッタス(メルセデス)が激しくクラッシュし、レースは赤旗中断。この中断によって、各車はタイヤ交換が可能となり、角田裕毅はソフトを装着。リスタートで9番手までポジションを上げたものの、ターン2でスピンを喫してポイント圏外まで順位を落としてし、13位でチェッカーを受けた。

    「見ていたファンの皆さんにとっては、素晴らしいレースになったと思いますが、僕は自分自身にがっかりしていますし、チームにも申し訳なく思っています」と角田裕毅はコメント。

    「いいレースができていて、ペースもすごくよかったので、赤旗中断後のスピンは本当に残念でした。ウエットでF1マシンを走らせるのは初めてでしたが、慎重に、特に加速では気を付けなければならないと学びました」

    「レインコンディションの中、インターミディエイトタイヤでスタートしたのも難しかったのですが、異なるコンディションでこのタイヤがどう機能するのかを理解する貴重な機会になりました。今日はポイント獲得が可能だったはずですが、すべてが学びになったので、この経験を次戦に活かしていきたいと思います」

    2021年 F1エミリア・ロマーニャGP 決勝 結果
    1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
    2.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    3.ランド・ノリス(マクラーレン)
    4.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    5.カルロス・サインツ(フェラーリ)
    6.ダニエル・リカルド(マクラーレン)
    7.ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
    8.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    9.エステバン・オコン(アルピーヌ)
    10.フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
    11.セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
    12.角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
    13.キミ・ライコネン(アルファロメオ)
    14.アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
    15.セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
    16.ミック・シューマッハ(ハース)
    17.ニキータ・マゼピン(ハース)
    DNF.バルテリ・ボッタス(メルセデス)
    DNF.ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
    DNF.ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)

  • ホンダF1、今季初優勝 「全員が着実な仕事をしたことで得られた勝利」

    ホンダF1、今季初優勝 「全員が着実な仕事をしたことで得られた勝利」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2021年のF1世界選手権 第2戦 F1エミリア・ロマーニャGPの決勝レースを振り返った。

    F1エミリア・ロマーニャGP決勝は、波乱の多い展開の中で、レッドブル・レーシング・ホンダのマックス・フェルスタッペンが盤石のドライビングとともに今季初勝利を挙げた。

    マックス・フェルスタッペンは後続との差を大きく広げ、最後は20秒以上のリードを保ったままチェッカーフラッグ。この勝利は、ホンダとしては79勝目、イモラでホンダのF1エンジン搭載マシンが勝利するのは、1991年のアイルトン・セナ選手以来となる。

    「今日のエミリア・ロマーニャGPでレッドブル・レーシング・ホンダのフェルスタッペン選手が、今シーズン初優勝を果たしました」と田辺豊治はコメント。

    「スタート前に降り出した雨の影響により、非常に難しい路面コンディションの中でアクシデントが多発し、赤旗中断などがあるトリッキーなレース展開でしたが、ドライバー、チーム、そしてホンダのメンバーそれぞれが着実な仕事をしたことで得られた勝利です」

    「懸命な開発によって競争力のあるPUを送り込んでくれたHRD-SakuraとHRD-UKのメンバー、そして素晴らしい車体を開発してきたレッドブル・レーシングに感謝の言葉を贈ります」

    「5番手スタートのスクーデリア・アルファタウリ・ホンダのガスリー選手は、序盤のウエットタイヤでの走行で一時は大きくポジションを落としましたが、粘り強い走りで巻き返しを見せ、7位入賞を獲得してくれました。レッドブル・レーシングのペレス選手、スクーデリア・アルファタウリの角田選手も、ともにいい走りを見せていましたが、残念なことに濡れた路面でスピンを喫し、完走を果たしたもののポイント圏外に終わりました」

    「まだ2戦を終えたところですが、いい戦いができていることをうれしく思っています。ここからも長いシーズンが続きますが、一戦一戦を大事に全力で前進を続けていきます」

    2021年 F1エミリア・ロマーニャGP 決勝 結果
    1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
    2.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    3.ランド・ノリス(マクラーレン)
    4.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    5.カルロス・サインツ(フェラーリ)
    6.ダニエル・リカルド(マクラーレン)
    7.ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
    8.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    9.エステバン・オコン(アルピーヌ)
    10.フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
    11.セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
    12.角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
    13.キミ・ライコネン(アルファロメオ)
    14.アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
    15.セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
    16.ミック・シューマッハ(ハース)
    17.ニキータ・マゼピン(ハース)
    DNF.バルテリ・ボッタス(メルセデス)
    DNF.ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
    DNF.ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)

  • 角田裕毅、無線で発した『Traffic Paradise(渋滞天国)』が話題

    角田裕毅、無線で発した『Traffic Paradise(渋滞天国)』が話題

    アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅の無線が新たな娯楽としてF1ファンを沸かせている。特にFP3で放った『Traffic paradise(渋滞天国)』はすでに今シーズンのベスト無線メッセージの候補に挙げられている。

    インタビューでの愛嬌のある人柄が好印象を与えている角田裕毅だが、ヘルメットをかぶると別の性格が顔を出す。

    開幕戦でのジョージ・ラッセルのウィリアムズの後ろでコースに出された角田裕毅は『LIKE, COME ON!(どうなってんの!) I GOT XXXXXX TRAFFIC!(トラフィックのなかにいるんだけど!』と激昂。ピー音が含まれたこのやり取りが公式無線デビューとなった。

    第2戦F1エミリア・ロマーニャGPでも角田裕毅は多くの娯楽を提供した。

    まず、レッドブルの先輩ドライバーであるセルジオ・ペレスが角田裕毅の邪魔をした際、次の無線メッセージが流れた。

    『He doesn’t even look? F*****g C***!(彼は見てさえいないよね? F*****g チェコ!』

    そして、セッションの後半に、彼はかなり長い列車の後ろにいることに気づいて発したのが次の無線だ。

    『It’s a f***ing paradise, like traffic paradise. What is this one? (f***ing天国。まるで渋滞天国だ。なにこれ?』

    F1バーレーンGPで話題になった際には「無線で罵倒してしまうのは僕の弱点のようなもの(笑)」と語っていた角田裕毅。その弱点が露呈してしまったのか、F1エミリア・ロマーニャGPでは本人曰く「興奮しすぎて」予選Q1でクラッシュを喫してしまった。

  • ホンダF1:2021年 第2戦 F1エミリア・ロマーニャGP 予選レポート

    ホンダF1:2021年 第2戦 F1エミリア・ロマーニャGP 予選レポート

    F1エミリア・ロマーニャGPの予選では、ホンダF1のパワーユニット勢の3台がトップ5入り。レッドブル・レーシング・ホンダの2台はともにトップに0.1秒差以内と、僅差に迫った。

    好調なパフォーマンスを見せていたスクーデリア・アルファタウリ・ホンダだったが、角田裕毅はQ1の序盤でクラッシュを喫し、タイムを記録できなかった。

    角田裕毅は、Q1最初のアタックのバリアンテ・アルタ(ターン14~15のシケイン)へオーバーステア気味に進入したが、リアが流れて後方からバリアへ衝突し、マシンは大破した。これによりセッションは約10分間の赤旗中断となり、角田は最後方のグリッドが確定した。

    セッション再開後、残りのホンダF1パワーユニット勢3台は順当にQ2へ進出。さらに、3台ともにQ3へと歩みを進める。Q2での使用タイヤにより、セルジオ・ペレスとピエール・ガスリーはソフトタイヤ、マックス・フェルスタッペンがミディアムタイヤで明日の決勝をスタートすることになる。

    Q3では、ペレスが素晴らしいペースを見せ、レッドブル・レーシング・ホンダの2台は1回目のアタックでトップに立ったルイス・ハミルトン(メルセデス)に対抗する。最終アタックで、ペレスはハミルトンとわずか0.035秒差で、自身初のフロントローとなる2番グリッドを獲得。フェルスタッペンは最初のシケインでミスがあったものの、首位と0.087秒差の3番手につけた。

    ガスリーも好調な走りで、首位と0.379秒差、2列目までは0.050秒差の3列目5番手となった。

    田辺豊治(ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日のエミリア・ロマーニャGPの予選はQ3に3台が進出、レッドブル・レーシング・ホンダのペレス選手がキャリア初のフロントロー2番手を獲得、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのガスリー選手が2戦連続の5番グリッドを獲得してくれました。フェルスタッペン選手はややまとめきれない部分があり、ペレス選手に続く3番手となりましたが、ペレス選手とともにポールタイムとは大きな差がない、非常に拮抗した予選を展開できました。トップ5に3台が入り、明日は3台それぞれに表彰台獲得のチャンスがあると思いますので、できるだけ上のポジションで終えられるよう、我々もレースに向けて最後の確認作業を続けます。角田選手については残念ながらQ1で最初のアタック時にクラッシュを喫してマシンが大破、明日は最後尾からのスタートになります。プラクティスでのマシンのパフォーマンスは悪くありませんでしたので、明日はアグレッシブな走りで、ポジションを上げてフィニッシュしてくれると思います」

    セルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    「今日は本当に素晴らしい結果ですし、明日のレースを勝てる可能性があると思うと本当にいい気分です。前向きに捉えるべきことばかりの一日ですが、それでもポールポジションに非常に近い状況ながら、最後のアタックで小さなミスを犯してしまったとは思っています。先日の開幕戦はピットレーンからのスタートになってしまったので、Red Bullに来て僕がグリッドからスタートできる初めてのレースがフロントローからというのは信じられない気分です。ここまでチームと一緒に重ねてきた努力が報われた結果だと思います。明日のレースは僕がソフトタイヤ、マックス(フェルスタッペン)がミディアムタイヤのスタートと、2人で異なる戦略を採ることになります。一緒にメルセデスにプレッシャーをかけられるはずなので、いいレースにできるのではと考えています。今日は素晴らしい結果でしたが、この先にもまだまだやることがあるので喜びすぎるわけにもいきませんし、ここからも前進を続けていく必要があります」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    「Q3ではラップをまとめきれませんでした。いくつかミスをしてしまったのですが、それでは予選のラップはいいものになりません。1回目のアタックではセクター1でほかのマシンの影響を受けてうまくいかなかったので、そこで大きくタイムを上げられると思い、2回目のアタックでは少しプッシュを強めたのですが、ターン3の出口で膨らんでしまい、やや芝生をカットしたことでタイムに響きました。こうしたことは起こるものですし、完璧やそれに近いラップにはなりません。完璧なラップができたと発言していても、改善できたと感じる点はあるものですが、今日はそこから程遠いものでした。予選を終えてこのように感じるくらいのアタックになったのは久しぶりなので自分にショックを受けています。素晴らしい仕事を成し遂げたチェコ(ペレス)を称えたいです。レースに向けてもマシンはいいですし、ポイント獲得が決まるのは明日です。天候やスタートの出来など、レースに影響する要素は多くありますが、チームは常に2台ともいいマシンで送り出してくれるので、明日はチェコとともにメルセデスを戦略面でも苦しめていければと思います」

    ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
    「今日はとてもいい一日で、本当にハッピーです。予選はバーレーンよりも厳しい戦いになりました。多くのチームがかなりペースを上げてきたと思います。Q3で全力を出せたことに満足しています。すごくクリーンなラップができました。ホームレースとなるここイモラで予選5番手というのはチームのみんなにも素晴らしい結果です。とても僅差になっており、シャルル(ルクレール)とは100分の数秒差だと思いますし、トップからも0.3~4秒差ですから、今日は素晴らしい成果であり、明日に向けてもいい位置だと思います。レースではあらゆる状況に対処できるように準備します。雨が降るかもしれないですし、上位陣で波乱が起こる可能性もあります。そうした機会を的確に捉えられる準備はできています」

    角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
    「予選でのクラッシュは僕のミスで、チームには申し訳なく思っています。シケインの入口で激しくプッシュしすぎてコントロールを失ってしまいました。そのコーナーを迎えるまで、マシンの感触はとてもよく、いいラップだったので残念です。おそらくタイヤ1セットのみでQ2進出を決められたと思います。明日のレースでは、スタート時に雨の可能性があるので、波乱が起きやすくなるはずです。後方から可能な限りプッシュして、追い上げていければと思います。マシンの感じは本当にいいので、今夜は気持ちをリセットして、明日はまたマシンに戻ってレースへ向かいたいと思います」

  • 角田裕毅、ホンダF1のパワーユニットを総入れ替えでペナルティ

    角田裕毅、ホンダF1のパワーユニットを総入れ替えでペナルティ

    アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、F1エミリア・ロマーニャGPの決勝レースに先駆けてF1パワーユニット一式を交換。グリッド降格ペナルティを科せられることなったが、最後尾であることからグリッドに変更はない。

    角田裕毅は、F1エミリア・ロマーニャGPの予選Q1でクラッシュ。真っ二つに割れたというギアボックスは新品が取り付けらえることは確認されていたが、今回パワーユニットも全コンポーネントを交換したことが明らかになった。

    金曜日のFP1で電気系のトラブルに見舞われた角田裕毅は、エネルギーストアとコントロールエレクトロニクスに2基目を搭載していた。そのため、その2つのコンポーメントが3基目に達したことで、グリッド降格ペナルティを科せられることなった。パワーユニット関連でペナルティを科せられるのはホンダF1が初となる。他のメーカーはまだどのマシンも1基目を使用している。

    ちなみにホンダF1エンジン勢は、セルジオ・ペレス(レッドブル)とピエール・ガスリー(アルファタウリ)もエネルギーストアとコントロールエレクトロニクスが2基目に達している。

    2021年 F1エミリア・ロマーニャGP 暫定スターティンググリッド

    Grid No ドライバー チーム 予選
    1 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1 (-)
    2 11 セルジオ・ペレス レッドブル・ホンダ 2 (-)
    3 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル・ホンダ 3 (-)
    4 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 4 (-)
    5 10 ピエール・ガスリー アルファタウリ・ホンダ 5 (-)
    6 3 ダニエル・リカルド マクラーレン 6 (-)
    7 4 ランド・ノリス マクラーレン 7 (-)
    8 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 8 (-)
    9 31 エステバン・オコン アルピーヌ 9 (-)
    10 18 ランス・ストロール アストンマーティン 10 (-)
    11 55 カルロス・サインツ フェラーリ 11 (-)
    12 63 ジョージ・ラッセル ウィリアムズ 12 (-)
    13 5 セバスチャン・ベッテル アストンマーティン 13 (-)
    14 6 ニコラス・ラティフィ ウィリアムズ 14 (-)
    15 14 フェルナンド・アロンソ アルピーヌ 15 (-)
    16 7 キミ・ライコネン アルファロメオ 16 (-)
    17 99 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ 17 (-)
    18 47 ミック・シューマッハ ハース 18 (-)
    19 9 ニキータ・マゼピン ハース 19 (-)
    20 26 角田裕毅 アルファタウリ・ホンダ 20 (-)
  • 角田裕毅、クラッシュでギアボックスが真っ二つに割れるダメージ

    角田裕毅、クラッシュでギアボックスが真っ二つに割れるダメージ

    アルファタウリ・ホンダF1のテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンは、F1エミリア・ロマーニャGPの予選でクラッシュした角田裕毅のマシンはギアボックスが真っ二つに割れるほどのダメージを負っていたことを明かした。

    F1バーレーンGPでのポイントフィニッシュで評価を上げた角田裕毅は、イモラで初のQ3進出に期待がかけられていた。しかし、角田裕毅の2回目のF1での予選はほんの数分で終了した。

    角田裕毅は、ヴァリアンテ・アルタ(ターン15)の出口でリアのコントロールを失ってスピン。後方からタイヤバリアに突っ込んだ。この衝撃により、AT02は大きなダメージを負い、角田裕毅はグリッド最後尾からレースをスタートすることになった。

    角田裕毅はクラッシュ後、アルファタウリ・ホンダのチームに「興奮しすぎた」と謝罪している。

    アルファタウリ・ホンダF1のテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンは角田裕毅のマシンの損傷の程度について「ギアボックスが半分に壊れた。そのギアボックスはもう使えない」とコメント。

    「パワーユニットに関しては詳しく調査しており、何が起こっているか確認している。リアサスペンション、リアウイングなどなどのボディワークについても調査している。しかし、現時点ではシャシーは問題ないようだ。それほど酷くはないが、今夜と明日の朝、メカニックは忙しいだろう」

    「残念ながら、裕毅も少し落ち込んでいる。彼の言葉を借りれば 『興奮していた』と思うし、スロットルで少し貪欲になり、マシンを回転させて壁に叩きつけて彼の一日は終わった」

    「だが、これまでの彼のパフォーマンスを考えれば、彼がトップ10に入ることができたのは間違いない」